JP2003288767A - 映像伝送記録方法、装置、およびディスク媒体 - Google Patents
映像伝送記録方法、装置、およびディスク媒体Info
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Abstract
維持しつつ多機能化を実現し、かつビデオ記録など他の
映像記録機器との最適なデータ送受信、記録を可能とす
る手段、装置を提供すること。 【解決手段】 DVD-SRレコーダ101において、ディス
ク109から再生アンプ108を通して再生したデータ
を、SR_MANGR.IFOファイルは104、SR_TRANS.SROファ
イルは105で再生し、ファイル発生、フォーマット変
換ブロック103において制御し、106でSR_PRIVT.D
ATファイルを発生し、記録アンプ107を通して記録す
る。これにより、IEEE1394対応データ発生110、DVD-
VR対応データ発生111、DVD-Video対応データ発生1
12でそれぞれの装置に最適なデータを発生でき、各フ
ォーマットで容易に記録可能、かつ各装置の本来の機能
を実現できる。
Description
コーダ、DVDビデオレコーダ、ハードディスクビデオ
レコーダなどの映像伝送および記録方法、装置、当該方
法で記録されたディスク媒体に関するものである。
におけるストリーム、ビデオ関連アプリケーションフォ
ーマットは、DVD-Forumにおいて、DVD-SR(Stream Reco
rding)、DVD-VR(Video Recording)、DVD-Videoフォ
ーマットが規格化されている。
きたデータを基本的にはそのまま記録するフォーマット
であり、デジタル放送記録をメインターゲットとしてい
る。DVD-VRは、アナログビデオをディジタル化し、MPEG
-2エンコードして記録するフォーマットであり、アナロ
グ放送記録とビデオカメラをメインターゲットとしてい
る。DVD-Videoは、映画などあらかじめコンテンツが記
録されたディスクの再生専用フォーマットであり、ホー
ムシアターをメインターゲットとしている。現在、DVD-
Videoは商品として世界中に広まり、DVD-VRも広まりつ
つある。DVD-SRは商品化されていないが、今後、放送が
アナログ放送からデジタル放送に移行すれば、記録フォ
ーマットとして非常に有望である。
ームデータファイルがSR_TRANS.SRO、簡単な編集、特殊
再生用ナビゲーションデータファイルがSR_MANGR.IFO、
プライベートデータファイルがSR_PRIVT.DATと決められ
ており、現在のフォーマットでは、SR_TRANS.SRO、SR_M
ANGR.IFOファイルに記録が行われることになっている。
によるストリームデータ記録に関しては、以下のような
問題点がある。
商品化しようとすると、フォーマット中のどの部分に記
録すればいいか分からないデータがある。
O、SR_PRIVT.DATなるファイルが定められているが、 ・MPEGで規定されたPAT(Program Association Table)
を初めとするテーブルデータ、限定受信方式記述子を初
めとする記述子 ・ARIBで規定された番組配列情報のテーブルデータ、AR
IBで規定された拡張テーブルデータ、ARIBで規定された
番組配列情報以外のテーブルデータ、及びこれらテーブ
ルデータに含まれる記述子 ・DVBで規定されたテーブルデータ、およびこのテーブ
ルデータに含まれる記述子 ・ATSCで規定されたテーブルデータ、およびこのテーブ
ルデータに含まれる記述子 ・記録媒体(ディスクなど)に記録されたデータファイ
ルに関連したインターネットデータ ・最新版に更新されたニュース、天気予報 ・レジュームマーカー ・記録媒体(ディスクなど)に記録されたデータファイ
ルのうち代表的な映像・ビデオ属性情報、オーディオ属
性情報、サブピクチャー属性情報 ・ビデオ検索用サムネイルデータ、オーディオ検索用各
オーディオフレームのフレームナンバーと先頭データ ・データ放送、オーディオ放送 など、その部分だけ連続して視聴したいため、ストリー
ムとは切り離して記録しようと思っても、3つのファイ
ルのどこにもそのような規定は行われておらず、各社自
由に記録することになり、その結果、他社製レコーダと
互換が取れなくなってしまう。
D-VRプレーヤ、DVD-Videoプレーヤで視聴するため、そ
れらのフォーマットに変換して記録しようとしても、容
易に変換する手段がない。
マップが、64kBと容量が固定なSOBU(Stream Object Un
it)と時間の関係を記述したマップから構成されている
が、DVD-VR、DVD-Videoは、圧縮単位で決まり、容量が
不定なVOBU(Video Object Unit)とアドレス、時間の
関係を記述したマップから構成されており、これら2種
類のマップを、フォーマット返還が要求されるごとに、
全データに渡って変換しなければならない。このこと
は、DVD-SRからDVD-VR、DVD-Videoへの変換、DVD-VR、D
VD-VideoからDVD-SRへの変換の場合にも同様である。
決するために成した発明であり、 ・MPEGで規定されたPAT(Program Association Table)
を初めとするテーブルデータ、限定受信方式記述子を初
めとする記述子 ・ARIBで規定された番組配列情報のテーブルデータ、AR
IBで規定された拡張テーブルデータ、ARIBで規定された
番組配列情報以外のテーブルデータ、およびこれらテー
ブルデータに含まれる記述子 ・DVBで規定されたテーブルデータ、およびこのテーブ
ルデータに含まれる記述子 ・ATSCで規定されたテーブルデータ、およびこのテーブ
ルデータに含まれる記述子 ・記録媒体(ディスク)に記録されたデータファイルに
関連したインターネットデータ ・最新版に更新されたニュース、天気予報 ・レジュームマーカー ・記録媒体(ディスク)に記録されたデータファイルの
うち代表的な映像 ・ビデオ属性情報、オーディオ属性情報、サブピクチャ
ー属性情報 ・ビデオ検索用サムネイルデータ、オーディオ検索用各
オーディオフレームのフレームナンバーと先頭データ ・データ放送、オーディオ放送 など、その部分だけ連続して視聴したいため、記録フォ
ーマットを規定した上、プライベートデータファイルSR
_PRIVT.DAT、又はストリームデータファイルSR_TRANS.S
RO中の文字データ記録領域又はプライベートデータ記録
領域、又はナビゲーションデータファイルSR_MANGR.IFO
中の文字データ記録領域又はプライベートデータ記録領
域にストリームとは切り離して記録するものである。こ
れにより他社製レコーダと互換が取れ、高機能な検索、
特殊再生、編集が実現できる。
D-VRプレーヤ、DVD-Videoプレーヤで視聴するため、そ
れらのフォーマットに変換して記録する場合、64kBと容
量が固定なSOBU(Stream Object Unit)と時間の関係を
記述したマップから、圧縮単位で決まり、容量が不定な
VOBU(Video Object Unit)とアドレス、時間の関係を
記述したマップ、および複数秒後のデータが記録されて
いるアドレス情報を変換して新しいマップ情報を作成
し、これをプライベートデータファイルSR_PRIVT.DAT、
又はストリームデータファイルSR_TRANS.SRO中の文字デ
ータ記録領域又はプライベートデータ記録領域、又はナ
ビゲーションデータファイルSR_MANGR.IFO中の文字デー
タ記録領域又はプライベートデータ記録領域に記録す
る。
R.IFO、および本発明によるSR_PRIVT.DATから、ディジ
タルインターフェースを通してこれらのデータを送受信
することにより、DVD-VR、DVD-Videoデータを発生し、
それらのフォーマットで記録可能とすると共に、DVD-V
R、DVD-Videoフォーマットで入力したデータをDVD-SRに
変換し、記録することが可能となる。
れ、コンテンツの高機能な検索、特殊再生、編集が実現
できる。また、DVD-SRで記録されたコンテンツをDVD-VR
プレーヤ、DVD-Videoプレーヤで視聴することができ
る。
で記録されたコンテンツをDVD-SRに変換し、再記録する
ことも可能である。
図8を参照して、説明する。
す。図1では、DVD-SRレコーダ101の動作を中心に示
している。最初、ディスク109にはDVD-SRフォーマッ
トで記録が行われており、本フォーマットに準拠したス
トリームデータがSR_TRANS.SRO、ナビゲーションデータ
がSR_MANGR.IFOに記録されているものとする。SR_PRIV
T.DATは存在しない。ディスク109から再生処理回路
108で再生した再生データを、SR_MANGR.IFO作成、検
出ブロック104、SR_TRANS.SRO作成、検出ブロック1
05で検出したナビゲーションデータ、ストリームデー
タデータに対して、ファイル発生、フォーマット変換ブ
ロック103を経由し、SR_PRIVT.DAT作成、検出ブロッ
ク106で、PAT(Program Association Table)を初め
とするテーブルデータ、限定受信方式記述子を初めとす
る記述子を検出して、メモリ上に書き込む。同様に、フ
ァイル発生、フォーマット変換ブロック103を経由
し、SR_PRIVT.DAT作成、検出ブロック106で、MPEGで
規定されたPAT(Program AssociationTable)を初めと
するテーブルデータ、ARIBで規定されたNIT(Network I
nformation Table)を初めとする番組配列情報のテーブ
ルデータ、LIT(Local Event Information Table)を初
めとする拡張テーブルデータ、ECM(Entitlement Contr
ol Message)を初めとする番組配列情報以外のテーブル
データ、基本ローカルイベント記述子を初めとする記述
子を検出して、メモリ上に書き込む。同様に、103、
106において、DVBで規定されたテーブルデータ、お
よびこのテーブルデータに含まれる記述子を検出して、
メモリ上に書き込む。同様に、103、106におい
て、ATSCで規定されたテーブルデータ、およびこのテー
ブルデータに含まれる記述子を検出して、メモリ上に書
き込む。同様に、103、106において、ディスク1
09に関連したインターネットデータを検出して、メモ
リ上に書き込む。同様に、103、106において、最
新版に更新されたニュース、天気予報を検出して、メモ
リ上に書き込む。同様に、103、106において、レ
ジュームマーカーを検出して、メモリ上に書き込む。同
様に、103、106において、ディスク109中代表
的な映像を検出して、メモリ上に書き込む。
・オーディオ・サブピクチャー属性情報を検出して、メ
モリ上に書き込む。
検索用サムネイルデータおよびそれを選択したときのジ
ャンプ先アドレス、または、ストリーム中に存在するサ
ムネイルデータとして登録されたピクチャーデータの先
頭アドレス、およびそれらに付随する文字データ、オー
ディオ検索用各オーディオフレームのフレームナンバー
と先頭オーディオフレームデータ、およびそれらに付随
する文字データを検出して、メモリ上に書き込む。
放送、オーディオ放送を検出して、メモリ上に書き込
む。
ォーマットで規定されている64kBと容量が固定なSOBUご
との時間を記述したマップ(マッピングリスト)から、
DVD-VRフォーマットで規定されている、圧縮単位で決ま
り、容量が不定なVOBUごとの容量と時間を記述したマッ
プ(VOBUエントリー)、VOB(Video Object)先頭から
一定の時間(TMU)ごとの先頭VOBUナンバー、VOBUアド
レスとTMU境界とVOBU境界の時間差を記述したマップ
(タイムエントリー)、を発生して、メモリ上に書き込
む。
れている、マップエントリーの時間間隔と、マップエン
トリーの先頭VOBUセクターアドレス、全VOBUの開始セク
ターアドレスが記録されているタイムマップを発生し
て、メモリ上に書き込む。これらのマップと変換方法に
関しては、詳細を後述する。
ォーマットで規定されている、AUSM(Access Unit Star
t Map;アクセスユニットスタートマップ)、AUEM(Acc
essUnit End Map;アクセスユニットエンドマップ)か
ら、DVD-VRフォーマットで規定されている、1STREF_SZ
(Iピクチャーサイズ)を発生して、メモリ上に書き込
む。
れている、複数VOBU前、複数VOBU後のデータが記録され
ているアドレス情報ナビパック(Navigation Pack;NV_
PCK)を発生して、メモリ上に書き込む。これらのマッ
プと変換方法に関しては、詳細を後述する。
ォーマットで規定されているストリームセルから、DVD-
VRフォーマットで規定されているセルを発生して、メモ
リ上に書き込む。
れているセルを発生して、メモリ上に書き込む。これら
のセルと変換方法に関しては、詳細を後述する。
を読み出し、検出ブロック106においてSR_PRIVT.DAT
ファイルを構成した上で、記録処理回路107を通して
ディスク109上に記録する。
詳細を後述する。
NS.SRO、SR_MANGR.IFO、SR_PRIVT.DATファイルは、再生
処理回路108を通してディスク109から読み出され
た後、ディジタルインターフェース110、111、1
12を通して他の機器に出力される。ここで、他の機器
としては、D-VHS VTRやハードディスクレコーダ(11
3)、他のDVD-SRレコーダ、DVD-VRレコーダ(11
4)、DVD-Videoフォーマットで記録可能なDVDレコーダ
(115)などが挙げられる。他のDVD-SRレコーダに関
しては、SR_TRANS.SRO、SR_MANGR.IFO、SR_PRIVT.DATフ
ァイルをそのまま出力されるが、その他の機器に対して
は、これら3つのファイルは、最適なインターフェース
フォーマットで出力される。接続され、それぞれ最適な
インターフェースデータを受信した各機器は、入力した
データから当該機器に応じたフォーマットにフォーマッ
ト変換を行い、記録を実行する。
5)から、DVD-SRレコーダ(101)に対し、インター
フェースフォーマットに準拠した形でデータが送られて
来ることもある。これらのデータに対し、DVD-SR機器で
は、フォーマット変換した上で、DVD-SRフォーマットに
より、ディスク上にSR_TRANS.SRO、SR_MANGR.IFO、SR_P
RIVT.DATファイルを記録する。
する。
置例を示す。
含まれる記述子を、前記SR_PRIVT.DATファイルに配置す
る。テーブルデータには、MPEG(Moving Picture Exper
t Group)で規定されたPSI(Program Specific Informa
tion)データであるPAT(Program Association Tabl
e)、CAT(Conditional Access Table)、PMT(Program
Map Table)が含まれる。さらに、ARIB(Association
of Radio Industries and Businesses)により、デジタ
ル放送の番組配列情報として、MPEGのPSIで規定された
前記3種類のテーブルデータに加えて規定された、NIT
(Network Information Table)、BAT(Bouquet Associ
ation Table)、SDT(Service Description Table)、E
IT(Event Information Table)、RST(Running Status
Table)、TDT(Time and Data Table)、TOT(Time Of
fset Table)、PCAT(Partial Content Announcement T
able)、ST(Stuffing Table)、BIT(Broadcaster Inf
ormation Table)、NBIT(Network Broad Information
Table)、LDT(Linked Description Table)なども含ま
れる。
式記述子、著作権記述子が含まれる。さらに、ARIBによ
り、MPEGで規定された前記2種類の記述子に加えて規定
された、ネットワーク名記述子、サービスリスト記述
子、スタッフ記述子、衛星分配システム記述子、ブーケ
名記述子、サービス記述子、国別受信可否記述子、リン
ク記述子、NVOD基準サービス記述子、タイムシフトサー
ビス記述子、短形式イベント記述子、拡張形式イベント
記述子、タイムシフトイベント記述子、コンポーネント
記述子、モザイク記述子、ストリーム識別記述子、CA識
別記述子、コンテント記述子、パレンタルレート記述
子、階層伝送記述子、デジタルコピー制御記述子、緊急
警報放送記述子、データ符号化方式記述子、システム管
理記述子、ローカル時間オフセット記述子、音声コンポ
ーネント記述子、ハイパーリンク記述子、対象地域記述
子、データコンテンツ記述子、ビデオデコードコントロ
ール記述子、地上分配システム記述子、部分受信記述
子、シリーズ記述子、イベントグループ記述子、SI伝送
パラメータ記述子、ブロードキャスタ名記述子、コンポ
ーネントグループ記述子、SIプライムTS記述子、掲示板
情報記述子、LDTリンク記述子、連結送信記述子なども
含まれる。
れたものを複製してSR_PRIVT.DATファイルに記録する方
法がある。また、ストリーム中に重畳されたものを移動
してSR_PRIVT.DATファイルに記録する方法もある。再生
時、これらのテーブルデータ、および記述子のみを連続
して再生することにより、番組配列情報を素早く検出す
ることができる。
例を示す。ARIBで規定された拡張テーブルデータ、ARIB
で規定された番組配列情報以外のテーブルデータ、およ
びそれらテーブルデータに含まれる記述子を、前記SR_P
RIVT.DATファイルに配置する。拡張テーブルデータに
は、LIT(Local Event Information Table)、ERT(Eve
nt Relation Table)、ITT(Index Transmission Tabl
e)などが含まれる。これらは、ARIBにより、BSデジタ
ル放送規格、またはCSデジタル放送規格用に規定された
テーブルデータである。番組配列情報以外のテーブルデ
ータには、ECM(Entitlement Control Message)、EMM
(Entitlement Management Message)、DCT(Download
Control Table)、DLT(DownLoad Table)DIT(Discont
inuity Information Table)、SIT(Selection Informa
tion Table)、SDTT(Software Download Trigger Tabl
e)、DSM-SSセクションなどが含まれる。これらも、ARI
Bにより、BSデジタル放送規格、またはCSデジタル放送
規格用に規定されたテーブルデータである。記述子に
は、基本ローカルイベント記述子、リファレンス記述
子、ノード関係記述子、短形式ノード情報記述子、STC
参照記述子などが含まれる。これらも、ARIBにより、BS
デジタル放送規格、またはCSデジタル放送規格用に規定
された記述子である。また、DVBに関しても同様であ
り、DVB規格で規定されたテーブルデータを配置する。
また、ATSCに関しても同様であり、テーブルデータに
は、MGT(Master GuideTable)、STT(System Time Tab
le)、VCT(Virtual Channel Table)、RRT(Rating Re
gion Table)、EIT(Event Information Table)、ETT
(Extended TextTable)などが含まれる。これらのデー
タは、ストリーム中に重畳されたものを複製してSR_PRI
VT.DATファイルに記録する方法がある。また、ストリー
ム中に重畳されたものを移動してSR_PRIVT.DATファイル
に記録する方法もある。再生時、これらのテーブルデー
タ、および記述子のみを連続して再生することにより、
番組配列情報を自由に素早く再生検出することができ
る。
例を示す。情報記録媒体(ディスクなど)に記録された
データファイルに関連したインターネットデータを配置
する。DVD-Videoでは、コンテンツを視聴する際、この
コンテンツと同期してインターネットと種々のデータを
送受信することが考えられている。以下にその一例を示
す。 ・ディレクターズカット:ディレクターが特別に撮影し
たシーン(カット)をインターネットから受信し、コン
テンツと同期してモニタに表示する。 ・ディレクターズコメント:映画の各場面におけるディ
レクターのコメント、俳優のコメント、制作時の思い
出、注釈などをインターネットから受信し、コンテンツ
と同期してモニタに表示する。 ・インターネットショッピングデータ:俳優の着ている
洋服、映画中に演奏されている音楽など、インターネッ
トを通して購入する。 ・チャット:当該コンテンツに対する感想などを個人ユ
ーザーがインターネットを通して掲示板に書き込み、他
の人がそれを見たり、それに対する感想を書いたりし
て、「会話」を行う。 ・ストリーミングデータ:ユーザーはインターネットか
らコンテンツに同期して数Mbpsの動画ストリーミングデ
ータを受信し、モニタに表示する。例えば、映画の予告
編、コマーシャル映像などである。このデータを、SR_P
RIVT.DATファイルへ記録し、自由に再生できるようにす
る。
例を示す。交通情報、スポーツ、株価情報を含むニュー
ス、天気予報などを配置する。これらの交通情報、スポ
ーツニュース、株価情報、その他のニュース、および天
気予報などは、最新の情報が必要であり、最新情報があ
れば、古い情報は不要ということが多い。そこで、デジ
タル放送などから新しい情報が入手され次第、最新情報
を記録し、そのジャンルにおける古い情報を手動で、ま
たは自動で削除する。例えば、12時の交通渋滞情報が入
手され、記録されると、自動的に8時の交通渋滞情報が
消去されるなどである。上記のようなデータ記録および
更新は、ストリームデータファイル(SR_TRANS.SRO)に
対して行おうとすると、部分消去が頻繁に発生し、動作
安定上も、ディスクを効率よく使う上でも有利でない。
そこで、SR_PRIVT.DATファイルへ記録することにより、
記録領域が規定されているため、効率よい更新が可能と
なり、かつ常に自動的に最新の交通情報、スポーツ、株
価情報を含むニュース、天気予報などを再生できる。
例を示す。レジュームマーカーがセットされたプログラ
ムナンバー、プログラムチェインナンバー、セルナンバ
ー、ポイント(表示時刻)、マーカーが作成された日
時、セクターアドレス、およびそれらに付随する文字デ
ータを配置する。レジュームマーカーは、ディスクの再
生を終了または中断したとき、次回再生時に自動的にそ
の位置から開始するため、再生終了位置を記憶しておく
ためのマーカーであり、VTRライクな再生を行うための
データである。レジュームマーカーデータ(レジューム
マーカーがセットされたプログラムナンバー、プログラ
ムチェインナンバー、セルナンバー、ポイント(表示時
刻)、マーカーが作成された日時、セクターアドレス、
およびそれらに付随する文字データ)は、DVD-VRフォー
マットで規定されているが、DVD-SRフォーマットでは規
定されていないため、SR_PRIVT.DATファイルへ配置す
る。
例を示す。記録媒体(ディスク)に記録されたデータフ
ァイルのうち代表的な映像のプログラムナンバー、セル
ナンバー、ポイント(表示時刻)、代表的な映像が作成
された日時、セクターアドレス、およびそれらに付随す
る文字データを配置する。この代表的な映像は、映画で
あれば、客に最も印象を与える代表的な1枚の映像を登
録し、ユーザーはそのシーンを見ただけでどのような内
容の映画か思い出すという用途を持つ。この代表的な映
像に関するデータ(ディスク中代表的な映像のプログラ
ムナンバー、セルナンバー、ポイント(表示時刻)、代
表的な映像が作成された日時、セクターアドレス、およ
びそれらに付随する文字データ)は、DVD-Video、DVD-V
Rフォーマットで規定されているが、DVD-SRフォーマッ
トでは規定されていないため、SR_PRIVT.DATファイルへ
配置する。
例を示す。
ブピクチャー属性情報を配置する。ビデオ属性情報に
は、以下のようなデータがある。
録 第2フィールド第21ラインにuser_data()を記録/未記
録 1ライン当たりの有効画素数×1フレーム当たりの有効
ライン数:720×480/704×480/352×480/352×240/
544×480/480×480(525/60システムのとき) 720×576/704×576/352×576/352×288/544×576/
480×576(625/50システムのとき) オーディオストリーム数 サブピクチャーストリーム数 アナログコピープロテクションタイプ: アナログコピ
ープロテクションなし/タイプ1/タイプ2/タイプ3 シームレスフラグ: シームレス表示/ノンシームレス
表示
ータがある。 符号化モード: Dolby AC-3/MPEG-1ないしMPEG-2(拡
張ストリームなし)/MPEG-2(拡張ストリームあり)/
リニアPCMオーディオ 量子化/DRC: Dolby AC-3のとき、 データなし MPEGのとき、 DRC(Dynamic Range Control)無/DRC
有リニアPCMのとき、 量子化ビット数が16ビット/そ
の他 サンプリング周波数: 48kHz/44.1kHz/32kHz/その
他 オーディオチャンネル数: 1ch(モノラル)、2ch(ス
テレオ)、3ch、4ch、5ch、6ch、7ch、8ch、2ch(デュ
アルモノラル)、その他 アプリケーションフラグ:「オーディオチャンネル数」
で示されたチャンネル数のオーディオデータを持つ。/
モノラル、ステレオ、デュアルモノラルなる複数のチャ
ンネルモードを持ち、「オーディオチャンネル数」に
は、本オーディオストリームの代表的なモードのみを示
す。 ビットレート 64/80/96/112/128/160/192/224/256/320/384
/448 kbps(AC-3) 64/80/96/112/128/160/192/224/256/320/384
kbps(MPEG-1、MPEG-2)768/1536 kbps(LPCM) オリジナルまたはダミー: オリジナルオーディオデー
タ/将来アフレコを考えあらかじめスペースを確保する
ためのダミーデータ アナログコピープロテクションタイプ: アナログコピ
ープロテクションなし/タイプ1/タイプ2/タイプ3 シームレスフラグ: シームレス再生/ノンシームレス
再生 オーディオギャップ: 有/無 サブピクチャー属性情報には、以下のようなデータがあ
る。複数セットの輝度信号と色信号のカラー情報
例を示す。ビデオ検索用に、以下のデータを配置するこ
とが考えられる。
タ、MPEG-2のIピクチャーなどによる、サムネイル静止
画データ 各サムネイルを選択したときのジャンプ先セクターアド
レス: それぞれのサムネルを選択したときの、ジャン
プ先セクターアドレス ストリーム中に存在するサムネイルデータとして登録さ
れたピクチャーデータの先頭アドレス: ストリーム中
の1画面をサムネイル画面としたときの、サムネイル画
面の先頭アドレス 前記サムネイルデータに付随する文字データ: 付随す
る文字データ
することが考えられる。各検索単位での先頭オーディオ
フレームのフレームナンバーと当該オーディオフレーム
の先頭データが記録されているセクターアドレス 前記オーディオデータに付随する文字データ
送のデータをそのまま配置することも考えられる。ま
た、SR_PRIVT.DATファイルへ、オーディオ放送のデータ
をそのまま配置することも考えられる。
る、64kBと容量が固定なSOBUごとの時間を記述したマッ
プ(マッピングリスト)から、DVD-VRフォーマットで規
定されている、圧縮単位で決まり、容量が不定なVOBUご
との容量と時間を記述したマップ(VOBUエントリー)、
VOB(Video Object)先頭から一定の時間(TMU)ごとの
先頭VOBUナンバー、VOBUアドレスと、TMU境界とVOBU境
界の時間差、を記述したマップ(タイムエントリー)を
発生して、メモリ上に書き込む例を示す。
れている、マップエントリーの時間間隔と、マップエン
トリーの先頭VOBUセクターアドレス、全VOBUの開始セク
ターアドレスが記録されているタイムマップを発生し
て、メモリ上に書き込む例を示す。
ピングリストを示す。
ication Packet)、202はSOBU、203は時間t、2
04はタイムユニット(Time Unit;TU)、205はSOB
U開始アプリケーションパケット到着時刻(SOBU_S_APA
T)、206はSOBU最終アプリケーションパケット到着
時刻(SOBU_E_APAT)、207はインクリメンタルアプ
リケーションパケット到着時刻IAPAT(Incremental Pac
ket Arrival Time)である。
す。SOBU(202)は64kB固定容量のデータブロックで
ある。タイムユニットTU(204)は90kHzクロック512
周期である5.69msecとする。IAPAT(207)は、各SOB
U開始後最初のタイムユニットから終了後最初のタイム
ユニットまでのタイムユニットTU(204)数を示した
ものであり、DVD-SRフォーマットでは、記録されたすべ
てのSOBUに対するIAPAT(IAPAT(1)〜IAPAT(MAPL_ENT_N
s))が計算され、テーブルデータとして記録される。こ
れを、マッピングリストと呼ぶ。
2)ごとに時刻情報IAPAT(207)が記録されている
ため、タイムサーチを行う場合、目標時刻から現在時刻
を減算したオフセット時刻に対し、1SOBUずつIAPATから
求めたSOBUごとの時刻を減算し、結果が0になったSOBU
にジャンプすることにより、サーチが実現できる。
プを示す。
TM_DIFF、304がVOBU_ENTN、305がVOBU_ADR、30
6がVOBU_SZ、307がVOBU_PB_TMである。
ロックであり、通常MPEGで規定されるGOP(Group of Pi
ctures)であるが、常にGOPとは限らない。またGOPも、
通常は15ピクチャーで構成されるが、それ以外の値にな
ることもある。
めた固定時間であり、例えば10秒とする。TM_DIFF(3
03)は、TMU境界(302)前の最後のVOBU境界との
時刻差である。VOBU_ENTN #k(304)は、k番目のTMU
の先頭VOBUナンバー、VOBU_ADR#k(305)は、k番目
のTMUの先頭VOBUセクターアドレス、VOBU_SZ #k(30
6)は、k番目のVOBUのセクター数、VOBU_PB_TM #k(3
07)は、k番目のVOBUの再生または記録時刻である。D
VD-VRフォーマットでは、全TMU(301)対するTM_DIF
F(303)、VOBU_ENTN #k(304)、VOBU_ADR #k
(305)、記録されたすべてのVOBUに対するVOBU_SZ
#k(306)、VOBU_PB_TM #k(307)が計算され、
テーブルデータとして記録される。
目標時刻から現在時刻を減算したオフセット時刻に対
し、TMU(301)で小数点以下切り捨て除算を行い、
その結果kから、VOBU_ENTN #k(304)により目標TMU
のVOBUナンバー、VOBU_ADR #k(305)によりVOBU先
頭アドレスを求め、オフセット時刻−(10秒×k−TM_DI
FF)を残りサーチ時間初期値、VOBU先頭アドレスをジャ
ンプ先アドレス初期値とする。さらに、TMU内のサーチ
として、VOBUごとに残りサーチ時間からVOBU_PB_TM #k
(307)を減算し、ジャンプ先アドレスにVOBU_SZ #k
(306)を加算し、残り時間が0になるまで続け、そ
の結果求められたジャンプ先アドレスを最終ジャンプ先
アドレスとする。
成される。
ファイル中のVTS_TMAPT(Video Title Set Time Map Ta
ble)に、マップ中のビデオタイムエントリーの時間間
隔と、ビデオタイムエントリーの先頭VOBUセクターアド
レスが記述され、VTS_VOBU_ADMAP(Video Title Set Vi
deo Object Unit Address Map)に、全VOBUの開始セク
ターアドレスが記述されている。
目標時刻から現在時刻を減算したオフセット時刻に対
し、VTS_TMAPTにより、目標時刻手前の最も近いタイム
エントリー開始点における残りサーチ時間初期値とVOBU
セクターアドレス初期値が求められる。さらに、VTS_VO
BU_ADMAPにより、VOBUごとに残りサーチ時間からVOBU時
間(0.5秒)を減算し、VOBUセクターアドレスを検出
し、残り時間が0になるまで続け、その結果VTS_VOBU_A
DMAPから求められたセクターアドレスを、最終ジャンプ
先VOBUセクターアドレスとする。
要なデータを抽出し、SR_PRIVT.DATファイルへ配置す
る。
準拠したマッピングリストのIAPATデータとする方法が
ある。即ち、図2におけるSOBU(202)ナンバーとIA
PAT(207)を配置する。この場合、データが送信さ
れた側のDVD-VRレコーダ、DVD-Videoレコーダでフォー
マット変換を行うことが必要となる。
拠したデータを発生しやすいデータとする、またはDVD-
Videoに準拠したデータを発生しやすいデータとする、
またはDVD-VR、DVD-Video両者に準拠したデータを発生
しやすいデータとする、という方法が考えられる。
す。
パックを示す。図6に示す通り、2048バイトのストリー
ムパック(S_PCK)601は、ストリームパックヘッダ
ー602、アプリケーションタイムスタンプ(ATS)6
03、アプリケーションパケット(AP_PKT)604から
成る。
たビデオパックを示す。図7に示す通り、2048バイトの
ビデオパック(Pack)701は、ビデオ、オーディオ、
サブピクチャー(Pack for Video, Audio or Sub-pictu
re)702、その他から成る。
7のビデオパックを発生する例を示す。図8では、80
1をヘッダー、802をペイロード、803をペイロー
ド、804をビデオパック開始点、805をビデオパッ
ク終了点とする。
用付加データを発生する例を示す。
リケーションパケット(604)を抽出する。ここで、
604は、図8に示すように、801に示すヘッダー、
802に示すペイロードから構成される。 ・そこからペイロード(802)のみを抽出する(80
3)。 ・そのペイロードデータ(803)を、ビデオパック
(701)中のビデオ、オーディオデータ(702)と
して、ビデオパック(701)を発生する。 ・ただし、ペイロードデータ(803)からGOP先頭を
検出し、VOBU先頭として、ビデオパック先頭部(80
4)から配置し、GOP終了点をVOBU終了点として、スタ
ッフィングを挿入することによりビデオパック終了点
(805)に合わせる。即ち、GOPをパック(701)
にアラインさせる。 ・DVD-SRのすべてのSOBU(201)に対するIAPAT(2
07)を示したマッピングリストから、DVD-VRのすべて
のVOBUごとの容量VOBU_SZ #k(306)と時間VOBU_PB_
TM #k(307)を記述したマップ(VOBUエントリー)
を発生する。 ・TMU(301)の時間を、例えば10秒と決めて、VOB
(Video Object)先頭からTMUごとに、先頭のVOBUナン
バーVOBU_ENTN #k(304)、先頭のVOBUアドレスVOBU
_ADR #k(305)を記述したマップ(タイムエントリ
ー)を発生する。また、TMUごとに、TMU先頭と直前のVO
BU先頭の差を示したTM_DIFF(303)を発生する。 ・VOBUエントリーデータ(306、307)、タイムエ
ントリーデータ(301、303、304、305)を
プライベートデータファイルに記録する。 ・ストリームパック(601)から構成したビデオパッ
ク(701)データそのものに関しては、プライベート
データファイルに記録してもよく、どこにも記録しなく
てもいい。ビデオパックデータ(701)が、DVD-VRレ
コーダにおいて、前述したと同じように構成され、記録
されるように、付加データのみプライベートデータファ
イルに記録されてもいい。また、DVD-VRで記録されたデ
ータを再度DVD-SRレコーダで記録できるよう、ストリー
ムパックヘッダー情報602、アプリケーションタイム
スタンプ情報603、アプリケーションパケットヘッダ
ー情報801が、プライベートデータファイルに記録さ
れ、伝送されてもいい。
算が必要であったが、DVD-VRでは10秒ごとに概要計算し
た上で、0.5秒ごとに詳細計算する2段階サーチ計算が
可能である。従って、DVD-VRに適合したサーチ用データ
を発生することにより、DVD-VRへのフォーマット変換を
容易にするのみならず、DVD-SRレコーダでもそれを使っ
て高速サーチが可能となる。
ーチ用付加データを発生する例を示す。
1)からビデオパック(701)を発生する。 ・DVD-SRのすべてのSOBU(201)に対するIAPAT(2
07)を示したマッピングリストから、DVD-VideoのVTS
_TMAPT(Video Title Set Time Map Table)における、
マップ中のビデオタイムエントリーの時間間隔と、ビデ
オタイムエントリーの先頭VOBUセクターアドレスに変換
し、また、VTS_VOBU_ADMAP(Video Title Set Video Ob
ject Unit Address Map)における、全VOBUの開始セク
ターアドレスに変換する。 ・VTS_TMAPTデータ、VTS_VOBU_ADMAPデータを、プライ
ベートデータファイルに記録する。 なお、ストリームパック(601)から構成したビデオ
パック(701)データそのものに関しては、プライベ
ートデータファイルに記録してもよく、どこにも記録し
なくてもいい。ビデオパックデータ(701)が、DVD-
VRレコーダにおいて、前述したと同じように構成され、
記録されるように、付加データのみプライベートデータ
ファイルに記録されてもいい。また、DVD-Videoで記録
されたデータを再度DVD-SRレコーダで記録できるよう、
ストリームパックヘッダー情報602、アプリケーショ
ンタイムスタンプ情報603、アプリケーションパケッ
トヘッダー情報801が、プライベートデータファイル
に記録され、伝送されてもいい。
フォーマットで規定されている、各SOBUにGOPの開始点
であるアクセスユニットの開始点があるかどうかを記述
したアクセスユニットスタートマップ(AUSM;Access U
nit Start Map)、アクセスユニットエンドマップ(AUE
M;Access Unit End Map)から、DVD-VRフォーマットで
規定されている、圧縮単位で決まり、容量が不定なVOBU
ごとの、第1リファレンスピクチャーサイズ(1STREF_S
Z;Size of the 1st Reference Picture、Iピクチャー
サイズ)および容量と時間を記述したマップ(VOBUエン
トリー)を発生する例を示す。
る。ここで、AUSM_pos(i) を、AUSMにおいてi番目(1≦
i≦AU_Ns)のAU(Access Unit;Iピクチャー)が開始
するビット位置とする。また、AUEM_pos(i) を、AUEMに
おいてi番目(1≦i≦AU_Ns)のAU(Access Unit; Iピ
クチャー)が終了するビット位置とする。従って、i番
目(1≦i≦AU_Ns)のAUは、SOBU #AUSM_pos(i) で開始
する。また、i番目(1≦i≦AU_Ns)のAUは、SOBU #AUEM
_pos(i) で終了する。
をGOPとした上で、AUSM、AUEMからAUを読み出し、DVD-V
Rで規定されているVOBUの第1リファレンスピクチャー
サイズ(1STREF_SZ;Size of the 1st Reference Pictu
re)と容量(VOBU_SZ #k)と時間(VOBU_PB_TM #k)を
記述したマップ(VOBUエントリー)を発生する。ここ
で、1STREF_SZは、Iピクチャーサイズであり、Iピク
チャーを配置するために必要なセクターサイズを示す。
ータファイルに記録される。
ト(AU;Access Unit)開始点、終了点が存在するかど
うかを示すのみで、複数のAU開始点があっても区別でき
ない。即ち、例えば10GOP(10AU)後の開始SOBUは、AU
を数えただけでは判定できない。それに対し、DVD-VRフ
ォーマットの1STREF_SZ、VOBU_SZ #k、VOBU_PB_TM #kで
は、10GOPごとのAUを正確に検出することが可能とな
る。従って、DVD-VRに適合した可変速再生用データを発
生することにより、DVD-VRへのフォーマット変換を容易
にするのみならず、DVD-SRレコーダでもそれを使って高
画質な可変速再生、サーチが実現できるようになる。
フォーマットで規定されている、各SOBUにGOPの開始点
であるアクセスユニットの開始点があるかどうかを記述
したアクセスユニットスタートマップ(AUSM;Access U
nit Start Map)、アクセスユニットエンドマップ(AUE
M;Access Unit End Map)から、DVD-Videoフォーマッ
トで規定されているアドレス情報ナビパック(NV_PCK)
のFWD_n、BWDI_nを発生する例を示す。
ターアドレスであり、BWDI_nは、n個過去のVOBU(GOP)
先頭セクターアドレスである。nは、1、2、3、4、
5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、
15、20、60、120、240なる値となるため、
最大240GOP前後のVOBUセクターアドレスを求めなけ
ればならない。これは、通常120秒前、120秒後の
VOBUセクターアドレスに相当する。
をGOPとした上で、DVD-SRフォーマットのAUSM、AUEMか
らアクセスユニットスタート点を持つSOBUを再生し、そ
のSOBUに2個以上のアクセスユニット開始点が存在する
可能性もあるため、それを考慮した上でアクセスユニッ
ト開始点を検出した後、メモリに書き込み、メモリ読み
出しと過去240GOP〜未来240GOPの開始点を検出し
た後、再度メモリに書き込み、そのデータからNV_PCKを
発生する。この発生したNV_PCKデータは、プライベート
データファイルに記録される。
るストリームセルからDVD-VRフォーマットで規定されて
いるセルを発生する例を示す。
て、開始時刻、終了時刻、通常状態または仮消去状態の
フラグ、そのストリームセルに含まれるエントリーポイ
ント数、エントリーポイント時刻、そのストリームセル
が参照するSOB数が記述されている。それに対し、DVD-V
Rでは、セル情報として、表示開始時刻、表示終了時
刻、そのセルに含まれるエントリーポイント数、エント
リーポイント時刻が記述される。これらは、DVD-SRフォ
ーマットからからDVD-VRフォーマットに変換した上で、
DVD-SRのプライベートデータファイルに記録される。
るストリームセルからDVD-Videoフォーマットで規定さ
れているセルを発生する例を示す。
Set Cell Address Table)に、全Cellの開始セクターア
ドレス、終了セクターアドレスが記述される。従って、
DVD-SRフォーマットにおけるストリームセルの表示開始
時刻、表示終了時刻から、DVD-Videoフォーマットにお
ける開始セクターアドレス、終了セクターアドレスを発
生した上で、DVD-SRのプライベートデータファイルに記
録される。
ルへの配置に関しては、例えば以下の形でSR_PRIVT.DAT
ファイルへ配置される。
のプライベートデータファイル(SR_PRIVT.DATファイ
ル)へ配置する例を示す。
(TMAPI;Time Map Information)として、SR_PRIVT.DA
Tファイルに、以下のように配置する。
I) TM_ENT_Ns(Number of Time Entries) 2 bytes タイムマップ情報におけるタイムエントリー数 VOBU_ENT_Ns(Number of VOBU Entries) 2 bytes タイムマップ情報におけるVOBUエントリー数 TM_OFS(Time Offset) 2 bytes タイムマップ情報におけるタイムオフセット(第1VOBU
開始点から、その後最初に出現するTMU境界までのビデ
オフィールド数)。TMU未満とする。ここで、例えば、5
25/60システムでは600ビデオフィールド、625/50システ
ムでは500ビデオフィールドとする。 ADR_OFS(Address Offset) 4 bytes タイムマップ情報におけるアドレスオフセット そのオーディオビデオファイルに先行する全VOBの合計
サイズであり、セクター数が記述される。
#r(TM_ENT #r) 各Time Entryにおいて、 VOBU_ENTN(VOBU Entry number) 2 bytes VOBUナンバー TM_DIFF(Time Difference) 1 byte タイムエントリー#j先頭点におけるVOBUの表示開始時刻
と、タイムエントリー#j開始時刻、即ちTMU×(j-1)+TM
_OFSにより計算される表示開始時刻との差 (ビデオフィールド数) VOBU_ADR(Target VOBU address) 4 bytes そのVOBの中で、目標VOBUに対して先行するVOBUの合計
サイズ(セクター数)
ry #q(VOBU_ENT #q) 各VOBU Entryにおいて、 1STREF_SZ(Size of the 1st Reference Picture) 1
byte VOBUの第1リファレンスピクチャー(I−ピクチャー)
サイズ(セクター数) 第1リファレンスピクチャーサイズは、最終データを含
むVideo packの最終アドレスまでと定義。 最終アドレスは、このVOBU第1セクターからの相対セク
ターアドレスとして計測。 VOBU_PB_TM(Playback Time of this VOBU) 6 bits VOBUの再生時間(ビデオフィールド数) VOBU_SZ(Size of the VOBU) 10 bits VOBUのサイズ(セクター数)
ideo Title Set Time Map Table(VTS_TMAPT)を、以下
のように配置する。
tion(VTS_TMAPTI) 8 bytes ・VTS_TMAP_Ns(Number of VTS_TMAPs) 2 bytes VTS_TMAPs総数 ・reserved 2 bytes ・VTS_TMAPT_EA(End Address of VTS_TMAPT) 4 byte
s VTS_TMAPT の最終アドレス Video Title Set Time Map #1 Search Pointer(VTS_TM
AP_SRP #1)〜VideoTitle Set Time Map #n Search Poi
nter(VTS_TMAP_SRP #n) 4 bytes ・VTS_TMAP_SA(Start Address of VTS_TMAP) 4 byte
s VTS_TMAPの開始アドレス Video Title Set Time Map #1(VTS_TMAP #1)〜Video
Title Set Time Map#n(VTS_TMAP #n) ・TMU(Time Unit second) 1 bytes Map Entry(マップ登録)の時間間隔 ・reserved 1 byte ・MAP EN_Ns(Number of Map Entries) 2 bytes Map Entries数 ・MAP ENT(Table of Map Entry) 4 bytes×Map Entr
ies 各タイムユニットの先頭VOBUにおけるセクターアドレス
また、以下のNV_PCKデータは、全VOBUに対して計算、記
録される。 FWDI_240, 120, 60, 20, 15, 14, 13, 12, 11, 10, 9,
8, 7, 6, 5, 4, 3,2, 1 6 bytes (+n VOBU start address and Video exist flag) 4
bytes×19 FWDI_n:このVOBUから0.5×n秒後の絵のVOBUアドレス BWDI_1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 1
4, 15, 20, 60, 120,240(−n VOBU start address and
Video exist flag) 4 bytes×19 BWDI n:このVOBUから0.5×n秒前の絵のVOBUアドレス
て説明する。本発明におけるSR_PRIVT.DATファイルは、
図6に示したストリームパック構成、即ちトランスポー
トストリームとすれば良く、また図7に示したビデオパ
ック構成、即ちプログラムストリームとしても良い。ま
た、MPEGフォーマットで規定されているPES、またはES
としても良く、さらには、MPEG以外の構成としてもい
い。このように、本発明では、具体的ファイル構成方法
は問わない。
法について示す。ディジタルインターフェースを通して
DVD-SRレコーダから映像音声ストリームデータファイル
(SR_TRANS.SRO)、ナビゲーションデータファイル(SR
_MANGR.IFO)、プライベートデータファイル(SR_PRIV
T.DAT)を伝送する際、伝送先がD-VHS VTR、DVD-VRレコ
ーダ、DVD-Videoレコーダなどの一般的なディジタル記
録機器、伝送フォーマットがIEEE1394の場合、以下のよ
うに伝送する。
ンデータ、プライベートデータを全て同じラインで時分
割して伝送する。また、映像音声ストリームデータファ
イル(SR_TRANS.SRO)を最低伝送レートが補償されたモ
ード、付加データであるナビゲーションデータファイル
(SR_MANGR.IFO)、プライベートデータファイル(SR_P
RIVT.DAT)を最低伝送レートが補償されないモードとす
る。前者をアイソクロナスモード(Isochronous Mod
e)、後者をアシンクロナスモード(AsynchronousMod
e)とも言う。
を通してDVD-SRレコーダに伝送する場合も同様である。
ーダなどのDVDレコーダの場合、以下のように伝送する
ことも可能である。
ンデータ、プライベートデータを全て別々に、即ち異な
ったインターフェイスで伝送する。ただし、インターフ
ェイスの種類は全て異なっていなくても良く、例えばIE
EE1394を2系統としても良い。これにより、ナビゲーシ
ョンデータ、プライベートデータの容量が大きくても、
要求される時間内に全データを伝送することが可能とな
る。
に伝送する場合も同様である。
ーダなどのDVDレコーダの場合、映像音声ストリームデ
ータを1系統で、即ち1つのインターフェイスで伝送
し、ナビゲーションデータおよび/又はプライベートデ
ータなどの付加データを多重して他の1系統で、即ち他
のインターフェイスで伝送することも可能である。ただ
し、インターフェイスの種類は同じでも良く、例えばIE
EE1394を2系統としても良い。これにより、ナビゲーシ
ョンデータ、プライベートデータの容量が大きくても、
要求される時間内に全データを伝送することが可能とな
り、かつ配線数減少し、コスト・重量・消費電力低減が
実現できる。
に伝送する場合も同様である。
トリームデータ、ナビゲーションデータ、プライベート
データを受信したDVD-VRレコーダ、DVD-Videoレコーダ
は、受信したナビゲーションデータ、プライベートデー
タから、DVD-VRフォーマット、またはDVD-Videoフォー
マットに準拠したナビゲーションデータを発生し、DVD-
VRフォーマット、またはDVD-Videoフォーマットに準拠
した形で記録再生を行う。フォーマットに準拠している
ため、再生時には、検索、特殊再生、編集など、本来の
高度な機能を実現できる。
3のATSなど、各フォーマットで記録位置が定められて
いないデータに関しては、各フォーマットにおけるプラ
イベートデータとして記録しておき、再生時にディジタ
ルインターフェースへの出力に重畳しても良いし、記録
せず、廃棄してしまっても良い。
ダから、前述した映像音声ストリームデータ、ナビゲー
ションデータ、プライベートデータを受信したDVD-SRレ
コーダは、受信したナビゲーションデータ、プライベー
トデータから、DVD-SRフォーマットに準拠したナビゲー
ションデータを発生し、DVD-SRフォーマットに準拠した
形で記録再生を行う。フォーマットに準拠しているた
め、再生時には、検索、特殊再生、編集など、本来の高
度な機能を実現できる。
D-Videoレコーダを例に実施例を説明したが、「DVD-VR
レコーダ」、「DVD-Videoレコーダ」、または「DVD-SR
レコーダ」を、DVDフォーマットで規定された中で前記
以外の映像記録フォーマット、映像再生専用フォーマッ
ト、ストリーム記録フォーマットと置き換えても、本発
明は適用可能である。
oレコーダ」、または「DVD-SRレコーダ」を、DVDフォー
マットで規定された以外の映像記録フォーマット、映像
再生専用フォーマット、ストリーム記録フォーマットと
置き換えても、本発明は適用可能である。ここで、映像
再生専用フォーマットは、コンテンツ供給者などにより
光ディスクなどに記録された映像音声データをユーザー
が再生する装置における、映像音声の記録フォーマット
を示す。また、映像記録フォーマットは、光ディスク、
ハードディスクなどに映像音声をユーザーが記録し、再
生する装置における、映像音声の記録フォーマットを示
す。また、ストリーム記録フォーマットは、光ディス
ク、ハードディスクなどに、デジタル放送などで送られ
てきた映像音声ストリームをユーザーが記録し、再生す
る装置における、映像音声ストリームの記録フォーマッ
トを示す。
RAM/DVD-RW/DVD-R forGeneral Discs, Part 5, Stream
Recording" DVD-VRフォーマットは、"DVD Specifications for DVD-
RAM/DVD-RW/DVD-R forGeneral Discs, Part 3, Video R
ecording" DVD-Videoフォーマットは、"DVD Specifications for R
ead-Only Disc, Part 3,Video Specifications" において、さらに詳細が述べられている。
ータファイルSR_PRIVT.DATへの記録に関して示してきた
が、これらをストリームデータファイルSR_TRANS.SRO中
のプライベートデータ記録領域(例えばPES Packet中の
PES_private_data)または文字データ記録領域に記録し
ても良い。または、ナビゲーションデータファイルSR_M
ANGR.IFO中の文字データ記録領域(例えばTXDT_MG中のI
T_TXT)またはプライベートデータ記録領域に記録して
も良い。
able)を初めとするテーブルデータ、限定受信方式記述
子を初めとする記述子/ARIBで規定された番組配列情報
のテーブルデータ、ARIBで規定された拡張テーブルデー
タ、ARIBで規定された番組配列情報以外のテーブルデー
タ、及び、これらテーブルデータに含まれる記述子/DV
BやATSCで規定されたテーブルデータ、及びこのテーブ
ルデータに含まれる記述子/記録媒体に記録されたデー
タに関連したインターネットデータ/最新版に更新され
たニュース、天気予報/レジュームマーカー/記録媒体
に記録されたデータのうち、代表的な映像/ビデオ属性
情報、オーディオ属性情報、サブピクチャー属性情報/
ビデオ検索用サムネイルデータ、オーディオ検索用各オ
ーディオフレームのフレームナンバーと先頭データ/デ
ータ放送、オーディオ放送/など、その部分だけ連続し
て視聴したいため、ストリームとは切り離して記録しよ
うとする場合、記録フォーマットを規定した上、プライ
ベートデータファイルSR_PRIVT.DAT、又はストリームデ
ータファイルSR_TRANS.SRO中の文字データ記録領域又は
プライベートデータ記録領域、又はナビゲーションデー
タファイルSR_MANGR.IFO中の文字データ記録領域又はプ
ライベートデータ記録領域に記録することにより、他社
製レコーダと互換が取れ、高機能な検索、特殊再生、編
集が実現できる。
D-VRプレーヤ、DVD-Videoプレーヤで視聴するため、そ
れらのフォーマットに変換して記録する場合、64kBと容
量が固定なSOBU(Stream Object Unit)と時間の関係を
記述したマップから、圧縮単位で決まり、容量が不定な
VOBU(Video Object Unit)とアドレス、時間の関係を
記述したマップ、および複数秒後のデータが記録されて
いるアドレス情報を変換して新しいマップ情報を作成
し、プライベートデータファイルSR_PRIVT.DAT、又はス
トリームデータファイルSR_TRANS.SRO中の文字データ記
録領域又はプライベートデータ記録領域、又はナビゲー
ションデータファイルSR_MANGR.IFO中の文字データ記録
領域又はプライベートデータ記録領域に記録する。
R.IFO、および本発明によるSR_PRIVT.DATから、ディジ
タルインターフェースを通してこれらのデータを送受信
することにより、DVD-VR、DVD-Videoデータを発生し、
それらのフォーマットで記録可能とすると共に、DVD-V
R、DVD-Videoフォーマットで入力したデータをDVD-SRに
変換し、記録することが可能となる、という効果を有す
る。
図である。
示す図である。
ーとVOBUエントリーの概念図である。
る。
図である。
クを示す図である。
ックを発生する例を示す図である。
et) 202:SOBU 203:時間t 204:タイムユニット(Time Unit;TU) 205:SOBU開始アプリケーションパケット到着時刻
(SOBU_S_APAT) 206:SOBU最終アプリケーションパケット到着時刻
(SOBU_E_APAT) 207:インクリメンタルアプリケーションパケット到
着時刻IAPAT(Incremental Packet Arrival Time) 301:TMU 302:TMU境界 303:TM_DIFF 304:VOBU_ENTN 305:VOBU_ADR 306:VOBU_SZ 307:VOBU_PB_TM 601:2048バイトのストリームパック(S_PCK) 602:ストリームパックヘッダー 603:アプリケーションタイムスタンプ(ATS) 604:アプリケーションパケット(AP_PKT) 701:2048バイトのビデオパック(Pack) 702:ビデオ、オーディオ、サブピクチャー(Pack f
or Video, Audio or Sub-picture) 801:ヘッダー 802:ペイロード 803:ペイロード 804:ビデオパック開始点 805:ビデオパック終了点
Claims (33)
- 【請求項1】 映像音声ストリームデータを1つのスト
リームデータファイルとして記録し、ナビゲーションデ
ータを他の1つのナビゲーションデータファイルとして
記録し、プライベートデータを他の1つ以上のプライベ
ートデータファイルとして記録する映像記録方法におい
て、 ストリーム中のテーブルデータ、及び/又は該テーブル
データに含まれる記述子を、前記プライベートデータフ
ァイル、又はストリームデータファイル中の文字データ
記録領域又はプライベートデータ記録領域、又はナビゲ
ーションデータファイル中の文字データ記録領域又はプ
ライベートデータ記録領域に記録することを特徴とする
映像記録方法。 - 【請求項2】 前記テーブルデータには、MPEG(Moving
Picture Expert Group)で規定されたPSI(Program Sp
ecific Information)データ、及び/又はARIB(Associ
ation of Radio Industries and Businesses)がデジタ
ル放送規格として作成した番組配列情報のテーブルデー
タを含み、 前記記述子には、MPEGで規定された記述子、及び/又は
ARIBがデジタル放送規格として作成した記述子を含むこ
とを特徴とする、請求項1記載の映像記録方法。 - 【請求項3】 前記テーブルデータには、ARIB(Associa
tion of Radio Industries and Businesses)がデジタル
放送規格として作成した拡張テーブルデータ、及び/又
はARIBがデジタル放送規格として作成した番組配列情報
以外のテーブルデータを含み、 前記記述子には、前記拡張テーブルデータに含まれる記
述子、及び/又は前記番組配列情報以外のテーブルデー
タに含まれる記述子を含むことを特徴とする請求項1記
載の映像記録方法。 - 【請求項4】 前記テーブルデータには、DVB(Digital
Video Broadcasting、ヨーロッパのデジタル放送)で
規定されたテーブルデータを含み、 前記記述子には、DVBで規定されたテーブルデータに含
まれる記述子を含むことを特徴とする請求項1記載の映
像記録方法。 - 【請求項5】 前記テーブルデータには、ATSC(Advanc
ed Television System Committee、アメリカのデジタル
放送)で規定されたテーブルデータを含み、 前記記述子には、ATSCで規定されたテーブルデータに含
まれる記述子を含むことを特徴とする請求項1記載の映
像記録方法。 - 【請求項6】 映像音声ストリームデータを1つのスト
リームデータファイルとして記録し、ナビゲーションデ
ータを他の1つのナビゲーションデータファイルとして
記録し、プライベートデータを他の1つ以上のプライベ
ートデータファイルとして記録する映像記録方法におい
て、 ビデオ属性情報、及び/又はオーディオ属性情報、及び
/又はサブピクチャー属性情報を、前記プライベートデ
ータファイル、又はストリームデータファイル中の文字
データ記録領域又はプライベートデータ記録領域、又は
ナビゲーションデータファイル中の文字データ記録領域
又はプライベートデータ記録領域に記録することを特徴
とする映像記録方法。 - 【請求項7】 前記ビデオ属性情報には、圧縮方式、1
フレーム当たりの走査線数、アスペクト比、第1フィー
ルド第21ラインへのユーザーデータ記録状況、第2フ
ィールド第21ラインへのユーザーデータ記録状況、1
ライン当たりの有効画素数と1フレーム当たりの有効ラ
イン数、オーディオストリーム数、サブピクチャースト
リーム数のいずれか1つ又は複数が含まれることを特徴
とする請求項6記載の映像記録方法。 - 【請求項8】 前記オーディオ属性情報には、符号化モ
ード、量子化ビット数、ダイナミックレンジコントロー
ルの有無、サンプリング周波数、オーディオチャンネル
数、アプリケーションフラグ、ビットレート、オリジナ
ルとダミーの別、アナログコピープロテクションタイ
プ、シームレスフラグ、オーディオギャップの有無、の
いずれか1つ又はいずれか複数が含まれることを特徴と
する請求項6記載の映像記録方法。 - 【請求項9】 前記サブピクチャー属性情報には、輝度
信号と色信号のカラー情報が含まれることを特徴とする
請求項6記載の映像記録方法。 - 【請求項10】 映像音声ストリームデータを1つのス
トリームデータファイルとして記録し、ナビゲーション
データを他の1つのナビゲーションデータファイルとし
て記録し、プライベートデータを他の1つ以上のプライ
ベートデータファイルとして記録する映像記録方法にお
いて、 ビデオ検索用に、サムネイルデータおよびそれを選択し
たときのジャンプ先アドレス、または、ストリーム中に
存在するサムネイルデータとして登録されたピクチャー
データの先頭アドレス、およびそれらに付随する文字デ
ータを、前記プライベートデータファイル、又はストリ
ームデータファイル中の文字データ記録領域又はプライ
ベートデータ記録領域、又はナビゲーションデータファ
イル中の文字データ記録領域又はプライベートデータ記
録領域に記録することを特徴とする映像記録方法。 - 【請求項11】 オーディオ検索用に、各検索単位での
先頭オーディオフレームのフレームナンバーと先頭オー
ディオフレームデータが記録されているアドレス、およ
びそれらに付随する文字データを、前記プライベートデ
ータファイル、又はストリームデータファイル中の文字
データ記録領域又はプライベートデータ記録領域、又は
ナビゲーションデータファイル中の文字データ記録領域
又はプライベートデータ記録領域に記録することを特徴
とする請求項10記載の映像記録方法。 - 【請求項12】 映像音声ストリームデータを1つのス
トリームデータファイルとして記録し、ナビゲーション
データを他の1つのナビゲーションデータファイルとし
て記録し、プライベートデータを他の1つ以上のプライ
ベートデータファイルとして記録する映像記録方法にお
いて、データ放送及び/又はオーディオ放送を、前記プ
ライベートデータファイル、又はストリームデータファ
イル中の文字データ記録領域又はプライベートデータ記
録領域、又はナビゲーションデータファイル中の文字デ
ータ記録領域又はプライベートデータ記録領域に記録す
ることを特徴とする、映像記録方法。 - 【請求項13】 映像音声ストリームデータを1つのス
トリームデータファイルとして記録し、ナビゲーション
データを他の1つのナビゲーションデータファイルとし
て記録し、プライベートデータを他の1つ以上のプライ
ベートデータファイルとして記録する映像記録方法にお
いて、ナビゲーションデータファイルにストリーム記録
フォーマットで記録されたサーチ情報から、映像記録フ
ォーマット、または映像再生専用フォーマットのサーチ
情報に変換し、前記プライベートデータファイル、又は
ストリームデータファイル中の文字データ記録領域又は
プライベートデータ記録領域、又はナビゲーションデー
タファイル中の文字データ記録領域又はプライベートデ
ータ記録領域に記録することを特徴とする映像記録方
法。 - 【請求項14】 ナビゲーションデータファイルにスト
リーム記録フォーマットで記録された可変速再生のため
の可変速再生情報を、映像記録フォーマット、または映
像再生専用フォーマットの可変速再生のための可変速再
生情報に変換し、前記プライベートデータファイル、又
はストリームデータファイル中の文字データ記録領域又
はプライベートデータ記録領域、又はナビゲーションデ
ータファイル中の文字データ記録領域又はプライベート
データ記録領域に記録することを特徴とする、請求項1
3記載の映像記録方法。 - 【請求項15】 ナビゲーションデータファイルにスト
リーム記録フォーマットで記録された編集のためのセル
情報を、映像記録フォーマット、または映像再生専用フ
ォーマットの編集のためのセル情報に変換し、前記プラ
イベートデータファイル、又はストリームデータファイ
ル中の文字データ記録領域又はプライベートデータ記録
領域、又はナビゲーションデータファイル中の文字デー
タ記録領域又はプライベートデータ記録領域に記録する
ことを特徴とする、請求項13記載の映像記録方法。 - 【請求項16】 映像記録フォーマット、または映像再
生専用フォーマットのデータを入力し、そこからサーチ
情報、可変速再生のための可変速再生情報、編集のため
のセル情報を抽出して、前記ストリーム記録フォーマッ
トのプライベートデータファイル、又はストリームデー
タファイル中の文字データ記録領域又はプライベートデ
ータ記録領域、又はナビゲーションデータファイル中の
文字データ記録領域又はプライベートデータ記録領域に
記録し、同時に、映像記録フォーマット、または映像再
生専用フォーマットの映像音声データをストリーム記録
フォーマットに変換して映像音声ストリームをストリー
ムデータファイル、ナビゲーションデータをナビゲーシ
ョンデータファイルとして記録することを特徴とする、
請求項13〜15記載の映像記録方法。 - 【請求項17】 映像音声ストリームデータを1つのス
トリームデータファイルとして記録し、ナビゲーション
データを他の1つのナビゲーションデータファイルとし
て記録し、プライベートデータを他の1つ以上のプライ
ベートデータファイルとして記録する映像記録方法にお
いて、 該記録方法により記録されたデータファイルに関連した
インターネットデータ、ディレクターズカット、ディレ
クターズコメントデータ、インターネットショッピング
データ、チャットデータ、ストリーミングデータの全
部、または一部を、前記プライベートデータファイル、
又はストリームデータファイル中の文字データ記録領域
又はプライベートデータ記録領域、又はナビゲーション
データファイル中の文字データ記録領域又はプライベー
トデータ記録領域に記録することを特徴とする、映像記
録方法。 - 【請求項18】 映像音声ストリームデータを1つのス
トリームデータファイルとして記録し、ナビゲーション
データを他の1つのナビゲーションデータファイルとし
て記録し、プライベートデータを他の1つ以上のプライ
ベートデータファイルとして記録する映像記録方法にお
いて、 交通情報、スポーツ、株価情報を含むニュース、天気予
報の全部、または一部を、前記プライベートデータファ
イル、又はストリームデータファイル中の文字データ記
録領域又はプライベートデータ記録領域、又はナビゲー
ションデータファイル中の文字データ記録領域又はプラ
イベートデータ記録領域に記録することを特徴とする、
映像記録方法。 - 【請求項19】 前記交通情報、スポーツ、株価情報を
含むニュース、天気予報は、手動で、または自動的に最
新版に更新された情報であることを特徴とする、請求項
17記載の映像記録方法。 - 【請求項20】 映像音声ストリームデータを1つのス
トリームデータファイルとして記録し、ナビゲーション
データを他の1つのナビゲーションデータファイルとし
て記録し、プライベートデータを他の1つ以上のプライ
ベートデータファイルとして記録する映像記録方法にお
いて、 レジュームマーカーがセットされたプログラムナンバ
ー、プログラムチェインナンバー、セルナンバー、ポイ
ント(表示時刻)、マーカーが作成された日時、セクタ
ーアドレス、およびそれらに付随する文字データの全
部、または一部を、前記プライベートデータファイル、
又はストリームデータファイル中の文字データ記録領域
又はプライベートデータ記録領域、又はナビゲーション
データファイル中の文字データ記録領域又はプライベー
トデータ記録領域に記録することを特徴とする、映像記
録方法。 - 【請求項21】 映像音声ストリームデータを1つのス
トリームデータファイルとして記録し、ナビゲーション
データを他の1つのナビゲーションデータファイルとし
て記録し、プライベートデータを他の1つ以上のプライ
ベートデータファイルとして記録する映像記録方法にお
いて、 該記録方法により記録されたデータファイルの代表的な
映像のプログラムナンバー、セルナンバー、ポイント
(表示時刻)、代表的な映像が作成された日時、セクタ
ーアドレス、およびそれらに付随する文字データの全
部、または一部を、前記プライベートデータファイル、
又はストリームデータファイル中の文字データ記録領域
又はプライベートデータ記録領域、又はナビゲーション
データファイル中の文字データ記録領域又はプライベー
トデータ記録領域に記録することを特徴とする、映像記
録方法。 - 【請求項22】 ストリームデータファイルをDVD-SRフ
ォーマットで規定されたSR_TRANS.SROとし、ナビゲーシ
ョンデータファイルをDVD-SRフォーマットで規定された
SR_MANGR.IFOとし、プライベートデータファイルをDVD-
SRフォーマットで規定されたSR_PRIVT.DATとすることを
特徴とする請求項1乃至20のいずれか一項に記載の映
像記録方法。 - 【請求項23】 請求項1乃至21のいずれか一項に記
載の映像記録方法により記録された、映像音声ストリー
ムデータファイル、ナビゲーションデータファイル及び
/又はプライベートデータファイルを同じインターフェ
ースを通して伝送するに際し、前記映像音声ストリーム
データファイルを最低伝送レートが補償されたモードで
伝送し、前記ナビゲーションデータファイル及びプライ
ベートデータファイルを最低伝送レートが補償されない
モードで伝送することを特徴とする映像伝送方法。 - 【請求項24】 請求項1乃至21のいずれか一項に記
載の映像記録方法により記録された、映像音声ストリー
ムデータファイル、ナビゲーションデータファイル、プ
ライベートデータファイルを全て別々に伝送することを
特徴とする映像伝送方法。 - 【請求項25】 請求項1乃至21のいずれか一項に記
載の映像記録方法により記録された、映像音声ストリー
ムデータファイルを1系統で伝送し、ナビゲーションデ
ータファイル、及び/又はプライベートデータファイル
を多重した付加データを他の1系統で伝送することを特
徴とする映像伝送方法。 - 【請求項26】 請求項22乃至24のいずれか一項に
記載の映像伝送方法により伝送されたデータを受信し、
それらのストリーム記録フォーマットに準拠したデータ
ファイルから、映像記録フォーマットに準拠したデータ
ファイル、または映像再生専用フォーマットに準拠した
データファイルに変換し、変換後の各フォーマットで記
録することを特徴とする映像受信記録方法。 - 【請求項27】 映像記録フォーマット、又は映像再生
専用フォーマットに準拠したデータファイルを受信し、
該受信したデータファイルを請求項1乃至21のいずれ
か一項に記載の映像記録方法により、ストリーム記録フ
ォーマットに準拠したデータファイルに変換し、記録す
ることを特徴とする映像受信記録方法。 - 【請求項28】 前記ストリーム記録フォーマットがDV
D-SR(Stream Recording)フォーマットであり、前記映
像記録フォーマットがDVD-VR(Video Recording)フォ
ーマットであり、前記映像再生専用フォーマットがDVD-
Videoフォーマットであることを特徴とする請求項25
又は26記載の映像受信記録方法。 - 【請求項29】 請求項1乃至21のいずれか一項に記
載の映像記録方法により前記映像音声ストリームデー
タ、前記ナビゲーションデータ、及び又は前記プライベ
ートデータを記録する記録装置。 - 【請求項30】 請求項22乃至24のいずれか一項に
記載の映像伝送方法により前記映像音声ストリームデー
タ、前記ナビゲーションデータ、及び又は前記プライベ
ートデータを伝送する伝送装置。 - 【請求項31】 請求項25乃至27のいずれか一項に
記載の映像受信記録方法により前記映像音声ストリーム
データ、前記ナビゲーションデータ、及び又は前記プラ
イベートデータを受信、記録する映像受信記録装置。 - 【請求項32】 請求項1乃至21のいずれか一項に記
載の映像記録方法により前記ストリームデータファイ
ル、前記ナビゲーションデータファイル及び又は前記プ
ライベートデータファイルが記録されているディスク記
録媒体。 - 【請求項33】 請求項22乃至24のいずれか一項に
記載の映像受信記録方法により前記映像音声ストリーム
データ、前記ナビゲーションデータ、及び又は前記プラ
イベートデータが記録されているディスク記録媒体。
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