JP2003298649A - 性能情報伝送方式及びパケット形式及び性能情報伝送方法 - Google Patents

性能情報伝送方式及びパケット形式及び性能情報伝送方法

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JP2003298649A
JP2003298649A JP2002102103A JP2002102103A JP2003298649A JP 2003298649 A JP2003298649 A JP 2003298649A JP 2002102103 A JP2002102103 A JP 2002102103A JP 2002102103 A JP2002102103 A JP 2002102103A JP 2003298649 A JP2003298649 A JP 2003298649A
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packet
performance
performance management
network
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JP2002102103A
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Koichi Miyagawa
公一 宮川
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IETFでは、「P(Performanc
e)」については、ペイロードのパケットフォーマット
についての一切の記載がなく、ネットワーク上の各機器
から共通的に情報を入手することができなかった。 【解決手段】 IETFにて未定義の「P(Perfo
rmance)」について、性能管理についてのOAM
パケットフォーマットを定義することによって、ネット
ワークシステムの転送量の実測値等の性能情報を入手す
ることを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MPLS(Mu
ltiprotocol Label Switchi
ng)ネットワークシステムにおけるOAM(Oper
ation Administration And
Maintenance)機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば、特開平10−3361
88号公報に示された従来の方式を示す図であり、図に
おいて、14は伝送待ち情報量読取手段、15は割当帯
域決定手段、16は帯域割当指示手段である。
【0003】次に、動作について説明する。伝送待ち情
報量読取手段14は、伝送待ちの情報を保持する各情報
源から伝送されてきた伝送待ち情報量を読み取る。割当
帯域幅決定手段15は、伝送待ち情報量読取手段14で
読み取られた各情報源の伝送待ち情報量に応じて、各情
報源に割り当てる帯域幅を決定する。帯域割当指示手段
16は、伝送待ちの情報を保持する情報源に、割当帯域
幅決定手段15で決定された帯域を割り当てる。
【0004】一方、IETF(Internet En
gineering Task Force)におい
て、MPLSネットワークシステムでのOAM機能が検
討されており、「draft−harrison−mp
ls−oam−00.txt」に詳細な記載がある。こ
の中では、図8に記載のように、MPLSネットワーク
システムにおけるOAMの機能を、CV(Connec
tivity Verification),P(Pe
rformance),FDI(ForwardDef
ect Indicator),BDI(Backwa
rd Defect Indicator)の4種類定
義し、ペイロードのパケットフォーマットも定義されて
いる。図9には、この中の例として、「CV(Conn
ectivity Verification)」のパ
ケットフォーマット19を記述した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、情報源か
ら、これから伝送しようとする情報量を、事前に帯域割
当回路に申告する。その申告された情報量から、帯域割
当回路は、事前に帯域を割り当て、伝送する。一方、実
際のネットワーク上では、流れているトラフィック量は
逐次変化しているものであり、事前に帯域を割り当てた
情報量では、ネットワーク上でのリアルタイムの情報量
を測定することはできない。
【0006】しかし、特開平10−336188号公報
におけるネットワーク内の情報量とは、これから伝送す
る予定の情報量であり、今現在のネットワーク上にどれ
だけの情報が流れているかという実測値ではない。その
ため、ネットワークにおける実際の輻輳度合い等の、真
の性能はわからなかった。
【0007】また、IETFの「draft−harr
ison−mpls−oam−00.txt」では、C
V(Connectivity Verificati
on),FDI(Forward Defect In
dicator),BDI(Backward Def
ect Indicator)の3種類については、ペ
イロードの詳細なパケットフォーマットが定義されてい
るが、「P(Performance)」については、
ファンクションコードを「2」にするという定義しかな
く、パケットフォーマットについては一切の記載がなか
った。
【0008】そこで、本発明の目的は、OAMパケット
を用いて、MPLSネットワークシステムにおけるネッ
トワーク上の実際の情報量を実測可能にし、ネットワー
クの性能管理を可能にすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る性能情報
伝送方式は、複数の機器が配置されたマルチプロトコル
・ラベル・スイッチング(MPLS)ネットワーク上の
性能情報伝送方式において、一の機器は、OAMパケッ
ト(保守運用機能を実現するパケット)として、一の機
器が測定したネットワークの性能の測定結果を含む性能
管理用パケットを生成し、生成した性能管理用パケット
を他の機器へ送信することを特徴とする。
【0010】上記一の機器は、所定時間に通過したパケ
ットの総バイト数を測定し、上記性能管理用パケット
は、上記パケットの総バイト数を含むことを特徴とす
る。
【0011】上記一の機器は、所定時間に通過したパケ
ットの総数を測定し、上記性能管理用パケットは、上記
パケットの総数を含むことを特徴とする。
【0012】上記一の機器は、所定時間に通過したパケ
ットの下位レイアを検出し、上記性能管理用パケット
は、上記下位レイアの種類を含むことを特徴とする。
【0013】上記一の機器は、所定時間に通過したパケ
ットについて、誤り検出符号と誤り率結果とを測定し、
上記性能管理用パケットは、上記誤り検出符号と上記誤
り率結果との少なくともいずれか一方を含むことを特徴
とする。
【0014】上記一の機器は、ネットワークの性能を測
定する測定部と、上記測定部が測定した測定結果を用い
て性能管理用パケットを生成する性能管理用パケット生
成部と、上記性能管理用パケット生成部が生成した性能
管理用パケットを上記他の機器へ送信する送信部とを備
えることを特徴とする。
【0015】上記他の機器は、上記一の機器へ、性能管
理用パケットを送信することを要求するモニタ用パケッ
トを送信し、上記一の機器は、上記モニタ用パケットを
受信した場合に、上記測定結果を用いて性能管理用パケ
ットを生成し、生成した性能管理用パケットを上記他の
機器へ送信することを特徴とする。
【0016】この発明に係るパケット形式は、マルチプ
ロトコル・ラベル・スイッチング(MPLS)ネットワ
ーク上に配置された複数の機器間を伝送する保守運用機
能(OAM機能)を実現するパケット形式において、一
の機器によって測定されたネットワークの性能の測定結
果を含むことを特徴とする。
【0017】上記性能管理用パケットは、所定期間に伝
送されたパケットの総バイト数と、所定期間に伝送され
たパケットの総数と、下位レイアと、誤り検出符号と、
誤り率結果とのうち、少なくともいずれか一つを含むこ
とを特徴とする。
【0018】この発明に係る性能情報伝送方法は、複数
の機器が配置されたマルチプロトコル・ラベル・スイッ
チング(MPLS)ネットワークの性能情報伝送方法に
おいて、一の機器によって測定されたネットワークの性
能の測定結果を含む性能管理用パケットを生成し、生成
した性能管理用パケットを他の機器へ伝送することを特
徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.IETFの「dr
aft−harrison−mpls−oam−00.
txt」で未定義の「P(Performanc
e)」、即ち、性能についてのOAMパケットについ
て、ペイロードのパケットフォーマットを定義すること
で達成される。つまり、性能管理についてのOAMパケ
ットフォーマットを定義することで、ネットワーク上の
各機器から共通的に情報を入手することができるように
なり、ネットワークシステムの転送量の実測値等の性能
情報を入手することが可能となる。
【0020】以下、この発明の実施の形態1を図につい
て説明する。図1は、MPLSネットワークシステムに
おけるOAMパケットにて、「Performanc
e」、即ち、性能についてのOAMパケットフォーマッ
トの例である。1は性能管理OAMパケットのペイロー
ド全体、2はファンクションタイプコードフィールド、
3は0固定フィールド、4はモニタパケット順序番号フ
ィールド、5はユーザパケットの総バイト数フィール
ド、6はユーザパケットの総数フィールド、7はブロッ
ク誤り検出符号フィールド、8はブロック誤り率結果フ
ィールド、9は下位レイアの種類フィールド、10はタ
イムスタンプフィールド、11はリザーブフィールド、
12はBIP−16フィールドである。
【0021】次に、パケットフォーマット1における各
フィールドの意味を説明する。ファンクションタイプコ
ードフィールド2は、OAMパケットにおける「Per
formance」、即ち、性能管理用パケットを表す
コードが入るフィールドである。図8のOAM Fun
ction Type codepointフィールド
18から、この場合のパケットでは、「2(0x0
2)」が入ると定義されている。
【0022】0固定フィールド3は、ビット幅を32ビ
ットにするために0で埋めたフィールドであり、0とい
う値に意味はない。
【0023】モニタパケット順序番号フィールド4は、
パケットの順序番号を表示するフィールドである。ある
ルータから他のルータに対し、パケットのモニタを依頼
する際には、「モニタ用」として使用する。また、モニ
タ結果のレポートとして使用する際には、「レポート
用」として使用する。両方の兼用として使用することも
ある。これは、OAMパケットの損失や到着順の反転が
あっても、識別や検出を可能とするために、パケット毎
に順序番号を割振り、あるモニタ依頼の順序番号に対応
した結果の応答がどのパケットであるかを識別するため
のものである。
【0024】ユーザパケットの総バイト数フィールド5
は、ネットワーク上を実際に流れている情報量をモニタ
するためのフィールドである。MPLSネットワークシ
ステムでは、可変長パケットのため、パケット数等でな
くバイト数を使用することとする。尚、このフィールド
は、モニタパケット順序番号フィールド4が、「逆方向
のレポート時」となっている場合に使用する。
【0025】ユーザパケットの総数フィールド6は、ユ
ーザパケットの総バイト数フィールド5と同様に、ネッ
トワーク上を実際に流れている情報量をモニタするため
のフィールドである。本フィールドの値と、ユーザパケ
ットの総バイト数フィールド5から、ユーザパケットの
平均的なパケット長を計算可能とする。その結果から、
パケット長の傾向がわかるようにして、性能管理のひと
つの情報として使用する。
【0026】ブロック誤り検出符号フィールド7は、偶
数パリティの誤り検出符号(BIP−16)のためのフ
ィールドである。直前の性能管理OAMパケットの後に
送信された、ブロック単位のユーザ情報パケットの情報
フィールドに対する誤り検出符号である。尚、パリティ
計算は、BIP−16で行なわれるものとする。
【0027】ブロック誤り率結果フィールド8は、ブロ
ック誤り率の結果のレポートに使用される。到着した、
性能管理OAMパケットのBIP−16符号における誤
ったパリティビットの個数の情報のためのフィールドで
ある。
【0028】下位レイアの種類フィールド9は、明確に
下位レイアが分かっている場合に、下位レイアが何であ
るかを伝えるために使用する。具体的な例は、図2に示
しており、詳細は後述する。
【0029】タイムスタンプフィールド10は、パケッ
トの伝播遅延時間の特性を測定するためのフィールドで
ある。性能管理OAMパケットの送出時刻を表してい
る。
【0030】リザーブフィールド11は、将来の拡張の
ためのフィールドである。現時点では、値は0とする。
【0031】BIP−16フィールド12は、本OAM
パケットのパリティ計算用のフィールドである。BIP
−16符号で計算した結果がこのフィールドに入る。
【0032】図2は、下位レイアの種類フィールド9の
値の例を示したものである。このように、下位レイアが
明確になっているかどうかや、下位レイアが明確になっ
ている場合は、それが何であるかを示している。
【0033】次に、これらのOAMパケットフォーマッ
トを、実際に使用した例を説明する。図3は、実際にネ
ットワーク装置に適用した場合の装置の一例のブロック
図である。ここでは、まず、ネットワーク装置の動作か
ら説明する。ネットワーク装置51の中のネットワーク
に接続されている入力インタフェース部52から入った
信号は、スイッチ部53で宛先の出力インタフェース部
54に伝達される。出力インタフェース部54もネット
ワークに接続されており、ネットワーク装置51から次
のネットワーク装置へと伝達される。
【0034】ここで、図3では、入力インタフェース部
52と出力インタフェース部54は、別基板となってい
る図を記載しているが、実際には、物理的には同一基板
に戻ってくることもありうる。また、ネットワーク装置
51は、装置内の監視や装置全体の制御等を行なう装置
内監視部/装置内制御部55といった構成部分を有す
る。
【0035】図4は、図3のネットワーク装置51を使
用した実際のネットワークの図を示したものである。こ
こでは、ネットワーク装置51が6台ある図を示してい
る。図中、6台のネットワーク装置51をネットワーク
装置51a〜ネットワーク装置51fで示す。ここで
は、ネットワーク装置51aから、ネットワーク装置5
1bへのルートで情報が流れている場合の実際のネット
ワーク上の情報量を測定する場合の例を説明する。尚、
ネットワーク装置51aとネットワーク装置51bの間
には、MPLSネットワークシステムからは下位レイア
の機器(例えば、中継器)が存在してもかまわない。
【0036】実際のネットワーク上の情報量の測定は、
まず、ネットワーク装置51aからネットワーク装置5
1bへ、図の矢印の方向に当該性能測定用OAMパケッ
トを送信する。性能測定用OAMパケットの実際の値の
例を、図5に示す。
【0037】図5において、56はモニタ用性能管理O
AMパケットのペイロード全体である。57はファンク
ションタイプコードフィールドで、値は0x02であ
る。58は0固定フィールド、59はモニタパケット順
序番号フィールドで、値の例は0x0010である。6
0はユーザパケットの総バイト数フィールドで、モニタ
用なので値は0である。61はユーザパケットの総数フ
ィールドで、同様に、モニタ用なので値は0である。6
2はブロック誤り検出符号フィールドで、値の例は0x
5CBDである。63はブロック誤り率結果フィールド
で、モニタ用なので値は0である。64は下位レイアの
種類フィールドで、ATMを想定しているので、値は0
x0002である。65はタイムスタンプフィールド
で、値の例は0x679E4F2Fである。66はリザ
ーブフィールドで、値は0固定である。67はBIP−
16フィールドで、計算値がはいる。
【0038】ネットワーク装置51bでは、性能測定に
備えて、ネットワーク装置51bを通過している情報量
を、常時測定している。装置内でこの測定を行なってい
るのは、入力のインタフェース部52、スイッチ部5
3、出力のインタフェース部54のいずれであっても良
い。ネットワーク装置51bは、ネットワーク装置51
aから、この性能管理OAMパケット56が到着した場
合、ネットワーク装置51bで測定していた性能情報
を、図6のようにOAMパケットとして、ネットワーク
装置51aに向けて、図4の矢印とは逆方向に送信す
る。
【0039】ネットワーク装置51bでは、所定時間に
伝送された(ネットワーク装置51bを通過した)パケ
ットの総バイト数、パケットの総数等、の情報を測定す
る。所定期間は、ネットワーク装置51aから前回モニ
タ用OAMパケットを受信してから、次にモニタ用OA
Mパケットを受信するまでの期間を一例として用いる。
上記所定期間は、予め定めた単位時間を用いてもよい。
また、定期的にモニタ用OAMパケットを受信するよう
にして、所定期間を定めても良い。また、性能測定は、
各ネットワーク装置において実施されている。従って、
各ネットワーク装置間で性能情報を伝送することが可能
である。
【0040】次に、レポート用OAMパケットについ
て、図6で説明する。68はレポート用性能管理OAM
パケットのペイロード全体である。69はファンクショ
ンタイプコードフィールドで、値は0x02である。7
0は0固定フィールド、71はモニタパケット順序番号
フィールドで、レポート用なので、値の例は0x006
Aである。72はユーザパケットの総バイト数フィール
ドで、値は0xB6A64である。73はユーザパケッ
トの総数フィールドで、値は0x1D39である。74
はブロック誤り検出符号フィールドで、値の例は0xA
021である。75はブロック誤り率結果フィールド
で、値は0x0002である。76は下位レイアの種類
フィールドで、同様にATMを想定しているので、値は
0x0002である。77はタイムスタンプフィールド
で、値の例は0x679E5123である。78はリザ
ーブフィールドで、値は0固定である。79はBIP−
16フィールドで、計算値がはいる。
【0041】このように、ネットワーク装置51aは、
ネットワーク装置51bへモニタ用OAMパケットを送
信する。次に、ネットワーク装置51bは、ネットワー
ク装置52aへリポート用OAMパケットを送信する。
この結果、ネットワーク装置51aは、リポート用OA
Mパケットに含まれる性能情報を取得することになる。
【0042】ネットワーク装置51aでは、ネットワー
ク装置51bから図6のOAMパケットを受信すること
で、以下のような性能情報を入手することができる。ユ
ーザパケットの総バイト数フィールド72の値が0xB
6A64=748132であることから、ユーザパケッ
トの総バイト数は、748132バイトであることがわ
かる。ユーザパケットの総数フィールド73の値が0x
1D39=7481であることから、ユーザパケットの
総数は、7481パケットであることがわかる。ユーザ
パケットの総バイト数フィールド72を、ユーザパケッ
トの総数フィールド73で割り算することで、この場合
の平均パケット長は、748132/7481=10
0.0042であることがわかる。
【0043】ブロック誤り率結果フィールド75の値が
0x0002であることから、この期間で誤ったパリテ
ィビットが2ビットであることがわかる。また、図5の
タイムスタンプフィールド65や、図6のタイムスタン
プフィールド77には、送信時のタイムスタンプが書き
込まれているので、受信側装置で、これらのタイムスタ
ンプの値と、現在時刻を比較することで、ネットワーク
での遅延時間を実測することができる。ネットワークが
輻輳状態になった場合、遅延時間が増大してしまうこと
が考えられ、性能情報のひとつとしてこれらの値が使用
できる。
【0044】実施の形態2.実施の形態1で示した、性
能管理用OAMパケット(性能管理用パケット、性能管
理OAMパケット)は、一例であり、図1のデータ構成
以外の要素を含むことも可能であり、図1に示した要素
のうち、一部を削除することも可能である。
【0045】また、上記実施の形態1では、モニタ用O
AMパケットとレポート用OAMパケットとを用いて説
明したが、予め定めたネットワーク装置間で定期的に性
能管理用OAMパケットを伝送してもよい。
【0046】また、図7には明示していないが、ネット
ワーク装置(機器)は、一例として、ネットワークの性
能を測定する測定部と、上記測定部が測定した測定結果
を用いて性能管理用パケットを生成する性能管理用パケ
ット生成部と、上記性能管理用パケット生成部が生成し
た性能管理用パケットを上記他の機器へ送信する送信部
とを備える。図7との対応では、測定部と性能管理用パ
ケット生成部とは、装置内監視部/装置内制御部55に
含まれる機能である。また、送信部は、出力インタフェ
ース部54に相当する機能である。
【0047】
【発明の効果】MPLSネットワークシステムにおい
て、OAMパケットを用いて、ネットワーク上の実際の
情報量を実測可能にし、ネットワークの性能管理を可能
にする標準方式を提供することができる。
【0048】また、性能測定用OAMパケット(性能測
定用パケット)をネットワーク上の複数の機器(ネット
ワーク装置)間で伝送することにより、各機器がネット
ワークの性能情報を入手することができる。
【0049】また、ネットワーク上に伝送されるパケッ
トの総バイト数を入手することができる。
【0050】ネットワーク上に伝送されるパケットの総
数を入手することができる。
【0051】ネットワーク上に伝送されるパケットの下
位レイアを入手することができる。
【0052】ネットワーク上に伝送されるパケットの誤
り検出符号や誤り率を入手することができる。
【0053】また、モニタ用OAMパケットとレポート
用OAMパケットとを用いることによって、必要に応じ
て、性能情報を入手することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態による性能管理OAM
パケットのペイロード全体を示している図である。
【図2】 この発明の実施の形態による下位レイアの種
類フィールドの例を示している図である。
【図3】 この発明の実施の形態を実際のネットワーク
装置に適用した場合の装置のブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態を実際のネットワーク
装置に適用した場合の装置間の接続例の図である。
【図5】 この発明の実施の形態を実際のネットワーク
装置に適用した場合のモニタ用OAMパケットの値の例
を示した図である。
【図6】 この発明の実施の形態を実際のネットワーク
装置に適用した場合のレポート用OAMパケットの値の
例を示した図である。
【図7】 従来のOAMこの発明の実施の形態1による
基板の挿入中で基板の移動が完了した時の図である。
【図8】 IETFでのMPLSネットワークシステム
におけるOAMの機能の一覧を示した図である。
【図9】 IETFでのMPLSネットワークシステム
におけるOAMの機能の中の「CV(Connecti
vity Verification)」のパケットフ
ォーマットを示した図である。
【符号の説明】
1 性能管理OAMパケットのペイロード全体、2 フ
ァンクションタイプコードフィールド、3 0固定フィ
ールド、4 モニタパケット順序番号フィールド、5
ユーザパケットの総バイト数フィールド、6 ユーザパ
ケットの総数フィールド、7 ブロック誤り検出符号フ
ィールド、8 ブロック誤り率結果フィールド、9 下
位レイアの種類フィールド、10 タイムスタンプフィ
ールド、11 リザーブフィールド、12 BIP−1
6フィールド、13 下位レイアの種類フィールドの
例、14 伝送待ち情報量読出手段、15 割当帯域決
定手段、16 割当帯域指示手段、17 MPLSネッ
トワークシステムにおけるOAMの機能、18 OAM
Function Type codepointフ
ィールド、19 「CV(Connectivity
Verification)」のパケットフォーマッ
ト、51 ネットワーク装置、52 入力インタフェー
ス部、53 スイッチ部、54 出力インタフェース
部、55 装置内監視部/装置内制御部、56 モニタ
用の性能管理OAMパケットのペイロード全体、57
ファンクションタイプコードフィールド、58 0固定
フィールド、59 モニタパケット順序番号フィール
ド、60 ユーザパケットの総バイト数フィールド、6
1 ユーザパケットの総数フィールド、62 ブロック
誤り検出符号フィールド、63 ブロック誤り率結果フ
ィールド、64 下位レイアの種類フィールド、65
タイムスタンプフィールド、66 リザーブフィール
ド、67 BIP−16フィールド、68 レポート用
の性能管理OAMパケットのペイロード全体、69 フ
ァンクションタイプコードフィールド、70 0固定フ
ィールド、71 モニタパケット順序番号フィールド、
72 ユーザパケットの総バイト数フィールド、73
ユーザパケットの総数フィールド、74 ブロック誤り
検出符号フィールド、75 ブロック誤り率結果フィー
ルド、76下位レイアの種類フィールド、77 タイム
スタンプフィールド、78 リザーブフィールド、79
BIP−16フィールド。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機器が配置されたマルチプロトコ
    ル・ラベル・スイッチング(MPLS)ネットワーク上
    の性能情報伝送方式において、 一の機器は、OAMパケット(保守運用機能を実現する
    パケット)として、一の機器が測定したネットワークの
    性能の測定結果を含む性能管理用パケットを生成し、生
    成した性能管理用パケットを他の機器へ送信することを
    特徴とする性能情報伝送方式。
  2. 【請求項2】 上記一の機器は、所定時間に通過したパ
    ケットの総バイト数を測定し、 上記性能管理用パケットは、上記パケットの総バイト数
    を含むことを特徴とする請求項1記載の性能情報伝送方
    式。
  3. 【請求項3】 上記一の機器は、所定時間に通過したパ
    ケットの総数を測定し、 上記性能管理用パケットは、上記パケットの総数を含む
    ことを特徴とする請求項1または2記載の性能情報伝送
    方式。
  4. 【請求項4】 上記一の機器は、所定時間に通過したパ
    ケットの下位レイアを検出し、 上記性能管理用パケットは、上記下位レイアの種類を含
    むことを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の性
    能情報伝送方式。
  5. 【請求項5】 上記一の機器は、所定時間に通過したパ
    ケットについて、誤り検出符号と誤り率結果とを測定
    し、 上記性能管理用パケットは、上記誤り検出符号と上記誤
    り率結果との少なくともいずれか一方を含むことを特徴
    とする請求項1から4いずれかに記載の性能情報伝送方
    式。
  6. 【請求項6】 上記一の機器は、 ネットワークの性能を測定する測定部と、 上記測定部が測定した測定結果を用いて性能管理用パケ
    ットを生成する性能管理用パケット生成部と、 上記性能管理用パケット生成部が生成した性能管理用パ
    ケットを上記他の機器へ送信する送信部とを備えること
    を特徴とする請求項1から5いずれかに記載の性能情報
    伝送方式。
  7. 【請求項7】 上記他の機器は、上記一の機器へ、性能
    管理用パケットを送信することを要求するモニタ用パケ
    ットを送信し、 上記一の機器は、上記モニタ用パケットを受信した場合
    に、上記測定結果を用いて性能管理用パケットを生成
    し、生成した性能管理用パケットを上記他の機器へ送信
    することを特徴とする請求項1から5いずれかに記載の
    性能情報伝送方式。
  8. 【請求項8】 マルチプロトコル・ラベル・スイッチン
    グ(MPLS)ネットワーク上に配置された複数の機器
    間を伝送する保守運用機能(OAM機能)を実現するパ
    ケット形式において、 一の機器によって測定されたネットワークの性能の測定
    結果を含むことを特徴とするパケット形式。
  9. 【請求項9】 上記性能管理用パケットは、所定期間に
    伝送されたパケットの総バイト数と、所定期間に伝送さ
    れたパケットの総数と、下位レイアと、誤り検出符号
    と、誤り率結果とのうち、少なくともいずれか一つを含
    むことを特徴とする請求項8記載のパケット形式。
  10. 【請求項10】 複数の機器が配置されたマルチプロト
    コル・ラベル・スイッチング(MPLS)ネットワーク
    の性能情報伝送方法において、 一の機器によって測定されたネットワークの性能の測定
    結果を含む性能管理用パケットを生成し、 生成した性能管理用パケットを他の機器へ伝送すること
    を特徴とする性能情報伝送方法。
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