JP2003285254A - 光学素材保持用治具、及び光学素材研磨方法 - Google Patents
光学素材保持用治具、及び光学素材研磨方法Info
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Abstract
保持用治具と光学素材研磨方法を提供する。 【解決手段】 光学素材保持用治具1Aは、光学素材M
1の被保持面S21に対向する保持面83Aを有し、被
研磨面S11を研磨面71に密接させつつ摺動させるよ
うに駆動する駆動部材92と接続可能な嵌合凹部84A
を有する治具本体81Aと、非粘着性を有する第1面が
被保持面S21に当接可能で、第1面は所定の値以上の
摩擦係数を有し、治具本体81Aの保持面83Aの外縁
部付近にシート状に設置される光学素材当接部材12A
を備える。
Description
学材料からなる光学素材の表面を所定の形状に研磨して
レンズ等の光学部品を成形する際に光学素材を保持する
ための光学素材保持用治具、及び光学素材研磨方法に関
するものである。
ー(鏡)等は、クラウン系ガラス、フリント系ガラス等
の光学ガラスを含む光学材料により、板状、円盤状、略
レンズ状等の形状に形成した光学素材を作製し、この光
学素材の適宜の面を、その表面が所定のレンズ曲面やミ
ラー曲面(以下、「光学機能面」という。)等となるよ
うに、研削や研磨を行うことにより作製されていた。
に、研削や研磨等の加工を行ってレンズ等の光学部品を
作製する場合には、上記の光学素材に、素材取り、
光学機能面加工、外径加工の順で加工を施すことが一
般に行われている。
材料を粗成形し、加工を施すべき光学素材を得る工程で
ある。また、光学機能面加工工程は、a)粗加工工程、
b)スムージング加工工程、c)磨き(ポリッシング)
加工工程の順で行われる。また、外径加工工程は、「心
取り」とも呼ばれ、光学機能面加工の終了した光学素材
を「心取り機」と呼ばれる円筒研削機などに装着し、光
学素材の外径部のうちの不要部分を砥石等によって削除
し所定の直径及び外径形状のレンズやミラー等を得るた
めの工程である。
a)粗加工工程は、素材取りされた光学素材の寸法をレ
ンズ等の最終値に近付け、表面の粗さを改善する工程で
あり、「荒ずり」や「カーブゼネレータ研削」により行
われる。続くb)スムージング加工工程は、粗加工で生
じた表面の粗さをより細かくし、レンズ等の厚さ寸法を
必要精度内に入れる工程であり、「砂かけ」や「ダイヤ
モンドスムージング」により行われる。最後のc)磨き
加工工程は、レンズ面等の光学機能面を鏡面状に仕上げ
るとともに、その寸法と形状を最終精度内に入れる工程
であり、研磨剤等を用いて行われる。
磨き加工工程の従来の例の一つを説明する図である。図
7は、レンズ状の光学素材M1の被研磨面S11を球面
(凹面)状に研磨して光学機能面を形成し、光学部品を
作成する場合を示している。この場合の光学素材M1
は、被研磨面S11(図7における下面)が球面(凹
面)状で、被研磨面S11とは逆側の面である被保持面
S21(図7における上面)が平面である光学素材であ
る。
80は光学素材保持用治具(いわゆる「レンズホルダ
ー」)を、符号90は駆動装置を、それぞれ示してい
る。
終えた1個の光学素材M1を、光学素材保持用治具80
によって保持し、凸球面状の研磨面71が表面に形成さ
れた研磨皿70の上に載置する。その後、研磨皿70の
下部に設けられている回転軸72を図示しない回転駆動
手段(例えば電動モーター等)によって回転させること
により、研磨皿70を回転させる。これにより、光学素
材M1の被研磨面S11が凹球面状に研磨され、スムー
ジング加工工程と磨き加工工程が行われる。
円盤状の治具本体81Aの保持面83A(図7における
下面)に、高温に加熱され流動性と粘着性を有する状態
となったピッチPを塗布し、このピッチPにより光学素
材M1の被保持面S21を保持するように構成されてい
る。ピッチPは、木材、石炭、石油等から抽出される瀝
青材料である。
部である嵌合凹部84Aが形成されている。この嵌合凹
部84Aに、駆動部材92の先端(図7における下端)
の略球状の嵌合部91が嵌合するようになっている。駆
動部材92は、駆動源(図示せず)により図7に示す左
右方向に往復直線運動を行うように駆動される。
研磨皿70の研磨面71に密接しつつ、その上で揺動す
るように摺動され、同時に研磨皿70は回転軸72の中
心軸線を回転の中心線として回転する。この場合、治具
本体81Aの上部の嵌合凹部84Aと、駆動部材92の
先端の嵌合部91は、ユニバーサル・ジョイントと同様
の作用を持つピボットの役割を果たしている。このた
め、光学素材M1と光学素材保持用治具80は一体とな
って揺動しつつ回転し、光学素材M1の被研磨面S11
は、研磨面71の形状と略同一となるように研磨され
る。この際、研磨面71の表面には、砂状の研磨材、水
スラリー状等の研磨剤等(図示せず)が塗布又は散布さ
れ、光学素材M1の被研磨面S11との間に介在し、研
磨作用を補助する。
の光学素材研磨方法では、以下のような問題があった。
を光学素材保持用治具に保持し研磨を行うので、ピッチ
を高温になるまで加熱する必要があり、夏期等において
は、過酷な作業となる。このため、より労働環境の良好
な他の方法の採用が要請されていた。
学素材保持用治具を用いるため、治具の作製コスト、治
具の保管コスト等がかかる。このため、より費用が低廉
で汎用性のある他の方法の採用が要請されていた。
れたものであり、本発明の解決しようとする課題は、作
業が簡素かつ平易で汎用性のある光学素材保持用治具と
光学素材研磨方法を提供することにある。
め、本発明に係る光学素材保持用治具は、光学素材の被
研磨面を、移動する研磨面によって研磨する際に、前記
光学素材を保持する光学素材保持用治具であって、前記
光学素材の前記被研磨面とは逆側の面である被保持面に
対向する部分である保持部を有するとともに、前記被研
磨面を前記研磨面に密接させつつ摺動させるように駆動
する駆動手段と接続可能な駆動手段接続部を有する治具
本体と、非粘着性を有する被保持面当接部が前記被保持
面に当接可能であるとともに、前記被保持面当接部は所
定の値以上の摩擦係数を有し、前記治具本体の保持部の
適宜箇所の表面に膜状又は層状に設置される光学素材当
接部材を備えたことを特徴とする。
ましくは、前記光学素材当接部材は、シート状に形成さ
れ、前記シートの一方の表面である第1面は所定の値以
上の摩擦係数を有するとともに、前記シートの他方の表
面である第2面には貼着性物質が塗布され、前記第2面
が前記治具本体の保持部の適宜箇所の表面に密接されて
取り付けられ、かつ、前記第1面が前記被保持面当接部
となる。
て、好ましくは、前記光学素材当接部材の貼着性物質は
あらかじめ塗布されるとともに、前記塗布された貼着性
物質の表面には剥離可能な接着防止部材があらかじめ貼
着され、前記光学素材当接部材は、切断加工可能に構成
される。
て、好ましくは、前記光学素材当接部材は、最初は流動
状態で粘着性又は接着性を有し、前記治具本体の保持部
の適宜箇所の表面に塗布された後に所定の時間の経過に
より硬化して前記非粘着性と所定の値以上の摩擦係数の
摩擦抵抗性を発揮し、前記被保持面当接部を構成する。
て、好ましくは、前記光学素材当接部材の被保持面当接
部の表面には、多数の短く小径の毛状部材が形成され
る。
光学素材の被研磨面を、移動する研磨面によって研磨す
る光学素材研磨方法であって、前記光学素材の前記被研
磨面とは逆側の面である被保持面に対向する部分である
保持部を有するとともに、前記被研磨面を前記研磨面に
密接させつつ摺動させるように駆動する駆動手段と接続
可能な駆動手段接続部を有する治具本体と、非粘着性を
有する被保持面当接部が前記被保持面に当接可能である
とともに、前記被保持面当接部は所定の値以上の摩擦係
数を有し、前記治具本体の保持部の適宜箇所の表面に膜
状又は層状に設置される光学素材当接部材を備えた光学
素材保持用治具を用い、前記光学素材の研磨時に前記光
学素材を保持することを特徴とする。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
具を用いた光学素材のスムージング加工工程又は磨き加
工工程の方法を説明する図である。
である光学素材保持用治具1Aは、略円盤状の治具本体
81Aの保持面83A(図1における下面)の外縁部付
近に、光学素材当接部材12Aが設置され、この光学素
材当接部材12Aの水平部12A1により光学素材M1
の被保持面S21が保持されるように構成されている。
その他の構成要素の構成と作用は、図7に示した従来例
の場合と同様であるので、その説明は省略する。
る光学素材保持用治具のさらに詳細な構成を示す図であ
り、図2(A)は治具本体81Aの下面を下方から見た
平面図を、図2(B)は治具本体81Aの保持面83A
(図1における下面)の外縁部付近の拡大図を、それぞ
れ示している。
光学素材当接部材12Aは、治具本体81Aの保持面8
3A(図1における下面)の外縁部付近に、略放射状に
設置されている。
成されている。厚みは、例えば、約0.1ミリメートル
から3ミリメートル程度である。また、このシートの一
方の表面である第1面21Aは、非粘着性を有するとと
もに、所定の値以上の摩擦係数を有するように作製され
ている。また、このシートの他方の表面である第2面2
2Aには、粘着材23Aが塗布されている。このため、
第2面22Aは、治具本体81Aの保持面83A(図1
における下面)の外縁部付近の表面に密接されて取り付
けられている。
しては、人造皮革などが用いられる。人造皮革には、合
成皮革と人工皮革が含まれる。合成皮革は、織布、不織
布、編布などの基材の一面に、合成樹脂材料(発泡性ポ
リウレタン、ポリアミド等)からなり皮を模擬した表面
層を一体化させたものである。また、人工皮革は、繊維
部材を不規則かつ三次元立体的にからみ合わせた繊維層
と、合成樹脂材料(発泡性ポリウレタン、ポリアミド
等)を繊維層の上にコーティングして微細な小孔を形成
させた表面層からなるものである。また、人工皮革に
は、繊維層と表面層との間に、織布、不織布、編布など
を挟み込んだ3層構造のものも含まれる。人工皮革とし
ては、表面層を起毛機等により毛羽立ててスエード(裏
皮)状にしたものも含まれる。このようなスエード状の
部材の場合には、その表面には、多数の短く小径の毛状
部材が形成されることになる。
種ゴム系材料に各種合成樹脂等を配合して生成され粘着
テープや粘着ラベルの裏面に塗布されている感圧接着剤
が利用可能である。また、公知の接着剤等も利用可能で
ある。
しては、粘着材23Aを塗布した後に、治具本体81A
の保持面83A(図1における下面)の外縁部付近の表
面に貼り付けたものが使用可能である。また、粘着材2
3Aが、あらかじめ塗布されるとともに、塗布された粘
着材23Aの表面に、剥離可能な接着防止部材(剥離剤
が塗布された紙状の部材など。図示せず。)があらかじ
め貼着されたものも使用可能である。また、このような
光学素材当接部材12Aとしては、所定の形状に作製さ
れたもののほか、シート状に形成され切断加工により各
種の形状又は寸法とすることができるように構成された
ものも使用可能である。
る光学素材保持用治具1Aの作用を説明する。
は、所定の値以上の摩擦係数を有している。このため、
研磨時には、上記した従来例(図7参照)の場合とまっ
たく同様に、光学素材保持用治具1Aは光学素材M1の
被保持面S21を確実に保持するため、光学素材M1と
光学素材保持用治具1Aは一体となって揺動しつつ回転
し、光学素材M1の被研磨面S11は、研磨面71の形
状と略同一となるように研磨される。また、光学素材当
接部材12Aの第1面21Aは、非粘着性を有してい
る。このため、研磨終了後、駆動部材92を図1におけ
る上方に移動させれば、光学素材保持用治具1Aは、光
学素材M1から上方へ持ち上げるだけで、容易に取り外
すことができる。
の研磨にも使用することができ、汎用性に富む。
81Aの下面と、光学素材M1の被保持面S21(図の
上面)との間には、空隙V1ができるが、この空隙V1
の内部に、砂状の研磨材、水スラリー状等の研磨剤等
(図示せず)が入り込んでも、まったく問題はない。
素材保持用治具を用いた光学素材のスムージング加工工
程又は磨き加工工程の他の方法を説明する図である。こ
の場合の光学素材M2は、被研磨面S12(図3におけ
る下面)が球面(下に向かう凸面)状で、被研磨面S1
2とは逆側の面である被保持面S22(図3における上
面)が球面(凹面)状となる光学素材である。
用治具1Aは、図3に示す光学素材M2の場合にも、上
記とまったく同様の作用によって、研磨時には光学素材
M2を確実に保持し、研磨終了後は容易に取り外すこと
ができる。また、治具本体81Aの下面と、光学素材M
2の被保持面S22(図の上面)との間に形成される空
隙V2の内部に、砂状の研磨材、水スラリー状等の研磨
剤等(図示せず)が入り込んでも、まったく問題はな
い。
92と嵌合部91は、特許請求の範囲における駆動手段
に相当している。また、治具本体81Aの上部に形成さ
れた嵌合凹部84Aは、特許請求の範囲における駆動手
段接続部に相当している。また、治具本体81Aの保持
面83A(図1における下面)の外縁部付近は、特許請
求の範囲における保持部に相当している。また、光学素
材当接部材12Aの第1面21Aは、特許請求の範囲に
おける被保持面当接部に相当している。また、粘着材2
3Aは、特許請求の範囲における貼着性物質に相当して
いる。
は、本発明の第2実施形態である光学素材保持用治具の
さらに詳細な構成を示す図である。
である光学素材保持用治具1Bは、略円盤状で底面が凹
曲面の治具本体81Bの治具底面83B(図4における
下面)の外縁部付近に、光学素材当接部材12Bが設置
され、この光学素材当接部材12Bのエッジ状の部分1
2B1により光学素材M3の被保持面S23が保持され
るように構成されている。この場合の光学素材M3は、
被研磨面S13(図4における下面)が球面(凹面)状
で、被研磨面S13とは逆側の面である被保持面S23
(図4における上面)が球面(凸面)である光学素材で
ある。その他の構成要素の構成と作用は、図7に示した
従来例の場合と同様であるので、その説明は省略する。
2Bは、治具本体81Bの治具底面83B(図4におけ
る下面)の外縁部付近に、略放射状に設置されている。
成されている。厚みは、例えば、約0.1ミリメートル
から3ミリメートル程度である。また、このシートの一
方の表面である第1面21Bは、非粘着性を有するとと
もに、所定の値以上の摩擦係数を有するように作製され
ている。また、このシートの他方の表面である第2面2
2Bには、粘着材23Bが塗布されている。このため、
第2面22Bは、治具本体81Bの治具底面83B(図
4における下面)の外縁部付近の表面に密接されて取り
付けられている。
しては、第1実施形態の光学素材当接部材12Aの材料
と同様なものが用いられる。また、粘着材23Bの材料
としては、第1実施形態の粘着材23Aの材料と同様な
ものが用いられる。
しては、粘着材23Bを塗布した後に、治具本体81B
の治具底面83B(図4における下面)の外縁部付近の
表面に貼り付けたものが使用可能である。また、粘着材
23Bが、あらかじめ塗布されるとともに、塗布された
粘着材23Bの表面に、剥離可能な接着防止部材(剥離
剤が塗布された紙状の部材など。図示せず。)があらか
じめ貼着されたものも使用可能である。また、このよう
な光学素材当接部材12Bとしては、所定の形状に作製
されたもののほか、シート状に形成され切断加工により
各種の形状又は寸法とすることができるように構成され
たものも使用可能である。
る光学素材保持用治具1Bの作用を説明する。
は、所定の値以上の摩擦係数を有している。このため、
研磨時には、上記した従来例(図7参照)の場合とまっ
たく同様に、光学素材保持用治具1Bは光学素材M3の
被保持面S23を確実に保持するため、光学素材M3と
光学素材保持用治具1Bは一体となって揺動しつつ回転
し、光学素材M3の被研磨面S13は、研磨面71(図
1及び図7を参照)の形状と略同一となるように研磨さ
れる。また、光学素材当接部材12Bの第1面21B
は、非粘着性を有している。このため、研磨終了後、駆
動部材92(図1及び図7を参照)を上方に移動させれ
ば、光学素材保持用治具1Bは、光学素材M3から上方
へ持ち上げるだけで、容易に取り外すことができる。
の研磨にも使用することができ、汎用性に富む。
81Bの下面と、光学素材M3の被保持面S23(図の
上面)との間には、空隙V2ができるが、この空隙V2
の内部に、砂状の研磨材、水スラリー状等の研磨剤等
(図示せず)が入り込んでも、まったく問題はない。
92と嵌合部91(図1及び図7を参照)は、特許請求
の範囲における駆動手段に相当している。また、治具本
体81Bの上部に形成された嵌合凹部84Bは、特許請
求の範囲における駆動手段接続部に相当している。ま
た、治具本体81Bの治具底面83B(図4における下
面)の外縁部付近は、特許請求の範囲における保持部に
相当している。また、光学素材当接部材12Bの第1面
21Bは、特許請求の範囲における被保持面当接部に相
当している。また、粘着材23Bは、特許請求の範囲に
おける貼着性物質に相当している。
は、本発明の第3実施形態である光学素材保持用治具の
さらに詳細な構成を示す図である。
である光学素材保持用治具1Cは、略円盤状で外周部が
下方に垂下した形状の治具本体81Cの保持面83C
(図5における円盤外周の垂下部の下面)の付近に、光
学素材当接部材12Cが設置され、この光学素材当接部
材12Cの水平部12C1により光学素材M4の被保持
面S24が保持されるように構成されている。この場合
の光学素材M4は、被研磨面S14(図5における下
面)が球面(凸面)状で、被研磨面S14とは逆側の面
である被保持面S24(図5における上面)が球面(凹
面)である光学素材である。その他の構成要素の構成と
作用は、図7に示した従来例の場合と同様であるので、
その説明は省略する。
2Cは、治具本体81Cの保持面83C(図5における
下面)の付近に、略放射状に設置されている。
成されている。厚みは、例えば、約0.1ミリメートル
から3ミリメートル程度である。また、このシートの一
方の表面である第1面21Cは、非粘着性を有するとと
もに、所定の値以上の摩擦係数を有するように作製され
ている。また、このシートの他方の表面である第2面2
2Cには、粘着材23Cが塗布されている。このため、
第2面22Cは、治具本体81Cの保持面83C(図5
における下面)の付近の表面に密接されて取り付けられ
ている。
しては、第1実施形態の光学素材当接部材12Aの材料
と同様なものが用いられる。また、粘着材23Cの材料
としては、第1実施形態の粘着材23Aの材料と同様な
ものが用いられる。
しては、粘着材23Cを塗布した後に、治具本体81C
の保持面83C(図5における下面)の付近の表面に貼
り付けたものが使用可能である。また、粘着材23C
が、あらかじめ塗布されるとともに、塗布された粘着材
23Cの表面に、剥離可能な接着防止部材(剥離剤が塗
布された紙状の部材など。図示せず。)があらかじめ貼
着されたものも使用可能である。また、このような光学
素材当接部材12Cとしては、所定の形状に作製された
もののほか、シート状に形成され切断加工により各種の
形状又は寸法とすることができるように構成されたもの
も使用可能である。
る光学素材保持用治具1Cの作用を説明する。
は、所定の値以上の摩擦係数を有している。このため、
研磨時には、上記した従来例(図7参照)の場合とまっ
たく同様に、光学素材保持用治具1Cは光学素材M4の
被保持面S24を確実に保持するため、光学素材M4と
光学素材保持用治具1Cは一体となって揺動しつつ回転
し、光学素材M4の被研磨面S14は、研磨面71(図
1及び図7を参照)の形状と略同一となるように研磨さ
れる。また、光学素材当接部材12Cの第1面21C
は、非粘着性を有している。このため、研磨終了後、駆
動部材92(図1及び図7を参照)を上方に移動させれ
ば、光学素材保持用治具1Cは、光学素材M4から上方
へ持ち上げるだけで、容易に取り外すことができる。
の研磨にも使用することができ、汎用性に富む。
92と嵌合部91(図1及び図7を参照)は、特許請求
の範囲における駆動手段に相当している。また、治具本
体81Cの上部に形成された嵌合凹部84Cは、特許請
求の範囲における駆動手段接続部に相当している。ま
た、治具本体81Cの保持面83C(図5における下
面)の付近は、特許請求の範囲における保持部に相当し
ている。また、光学素材当接部材12Cの第1面21C
は、特許請求の範囲における被保持面当接部に相当して
いる。また、粘着材23Cは、特許請求の範囲における
貼着性物質に相当している。
は、本発明の第4実施形態である光学素材保持用治具の
さらに詳細な構成を示す図である。
である光学素材保持用治具1Dは、略円盤状で外周部が
下方に垂下した形状の治具本体81Dの垂下部底面83
Dの外縁部付近に、光学素材当接部材12Dが設置さ
れ、この光学素材当接部材12Dのエッジ状の部分であ
る保持部12D1により光学素材M5の被保持面S25
が保持されるように構成されている。この場合の光学素
材M5は、被保持面S25(図6における上面)が球面
(凸面)である光学素材である。その他の構成要素の構
成と作用は、図7に示した従来例の場合と同様であるの
で、その説明は省略する。
2Dは、治具本体81Dの垂下部底面83Dの外縁部で
ある保持部83D1(図6における鋭角の頂点付近)の
付近に、略放射状に設置されている。
成されている。厚みは、例えば、約0.1ミリメートル
から3ミリメートル程度である。また、このシートの一
方の表面である第1面21Dは、非粘着性を有するとと
もに、所定の値以上の摩擦係数を有するように作製され
ている。また、このシートの他方の表面である第2面2
2Dには、粘着材23Dが塗布されている。このため、
第2面22Dは、治具本体81Dの保持部83D1の外
縁部付近の表面に密接されて取り付けられている。
しては、第1実施形態の光学素材当接部材12Aの材料
と同様なものが用いられる。また、粘着材23Dの材料
としては、第1実施形態の粘着材23Aの材料と同様な
ものが用いられる。
しては、粘着材23Dを塗布した後に、治具本体81D
の保持部83D1の外縁部付近の表面に貼り付けたもの
が使用可能である。また、粘着材23Dが、あらかじめ
塗布されるとともに、塗布された粘着材23Dの表面
に、剥離可能な接着防止部材(剥離剤が塗布された紙状
の部材など。図示せず。)があらかじめ貼着されたもの
も使用可能である。また、このような光学素材当接部材
12Dとしては、所定の形状に作製されたもののほか、
シート状に形成され切断加工により各種の形状又は寸法
とすることができるように構成されたものも使用可能で
ある。
る光学素材保持用治具1Dの作用を説明する。
は、所定の値以上の摩擦係数を有している。このため、
研磨時には、上記した従来例(図7参照)の場合とまっ
たく同様に、光学素材保持用治具1Dは光学素材M5の
被保持面S25を確実に保持するため、光学素材M5と
光学素材保持用治具1Dは一体となって揺動しつつ回転
し、光学素材M5の被研磨面S14は、研磨面71(図
1及び図7を参照)の形状と略同一となるように研磨さ
れる。また、光学素材当接部材12Dの第1面21D
は、非粘着性を有している。このため、研磨終了後、駆
動部材92(図1及び図7を参照)を上方に移動させれ
ば、光学素材保持用治具1Dは、光学素材M5から上方
へ持ち上げるだけで、容易に取り外すことができる。
の研磨にも使用することができ、汎用性に富む。
92と嵌合部91(図示せず。図1及び図7を参照。)
は、特許請求の範囲における駆動手段に相当している。
また、治具本体81Dの上部に形成された嵌合凹部(図
示せず)は、特許請求の範囲における駆動手段接続部に
相当している。また、治具本体81Dの保持部83D1
の付近は、特許請求の範囲における保持部に相当してい
る。また、光学素材当接部材12Dの第1面21Dは、
特許請求の範囲における被保持面当接部に相当してい
る。また、粘着材23Dは、特許請求の範囲における貼
着性物質に相当している。
れるものではない。上記各実施形態は、例示であり、本
発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的
に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、
いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含され
る。
素材当接部材の材料として、人造皮革を例に挙げて説明
したが、本発明はこれには限定されず、他の材質の光学
素材当接部材を用いてもよい。例えば、光学素材当接部
材の材料としては、金属材料(合金、金属複合材料を含
む)や合成樹脂材料(合成樹脂材料を母材とする複合材
料を含む)からなり、被保持面当接部(又は第1面)と
なる側に、複数の凹凸や、複数の波形の起伏等が設けら
れたもの、ゴム系材料(天然ゴム、合成ゴム、これらを
母材とする複合材料を含む)なども使用可能である。要
は、光学素材当接部材は、非粘着性を有する被保持面当
接部が被保持面に当接可能であるとともに、被保持面当
接部は所定の値以上の摩擦係数を有し、治具本体の保持
部の適宜箇所の表面に膜状又は層状に設置されるもので
あれば、どのような部材であってもよい。
物質の材料として、感圧接着剤、公知の接着剤等を例に
挙げて説明したが、本発明はこれには限定されず、他の
材質の貼着性物質を用いてもよい。要は、貼着性物質
は、粘着性、又は接着性を有するものであれば、どのよ
うな物質であってもよい。
ても、上記以外の箇所であってもよく、治具本体(例え
ば81A等)の保持面(例えば83A等)の外縁部の隅
角部の水平部と鉛直部の両方を含む箇所以外の箇所、例
えば、治具本体(例えば81A等)の保持面(例えば8
3A等)の外縁部の鉛直部は含まず、水平部のみに設置
されてもよい。要は、光学素材当接部材の設置箇所は、
治具本体の保持部の適宜箇所の表面であれば、いずれの
箇所であってもよい。
態で粘着性又は接着性を有し、治具本体の保持部の適宜
箇所の表面に塗布された後に所定の時間の経過により硬
化して非粘着性と所定の値以上の摩擦係数の摩擦抵抗性
を発揮し、被保持面当接部を構成するものであってもよ
い。例えば、有機溶剤等で溶解させた合成樹脂材料やゴ
ム系材料などが利用可能である。
場合よりも長くてもよいし、短くてもよい。また、光学
素材当接部材の個数も任意である。また、光学素材当接
部材は、治具本体の保持部(例えば下面)の外縁付近を
環状に被覆する形状であってもよい。しかし、環状に被
覆すると、光学素材と光学素材保持用治具との間の空間
が密閉され、内部の空気が、研磨時の摩擦によって生じ
る熱で膨張し、光学素材と光学素材保持用治具とを離間
させる方向に力が働いてしまう。このため、図2(A)
に示した第1実施形態のように、光学素材当接部材を互
いに間隔をあけて配置した方が、熱で膨張した空気を、
光学素材当接部材どうしの間の隙間から逃がすことがで
き、より良い効果が得られる。
状の形状のものには限定されず、他の形状のものであっ
てもよい。例えば、シリンドリカル・レンズ、シリンド
リカル・ミラーとして用いるもの(一面が円筒測面)で
あってもよい。円筒側面は、凸面であってもよいし、凹
面であってもよい。
素材保持用治具、及び光学素材研磨方法によれば、光学
素材の被研磨面を、移動する研磨面によって研磨する際
に、光学素材を保持する光学素材保持用治具として、光
学素材の被研磨面とは逆側の面である被保持面に対向す
る部分である保持部を有するとともに、被研磨面を研磨
面に密接させつつ摺動させるように駆動する駆動手段と
接続可能な駆動手段接続部を有する治具本体と、非粘着
性を有する被保持面当接部が被保持面に当接可能である
とともに、被保持面当接部は所定の値以上の摩擦係数を
有し、治具本体の保持部の適宜箇所の表面に膜状又は層
状に設置される光学素材当接部材を備えるものを用いる
ように構成したので、光学素材保持用治具は、研磨時に
は光学素材を確実に保持し、研磨終了後は容易に取り外
すことができる、という利点を有している。したがっ
て、他の形状又は寸法の光学素材の研磨にも使用するこ
とができ、汎用性に富む、という利点も有している。
具を用いた光学素材のスムージング加工工程又は磨き加
工工程の方法を説明する図である。
具のさらに詳細な構成を示す図である。
具を用いた光学素材のスムージング加工工程又は磨き加
工工程の他の方法を説明する図である。
具のさらに詳細な構成を示す図である。
具のさらに詳細な構成を示す図である。
具のさらに詳細な構成を示す図である。
き加工工程の方法の一例を説明する図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 光学素材の被研磨面を、移動する研磨面
によって研磨する際に、前記光学素材を保持する光学素
材保持用治具であって、 前記光学素材の前記被研磨面とは逆側の面である被保持
面に対向する部分である保持部を有するとともに、前記
被研磨面を前記研磨面に密接させつつ摺動させるように
駆動する駆動手段と接続可能な駆動手段接続部を有する
治具本体と、 非粘着性を有する被保持面当接部が前記被保持面に当接
可能であるとともに、前記被保持面当接部は所定の値以
上の摩擦係数を有し、前記治具本体の保持部の適宜箇所
の表面に膜状又は層状に設置される光学素材当接部材を
備えたことを特徴とする光学素材保持用治具。 - 【請求項2】 請求項1記載の光学素材保持用治具にお
いて、 前記光学素材当接部材は、シート状に形成され、前記シ
ートの一方の表面である第1面は所定の値以上の摩擦係
数を有するとともに、前記シートの他方の表面である第
2面には貼着性物質が塗布され、前記第2面が前記治具
本体の保持部の適宜箇所の表面に密接されて取り付けら
れ、かつ、前記第1面が前記被保持面当接部となること
を特徴とする光学素材保持用治具。 - 【請求項3】 請求項2記載の光学素材保持用治具にお
いて、 前記光学素材当接部材の貼着性物質はあらかじめ塗布さ
れるとともに、前記塗布された貼着性物質の表面には剥
離可能な接着防止部材があらかじめ貼着され、前記光学
素材当接部材は、切断加工可能に構成されることを特徴
とする光学素材保持用治具。 - 【請求項4】 請求項1記載の光学素材保持用治具にお
いて、 前記光学素材当接部材は、最初は流動状態で粘着性又は
接着性を有し、前記治具本体の保持部の適宜箇所の表面
に塗布された後に所定の時間の経過により硬化して前記
非粘着性と所定の値以上の摩擦係数の摩擦抵抗性を発揮
し、前記被保持面当接部を構成することを特徴とする光
学素材保持用治具。 - 【請求項5】 請求項1記載の光学素材保持用治具にお
いて、 前記光学素材当接部材の被保持面当接部の表面には、多
数の短く小径の毛状部材が形成されることを特徴とする
光学素材保持用治具。 - 【請求項6】 光学素材の被研磨面を、移動する研磨面
によって研磨する光学素材研磨方法であって、 前記光学素材の前記被研磨面とは逆側の面である被保持
面に対向する部分である保持部を有するとともに、前記
被研磨面を前記研磨面に密接させつつ摺動させるように
駆動する駆動手段と接続可能な駆動手段接続部を有する
治具本体と、 非粘着性を有する被保持面当接部が前記被保持面に当接
可能であるとともに、前記被保持面当接部は所定の値以
上の摩擦係数を有し、前記治具本体の保持部の適宜箇所
の表面に膜状又は層状に設置される光学素材当接部材を
備えた光学素材保持用治具を用い、 前記光学素材の研磨時に前記光学素材を保持することを
特徴とする光学素材研磨方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002091430A JP3715937B2 (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 光学素材保持用治具、及び光学素材研磨方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002091430A JP3715937B2 (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 光学素材保持用治具、及び光学素材研磨方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003285254A true JP2003285254A (ja) | 2003-10-07 |
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JP2002091430A Expired - Fee Related JP3715937B2 (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 光学素材保持用治具、及び光学素材研磨方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006095678A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-04-13 | Showa Denko Kk | 磁気記録媒体用ガラス基板の研磨方法 |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002091430A patent/JP3715937B2/ja not_active Expired - Fee Related
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