JP2003296594A - 有償情報の提供方法 - Google Patents

有償情報の提供方法

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JP2003296594A JP2002097557A JP2002097557A JP2003296594A JP 2003296594 A JP2003296594 A JP 2003296594A JP 2002097557 A JP2002097557 A JP 2002097557A JP 2002097557 A JP2002097557 A JP 2002097557A JP 2003296594 A JP2003296594 A JP 2003296594A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有償情報へのアクセスを誘導し有償情報広告
を掲載する誘導元サイトにおいてアクセスした各ユーザ
が会員となっているプロバイダの認証手段を用いて認証
を行う事ができ、またユーザがどの誘導元サイトを経由
して有償情報にアクセスしたのかを把握することのでき
る有償情報の提供方法を提供する。 【解決手段】 ユーザが誘導元サイト501にアクセス
して有償情報広告を選択すると、誘導元サイト501は
ユーザが加入するプロバイダAの認証URLを含む認証
要求データをユーザの端末301に送信する。そして、
プロバイダAのサーバ301で認証が成立すると、有償
情報流通者のサーバ201で保持する有償情報にアクセ
スできる。また、誘導元サイト501が保持する誘導元
IDが認証要求データに含まれてユーザの端末401と
プロバイダのサーバ301を介して有償情報流通者のサ
ーバ201に送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータシ
ステムに係り、特に、ネットワーク上での有償情報の提
供方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有償情報(有償コンテンツ)の作成また
は提供主である有償情報提供者と、有償情報提供者から
有償情報の流通を依頼された有償情報流通者と、インタ
ーネット接続サービスをユーザに提供し、該有償情報の
広告を自ら開設するWebサイトに掲載しているプロバ
イダとがインターネットを介して接続された有償情報提
供システムの有償情報の提供方法においては、ユーザは
該有償情報広告を端末から指定して、プロバイダの認証
を受けた後に有償情報へのアクセスを行うことができ
る。
【0003】上述の有償情報の提供方法においては、ユ
ーザに対して有償情報の対価の徴収を行うために、ユー
ザの氏名、住所、口座番号、クレジットカード番号など
の属性情報を管理しなければならないが、プロバイダは
インターネット接続サービスをユーザに提供する際に用
いる課金手段を有しているので、ユーザが上記プロバイ
ダと契約してインターネット接続サービスを受けている
会員である際には、上記の課金手段を用いてユーザに対
して料金の徴収を行っている。
【0004】また、ユーザが有償情報広告の掲載をした
プロバイダの会員ではなく、上記Webサイトにアクセ
スした単なる訪問者であるならば、ユーザは上記Web
サイトにおいて、氏名、住所、口座番号、クレジットカ
ード番号などの情報提示に基づいた有償情報受信資格者
としての登録を新たに行う。そして、この登録によりプ
ロバイダがユーザに対して備えた新たな課金手段を用い
て、ユーザに対して料金の徴収を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
有償情報の提供方法は、プロバイダの会員以外のユーザ
が、プロバイダの開設するWebサイトにアクセスする
機会が少なく、このため、有償情報を販売するユーザの
増加を期待することがそれほど出来ない。そこで、有償
情報の紹介を行う有償情報広告の掲載を、プロバイダが
開設するWebサイトではなくポータルサイトなどの利
用者の多いWebサイトを販売チャネル(誘導元サイ
ト)とすることにより、利用者の増加を見込む事ができ
るが、ポータルサイトやその他の利用者の多いWebサ
イトは課金手段を備えていないので、新たに課金手段を
備える必要が発生する。また、課金手段を新たに備えた
としても、そのWebサイト上において、ユーザは新た
に会員登録をしなければならないので、結局これが不便
となり有償情報を販売する機会を逃すことになってしま
う。また、ユーザは新たに会員登録を行う場合には、ユ
ーザの氏名、住所、口座番号、クレジットカード番号等
のユーザ属性情報をWebサイト毎に、また、有償情報
を購入する毎に登録する必要が生じ、安全上問題が生じ
る可能性がある。また、上述の有償情報の提供方法で
は、有償情報流通者は複数の誘導元サイトのサーバに有
償情報の広告の掲載を依頼している。そして、有償情報
流通者は誘導元サイトの運営者に手数料を支払う際に、
ユーザによる誘導元サイトを介した有償情報へのアクセ
スに応じた手数料(仲介料)を支払っているので、有償
情報流通者のサーバはユーザがどの誘導元サイトを経由
して有償情報にアクセスしたのかを把握する必要があ
る。
【0006】そこでこの発明は、ユーザが新たに有償情
報受信資格者としての会員登録をしなくても、アクセス
した各ユーザが会員となっているプロバイダの認証手段
を用いることで、新たにユーザの属性情報を管理して課
金を行う手段を備える必要がなく、また、ユーザが手間
のかかる新たな会員登録をする必要がない有償情報の提
供方法を提供することを目的としている。また、ユーザ
がどの誘導元サイトを経由して有償情報にアクセスした
のかを有償情報流通者のサーバが把握することの出来
る、有償情報の提供方法を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、
有償情報提供者より提供を受けた有償情報を保持する有
償情報流通者のサーバと、前記有償情報の広告を掲載す
る誘導元サイトのサーバと、前記有償情報の提供を受け
るユーザが加入するプロバイダのサーバとがネットワー
クを介して接続された有償情報提供システムにおける前
記有償情報の提供方法であって、前記誘導元サイトのサ
ーバが前記ユーザの端末から前記有償情報広告の指定に
基づく前記有償情報の要求を受付け、前記誘導元サイト
のサーバが前記ユーザの端末にプロバイダ選択画面を提
示して、前記ユーザの端末からプロバイダの選択を受付
け、前記誘導元サイトのサーバが前記ユーザの端末に前
記有償情報を識別する有償情報識別番号と誘導元サイト
識別番号と選択された前期プロバイダの会員認証部のU
RLを送信し、前記プロバイダのサーバが前記ユーザの
端末より前記会員認証部のURLへのアクセスを受付け
て前記有償情報識別番号と前記誘導元サイト識別番号を
受信し、前記プロバイダのサーバが前記ユーザの端末よ
りユーザIDやパスワードなどのユーザ認証情報を受信
して前記有償情報の送信可否を判定し、前記プロバイダ
のサーバが前記ユーザの端末への前記有償情報の送信が
可能と判定した場合にのみ、前記有償情報流通者のサー
バに前記有償情報識別番号と前記誘導元サイト識別番号
と前記プロバイダ識別番号と前記ユーザの識別番号とか
らなるアクセス許可情報発行依頼データを送信し、前記
有償情報流通者のサーバが前記アクセス許可発行依頼デ
ータに基づいて前記有償情報にアクセスできるアクセス
許可情報を生成し、前記有償情報流通者のサーバが前記
アクセス許可情報を組み込んだ有償情報アクセスURL
を前記プロバイダのサーバに送信し、前記プロバイダの
サーバが前記有償情報アクセスURLを前記ユーザの端
末に送信し、前記有償情報流通者のサーバが前記有償情
報アクセスURLへの前記ユーザの端末によるアクセス
を受付けて前記有償情報アクセスURLに組み込まれる
前記アクセス許可情報に基づいた前記有償情報を前記ユ
ーザの端末に提示することを特徴とする有償情報の提供
方法である。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、有償情報
提供者より提供を受けた有償情報を保持する有償情報流
通者のサーバと、前記有償情報の広告を掲載する誘導元
サイトのサーバと、前記有償情報の提供を受けるユーザ
が加入するプロバイダのサーバとがネットワークを介し
て接続された有償情報提供システムの前記誘導元サイト
のサーバであって、自らの誘導元サイト識別番号を保持
する誘導元識別番号記憶部と、前記有償情報を識別する
有償情報識別番号を前記有償情報広告に対応して保持す
る有償情報識別番号記憶部と、前記プロバイダの会員認
証部にアクセスするURLを前記プロバイダに対応して
記憶するプロバイダ認証URL記憶部と、前記有償情報
広告の指定に基づく前記有償情報の要求をネットワーク
を介して前記ユーザの端末より受付けて、前記端末にプ
ロバイダの選択画面を提示すると共にプロバイダの選択
を受付けるプロバイダ選択受付け部と、前記ユーザの指
定した前記有償情報広告に対応する有償情報識別番号と
前記誘導元サイト識別番号と前記ユーザが選択したプロ
バイダの会員認証部にアクセスするURLからなる認証
要求データを前記ユーザの端末に送信する認証要求デー
タ送信部とを備えることを特徴とする誘導元サイトのサ
ーバである。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、有償情報
提供者より提供を受けた有償情報を保持する有償情報流
通者のサーバと、前記有償情報の広告を掲載する誘導元
サイトのサーバと、前記有償情報の提供を受けるユーザ
が加入するプロバイダのサーバとがネットワークを介し
て接続された有償情報提供システムの前記プロバイダの
サーバであって、前記ユーザの属性情報と前記ユーザの
口座番号などの課金情報とを保持する会員情報記憶部
と、ネットワークを介した前記ユーザの端末より会員認
証部のURLを用いたアクセスを受付けて前記端末に認
証画面を提示し、ユーザが会員に加入しているかどうか
の認証を行う会員認証部と、前記会員認証部において前
記ユーザの認証が成立した場合にのみ前記会員認証部へ
のアクセスの際に送信を受けた誘導元サイト識別番号と
有償情報識別番号と、自ら記憶するプロバイダ識別番号
と前記ユーザのユーザ識別番号とからなるアクセス許可
情報発行依頼データを有償情報流通者のサーバに送信す
るアクセス許可情報発行依頼部と、アクセス許可情報が
組み込まれた有償情報アクセスURLを有償情報流通者
のサーバから受信して前記ユーザの端末に送信する有償
情報アクセスURL送信部とを備えることを特徴とする
プロバイダのサーバである。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、有償情報
提供者より提供を受けた有償情報を保持する有償情報流
通者のサーバと、前記有償情報の広告を掲載する誘導元
サイトのサーバと、前記有償情報の提供を受けるユーザ
が加入するプロバイダのサーバとがネットワークを介し
て接続された有償情報提供システムの前記有償情報流通
者のサーバであって、前記有償情報と前記有償情報へア
クセスするURLを保持する有償情報記憶部と、前記プ
ロバイダのサーバからアクセス許可情報発行依頼データ
を受信するアクセス許可情報発行依頼受付け部と、前記
アクセス許可情報発行依頼データに基づいてアクセス許
可情報を生成し、前記アクセス許可情報を前記有償情報
へアクセスするURLに組み込んだ有償情報アクセスU
RLを前記プロバイダのサーバに送信し、前記アクセス
許可情報発行依頼データに含まれる誘導元識別番号と有
償情報識別番号とプロバイダ識別番号とユーザ識別番号
などをアクセス情報記憶部に保持するアクセス許可情報
生成部と、有償情報アクセスURLへのアクセスを前記
ユーザの端末より受付けて、前記有償情報アクセスUR
Lに含まれるアクセス許可情報と前記アクセス情報記憶
部に保持しているアクセス許可情報とを比較してアクセ
スの正当性を判断するアクセス可否判定手段と、前記ア
クセス可否判定手段によって前記ユーザによるアクセス
が正当であると判断した場合に、前記有償情報アクセス
URLに含まれるアクセス許可情報に対応して前記有償
情報記憶部に保持する前記有償情報を前記ユーザの端末
に送信する有償情報送信部とを備えることを特徴とする
有償情報流通者のサーバである。
【0011】また、請求項5に記載の発明は、有償情報
提供者より提供を受けた有償情報を保持する有償情報流
通者のサーバと、前記有償情報の広告を掲載する誘導元
サイトのサーバと、前記有償情報の提供を受けるユーザ
が加入するプロバイダのサーバとがネットワークを介し
て接続された有償情報提供システムの前記誘導元サイト
のサーバにおける情報処理方法であって、前記ユーザの
端末から前記有償情報広告の指定に基づく前記有償情報
の要求を受付ける第1の処理と、前記ユーザの端末にプ
ロバイダ選択画面を提示して、前記ユーザの端末よりプ
ロバイダの選択を受付ける第2の処理と、前記有償情報
の要求で指定された前記有償情報広告を識別する有償情
報識別番号と自らの誘導元サイト識別番号と前記第2の
処理で受付けたプロバイダの会員認証部へアクセスする
URLとからなる認証要求データを前記ユーザの端末に
送信する第3の処理とを有することを特徴とする情報処
理方法である。
【0012】また、請求項6に記載の発明は、有償情報
提供者より提供を受けた有償情報を保持する有償情報流
通者のサーバと、前記有償情報の広告を掲載する誘導元
サイトのサーバと、前記有償情報の提供を受けるユーザ
が加入するプロバイダのサーバとがネットワークを介し
て接続された有償情報提供システムの前記プロバイダの
サーバにおける情報処理方法であって、前記ユーザの端
末からの会員認証部へのアクセスを受けて、認証画面を
前記端末に提示し認証を受付ける第1の処理と、前記第
1の処理において認証が成立した場合にのみ前記会員認
証部へのアクセスの際に前記ユーザの端末より受信した
誘導元サイト識別番号と有償情報識別番号と自ら記憶す
るプロバイダ識別番号と前記ユーザのユーザ識別番号と
からなるアクセス許可情報発行依頼データを送信する第
2の処理と、前記有償情報へのアクセスができ、前記有
償情報流通者のサーバの生成したアクセス許可情報が組
み込まれた有償情報アクセスURLを前記有償情報流通
者のサーバから受信して前記ユーザの端末に送信する第
3の処理とを有することを特徴とする情報処理方法であ
る。
【0013】また、請求項7に記載の発明は、有償情報
提供者より提供を受けた有償情報を保持する有償情報流
通者のサーバと、前記有償情報の広告を掲載する誘導元
サイトのサーバと、前記有償情報の提供を受けるユーザ
が加入するプロバイダのサーバとがネットワークを介し
て接続された有償情報提供システムの前記有償情報流通
者のサーバにおける情報処理方法であって、前記プロバ
イダからアクセス許可情報発行依頼データを受信する第
1の処理と、前記アクセス許可情報発行依頼データに基
づいてアクセス許可情報を生成する第2の処理と、前記
有償情報へアクセスするURLに前記アクセス許可情報
を組み込んだ有償情報アクセスURLを前記プロバイダ
のサーバを介して前記ユーザの端末に送信する第3の処
理と、前記アクセス許可情報発行依頼データに含まれる
誘導元識別番号と有償情報識別番号とプロバイダ識別番
号とユーザ識別番号などをアクセス情報記憶部に保持す
る第4の処理と、前記有償情報のURLへのアクセスを
前記ユーザの端末より受付け、前記有償情報のURLに
含まれるアクセス許可情報と前記アクセス情報記憶部に
保持しているアクセス許可情報とを比較してアクセスの
正当性を判断する第5の処理と、前記第5の処理におい
て前記ユーザによるアクセスが正当であると判断した場
合にのみ、前記有償情報のURLに組み込まれたアクセ
ス許可情報に対応する前記有償情報を前記ユーザの端末
に送信する第6の処理とを有することを特徴とする情報
処理方法である。
【0014】また、有償情報提供者より提供を受けた有
償情報を保持する有償情報流通者のサーバと、前記有償
情報の広告を掲載する誘導元サイトのサーバと、前記有
償情報の提供を受けるユーザが加入するプロバイダのサ
ーバとがネットワークを介して接続された有償情報提供
システムの前記誘導元サイトのサーバにおいて実行され
るプログラムであって、前記コンピュータに、前記ユー
ザの端末から前記有償情報広告の指定に基づく前記有償
情報の要求を受付ける第1の処理と、前記ユーザの端末
にプロバイダ選択画面を提示して、前記ユーザの端末よ
りプロバイダの選択を受付ける第2の処理と、前記有償
情報の要求で指定された前記有償情報広告を識別する有
償情報識別番号と自らの誘導元サイト識別番号と前記第
2の処理で受付けたプロバイダの会員認証部へアクセス
するURLとからなる認証要求データを前記ユーザの端
末に送信する第3の処理とを実行させるためのプログラ
ムである。
【0015】また、有償情報提供者より提供を受けた有
償情報を保持する有償情報流通者のサーバと、前記有償
情報の広告を掲載する誘導元サイトのサーバと、前記有
償情報の提供を受けるユーザが加入するプロバイダのサ
ーバとがネットワークを介して接続された有償情報提供
システムの前記プロバイダのサーバにおいて実行される
プログラムであって、前記コンピュータに、前記ユーザ
の端末からの会員認証部へのアクセスを受けて、認証画
面を前記端末に提示し認証を受付ける第1の処理と、前
記第1の処理において認証が成立した場合にのみ前記会
員認証部へのアクセスの際に前記ユーザの端末より受信
した誘導元サイト識別番号と有償情報識別番号と自ら記
憶するプロバイダ識別番号と前記ユーザのユーザ識別番
号とからなるアクセス許可情報発行依頼データを送信す
る第2の処理と、前記有償情報へのアクセスができ、前
記有償情報流通者のサーバの生成したアクセス許可情報
が組み込まれた有償情報アクセスURLを前記有償情報
流通者のサーバから受信して前記ユーザの端末に送信す
る第3の処理とを実行させるためのプログラムである。
【0016】また、有償情報提供者より提供を受けた有
償情報を保持する有償情報流通者のサーバと、前記有償
情報の広告を掲載する誘導元サイトのサーバと、前記有
償情報の提供を受けるユーザが加入するプロバイダのサ
ーバとがネットワークを介して接続された有償情報提供
システムの前記有償情報流通者のサーバにおいて実行さ
れるプログラムであって、前記コンピュータに、前記プ
ロバイダからアクセス許可情報発行依頼データを受信す
る第1の処理と、前記アクセス許可情報発行依頼データ
に基づいてアクセス許可情報を生成する第2の処理と、
前記有償情報へアクセスするURLに前記アクセス許可
情報を組み込んだ有償情報アクセスURLを前記プロバ
イダのサーバを介して前記ユーザの端末に送信する第3
の処理と、前記アクセス許可情報発行依頼データに含ま
れる誘導元識別番号と有償情報識別番号とプロバイダ識
別番号とユーザ識別番号などをアクセス情報記憶部に保
持する第4の処理と、前記有償情報のURLへのアクセ
スを前記ユーザの端末より受付け、前記有償情報のUR
Lに含まれるアクセス許可情報と前記アクセス情報記憶
部に保持しているアクセス許可情報とを比較してアクセ
スの正当性を判断する第5の処理と、前記第5の処理に
おいて前記ユーザによるアクセスが正当であると判断し
た場合にのみ、前記有償情報のURLに組み込まれたア
クセス許可情報に対応する前記有償情報を前記ユーザの
端末に送信する第6の処理とを実行させるためのプログ
ラムである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
有償情報流通システムを図面を参照して説明する。図1
は、この発明の一実施形態による有償情報流通システム
の構成を示す概略ブロック図である。この図において1
00は有償コンテンツ(有償情報)の作成または提供主
である有償情報提供者である。201は有償コンテンツ
を記録した有償情報流通者のサーバである。301はプ
ロバイダAのサーバである。401はユーザの端末であ
る。また、501は有償コンテンツ広告(有償情報広
告)を掲載して有償コンテンツへのアクセスを誘導す
る、誘導元サイト(例えばポータルサイトなど)であ
る。そして有償情報流通者のサーバ201とプロバイダ
Aのサーバ301と誘導元サイト501はインターネッ
トを介して接続されており、この3者で有償情報流通シ
ステムを構成している。
【0018】また、有償コンテンツとは写真、キャラク
ター、ロゴ、画面等の静止画像、映像、映画等の動画
像、及び新聞、雑誌、小説等の文字、等の有償コンテン
ツや、パソコン、カメラ、等の有償商品、航空チケッ
ト、コンサートチケット、等の有償チケット、等の購入
を画像又は文字等で表した物販に関する情報や、有償運
送、等の有償サービスの申込みを画像又は文字等で表し
たサービス提供に関する情報等で、ユーザと提供者との
間で商取引される全てのものに関わる情報のことを言
う。そして、ユーザへの有償コンテンツの提供とは、当
該有償コンテンツをユーザの端末へ送信し表示すること
で行われる。なお、有償商品、有償チケットの提供は郵
便等の手段によって行われ、有償サービスはサービスを
ユーザに提供することで行われる。
【0019】次に、上述した有償情報流通システムの動
作を図1〜図8を参照しながら詳細に説明する。図2
は、有償情報流通者のサーバ201とプロバイダのサー
バ301と誘導元サイト501の各構成ブロック図およ
びユーザが有償コンテンツへアクセスする際の処理フロ
ーとを示す図である。
【0020】まず、ユーザが端末401より有償コンテ
ンツ広告が掲載されている誘導元サイト501へアクセ
スする(ステップS1)。ここで、誘導元サイト501
の名前を○○○ポータルサイトとし、そのURLを○○
○.ne.jpとする。誘導元サイト501へのアクセ
スにより、誘導元サイト501はユーザの端末401に
トップページ(図3)を提示する。ここで、ユーザは○
○○ポータルサイトのトップページにおいて、エンター
テインメントのカテゴリの中から「デジタルコンテン
ツ」をクリックする。すると、ユーザの端末401上に
は「コンテンツサービスガイド」の画面(図4)が表示さ
れ、この画面上の「ジャンル別コンテンツ一覧」の中から
任意のジャンルが選択可能となる。ユーザはこの中から
「エンターテインメント」を選択する。そして、ユーザ
の端末401にはエンターテインメントコンテンツ画面
(図5)が表示される。この一覧においてユーザはアイ
ドルCLUBを選択する。そして、ユーザの端末401
上にはアイドルCLUBの入り口画面(図6)が表示さ
れる。
【0021】このアイドルCLUBの入り口画面にはア
イドルA〜Dの有償コンテンツ広告が掲載されている。
ユーザがアイドルAの有償コンテンツを閲覧するために
アイドルAをクリックすると、誘導元サイト501にお
けるプロバイダ選択受付け部505がユーザの端末に決
済手段選択画面(図7)を提示する。この決済手段選択
画面においてユーザは決済の選択を行うことができる。
ここでユーザは、プロバイダAの会員であるため、有償
コンテンツにアクセスするための決済をプロバイダAに
よるインターネット接続サービスの請求と一緒に行うこ
とを決定する。
【0022】ユーザが決済手段選択画面においてプロバ
イダAを選択すると、選択したプロバダAを選択したと
いう情報が誘導元サイト501に送信され、プロバイダ
選択受付け部505が受信する。すると、誘導元サイト
501の認証要求データ送信部506は、誘導元サイト
501自身を識別する誘導元ID(誘導元サイト識別番
号)と、ユーザがクリックしたアイドルAの有償コンテ
ンツを識別するコンテンツID(有償情報識別番号)
と、プロバイダAのサーバ301上の会員認証部303
にアクセスするためのURLとからなる認証要求データ
をユーザに送信する(ステップS2)。上記の誘導元I
Dは誘導元識別番号記憶部504に保持され、コンテン
ツIDは有償コンテンツ識別番号DB503に保持され
ている。また、プロバイダAのサーバ301上の会員認
証部303にアクセスするためのURLはプロバイダ認
証URLDB(プロバイダ認証URL記憶部)502に
保持されている。ここで、プロバイダ認証URLDB5
02は、プロバイダAのサーバ301上の会員認証部3
03にアクセスするためのURLだけでなく、他のプロ
バイダのサーバ上の会員認証部にアクセスするためのU
RLも複数保持している。
【0023】ここで、上記コンテンツIDは有償情報流
通者が有償コンテンツを特定するために決定したIDで
あり、誘導元サイト501は有償コンテンツ広告を掲載
する際に、有償コンテンツ広告に対応する有償コンテン
ツのコンテンツIDの情報を有償情報流通者より得てい
る。そして、誘導元サイト501は掲載した各有償コン
テンツ広告に対応するコンテンツIDを有償コンテンツ
識別番号DB503記憶させている。
【0024】次に、ユーザは上記ステップS2において
誘導元サイト501より受信した認証要求データに含ま
れるプロバイダAの会員認証部303のURLにアクセ
スする(ステップS3)。この会員認証部303のUR
Lへのアクセスの際にはユーザの端末が受信した認証要
求データに含まれる誘導元IDとコンテンツIDも送信
されている。プロバイダAのサーバ301の会員認証部
303はユーザからのアクセスを受けると、ユーザの端
末401に認証画面(図8)の提示を行う。そして、ユ
ーザが認証画面においてユーザIDおよびパスワードを
入力しOKのボタンをクリックすると、ユーザの端末4
01からプロバイダのサーバ301に有償サービス認証
依頼が行われる。
【0025】プロバイダAのサーバ301の会員認証部
303は有償サービス認証依頼を受付けると、会員情報
DB(会員情報記憶部)302にアクセスして、ユーザ
端末から送信されたログインIDとパスワードの組み合
わせを判定し、このユーザが登録済みの会員であるか否
かを確認する(ステップS4)。プロバイダAのサーバ
301の会員認証部303はこの確認によりユーザが会
員であることを確認すると、次に、アクセス許可情報発
行依頼部304が有償情報流通者のサーバ201にアク
セスキー発行依頼データ(アクセス許可情報発行依頼デ
ータ)を送信する(ステップS5)。このアクセスキー
発行依頼データには、プロバイダがユーザに付与したユ
ーザIDと、有償情報流通者がプロバイダAを識別する
ために決定したプロバイダIDと、上記ステップS3に
おいてプロバイダAが受信した誘導元IDとコンテンツ
IDとが付加されて送信される。プロバイダIDはプロ
バイダAのサーバ301のアクセス許可情報発行依頼部
304が記憶している。
【0026】ここで、コンテンツIDは、課金種別およ
びコンテンツカテゴリーを示す情報が含まれる。課金種
別は、アクセスの都度料金が発生する件数課金や、一定
期間(例えば、1週間、1ヶ月間など回数に関係なく)
自由にアクセスを許す期間課金などの別を示す。またコ
ンテンツカテゴリーは、コンテンツの分野分類を示すも
のであり、アクセスパターンを分析する際や、ギャンブ
ル情報など特定の年齢層のみにアクセスを許可する際な
どのキー情報として利用される。
【0027】次に、アクセスキー発行依頼データを有償
情報流通者のサーバ201のアクセス許可情報発行依頼
受付け部204が受信して、受信したアクセスキー発行
依頼データに基づき、アクセス許可情報生成部205が
アクセスキー(アクセス許可情報)を生成する。ここで
アクセスキーとは、有償コンテンツへのアクセスの正当
性を判断するためのデータの並びであり、容易に偽造さ
れることを防ぐために、アクセスキーの生成ロジックに
は暗号技術等を援用するようにする。本実施形態では、
少なくとも、プロバイダID、ユーザID、誘導元I
D、コンテンツID、アクセスキー発行日時をもとに所
定の演算を行い、その結果得られる文字列をアクセスキ
ーとしている。なお、この演算過程は少なくとも部分的
には可逆的であり、生成されたアクセスキーをもとに少
なくともプロバイダID、ユーザID、誘導元ID、コ
ンテンツID、アクセスキー発行日時を得ることのでき
る逆演算が存在するように上記演算を選択する。
【0028】次に、有償情報流通者のサーバ201のア
クセス許可情報生成部205は、アクセスキー発行情報
をアクセス管理DB202(アクセス情報記憶部)に登
録する(ステップS6)。ここで登録される情報は、ス
テップS5においてプロバイダAのサーバのアクセス許
可情報発行依頼部304が送信したアクセスキー発行依
頼データに含まれているプロバイダID、ユーザID、
誘導元ID,コンテンツIDと、コンテンツIDに含ま
れる課金種別と、また、有償情報流通者のサーバ201
のアクセス許可情報生成部205が生成しユーザに発行
するアクセスキーとそのアクセスキー発行日時である。
この登録が完了すると、有償情報流通者のサーバ201
のアクセス許可情報生成部205は、アクセスキー発行
依頼データに含まれているコンテンツIDに対応する有
償コンテンツにアクセスするためのURLを有償情報D
Bから検索し、そのURLに生成したアクセスキーを付
け加えた有償情報アクセスURLを、プロバイダのサー
バ301に返答する(ステップS7)。ここで、有償情
報とその有償情報にアクセスするためのURLは有償情
報DBに記憶している。
【0029】次に、プロバイダAのサーバ301の有償
情報アクセスURL送信部305が有償情報アクセスU
RLを受信する。ここで、ユーザから要求されている有
償コンテンツがアクセスの度に課金するタイプのもので
ある場合、プロバイダのサーバ301の有償情報アクセ
スURL送信部305は、この段階で、会員情報DB3
02に課金情報を記録する(ステップS8)。また、ユ
ーザに一定期間自由にアクセスすることを許すタイプの
有償コンテンツの場合であっても、アクセスのパターン
を分析するための基礎データとしてステップS8と同様
に情報を記録するようにしても良い。また、何らかの原
因によってアクセスキーが正しく発行されず、ステップ
S7のアクセスキー返答においてエラーのステータスが
返された場合には、プロバイダのサーバ301の有償情
報アクセスURL送信部305はステップS8の課金記
録を行わない。
【0030】アクセスキーが正常に返答された場合は、
プロバイダAのサーバ301の有償情報アクセスURL
送信部305は、その有償情報アクセスURLをユーザ
の端末401に送信し(ステップS9)、ユーザの端末
401はこの有償情報アクセスURLを用いて有償情報
流通者のサーバ201にアクセスする(ステップS1
0)。この有償情報アクセスURLを受信した有償情報
流通者のサーバ201は有償情報アクセスURLをアク
セス可否判定手段206に転送する。そしてアクセス可
否判定手段206は、URLの中かからアクセスキーの
文字列を取り出し、このアクセスキーの正当性をチェッ
ク(判定)する。そして、当該チェックの結果、正当な
アクセスキーであることが確認された場合には、このU
RLを用いて送信してきたユーザの端末401のIPア
ドレス(通信アドレス)をこのアクセスキーと関連づけ
てアクセス管理DB202に登録してから(ステップS
11)、有償情報送信部207が有償情報DB203に
保持している要求された有償コンテンツをユーザの端末
401に送信する(ステップS12)。ステップS12
において送信される有償コンテンツは、ユーザが誘導元
サイト501上で指定したアイドルAの有償コンテンツ
広告に対応する有償コンテンツのトップページに相当す
るものである。
【0031】ユーザにアイドルAの有償コンテンツのト
ップページが提示されるにあたり、そのページの「アド
レス」の欄におけるURL情報内には、数字とアルファ
ベットで組み合わされた文字列が表示されている。例え
ば「4880dg33333」という文字列がURL内
に表示されており、これがアクセスキーに相当する。ユ
ーザは、このアイドルAの有償コンテンツのトップペー
ジからさらにハイパーリンクされたページにアクセスす
ることができるが、リンク先へアクセスときも、トップ
ページにアクセスしたときと同一のアクセスキーが含ま
れたURLを用いてアクセスすることになる。
【0032】有償情報流通者のサーバ201のアクセス
可否判定手段206は、このリンク先へのアクセスにつ
いてもURLの中からアクセスキーの文字列を取り出し
て、このアクセスキーの正当性をチェックしてからコン
テンツを送信するようにしている。トップページからの
リンク先はいくつであっても良く、また間接的に複数段
階にリンクされていても良いが、有償コンテンツの各ペ
ージへのアクセスは、ページが変わる都度アクセスキー
の正当性をチェックする必要がある。
【0033】なお、本実施の形態においては、図2に示
す端末・サーバ間およびサーバ・サーバ間の通信は、H
TTP(Hyper Text Transfer Protocol)によって行っ
ている。また、ステップS7において返答されたアクセ
スキーは、有償コンテンツのトップページを示すURL
の一部に埋め込まれており、さらにこのURLはハイパ
ーテキスト内の「<META>」タグに埋め込まれる形式で送
られて、ユーザの端末401上で稼働するブラウザーの
機能により、ユーザが意識して前記URLを入力したり
アクセスのためのトリガーを与えたりすることなく、こ
のハイパーテキストの受信から一定時間(例えば、0.
5秒)経過後に、自動的にこのURLによるステップS
8の要求を出すようになっている。
【0034】また、本実施例において、有償情報流通者
のサーバ201のアクセス可否判定手段206は、ステ
ップS10のアクセスをユーザの端末から受けたとき、
一般的な暗号技術によるアクセスキーのチェックの他
に、次のようなチェックも行っている。その第1は、日
時のチェックである。各サーバにおける処理時間、ユー
ザの端末における処理時間、上述した「<META>」タグに
おいて指定される待ち時間、および伝送遅延時間の総和
は、通常は数秒〜数十秒のオーダーであるので、これを
前提として、前述のアクセスキー発行日時から所定時間
以上経過して到着するアクセス要求に対しては、正当と
判別せずエラーを返している。
【0035】また、その第2は、IPアドレス(通信ア
ドレス)のチェックである。ある正当なアクセスキーに
よってコンテンツ要求を最初に受けたときに端末側のI
Pアドレスをアクセス管理DB202に登録し、同一の
アクセスキーによる2回目以降のコンテンツ要求を受け
た際には、IPアドレスが同一であるかどうかをチェッ
クし、異なる場合にはエラーを返している。このよう
に、日時およびIPアドレスを用いたチェックにより、
アクセスキーの流出等を原因とする不正手段によるアク
セスを防止するとともに有償情報の窃用を防止するなど
のセキュリティの強化につながっている。
【0036】なお、上述したIPアドレスチェックは、
図2におけるステップS10のコンテンツへのアクセス
要求の時点でIPアドレスをアクセス管理DB202に
登録し、それ以後のアクセス要求の際にチェックを行う
ようにしているが、その代わりに、ステップS5のアク
セスキー発行依頼データの受信の際に、ユーザの端末4
01のIPアドレス情報を取得するようにして、ステッ
プS6のアクセスキー発行情報登録時にそれをアクセス
管理DB202に登録し、ステップS10およびそれ以
降のコンテンツ要求を受けた際にチェックするようにし
ても良い。
【0037】上述の説明における「有償情報流通者のサ
ーバ」、「プロバイダのサーバ」、「ユーザの端末」、
「販売実績情報分析システム」は、コンピュータシステ
ムにより実現されている。そして、上述した各処理の全
部または一部は、プログラムの形式でコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラム
をコンピュータが読み出して実行することによって、上
記処理が行われる。ここでコンピュータシステムの記録
媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気デ
ィスク、CD−ROM、磁気ハードディスク、磁気テー
プ、半導体メモリ等をいう。
【0038】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから電気
通信回線等の伝送媒体を介して他のコンピュータシステ
ムに伝送されるものであっても良い。ここで電気通信回
線の伝送媒体とは、電気あるいは電磁波等による信号を
伝える物理的性質を持つ、金属線、光ファイバー、電磁
場等のことをいう。
【0039】また、上述の説明における会員情報記憶部
(会員情報DB)、アクセス管理情報記憶部(アクセス
管理DB)は、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁
気ディスク、CD−ROM、磁気ハードディスク、磁気
テープ、半導体メモリ等の媒体を用いて実現される。
【0040】また、上の説明において、「有償情報流通
者のサーバ」で行われる各処理や「プロバイダのサー
バ」で行われる各処理や「ユーザの端末」で行われる各
処理は、それぞれ、その処理すべてを1台のコンピュー
タで行っても良いし、それらの処理を複数のコンピュー
タまたは情報処理装置に分散して行っても良い。また逆
に、「有償情報流通者のサーバ」の処理と「プロバイダ
のサーバ」の処理と「ユーザの端末」の処理の一部また
は全部を1台のコンピュータに統合して行うようにして
も良い。ここで「情報処理装置」とは、コンピュータに
限らず通信装置や記憶装置や表示装置なども含む。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ユーザが誘導元サイトにアクセスして有償コンテン
ツ広告を指定し有償情報流通者のサーバで保持する有償
コンテンツにアクセスするにあたり、まず誘導元サイト
がユーザの端末からのプロバイダの指定を受けた後、そ
のプロバイダの会員認証部にアクセスするためのURL
をユーザの端末に送信し、ユーザの端末がそのURLに
アクセスして認証ができる機能を備えたので、誘導元サ
イトにおいて新たに認証手段を設ける必要がなく、また
ユーザは新たに会員登録をしなくても、有償コンテンツ
へのアクセスにおいて発生する料金の支払いを、自分が
加入しているプロバイダの課金手段を用いて行うことが
できる。また、有償情報流通者のサーバで誘導元IDを
確認し誘導元サイトの特定することで、ユーザがどこの
誘導元サイトにおいて有償コンテンツ広告の指定を行っ
たのかを有償情報流通者が把握することができるので、
有償情報流通者は誘導元サイトに対して適正な報酬を与
える事が出来、また、誘導元サイトに有償コンテンツ広
告の掲載依頼のプロモーションができるので、誘導元サ
イトをアクセス者数の多いポータルサイトなどにするこ
とによって有償コンテンツへのアクセスの増大を期待す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による有償情報流通シ
ステムの構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 同実施形態における、有償情報流通者のサー
バ201とプロバイダのサーバ301と誘導元サイト5
01の各構成ブロック図およびユーザが有償コンテンツ
へアクセスする際の処理フローとを示す図である。
【図3】 同実施形態における、誘導元サイト501の
トップページである。
【図4】 同実施形態において、誘導元サイト501が
ユーザの端末401に提供するコンテンツサービスガイ
ドの画面である。
【図5】 同実施形態において、誘導元サイト501が
ユーザの端末401に提供するエンターテインメントコ
ンテンツの画面である。
【図6】 同実施形態において、誘導元サイト501が
ユーザの端末401に提供するアイドルCLUBの入り
口画面である。
【図7】 同実施形態において、誘導元サイト501が
ユーザの端末401に提供する決済手段選択画面であ
る。
【図8】 同実施形態において、プロバイダAのサーバ
301がユーザの端末401に提示するプロバイダAの
認証画面である。
【符号の説明】
100 有償情報提供者 201 有償情報流通者のサーバ 202 アクセス管理DB 301 プロバイダAのサーバ 302 会員情報DB 401 ユーザの端末 501 誘導元サイト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有償情報提供者より提供を受けた有償情
    報を保持する有償情報流通者のサーバと、前記有償情報
    の広告を掲載する誘導元サイトのサーバと、前記有償情
    報の提供を受けるユーザが加入するプロバイダのサーバ
    とがネットワークを介して接続された有償情報提供シス
    テムにおける前記有償情報の提供方法であって、 前記誘導元サイトのサーバが前記ユーザの端末から前記
    有償情報広告の指定に基づく前記有償情報の要求を受付
    け、 前記誘導元サイトのサーバが前記ユーザの端末にプロバ
    イダ選択画面を提示して、前記ユーザの端末からプロバ
    イダの選択を受付け、 前記誘導元サイトのサーバが前記ユーザの端末に前記有
    償情報を識別する有償情報識別番号と誘導元サイト識別
    番号と選択された前期プロバイダの会員認証部のURL
    を送信し、 前記プロバイダのサーバが前記ユーザの端末より前記会
    員認証部のURLへのアクセスを受付けて前記有償情報
    識別番号と前記誘導元サイト識別番号を受信し、 前記プロバイダのサーバが前記ユーザの端末よりユーザ
    IDやパスワードなどのユーザ認証情報を受信して前記
    有償情報の送信可否を判定し、 前記プロバイダのサーバが前記ユーザの端末への前記有
    償情報の送信が可能と判定した場合にのみ、前記有償情
    報流通者のサーバに前記有償情報識別番号と前記誘導元
    サイト識別番号と前記プロバイダ識別番号と前記ユーザ
    の識別番号とからなるアクセス許可情報発行依頼データ
    を送信し、 前記有償情報流通者のサーバが前記アクセス許可発行依
    頼データに基づいて前記有償情報にアクセスできるアク
    セス許可情報を生成し、 前記有償情報流通者のサーバが前記アクセス許可情報を
    組み込んだ有償情報アクセスURLを前記プロバイダの
    サーバに送信し、 前記プロバイダのサーバが前記有償情報アクセスURL
    を前記ユーザの端末に送信し、 前記有償情報流通者のサーバが前記有償情報アクセスU
    RLへの前記ユーザの端末によるアクセスを受付けて前
    記有償情報アクセスURLに組み込まれる前記アクセス
    許可情報に基づいた前記有償情報を前記ユーザの端末に
    提示することを特徴とする有償情報の提供方法。
  2. 【請求項2】 有償情報提供者より提供を受けた有償情
    報を保持する有償情報流通者のサーバと、前記有償情報
    の広告を掲載する誘導元サイトのサーバと、前記有償情
    報の提供を受けるユーザが加入するプロバイダのサーバ
    とがネットワークを介して接続された有償情報提供シス
    テムの前記誘導元サイトのサーバであって、 自らの誘導元サイト識別番号を保持する誘導元識別番号
    記憶部と、 前記有償情報を識別する有償情報識別番号を前記有償情
    報広告に対応して保持する有償情報識別番号記憶部と、 前記プロバイダの会員認証部にアクセスするURLを前
    記プロバイダに対応して記憶するプロバイダ認証URL
    記憶部と、 前記有償情報広告の指定に基づく前記有償情報の要求を
    ネットワークを介して前記ユーザの端末より受付けて、
    前記端末にプロバイダの選択画面を提示すると共にプロ
    バイダの選択を受付けるプロバイダ選択受付け部と、 前記ユーザの指定した前記有償情報広告に対応する有償
    情報識別番号と前記誘導元サイト識別番号と前記ユーザ
    が選択したプロバイダの会員認証部にアクセスするUR
    Lからなる認証要求データを前記ユーザの端末に送信す
    る認証要求データ送信部と、 を備えることを特徴とする誘導元サイトのサーバ。
  3. 【請求項3】 有償情報提供者より提供を受けた有償情
    報を保持する有償情報流通者のサーバと、前記有償情報
    の広告を掲載する誘導元サイトのサーバと、前記有償情
    報の提供を受けるユーザが加入するプロバイダのサーバ
    とがネットワークを介して接続された有償情報提供シス
    テムの前記プロバイダのサーバであって、 前記ユーザの属性情報と前記ユーザの口座番号などの課
    金情報とを保持する会員情報記憶部と、 ネットワークを介した前記ユーザの端末より会員認証部
    のURLを用いたアクセスを受付けて前記端末に認証画
    面を提示し、ユーザが会員に加入しているかどうかの認
    証を行う会員認証部と、 前記会員認証部において前記ユーザの認証が成立した場
    合にのみ前記会員認証部へのアクセスの際に送信を受け
    た誘導元サイト識別番号と有償情報識別番号と、自ら記
    憶するプロバイダ識別番号と前記ユーザのユーザ識別番
    号とからなるアクセス許可情報発行依頼データを有償情
    報流通者のサーバに送信するアクセス許可情報発行依頼
    部と、 アクセス許可情報が組み込まれた有償情報アクセスUR
    Lを有償情報流通者のサーバから受信して前記ユーザの
    端末に送信する有償情報アクセスURL送信部と、 を備えることを特徴とするプロバイダのサーバ。
  4. 【請求項4】 有償情報提供者より提供を受けた有償情
    報を保持する有償情報流通者のサーバと、前記有償情報
    の広告を掲載する誘導元サイトのサーバと、前記有償情
    報の提供を受けるユーザが加入するプロバイダのサーバ
    とがネットワークを介して接続された有償情報提供シス
    テムの前記有償情報流通者のサーバであって、 前記有償情報と前記有償情報へアクセスするURLを保
    持する有償情報記憶部と、 前記プロバイダのサーバからアクセス許可情報発行依頼
    データを受信するアクセス許可情報発行依頼受付け部
    と、 前記アクセス許可情報発行依頼データに基づいてアクセ
    ス許可情報を生成し、前記アクセス許可情報を前記有償
    情報へアクセスするURLに組み込んだ有償情報アクセ
    スURLを前記プロバイダのサーバに送信し、前記アク
    セス許可情報発行依頼データに含まれる誘導元識別番号
    と有償情報識別番号とプロバイダ識別番号とユーザ識別
    番号などをアクセス情報記憶部に保持するアクセス許可
    情報生成部と、 有償情報アクセスURLへのアクセスを前記ユーザの端
    末より受付けて、前記有償情報アクセスURLに含まれ
    るアクセス許可情報と前記アクセス情報記憶部に保持し
    ているアクセス許可情報とを比較してアクセスの正当性
    を判断するアクセス可否判定手段と、 前記アクセス可否判定手段によって前記ユーザによるア
    クセスが正当であると判断した場合に、前記有償情報ア
    クセスURLに含まれるアクセス許可情報に対応して前
    記有償情報記憶部に保持する前記有償情報を前記ユーザ
    の端末に送信する有償情報送信部と、 を備えることを特徴とする有償情報流通者のサーバ。
  5. 【請求項5】 有償情報提供者より提供を受けた有償情
    報を保持する有償情報流通者のサーバと、前記有償情報
    の広告を掲載する誘導元サイトのサーバと、前記有償情
    報の提供を受けるユーザが加入するプロバイダのサーバ
    とがネットワークを介して接続された有償情報提供シス
    テムの前記誘導元サイトのサーバにおける情報処理方法
    であって、 前記ユーザの端末から前記有償情報広告の指定に基づく
    前記有償情報の要求を受付ける第1の処理と、 前記ユーザの端末にプロバイダ選択画面を提示して、前
    記ユーザの端末よりプロバイダの選択を受付ける第2の
    処理と、 前記有償情報の要求で指定された前記有償情報広告を識
    別する有償情報識別番号と自らの誘導元サイト識別番号
    と前記第2の処理で受付けたプロバイダの会員認証部へ
    アクセスするURLとからなる認証要求データを前記ユ
    ーザの端末に送信する第3の処理と、 を有することを特徴とする情報処理方法。
  6. 【請求項6】 有償情報提供者より提供を受けた有償情
    報を保持する有償情報流通者のサーバと、前記有償情報
    の広告を掲載する誘導元サイトのサーバと、前記有償情
    報の提供を受けるユーザが加入するプロバイダのサーバ
    とがネットワークを介して接続された有償情報提供シス
    テムの前記プロバイダのサーバにおける情報処理方法で
    あって、 前記ユーザの端末からの会員認証部へのアクセスを受け
    て、認証画面を前記端末に提示し認証を受付ける第1の
    処理と、 前記第1の処理において認証が成立した場合にのみ前記
    会員認証部へのアクセスの際に前記ユーザの端末より受
    信した誘導元サイト識別番号と有償情報識別番号と自ら
    記憶するプロバイダ識別番号と前記ユーザのユーザ識別
    番号とからなるアクセス許可情報発行依頼データを送信
    する第2の処理と、 前記有償情報へのアクセスができ、前記有償情報流通者
    のサーバの生成したアクセス許可情報が組み込まれた有
    償情報アクセスURLを前記有償情報流通者のサーバか
    ら受信して前記ユーザの端末に送信する第3の処理と、 を有することを特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 有償情報提供者より提供を受けた有償情
    報を保持する有償情報流通者のサーバと、前記有償情報
    の広告を掲載する誘導元サイトのサーバと、前記有償情
    報の提供を受けるユーザが加入するプロバイダのサーバ
    とがネットワークを介して接続された有償情報提供シス
    テムの前記有償情報流通者のサーバにおける情報処理方
    法であって、 前記プロバイダからアクセス許可情報発行依頼データを
    受信する第1の処理と、 前記アクセス許可情報発行依頼データに基づいてアクセ
    ス許可情報を生成する第2の処理と、 前記有償情報へアクセスするURLに前記アクセス許可
    情報を組み込んだ有償情報アクセスURLを前記プロバ
    イダのサーバを介して前記ユーザの端末に送信する第3
    の処理と、 前記アクセス許可情報発行依頼データに含まれる誘導元
    識別番号と有償情報識別番号とプロバイダ識別番号とユ
    ーザ識別番号などをアクセス情報記憶部に保持する第4
    の処理と、 前記有償情報のURLへのアクセスを前記ユーザの端末
    より受付け、前記有償情報のURLに含まれるアクセス
    許可情報と前記アクセス情報記憶部に保持しているアク
    セス許可情報とを比較してアクセスの正当性を判断する
    第5の処理と、 前記第5の処理において前記ユーザによるアクセスが正
    当であると判断した場合にのみ、前記有償情報のURL
    に組み込まれたアクセス許可情報に対応する前記有償情
    報を前記ユーザの端末に送信する第6の処理と、 を有することを特徴とする情報処理方法。
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