JP2003296852A - 簡易型入浴者見守りユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成により、入浴者の異常事態を連絡
できるようにした簡易型入浴者見守りユニットを提供す
る。 【解決手段】 電源部１Ｂと、タイマ部１Ｃと、リセッ
ト部１Ｄと、警報部１Ｅを有し、電源部１Ｂが起動する
とタイマ部１Ｃがセットされ、タイマ部１Ｃがタイムア
ップすると、警報部１Ｂから警報が出力され、リセット
部１Ｄが作動した場合には、タイマ部１Ｃがリセットさ
れて警報の出力が停止され、リセット部１Ｄが作動しな
い場合には、警報の出力が継続する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、簡易な構成により
入浴者の異常事態を連絡できるようにした簡易型入浴者
見守りユニットに関する。

【０００２】

【従来の技術】最近の統計によれば、浴室での事故件数
は極めて多く、死亡者は、１年に約１４０００人といわ
れている。

【０００３】このような浴室での事故を未然に防止する
ために、異常時に連絡するための押しボタンを設けた装
置が開発された。

【０００４】この装置によれば、入浴者が異常を感じた
ときに、上記連絡用の押しボタンを押すようになってい
る。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】

【０００６】ところが、上記押しボタン式の装置は、異
常時には、入浴者がその押しボタンを押せない場合が多
い。

【０００７】そのため，この押しボタン式の装置では、
せっかく押しボタンを設けても、異常時という肝心のと
きに、かえって押されず、本来の機能が失われている。

【０００８】この課題を解決するために開発されたの
が、例えば、特開２０００−１３２７７１や、特開２０
０２−１５３８５などに開示されている装置である。

【０００９】この装置によれば、浴室内にセンサを設
け、一定時間内にそのセンサが入浴者の動きを検知しな
い場合には、自動的に家族などに連絡がなされるように
なっている。

【００１０】しかし、この自動連絡式の装置は、構成が
極めて複雑である。

【００１１】即ち、自動連絡式装置は、前記したように
センサを設け、このセンサが一定時間内に入浴者の動き
を検知しなければ、先ず予鈴により、その入浴者の動き
を促し、それでも動きを検知しない場合に、初めて本鈴
を出して、家族に連絡している。

【００１２】また、この装置は、入浴者が風呂から出た
ことを検知するためのセンサ（例えば出口センサ）を別
に設けており、更に、前記家族に連絡するための別の本
体装置を、居間などに設置しなければならない。

【００１３】本発明の目的は、簡易な構成により、入浴
者の異常事態を連絡できるようにした簡易型入浴者見守
りユニットを提供する。

【００１４】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、電源部１Ｂと、タイマ部１Ｃと、リセッ
ト部１Ｄと、警報部１Ｅを有し、電源部１Ｂが起動する
とタイマ部１Ｃがセットされ、タイマ部１Ｃがタイムア
ップすると、警報部１Ｂから警報が出力され、リセット
部１Ｄが作動した場合には、タイマ部１Ｃがリセットさ
れて警報の出力が停止され、リセット部１Ｄが作動しな
い場合には、警報の出力が継続するようにした。

【００１５】上記本発明の構成によれば、電源部１Ｂ
と、タイマ部１Ｃと、リセット部１Ｄと、警報部１Ｅと
いう極めて簡単な構成により、入浴者の異常事態を連絡
できるようにした簡易型入浴者見守りユニットを提供す
ることが可能となる。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態により
添付図面を参照して説明する。図１は本発明の実施形態
を示す外観図であり、図示する簡易型入浴者見守りユニ
ットは、例えば目覚し時計ぐらいの大きさであって、浴
槽３の縁４に置くことができる程度のケース２を有し、
このケース２には、制御回路１が内蔵されている。

【００１７】上記制御回路１の詳細は、図２に示され、
制御部１Ａと、電源部１Ｂと、タイマ部１Ｃと、リセッ
ト部１Ｄと、警報部１Ｅを有する。

【００１８】制御部１Ａは、簡易型入浴者見守りユニッ
トの判断主体であって、電源部１Ｂを構成する電源スイ
ッチ１Ｂ２が押されたか否かを監視し（図４（Ａ））、
押された場合には（図４（Ａ）のｔ１）、タイマ部１Ｃ
の２分タイマ１Ｃ１をセットするなど（図４（Ｂ）のｔ
１）、図１に示す装置全体を制御することにより所定の
動作を行わせる。

【００１９】電源部１Ｂは（図２）、電源１Ｂ１と電源
スイッチ１Ｂ２により構成され、電源１Ｂ１は、例えば
電池でもよい。

【００２０】上記電源１Ｂ１が電池で構成されている場
合には、図示するように、電圧計１Ｂ３を接続し、電圧
低下が検知されたときには、表示部１Ｂ４に、電圧低下
アラームを表示することができる。

【００２１】また、電源スイッチ１Ｂ２が入っておら
ず、電源１Ｂ１が投入されていない場合には、制御部１
Ａが内蔵する時計（図示省略）を用いて、表示部１Ｂ４
に、時計表示をすることができる。

【００２２】タイマ部１Ｃは、例えば２分タイマ１Ｃ１
により構成されている。

【００２３】この構成により、前記電源スイッチ１Ｂ２
が入ると（図４（Ａ）のｔ１）、２分タイマ１Ｃ１がセ
ットされ（図４（Ｂ）のｔ１）、２分が経過すると（図
４（Ｂ）のｔ２）、２分タイマ１Ｃ１がタイムアップ
し、後述する警報部１Ｅを構成するブザー１Ｅ１からブ
ザー音が小音量で出力される（図４（Ｃ）のｔ２）。

【００２４】この２分タイマ１Ｃ１には、表示部１Ｃ２
を接続することができ、これにより、２分タイマ１Ｃ１
のタイマ値を表示し、この簡易型入浴者見守りユニット
の利用者、例えば高齢者に対して、タイムアップするま
での残り時間を知らせるようにしてもよい（図１）。

【００２５】表示の仕方は、細かい分・秒読み表示でも
よく、もっと簡単な目安表示でもよい。

【００２６】又は、２分タイマ１Ｃ１に、発光表示部１
Ｃ３を接続し、残り時間が例えば１分３０秒までは、緑
色の光で表示し、３０秒を切った場合には，赤色の光で
表示するといったように、光の色で残り時間の経過が分
かるようにしてもよい。

【００２７】リセット部１Ｄは、例えばリセットスイッ
チ１Ｄ１により構成されている。

【００２８】この構成により、前記ブザー音が小音量で
出力されている２０秒の間に（図４（Ｃ）のｔ２〜ｔ
３）、リセットスイッチ１Ｄ１を押すと（図４（Ｄ）の
ｔ３）、ブザー音の出力が停止する（図４（Ｃ）のｔ
３）と共に、タイムアップした２分タイマ１Ｃ１がリセ
ットされる（図４（Ｂ）のｔ３）。

【００２９】しかし、前記ブザー音が小音量で出力され
ている２０秒の間に（図４（Ｃ）のｔ４〜ｔ５）、リセ
ットスイッチ１Ｄ１を押さないと（図４（Ｄ）のｔ４〜
ｔ５）、小音量のブザー音が大音量になり（図４（Ｃ）
のｔ５以降）、ブザー音の出力が継続する。

【００３０】このように、小音量のブザー音は、予鈴に
相当し、入浴者は、その予鈴に対してリセットスイッチ
１Ｄ１で応答し、リセットスイッチ１Ｄ１で応答できな
い場合には、本鈴に相当する大音量のブザー音が出力さ
れて、入浴者の異常事態が連絡される。

【００３１】即ち、本発明によれば、入浴者が正常な場
合には、リセットスイッチ１Ｄ１を押し、入浴者に異常
事態が発生した場合には、リセットスイッチ１Ｄ１を押
さず、その異常事態が外部に連絡される。

【００３２】また、上記リセットスイッチ１Ｄ１を、２
分以内に押した場合には（図４（Ｄ）のｔ１〜ｔ２）、
その押す強さにより、ブザー音の音色を、例えば「ピ
ッ、ポッ、パッ」というように変えることができる。

【００３３】そして、この場合には、リセットスイッチ
１Ｄ１を押すごとに２分タイマ１Ｃ１はリセットされ、
このため、２分タイマ１Ｃ１がタイムアップすることは
なく、従って、前記予鈴としての小音量のブザー音も出
力されない。

【００３４】上記リセット部１Ｄを（図２）構成するリ
セットスイッチ１Ｄ１の代わりに、センサ１Ｄ２（例え
ば透過型センサ、ドップラセンサ）、又はマイク１Ｄ３
を設けてもよい。

【００３５】この構成により、２分タイマ１Ｃ１がタイ
ムアップし（図４（Ｂ）のｔ２）、ブザー音が小音量で
出力されている２０秒間に（図４（Ｃ）のｔ２〜ｔ
３）、センサ１Ｄ２が、例えば高齢者の動きを検知した
とき（図４（Ｄ）のｔ３に対応）、又はマイク１Ｄ３
が、高齢者の「大丈夫です」という所定の音声を入力し
たときに、２分タイマ１Ｃ１がリセットされて（図４
（Ｂ）のｔ３）ブザー音の出力が停止される（図４
（Ｃ）のｔ３）。

【００３６】警報部１Ｅは、例えばブザー１Ｅ１により
構成されている。

【００３７】この構成により、既述したように、２分タ
イマ１Ｃ１がタイムアップしたときに（図４（Ｃ）のｔ
２）、このブザー１Ｅ１からブザー音が小音量で２０秒
間だけ出力され（図４（Ｃ））、２０秒の間に（図４
（Ｃ）のｔ２〜ｔ３）リセットスイッチ１Ｄ１を押すと
（図４（Ｄ）のｔ３）、ブザー音の出力が停止する（図
４（Ｃ）のｔ３）と共に、タイムアップした２分タイマ
１Ｃ１がリセットされる（図４（Ｂ）のｔ３）。

【００３８】この場合、ブザー音が、いきなり出力され
ると、入浴者が驚くことがあり、そのため、２０秒間の
小音量を例えば３段階に分けて徐々に大きくなるように
してもよい。

【００３９】しかし、前記したように、ブザー音が小音
量で出力されている２０秒の間に（図４（Ｃ）のｔ４〜
ｔ５）、リセットスイッチ１Ｄ１を押さないと（図４
（Ｄ）のｔ４〜ｔ５）、小音量のブザー音が大音量にな
り（図４（Ｃ）のｔ５以降）、ブザー音の出力が継続す
ることにより、入浴者の異常事態が連絡される。

【００４０】また、上記警報部１Ｅを（図２）構成する
ブザー１Ｅ１の代わりに、音声合成部１Ｅ２を設け、音
声で警報を出力してもよく、この場合も、前記ブザー１
Ｅ１と同様に、音声がいきなり出力されると、入浴者が
驚くことがあり、そのため、音声を徐々に大きくするこ
とができる。

【００４１】更に、上記ブザー１Ｅ１、音声合成部１Ｅ
２には、連絡スイッチ１Ｅ３を取り付け、この連絡スイ
ッチ１Ｅ３を押すことにより、ブザー１Ｅ１、音声合成
部１Ｅ２を動作させ、意識的に連絡できるようにしても
よい。

【００４２】一方、警報部１Ｅには、フラッシュライト
１Ｅ４を付加し、難聴者でも分かるように、光で警報を
出力できるようにしてもよい。

【００４３】また、警報部１Ｅには、音楽発生部１Ｅ５
を設け、２分タイマ１Ｃ１が動作中に、音楽を流し、入
浴者に安心感を与えると共に、リラックスさせるように
してもよい。

【００４４】この場合、音楽発生部１Ｅ５は、電源スイ
ッチ１Ｂ２が入り（図４（Ａ）のｔ１）、２分タイマ１
Ｃ１がセットされると（図４（Ｂ）のｔ１）同時に起動
して音楽を流す（図４（Ｅ）のｔ１）。

【００４５】上記音楽は、２分タイマ１Ｃ１のタイムア
ップの時期が近付くにつれて、即ち、２分間の時間経過
と共に徐々にその音量が小さくなるようにして（図４
（Ｅ）のｔ１〜ｔ２）、入浴者にリセットスイッチ１Ｄ
１の押下げを催促することができる。

【００４６】そして、リセットスイッチ１Ｄ１が押され
ると（図４（Ｄ）のｔ３），上記音楽の音量は、元に戻
ったり（図（Ｅ）のｔ３）、その音楽の曲目が変わよう
になっている。

【００４７】また、上記音楽発生部１Ｅ５には、着メロ
再生機能のような登録機能を持たせ、入浴者が好むメロ
ディの音楽を登録でき、またスイッチ機能を持たせて、
浴室に流れる音楽をスイッチで入り切りできるようにし
てもよい。

【００４８】更に、警報部１Ｅには、無線移報部１Ｅ６
を設け、入浴者に異常事態が発生した場合には、無線で
他の機器に移報できるようにしてよく、また、インター
ホン１Ｅ７、例えばワイヤレスインターホンを組み込む
ことにより、浴室外と通話できるようにしてもよい。

【００４９】図３は、本発明の他の実施形態を示す図で
ある。

【００５０】図３においては、浴室の壁６に沿って手摺
り５が設けられ、この手摺り５は、図示するように、浴
槽３の近くではＬ字状に伸びており、更にドア７の近く
で真っ直ぐ上方に伸びている。

【００５１】このような手摺り５には、図２に示す制御
回路１の制御部１Ａと、電源部１Ｂの電源１Ｂ１である
電池と、タイマ部１Ｃの２分タイマ１Ｃ１が内蔵され、
また、手摺り５の外面には、電源部１Ｂの電源スイッチ
１Ｂ２と、警報部１Ｅのブザー１Ｅ１が露出して設けら
れている。

【００５２】更に、浴室の壁６には、上記手摺り５に沿
って平行に、前記制御回路１の（図２）リセット部１Ｄ
を構成するリセットスイッチ１Ｄ１が、例えばタッチス
イッチ状に設けられている。

【００５３】これにより、浴室に手摺り５が設けられて
いる場合には、この手摺り５を利用して、本発明の簡易
型入浴者見守りユニットを手摺り状に構成することがで
き、また、図１の場合と異なり、リセットスイッチ１Ｄ
１が手摺り５に沿って設置されているので、入浴者は、
浴槽３のどこに入っていても、リセットスイッチ１Ｄ１
を押し易い。

【００５４】以下、上記構成を有する本発明の動作を、
図４に基づいて説明する。

【００５５】（１）入浴者が正常な場合の動作。

【００５６】例えば、入浴者が図１の簡易型入浴者見守
りユニットを浴槽３の縁４に置いて、その電源スイッチ
１Ｂ２を押すと（図４（Ａ）のｔ１）、２分タイマ１Ｃ
１がセットされる（図４（Ｂ）のｔ１）。

【００５７】このとき、同時に、音楽発生部１Ｅ５（図
２）が起動し、浴室内には、音楽が流れる（図４（Ｅ）
のｔ１）。

【００５８】また、タイマ部１Ｃの表示部１Ｃ２には
（図２）、２分タイマ１Ｃ１のタイマ値が表示され、入
浴者に残り時間が知らされる（図１）。

【００５９】そして、２分間の時間経過と共に、上記音
楽の音量が徐々に小さくなるので（図４（Ｅ）のｔ１〜
ｔ２）、入浴者には２分タイマ１Ｃ１のタイムアップの
時期が近付くのが分かり、やがて、タイムアップすると
（図４（Ｂ）のｔ２）ブザー音が小音量で出力される
（図４（Ｃ）のｔ２）。

【００６０】この状態で、小音量のブザー音を聴いた入
浴者が、ブザー音が出力されている２０秒の間に（図４
（Ｃ）のｔ２〜ｔ３）、リセットスイッチ１Ｄ１を押す
と（図４（Ｄ）のｔ３）、上記ブザー音の出力が停止し
（図４（Ｃ）のｔ３）、それと同時に２分タイマ１Ｃ１
がリセットされる（図４（Ｂ）のｔ３）。

【００６１】更に、上記リセットスイッチ１Ｄ１が押さ
れると（図４（Ｄ）のｔ３）、それまで徐々に音量が小
さくなっていった音楽が、元の音量に戻り（図（Ｅ）の
ｔ３）、又はその音楽の曲目が変わる。

【００６２】（２）入浴者が異常な場合の動作。

【００６３】前記したように、入浴者がリセットスイッ
チ１Ｄ１を押すことにより（図４（Ｄ）のｔ３）、２分
タイマ１Ｃ１がリセットされ（図４（Ｂ）のｔ３）、同
時にブザー音の出力が停止し（図４（Ｃ）のｔ３）、更
に、音楽の音量が元に戻り（図４（Ｅ）のｔ３）、再び
２分が経過して行く。

【００６４】そして、上記音楽の音量が徐々に小さくな
り（図４（Ｅ）のｔ３〜ｔ４）、入浴者に対して、タイ
ムアップの時期が近付いていることを知らせるうちに、
２分タイマ１Ｃ１がタイムアップし（図４（Ｂ）のｔ
４）、ブザー音が小音量で出力される（図４（Ｃ）のｔ
４）。

【００６５】しかし、この時点で、入浴者は急に意識を
失ってしまい、そのためブザー音が小音量で出力されて
いる２０秒間にリセットスイッチ１Ｄ１を押すことがで
きず（図４（Ｄ）のｔ４〜ｔ５）、ブザー音が小音量か
ら大音量になり（図４（Ｃ）のｔ５以降）、入浴者の異
常事態が連絡される。

【００６６】

【発明の効果】上述したように、本発明によれば、電源
部と、タイマ部と、リセット部と、警報部という極めて
簡単な構成により、入浴者の異常事態を連絡できるよう
にした簡易型入浴者見守りユニットを提供するという効
果がある。

【００６７】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態を示す外観図である。

【図２】本発明の制御回路１を示す図である。

【図３】本発明の他の実施形態を示す外観図である。

【図４】本発明の動作を説明するための波形図である。

【符号の説明】

１ 制御回路 １Ａ 制御部 １Ｂ 電源部 １Ｂ１ 電源 １Ｂ２ 電源スイッチ １Ｂ３ 電圧計 １Ｂ４ 表示部 １Ｃ タイマ部 １Ｃ１ タイマ １Ｃ２ 表示部 １Ｃ３ 発光表示部 １Ｄ リセット部 １Ｄ１ リセットスイッチ １Ｄ２ センサ １Ｄ３ マイク １Ｅ 警報部 １Ｅ１ ブザー １Ｅ２ 音声合成部 １Ｅ３ 連絡スイッチ １Ｅ４ フラッシュライト １Ｅ５ 音楽発生部 １Ｅ６ 無線移報部 １Ｅ７ インターホン ２ ケース ３ 浴槽 ４ 浴槽３の縁 ５ 手摺り ６ 浴室の壁 ７ ドア

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 砂場 真 東京都豊島区東池袋３丁目１番１号 日本 信号株式会社内 Ｆターム(参考） 4C094 AA01 BC28 FF17 FF18 GG12 5C086 AA22 BA04 CA09 CB21 DA02 DA07 DA08 EA13 EA41 EA45 FA02 FA06 FA17 5K038 AA06 BB02 DD18 GG02

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 電源部と、タイマ部と、リセット部と、
   警報部を有し、電源部が起動するとタイマ部がセットさ
   れ、タイマ部がタイムアップすると、警報部から警報が
   出力され、リセット部が作動した場合には、タイマ部が
   リセットされて警報の出力が停止され、リセット部が作
   動しない場合には、警報の出力が継続することを特徴と
   する簡易型入浴者見守りユニット。
2. 【請求項２】 上記電源部が、電源と電源スイッチによ
   り、タイマ部がタイマにより、リセット部がリセットス
   イッチにより、警報部がブザーによりそれぞれ構成され
   ている請求項１記載の簡易型入浴者見守りユニット。
3. 【請求項３】 上記電源が、投入されていない場合に、
   時計表示がされる請求項２記載の簡易型入浴者見守りユ
   ニット。
4. 【請求項４】 上記電源が、電池で構成されている場合
   であって、電圧低下が検知されたときに、電圧低下アー
   ム表示がされる請求項２記載の簡易型入浴者見守りユニ
   ット。
5. 【請求項５】 上記タイマがタイムアップするまでの残
   り時間を表示する請求項２記載の簡易型入浴者見守りユ
   ニット。
6. 【請求項６】 上記残り時間の経過を光の色で表示する
   請求項５記載の簡易型入浴者見守りユニット。
7. 【請求項７】 上記タイマが動作中に、音楽が流れる請
   求項２記載の簡易型入浴者見守りユニット。
8. 【請求項８】 上記音楽の音量は、時間の経過と共に徐
   々に小さくなり、リセットスイッチが押された場合に、
   元の大きさに戻り、又は音楽の曲目が変わる請求項７記
   載の簡易型入浴者見守りユニット。
9. 【請求項９】 上記音楽は、登録可能であり、スイッチ
   で入り切りできる請求項７記載の簡易型入浴者見守りユ
   ニット。
10. 【請求項１０】 上記タイマがタイムアップする前に、
    リセットスイッチが押された場合には、ブザー音の音色
    が変わる請求項２記載の簡易型入浴者見守りユニット。
11. 【請求項１１】 上記リセットスイッチの代わりに、セ
    ンサ、又はマイクを設け、センサが人の動きを検知した
    とき、又はマイクが所定の音声を入力したときに、タイ
    マがリセットされてブザー音の出力が停止される請求項
    ２記載の簡易型入浴者見守りユニット。
12. 【請求項１２】 上記ブザーの代わりに、音声合成部を
    設け、タイマがタイムアップしたときに，音声で警報を
    出力する請求項２記載の簡易型入浴者見守りユニット。
13. 【請求項１３】 上記ブザー、又は音声合成部は、連絡
    スイッチで起動することができ、ブザーのブザー音、又
    は音声合成部の音声を徐々に大きくできる請求項２、又
    は１２記載の簡易型入浴者見守りユニット。
14. 【請求項１４】 上記タイマがタイムアップした場合に
    光で警報を出力するフラッシュライトを付加した請求項
    ２、又は１２記載の簡易型入浴者見守りユニット。
15. 【請求項１５】 上記警報部に、無線で他の機器に移報
    できる無線移報部と、浴室外と通話できるインターホン
    をそれぞれ組み込んだ請求項２記載の簡易型入浴者見守
    りユニット。
16. 【請求項１６】 上記電源部の電源と電源スイッチ、タ
    イマ部のタイマ、及び警報部のブザーを、浴室に設置し
    た手摺りに取り付け、リセット部のリセットスイッチ
    を、その手摺りに沿って平行に取り付けることにより、
    全体を手摺り状に構成した請求項２記載の簡易型入浴者
    見守りユニット。