JP2003287167A - 管継手用圧縮工具 - Google Patents

管継手用圧縮工具

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JP2003287167A
JP2003287167A JP2002095165A JP2002095165A JP2003287167A JP 2003287167 A JP2003287167 A JP 2003287167A JP 2002095165 A JP2002095165 A JP 2002095165A JP 2002095165 A JP2002095165 A JP 2002095165A JP 2003287167 A JP2003287167 A JP 2003287167A
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JP
Japan
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spindle
joint
tool
compression tool
coupling
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002095165A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Oya
博 大矢
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 継手を軸方向に挟着し圧縮するための管継手用工具で
あって、工具本体にスピンドルを回転自在に軸支し、ス
ピンドルに設けたおねじ部分に継手ホルダー部を螺合
し、電動モーターにより前記スピンドルを正回転または
逆回転することにより、継手ホルダー部を軸方向に移動
できるように構成した。 【課 題】 継手のサイズが大きくなっても、作業者に
大きな握力を必要とさせず、楽に施工できる管継手用圧
縮工具を提供するものである。 【解決手段】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手を軸方向に
圧縮して管を接続するタイプの管継手用の工具に関する
ものである。詳しくは接続しようとする合成樹脂製管の
端部内周に金属又は合成樹脂製の継手本体タケノコ形端
部を挿入し、円筒状圧縮輪を継手本体中央部に向かって
軸方向に圧縮して管を接続するタイプの継手用の圧縮工
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、管継手の外面を軸方向に圧縮する
ための工具は図4に示す特開平6−182675のはめ
込み工具のような構造のものがある。しかし、手動式で
あるため施工する接続箇所が多いと作業者の疲労が大き
くなり問題であった。
【0003】また、継手のサイズが大きくなると必要と
する握力も大きくなり、握力の大きな作業者でないと作
業出来ないため管継手用圧縮工具の改良が望まれてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の工
具は欠点を有するものであった。本発明の目的は上記の
課題を解消した、楽に施工できる管継手用圧縮工具を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、継手を
軸方向に挟着し圧縮するための管継手用圧縮工具であっ
て、工具本体にスピンドルを回転自在に軸支し、前記ス
ピンドルに設けたおねじ部分に継手ホルダー部を螺合
し、電動モーターにより前記スピンドルを正回転又は逆
回転することにより、前記継手ホルダー部を軸方向に移
動できるように構成したことを特徴とする管継手用圧縮
用工具であり、また減速機構を介して前記電動モーター
の回転を前記スピンドルに伝えることを特徴とするもの
であり、また一定荷重以上で係合が外れるクラッチを介
して前記電動モーターの回転を前記スピンドルに伝える
ことを特徴とするものである。また前記減速機構として
ウォームホイールとウォームギアを使用したことを特徴
とするものである。
【0006】
【作用】本発明は上記の構成であって、スピンドルの回
転によって一対の継手ホルダーを近づけたり、遠ざけた
りできるように構成してあり、電動モーターを使用する
ことによって作業者に大きな握力を要求しないため、接
続箇所が多くても疲れず楽に作業できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図1〜図5
に基づいて説明する。10,10’は継手ホルダーであ
り、スピンドル20に設けた左おねじ21と右おねじ2
2にそれぞれ螺合している。スピンドル20の中央部に
はウォームホイール23を設けてあり、両端の円柱部2
4,24’を工具本体30に回転自在に軸支されてい
る。40はウォームギアであり、円柱部41,42を工
具本体30に回動自在に軸支されており、図3に示すよ
うにウォームホイール23の軸線にウォームギア40の
軸線を直交して係合してある。
【0008】ビット50は電動ドライバー60の回転を
ウォームギア40に伝えるための部品であり、図4に示
すような外観をしており、コイルばね51によって一方
の端面に設けた凹部52とウォームギア40の端面に設
けた凸部43に係合するように付勢されている。袋ナッ
ト53はビット50とコイルばね51を保持するための
部品であり、めねじ54によってウォームギア40の端
部に設けたおねじ44に組み付けられている。
【0009】次に、本発明による工具を使用して管1を
接続する管継手2の一例を図1にて説明する。管1を嵌
挿する接続部は管継手本体3と管1の肉厚分の隙間をあ
けて接続部の周囲を覆うよう本体3に装着されるスリッ
ト付きの先細スリーブ4と、該先細スリーブ4に強制的
にスライド嵌合される締め付けリング5とからなるもの
である。6は先細スリーブ4の外周の略中間部に形成さ
れるフランジであり、該フランジ6は一端側6’を継手
ホルダー10の係止部とし、他端側6”を締め付けリン
グ5のストッパーとするものである。
【0010】上記のように構成された管継手2に管1を
接続する際の工具の操作と各部品の動きを説明する。接
続の手順は、まず管継手2の接続部に管1を挿入し、次
に工具のにぎり56を図5のように手で持って継手ホル
ダー10,10’をフランジ6と締め付けリング5の外
側に位置させる。その後、電動ドライバー60の先端六
角部61を工具のビット50に設けた六角穴55に挿入
して、電動ドライバー60のスタートスイッチ62を押
してビット50を回転させる。
【0011】ビット50の回転により継手ホルダー1
0,10’を管継手2の軸線方向に向けて互いに近づ
け、先細スリーブ4の上に締め付けリング5を強制的に
スライド嵌合して、締め付けリング5の端面5’がフラ
ンジ6の側面6”に向かって進み、突き当たることで管
継手2の接続工程を完了する。
【0012】次に、工具内の各部品の動きについて説明
する。ビット50の回転によってウォームギア40が回
転し、ウォームギア40に係合しているウォームホイー
ル23が減速回転し、スピンドル20が回転する。スピ
ンドル20の回転により、左ねじ21と右ねじ22に螺
合された継手ホルダー10,10’が管継手2の軸方向
に向けて互いに近づく。継手ホルダー10,10’の動
きによって、先細スリーブ4に対して締め付けリング5
が軸方向に圧縮されスライド嵌合し、締め付けリング5
の端面5’がフランジ6の側面6”に突き当たることで
管継手2の圧縮工程は完了する。
【0013】締め付けリング5の端面5’がフランジ6
の側面6”に突き当たると、スピンドル20の回転が阻
止され、ウォームギア40の回転も阻止される。ここで
電動ドライバー60の回転を止めずに続けた場合、ビッ
ト50の凹部52とウォームギア40の凸部43の係合
部分が外れ、ビット50が空回りする。
【0014】このクラッチ機能の最適な性能を得るため
には、継手圧縮工程で必要な回転力は充分伝達出来、圧
縮工程完了時の急激な抵抗力の上昇に対してはビット5
0が空回りするように、凸部43と凹部52の係合部分
の角度とコイルばね51の強さを調整しておくことが重
要である。なお、コイルばね51の代わりに皿ばねや板
ばね等の他のばねを使用しても良い。
【0015】また、実施例では、継手ホルダー10,1
0’の両方におねじを設けてスピンドル20に螺合さ
せ、スピンドル20の中央部に向けて継手ホルダー1
0,10’の両方を近づいたり遠ざけたりする例を説明
したが、継手ホルダーのどちらか一方を固定し、残りの
一方のみにおねじを設けて移動させる様にしても良い。
【0016】前記の実施例は電動ドライバーを使用する
例を示したが、工具に電動モーターを内蔵した一体型で
あっても良い。また、前記の実施例は減速機構としてウ
ォームホイールとウォームギアを採用した例を示した
が、かさ歯車、平歯車の組み合わせ等であっても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明の管継手用圧縮工具は、スピンド
ルの回転によって一対の継手ホルダーを近づけたり、遠
ざけたり出来るように構成してあり、電動ドライバーを
使用することによって簡易に継手の接続作業を行うこと
ができる。また、減速機構を有するため、電動モーター
の出力は小さくて良く、小型軽量な工具とすることがで
きる。また、継手の接続完了時(圧縮工程完了時)にク
ラッチが外れるため、電動モーターに負担をかけず、作
業者への衝撃力を大幅に小さくすることが出来、大きな
腕力を使わずに継手の接続をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明の一実施例を示す部分断面図である。
【図 2】本発明の一実施例を示す図1のA−A断面図
である。
【図 3】本発明の一実施例を示す部品図の斜視図であ
【図 4】本発明の一実施例を示す部品図の斜視図であ
る。
【図 5】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 管 2 管継手 10,10’ 継手ホルダー 20 スピンドル 30 工具本体 40 ウォームギア 50 ビット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手を軸方向に挟着し圧縮するための管
    継手用工具であって、工具本体にスピンドルを回転自在
    に軸支し、前記スピンドルに設けたおねじ部分に継手ホ
    ルダー部を螺合し、電動モーターにより前記スピンドル
    を正回転または逆回転することにより、前記継手ホルダ
    ー部を軸方向に移動できるように構成したことを特徴と
    する管継手用圧縮工具。
  2. 【請求項2】 減速機構を介して前記電動モーターの回
    転を前記スピンドルに伝えることを特徴とする請求項1
    記載の管継手用圧縮工具。
  3. 【請求項3】 一定荷重以上で係合が外れるクラッチを
    介して前記電動モーターの回転を前記スピンドルに伝え
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の管継手
    用圧縮工具。
  4. 【請求項4】 前記減速機構としてウォームホイールと
    ウォームギアを使用したことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3記載の管継手用圧縮工具。
JP2002095165A 2002-03-29 2002-03-29 管継手用圧縮工具 Pending JP2003287167A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012192495A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Toenec Corp パンザマスト解体工具
CN107081589A (zh) * 2017-06-23 2017-08-22 康为同创集团有限公司 鼓形齿式联轴器波纹管端部压装设备

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JP2012192495A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Toenec Corp パンザマスト解体工具
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