JP2003290411A - 単方向性サポート部材 - Google Patents

単方向性サポート部材

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JP2003290411A
JP2003290411A JP2003033710A JP2003033710A JP2003290411A JP 2003290411 A JP2003290411 A JP 2003290411A JP 2003033710 A JP2003033710 A JP 2003033710A JP 2003033710 A JP2003033710 A JP 2003033710A JP 2003290411 A JP2003290411 A JP 2003290411A
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Japan
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spinal column
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JP2003033710A
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English (en)
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Charles Paul Michael Johnson
ポール マイケル ジョンソン チャールズ
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Adidas International Marketing BV
Original Assignee
Adidas International Marketing BV
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    • A41D13/05Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches protecting only a particular body part
    • A41D13/0531Spine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • A43B13/141Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form with a part of the sole being flexible, e.g. permitting articulation or torsion
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B23/00Uppers; Boot legs; Stiffeners; Other single parts of footwear
    • A43B23/02Uppers; Boot legs
    • A43B23/0245Uppers; Boot legs characterised by the constructive form
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    • A43B23/0275Uppers; Boot legs characterised by the constructive form having different properties in different directions with a part of the upper particularly rigid, e.g. resisting articulation or torsion

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 関節の平常な運動範囲を制約せずに関節を保
護する単方向性サポート部材及びそのようなサポート部
材を組み込んだ用具を提供する。 【解決手段】 単方向性サポート部材は一方向には実質
的に可撓であるが、逆方向には実質的に不撓である。サ
ポート部材は、本質的にいかなる形状または寸法でも製
造することができ、運動靴、肘当て、グラブ等のような
様々なスポーツ用具に組み込むことができる。提供され
るサポート部材は一般に、ポリウレタン、シリコーン、
ポリエチレン、ナイロン、ポリエステル及びポリエステ
ルエラストマー、及びこれらの組合せのような高分子材
でつくられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は全般的には人体の屈
曲関節を保護するためのサポート部材に関する。詳しく
は、本発明は一方向に可撓であり、逆方向では実質的に
不撓である、単方向性サポート部材に関する。
【0002】
【従来の技術】様々な運動動作は、足首、膝、腰、背、
首、肩、肘、手首、または五指のような、人体の様々な
屈曲関節に過大な力を発生し得る。例えばバスケットボ
ールやテニスをすると、足首/脚及び靴の横截面に沿っ
て移されていく過大な力が生じることが多い。横截力
は、足首を過内転させ、続いて内転捻挫を生じさせ得る
捻りを、横截面上で靴に生じさせることがある。人体の
屈曲関節は接触競技においても過大な力を受ける。例え
ば、サッカーのゴールキーパーの手及び手首は、ボール
を受け止めるかセーブする際に過大な力にさらされる。
そのような力は、ゴールキーパーの手を後方に曲げ、ゴ
ールキーパーの五指及び/または手首を過伸展させ得
る。人体の屈曲関節の内転、外転または過伸展は、屈曲
関節に衝撃による損傷を負わせ得る。
【0003】内転、外転または過伸展の危険、及びこれ
らから生じる損傷は、関節の動きを制約することにより
低減され得る。上記の危険を低減しようとする既知の方
法には、関節をテーピングするかまたは関節の周りにサ
ポート部材をつける方法がある。運動選手の関節のテー
ピングは、時間がかかり、比較的費用のかかる処置であ
って、一般に運動選手が施すことはできない。テーピン
グは一般に、関節を適切かつ効果的にテーピングするた
めの専門的知識をもつ、スポーツトレーナーなどによっ
て行う必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】サポート部材は様々な
構成で利用でき、そのほとんどに硬質部材、弾性材料及
び/またはストラップが組み込まれている。そのような
サポート部材は、ある程度改善された安定性を提供する
可能性はあるが、不快であり、煩わしいことが多く、余
計な重量がかかる。さらに、そのようなサポート部材
は、運動選手の能力を落とすかまたは動きを妨げる程度
にまで関節の運動の平常な範囲を制約することもある。
例えば、過伸展、すなわち関節の逆向運動を防止するた
めに肘の動きを制約するのに十分に硬質なサポート部材
は、肘関節の順方向の曲げも制約し得る。
【0005】上記に鑑みて、本発明の目的は、関節の平
常な運動範囲を制約せずに関節を保護する単方向性サポ
ート部材及びそのようなサポート部材を組み込んだ用具
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の単方向性サポー
ト部材は、人体の屈曲関節の損傷を防止するための既知
の方法及び用具に見られる問題を克服する。一般に、単
方向性サポート部材は、一方向では実質的に可撓であ
り、よってその方向での関節の本質的に自由な運動を可
能にし、逆の、過伸展方向では実質的に不撓であり、よ
って逆方向での関節の運動を防止する。さらに、本サポ
ート部材は軽量であり、多くの様々な衣類またはスポー
ツ用具に組み込むことができる。本サポート部材は、様
々な用途に適するように、多くの形状及び寸法で製造す
ることもできる。
【0007】一態様において本発明は単方向性サポート
部材に関する。本サポート部材は、少なくとも1つの開
口を定める概ね湾曲した外骨格、及び少なくとも1つの
椎を含む脊柱を備える。椎は開口に嵌合し、外骨格は負
荷状態において湾曲したままである。
【0008】様々な実施の形態において、外骨格及び脊
柱は、嵌合されたときに、一方向に可撓であり、逆方向
には実質的に不撓である。外骨格は、外骨格の周縁の少
なくとも一部の周りに配されたリップを備えることがで
きる。別の実施の形態において、本サポート部材は、身
に着けられたときに、サポート部材が人体の屈曲関節に
近接して配置されるスポーツ用具を含む。スポーツ用具
としては、運動靴、グラブ、すね当て、足首当て、背当
て、膝当て、肘当て、首当て、肩当て及び腰当てが挙げ
られる。
【0009】別の態様において、本発明は単方向性サポ
ート部材を備えるスポーツ用具に関する。単方向性サポ
ート部材は少なくとも1つの開口を定める概ね湾曲した
外骨格、及び少なくとも1つの椎を含む脊柱を備える。
椎は開口と嵌合し、外骨格は負荷状態で湾曲したままで
ある。スポーツ用具には、運動靴、グラブ、すね当て、
足首当て、背当て、膝当て、肘当て、首当て、肩当て及
び腰当てを含めることができる。
【0010】本発明の上記態様の様々な実施の形態にお
いて、サポート部材はスポーツ用具のポケット内に配さ
れる。サポート部材はフック−ループ型面ファスナーで
ポケット内に確実に固定することができる。外骨格は、
外骨格の周縁の少なくとも一部の周りに配されたリップ
を備えても差支えない。サポート部材はリップを介して
スポーツ用具に縫い付けることができる。あるいは、サ
ポート部材をスポーツ用具に接着しても差支えない。別
の実施の形態において、スポーツ用具は第2の単方向性
サポート部材を備えることができる。第2のサポート部
材は少なくとも1つの開口を定める第2の外骨格、及び
少なくとも1つの椎を含む第2の脊柱を備える。第2の
椎は第2の開口と嵌合する。第2の外骨格は湾曲してい
ることができ、負荷状態において湾曲したままでいるこ
とができる。
【0011】また別の態様において、本発明は、甲革、
外底及び着用者の足首に近接して配された単方向性サポ
ート部材を備える履物製品に関する。単方向性サポート
部材は、少なくとも1つの開口を定める外骨格、及び少
なくとも1つの椎を含む脊柱を備える。椎は開口に嵌合
する。
【0012】本発明の上記態様の様々な実施の形態にお
いて、サポート部材は履物製品の甲革上に配される。サ
ポート部材は甲革の内横または外横の上に配するか、あ
るいは着用者の踵に対応する領域で甲革上に配すること
ができる。さらに、サポート部材は、甲革のポケット内
に配し、フック−ループ型面ファスナーでポケット内に
確実に固定することができる。外骨格は、外骨格の周縁
の少なくとも一部の周りに配されたリップを備えても差
支えなく、リップを介して甲革に縫い付けることができ
る。あるいは、サポート部材を甲革に接着しても差支え
ない。別の実施の形態において、履物製品は第2の単方
向性サポート部材を備えることができる。第2のサポー
ト部材は、少なくとも1つの開口を定める第2の外骨
格、及び少なくとも1つの椎を含む第2の脊柱を備え
る。第2の椎は第2の開口と嵌合する。さらに、外骨格
の1つまたはいずれも湾曲していることができる。
【0013】本発明の上記態様の様々な実施の形態にお
いて、外骨格及び脊柱は、摩擦嵌めにより互いに確実に
固定するか、または接着することができる。さらに、外
骨格はあらかじめ決められた間隔の複数の開口を外骨格
に定めることができ、脊柱は外骨格の開口と実質的に対
応するように間隔をとられた複数の椎を脊柱上に含むこ
とができる。外骨格、脊柱または両者はポリマーまたは
ポリマーブレンドでつくることができる。さらに、サポ
ート部材は本質的に、多角形、弓形またはこれらの組合
せのような、いかなる形状をとっても差支えない。また
サポート部材は、遠端の幅が近端の幅より狭い、近端及
び遠端を含んでも差支えない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下の説明において、本発明の様
々な実施の形態を図面を参照して説明する。図面におい
て、同じ参照数字は一般に様々な図を通して同じ要素を
指す。また、図面は必ずしも正確な尺度になっておら
ず、代わりに、本発明の原理を説明するために一般に強
調がなされている。
【0015】図1Aは、屈曲関節22に近接して配され
た単方向性サポート部材10の一つの実施の形態を示
す。サポート部材10は、少なくとも1つの開口20を
定める外骨格12及び少なくとも1つの椎16を含む脊
柱14を備える。外骨格12及び脊柱14は図2〜4に
関して以降でさらに詳細に論じられる。サポート部材1
0は、肘当てのような、スポーツ用具または衣類ととも
に人体の屈曲関節22に近接して配されることが好まし
い。サポート部材10は、関節22の形態と同形とな
り、平常の運動範囲にわたる関節の屈曲を可能にするの
に十分に可撓である。また、ここで示されるサポート部
材10は、関節22の外側領域に近接して配される。し
かし、サポート部材10は、関節22の内側領域に近接
して、あるいは外側領域にも内側領域にも近接して、配
置することもできる。図1Aに示される実施の形態にお
いて、サポート部材10は複数の開口20及び、開口2
0内に配された、対応する複数の椎16を備える。
【0016】図1Bは人体24の様々な屈曲関節22に
配された複数のサポート部材10を示す。サポート部材
10を配置できる箇所の例には、首38,背34,腰3
2,膝30,足首28,肩36,肘40,手首42,五
指44及びすね46がある。
【0017】図2A〜2Dは本発明にしたがう外骨格1
2の一つの実施の形態の様々な図を示す。詳しくは、図
2Aは、外骨格12の周縁の周りに延びるリップ18及
び少なくとも1つの開口20を備える、外骨格12の正
面図を示す。本実施の形態において、外骨格12は概ね
等間隔の6つの開口20を備え、湾曲している。しか
し、別の実施の形態において外骨格12は、いかなる数
/間隔の開口20も備えることができ、湾曲のない形状
とすることができる。さらに、図2C及び2Dは外骨格
12の左側面図及び右側面図を示し、外骨格12のこの
特定の実施の形態が多重面における複雑な輪郭をもって
つくられていることがわかる。外骨格12の形状は多角
形と弓形との組合せである。しかし、形状は多角形、弓
形またはこれらの任意の組合せであって差支えない。本
出願において多角形という術語は、長方形、台形、三角
形等のような、少なくとも2本の線分を含むいかなる形
状も指して用いられる。外骨格12は近端13及び遠端
15を有する。本実施の形態において、遠端15の幅は
近端13の幅より狭い。しかし、近端13と遠端15と
の間の関係は外骨格12及び保護されるべき屈曲関節2
2の形状にしたがって変わるであろう。詳しくは、サポ
ート部材10の寸法及び形状は屈曲関節22の生物生理
学に依存して変わるであろう。さらに、サポート部材1
0の形状及び/または寸法は、屈曲関節22を囲む靭帯
に似るかまたは相当するように選択することができる。
【0018】本実施の形態において、外骨格12のリッ
プ18は外骨格12の全周縁に沿って延びているが、別
の実施の形態においては周縁に沿う一部分だけに延びて
いてもよい。リップ18はスポーツ用具に、例えばリッ
プ18を介して縫い付けるかあるいはリップ18をスポ
ーツ用具に接着することにより、外骨格12を確実に固
定するために用いることができる。外骨格12はさら
に、外骨格12の前面から突き出す、一連の隆起19を
備える。隆起19は、開口20を定め、図2B,2C及
び2Eで最もよく分かるように、隆起19によりつくら
れる空洞21内に脊柱を収容するのに役立つ。さらに、
隆起19の寸法及び間隔は外骨格12の可撓性に影響す
る。脊柱14が装着されていない、単独の外骨格12
は、少なくとも限定された屈曲範囲にわたり、逆方向に
も実質的に可撓である。脊柱14は、図3A〜3Eを参
照して以下でさらに詳細に説明される。サポート部材1
0の動作は、図4A〜4Fを参照して以下でさらに詳細
に説明される。
【0019】図2Eの外骨格12の断面を参照すれば、
開口20を明瞭に見ることができる。開口20の寸法、
形状及び間隔は、いずれかの特定の用途毎に変わるであ
ろう。詳しくは、間隔は、用途または支持される身体部
分に順応させるために変えることができる。例えば、開
口20を互いに近接させるほど、可撓性/不撓性が高ま
り得る。開口20が等間隔である必要はない。間隔は外
骨格12に沿って変えることができる。例えば、開口2
0は、屈曲関節22に対応する領域では互いに近接さ
せ、関節22から最も遠い領域ではより間隔をおいて、
配置することができる。そのような配置を、一方向にお
ける最大の可撓性及び逆方向における最大の不撓性のた
めに関節の周りの領域で開口20の間隔が密になってい
る、図1Aに見ることができる。サポート部材10の末
端、すなわち関節22から最も離れた領域における開口
20の間隔は、これらの領域では不撓支持または曲げに
対する可撓性が同じ程度である必要はないから、より大
きくなっている。
【0020】外骨格12は、例えば射出成形または押出
しにより、製造することができる。押出プロセスは、単
一体フレームのような、一様な形状を与えるために用い
ることができる。次いで、所望の寸法形状のオープンス
ペースを与えるためにインサート成形を用いることがで
き、あるいは後続の機械加工作業により所望の位置にオ
ープンスペースをつくることができる。その他の製造技
法には、付加構成部品の融着または接着がある。例え
ば、液体エポキシ樹脂またはエチレン酢酸ビニル(EV
A)のようなホットメルト接着剤により、隆起19を外
骨格の周縁フレームに接着することができる。接着剤接
合に加えて、構成部品を溶剤接着することができ、溶剤
接着は、フレームに付加されるべき構成部品の融着を容
易にするための溶剤の使用をともなう。
【0021】外骨格12は、いずれか適当な高分子材ま
たは高分子材の組合せから、強化材の有無にかかわらず
に、製造することができる。適する材料には:熱可塑性
ポリウレタン(TPU)のような、ポリウレタン;EV
A;エルフ・エイトケム社(ElfAtochem)により販売され
るピーバックス(Pebax)(登録商標)のような、熱可塑性
ポリエーテル−アミドブロック共重合体;デュポン(DuP
ont)社により販売されるハイトレル(Hytrel)(登録商標)
のような、熱可塑性ポリエステルエラストマー;10か
ら30%ないしそれより多くのグラスファイバ強化材を
含むことができる、ナイロン12のような、ナイロン;
シリコーン;ポリエチレン;及び同等の材料がある。使
用される場合、強化は、グラスファイバまたはカーボン
グラファイトファイバ、またはデュポン社により販売さ
れるケブラー(Kevlar)(登録商標)のような、パラアラミ
ドファイバの混入、あるいはその他の同様な方法によ
り、行うことができる。材料の硬度は、約10から約1
00ショアーDの範囲内、好ましくは約40から約80
ショアーDの間、最も好ましくは約60ショアーDであ
る。また、高分子材を別の材料、例えばゴムと組み合わ
せて用いることもできる。その他の適する材料が当業者
には明らかであろう。
【0022】図3A〜3Dは本発明にしたがう脊柱14
の一つの実施の形態の様々な図を示す。詳しくは、図3
Aは、少なくとも1つの椎16を含む、脊柱14の正面
図を示す。本実施の形態において、脊柱14は概ね等間
隔の6つの椎16を含み、椎16の数及び間隔は外骨格
12に存在する6つの開口20に実質的に対応する。脊
柱14は、外骨格12の輪郭に同形になるように、実質
的に可撓であり、湾曲していても湾曲していなくともよ
い。脊柱14の寸法及び形状は脊柱14が嵌合する外骨
格12により規定される。図3A〜3Dに示される実施
の形態において、脊柱14の形状は多角形と弓形との組
合せである。外骨格12と同様に、形状は、多角形、弓
形またはこれらの任意の組合せとすることができる。
【0023】図3A〜3Eはさらに、脊柱14の背面と
共面であり、脊柱14の前面から突き出している椎16
を示す。しかし、椎16の構成はこの態様に限定されな
い。椎16は、脊柱14の前面及び/または背面に対し
て、共面であっても、突き出していても、あるいはこれ
らの任意の組合せであってもよい。さらに、脊柱14及
び椎16は、椎16の間に一連の空隙17を定める。空
隙17は、オープンスペースであっても材料で埋められ
ていてもよい。すなわち、脊柱14はフレームとするこ
とも中実面とすることもできる。しかし、空隙17を用
いれば不必要な重量が避けられる。
【0024】外骨格12と同様に、脊柱14は射出成形
または押出し及び、必要に応じて、後続の機械加工作
業、例えば椎16のような構成部品の脊柱14への融着
か、さもなければ接着により製造できる。脊柱14は、
上で論じたような、外骨格12と同じ材料で製造しても
差支えない。
【0025】図4A〜4Dは、本発明にしたがって嵌合
された外骨格12及び脊柱14を備える、サポート部材
10の一つの実施の形態の様々な図を示す。脊柱14は
外骨格12のリップ18及び隆起19で定められた空洞
21内に配される。脊柱14は、摩擦嵌め及び/または
締り嵌めにより外骨格12に保持される。脊柱14は、
脊柱14が外骨格12の空洞21にスナップインするよ
うな寸法及び形状につくることができる。あるいは、脊
柱14を、接着剤接着、溶剤接着、機械的保持、または
同様の技法により、所定の位置に保持することができ
る。
【0026】負荷のかかっていない静止位置から、サポ
ート部材10は、図4Eで“A”と表示された矢印によ
り示される、1つの曲げ方向において実質的に可撓であ
る。詳しくは、サポート部材10は脊柱14または空洞
21の方向に撓むことができる。撓んでいく間、隆起1
9は離れて広がり、よって開口20は開くことができ
る。曲げに対する有意な抵抗は存在しない。開口20及
び椎16の間隔が密になるほど、与えられた材料及び形
状寸法に対するサポート部材10の可撓性が大きくなる
から、開口20及び対応する椎16の間隔がサポート部
材10の可撓性に影響する。
【0027】しかし、サポート部材10に負荷がかかる
と、すなわち逆方向に撓められると、開口20が閉じて
椎16に接触するので、曲げに対する実質的な抵抗があ
る。この撓みに対する抵抗により、サポート部材10
は、人体24の屈曲関節22を内転、外転または過伸展
に対して保護するための、実質的な不撓性を達成でき
る。図4Fで“B”と表示された矢印で表される、この
方向に撓んでいく間、サポート部材10に負荷がかか
る。負荷がかかっていく間、隆起19は互いに近接し、
よって開口20内に配された椎16が隆起19に接触し
て開口20の完全な閉塞を妨げるまで、開口20の大き
さを縮めていく。接触がなされてしまえば、この妨害に
よりサポート部材10がこの方向でさらに撓むことが有
効に防止される。図4Fからわかるように、外骨格12
は負荷状態において湾曲したままである。
【0028】サポート部材10の不撓性及び可撓範囲
は、例えば椎16と開口20との間隔を制御することに
より、個別に調節することができる。この間隔は、開口
20及び椎16の寸法の関数であり、逆方向に生じ得る
撓み量を結果として制御する。外骨格12は開口20が
椎16に接触するまでしか撓まないであろうし、この時
点以降は、変形または圧縮をおこさずにそれ以上動くこ
とは不可能である。したがって、開口20と椎16との
間の空間が小さくなるほど、サポート部材10の逆方向
への運動範囲が狭くなる。別の実施の形態において、少
なくとも脊柱14の椎16は、緩衝を提供するために、
隆起19に比して少なくともある程度の圧縮性をもつこ
とができる。
【0029】サポート部材10,すなわち外骨格12及
び脊柱14は、外骨格12自体が脊柱14のための金型
となる、リバースインジェクションと呼ばれるプロセス
により一体形成することができる。そのようなプロセス
は、脊柱14の金型が別に必要とされないから、従来の
製造方法より経済的であり得る。サポート部材10は、
密度が相異なる2つまたはそれより多くの材料が同時に
射出されて外骨格12及び脊柱14を一体的につくる、
デュアルインジェクションと呼ばれる単一工程で形成す
ることもできる。これらのプロセスは、外骨格12及び
脊柱14用の材料のための多重射出点を備えることもで
きる。多重射出点の存在により、製造業者が非常に薄い
支持構造体を作成することが可能になる。このことは、
金型の狭い領域が金型への粘性射出物の流れを妨げる傾
向を有する結果、当業者によりショートショットと称さ
れる、不完全充填が生じるであろうから、薄い構造体の
作成がより困難である単一点射出プロセスとは対照的で
ある。
【0030】外骨格12及び脊柱14に選ばれる材料は
「相溶性」をもつことができる。相溶性であることは、
外骨格12及び脊柱14が、これらの一体形成プロセス
後に、個々別々の場所、例えば脊柱14の外周縁及び椎
16において、互いに化学結合できることを意味する。
外骨格12及び脊柱14用に選ばれる材料が同等の限界
半径を有することも望ましい。限界半径は技術上、ある
長さの材料の、その材料を曲げるためのモーメントが印
加されたときの、材料の一体性を破壊しない、最小曲率
半径として知られている。使用時には、サポート部材1
0は一般に曲げ及び捻れを数多く受けるから、脊柱14
の限界半径と十分に異なる限界半径をもつ外骨格12
は、一方の材料が他方の材料より大きな曲げ抵抗を有す
るであろうから、外骨格12と脊柱14とを分離させる
可能性があり得る。言い換えれば、一方の材料のより大
きな抵抗により、2つの材料が互いに引っ張られ、よっ
て外骨格12と脊柱14との間の結合が破壊される可能
性があり得る。
【0031】図5は運動靴50に組み込まれたサポート
部材10を示す。ただし、サポート部材10は本質的に
いかなる履物製品にも組み込むことができる。靴50は
甲革54及び外底52を備える。本実施の形態におい
て、サポート部材10は、サポート部材10が見えるよ
うに、甲革54に縫い付けられている。あるいは、サポ
ート部材は、甲革54に接着するか、または甲革54の
ポケット内に確実に固定しても差支えない。サポート部
材10を保持するためのポケットは図9に示され、図9
に示される本発明の実施の形態とともに説明される。
【0032】図5に示される実施の形態において、サポ
ート部材10は、着用者の足首28の領域で靴50の内
横57(後部四半パネルとしても知られる)に配置され
る。ただし、サポート部材10は(図8に示されるよう
に)外横59に配置すること及び/または着用者の踵5
5または足前部53に対応する靴50の領域に配置して
も差支えない。着用者の踵55に対応する領域にサポー
ト部材10が配置される実施の形態においては、サポー
ト部材10を通常の踵取付型歩数計と一体化するかまた
はこれと置き換えることができる。さらに、靴50は、
靴50の様々な領域に配置された多数のサポート部材1
0を備えても差支えない。さらに、サポート部材10
は、外底52と重ね合わせるか、さもなければ外底52
に確実に固定しても差支えない。
【0033】本実施の形態においては、リップ18を介
してサポート部材10が靴50に縫い付けられている。
縫付けは、いかなる数の既知の縫付け方法とも適合し、
特に不織布または厚地の材料を縫うための方法と適合す
る。あるいはサポート部材10は、上で論じた手段のい
ずれにより靴50に接着しても差支えない。サポート部
材10は、サポート部材10の脊柱側が屈曲関節22,
本事例では足首28を向くように、配置される。用具上
のサポート部材10の向きにより、サポート部材の可撓
方向が決定される。図5に示される例において、サポー
ト部材10は脊柱側を足首28に向けて靴50の内横5
7上に配され、これにより足首28は外横59(図示せ
ず)に向けた捻り運動は可能となるが、内横57に向く
捻り運動はできない。
【0034】足首及びサポート部材10がついていない
従来の靴の運動特性が図6A〜6Bに示される。図6A
では足首28及び靴70が平表面60上で静止状態にあ
る。使用中、すなわち活動状態において、足首28及び
靴70は様々な力を受け、そのような力の一例が図6B
に示される。図6Bにおいて、足首28及び靴70は内
転状態にある。内転は足首28及び靴70の内横57へ
の転回、すなわち内向き転回である。内転は、靴70が
横截面上で捻れたときにおこり、足首28に過内転をお
こさせることができ、着用者に過大な負担及び、内転捻
挫のような、傷害を生じさせ得る。内転捻挫は、足が靭
帯または筋肉で制しきれない力を受けて、関与する靭帯
の損傷が生じたときにおこる。あるいは、足首28及び
靴70が外横59に転回するときに、すなわち外向き転
回時に、外転がおこり得る。一般に、外転捻挫のおこる
頻度は内転捻挫よりはるかに少ない。
【0035】図7A〜7Cは、足首及び本発明にしたが
うサポート部材10をつけた靴の運動特性を示す。図7
Aにおいて、足首28及び靴50は静止状態にある。サ
ポート部材10は靴50の内横57に確実に固定され、
概ね垂直軸72に沿って配向されている。図7Bにおい
て、足首28は靴50の外横59側に捻られる。サポー
ト部材10は外横方向には可撓であり、よって、外横方
向では足首28の自由な動きが可能になる。しかし、図
7Cにおいて、サポート部材10は内横方向には不撓で
ある。すなわち、サポート部材10は足首の靴50の内
横57への捻りを防止する。そのようにして、サポート
部材10は足首28の過内転の可能性を実質的に低減
し、有効に排除する。
【0036】別の実施の形態においては、例えば図8に
示されるように、サポート部材10を靴50の外横59
上に配置することができる。図8に示される別の実施の
形態は、外底64を含む靴56の甲革62に取り付けら
れたサポート部材58を備える。サポート部材58は上
述したサポート部材10と本質上同等であり、サポート
部材10に関して本明細書で論じた手段のいずれにより
靴56に取り付けても差支えない。この特定の実施の形
態において、サポート部材58は関節より若干前方に、
脊柱側を関節とは逆に向けて配置される。この特定の配
向により、足首28の内横57側への動きが阻止され
る。あるいは、サポート部材58を、脊柱側を関節22
に向けて配置しても差支えない、この場合には、サポー
ト部材58は足首28の外横59側への動きを阻止する
ことになろう。また、靴56は複数のサポート部材1
0,58を備えても差支えない。例えば、1つのサポー
ト部材10を内横57上に配することができ、1つのサ
ポート部材58を外横59上に配することができる。そ
のような実施の形態において、サポート部材10,58
を平行な、すなわちサポート部材が同じ曲げ方向におい
て不撓となる、向きに配置することができる。
【0037】図9はグラブ80に配置されたサポート部
材82の別の実施の形態を示す。サポート部材82は上
述したサポート部材10と本質上同等であり、サポート
部材10に関して本明細書で論じた手段のいずれかによ
りグラブ80(またはその他の用具)に取り付けることが
できる。図示される実施の形態において、サポート部材
82は、使用者の手首42に近接してクラブ80の甲に
配置されたポケット84内に配され、ベルクロ・インダ
ストリーズB.V.(Velcro Industries B.V.)社から販売
されるベルクロ(登録商標)のようなフック−ループ型面
ファスナーを用いてポケット内に確実に固定される。ポ
ケット84は、本明細書で説明した方法のいずれかによ
りグラブ80に縫い付けるかまたは接着することができ
る。あるいは、サポート部材を、グラブの掌側に配する
こと及び/または、本明細書で上に論じたように、縫付
けまたは接着によりグラブ80に取り付けても差支えな
い。
【0038】本実施の形態においては、脊柱側は、グラ
ブ80が着用されたときに手首42に向くように配置さ
れる。しかし、サポート部材は逆向きに配置しても差支
えない。脊柱側を手首42に向けてサポート部材82を
配置すれば、サポート部材82は手首42の過伸展の防
止に役立つ。さらに、サポート部材86を、グラブ80
の指部分88の1つまたはそれより多くに、それぞれの
指の関節の1つまたはそれより多くに沿わせて、配する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明にしたがう、屈曲関節に近接して配さ
れた単方向性サポート部材の簡略な図
【図1B】人体の様々な屈曲関節に近接して配された複
数の単方向性サポート部材の簡略な図
【図2A】本発明にしたがう外骨格の一つの実施の形態
の正面図
【図2B】本発明にしたがう外骨格の一つの実施の形態
の背面図
【図2C】本発明にしたがう外骨格の一つの実施の形態
の左側面図
【図2D】本発明にしたがう外骨格の一つの実施の形態
の右側面図
【図2E】図2Aの、線2E−2Eでとられた、外骨格
の簡略な断面図
【図3A】本発明にしたがう脊柱の一つの実施の形態の
正面図
【図3B】本発明にしたがう脊柱の一つの実施の形態の
背面図
【図3C】本発明にしたがう脊柱の一つの実施の形態の
左側面図
【図3D】本発明にしたがう脊柱の一つの実施の形態の
右側面図
【図3E】図3Aの、線3E−3Eでとられた、脊柱の
簡略な断面図
【図4A】本発明にしたがう単方向性サポート部材の正
面図
【図4B】本発明にしたがう単方向性サポート部材の背
面図
【図4C】本発明にしたがう単方向性サポート部材の左
側面図
【図4D】本発明にしたがう単方向性サポート部材の右
側面図
【図4E】図4Aの、線4E−4Eでとられた、可撓状
態にあるサポート部材を示す、簡略な断面図
【図4F】図4Aの、線4E−4Eでとられた、不撓状
態にあるサポート部材を示す、簡略な断面図
【図5】本発明にしたがう単方向性サポート部材の実施
の形態を備える履物製品の内横側の簡略な図
【図6A】静止状態にある着用者の足首及び靴の簡略な
後面図
【図6B】活動状態にある着用者の足首及び靴の簡略な
後面図
【図7A】ある状態にある着用者の足首及び靴の簡略な
後面図であり、靴は本発明にしたがう単方向性サポート
部材の実施の形態を備える
【図7B】図7Aとは異なる状態にある着用者の足首及
び靴の簡略な背面図であり、靴は本発明にしたがう単方
向性サポート部材の実施の形態を備える
【図7C】図7A及び7Bとは異なる状態にある着用者
の足首及び靴の簡略な後面図であり、靴は本発明にした
がう単方向性サポート部材の実施の形態を備える
【図8】本発明にしたがう単方向性サポート部材の別の
実施の形態を備える履物製品の外横側の簡略な図
【図9】本発明にしたがう単方向性サポート部材の別の
実施の形態を備えるグラブの斜視図
【符号の説明】
10 単方向性サポート部材 12 外骨格 14 脊柱 16 椎 20 開口 22 屈曲関節 50,56 運動靴 80 グラブ
フロントページの続き (72)発明者 チャールズ ポール マイケル ジョンソ ン アメリカ合衆国 オレゴン州 97214 ポ ートランド エスイー ベルモント スト リート 1531 Fターム(参考) 4F050 AA01 BC04 BF11 HA21 JA06

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 甲革、外底及び単方向性サポート部材を
    備える履物製品において、前記単方向性サポート部材
    が:少なくとも1つの開口を定める外骨格;及び前記開
    口に嵌合する少なくとも1つの椎を含む脊柱;を備える
    ことを特徴とする履物製品。
  2. 【請求項2】 前記外骨格及び前記脊柱が、嵌合された
    ときに、一方向には可撓であり、逆方向には実質的に不
    撓であることを特徴とする請求項1記載の履物製品。
  3. 【請求項3】 前記外骨格及び前記脊柱が摩擦嵌めによ
    り確実に固定されることを特徴とする請求項1記載の履
    物製品。
  4. 【請求項4】 前記外骨格及び前記脊柱が互いに接着さ
    れることを特徴とする請求項1記載の履物製品。
  5. 【請求項5】 前記サポート部材の形状が、多角形、弓
    形及びこれらの組合せからなる群から選ばれることを特
    徴とする請求項1記載の履物製品。
  6. 【請求項6】 前記サポート部材が近端及び遠端を備
    え、前記遠端の幅が前記近端の幅より狭いことを特徴と
    する請求項1記載の履物製品。
  7. 【請求項7】 前記外骨格が負荷状態において実質的に
    湾曲していることを特徴とする請求項1記載の履物製
    品。
  8. 【請求項8】 前記外骨格が、間隔があらかじめ決定さ
    れた複数の開口を前記外骨格に定め、前記脊柱が、間隔
    が前記外骨格の前記開口と実質的に対応する複数の椎を
    前記脊柱上に含むことを特徴とする請求項1記載の履物
    製品。
  9. 【請求項9】 前記外骨格が高分子材を有してなること
    を特徴とする請求項1記載の履物製品。
  10. 【請求項10】 前記脊柱が高分子材を有してなること
    を特徴とする請求項1記載の履物製品。
  11. 【請求項11】 前記サポート部材が前記甲革上に配さ
    れることを特徴とする請求項1記載の履物製品。
  12. 【請求項12】 前記サポート部材が前記甲革上のポケ
    ット内に配されることを特徴とする請求項11記載の履
    物製品。
  13. 【請求項13】 前記サポート部材がフック−ループ型
    面ファスナーにより前記ポケット内に確実に固定される
    ことを特徴とする請求項12記載の履物製品。
  14. 【請求項14】 前記サポート部材が前記甲革の内横上
    に配されることを特徴とする請求項11記載の履物製
    品。
  15. 【請求項15】 前記サポート部材が前記甲革の外横上
    に配されることを特徴とする請求項11記載の履物製
    品。
  16. 【請求項16】 前記サポート部材が着用者の踵に対応
    する前記甲革の領域に配されることを特徴とする請求項
    11記載の履物製品。
  17. 【請求項17】 前記外骨格が前記外骨格の周縁の少な
    くとも一部分の周りに配されたリップをさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の履物製品。
  18. 【請求項18】 前記サポート部材が前記リップを介し
    て前記甲革に縫い付けられることを特徴とする請求項1
    7記載の履物製品。
  19. 【請求項19】 前記サポート部材が前記甲革に接着さ
    れることを特徴とするする請求項11記載の履物製品。
  20. 【請求項20】 請求項1記載の履物製品において、前
    記履物製品が第2の単方向性サポート部材をさらに備
    え、前記第2の単方向性サポート部材が:少なくとも1
    つの開口を定める第2の外骨格;及び前記第2の外骨格
    の前記開口に嵌合する少なくとも1つの椎を含む第2の
    脊柱;を備えることを特徴とする履物製品。
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