JP2003297284A - メタルハライドランプ - Google Patents

メタルハライドランプ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】拡散形であっても透明形とほぼ同等ないしはさ
らに向上する全光束、またはほぼ同等な相関色温度を有
する高圧放電ランプを提供する。 【解決手段】透光性放電容器1a、透光性放電容器1a
内に封装された一対の電極1b、1bおよび透光性放電
容器1a内に封入されたNa、Scを含む放電媒体を備
えた発光管1と、外管2と、外管2の内部に配設され、
それぞれ発光ピーク波長が440〜460nmの青色系
発光(B)、505〜525nmの緑色系発光(G)お
よび585〜605nmの赤色系発光(R)を有すると
ともに、各色系発光の放射パワー比が下式を満足する蛍
光体層3とを具備している。 B:G:R=0.5〜1.1:1.0〜1.7:1.0 発光管1は、ランプ電力が500W以下の場合、管壁負
荷が16〜30W/cmであることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光管を内部に収
納する外管および外管の内部に蛍光体層を備えた拡散形
のメタルハライドランプに関する。
【0002】
【従来の技術】メタルハライドランプは、高ランプ効率
で、しかも高演色であるという特徴を有していて、広く
普及している。また、メタルハライドランプには、透明
形と拡散形とがある。前者は、発光管を内部に収納して
いる外管が透明であり、反射鏡との組み合わせて使用し
たときに高い集光性が得られるが、外管が透明である
と、発光管からの発光が直接目に入るため、非常に眩し
く見えたり、不快に感じたりすることがある。後者は、
外管の内面に蛍光体層を備えていて、この蛍光体層が光
拡散膜として作用するため、メタルハライドランプの眩
しさが弱められている。
【0003】従来の拡散形のメタルハライドランプに用
いられている蛍光体層は、YPVO :Eu/(SrM
g)(POSn/SiOを57%/38%/
5%(いずれも質量%)の割合で混合していて、発光管
から放射される紫外線により蛍光体が励起されるため
に、図13に示す分光スペクトル分布の発光を行なう。
【0004】図16は、従来の拡散形メタルハライドラ
ンプに用いられている蛍光体層の分光スペクトル分布を
示すグラフである。図において、横軸は波長(nm)
を、縦軸は放射パワー(相対値)を、それぞれ示す。
【0005】図から理解できるように、蛍光体層による
発光は、波長590nm、620nmおよび700nm
に主発光ピークを有している。このため、高圧放電ラン
プの演色性が向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のメタ
ルハライドランプの場合、蛍光体層を備えていることに
よって、相関色温度が200〜400K程度低くなると
ともに、図17に示すように、全光束が5〜10%程度
低下してしまうという問題がある。
【0007】図17は、従来の透明形および拡散形のメ
タルハライドランプにおけるランプ電圧と全光束の関係
の分布を示すグラフである。図において、横軸はランプ
電圧(V)を、縦軸は全光束(lm)を、それぞれ示
す。また、○記号は透明形、●記号は拡散形、をそれぞ
れ示し、両者は蛍光体層の有無を除くその他の仕様は同
一である。なお、透明形は蛍光体層がなく、拡散形は前
述の蛍光体層を備えている。
【0008】このように蛍光体層の有無によって、相関
色温度および全光束が相違してしまうという問題があ
り、たとえば同一の照明設備において、透明形と拡散形
とを混在して使用するこができないなどの不都合を生じ
る。
【0009】また、従来のメタルハライドランプは、蛍
光体層を備えた拡散形および透明形のいずれにおいて
も、以下に示すように、紫外線放射量が多い。このた
め、商品の色褪せを嫌う店舗照明に利用できないという
問題がある。
【0010】図18は、図16に示す拡散形メタルハラ
イドランプにおける波長280〜380nmの紫外域分
光分布を示すグラフである。このランプの紫外線放射照
度は22.3μW/cm/1000lxである。
【0011】図19は、従来の透明形メタルハライドラ
ンプにおける波長280〜380nmの紫外域分光分布
を示すグラフである。このランプの紫外線放射照度は2
5.3μW/cm/1000lxである。
【0012】したがって、従来、紫外線放射を少なくす
るには、外管に紫外線透過率が小さい鉛ガラスなどを用
いる必要があった。
【0013】本発明は、全光束が透明形とほぼ同等ない
しはさらに向上し、相関色温度がほぼ同等で、色偏差の
少ない拡散形のメタルハライドランプを提供することを
目的とする。
【0014】また、本発明は、加えて紫外線放射量の少
ない拡散形のメタルハライドランプを提供することを他
の目的とする。
【0015】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明のメタル
ハライドランプは、内部に放電空間が形成される透光性
放電容器、透光性放電容器内に封装されて透光性放電容
器の放電空間内に臨在する少なくとも一対の電極、なら
びに少なくともNaおよびScのハロゲン化物を含み、
透光性放電容器内に封入された放電媒体を備えた発光管
と;発光管を収納する外管と;外管内に配設され、それ
ぞれ発光ピーク波長が450nmの青色系発光(B)、
515nmの緑色系発光(G)および585〜605n
mの赤色系発光(R)を有するとともに、各色系発光の
放射パワー比が下式を満足する蛍光体層と;を具備して
いることを特徴としている。
【0016】B:G:R=0.5〜1.1:1.0〜
1.7:1.0 本発明および以下の各発明において、特に指定しない限
り用語の定義および技術的意味は次による。本発明のメ
タルハライドランプは、少なくとも発光管、外管および
蛍光体層を具備して構成されている。以下、構成要素ご
とに説明する。
【0017】まず、発光管について説明する。発光管
は、少なくとも透光性放電容器、一対の電極および放電
媒体を含んで構成されている。
【0018】透光性放電容器は、石英ガラスからなり、
電極の封装のために両端に封止部が形成されている。封
止部は、ピンチシール法や減圧封止法などによる封止構
造を採用することができる。ピンチシール構造や減圧封
止構造の封止部には、内部にモリブデン箔が気密に埋設
され、モリブデン箔の一端に電極の軸の基端が溶接さ
れ、他端には導入線が溶接される。
【0019】さらに、透光性放電容器は、その放電空間
を包囲する包囲部が円筒状、球状、回転楕円体状、紡錘
状など所望の形状であることを許容する。
【0020】さらにまた、透光性放電容器は、両端封止
および片端封止のいずれの構成であってもよい。
【0021】電極は、透光性放電容器における両端の一
対の封止部または片端の単一の封止部に少なくとも一対
が封装されて、透光性放電容器の内部に臨在している。
また、要すれば、上記一対の電極のうち一方の近傍に補
助電極を封装することができる。電極の構造は、特に限
定されないが、一般的にはタングステンまたはドープド
タングステンの軸とその先端部に巻装された同材質のコ
イルとによって構成される。
【0022】放電媒体は、発光金属として少なくともN
aおよびScのハロゲン化物を含んでいなければならな
い。しかし、要すれば、上記の金属に加えてCs、T
l、その他の希土類金属たとえばDyなどを添加するこ
とができる。なお、Csのハロゲン化物を添加すること
により、立ち消え電圧上昇が抑制され、結果的に発光色
および相関色温度も少し変化する。
【0023】ハロゲンとしては、一般的にはIが用いら
れ、要すればさらに適量のBrが添加される。また、始
動ガスおよび緩衝ガスとして希ガスを封入することがで
きる。
【0024】さらに好適には、水銀がバッファガスとし
て放電媒体を含むことができる。
【0025】次に、外管について説明する。外管は、そ
の内部に発光管を気密に収納してそれらを機械的に保護
し、発光管の作動温度を所望の範囲に維持する。外管内
は、必要に応じて排気されて真空ないし低圧または不活
性ガスたとえば希ガスや窒素を封入することができる。
外管には適当な透光性、気密性、耐熱性および加工性を
備えている材料たとえば硬質ガラスを用いて構成するこ
とができる。
【0026】また、外管を気密に封止する場合は、片封
止および両端封止のいずれの構造をも所望により採用す
ることができる。なお、「片封止」とは、外管の一端に
のみピンチシールなどによる封止部が形成されていて、
他端が封止部を形成しないで閉塞されている構造をい
う。これに対して、「両端封止」とは、外管の両端にピ
ンチシールなどによる封止部が形成されている構造をい
う。
【0027】さらにまた、外管内は、必要に応じて排気
されて真空ないし低圧または不活性ガスたとえば希ガス
を封入することができる。
【0028】さらに、蛍光体層について説明する。蛍光
体層は、外管の内部に配設されていればよく、したがっ
て外管の内面や外管の内面と発光管との間にたとえば円
筒状の筒体を配設して、その壁面などに形成することが
できる。また、蛍光体層を外管の内面に形成する場合、
蛍光体層を外管のほぼ全体にわたって形成してもよい
し、一部たとえば頭部およびまたはネック部近傍を残し
て形成してもよい。
【0029】次に、蛍光体層は、発光管を透過した波長
400nm以下の紫外線により励起された際に、それぞ
れ発光ピーク波長が440〜460nmの青色系発光
(B)、505〜525nmの緑色系発光(G)および
585〜605nmの赤色系発光(R)を有するととも
に、各色系発光の放射パワーのピーク比が所定範囲内に
なるような発光を生じる。なお、各色系発光およびその
後の符号(B)、(G)および(R)は、色光を相対的
に3つに分けて識別するために便宜的に用いている表記
であって、したがって色光正確に意味するものではな
い。そして、色光は、上記の波長範囲内であっても、そ
の波長に応じて変化する。
【0030】さらに、各色発光の放射パワーのピーク比
は、蛍光体層の発光スペクトル分布において、Rのそれ
を1とした場合、Bが0.5〜1.1であり、Gが1.
0〜1.7である。波長440〜460nmおよび50
5〜525nmに発光ピークを有する青緑色系の発光を
生じる第1の蛍光体と、波長585〜605nmに発光
ピークを有する赤色系の発光を生じる第2の蛍光体と
を、1:1ないし2:1の割合で用いて蛍光体層を形成
することにより、上記の放射パワーのピーク比を容易に
得ることができる。この場合、第1および第2の蛍光体
を混合した単一の蛍光体層であってもよいし、第1の蛍
光体からなる蛍光体層と、第2の蛍光体からなる蛍光体
層とを重ねた構成であってもよい。
【0031】なお、蛍光体の各発光色の放射パワーのピ
ーク比を測定するには、以下の方法による。すなわち、
被測定蛍光体粉末を浅い凹部を備えた耐熱性資料台に入
れ、大気中において周囲温度をメタルハライドランプの
蛍光体層配設位置の温度と同等程度の230℃に加熱し
て、ペン形水銀ランプ(常温での定格紫外線強度440
0μW/cm)の発光から400nm以上の波長をカ
ットする光学フィルタにより波長254、312および
365nmの紫外線を取り出して、蛍光体に照射する。
そして、蛍光体から発生する蛍光のスペクトルを瞬間分
光器で測定する。その結果、得られる分光分布曲線によ
り各色発光の放射パワーのピーク比を判定する。また、
第1および第2の蛍光体から発生する可視光は、上記の
波長範囲内においてのみ発生する場合だけでなく、上記
の波長範囲外においても可視光が発生することを許容す
るものとする。そして、上記の波長範囲外において主た
るピークが存在し、上記の波長範囲内においてはサブ的
なピークを生じる場合であってもよい。
【0032】さらにまた、蛍光体に加えて金属酸化物た
とえば二酸化ケイ素などの微粒子が蛍光体層中に含まれ
ていることが許容される。この場合の金属酸化物微粒子
の平均粒径は、蛍光体粒子の周囲に付着するように蛍光
体粒子の平均粒径より1桁以上小さいサイズたとえば
0.3μm程度がよい。これにより、蛍光体層が安定に
付着しやすくなる。
【0033】その他の構成について説明する。以上説明
の構成に加えて、必要に応じて以下に示す各構成を選択
的に付加することができる。 1 安価な安定器に適合させる構成について 安価な安定器は、水銀灯安定器に見られるように一般に
小形で二次電圧が低い。また、安価な安定器に適合する
ように高圧放電ランプを構成するためには、ランプ力率
をある程度高い値にする必要がある。これは、二次電圧
をあまり高くしない安定器は、寿命中のアーク立ち消え
の懸念があり、これを克服するために必要である。本発
明においては、既述のようにイオン化媒体の発光金属に
ScおよびNaを主成分として用いているために、ラン
プ力率を高くすることができ、水銀灯安定器などの小形
の安定器に適合する高圧放電ランプを容易に実現でき
る。 2 パルス始動器について 外管の内部にパルス始動器を内蔵することができる。パ
ルス始動器は、グロースタータを主体として構成され、
発光管に対して並列的に接続される。メタルハライドラ
ンプ形の高圧放電ランプにおいては、発光金属のハロゲ
ン化物を封入する際に放電を妨げるHOといった不純
物が混入しやすい。このため、水銀灯に比べて始動しに
くい。そこで、パルス始動器を内蔵することにより、高
圧放電ランプの始動が容易になる。
【0034】最後に、本発明の作用について説明する。
本発明においては、所定の構成の蛍光体層を具備してい
ることにより、発光管から放射される可視光が蛍光体層
を通過する際に拡散されるため、メタルハライドランプ
が拡散形に構成される。
【0035】また、発光管内の放電により発生した紫外
線が発光管を透過して蛍光体層を照射すると、蛍光体が
励起されて可視光を発光する。紫外線は、発光金属のS
cからの発光中に含まれる。また、バッファガスとして
水銀を封入している場合には、放電により紫外線の輝線
が発生する。
【0036】蛍光体層からの発光は、波長440〜46
0nm、505〜525nmおよび585〜605nm
に発光ピークを有しているとともに、放射パワーのピー
ク比が前述した所定範囲内にあることにより、高圧放電
ランプの全光束が蛍光体層を具備しない透明形における
それとほぼ同等か、それ以上、たとえば数%向上する。
【0037】さらに、色温度が透明形におけるそれと比
較して殆ど変化しない。
【0038】さらにまた、所定構成の蛍光体層を備えて
いることにより、発光の色度が蛍光体層を備えていない
透明形のそれより黒体放射に接近する。このため、白色
光が得られる。しかし、色度偏差は従来におけるそれよ
りかなり少ない。
【0039】さらにまた、発光管を透過して外管内に放
射された紫外線の殆どが外管内の蛍光体層を照射して効
率よく可視光に変換されるので、外管を透過して外部へ
放射する紫外線量が顕著に低減する。その結果、波長3
80nm以下の紫外線の放射照度を従来のそれの半分以
下である10μW/cm/1000lx以下に小さく
することができる。このため、たとえば本発明のメタル
ハライドランプを店舗照明用として使用した場合であっ
ても、商品の色褪せの問題が少なくなる。
【0040】これに対して、従来、色褪せを生じないよ
うにするには、外管に鉛ガラスなどの紫外線透過を抑制
するガラスを用いる必要があった。ところが、鉛ガラス
は、環境負荷の大きな鉛を含むため、問題がある。
【0041】請求項2の発明のメタルハライドランプ
は、請求項1記載の高圧放電ランプにおいて、発光管
は、ランプ電力が500W以下で、管壁負荷が16〜3
0W/cmであることを特徴としている。
【0042】本発明においては、ランプ電力が500W
以下の場合において、管壁負荷が上記の範囲であること
により、寿命特性に影響することなくランプ効率および
演色性が改善されるとともに、放電媒体の放電により紫
外線の放射が多くなる。このため、蛍光体層の励起が盛
んになり、蛍光体層からの可視光の発生量が増加して、
高圧放電ランプの全光束が向上する。なお、管壁負荷
は、好適には17.5〜22.5W/cmである。
【0043】また、管壁負荷が上記の範囲にあると、色
度差の小さいメタルハライドランプを得ることができ
る。
【0044】なお、ランプ電力が500W超〜1000
Wの範囲の場合は、管壁負荷を7〜20W/cmにす
ることができる。この範囲の管壁負荷であれば、発光管
内に放射される紫外線の発光効率が高くなるため、管壁
負荷が相応に小さくても、上記の場合とほぼ同様な可視
光の発光効率を得ることができるとともに、色度差の小
さいメタルハライドランプを得ることができる。なお、
管壁負荷は、好適には9〜16W/cmである。
【0045】請求項3の発明のメタルハライドランプ
は、請求項1または2記載のメタルハライドランプにお
いて、蛍光体層は、外管の内面に配設されていて、蛍光
体層の配設位置における外管の直線透過率が蛍光体層を
配設する前の直線透過率を100%としたときに、55
〜70%であることを特徴としている。
【0046】本発明においては、蛍光体層を形成した部
位の外管の直線透過率が上記の範囲内にあることによ
り、透明形のメタルハライドランプとの比較において、
色温度および色度の変化が少ない。なお、直線透過率
は、好適には60〜65%である。
【0047】なお、本発明において、直線透過率は、以
下の測定器および測定手順により測定するものとする。 1.測定用器材 (1)測定用光源 :A12−16V12CP形豆電球
(東芝ライテック株式会社製) (2)測定器 :SPI−5形充電式照度計(株式
会社東芝製) (3)光学スリット:直径5mmの円形開口を備えたス
リット (4)ランプ電圧調整用安定化電源または電圧調整器 (5)ランプ電流調整用可変抵抗器 (6)暗箱 :外管、測定用光源、光学スリット
および測定器の受光器を所定の関係に設定した状態で暗
箱内に収納して測定する。 2.測定手順 (1)測定用光源、測定器および光学スリットの設定:
外管の内部に測定用光源および光学スリットを挿入し
て、測定光が外管の発光管に正対するバルブ壁面の部位
を照射するとともに、外管の当該部位の外面に測定器の
受光器を密接させる。 (2)比較用透明外管の透過率測定:蛍光体層を配設し
ていない以外は、被測定外管と同一仕様の透明外管を比
較用透明外管として用意し、比較用外管の直線透過率を
予め測定する。測定に際して、安定化電源または電圧調
整器を調整して、測定用光源に印加される電圧を定格電
圧に設定する。また、ランプ電流調整用可変抵抗器を調
整して、測定用光源のランプ電流を比較用透明外管の直
線透過率が100%になるように設定する。 (3)被測定用外管の直線透過率の測定:次に、蛍光体
層が配設された被測定用外管を測定する。その結果、得
られた直線透過率が被測定用外管の値である。
【0048】請求項4の発明のメタルハライドランプ
は、請求項1ないし3のいずれか一記載のメタルハライ
ドランプにおいて、蛍光体層は、ユーロピウムおよびマ
ンガン付活アルミン酸塩蛍光体、ならびにユーロピウム
付活ハロリン酸塩蛍光体の少なくとも一種を主体とする
第1の蛍光体と、ユーロピウム付活リン酸バナジン酸イ
ットリウム蛍光体を主体とする第2の蛍光体とを含んで
構成されていることを特徴としている。
【0049】本発明においては、発光ピーク波長が45
0nmの青色系発光(B)、515nmの緑色系発光
(G)および585〜605nmの赤色系発光(R)を
有するとともに、各色系発光の放射パワーのピーク比を
B:G:R=0.5〜1.1:1.0〜1.7:1.0
とするのに好適な蛍光体を規定している。
【0050】なお、それぞれの蛍光体の代表的な化学式
は、以下のとおりである。
【0051】1 第1の蛍光体: (1)ユーロピウムおよびマンガン付活アルミン酸塩蛍
光体 一般式;a(M1)O・bAl:Eu、Mn ただし、式中、M1は、Mg、Ca、Sr、Ba、Z
n、Li、RbおよびCsのグループから選択された少
なくとも一種を示す。aおよびbは、a>0、b>0、
0.2≦a/b≦1.5を満足する数とする。 (2)ユーロピウム付活ハロリン酸塩蛍光体 一般式;M210(PO・Cl:Eu ただし、式中、M2は、Mg、Ca、SrおよびBaの
グループから選択された少なくとも一種を示す。
【0052】2 第2の蛍光体 (1)ユーロピウム付活リン酸バナジン酸イットリウム
蛍光体 一般式;YPVO:Eu 3 色度 第1の蛍光体および第2の蛍光体は、蛍光体単体におけ
る色度座標の色度がx0.29〜0.36、y0.29
〜0.31になるように質量で1:1ないし2:1の範
囲で配合比を調整するものとする。
【0053】本発明において、第1および第2の蛍光体
の好適な組み合わせは、第1の蛍光体がBaMgAl
1017:Euおよび(Ba,Mg)O・6Al
:Eu,Mnであり、第2の蛍光体がYPVO:E
uである。なお、第1の蛍光体の好適な配合比は、Mn
対BaMgAl1017:Eu/(Ba,Mg)O・
6Al:Eu,Mn=1/1.5(質量比)であ
る。また、第1および第2の蛍光体の好適な配合比は、
(第1の蛍光体)/(第2の蛍光体)=1/1〜2/1
(質量比)の範囲である。
【0054】そうして、本発明においては、全光束が透
明形と同等ないしはさらに増大する。
【0055】請求項5の発明のメタルハライドランプ
は、請求項1ないし4のいずれか一記載のメタルハライ
ドランプにおいて、蛍光体層は、蛍光体の平均粒径が5
μm以下であることを特徴としている。
【0056】本発明においては、蛍光体の平均粒径を上
記のとおり規定することにより、平均粒径が5μmを超
えている場合より全光束が大きくなる。なお、平均粒径
は、BET法によるものとする。
【0057】請求項6の発明のメタルハライドランプ
は、請求項1ないし5のいずれか一記載のメタルハライ
ドランプにおいて、蛍光体層は、5〜15質量%の二酸
化ケイ素SiOを含有していることを特徴としてい
る。
【0058】本発明は、蛍光体層に添加する二酸化ケイ
素SiOの含有比率を上記のとおりに規定することに
より、蛍光体層に所要の結着力を付与するものである。
なお、二酸化ケイ素SiOの含有比率が5質量%未満
であると、所要の結着力が得にくくなる。また、15質
量%を超えると、全光束の低減が許容範囲を超えやすく
なる。本発明の二酸化ケイ素SiOの上記含有比率
は、従来のこの種メタルハライドランプにおけるそれよ
り多目であるが、請求項1ないし5に規定するメタルハ
ライドランプに対しては、適切な一般的な範囲であるこ
とが分った。しかし、二酸化ケイ素SiOの含有比率
が8〜12質量%の範囲であれば、十分な結着力と高い
全光束がともに得られるので、一層効果的である。
【0059】また、二酸化ケイ素SiOは、平均粒径
が0.1〜0.6μm程度の範囲の微粒子であるのが好
ましい。さらに、コロイダルシリカとして二酸化ケイ素
SiOを蛍光体と混合して蛍光体塗布液を調整し、こ
れを外管の内面に塗布、乾燥および焼成することによっ
て、蛍光体層に添加されているのが好ましい。
【0060】そうして、本発明によれば、所要の結着力
を有して剥がれ落ちにくい蛍光体層を備えた拡散形のメ
タルハライドランプを得ることができる
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0061】図1は、本発明のメタルハライドランプの
一実施形態を示す正面図である。
【0062】図2は、同じく蛍光体層を除去した状態を
示す正面図である。
【0063】各図において、メタルハライドランプMH
Lは、発光管1、外管2、蛍光体層3、口金4、上部支
持構体5、下部支持構体6、接続導体7、8およびパル
ス始動器9を備えて構成されている。
【0064】発光管1は、透光性放電容器1a、一対の
主電極1b、1b、補助電極1bA、図示されない放電
媒体、モリブデン箔1c、導入線1d、1e、1fおよ
び保温膜1gを備えていて、管壁負荷が高圧放電ランプ
の定格ランプ電力400Wないし100Wに応じて、図
4に示すように、17.5〜22.5W/cmに設定
される。
【0065】図3は、本発明のメタルハライドランプの
一実施形態における定格ランプ電力と管壁負荷の関係を
従来例のそれとともに示すグラフである。図において、
横軸は定格ランプ電力(W)を、縦軸は管壁負荷(W/
cm)を、それぞれ示す。図中、直線Aは本実施形
態、直線Bは従来例、をそれぞれ示す。
【0066】図から理解できるように、本実施形態にお
いては、管壁負荷が相対的に高く設定される。
【0067】透光性放電容器1aは、石英ガラス管の両
端を封止して構成され、放電空間部1a1および一対の
封止部1a2、1a3を備えている。なお、記号1a4
は、排気チップオフ部である。封止部1a2は、点灯中
上側となり、放電空間部1a1の上端部が半球状をなす
ようにピンチシール法により形成されている。
【0068】一対の主電極1bは、タングステンからな
り、軸1b1とその先端部に巻装されたコイル1b2と
を備えている。そして、軸1b1の基端がそれぞれ封止
部1a2、1a3内に埋設され、モリブデン箔1cに溶
接されている。モリブデン箔1cは、封止部1a2、1
a3内に気密に埋設されている。
【0069】補助電極1bAは、タングステン線からな
り、その基端が封止部1a2内に埋設されるとともに、
モリブデン箔1c1に溶接され、先端が主電極1bに小
距離を隔てて対向した位置にある。
【0070】導入線1dは、モリブデン箔1cに先端が
溶接され、封止部1a2から外部に導出されている。
【0071】導入線1eは、平行な一対の脚部を有する
U字状に折曲されて、その一方の脚部がモリブデン箔1
cに先端が溶接され、他方の脚部がそのまま封止部1a
3内に埋設されて、封止部1a3から下方に導出されて
いる。
【0072】導入線1fは、モリブデン箔1c1に先端
が溶接され、封止部1a2から外部に導出されている。
【0073】保温膜1gは、透光性放電容器1aの図に
おいて下方の主電極1bの周囲を包囲している部位の外
面に塗布されている。
【0074】放電媒体は、発光金属のハロゲン化物、希
ガスおよび水銀からなる。
【0075】外管2は、硬質ガラスからなり、中央部に
紡錘状の膨出部2a、上端にネック部2b、下端に短円
筒状の頭部2cを有するBT形の形状をなしていて、ネ
ック部2bにフレアステム2dを封着して備えている。
フレアステム2dは、一対の導入線2d1、2d2を気
密に導入しているとともに、アンカー線2d3を植設し
ている。
【0076】蛍光体層3は、図1に示すように、外管1
2のネック部2bを除く外管OB全体の内面に形成され
ている。
【0077】口金4は、E39形口金であり、外管2の
ネック部2bに固着され、一対の導入線2d1、2d2
の一方がシェル部に、他方がセンターコンタクトに、そ
れぞれ接続している。
【0078】上部支持構体5は、枠形導体5a、金属バ
ンド5bおよびリボン導体5cを備えている。枠形導体
5aは、倒立U字状に折曲された導電性金属棒からな
り、上辺部を導入線2d1およびアンカー線2d3に溶
接することによって外管2内に支持されている。金属バ
ンド5bは、発光管1の封止部1a2を抱持することに
より、発光管1の上側を支持するとともに、枠形導体5
aの両脚部の下端に溶接されている。リボン導体5c
は、基端が枠形導体5aに溶接され、先端が発光管1の
導入線1dに溶接されている。これにより、発光管1の
上側の主電極1bは、モリブデン箔1c、導入線1d、
リボン導体5c、枠形導体5aおよび導入線2d1を直
列に介して口金4のシェル部に接続している。
【0079】下部支持構体6は、発光管1の下部を支持
するとともに、下側の電極1bに電気的に接続するもの
で、枠形導体6a、スプリング片6b、金属バンド6
c、リボン導体6dおよびゲッタ6eを備えている。枠
形導体6aは、U字状に折曲され、発光管1の下部を外
管2内に支持する。スプリング片6bは、その一対の中
央部が枠形導体6aの下部の両側に溶接され、両端が外
管2の頭部の内面に圧接することによって、枠形導体6
aを外管2内に定置している。金属バンド6cは、発光
管1の封止部1a3を抱持することにより、発光管1の
下側を支持するとともに、枠形導体6aに溶接されてい
る。リボン導体6dは、枠形導体6aおよび発光管1の
U字状の導入線1eの間を接続している。ゲッタ6f
は、外管2内を清浄化するもので、その支持体が枠形導
体6aに溶接されて支持されている。
【0080】接続導体7は、側面から見たときに逆L字
状に折曲されていて、一辺が導入線2d2に溶接されて
外管2内に上部支持構体5と離間して支持されている。
これに対して、他方の接続導体8は、径の細い導線から
なり、上端が接続導体7の他辺に溶接され、中間が外管
2の内面側に沿って湾曲して延在するとともに、下端が
下部支持構体6の枠形導体6aに溶接されている。これ
により、発光管1の下部の主電極1bは、モリブデン箔
1c、導入線1e、枠形導体6a、接続導体7、8およ
び導入線2a2を直列に介して口金4のセンターコンタ
クトに接続している。
【0081】パルス始動器9は、グロースタータ9a、
抵抗器9b、9c、絶縁子9dおよびバイメタル接点9
eを備え、始動時にのみ作動して図4に示す安定器Bと
協働して始動パルス電圧および光電効果を発光管1内に
生じさせる。
【0082】すなわち、グロースタータ9aは、放電容
器の内部に一対のバイメタル電極が離間して封装され、
内部にアルゴンを主体とする放電媒体が封入されてい
る。そして、その一方の外部導入線が上部支持構体5の
枠形導体5aに接続し、他方の外部導入線が絶縁子9d
の一方のリード線に接続している。
【0083】抵抗器9bは、図2においては必ずしも明
瞭に示されているわけではないが、その一方のリード線
が接続導体7の一辺に接続し、他方のリード線がバイメ
タル接点9eに接続している。
【0084】抵抗器9cは、その一方のリード線が絶縁
子9dの一方のサポートワイヤに接続し、他方のリード
線が補助電極1bAにモリブデン箔1c1を介して接続
している導入線1fに接続している。
【0085】絶縁子9dは、絶縁体の両端にサポートワ
イヤを植立した構造を有している。
【0086】バイメタル接点9eは、常閉形であり、バ
イメタル板9e1および接点棒9e2からなる。バイメ
タル板9e1は、その基端が絶縁子9dの他方のサポー
トワイヤに溶接している。接点棒9e2は、その基端が
バイメタル板9e1の自由端に溶接し、先端がバイメタ
ル板9e1の変位にしたがって絶縁子9dの一方のサポ
ートワイヤに接離する。すなわち、バイメタル接点9e
は、絶縁子9dに支持されるとともに、絶縁子9dと協
働して接点機構を構成している。
【0087】次に、以上の構成を備えたパルス始動器9
について、電気回路の観点から図4を参照して説明す
る。
【0088】図4は、本発明のメタルハライドランプの
一実施形態における内部の電気接続および本発明のメタ
ルハライドランプの点灯回路を示す回路図である。
【0089】図において、図2と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
【0090】すなわち、パルス始動器9は、全体を一言
でいえば、発光管1と並列的に接続されている。さらに
詳細にいえば、抵抗器9b、バイメタル接点9eおよび
グロースタータ9aの直列回路が発光管1に並列接続し
ている。また、図において下方の主電極1bと補助電極
1bAとの間に、抵抗器9b、グロースタータ9aおよ
び抵抗器9dの直列回路が接続している。
【0091】さらに、点灯回路OCについて説明する。
点灯回路OCは、交流電源ASと高圧放電ランプHPL
との間にスイッチSWおよび安定器Bを介在させること
によって構成されている。すなわち、安定器Bの入力端
子を定格電圧200V商用交流電源ASの両極に電源ス
イッチSWを介して接続し、出力端子をメタルハライド
ランプMHLの口金4に図示しないランプソケットを介
して接続する構成である。
【0092】安定器Bは、チョークコイル形のインダク
タを主体として構成されていて、定格電圧が200V
で、メタルハライドランプMHLに所定のランプ電圧を
形成して、メタルハライドランプMHLを安定に点灯す
るように構成されている。
【0093】次に、回路動作について説明する。
【0094】交流電源ASを投入すると、安定器Bの二
次開放電圧がメタルハライドランプMHLに印加され
る。しかし、メタルハライドランプMHLは、この二次
開放電圧が印加されただけでは始動することができな
い。
【0095】一方、グロースタータ9a内においては、
グロー放電による発熱によりバイメタル電極が加熱さ
れ、変位してやがて互いに接触し、主として抵抗器9b
により適当な値に制限された電流が安定器Bに流れる。
次に、一対のバイメタル電極間が冷却により解離した瞬
間に、安定器B内に逆起電力によって発生した始動パル
ス電圧が発生し、図2において下方の主電極1bと補助
電極1bSとの間にその始動パルス電圧が印加される。
その結果、下方の主電極1bと補助電極1bSとの間に
最初に補助放電が生起し、次に主電極1b、1b間の主
放電へ発展してメタルハライドランプMHLが始動す
る。メタルハライドランプMHLが始動し、アーク放電
へ転移して点灯すると、その放射熱によってバイメタル
接点9eが加熱されるので、変位して抵抗器9cの一方
のリード線から解離してオフする。これにより、グロー
スタータ9aは、交流電源ASに対して開放されるの
で、再動作するようなことはない。また、補助電極1b
Aは、バイメタル接点9eのオフにより開放されるとと
もに、補助電極1bA、抵抗器9cおよびグロースター
タ9aの直列回路が放電を介して下部の主電極1bに対
して並列的な関係になるが、抵抗器9cの抵抗値が高い
ので、グロースタータ9aが再動作しないから、補助電
極1bAは開放状態を維持する。すなわち、補助電極1
bAは、点灯中影響を与えなくなる。
【実施例1】図1および図2に示すメタルハライドラン
プにおいて、以下に示すとおりである。 1 メタルハライドランプ 定格ランプ電力:400W 発光管 :形状;円筒形で上側が丸形、下側がV形 内径;20mm 電極間距離;36mm 管壁負荷;17.7W/cm 放電媒体 :ハロゲン化物(ScI+NaI+NaBr=32mg)、 希ガス(Ar6.7×10Pa)およびHg適量 蛍光体層 :BaMgAl1017:Eu/(Ba,Mg)O・6 Al:Eu,Mn/YPVO:Eu/SiO =25/36/30/9(いずれも質量%)、蛍光体の平 均粒径4μm、SiOの平均粒径0.3μm、蛍光体層 の直線透過率65% 2 安定器 :400W用水銀灯安定器 図5は、本発明のメタルハライドランプの実施例1にお
ける蛍光体層の発光の波長410nm以上の分光スペク
トル分布を示すグラフである。図において、横軸は波長
(nm)を、縦軸は放射パワー(相対値)を、それぞれ
示す。図から理解できるように、蛍光体層3から発生す
る波長450nmの青色発光ピーク、波長515nmの
緑色発光ピークおよび波長595nmの赤色発光サブピ
ークが現れている。
【0096】なお、分光スペクトル分布は、使用する蛍
光体を以下の器材を用いて請求項1の説明に記載の方法
により求めた。
【0097】耐熱性試料台:直径20mm、深さ1〜2
mmの銅製凹形円形体 ペン形水銀ランプ:UVP INC.製11SC−1形 瞬間分光器:大塚電子株式会社製MCPD−3000形 図6は、同じく実施例1における色度を示す色度図であ
る。図において、横軸は色度xを、縦軸は色度yを、そ
れぞれ示す。また、●記号は本実施例の色度、○記号は
蛍光体層を備えていない以外は実施例と仕様が同じ透明
形の高圧放電ランプの色度、をそれぞれ示す。また、図
中のB.B.Lは黒体放射の色度を示す曲線である。
【0098】図から理解できるように、本実施例は蛍光
体層を備えていないときより黒体放射に対する色度差が
小さいとともに、両者の色度差は、xが0、yが0.0
5で極めて接近している。また、色温度は、ほぼ400
0Kで実質的に差が認められない。
【0099】図7は、本発明のメタルハライドランプの
実施例1における波長280〜380nmの紫外域分光
分布を示すグラフである。図において、横軸は波長[n
m]を、縦軸は相対パワーを、それぞれ示す。また、実
施例1の紫外線放射照度は、9.5μW/cm/10
00lxであった。因みに、図18に示す従来の拡散形
メタルハライドランプの紫外線放射照度が22.3μW
/cm/1000lxで、また図19に示す透明形メ
タルハライドランプのそれが25.3μW/cm/1
000lxであることと比較してより一層明らかなよう
に、本発明によれば、紫外線照射照度が従来のそれの半
分以下の極めて小さい値になることが分かる。
【実施例2】蛍光体層 :BaMgAl
1017:Eu/(Ba,Mg)O・6Al
Eu,Mn/YPVO:Eu/SiO =18/27
/46/9(いずれも質量%)、蛍光体の平均粒径4μ
m、SiOの平均粒径0.3μm、蛍光体層の直線透
過率65% その他は実施例1と同じ 図8は、本発明のメタルハライドランプの実施例2にお
ける色度を従来例のそれとともに示す色度図である。図
において、横軸は色度xを、縦軸は色度yを、それぞれ
示す。また、●記号は本実施例の色度、○記号は蛍光体
層を備えていない以外は実施例と仕様が同じ透明形のメ
タルハライドランプの色度、▲記号は透明形の色度、△
記号は同じく従来形の色度、をそれぞれ示す。また、図
中のB.B.Lは黒体放射の色度を示す曲線である。な
お、従来例は、蛍光体層が図16に関連して説明した構
成である以外は、本実施例と同一仕様である。
【0100】図から理解できるように、本実施例におい
ては、透明形のそれより黒体放射に対する色度差が小さ
いとともに、両者間の色度差が少なくなっている。ま
た、比較例は、発光管管壁負荷が14W/cmである
が、蛍光体層が本実施例と同一の構成である。
【0101】図から理解できるように、本実施例におい
ては、透明形のそれより黒体放射に対する色度差が少な
くなっている。また、色温度は、ほぼ4250Kで実質
的に差が認められない。
【0102】これに対して、透明形(▲)においては、
従来例(△)と比較すると、色度差の変化は少ないが、
色温度の変化が大きい。
【0103】図9は、本発明のメタルハライドランプの
実施例2におけるランプ電圧と全光束の関係を透明形の
それとともに示すグラフである。図において、横軸はラ
ンプ電圧(V)を、縦軸は全光束(lm)を、それぞれ
示す。また、■記号は本実施例、□記号は透明形、をそ
れぞれ示す。
【0104】図から理解できるように、本実施例の全光
束は、透明形に比較して約3%程度向上しているととも
に、ランプ電圧に対する全光束のばらつきが少ない。
【実施例3】 1 メタルハライドランプ 定格ランプ電力:1000W 発光管 :形状;円筒形 内径;25mm 電極間距離;100mm 管壁負荷;12.7W/cm 放電媒体 :ハロゲン化物(ScI+NaI=68.6mg、 CsI=0.8mg)、希ガス(Ar1.3×10Pa) およびHg適量 蛍光体層 :BaMgAl1017:Eu/(Ba,Mg)O・6 Al:Eu,Mn/YPVO:Eu/SiO =25/36/30/9(いずれも質量%)、蛍光体の平 均粒径4μm、SiOの平均粒径0.3μm 2 安定器 :1000W用専用安定器 図10は、同じく実施例3における色度を示す色度図で
ある。図において、横軸は色度xを、縦軸は色度yを、
それぞれ示す。また、●記号は本実施例の色度、○記号
は蛍光体層を備えていない以外は本実施例と仕様が同じ
透明形のメタルハライドランプの色度、をそれぞれ示
す。また、図中のB.B.Lは黒体放射の色度を示す曲
線である。
【0105】図から理解できるように、本実施例によれ
ば、黒体放射xとの色度差が透明形のそれより小さい。
また、両者の色温度は、4300〜4400K程度で殆
ど差が認められない。
【実施例4】図1および図2に示すメタルハライドラン
プにおいて、以下に示すとおりである。 1 メタルハライドランプ 定格ランプ電力:400W 発光管 :形状;円筒形で上側が丸形、下側がV形 内径;20mm 電極間距離;36mm 管壁負荷;17.7W/cm 放電媒体 :ハロゲン化物(ScI+NaI+NaBr=32mg) 、希ガス(Ar6.7×10Pa)およびHg適量 蛍光体層 :BaMgAl1017:Eu/YPVO:Eu /SiO=64/31/5(いずれも質量%)、蛍光 体の平均粒径4μm、SiOの平均粒径0.3μm 2 安定器 :400W用水銀灯安定器
【実施例5】蛍光体層3 :BaMgAl
1017:Eu/YPVO:Eu/SiO=4
7.5/47/5(いずれも質量%)、蛍光体の平均4
μm、SiOの平均粒径0.3μm その他は実施例1と同じ
【実施例6】 1 メタルハライドランプ 定格ランプ電力:1000W 発光管 :形状;円筒形 内径;25mm 電極間距離;100mm 管壁負荷;12.7W/cm 放電媒体 :ハロゲン化物(ScI+NaI=68.6mg、 CsI=0.8mg)、希ガス(Ar1.3×10Pa) およびHg適量 蛍光体層 :BaMgAl1017:Eu/YPVO:Eu /SiO=64/31/5(いずれも質量%)、 蛍光体の平均粒径4μm、SiOの平均粒径0.3μm 2 安定器 :1000W用専用安定器 図11は、本発明のメタルハライドランプの実施例3に
おけるランプ電圧と全光束の関係を透明形のそれととも
に示すグラフである。図において、横軸はランプ電圧
(V)を、縦軸は全光束(lm)を、それぞれ示す。ま
た、●記号は本実施例、○記号は透明形、をそれぞれ示
す。
【0106】図から理解できるように、本実施例によれ
ば、ランプ電圧に対する全光束のばらつきが透明形のそ
れより少ないとともに、全光束値がほぼ同等である。
【0107】図12は、本発明のメタルハライドランプ
の一実施形態における蛍光体の配合比率に対する全光束
の関係を示すグラフである。縦軸は全光束値(lm)を
示す。
【0108】図13は、同じく蛍光体の配合比率に対す
る平均演色評価数の関係を示すグラフである。縦軸は平
均演色評価数Raを示す。
【0109】図14は、同じく蛍光体の配合比率に対す
る相関色温度の関係を示すグラフである。縦軸は相関色
温度Tc(K)を示す。
【0110】図15は、同じく蛍光体の配合比率に対す
る色度差の関係を示すグラフである。縦軸は色度差du
v.を示す。
【0111】以上、図12ないし図15において、横軸
のBGr配合比率(%)は、蛍光体全体に対する青緑色
発光を行なう蛍光体BaMgAl1017:Euおよ
び(Ba,Mg)O・6Al:Eu,Mn(以
下、「BGr」という。)の配合比を示す。したがっ
て、100%から上記蛍光体の比率を減算した数値はY
PVO:Eu(以下、「Re」という。)の比率を示
す。なお、□記号はBGr:Re=1:3の場合を示
す。
【0112】各図から理解できるように、全光束は、B
Gr:Re=1:1およびBGr:Re=2:1の場合
は、BGr:Re=1:3の場合より相対的に高い傾向
を示している。平均演色評価数Raは、いずれの配合比
の場合もほぼ同等である。相関色温度Tcは、BGr:
Re=1:1およびBGr:Re=2:1の場合にBG
r:Re=1:3の場合より多少高めの傾向を示してい
る。色度差duv.は、BGr:Re=1:1の場合に
多少多めであるが、BGr:Re=2:1の場合には少
なくなる。
【0113】
【発明の効果】請求項1ないし5の各発明によれば、透
光性放電容器、透光性放電容器内に封装された一対の電
極および透光性放電容器内に封入されたNa、Scを含
む放電媒体を備えた発光管と、外管と、外管の内部に配
設され、それぞれ発光ピーク波長が440〜460nm
の青色系発光(B)、505〜525nmの緑色系発光
(G)および585〜605nmの赤色系発光(R)を
有するとともに、各色系発光の放射パワーのピーク比が
下式を満足する蛍光体層とを具備していることにより、
全光束が蛍光体層を具備しない透明形におけるそれとほ
ぼ同等か、それ以上に向上するとともに、色温度が透明
形におけるそれと比較して殆ど変化しないとともに、紫
外線放射量が少ない拡散形のメタルハライドランプを提
供することができる。
【0114】B:G:R=0.5〜1.1:1.0〜
1.7:1.0 請求項2の発明によれば、加えてランプ電力が500W
以下で、管壁負荷が16〜30W/cmであることに
より、蛍光体層を照射する紫外線の放射が多くなって蛍
光体からの発光が多くなるとともに、色度差が少ない拡
散形のメタルハライドランプを提供することができる。
【0115】請求項3の発明によれば、加えて蛍光体層
が外管の内面に配設されていて、蛍光体層の配設位置に
おける外管の直線透過率が蛍光体層を配設する前の直線
透過率を100%としたときに、55〜70%であるこ
とにより、透明形の高圧放電ランプとの比較において、
色温度および色度の変化が少ない拡散形のメタルハライ
ドランプを提供することができる。
【0116】請求項4の発明によれば、加えて蛍光体層
がユーロピウムおよびマンガン付活アルミン酸塩蛍光
体、ならびにユーロピウム付活ハロリン酸塩蛍光体の少
なくとも一種を主体とする第1の蛍光体と、ユーロピウ
ム付活リン酸バナジン酸イットリウム蛍光体を主体とす
る第2の蛍光体とを含んで構成されていることにより、
全光束が透明形より向上する拡散形の高圧放電ランプを
提供することができる。
【0117】請求項5の発明によれば、加えて蛍光体層
は、蛍光体の平均粒径が5μm以下であることにより、
全光束が大きい拡散形のメタルハライドランプを提供す
ることができる。
【0118】請求項6の発明によれば、加えて蛍光体層
が5〜15質量%の二酸化ケイ素SiOを含有してい
ることにより、所要の結着力を有して剥がれ落ちにくい
蛍光体層を備えた拡散形のメタルハライドランプを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメタルハライドランプの一実施形態を
示す正面図
【図2】同じく蛍光体層を除去した状態を示す正面図
【図3】本発明のメタルハライドランプの一実施形態に
おける定格ランプ電力と管壁負荷の関係を従来例のそれ
とともに示すグラフ
【図4】本発明のメタルハライドランプの一実施形態に
おける内部の電気接続および本発明の高圧放電ランプの
点灯回路を示す回路図
【図5】本発明のメタルハライドランプの実施例1にお
けるランプ全体の発光の波長410nm以上の分光スペ
クトル分布を示すグラフ
【図6】同じく実施例1における色度を示す色度図
【図7】本発明のメタルハライドランプの実施例1にお
ける波長280〜380nmの紫外域分光分布を示すグ
ラフ
【図8】本発明のメタルハライドランプの実施例2にお
ける色度を従来例のそれとともに示す色度図
【図9】本発明のメタルハライドランプの実施例2にお
けるランプ電圧と全光束の関係の分布を透明形のそれと
ともに示すグラフ
【図10】本発明のメタルハライドランプの実施例3に
おける色度を従来例のそれとともに示す色度図
【図11】本発明のメタルハライドランプの実施例3に
おけるランプ電圧と全光束の関係の分布を透明形のそれ
とともに示すグラフ
【図12】本発明のメタルハライドランプの一実施形態
における蛍光体の配合比率に対する全光束の関係を示す
グラフ
【図13】同じく蛍光体の配合比率に対する平均演色評
価数の関係を示すグラフ
【図14】同じく蛍光体の配合比率に対する相関色温度
の関係を示すグラフ
【図15】同じく蛍光体の配合比率に対する色度差の関
係を示すグラフ
【図16】従来の拡散形メタルハライドランプに用いら
れている蛍光体層の分光スペクトル分布を示すグラフ
【図17】従来の透明形および拡散形のメタルハライド
ランプにおけるランプ電圧と全光束の関係の分布を示す
グラフ
【図18】従来の拡散形メタルハライドランプにおける
波長280〜380nmの紫外域分光分布を示すグラフ
【図19】従来の透明形メタルハライドランプにおける
波長280〜380nmの紫外域分光分布を示すグラフ
【符号の説明】
1…発光管 2…外管 3…蛍光体層 4…口金 5…上部支持構体 6…下部支持構体 7…接続導体 8…接続導体 9…パルス始動器 MHL…メタルハライドランプ
フロントページの続き (72)発明者 岩沢 哲 神奈川県横須賀市船越町一丁目201番地の 1オスラム・メルコ・東芝ライティング株 式会社内 (72)発明者 伊藤 彰 神奈川県横須賀市船越町一丁目201番地の 1オスラム・メルコ・東芝ライティング株 式会社内 Fターム(参考) 5C039 HH05 HH06 5C043 AA01 AA20 CC03 CD05 DD02 DD28 EC03 EC14 EC16 EC17 EC18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に放電空間が形成される透光性放電容
    器、透光性放電容器内に封装されて透光性放電容器の放
    電空間内に臨在する少なくとも一対の電極、ならびに少
    なくともNaおよびScのハロゲン化物を含み、透光性
    放電容器内に封入された放電媒体を備えた発光管と;発
    光管を収納する外管と;外管内に配設され、それぞれ発
    光ピーク波長が440〜460nmの青色系発光
    (B)、505〜525nmの緑色系発光(G)および
    585〜605nmの赤色系発光(R)を有するととも
    に、各色系発光の放射パワーのピーク比が下式を満足す
    る蛍光体層と;を具備していることを特徴とするメタル
    ハライドランプ。 B:G:R=0.5〜1.1:1.0〜1.7:1.0
  2. 【請求項2】発光管は、ランプ電力が500W以下で、
    管壁負荷が16〜30W/cmであることを特徴とす
    る請求項1記載のメタルハライドランプ。
  3. 【請求項3】蛍光体層は、外管の内面に配設されてい
    て、蛍光体層の配設位置における外管の直線透過率が蛍
    光体層を配設する前の直線透過率を100%としたとき
    に、55〜70%であることを特徴とする請求項1また
    は2記載のメタルハライドランプ。
  4. 【請求項4】蛍光体層は、ユーロピウムおよびマンガン
    付活アルミン酸塩蛍光体およびユーロピウム付活ハロリ
    ン酸塩蛍光体の少なくとも一種を主体とする第1の蛍光
    体と、ユーロピウム付活リン酸バナジン酸イットリウム
    蛍光体を主体とする第2の蛍光体とを含んで構成されて
    いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記
    載のメタルハライドランプ。
  5. 【請求項5】蛍光体層は、蛍光体の平均粒径が5μm以
    下であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    一記載のメタルハライドランプ。
  6. 【請求項6】蛍光体層は、5〜15質量%の二酸化ケイ
    素SiOを含有していることを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれか一記載のメタルハライドランプ。
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JP2006236985A (ja) * 2005-01-31 2006-09-07 Osram Melco Toshiba Lighting Kk 高圧金属蒸気放電ランプおよび照明器具

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