JP2003285483A - 記録媒体の供給制御方法及び記録装置 - Google Patents
記録媒体の供給制御方法及び記録装置Info
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- JP2003285483A JP2003285483A JP2002093832A JP2002093832A JP2003285483A JP 2003285483 A JP2003285483 A JP 2003285483A JP 2002093832 A JP2002093832 A JP 2002093832A JP 2002093832 A JP2002093832 A JP 2002093832A JP 2003285483 A JP2003285483 A JP 2003285483A
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Abstract
動作へ移行する際の時間的なロスを無くすことができる
記録媒体の供給制御方法及びその方法を適用した記録装
置を提供すること。 【解決手段】 収納された記録媒体を供給する際、前記
記録媒体の頭出しと記録開始位置決めを連続動作で行
う。これにより、記録媒体の頭出し動作から記録開始位
置決め動作へ移行する際にモータが一旦停止する必要が
無くなるので、一連の処理として時間短縮することがで
きる。
Description
体を供給する際の制御方法及びその記録媒体の供給制御
方法を適用した記録装置に関する。
ェット式プリンタは、給紙トレイにセットされた記録媒
体である用紙を供給手段により1枚ずつ給紙し、搬送手
段により副走査方向に間欠的に設定量ずつ送りつつ、主
走査方向に往復移動するキャリッジに搭載された記録へ
ッドにより記録するようになっている。
ト式プリンタでは、供給手段による給紙動作は給紙モー
ドで行われ、搬送手段による搬送動作と記録ヘッドによ
る記録動作は記録モードで行われるようになっている。
そして、給紙モードの中で用紙のスキュー取り及び頭出
しが行われ、記録モードの中で記録開始位置までの紙送
りが行われるようになっている。このため、用紙の頭出
し動作から記録開始位置までの紙送り動作へ移行する際
にモータが一旦停止するので、処理時間にロスが発生し
ている。
たものであり、記録媒体の頭出し動作から記録開始位置
決め動作へ移行する際の時間的なロスを無くすことがで
きる記録媒体の供給制御方法及びその方法を適用した記
録装置を提供することにある。
発明の請求項1に係る記録媒体の供給制御方法では、収
納された記録媒体を供給する際の制御方法において、前
記記録媒体の頭出しと記録開始位置決めを連続動作で行
うことを特徴としている。本発明の請求項2に係る発明
では、請求項1に記載の記録媒体の供給制御方法におい
て、前記記録媒体の頭出しの情報は、前記記録媒体の記
録開始位置の情報が付加されていることを特徴としてい
る。これにより、記録媒体の頭出し動作から記録開始位
置決め動作へ移行する際にモータが一旦停止する必要が
無くなるので、一連の処理として時間短縮することがで
きる。
係る記録装置では、供給手段を用いて記録媒体を供給
し、記録ヘッドを用いて前記記録媒体に記録する記録装
置において、請求項1または2に記載の記録媒体の供給
制御方法を適用することを特徴としている。これによ
り、上記作用・効果を奏する記録装置を提供することが
できる。
施の形態について詳細に説明する。
置の1つであるインクジェット式プリンタの外部構成の
全体を斜め前方から見た斜視図である。このインクジェ
ット式プリンタ100は、全体が幅方向に長く延びる直
方体状の上部ハウジング101と下部ハウジング102
を備えている。上部ハウジング101と下部ハウジング
102は、スナップフィットにより締結されている。
口103が形成されている。この給紙口103には、給
紙される用紙が積層載置される給紙トレイ110及びこ
の給紙トレイ110の一端側に揃えられる給紙ガイド1
11が配設されている。給紙トレイ110は、給紙ガイ
ド111から斜め上後方へ突き出るように配設されてお
り、用紙を傾斜した状態で保持するようになっている。
口104が形成されている。この排紙口104には、排
紙される用紙が積層載置される排紙スタッカ120が配
設されている。排紙スタッカ120は、不使用時は排紙
口104から下部ハウジング102の裏面側に収納可能
に、使用時は排紙口104から斜め上前方へ引出可能に
配設されており、用紙を傾斜した状態で受けるようにな
っている。
120が引き出された時に、排紙スタッカ120の非排
紙側端部を幅方向に沿って保持するスタッカ保持部12
1が設けられている。なお、図1では、排紙スタッカ1
20は、下部ハウジング102の裏面側に収納された状
態が示されている。
けて窓部105が形成されている。この窓部105は、
透明もしくは半透明な湾曲した開閉自在なカバー106
によって覆われている。このカバー106を開放するこ
とにより、インクカートリッジの交換作業や内部機構の
メンテナンス作業等を容易に行うことができる。また、
上部ハウジング101の左後方側には、押しボタン式の
パワー系のスイッチ131と操作系のスイッチ132が
配設されている。
100の上部ハウジング101を取り外したときの内部
構成の全体を斜め前方から見た斜視図、図3は、その主
要部の断面側面図である。下部ハウジング102上に
は、プリンタコントローラを構成する図2に示すメイン
基板130が縦置きに配置されていると共に、プリント
エンジンを構成する図2に示す記録手段140と、図3
に示す用紙の供給手段150及び搬送手段160等が配
設されている。
U、ROM、RAM、ASIC等の制御素子や記憶素
子、及びその他の各種回路素子が装着されており、その
上端には、上述したパワー系のスイッチ131や操作系
のスイッチ132が押された時にそれぞれ発光すること
によりユーザがスイッチONを確認し得るように配置さ
れた発光ダイオード133、134が突設されている。
録ヘッド142、キャリッジモータ143、タイミング
ベルト144、吸引ポンプ145等を備えている。搬送
手段160により搬送される用紙は、キャリッジモータ
143とタイミングベルト144により走査されるキャ
リッジ141に搭載された記録ヘッド142により記録
されるようになっている。この記録ヘッド142は、フ
ルカラー印刷が可能なように、キャリッジ141内に収
納された例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
の計4色のインクカートリッジ146から各色インクが
供給されるようになっている。
紙ガイド111、給紙ローラ151、ホッパ152、分
離パッド153等を備えている。給紙トレイ110に積
層載置され給紙ガイド111により揃えられた用紙P
は、給紙ローラ151の回転に伴うホッパ152の上昇
により分離パッド153で給紙ローラ151に押付けら
れ、最上位の用紙Pから1枚ずつ分離されて搬送手段1
60へ給送されるようになっている。
従動ローラ162、排紙ローラ163とギザローラ16
4、紙送りモータ165、排紙スタッカ120等を備え
ている。供給手段150から供給される用紙Pは、紙送
りモータ165により駆動されている紙送りローラ16
1と従動ローラ162に挟持されて記録手段140へ搬
送され、さらに紙送りモータ165により駆動されてい
る排紙ローラ163とギザローラ164に挟持されて排
紙スタッカ120へ搬送されるようになっている。
00における給紙から記録までの概略動作を説明するた
めのフローチャートである。給紙モードが選択されると
(ステップS1)、給紙トレイ110上の用紙は、ホッ
パ152の上昇により分離パッド153で給紙ローラ1
51に押付けられ、最上位の用紙から1枚ずつ分離され
て給送される(ステップS2)。
1と従動ローラ162に挟持されると(ステップS
3)、先ずスキュー取りが行われ(ステップS4)、次
に頭出しと記録開始位置決めが連続的に行われる(ステ
ップS5)。これは、用紙の頭出しの情報に用紙の記録
開始位置の情報が付加されているためである。そして、
記録モードへ移行すると(ステップS6)、キャリッジ
141が走査されるとともに用紙が搬送され、ラスタデ
ータに基づいて記録ヘッド142により記録が開始され
る(ステップS7、8)。
の従来の紙送りモータと本実施形態の紙送りモータ16
5の回転動作を比較したタイムチャートである。正転
(+)して給紙動作が開始され(時点t0)、用紙が検
出されると一旦停止する(時点t1)。そして、逆転
(−)してスキュー取りが開始され(時点t2)、スキ
ュー取りが完了すると一旦停止する(時点t3)。以上
の回転動作は、従来の紙送りモータと本実施形態の紙送
りモータ165では同一である。
(+)して頭出しが開始され(時点t4)、頭出しが完
了すると一旦停止する(時点t5)。そして、記録動作
が開始され、再び正転(+)して記録開始位置までの紙
送りが開始され(時点t6)、記録開始位置決めが行わ
れ(時点t7)、記録開始される。
は、正転(+)して頭出しと記録開始位置までの紙送り
が開始され(時点t4)、頭出しを含めた記録開始位置
決めが行われれ(時点t8)、記録開始される。このよ
うに、用紙の頭出し動作から記録開始位置決め動作へ移
行する際に紙送りモータ165が一旦停止する必要が無
くなるので、一連の処理として時点t6−時点t5(=
時点t7−時点t8)の分だけ時間短縮することができ
る。例えば従来は12ppm:5.00sであったもの
が、本実施形態では12.12ppm:4.95sとな
り、用紙1枚当たり50ms短縮させることができる。
べたが、本発明は以上の実施形態に限られるものではな
く、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の
実施形態についても適用されるのは勿論である。例え
ば、記録装置としてインクジェット式のプリンタを例に
説明したが、これに限られるものではなく、記録媒体の
供給モード及び記録モードを有する記録装置であれば、
例えば熱転写式等のプリンタ、インクジェット式、熱転
写式等のファクシミリ装置やコピー装置等にも適用可能
である。
媒体の供給制御方法及びその方法を適用した記録装置に
よれば、記録媒体の頭出し動作から記録開始位置決め動
作へ移行する際にモータが一旦停止する必要が無くなる
ので、一連の処理として時間短縮することができる。
るインクジェット式プリンタの外部構成の全体を斜め前
方から見た斜視図である。
ングを取り外したときの内部構成の全体を斜め前方から
見た斜視図である。
面側面図である。
から記録までの概略動作を説明するためのフローチャー
トである。
施形態の紙送りモータの回転動作を比較したタイムチャ
ートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 収納された記録媒体を供給する際の制御
方法において、 前記記録媒体の頭出しと記録開始位置決めを連続動作で
行うことを特徴とする記録媒体の供給制御方法。 - 【請求項2】 前記記録媒体の頭出しの情報は、前記記
録媒体の記録開始位置の情報が付加されていることを特
徴とする請求項1に記載の記録媒体の供給制御方法。 - 【請求項3】 供給手段を用いて記録媒体を供給し、記
録ヘッドを用いて前記記録媒体に記録する記録装置にお
いて、 請求項1または2に記載の記録媒体の供給制御方法を適
用することを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002093832A JP3937146B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 記録媒体の供給制御方法及び記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002093832A JP3937146B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 記録媒体の供給制御方法及び記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003285483A true JP2003285483A (ja) | 2003-10-07 |
JP3937146B2 JP3937146B2 (ja) | 2007-06-27 |
Family
ID=29238110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002093832A Expired - Lifetime JP3937146B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 記録媒体の供給制御方法及び記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3937146B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1749669A2 (en) | 2005-08-02 | 2007-02-07 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus, method of transporting recording medium, and liquid ejecting apparatus |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002093832A patent/JP3937146B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1749669A2 (en) | 2005-08-02 | 2007-02-07 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus, method of transporting recording medium, and liquid ejecting apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3937146B2 (ja) | 2007-06-27 |
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