JP2003287172A - フランジ付ステンレス鋼管用継手 - Google Patents

フランジ付ステンレス鋼管用継手

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JP2003287172A
JP2003287172A JP2002092889A JP2002092889A JP2003287172A JP 2003287172 A JP2003287172 A JP 2003287172A JP 2002092889 A JP2002092889 A JP 2002092889A JP 2002092889 A JP2002092889 A JP 2002092889A JP 2003287172 A JP2003287172 A JP 2003287172A
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sleeve
stainless steel
joint
synthetic resin
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Hideki Nakamura
秀樹 中村
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄肉のステンレス鋼管を容易かつ確実に接続
でき、しかも鋼管の電食を防止し得る継手を提供する 【解決手段】 継手1は、ガラス繊維強化ポリアミド製
のスリーブ5,11及び袋ナット14と、シリコン樹脂
のパッキン19を有し、フランジ4を有するステンレス
製の鋼管2a,2bを接続する。スリーブ5は、鋼管2
aの管状部3端部に外挿され、外周に雄ねじ部8が形成
された大径部6と、工具取付部9が設けられた小径部7
とを有する。スリーブ11は、鋼管2bの管状部3端部
に外挿され、大径部12と小径部13とを有する。袋ナ
ット14内周には、雄ねじ部8が螺合する雌ねじ部15
が形成されている。鋼管2a,2bのフランジ4同士の
間にパッキン19を介装しつつスリーブ5,11を袋ナ
ット14内に収容し、雄ねじ部8を雌ねじ部15にねじ
込み、鋼管2a,2bを絶縁状態で連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフランジ付ステンレ
ス鋼管を接続するための継手に関し、特に、配管の電食
を防止し得る管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、配管用の継手として、溶接継
手やねじ継手、ユニオン継手などの各種管継手が知られ
ている。そのうちユニオン継手は、管の敷設や取り外し
が容易であることから鋼管の接続に広く用いられてい
る。ユニオン継手では、接続される2管の一方の端部に
雄ねじ部、他方の端部にフランジ部がそれぞれ予め設け
られている。配管接続時には、2管端部を嵌め合わせた
後、フランジ部を内装する形で雄ねじ部に袋ナットを締
め付け、両者を接続する。
【0003】一方、近年、ホテル,マンション,テナン
トビル等のビルの給水,給湯用屋内配管では、残留塩素
による鋼管の腐食や、給湯用銅管における漏水や青水等
の問題が発生している。このような問題を解消するた
め、近年、大型ビルの屋内配管においては、耐食性に優
れたステンレス鋼管が配管材料として使用されている。
また、ステンレス鋼管自体も施工性や価格の面から軽量
化が求められており、配管が薄肉化される傾向がある。
【0004】ところが、ステンレス管が薄肉化される
と、その外周面に雄ねじを形成できず前述のユニオン継
手を使用できないという問題が生じる。このため薄肉の
ステンレス管では、管の端部に別途形成した雄ねじ部材
を溶接してユニオン継手を使用していた。従って、溶接
作業の分だけ作業工数が増大すると共に、溶接部に欠陥
が生じ易く耐久性が確保できないおそれがあるという問
題があった。
【0005】そこで、薄肉のステンレス鋼管を効率良く
接続すべく、管端部にフランジを形成したフランジ付鋼
管が近年多く用いられている。フランジ付ステンレス鋼
管は、管端につば出しを行ういわゆるフラップ加工によ
って成形され、その使い勝手の良さから、冷温水や給水
給湯のみならず、中水やスラリー、排水など、幅広い水
質分野に適用されている。そして、このようなフランジ
付ステンレス鋼管は、図5に示すようなリング状のジョ
イント部材を用いた継手にて容易に接続することができ
る。
【0006】図5は、従来の継手の構成を示す説明図で
ある。図5に示すように、各鋼管51a,51bの端部
には、それぞれ鉄製のリング52a,52bが取り付け
られる。一方の鋼管51aとリング52aとの間には、
四フッ化エチレンポリマー製の絶縁シート53が介装さ
れ、鋼管51aのフランジ54aは、絶縁シート53を
介してリング52aの端面と当接する。他方の鋼管51
bには絶縁シート53を取り付けずに、リング52bが
取り付けられる。そして、対向する鋼管51a,51b
のフランジ54a,54b同士を当接させ、両リング5
2a,52bの間を8本のボルト55とナット56にて
締結する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな継手においては、大径のリングと複数個のボルト・
ナットを必要とするため、継手重量が重くなるという問
題があった。また、継手を構成する部品点数が多く、製
品単価が高くなるという問題もあった。さらに、ボルト
・ナットの締結作業が多く、締結に手間を要し工数が嵩
むという問題もあった。一方、前述のような継手では、
絶縁シート53を使用してはいるものの、鋼管51a,
51bはフランジ54a,54bとボルト55及びナッ
ト56によって導通しており、電食を完全に防止するこ
とはできなかった。
【0008】本発明の目的は、薄肉のステンレス鋼管を
容易かつ確実に接続でき、しかも鋼管の電食を防止し得
る継手を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のフランジ付ステ
ンレス鋼管用継手は、中空状の管状部と、前記管状部の
端部に形成され径方向に延びるフランジ部とを有するス
テンレス製の鋼管同士を接続する継手であって、一方側
の鋼管の前記管状部端部に外挿され、前記フランジ部に
当接し外周部に雄ねじ部が形成された大径部と、前記大
径部よりも小径に形成され前記管状部外周に嵌装される
小径部とを備えるガラス繊維強化合成樹脂製の第1のス
リーブと、他方側の鋼管の前記管状部端部に外挿され、
前記フランジ部に当接する大径部と、前記大径部よりも
小径に形成され前記管状部外周に嵌装される小径部とを
備えるガラス繊維強化合成樹脂製の第2のスリーブと、
前記一方側の鋼管に取り付けられた前記第1スリーブと
前記他方側の鋼管に取り付けられた前記第2のスリーブ
とを収容し、一端側内周に前記第1のスリーブの前記雄
ねじ部が螺合する雌ねじ部が形成され、他端側端部に前
記第2のスリーブの前記大径部が係合する縁壁部と前記
第2のスリーブの前記小径部が挿通される挿通孔が形成
されたガラス繊維強化合成樹脂製の袋ナットと、前記袋
ナット内に配置され、前記両鋼管の前記フランジ部同士
の間に介装される合成樹脂製のパッキンとを有すること
を特徴とする。
【0010】本発明のフランジ付ステンレス鋼管用継手
にあっては、鋼管同士は合成樹脂製の継手及びパッキン
によって絶縁状態で接続される。従って、継手や鋼管に
迷走電流が流れることがなく、鋼管の電食を防止するこ
とができる。また、継手が合成樹脂にて形成されている
ため、全体重量が軽く、鉄製継手に比して大幅な軽量化
を図ることが可能となる。さらに、継手の各パーツは金
型成形によって製造可能であるため、製品単価を抑える
ことができ、継手の価格を低減させることが可能とな
る。加えて、当該継手では袋ナットとスリーブを螺合さ
せるだけで鋼管を連結することができ、ボルト・ナット
締結作業が不要となり、作業工数を大幅に削減すること
が可能となる。
【0011】また、本発明の他のフランジ付ステンレス
鋼管用継手は、中空状の管状部と、前記管状部の端部に
形成され径方向に延びるフランジ部とを有するステンレ
ス製の鋼管同士を接続する継手であって、一方側の鋼管
の前記管状部端部に外挿され、前記フランジ部に当接し
外周部に雄ねじ部が形成された大径部と、前記大径部よ
りも小径に形成され前記管状部外周に嵌装される小径部
とを備えるガラス繊維強化合成樹脂製のスリーブと、前
記一方側の鋼管に取り付けられた前記第1スリーブと前
記他方側の鋼管の前記フランジ部とを収容し、一端側内
周に前記第1のスリーブの前記雄ねじ部が螺合する雌ね
じ部が形成され、他端側端部に前記他方側の鋼管の前記
フランジ部が係合する縁壁部と前記管状部が挿通される
挿通孔が形成されたガラス繊維強化合成樹脂製の袋ナッ
トと、前記袋ナット内に配置され、前記両鋼管の前記フ
ランジ部同士の間に介装される合成樹脂製のパッキンと
を有することを特徴とする。
【0012】本発明のフランジ付ステンレス鋼管用継手
にあっては、鋼管同士は合成樹脂製の継手及びパッキン
によって絶縁状態で接続される。従って、継手や鋼管に
迷走電流が流れることがなく、鋼管の電食を防止するこ
とができる。また、継手が合成樹脂にて形成されている
ため、全体重量が軽く、鉄製継手に比して大幅な軽量化
を図ることが可能となる。さらに、継手の各パーツは金
型成形によって製造可能であるため、製品単価を抑える
ことができ、継手の価格を低減させることが可能とな
る。加えて、当該継手では袋ナットとスリーブを螺合さ
せるだけで鋼管を連結することができ、ボルト・ナット
締結作業が不要となり、作業工数を大幅に削減すること
が可能となる。また、部品点数が少ないため、金型費用
や部品価格を削減でき継手の価格を低減できると共に、
作業工数の削減も図られる。
【0013】前記継手において、前記第1のスリーブの
前記小径部外周に、前記雄ねじ部を回転させるための工
具が係合する工具取付部を設けても良い。これにより、
第1のスリーブを工具にて容易に回転させることがで
き、作業性の改善を図ることが可能となる。
【0014】また、前記第1のスリーブ、前記第2のス
リーブ及び前記袋ナットを形成する前記合成樹脂を、ミ
ネラル添加のガラス繊維強化合成樹脂としても良い。さ
らに、前記第1のスリーブ、前記第2のスリーブ及び前
記袋ナットを形成する前記合成樹脂をポリアミドとして
も良い。加えて、前記パッキンを形成する前記合成樹脂
製をシリコン樹脂としても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本
発明の実施の形態1である継手の構成を示す断面図、図
2は図1の継手の正面図、図3は図1の継手の分解斜視
図である。本発明による継手1は、SUS304等からなるス
テンレス鋼管2a,2bを接続するために使用される。
各鋼管2a,2bは、中空状の管状部3と、管状部3の
端部にフラップ加工によってつば出し成形されたフラン
ジ4とから構成されている。鋼管2a,2bとしては、
継手1を構成する各パーツの金型作成費用の観点から外
径が60mm以下のものを対象とする。
【0016】一方側の鋼管2a端部外周には、スリーブ
5(第1のスリーブ)が外挿されている。スリーブ5は
ガラス繊維強化ポリアミドにて成形されており、大径部
6と小径部7が設けられている。大径部6は鋼管2aの
フランジ4と当接し、外周部に雄ねじ部8が形成されて
いる。小径部7は、大径部6の端部に大径部6と一体に
形成され、軸方向に延び鋼管2aの管状部3の外周に嵌
装される。図2,3に示すように、小径部7の外周は八
角形に形成されており、その外周面は工具取付部9とな
っている。
【0017】他方側の鋼管2b端部外周には、スリーブ
11(第2のスリーブ)が外挿されている。スリーブ1
1もまたガラス繊維強化ポリアミドにて成形されてお
り、大径部12と小径部13が設けられている。大径部
12は鋼管2bのフランジ4と当接する。小径部13
は、大径部12の端部に大径部12と一体に形成され、
軸方向に延び鋼管2bの管状部3の外周に嵌装される。
【0018】スリーブ5,11は、ガラス繊維強化ポリ
アミドにて成形された袋ナット14に収容される。袋ナ
ット14の一端側Aの内周には、スリーブ5の雄ねじ部
8が螺合する雌ねじ部15が形成されている。袋ナット
14の他端側Bには、スリーブ11のフランジ状の大径
部12が係合する縁壁部16と、小径部13が挿通され
る挿通孔17が形成されている。袋ナット14の外周は
八角形に形成されており、その外周面は工具取付部18
となっている。袋ナット14の内部では、スリーブ5,
11が取り付けられた両鋼管2a,2bは、図1に示す
ようにフランジ4同士が対向する形となる。そして、両
フランジ4の間にはシリコン樹脂製のパッキン19が介
装される。
【0019】このように継手1は、全体がガラス繊維強
化のポリアミドにて形成されている。この場合、ガラス
繊維強化ポリアミドとしては、例えば、三菱エンジニア
リングプラスチックス株式会社製レニー(商品名)のグ
レード1002F,1012F,1022F,2031などがある。これらは順
に、ガラス繊維含有率が30,40,50,30%となっており、
グレード2031ではさらに無機質フィラーが含まれガラス
・ミネラル併用強化が為されている。
【0020】このような継手1は次のようにして使用さ
れる。まず、鋼管2a,2bにそれぞれスリーブ5,1
1を取り付ける。次に、スリーブ11を取り付けた鋼管
2bを一端側Aから袋ナット14内に挿入する。スリー
ブ11を袋ナット14の他端側Bに押し込むと、鋼管2
bの管状部3とスリーブ11の小径部13が挿通孔17
に挿通されると共に、スリーブ11の大径部12が縁壁
部16の内壁と当接係合する。その後、袋ナット14内
にパッキン19を挿入し、鋼管2bのフランジ4に密着
させる。
【0021】パッキン19を挿入した後、スリーブ5を
取り付けた鋼管2aを袋ナット14の一端側Aに取り付
ける。すなわち、スリーブ5の雄ねじ部8を、袋ナット
14の雌ねじ部15にねじ込む。この際、ねじ込み作業
当初は、袋ナット14とスリーブ5の外周にそれぞれ形
成された工具取付部9,18を作業者の手によって持
ち、雄ねじ部8を雌ねじ部15にねじ込む。そして、ス
リーブ5の端部がパッキン19に当接した後は、工具取
付部9,18にレンチ等の工具を係合させ、パッキン1
9が両フランジ4にて圧接されるように、雄ねじ部8を
雌ねじ部15に締め込む。これにより、鋼管2a,2b
は継手1によって連結される。
【0022】このように継手1にて連結された鋼管2
a,2bは、合成樹脂製の継手1及びパッキン19によ
って絶縁状態で接続される。従って、継手1や鋼管2
a,2bに迷走電流が流れることがなく、鋼管の電食を
防止することができる。また、継手1は合成樹脂にて形
成されているため、全体重量が軽く、鉄製継手に比して
大幅な軽量化を図ることが可能となる。さらに、継手1
の各パーツは金型成形によって製造可能であるため、製
品単価を抑えることができ、継手の価格を低減させるこ
とが可能となる。加えて、継手1では袋ナット14とス
リーブ5を螺合させるだけで鋼管2a,2bを連結する
ことができ、ボルト・ナット締結作業が不要となり、作
業工数を大幅に削減することが可能となる。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2である継
手21について説明する。図4は本発明の実施の形態2
である継手21の構成を示す断面図である。なお、実施
の形態1の継手1と同様の部品、部分については同一の
符号を付し、その説明は省略する。
【0023】継手21では、継手1のスリーブ11が省
かれている。つまり、図4に示すように、袋ナット14
の他端側Bでは、鋼管2bのフランジ4が袋ナット14
の縁壁部16の内壁と当接係合している。従って、鋼管
連結作業の際には、袋ナット14内にはまず鋼管2bが
単独で直接挿入され、その後、パッキン19とスリーブ
5が取り付けられる。
【0024】このような継手21では、スリーブ11を
省いたことにより、部品点数を削減することができる。
従って、金型費用や部品価格を削減でき継手の価格を低
減できると共に、作業工数の削減も図られる。
【0025】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることは言うまでもない。例えば、前述の実施の形態
では外径が60mm以下の鋼管2a,2bを対象とした
が、これはスリーブ5,11や袋ナット14の金型費用
を鑑みたものであり、継手1は外径が60mmを超える
鋼管にも適用可能である。また、継手1,21の材料と
しては、前述のポリアミド以外にも、ポリアセタール等
の他のエンジニアリングプラスチックスを適用すること
も可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明のフランジ付ステンレス鋼管用継
手によれば、フランジ部とを有するステンレス製の鋼管
同士を、ガラス繊維強化合成樹脂製の第1のスリーブ、
第2のスリーブ及び袋ナットと、合成樹脂製のパッキン
とを用いて連結するようにしたので、絶縁状態で鋼管を
接続することができる。従って、継手や鋼管に迷走電流
が流れることがなく、鋼管の電食を防止することができ
る。また、継手が合成樹脂にて形成されているため、全
体重量が軽く、鉄製継手に比して大幅な軽量化を図るこ
とが可能となる。さらに、継手の各パーツは金型成形に
よって製造可能であるため、製品単価を抑えることがで
き、継手の価格を低減させることが可能となる。加え
て、当該継手では袋ナットとスリーブを螺合させるだけ
で鋼管を連結することができ、ボルト・ナット締結作業
が不要となり、作業工数を大幅に削減することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である継手の構成を示す
断面図である。
【図2】図1の継手の正面図である。
【図3】図1の継手の分解斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態2である継手の構成を示す
断面図である。
【図5】従来の継手の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 継手 2a,2b ステンレス鋼管 3 管状部 4 フランジ(フランジ部) 5 スリーブ(第1のスリーブ) 6 大径部 7 小径部 8 雄ねじ部 9 工具取付部 11 スリーブ(第2のスリーブ) 12 大径部 13 小径部 14 袋ナット 15 雌ねじ部 16 縁壁部 17 挿通孔 18 工具取付部 19 パッキン 21 継手 51a,51b 鋼管 52a,52b リング 53 絶縁シート 54a,54b フランジ 55 ボルト 56 ナット A 一端側 B 他端側
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 25/02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空状の管状部と、前記管状部の端部に
    形成され径方向に延びるフランジ部とを有するステンレ
    ス製の鋼管同士を接続する継手であって、 一方側の鋼管の前記管状部端部に外挿され、前記フラン
    ジ部に当接し外周部に雄ねじ部が形成された大径部と、
    前記大径部よりも小径に形成され前記管状部外周に嵌装
    される小径部とを備えるガラス繊維強化合成樹脂製の第
    1のスリーブと、 他方側の鋼管の前記管状部端部に外挿され、前記フラン
    ジ部に当接する大径部と、前記大径部よりも小径に形成
    され前記管状部外周に嵌装される小径部とを備えるガラ
    ス繊維強化合成樹脂製の第2のスリーブと、 前記一方側の鋼管に取り付けられた前記第1スリーブと
    前記他方側の鋼管に取り付けられた前記第2のスリーブ
    とを収容し、一端側内周に前記第1のスリーブの前記雄
    ねじ部が螺合する雌ねじ部が形成され、他端側端部に前
    記第2のスリーブの前記大径部が係合する縁壁部と前記
    第2のスリーブの前記小径部が挿通される挿通孔が形成
    されたガラス繊維強化合成樹脂製の袋ナットと、 前記袋ナット内に配置され、前記両鋼管の前記フランジ
    部同士の間に介装される合成樹脂製のパッキンとを有す
    ることを特徴とするフランジ付ステンレス鋼管用継手。
  2. 【請求項2】 中空状の管状部と、前記管状部の端部に
    形成され径方向に延びるフランジ部とを有するステンレ
    ス製の鋼管同士を接続する継手であって、 一方側の鋼管の前記管状部端部に外挿され、前記フラン
    ジ部に当接し外周部に雄ねじ部が形成された大径部と、
    前記大径部よりも小径に形成され前記管状部外周に嵌装
    される小径部とを備えるガラス繊維強化合成樹脂製のス
    リーブと、 前記一方側の鋼管に取り付けられた前記第1スリーブと
    前記他方側の鋼管の前記フランジ部とを収容し、一端側
    内周に前記第1のスリーブの前記雄ねじ部が螺合する雌
    ねじ部が形成され、他端側端部に前記他方側の鋼管の前
    記フランジ部が係合する縁壁部と前記管状部が挿通され
    る挿通孔が形成されたガラス繊維強化合成樹脂製の袋ナ
    ットと、 前記袋ナット内に配置され、前記両鋼管の前記フランジ
    部同士の間に介装される合成樹脂製のパッキンとを有す
    ることを特徴とするフランジ付ステンレス鋼管用継手。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のフランジ付ステ
    ンレス鋼管用継手において、前記第1のスリーブの前記
    小径部外周に、前記雄ねじ部を回転させるための工具が
    係合する工具取付部を設けたことを特徴とするフランジ
    付ステンレス鋼管用継手。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項に記載のフラ
    ンジ付ステンレス鋼管用継手において、前記第1のスリ
    ーブ、前記第2のスリーブ及び前記袋ナットを形成する
    前記合成樹脂は、ミネラル添加のガラス繊維強化合成樹
    脂であることを特徴とするフランジ付ステンレス鋼管用
    継手。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1項に記載のフラ
    ンジ付ステンレス鋼管用継手において、前記第1のスリ
    ーブ、前記第2のスリーブ及び前記袋ナットを形成する
    前記合成樹脂がポリアミドであることを特徴とするフラ
    ンジ付ステンレス鋼管用継手。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか1項に記載のフラ
    ンジ付ステンレス鋼管用継手において、前記パッキンを
    形成する前記合成樹脂製はシリコン樹脂であることを特
    徴とするフランジ付ステンレス鋼管用継手。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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