JP2003294369A - 加熱炉装置 - Google Patents
加熱炉装置Info
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- JP2003294369A JP2003294369A JP2002094701A JP2002094701A JP2003294369A JP 2003294369 A JP2003294369 A JP 2003294369A JP 2002094701 A JP2002094701 A JP 2002094701A JP 2002094701 A JP2002094701 A JP 2002094701A JP 2003294369 A JP2003294369 A JP 2003294369A
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- JP
- Japan
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- heating
- heating furnace
- heating element
- furnace device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の、加熱炉装置は、ワークの熱処理後の
降温及びワーク取換え時の昇温に長時間を要する欠点が
あった。 【解決手段】 本発明の加熱炉装置においては、炉壁に
取り付けた発熱体と、この発熱体によって囲まれる加熱
空間内に反応容器を挿脱自在ならしめると共に上記加熱
空間と上記発熱体間に冷却ジャケット挿脱自在とする。
上記反応容器内にはワークホルダーを挿脱自在とする。
降温及びワーク取換え時の昇温に長時間を要する欠点が
あった。 【解決手段】 本発明の加熱炉装置においては、炉壁に
取り付けた発熱体と、この発熱体によって囲まれる加熱
空間内に反応容器を挿脱自在ならしめると共に上記加熱
空間と上記発熱体間に冷却ジャケット挿脱自在とする。
上記反応容器内にはワークホルダーを挿脱自在とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は加熱炉装置、特に、
作業効率を向上できる加熱炉装置に関するものである。
作業効率を向上できる加熱炉装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４及び図５は従来の加熱炉装置を示
し、１は炉壁、２は断熱材層、３は発熱体、４は反応容
器、５はワーク、６はワークホルダー、７はワークホル
ダーのベース板、８はこのベース板７の昇降手段、９は
上記反応容器４内に連通する排気パイプ、１０は上記反
応容器４内に対する反応ガス供給パイプ、１１は炉壁１
によって支持するため上記反応容器４の下部に設けた支
え具である。
し、１は炉壁、２は断熱材層、３は発熱体、４は反応容
器、５はワーク、６はワークホルダー、７はワークホル
ダーのベース板、８はこのベース板７の昇降手段、９は
上記反応容器４内に連通する排気パイプ、１０は上記反
応容器４内に対する反応ガス供給パイプ、１１は炉壁１
によって支持するため上記反応容器４の下部に設けた支
え具である。
【０００３】このような従来の加熱炉装置においては、
反応容器４内にワーク５を入れワーク加熱処理後次のワ
ークとの取換作業を行なっている。然しながら、高熱状
態でのこの取換作業は作業者にとって危険であるためワ
ーク加熱処理後反応容器４内に空気などの冷却媒体を入
れて反応容器４内を冷却し、その後図６に示すようにワ
ーク５をワークホルダー６と共に反応容器４外に下降
し、ワーク５の取出しや交換を行なっている。
反応容器４内にワーク５を入れワーク加熱処理後次のワ
ークとの取換作業を行なっている。然しながら、高熱状
態でのこの取換作業は作業者にとって危険であるためワ
ーク加熱処理後反応容器４内に空気などの冷却媒体を入
れて反応容器４内を冷却し、その後図６に示すようにワ
ーク５をワークホルダー６と共に反応容器４外に下降
し、ワーク５の取出しや交換を行なっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】然しながら上記従来の
加熱炉装置においては、ワークの熱処理後の降温に長時
間を要し、また、次のワークの取換えを行う場合の昇温
に長時間を要する欠点があった。
加熱炉装置においては、ワークの熱処理後の降温に長時
間を要し、また、次のワークの取換えを行う場合の昇温
に長時間を要する欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱炉装置は、
炉壁と、この炉壁に取り付けた発熱体と、この発熱体に
よって囲まれる加熱空間内に挿脱される反応容器と、上
記加熱空間と上記発熱体間に挿脱される冷却ジャケット
とより成ることを特徴とする。
炉壁と、この炉壁に取り付けた発熱体と、この発熱体に
よって囲まれる加熱空間内に挿脱される反応容器と、上
記加熱空間と上記発熱体間に挿脱される冷却ジャケット
とより成ることを特徴とする。
【０００６】上記反応容器内にはワークホルダーが挿脱
される。
される。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
【０００８】本発明においては図１〜図３に示すように
上記従来の加熱炉装置における発熱体３と、反応容器４
が挿入される加熱空間との間の第１の位置と、上記加熱
空間外の第２の位置間に移動自在な筒状冷却ジャケット
１２を用い、上記加熱空間内でワーク５を所定温度、例
えば1000℃で加熱処理している間は上記筒状冷却ジャケ
ット１２を上記加熱空間外の上記第２の位置とし、ワー
ク５の加熱処理終了後上記筒状冷却ジャケット１２を上
記第１の位置としてワーク５を発熱体３から遮断し、こ
の筒状冷却ジャケット１２内を空気や液体等により冷却
することによってワーク５の冷却を行ない、ワーク５が
設定温度、例えば100℃に冷却された後ワーク５をワー
クホルダー６によって反応容器４外に下降し、ワーク５
の取出しを行ない、次いで、上記筒状冷却ジャケット１
２を上記第２位置とした後取出し口で待機しているワー
クホルダー６に載置された未処理のワーク５をワークホ
ルダー６によって炉壁１内の加熱空間へ移動する。この
部分は先の熱処理によって加熱されていた炉壁１の輻射
熱により保温されているので、冷却状態から加熱操作を
開始するよりも熱エネルギーの節約が可能となる。
上記従来の加熱炉装置における発熱体３と、反応容器４
が挿入される加熱空間との間の第１の位置と、上記加熱
空間外の第２の位置間に移動自在な筒状冷却ジャケット
１２を用い、上記加熱空間内でワーク５を所定温度、例
えば1000℃で加熱処理している間は上記筒状冷却ジャケ
ット１２を上記加熱空間外の上記第２の位置とし、ワー
ク５の加熱処理終了後上記筒状冷却ジャケット１２を上
記第１の位置としてワーク５を発熱体３から遮断し、こ
の筒状冷却ジャケット１２内を空気や液体等により冷却
することによってワーク５の冷却を行ない、ワーク５が
設定温度、例えば100℃に冷却された後ワーク５をワー
クホルダー６によって反応容器４外に下降し、ワーク５
の取出しを行ない、次いで、上記筒状冷却ジャケット１
２を上記第２位置とした後取出し口で待機しているワー
クホルダー６に載置された未処理のワーク５をワークホ
ルダー６によって炉壁１内の加熱空間へ移動する。この
部分は先の熱処理によって加熱されていた炉壁１の輻射
熱により保温されているので、冷却状態から加熱操作を
開始するよりも熱エネルギーの節約が可能となる。
【０００９】ワークを処理する場合の炉の処理能力は、
昇温及び降温の夫々の時間の長短によって決まるが、本
発明の加熱炉装置によれば加熱処理工程の繰り返しによ
り大幅な時間短縮が計られる。
昇温及び降温の夫々の時間の長短によって決まるが、本
発明の加熱炉装置によれば加熱処理工程の繰り返しによ
り大幅な時間短縮が計られる。
【００１０】なお、図１〜図３に示すように上記ジャケ
ット１２には上記反応容器４の支え具１１を挿通せしめ
る上下に延びるスリット１３と、筒状冷却ジャケット１
２の昇降アーム１４とを形成する。
ット１２には上記反応容器４の支え具１１を挿通せしめ
る上下に延びるスリット１３と、筒状冷却ジャケット１
２の昇降アーム１４とを形成する。
【００１１】
【発明の効果】上記のように本装置の加熱炉装置によれ
ば、熱処理を完了したワークを急冷できると共に、ワー
クホルダーを反応容器の下部に位置する熱処理済みのワ
ークを取出し部まで降下させ、新しいワークに取換える
ようにしたので、ワークの取換作業の効率性が著しく向
上する。また、熱処理を完了したワークと次工程で処理
するワークの取換作業を自動化したことにより、作業の
ロス時間が大幅に短縮できる大きな利益がある。
ば、熱処理を完了したワークを急冷できると共に、ワー
クホルダーを反応容器の下部に位置する熱処理済みのワ
ークを取出し部まで降下させ、新しいワークに取換える
ようにしたので、ワークの取換作業の効率性が著しく向
上する。また、熱処理を完了したワークと次工程で処理
するワークの取換作業を自動化したことにより、作業の
ロス時間が大幅に短縮できる大きな利益がある。
【図１】本発明の加熱炉装置の縦断正面図である。
【図２】図１に示す加熱炉装置から冷却ジャケットを下
降せしめた状態の縦断正面図である。
降せしめた状態の縦断正面図である。
【図３】図１の３−３線断面図である。
【図４】従来の加熱炉装置の縦断正面図である。
【図５】図４の５−５線断面図である。
【図６】図４に示す加熱炉装置の動作説明図である。
１ 炉壁
２ 断熱材層
３ 発熱体
４ 反応容器
５ ワーク
６ ワークホルダー
７ ベース板
８ 昇降手段
９ 排気パイプ
１０ 供給パイプ
１１ 支え具
１２ 筒状冷却ジャケット
１３ スリット
１４ 昇降アーム
Claims (2)
- 【請求項１】 炉壁と、この炉壁に取り付けた発熱体
と、この発熱体によって囲まれる加熱空間内に挿脱され
る反応容器と、上記加熱空間と上記発熱体間に挿脱され
る冷却ジャケットとより成ることを特徴とする加熱炉装
置。 - 【請求項２】 上記反応容器内にワークホルダーが挿脱
されることを特徴とする請求項１記載の加熱炉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002094701A JP2003294369A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 加熱炉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002094701A JP2003294369A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 加熱炉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003294369A true JP2003294369A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29238571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002094701A Pending JP2003294369A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 加熱炉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003294369A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011127830A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-30 | Ulvac Japan Ltd | 熱処理炉 |
| CN103256818A (zh) * | 2012-02-17 | 2013-08-21 | 沈阳铝镁设计研究院有限公司 | 一种罐式煅烧炉冷却水套 |
| CN105004178A (zh) * | 2015-08-18 | 2015-10-28 | 攀枝花学院 | 外热式真空热处理罐 |
| CN109405564A (zh) * | 2017-08-17 | 2019-03-01 | 沈阳铝镁设计研究院有限公司 | 一种罐式炉煅烧焦的余热回收装置 |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002094701A patent/JP2003294369A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011127830A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-30 | Ulvac Japan Ltd | 熱処理炉 |
| CN103256818A (zh) * | 2012-02-17 | 2013-08-21 | 沈阳铝镁设计研究院有限公司 | 一种罐式煅烧炉冷却水套 |
| CN105004178A (zh) * | 2015-08-18 | 2015-10-28 | 攀枝花学院 | 外热式真空热处理罐 |
| CN109405564A (zh) * | 2017-08-17 | 2019-03-01 | 沈阳铝镁设计研究院有限公司 | 一种罐式炉煅烧焦的余热回收装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040227 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20050128 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050419 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |