JP2003289351A - 加入者認証カードリードライト装置および無線通信装置 - Google Patents
加入者認証カードリードライト装置および無線通信装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】加入者認証カードリードライト装置を無線通信
装置と分離した構成でも、携帯性に優れ、無線通信装置
の紛失、盗難時に個人情報の紛失、盗難を防止しうる加
入者認証カードリードライト装置を提供する。 【解決手段】加入者認証カード１を挿抜自在に装着する
カードインタフェース部２と、無線通信装置に対しデー
タを無線送受信する無線通信装置インタフェース部８
と、カードインタフェース部２と無線通信装置インタフ
ェース部８との間を通過するデータのフォーマットを変
換するデータ変換部５と、無線通信装置とのネゴシエー
ションに用いるパスワードを管理するパスワード管理部
９とを有することにより、無線通信装置と分離した状態
でも加入者認証カード１の記憶情報の無線送受信が可能
であり、携帯性に優れ、紛失、盗難時等でも個人情報の
紛失、盗難を防止できる。
装置と分離した構成でも、携帯性に優れ、無線通信装置
の紛失、盗難時に個人情報の紛失、盗難を防止しうる加
入者認証カードリードライト装置を提供する。 【解決手段】加入者認証カード１を挿抜自在に装着する
カードインタフェース部２と、無線通信装置に対しデー
タを無線送受信する無線通信装置インタフェース部８
と、カードインタフェース部２と無線通信装置インタフ
ェース部８との間を通過するデータのフォーマットを変
換するデータ変換部５と、無線通信装置とのネゴシエー
ションに用いるパスワードを管理するパスワード管理部
９とを有することにより、無線通信装置と分離した状態
でも加入者認証カード１の記憶情報の無線送受信が可能
であり、携帯性に優れ、紛失、盗難時等でも個人情報の
紛失、盗難を防止できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、加入者認証カード
に記憶される情報のリードライトが可能な加入者認証カ
ードリードライト装置と、加入者認証カードリードライ
ト装置との間で加入者認証カード情報を無線通信により
送受信する無線通信装置とに関するものである。
に記憶される情報のリードライトが可能な加入者認証カ
ードリードライト装置と、加入者認証カードリードライ
ト装置との間で加入者認証カード情報を無線通信により
送受信する無線通信装置とに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、加入者認証カードリードライト装
置は、特開平１１−１７５６６８号公報に記載されたも
のが知られている。その構成を概略表す図３を参照する
と、図３において、従来の加入者認証カードリードライ
ト装置は、カード２６を出し入れするカード挿入部とし
てのＳＩＭカードインタフェース部２７と、加入者認証
カードリードライト装置から導出され、無線通信装置の
外部接続端子に着脱可能に接続される通信ライン３０
と、この通信ライン３０を通して無線通信装置との間で
データの送受信を行なうデータ通信手段としての通信イ
ンタフェース部２９と、カード挿入部に挿入されたカー
ドからデータを読み出すリード手段とカード挿入部に挿
入されたカードに対してデータを書き込むライト手段と
を備える制御回路２８とにより構成され、無線通信装置
からカード２６に対するデータの読み書きが通信ライン
を介して行なわれるため、無線通信装置本体にカード挿
入用スロットを設ける必要がなくなり、無線通信装置本
体の大きさを小型化するものである。
置は、特開平１１−１７５６６８号公報に記載されたも
のが知られている。その構成を概略表す図３を参照する
と、図３において、従来の加入者認証カードリードライ
ト装置は、カード２６を出し入れするカード挿入部とし
てのＳＩＭカードインタフェース部２７と、加入者認証
カードリードライト装置から導出され、無線通信装置の
外部接続端子に着脱可能に接続される通信ライン３０
と、この通信ライン３０を通して無線通信装置との間で
データの送受信を行なうデータ通信手段としての通信イ
ンタフェース部２９と、カード挿入部に挿入されたカー
ドからデータを読み出すリード手段とカード挿入部に挿
入されたカードに対してデータを書き込むライト手段と
を備える制御回路２８とにより構成され、無線通信装置
からカード２６に対するデータの読み書きが通信ライン
を介して行なわれるため、無線通信装置本体にカード挿
入用スロットを設ける必要がなくなり、無線通信装置本
体の大きさを小型化するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の加入者認証カードリードライト装置は、通
信ラインを介して無線通信装置との間でデータ送受信を
行なうという構成となっているので、加入者認証カード
を必要とする通信サービスを受けるためには、無線通信
装置との間に有線の通信ラインを常に接続しておかなけ
ればならないため、携帯性の面で不便であった。また、
無線通信装置本体の紛失または盗難が発生した場合に、
課金等の情報が書き込まれた加入者認証カードも同時に
紛失または盗難されてしまう確率が高く、加入者認証カ
ードを悪用される可能性が高いという問題があった。
ような従来の加入者認証カードリードライト装置は、通
信ラインを介して無線通信装置との間でデータ送受信を
行なうという構成となっているので、加入者認証カード
を必要とする通信サービスを受けるためには、無線通信
装置との間に有線の通信ラインを常に接続しておかなけ
ればならないため、携帯性の面で不便であった。また、
無線通信装置本体の紛失または盗難が発生した場合に、
課金等の情報が書き込まれた加入者認証カードも同時に
紛失または盗難されてしまう確率が高く、加入者認証カ
ードを悪用される可能性が高いという問題があった。
【０００４】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、加入者認証カードリードライト装置
と無線通信装置とを分離して構成した場合でも、携帯性
に優れ、無線通信装置の紛失や盗難時でも個人情報の紛
失や盗難を防ぎ得る加入者認証カードリードライト装置
および無線通信装置を提供するものである。
になされたもので、加入者認証カードリードライト装置
と無線通信装置とを分離して構成した場合でも、携帯性
に優れ、無線通信装置の紛失や盗難時でも個人情報の紛
失や盗難を防ぎ得る加入者認証カードリードライト装置
および無線通信装置を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明における加入者認
証カードリードライト装置は、パスワードを記録した加
入者認証カードを挿抜自在に装着し前記加入者認証カー
ドの情報をリードライトするカードインタフェース部
と、無線通信装置に対しデータを無線送受信する無線通
信装置インタフェース部と、前記カードインタフェース
部と前記無線通信装置インタフェース部との間を通過す
るデータのフォーマットを変換するデータ変換部と、前
記加入者認証カードからのパスワードと前記無線通信装
置から入力したパスワードとを比較して前記無線通信装
置と加入者認証カードリードライト装置との間の無線通
信状態を確立する手順を管理するパスワード管理部とを
有するという構成を有している。この構成により、加入
者認証カードリードライト装置を無線通信装置から分離
しているので携帯性に優れ、且つ分離した状態であって
も、使用する無線通信装置をパスワードにより特定した
上で、加入者認証カードに記憶されている情報のリード
ライトが可能であり、且つ、無線通信装置の紛失または
盗難時に個人情報の紛失または盗難を防ぐことができ
る。
証カードリードライト装置は、パスワードを記録した加
入者認証カードを挿抜自在に装着し前記加入者認証カー
ドの情報をリードライトするカードインタフェース部
と、無線通信装置に対しデータを無線送受信する無線通
信装置インタフェース部と、前記カードインタフェース
部と前記無線通信装置インタフェース部との間を通過す
るデータのフォーマットを変換するデータ変換部と、前
記加入者認証カードからのパスワードと前記無線通信装
置から入力したパスワードとを比較して前記無線通信装
置と加入者認証カードリードライト装置との間の無線通
信状態を確立する手順を管理するパスワード管理部とを
有するという構成を有している。この構成により、加入
者認証カードリードライト装置を無線通信装置から分離
しているので携帯性に優れ、且つ分離した状態であって
も、使用する無線通信装置をパスワードにより特定した
上で、加入者認証カードに記憶されている情報のリード
ライトが可能であり、且つ、無線通信装置の紛失または
盗難時に個人情報の紛失または盗難を防ぐことができ
る。
【０００６】本発明における加入者認証カードリードラ
イト装置は、前記無線通信装置インタフェース部が微弱
な無線通信機能を有するという構成を有している。この
構成により、無線通信装置と加入者認証カードリードラ
イト装置間の通信において低消費電力化を図ることがで
きる。
イト装置は、前記無線通信装置インタフェース部が微弱
な無線通信機能を有するという構成を有している。この
構成により、無線通信装置と加入者認証カードリードラ
イト装置間の通信において低消費電力化を図ることがで
きる。
【０００７】本発明における加入者認証カードリードラ
イト装置は、前記無線通信装置インタフェース部が、複
数の通信インタフェース部を有し、前記複数の通信イン
タフェース部を選択的に切り換える通信方式選択部を備
えるという構成を有している。この構成により、無線通
信装置と加入者認証カードリードライト装置間における
通信方式を使用者自身が選択することができることとな
る。
イト装置は、前記無線通信装置インタフェース部が、複
数の通信インタフェース部を有し、前記複数の通信イン
タフェース部を選択的に切り換える通信方式選択部を備
えるという構成を有している。この構成により、無線通
信装置と加入者認証カードリードライト装置間における
通信方式を使用者自身が選択することができることとな
る。
【０００８】本発明における加入者認証カードリードラ
イト装置は、前記通信方式選択部が、受信したデータフ
ォーマットを識別し、自動的に通信方式を選択する機能
を有するという構成を有している。この構成により、使
用者は無線通信装置と加入者認証カードリードライト装
置間における通信方式を設定しなかった場合であっても
自動的に通信方式を選択して通信することができる。
イト装置は、前記通信方式選択部が、受信したデータフ
ォーマットを識別し、自動的に通信方式を選択する機能
を有するという構成を有している。この構成により、使
用者は無線通信装置と加入者認証カードリードライト装
置間における通信方式を設定しなかった場合であっても
自動的に通信方式を選択して通信することができる。
【０００９】本発明における加入者認証カードリードラ
イト装置は、前記カードインタフェース部が、前記加入
者認証カードの挿抜を検出し、前記加入者認証カードの
挿抜検出情報を前記無線通信装置に通知することによ
り、前記パスワード管理部は自動的に前記加入者認証カ
ードリードライト装置と前記無線通信装置との間の無線
通信状態を確立する手順を行う機能を有するという構成
を有している。この構成により、加入者認証カードを入
れ替えた場合でも無線通信装置との通信を自動的に確立
させることが可能となる。
イト装置は、前記カードインタフェース部が、前記加入
者認証カードの挿抜を検出し、前記加入者認証カードの
挿抜検出情報を前記無線通信装置に通知することによ
り、前記パスワード管理部は自動的に前記加入者認証カ
ードリードライト装置と前記無線通信装置との間の無線
通信状態を確立する手順を行う機能を有するという構成
を有している。この構成により、加入者認証カードを入
れ替えた場合でも無線通信装置との通信を自動的に確立
させることが可能となる。
【００１０】本発明における加入者認証カードリードラ
イト装置は、前記カードインタフェース部を介して前記
加入者認証カードにリードライトされる個人情報を暗号
化する暗号化回路を前記データ変換部に備えるという構
成を有している。この構成により、使用者は無線通信装
置と加入者認証カードリードライト装置間における、加
入者認証カードに記憶された情報の通信を行う際のセキ
ュリティーを高め、個人情報の盗難を防止することがで
きる。
イト装置は、前記カードインタフェース部を介して前記
加入者認証カードにリードライトされる個人情報を暗号
化する暗号化回路を前記データ変換部に備えるという構
成を有している。この構成により、使用者は無線通信装
置と加入者認証カードリードライト装置間における、加
入者認証カードに記憶された情報の通信を行う際のセキ
ュリティーを高め、個人情報の盗難を防止することがで
きる。
【００１１】本発明における加入者認証カードリードラ
イト装置は、前記データ変換部に時間を任意に設定する
タイマ回路を備え、前記無線通信装置との通信が前記任
意設定時間を超えて不能の場合にこの不能状態を使用者
に対し通知する通知手段を有するという構成を有してい
る。この構成により、使用者は無線通信装置が使用不可
である状態を認識でき、且つ、無線通信装置の紛失また
は盗難を防ぐことができる。
イト装置は、前記データ変換部に時間を任意に設定する
タイマ回路を備え、前記無線通信装置との通信が前記任
意設定時間を超えて不能の場合にこの不能状態を使用者
に対し通知する通知手段を有するという構成を有してい
る。この構成により、使用者は無線通信装置が使用不可
である状態を認識でき、且つ、無線通信装置の紛失また
は盗難を防ぐことができる。
【００１２】本発明における加入者認証カードリードラ
イト装置は、前記通知手段がアラーム音を発生する音発
生手段であるという構成を有している。この構成によ
り、使用者は聴覚的に無線通信装置が使用不可である状
態を認識することができる。
イト装置は、前記通知手段がアラーム音を発生する音発
生手段であるという構成を有している。この構成によ
り、使用者は聴覚的に無線通信装置が使用不可である状
態を認識することができる。
【００１３】本発明における加入者認証カードリードラ
イト装置は、前記通知手段が前記音発生手段に加え振動
を発生する振動発生手段であるという構成を有してい
る。この構成により、使用者は聴覚的な認識に加え、触
角的に無線通信装置が使用不可である状態を認識するこ
とができる。
イト装置は、前記通知手段が前記音発生手段に加え振動
を発生する振動発生手段であるという構成を有してい
る。この構成により、使用者は聴覚的な認識に加え、触
角的に無線通信装置が使用不可である状態を認識するこ
とができる。
【００１４】本発明における加入者認証カードリードラ
イト装置は、前記通知手段が前記音発生手段および前記
振動発生手段に加え、光を発する発光手段であるという
構成を有している。この構成により、使用者は聴覚的お
よび触角的な認識に加え、視覚的に無線通信装置が使用
不可である状態を認識することができる。
イト装置は、前記通知手段が前記音発生手段および前記
振動発生手段に加え、光を発する発光手段であるという
構成を有している。この構成により、使用者は聴覚的お
よび触角的な認識に加え、視覚的に無線通信装置が使用
不可である状態を認識することができる。
【００１５】本発明における無線通信装置は、請求項１
ないし１０のいずれかに記載の加入者認証カードリード
ライト装置に対し、前記加入者認証カードリードライト
装置と前記無線通信装置との間の無線通信状態を確立す
る手順を行うためのデータを送受信する通信インタフェ
ース部を有するという構成を有している。この構成によ
り、無線通信装置は、請求項１ないし１０のいずれかに
記載の特定の加入者認証カードリードライト装置とのデ
ータ送受信が可能となり、加入者認証カードと分離され
た状態であっても使用可能にすることができる。
ないし１０のいずれかに記載の加入者認証カードリード
ライト装置に対し、前記加入者認証カードリードライト
装置と前記無線通信装置との間の無線通信状態を確立す
る手順を行うためのデータを送受信する通信インタフェ
ース部を有するという構成を有している。この構成によ
り、無線通信装置は、請求項１ないし１０のいずれかに
記載の特定の加入者認証カードリードライト装置とのデ
ータ送受信が可能となり、加入者認証カードと分離され
た状態であっても使用可能にすることができる。
【００１６】本発明における無線通信装置は、請求項５
に記載の前記カードインタフェース部から通知されたカ
ード挿抜情報を前記加入者認証カードリードライト装置
から受信したときに、操作部の操作により入力したパス
ワードを前記加入者認証カードリードライト装置に送信
することにより、前記加入者認証カードリードライト装
置と前記無線通信装置との間の無線通信状態を確立する
手順を前記加入者認証カードリードライト装置に自動的
に行わせる制御手段と、前記無線通信状態を確立する手
順の実行の結果、前記加入者認証カードが未実装かまた
は異なる加入者認証カードに差し替えられていたことが
判明した場合には、使用を制限または禁止する状態管理
部とを有するという構成を有している。この構成によ
り、加入者認証カードが不正に取り替えられた場合には
無線通信装置で使用できる機能に制限を加えることが可
能となる。
に記載の前記カードインタフェース部から通知されたカ
ード挿抜情報を前記加入者認証カードリードライト装置
から受信したときに、操作部の操作により入力したパス
ワードを前記加入者認証カードリードライト装置に送信
することにより、前記加入者認証カードリードライト装
置と前記無線通信装置との間の無線通信状態を確立する
手順を前記加入者認証カードリードライト装置に自動的
に行わせる制御手段と、前記無線通信状態を確立する手
順の実行の結果、前記加入者認証カードが未実装かまた
は異なる加入者認証カードに差し替えられていたことが
判明した場合には、使用を制限または禁止する状態管理
部とを有するという構成を有している。この構成によ
り、加入者認証カードが不正に取り替えられた場合には
無線通信装置で使用できる機能に制限を加えることが可
能となる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の一実施の形態を詳細に説明する。本発明の一実施の形
態における加入者認証カードリードライト装置および無
線通信装置は、図１に示す加入者認証カードリードライ
ト装置とこの加入者認証カードリードライト装置と無線
で接続される図２に示す無線通信装置とにより構成され
る。
の一実施の形態を詳細に説明する。本発明の一実施の形
態における加入者認証カードリードライト装置および無
線通信装置は、図１に示す加入者認証カードリードライ
ト装置とこの加入者認証カードリードライト装置と無線
で接続される図２に示す無線通信装置とにより構成され
る。
【００１８】まず、図１を参照して、本実施の形態にお
ける加入者認証カードリードライト装置の構成を説明す
る。図１において、加入者認証カードリードライト装置
は、加入者認証カード１の挿抜が可能なカードインタフ
ェース部２と、カードインタフェース部２を介してリー
ドライトされる加入者認証カードに記憶されている個人
情報を暗号化する暗号化回路３、及び無線通信装置との
通信不能状態が一定時間以上継続していることを検出す
るためのタイマ回路４とを備えるデータ制御部としての
データ変換部５と、複数の通信インタフェース（本実施
例では第１の通信インタフェース６としてＢｌｕｅｔｏ
ｏｔｈ、第２の通信インタフェース７としてＩｒＤＡを
想定する）を内蔵して無線通信装置とのデータ送受信を
制御する無線通信装置インタフェース部８と、加入者認
証カードリードライト装置と無線通信装置との間の無線
通信状態を確立する手順（以下、ネゴシエーションとい
う）に用いるパスワードを管理するパスワード管理部９
と、無線通信装置との間で用いる通信方式を選択するた
めの通信方式選択部１０と、タイマ回路４により無線通
信装置に対する通信不能状態の持続が検出された場合に
は、これを使用者に対して通知するための手段であるス
ピーカ１１、バイブ１２およびＬＥＤ１３等とから構成
される。
ける加入者認証カードリードライト装置の構成を説明す
る。図１において、加入者認証カードリードライト装置
は、加入者認証カード１の挿抜が可能なカードインタフ
ェース部２と、カードインタフェース部２を介してリー
ドライトされる加入者認証カードに記憶されている個人
情報を暗号化する暗号化回路３、及び無線通信装置との
通信不能状態が一定時間以上継続していることを検出す
るためのタイマ回路４とを備えるデータ制御部としての
データ変換部５と、複数の通信インタフェース（本実施
例では第１の通信インタフェース６としてＢｌｕｅｔｏ
ｏｔｈ、第２の通信インタフェース７としてＩｒＤＡを
想定する）を内蔵して無線通信装置とのデータ送受信を
制御する無線通信装置インタフェース部８と、加入者認
証カードリードライト装置と無線通信装置との間の無線
通信状態を確立する手順（以下、ネゴシエーションとい
う）に用いるパスワードを管理するパスワード管理部９
と、無線通信装置との間で用いる通信方式を選択するた
めの通信方式選択部１０と、タイマ回路４により無線通
信装置に対する通信不能状態の持続が検出された場合に
は、これを使用者に対して通知するための手段であるス
ピーカ１１、バイブ１２およびＬＥＤ１３等とから構成
される。
【００１９】次に、図２を参照して、本発明の一実施の
形態における無線通信装置の構成を説明する。図２に示
す無線通信装置（本実施の形態では携帯電話機を想定す
る）は、データを変復調し基地局との間でデータを送受
信する送受信部１４と、音声コーデック（CODEC)部１８
と送受信部１４との間においてデータフォーマット変換
を行なうデータ変換部１５と、マイク１６から入力され
た音声の通信データへの変換または送受信部１４におい
て復調された通信データを音声へ変換してスピーカ１７
へ出力する音声コーデック（CODEC)部１８と、主にＣＰ
Ｕからなり、無線通信装置の動作を制御する制御回路１
９と、各種操作キー（開始／終了／数字／スクロールキ
ーなど）が配列されている操作部２０と、メッセージや
電話番号を表示する表示部２１と、加入者認証カードリ
ードライト装置との間のネゴシエーションを制御する状
態管理部２２と、加入者認証カードリードライト装置と
のデータ送受信を制御する通信インタフェース部２３
と、加入者認証カードからリードした加入者情報を一時
的に格納するメモリ２４と、加入者認証カードリードラ
イト装置から受信した暗号化データを解読する解読回路
２５とを有して構成される。
形態における無線通信装置の構成を説明する。図２に示
す無線通信装置（本実施の形態では携帯電話機を想定す
る）は、データを変復調し基地局との間でデータを送受
信する送受信部１４と、音声コーデック（CODEC)部１８
と送受信部１４との間においてデータフォーマット変換
を行なうデータ変換部１５と、マイク１６から入力され
た音声の通信データへの変換または送受信部１４におい
て復調された通信データを音声へ変換してスピーカ１７
へ出力する音声コーデック（CODEC)部１８と、主にＣＰ
Ｕからなり、無線通信装置の動作を制御する制御回路１
９と、各種操作キー（開始／終了／数字／スクロールキ
ーなど）が配列されている操作部２０と、メッセージや
電話番号を表示する表示部２１と、加入者認証カードリ
ードライト装置との間のネゴシエーションを制御する状
態管理部２２と、加入者認証カードリードライト装置と
のデータ送受信を制御する通信インタフェース部２３
と、加入者認証カードからリードした加入者情報を一時
的に格納するメモリ２４と、加入者認証カードリードラ
イト装置から受信した暗号化データを解読する解読回路
２５とを有して構成される。
【００２０】次に、図１および図２を参照して、本発明
の一実施の形態における加入者認証カードリードライト
装置および無線通信装置の動作を説明する。まず、カー
ドインタフェース部２は、加入者認証カード１の挿抜状
態を検出して、検出したか否かの情報を無線通信装置の
状態管理部２２に通知する。状態管理部２２は、加入者
認証カード１が実装されたという情報の通知を受けた場
合、制御回路１９に対して状態信号を出力する。制御回
路１９はこの状態信号を判定して、表示部２１に、例え
ば、“パスワードを入力して下さい”を表示し、使用者
に対してネゴシエーションに用いるパスワードの入力を
促すよう制御する。使用者の操作により、操作部２０か
ら入力されたパスワードは、制御回路１９及び通信イン
タフェース部２３を介して加入者認証カードリードライ
ト装置へ送信される。加入者認証カードリードライト装
置はこのパスワードを受信し、パスワード管理部９へ通
知する。パスワード管理部９は、通知されたパスワード
と予め加入者認証カード毎に分配されているパスワード
とを比較する。
の一実施の形態における加入者認証カードリードライト
装置および無線通信装置の動作を説明する。まず、カー
ドインタフェース部２は、加入者認証カード１の挿抜状
態を検出して、検出したか否かの情報を無線通信装置の
状態管理部２２に通知する。状態管理部２２は、加入者
認証カード１が実装されたという情報の通知を受けた場
合、制御回路１９に対して状態信号を出力する。制御回
路１９はこの状態信号を判定して、表示部２１に、例え
ば、“パスワードを入力して下さい”を表示し、使用者
に対してネゴシエーションに用いるパスワードの入力を
促すよう制御する。使用者の操作により、操作部２０か
ら入力されたパスワードは、制御回路１９及び通信イン
タフェース部２３を介して加入者認証カードリードライ
ト装置へ送信される。加入者認証カードリードライト装
置はこのパスワードを受信し、パスワード管理部９へ通
知する。パスワード管理部９は、通知されたパスワード
と予め加入者認証カード毎に分配されているパスワード
とを比較する。
【００２１】両パスワードの比較結果が一致した場合に
は、ネゴシエーションが確立したものとして、パスワー
ド管理部９がデータ変換部５に対し、リード命令を発行
し、加入者認証カード１内に記憶されているパスワード
を含む情報をリードして無線通信装置へ送信する。無線
通信装置は、加入者認証カード１内に記憶されていた情
報をメモリ２４に格納して使用可能な状態にする。パス
ワードの比較結果が一致しなかった場合は、その結果を
無線通信装置の制御回路１９に通知して、表示部２１に
再び操作部２０からパスワードを入力するよう促すメッ
セージを表示する。
は、ネゴシエーションが確立したものとして、パスワー
ド管理部９がデータ変換部５に対し、リード命令を発行
し、加入者認証カード１内に記憶されているパスワード
を含む情報をリードして無線通信装置へ送信する。無線
通信装置は、加入者認証カード１内に記憶されていた情
報をメモリ２４に格納して使用可能な状態にする。パス
ワードの比較結果が一致しなかった場合は、その結果を
無線通信装置の制御回路１９に通知して、表示部２１に
再び操作部２０からパスワードを入力するよう促すメッ
セージを表示する。
【００２２】一度パスワードの比較結果が一致してネゴ
シエーションが確立し、加入者認証カード１内に記憶さ
れていた情報をメモリ２４に格納した無線通信装置は、
制御回路１９が学習し、加入者認証カードリードライト
装置との接続を解除する接続解除パスワードを操作部２
０から入力するか、または、通信不能状態が継続してい
る状態が検出されるまで通信可能状態に保持される。ま
た、制御回路１９は、加入者認証カード１が未実装であ
るという情報が通知された場合、またはパスワードの不
一致によりネゴシエーションが不成立であった場合に
は、その情報が通知され、制御回路１９により、無線通
信装置が緊急用通信（１１０番、１１９番など）のみ使
用できるよう制御する。
シエーションが確立し、加入者認証カード１内に記憶さ
れていた情報をメモリ２４に格納した無線通信装置は、
制御回路１９が学習し、加入者認証カードリードライト
装置との接続を解除する接続解除パスワードを操作部２
０から入力するか、または、通信不能状態が継続してい
る状態が検出されるまで通信可能状態に保持される。ま
た、制御回路１９は、加入者認証カード１が未実装であ
るという情報が通知された場合、またはパスワードの不
一致によりネゴシエーションが不成立であった場合に
は、その情報が通知され、制御回路１９により、無線通
信装置が緊急用通信（１１０番、１１９番など）のみ使
用できるよう制御する。
【００２３】加入者識別カードリードライト装置の通信
方式選択部１０は、加入者識別カードリードライト装置
と無線通信装置の双方が対応している通信方式を選択す
ることにより、使用者が任意に通信方式を選択できるよ
う構成する。また、通信方式選択部１０は、使用する通
信インタフェースを自動的に選択する構成をも有してお
り、無線通信装置とのネゴシエーション確立開始時に、
第１の通信インタフェースおよび第２の通信インタフェ
ースから入力された信号をそれぞれ監視し、予め決めら
れた同期ワードあるいは一定値以上の受信レベルが検出
された側の通信インタフェースを選択し、もう一方の通
信インタフェース側の電源をオフにするよう制御する。
方式選択部１０は、加入者識別カードリードライト装置
と無線通信装置の双方が対応している通信方式を選択す
ることにより、使用者が任意に通信方式を選択できるよ
う構成する。また、通信方式選択部１０は、使用する通
信インタフェースを自動的に選択する構成をも有してお
り、無線通信装置とのネゴシエーション確立開始時に、
第１の通信インタフェースおよび第２の通信インタフェ
ースから入力された信号をそれぞれ監視し、予め決めら
れた同期ワードあるいは一定値以上の受信レベルが検出
された側の通信インタフェースを選択し、もう一方の通
信インタフェース側の電源をオフにするよう制御する。
【００２４】加入者認証カードリードライト装置１のデ
ータ変換部５は、内部に暗号化回路３を有し、加入者認
証カードからリードしたデータを暗号化して無線通信装
置インタフェース部８から無線通信装置へ送信する。ま
た、無線通信装置の制御回路１９内には解読回路２５を
設け、加入者認証カード１からの暗号化データを解読す
る。また、データ変換部５には、任意に設定可能なタイ
マ回路４を設け、任意設定時間を超えて無線通信装置と
の通信が不能であった場合にはそれを検出する。一度加
入者認証カードリードライト装置とのネゴシエーション
が確立して、加入者認証カード１内に記憶されていた情
報をメモリ２４に格納した後に、通信不能状態が検出さ
れた場合には、無線通信装置は、メモリ２４に格納した
パスワードを任意の間隔で加入者認証カードリードライ
ト装置へ送信する。
ータ変換部５は、内部に暗号化回路３を有し、加入者認
証カードからリードしたデータを暗号化して無線通信装
置インタフェース部８から無線通信装置へ送信する。ま
た、無線通信装置の制御回路１９内には解読回路２５を
設け、加入者認証カード１からの暗号化データを解読す
る。また、データ変換部５には、任意に設定可能なタイ
マ回路４を設け、任意設定時間を超えて無線通信装置と
の通信が不能であった場合にはそれを検出する。一度加
入者認証カードリードライト装置とのネゴシエーション
が確立して、加入者認証カード１内に記憶されていた情
報をメモリ２４に格納した後に、通信不能状態が検出さ
れた場合には、無線通信装置は、メモリ２４に格納した
パスワードを任意の間隔で加入者認証カードリードライ
ト装置へ送信する。
【００２５】加入者認証カードリードライト装置は、タ
イマ回路４で認識できる任意の間隔で受信したパスワー
ドを、パスワード管理部９により照合し、照合結果が一
致したことをデータ変換部５および無線通信装置の制御
回路１９に通知する。データ変換部５は、照合結果が一
致したという通知を任意の間隔で一定回数以上連続受信
できなかった場合には、通信不能状態検出信号を出力し
て使用者に通知する。なお、使用者に対する通知手段と
しては、スピーカー１１からのアラーム音による聴覚的
通知、バイブ１２の振動による触覚的通知、ＬＥＤ１３
の発光による視覚的通知などが有効である。また、制御
回路１９は、照合結果が一致した通知を任意の間隔で一
定回数以上連続受信できなかった場合には、メモリ２４
内に格納されている加入者認証カード１の記憶情報を消
去する。
イマ回路４で認識できる任意の間隔で受信したパスワー
ドを、パスワード管理部９により照合し、照合結果が一
致したことをデータ変換部５および無線通信装置の制御
回路１９に通知する。データ変換部５は、照合結果が一
致したという通知を任意の間隔で一定回数以上連続受信
できなかった場合には、通信不能状態検出信号を出力し
て使用者に通知する。なお、使用者に対する通知手段と
しては、スピーカー１１からのアラーム音による聴覚的
通知、バイブ１２の振動による触覚的通知、ＬＥＤ１３
の発光による視覚的通知などが有効である。また、制御
回路１９は、照合結果が一致した通知を任意の間隔で一
定回数以上連続受信できなかった場合には、メモリ２４
内に格納されている加入者認証カード１の記憶情報を消
去する。
【００２６】以上、説明したように、本発明の一実施の
形態によれば、本実施の形態における加入者認証カード
リードライト装置は、加入者識別カードリードライト装
置と無線通信装置とを無線通信インタフェースを介して
接続するよう構成したので、加入者識別カードリードラ
イト装置と無線通信装置とが分離された状態であって
も、携帯性を損なわずに加入者認証カード１に記憶され
ている情報のリードライトが可能となる。
形態によれば、本実施の形態における加入者認証カード
リードライト装置は、加入者識別カードリードライト装
置と無線通信装置とを無線通信インタフェースを介して
接続するよう構成したので、加入者識別カードリードラ
イト装置と無線通信装置とが分離された状態であって
も、携帯性を損なわずに加入者認証カード１に記憶され
ている情報のリードライトが可能となる。
【００２７】また、加入者認証カードリードライト装置
はパスワード管理部９を設け、無線通信装置とのネゴシ
エーションを行なうよう構成したので、無線通信装置か
ら単純なキー操作（パスワード入力）を行なうのみで、
異なる複数の端末を利用することが可能となる。また、
無線通信装置は状態管理部２２を設け、加入者識別カー
ドリードライト装置との通信が不能となった場合には、
無線通信装置において利用できる機能に制限をかけるよ
う構成したので、加入者認証カードリードライト装置お
よび加入者認証カードの紛失または盗難時に、他人に使
用され損害を受けることを防ぐことができる。
はパスワード管理部９を設け、無線通信装置とのネゴシ
エーションを行なうよう構成したので、無線通信装置か
ら単純なキー操作（パスワード入力）を行なうのみで、
異なる複数の端末を利用することが可能となる。また、
無線通信装置は状態管理部２２を設け、加入者識別カー
ドリードライト装置との通信が不能となった場合には、
無線通信装置において利用できる機能に制限をかけるよ
う構成したので、加入者認証カードリードライト装置お
よび加入者認証カードの紛失または盗難時に、他人に使
用され損害を受けることを防ぐことができる。
【００２８】また、加入者認証カードリードライト装置
は通信方式選択部１０を設けたことにより、使用者自身
が使用する通信方式を任意に選択することが可能とな
る。なお、通信方式選択部１０は複数の通信方式に対応
可能な場合には、自動選択可能な構成としているため、
使用者の手を煩わせることなく通信が可能になるととも
に、使用しない側の通信インタフェースの電源をオフす
るよう構成したので低消費電力化が図れる。
は通信方式選択部１０を設けたことにより、使用者自身
が使用する通信方式を任意に選択することが可能とな
る。なお、通信方式選択部１０は複数の通信方式に対応
可能な場合には、自動選択可能な構成としているため、
使用者の手を煩わせることなく通信が可能になるととも
に、使用しない側の通信インタフェースの電源をオフす
るよう構成したので低消費電力化が図れる。
【００２９】また、加入者認証カードリードライト装置
のデータ変換部５に暗号化回路３を設けることにより、
無線通信で情報を送受信する際のセキュリティーを高
め、個人情報の盗難を防ぐことができる。また、加入者
認証カードリードライト装置のデータ変換部５にタイマ
回路４を設け、使用者に加入者認証カードリードライト
装置が無線通信装置と通信不能であることを通知できる
よう構成したので、一度ネゴシエーションが確立した後
の、無線通信装置の置き忘れ防止、および紛失時の検索
を容易に行うことができる。また、加入者認証カードリ
ードライト装置における使用者への通知手段をアラーム
音とすることにより、無線通信装置と通信不能であるこ
とを聴覚的に通知することができる。
のデータ変換部５に暗号化回路３を設けることにより、
無線通信で情報を送受信する際のセキュリティーを高
め、個人情報の盗難を防ぐことができる。また、加入者
認証カードリードライト装置のデータ変換部５にタイマ
回路４を設け、使用者に加入者認証カードリードライト
装置が無線通信装置と通信不能であることを通知できる
よう構成したので、一度ネゴシエーションが確立した後
の、無線通信装置の置き忘れ防止、および紛失時の検索
を容易に行うことができる。また、加入者認証カードリ
ードライト装置における使用者への通知手段をアラーム
音とすることにより、無線通信装置と通信不能であるこ
とを聴覚的に通知することができる。
【００３０】また、加入者認証カードリードライト装置
における使用者への通知手段をバイブレータの振動にす
ることにより、無線通信装置と通信不能であることを触
覚的に通知することができる。また、加入者認証カード
リードライト装置における使用者への通知手段を発光素
子とすることにより、無線通信装置と通信不能であるこ
とを視覚的に通知することができる。また、加入者認証
カードリードライト装置からのパスワード照合結果を無
線通信装置に通知し、無線通信装置はその通知を任意の
間隔で一定回数連続受信できなかったことにより、加入
者認証カード１内に記憶されておりメモリ２４内に格納
した情報を消去可能な構成としたことにより、一度ネゴ
シエーションが確立した後の無線通信装置の紛失時、ま
たは盗難時に他人に使用されて損害を受けることを防止
することができる。
における使用者への通知手段をバイブレータの振動にす
ることにより、無線通信装置と通信不能であることを触
覚的に通知することができる。また、加入者認証カード
リードライト装置における使用者への通知手段を発光素
子とすることにより、無線通信装置と通信不能であるこ
とを視覚的に通知することができる。また、加入者認証
カードリードライト装置からのパスワード照合結果を無
線通信装置に通知し、無線通信装置はその通知を任意の
間隔で一定回数連続受信できなかったことにより、加入
者認証カード１内に記憶されておりメモリ２４内に格納
した情報を消去可能な構成としたことにより、一度ネゴ
シエーションが確立した後の無線通信装置の紛失時、ま
たは盗難時に他人に使用されて損害を受けることを防止
することができる。
【００３１】
【発明の効果】本発明における加入者認証カードリード
ライト装置および無線通信装は、上記のように構成さ
れ、特に、加入者認証カードの挿抜自在な加入者認証カ
ードリードライト装置と分離した無線通信装置との間で
無線通信によりデータを送受信するようにしたことによ
り、加入者認証カードと無線通信装置とが分離している
ので携帯性に優れ、加入者認証カードと無線通信装置と
が分離した状態であっても、使用する無線通信装置をパ
スワードにより特定した上で、加入者認証カードに記憶
されている情報のリードライトが可能のため、無線通信
装置が紛失され、または盗難にあったときに、個人情報
の紛失または盗難を未然に防止することができる。
ライト装置および無線通信装は、上記のように構成さ
れ、特に、加入者認証カードの挿抜自在な加入者認証カ
ードリードライト装置と分離した無線通信装置との間で
無線通信によりデータを送受信するようにしたことによ
り、加入者認証カードと無線通信装置とが分離している
ので携帯性に優れ、加入者認証カードと無線通信装置と
が分離した状態であっても、使用する無線通信装置をパ
スワードにより特定した上で、加入者認証カードに記憶
されている情報のリードライトが可能のため、無線通信
装置が紛失され、または盗難にあったときに、個人情報
の紛失または盗難を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態における加入者認証カー
ドリードライト装置の構成を示すブロック図、
ドリードライト装置の構成を示すブロック図、
【図２】本発明の一実施の形態における無線通信装置の
構成を示すブロック図、
構成を示すブロック図、
【図３】従来の加入者認証カードリードライト装置の構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
１ 加入者認証カード
２ カードインタフェース部
３ 暗号化回路
４ タイマ回路
５、１５ データ変換部
６ 第１の通信インタフェース
７ 第２の通信インタフェース
８ 無線通信装置インタフェース部
９ パスワード管理部
１０ 通信方式選択部
１１、１７ スピーカ
１２ バイブレータ（バイブ）
１３ ＬＥＤ
１４ 送受信部
１６ マイク
１８ 音声コーデック部
１９、２８ 制御回路
２０ 操作部
２１ 表示部
２２ 状態管理部
２３ 通信インタフェース部
２４ メモリ
２５ 解読回路
２６ ＳＩＭカード
２７ ＳＩＭカードインタフェース部
２９ 通信インタフェース部
３０ コネクタ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 橋本 均
宮城県仙台市泉区明通二丁目５番地 株式
会社松下通信仙台研究所内
Ｆターム(参考） 5B058 CA02 CA23 KA01 KA04 KA08
KA12 KA33 KA35 KA37 YA20
5K027 AA11 BB09 HH26
5K067 AA32 AA42 BB04 HH21 HH32
KK15
Claims (12)
- 【請求項１】パスワードを記録した加入者認証カードを
挿抜自在に装着し前記加入者認証カードの情報をリード
ライトするカードインタフェース部と、無線通信装置に
対しデータを無線送受信する無線通信装置インタフェー
ス部と、前記カードインタフェース部と前記無線通信装
置インタフェース部との間を通過するデータのフォーマ
ットを変換するデータ変換部と、前記加入者認証カード
からのパスワードと前記無線通信装置から入力したパス
ワードとを比較して前記無線通信装置と加入者認証カー
ドリードライト装置との間の無線通信状態を確立する手
順を管理するパスワード管理部とを有することを特徴と
する加入者認証カードリードライト装置。 - 【請求項２】前記無線通信装置インタフェース部が微弱
な無線通信機能を有することを特徴とする請求項１記載
の加入者認証カードリードライト装置。 - 【請求項３】前記無線通信装置インタフェース部は、複
数の通信インタフェース部を有し、前記複数の通信イン
タフェース部を選択的に切り換える通信方式選択部を備
えることを特徴とする請求項１または２記載の加入者認
証カードリードライト装置。 - 【請求項４】前記通信方式選択部は、受信したデータフ
ォーマットを識別し、自動的に通信方式を選択する機能
を有することを特徴とする請求項３記載の加入者認証カ
ードリードライト装置。 - 【請求項５】前記カードインタフェース部は、前記加入
者認証カードの挿抜を検出し、前記加入者認証カードの
挿抜検出情報を前記無線通信装置に通知することによ
り、前記パスワード管理部は自動的に前記加入者認証カ
ードリードライト装置と前記無線通信装置との間の無線
通信状態を確立する手順を行う機能を有することを特徴
とする請求項１ないし４のいずれかに記載の加入者認証
カードリードライト装置。 - 【請求項６】前記カードインタフェース部を介して前記
加入者認証カードにリードライトされる個人情報を暗号
化する暗号化回路を前記データ変換部に備えることを特
徴とする請求項１ないし５のいずれかに記載の加入者認
証カードリードライト装置。 - 【請求項７】前記データ変換部に時間を任意に設定する
タイマ回路を備え、前記無線通信装置との通信が前記任
意設定時間を超えて不能の場合にこの不能状態を使用者
に対し通知する通知手段を有することを特徴とする請求
項１ないし６のいずれかに記載の加入者認証カードリー
ドライト装置。 - 【請求項８】前記通知手段はアラーム音を発生する音発
生手段であることを特徴とする請求項７記載の加入者認
証カードリードライト装置。 - 【請求項９】前記通知手段は前記音発生手段に加え振動
を発生する振動発生手段であることを特徴とする請求項
７または８記載の加入者認証カードリードライト装置。 - 【請求項１０】前記通知手段は前記音発生手段および前
記振動発生手段に加え、光を発する発光手段であること
を特徴とする請求項７ないし９のいずれかに記載の加入
者認証カードリードライト装置。 - 【請求項１１】請求項１ないし１０のいずれかに記載の
加入者認証カードリードライト装置に対し、前記加入者
認証カードリードライト装置と前記無線通信装置との間
の無線通信状態を確立する手順を行うためのデータを送
受信する通信インタフェース部を有することを特徴とす
る無線通信装置。 - 【請求項１２】請求項５に記載の前記カードインタフェ
ース部から通知されたカード挿抜情報を前記加入者認証
カードリードライト装置から受信したときに、操作部の
操作により入力したパスワードを前記加入者認証カード
リードライト装置に送信することにより、前記加入者認
証カードリードライト装置と前記無線通信装置との間の
無線通信状態を確立する手順を前記加入者認証カードリ
ードライト装置に自動的に行わせる制御手段と、前記無
線通信状態を確立する手順の実行の結果、前記加入者認
証カードが未実装かまたは異なる加入者認証カードに差
し替えられていたことが判明した場合には、使用を制限
または禁止する状態管理部とを有することを特徴とする
請求項１１記載の無線通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002091308A JP2003289351A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 加入者認証カードリードライト装置および無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002091308A JP2003289351A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 加入者認証カードリードライト装置および無線通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003289351A true JP2003289351A (ja) | 2003-10-10 |
Family
ID=29236426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002091308A Pending JP2003289351A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 加入者認証カードリードライト装置および無線通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003289351A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008527804A (ja) * | 2004-12-29 | 2008-07-24 | シリコン・ラボラトリーズ・インコーポレーテツド | 無線分離と互換のｓｉｍインタフェースを有する通信装置 |
| JP2011130414A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-30 | Sony Corp | 通信装置、プログラム、および通信方法 |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002091308A patent/JP2003289351A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008527804A (ja) * | 2004-12-29 | 2008-07-24 | シリコン・ラボラトリーズ・インコーポレーテツド | 無線分離と互換のｓｉｍインタフェースを有する通信装置 |
| JP2011130414A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-30 | Sony Corp | 通信装置、プログラム、および通信方法 |
| US9661479B2 (en) | 2009-11-20 | 2017-05-23 | Sony Corporation | Communication device, program, and communication method |
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