JP2003289564A - 送信装置及び送信方法 - Google Patents
送信装置及び送信方法Info
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- JP2003289564A JP2003289564A JP2002092060A JP2002092060A JP2003289564A JP 2003289564 A JP2003289564 A JP 2003289564A JP 2002092060 A JP2002092060 A JP 2002092060A JP 2002092060 A JP2002092060 A JP 2002092060A JP 2003289564 A JP2003289564 A JP 2003289564A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 有限な拡散コードを有効に割り当てて多
重数の増大を図り、送信電力の変動を抑えること。 【解決手段】 タイミング制御部107は、新たなチャ
ネルの通信依頼を受けた場合、送信ブロック単位の長
さ、初期送信電力を示す情報等に基づいて、新たな通信
チャネルの送信開始タイミング及び拡散コード番号を設
定する。符号化部101−1〜101−nは、互いに異
なるチャネルの送信データに対して符号化及び無線フレ
ーム組立を行い、タイミング制御部107から指示され
たタイミングで間欠的に出力する。コード発生部102
−1〜102−nは、タイミング制御部107から指示
されたタイミングで、指示されたコード番号の拡散コー
ドを発生させる。乗算器103−1〜103−nは、符
号化部101−1〜101−nから出力された送信信号
にコード発生部102−1〜102−nから出力された
拡散コードを乗算することにより、送信信号を拡散す
る。
重数の増大を図り、送信電力の変動を抑えること。 【解決手段】 タイミング制御部107は、新たなチャ
ネルの通信依頼を受けた場合、送信ブロック単位の長
さ、初期送信電力を示す情報等に基づいて、新たな通信
チャネルの送信開始タイミング及び拡散コード番号を設
定する。符号化部101−1〜101−nは、互いに異
なるチャネルの送信データに対して符号化及び無線フレ
ーム組立を行い、タイミング制御部107から指示され
たタイミングで間欠的に出力する。コード発生部102
−1〜102−nは、タイミング制御部107から指示
されたタイミングで、指示されたコード番号の拡散コー
ドを発生させる。乗算器103−1〜103−nは、符
号化部101−1〜101−nから出力された送信信号
にコード発生部102−1〜102−nから出力された
拡散コードを乗算することにより、送信信号を拡散す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA方式の基
地局装置の送信装置及び送信方法に関する。
地局装置の送信装置及び送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信では、通信チャネル毎にリソー
スが割り当てられる。CDMA方式では、リソースとし
て拡散コードが用いられる。
スが割り当てられる。CDMA方式では、リソースとし
て拡散コードが用いられる。
【0003】従来のCDMA方式の無線通信の下り回線
の場合、通信チャネル毎に固有の拡散コードが割り当て
られ、基地局装置は、互いに異なる拡散コードで拡散さ
れた各通信端末装置への信号を多重して送信する。
の場合、通信チャネル毎に固有の拡散コードが割り当て
られ、基地局装置は、互いに異なる拡散コードで拡散さ
れた各通信端末装置への信号を多重して送信する。
【0004】ここで、通信チャネルの中には、データを
時間軸上で間欠的に送信するものがある。以下、これを
間欠送信チャネルという。
時間軸上で間欠的に送信するものがある。以下、これを
間欠送信チャネルという。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
CDMA方式の無線通信では、通信チャネルの内容によ
らず全ての通信チャネルに対して互いに異なる拡散コー
ドを割り当てているため、拡散コードが有限であること
から、多重数が制限されてしまうという問題を有してい
る。
CDMA方式の無線通信では、通信チャネルの内容によ
らず全ての通信チャネルに対して互いに異なる拡散コー
ドを割り当てているため、拡散コードが有限であること
から、多重数が制限されてしまうという問題を有してい
る。
【0006】また、間欠送信チャネルを同時に多重する
と送信電力の変動が大きくなり、他セルへの干渉量の増
大やマルチパスによる自セルの干渉量の増大を招いてし
まう。
と送信電力の変動が大きくなり、他セルへの干渉量の増
大やマルチパスによる自セルの干渉量の増大を招いてし
まう。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、CDMA方式の無線通信において、有限な拡散コ
ードを有効に割り当てて多重数の増大を図ることがで
き、送信電力の変動を抑えることができる基地局装置の
送信装置及び送信方法を提供することを目的とする。
あり、CDMA方式の無線通信において、有限な拡散コ
ードを有効に割り当てて多重数の増大を図ることがで
き、送信電力の変動を抑えることができる基地局装置の
送信装置及び送信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の送信装置は、時
間軸上で間欠的に送信するチャネルのデータの送信タイ
ミング及び拡散コードを設定する送信タイミング制御手
段と、データを符号化した信号を前記送信タイミング制
御手段から指示されたタイミングで出力する符号化手段
と、前記符号化手段から出力された信号に対して前記送
信タイミング制御手段から指示された拡散コードを乗算
する拡散手段とを具備し、前記送信タイミング制御手段
は、通信依頼が有った新たなチャネルのデータ送信時間
が現在使用中の拡散コードを乗算されたデータの送信時
間と重ならない場合、当該新たなチャネルに現在使用中
の拡散コードを割り当てる構成を採る。
間軸上で間欠的に送信するチャネルのデータの送信タイ
ミング及び拡散コードを設定する送信タイミング制御手
段と、データを符号化した信号を前記送信タイミング制
御手段から指示されたタイミングで出力する符号化手段
と、前記符号化手段から出力された信号に対して前記送
信タイミング制御手段から指示された拡散コードを乗算
する拡散手段とを具備し、前記送信タイミング制御手段
は、通信依頼が有った新たなチャネルのデータ送信時間
が現在使用中の拡散コードを乗算されたデータの送信時
間と重ならない場合、当該新たなチャネルに現在使用中
の拡散コードを割り当てる構成を採る。
【0009】この構成により、複数チャネルに同一拡散
コードを割り当てることができるので、有限な拡散コー
ドを有効に割り当て多重数の増大を図ることができる。
コードを割り当てることができるので、有限な拡散コー
ドを有効に割り当て多重数の増大を図ることができる。
【0010】本発明の送信装置は、時間軸上で間欠的に
送信するチャネルのデータの送信タイミング及び拡散コ
ードを設定する送信タイミング制御手段と、データを符
号化した信号を出力する符号化手段と、前記符号化手段
から出力された信号に対して前記送信タイミング制御手
段から指示された拡散コードを乗算する拡散手段と、前
記送信タイミング制御手段から指示されたタイミングで
送信する遅延手段とを具備し、前記送信タイミング制御
手段は、通信依頼が有った新たなチャネルのデータ送信
時間が、現在使用中の拡散コードを乗算されたデータの
送信時間と重ならない場合、当該新たなチャネルに現在
使用中の拡散コードを割り当てる構成を採る。
送信するチャネルのデータの送信タイミング及び拡散コ
ードを設定する送信タイミング制御手段と、データを符
号化した信号を出力する符号化手段と、前記符号化手段
から出力された信号に対して前記送信タイミング制御手
段から指示された拡散コードを乗算する拡散手段と、前
記送信タイミング制御手段から指示されたタイミングで
送信する遅延手段とを具備し、前記送信タイミング制御
手段は、通信依頼が有った新たなチャネルのデータ送信
時間が、現在使用中の拡散コードを乗算されたデータの
送信時間と重ならない場合、当該新たなチャネルに現在
使用中の拡散コードを割り当てる構成を採る。
【0011】この構成により、複数チャネルに同一拡散
コードを割り当てることができるので、有限な拡散コー
ドを有効に割り当て多重数の増大を図ることができ、し
かも、送信遅延部に記憶素子を用いれば、これをパケッ
ト伝送時における再送時のバッファとして利用すること
により、再符号化・再無線フレーム組立等の処理無しに
当該チャネルのデータ再送を実現することができる。
コードを割り当てることができるので、有限な拡散コー
ドを有効に割り当て多重数の増大を図ることができ、し
かも、送信遅延部に記憶素子を用いれば、これをパケッ
ト伝送時における再送時のバッファとして利用すること
により、再符号化・再無線フレーム組立等の処理無しに
当該チャネルのデータ再送を実現することができる。
【0012】本発明の送信装置は、送信タイミング制御
手段は、上位装置の指示タイミングで送信開始したとき
に、ハンドオーバにより追加される新たなチャネルのデ
ータ送信時間が現在使用中の拡散コードが乗算されたデ
ータの送信時間と重ならない場合、当該新たなチャネル
に現在使用中の拡散コードを割り当てる構成を採る。
手段は、上位装置の指示タイミングで送信開始したとき
に、ハンドオーバにより追加される新たなチャネルのデ
ータ送信時間が現在使用中の拡散コードが乗算されたデ
ータの送信時間と重ならない場合、当該新たなチャネル
に現在使用中の拡散コードを割り当てる構成を採る。
【0013】この構成により、ハンドオーバにより新規
チャネルが追加されたときにも、複数チャネルに同一拡
散コードを割り当てることができるので、有限な拡散コ
ードを有効に割り当て多重数の増大を図ることができ
る。
チャネルが追加されたときにも、複数チャネルに同一拡
散コードを割り当てることができるので、有限な拡散コ
ードを有効に割り当て多重数の増大を図ることができ
る。
【0014】本発明の送信装置は、送信タイミング制御
手段は、現在通信中のチャネルに送信タイミングの変更
が発生したときに現在使用中の拡散コードが乗算された
データの送信時間と重ならない場合、当該チャネルに現
在使用中の拡散コードをそのまま割り当てる構成を採
る。
手段は、現在通信中のチャネルに送信タイミングの変更
が発生したときに現在使用中の拡散コードが乗算された
データの送信時間と重ならない場合、当該チャネルに現
在使用中の拡散コードをそのまま割り当てる構成を採
る。
【0015】この構成により、現在通信中のチャネルに
送信タイミングの変更が発生したときにも、複数チャネ
ルに同一拡散コードを割り当てることができるので、有
限な拡散コードを有効に割り当て多重数の増大を図るこ
とができる。
送信タイミングの変更が発生したときにも、複数チャネ
ルに同一拡散コードを割り当てることができるので、有
限な拡散コードを有効に割り当て多重数の増大を図るこ
とができる。
【0016】本発明の送信装置は、送信タイミング制御
手段は、通信依頼が有った新たなチャネルのデータ送信
時間が、現在使用中の拡散コードが乗算されたデータの
送信時間と重なる場合、当該新たなチャネルに未使用の
拡散コードを割り当て、初期送信電力の加算値が低くな
るように送信タイミングを設定する構成を採る。
手段は、通信依頼が有った新たなチャネルのデータ送信
時間が、現在使用中の拡散コードが乗算されたデータの
送信時間と重なる場合、当該新たなチャネルに未使用の
拡散コードを割り当て、初期送信電力の加算値が低くな
るように送信タイミングを設定する構成を採る。
【0017】この構成により、複数チャネルに同一拡散
コードを割り当てる場合に、送信電力の変動を抑えるこ
とができる。
コードを割り当てる場合に、送信電力の変動を抑えるこ
とができる。
【0018】本発明の送信装置は、送信タイミング制御
手段は、通信依頼が有った新たなチャネルのデータ送信
時間が、現在使用中の拡散コードが乗算されたデータの
送信時間と重なる場合、当該新たなチャネルに未使用の
拡散コードを割り当て、拡散された信号を多重した信号
の送信電力が均一となるように送信タイミングを設定す
る構成を採る。
手段は、通信依頼が有った新たなチャネルのデータ送信
時間が、現在使用中の拡散コードが乗算されたデータの
送信時間と重なる場合、当該新たなチャネルに未使用の
拡散コードを割り当て、拡散された信号を多重した信号
の送信電力が均一となるように送信タイミングを設定す
る構成を採る。
【0019】この構成により、複数チャネルに同一拡散
コードを割り当てる場合、各チャネルの送信電力が送信
電力制御により変動しても、これによる総送信電力の変
動を考慮して総送信電力が均一となるように設定できる
ので、総送信電力の変動を抑えることができる。
コードを割り当てる場合、各チャネルの送信電力が送信
電力制御により変動しても、これによる総送信電力の変
動を考慮して総送信電力が均一となるように設定できる
ので、総送信電力の変動を抑えることができる。
【0020】本発明の送信装置は、送信タイミング制御
手段は、各チャネルのパイロット送信タイミングが同一
とならないように送信タイミングを設定する構成を採
る。
手段は、各チャネルのパイロット送信タイミングが同一
とならないように送信タイミングを設定する構成を採
る。
【0021】この構成により、各チャネルのパイロット
シンボルが同一のタイミングで多重されることによるピ
ーク電力の発生を防ぐことができる。
シンボルが同一のタイミングで多重されることによるピ
ーク電力の発生を防ぐことができる。
【0022】本発明の基地局装置は、上記いずれかの送
信装置を具備する構成を採る。
信装置を具備する構成を採る。
【0023】この構成により、有限な拡散コードを有効
に割り当てて多重数の増大を図ることができ、送信電力
の変動を抑えることができる。
に割り当てて多重数の増大を図ることができ、送信電力
の変動を抑えることができる。
【0024】本発明の送信方法は、通信依頼が有った時
間軸上で間欠的に送信する新たなチャネルのデータ送信
時間が、現在使用中の拡散コードを乗算されたデータの
送信時間と重なるか否かを判定する工程と、判定結果に
基づいて当該新たなチャネルに拡散コードを割り当て、
送信タイミングを設定する工程と、符号化した信号に対
して前記割り当てた拡散コードを乗算する工程と、前記
設定した送信タイミングで拡散信号を送信する工程と、
を具備する方法を採る。
間軸上で間欠的に送信する新たなチャネルのデータ送信
時間が、現在使用中の拡散コードを乗算されたデータの
送信時間と重なるか否かを判定する工程と、判定結果に
基づいて当該新たなチャネルに拡散コードを割り当て、
送信タイミングを設定する工程と、符号化した信号に対
して前記割り当てた拡散コードを乗算する工程と、前記
設定した送信タイミングで拡散信号を送信する工程と、
を具備する方法を採る。
【0025】この方法により、複数チャネルに同一拡散
コードを割り当てることができるので、有限な拡散コー
ドを有効に割り当て多重数の増大を図ることができる。
コードを割り当てることができるので、有限な拡散コー
ドを有効に割り当て多重数の増大を図ることができる。
【0026】本発明の送信方法は、通信依頼が有った新
たなチャネルのデータ送信時間が、現在使用中の拡散コ
ードが乗算されたデータの送信時間と重ならない場合、
当該新たなチャネルに現在使用中の拡散コードを割り当
てる方法を採る。
たなチャネルのデータ送信時間が、現在使用中の拡散コ
ードが乗算されたデータの送信時間と重ならない場合、
当該新たなチャネルに現在使用中の拡散コードを割り当
てる方法を採る。
【0027】この方法により、複数チャネルに同一拡散
コードを割り当てることができるので、有限な拡散コー
ドを有効に割り当て多重数の増大を図ることができる。
コードを割り当てることができるので、有限な拡散コー
ドを有効に割り当て多重数の増大を図ることができる。
【0028】本発明の送信方法は、共通物理チャネルを
用いる場合、各ユーザとの通信を維持するための物理チ
ャネルに対して上記送信方法を適用する。
用いる場合、各ユーザとの通信を維持するための物理チ
ャネルに対して上記送信方法を適用する。
【0029】この方法により、パワーリソースを抑圧し
て共通物理チャネルにより多くに電力を配分することが
できるので、共通物理チャネルの伝送容量を増加させる
ことができる。
て共通物理チャネルにより多くに電力を配分することが
できるので、共通物理チャネルの伝送容量を増加させる
ことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、通信中の各チャ
ネルの拡散コード、データの送信時間及び総送信電力に
基づき、データを時間軸上で間欠的に送信する通信チャ
ネルの送信時間を、総送信電力が平準化するように制御
し、送信時間が重ならない通信チャネルに対して同一の
拡散コードを割り当てることである。
ネルの拡散コード、データの送信時間及び総送信電力に
基づき、データを時間軸上で間欠的に送信する通信チャ
ネルの送信時間を、総送信電力が平準化するように制御
し、送信時間が重ならない通信チャネルに対して同一の
拡散コードを割り当てることである。
【0031】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【0032】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る送信装置の構成を示すブロック図である。
この送信装置は、CDMA方式の基地局装置に搭載され
るものである。
形態1に係る送信装置の構成を示すブロック図である。
この送信装置は、CDMA方式の基地局装置に搭載され
るものである。
【0033】図1において、符号化部101−1〜10
1−nは、互いに異なるチャネルの送信データに対して
符号化及び無線フレーム組立を行い、後述するタイミン
グ制御部107から指示されたタイミングで、対応する
乗算器103−1〜103−nに間欠的に出力する。以
下、符号化部101−1〜101−nから間欠的に送信
される信号の1単位を送信ブロック単位という。
1−nは、互いに異なるチャネルの送信データに対して
符号化及び無線フレーム組立を行い、後述するタイミン
グ制御部107から指示されたタイミングで、対応する
乗算器103−1〜103−nに間欠的に出力する。以
下、符号化部101−1〜101−nから間欠的に送信
される信号の1単位を送信ブロック単位という。
【0034】コード発生部102−1〜102−nは、
後述するタイミング制御部107から指示されたタイミ
ングで、指示されたコード番号の拡散コードを発生さ
せ、乗算器103−1〜103−nに出力する。
後述するタイミング制御部107から指示されたタイミ
ングで、指示されたコード番号の拡散コードを発生さ
せ、乗算器103−1〜103−nに出力する。
【0035】乗算器103−1〜103−nは、対応す
る符号化部101−1〜101−nから出力された送信
信号に対して、対応するコード発生部102−1〜10
2−nから出力された拡散コードを乗算することによ
り、送信信号を拡散する。
る符号化部101−1〜101−nから出力された送信
信号に対して、対応するコード発生部102−1〜10
2−nから出力された拡散コードを乗算することによ
り、送信信号を拡散する。
【0036】送信電力制御部104−1〜104−n
は、入力した送信電力の制御情報に基づいて、対応する
可変増幅器105−1〜105−nを制御する。可変増
幅器105−1〜105−nは、対応する送信電力制御
部104−1〜104−nの制御に基づいて、対応する
乗算器103−1〜103−nから出力された拡散後の
送信信号を増幅する。
は、入力した送信電力の制御情報に基づいて、対応する
可変増幅器105−1〜105−nを制御する。可変増
幅器105−1〜105−nは、対応する送信電力制御
部104−1〜104−nの制御に基づいて、対応する
乗算器103−1〜103−nから出力された拡散後の
送信信号を増幅する。
【0037】多重部106は、可変増幅器105−1〜
105−nから出力された送信信号を多重する。なお、
多重部106で多重した送信信号は、図示しない無線処
理部においてアップコンバート等の所定の無線処理を施
され、図示しないアンテナから無線送信される。
105−nから出力された送信信号を多重する。なお、
多重部106で多重した送信信号は、図示しない無線処
理部においてアップコンバート等の所定の無線処理を施
され、図示しないアンテナから無線送信される。
【0038】タイミング制御部107は、図示しない上
位装置から新たなチャネルの通信依頼を受けた場合、通
信依頼とともに送信ブロック単位の長さ、初期送信電力
を示す情報等を入力され、これらの情報に基づいて、新
たな通信チャネルの送信開始タイミング及び拡散コード
番号を設定する。
位装置から新たなチャネルの通信依頼を受けた場合、通
信依頼とともに送信ブロック単位の長さ、初期送信電力
を示す情報等を入力され、これらの情報に基づいて、新
たな通信チャネルの送信開始タイミング及び拡散コード
番号を設定する。
【0039】また、ハンドオーバにより通信チャネルが
追加される場合には、タイミング制御部107に、通信
依頼とともに送信開始タイミングを示す情報を入力し、
上位装置より指定された送信タイミングに従う。すなわ
ち、既に使用している拡散コードでこのタイミングに空
きがあれば、この拡散コードを使用し、空きが無けれ
ば、新規な拡散コードを割り当てる。
追加される場合には、タイミング制御部107に、通信
依頼とともに送信開始タイミングを示す情報を入力し、
上位装置より指定された送信タイミングに従う。すなわ
ち、既に使用している拡散コードでこのタイミングに空
きがあれば、この拡散コードを使用し、空きが無けれ
ば、新規な拡散コードを割り当てる。
【0040】そして、タイミング制御部107は、設定
した送信開始タイミングを符号化部101−1〜101
−nに指示し、コード発生部102−1〜102−nに
対して、設定した送信開始タイミングで、設定した番号
の拡散コードを発生するように指示する。また、タイミ
ング制御部107は、送信電力制御部104−1〜10
4−nに対して初期送信電力を指示する。
した送信開始タイミングを符号化部101−1〜101
−nに指示し、コード発生部102−1〜102−nに
対して、設定した送信開始タイミングで、設定した番号
の拡散コードを発生するように指示する。また、タイミ
ング制御部107は、送信電力制御部104−1〜10
4−nに対して初期送信電力を指示する。
【0041】以下、タイミング制御部107の制御内容
について具体的に説明する。
について具体的に説明する。
【0042】図2は、本実施の形態に係る送信装置から
送信される送信ブロック単位の配置状態の一例を示す図
である。なお、図2の横軸は時間であり、各チャネルに
おける縦軸は送信ブロック単位の送信電力を示す。ま
た、図2において、基準タイミングを「0」として、通
信チャネルの送信ブロック単位の送信周期を16分割
し、分割したいずれかのタイミングにおいて各送信ブロ
ック単位の送信を開始するものとする。
送信される送信ブロック単位の配置状態の一例を示す図
である。なお、図2の横軸は時間であり、各チャネルに
おける縦軸は送信ブロック単位の送信電力を示す。ま
た、図2において、基準タイミングを「0」として、通
信チャネルの送信ブロック単位の送信周期を16分割
し、分割したいずれかのタイミングにおいて各送信ブロ
ック単位の送信を開始するものとする。
【0043】図2において、現在、チャネル#1の送信
ブロック単位をタイミング0〜7までの期間に拡散コー
ドAで送信し、チャネル#2の送信ブロック単位をタイ
ミング7〜11までの期間に拡散コードAで送信してい
るものとする。この時点で、拡散コードAで送信可能な
空き時間は、タイミング11〜0までの期間である。
ブロック単位をタイミング0〜7までの期間に拡散コー
ドAで送信し、チャネル#2の送信ブロック単位をタイ
ミング7〜11までの期間に拡散コードAで送信してい
るものとする。この時点で、拡散コードAで送信可能な
空き時間は、タイミング11〜0までの期間である。
【0044】そして、送信ブロック単位の長さが「4」
であるチャネル#3について通信依頼が有った場合を想
定する。この場合、最も長く連続的に空いている空き時
間(=5:タイミング11〜0)の方がチャネル#3の
送信ブロック単位の長さ(=4)よりも長いので、タイ
ミング制御部107は、チャネル#3に拡散コードAを
割り当て、拡散コードAで送信可能な時間で送信するよ
うに送信タイミング(図2ではタイミング11〜15)
を設定する。
であるチャネル#3について通信依頼が有った場合を想
定する。この場合、最も長く連続的に空いている空き時
間(=5:タイミング11〜0)の方がチャネル#3の
送信ブロック単位の長さ(=4)よりも長いので、タイ
ミング制御部107は、チャネル#3に拡散コードAを
割り当て、拡散コードAで送信可能な時間で送信するよ
うに送信タイミング(図2ではタイミング11〜15)
を設定する。
【0045】なお、異なるチャネルの送信ブロック単位
を同一の拡散コードで拡散して連続的に送信した場合、
遅延波による干渉が問題となる。しかし、「送信ブロッ
ク単位」の時間的長さが、1/1,000秒の単位であるのに
対して、遅延波の遅延時間は1/10,000秒以下である。そ
こで、遅延波による干渉の影響を避けるため、1シンボ
ル程度の時間間隔を設ければ、遅延波による干渉の問題
は解決される。
を同一の拡散コードで拡散して連続的に送信した場合、
遅延波による干渉が問題となる。しかし、「送信ブロッ
ク単位」の時間的長さが、1/1,000秒の単位であるのに
対して、遅延波の遅延時間は1/10,000秒以下である。そ
こで、遅延波による干渉の影響を避けるため、1シンボ
ル程度の時間間隔を設ければ、遅延波による干渉の問題
は解決される。
【0046】次に、チャネル#1〜#3が通信中の状態
において、送信ブロック単位の長さが「4」であるチャ
ネル#4について通信依頼が有ったものとする。この場
合、最も長く連続的に空いている空き時間(=1:タイ
ミング15〜0)の方がチャネル#4の送信ブロック単
位の長さ(=4)よりも短いので、タイミング制御部1
07は、チャネル#4に拡散コードAと異なる拡散コー
ドBを割り当てる。そして、タイミング制御部107
は、初期送信電力の加算値の最大値が低くなるように、
チャネル#4の送信ブロック単位の送信タイミングを設
定する。図2の場合、タイミング7〜11でチャネル#
4の送信ブロック単位を送信するように送信タイミング
を設定すれば、初期送信電力の加算値の最大値が低くな
る。
において、送信ブロック単位の長さが「4」であるチャ
ネル#4について通信依頼が有ったものとする。この場
合、最も長く連続的に空いている空き時間(=1:タイ
ミング15〜0)の方がチャネル#4の送信ブロック単
位の長さ(=4)よりも短いので、タイミング制御部1
07は、チャネル#4に拡散コードAと異なる拡散コー
ドBを割り当てる。そして、タイミング制御部107
は、初期送信電力の加算値の最大値が低くなるように、
チャネル#4の送信ブロック単位の送信タイミングを設
定する。図2の場合、タイミング7〜11でチャネル#
4の送信ブロック単位を送信するように送信タイミング
を設定すれば、初期送信電力の加算値の最大値が低くな
る。
【0047】図3は、タイミング制御部107の管理項
目を示す図である。図3では、図2の場合の管理状況を
示している。上記の説明のように、タイミング制御部1
07は、通信中の各チャネルの拡散コード、初期送信電
力、送信開始タイミング及び送信停止タイミングをそれ
ぞれ管理する。そして、新たな通信依頼があった場合、
これらの管理情報に基づいて、前述の説明のように空き
時間が無くなり、送信電力が均一化するように当該チャ
ネルの送信タイミング及び拡散コードを設定する。
目を示す図である。図3では、図2の場合の管理状況を
示している。上記の説明のように、タイミング制御部1
07は、通信中の各チャネルの拡散コード、初期送信電
力、送信開始タイミング及び送信停止タイミングをそれ
ぞれ管理する。そして、新たな通信依頼があった場合、
これらの管理情報に基づいて、前述の説明のように空き
時間が無くなり、送信電力が均一化するように当該チャ
ネルの送信タイミング及び拡散コードを設定する。
【0048】ここで、各送信ブロック単位に含まれてい
るパイロットシンボルは、パターンが共通である。この
共通パターンのシンボルが同一のタイミングで多重され
ると、互いに直交する拡散コードで拡散してもピーク電
力が発生してしまう。
るパイロットシンボルは、パターンが共通である。この
共通パターンのシンボルが同一のタイミングで多重され
ると、互いに直交する拡散コードで拡散してもピーク電
力が発生してしまう。
【0049】例えば、直交する拡散コードを(1,1,1,
1)(1,1,-1,-1)(1,-1,1,-1)(1,-1,-1,1)とする
と、4つのチャネルのシンボルが全て1の場合、(4,0,
0,0)、−1の場合(-4,0,0,0)となり、1チップ目にお
いてピーク電力が発生してしまう。
1)(1,1,-1,-1)(1,-1,1,-1)(1,-1,-1,1)とする
と、4つのチャネルのシンボルが全て1の場合、(4,0,
0,0)、−1の場合(-4,0,0,0)となり、1チップ目にお
いてピーク電力が発生してしまう。
【0050】そこで、タイミング制御部107は、さら
に、図3に示すように、各チャネルのパイロット送信タ
イミングを管理し、これらのタイミングが同一とならな
いように送信ブロック単位の送信タイミングを制御す
る。
に、図3に示すように、各チャネルのパイロット送信タ
イミングを管理し、これらのタイミングが同一とならな
いように送信ブロック単位の送信タイミングを制御す
る。
【0051】なお、設定すべき送信タイミングとして候
補が複数有る場合には、初期送信電力の加算値の最大値
と最小値との差が最も小さくなるように送信タイミング
を設定する。あるいは、初期送信電力の加算値の平均値
以下となる連続する時間が長くなるように送信タイミン
グを設定する。これにより、送信電力の均一化、あるい
は、新たなチャネルを追加するタイミングの確保ができ
る。
補が複数有る場合には、初期送信電力の加算値の最大値
と最小値との差が最も小さくなるように送信タイミング
を設定する。あるいは、初期送信電力の加算値の平均値
以下となる連続する時間が長くなるように送信タイミン
グを設定する。これにより、送信電力の均一化、あるい
は、新たなチャネルを追加するタイミングの確保ができ
る。
【0052】このように、通信依頼が有った新たなチャ
ネルのデータ送信時間が、現在使用中の拡散コードが乗
算されたデータの送信時間と重ならない場合、当該新た
なチャネルに現在使用中の拡散コードを割り当て、送信
可能な時間で送信するように送信タイミングを設定する
ことにより、有限な拡散コードを有効に割り当てて多重
数の増大を図ることができる。
ネルのデータ送信時間が、現在使用中の拡散コードが乗
算されたデータの送信時間と重ならない場合、当該新た
なチャネルに現在使用中の拡散コードを割り当て、送信
可能な時間で送信するように送信タイミングを設定する
ことにより、有限な拡散コードを有効に割り当てて多重
数の増大を図ることができる。
【0053】また、通信依頼が有った新たなチャネルの
データ送信時間が、現在使用中の拡散コードが乗算され
たデータの送信時間と重なる場合、当該新たなチャネル
に未使用の拡散コードを割り当て、初期送信電力の加算
値が低くなるように送信タイミングを設定することによ
り、送信電力の変動を抑えることができる。
データ送信時間が、現在使用中の拡散コードが乗算され
たデータの送信時間と重なる場合、当該新たなチャネル
に未使用の拡散コードを割り当て、初期送信電力の加算
値が低くなるように送信タイミングを設定することによ
り、送信電力の変動を抑えることができる。
【0054】なお、図4に示すように、可変増幅器10
5−1〜105−nと多重部106との間に遅延部40
1−1〜401−nを追加し、タイミング制御部107
が遅延部401−1〜401−nを制御することにより
送信ブロック単位を間欠的に出力するようにしても良
い。
5−1〜105−nと多重部106との間に遅延部40
1−1〜401−nを追加し、タイミング制御部107
が遅延部401−1〜401−nを制御することにより
送信ブロック単位を間欠的に出力するようにしても良
い。
【0055】このとき、符号化部101−1〜101−
nは、互いに異なるチャネルの送信データに対して符号
化及び無線フレーム組立を行い、所定のタイミングで対
応する乗算器103−1〜103−nに間欠的に出力す
る。
nは、互いに異なるチャネルの送信データに対して符号
化及び無線フレーム組立を行い、所定のタイミングで対
応する乗算器103−1〜103−nに間欠的に出力す
る。
【0056】また、コード発生部102−1〜102−
nは、タイミング制御部107に指示されたコード番号
の拡散コードを所定のタイミングで発生させ、乗算器1
03−1〜103−nに出力する。
nは、タイミング制御部107に指示されたコード番号
の拡散コードを所定のタイミングで発生させ、乗算器1
03−1〜103−nに出力する。
【0057】この場合、送信遅延部に記憶素子を用いれ
ば、これをパケット伝送時における再送時のバッファと
して利用することにより、再符号化・再無線フレーム組
立等の処理無しにデータの再送を実現することができ
る。
ば、これをパケット伝送時における再送時のバッファと
して利用することにより、再符号化・再無線フレーム組
立等の処理無しにデータの再送を実現することができ
る。
【0058】なお、ハンドオーバによるチャネルの追加
・削除や通信終了によるチャネルの削除により、チャネ
ル設定時の送信タイミングでは、送信電力が不均一にな
ることや拡散コードの使用が分散することが考えられ
る。こうした場合には、送信タイミングや拡散コードの
再配置を行うことにより、使用する拡散コードの最小化
や送信電力の均一化ができる。
・削除や通信終了によるチャネルの削除により、チャネ
ル設定時の送信タイミングでは、送信電力が不均一にな
ることや拡散コードの使用が分散することが考えられ
る。こうした場合には、送信タイミングや拡散コードの
再配置を行うことにより、使用する拡散コードの最小化
や送信電力の均一化ができる。
【0059】また、マルチコール等により、通信中のチ
ャネルに送信タイミングの変更が生じた場合に、送信タ
イミングに空きがあればそのままの拡散コードで送信を
続け、送信タイミングに空きの無ければ、未使用の拡散
コードを割り当てる。これにより、使用する拡散コード
の最小化や送信電力の均一化を図ることができる。
ャネルに送信タイミングの変更が生じた場合に、送信タ
イミングに空きがあればそのままの拡散コードで送信を
続け、送信タイミングに空きの無ければ、未使用の拡散
コードを割り当てる。これにより、使用する拡散コード
の最小化や送信電力の均一化を図ることができる。
【0060】(実施の形態2)本発明の実施の形態2
は、実施の形態1と比較して、タイミング制御部におけ
る送信タイミングの設定の仕方が異なる。図5は、本実
施の形態に係る送信装置の構成を示すブロック図であ
る。図5の送信装置において、図1と共通する構成部分
には図1と同一符号を付して詳しい説明を省略する。
は、実施の形態1と比較して、タイミング制御部におけ
る送信タイミングの設定の仕方が異なる。図5は、本実
施の形態に係る送信装置の構成を示すブロック図であ
る。図5の送信装置において、図1と共通する構成部分
には図1と同一符号を付して詳しい説明を省略する。
【0061】図5の送信装置は、図1に対して電力モニ
タ501を追加する構成を採る。また、図5の送信装置
は、タイミング制御部502の作用が図1の送信装置の
タイミング制御部107と異なる。
タ501を追加する構成を採る。また、図5の送信装置
は、タイミング制御部502の作用が図1の送信装置の
タイミング制御部107と異なる。
【0062】電力モニタ501は、多重部106で多重
した送信信号の総送信電力を測定してタイミング制御部
502に出力する。なお、電力モニタ501を通過した
送信電力は、図示しない無線処理部においてアップコン
バート等の所定の無線処理を施され、図示しないアンテ
ナから無線送信される。
した送信信号の総送信電力を測定してタイミング制御部
502に出力する。なお、電力モニタ501を通過した
送信電力は、図示しない無線処理部においてアップコン
バート等の所定の無線処理を施され、図示しないアンテ
ナから無線送信される。
【0063】以下、タイミング制御部502の制御内容
について具体的に説明する。
について具体的に説明する。
【0064】図6は、本実施の形態に係る送信装置から
送信される送信ブロック単位の配置状態の一例を示す図
である。
送信される送信ブロック単位の配置状態の一例を示す図
である。
【0065】なお、図6において、チャネル#3の送信
タイミング及び拡散コードの設定の仕方は図2と同様で
ある。
タイミング及び拡散コードの設定の仕方は図2と同様で
ある。
【0066】チャネル#1〜#3が通信中の状態におい
て、送信ブロック単位の長さが「4」であるチャネル#
4について通信依頼が有ったものとする。このとき、タ
イミング制御部502は、電力モニタ501より出力さ
れる送信電力遷移の情報に基づいて、送信電力が均一と
なるようにチャネル#4の送信ブロック単位の送信タイ
ミングを設定する。図6に示す送信電力の遷移(電力モ
ニタ501の出力遷移)からタイミング7〜11にチャ
ネル#4の送信ブロック単位を送信することで送信電力
が均一化させることができることがわかる。従って、チ
ャネル#4をタイミング7〜11で送信するようにタイ
ミング制御部502は制御する。また、タイミング制御
部502は、このタイミングでチャネル#4を送信する
とチャネル#2と重なってしまうので、チャネル#4に
はチャネル#2で使用される拡散コードAとは異なる拡
散コードBを割て当てる。
て、送信ブロック単位の長さが「4」であるチャネル#
4について通信依頼が有ったものとする。このとき、タ
イミング制御部502は、電力モニタ501より出力さ
れる送信電力遷移の情報に基づいて、送信電力が均一と
なるようにチャネル#4の送信ブロック単位の送信タイ
ミングを設定する。図6に示す送信電力の遷移(電力モ
ニタ501の出力遷移)からタイミング7〜11にチャ
ネル#4の送信ブロック単位を送信することで送信電力
が均一化させることができることがわかる。従って、チ
ャネル#4をタイミング7〜11で送信するようにタイ
ミング制御部502は制御する。また、タイミング制御
部502は、このタイミングでチャネル#4を送信する
とチャネル#2と重なってしまうので、チャネル#4に
はチャネル#2で使用される拡散コードAとは異なる拡
散コードBを割て当てる。
【0067】なお、設定すべき送信タイミングとして候
補が複数有る場合には、総送信電力の最大値と最小値と
の差が最も小さくなるように送信タイミングを設定す
る。あるいは、総送信電力の平均値以下となる連続する
時間が長くなるように送信タイミングを設定する。
補が複数有る場合には、総送信電力の最大値と最小値と
の差が最も小さくなるように送信タイミングを設定す
る。あるいは、総送信電力の平均値以下となる連続する
時間が長くなるように送信タイミングを設定する。
【0068】これにより、送信電力の均一化、あるい
は、新たなチャネルの追加時間の確保ができる。
は、新たなチャネルの追加時間の確保ができる。
【0069】一般に、送信電力の低くなっているタイミ
ングでは、多重されているチャネル数が送信電力の高い
タイミングに比べて小さいと考えられる。すなわち、現
在使用中の拡散コードが使われていない空き時間が有る
ものと考えられる。
ングでは、多重されているチャネル数が送信電力の高い
タイミングに比べて小さいと考えられる。すなわち、現
在使用中の拡散コードが使われていない空き時間が有る
ものと考えられる。
【0070】このように、現在使用中の拡散コードにつ
いて、最も長く連続的に空いている空き時間の方が、通
信依頼が有った新たなチャネルの送信ブロック単位の長
さよりも短い場合、当該新たなチャネルに未使用の拡散
コードを割り当て、各拡散コードの空き時間を埋めるよ
うに送信タイミングを設定することにより、送信電力の
変動を抑えることができる。
いて、最も長く連続的に空いている空き時間の方が、通
信依頼が有った新たなチャネルの送信ブロック単位の長
さよりも短い場合、当該新たなチャネルに未使用の拡散
コードを割り当て、各拡散コードの空き時間を埋めるよ
うに送信タイミングを設定することにより、送信電力の
変動を抑えることができる。
【0071】さらに、本実施例においては、実際には送
信電力制御により初期送信電力に対して変動している送
信電力に基づいて送信タイミングを決定することによ
り、送信電力をより均一化にすることができる。
信電力制御により初期送信電力に対して変動している送
信電力に基づいて送信タイミングを決定することによ
り、送信電力をより均一化にすることができる。
【0072】なお、本実施の形態においても可変増幅器
105−1〜105−nと多重部106との間に遅延部
401−1〜401−nを追加し、タイミング制御部1
07は符号化部101−1〜101−nで送信タイミン
グを制御せずに、遅延部401−1〜401−nで送信
タイミングを制御することにより送信ブロック単位を間
欠的に出力するようにすることができる。
105−1〜105−nと多重部106との間に遅延部
401−1〜401−nを追加し、タイミング制御部1
07は符号化部101−1〜101−nで送信タイミン
グを制御せずに、遅延部401−1〜401−nで送信
タイミングを制御することにより送信ブロック単位を間
欠的に出力するようにすることができる。
【0073】(実施の形態3)本発明の実施の形態3
は、離散的にトラヒックの発生するパケットデータを効
率良く収容するために、パケットデータをDSCHやH
S-DSCHと呼ばれる共通物理チャネルで伝送し、通
信端末装置と基地局装置の接続を維持するために付随的
な個別物理チャネルを用いるものである。
は、離散的にトラヒックの発生するパケットデータを効
率良く収容するために、パケットデータをDSCHやH
S-DSCHと呼ばれる共通物理チャネルで伝送し、通
信端末装置と基地局装置の接続を維持するために付随的
な個別物理チャネルを用いるものである。
【0074】図7は、本発明の実施の形態3に係る送信
装置の構成を示すブロック図である。この送信装置は、
ITUで標準化されているIMT-2000(W−CD
MA)方式の基地局装置に搭載されるものである。な
お、図7に示す送信装置において、図1と共通する構成
部分には、図1と同一符号を付して説明を省略する。
装置の構成を示すブロック図である。この送信装置は、
ITUで標準化されているIMT-2000(W−CD
MA)方式の基地局装置に搭載されるものである。な
お、図7に示す送信装置において、図1と共通する構成
部分には、図1と同一符号を付して説明を省略する。
【0075】図7に示す送信装置は、図1と比較して、
符号化部701、コード発生部702、乗算器703、
送信電力制御部704、可変増幅器705を追加した構
成を採る。
符号化部701、コード発生部702、乗算器703、
送信電力制御部704、可変増幅器705を追加した構
成を採る。
【0076】図7において、符号化部101−1〜10
1−nにそれぞれ入力される送信データ#1〜#nは、
通信端末装置と基地局装置の接続を維持するための付随
的な個別物理チャネルのデータである。一方、符号化部
701に入力される送信データ#(1,m)〜#(n,m)
は、送信データ#1〜#nに対応して離散的にトラヒッ
クの発生するパケットデータである。
1−nにそれぞれ入力される送信データ#1〜#nは、
通信端末装置と基地局装置の接続を維持するための付随
的な個別物理チャネルのデータである。一方、符号化部
701に入力される送信データ#(1,m)〜#(n,m)
は、送信データ#1〜#nに対応して離散的にトラヒッ
クの発生するパケットデータである。
【0077】符号化部701は、互いに異なるチャネル
の送信データに対して符号化及び無線フレーム組立を行
い、タイミング制御部107から指示されたタイミング
で、乗算器703に間欠的に出力する。
の送信データに対して符号化及び無線フレーム組立を行
い、タイミング制御部107から指示されたタイミング
で、乗算器703に間欠的に出力する。
【0078】コード発生部702は、タイミング制御部
107から指示されたタイミングで、指示されたコード
番号の拡散コードを発生させ、乗算器703に出力す
る。乗算器703は、符号化部701から出力された送
信信号に対して、コード発生部702から出力された拡
散コードを乗算することにより、送信信号を拡散する。
107から指示されたタイミングで、指示されたコード
番号の拡散コードを発生させ、乗算器703に出力す
る。乗算器703は、符号化部701から出力された送
信信号に対して、コード発生部702から出力された拡
散コードを乗算することにより、送信信号を拡散する。
【0079】送信電力制御部704は、入力した送信電
力制御情報に基づいて、対応する可変増幅器705を制
御する。可変増幅器705は、送信電力制御部704の
制御に基づいて、乗算器703から出力された拡散後の
送信信号を増幅する。
力制御情報に基づいて、対応する可変増幅器705を制
御する。可変増幅器705は、送信電力制御部704の
制御に基づいて、乗算器703から出力された拡散後の
送信信号を増幅する。
【0080】多重部106は、可変増幅器105−1〜
105−nおよび可変増幅器705から出力された送信
信号を多重する。なお、多重部106で多重した送信信
号は、図示しない無線処理部においてアップコンバート
等の所定の無線処理を施され、図示しないアンテナから
無線送信される。
105−nおよび可変増幅器705から出力された送信
信号を多重する。なお、多重部106で多重した送信信
号は、図示しない無線処理部においてアップコンバート
等の所定の無線処理を施され、図示しないアンテナから
無線送信される。
【0081】タイミング制御部107は、設定した送信
開始タイミングを符号化部101−1〜101−nおよ
び符号化部701に指示し、コード発生部102−1〜
102−nおよびコード発生部702に対して、設定し
た送信開始タイミングで、設定した番号の拡散コードを
発生するように指示する。また、タイミング制御部10
7は、送信電力制御部104−1〜104−nおよび送
信電力制御部704に対して初期送信電力を指示する。
開始タイミングを符号化部101−1〜101−nおよ
び符号化部701に指示し、コード発生部102−1〜
102−nおよびコード発生部702に対して、設定し
た送信開始タイミングで、設定した番号の拡散コードを
発生するように指示する。また、タイミング制御部10
7は、送信電力制御部104−1〜104−nおよび送
信電力制御部704に対して初期送信電力を指示する。
【0082】以下、タイミング制御部107の制御内容
について具体的に説明する。
について具体的に説明する。
【0083】図8は、本実施の形態に係る送信装置から
送信される送信ブロック単位の配置状態の一例を示す図
である。なお、図8の横軸は時間であり、各チャネルに
おける縦軸は送信ブロック単位の送信電力を示す。ま
た、図8において、基準タイミングを「0」として、通
信チャネルの送信ブロック単位の送信周期を16分割
し、分割したいずれかのタイミングにおいて各送信ブロ
ック単位の送信を開始するものとする。
送信される送信ブロック単位の配置状態の一例を示す図
である。なお、図8の横軸は時間であり、各チャネルに
おける縦軸は送信ブロック単位の送信電力を示す。ま
た、図8において、基準タイミングを「0」として、通
信チャネルの送信ブロック単位の送信周期を16分割
し、分割したいずれかのタイミングにおいて各送信ブロ
ック単位の送信を開始するものとする。
【0084】図8において、現在、チャネル#1の送信
ブロック単位をタイミング0〜4までの期間に拡散コー
ドAで送信し、チャネル#2の送信ブロック単位をタイ
ミング8〜12までの期間に拡散コードAで送信してい
るものとする。この時点で、拡散コードAで送信可能な
空き時間は、タイミング4〜8までの期間とタイミング
12〜0までの期間である。また、図8において、パケ
ットデータ#(1,m)〜#(n,m)を拡散コードCで送信
しているものとする。
ブロック単位をタイミング0〜4までの期間に拡散コー
ドAで送信し、チャネル#2の送信ブロック単位をタイ
ミング8〜12までの期間に拡散コードAで送信してい
るものとする。この時点で、拡散コードAで送信可能な
空き時間は、タイミング4〜8までの期間とタイミング
12〜0までの期間である。また、図8において、パケ
ットデータ#(1,m)〜#(n,m)を拡散コードCで送信
しているものとする。
【0085】そして、送信ブロック単位の長さが「4」
であるチャネル#3について通信依頼が有った場合を想
定する。この場合、最も長く連続的に空いている空き時
間(=4:タイミング4〜8)がチャネル#3の送信ブ
ロック単位の長さ(=4)と等しいので、タイミング制
御部107は、チャネル#3に拡散コードAを割り当
て、拡散コードAで送信可能な時間で送信するように送
信タイミング(図2ではタイミング4〜8)を設定す
る。
であるチャネル#3について通信依頼が有った場合を想
定する。この場合、最も長く連続的に空いている空き時
間(=4:タイミング4〜8)がチャネル#3の送信ブ
ロック単位の長さ(=4)と等しいので、タイミング制
御部107は、チャネル#3に拡散コードAを割り当
て、拡散コードAで送信可能な時間で送信するように送
信タイミング(図2ではタイミング4〜8)を設定す
る。
【0086】次に、チャネル#1〜#3が通信中の状態
において、送信ブロック単位の長さが「4」であるチャ
ネル#4について通信依頼が有ったものとする。この場
合、最も長く連続的に空いている空き時間(=3:タイ
ミング12〜0)の方がチャネル#4の送信ブロック単
位の長さ(=4)よりも短いので、タイミング制御部1
07は、チャネル#4に拡散コードA及び拡散コードC
と異なる拡散コードBを割り当てる。そして、タイミン
グ制御部107は、初期送信電力の加算値の最大値が低
くなるように、チャネル#4の送信ブロック単位の送信
タイミングを設定する。図8の場合、タイミング11〜
0でチャネル#4の送信ブロック単位を送信するように
送信タイミングを設定すれば、初期送信電力の加算値の
最大値が低くなる。
において、送信ブロック単位の長さが「4」であるチャ
ネル#4について通信依頼が有ったものとする。この場
合、最も長く連続的に空いている空き時間(=3:タイ
ミング12〜0)の方がチャネル#4の送信ブロック単
位の長さ(=4)よりも短いので、タイミング制御部1
07は、チャネル#4に拡散コードA及び拡散コードC
と異なる拡散コードBを割り当てる。そして、タイミン
グ制御部107は、初期送信電力の加算値の最大値が低
くなるように、チャネル#4の送信ブロック単位の送信
タイミングを設定する。図8の場合、タイミング11〜
0でチャネル#4の送信ブロック単位を送信するように
送信タイミングを設定すれば、初期送信電力の加算値の
最大値が低くなる。
【0087】なお、設定すべき送信タイミングとして候
補が複数有る場合には、初期送信電力の加算値の最大値
と最小値との差が最も小さくなるように送信タイミング
を設定する。あるいは、初期送信電力の加算値の平均値
以下となる連続する時間が長くなるように送信タイミン
グを設定する。
補が複数有る場合には、初期送信電力の加算値の最大値
と最小値との差が最も小さくなるように送信タイミング
を設定する。あるいは、初期送信電力の加算値の平均値
以下となる連続する時間が長くなるように送信タイミン
グを設定する。
【0088】以上により、DSCHやHS-DSCH等
の共通物理チャネルに対して、各ユーザとの通信を維持
するための個別物理チャネルのパワーリソースを抑圧す
ることができるので、共通物理チャネルにより多くに電
力を配分することができ、共通物理チャネルの伝送容量
を増加させることができる。
の共通物理チャネルに対して、各ユーザとの通信を維持
するための個別物理チャネルのパワーリソースを抑圧す
ることができるので、共通物理チャネルにより多くに電
力を配分することができ、共通物理チャネルの伝送容量
を増加させることができる。
【0089】なお、ハンドオーバによるチャネルの追加
・削除や通信終了によるチャネルの削除により、チャネ
ル設定時の送信タイミングでは、送信電力が不均一にな
ることや拡散コードの使用が分散することが考えられ
る。こうした場合には、送信タイミングや拡散コードの
再配置を行うことにより、使用する拡散コードの最小化
や送信電力の均一化を行うことができる。
・削除や通信終了によるチャネルの削除により、チャネ
ル設定時の送信タイミングでは、送信電力が不均一にな
ることや拡散コードの使用が分散することが考えられ
る。こうした場合には、送信タイミングや拡散コードの
再配置を行うことにより、使用する拡散コードの最小化
や送信電力の均一化を行うことができる。
【0090】なお、上記各実施の形態では、基準タイミ
ングを「0」として、通信チャネルの送信ブロック単位
の送信周期を16分割し、分割したいずれかのタイミン
グにおいて各送信ブロック単位の送信を開始するものと
して説明したが、本発明は、送信ブロック単位の送信開
始タイミングについて制限はない。
ングを「0」として、通信チャネルの送信ブロック単位
の送信周期を16分割し、分割したいずれかのタイミン
グにおいて各送信ブロック単位の送信を開始するものと
して説明したが、本発明は、送信ブロック単位の送信開
始タイミングについて制限はない。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
CDMA方式の無線通信において、データを時間軸上で
間欠的に送信する通信チャネルの送信時間を、総送信電
力が平準化するように制御し、送信時間が重ならない通
信チャネルに対して同一の拡散コードを割り当てること
ができるので、有限な拡散コードを有効に割り当てて多
重数の増大を図ることができ、送信電力の変動を抑える
ことができる。
CDMA方式の無線通信において、データを時間軸上で
間欠的に送信する通信チャネルの送信時間を、総送信電
力が平準化するように制御し、送信時間が重ならない通
信チャネルに対して同一の拡散コードを割り当てること
ができるので、有限な拡散コードを有効に割り当てて多
重数の増大を図ることができ、送信電力の変動を抑える
ことができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係る送信装置の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係る送信装置から送信される
送信ブロック単位の配置状態の一例を示す図
送信ブロック単位の配置状態の一例を示す図
【図3】上記実施の形態に係る送信装置のタイミング制
御部の管理項目を示す図
御部の管理項目を示す図
【図4】本発明の実施の形態1に係る送信装置の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態2に係る送信装置の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態2に係る送信装置から送信
される送信ブロック単位の配置状態の一例を示す図
される送信ブロック単位の配置状態の一例を示す図
【図7】本発明の実施の形態3に係る送信装置の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図8】上記実施の形態に係る送信装置から送信される
送信ブロック単位の配置状態の一例を示す図
送信ブロック単位の配置状態の一例を示す図
101、701 符号化部
102、702 コード発生部
103、703 乗算器
104、704 送信電力制御部
105、705 可変増幅器
106、706 多重部
107、502 タイミング制御部
401 遅延部
501 電力モニタ
フロントページの続き
(72)発明者 鈴木 秀俊
神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1
号 松下通信工業株式会社内
Fターム(参考) 5K022 EE02 EE11 EE22
5K067 AA03 CC10 EE10 EE63 GG02
GG08 HH22 JJ13 JJ14
Claims (11)
- 【請求項1】 時間軸上で間欠的に送信するチャネルの
データの送信タイミング及び拡散コードを設定する送信
タイミング制御手段と、データを符号化した信号を前記
送信タイミング制御手段から指示されたタイミングで出
力する符号化手段と、前記符号化手段から出力された信
号に対して前記送信タイミング制御手段から指示された
拡散コードを乗算する拡散手段とを具備し、前記送信タ
イミング制御手段は、通信依頼が有った新たなチャネル
のデータ送信時間が現在使用中の拡散コードを乗算され
たデータの送信時間と重ならない場合、当該新たなチャ
ネルに現在使用中の拡散コードを割り当てることを特徴
とする送信装置。 - 【請求項2】 時間軸上で間欠的に送信するチャネルの
データの送信タイミング及び拡散コードを設定する送信
タイミング制御手段と、データを符号化した信号を出力
する符号化手段と、前記符号化手段から出力された信号
に対して前記送信タイミング制御手段から指示された拡
散コードを乗算する拡散手段と、前記送信タイミング制
御手段から指示されたタイミングで送信する遅延手段と
を具備し、前記送信タイミング制御手段は、通信依頼が
有った新たなチャネルのデータ送信時間が、現在使用中
の拡散コードを乗算されたデータの送信時間と重ならな
い場合、当該新たなチャネルに現在使用中の拡散コード
を割り当てることを特徴とする送信装置。 - 【請求項3】 送信タイミング制御手段は、上位装置の
指示タイミングで送信開始したときに、ハンドオーバに
より追加される新たなチャネルのデータ送信時間が現在
使用中の拡散コードが乗算されたデータの送信時間と重
ならない場合、当該新たなチャネルに現在使用中の拡散
コードを割り当てることを特徴とする請求項1又は請求
項2記載の送信装置。 - 【請求項4】 送信タイミング制御手段は、現在通信中
のチャネルに送信タイミングの変更が発生したときに現
在使用中の拡散コードが乗算されたデータの送信時間と
重ならない場合、当該チャネルに現在使用中の拡散コー
ドをそのまま割り当てることを特徴とする請求項1又は
請求項2記載の送信装置。 - 【請求項5】 送信タイミング制御手段は、通信依頼が
有った新たなチャネルのデータ送信時間が、現在使用中
の拡散コードが乗算されたデータの送信時間と重なる場
合、当該新たなチャネルに未使用の拡散コードを割り当
て、初期送信電力の加算値が低くなるように送信タイミ
ングを設定することを特徴とする請求項1から請求項4
のいずれかに記載の送信装置。 - 【請求項6】 送信タイミング制御手段は、通信依頼が
有った新たなチャネルのデータ送信時間が、現在使用中
の拡散コードが乗算されたデータの送信時間と重なる場
合、当該新たなチャネルに未使用の拡散コードを割り当
て、拡散された信号を多重した信号の送信電力が均一と
なるように送信タイミングを設定することを特徴とする
請求項1から請求項4のいずれかに記載の送信装置。 - 【請求項7】 送信タイミング制御手段は、各チャネル
のパイロット送信タイミングが同一とならないように送
信タイミングを設定することを特徴とする請求項1から
請求項6のいずれかに記載の送信装置。 - 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
の送信装置を具備することを特徴とする基地局装置。 - 【請求項9】 通信依頼が有った時間軸上で間欠的に送
信する新たなチャネルのデータ送信時間が、現在使用中
の拡散コードを乗算されたデータの送信時間と重なるか
否かを判定する工程と、判定結果に基づいて当該新たな
チャネルに拡散コードを割り当て、送信タイミングを設
定する工程と、符号化した信号に対して前記割り当てた
拡散コードを乗算する工程と、前記設定した送信タイミ
ングで拡散信号を送信する工程と、を具備することを特
徴とする送信方法。 - 【請求項10】 通信依頼が有った新たなチャネルのデ
ータ送信時間が、現在使用中の拡散コードが乗算された
データの送信時間と重ならない場合、当該新たなチャネ
ルに現在使用中の拡散コードを割り当てることを特徴と
する送信方法。 - 【請求項11】 共通物理チャネルを用いる場合、各ユ
ーザとの通信を維持するための物理チャネルに対して請
求項10記載の送信方法を適用することを特徴とする送
信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002092060A JP2003289564A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 送信装置及び送信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002092060A JP2003289564A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 送信装置及び送信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003289564A true JP2003289564A (ja) | 2003-10-10 |
Family
ID=29236989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002092060A Pending JP2003289564A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 送信装置及び送信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003289564A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8150444B2 (en) | 2008-02-05 | 2012-04-03 | Ntt Docomo, Inc. | Mobile communication method, mobile communication system and radio network controller |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002092060A patent/JP2003289564A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8150444B2 (en) | 2008-02-05 | 2012-04-03 | Ntt Docomo, Inc. | Mobile communication method, mobile communication system and radio network controller |
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