JP2003290890A - 連続鋳造鋳片切断装置および連続鋳造鋳片切断装置のノズル詰まり防止方法 - Google Patents
連続鋳造鋳片切断装置および連続鋳造鋳片切断装置のノズル詰まり防止方法Info
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- JP2003290890A JP2003290890A JP2002104803A JP2002104803A JP2003290890A JP 2003290890 A JP2003290890 A JP 2003290890A JP 2002104803 A JP2002104803 A JP 2002104803A JP 2002104803 A JP2002104803 A JP 2002104803A JP 2003290890 A JP2003290890 A JP 2003290890A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 連続鋳造鋳片切断装置のノズル詰まり防止方
法およびノズル詰まりを防止した連続鋳造鋳片切断装置
を提案する。 【解決手段】 トーチと、トーチによる鋳片のガス切断
に際し飛散するスラグに高圧水を噴射するノズルとを有
し、さらにノズルへ高圧水を供給する配管に自動遮断弁
と、該自動遮断弁に並列に流量調節弁を配設した連続鋳
造鋳片切断装置を用いて鋳片をガス切断するに際し、ノ
ズルから高圧の水を噴射する一方、鋳片をガス切断しな
い場合には、前記ガス切断時にくらべ少量の冷却水をノ
ズルから噴射し続け、ノズル詰まりを防止する。
法およびノズル詰まりを防止した連続鋳造鋳片切断装置
を提案する。 【解決手段】 トーチと、トーチによる鋳片のガス切断
に際し飛散するスラグに高圧水を噴射するノズルとを有
し、さらにノズルへ高圧水を供給する配管に自動遮断弁
と、該自動遮断弁に並列に流量調節弁を配設した連続鋳
造鋳片切断装置を用いて鋳片をガス切断するに際し、ノ
ズルから高圧の水を噴射する一方、鋳片をガス切断しな
い場合には、前記ガス切断時にくらべ少量の冷却水をノ
ズルから噴射し続け、ノズル詰まりを防止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トーチと、高圧
水、噴射するノズルとを有する連続鋳造鋳片切断装置に
係り、とくに連続鋳造鋳片をトーチを用いてガス切断す
るに際し発生するスラグを微粒化する高圧水を噴射する
ノズルのノズル詰まり防止方法およびそのノズル詰まり
防止対策を施した連続鋳造鋳片切断装置に関する。
水、噴射するノズルとを有する連続鋳造鋳片切断装置に
係り、とくに連続鋳造鋳片をトーチを用いてガス切断す
るに際し発生するスラグを微粒化する高圧水を噴射する
ノズルのノズル詰まり防止方法およびそのノズル詰まり
防止対策を施した連続鋳造鋳片切断装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】連続鋳造鋳片（以下、単に鋳片という）
を連続的に切断するには、ガス切断装置を用いるのが一
般的である。鋳片のガス切断に際しては、発火点以上の
温度の高温鋳片にトーチから高純度の酸素をプロパン等
の予熱ガスとともに吹き付けて、鉄を酸化し酸化鉄を生
成させ、その際の酸化発熱によって、 鋳片 (母材）を溶
融させると同時に、溶融状態となった酸化鉄（以下、 ス
ラグという）を酸素の吐出圧により順次排出することに
より、鋳片を切断する。
を連続的に切断するには、ガス切断装置を用いるのが一
般的である。鋳片のガス切断に際しては、発火点以上の
温度の高温鋳片にトーチから高純度の酸素をプロパン等
の予熱ガスとともに吹き付けて、鉄を酸化し酸化鉄を生
成させ、その際の酸化発熱によって、 鋳片 (母材）を溶
融させると同時に、溶融状態となった酸化鉄（以下、 ス
ラグという）を酸素の吐出圧により順次排出することに
より、鋳片を切断する。
【０００３】酸素吐出圧により排出されたスラグは、通
常、切断装置下部に配設されたスケールスルース内に落
下し、スケールスルース内の循環水により機外に搬出さ
れている。ガス切断により生成したスラグはスラグ粒子
が大きすぎ、直接スケールスルース内に落下させるとス
ケールスルースの壁面に付着して、スケールスルース内
の循環水による安定した機外搬出が阻害されるという問
題があった。
常、切断装置下部に配設されたスケールスルース内に落
下し、スケールスルース内の循環水により機外に搬出さ
れている。ガス切断により生成したスラグはスラグ粒子
が大きすぎ、直接スケールスルース内に落下させるとス
ケールスルースの壁面に付着して、スケールスルース内
の循環水による安定した機外搬出が阻害されるという問
題があった。
【０００４】このような問題に対し、連続鋳造鋳片切断
装置には、例えば、特開昭60-3953号公報に記載されて
いるような、ガス切断により生成するスラグを微粒化す
るための高圧水を噴射する高圧水噴射ノズルが設置され
ている。
装置には、例えば、特開昭60-3953号公報に記載されて
いるような、ガス切断により生成するスラグを微粒化す
るための高圧水を噴射する高圧水噴射ノズルが設置され
ている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】通常、高圧水噴射ノズ
ルからの高圧水の噴射は、連続鋳造鋳片切断装置の稼動
時（ガス切断時）に限定され、それ以外の非稼動時 (待
機中）には高圧水は遮断されている。しかし、連続鋳造
鋳片切断装置を再稼動させる（ガス切断を再開する）場
合に高圧水噴射ノズルが閉塞し、スラグの微粒化ができ
ない場合が発生するという問題があった。
ルからの高圧水の噴射は、連続鋳造鋳片切断装置の稼動
時（ガス切断時）に限定され、それ以外の非稼動時 (待
機中）には高圧水は遮断されている。しかし、連続鋳造
鋳片切断装置を再稼動させる（ガス切断を再開する）場
合に高圧水噴射ノズルが閉塞し、スラグの微粒化ができ
ない場合が発生するという問題があった。
【０００６】本発明は、上記した従来技術の問題を有利
に解決し、連続鋳造鋳片切断装置における高圧水噴射ノ
ズルの閉塞を防止できる連続鋳造鋳片切断装置のノズル
詰まり防止方法およびノズル詰まりを防止した連続鋳造
鋳片切断装置を提案することを目的とする。
に解決し、連続鋳造鋳片切断装置における高圧水噴射ノ
ズルの閉塞を防止できる連続鋳造鋳片切断装置のノズル
詰まり防止方法およびノズル詰まりを防止した連続鋳造
鋳片切断装置を提案することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、高圧水噴
射ノズルの閉塞の原因について、検討した。連続鋳造設
備においては、複数列のストランドが隣接して設置され
ており、隣接した各ストランドの切断タイミングは、切
断される鋳片の長さが向先や用途によって異なるので同
期しないのが通常である。その結果非稼動時 (待機中）
に、隣接するストランドで発生したスプラッシュが高圧
水噴射ノズル先端に付着し、徐々に堆積してノズル閉塞
が生じることを突き止めた。このようなことから、本発
明者らは、自動遮断弁が付設された高圧水供給配管に並
列にバイパス配管を設け、そのバイパス配管に流量調節
弁を設け、非稼動時にも微量の水を噴射可能とし、隣接
するストランドからのスプラッシュがノズルに付着しな
いようにすることが好ましいことに思い至った。
射ノズルの閉塞の原因について、検討した。連続鋳造設
備においては、複数列のストランドが隣接して設置され
ており、隣接した各ストランドの切断タイミングは、切
断される鋳片の長さが向先や用途によって異なるので同
期しないのが通常である。その結果非稼動時 (待機中）
に、隣接するストランドで発生したスプラッシュが高圧
水噴射ノズル先端に付着し、徐々に堆積してノズル閉塞
が生じることを突き止めた。このようなことから、本発
明者らは、自動遮断弁が付設された高圧水供給配管に並
列にバイパス配管を設け、そのバイパス配管に流量調節
弁を設け、非稼動時にも微量の水を噴射可能とし、隣接
するストランドからのスプラッシュがノズルに付着しな
いようにすることが好ましいことに思い至った。
【０００８】本発明は、上記した考えのもとに構成され
たものである。すなわち、本発明は、連続鋳造鋳片をガ
ス切断するトーチと、該トーチによる連続鋳造鋳片の切
断に際し飛散するスラグに高圧水を噴射するノズルと、
を有する連続鋳造鋳片切断装置において、前記ノズルへ
高圧水を供給する配管に自動遮断弁と、該自動遮断弁に
並列に流量調節弁を配設したことを特徴とする連続鋳造
鋳片切断装置である。
たものである。すなわち、本発明は、連続鋳造鋳片をガ
ス切断するトーチと、該トーチによる連続鋳造鋳片の切
断に際し飛散するスラグに高圧水を噴射するノズルと、
を有する連続鋳造鋳片切断装置において、前記ノズルへ
高圧水を供給する配管に自動遮断弁と、該自動遮断弁に
並列に流量調節弁を配設したことを特徴とする連続鋳造
鋳片切断装置である。
【０００９】また、本発明は、トーチと高圧水を噴射す
るノズルとを有する連続鋳造鋳片切断装置を用いて連続
鋳造鋳片をガス切断するに際し、前記ノズルから高圧の
水を噴射する一方、前記連続鋳造鋳片をガス切断しない
場合には、前記ノズルから前記ガス切断時にくらべ少な
い量の水を噴射し続けることを特徴とする連続鋳造鋳片
切断装置のノズル詰まり防止方法である。
るノズルとを有する連続鋳造鋳片切断装置を用いて連続
鋳造鋳片をガス切断するに際し、前記ノズルから高圧の
水を噴射する一方、前記連続鋳造鋳片をガス切断しない
場合には、前記ノズルから前記ガス切断時にくらべ少な
い量の水を噴射し続けることを特徴とする連続鋳造鋳片
切断装置のノズル詰まり防止方法である。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１に、本発明に好適な連続鋳造
鋳片切断装置の一例を示す。連続鋳造装置は、並行する
複数のストランドを有しており、図示の例ではストラン
ドＡおよびストランドＢを有し、連続的に鋳片を鋳造す
る。各ストランドごとに連続鋳造鋳片切断装置１が設け
られ、プロセスコンピュータからの鋳片切断長さの命令
により、スラブ５を自動切断する。
鋳片切断装置の一例を示す。連続鋳造装置は、並行する
複数のストランドを有しており、図示の例ではストラン
ドＡおよびストランドＢを有し、連続的に鋳片を鋳造す
る。各ストランドごとに連続鋳造鋳片切断装置１が設け
られ、プロセスコンピュータからの鋳片切断長さの命令
により、スラブ５を自動切断する。
【００１１】連続鋳造鋳片切断装置１には、トーチ２、
高圧水を噴射するノズル３が設けられている。トーチ２
は、酸素と予熱ガス (通常はプロパンガス）を鋳片５に
吹き付け、鋳片５を溶断 (ガス切断）する。その際、ス
ラグ４が生成され、連続鋳造鋳片切断装置１の下方に配
設されたスケールスルース６に落下する。落下中に、ノ
ズル３からの高圧水により、スラグ４は分断され微細粒
とされる。
高圧水を噴射するノズル３が設けられている。トーチ２
は、酸素と予熱ガス (通常はプロパンガス）を鋳片５に
吹き付け、鋳片５を溶断 (ガス切断）する。その際、ス
ラグ４が生成され、連続鋳造鋳片切断装置１の下方に配
設されたスケールスルース６に落下する。落下中に、ノ
ズル３からの高圧水により、スラグ４は分断され微細粒
とされる。
【００１２】スラグ微細化のために、高圧水は、圧力：
1.96MPa(20kgf/cm2)以上、流量：10m3/h以上で噴射する
ことが好ましい。上記した範囲の圧力未満、 あるいは流
量未満では、スラグの細断が難しくなり、スラグをスケ
ールスルース６内の循環水により安定して機外搬出する
ことが困難となる。連続鋳造鋳片切断装置１における高
圧水供給のための配管系を図２に示す。
1.96MPa(20kgf/cm2)以上、流量：10m3/h以上で噴射する
ことが好ましい。上記した範囲の圧力未満、 あるいは流
量未満では、スラグの細断が難しくなり、スラグをスケ
ールスルース６内の循環水により安定して機外搬出する
ことが困難となる。連続鋳造鋳片切断装置１における高
圧水供給のための配管系を図２に示す。
【００１３】本発明の連続鋳造鋳片切断装置１では、高
圧水を噴射するノズル３に、自動遮断弁７が配設された
高圧水を供給する配管９が接続される。トーチによるガ
ス切断時には自動遮断弁が開放され、 高圧水を噴射する
ノズル３に高圧水が供給され、ノズルから噴射されてス
ラグを微粒化する。さらに、本発明の連続鋳造鋳片切断
装置１では、配管９にはバイパス配管10が設けられる。
バイパス配管10には、自動遮断弁７に並列に流量調節弁
８が設けられる。
圧水を噴射するノズル３に、自動遮断弁７が配設された
高圧水を供給する配管９が接続される。トーチによるガ
ス切断時には自動遮断弁が開放され、 高圧水を噴射する
ノズル３に高圧水が供給され、ノズルから噴射されてス
ラグを微粒化する。さらに、本発明の連続鋳造鋳片切断
装置１では、配管９にはバイパス配管10が設けられる。
バイパス配管10には、自動遮断弁７に並列に流量調節弁
８が設けられる。
【００１４】自動遮断弁７が閉鎖され、連続鋳造鋳片切
断装置１が非稼動状態 (待機中）の場合には、本発明で
は、バイパス配管10の流量調節弁８を介して少量の水が
ノズル３に供給される。流量調節弁８としては、低圧・
微量の領域まで調節可能な弁が好ましく、例えば、手動
玉形弁、手動ボール弁が好ましい。連続鋳造鋳片切断装
置１が非稼動状態 (待機中）の場合、高圧水を噴射する
ノズル３に流量調節弁を介し供給される水は、高圧水供
給時よりも少量とする。好ましくは圧力：0.098 MPa
（１kgf/cm2 ）以上、より好ましくは0.3 MPa 以下、流
量：２m3/h以上、 より好ましくは５m3/h以下とするとよ
い。上記した範囲未満の圧力、 流量では、隣接するスト
ランドからのスプラッシュが付着、堆積し、ノズル３が
閉塞する頻度が多くなる。また、上記した範囲を超える
と、水の使用量が多量となり、鋳片の製造コストの高騰
をもたらす。
断装置１が非稼動状態 (待機中）の場合には、本発明で
は、バイパス配管10の流量調節弁８を介して少量の水が
ノズル３に供給される。流量調節弁８としては、低圧・
微量の領域まで調節可能な弁が好ましく、例えば、手動
玉形弁、手動ボール弁が好ましい。連続鋳造鋳片切断装
置１が非稼動状態 (待機中）の場合、高圧水を噴射する
ノズル３に流量調節弁を介し供給される水は、高圧水供
給時よりも少量とする。好ましくは圧力：0.098 MPa
（１kgf/cm2 ）以上、より好ましくは0.3 MPa 以下、流
量：２m3/h以上、 より好ましくは５m3/h以下とするとよ
い。上記した範囲未満の圧力、 流量では、隣接するスト
ランドからのスプラッシュが付着、堆積し、ノズル３が
閉塞する頻度が多くなる。また、上記した範囲を超える
と、水の使用量が多量となり、鋳片の製造コストの高騰
をもたらす。
【００１５】流量調節弁は所望の圧力・流量が供給でき
るように予め調整して、 常時その状態を保持することが
好ましい。これにより、連続鋳造鋳片切断装置１が非稼
動時(待機中）にノズル３に少量の水が噴射可能とな
る。
るように予め調整して、 常時その状態を保持することが
好ましい。これにより、連続鋳造鋳片切断装置１が非稼
動時(待機中）にノズル３に少量の水が噴射可能とな
る。
【００１６】
【実施例】図１に示す、スラブ連続鋳造装置の２つのス
トランドにそれぞれ設けられた連続鋳造鋳片切断装置１
を用いてスラブ（鋳片）をガス切断した。なお、各々の
連続鋳造鋳片切断装置１の高圧水供給配管系は図２に示
す配管系を使用した。連続鋳造鋳片切断装置が稼動中の
ストランドでは、高圧水を噴射するノズル３に、自動遮
断弁７を開放して、高圧水（圧力：1.96MPa(20kgf/c
m2)、流量：10m3/h) を供給した。一方、非稼働のスト
ランドでは、自動遮断弁７を閉鎖して、予め所定の圧力
・流量が供給可能に調整された流量調節弁８を介して微
量の低圧水（圧力：0.098 MPa （１kgf/cm2 ）、流量：
２m3/h）をノズル３に、供給した。このようなストラン
ドごとに、稼動と待機を繰り返して、連続して1000チャ
ージ分のスラブを切断した。このようなノズル３への水
供給方法によれば、ノズル３の閉塞は全く発生しなかっ
た。一方、非稼動時 (待機中）に高圧水を自動遮断弁で
遮断し、ノズル３への水供給を行わない従来例の場合に
は、ノズル３の閉塞が1000チャージに３回は発生した。
トランドにそれぞれ設けられた連続鋳造鋳片切断装置１
を用いてスラブ（鋳片）をガス切断した。なお、各々の
連続鋳造鋳片切断装置１の高圧水供給配管系は図２に示
す配管系を使用した。連続鋳造鋳片切断装置が稼動中の
ストランドでは、高圧水を噴射するノズル３に、自動遮
断弁７を開放して、高圧水（圧力：1.96MPa(20kgf/c
m2)、流量：10m3/h) を供給した。一方、非稼働のスト
ランドでは、自動遮断弁７を閉鎖して、予め所定の圧力
・流量が供給可能に調整された流量調節弁８を介して微
量の低圧水（圧力：0.098 MPa （１kgf/cm2 ）、流量：
２m3/h）をノズル３に、供給した。このようなストラン
ドごとに、稼動と待機を繰り返して、連続して1000チャ
ージ分のスラブを切断した。このようなノズル３への水
供給方法によれば、ノズル３の閉塞は全く発生しなかっ
た。一方、非稼動時 (待機中）に高圧水を自動遮断弁で
遮断し、ノズル３への水供給を行わない従来例の場合に
は、ノズル３の閉塞が1000チャージに３回は発生した。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、高圧水を噴射するノズ
ルのノズル詰まりの発生が防止され、スラグの機外搬出
が能率よく行うことができ、産業上格段の効果を奏す
る。
ルのノズル詰まりの発生が防止され、スラグの機外搬出
が能率よく行うことができ、産業上格段の効果を奏す
る。
【図１】本発明に好適な連続鋳造鋳片切断装置の一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図２】本発明の連続鋳造鋳片切断装置の配管系を示す
説明図である。
説明図である。
１ 連続鋳造鋳片切断装置
２ トーチ
３ ノズル
４ スラグ
５ 鋳片（連続鋳造鋳片）
６ スケールスルース
７ 自動遮断弁
８ 流量調節弁
９ 高圧水供給用配管
10 バイパス配管
Claims (2)
- 【請求項１】 連続鋳造鋳片をガス切断するトーチと、
該トーチによる連続鋳造鋳片のガス切断に際し飛散する
スラグに高圧水を噴射するノズルと、を有する連続鋳造
鋳片切断装置において、前記ノズルへ高圧水を供給する
配管に自動遮断弁と、該自動遮断弁に並列に流量調節弁
を配設したことを特徴とする連続鋳造鋳片切断装置。 - 【請求項２】 トーチと高圧水を噴射するノズルとを有
する連続鋳造鋳片切断装置を用いて連続鋳造鋳片をガス
切断するに際し、前記ノズルから高圧の水を噴射する一
方、前記連続鋳造鋳片をガス切断しない場合には、前記
ノズルから前記ガス切断時よりも少ない量の水を噴射し
続けることを特徴とする連続鋳造鋳片切断装置のノズル
詰まり防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002104803A JP3707444B2 (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | 連続鋳造鋳片切断装置および連続鋳造鋳片切断装置のノズル詰まり防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002104803A JP3707444B2 (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | 連続鋳造鋳片切断装置および連続鋳造鋳片切断装置のノズル詰まり防止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003290890A true JP2003290890A (ja) | 2003-10-14 |
| JP3707444B2 JP3707444B2 (ja) | 2005-10-19 |
Family
ID=29243021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002104803A Expired - Fee Related JP3707444B2 (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | 連続鋳造鋳片切断装置および連続鋳造鋳片切断装置のノズル詰まり防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3707444B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102209602A (zh) * | 2008-11-13 | 2011-10-05 | 新日本制铁株式会社 | 钢坯的火焰清理装置及其喷嘴堵塞检测方法 |
-
2002
- 2002-04-08 JP JP2002104803A patent/JP3707444B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102209602A (zh) * | 2008-11-13 | 2011-10-05 | 新日本制铁株式会社 | 钢坯的火焰清理装置及其喷嘴堵塞检测方法 |
| CN102209602B (zh) * | 2008-11-13 | 2014-06-18 | 新日铁住金株式会社 | 钢坯的火焰清理装置及其喷嘴堵塞检测方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3707444B2 (ja) | 2005-10-19 |
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|---|---|---|---|
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