JP2003289215A - アンテナの配置構成およびアンテナモジュールおよび通信機 - Google Patents

アンテナの配置構成およびアンテナモジュールおよび通信機

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JP2003289215A
JP2003289215A JP2002090716A JP2002090716A JP2003289215A JP 2003289215 A JP2003289215 A JP 2003289215A JP 2002090716 A JP2002090716 A JP 2002090716A JP 2002090716 A JP2002090716 A JP 2002090716A JP 2003289215 A JP2003289215 A JP 2003289215A
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JP
Japan
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radiation electrode
feeding
antenna
feeding radiation
receiving side
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JP2002090716A
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Inventor
Atsushi Yuasa
敦之 湯浅
Takeshi Okada
岡田  健
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側のアンテナと受信側のアンテナ間の相
互干渉を防止する。 【解決手段】 送信側回路4に接続して送信用のアンテ
ナとして機能する送信側の給電放射電極1と、受信側回
路5に接続して受信用のアンテナとして機能する受信側
の給電放射電極2とを間隔を介して隣接配置する。送信
側の給電放射電極1の隣には放射電極7を、また、受信
側の給電放射電極2の隣には放射電極8を、それぞれ、
間隔を介して配置する。それら放射電極7,8は送信側
回路4と受信側回路5の何れにも接続されていない無給
電放射電極と成している。無給電放射電極7は給電放射
電極1に、また、無給電放射電極8は給電放射電極2
に、それぞれ、送信側の給電放射電極1と受信側の給電
放射電極2間の結合度よりも強い結合度でもって電磁結
合している。給電放射電極1,2間の結合度が相対的に
弱くなり、相互干渉を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機に設けられ
るアンテナの配置構成およびアンテナモジュールおよび
通信機に関するものである。
【0002】
【背景技術】電波の送受信を行う通信機において、図9
に示すような送信用のアンテナとして機能する送信側の
給電放射電極1と、受信用のアンテナとして機能する受
信側の給電放射電極2とが設けられる場合がある。それ
ら送信側の給電放射電極1と受信側の給電放射電極2
は、例えば誘電体から成る基体3に形成された導体パタ
ーンにより構成されている。送信側の給電放射電極1
は、送信側回路4に接続され、送信側回路4から供給さ
れた信号に基づき励振して電波を放射する。また、受信
側の給電放射電極2は、受信側回路5に接続され、電波
を受信し当該受信信号を受信側回路5に出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通信機の小
型化などに起因して送信側の給電放射電極1と受信側の
給電放射電極2との間の間隔が狭くなる傾向にある。送
信側の給電放射電極1と受信側の給電放射電極2間の間
隔が狭くなると、送信側の給電放射電極1と受信側の給
電放射電極2のアイソレーションが不十分となることが
ある。これにより、送信側の給電放射電極1と受信側の
給電放射電極2が互いに影響し合って、アンテナ利得が
劣化したり、送信側の給電放射電極1および受信側の給
電放射電極2の指向性(放射パターン)が設定の状態か
らずれてしまうという問題が生じる。
【0004】また、例えば、給電放射電極1,2側から
見た送信側回路4や受信側回路5のインピーダンスは回
路動作によって変化する。送信側の給電放射電極1と受
信側の給電放射電極2のアイソレーションが十分でない
と、例えば送信側回路4のインピーダンス変化の影響が
送信側の給電放射電極1を介して受信側の給電放射電極
2に及んで当該受信側の給電放射電極2の指向性が送信
側回路4のインピーダンス変化に応じて変化してしまう
ことがある。このように、送信側の給電放射電極1と受
信側の給電放射電極2とのうちの一方側の指向性が、他
方側に接続されている回路のインピーダンス変化に応じ
て変化してしまうという問題が生じる。
【0005】このような問題を防止するためには、送信
側の給電放射電極1と、受信側の給電放射電極2とをあ
る程度離す必要があり、通信機の小型化を妨げてしま
う。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、送信側の給電放射電極と受
信側の給電放射電極のアイソレーションを確保しつつ、
送信側の給電放射電極と受信側の給電放射電極を近接配
置することができるアンテナの配置構成およびアンテナ
モジュールおよび通信機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
るための手段としている。すなわち、第1の発明は、送
信側回路に接続し送信用アンテナとして機能する送信側
の給電放射電極と、受信側回路に接続し受信用アンテナ
として機能する受信側の給電放射電極とが間隔を介し隣
接配置されているアンテナの配置構成であって、送信側
の給電放射電極と受信側の給電放射電極とのうちの少な
くとも一方側には、送信側回路と受信側回路の何れにも
接続していない無給電放射電極が間隔を介し隣接配置さ
れており、当該無給電放射電極は、送信側の給電放射電
極と受信側の給電放射電極間の結合度よりも強い結合度
でもって隣に位置する給電放射電極と電磁結合して、当
該結合している給電放射電極と共にアンテナ動作を行う
構成を有していることを特徴としている。
【0008】第2の発明は、第1の発明の構成を備え、
無給電放射電極には、当該無給電放射電極の指向性を制
御するためのサセプタンスを付与するサセプタンス部が
接続されていることを特徴としている。
【0009】第3の発明は、第1又は第2の発明の構成
を備え、送信側の給電放射電極と、受信側の給電放射電
極とのうちの少なくとも一方は複数個設けられ、少なく
とも1組の送信側の給電放射電極と受信側の給電放射電
極が間隔を介して隣接配置されている構成と成し、隣り
合っている送信側の給電放射電極と受信側の給電放射電
極とのうちの少なくとも一方側には、間隔を介し電磁結
合する無給電放射電極が配置されており、当該無給電放
射電極と隣に位置する給電放射電極との間の結合度は、
前記隣り合っている送信側の給電放射電極と受信側の給
電放射電極間の結合度よりも強いことを特徴としてい
る。
【0010】第4の発明は、第1又は第2又は第3の発
明の構成を備え、送信側の給電放射電極と受信側の給電
放射電極と無給電放射電極は共通の基体に形成されてい
ることを特徴としている。
【0011】第5の発明は、第4の発明の構成を備え、
送信側の給電放射電極と受信側の給電放射電極と無給電
放射電極は共通に基体の表面に形成されており、送信側
の給電放射電極形成領域と受信側の給電放射電極形成領
域との間の基体部分には凹部が形成されて、当該送信側
の給電放射電極形成領域と受信側の給電放射電極形成領
域との間の基体部分は肉薄部分と成しており、送信側の
給電放射電極と受信側の給電放射電極と無給電放射電極
は基体の肉厚部分に形成されていることを特徴としてい
る。
【0012】第6の発明は、第1又は第2又は第3の発
明の構成を備え、送信側の給電放射電極と、受信側の給
電放射電極とは、それぞれ互いに別個独立の基体に形成
され、これら受信側の基体と、送信側の基体とは互いに
間隔を介して配置されており、無給電放射電極は、結合
相手の給電放射電極が形成されている基体に形成されて
いることを特徴としている。
【0013】第7の発明は、第1〜第6の発明の何れか
1つの発明の構成を備え、無給電放射電極は、結合相手
の給電放射電極と略同一形状を有していることを特徴と
している。
【0014】第8の発明は、第5の発明のアンテナの配
置構成を備えたアンテナモジュールであって、送信側の
給電放射電極形成領域と受信側の給電放射電極形成領域
との間の肉薄の基体部分には、送信側の給電放射電極に
接続する高周波回路と、受信側の給電放射電極に接続す
る高周波回路とのうちの一方あるいは両方が形成されて
いることを特徴としている。
【0015】第9の発明は、第5の発明のアンテナの配
置構成を備えたアンテナモジュールであって、基体の凹
部は基体底面側に設けられ、当該凹部の開口部を塞ぐ形
態で基板が配置され、当該基板には前記凹部により覆わ
れる領域に、アンテナに関連する回路が形成されている
ことを特徴としている。
【0016】第10の発明は、第1〜第7の発明の何れ
か一つの発明のアンテナの配置構成と、第8又は第9の
発明のアンテナモジュールとのうちの一つが設けられて
いることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づいて説明する。
【0018】図1には第1実施形態例のアンテナの配置
構成が簡略的に示されている。この第1実施形態例で
は、送信側回路4に接続して送信用のアンテナとして機
能する送信側の給電放射電極1の隣には間隔を介して放
射電極7が配置されている。また、その送信側の給電放
射電極1の近傍には、受信側回路5に接続して受信用の
アンテナとして機能する受信側の給電放射電極2が間隔
を介して配置されており、この受信側の給電放射電極2
の隣には間隔を介して放射電極8が配置されている。上
記放射電極7,8は、送信側回路4と受信側回路5の何
れにも接続されていない無給電放射電極である。
【0019】この第1実施形態例では、その送信側の無
給電放射電極7は、送信側の給電放射電極1とほぼ同じ
形状の導体パターンにより構成されており、送信側の給
電放射電極1と同じ周波数でもって励振することができ
る構成を有している。当該送信側の無給電放射電極7
は、送信側の給電放射電極1と受信側の給電放射電極2
間の結合度よりも強い結合度でもって送信側の給電放射
電極1と電磁結合しており、送信側の給電放射電極1と
同様のアンテナ動作を行う。つまり、送信側の無給電放
射電極7は、送信側の給電放射電極1から信号を受け当
該信号に基づいて送信側の給電放射電極1と同様に励振
して電波を放射する。
【0020】また、受信側の無給電放射電極8は、受信
側の給電放射電極2とほぼ同じ形状の導体パターンによ
り構成されており、受信側の給電放射電極2と同じ周波
数でもって励振することができる構成を有している。当
該受信側の無給電放射電極8は、送信側の給電放射電極
1と受信側の給電放射電極2間の結合度よりも強い結合
度でもって受信側の給電放射電極2と電磁結合してお
り、受信側の給電放射電極2と同様のアンテナ動作を行
う。
【0021】この第1実施形態例では、送信側の給電放
射電極1には無給電放射電極7が、また、受信側の給電
放射電極2には無給電放射電極8が、それぞれ、間隔を
介して隣接配置され、送信側の給電放射電極1と無給電
放射電極7間の結合度、受信側の給電放射電極2と無給
電放射電極8間の結合度は、それぞれ、送信側の給電放
射電極1と受信側の給電放射電極2間の結合度よりも強
い構成とした。このため、送信側の給電放射電極1と受
信側の給電放射電極2間の結合度を相対的に弱めること
ができ、これにより、送信側の給電放射電極1と受信側
の給電放射電極2のアイソレーションを維持したまま、
送信側の給電放射電極1と受信側の給電放射電極2を近
接配置することが可能となる。この第1実施形態例で
は、無給電放射電極7,8を設けているが、送信側の給
電放射電極1と受信側の給電放射電極2を近接配置でき
るので、通信機の大型化を防止できる。
【0022】また、そのように、送信側の給電放射電極
1と受信側の給電放射電極2を近接配置しても、それら
のアイソレーションが充分であるので、送信側の給電放
射電極1と受信側の給電放射電極2の相互干渉をほぼ防
止することができる。これにより、無給電放射電極7,
8の配置位置や、無給電放射電極7,8の共振電流の終
端のインピーダンスを適宜設定することにより、送信側
の給電放射電極1および無給電放射電極7による送信側
の指向性と、受信側の給電放射電極2および無給電放射
電極8による受信側の指向性とを設定の方向に向けるこ
とが容易となる。
【0023】さらに、前述のように送信側の給電放射電
極1と受信側の給電放射電極2との相互干渉を防止でき
るので、次に示すような問題発生を抑制することができ
る。その問題とは、例えば一方側の給電放射電極の指向
性が他方側の給電放射電極に接続されている回路のイン
ピーダンス変化に応じて変化してしまったり、また、他
方側の給電放射電極に接続されている回路のインピーダ
ンスのばらつきによってアンテナ特性がばらつくという
ような問題であり、この第1実施形態例では、そのよう
な問題を抑制することができる。
【0024】さらにまた、この第1実施形態例では、送
信側の給電放射電極1だけでなく無給電放射電極7も送
信用のアンテナとして機能し、また同様に、受信側の給
電放射電極2だけでなく無給電放射電極8も受信用のア
ンテナとして機能する構成である。つまり、アンテナの
数が増加しているので、アンテナ利得を向上させること
ができる。
【0025】上記のような給電放射電極1,2と無給電
放射電極7,8は、例えば、送信側回路4や受信側回路
5が形成されている回路基板に直接的に設けられていて
もよいし、また、例えば、図2に示すように、給電放射
電極1,2と無給電放射電極7,8は基体(例えば誘電
体基体)10に共通に形成されて、送信と受信が可能な
アンテナ部品を構成してもよい。
【0026】さらに、図2の構成と同様に給電放射電極
1,2と無給電放射電極7,8は同じ基体(例えば誘電
体基体)10に形成されるが、この基体10には、送信
側の給電放射電極1および無給電放射電極7の形成領域
と、受信側の給電放射電極2および無給電放射電極8の
形成領域との間の基体部分に、図3の断面図に示すよう
に凹部14が形成されている構成としてもよい。この場
合には、その凹部14によって、送信側の給電放射電極
1および無給電放射電極7の形成領域と、受信側の給電
放射電極2および無給電放射電極8の形成領域との間の
基体部分は肉薄となることから、送信側の給電放射電極
1と無給電放射電極7の組と、受信側の給電放射電極2
と無給電放射電極8の組との間の結合度をより弱めるこ
とができる。また、給電放射電極1,2と無給電放射電
極7,8は肉厚の基体部分に形成されているので、アン
テナ効率の低下を防止することができる。なお、図3中
の符号13は基体10の底面側に形成されたグランド電
極を示している。
【0027】さらにまた、給電放射電極1,2と無給電
放射電極7,8は、例えば、図4に示すように配置して
もよい。つまり、図4の例では、送信側の給電放射電極
1と無給電放射電極7は基体(例えば誘電体基体)11
に共通に形成され、また、受信側の給電放射電極2と無
給電放射電極8は、基体11とは別の基体(例えば誘電
体基体)12に共通に形成されている。例えば、それら
基体11,12は間隔を介して、送信側回路4や受信側
回路5が形成されている回路基板に配設される。この場
合には、送信側の給電放射電極1および無給電放射電極
7の組と、受信側の給電放射電極2および無給電放射電
極8の組とが、それぞれ、別々の基体に形成されるの
で、送信側と受信側間の結合度をより弱めることができ
る。
【0028】なお、図2、図4中の符号15は送信側回
路4と送信側の給電放射電極1とを電気的に接続させる
ための給電電極を示し、符号16は受信側回路5と受信
側の給電放射電極2とを電気的に接続させるための給電
電極を示している。なお、図2や図4では、給電電極1
5,16は、給電放射電極1,2と間隔を介して形成さ
れており、当該給電電極15,16と接続相手の給電放
射電極1,2とは、容量結合により電気的に接続される
例が図示されているが、給電電極15,16は、給電放
射電極1,2と直接的に接続される構成としてもよい。
【0029】以下に、第2実施形態例を説明する。な
お、この第2実施形態例の説明において、第1実施形態
例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の
重複説明は省略する。
【0030】この第2実施形態例では、図5に示すよう
に、送信側の無給電放射電極7にはサセプタンス部20
が、また、受信側の無給電放射電極8にはサセプタンス
部21が、それぞれ、接続されている。サセプタンス部
20,21は、それぞれ、接続相手の無給電放射電極
7,8にサセプタンスを付与する構成を備えている。そ
のサセプタンス部20から無給電放射電極7に加えるサ
セプタンスによって、無給電放射電極7の電波の位相を
制御することができ、この位相制御により、無給電放射
電極7の指向性を制御することができる。この結果、送
信側の給電放射電極1の指向性と無給電放射電極7の指
向性との合成から成る送信側の指向性を制御することが
できる。同様に、サセプタンス部21から無給電放射電
極8に加えられるサセプタンスによって無給電放射電極
8の電波の位相を制御することができて、受信側の給電
放射電極2および無給電放射電極8による受信側の指向
性を制御することができる。
【0031】このことから、この第2実施形態例では、
送信側のサセプタンス部20から無給電放射電極7に付
与されるサセプタンスは、送信側の指向性が要求の指向
性となるための値となっている。同様に、受信側のサセ
プタンス部21から受信側の無給電放射電極8に付与さ
れるサセプタンスは、受信側の指向性が要求の指向性と
なるための値となっている。なお、サセプタンス部2
0,21は、それぞれ、無給電放射電極7,8に付与す
るサセプタンスが固定されている構成のものであっても
よいし、無給電放射電極7,8に付与するサセプタンス
を可変することができる構成のものであってもよい。
【0032】この第2実施形態例では、サセプタンス部
20,21を無給電放射電極7,8に接続させて、当該
無給放射電極7,8にサセプタンスを付与できる構成と
したので、そのサセプタンスを利用して、送信側の指向
性と受信側の指向性を容易に制御することができる。な
お、サセプタンス部20,21は、送信側回路4や受信
側回路5が形成されている回路基板に形成されていても
よいし、図2や図3や図4に示すような放射電極1,
2,7,8が形成されている基体10,11,12に形
成されていてもよい。
【0033】以下に、第3実施形態例を説明する。この
第3実施形態例ではアンテナモジュールの一例を示す。
なお、この第3実施形態例の説明において、第1や第2
の実施形態例に示した構成と同一構成部分には同一符号
を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
【0034】図6(a)には第3実施形態例のアンテナ
モジュールの一例が模式的な斜視図により示され、図6
(b)には、図6(a)のA−A部分の断面図が示され
ている。
【0035】この第3実施形態例のアンテナモジュール
22は、第1や第2の各実施形態例に示したアンテナの
配置構成を備えたものである。つまり、このアンテナモ
ジュール22において、基体(例えば誘電体基体)10
を有し、この基体10の表面には送信側の給電放射電極
1と受信側の給電放射電極2が間隔を介して配置されて
いる。また、基体10の表面には、送信側の給電放射電
極1の隣に間隔を介して無給電放射電極7が、また、受
信側の給電放射電極2の隣に間隔を介して無給電放射電
極8が、それぞれ配置されている。第1や第2の各実施
形態例と同様に、送信側の給電放射電極1と無給電放射
電極7、受信側の給電放射電極2と無給電放射電極8
は、それぞれ、送信側の給電放射電極1と受信側の給電
放射電極2間の結合度よりも強い結合度でもって電磁結
合している。
【0036】この第3実施形態例では、送信側の給電放
射電極1および無給電放射電極7の形成領域と、受信側
の給電放射電極2および無給電放射電極8の形成領域と
の間の基体部分には、基体底面側に凹部14が形成され
ている。この凹部14による肉薄の基体部分の表面に
は、部品23や配線パターン24が形成されて、送信側
の給電放射電極1に接続される高周波回路である送信側
回路4と、受信側の給電放射電極2に接続される高周波
回路である受信側回路5とが設けられている。
【0037】なお、図示されていないが、このアンテナ
モジュール22には、送信側回路4と受信側回路5を外
部の回路と接続させるための手段(例えば基体10の側
面に形成された側面電極や、基体10に形成されたスル
ーホールなど)が設けられている。
【0038】また、第2実施形態例に示したように無給
電放射電極7,8にサセプタンスを付与する構成とする
場合には、サセプタンス部20,21を基体10に形成
してもよいし、サセプタンス部20,21を外部に設け
る場合には当該外部のサセプタンス部20,21と接続
するための接続部を基体10に形成してもよい。
【0039】この第3実施形態例のアンテナモジュール
22においても、第1や第2の各実施形態例と同様のア
ンテナの配置構成を備えているので、送信側の給電放射
電極1と受信側の給電放射電極2のアイソレーションを
確保しつつ、送信側の給電放射電極1と受信側の給電放
射電極2を近接配置することができる。これにより、第
1と第2の各実施形態例と同様の優れた効果を奏するこ
とができる。
【0040】また、送信側の給電放射電極1と受信側の
給電放射電極2間の間隙はアイソレーションを維持する
ために必須のものであり、この第3実施形態例では、そ
の間隙に送信側回路4と受信側回路5を形成する構成と
している。つまり、今までデッドスペースとして考えら
れていた部分に送信側回路4と受信側回路5を形成して
有効に利用することとしたので、アンテナモジュールの
小型化を図ることができる。
【0041】ところで、送信側回路4や受信側回路5を
構成する配線パターン24と、グランド電極13との間
の誘電体の厚みdが厚いと、配線パターン24からの電
磁放射が増加して損失が増大してしまう。これに対し
て、この第3実施形態例では、基体10の肉薄部分に送
信側回路4や受信側回路5が形成されている。つまり、
配線パターン24とグランド電極13間の誘電体が薄く
なっており、これにより、配線パターン24からの放射
が抑制されて損失を低減することができる。また、放射
電極1,2,7,8とグランド電極13間の誘電体は厚
くなっているので、アンテナ効率を高めることができ
る。
【0042】以下に、第4実施形態例を説明する。な
お、この第4実施形態例の説明において、第1〜第3の
各実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その
共通部分の重複説明は省略する。
【0043】この第4実施形態例のアンテナモジュール
では、第3実施形態例のアンテナモジュールとほぼ同様
の構成に加えて、図7に示すように、基体10の凹部1
4の開口部を塞ぐ形態で基板(例えば樹脂基板)25が
配置され、この基板25には、凹部14によって覆われ
る領域に、アンテナに関連する回路(例えばベースバン
ド回路が形成されているベースバンドIC26)が設け
られている。
【0044】この第4実施形態例のアンテナモジュール
22では、送信側の給電放射電極1と受信側の給電放射
電極2間の結合度を弱めるために形成された凹部14を
有効に利用し、当該凹部14の内部に回路を収容配置す
る構成とした。このため、アンテナモジュール22を大
型化することなく、より多くの回路を内蔵することが可
能となる。このようなアンテナモジュール22を用いる
ことにより、通信機の小型化を促進させることができ
る。
【0045】以下に、第5実施形態例を説明する。この
第5実施形態例は通信機に関するものである。
【0046】この第5実施形態例の通信機は、第1又は
第2の実施形態例に示したアンテナの配置構成と、第3
又は第4の実施形態例に示したアンテナモジュールとの
うちの一つが設けられている。このアンテナに関する構
成以外の通信機の構成には様々な構成があり、ここで
は、それら構成のうちの何れの構成を採用してもよく、
その説明は省略する。
【0047】なお、この発明は第1〜第5の各実施形態
例に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り
得る。例えば、第1〜第5の各実施形態例では、給電放
射電極1,2や無給電放射電極7,8は四角形状であっ
たが、それら放射電極1,2,7,8の形状は特に限定
されるものではなく、例えば、円形状でもよいし、五角
以上の多角形状であってもよい。
【0048】また、送信側の無給電放射電極7や受信側
の無給電放射電極8の配置位置は、第1〜第5の各実施
形態例に示した位置に限定されるものではなく、それら
無給電放射電極7,8は、結合相手の給電放射電極1,
2に間隔を介して隣接されていれば、例えば指向性など
を考慮して適宜な位置に設けてよいものである。
【0049】さらに、第1〜第5の各実施形態例では、
送信側の給電放射電極1と受信側の給電放射電極2のそ
れぞれに無給電放射電極が隣接配置される構成であった
が、例えば、図8に示されるように、送信側の給電放射
電極1と受信側の給電放射電極2のうちの一方側のみに
無給電放射電極を隣接配置する構成としてもよい。この
場合にも、その無給電放射電極を結合相手の給電放射電
極に、送信側の給電放射電極1と受信側の給電放射電極
2間の結合度よりも強い結合度でもって結合させること
により、送信側の給電放射電極1と受信側の給電放射電
極2間の結合度を相対的に弱めることができて、前記各
実施形態例と同様の優れた効果を奏することができる。
【0050】さらに、第2実施形態例では、送信側の無
給電放射電極7と受信側の無給電放射電極8の両方にサ
セプタンス部が接続される構成であったが、例えば、送
信側の無給電放射電極7と受信側の無給電放射電極8の
うちの何れか一方が、サセプタンスを付与しなくとも設
定の指向性を容易に持たせることができる場合には、他
方側のみにサセプタンス部を接続させる構成としてもよ
い。
【0051】さらに、第3実施形態例では、基体10に
は送信側回路4と受信側回路5の両方が形成される構成
であったが、送信側回路4と受信側回路5のうちの一方
側のみを設ける構成としてもよい。
【0052】さらに、第1〜第3の各実施形態例では、
基体10の底面側に凹部14を形成する例を示したが、
表面側に凹部14を形成してもよい。この場合にも第1
〜第3の各実施形態例に示したと同様の効果を得ること
ができる。
【0053】さらに、第4実施形態例では、基板25に
ベースバンドIC26が形成される例を示したが、例え
ば、基体10の表面に送信側回路4や受信側回路5を形
成せずに、基板25には、ベースバンドIC26に代え
て、送信側回路4や受信側回路5を設ける構成としても
よい。
【0054】さらに、第1〜第5の各実施形態例では、
送信側の給電放射電極1と受信側の給電放射電極2は、
それぞれ、1個ずつ設けられていたが、例えば、送信側
の給電放射電極1と受信側の給電放射電極2のうちの少
なくとも一方側を複数個設ける構成としてもよい。この
場合には、少なくとも1組の送信側の給電放射電極1と
受信側の給電放射電極2は間隔を介して隣接配置される
構成とし、その隣り合っている送信側の給電放射電極1
と受信側の給電放射電極2のうちの少なくとも一方側
に、前記各実施形態例に示したような無給電放射電極を
配置する構成としてもよい。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、送信側の給電放射電
極と受信側の給電放射電極とのうちの少なくとも一方側
には間隔を介して無給電放射電極が隣接配置され、当該
無給電放射電極は、送信側の給電放射電極と受信側の給
電放射電極間の結合度よりも強い結合度でもってに位置
する給電放射電極と電磁結合して、当該電磁結合してい
る給電放射電極と共にアンテナ動作を行う構成とした。
このため、送信側の給電放射電極と受信側の給電放射電
極間の結合度を相対的に弱めることができる。これによ
り、送信側の給電放射電極と受信側の給電放射電極のア
イソレーションを維持したまま、それら送信側の給電放
射電極と受信側の給電放射電極を近接配置することが可
能となる。このため、このようなアンテナの配置構成を
備えることにより、送信用アンテナと受信用アンテナを
共に設ける場合に通信機の大型化を防止することができ
る。
【0056】また、送信側の給電放射電極と受信側の給
電放射電極を近接配置しても、送信側の給電放射電極と
受信側の給電放射電極間の相互干渉が防止されるので、
送信側の指向性と、受信側の指向性とをそれぞれ設定の
方向に向かせることが容易となる。
【0057】さらに、送信側の給電放射電極と受信側の
給電放射電極間の相互干渉を防止できるので、送信側の
給電放射電極と受信側の給電放射電極のうちの一方側の
指向性が、他方側に接続している回路のインピーダンス
変化に応じて変化してしまうという問題を抑制すること
ができる。さらに、一方側の給電放射電極のアンテナ特
性が、他方側に接続している回路のインピーダンスのば
らつきによって、ばらついてしまうという問題をも抑制
することができる。
【0058】さらにまた、無給電放射電極を設けた分、
放射電極が増加するので、アンテナ利得を向上させるこ
とができる。
【0059】この発明のアンテナの配置構成を備えるこ
とにより、安定したアンテナ特性を持ち、かつ、アンテ
ナ利得が良くて通信の信頼性が高い通信機を提供するこ
とができる。
【0060】無給電放射電極にサセプタンス部が接続さ
れているものにあっては、サセプタンス部から無給電放
射電極に付与されるサセプタンスにより、指向性の制御
を行うことができる。これにより、送信側の指向性や、
受信側の指向性をより容易に設定の方向に向かせること
ができる。
【0061】また、送信側の給電放射電極と、受信側の
給電放射電極とのうちの少なくとも一方側は複数個設け
られているものにあっても、上記のようなアンテナの配
置構成を備えることにより、上記同様の優れた効果を奏
することができる。
【0062】さらに、送信側の給電放射電極と受信側の
給電放射電極と無給電放射電極が共通の基体に形成され
ているものにあっては、送信側の給電放射電極と受信側
の給電放射電極と無給電放射電極を良好な配置関係でも
って共通の基体に形成しておけば、その基体を例えば通
信機の回路基板に搭載するだけで、安定したアンテナ特
性を持ち、かつ、アンテナ利得が良くて通信の信頼性が
高い通信機を簡単に得ることが可能となる。
【0063】また、上記のように送信側の給電放射電極
と受信側の給電放射電極と無給電放射電極が共通の基体
に形成されている場合に、送信側の給電放射電極形成領
域と受信側の給電放射電極形成領域との間の基体部分に
凹部を形成することにより、その送信側の給電放射電極
形成領域と受信側の給電放射電極形成領域との間の基体
部分は肉薄となることから、送信側の給電放射電極と受
信側の給電放射電極間の結合度を相対的により弱めるこ
とができる。
【0064】さらに、送信側の給電放射電極と、受信側
の給電放射電極とを、それぞれ、別々の基体に形成し、
これら基体を間隔を介して配置したものにあっては、送
信側の給電放射電極と受信側の給電放射電極間の結合度
を相対的により一層弱めることができる。
【0065】また、無給電放射電極が、結合相手の給電
放射電極と略同一形状を有しているものにあっては、結
合相手の給電放射電極と同様のアンテナ動作を行わせる
ことが容易である。
【0066】この発明のアンテナモジュールでは、送信
側の給電放射電極と受信側の給電放射電極と無給電放射
電極が共通の基体に形成され、送信側の給電放射電極形
成領域と受信側の給電放射電極形成領域との間の基体部
分には凹部が形成され、この凹部による肉薄の基体部分
には、送信側の給電放射電極に接続される高周波回路
と、受信側の給電放射電極に接続される高周波回路との
うちの一方あるいは両方が形成されている。送信側の給
電放射電極と受信側の給電放射電極間の間隙は、アイソ
レーションを確保するために必須のものであり、このア
ンテナモジュールでは、その間隙に給電放射電極に接続
する高周波回路を構成しているので、アンテナモジュー
ルの小型化を図ることができる。
【0067】また、高周波回路は肉薄の基体部分に形成
されているので、その基体の薄さにより、高周波回路を
構成している配線パターンからの電磁放射を抑制するこ
とができて低損失な回路を構成することができる。
【0068】さらに、基体の凹部の開口部を塞ぐ形態で
基板が配置され、この基板には凹部によって覆われる領
域に、アンテナに関する回路が形成されているアンテナ
モジュールにあっては、回路を基体の凹部内部に収容配
置するので、アンテナモジュールの小型化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例のアンテナの配置構成を簡略化
して示した説明図である。
【図2】図1のアンテナの配置構成の具体例を示したモ
デル図である。
【図3】図1のアンテナの配置構成のその他の具体例を
示したモデル図である。
【図4】さらに、その他の具体例を示したモデル図であ
る。
【図5】第2実施形態例のアンテナの配置構成を簡略化
して示した説明図である。
【図6】第3実施形態例のアンテナモジュールを模式的
に示した説明図である。
【図7】第4実施形態例のアンテナモジュールを説明す
るための断面図である。
【図8】その他の実施形態例を説明するための図であ
る。
【図9】従来のアンテナの配置構成の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 送信側の給電放射電極 2 受信側の給電放射電極 4 送信側回路 5 受信側回路 7 送信側の無給電放射電極 8 受信側の無給電放射電極 10,11,12 基体 14 凹部 20,21 サセプタンス部 22 アンテナモジュール 25 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J020 BC13 BD01 CA04 DA03 5J045 AA26 AB05 DA10 FA02 FA09 GA01 HA02 JA11 NA01 5J046 AA04 AA07 AA12 AB13 UA02 UA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側回路に接続し送信用アンテナとし
    て機能する送信側の給電放射電極と、受信側回路に接続
    し受信用アンテナとして機能する受信側の給電放射電極
    とが間隔を介し隣接配置されているアンテナの配置構成
    であって、送信側の給電放射電極と受信側の給電放射電
    極とのうちの少なくとも一方側には、送信側回路と受信
    側回路の何れにも接続していない無給電放射電極が間隔
    を介し隣接配置されており、当該無給電放射電極は、送
    信側の給電放射電極と受信側の給電放射電極間の結合度
    よりも強い結合度でもって隣に位置する給電放射電極と
    電磁結合して、当該結合している給電放射電極と共にア
    ンテナ動作を行う構成を有していることを特徴とするア
    ンテナの配置構成。
  2. 【請求項2】 無給電放射電極には、当該無給電放射電
    極の指向性を制御するためのサセプタンスを付与するサ
    セプタンス部が接続されていることを特徴とする請求項
    1記載のアンテナの配置構成。
  3. 【請求項3】 送信側の給電放射電極と、受信側の給電
    放射電極とのうちの少なくとも一方は複数個設けられ、
    少なくとも1組の送信側の給電放射電極と受信側の給電
    放射電極が間隔を介して隣接配置されている構成と成
    し、隣り合っている送信側の給電放射電極と受信側の給
    電放射電極とのうちの少なくとも一方側には、間隔を介
    し電磁結合する無給電放射電極が配置されており、当該
    無給電放射電極と隣に位置する給電放射電極との間の結
    合度は、前記隣り合っている送信側の給電放射電極と受
    信側の給電放射電極間の結合度よりも強いことを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載のアンテナの配置構成。
  4. 【請求項4】 送信側の給電放射電極と受信側の給電放
    射電極と無給電放射電極は共通の基体に形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記
    載のアンテナの配置構成。
  5. 【請求項5】 送信側の給電放射電極と受信側の給電放
    射電極と無給電放射電極は共通に基体の表面に形成され
    ており、送信側の給電放射電極形成領域と受信側の給電
    放射電極形成領域との間の基体部分には凹部が形成され
    て、当該送信側の給電放射電極形成領域と受信側の給電
    放射電極形成領域との間の基体部分は肉薄部分と成して
    おり、送信側の給電放射電極と受信側の給電放射電極と
    無給電放射電極は基体の肉厚部分に形成されていること
    を特徴とする請求項4記載のアンテナの配置構成。
  6. 【請求項6】 送信側の給電放射電極と、受信側の給電
    放射電極とは、それぞれ互いに別個独立の基体に形成さ
    れ、これら受信側の基体と、送信側の基体とは互いに間
    隔を介して配置されており、無給電放射電極は、結合相
    手の給電放射電極が形成されている基体に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3
    記載のアンテナの配置構成。
  7. 【請求項7】 無給電放射電極は、結合相手の給電放射
    電極と略同一形状を有していることを特徴とする請求項
    1乃至請求項6の何れか1つに記載のアンテナの配置構
    成。
  8. 【請求項8】 請求項5記載のアンテナの配置構成を備
    えたアンテナモジュールであって、送信側の給電放射電
    極形成領域と受信側の給電放射電極形成領域との間の肉
    薄の基体部分には、送信側の給電放射電極に接続する高
    周波回路と、受信側の給電放射電極に接続する高周波回
    路とのうちの一方あるいは両方が形成されていることを
    特徴とするアンテナモジュール。
  9. 【請求項9】 請求項5記載のアンテナの配置構成を備
    えたアンテナモジュールであって、基体の凹部は基体底
    面側に設けられ、当該凹部の開口部を塞ぐ形態で基板が
    配置され、当該基板には前記凹部により覆われる領域
    に、アンテナに関連する回路が形成されていることを特
    徴とするアンテナモジュール。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項7の何れか1つに
    記載のアンテナの配置構成と、請求項8又は請求項9記
    載のアンテナモジュールとのうちの一つが設けられてい
    ることを特徴とする通信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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