JP2003295761A - テスト用データ作成システム、テスト用データ作成方法およびテスト用データ作成プログラム - Google Patents

テスト用データ作成システム、テスト用データ作成方法およびテスト用データ作成プログラム

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JP2003295761A
JP2003295761A JP2002100660A JP2002100660A JP2003295761A JP 2003295761 A JP2003295761 A JP 2003295761A JP 2002100660 A JP2002100660 A JP 2002100660A JP 2002100660 A JP2002100660 A JP 2002100660A JP 2003295761 A JP2003295761 A JP 2003295761A
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Kiyoshi Yoneyama
潔 米山
Yoshiki Yamazaki
由喜 山崎
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図・設備用アプリケーションを既存の大規
模な地図・設備データベースの上でテストするに際し、
その対象エリアがどの地域であるか分からないようにし
て、当該データベース中の個人情報の保護を図ることを
目的とする。 【解決手段】 既存の大規模な地図・設備データベース
から得られる実図面1aの道路境線,設備線や引出線な
どの位置(各線の特徴点座標)を当該エリアの南北方向
に反転させた形の反転図面2aを作成し、このテスト用
の反転図面データに基づいて地図・設備用アプリケーシ
ョンのテストを行なう。また、反転図面2aの地域名
が、実図面1aの地域名「下北沢」ではなく、テーブル
5から求めた「阿寒」に置換されている。道路境線など
の南北反転処理と地域名の置換処理とによりいわば仮想
のテスト用データを作成し、これの図面2aからは本来
の実図面の地域がどこであるか分からないようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図・設備用アプ
リケーションなどのテスト用線画データの作成に関し、
特に任意のエリアの地図要素線および設備線などをそれ
ぞれの各特徴点座標からなるベクトル形式で示した現実
の線画データを、テスト用の仮想線画データに変換する
ことに関する。
【0002】地図要素線は例えば道路境や建物位置など
を示す線であり、設備線は例えば道路や空中に埋設・配
設された上水道管,下水道管,ガス管,電力管,ケーブ
ルなどを示す線である。
【0003】新たに開発した地図・設備用アプリケーシ
ョン、例えばGIS(地図情報システム)におけるアプ
リケーションをテストする場合、小規模の地図・設備デ
ータベースを作成してその上でテストを実行し、これに
続いて現実的なレベルの大規模な地図・設備データベー
スを利用したパフォーマンステストを実行することが必
要となる。
【0004】この大規模な地図・設備データベースを新
たに作成するにはコスト面での負担があまりにも大きい
ので、既存の大規模な地図・設備データベースをパフォ
ーマンステストに転用することが考えられる。
【0005】ところが、この地図・設備データベース中
の設備データには設備利用者個々のいわばプライバシー
情報、例えば水道管・ガス管の種別や引き込み位置など
の情報が含まれている。
【0006】そのため、当該データベースに基づく表示
内容をその地域が特定しにくい形に設定することが望ま
しく、本発明はこのような要請に応えるものである。
【0007】
【従来の技術】これまでの、新たに開発した地図・設備
用アプリケーションのテストは、小規模のテスト用の地
図・設備データベースを作成してその上で実行される程
度のものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の地
図・設備用アプリケーションのテスト対象の地図・設備
データベースの規模が小さいため、十分なパフォーマン
ステストを実行できないという問題点があった。
【0009】また、既存の大規模な地図・設備データベ
ースをパフォーマンステストに転用すると、そのデータ
ベース中のいわゆる個人情報までが種々のテスト実行者
に知られてしまうという問題点があった。
【0010】そこで、本発明では、既存の大規模な地図
・設備データベースの座標データをそれの本来の位置と
は別の仮想位置の座標データに所定の態様で変更し、さ
らには対象エリアの地域名を任意の他の地域名に置換
(例えば世田谷区を旭川市に置換)した形のテスト用デ
ータを作成することにより、パフォーマンステストの十
分な実効性を確保するとともに、テスト用表示エリアの
いわば真の姿を隠して個人情報を守ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題を、
次の事項からなるテスト用データ作成システムおよびテ
スト用データ作成方法などにより解決する。
【0012】テスト用線画データの作成システムは次の
内容のものである。 (1)任意のエリアの少なくとも地図要素線および設備
線をそれぞれの各特徴点座標からなるベクトル形式で示
した現実の各線画データを、テスト用の仮想線画データ
に変換するテスト用データ作成システムにおいて、現実
の前記線画データを格納する保持手段と、前記保持手段
から取り出した前記線画データ中の前記特徴点座標を、
これが示す現位置を反転させたときの仮想位置の新特徴
点座標に変更し、この新特徴点座標からなる新線画デー
タを前記仮想線画データとして生成するデータ処理手段
とを備える。 (2)上記(1)において、前記データ処理手段は、前
記地図要素線の前記新線画データ中の各新特徴点座標の
並び順を逆にし、この新たな並び順の新特徴点座標から
なる線画データを前記仮想線画データとして生成する。 (3)上記(1)において、前記保持手段に、前記設備
線からの引出線の線画データも保持し、前記データ処理
手段は、この保持手段から取り出した前記引出線の線画
データについても第1の前記仮想線画データを生成す
る。 (4)上記(3)において、前記データ処理手段は、前
記引出線の前記第1の仮想線画データ中の前記新特徴点
座標を前記設備線に対して反転させた態様の第2の仮想
線画データを生成する。 (5)上記(1)〜(4)において、前記データ処理手
段は、前記エリア内の地域名データを、当該地域名のそ
れぞれに対応付けられた他の地域名データに変更する。
【0013】テスト用線画データの作成方法は次の内容
のものである。 (6)任意のエリアの少なくとも地図要素線および設備
線をそれぞれの各特徴点座標からなるベクトル形式で示
した、各線画データを保持する線画データ保持ステップ
と、前記線画データ中の前記特徴点座標を、これが示す
現位置を反転させたときの仮想位置の新特徴点座標に変
更し、この新特徴点座標からなる新線画データをテスト
用の仮想線画データとして生成する新線画データ生成ス
テップとを有する。 (7)上記(6)の前記新線画データ生成ステップにお
いて、前記地図要素線の前記新線画データ中の各新特徴
点座標の並び順を逆にし、この新たな並び順の新特徴点
座標からなる線画データを前記仮想線画データとして生
成する。 (8)上記(6)の前記線画データ保持ステップにおい
て、前記設備線からの引出線の線画データも保持し、ま
た前記新線画データ生成ステップにおいて、この引出線
の線画データについても第1の前記仮想線画データを生
成する。 (9)上記(8)の前記新線画データ生成ステップにお
いて、前記引出線の前記第1の仮想線画データ中の前記
新特徴点座標を前記設備線に対して反転させた態様の第
2の仮想線画データを生成する。 (10)上記(6)〜(9)において、前記エリア内の
地域名データを、当該地域名のそれぞれに対応付けられ
た他の地域名データに変更する地域名変更ステップを付
加的に持つ。
【0014】本発明は、上記(1),(6)のように、
任意のエリアの少なくとも地図要素線および設備線の各
線画データ中の特徴点座標を、これが示す現位置を反転
させたときの仮想位置の新特徴点座標に変更した内容
の、新線画データからなるテスト用データを作成し、こ
れにより既存の大規模な地図・設備データベースをその
中の個人情報を守る形で地図・設備用アプリケーション
のパフォーマンステストに転用可能にしている。
【0015】また、上記(2),(7)のように、地図
要素線の新線画データ中の新特徴点座標の並び順を逆に
し、これによりポリゴン形式の道路境線などに対する反
転処理にともなって生じる右まわり・左まわりの逆転状
態を反転処理前の右まわりポリゴンまたは左まわりポリ
ゴンのかたちに修正している。
【0016】この修正処理を実行する理由は、 ・ポリゴン面積計算用の個々のアプリケーションが右ま
わりまたは左まわりの一方のポリゴンレコードを用いる
ことを前提とし、 ・また、外側ポリゴン(例えば道路)とその中の内側ポ
リゴン(例えば中央分離帯)とを取り扱う場合、通常、
外側ポリゴンを右まわりのポリゴンレコードで表し、内
側ポリゴンを左まわりのポリゴンで表している、ことな
どに対応するためである。
【0017】また、上記(3),(8)のように、引出
線についても設備線と同様の第1の反転処理を実行し、
これにより反転処理後のテスト用データに基づく表示画
面上での設備線とその引出線との対応付けを行なってい
る。
【0018】また、上記(4),(9)のように、第1
の反転処理後の引出線について今度はその設備線に対す
る第2の反転処理を実行し、これにより設備線と引出線
との相対位置関係(上下関係)を第1の反転処理前と同
じにして引出線およびそこに記述される説明情報を見や
すいものにしている。
【0019】また、上記(5),(10)のように、テ
スト対象などのエリア内の地域名データをこれとは別の
地域名データに変更し、これにより既存の地図・設備デ
ータベース中の個人情報の隠蔽化を確実なものにしてい
る。
【0020】本発明は、このような特徴を持つテスト用
データ作成システムおよびテスト用データ作成方法を対
象とし、さらには上述の仮想線画データの生成処理や地
域名データの置換処理を実行するためのプログラムも対
象にしている。
【0021】
【発明の実施の形態】図1乃至図15を用いて、本発明
の実施の形態を説明する。
【0022】図1は、テスト用の反転図面を作成するた
めの全体構成の概要を示す説明図である。
【0023】図1において、1は反転図面作成処理の任
意の対象エリアを指示するマウスやキーボードなどの入
力装置,1aはこの対象エリアの既存の実図面,2は表
示装置,2aはこの実図面1aの南北を反転し、また地
域名を置換(下北沢→阿寒)した形のテスト用の反転図
面,3は反転処理前後の各種レコード(地図要素線レコ
ード,設備線レコード,引出線レコード,地域名レコー
ドなど)を格納する記憶装置,4はワーク領域を有し、
対象エリアの各レコードに基づいてテスト用図面データ
を生成するデータ処理装置,5は地域名置換用テーブ
ル,5aは「都・道・府・県・市・区」を示す地域名デ
ータの格納域,5bはそれ以外の「町・村など」を示す
地域名データの格納域,をそれぞれ示している。
【0024】実図面1aの具体例は、例えば上水道管,
下水道管,ガス管,電力管,ケーブルなどの各種設備線
を道路図面に記入した設備管理図である。
【0025】このような設備管理図のデ−タベース構築
の対象地域は広域にわたるため、通常はこの対象地域を
多数の矩形状のメッシュ(単位領域)に分割してこれを
一枚の図面で表す。例えば縮尺1/500 の道路台帳図を
利用する場合には東西500m,南北350mからなるメッシュ
を100cm ×70cmの大きさの図面で表している。
【0026】もっとも、図示の実図面1aおよび反転図
面2aでは、見やすさを考慮して、設備線およびそれの
引出線など(図5参照)を省略している。
【0027】地図要素線レコード,設備線レコード,引
出線レコードおよび地域名レコードは、図8乃至図11
で示すように座標データを含んでいる。
【0028】地図要素線レコード,設備線レコードおよ
び引出線レコードそれぞれの座標データの全体は、これ
らのレコードが示す線の各特徴点の座標をその並び順に
リンクさせた形のベクトルデータ形式になっている。
【0029】記憶装置3のデータベースは、レコード種
別ごとのレイヤからなる階層構造であり、各エリア(メ
ッシュなど)の図面番号を検索キーとするかたちで構築
されている。
【0030】例えば、地図要素線レコード,設備線レコ
ード,引出線レコードおよび地域名レコードのそれぞれ
には、レコード種別ごとに一意なレコード番号が図面番
号とリンクする形で設定されている。
【0031】そのため、図面番号を指定することによ
り、そのエリアの表示に必要なすべての地図要素線レコ
ード,設備線レコード,引出線レコードおよび地域名レ
コードを検索できる。
【0032】データ処理装置4は次の処理を実行する。 (1) 指示された対象エリアの地図要素線レコード,設備
線レコード,引出線レコードおよび地域名レコードなど
をすべて取り出してワーク領域に保持する。 (2) この地図要素線レコード,設備線レコードおよび引
出線レコードそれぞれの座標データを、それが示す特徴
点の対象エリア内での南北反転位置のxy座標に変換す
る(図2参照)。 (3) 地域名レコードの表示基準点座標(図11参照)に
ついても(2) と同様の変換処理を実行し、また地域名置
換用テーブル5を参照することにより実図面1aの「下
北沢」の置換地域名として「阿寒」を設定する。なお、
表示基準点座標の変換処理を行なうかどうかは任意であ
る。 (4) 以上の反転・置換処理後の各レコードを記憶装置3
に格納し、また表示装置2に送ってテスト用の反転図面
2aを出力させる。
【0033】なお、地域名置換用テーブル5をあらかじ
め準備せずに、南北反転・地域名置換処理の際に対象エ
リアの各地域名と置換地域名との対応付けを実行するよ
うにしてもよい(図15参照)。
【0034】図2は、南北反転処理における座標変換の
態様を示す説明図である。
【0035】図2において、11は全体の対象地域の座
標系のx軸・y軸との平行線分からなる対象エリア,
(xo,yo)はこの対象エリアの左下頂点の座標,
(xm,ym)はこの対象エリアの右上頂点の座標,P
(xp,yp)はこの対象エリア内の現実の特徴点,
P′(xp′,yp′)はこのPの座標変換後のいわば
仮想点をそれぞれ示している。対象エリア11は例えば
メッシュに相当する。
【0036】特徴点Pから仮想点P′への座標変換処理
の内容は、 yp′=ym+yo−yp xp′=xp であり、データ処理装置4が実行する。
【0037】この座標変換処理によって対象エリア11
の各特徴点の位置(および表示線の位置)が南北に反転
する。さらには、この反転後の座標データに対し原点を
中心とする回転処理を実行してもよい。
【0038】なお、座標系として対象エリア11のみの
相対座標系を用いる場合は「xo=0,yo=0」と設
定すればよい。
【0039】図3は、反転・置換処理前後の図面例を示
す説明図である。なお、図1と同様、設備線および引出
線などや道路幅の表示を省略している。
【0040】図3において、21は実図面,22はメッ
シュ,23は南北反転・地域名置換処理後のテスト用の
反転図面,24はメッシュ22の反転メッシュをそれぞ
れ示している。
【0041】通常、メッシュ22は、実図面21のx軸
方向およびy軸方向それぞれの長さの「1/整数分」の
縦・横サイズの矩形領域となるが、ここでは、説明の便
宜上このようなサイズ関係にはしていない。
【0042】地域名の置換内容は、図示の場合、 ・世田谷区→阿倍野区 ・下北沢→阿寒 である。
【0043】図4は、図3のメッシュ22および反転メ
ッシュ24の拡大図である。なお、図1,図3と同様、
設備線および引出線などの表示を省略している。
【0044】図4において、22aおよび22bはメッ
シュ22における道路境,24aおよび24bはメッシ
ュ24における道路境をそれぞれ示している。
【0045】図5は、図4における設備線および引出線
などの出力例を示す説明図であり、(a)は反転処理前
の実図面の状態、(b)は道路線や設備線と同様の第1
の反転処理を実行した後の状態、(c)はこの第1の反
転処理に続いて対応設備線を中心とする第2の反転処理
を実行した後の状態をそれぞれ示している。
【0046】図5において、22aおよび22bは本来
の道路境線,22cは本来の設備線(ガス管),22d
は本来の設備線(水道管),22eおよび22fは本来
の引出線,24aおよび24bは第1の反転処理後の道
路境線,24cは当該反転処理後の設備線(ガス管),
24dは当該反転処理後の設備線(水道管),24eお
よび24fは当該反転処理後の引出線,25eおよび2
5fは第2の反転処理後の引出線をそれぞれ示してい
る。
【0047】なお、(a)〜(c)における各設備線の
説明情報は、引出線レコードのデータに基づいて引出線
に対する所定の位置関係で記述される(図10参照)。
【0048】図6は、図5における引出線の第2の反転
処理の態様を示す説明図である。
【0049】図6において、24cおよび24e,25
eは図5で記した設備線(ガス管)および引出線,26
は引出線24eの特徴点Bから設備線24cに下ろした
垂線,27は引出線24eの特徴点Cから設備線24c
に下ろした垂線をそれぞれ示している。
【0050】また、SおよびTは設備線24cの特徴
点,A〜Cは引出線24eの特徴点,B′およびC′は
特徴点BおよびCの設備線24cに対する線対象点(=
第2の反転処理後の引出線25eの特徴点),BMは設
備線24cと垂線26との交点(特徴点B,B′の中
点),CMは設備線24cと垂線27との交点(特徴点
C,C′の中点)をそれぞれ示している。
【0051】このように、引出線の第2の反転処理で
は、それの特徴点BおよびCの設備線24cに対する線
対称点を求めることになる。
【0052】図7は、使用するハードウェアの構成例を
示す説明図である。
【0053】図7において、31はマウスやキーボード
などからなる入力装置,32は座標反転処理,地域名置
換処理や地域名置換用テーブルの作成処理などを実行す
るCPU,33は各種データを保持するメモリ(内部記
憶装置),34は地図要素線レコード,設備線レコー
ド,引出線レコードや地域名レコードなどからなるデー
タベースを格納する外部記憶装置,35は各種表示手段
やプリンタなどの出力装置,36はCPU32に対する
入出力インタフェースをそれぞれ示している。
【0054】図8は、道路境線ポリゴンレコードのフォ
ーマット例を示す説明図である。
【0055】このポリゴンレコードは、属性データ41
と座標データ42とを有し、 ・レコード番号 ・管理者コード ・路線番号 ・路線名 ・道路線上のデータ化された特徴点の数(座標数) ・各特徴点の座標 などの項目からなっている。座標データ42の最後の
(−1,0)はその前のデータが最終座標であることを
示している。
【0056】ポリゴンを構成しない道路境線、すなわち
閉ループとはならない道路境線もあり、この場合の道路
境線レコードは図8の座標データ42における最終座標
(x1,y1)を除いた形になる。
【0057】図9は、設備線レコードのフォーマット例
を示す説明図である。
【0058】この設備線レコードは、属性データ51と
座標データ52とを有し、例えばガス管の場合、 ・レコード番号 ・圧力 ・管の材料 ・管の口径 ・(このレコードで表現される)管の長さ ・設備線上のデータ化された特徴点の数(座標数) ・各特徴点の座標 などの項目からなっている。座標データ52の最後の
(−1,0)はその前のデータが最終座標であることを
示している。また、この圧力,材料,口径、長さなどは
ガス管の説明情報である。
【0059】図10は、引出線レコードのフォーマット
例を示す説明図である。
【0060】図10において、61は属性データ,62
は座標データ,63は設備線,64は引出線の導出部
(=特徴点A,B間を結ぶ線分),65は引出線の説明
情報案内部(=特徴点B,C間を結ぶ線分),A〜Cは
引出線の特徴点,Fは説明情報の記述位置を特定すると
きの基準点,θは説明情報の記述方向(=説明情報案内
部の方向)とx軸との間の反時計方向の回転角度,Δ1
およびΔ2は特徴点Bに対する基準点Fのオフセットを
それぞれ示している。なお、Δ1は説明情報の記述方向
のオフセット,Δ2はこれと直交する方向のオフセット
である。
【0061】この引出線レコードは、属性データ61と
座標データ62とを有し、 ・レコード番号 ・回転角度θ ・基準点FのオフセットΔ1,Δ2, ・説明文字の大きさ ・説明文字の記述段数 ・設備線上のデータ化された特徴点の数(座標数:3) ・特徴点A,B,Cの座標 などの項目からなっている。座標データ62の最後の
(−1,0)はその前のデータが最終座標であることを
示している。
【0062】基準点Fのx,y座標は、引出線レコード
のデータ要素である回転角度θ,オフセットΔ1,Δ2
および特徴点Bの座標を用いた次の計算式 により求まる。この計算の実行主体はデータ処理装置4
(CPU32)である。
【0063】また、データ処理装置4は、引出対象設備
線の圧力,材料,口径,長さなどの(設備線レコード中
の)属性データをこの基準点Fから引出線の説明情報案
内部65に沿って記述する。
【0064】このときの記述範囲(方向)は当該基準点
と回転角度θにより特定される。なお、図5(b),
(c)の反転処理後の場合の回転角度にはそれぞれ「−
θ」を用いる。
【0065】図11は、地域名レコードのフォーマット
例を示す説明図である。
【0066】この地域名レコードは、属性データ71と
文字データ72(漢字,かな,英数字,制御記号などを
示すコード)とを有し、 ・レコード番号 ・表示基準線Gの座標 ・地域名文字の大きさ ・地域名文字数(文字コード数) ・地域名を示す文字コード(例えばJISコード) などの項目からなっている。
【0067】地域名の例えば「世田谷区」は、その地域
名レコードのデータ要素である表示基準線Gの座標,文
字の大きさ,および文字データに基づき、x軸と平行な
位置関係で図示のように表示・記述される。
【0068】図12は、線画レコード(道路境線レコー
ド,設備線レコード)中の各座標を変更する処理手順を
示す説明図であり、その内容は次のようになっている。
なお、引出線レコードも線画レコードの一つであるが、
これの処理については図14で説明する。 (s11) 対象エリア11の位置データxo,yo,xm,
ym(図2参照)および各線画レコード(図8,9,1
1参照)をワーク領域に保持して、次のステップに進
む。 (s12) すべての線画レコードの処理を終えたかどうかを
判断して、「Yes」の場合は一連の変更処理を終了し、
「No」の場合は次のステップに進む。 (s13) 未処理の線画レコードを1つ特定して、次のステ
ップに進む。 (s14) この線画レコードの各座標(xp,yp)に対す
る次の変換処理 ym+yo−yp→yp′ xp→xp′ を実行して、ステップ(s12) に戻る。(xp′,y
p′)は本来の点Pに対応のいわば仮想の変換点Pの
x,y座標である(図2参照)。なお、最後の座標要素
(−1,0)の変換処理は実行しない。
【0069】ステップ(s12) の処理終了の判断を実行す
るため、例えば各線画レコードに作業フラグを設ける。
ステップ(s11) の段階で作業フラグをすべて「0(未処
理)」に初期設定し、ステップ(s14) の実行にともなっ
てその対象レコードの作業フラグを「1(処理済み)」
に変更する。ステップ(s12) ではすべての線画レコード
の作業フラグに「1」が設定されているかどうかを調べ
る。
【0070】地域名レコードの表示基準点G(図11参
照)の座標を変換する場合にも図12と同様の処理を実
行する。
【0071】図13は、道路境線ポリゴンレコード中の
各座標の並び順を逆にする処理手順を示す説明図であ
り、その内容は次のようになっている。 (s21) 対象エリアの各道路境線ポリゴンレコード(図8
参照)をワーク領域に保持して、次のステップに進む。 (s22) すべてのポリゴンレコードの処理を終えたかどう
かを判断して、「Yes」の場合は一連の座標並替え処理
を終了し、「No」の場合は次のステップに進む。この
判断のためには、例えば図12の処理で用いた作業フラ
グを同じように設定すればよい。 (s23) 未処理のポリゴンレコードを1つ特定して、次の
ステップに進む。 (s24) このポリゴンレコード(原ポリゴンレコード)の
属性データ41を新ポリゴンレコードの属性データ域に
設定して、次のステップに進む。 (s25) この属性データ中の「座標数」の値を定数Lに設
定して、次のステップに進む。 (s26) 原ポリゴンレコードでの座標並びの順番(原順
番)を示す変数iに「1」を設定して、次のステップに
進む。 (s27) 新ポリゴンレコードでの座標並びの順番(新順
番)を示す変数kに「L−i」を設定して、次のステッ
プに進む。 (s28) 新ポリゴンレコードに対する次の座標設定処理 xi→xk yi→yk を実行して、次のステップに進む。xi,yiは原ポリ
ゴンレコードのi番目の座標、またxk,ykは新ポリ
ゴンレコードのk番目の座標である。 (s29) 「i+1→i」の更新処理を実行して、次のステ
ップに進む。 (s30) 「i≧L」が成立するかどうかを判断して、「Y
es」の場合は次のステップに進み、「No」の場合はス
テップ(s27) に戻る。 (s31) 原ポリゴンレコードのL番目の原座標(−1,
0)を新ポリゴンレコードの同番目の座標データ域に設
定して、ステップ(s22) に戻る。
【0072】なお、道路境線ポリゴンレコード(図8参
照)として、その座標データ42の最後の座標要素(−
1,0)を省略した形のレコードを用いる場合には、ス
テップ(s31) を省略するとともに、ステップ(s27) ,(s
30) に代えてそれぞれ次の処理を実行すればよい。
【0073】すなわち、ステップ(s27) の代わりに、
『新ポリゴンレコードでの座標並びの順番(新順番)を
示す変数kに「L−i+1」を設定して、次のステップ
に進む。』を実行する。
【0074】また、ステップ(s30) の代わりに、『「i
≦L」が成立するかどうかを判断して、「Yes」の場合
はステップ(s27)に戻り、「No」の場合はステップ(s2
7) に戻る。』を実行する。
【0075】図14、引出線を反転させる(図5,図6
参照)ときの処理手順を示す説明図であり、その内容は
次のようになっている。 (s41) 対象エリア11の位置データxo,yo,xm,
ym(図2参照)ならびに各引出線レコード(図10参
照)および反転処理後の各設備線レコードをワーク領域
に保持して、次のステップに進む。 (s42) すべての引出線レコードの処理を終えたかどうか
を判断して、「Yes」の場合は一連の変更処理を終了
し、「No」の場合は次のステップに進む。この判断の
ためには、例えば図12の処理で用いた作業フラグを同
じように設定すればよい。 (s43) 未処理の引出線レコードを1つ特定して、次のス
テップに進む。 (s44) この引出線レコードの各座標に対し図12のステ
ップ(s14) と同様の変換処理を実行して、次のステップ
に進む。この変換により、図6の第1の反転処理後の特
徴点A,B,Cの座標が求まる。なお、最後の座標要素
(−1,0)の変換処理は実行しない。 (s45) この第1の反転処理後の特徴点B,Cから設備線
24cへ下ろした垂線26,27をを示す次式 を求めて、次のステップに進む(図6参照)。 (s46) この垂線26,27を示す各式と、設備線24c
を示す次式 との計算により、当該垂線のそれぞれと当該設備線との
各交点BM,CMの座標を求めて、次のステップに進む
(図6参照)。 (s47) この交点BM,CMおよび特徴点B,Cの各x,
y座標を用いた次の計算式 により、第2の反転処理後の特徴点B′,C′それぞれ
の座標を求めて、ステップ(s42) に戻る。
【0076】図15は、地域名置換用テーブルを作成す
る処理手順を示す説明図であり、その内容は次のように
なっている。 (s51) 対象エリアの各地域名レコード(図11参照)を
ワーク領域に保持して、次のステップに進む。 (s52) この各レコード中の文字コード同士を比較するこ
とにより地域名の重複分を除いて、すなわち同一の地域
名は一つだけを残して、次のステップに進む。 (s53) この重複除去後の各地域名レコードを、 ・「世田谷区」や「調布市」のように「都,道,府,
県,区,市」の文字コードを持つ第1のレコード群 ・当該文字コードを含まない第2のレコード群に区分け
して、次のステップに進む。 (s54) 第1,第2のレコード群ごとに、各レコードをそ
れぞれの文字コードの例えば上昇順に並べ替えて、次の
ステップに進む。 (s55) 既存の例えば全国範囲の地域名データベース(コ
ードデータ)を、 ・「都,道,府,県,区,市」の文字コードを持つ第1
のデータ群 ・当該文字コードを含まない第2のデータ群 に区分けして、次のステップに進む。この地域名示デー
タベースとしては例えば地域名が「あいうえお」順に並
んでいるものを用いる。 (s56) 第1のレコード群および第1のデータ群の地域名
をそれぞれの並び順にしたがって上位から割り当てて、
次のステップに進む。 (s57) 第2のレコード群および第2のデータ群の地域名
をそれぞれの並び順にしたがって上位から割り当てて、
次のステップに進む。
【0077】なお、ステップ(s55) で用いる既存の地域
名データベースの範囲は任意であり、九州,関西,長野
県などのような範囲のローカルデータでもよい。また、
順不同のままの地域名データや、これを所定の順序に並
べ替えたものでもよい。
【0078】以上のテスト用データ作成のための処理プ
ログラムを格納する記録媒体としては、 ・プログラム提供者側のデ−タベ−ス(DASDなどの
回線先メモリ) ・各種形式の可搬型記録媒体 ・コンピュータ本体部側のRAMやハ−ドディスク などのいずれでもよい。当該プログラムはコンピュータ
本体部にロ−デイングされてその主メモリ上で実行され
る。
【0079】
【発明の効果】本発明は、このように、任意のエリアの
少なくとも地図要素線および設備線の各線画データ中の
特徴点座標を、これが示す現位置を反転させたときの仮
想位置の新特徴点座標に変更した内容の、新線画データ
からなるテスト用データを作成しているので、既存の大
規模な地図・設備データベースをその中の個人情報を守
る形で地図・設備用アプリケーションのパフォーマンス
テストに転用することができる。
【0080】また、地図要素線の新線画データ中の新特
徴点座標の並び順を逆にしているので、ポリゴン形式の
道路境線などに対する反転処理にともなって生じる右ま
わり・左まわりの逆転状態を反転処理前の右まわりポリ
ゴンまたは左まわりポリゴンのかたちに修正することが
できる。
【0081】また、引出線についても設備線と同様の第
1の反転処理を実行しているので、反転処理後のテスト
用データに基づく表示画面上での設備線とその引出線と
を対応付けて設備線の説明情報を見やすいものにするこ
とができる。
【0082】また、第1の反転処理後の引出線について
今度はその設備線に対する第2の反転処理を実行してい
るので、設備線と引出線との相対位置関係(上下関係)
を第1の反転処理前と同じにして引出線およびそこに記
述される説明情報をより見やすいものにすることができ
る。
【0083】また、テスト対象などのエリア内の地域名
データをこれとは別の地域名データに変更しているの
で、既存の地図・設備データベース中の個人情報の隠蔽
化をより確実なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、テスト用の反転図面を作成するため
の全体構成の概要を示す説明図である。
【図2】本発明の、南北反転処理における座標変換の態
様を示す説明図である。
【図3】本発明の、反転・置換処理前後の図面例を示す
説明図である。
【図4】本発明の、図3のメッシュおよび反転メッシュ
を拡大した状態を示す説明図である。
【図5】本発明の、図4における設備線および引出線な
どの出力例を示す説明図であり、(a)は反転処理前の
実図面の状態、(b)は道路線や設備線と同様の第1の
反転処理を実行した後の状態、(c)はこの第1の反転
処理に続いて対応設備線を中心とする第2の反転処理を
実行した後の状態をそれぞれ示している。
【図6】本発明の、引出線の第2の反転処理の態様を示
す説明図である。
【図7】本発明の、使用するハードウェアの構成例を示
す説明図である。
【図8】本発明の、道路境線ポリゴンレコードのフォー
マット例を示す説明図である。
【図9】本発明の、設備線レコードのフォーマット例を
示す説明図である。
【図10】本発明の、引出線レコードのフォーマット例
を示す説明図である。
【図11】本発明の、地域名レコードのフォーマット例
を示す説明図である。
【図12】本発明の、線画レコード(道路境線レコー
ド,設備線レコード)中の各座標を変更する処理手順を
示す説明図である。
【図13】本発明の、道路境線ポリゴンレコード中の各
座標の並び順を逆にする処理手順を示す説明図である。
【図14】本発明の、引出線を反転させる(図5,図6
参照)ときの処理手順を示す説明図でありる。
【図15】本発明の、地域名置換用テーブルを作成する
処理手順を示す説明図である。
【符号の説明】
1:入力装置 1a:既存の実図面 2:表示装置 2a:テスト用の反転図面 3:記憶装置 4:データ処理装置 5:地域名置換用テーブル 5a:「都・道・府・県・市・区」を示す地域名データ
の格納域 5b:「町・村など」を示す地域名データの格納域 11:対象エリア(メッシュ) 21:実図面 22:メッシュ 22a,22b:道路境線 22c:本来の設備線(ガス管) 22d:本来の設備線(水道管) 22e,22f:本来の引出線 23:テスト用の反転図面 24:反転メッシュ 24a,24b:第1の反転処理後の道路境線 24c:第1の反転処理後の設備線(ガス管) 24d:第1の反転処理後の設備線(水道管) 24e,24f:第1の反転処理後の引出線 25e,25f:第2の反転処理後の引出線 26:引出線24eの特徴点Bから設備線24cに下ろ
した垂線 27:引出線24eの特徴点Cから設備線24cに下ろ
した垂線 31:マウスやキーボードなどからなる入力装置 32:CPU 33:メモリ(内部記憶装置) 34:外部記憶装置 35:各種表示手段やプリンタなどの出力装置 36:入出力インタフェース 41:属性データ 42:座標データ 51:属性データ 52:座標データ 61:属性データ 62:座標データ 63:設備線 64:引出線の導出部(=特徴点A,B間を結ぶ線分) 65:引出線の説明情報案内部(=特徴点B,C間を結
ぶ線分) 71:属性データ 72:文字データ(漢字,かな,英数字,制御記号など
を示すコード) xo,yo,xm,ym :対象エリア11の位置データ P(xp,yp) :対象エリア11内の現実の特徴点 P′(xp′,yp′) :特徴点Pの座標変換後の仮想点 S,T:設備線24cの特徴点 A,B,C:引出線の特徴点 B′,C′:引出線の特徴点 BM:設備線24cと垂線26との交点(特徴点B,
B′の中点) CM:設備線24cと垂線27との交点(特徴点C,
C′の中点) F:説明情報の記述位置を特定するときの基準点 θ:説明情報の記述方向とx軸との間の反時計方向の回
転角度 Δ1,Δ2:特徴点Bに対する基準点Fのオフセット

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意のエリアの少なくとも地図要素線お
    よび設備線をそれぞれの各特徴点座標からなるベクトル
    形式で示した現実の各線画データを、テスト用の仮想線
    画データに変換するテスト用データ作成システムにおい
    て、 現実の前記線画データを格納する保持手段と、 前記保持手段から取り出した前記線画データ中の前記特
    徴点座標を、これが示す現位置を反転させたときの仮想
    位置の新特徴点座標に変更し、この新特徴点座標からな
    る新線画データを前記仮想線画データとして生成するデ
    ータ処理手段とを備えた、ことを特徴とするテスト用デ
    ータ作成システム。
  2. 【請求項2】 前記データ処理手段は、前記地図要素線
    の前記新線画データ中の各新特徴点座標の並び順を逆に
    し、この新たな並び順の新特徴点座標からなる線画デー
    タを前記仮想線画データとして生成する、ことを特徴と
    する請求項1記載のテスト用データ作成システム。
  3. 【請求項3】 前記保持手段に、前記設備線からの引出
    線の線画データも保持し、 前記データ処理手段は、この保持手段から取り出した前
    記引出線の線画データについても第1の前記仮想線画デ
    ータを生成する、ことを特徴とする請求項1記載のテス
    ト用線画データ作成システム。
  4. 【請求項4】 前記データ処理手段は、前記引出線の前
    記第1の仮想線画データ中の前記新特徴点座標を前記設
    備線に対して反転させた態様の第2の仮想線画データを
    生成する、ことを特徴とする請求項3記載のテスト用デ
    ータ作成システム。
  5. 【請求項5】 前記データ処理手段は、前記エリア内の
    地域名データを、当該地域名のそれぞれに対応付けられ
    た他の地域名データに変更する、ことを特徴とする請求
    項1乃至4記載のテスト用データ作成システム。
  6. 【請求項6】 任意のエリアの少なくとも地図要素線お
    よび設備線をそれぞれの各特徴点座標からなるベクトル
    形式で示した、各線画データを保持する線画データ保持
    ステップと、 前記線画データ中の前記特徴点座標を、これが示す現位
    置を反転させたときの仮想位置の新特徴点座標に変更
    し、この新特徴点座標からなる新線画データをテスト用
    の仮想線画データとして生成する新線画データ生成ステ
    ップと、からなることを特徴とするテスト用データ作成
    方法。
  7. 【請求項7】 前記新線画データ生成ステップにおい
    て、 前記地図要素線の前記新線画データ中の各新特徴点座標
    の並び順を逆にし、この新たな並び順の新特徴点座標か
    らなる線画データを前記仮想線画データとして生成す
    る、ことを特徴とする請求項6記載のテスト用データ作
    成方法。
  8. 【請求項8】 前記線画データ保持ステップにおいて、
    前記設備線からの引出線の線画データも保持し、 前記新線画データ生成ステップにおいて、この引出線の
    線画データについても第1の前記仮想線画データを生成
    する、ことを特徴とする請求項6記載のテスト用データ
    作成方法。
  9. 【請求項9】 前記新線画データ生成ステップにおい
    て、 前記引出線の前記第1の仮想線画データ中の前記新特徴
    点座標を前記設備線に対して反転させた態様の第2の仮
    想線画データを生成する、ことを特徴とする請求項8記
    載のテスト用データ作成方法。
  10. 【請求項10】 前記エリア内の地域名データを、当該
    地域名のそれぞれに対応付けられた他の地域名データに
    変更する地域名変更ステップを持つ、ことを特徴とする
    請求項6乃至9記載のテスト用データ作成方法。
  11. 【請求項11】 任意のエリアの少なくとも地図要素線
    および設備線をそれぞれの各特徴点座標からなるベクト
    ル形式で示した現実の各線画データを、テスト用の仮想
    線画データに変換するためのプログラムにおいて、 前記線画データ中の前記特徴点座標を、これが示す現位
    置を反転させたときの仮想位置の新特徴点座標に変更
    し、この新特徴点座標からなる新線画データを前記仮想
    線画データとして生成する機能をコンピュータに実現さ
    せるためのものである、ことを特徴とするテスト用デー
    タ作成プログラム。
  12. 【請求項12】 前記プログラムが、 前記地図要素線の前記新線画データ中の各新特徴点座標
    の並び順を逆にし、この新たな並び順の新特徴点座標か
    らなる線画データを前記仮想線画データとして生成する
    機能をコンピュータに実現させるためのものである、こ
    とを特徴とする請求項11記載のテスト用データ作成プ
    ログラム。
  13. 【請求項13】 前記プログラムが、 前記設備線からの引出線の線画データについても第1の
    前記仮想線画データを生成する機能をコンピュータに実
    現させるためのものである、ことを特徴とする請求項1
    1記載のテスト用データ作成プログラム。
  14. 【請求項14】 前記プログラムが、 前記引出線の前記第1の仮想線画データ中の前記新特徴
    点座標を前記設備線に対して反転させた態様の第2の仮
    想線画データを生成する機能をコンピュータに実現させ
    るためのものである、ことを特徴とする請求項13記載
    のテスト用データ作成プログラム。
  15. 【請求項15】 前記プログラムが、 前記エリア内の地域名データを、当該地域名のそれぞれ
    に対応付けられた他の地域名データに変更する機能をコ
    ンピュータに実現させるためのものである、ことを特徴
    とする請求項11乃至14記載のテスト用データ作成プ
    ログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007322686A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Pioneer Electronic Corp 道路ポリゴン作成装置、方法及びプログラム
KR101091365B1 (ko) 2009-11-23 2011-12-07 한국해양연구원 고도 반전 입체지도모형과 그 제작방법

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