JP2003289664A - スイッチング電源装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置

Info

Publication number
JP2003289664A
JP2003289664A JP2002090247A JP2002090247A JP2003289664A JP 2003289664 A JP2003289664 A JP 2003289664A JP 2002090247 A JP2002090247 A JP 2002090247A JP 2002090247 A JP2002090247 A JP 2002090247A JP 2003289664 A JP2003289664 A JP 2003289664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
voltage
output
switching power
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002090247A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Uematsu
武 上松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2002090247A priority Critical patent/JP2003289664A/ja
Priority to US10/397,650 priority patent/US6838784B2/en
Priority to CNB031083897A priority patent/CN100392967C/zh
Publication of JP2003289664A publication Critical patent/JP2003289664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/156Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators
    • H02M3/157Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators with digital control
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/0083Converters characterised by their input or output configuration
    • H02M1/009Converters characterised by their input or output configuration having two or more independently controlled outputs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の負荷を駆動するスイッチング電源装置
用の制御回路であって、これら複数の負荷に与えられる
電圧差を速やかに解消することが可能な制御回路を提供
する。 【解決手段】 スイッチング電源装置の出力端子2に現
れる出力電圧Voを監視しこれを安定化させる第1の制
御ループと、出力端子2に接続される第1の負荷31の
電源端子31a近傍の電圧V1及び出力端子2に接続さ
れる第2の負荷32の電源端子32a近傍の電圧V2を
監視し、これらの電圧差を解消させる第2の制御ループ
とを備えている。この場合、第1の制御ループと第2の
制御ループとを非干渉化することが好ましく、第2の制
御ループの応答周波数を第1の制御ループの応答周波数
の10倍以上に設定することがより好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装
置に関し、特に、複数の負荷を駆動するスイッチング電
源装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スイッチング電源装置は、コ
ンピュータ、家電製品、自動車等、様々な製品において
用いられている。代表的なスイッチング電源装置は、ス
イッチング回路を用いて直流入力を一旦交流に変換し、
出力回路を用いて再びこれを直流に変換する装置(DC
/DCコンバータ)であり、これによって入力電圧とは
異なる電圧を持った直流出力を得ることができる。
【0003】このようなスイッチング電源装置において
は、制御回路によって出力電圧が検出され、これに基づ
いてスイッチング回路によるスイッチング動作が制御さ
れる。これにより、スイッチング電源装置が駆動すべき
負荷には安定した動作電圧が供給されることになる。
【0004】しかしながら、スイッチング電源装置の出
力端子から負荷の電源端子までの距離が長い場合、この
間に存在する寄生成分等の影響によって、実際に負荷の
電源端子に現れる電圧が目標値から外れてしまうことが
ある。このような問題を解決すべく、近年、いわゆるリ
モートセンシング方式を用いたスイッチング電源装置が
提案され、実用化されている。リモートセンシング方式
とは、出力コンデンサを負荷の電源端子近傍に配置し、
当該部分においてスイッチング電源装置による出力電圧
の検出を行う方式である。
【0005】このような方式を用いれば、スイッチング
電源装置の出力端子から負荷の電源端子までの距離が長
い場合であっても、この間に存在する寄生成分等の影響
を最小限に抑えることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一つの
スイッチング電源装置を用いて複数の負荷を駆動する場
合、ある負荷に流れる負荷電流(スイッチング電源装置
から見れば出力電流)が急激に増大すると、当該負荷に
対して設けられた出力コンデンサが急激に放電されるた
め、当該負荷の電源端子の電圧が低下し、これにより、
他の負荷の電源端子との間に電圧差が生じてしまう。と
ころが、リモートセンシング方式を用いたスイッチング
電源装置においては、スイッチング電源装置の出力端子
に通常設けられるべき出力コンデンサが省略乃至は非常
に小型化されることから、このような電圧差が発生する
と、各負荷に対して設けられた出力コンデンサ間におい
て電荷の移動が生じ、これに伴って、各負荷の電源端子
の電圧が大きく変動してしまうという問題があった。
【0007】特に、CPU(セントラル・プロセッシン
グ・ユニット)やDSP(デジタル・シグナル・プロセ
ッサ)は非常に高速な動作を行うデバイスであるととも
に、活性状態においては大電流を消費とし、非活性状態
においては僅かな電流しか消費しないことから、負荷電
流の変化が非常に急激である。このため、一つのスイッ
チング電源装置を用いて駆動する複数の負荷にCPUや
DSPが含まれている場合には、上記問題は非常に顕著
なものとなる。
【0008】具体的には、図5に示すように、一つのス
イッチング電源装置CONVを用いて2つの負荷LOA
D1、LOAD2を駆動する場合において、負荷LOA
D1に対して設けられた出力コンデンサC1の電圧をV
1、負荷LOAD2に対して設けられた出力コンデンサ
C2の電圧をV2、分岐点Aから出力コンデンサC1ま
での間に存在する寄生インダクタンス成分をL1、分岐
点Aから出力コンデンサC2までの間に存在する寄生イ
ンダクタンス成分をL2とすると、負荷LOAD1に流
れる負荷電流の急増によって電圧V1が低下し、電圧V
1と電圧V2との間に電圧差△V(=V1−V2)が生
じると、出力コンデンサC2から出力コンデンサC1に
は、
【0009】
【数1】 によって与えられる電流△Iが流れることになる。式
(1)において、tは電圧V1と電圧V2との間に電圧
差△Vが生じている時間である。
【0010】ここで、寄生インダクタンス成分L1、L
2は一般に非常に小さいことから(例えば数十nH程
度)、出力コンデンサC2から出力コンデンサC1に流
れる電流△Iはかなり大きなものとなり、これによっ
て、出力コンデンサC2の電圧V2も低下してしまう。
【0011】このように、従来のスイッチング電源装置
においては、複数接続された負荷の一つに流れる負荷電
流が急増し、これに対応して設けられた出力コンデンサ
の電圧が低下すると、他の負荷に対応して設けられた出
力コンデンサの電圧も大きく低下してしまうという問題
があった。このような問題は、スイッチング電源装置の
応答速度を高めることによって解消することが可能であ
ると考えられるが、応答速度を高めるためには、スイッ
チング電源装置の出力端子に設けられるべき出力コンデ
ンサを削除するか或いはその容量を非常に小さくする必
要があり、この場合、各負荷に対応して設けられた出力
コンデンサ間に流れる電流はますます増大してしまう。
【0012】したがって、本発明の目的は、複数の負荷
を駆動するスイッチング電源装置用の制御回路であっ
て、これら複数の負荷に与えられる電圧差を速やかに解
消することが可能な制御回路を提供することである。
【0013】また、本発明の他の目的は、複数の負荷を
駆動するスイッチング電源装置であって、これら複数の
負荷に与えられる電圧差を速やかに解消することが可能
なスイッチング電源装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
スイッチング電源装置用の制御回路であって、前記スイ
ッチング電源装置の出力端子に現れる出力電圧を監視し
これを安定化させる第1の制御ループと、前記出力端子
に接続される第1の負荷の電源端子近傍の電圧及び前記
出力端子に接続される第2の負荷の電源端子近傍の電圧
を監視し、これらの電圧差を解消させる第2の制御ルー
プとを備えていることを特徴とする制御回路によって達
成される。
【0015】本発明の好ましい実施態様においては、前
記第1の制御ループと前記第2の制御ループとが非干渉
化されている。
【0016】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第2の制御ループの応答周波数が、前記第1の
制御ループの応答周波数の10倍以上である。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第2の制御ループは、前記第1の負荷の電源端
子近傍の電圧及び前記第2の負荷の電源端子近傍の電圧
の少なくとも一方が低下したことに応答して、前記出力
電圧を上昇させる。
【0018】本発明の前記目的はまた、スイッチング電
源装置用の制御回路であって、前記スイッチング電源装
置の出力端子に現れる出力電圧に基づいて第1のフィー
ドバック信号を生成する手段と、前記出力端子に接続さ
れる第1の負荷の電源端子近傍の電圧及び前記出力端子
に接続される第2の負荷の電源端子近傍の電圧に基づい
て第2のフィードバック信号を生成する手段と、前記第
1のフィードバック信号及び前記第2のフィードバック
信号に基づいて第3のフィードバック信号を生成する手
段と、前記第3のフィードバック信号に基づいて前記ス
イッチング電源装置の主回路部の動作を制御する手段と
を備えていることを特徴とする制御回路によって達成さ
れる。
【0019】本発明の好ましい実施態様においては、前
記第1のフィードバック信号を生成する手段の応答周波
数が、前記第3のフィードバック信号を生成する手段の
応答周波数よりも低い。
【0020】本発明の前記目的はまた、少なくともスイ
ッチ素子を含み、出力端子に出力電圧を発生させる主回
路部と、前記主回路部に含まれる前記スイッチ素子の動
作を制御する制御回路とを備えるスイッチング電源装置
であって、前記制御回路は、前記出力電圧を監視しこれ
を安定化させる第1の制御ループと、前記出力端子に接
続される第1の負荷の電源端子近傍の電圧及び前記出力
端子に接続される第2の負荷の電源端子近傍の電圧を監
視し、これらの電圧差を解消させる第2の制御ループと
を備えていることを特徴とするスイッチング電源装置に
よって達成される。
【0021】本発明の前記目的はまた、少なくともスイ
ッチ素子を含み、出力端子に出力電圧を発生させる主回
路部と、前記主回路部に含まれる前記スイッチ素子の動
作を制御する制御回路とを備えるスイッチング電源装置
であって、前記制御回路は、前記出力電圧に基づいて第
1のフィードバック信号を生成する手段と、前記出力端
子に接続される第1の負荷の電源端子近傍の電圧及び前
記出力端子に接続される第2の負荷の電源端子近傍の電
圧に基づいて第2のフィードバック信号を生成する手段
と、前記第1のフィードバック信号及び前記第2のフィ
ードバック信号に基づいて第3のフィードバック信号を
生成する手段と、前記第3のフィードバック信号に基づ
いて前記主回路部に含まれる前記スイッチ素子のオン/
オフタイミングを決定する手段とを備えていることを特
徴とするスイッチング電源装置によって達成される。
【0022】本発明によれば、第1の負荷の電源端子近
傍の電圧と第2の負荷の電源端子近傍の電圧との間に電
圧差が生じた場合であってもこれが解消されることか
ら、例えば、第1及び第2の負荷の一方に流れる負荷電
流が急増し、これにより当該一方の負荷の電源端子の電
圧が低下した場合であっても、他方の負荷の電源端子の
電圧の低下が効果的に抑制される。また、第1の制御ル
ープと第2の制御ループとを非干渉化、特にその応答周
波数を10倍以上異ならせれば、一方の制御が他方の制
御を乱すことがなくなる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施態様について詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
るスイッチング電源装置の回路図である。
【0025】図1に示すように、本実施態様にかかるス
イッチング電源装置は、入力電源端子1に供給される入
力電圧Vinを降圧して出力電圧Voを生成し、これを
出力電源端子2に供給する装置であり、入力コンデンサ
3と、主回路部10と、制御回路20とを備えて構成さ
れる。また、出力電源端子2には、2つの直流負荷31
及び32が共通に接続されており、直流負荷31の電源
端子31aの近傍には出力コンデンサ31Cが設けら
れ、直流負荷32の電源端子32aの近傍には出力コン
デンサ32Cが設けられている。また、図1に示すよう
に、分岐点Aと出力コンデンサ31Cとの間には寄生イ
ンダクタンス成分L31が存在しており、分岐点Aと出
力コンデンサ32Cとの間には寄生インダクタンス成分
L32が存在している。これら寄生インダクタンス成分
L31、L32のインダクタンスは非常に小さく、一般
的には、約数十nH程度である。
【0026】これら直流負荷31及び32の種類として
は特に限定されないが、本実施態様は、これら直流負荷
31及び32の少なくとも一方がCPUやDSP等、負
荷電流の変化が急激であるタイプの直流負荷である場合
において特に有効である。
【0027】主回路部10は、スイッチ素子11,12
と、出力リアクトル13とを備えている。スイッチ素子
11と出力リアクトル13とは、入力コンデンサ3と出
力電源端子2との間に直列に接続されており、スイッチ
素子12はスイッチ素子11と出力リアクトル13の接
続点とグランドとの間に接続されている。これらスイッ
チ素子11及び12は、制御回路20による制御のもと
所定のデッドタイムを介して交互にオン状態とされる。
尚、図1に示すように、本実施態様にかかるスイッチン
グ電源装置の主回路部10には出力コンデンサが備えら
れておらず、各直流負荷31及び32に対応してそれぞ
れ設けられた出力コンデンサ31C及び32Cによって
代用されている。これにより、スイッチング電源装置の
出力電源端子2と直流負荷31及び32との距離が離れ
ている場合であっても、電源端子31a、32aにおけ
る電圧が安定化されている。
【0028】図2は、制御回路20の回路図である。
【0029】図2に示すように、制御回路20は、減算
器21,22と、抵抗23,24と、補償器25,26
と、PWMパルス生成器27と、バッファ28と、イン
バータ29とを備えている。
【0030】減算器21は、出力電源端子2に現れる出
力電圧Voとその目標値である基準電圧Vrefとを比
較してその差を得るための回路であり、得られた差電圧
は補償器25に供給される。補償器25は、制御性能の
改善と安定化を図るための回路であり、所定の応答周波
数を有している。本実施態様においては、補償器25の
応答周波数をf1と定義する。補償器25の出力である
フィードバック電圧Vf1は、減算器22に供給され
る。
【0031】抵抗23,24はその抵抗値が互いに等し
く、それぞれ一端に出力コンデンサ31Cの電圧V1及
び出力コンデンサ32Cの電圧V2を受けるとともに、
他端が共通接続されている。これにより、抵抗23と抵
抗24の接続点(他端)の電圧であるフィードバック電
圧Vf2は、出力コンデンサ31Cの電圧V1と出力コ
ンデンサ32Cの電圧V2の中間値に一致する。かかる
フィードバック電圧Vf2は、減算器22に供給され
る。
【0032】減算器22は、フィードバック電圧Vf1
からフィードバック電圧Vf2を減じる回路であり、得
られた差電圧は補償器26に供給される。補償器26
は、制御性能の改善と安定化を図るための回路であり、
所定の応答周波数を有している。本実施態様において
は、補償器26の応答周波数をf2と定義する。ここ
で、補償器26の応答周波数f2は、補償器25の応答
周波数f1よりも十分に高く設定する必要があり、10
倍以上高く設定することが好ましい。また、補償器25
の出力であるフィードバック電圧Vf3はPWMパルス
生成器27に供給される。
【0033】PWMパルス生成器27は、補償器26か
らの出力を受けこれに基づいてPWMパルスSを生成す
る回路であり、生成されたPWMパルスSは、バッファ
28及びインバータ29に供給される。バッファ28及
びインバータ29の出力である駆動信号S11,S12
は、それぞれスイッチ素子11,12に供給され、これ
らスイッチ素子11,12は、対応する駆動信号S1
1,S12がハイレベル(H)である場合にオン状態と
なり、ローレベル(L)である場合にオフ状態となる。
これにより、スイッチ素子11及び12は交互にオン状
態とされる。
【0034】尚、特に限定されるものではないが、制御
回路20を構成する各要素のうち、バッファ28及びイ
ンバータ29を除く各要素については、大きなドライブ
能力を必要としないことから、これらを1つの半導体チ
ップ上に集積することが好ましい。
【0035】図3は、補償器25,26の一例を示す回
路図である。
【0036】図3に示すように、補償器25,26の一
例である回路は、抵抗41〜43と、コンデンサ44,
45と、オペアンプ46とを備えた所定のゲインを有す
るフィルタ回路である。このような構成からなる補償器
25,26を用いた場合、その応答周波数f1,f2の
設定は、主にコンデンサ45の定数やオペアンプ46の
特性を適宜選択することによって調整することが可能で
ある。上述のとおり、補償器25の応答周波数f1と補
償器26の応答周波数f2との関係は、 f1≪f2 に設定され、好ましくは 10×f1<f2 に設定される。
【0037】次に、本実施態様にかかるスイッチング電
源装置の動作について説明する。
【0038】まず、フィードバック電圧Vf1は、基準
電圧Vrefから出力電源端子2に現れる出力電圧Vo
を減じた差電圧が補償器25を通過した後の電圧である
ことから、基準電圧Vrefに対して出力電源端子2に
現れる出力電圧Voが高ければ高いほどフィードバック
電圧Vf1のレベルは低くなり、逆に、基準電圧Vre
fに対して出力電源端子2に現れる出力電圧Voが低け
れば低いほどフィードバック電圧Vf1のレベルは高く
なる。
【0039】また、フィードバック電圧Vf2は、出力
コンデンサ31Cの電圧V1と出力コンデンサ32Cの
電圧V2の中間値に相当することから、電圧V1及び電
圧V2の少なくとも一方が低下した場合、これに連動し
てフィードバック電圧Vf2のレベルも低下することに
なる。すなわち、出力コンデンサ31Cの電圧V1及び
出力コンデンサ32Cの電圧V2が所望の電圧に安定し
ている場合には、フィードバック電圧Vf2も当該所望
の電圧となり、これらの一方が低下した場合には、フィ
ードバック電圧Vf2のレベルはその低下量の半分に相
当する電圧分だけ低下することになる。
【0040】そして、減算器22により、フィードバッ
ク電圧Vf1からフィードバック電圧Vf2が減じられ
ることから、補償器26を通過した後の電圧であるフィ
ードバック電圧Vf3は、基準電圧Vrefに対して出
力電圧Voが高ければ高いほどそのレベルは低く、基準
電圧Vrefに対して出力電圧Voが低ければ低いほど
そのレベルは高くなり、さらに、電圧V1及び電圧V2
の少なくとも一方が低下した場合にはそのレベルが高く
なる。
【0041】図4は、PWMパルス生成器27において
PWMパルスSが生成される様子を示すタイミング図で
ある。
【0042】図4に示すように、PWMパルス生成器2
7においては、内部で生成されるのこぎり波CTと補償
器26より供給されるフィードバック電圧Vf3のレベ
ルが比較され、フィードバック電圧Vf3のレベルの方
がのこぎり波CTのレベルよりも高い場合にはPWMパ
ルスSのレベルがハイレベルとされ、逆に、のこぎり波
CTのレベルの方がフィードバック電圧Vf3のレベル
よりも高い場合にはPWMパルスSのレベルがローレベ
ルとされる。ここで、のこぎり波CTの波形は常に一定
に保たれることから、PWMパルスSのデューティは、
フィードバック電圧Vf3のレベルが高ければ高いほど
大きくなり、フィードバック電圧Vf3のレベルが低け
れば低いほど小さくなる。
【0043】したがって、出力コンデンサ31Cの電圧
V1及び出力コンデンサ32Cの電圧V2が所望の電圧
に安定している場合においては、出力電圧Voのレベル
が低くなれば低くなるほどPWMパルスSのデューティ
は大きくなり、逆に、出力電圧Voのレベルが高くなれ
ば高くなるほどPWMパルスSのデューティは小さくな
る。そして、かかるPWMパルスSに基づいて駆動信号
S11、S12が生成され、スイッチ素子11、12に
それぞれ供給されることから、出力電圧Voが基準電圧
Vrefに一致するように制御が行われることになる。
ここで、出力電圧Voに基づいてこれを安定化させる制
御ループを「第1の制御ループ」と呼ぶ。第1の制御ル
ープには、図2に示すようにその応答周波数f1が相対
的に低い補償器25が介在していることから、第1の制
御ループの応答速度は主に補償器25の応答周波数f1
によって制限され、応答速度は相対的に低いものとな
る。
【0044】一方、このような制御が行われている間、
出力コンデンサ31Cの電圧V1及び出力コンデンサ3
2Cの電圧V2の少なくとも一方が急激に低下したこと
によってフィードバック電圧Vf2のレベルが低下した
場合には、その低下量に応じてフィードバック電圧Vf
3のレベルが嵩上げされる。このため、フィードバック
電圧Vf2のレベルが急速に低下すると、PWMパルス
Sのデューティは急速に大きくなる。これによって出力
電圧Voは速やかに高められ、電圧の低下した出力コン
デンサ31C及び/又は出力コンデンサ32Cの電圧
(C1,C2)は、速やかに回復することになる。
【0045】このことは、式(1)に示す時間tの値が
大幅に短縮されることを意味することから、出力コンデ
ンサC1(C2)から出力コンデンサC2(C1)に流
れる電流△Iは、従来のスイッチング電源装置に比べて
大幅に低減される。これにより、例えば、直流負荷31
の負荷電流が急激に増大した場合であっても、他方の直
流負荷32の電源端子32aの電圧V2の低下が効果的
に抑制される。
【0046】ここで、電圧V1及びV2に基づく制御ル
ープを「第2の制御ループ」と呼んだ場合、かかる第2
の制御ループには、応答周波数の低い補償器25が介在
していないため、第2の制御ループの応答速度は主に補
償器26の応答周波数f2によって決まる。すなわち、
第2の制御ループの応答速度は、第1の制御ループに比
べて相対的に高いものとなる。すなわち、本実施態様に
おいては、両制御ループ間における干渉が排除されてい
る。したがって、出力電圧Voに基づく出力電圧Voの
安定化動作と、電圧V1,V2に基づく電圧差△Vの解
消動作を同時に達成することができ、一方の制御が他方
の制御を乱すことがない。
【0047】このように、本実施態様にかかるスイッチ
ング電源装置においては、出力コンデンサ31Cの電圧
V1と出力コンデンサ32Cの電圧V2との間に電圧差
△Vが生じた場合、これが速やかに解消されることか
ら、出力コンデンサ31Cと出力コンデンサ32Cとの
間に流れる電流△Iを効果的に抑制することが可能とな
る。しかも、本実施態様においては、第1の制御ループ
と第2の制御ループとが非干渉化されていることから、
電圧差△Vを解消するための動作によって出力電圧Vo
の安定化動作が阻害されることがない。
【0048】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0049】例えば、上記実施態様においては、1つの
スイッチング電源装置を用いて2つの直流負荷31及び
32を駆動する場合を例に説明したが、本発明において
共通に駆動可能な直流負荷の数としては2つに限定され
るものではなく、3以上の直流負荷を共通に駆動する場
合においても本発明は効果的である。この場合、これら
3以上の直流負荷の各電源端子の電圧の平均値若しくは
これに連動する電圧をフィードバック電圧Vf2として
用いればよい。
【0050】また、上記各実施態様にかかるスイッチン
グ電源装置においては、減算器21にて出力電圧Voと
基準電圧Vrefとを直接減算しているが、抵抗を用い
た分圧回路により出力電圧Voを分圧し、得られた電圧
と基準電圧Vrefを用いた減算を行うことによってフ
ィードバック電圧Vf1を生成しても構わない。
【0051】同様に、上記各実施態様にかかるスイッチ
ング電源装置においては、出力コンデンサ31Cの電圧
V1と出力コンデンサ32Cの電圧V2の中間電圧をそ
のままフィードバック電圧Vf2として用いているが、
抵抗を用いた分圧回路によりかかる中間電圧を分圧し、
得られた電圧をフィードバック電圧Vf2として用いて
も構わない。
【0052】さらに、上記実施態様において示した主回
路部10は、本発明の適用が可能なスイッチング電源装
置の主回路部の一例であり、これ以外の回路構成を有す
る主回路部を用いたスイッチング電源装置に本発明を適
用することも可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
出力電圧が共通に与えられる複数の負荷の各電源端子に
電圧差が生じた場合であっても、これを速やかに解消す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施態様にかかるスイッチン
グ電源装置の回路図である。
【図2】制御回路20の回路図である。
【図3】補償器25,26の一例を示す回路図である。
【図4】PWMパルス生成器27においてPWMパルス
Sが生成される様子を示すタイミング図である。
【図5】一つのスイッチング電源装置を用いて2つの負
荷を駆動する回路を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 入力電源端子 2 出力電源端子 3 入力コンデンサ 10 主回路部 11,12 スイッチ素子 13 出力リアクトル 20 制御回路 21,22 減算器 23,24 抵抗 25,26 補償器 27 PWMパルス生成器 28 バッファ 29 インバータ 31,32 直流負荷 31a,32a 電源端子 41〜43 抵抗 44,45 コンデンサ 46 オペアンプ A 接続点 C31,C32 出力コンデンサ L31,L32 寄生インダクタンス成分

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング電源装置用の制御回路であ
    って、前記スイッチング電源装置の出力端子に現れる出
    力電圧を監視しこれを安定化させる第1の制御ループ
    と、前記出力端子に接続される第1の負荷の電源端子近
    傍の電圧及び前記出力端子に接続される第2の負荷の電
    源端子近傍の電圧を監視し、これらの電圧差を解消させ
    る第2の制御ループとを備えていることを特徴とする制
    御回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の制御ループと前記第2の制御
    ループとが非干渉化されていることを特徴とする請求項
    1に記載の制御回路。
  3. 【請求項3】 前記第2の制御ループの応答周波数が、
    前記第1の制御ループの応答周波数の10倍以上である
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御回路。
  4. 【請求項4】 前記第2の制御ループは、前記第1の負
    荷の電源端子近傍の電圧及び前記第2の負荷の電源端子
    近傍の電圧の少なくとも一方が低下したことに応答し
    て、前記出力電圧を上昇させるものであることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御回路。
  5. 【請求項5】 スイッチング電源装置用の制御回路であ
    って、前記スイッチング電源装置の出力端子に現れる出
    力電圧に基づいて第1のフィードバック信号を生成する
    手段と、前記出力端子に接続される第1の負荷の電源端
    子近傍の電圧及び前記出力端子に接続される第2の負荷
    の電源端子近傍の電圧に基づいて第2のフィードバック
    信号を生成する手段と、前記第1のフィードバック信号
    及び前記第2のフィードバック信号に基づいて第3のフ
    ィードバック信号を生成する手段と、前記第3のフィー
    ドバック信号に基づいて前記スイッチング電源装置の主
    回路部の動作を制御する手段とを備えていることを特徴
    とする制御回路。
  6. 【請求項6】 前記第1のフィードバック信号を生成す
    る手段の応答周波数が、前記第3のフィードバック信号
    を生成する手段の応答周波数よりも低いことを特徴とす
    る請求項5に記載の制御回路。
  7. 【請求項7】 少なくともスイッチ素子を含み、出力端
    子に出力電圧を発生させる主回路部と、前記主回路部に
    含まれる前記スイッチ素子の動作を制御する制御回路と
    を備えるスイッチング電源装置であって、前記制御回路
    は、前記出力電圧を監視しこれを安定化させる第1の制
    御ループと、前記出力端子に接続される第1の負荷の電
    源端子近傍の電圧及び前記出力端子に接続される第2の
    負荷の電源端子近傍の電圧を監視し、これらの電圧差を
    解消させる第2の制御ループとを備えていることを特徴
    とするスイッチング電源装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の制御ループと前記第2の制御
    ループとが非干渉化されていることを特徴とする請求項
    7に記載のスイッチング電源装置。
  9. 【請求項9】 少なくともスイッチ素子を含み、出力端
    子に出力電圧を発生させる主回路部と、前記主回路部に
    含まれる前記スイッチ素子の動作を制御する制御回路と
    を備えるスイッチング電源装置であって、前記制御回路
    は、前記出力電圧に基づいて第1のフィードバック信号
    を生成する手段と、前記出力端子に接続される第1の負
    荷の電源端子近傍の電圧及び前記出力端子に接続される
    第2の負荷の電源端子近傍の電圧に基づいて第2のフィ
    ードバック信号を生成する手段と、前記第1のフィード
    バック信号及び前記第2のフィードバック信号に基づい
    て第3のフィードバック信号を生成する手段と、前記第
    3のフィードバック信号に基づいて前記主回路部に含ま
    れる前記スイッチ素子のオン/オフタイミングを決定す
    る手段とを備えていることを特徴とするスイッチング電
    源装置。
JP2002090247A 2002-03-28 2002-03-28 スイッチング電源装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置 Pending JP2003289664A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002090247A JP2003289664A (ja) 2002-03-28 2002-03-28 スイッチング電源装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置
US10/397,650 US6838784B2 (en) 2002-03-28 2003-03-25 Control circuit for switching power supply device and switching power supply device used therewith
CNB031083897A CN100392967C (zh) 2002-03-28 2003-03-28 开关电源装置的控制电路及采用该控制电路的开关电源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002090247A JP2003289664A (ja) 2002-03-28 2002-03-28 スイッチング電源装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003289664A true JP2003289664A (ja) 2003-10-10

Family

ID=28449559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002090247A Pending JP2003289664A (ja) 2002-03-28 2002-03-28 スイッチング電源装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6838784B2 (ja)
JP (1) JP2003289664A (ja)
CN (1) CN100392967C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072004A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Tdk-Lambda Corp 電源装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7405497B2 (en) * 2004-04-13 2008-07-29 Electrovaya Inc. Integrated power supply system
JP3783964B2 (ja) * 2004-07-29 2006-06-07 ソニー株式会社 電源制御回路
US8901904B2 (en) * 2009-04-15 2014-12-02 Linear Technology Corporation Voltage and current regulators with switched output capacitors for multiple regulation states
JP2023043717A (ja) * 2021-09-16 2023-03-29 キオクシア株式会社 半導体装置及び半導体集積回路

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4129788A (en) * 1977-04-26 1978-12-12 Dracon Industries High efficiency DC to DC converter
JPH0823673A (ja) * 1989-05-18 1996-01-23 Hirotami Nakano スイッチング電源装置およびその絶縁方法
US5128595A (en) * 1990-10-23 1992-07-07 Minami International Corporation Fader for miniature lights
US5481140A (en) * 1992-03-10 1996-01-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Demand control apparatus and power distribution control system
CN1076792A (zh) * 1992-03-23 1993-09-29 杜伟毅 性价比高的开关电源控制、驱动电路
EP0901215A4 (en) * 1996-06-24 2000-01-05 Tdk Corp SWITCHING POWER SUPPLY
US5914591A (en) * 1996-12-25 1999-06-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Switching power supply
JP3585730B2 (ja) * 1998-05-07 2004-11-04 芝府エンジニアリング株式会社 電力供給システム
CN1130000C (zh) * 1999-01-22 2003-12-03 松下电器产业株式会社 开关电源
JP2000324826A (ja) * 1999-05-07 2000-11-24 Sony Corp スイッチング電源回路
JP2001095251A (ja) * 1999-09-22 2001-04-06 Sony Corp スイッチング電源回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072004A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Tdk-Lambda Corp 電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6838784B2 (en) 2005-01-04
CN100392967C (zh) 2008-06-04
US20030185030A1 (en) 2003-10-02
CN1448820A (zh) 2003-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11750083B2 (en) Overvoltage protection circuit, integrated circuit and switching converter with the same
US8717002B2 (en) Constant on-time converter and control method thereof
US10199928B1 (en) Soft start of switched capacitor converters by reducing voltage provided by initial power switch
US8760138B2 (en) DC-DC converter control circuit and DC-DC converter including same
CN105450024B (zh) 多级放大器
US8330442B2 (en) DC to DC converter and method for reducing overshoot
US7688047B2 (en) Power circuit and method of rising output voltage of power circuit
US7336057B2 (en) DC/DC converter
US7489118B2 (en) Method and apparatus for high-efficiency DC stabilized power supply capable of effectively reducing noises and ripples
US8692471B2 (en) LED driving system and method
TW200922088A (en) Semiconductor circuit and switching power supply apparatus
TW201431261A (zh) 用於轉換器之電流限制機制
US8164218B2 (en) Power converters and associated methods of control
US7078884B2 (en) Power supply apparatus and control circuit therefor
JP3624186B2 (ja) スイッチング電源装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置
US7135843B2 (en) Switching power supply device
JP3511021B2 (ja) スイッチング電源装置
US7071582B2 (en) Output rising slope control technique for power converter
JP2003289664A (ja) スイッチング電源装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置
JP6637717B2 (ja) Dc/dcコンバータおよびその制御回路、システム電源
US11258347B2 (en) Control system and control method for reducing total harmonic distortion
JP4545526B2 (ja) 電源制御用半導体集積回路およびスイッチング電源装置
JPH0923641A (ja) スイッチング電源の駆動方式
JPH1141914A (ja) Dc−dcコンバータ
JP2005020922A (ja) チャージポンプ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060815

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070116