JP2003290215A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JP2003290215A
JP2003290215A JP2002099188A JP2002099188A JP2003290215A JP 2003290215 A JP2003290215 A JP 2003290215A JP 2002099188 A JP2002099188 A JP 2002099188A JP 2002099188 A JP2002099188 A JP 2002099188A JP 2003290215 A JP2003290215 A JP 2003290215A
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ray
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Kazumasa Mihara
一正 三原
Keiichi Hori
慶一 堀
Noriyuki Kawada
則幸 川田
Akira Ishibashi
明 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、被測定体に接触することなく、被測
定体の傾いた断面を入手できる範囲が広いX線CT装置
を提供する。 【解決手段】X線CT装置1は、開口部5を有した本体
2と、この開口部5を囲むように本体2の中へ配置固定
された多数のX線源6と、これらのX線源6から放射さ
れたX線を検出するように本体2の中に配置固定された
検出器5とを備えている。また、本体2は、開口部5を
中心に傾動可能に設けられている。X線CT装置1は、
患者Pの体軸回りにX線源6と検出器7とを回転させな
い。また、これらの駆動装置などを本体2の中に備えな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線源及び検出器
が固定型であって、多数のX線源が被測定体の周りを囲
むように稠密に配置されたX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線CT(Computed Tomography)装置
は、被測定体に対してX線の照射角度を順次変えてX線
を照射し、被測定体を透過したX線を検出器で検出す
る。そして、照射角度の異なる位置で検出されたX線の
データを基に演算処理することで、被測定体の断層画像
を得る。
【0003】X線CT装置の方式の1つに、RR(rota
te-rotate)方式がある。RR方式のX線CT装置は、
被測定体を介してX線源と検出器とを対称の位置に配置
する。X線源と検出器は、被測定体を中心に点対称の位
置を維持した状態で回転する。X線源と検出器が回転す
る範囲は、安全のために駆動装置とともにカバーで覆わ
れる。したがって、X線CT装置は、被測定体を中央に
配置できるように開口部を有したドーナツ状に形成され
る。
【0004】RR方式のX線CT装置は、回転中にX線
を被測定体に向けて連続的、または断続的に照射し、被
測定体を透過したX線を検出器で検出する。検出された
X線のデータは、それぞれ検出されたときの回転位置情
報と関連付けられて収集される。X線の照射角度の異な
る複数のデータを基に、RR方式のX線CT装置は、被
測定体の断層画像を形成する。また、所望する角度の被
測定体の断面を入手するために、X線CT装置は、被測
定体に対してX線源と検出器が回転する軌道を傾倒させ
る。
【0005】患者の透過診断に利用される医療用のX線
CT装置は、患者への負担を軽減するとともに、動いて
いる患者の臓器の断層画像をより鮮明に得るために、短
時間で断層画像を取得する、いわゆる高速スキャニング
が求められている。RR方式のX線CT装置は、X線源
及び検出器の回転速度を速くすることで高速スキャニン
グに対応している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】RR方式のX線CT装
置は、X線源と検出器を駆動装置などとともにカバー内
に収容している。したがって、被測定体の長さ方向に沿
うX線CT装置の厚みが大きい。被測定体が、X線CT
装置の開口部に対して十分に長い場合、X線源と検出器
の回転軌道を過度に傾倒させると、カバーが被測定体に
接触してしまう。
【0007】X線源と検出器の回転軌道を大きくし、開
口部を広げることで、X線CT装置は、被測定体に接触
することなく傾倒できる角度の範囲を広げることができ
る。しかし、RR方式のX線CT装置は、回転軌道を大
きくすると、X線源や検出器などに作用する遠心力が回
転半径に比例して増大する。また、断層画像を短時間で
入手するために、X線源と検出器の回転速度を早くする
と、X線源や検出器などに作用する遠心力が角速度の2
乗に比例して増大する。このため、RR方式のX線CT
装置は、開口部を大きくする場合、増大する遠心力に耐
えうる構造とするとともに、組立精度を向上させなけれ
ばならない。つまり、RR方式のX線CT装置は、被測
定体との接触を回避するために、単に開口部を大きくす
ることで対応することが難しい。
【0008】医療に用いられるRR方式のX線CT装置
は、高速スキャニングをするために、X線源や検出器な
どを速く回転させる。検査に応じて患者の別角度の断面
を入手する必要が生じた場合、X線源や検出器などの回
転中にその回転軌道を傾倒させると、ジャイロモーメン
トにより、X線CT装置を傾倒させたい方向と位相のず
れた方向に傾ける力が作用する問題がある。したがっ
て、RR方式のX線CT装置は、X線源や検出器などの
回転を一度止めた後、傾倒させなければならない。ま
た、X線源や検出器などは、高速度で回転しているの
で、X線源と検出器を停止させるために減速する時間、
及び再始動させるために加速する時間が必要である。
【0009】そこで、本発明は、被測定体に接触するこ
となく、被測定体の斜めの断面を入手できる範囲が広い
X線CT装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に関するX線CT
装置は、被測定体を配置する開口部を有し、開口部に配
置された被測定体に対して傾動可能に設けられた本体
と、開口部を囲んで本体に静止して内蔵された多数のX
線源と、開口部を囲んで本体に静止して内蔵され、X線
源から放射されたX線を検出する検出器とを備える。
【0011】開口部の周りにできるだけ多くのX線源を
配置するために、本体の中に開口部を囲んで環状に形成
された真空容器を設け、この真空容器に多数のX線源を
収容する。また、X線源と検出器の相対的な位置関係の
維持を容易にし、かつ、X線源と検出器とが収容される
本体の容積を小さくするために、真空容器に検出器を固
定する。
【0012】または、被測定対象を配置する開口部を有
した本体と、開口部の中心軸線を中心とする同心円上に
配置された多数のX線源と、開口を囲んで環状に設けら
れて多数のX線源を収容して本体に内蔵された真空容器
と、中心軸線を中心とする同心円上に形成されてX線源
から放射されたX線を検出するように真空容器に固定さ
れた検出部と、多数のX線源と検出器との相対的な位置
関係を維持した状態でX線源と検出器が構成する円を被
測定体に対して傾ける傾動機構とを備える。
【0013】このとき、傾動機構は、多数のX線源から
放射されたX線の照射野の中心線が互いに交差する点を
中心にX線源と検出器とが構成する円を被測定体に対し
て傾動させる。
【0014】被測定体に対してより大きく傾いた断層画
像を取得するために、X線CT装置は、最大に傾動させ
た本体の開口部に被測定体を接触させずに挿入できる測
定有口径をD、本体の最大傾動角度をαmax、開口部が
開口する両端面間の距離をT、開口部の最小径をΦ
開口部の一端の開口径をΦS1、開口部の他端の開口径
をΦS2とするとき、
【数2】 となるように本体を形成する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に関する一実施形態につい
て医療用のX線CT装置1を一例に、図1および図2を
参照して説明する。図1に示すX線CT装置1は、本体
2と、被測定体としての患者Pを寝かせるベッド3と、
患者Pに対して本体2を傾動させる傾動機構4とを備え
ている。
【0016】本体2は、患者Pをベッド3に乗せた状態
で挿入できる開口部5を中央に有する。本体2は、開口
部5を囲んで同心円上に配置された多数のX線源6と、
このX線源6から放射されたX線を検出する検出器7を
内部に備えている。各X線源6は、電子銃8とターゲッ
ト9とアノード10を備えており、開口部5を囲む環状
の真空容器11で覆われている。各電子銃8は、真空容
器11の周方向に沿って等配に配置されている。ターゲ
ット9は、電子銃8に対向して環状に配置されている。
アノード10は、電子銃8とターゲット9の間に配置さ
れ、電子銃8から出射された電子をターゲット9に導
く。電子銃8から出射された電子がターゲット9に衝突
すると、ターゲット9は、電子が衝突したところからX
線を放射する。X線源6は、X線を放射する起点9aが
開口部5の中心軸線Sを中心とする同心円上に並ぶよう
に配置される。検出器7は、開口部5の中心軸線Sを中
心とする同心円上に形成され、真空容器11の内周に沿
って取付けられている。各X線源6から出射されたX線
を検出器7の内周面で検出するために、X線源6と検出
器7とは、中心軸線Sに沿う方向へ相対的にずれて配置
される。
【0017】ベッド3は、昇降装置12とスライド機構
13を備えている。昇降装置12とスライド機構13
は、ベッド3に乗った患者Pを開口部5に挿入し、任意
の位置に位置決めすることができる。図1において、患
者Pの体軸と中心軸線Sは、一致しているが、多少ずれ
ていてもかまわない。
【0018】傾動機構4は、X線源6から検出器7へ放
射されたX線の照射野の中心線Rが互いに交差する点
(傾動中心)Cを中心に、本体2を傾動させる。傾動機
構4の負荷を軽減するために、本体2の下端部は、台座
14で支持されている。
【0019】また、X線CT装置1は、ベッド3と傾動
機構4とX線源6と検出器7とを制御する制御装置15
と、検出器7で得られた情報を演算処理する解析装置1
6を備えた制御ユニット17を備えている。
【0020】傾動機構4によって傾動される本体2の可
動範囲、及び開口部5の形状について、図2を参照して
説明する。図2では、傾動中心Cと直交する水平な軸を
中心に本体2を傾動させたとき、中心軸線Sに沿う方向
の縦断面における本体2の傾動範囲について、本体2の
外形で示す。図2中において、Dは、傾動させた本体2
の開口部5に被測定体である患者Pを接触させずに挿入
できる測定有効径で、dは、その半径である。Tは、本
体2の厚さである。傾動中心Cに対してベッド3側の厚
さをTS1、ベッド3から遠い側をTS2で示す。α
は、本体2の傾動角度で、その最大値をαmaxとする。
Φは、開口部5の最小径である。最小径部は、傾動中
心Cを通る面上に位置する。本体2を傾動させたときに
測定有効径Dと干渉しないために、開口部5は、最小径
の部分から両開口端5a,5bに向かってテーパー状に
広がっている。ΦS1は、ベッド3側の開口端5aの開
口径を示し、ΦS2は、ベッド3側と反対側の開口端5
bの開口径を示す。開口部5は円形であるので、
ΦS1,ΦS2は、式(1−1),式(1−2)で表さ
れる。
【0021】
【数3】
【0022】最大傾動角度αmaxのときに本体2の最小
径部Φが測定有効径Dと干渉しないための条件は、式
(2)のように表される。
【0023】
【数4】
【0024】また、最大傾動角度αmaxのときに開口端
部5a,5bが測定有効径Dと干渉しない条件は、式
(3−1),3(式−2)で表される。
【0025】
【数5】
【0026】式(3−1),式(3−2)の条件は、同
時に満たされなければならないので、式(4)とする。
【0027】
【数6】
【0028】式(1−1),式(1−2)のから、式
(4)は、式(5)と表すことができる。
【0029】
【数7】
【0030】そして、式(2)と式(5)を満たすよう
に本体2の開口部5の形状を決定する。
【0031】X線CT装置1の動作を以下に説明する。
X線CT装置1は、ベッド3に患者Pを乗せ開口部5に
挿入する。このとき、患者Pの測定対象となる部分が本
体2の傾動中心Cに位置するように昇降装置12及びス
ライド機構13で調節する。X線CT装置1は、各X線
源6を順番に切換えてX線を照射し、これらを検出器7
で検出する。X線CT装置1は、患者Pに対して環状に
X線源6と検出器7が配置されているので、断層画像を
得るためにX線源6と検出器7を回転させる必要がな
い。したがって、X線源6と検出器7を回転させるため
の駆動装置を備えていない。X線CT装置1は、検出し
たX線の情報を基に、解析装置16によって演算処理す
ることで、患者Pの断層画像を形成する。
【0032】患者Pの体軸を垂直に横切る方向の断層画
像のみでは、所望の断層画像が得られない場合がある。
このような場合、X線CT装置1は、傾動機構4によっ
て本体2を傾動させる。本体2の内部に固定されたX線
源6と検出器7は、互いの位置を維持した状態で傾動中
心Cを中心に傾動する。これにより、患者Pの体軸に対
して斜めの断層画像を得ることができる。
【0033】X線CT装置1は、X線源6と検出器7を
回転させるための駆動装置を備えていないので、本体2
の外形を図1に2点差線で示す従来のX線CT装置の本
体21の外形に比べて小さくすることができる。したが
って、X線CT装置1は、本体2を傾動させたときに患
者Pに圧迫感を感じさせることがない。また、X線源6
と検出器7が回転しないので、開口部5を大きくするこ
とで、本体2の最大傾動角度αmaxを大きくすることが
できる。すなわち、所望する測定有効径DにあわせてX
線CT装置1を設計することができる。
【0034】さらに、X線CT装置1は、中心軸線S周
りに回転するものがないので、本体2を傾動させたとき
にジャイロモーメントが発生しない。したがって、ある
断層画像を取得した後で傾動角度αを変えて次の断層画
像を取得する場合、先の断層画像の取得し終わると同時
に本体2を傾動させ、直ぐに次の断層画像を取得するこ
とができる。したがって、X線CT装置1による検査の
時間が短縮され、異なる傾動角度αの断層画像を短時間
でたくさん取得することができる。特に、造影剤などを
患者Pに投与して検査する場合、本実施形態に基くX線
CT装置1を使用して短時間でたくさんの断層画像を取
得することにより、所望する断層画像を取得するために
患者Pに投与する造影剤の量や回数を減らすことができ
るので、患者Pの負担を軽減することができる。
【0035】X線CT装置1は、多数のX線源6を開口
部5を囲む環状に設けた真空容器11に収容したので、
より多くのX線源6を配置できる。したがって、断層画
像の精度を向上させることができる。また、検出器7を
真空容器11に固定しているので、X線源6との相対的
な位置関係が維持されやすいとともに、本体2をより小
さくすることができる。
【0036】なお、X線CT装置1は、図2を用いて、
傾動中心Cを通る水平な軸を中心に本体2を傾動した場
合について説明したが、傾動中心Cを通る少なくとも2
つの互いに交わる軸、好ましくは直交する軸について傾
動可能に本体2を支持すると、中心軸線Sに対して任意
の方向に本体2を傾動させることができる。したがっ
て、患者Pに寝返りをさせることなく患者Pの体軸に対
して任意の方向に傾いた断層画像を取得することができ
る。
【0037】また、本発明に関するX線CT装置は、医
療用のみに限らず、工業用、調査研究用として被測定体
の断層画像を取得することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明に関するX線CT装置は、被測定
体を配置する開口部を有し、被測定体を開口部に配置し
た状態で被測定体と相対的に傾動可能に設けられた本体
と、開口部を囲んで本体の中に配置固定される多数のX
線源と、開口部を囲んで本体の中に配置固定され、X線
源から放射されたX線を検出する検出器とを備える。X
線源と検出器が本体に固定されており、X線源と検出器
を移動させる装置がない。したがって、装置の外径を従
来のものよりも小さくまとめることができるので、被測
定体を中心に本体をより大きく傾動させることができ
る。そして、X線源と検出器が回転しないので、被測定
体を配置する開口部を大きくすることができる。また、
開口部を囲んで環状に形成された真空容器にX線源を収
容することで、開口部を囲んでより多くのX線源を小さ
くまとめて配置することができる。さらにこの真空容器
に検出器を取付けることにより、多数のX線源が収容さ
れた真空容器と検出器を小さくまとめることができるの
で、本体をさらに小さくまとめることができる。そし
て、真空容器に検出器を固定することで、X線源と検出
器の相対的な位置関係を維持しやすい。
【0039】また、傾動させた本体の開口部に被測定体
を接触させずに挿入できる測定有口径をD、本体の最大
傾動角度をαmax、開口部が開口する両端面間の距離を
T、開口部の最小径をΦ、開口部の一端の開口径をΦ
S1、開口部の他端の開口径をΦS2とするとき、以下
に示す式によって、測定有効径と干渉することなく傾動
角度αmaxまで傾動させることのできる本体の形状を得
ることができる。
【0040】
【数8】
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する一実施形態のX線CT装置を模
式的に示す断面図。
【図2】図1の本体が傾動する範囲とその開口部の測定
有効径の関係を示す図。
【符号の説明】
1…X線CT装置 2…本体 4…傾動機構 5…開口部 5a,5b…開口端 6…X線源 7…検出器 11…真空容器 C…傾動中心(X線源から放射されたX線の照射野の中
心線が互いに交差する点) D…測定有効径 P…患者(被測定体) S…中心軸線 T…開口部の両端面間の距離 αmax…最大傾動角度 Φ…開口部の最小径 ΦS1…開口部の一端側の開口径 ΦS2…開口部の他端側の開口径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川田 則幸 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社紙・印刷機械事業部内 (72)発明者 石橋 明 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 Fターム(参考) 4C093 AA22 BA03 CA13 CA16 CA39 EA06 EC47

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定体を配置する開口部を有し、前記開
    口部に配置された前記被測定体に対して傾動可能に設け
    られた本体と、 前記開口部を囲んで前記本体に静止して内蔵された多数
    のX線源と、 前記開口部を囲んで前記本体に静止して内蔵され、前記
    X線源から放射されたX線を検出する検出器とを備える
    X線CT装置。
  2. 【請求項2】前記本体が前記開口部を囲んで環状に形成
    された真空容器を備え、この真空容器に前記多数のX線
    源を収容するとともに、前記真空容器に前記検出器が固
    定されている請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 【請求項3】被測定対象を配置する開口部を有した本体
    と、 前記開口部の中心軸線を中心とする同心円上に配置され
    る多数のX線源と、 前記開口を囲んで環状に設けられて前記多数のX線源を
    収容して本体に内蔵された真空容器と、 前記中心軸線を中心とする同心円上に形成されて前記X
    線源から放射されたX線を検出するように前記真空容器
    に固定された検出部と、 前記多数のX線源と前記検出器との相対的な位置関係を
    維持した状態で、前記X線源と前記検出器が構成する円
    を前記被測定体に対して傾ける傾動機構とを備えるX線
    CT装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のX線CT装置において、
    前記傾動機構は、前記多数のX線源から放射されたX線
    の照射野の中心線が互いに交差する点を中心に前記X線
    源と前記検出器とが構成する円を傾動させる。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4の内のいずれか1項
    に記載のX線CT装置において、最大に傾動させた前記
    本体の開口部に被測定体を接触させずに挿入できる測定
    有口径をD、本体の最大傾動角度をαmax、開口部が開
    口する両端面間の距離をT、開口部の最小径をΦ、開
    口部の一端の開口径をΦS1、開口部の他端の開口径を
    ΦS2とするとき、 【数1】 となるように本体が形成されている。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102670229A (zh) * 2011-03-09 2012-09-19 株式会社东芝 X射线ct装置

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CN102670229A (zh) * 2011-03-09 2012-09-19 株式会社东芝 X射线ct装置

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