JP2003291802A - 搬送台車 - Google Patents

搬送台車

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JP2003291802A
JP2003291802A JP2002097519A JP2002097519A JP2003291802A JP 2003291802 A JP2003291802 A JP 2003291802A JP 2002097519 A JP2002097519 A JP 2002097519A JP 2002097519 A JP2002097519 A JP 2002097519A JP 2003291802 A JP2003291802 A JP 2003291802A
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axis
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Takashi Nozaki
隆 野▲崎▼
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被搬送物を搬送する搬送システムにおいて使
用される台車において、該システムの構成を簡単に成し
得、安価な構成にできるう搬送台車を提供することにあ
る。 【解決手段】 走行軌道1に沿って移動可能な搬送台車
2であって、走行軌道1の下方に配置される台車本体3
と、走行軌道1の上面を転がるように配置される駆動輪
4と、走行軌道1の下面を転がるように配置される補助
輪5a、5bとを備え、補助輪5a、5bが、補助輪5
a、5bの軸線B1、B2と駆動輪4の軸線Aとの距離
を変更可能に支持されるとともに、走行軌道1の下面に
密着する方向に付勢する付勢手段9を備え、補助輪5
a、5bの軸線B1、B2が、駆動輪4の軸線Aと、台
車本体3の重心Gとを結ぶ直線よりも走行方向Xの前方
及び後方に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築構造物内の各
所に被搬送物を搬送するシステム等において、走行軌道
に沿って横行及び昇降するように走行させる被搬送物の
搬送台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大規模な医療施設においては、各
種書類や検体等の搬送を効率的に行うための自動搬送シ
ステムが広く普及している。通常、この自動搬送システ
ムは、多数ある診察室や処置室等の各部屋の天井裏空間
に搬送レールを敷設し、この搬送レールから各部屋内に
設けられたステーションに搬送台車が導かれる構成とな
っている。また、上記搬送レールを走行する複数の搬送
台車それぞれの移動は制御装置によって制御され、該制
御装置により指定された部屋内のステーションに移動す
る構成となっている。
【0003】上記搬送システムにおいては、搬送台車を
水平方向に移動させるだけでなく上下方向にも移動させ
る必要があるため、該システムに搬送台車を上下方向に
移動させる昇降機構が必要になる。従来、このような搬
送台車を上下方向に移動させる昇降機構を備えた自動搬
送システムとして、図3から図5に示すものが知られて
いる。図3において、符号50は、天井裏空間100に
敷設された搬送レールであり、符号110は、車輪71
を有する搬送台車70が出入する各部屋内に設けられた
ステーションである。ステーション110の下部には、
搬送台車70に対して被搬送物の積降を行うための開口
部111が設けられている。搬送レール50は、天井裏
空間100に敷設された主レール51と、主レール51
の中間部においてステーション110の上方に位置する
ように配置された主移動レール52とから構成され、搬
送レール50上を搬送台車70が走行する構成となって
いる。
【0004】ステーション110には、ボールネジ6
1、ベルト、チェーン等を用いた昇降手段が設けられて
いる。ここでは、ボールネジ61を用いた場合について
説明する。ボールネジ61は、回転自在に支持されると
ともに、鉛直方向に設けられ、ボールネジ61は駆動装
置62により回転駆動される構成となっている。図4に
示すように、主移動レール52は、主移動レール本体5
3と、主移動レール本体53の側面に設けられた主移動
体54とから構成されており、主移動体54には雌ネジ
部材55が配置されている。雌ネジ部材55はボールネ
ジ61に螺着されており、ボールネジ61が回転したと
き主移動レール52が上下動する構成となっている。こ
の構成において、ボールネジ61の回転により主移動レ
ール52が下方に移動した場合には、図5に示すように
主移動レール52上の搬送台車70がステーション11
0に設けられた開口部111に至る構成となっている。
【0005】図4に示すように、主移動体54の上面に
は、支持部材57が配置されており、支持部材57上に
は副移動レール58が載置されている。副移動レール5
8は、副移動レール本体59と副移動体60とから構成
され、副移動体60にはボールネジ61の外径より大径
とされた貫通孔が形成されており、該貫通孔にボールネ
ジ61が相対的に貫通するように位置している。従っ
て、副移動レール58は自由に上下移動でき、通常は支
持部材57上に載置された状態となっている。
【0006】この構成において、搬送台車70の下方向
の移動は次のようになされる。図3に示すように、主レ
ール51を走行してきた搬送台車70が、主移動レール
52上に位置したとき、図示しない制御装置により搬送
台車70が停止する。その後、駆動装置62が起動しボ
ールネジ61を回転させ、これにより雌ネジ部材55を
備えた主移動レール52が下方に移動する。そして、ス
テーション110に設けられた開口部111に搬送台車
70が位置したときにボールネジ61の回転は停止す
る。
【0007】この際、主移動レール52の下降途中にお
いて、副移動レール58は支持部材57に載置された構
成となっているため、図5に示すように、副移動レール
本体59が主レール51に至ったとき、副移動レール本
体59の両端部に形成された凸部49が主レール51に
係合し、副移動レール本体59と主レール51とが結合
する。この状態において、開口部111では被搬送物の
積降が可能になるとともに、搬送レール50上では他の
搬送台車70の通行が可能になる。
【0008】次に搬送台車70の上方向の移動について
説明する。開口部111において被搬送物の積降完了
後、下方向への移動と同様にして主移動レール52は上
方へ移動する。そして主移動体54上面に設けられた支
持体57の上面が、副移動レール58を構成する副移動
体60の下面に至ったとき、支持体57上に副移動レー
ル58が載置され、この状態で主移動体52はさらに上
方へ移動する。その後、主移動レール52が主レール5
1に至り、搬送レール50上での搬送台車70の走行が
可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記搬送シス
テムにおいては、搬送台車を上下動させるには昇降機構
として、ボールネジと駆動機構とが必要であるため上記
システム全体の構成が大掛かりとなりシステム全体が高
価になる問題がある。また、図3から図5に示す搬送シ
ステムを採用しないで搬送台車を昇降させるシステムと
して、従来から、リニアモータを駆動機構とするものが
あるが、この場合は、搬送レールに沿ってマグネットを
設ける必要がある等のため、さらにシステム全体が高価
になる問題がある。
【0010】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、被搬送物を搬送する搬送システムにて使用
される搬送台車において、上記搬送システムの構成を簡
単に成し得、安価な構成にできる搬送台車を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明は以下の手段を
提案している。請求項1に係る発明は、走行軌道に沿っ
て移動可能な搬送台車であって、上記走行軌道の下方に
配置される台車本体と、上記走行軌道の上面を転がるよ
うに配置される駆動輪と、上記走行軌道の下面を転がる
ように配置される補助輪とを備え、上記補助輪が、該補
助輪の軸線と上記駆動輪の軸線との距離を変更可能に支
持されるとともに、上記走行軌道の下面に密着する方向
に付勢する付勢手段を備え、上記補助輪の軸線が、上記
駆動輪の軸線と、上記台車本体の重心とを結ぶ直線より
も走行方向の後方に配置されていることを特徴とする。
【0012】この発明に係る搬送台車によれば、走行軌
道の下面側に当接して走行する補助輪が走行軌道下面に
付勢手段により付勢され、かつ該補助輪が、上記駆動輪
の軸線と上記台車本体の重心とを結ぶ直線よりも走行方
向の後方に位置した構成とされるので、該補助輪に対す
る上記駆動輪の回転軸線を中心とした上記駆動輪に生じ
るモーメントを上記走行軌道に効果的に付加することが
できる。これにより、上記補助輪及び駆動輪の上記走行
軌道に対する密着を確実に成すことが可能になり、上記
走行軌道を上下方向に傾斜させた場合にも、上記台車の
上記走行軌道上でのすべりを抑制させ、有効に走行させ
ることが可能になる。
【0013】請求項2に係る発明は、走行軌道に沿って
移動可能な搬送台車であって、上記走行軌道の下方に配
置される台車本体と、上記走行軌道の上面を転がるよう
に配置される駆動輪と、上記走行軌道の下面を転がるよ
うに配置される補助輪とを備え、上記補助輪が、該補助
輪の軸線と上記駆動輪の軸線との距離を変更可能に支持
されるとともに、上記走行軌道の下面に密着する方向に
付勢する付勢手段を備え、上記補助輪の軸線が、上記駆
動輪の軸線と、上記台車本体の重心とを結ぶ直線よりも
走行方向の前方及び後方に配置されていることを特徴と
する。
【0014】この発明に係る搬送台車によれば、上記補
助輪の軸線が、上記駆動輪の軸線と上記台車本体の重心
とを結ぶ直線よりも走行方向の前方及び後方に配置され
ているため、上記走行軌道に沿って上昇する場合及び下
降する場合の双方において、上記台車と上記走行軌道と
の間に充分な摩擦力が得られ確実に走行できる。
【0015】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載の搬送台車において、上記補助輪の軸線が上記駆動
輪の軸線に対して所定値以上離れることを禁止するスト
ッパが備えられていることを特徴とする。
【0016】この発明に係る搬送台車によれば、上記補
助輪の軸線が上記駆動輪の軸線から所定値以上離れよう
とした場合、その離間がストッパーにより禁止されるた
め、上記台車の荷重により上記駆動輪に作用するモーメ
ントが有効に該駆動輪と上記補助輪とに加わるため、上
記台車と上記走行軌道との密着を確実なものにすること
が可能になる。従って、上記台車が上記走行軌道上をす
べることなく、該走行軌道が傾斜した場合にも良好に走
行できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
実施の形態について説明する。図1、図2はこの発明の
一実施形態として示した搬送台車を備えた搬送システム
の要部を示すものである。本実施の形態は例えば、医療
施設等に設置されるものである。図1において、符号1
は搬送レール(走行軌道)であり、上方向斜めに敷設さ
れた部分を示しており、符号2は本発明に係る搬送台車
を示している。搬送レール1は、図示しない天井裏空間
内において起伏を持って敷設されている。搬送台車2
は、搬送レール1の下方に配置される台車本体3と、搬
送レール1の上面を転がるように配置される駆動輪4
と、搬送レール1の下面を転がるように配置される補助
輪5a、5bとを備えている。
【0018】駆動輪4は、台車本体3から鉛直方向へ延
びるように設けられたフレーム6に水平方向の軸線Aを
中心として回動自在に支持されており、図示しない駆動
装置によって回転駆動される構成となっている。補助輪
5a、5bは、支持体7を介して搬送台車2の走行方向
Xに一定の間隔を隔てて2個配設され、支持体7の略中
央部に水平方向の軸線B1、B2を中心として回転自在
に支持されている。補助輪5a、5bの軸線B1、B2
は、駆動輪4の軸線Aと台車本体3の重心Gとを結ぶ直
線よりも走行方向Xの前方及び後方に配置されている。
支持体7は、台車本体3に対して上下方向に移動自在に
支持され、支持体7の一端部と台車本体3との間にはダ
ンパー8が設けられており、支持体7の他端部と台車本
体3との間にはバネ(付勢部材)9が設けられている。
ダンパー8は支持体7が上下動した場合、支持体7の急
激な移動を抑制し、搬送台車2が急停止または急加速し
た場合には、搬送台車2の傾きを防止する。バネ9は支
持体7及び支持体7を介して補助輪5a、5bを常に上
方(搬送レール1側)に付勢している。
【0019】支持体7の下方にはストッパー10が設け
られており、搬送レール1に対して支持体7が直行する
方向に移動した場合に、支持体7の台車本体3側への移
動を一定位置において禁止する構成となっている。すな
わち、補助輪5の軸線B1、B2が駆動輪4の軸線Aに
対して所定値以上離れることを禁止する構成となってい
る。
【0020】次に、上記のように構成された搬送システ
ムの作用について説明する。上記搬送システムにおいて
は、台車本体3に被搬送物を搭載し、図示しない駆動装
置によって駆動輪4を回転駆動させることにより、被搬
送物を目的位置に搬送する。
【0021】図1、図2に示すように搬送台車2が上下
方向に傾斜する部分に差し掛かった場合には、駆動輪4
及び補助輪5a、5bが搬送レール1に密接することに
より良好な走行が実現できる。すなわち、図1に示すよ
うに搬送台車2が上方向に傾斜する搬送レール1に位置
し上昇する場合には、台車本体3の荷重Wが駆動輪4に
加わるとともに、台車本体3の重心Gは、水平方向に対
して駆動輪4の軸線AよりL1だけ前方にあるため、駆
動輪4は後方側補助輪5bに対して所定のモーメントW
・L1を有して搬送レール1に当接し、駆動輪4及び後
方側補助輪5bは所定の摩擦力を持って搬送レール1に
密着する。
【0022】さらに、傾斜の急峻な場所に差し掛かった
場合に、台車本体3の荷重Wにより前方側補助輪5aが
さらに下方に移動し、支持体7がバネ9の付勢力に抗し
てさらに下方に移動するが、このとき支持体7は一定位
置でストッパー10により下方向の移動が禁止される。
これにより、駆動輪4の軸線Aを中心としたモーメント
W・L1がさらに増大するとともに、駆動輪4及び補助
輪5a、5bの搬送レール1に対する密着力の増大を図
ることができるため、搬送台車2の搬送レール1に対す
るすべりを生じさせることなく良好に走行させることが
可能になる。
【0023】次に図2に示すように、搬送台車2が下方
向に傾斜する搬送レール1に位置し下降する場合につい
て説明する。この場合、台車本体3の荷重Wが駆動輪4
に加わるとともに、台車本体3の重心Gは、水平方向に
対して駆動輪4の軸線AよりL2だけ後方に位置するた
め、駆動輪4は前方側補助輪5aに対して所定のモーメ
ントW・L2を有して搬送レール1に当接し、駆動輪4
及び前方側補助輪5aは所定の摩擦力を持って搬送レー
ル1に密着する。
【0024】さらに傾斜の急峻な場所に差し掛かった場
合、台車本体3の荷重Wにより後方側補助輪5bがさら
に下方に移動し、支持体7がバネ9の付勢力に抗してさ
らに下方に移動する。このとき、支持体7は一定位置で
ストッパー10により下方向の移動が禁止される。これ
により、駆動輪4の軸線Aを中心としたモーメントW・
L2がさらに増大するとともに、駆動輪4及び補助輪5
a、5bの搬送レール1に対する密着力の増大を図るこ
とができるため、搬送台車2の搬送レール1に対するす
べりを生じさせることなく良好に走行させることが可能
になる。
【0025】上述したように上記搬送システムにおいて
は、搬送台車2を上昇下降させる場合、駆動輪4に対す
る補助輪5a、5bのモーメントW・L1、W・L2が
搬送レール1に確実に加わり、駆動輪4及び補助輪5
a、5bが適切な摩擦力で当接し、搬送台車2の搬送レ
ール1に対するすべりが発生することなく搬送台車2の
走行を良好に実現することが可能になる。また、搬送レ
ール1に昇降機構等を設ける必要もなく搬送レール1を
上下方向に起伏を持って設ければ良好に搬送台車2を走
行することができるため上記搬送システムを安価に提供
することが可能になる。
【0026】なお、上記の実施の形態においては、付勢
手段としてバネを採用したが、エアシリンダまたは油圧
シリンダ等の流体圧シリンダとしてもその機能に変わり
はない。また、本発明の適用に関しては、医療施設に限
定されることはなく、各種の建築構造物内において被搬
送物を搬送するシステムに適用できるものである。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る発明によれば、補助輪に対する駆動輪の回転軸
線を中心とした駆動輪に生じるモーメントを走行軌道に
効果的に付加することが可能になる。これにより、上記
補助輪及び駆動輪の走行軌道に対する密着を確実に成す
ことが可能になり、走行軌道を上下方向に傾斜させた場
合にも、上記台車の上記走行軌道上でのすべりを抑制さ
せ、有効に走行させることが可能になる。
【0028】請求項2に係る発明によれば、走行軌道に
沿って上昇する場合及び下降する場合の双方において、
上記台車と上記走行軌道との間に充分な摩擦力が得られ
確実に走行できる。
【0029】請求項3に係る発明によれば、上記台車の
荷重により上記駆動輪に作用するモーメントが有効に該
駆動輪と上記補助輪とに加わるため、上記台車と上記走
行軌道との密着を確実なものにすることが可能になる。
従って、上記台車が上記走行軌道上をすべることなく、
該走行軌道が傾斜した場合にも良好に走行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態として示した搬送台車を
備えた搬送システムにおいて搬送台車が搬送レールの上
昇部に差し掛かったときを示す側面図である。
【図2】 図1に示す搬送台車が搬送レールの下降部に
差し掛かったときを示す側面図である。
【図3】 従来の搬送システムを示す正面図である。
【図4】 従来の搬送システムを示す側面図である。
【図5】 従来の搬送システムにおいて搬送台車が下降
した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 搬送レール(走行軌道) 2 搬送台車 3 台車本体 4 駆動輪 5a、5b 補助輪 7 支持体 9 付勢手段 10 ストッパ A 駆動輪の軸線 B1、B2 補助輪の軸線 G 台車本体の重心

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行軌道に沿って移動可能な搬送台車で
    あって、 上記走行軌道の下方に配置される台車本体と、 上記走行軌道の上面を転がるように配置される駆動輪
    と、 上記走行軌道の下面を転がるように配置される補助輪と
    を備え、 上記補助輪が、該補助輪の軸線と上記駆動輪の軸線との
    距離を変更可能に支持されるとともに、上記走行軌道の
    下面に密着する方向に付勢する付勢手段を備え、 上記補助輪の軸線が、上記駆動輪の軸線と上記台車本体
    の重心とを結ぶ直線よりも走行方向の後方に配置されて
    いることを特徴とする搬送台車。
  2. 【請求項2】 走行軌道に沿って移動可能な搬送台車で
    あって、 上記走行軌道の下方に配置される台車本体と、 上記走行軌道の上面を転がるように配置される駆動輪
    と、 上記走行軌道の下面を転がるように配置される補助輪と
    を備え、 上記補助輪が、該補助輪の軸線と上記駆動輪の軸線との
    距離を変更可能に支持されるとともに、上記走行軌道の
    下面に密着する方向に付勢する付勢手段を備え、 上記補助輪の軸線が、上記駆動輪の軸線と、上記台車本
    体の重心とを結ぶ直線よりも走行方向の前方及び後方に
    配置されていることを特徴とする搬送台車。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の搬送台車におい
    て、 上記補助輪の軸線が上記駆動輪の軸線に対して所定値以
    上離れることを禁止するストッパが備えられていること
    を特徴とする搬送台車。
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