JP2003296209A - グループウェアの初期設定システムおよび初期設定方法 - Google Patents

グループウェアの初期設定システムおよび初期設定方法

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JP2003296209A JP2002094846A JP2002094846A JP2003296209A JP 2003296209 A JP2003296209 A JP 2003296209A JP 2002094846 A JP2002094846 A JP 2002094846A JP 2002094846 A JP2002094846 A JP 2002094846A JP 2003296209 A JP2003296209 A JP 2003296209A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】グループウェアの導入時における各クライアン
トの初期設定を自動的に行うことによってユーザ操作を
簡素化し、ユーザの負担を低減すること。 【解決手段】本発明のク゛ルーフ゜ウェアの初期設定システムによれ
ば、複数のサーハ゛のうちの何れかにアクセス可能なクライアント端末
6によって使用されるク゛ルーフ゜ウェアの使用可能ユーサ゛情報を予
め格納した共通環境情報テ゛ータヘ゛ース14と、使用可能ユーサ゛毎
に設定された使用可能サーハ゛情報を予め格納したサーハ゛管理
情報テ゛ータヘ゛ース16と、ク゛ルーフ゜ウェアを自己のクライアント端末6に導
入したユーサ゛によってなされるク゛ルーフ゜ウェアの使用申請要求
を、ユーサ゛情報とともに受信するインタフェース10と、この使用
申請要求に対して、インタフェース10によって受信されたユーサ゛
情報と、使用可能ユーサ゛情報と、使用可能サーハ゛情報とに基
づき、ユーサ゛が自己のクライアント端末6を操作することによっ
てク゛ルーフ゜ウェアを使用可能とする初期設定を行う初期設定
処理部18とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グループウェアを
利用する各クライアント毎の個別の初期設定を行うグル
ープウェアの初期設定システムおよび初期設定方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、企業などの組織内のコミュニケー
ションや情報共有を効率的に行うためにグループウェア
が広く用いられている。このグループウェアは、電子メ
ール、スケジュール共有、文書共有、ワークフローなど
の機能を統合して備えており、これら機能を活用するこ
とによって、会議の連絡、進捗状況の報告、営業活動の
報告など、複数のクライアントが効率よく情報共有でき
るだけでなく、アイデアやノウハウの蓄積にも利用され
ている。
【0003】一方で、このような共有情報が共有者以
外、特に外部に漏れると、企業が蓄積してきた情報や、
ノウハウが知られ、企業は多大な損失を被ることになる
ので、米ロータス・デベロップメント社によって開発さ
れたLotus Notesや、米マイクロソフト社に
よって開発されたMS−Exchangeに代表される
これらグループウェアは、セキュリティ機能が強化され
て開発がなされていることはもちろんであるが、クライ
アント管理も厳格になされている。
【0004】具体的には、この種のグループウェアを企
業等が導入する場合には、グループウェア管理者を任命
し、このグループウェア管理者が、当該グループウェア
を利用するユーザ名、ユーザID等を登録し、更に、各
ユーザが設定すべき設定情報を決定し、各ユーザの端末
にこの設定情報を配信する。この設定情報とは、各クラ
イアントのユーザID、所属部署情報、人事情報、利用
可能サーバのIPアドレス等である。
【0005】そして、各クライアントは、グループウェ
アをインストールした場合には、自己に配信されたユー
ザIDによって管理サーバにアクセスし、上述したよう
な設定情報にしたがって、自己の所属部署情報の入力、
人事情報の入力、利用可能サーバのIPアドレスの入
力、自己のパスワードの登録といったいわゆる初期設定
を行うことによって初めてグループウェアを使用するこ
とが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のグループウェアの初期設定方法では、以下の
ような問題がある。
【0007】すなわち、上述したようなグループウェア
の初期設定は、入力項目が多い。特に、大企業、あるい
は国際企業ともなり、クライアント端末の数が多い場
合、あるいは事業所が各地に分散しているような場合に
は、多くのサーバを利用する。このような場合、数多く
ある全ての利用可能サーバのIPアドレスを入力する必
要がある。更にそれに加えて、例えば、IPアドレスは
英数半角で入力する、ユーザ名は半角カタカナで入力す
る、所属部署は略称で全角入力するなど、入力項目毎に
予め定められたフォーマットで入力せねばならず、手間
がかかる。
【0008】このような設定情報が全て、勿論誤り無く
入力されてからでないとユーザは、グループウェアを利
用することができない。このため、グループウェア導入
時における初期設定作業は、各ユーザにとって労力的、
時間的のみならず、精神的にも大きな負担となっている
という問題がある。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、グループウェアの導入時における各クライ
アントの初期設定を自動的に行うようにし、もって、グ
ループウェアの初期設定時におけるユーザ操作を簡素化
し、ユーザの負担を低減することが可能なグループウェ
アの初期設定システムおよび初期設定方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0011】すなわち、請求項1の発明のグループウェ
アの初期設定方法では、複数のサーバによって管理さ
れ、各サーバのうちの何れかにアクセス可能な端末によ
って使用されるグループウェアの使用可能ユーザ情報
と、使用可能ユーザ毎に設定された使用可能サーバ情報
とを予め備え、グループウェアを自己の端末に導入した
ユーザによってなされるグループウェアの使用申請要求
を、このユーザのユーザ情報とともに受信し、この受信
したユーザ情報と、使用可能ユーザ情報と、使用可能サ
ーバ情報とに基づいて、ユーザが自己の端末を介してグ
ループウェアを使用可能とする初期設定を行う。
【0012】請求項2の発明のグループウェアの初期設
定方法では、複数のサーバによって管理され、各サーバ
のうちの何れかにアクセス可能な端末によって使用され
るグループウェアの使用可能ユーザ情報と、使用可能ユ
ーザ毎に設定された使用可能サーバ情報とを予め備え、
グループウェアを自己の端末に導入したユーザによって
なされるグループウェアの使用申請要求を、このユーザ
のユーザ情報とともに受信し、この受信したユーザ情報
と、使用可能ユーザ情報と、使用可能サーバ情報とに基
づいて、ユーザが自己の端末を介して、各サーバのうち
の何れかにアクセス可能となるようにし、ユーザが自己
の端末を操作することによってグループウェアを使用可
能とするとともに、この操作に必要なアイコンを自己の
端末に設定する初期設定を行う。
【0013】請求項3の発明のグループウェアの初期設
定システムは、複数のサーバによって管理され、各サー
バのうちの何れかにアクセス可能な端末によって使用さ
れるグループウェアの使用可能ユーザ情報を予め格納し
た使用可能ユーザ情報格納手段と、使用可能ユーザ毎に
設定された使用可能サーバ情報を予め格納した使用可能
サーバ情報格納手段と、グループウェアを自己の端末に
導入したユーザによってなされるグループウェアの使用
申請要求を、このユーザのユーザ情報とともに受信する
受信手段と、ユーザによってなされた使用申請要求に対
して、受信手段によって受信されたユーザ情報と、使用
可能ユーザ情報格納手段に格納された使用可能ユーザ情
報と、使用可能サーバ情報格納手段に格納された使用可
能サーバ情報とに基づき、ユーザが自己の端末を操作す
ることによってグループウェアを使用可能とする初期設
定を行う初期設定手段とを備えている。
【0014】請求項4の発明は、請求項3の発明のグル
ープウェアの初期設定システムにおいて、グループウェ
アを使用するための操作用アイコンを自己の端末に設定
するアイコン設定手段を付加した。
【0015】従って、請求項1乃至4の発明において
は、以上のような手段を講じることにより、グループウ
ェアの導入時における各ユーザの初期設定を自動的に行
うことができる。
【0016】その結果、グループウェアの初期設定時に
おけるユーザ操作が簡素化され、ユーザの負担を低減す
ることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0018】本発明の実施の形態を図1から図3を用い
て説明する。
【0019】図1は、本発明の実施の形態に係るグルー
プウェアの初期設定方法を適用したグループウェア初期
設定システムの適用例を示す構成概念図である。
【0020】すなわち、本発明の実施の形態に係るグル
ープウェアの初期設定方法を適用したグループウェア初
期設定システム4は、ワークステーション等の計算機か
らなるサーバ内に構築している。このグループウェア初
期設定システム4は、インターネット等の公衆回線、あ
るいはLAN等の専用回線からなる伝送路2に接続して
いるインタフェース(以下、「I/F」と称する)10
と、I/F10に接続されたCPU11と、CPU11
に接続された内部バス9によって互いに接続されたグル
ープウェア保持部12、共通環境情報データベース(以
下、「共通環境情報DB」と称する)14、サーバ管理
情報データベース(以下、「サーバ管理情報DB」と称
する)16、初期設定処理部18、個別ユーザ環境情報
データベース(以下、「個別ユーザ環境情報DB」と称
する)20、IDファイル情報データベース(以下、
「IDファイル情報DB」と称する)22、IDファイ
ル情報バックアップデータベース(以下、「IDファイ
ル情報BK」)24、クライアント端末環境設定部25
から構成してなる。
【0021】このように構成したグループウェア初期設
定システム4は、伝送路2に接続されたクライアント端
末6からの要求に応じて、要求元のクライアント端末6
のグループウェア導入時に必要な初期設定を行う。クラ
イアント端末6は、個々に初期設定データベース(以
下、「初期設定DB」と称する)8を備えている。この
初期設定DB8には、このクライアント端末6のIPア
ドレス、ユーザ名、所属部署情報、人事情報を予め登録
しておく。これら登録内容は、グループウェアの初期設
定のために特別に入力するものでなくても良く、クライ
アント端末6の管理等のために入力していたものであっ
てもよい。
【0022】なお、図1では、簡略のために、初期設定
DB8を備えたクライアント端末6を1つしか表してい
ないが、実際には、図2に示すように、ユーザ数に対応
して複数のクライアント端末6(#1,#2,#3,・
・・,#n)が伝送路2に接続しており、グループウェ
ア初期設定システム4は、複数のクライアント端末6
(#1,#2,#3,・・・,#n)からの要求に応じ
て、初期設定を行う。また、初期設定DB8は、クライ
アント端末6とは別のハードウェアではなく、同一のハ
ードウェアの中にあってもよい。
【0023】図1および図2に示すようなネットワーク
構成は、イーサネット(登録商標)等のLAN、あるい
は公衆回線や専用回線を介して複数のLANが接続され
るWAN等からなるものも含まれる。LANの場合に
は、必要に応じてルータを介した多数のサブネットから
構成される。また、WANの場合には、公衆回線に接続
するためのファイアウォール等を適宜備えているが、こ
こではその図示及び詳細説明を省略する。
【0024】I/F10は、伝送路2を介して、クライ
アント端末6とグループウェア初期設定システム4との
情報授受を行う部位であって、クライアント端末6側か
らグループウェア初期設定システム4に対して出力され
た情報を受信し、受信した情報をCPU11に転送す
る。また、クライアント端末6側に向けて出力される情
報をCPU11から受信し、受信した情報を伝送路2を
介して所定のクライアント端末6に出力する。
【0025】CPU11は、グループウェア初期設定シ
ステム4が行うグループウェア初期設定処理を司る部位
であって、グループウェア保持部12、共通環境情報D
B14、サーバ管理情報DB16、初期設定処理部1
8、個別ユーザ環境情報DB20、IDファイル情報D
B22、IDファイル情報BK24の各部位を制御して
図3のフローチャートに示すように動作し、グループウ
ェア初期設定処理を行う。
【0026】グループウェア保持部12は、グループウ
ェアを保持している。そして、クライアント端末6か
ら、グループウェアのダウンロード要求があった場合に
は、CPU11からの指示に基づいて、要求元のクライ
アント端末6に、保持しているグループウェアをアップ
ロードする。これによって、クライアント端末6にこの
グループウェアがインストールされるようにしている。
なお、グループウェア保持部12を省略し、代わりにグ
ループウェアを記憶したCD−ROMを用いてクライア
ント端末6にグループウェアをインストールするように
しても良い。
【0027】共通環境情報DB14は、グループウェア
を利用する当該企業等の組織情報、およびユーザリスト
を格納しているデータベースである。この組織情報、お
よびユーザリストは、グループウェアの初期設定処理を
行う前に予め登録しておく。
【0028】サーバ管理情報DB16は、グループウェ
アを利用する当該企業等の利用するサーバのサーバリス
ト、および各部署毎に利用可能なサーバのサーバリスト
を格納しているデータベースである。ここに格納する情
報もまた、グループウェアの初期設定処理を行う前に予
め登録しておく。
【0029】初期設定処理部18は、クライアント端末
6から個人ユーザ情報登録処理の要求があった場合に
は、対応するクライアント端末6の初期設定DB8に登
録されているIPアドレス、ユーザ名、所属部署情報、
人事情報に基づいて、このユーザのユーザIDを決定
し、このユーザID、およびIPアドレス、ユーザ名、
所属部署情報、人事情報を個別ユーザ環境情報DB20
に書き込むとともに、要求元のクライアント端末6に対
してこのユーザIDを付与する。
【0030】また、クライアント端末6からグループウ
ェア初期設定処理の要求があった場合には、共通環境情
報DB14に格納されている情報、サーバ管理情報DB
16に格納されている情報、および個別ユーザ環境情報
DB20に書き込まれている要求元のクライアント端末
6の情報に基づいて、対応するユーザのIDファイル情
報DB22を作成する。このIDファイル情報DB22
は、ユーザ毎のファイルから構成しており、各ユーザ毎
に、ユーザ名、ユーザID、パスワード、メールアドレ
ス、メールボックス、所属部署情報、人事情報等を格納
している。
【0031】更に、初期設定処理部18は、作成したI
Dファイル情報DB22をコピーすることによって、I
Dファイル情報BK24を作成する。なお、IDファイ
ル情報BK24は、あくまでIDファイル情報DB22
のデータセキュリティ強化の観点から必要に応じて行う
ものであって、省略しても良い。
【0032】このようにユーザ毎にIDファイル情報D
B22が作成されると、ユーザのグループウェアへの初
期設定処理が完了する。クライアント端末環境設定部2
5は、初期設定処理が完了したクライアント端末6に対
して、IDアドレス情報DB22に格納された対応する
ユーザの情報に基づいて、クライアント端末6がグルー
プウェアを利用するために必要なアイコン等をクライア
ント端末6に設定することによって、クライアント端末
6の環境を設定する。以降、ユーザは、クライアント端
末6からユーザIDを入力することによって、ユーザ認
識され、グループウェアにアクセスするとともに、クラ
イアント端末環境設定部25によって設定されたアイコ
ン等を操作することによってグループウェアを利用する
ことができるようになる。
【0033】次に、以上のように構成した本発明の実施
の形態に係るグループウェアの初期設定方法を適用した
グループウェア初期設定システムの動作について、図3
に示すフローチャートを用いて説明する。
【0034】各ユーザがグループウェアを利用するため
には、まず自己のクライアント端末6にグループウェア
をインストールする必要がある。この場合、ユーザは、
自己のクライアント端末6からグループウェア初期設定
システム4に対して、グループウェアのダウンロード要
求を行う。この要求は、伝送路2を介してグループウェ
ア初期設定システム4のI/F10によって受信され、
CPU11は、グループウェア保持部12に対して、要
求元のクライアント端末6に対して保持しているグルー
プウェアをアップロードするように要求する。この要求
に応じてグループウェア保持部12は保持しているグル
ープウェアをI/F10から伝送路2を介して要求元の
クライアント端末6に送信する。クライアント端末6は
このように送信されたグループウェアをダウンロードす
ることによって、インストールを行う。なお、このグル
ープウェアを記憶したCD−ROM等の記憶媒体を読み
込むことによってインストールするようにしても良い
(S1)。
【0035】このようにしてグループウェアをインスト
ールすると、各ユーザは、このグループウェアに対して
与えられた共通IDを用いてグループウェア初期設定シ
ステム4にアクセスし、初期設定DB8に登録してある
初期設定情報を送信することによって、初期設定情報の
登録要求を行う。送信された初期設定情報は、伝送路2
を介してグループウェア初期設定システム4のI/F1
0によって受信され、CPU11に転送される(S
2)。
【0036】CPU11に初期設定情報が転送される
と、初期設定処理部18によってユーザIDが決定さ
れ、このユーザIDおよび初期設定情報が、ユーザ毎に
個別ユーザ環境情報DB20に格納される(S3)。ま
た、要求元のクライアント端末6に対して、決定したユ
ーザIDが配信されることによって付与される(S
4)。
【0037】クライアント端末6側では、このようにユ
ーザIDが付与されると、このユーザIDを入力するこ
とによってグループウェア初期設定システム4にアクセ
スすることによって、グループウェア初期設定システム
4に対するグループウェア初期設定要求がなされる(S
5)。
【0038】クライアント端末6から入力されたユーザ
IDは、伝送路2を介してグループウェア初期設定シス
テム4のI/F10によって受信され、更にCPU11
に転送される。CPU11では、個別ユーザ環境情報D
B20に登録された情報を参照することによって、ユー
ザ認識がなされる。グループウェア初期設定要求を行っ
たクライアント端末6から入力されたユーザIDが、個
別ユーザ環境情報DB20に登録されている場合には、
要求元のクライアント端末6に対してパスワード登録が
促される。これに応じてクライアント端末6からパスワ
ードが入力されることによって、パスワード登録が完了
する(S6)。一方、クライアント端末6から入力され
たユーザIDが、個別ユーザ環境情報DB20に登録さ
れていない場合には、不正アクセスがあったものとして
以降の処理はなされない。
【0039】パスワード登録が完了すると、初期設定処
理部18によってグループウェア初期設定処理がなされ
る。このグループウェア初期設定処理では、個別ユーザ
環境情報DB20に格納されているユーザID、IPア
ドレス、ユーザ名、所属部署情報、および人事情報と、
サーバ管理情報DB16に格納されている部署毎に利用
可能なサーバリストとに基づいて、このユーザが利用可
能なサーバが判定される。また、個別ユーザ環境情報D
B20に格納されているユーザID、IPアドレス、ユ
ーザ名、所属部署情報、および人事情報と、共通環境情
報DB14に格納されている組織情報およびユーザリス
トとに基づいて、このユーザのメールアドレスおよびメ
ールボックスが設定される(S7)。
【0040】そして、ステップS6において登録された
パスワードと、ステップS7において判定された利用可
能なサーバ情報と、ステップS7において設定されたメ
ールアドレスおよびメールボックスとが、個別ユーザ環
境情報DBに格納されていたユーザID、IPアドレ
ス、ユーザ名、所属部署情報、および人事情報に加えて
IDファイル情報DB22に書き込まれることによって
グループウェア初期設定処理が完了する(S8)。この
IDファイル情報DB22に格納された情報は、ユーザ
に関わる重要なものであることから、データセキュリテ
ィ強化の観点から、必要に応じて、バックアップを作成
し、IDファイル情報BK24に格納するようにしても
良い。
【0041】このようにしてグループウェアへの初期設
定処理が完了すると、クライアント端末環境設定部25
によって、初期設定処理が完了したクライアント端末6
に対して、IDファイル情報DB22に格納された情報
に基づいて、このクライアント端末6に、グループウェ
アを利用するために必要なアイコン等が設定される。以
降、ユーザは、クライアント端末6からユーザIDを入
力することによって、ユーザが認識され、グループウェ
アにアクセスすることができるようになるとともに、設
定されたアイコン等を操作することによって、グループ
ウェアを利用することができるようになる(S9)。
【0042】上述したように、本発明の実施の形態に係
るグループウェアの初期設定方法を適用したグループウ
ェア初期設定システムにおいては、上記のような作用に
より、グループウェアを自己のクライアント端末6にイ
ンストールしたユーザは、インストール時に付与された
共通IDを用いてグループウェア初期設定システム4に
アクセスし、予め初期設定DB8に登録してある初期設
定情報を送信することによって、初期設定要求をする
と、初期設定処理部18が、この要求に応じて要求元の
ユーザの初期設定処理を自動的に行い、このユーザのグ
ループウェア使用環境を構築することができる。また、
クライアント端末環境設定部25は、このグループウェ
ア操作に必要なアイコン等を要求元のクライアント端末
6に設定することができる。
【0043】以上説明したように、本発明によれば、グ
ループウェアの導入時における各クライアントの初期設
定を自動的に行うことができる。
【0044】すなわち、グループウェアの初期設定時に
おけるユーザ操作が簡素化され、ユーザの負担を低減す
ることが可能となる。
【0045】以上、本発明の好適な実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかか
る構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技
術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更
例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及
び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと
了解される。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
グループウェアの導入時における各クライアントの初期
設定を自動的に行うことができる。
【0047】以上により、グループウェアの初期設定時
におけるユーザ操作が簡素化され、ユーザの負担を低減
することが可能なグループウェアの初期設定システムお
よび初期設定方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るグループウェアの初
期設定方法を適用したグループウェア初期設定システム
の適用例を示す構成概念図
【図2】複数のクライアント端末が接続された例を示す
構成概念図
【図3】初期設定処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
2…伝送路 4…グループウェア初期設定システム 6…クライアント端末 8…初期設定データベース 9…内部バス 10…インタフェース 11…CPU 12…グループウェア保持部 14…共通環境情報データベース 16…サーバ管理情報データベース 18…初期設定処理部 20…個別ユーザ環境情報データベース 22…IDファイル情報データベース 24…IDファイル情報バックアップデータベース 25…クライアント端末環境設定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサーバによって管理され、前記各
    サーバのうちの何れかにアクセス可能な端末によって使
    用されるグループウェアの使用可能ユーザ情報と、使用
    可能ユーザ毎に設定された使用可能サーバ情報とを予め
    備え、前記グループウェアを自己の端末に導入したユー
    ザによってなされる前記グループウェアの使用申請要求
    を、このユーザのユーザ情報とともに受信し、この受信
    したユーザ情報と、前記使用可能ユーザ情報と、前記使
    用可能サーバ情報とに基づいて、前記ユーザが前記自己
    の端末を介して前記グループウェアを使用可能とする初
    期設定を行うグループウェアの初期設定方法。
  2. 【請求項2】 複数のサーバによって管理され、前記各
    サーバのうちの何れかにアクセス可能な端末によって使
    用されるグループウェアの使用可能ユーザ情報と、使用
    可能ユーザ毎に設定された使用可能サーバ情報とを予め
    備え、前記グループウェアを自己の端末に導入したユー
    ザによってなされる前記グループウェアの使用申請要求
    を、このユーザのユーザ情報とともに受信し、この受信
    したユーザ情報と、前記使用可能ユーザ情報と、前記使
    用可能サーバ情報とに基づいて、前記ユーザが前記自己
    の端末を介して、前記各サーバのうちの何れかにアクセ
    ス可能となるようにし、前記ユーザが前記自己の端末を
    操作することによって前記グループウェアを使用可能と
    するとともに、この操作に必要なアイコンを前記自己の
    端末に設定する初期設定を行うグループウェアの初期設
    定方法。
  3. 【請求項3】 複数のサーバによって管理され、前記各
    サーバのうちの何れかにアクセス可能な端末によって使
    用されるグループウェアの使用可能ユーザ情報を予め格
    納した使用可能ユーザ情報格納手段と、 使用可能ユーザ毎に設定された使用可能サーバ情報を予
    め格納した使用可能サーバ情報格納手段と、 前記グループウェアを自己の端末に導入したユーザによ
    ってなされる前記グループウェアの使用申請要求を、こ
    のユーザのユーザ情報とともに受信する受信手段と、 前記ユーザによってなされた使用申請要求に対して、前
    記受信手段によって受信されたユーザ情報と、前記使用
    可能ユーザ情報格納手段に格納された使用可能ユーザ情
    報と、前記使用可能サーバ情報格納手段に格納された使
    用可能サーバ情報とに基づき、前記ユーザが前記自己の
    端末を操作することによって前記グループウェアを使用
    可能とする初期設定を行う初期設定手段とを備えたグル
    ープウェアの初期設定システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のグループウェアの初期
    設定システムにおいて、 前記グループウェアを使用するための操作用アイコンを
    前記自己の端末に設定するアイコン設定手段を付加した
    グループウェアの初期設定システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015222900A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 Necエンジニアリング株式会社 遠隔会議システム、遠隔会議サーバ、遠隔会議方法及びプログラム

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