JP2003296827A - 開閉検知センサ - Google Patents

開閉検知センサ

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JP2003296827A JP2002103993A JP2002103993A JP2003296827A JP 2003296827 A JP2003296827 A JP 2003296827A JP 2002103993 A JP2002103993 A JP 2002103993A JP 2002103993 A JP2002103993 A JP 2002103993A JP 2003296827 A JP2003296827 A JP 2003296827A
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亮 森本
Hideki Kawahara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池交換を不要にし、使用個数の低減を可能
とし、施工を容易とする。 【解決手段】 開口の開口面に対して平行移動をするこ
とによりその開口を開閉する引き戸が、開口を開閉する
方向に平行移動をしたとき、引き戸の運動エネルギーを
電気エネルギーに変換して発電をする発電部2と、この
発電部2の発電による電力で充電されて蓄電する蓄電部
3と、この蓄電部3に蓄電された電力による電圧レベル
が所定のレベルを超えたときに後段に電力を供給する電
源制御部4と、これを介して蓄電部3に蓄電された電力
を使用して、引き戸が開閉したことを報知する報知部5
とを備えた。特に、発電部2は、引き戸の平行移動に応
じて回転する運動機構21と、この運動機構21の運動
エネルギーを受けて交流パルス電圧を発生する圧電素子
22とにより構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、引き戸の
窓などからの戸内への侵入を監視し、侵入を検知したと
きに発報ないし発信して報知する開閉検知センサに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の開閉検知センサとして
は、マグネットスイッチやレバースイッチを用いた方式
が主流となっている。
【0003】図10に従来のマグネットスイッチの配置
構成例を示す。図10において、11はマグネットスイ
ッチ、12は送信器、そしてL0はケーブルである。図
10(a)の例では、各引き戸8にマグネットスイッチ
11を取り付け、各マグネットスイッチ11に送信器1
2を取り付けた配置構成になっている。図10(b)の
例では、各引き戸8にマグネットスイッチ11を取り付
け、それらをケーブル12経由で一の送信器12に接続
した配置構成になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示す従来のマグネットスイッチでは、各窓に取り付け
る必要があり、コスト高および見栄えが悪くなるなどの
問題がある。また、マグネット部とセンシング部(リー
ドスイッチ)が分離されているため、施工に手間がかか
る。また、少なくともマグネットスイッチと送信器との
間にはケーブルを配線する必要があり、見栄えをさらに
悪くする原因となっていた。さらに、送信器の電源確保
のため、定期的な電池交換が必要であった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、電池交換が不要であり、使用個数の低減が可能
となり、施工が容易となる開閉検知センサを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明の開閉検知センサは、開口の開口
面に対して平行移動をすることによりその開口を開閉す
る開閉部材が、前記開口を少なくとも開ける方向に平行
移動をしたとき、前記開閉部材の運動エネルギーを電気
エネルギーに変換して発電をする発電手段と、この発電
手段の発電による電力で充電されて蓄電する蓄電手段
と、この蓄電手段に蓄電された電力を使用して、前記開
口が少なくとも開いたことを報知する報知手段とを備え
ることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の開
閉検知センサにおいて、前記蓄電手段と前記報知手段と
の間に介在し、前記蓄電手段に蓄電された電力による電
圧レベルが所定のレベルを超えたとき、前記報知手段に
対して前記蓄電手段に蓄電された電力の供給を行い、前
記電圧レベルが所定のレベルを下回ったとき、前記供給
を停止する電源制御手段を備え、前記開閉部材は1つま
たは少なくとも2つの引き戸であり、前記発電手段は、
前記開口の枠または前記開閉部材である一の引き戸に固
定され前記一の引き戸または前記開閉部材である他の引
き戸の平行移動に応じて回転または上下動の運動をする
運動機構と、この運動機構の運動エネルギーを受けて交
流パルス電圧を発生する少なくとも1つの圧電素子とに
より構成され、前記蓄電手段は、前記交流パルス電圧を
直流電圧に整流する整流器と、この整流器で整流された
直流電圧により充電される充電素子とにより構成され、
前記報知手段は、前記蓄電手段から前記電源制御手段を
経由して電力の供給を受けたときに発報ないし発信して
報知することを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の開
閉検知センサにおいて、前記開閉部材は少なくとも2つ
の引き戸であり、前記発電手段は前記開閉部材である一
の引き戸に固定され、前記運動機構は、前記開閉部材で
ある他の引き戸に当接し前記一の引き戸または前記他の
引き戸が平行移動をしたときに回転する回転輪と、この
回転輪に設けられその回転輪の回転に応じて前記圧電素
子に振動を加える振動発生部とにより構成されることを
特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項2記載の開
閉検知センサにおいて、前記開閉部材は少なくとも2つ
の引き戸であり、前記発電手段は前記開閉部材である一
の引き戸に固定され、前記運動機構は、前記開閉部材で
ある他の引き戸に当接し前記一の引き戸または前記他の
引き戸が平行移動をしたときに回転する第1の回転輪
と、この第1の回連輪の少なくとも一方の回転方向の回
転に連動して回転する第2の回転輪と、この第2の回転
輪に設けられその第2の回転輪の回転に応じて前記圧電
素子に振動を加える振動発生部とにより構成されること
を特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4記載の開
閉検知センサにおいて、前記開閉部材が前記開口を開け
る方向に平行移動をしたときに互いに歯合するのこぎり
刃状の突起を、前記第1の回転輪および前記第2の回転
輪の双方に設けてなることを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項3記載の開
閉検知センサにおいて、前記各手段を収納するハウジン
グと、前記運動機構を構成する蓋体と、前記回転輪の軸
部を構成する、両端部が導電性であって中央部が絶縁性
である回転軸とを備え、前記回転輪は有底の筒状に形成
され、前記蓋体は有底の筒状に形成されて前記回転輪の
内周面に嵌合し、前記回転軸は前記回転輪および前記蓋
体の回転の中心に取着され、前記ハウジングは、少なく
とも前記回転輪の一部を外部に露出させた状態で前記回
転軸の両端側を軸支し、前記圧電素子は、前記回転輪お
よび前記蓋体の内部に収納され、前記回転軸の両端部を
介して前記整流器の入力部に電気的に接続され、前記振
動発生部は、前記回転輪および前記蓋体の内部に収納さ
れ、前記回転輪の軸部を構成する回転軸に設けられるこ
とを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明に
係る第1実施形態の開閉検知センサ全体の概略構成図、
図2は同開閉検知センサのブロック構成図、図3は同開
閉検知センサの使用例を示す図である。
【0013】第1実施形態の開閉検知センサ1は、図3
の例に示すように、2枚の引き戸8の窓(開口)からの
戸内への侵入を監視し、侵入を検知したときにその旨を
示す信号を受信器7に発信して報知するものであり、図
1,図2に示すように、発電部2と、蓄電部3と、電源
制御部4と、報知部5とを備えているとともに、これら
各部を内部に収納するハウジング6を備えている。
【0014】発電部2は、窓の開口面に対して平行移動
をすることにより窓を開閉する2枚の引き戸8が、窓を
少なくとも開ける方向(第1実施形態では開閉する方
向)に平行移動をしたとき、引き戸8の運動エネルギー
を電気エネルギーに変換して発電をするものであり、運
動機構21と、圧電素子22とにより構成されている。
【0015】運動機構21は、一の引き戸8(図3では
右側の引き戸の外周左端側上部)に固定され、一の引き
戸8または他の引き戸8の平行移動に応じて回転の運動
をするものであり、図1の例では、回転輪211と、こ
の回転輪211の軸部を構成する回転軸212と、振動
発生部216とにより構成されている。
【0016】回転輪211は、他の引き戸8の縁部内面
に当接し、一の引き戸8または他の引き戸8が平行移動
をしたときに、両端側がハウジング6によって軸支され
た回転軸212を回転の中心として回転する車輪であ
る。振動発生部216は、円板状の外周面に複数組(図
1(b)では4組)の凹凸を持つカム状に形成され、回
転軸212を回転の中心とするように回転輪211と一
体的に設けられ、回転輪211の回転に応じて上記凹凸
により圧電素子22に振動を加えるものである。ただ
し、ハウジング6は、回転輪211の一部を外部に臨ま
せた状態で回転軸212の両端側を軸支し、回転輪21
1および回転輪211の軸孔は回転軸212よりも若干
大きめの寸法に設定されている。
【0017】圧電素子22は、強誘電体であり、運動機
構21の上記凹凸により運動エネルギーを受けて振動な
いし変位することにより、交流パルス電圧を発生するも
のである。
【0018】蓄電部3は、発電部2の発電による電力で
充電されて蓄電するものであり、図2の例では、圧電素
子22からの交流パルス電圧を直流電圧に全波ないし半
波整流する整流器31と、この整流器31で整流された
直流電圧により充電されるコンデンサ32とにより構成
されている。
【0019】電源制御部4は、スイッチ素子などにより
構成され、蓄電部3と報知部5との間に介在し、蓄電部
3に蓄電された電力による電圧レベルが所定のレベル
(第1のレベル)を超えたとき、報知部5に対して蓄電
部3に蓄電された電力の供給を行い、所定のレベル(第
1のレベルまたはこれよりも低い第2のレベル)を下回
ったとき、上記供給を停止するものである。
【0020】報知部5は、蓄電部3に蓄電された電力を
使用して、引き戸8が開閉したことを報知するものであ
り、第1実施形態では、蓄電部3から電源制御部4を経
由して電力の供給を受けたときに起動して、窓が開閉し
たことを示す所定コードを含む信号を、光信号または電
波信号で受信器7に発信する発信器である。第1実施形
態では、上記電圧レベルが第1のレベルを超えた時点と
第2のレベルを下回った時点との間に信号の送信を完了
するように構成される。
【0021】受信器7は、上記発信器に対応するもので
あり、警戒モードを入り切りするための切替設定機能
と、この切替設定機能によって警戒モードを入り状態に
切替設定している場合に、報知部5から光信号または電
波信号を受信したときにその信号に上記所定コードが含
まれていれば、侵入警報を発報する発報機能とを有して
いる。
【0022】次に、開閉検知センサ1および受信器7の
動作について説明する。上記警戒モードが切り状態であ
る場合には、受信器7は、開閉検知センサ1の動作に関
係なく、侵入警報を発報しない。
【0023】他方、上記警戒モードが切り状態である場
合に、いずれかの引き戸8が開いたとき、その引き戸8
の動きに応じて、回転輪211が回転するとともに振動
発生部216も回転する。そして、振動発生部216が
回転することで得られる運動エネルギーを圧電素子22
が受けると、交流パルス電圧が発生する。この交流パル
ス電圧は整流器31で直流電圧に整流され、この直流電
圧によってコンデンサ32が充電される。
【0024】この後、コンデンサ32の両端電圧のレベ
ルが、振動発生部216からの運動エネルギーにより上
昇して所定レベルを超えたとき、報知部5が蓄電部3か
ら電源制御部4を経由して電力の供給を受ける。これに
より、報知部5が起動して窓が開閉したことを示す信号
を発信し、受信器7がその信号を受信することにより侵
入警報を発報する。なお、侵入警報は様々な形態で実行
される。例えば、スピーカから大きな警報音を出すこと
により行われる。あるいは、外部との通信機能を用い
て、予め決定された通知先に侵入のあったことを通知す
ることにより行われる。
【0025】以上、第1実施形態によれば、電池交換が
不要であり、使用個数の低減が可能となり、施工が容易
となる。また、第1実施形態の開閉検知センサ1は、1
つまたは少なくとも2つの引き戸8に適用可能である。
特に、図4に示すような1つの引き戸8の場合、開閉検
知センサ1は、図4(c),(d)に示すように開口の
枠9に、あるいは図4(e),(f)に示すように引き
戸8の縁部に固定して使用することができる。
【0026】なお、第1実施形態では、圧電素子22を
1つ備える構成になっているが、これに限らず、振動発
生部216の凹所に位置するように複数の圧電素子22
を備える構成でもよい。この構成によれば、より大きな
発電が可能となる。
【0027】また、警戒モードを入り切りするための切
替設定機能は、受信器に設けられる構成になっている
が、開閉検知センサに設けられる構成でもよい。この構
成によれば、開閉検知センサの報知部に音などで発報す
る発報機能を持たせることが可能になる。
【0028】さらに、図3の例において、回転輪211
が当接する他の引き戸8の縁部内面に、回転輪211を
回転しやすくするための摩擦抵抗の大きな回転補助材を
貼付するようにしてもよい。
【0029】(第2実施形態)図5は本発明に係る第2
実施形態の開閉検知センサ全体の概略構成図である。
【0030】第2実施形態の開閉検知センサ1Aは、図
5に示すように、蓄電部3と、電源制御部4と、報知部
5と、ハウジング6とを第1実施形態と同様に備えてい
るほか、第1実施形態との相違点として発電部2Aを備
えている。
【0031】発電部2Aは、第1実施形態とは異なる運
動機構21Aと、第1実施形態と同様の圧電素子22と
により構成されている。
【0032】運動機構21Aは、一の引き戸8に固定さ
れ、一の引き戸8または他の引き戸8の平行移動に応じ
て回転の運動をするものであり、回転輪211Aと、こ
の回転輪211Aの軸部を構成する回転軸212と、回
転輪213と、振動発生部216Aと、バネ217とに
より構成されている。
【0033】回転輪211Aは、他の引き戸8の縁部内
面に当接し、一の引き戸8または他の引き戸8が平行移
動をしたときに、両端側がハウジング6によって軸支さ
れた回転軸212を回転の中心として回転する車輪であ
る。回転輪213は、円板状に形成され、回転軸212
を回転の中心とするように回転輪211Aと同軸に設け
られる。ここで、回転軸212には回転輪213の軸方
向の移動を禁止する掛止部が設けられ、この係止部で軸
方向の移動を禁止された回転輪213に向けて回転輪2
11Aを押すバネ217が回転軸212に挿通されてい
る。また、回転輪211Aおよび回転輪213の双方の
対向面側には、引き戸8が開口を開ける方向に平行移動
をしたときに互いに歯合するのこぎり刃状の突起が形成
されている。図5(b)の例では、回転輪211Aの対
向面側に一の突起が形成され、回転輪213の対向面側
に複数の突起が形成される構造になっている。この構造
により、回転輪213は、回転輪211Aの一方の回転
方向(図5(b)では時計回り)の回転に連動して回転
する。なお、回転輪211Aの対向面側に複数ののこぎ
り刃状の突起を形成し、回転輪213の対向面側に一の
のこぎり刃状の突起を形成する構造でも構わない。
【0034】振動発生部216Aは、回転軸212を挿
通する円柱状に形成され、外壁に複数(図5(c)では
8枚)の弾性羽を有している。また、振動発生部216
Aは回転輪213と一体成形される。そして、圧電素子
212は、振動発生部216Aの弾性羽間に位置するよ
うに配置される。
【0035】このように構成される開閉検知センサ1A
では、引き戸8が開口を開ける方向に動いた時に限り、
圧電素子22は、運動機構21Aの振動発生部216A
の各弾性羽により運動エネルギーを受けて振動ないし変
位することにより、交流パルス電圧を発生する。なお、
これ以降の動作は第1実施形態と同様である。
【0036】以上、第2実施形態によれば、第1実施形
態と同様の効果を奏することが可能となるほか、引き戸
8が開口を開ける方向に動いた時に限り報知が行われる
ようにすることができる。
【0037】(第3実施形態)図6は本発明に係る第3
実施形態の開閉検知センサ全体の概略構成図である。
【0038】第3実施形態の開閉検知センサ1Bは、図
6に示すように、蓄電部3と、電源制御部4と、報知部
5と、ハウジング6とを第2実施形態と同様に備えてい
るほか、第2実施形態との相違点として発電部2Bを備
えている。
【0039】発電部2Bは、第2実施形態とは異なる運
動機構21Bと、第2実施形態と同様の圧電素子22と
により構成されている。
【0040】運動機構21Bは、一の引き戸8に固定さ
れ、一の引き戸8または他の引き戸8の平行移動に応じ
て回転の運動をするものであり、回転輪211Bと、こ
の回転輪211Bの軸部を構成する回転軸212Aと、
回転輪213Aと、この回転輪213Aの軸部を構成す
る回転軸214と、振動発生部216Aと、バネ217
とにより構成されている。
【0041】回転輪211Bは、他の引き戸8の縁部内
面に当接し、一の引き戸8または他の引き戸8が平行移
動をしたときに、両端側がハウジング6によって軸支さ
れた回転軸212Aを回転の中心として回転する車輪で
ある。回転輪213Aは、回転輪211Bよりも径の小
さい円板状に形成され、回転軸212Aとは異軸であっ
て両端側がハウジング6によって軸支された回転軸21
4を回転の中心とするように設けられている。ここで、
回転軸214には回転輪213Aの軸方向の移動を禁止
する掛止部が設けられ、この係止部で軸方向の移動を禁
止された回転輪213Aに向けて回転輪211Bを押す
バネ217が回転軸212Aに挿通されている。また、
回転輪211Bおよび回転輪213Aの双方の対向面側
には、引き戸8が開口を開ける方向に平行移動をしたと
きに互いに歯合するのこぎり刃状の突起が複数形成され
ている(径寸法の関係で、突起の数は回転輪213Aよ
りも回転輪211Bの方が多い)。そして、回転輪21
1Bおよび回転輪213Aは、外周縁の一点で互いに当
接するように配置されている。
【0042】このように構成される開閉検知センサ1B
では、引き戸8が開口を開ける方向に動いた時に限り、
圧電素子22は、運動機構21Aの振動発生部216A
の各弾性羽により運動エネルギーを受けて振動ないし変
位することにより、交流パルス電圧を発生する。このと
き、回転輪211Bおよび回転輪213Aの径寸法の違
いによる突起の数の違いで、第2実施形態よりも多い交
流パルス電圧を発生することができる。なお、これ以降
の動作は第2実施形態と同様である。
【0043】以上、第3実施形態によれば、第2実施形
態と同様の効果を奏することが可能となるほか、発電部
でより多くの交流パルス電圧を発生させることができ、
蓄電部の電力供給能力を高めることができる。
【0044】(第4実施形態)図7は本発明に係る第4
実施形態の開閉検知センサ全体の概略構成図である。
【0045】第4実施形態の開閉検知センサ1Cは、図
7に示すように、蓄電部3と、電源制御部4と、報知部
5と、ハウジング6とを第1実施形態と同様に備えてい
るほか、第1実施形態との相違点として発電部2Cを備
えている。
【0046】発電部2Cは、第1実施形態とは異なる運
動機構21Cと、第1実施形態と同様の圧電素子22と
により構成されている。
【0047】運動機構21Cは、一の引き戸8に固定さ
れ、一の引き戸8または他の引き戸8の平行移動に応じ
て回転の運動をするものであり、回転輪211Cと、こ
の回転輪211Cの軸部を構成する回転軸212Aと、
回転輪213Bと、この回転輪213Bの軸部を構成す
る回転軸214と、ベルト215と、振動発生部216
Aとにより構成されている。
【0048】回転輪211Cは、他の引き戸8の縁部内
面に当接し、一の引き戸8または他の引き戸8が平行移
動をしたときに、両端側がハウジング6によって軸支さ
れた回転軸212Aを回転の中心として回転する車輪で
あり、一回り径の小さなベルト装着部211aを一体に
有している。回転輪213Bは、回転輪211Cのベル
ト装着部211aよりも径の小さい円板状に形成され、
回転軸212Aとは異軸であって両端側がハウジング6
によって軸支された回転軸214を回転の中心とするよ
うに設けられている。そして、回転輪211Cのベルト
装着部211aおよび回転輪213Bの双方にベルト2
15が装着されている。圧電素子212は、振動発生部
216Aの弾性羽間に位置するように配置される。
【0049】このように構成される開閉検知センサ1C
では、圧電素子22は、運動機構21Cの振動発生部2
16Aの各弾性羽により運動エネルギーを受けて振動な
いし変位することにより、交流パルス電圧を発生する。
このとき、回転輪211Cのベルト装着部211aおよ
び回転輪213Bの径寸法の違いで、回転輪213Bが
より多く回転するから、第1実施形態よりも多い交流パ
ルス電圧を発生することができる。
【0050】以上、第4実施形態によれば、第1実施形
態と同様の効果を奏することが可能となるほか、発電部
でより多くの交流パルス電圧を発生させることができ、
蓄電部の電力供給能力を高めることができる。
【0051】(第5実施形態)図8は本発明に係る第5
実施形態の開閉検知センサにおける運動機構の構成図で
ある。
【0052】第5実施形態の開閉検知センサは、図8に
示すように、第1実施形態との相違点として運動機構2
1Dを備えている。この運動機構21Dは、一の引き戸
8に固定され、一の引き戸8または他の引き戸8の平行
移動に応じて回転の運動をするものであり、回転輪21
1Dと、この回転輪211Dの軸部を構成する、両端部
が導電性であって中央部が絶縁性である回転軸212B
と、振動発生部216Bと、蓋体218とにより構成さ
れている。
【0053】回転輪211Dは、他の引き戸8の縁部内
面に当接し、一の引き戸8または他の引き戸8が平行移
動をしたときに、両端側がハウジング6によって軸支さ
れた回転軸212Bを回転の中心として回転する車輪で
あり、有底の筒状に形成されている。振動発生部216
Bは、回転軸212Bに取着された複数の弾性羽により
構成される。蓋体218は、有底の筒状に形成されて回
転輪211Dの内周面に嵌合し、内部に圧電素子22お
よび振動発生部216Bを収納する。
【0054】回転軸212Bは、回転輪211Dおよび
蓋体218の回転の中心に取着(固定)され、少なくと
も回転輪211Dの一部を外部に露出させた状態でハウ
ジング6に軸支される。回転輪211Dおよび蓋体21
8の内部に収納された圧電素子22の両端L1,L2
(リード線等)は、回転軸212Bの両端部を介して整
流器31の入力部に電気的に接続される。そして、圧電
素子212は、振動発生部216Bの弾性羽間に位置す
るように配置される。
【0055】このように構成される開閉検知センサで
は、圧電素子22は、運動機構21Dの振動発生部21
6Bの各弾性羽により運動エネルギーを受けて振動ない
し変位することにより、交流パルス電圧を発生する。な
お、これ以降の動作は第2実施形態と同様である。
【0056】以上、第5実施形態によれば、第1実施形
態と同様の効果を奏することが可能となるほか、開閉検
知センサの小型化が可能となる。また、図8に示す発電
部2Dと、その他の蓄電部3、電源制御部4および報知
部5とを別々のハウジングに設けて別体構造にすること
も可能である。
【0057】なお、第5実施形態では、圧電素子22を
備える構成になっているが、蓄電部3、電源制御部4お
よび報知部5のうち少なくとも一つをさらに収納するよ
うにしてもよい。
【0058】また、上記各実施形態では、運動機構は、
基本的に引き戸の水平直線運動を回転運動に変換する構
成になっているが、これに限らず、引き戸の水平直線運
動を垂直ピストン運動に変換するように運動機構を構成
するようにしてもよい。すなわち、図9に示すように、
引き戸の縁部内面または枠の内面に正弦波状のレール溝
RSを設け、そのレール溝RSに応じて垂直ピストン運
動をする運動機構21Eを設けるようにしてもよい。運
動機構21Eは、レール溝RSに填め込まれる突部21
1Eと、ハウジングに形成される穴などに挿通される一
対の軸212Eと、垂直ピストン運動を圧電素子22に
伝達するための弾性羽としての振動発生部216Eとを
備えている。このような構成でも、電池交換が不要であ
り、使用個数の低減が可能となる。
【0059】さらに、発電部では、圧電素子を使用する
構成になっているが、モータを使用しても発電は可能で
ある。
【0060】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、、開口の開口面に対して平行移
動をすることによりその開口を開閉する開閉部材が、前
記開口を少なくとも開ける方向に平行移動をしたとき、
前記開閉部材の運動エネルギーを電気エネルギーに変換
して発電をする発電手段と、この発電手段の発電による
電力で充電されて蓄電する蓄電手段と、この蓄電手段に
蓄電された電力を使用して、前記開口が少なくとも開い
たことを報知する報知手段とを備えるので、電池交換が
不要であり、例えば開閉部材が複数ある場合に使用個数
の低減が可能となり、施工が容易となる。また、使用個
数の低減により、コストおよび外観などの問題を改善す
ることができ、電池が不要であるため、経済性にも優れ
ている。さらに、移動検知方式であるため、(夏場な
ど)一部開いている窓の検知も可能となる。
【0061】請求項2記載の発明は、請求項1記載の開
閉検知センサにおいて、前記蓄電手段と前記報知手段と
の間に介在し、前記蓄電手段に蓄電された電力による電
圧レベルが所定のレベルを超えたとき、前記報知手段に
対して前記蓄電手段に蓄電された電力の供給を行い、前
記電圧レベルが所定のレベルを下回ったとき、前記供給
を停止する電源制御手段を備え、前記開閉部材は1つま
たは少なくとも2つの引き戸であり、前記発電手段は、
前記開口の枠または前記開閉部材である一の引き戸に固
定され前記一の引き戸または前記開閉部材である他の引
き戸の平行移動に応じて回転または上下動の運動をする
運動機構と、この運動機構の運動エネルギーを受けて交
流パルス電圧を発生する少なくとも1つの圧電素子とに
より構成され、前記蓄電手段は、前記交流パルス電圧を
直流電圧に整流する整流器と、この整流器で整流された
直流電圧により充電される充電素子とにより構成され、
前記報知手段は、前記蓄電手段から前記電源制御手段を
経由して電力の供給を受けたときに発報ないし発信して
報知するのであり、この構成でも、電池交換が不要であ
り、使用個数の低減が可能となり、施工が容易となるほ
か、報知手段が発報ないし発信して報知する構成である
ので、ケーブルなどの配線が不要となる。
【0062】請求項3記載の発明は、請求項2記載の開
閉検知センサにおいて、前記開閉部材は少なくとも2つ
の引き戸であり、前記発電手段は前記開閉部材である一
の引き戸に固定され、前記運動機構は、前記開閉部材で
ある他の引き戸に当接し前記一の引き戸または前記他の
引き戸が平行移動をしたときに回転する回転輪と、この
回転輪に設けられその回転輪の回転に応じて前記圧電素
子に振動を加える振動発生部とにより構成されるので、
使用個数を低減することができる。
【0063】請求項4記載の発明は、請求項2記載の開
閉検知センサにおいて、前記開閉部材は少なくとも2つ
の引き戸であり、前記発電手段は前記開閉部材である一
の引き戸に固定され、前記運動機構は、前記開閉部材で
ある他の引き戸に当接し前記一の引き戸または前記他の
引き戸が平行移動をしたときに回転する第1の回転輪
と、この第1の回連輪の少なくとも一方の回転方向の回
転に連動して回転する第2の回転輪と、この第2の回転
輪に設けられその第2の回転輪の回転に応じて前記圧電
素子に振動を加える振動発生部とにより構成されるの
で、使用個数を低減することができるほか、第2の回転
輪が第1の回連輪の一方の回転方向の回転に連動して回
転する構成の場合、例えば引き戸が開口を開ける方向に
動いた時に限り報知が行われるようにすることができ
る。
【0064】請求項5記載の発明は、請求項4記載の開
閉検知センサにおいて、前記開閉部材が前記開口を開け
る方向に平行移動をしたときに互いに歯合するのこぎり
刃状の突起を、前記第1の回転輪および前記第2の回転
輪の双方に設けてなるので、例えば引き戸が開口を開け
る方向に動いた時に限り報知が行われるようにすること
ができる。
【0065】請求項6記載の発明は、請求項3記載の開
閉検知センサにおいて、前記各手段を収納するハウジン
グと、前記運動機構を構成する蓋体と、前記回転輪の軸
部を構成する、両端部が導電性であって中央部が絶縁性
である回転軸とを備え、前記回転輪は有底の筒状に形成
され、前記蓋体は有底の筒状に形成されて前記回転輪の
内周面に嵌合し、前記回転軸は前記回転輪および前記蓋
体の回転の中心に取着され、前記ハウジングは、少なく
とも前記回転輪の一部を外部に露出させた状態で前記回
転軸の両端側を軸支し、前記圧電素子は、前記回転輪お
よび前記蓋体の内部に収納され、前記回転軸の両端部を
介して前記整流器の入力部に電気的に接続され、前記振
動発生部は、前記回転輪および前記蓋体の内部に収納さ
れ、前記回転輪の軸部を構成する回転軸に設けられるの
で、小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の開閉検知センサ全
体の概略構成図である。
【図2】同開閉検知センサのブロック構成図である。
【図3】同開閉検知センサの使用例を示す図である。
【図4】引き戸が1つである場合の同開閉検知センサの
使用例を示す図である。
【図5】本発明に係る第2実施形態の開閉検知センサ全
体の概略構成図である。
【図6】本発明に係る第3実施形態の開閉検知センサ全
体の概略構成図である。
【図7】本発明に係る第4実施形態の開閉検知センサ全
体の概略構成図である。
【図8】本発明に係る第5実施形態の開閉検知センサに
おける運動機構の構成図である。
【図9】引き戸の水平直線運動を垂直ピストン運動に変
換する運動機構の構成例を示す図である。
【図10】従来のマグネットスイッチの配置構成例を示
す図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 開閉検知センサ 2,2A,2B,2C,2D,2E 発電部 21 運動機構 211 回転輪 212 回転軸 216 振動発生部 22 圧電素子 3 蓄電部 4 電源制御部 5 報知部 6 ハウジング 7 受信器 8 引き戸 9 枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河原 英喜 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5C084 AA02 AA07 BB13 BB16 CC02 CC03 DD23 EE01 GG03 GG05 GG33

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口の開口面に対して平行移動をするこ
    とによりその開口を開閉する開閉部材が、前記開口を少
    なくとも開ける方向に平行移動をしたとき、前記開閉部
    材の運動エネルギーを電気エネルギーに変換して発電を
    する発電手段と、この発電手段の発電による電力で充電
    されて蓄電する蓄電手段と、この蓄電手段に蓄電された
    電力を使用して、前記開口が少なくとも開いたことを報
    知する報知手段とを備えることを特徴とする開閉検知セ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 前記蓄電手段と前記報知手段との間に介
    在し、前記蓄電手段に蓄電された電力による電圧レベル
    が所定のレベルを超えたとき、前記報知手段に対して前
    記蓄電手段に蓄電された電力の供給を行い、前記電圧レ
    ベルが所定のレベルを下回ったとき、前記供給を停止す
    る電源制御手段を備え、 前記開閉部材は1つまたは少なくとも2つの引き戸であ
    り、 前記発電手段は、前記開口の枠または前記開閉部材であ
    る一の引き戸に固定され前記一の引き戸または前記開閉
    部材である他の引き戸の平行移動に応じて回転または上
    下動の運動をする運動機構と、この運動機構の運動エネ
    ルギーを受けて交流パルス電圧を発生する少なくとも1
    つの圧電素子とにより構成され、 前記蓄電手段は、前記交流パルス電圧を直流電圧に整流
    する整流器と、この整流器で整流された直流電圧により
    充電される充電素子とにより構成され、 前記報知手段は、前記蓄電手段から前記電源制御手段を
    経由して電力の供給を受けたときに発報ないし発信して
    報知することを特徴とする請求項1記載の開閉検知セン
    サ。
  3. 【請求項3】 前記開閉部材は少なくとも2つの引き戸
    であり、 前記発電手段は前記開閉部材である一の引き戸に固定さ
    れ、 前記運動機構は、前記開閉部材である他の引き戸に当接
    し前記一の引き戸または前記他の引き戸が平行移動をし
    たときに回転する回転輪と、この回転輪に設けられその
    回転輪の回転に応じて前記圧電素子に振動を加える振動
    発生部とにより構成されることを特徴とする請求項2記
    載の開閉検知センサ。
  4. 【請求項4】 前記開閉部材は少なくとも2つの引き戸
    であり、 前記発電手段は前記開閉部材である一の引き戸に固定さ
    れ、 前記運動機構は、前記開閉部材である他の引き戸に当接
    し前記一の引き戸または前記他の引き戸が平行移動をし
    たときに回転する第1の回転輪と、この第1の回連輪の
    少なくとも一方の回転方向の回転に連動して回転する第
    2の回転輪と、この第2の回転輪に設けられその第2の
    回転輪の回転に応じて前記圧電素子に振動を加える振動
    発生部とにより構成されることを特徴とする請求項2記
    載の開閉検知センサ。
  5. 【請求項5】 前記開閉部材が前記開口を開ける方向に
    平行移動をしたときに互いに歯合するのこぎり刃状の突
    起を、前記第1の回転輪および前記第2の回転輪の双方
    に設けてなることを特徴とする請求項4記載の開閉検知
    センサ。
  6. 【請求項6】 前記各手段を収納するハウジングと、前
    記運動機構を構成する蓋体と、前記回転輪の軸部を構成
    する、両端部が導電性であって中央部が絶縁性である回
    転軸とを備え、 前記回転輪は有底の筒状に形成され、 前記蓋体は有底の筒状に形成されて前記回転輪の内周面
    に嵌合し、 前記回転軸は前記回転輪および前記蓋体の回転の中心に
    取着され、 前記ハウジングは、少なくとも前記回転輪の一部を外部
    に露出させた状態で前記回転軸の両端側を軸支し、 前記圧電素子は、前記回転輪および前記蓋体の内部に収
    納され、前記回転軸の両端部を介して前記整流器の入力
    部に電気的に接続され、 前記振動発生部は、前記回転輪および前記蓋体の内部に
    収納され、前記回転輪の軸部を構成する回転軸に設けら
    れることを特徴とする請求項3記載の開閉検知センサ。
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