JP2003296781A - 出退勤管理システム - Google Patents

出退勤管理システム

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JP2003296781A
JP2003296781A JP2002098179A JP2002098179A JP2003296781A JP 2003296781 A JP2003296781 A JP 2003296781A JP 2002098179 A JP2002098179 A JP 2002098179A JP 2002098179 A JP2002098179 A JP 2002098179A JP 2003296781 A JP2003296781 A JP 2003296781A
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Japan
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attendance
time
employee
management system
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Pending
Application number
JP2002098179A
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English (en)
Inventor
Shinobu Nagahara
忍 長原
Shigetoshi Nagane
成寿 長根
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出退勤の管理レベルが高く、より安価に出退
勤管理システムを構築する。 【解決手段】 無作為なチェックナンバーを独自に生成
表示するチェックナンバー表示装置21と、従業員毎に
所持され個人IDとチェックナンバーとを送信可能な携
帯電話1と、公衆回線5を介し携帯電話1と接続される
サーバ2と、サーバ2にネットワーク接続され出退勤を
管理する管理装置22とを有する。サーバ2は、所定時
間毎にチェックナンバー表示装置21に表示されるチェ
ックナンバーと同一チェックナンバーを同時刻に生成す
る生成手段と、携帯電話1から送信された個人IDとチ
ェックナンバーとを受信する受信手段と、受信したチェ
ックナンバーとサーバ2で生成したチェックナンバーと
を比較する比較手段と、両チェックナンバーが同一の場
合、チェックナンバーの生成時刻と受信した個人ID所
有従業員とをリンクさせ出退勤記録する記録手段とを有
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯端末を用
い、容易な操作で安価なシステム構築が可能で高い管理
レベルを実現する出退勤管理システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、タイムカードによる打刻や磁気カ
ードの読取りによって、出退勤を管理する方法が一般的
である。このような出退勤管理システムでは、出退勤す
る従業員本人がカード操作しなくても、他の従業員が本
人に代わってカード操作をして出退勤の登録を行うこと
(いわゆる「成りすまし」)が可能である。そのため、
出退勤の管理レベルが低いという問題があった。
【0003】そこで、近年では、上述の交換又は貸借可
能なカードではなく、指紋等により個人を認証する出退
勤管理方法も提案されている。例えば、特開2002−
42193号公報の「勤怠管理方法」には、予め利用者
の指紋とIDとがリンクされて登録されており、利用者
が指紋を入力すると、指紋の認証を行い、指紋に該当す
る利用者の出勤時刻および退勤時刻を管理する方法が開
示されている。
【0004】しかしながら、上述のような指紋認証を用
いた出退勤管理システムは、管理レベルは高いものの管
理システム自体が極めて高価なものとなるため、汎用性
に乏しいという問題があった。
【0005】そこで、出退勤管理レベルが高く、より安
価な管理システムの構築が望まれている。例えば、特開
2001−160160号公報の「携帯電話を利用した
出退勤時刻管理システム」には、図12に示すように、
従業員毎に所持される携帯電話61と、従業員以外の入
力担当者のみが従業員の出退勤時刻を入力可能な出退時
刻入力装置63とを有し、携帯電話61と出退時刻入力
装置63とが、公衆回線65を介してサーバ62に接続
され、従業員の出退勤管理をする管理システムが記載さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
携帯電話を利用した出退勤時刻管理システムの場合に
は、出退時刻と従業員氏名とを入力装置に入力する入力
担当者が必要である。更に、会社や事業所の規模に応じ
て、出退を管理する部門や場所毎に専任の複数の入力担
当者を雇用する必要があり、出退勤管理システムの運営
管理の手間および費用が嵩むという問題があった。
【0007】更に、上記管理システムでは、入力担当者
が入力した出退時刻がサーバ62を介して従業員の携帯
電話に送信され、携帯電話のディスプレイに表示された
出退時刻の正否について従業員に確認を取る方法が採用
されている。
【0008】しかしながら、毎回出退毎に入力された出
退時刻を従業員本人に確認させる操作は極めて面倒であ
り、管理システムの運用面で問題があった。
【0009】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたものであり、出退勤管理システムの管理運営がよ
り安価となるように、出退勤する従業員が自ら出退時刻
を正しく登録可能であって、かつ出退勤管理レベルの高
い出退勤管理システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願出退勤管理システムは、以下の特徴を有する。
【0011】(1)所定時間毎に無作為なチェックナン
バーを生成し表示するチェックナンバー表示装置と、従
業員毎に所持され個人認証情報と前記チェックナンバー
とを送信可能な携帯端末と、前記携帯端末とネットワー
クを介して接続される出退勤管理サーバと、を有し、前
記出退勤管理サーバは、所定時間毎に前記チェックナン
バー表示装置に表示される無作為なチェックナンバーと
同一のチェックナンバーを同一時刻に独自に生成するチ
ェックナンバー生成手段と、前記携帯端末から送信され
た前記個人認証情報とチェックナンバーとを受信する受
信手段と、受信したチェックナンバーと前記出退勤管理
サーバにて生成したチェックナンバーとを比較する比較
手段と、前記比較手段において両チェックナンバーが同
一の場合には、前記チェックナンバーの生成時刻と受信
した前記個人認証情報を有する従業員とをリンクさせて
出退勤を記録する記録手段と、を備える出退勤管理シス
テムである。
【0012】チェックナンバー表示装置には、所定時間
毎に、予測不可能な無作為のチェックナンバーが表示さ
れるため、実際にチェックナンバー表示装置に表示され
たチェックナンバーを視認した従業員でなければ、出退
時刻に表示されたチェックナンバーを携帯端末から出退
勤管理サーバに送信することができない。更に、チェッ
クナンバー表示装置と出退勤管理サーバとは同一時刻に
同一のチェックナンバーが生成及び/又は表示されてい
る。更に、携帯端末は各自所持することが原則であるこ
とから、上述の出退勤管理システムでは、本人の代わり
に出退勤時刻を登録操作すること(成りすまし)は不可
能であり、高い出退勤管理レベルを有することができ
る。更に、汎用の機器を用いてシステムを構築できるた
めより安価な管理システムを提供することができる。
【0013】(2)所定時間毎に無作為なチェックナン
バーを表示するチェックナンバー表示装置と、前記従業
員毎に所持され個人認証情報と前記チェックナンバーと
を送信可能な携帯端末と、前記携帯端末とチェックナン
バー表示装置のそれぞれにネットワークを介して接続さ
れる出退勤管理サーバと、を有し、前記出退勤管理サー
バは、無作為なチェックナンバーを生成するチェックナ
ンバー生成手段と、生成した前記チェックナンバーを前
記チェックナンバー表示装置に送信するチェックナンバ
ー送信手段と、前記携帯端末から送信された前記個人認
証情報とチェックナンバーとを受信する受信手段と、受
信したチェックナンバーと前記出退勤管理サーバにて生
成したチェックナンバーとを比較する比較手段と、前記
比較手段において両チェックナンバーが同一の場合に
は、前記チェックナンバーの生成時刻と受信した前記個
人認証情報を有する従業員とをリンクさせて出退勤を記
録する記録手段と、を備える出退勤管理システムであ
る。
【0014】上記出退勤管理システムでは、更に、出退
勤管理サーバがチェックナンバーの生成を一元管理し、
出退勤管理サーバからチェックナンバー表示装置にチェ
ックナンバーを送信しているため、チェックナンバー表
示装置と出退勤管理サーバとは同時刻に必ず同一のチェ
ックナンバーを有することとなる。これにより、管理シ
ステムの管理レベルの安定性が向上する。
【0015】(3)上記(2)に記載の出退勤管理シス
テムにおいて、更に、前記出退勤管理サーバは、前記記
録手段において1つのチェックナンバーと一人の従業員
とがリンクされて出退勤が記録されると、前記チェック
ナンバー生成手段にチェックナンバーの更新を指示する
更新手段を備える出退勤管理システムである。
【0016】上記出退勤管理システムによれば、同時刻
に複数の従業員が出退勤する場合であっても、1つのチ
ェックナンバーで常に一人の従業員の出退勤が記録され
るため、管理レベルがより向上する。
【0017】(4)上記(1)から(3)のいずれか1
に記載の出退勤管理システムにおいて、前記個人認証情
報は、前記出退勤管理サーバに予め記憶されるととも
に、前記従業員には非公開で前記出退勤管理サーバから
送信され前記携帯端末に記憶される個人IDである。
【0018】従業員に非公開で携帯端末に記憶されてい
る個人IDを個人認証情報として、チェックナンバーと
ともに出退勤管理システムに送信することによって、い
わゆる「成りすまし」による出退勤登録を防止すること
ができる。
【0019】(5)上記(1)から(3)のいずれか1
に記載の出退勤管理システムにおいて、前記個人認証情
報は、前記出退勤管理サーバに予め記憶されるととも
に、前記従業員毎に保有する電子メールアドレスであ
る。
【0020】原則、携帯端末毎に対して1つの電子メー
ルアドレスのみが登録可能であることから、上記(4)
同様に、電子メールアドレスを個人認証情報として、チ
ェックナンバーとともに出退勤管理システムに送信する
ことによって、いわゆる「成りすまし」による出退勤登
録を防止することができる。
【0021】(6)上記(1)から(5)のいずれか1
に記載の出退勤管理システムにおいて、前記携帯端末
は、携帯電話である。
【0022】携帯電話の普及は著しく、また携帯電話も
年々安価になっていることから従業員毎に所持させるシ
ステムを安価に構築することができる。更に、携帯電話
による移動体通信網も広域で普及しており、汎用性の高
い出退勤管理システムを提供することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本実施の形態の出
退勤管理システムについて、図1から図9を用いて説明
する。
【0024】まず、図1は、本実施の形態の出退勤管理
システムの構成の概要図である。図1に示すように、本
実施の形態の出退勤管理システムは、従業員の出退勤の
出入り口に配置され無作為なチェックナンバーを独自に
生成し表示するチェックナンバー表示装置21と、従業
員毎に所持され個人認証情報と上記チェックナンバーと
を送信可能な携帯電話1などの携帯端末と、公衆回線5
やインターネット6などのネットワークを介して上記携
帯端末と接続される出退勤管理サーバ2(以下「サーバ
2」と略す)と、を有し、更に、出退勤を管理する管理
装置22がネットワークを介してサーバ2と接続されて
いる。
【0025】ここで、本実施の形態では、携帯端末(P
DA:Personal Digital Assitantともいう)として、
ネットワーク接続が可能な携帯電話1を例に取り説明す
る。また、本明細書中において、「ネットワーク」は、
インターネット、公衆回線、移動体通信網(携帯通信、
PHSなど)及び専用回線を含む意とする。
【0026】更に、本実施の形態の出退勤管理システム
の構成について詳説する。まず、チェックナンバー表示
装置21は、図1に示すように、ネットワーク接続され
ることなく独立に配置されている。また、チェックナン
バー表示装置21は、図2に示すように、時刻管理機能
を有する時計部23に接続されたチェックナンバー生成
部25と、時計部23から送信される時刻情報を表示す
る時刻表示部24と、チェックナンバー生成部25によ
り生成された無作為なチェックナンバーを表示するチェ
ックナンバー表示部26と、を有する。そして、チェッ
クナンバー生成部25は、例えばハッシュ関数を用い、
明らかに意味のない数値を算出するとともに、時計部2
3からの時刻情報に基づいて、所定の時間毎、例えば1
分毎に無作為なチェックナンバーを生成し、チェックナ
ンバー表示部26に送信する。図3には、チェックナン
バー表示装置21の表示部40の表示例が示されてい
る。
【0027】次に、サーバ2の構成について 図4を用
いて説明する。サーバ2は、携帯電話1から送信された
個人認証情報とチェックナンバーとを受信する受信手段
としてのルータ27aと、後述するチェックナンバー生
成手段とチェックナンバーの比較手段と記録手段と時刻
管理機能を有する時間部とを有するCPU30と、例え
ば個人認証情報と従業員名と関連づけて記憶したり他の
アプルケーションやソフトを格納する外部記憶装置29
a,29bと、例えば出退勤管理システムの状況を管理
したり管理用ソフト等をダウンロードしたりするための
操作表示装置31とを有する。
【0028】更に詳説すると、CPU30におけるチェ
ックナンバー生成手段は、時間部からの時刻情報に基づ
いて、所定時間毎(例えば1分毎)に、上述したチェッ
クナンバー表示装置21のチェックナンバー生成部25
と同様の方法(例えばハッシュ関数)を用いて、無作為
なチェックナンバーを独自に生成する。このように、チ
ェックナンバー表示装置21とCPU30のそれぞれが
時間部を有し、同一の方法を用いて無作為なチェックナ
ンバーを生成することによって、チェックナンバー表示
装置21に生成されるチェックナンバーと、サーバ2に
おいて生成されるチェックナンバーとは同一時刻に同一
のナンバーとなり、その生成表示動作も同期することと
なる。
【0029】また、CPU30のチェックナンバーの比
較手段は、携帯電話1から送信されルータ27aを介し
て受信したチェックナンバーと、上述したサーバ2内で
生成されたチェックナンバーとを比較する。更に、CP
U30の記録手段は、比較手段において両チェックナン
バーが同一の場合には、チェックナンバーの生成時刻と
受信した個人認証情報を有する従業員とをリンクさせ
て、ルータ27aからインターネット6を介して管理装
置22に出退勤を記録させる。
【0030】また、管理装置22は、図5に示すよう
に、インターネット6を介して送受信可能なルータ27
と、ルータ27に接続され出退勤を管理するコンピュー
タ28と、コンピュータ28に接続されサーバ2より送
信される出退勤記録を記憶する外部記憶装置29と、を
有する。外部記憶装置29には、例えば、図6に示すよ
うな出退勤テーブル50で記憶される。
【0031】また、携帯電話1には、予めサーバ2から
ネットワークを介して出退勤管理用のアプリケーション
と従業員毎に割り当てられた個人認証情報とが送信され
記憶されている。また、携帯電話1は、従業員が従業員
出入口にて視認したチェックナンバーと出勤または退勤
のいずれかとを入力することができ、更にネットワーク
を介してサーバー2に、入力したチェックナンバーと出
退勤のいずれかとともに個人認証情報を併せて送信可能
な携帯端末である。図7に、携帯電話1における入力画
面の一例が示されている。図7に示すように、ディスプ
レイ32の「チェックナンバー入力」の欄と「出退勤」
の欄に、方向キー33a,33b,33c,33dおよ
びファンクションキー34を用いて入力し、更に確認の
欄において「Yes」を選択することにより、ネットワ
ークを介してサーバ2に出退勤の入力データが送信され
る。
【0032】また、本実施の形態において、上述の個人
認証情報は、個人IDであって、この個人IDは、サー
バ2に従業員の氏名などとリンクして予め記憶されてい
るとともに、各従業員には非公開でサーバ2から送信さ
れ携帯電話1に記憶される。
【0033】次に、本実施の形態の出退勤管理システム
の動作について説明する。まず、事前準備のための動作
について図8を用いて説明する。従業員である社員やア
ルバイトの氏名等の個人データを登録するとともに、各
従業員に個人IDを設定し、個人データと個人IDとを
リンクさせてサーバ2に登録する(S100)。次に、
各従業員が個人の携帯電話にサーバ2から出退勤管理用
の携帯電話アプリケーション(例えば、NTTDoCo
Mo社製のi−アプリ(登録商標))をダウンロードす
る際に併せて各従業員に非公開で個人IDをダウンロー
ドさせる(S102)。
【0034】次に、出退勤の登録動作について、図9を
用いて出勤時を例に取って説明する。まず、従業員が出
勤すると(S200)、チェックナンバー表示装置21
に表示されているチェックナンバーを確認する(S20
2)。ついで、従業員は、携帯電話1の出退勤用携帯電
話アプリケーションを起動させる(S204)。そし
て、図7に示されているように、携帯電話1のディスプ
レイ32の「チェックナンバー入力」欄に視認したチェ
ックナンバーを入力し(S206)、更に出勤を選択し
て入力し、次いで従業者が確認欄の「Yes」を入力す
ることにより、出退勤用携帯電話アプリケーションは、
サーバ2に対して、入力されたチェックナンバーと個人
IDと出勤であることとを送信する(S208)。サー
バ2は、送信されたチェックナンバーが、サーバ2内で
生成されたチェックナンバーと同一か否かを比較し(S
210)、同一の場合、サーバ2内のチェックナンバー
の生成時刻と受信した個人IDとをリンクさせ、更に外
部記憶装置29a,29bのいずれかに記憶されている
個人IDと従業員名との関連づけ情報を用いて、サーバ
2内に出勤データを登録するとともに(S212)、ネ
ットワークを介して管理装置22に出勤記録する。な
お、退勤についても、携帯電話1において「退勤」を選
択する以外は同一の動作により、退勤の登録および記録
を行うことができる。
【0035】上述の出退勤管理システムによれば、個人
IDは従業員に非公開であるために、他の従業員が自己
所有の携帯電話を用いて代わりに出退勤を登録すること
が不可能となり、管理レベルが向上する。また、携帯電
話を用いネットワークを利用して既存の出退勤管理装置
により出退勤管理ができるため、安価に出退勤管理シス
テムを構築することができる。
【0036】実施の形態2.本実施の形態の出退勤管理
システムについて、図10を用いて説明する。なお、実
施の形態1と同様の構成には同一の符号を付しその説明
を省略する。
【0037】本実施の形態の出退勤管理システムでは、
チェックナンバー表示装置が独自にチェックナンバーを
生成することなく、出退勤管理サーバから送信されるチ
ェックナンバーを表示する点以外、実施の形態1の出退
勤管理システムと同一の構成であり同一の動作を行う。
【0038】本実施の形態のチェックナンバー表示装置
21aの構成について図10を用いて詳説する。チェッ
クナンバー表示装置21aは、サーバ2からインターネ
ット6等のネットワークを介してチェックナンバーが所
定時間毎(例えば1分間毎)に送信され、送信されたチ
ェックナンバーは、時計部23とリンクされてチェック
ナンバー生成部25aに格納されるとともに、チェック
ナンバー生成部25aを介してチェックナンバー表示部
26において表示される。
【0039】本実施の形態のシステムによれば、サーバ
がチェックナンバーの生成を一元管理し、サーバからチ
ェックナンバー表示装置にチェックナンバーを送信して
いるため、チェックナンバー表示装置と出退勤管理サー
バとは同一時刻に必ず同一のチェックナンバーを有する
こととなる。これにより、管理システムの管理レベルの
安定性が向上する。
【0040】実施の形態3.本実施の形態の出退勤管理
システムでは、上記実施の形態2の構成に加え、図4に
示すサーバ2のCPU30に、チェックナンバー更新手
段が設けられている。該チェックナンバー更新手段は、
CPU30内の記録手段において1つのチェックナンバ
ーと一人の従業員とがリンクされて出退勤が記録される
と、CPU30内のチェックナンバー生成手段にチェッ
クナンバーの更新を指示するものである。
【0041】次に、本実施の形態のシステムの出退勤の
登録動作について説明する。なお、個人認証情報として
個人IDを、また図11を用いて出勤時を例に取って説
明する。まず、従業員が出勤すると(S300)、チェ
ックナンバー表示部21aに表示されているチェックナ
ンバーを確認する(S302)。ついで、従業員は、携
帯電話1の出退勤用携帯電話アプリケーションを起動さ
せる(S304)。そして、図7に示されているよう
に、携帯電話1のディスプレイ32の「チェックナンバ
ー入力」欄に視認したチェックナンバーを入力し(S3
06)、更に出勤を選択して入力したのち、更に従業者
が確認欄の「Yes」を入力することにより、出退勤用
携帯電話アプリケーションは、サーバ2に対して、入力
されたチェックナンバーと個人IDと出勤であることと
を送信する(S308)。サーバ2は、送信されたチェ
ックナンバーが、サーバ2内で生成されたチェックナン
バーと同一か否かを比較し(S310)、同一の場合、
サーバ2内のチェックナンバーの生成時刻と受信した個
人IDとをリンクさせ、更に外部記憶装置29a,29
bのいずれかに記憶されている個人IDと従業員名との
関連づけ情報を用いて、サーバ2内に出勤データを登録
するとともに(S312)、ネットワークを介して管理
装置22に出勤記録する。そして、出勤記録がなされる
と、サーバ2内のCPU30のチェックナンバー更新手
段により、サーバ2内のCPUのチェックナンバー生成
手段にチェックナンバーの更新が指示され、更にサーバ
2からチェックナンバー表示装置21に更新されたチェ
ックナンバーとチェックナンバーの変更表示指示とが送
信される(S314)。これにより、チェックナンバー
表示装置21に表示されるチェックナンバーが更新され
る(S316)。なお、退勤についても、携帯電話1に
おいて「退勤」を選択する以外は同一の動作により、退
勤の登録および記録を行うことができる。
【0042】本実施の形態の出退勤管理システムによれ
ば、同時刻に複数の従業員が出退勤する場合であって
も、1つのチェックナンバーで常に一人の従業員の出退
勤が記録されるため、管理レベルがより向上する。
【0043】実施の形態4.本実施の形態は、上述の実
施の形態1から実施の形態3の出退勤管理システムと
は、個人認証情報が異なる以外、構成は同一であるため
同じ符号を付しその説明を省略する。本実施の形態にお
ける個人認証情報は、サーバ2に予め記憶されるととも
に、従業員毎に保有する電子メールアドレスである。
【0044】原則、携帯電話等の携帯端末は、1つの電
子メールアドレスのみが登録可能であることから、電子
メールアドレスとチェックナンバーとをサーバ2に送信
することによって、他人によるいわゆる「成りすまし」
による出退勤登録を防止することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明の出退勤管理システムによれば、
他人による成りすましによる出退勤登録操作を行うこと
が不可能となり、管理レベルが向上する。更に、携帯端
末とネットワークを利用し既存の出退管理装置を用いて
出退勤管理システムを構築できるため、安価にシステム
を構成し運営することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の出退勤管理システム
の構成を示す概要図である。
【図2】 本発明の実施の形態1のチェックナンバー表
示装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明のチェックナンバー表示装置の表示例
を示す図である。
【図4】 本発明の出退勤管理サーバの構成を示すブロ
ック図である。
【図5】 本発明の管理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】 本発明の管理装置に記録される出退勤テーブ
ルの一例を示す図である。
【図7】 本発明の携帯電話の画面表示および操作部の
一例を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態1の出退勤管理システム
の事前準備動作を説明するフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態1の出退勤管理システム
の出勤登録動作を説明するフローチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態2のチェックナンバー
表示装置の構成を示すブロック図である。
【図11】 本発明の実施の形態3の出退勤管理システ
ムの出勤登録動作を説明するフローチャートである。
【図12】 従来の出退勤時刻管理システムの構成の一
例を示す概要図である。
【符号の説明】
1 携帯電話、2 サーバ、5 公衆回線、6 インタ
ーネット、21 チェックナンバー表示装置、22 管
理装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定時間毎に無作為なチェックナンバー
    を生成し表示するチェックナンバー表示装置と、 従業員毎に所持され個人認証情報と前記チェックナンバ
    ーとを送信可能な携帯端末と、 前記携帯端末とネットワークを介して接続される出退勤
    管理サーバと、を有し、 前記出退勤管理サーバは、 所定時間毎に前記チェックナンバー表示装置に表示され
    る無作為なチェックナンバーと同一のチェックナンバー
    を同一時刻に独自に生成するチェックナンバー生成手段
    と、 前記携帯端末から送信された前記個人認証情報とチェッ
    クナンバーとを受信する受信手段と、 受信したチェックナンバーと前記出退勤管理サーバにて
    生成したチェックナンバーとを比較する比較手段と、 前記比較手段において両チェックナンバーが同一の場合
    には、前記チェックナンバーの生成時刻と受信した前記
    個人認証情報を有する従業員とをリンクさせて出退勤を
    記録する記録手段と、を備えることを特徴とする出退勤
    管理システム。
  2. 【請求項2】 所定時間毎に無作為なチェックナンバー
    を表示するチェックナンバー表示装置と、 前記従業員毎に所持され個人認証情報と前記チェックナ
    ンバーとを送信可能な携帯端末と、 前記携帯端末とチェックナンバー表示装置のそれぞれに
    ネットワークを介して接続される出退勤管理サーバと、
    を有し、 前記出退勤管理サーバは、 無作為なチェックナンバーを生成するチェックナンバー
    生成手段と、 生成した前記チェックナンバーを前記チェックナンバー
    表示装置に送信するチェックナンバー送信手段と、 前記携帯端末から送信された前記個人認証情報とチェッ
    クナンバーとを受信する受信手段と、 受信したチェックナンバーと前記出退勤管理サーバにて
    生成したチェックナンバーとを比較する比較手段と、 前記比較手段において両チェックナンバーが同一の場合
    には、前記チェックナンバーの生成時刻と受信した前記
    個人認証情報を有する従業員とをリンクさせて出退勤を
    記録する記録手段と、を備えることを特徴とする出退勤
    管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の出退勤管理システムに
    おいて、 更に、前記出退勤管理サーバは、 前記記録手段において1つのチェックナンバーと一人の
    従業員とがリンクされて出退勤が記録されると、前記チ
    ェックナンバー生成手段にチェックナンバーの更新を指
    示する更新手段を備えることを特徴とする出退勤管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の出退勤管理システムにおいて、 前記個人認証情報は、前記出退勤管理サーバに予め記憶
    されるとともに、前記従業員には非公開で前記出退勤管
    理サーバから送信され前記携帯端末に記憶される個人I
    Dであることを特徴とする出退勤管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の出退勤管理システムにおいて、 前記個人認証情報は、前記出退勤管理サーバに予め記憶
    されるとともに、前記従業員毎に保有する電子メールア
    ドレスであることを特徴とする出退勤管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれか1項に
    記載の出退勤管理システムにおいて、 前記携帯端末が、携帯電話であることを特徴とする出退
    勤管理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005339505A (ja) * 2004-04-30 2005-12-08 Mekiki Creates Co Ltd 勤務情報処理システム、装置、方法及びコンピュータプログラム
EP3203444A1 (fr) * 2016-01-08 2017-08-09 Getraline Unité locale de suivi de maintenance d'un équipement et procédé de validation d'une mission d'intervention sur l'équipement
US10911946B2 (en) 2017-01-04 2021-02-02 Getraline Local unit for monitoring the maintenance of an item of equipment and method for the validation of a task on the item of equipment

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