JP2003283768A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2003283768A
JP2003283768A JP2002081772A JP2002081772A JP2003283768A JP 2003283768 A JP2003283768 A JP 2003283768A JP 2002081772 A JP2002081772 A JP 2002081772A JP 2002081772 A JP2002081772 A JP 2002081772A JP 2003283768 A JP2003283768 A JP 2003283768A
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unit
sensor
sensor unit
area sensor
processing apparatus
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JP2002081772A
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Yasuhiro Iida
泰弘 飯田
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサユニットの選択操作を単純化してユー
ザの手間を省き、利便性の向上を実現する画像処理装置
を提供する。 【解決手段】 ラインセンサユニットおよびエリアセン
サユニットなどの画像読取装置14に関する機械的状態
が、制御装置5によって検出される。用いるセンサは、
制御装置5の検出結果に基づいて選択される。選択され
たセンサが読み取った画像データは、制御装置5によっ
て画像記憶装置15に記憶される。このように、制御装
置5の検出結果に基づいて、用いるセンサが選択される
ので、ユーザはセンサの種類の選択操作を操作パネルか
ら行う手間を省くことができ、利便性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばファクシ
ミリ装置のように、入射光を電気信号に変換する受光素
子を複数個並べて配置したラインセンサおよびエリアセ
ンサが読み取った画像データを記憶して送信する画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、2次元的に記録さ
れた文字、図形および写真などの原稿を読み取って送信
する場合は、送信する原稿に光を当て、その反射光を受
光素子で読み取る。読み取った反射光は、光電変換によ
って電気信号に変換され、通信回線網を介して相手先に
送信される。送信動作は、ユーザが送信キーなどの送信
を指示するキーを押下すると、画像データの読み取り動
作と送信動作とが連続的に行われる。ここで、2次元的
に記録されたシート状の原稿を読み取る場合、入射光を
電気信号に変換する受光素子を複数個直線状に並べて配
置したラインセンサが用いられる。原稿の読み取りは、
原稿を線または点に分解する走査を行って信号を読み取
っていく方向、いわゆる主走査方向と垂直な方向である
副走査方向に、ラインセンサと原稿とを相対的に移動さ
せながら順次行う。ラインセンサには、たとえば電荷結
合素子(Charge Coupled Device:略称CCD)を用い
たCCDラインセンサがある。
【0003】ファクシミリ装置の送信側では、ラインセ
ンサを用いて原稿の走査を行いつつ原稿に光を当てて、
その反射光を読み取る。次に、読み取った反射光を光電
変換によって画像データに変換した後、画像データに圧
縮および変調などの信号処理を施してファクシミリ信号
に変換し、通信回線網を介して相手先に送信する。ま
た、ファクシミリ装置の受信側では、送信側から通信回
線網を介して送信されたファクシミリ信号を受信して復
調した後、送信側と同様に走査しながら記録信号に変換
して、画像データを復元している。
【0004】また、ファクシミリ装置は、人物および風
景などの立体的な被写体を読み取って送信する場合、一
旦、立体的な被写体を写真などの2次元的に記録された
シート状の原稿に変換してから、ラインセンサを用いて
原稿を読み取り、上記手順に従って作成したファクシミ
リ信号を、通信回線網を介して相手先に送信している。
最近では、人物および風景などの被写体を、シート状の
原稿に変換することなく、直接読み取るエリアセンサが
安価になってきている。このため、エリアセンサを搭載
したファクシミリ装置が普及してきている。エリアセン
サは、入射光を電気信号に変換する受光素子を複数個平
面状に並べて配置しており、たとえばCCDを用いたC
CDエリアセンサなどがある。エリアセンサで読み取っ
た画像データは、圧縮および変調などの信号処理によっ
てファクシミリ信号に変換され、通信回線網を介して相
手先に送信される。
【0005】上述したラインセンサおよびエリアセンサ
を利用したファクシミリ装置に関連する技術は、すでに
開示されている。
【0006】特開平4−170150号公報に示される
ファクシミリ装置は、ビデオインターフェースと画像処
理部とを介してテレビカメラが接続されているととも
に、テレビカメラからの画情報を入力するモードと、イ
メージセンサを介したシート状の原稿からの画情報を入
力するモードとのいずれかをユーザが選択するモード選
択制御部が備えられている。ユーザがモード選択制御部
から所望のモードを入力することによって、機能が異な
るイメージセンサとテレビカメラとを切り替えている。
【0007】実開平6−2857号公報に示されるファ
クシミリ装置では、原稿および写真などの平面的な被写
体画像は、ラインセンサによる送信走査部を介してファ
クシミリ信号に光電変換され、変調部を経て相手先に送
信される。また、人物および風景などの立体的な被写体
画像は、エリアセンサまたはその出力信号記憶媒体を介
して送信画像記憶部に入力されるとともに記憶され、信
号処理部でファクシミリ信号に変換されるとともに変調
部を経て相手先に送信される。
【0008】特開平9−9014号公報に示される携帯
用端末装置は、画像を表示する液晶表示装置を備えてい
るとともに、携帯用端末装置の一側部に、CCDエリア
センサなどから成る撮影手段を有するペン型入力装置を
備えている。ペン型入力装置には、撮影手段を電子カメ
ラとして機能させるか、印刷物などを手動走査するイメ
ージスキャナとして機能させるかを任意に選択可能なモ
ードスイッチが備えられている。ユーザは、所望のモー
ドをモードスイッチで切り替えることによって、それぞ
れの機能を使い分けることができる。
【0009】特開平4−235455号公報に示される
カメラ型イメージスキャナは、CCDラインセンサが設
けられているキャリッジに、CCDエリアセンサが備え
られている。高解像度画像を入力する場合、ユーザはC
CDラインセンサを用いて画像の読み取りを行う。ま
た、レンズのフォーカス合わせを行う場合、および低解
像度画像のリアルタイム表示が要求された場合、ユーザ
はCCDエリアセンサを用いて画像の読み取りを行う。
【0010】特開平8−204914号公報に示される
イメージスキャナは、画像を電気信号に変換する1次元
イメージセンサおよび2次元イメージセンサを備えてい
るとともに、2次元イメージセンサで読み込んだ画像を
1次元イメージセンサの読み込み範囲に対応させて表示
させる表示装置を備えている。最初に読み込み動作を迅
速に行うことができる2次元イメージセンサによって原
稿の画像を読み込み、その画像を表示装置に表示する。
表示装置には1次元イメージセンサの読み込み範囲が同
時に表示されているため、この範囲内に読込み画像が位
置するように原稿の位置を設定した上で、1次元イメー
ジセンサで読み込みを開始する命令を入力すると、原稿
画像の読み込みが実行される。
【0011】特開平2000−134386号公報に示
されるファクシミリ装置は、ファクシミリ装置本体に、
イメージスキャナなどの着脱可能な読取部と、前記読取
部と共通のインターフェースを有するビデオアダプタと
を、接続するための接続部を備えている。ユーザが前記
読取部またはビデオアダプタを選択して前記接続部に接
続すると、前記読取部またはビデオアダプタから画像デ
ータがファクシミリ本体に送信される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、シー
ト状の原稿を読み取るラインセンサ、および立体的な被
写体を読み取るエリアセンサの両センサを搭載した従来
のファクシミリ装置では、ユーザが用途に応じて、ライ
ンセンサおよびエリアセンサを選択する操作を行う必要
がある。従来のファクシミリ装置において、ユーザは、
まず、どちらのセンサを用いるかを決める。次に、ユー
ザはセンサを利用するために、たとえば操作パネルに設
けられたセンサの種類を選択するための選択キーを押下
する。ユーザが選択キーを押下すると、ファクシミリ装
置では選択したセンサを利用することができるようにな
る。
【0013】従来のファクシミリ装置では、所望のセン
サを使用する前に、上述したような一連の操作を操作パ
ネルから行う必要がある。しかし、ユーザ、特に初心者
あるいは年長者などにとって、上記一連の操作は複雑で
あるため、取扱説明書などを何度も参照しなければ操作
することができず、2種類のセンサユニットを備えるフ
ァクシミリ装置の機能を充分に使いこなすことができな
いという問題がある。
【0014】本発明の目的は、センサユニットの選択操
作を単純化してユーザの手間を省き、利便性の向上を実
現する画像処理装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、入射光を電気
信号に変換する受光素子が配置され、画像データを読み
取るセンサを備える複数のセンサユニットと、前記複数
のセンサユニットのそれぞれに関する機械的状態を検出
する状態検出手段と、前記画像データを記憶する画像記
憶手段と、前記状態検出手段の検出結果に基づいて、用
いるセンサを選択し、選択されたセンサが読み取った画
像データを前記画像記憶手段に記憶させる制御手段とを
備えることを特徴とする画像処理装置である。
【0016】本発明に従えば、複数のセンサユニットの
それぞれに関する機械的状態が状態検出手段によって検
出される。機械的状態とは、センサユニット自体の移動
や、センサユニットを構成する部材の動き、センサユニ
ットに加えられる外力などのように、物理的な状態およ
び状態変化を意味し、通電の有無のような電気的な状態
ではない。用いるセンサは、状態検出手段の検出結果に
基づき、制御手段によって選択される。たとえば、ユー
ザが特定のセンサユニットをつかむことによって外力が
加わると、特定にセンサユニットに外力が加えられたこ
とが状態検出手段によって検出され、特定のセンサユニ
ットが制御手段によって選択される。選択されたセンサ
が読み取った画像データは、制御手段によって画像記憶
手段に記憶される。このように、状態検出手段の検出結
果に基づいて、用いるセンサが選択されるので、ユーザ
はセンサの種類の選択操作をたとえば操作パネルから行
う手間を省くことができ、利便性が向上する。
【0017】また本発明は、入射光を電気信号に変換す
る複数個の受光素子が直線状に並べられて配置され、画
像データを読み取るラインセンサを備えるラインセンサ
ユニットと、複数個の受光素子が平面状に並べられて配
置され、画像データを読み取るエリアセンサを備えるエ
リアセンサユニットと、前記ラインセンサユニットおよ
びエリアセンサユニットに関する機械的状態を検出する
状態検出手段と、前記画像データを記憶する画像記憶手
段と、前記状態検出手段の検出結果に基づいて、用いる
センサを選択し、選択されたセンサが読み取った画像デ
ータを前記画像記憶手段に記憶させる制御手段とを備え
ることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、ラインセンサユニットお
よびエリアセンサユニットに関する機械的状態が状態検
出手段によって検出される。用いるセンサは、状態検出
手段の検出結果に基づき、制御手段によって選択され
る。たとえば、ユーザがラインセンサユニットをつかむ
ことによって外力が加わると、ラインセンサユニットに
外力が加えられたことが状態検出手段によって検出さ
れ、ラインセンサユニットが制御手段によって選択され
る。選択されたセンサが読み取った画像データは、制御
手段によって画像記憶手段に記憶される。このように、
状態検出手段の検出結果に基づいて、用いるセンサが選
択されるので、ユーザはセンサの種類の選択操作をたと
えば操作パネルから行う手間を省くことができ、利便性
が向上する。
【0019】また本発明は、前記エリアセンサユニット
は、エリアセンサを保護し、かつ開閉可能に構成される
エリアセンサカバーを備え、前記状態検出手段は、前記
エリアセンサカバーの開閉状態を検出し、前記状態検出
手段が、前記エリアセンサカバーが開いている状態を検
出した場合、前記制御手段はエリアセンサを選択するこ
とを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、エリアセンサカバーの開
閉状態が状態検出手段によって検出される。エリアセン
サカバーが開いている状態が状態検出手段によって検出
された場合、状態検出手段の検出結果に基づき、制御手
段によってエリアセンサが選択される。このように、エ
リアセンサを用いるためにユーザがエリアセンサカバー
の開操作を行うと、エリアセンサカバーが開いているこ
とが状態検出手段によって検出され、状態検出手段の検
出結果に基づいてエリアセンサが選択されるので、ユー
ザはセンサの種類の選択操作を操作パネルから行う手間
を省くことができ、利便性が向上する。
【0021】また本発明は、前記エリアセンサカバー
は、ユーザが手動で開閉できるように構成されているこ
とを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、エリアセンサカバーは、
ユーザが手動で開閉できるように構成されている。した
がって、ユーザは、エリアセンサカバーを自由に開閉す
ることができる。
【0023】また本発明は、前記エリアセンサカバーの
開閉を指示する開閉指示手段と、前記開閉指示手段から
の開閉指示に基づいて、前記エリアセンサカバーを開閉
させるカバー駆動手段とをさらに備えることを特徴とす
る。
【0024】本発明に従えば、たとえばユーザが開閉指
示手段からエリアセンサカバーの開閉を指示すると、カ
バー駆動手段は、前記開閉指示手段からの開閉指示に基
づいて、エリアセンサカバーを開閉させる。このよう
に、エリアセンサカバーの開閉は自動的に行われる。し
たがって、ユーザはエリアセンサカバーの開閉を手動で
行う手間を省くことができ、利便性が向上する。
【0025】また本発明は、前記エリアセンサユニット
は、画像処理装置本体に対して変位可能に構成され、前
記状態検出手段は、画像処理装置本体に対する前記エリ
アセンサユニットの位置が変化したことを検出し、前記
状態検出手段が、前記エリアセンサユニットの位置が変
化したことを検出した場合、前記制御手段はエリアセン
サを選択することを特徴とする。
【0026】本発明に従えば、画像処理装置本体に対す
るエリアセンサユニットの位置が変化したことが、状態
検出手段によって検出される。前記エリアセンサユニッ
トの位置が変化したことが、状態検出手段によって検出
された場合、状態検出手段の検出結果に基づいて、エリ
アセンサが選択される。このように、エリアセンサを用
いるためにユーザがエリアセンサユニットを被写体の方
向に向けるなどの操作を行うと、エリアセンサユニット
の位置が変化したことが状態検出手段によって検出さ
れ、状態検出手段の検出結果に基づいてエリアセンサが
選択されるので、ユーザはセンサの種類の選択操作を操
作パネルから行う手間を省くことができ、利便性が向上
する。
【0027】また本発明は、前記ラインセンサユニット
およびエリアセンサユニットは、画像処理装置本体から
それぞれ脱着可能に構成され、前記状態検出手段は、前
記ラインセンサユニットおよびエリアセンサユニットの
前記画像処理装置本体からの脱着状態を検出し、前記状
態検出手段が、前記ラインセンサユニットが前記画像処
理装置本体から取り外されている状態を検出した場合、
前記制御手段はラインセンサを選択し、前記状態検出手
段が、前記エリアセンサユニットが前記画像処理装置本
体から取り外されている状態を検出した場合、前記制御
手段はエリアセンサを選択することを特徴とする。
【0028】本発明に従えば、ラインセンサユニットお
よびエリアセンサユニットの画像処理装置本体からの脱
着状態が、状態検出手段によって検出される。ラインセ
ンサユニットが画像処理装置本体から取り外されている
状態が、状態検出手段によって検出された場合、状態検
出手段の検出結果に基づいて、ラインセンサが選択され
る。すなわち、原稿を読み取るために、ユーザがライン
センサユニットを画像処理装置本体から取り外したこと
が状態検出手段によって検出された場合は、状態検出手
段の検出結果に基づいてラインセンサが選択される。
【0029】また、エリアセンサユニットが画像処理装
置本体から取り外されている状態が、状態検出手段によ
って検出された場合、状態検出手段の検出結果に基づい
て、エリアセンサが選択される。すなわち、被写体を読
み取るために、ユーザがエリアセンサユニットを画像処
理装置本体から取り外したことが状態検出手段によって
検出された場合は、状態検出手段の検出結果に基づいて
エリアセンサが選択される。
【0030】したがって、ユーザはセンサの種類の選択
操作を操作パネルから行う手間を省くことができ、利便
性が向上する。
【0031】また本発明は、前記ラインセンサユニット
およびエリアセンサユニットは、画像処理装置本体から
それぞれ脱着可能に構成されるとともに、相互に分離可
能な光センサユニットを構成し、前記状態検出手段は、
前記ラインセンサユニットおよびエリアセンサユニット
の前記画像処理装置本体からの脱着状態、前記光センサ
ユニットの前記画像処理装置本体からの脱着状態、およ
び前記エリアセンサユニットと前記ラインセンサユニッ
トとの分離状態を検出し、前記状態検出手段が、前記光
センサユニットが画像処理装置本体から取り外され、か
つ前記エリアセンサユニットと前記ラインセンサユニッ
トとが分離している状態を検出した場合、および前記エ
リアセンサユニットと前記ラインセンサユニットとが分
離し、かつ前記エリアセンサユニットが画像処理装置本
体から取り外された状態を検出した場合、前記制御手段
はエリアセンサを選択し、前記状態検出手段が、前記光
センサユニットが前記画像処理装置本体から取り外さ
れ、かつ前記エリアセンサユニットと前記ラインセンサ
ユニットとが分離していない状態を検出した場合、前記
制御手段はラインセンサを選択することを特徴とする。
【0032】本発明に従えば、ラインセンサユニットお
よびエリアセンサユニットの画像処理装置本体からの脱
着状態、光センサユニットの画像処理装置本体からの脱
着状態、およびエリアセンサユニットとラインセンサユ
ニットとの分離状態が、状態検出手段によって検出され
る。センサユニットが画像処理装置本体から取り外さ
れ、かつエリアセンサユニットとラインセンサユニット
とが分離している状態、およびエリアセンサユニットと
ラインセンサユニットとが分離し、かつエリアセンサユ
ニットが画像処理装置本体から取り外された状態が、状
態検出手段によって検出された場合、状態検出手段の検
出結果に基づいて、エリアセンサが選択される。すなわ
ち、被写体を読み取るために、ユーザが光センサユニッ
トを画像処理装置本体から取り外し、エリアセンサユニ
ットとラインセンサユニットとを分離させた場合、ある
いはユーザがエリアセンサユニットとラインセンサユニ
ットとを分離させ、エリアセンサユニットだけを画像処
理装置本体から取り外した場合は、状態検出手段の検出
結果に基づいてエリアセンサが選択される。
【0033】また、光センサユニットが画像処理装置本
体から取り外され、かつエリアセンサユニットとライン
センサユニットとが分離していない状態が、状態検出手
段によって検出された場合、状態検出手段の検出結果に
基づいて、ラインセンサが選択される。すなわち、シー
ト状の原稿を読み取る場合には、ユーザはエリアセンサ
ユニットとラインセンサユニットとを分離させる必要が
なく、光センサユニットを画像処理装置本体から取り外
すだけでよい。
【0034】したがって、ユーザはセンサの種類の選択
操作を操作パネルから行う手間を省くことができ、利便
性が向上する。
【0035】また本発明は、前記エリアセンサを用いて
読み取った画像データを表示する表示手段をさらに備え
ることを特徴とする。
【0036】本発明に従えば、ユーザが、エリアセンサ
を用いて被写体を撮影する場合、エリアセンサから読み
込まれた被写体の画像データが表示手段に表示される。
したがって、ユーザは、表示手段に表示された画像デー
タの撮影範囲を確認しながら、撮影することができ、利
便性が向上する。
【0037】また本発明は、用いるセンサの種類をユー
ザが入力するために操作するセンサ選択手段をさらに備
え、前記制御手段は、前記センサ選択手段から入力され
たセンサの種類に基づいて、用いるセンサを選択するこ
とを特徴とする。
【0038】本発明に従えば、ユーザによってセンサ選
択手段からセンサの種類が入力された場合、センサ選択
手段から入力されたセンサの種類に基づいて、用いるセ
ンサが制御手段によって選択される。したがって、ユー
ザが望んでいないセンサが制御手段によってすでに選択
されている場合でも、ユーザはセンサ選択手段から所望
のセンサの種類を入力することによって、用いるセンサ
を容易に変更することができる。
【0039】また本発明は、前記選択されたセンサが読
み取った画像データの記憶動作の開始を指示する画像記
憶指示手段をさらに備え、前記制御手段は、前記画像記
憶指示手段からの指示に基づいて、前記画像データを前
記画像記憶手段に記憶させることを特徴とする。
【0040】本発明に従えば、選択されたセンサが読み
取った画像データの記憶動作の開始が画像記憶指示手段
によって指示された場合、前記センサが読み取った画像
データは、画像記憶指示手段からの指示に基づき、制御
手段によって画像記憶手段に記憶される。画像記憶手段
に記憶された画像データを送信する前に、表示手段に表
示させることによって、ユーザは送信しようとする画像
データを確認することができ、利便性が向上する。
【0041】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
あるファクシミリ装置1の構成を示すブロック図であ
る。図2は、ファクシミリ装置1の外観を示す斜視図で
ある。ファクシミリ装置1は、網制御装置3、モデム
4、制御装置5、ハンドセット6、コードレス用制御回
路7、アンテナ8、記憶装置9、操作キー10、ダイヤ
ルキー11、表示装置12、印刷装置13、画像読取装
置14および画像記憶装置15を備えて構成される。フ
ァクシミリ装置1は、外部の電話回線網2と網制御装置
3とで接続されている。網制御装置3は、電話回線網2
の状況を監視するとともに、回線をモデム4側と、ハン
ドセット6側およびコードレス用制御回路7側とに切り
替える。モデム4は、画像のデジタル信号を電話回線網
2に適したアナログ信号に変調するとともに、電話回線
網2からのアナログ信号を印刷用のデジタル信号に復調
する。
【0042】制御装置5は、記憶装置9に記憶されてい
るプログラムを用いて、操作キー10、ダイヤルキー1
1からの入力情報、ファクシミリ装置1内の各構成部品
の状態を示す情報、および電話回線網2からの信号の情
報などに基づいて、ファクシミリ装置1全体の動作を決
定し、ファクシミリ装置1内の各構成部品に指令を与え
る。また、制御装置5は、ファクシミリ装置1全体の制
御のためのプログラム実行に伴い、表示装置12に対し
て、表示に関する指示を与える。ここで、制御装置5
は、画像読取装置14に関する機械的状態を検出する状
態検出手段、操作キー10からの開閉指示に基づいて、
エリアセンサカバーを開閉させるカバー駆動手段、およ
び状態検出手段の検出結果に基づいて、用いるセンサを
選択し、選択されたセンサが読み取った画像データを画
像記憶装置15に記憶させる制御手段である。
【0043】さらに、制御装置5は、記憶装置9に記憶
されているプログラムに基づいて、伝送時間を短縮する
ために送信すべき画像データを圧縮する処理と、圧縮さ
れた画像データを元のピクセル列情報から成る画像デー
タに戻すための伸長処理とをそれぞれ行う。単色画像の
圧縮処理には、モディファイドハフマン(ModifiedHuff
man:略称MH)符号化方式、およびモディファイドリ
ード(ModifiedRead:略称MR)符号化方式などが用い
られる。ここで、MH符号化方式は、連続して並ぶ白ま
たは黒の画像データの長さを示すランレングスの発生頻
度に基づいて、頻繁に発生するランレングスには短い符
号を割り当て、あまり発生しないランレングスには長い
符号を割り当てることによって、画像信号を1走査線ご
とに符号化する方式である。また、MR符号化方式は、
画像が二次元的に連続的な広がりを持ち、ある1行とそ
の下の行とでは、似たような画素値の並びになっている
ことに着目し、ある行の画素値とその下の行の画素値と
を見比べ、その差分を符号化する方式である。
【0044】また、ファクシミリ装置1がカラー画像の
送受信を行う機能を持っている場合、カラー画像の圧縮
処理には、カラー画像用としてITU−T(国際電気通
信連合電気通信標準化部門)勧告によるJPEG(Join
t Photographic CodingExperts Group)圧縮方式が用い
られる。
【0045】制御装置5は、さらに、画像読み取り時に
用いられる加法混色の3原色であるRGB(R:レッ
ド、G:グリーン、B:ブルー)の3色で表現されるカ
ラー画像と、印刷時に用いられる減法混色の3原色であ
るCMY(C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー)
の3色で表現されるカラー画像と、送受信時に用いら
れ、明度を表すL*と、色度を表すa*、b*とのカラー
空間座標で表現されるカラー画像とを相互に変換する機
能を持っている。なお、制御装置5において、カラー画
像の符号化および復号化の処理負担が過大である場合、
制御装置5以外の装置にカラー画像の符号化および複号
化機能を装備してもよい。
【0046】ハンドセット6は、電話通話のための受話
器および送話器が装備されている。また、ファクシミリ
装置1は、1台あるいは複数台のコードレス子機(図示
しない)との接続が可能であり、コードレス用制御回路
7は、コードレス子機との通信を制御する。コードレス
用制御回路7には、コードレス子機との接続のための通
信路の探索、接続の確立、通話および電波発信受信のた
めのチューナなどが含まれている。アンテナ8は、コー
ドレス子機と無線通信を行うときに、無線電波の送受信
を行う。記憶装置9は、ファクシミリ装置1を動作させ
るためのプログラムを記憶している。
【0047】操作キー10は、図示しない操作パネルに
配置され、受信開始および送信などを行うときに、これ
らの指示をファクシミリ装置1に入力するときに用いら
れる。また、操作キー10は、用いるセンサの種類を入
力するために操作するセンサ選択手段、エリアセンサカ
バーの開閉を指示する開閉指示手段、および制御装置5
によって選択されたセンサが読み取った画像データの記
憶動作の開始を指示する画像記憶指示手段でもある。ダ
イヤルキー11は、前記操作パネルに配置され、ユーザ
が相手先のファクシミリ電話番号をファクシミリ装置1
に入力するときに用いられる。表示装置12は、画像デ
ータを表示する表示手段であり、表示装置12と操作キ
ー10およびダイヤルキー11とを用いて、ファクシミ
リ装置1の各種パラメータの設定が可能となる。
【0048】印刷装置13は、電話回線網2を介して受
信した画像データ、あるいは画像読取装置14によって
読み取られた画像データなどの印刷を行う。用いられる
印刷方式としては、たとえば、サーマル方式、電子写真
方式、インクジェット方式などがある。画像読取装置1
4は、ファクシミリ送信およびコピーのための原稿を読
み取る。たとえば、送信する原稿を保持する読取給紙部
(図示しない)からの原稿を順に移動させながら読み取
る。レンズとCCDラインセンサとの組合せによる縮小
読み取り方式、および棒状のレンズを多数並列的に配置
したロッドレンズアレイを用いた密着センサ方式の画像
読取装置などが用いられる。ファクシミリ装置1の画像
読取装置14は、センサユニットである、入射光を電気
信号に変換する受光素子を複数個直線状に並べて配置し
たラインセンサ24(図4参照)を備えるラインセンサ
ユニット21と、複数個の受光素子を平面上に並べて配
置したエリアセンサ25を備えるエリアセンサユニット
22とを備えている。なお、ラインセンサユニット21
は、読取給紙部からの原稿を読み取る。ラインセンサユ
ニット21およびエリアセンサユニット22は、ファク
シミリ装置本体20からそれぞれ脱着可能に構成され、
相互に分離可能な光センサユニット23を構成してい
る。また、光センサユニット23は、ファクシミリ装置
本体20と接続コード40を介して電気的に接続されて
おり、ラインセンサ24またはエリアセンサ25が読み
取った画像データは、接続コード40を介してファクシ
ミリ装置本体20に送信される。
【0049】画像記憶装置15は、画像読取装置14が
読み取った画像データおよびファクシミリ装置1が受信
した画像データなどを記憶する記憶手段である。ファク
シミリ装置1に、画像記憶装置15が備えられることに
よって、多くの複雑な機能、たとえば受信した画像の転
送機能、同報機能、印刷用紙切れ発生時の代行受信機
能、メモリ送信機能などの実行が可能となる。
【0050】図3は、ファクシミリ装置本体20から光
センサユニット23を取り外したときのファクシミリ装
置1の外観を示す斜視図である。制御装置5は、ライン
センサユニット21およびエリアセンサユニット22の
ファクシミリ装置本体20からの脱着状態、光センサユ
ニット23のファクシミリ装置本体20からの脱着状
態、およびエリアセンサユニット22とラインセンサユ
ニット21との分離状態を検出する。
【0051】光センサユニット23がファクシミリ装置
本体20から取り外され、かつエリアセンサユニット2
2とラインセンサユニット21とが分離している状態、
およびエリアセンサユニット22とラインセンサユニッ
ト21とが分離し、かつエリアセンサユニット22がフ
ァクシミリ装置本体20から取り外された状態が、制御
装置5によって検出された場合、制御装置5の検出結果
に基づいて、エリアセンサ25が選択される。
【0052】被写体を読み取る場合、ユーザは光センサ
ユニット23をファクシミリ装置本体20から取り外
す。次に、ユーザはエリアセンサユニット22のエリア
センサ25を被写体の方向に向け易くするために、エリ
アセンサユニット22とラインセンサユニット21とを
分離する。最後に、ユーザは被写体の方向にエリアセン
サユニット22のエリアセンサ25を向ける。あるい
は、ユーザは予めエリアセンサユニット22とラインセ
ンサユニット21とを分離させ、エリアセンサユニット
22のエリアセンサ25を被写体の方向に向け易くする
ために、ファクシミリ装置本体20からエリアセンサユ
ニット22だけを取り外す。最後に、ユーザは被写体の
方向にエリアセンサユニット22のエリアセンサ25を
向ける。制御装置5は、ユーザが上記のような操作をし
たときに、その操作を検出してエリアセンサ25を選択
する。
【0053】したがって、ユーザはセンサの種類の選択
操作を操作パネルから行う手間を省くことができ、利便
性が向上する。なお、選択されたエリアセンサ25が読
み取った画像データは、制御装置5によって、画像記憶
装置15に記憶される。画像記憶装置15に記憶された
画像データは、操作キー10から入力される送信指示に
基づいて、電話回線網2を介して相手先に送信される。
【0054】また、光センサユニット23がファクシミ
リ装置本体20から取り外され、かつエリアセンサユニ
ット22とラインセンサ21とが分離していない状態
が、制御装置5によって検出された場合、制御装置5の
検出結果に基づいて、ラインセンサ24が選択される。
原稿を読み取る場合、ユーザはエリアセンサユニット2
2とラインセンサユニット21とは分離させずに、光セ
ンサユニット23をファクシミリ装置本体20から取り
外す。制御装置5は、ユーザが上記のような操作をした
ときに、その操作を検出してラインセンサ24を選択す
る。
【0055】したがって、ユーザはセンサの種類の選択
操作を操作パネルから行う手間を省くことができ、利便
性が向上する。なお、選択されたラインセンサ24が読
み取った画像データは、制御装置5によって、画像記憶
装置15に記憶される。画像記憶装置15に記憶された
画像データは、電話回線網2を介して相手先に送信され
る。
【0056】また、上記ラインセンサユニット21およ
びエリアセンサユニット22のファクシミリ装置本体2
0からの脱着状態、光センサユニット23のファクシミ
リ装置本体20からの脱着状態、およびエリアセンサユ
ニット22とラインセンサユニット21との分離状態以
外の検出として、以下に述べる機械的状態の検出があ
る。ここで、機械的状態とは、センサユニット自体の移
動や、センサユニットを構成する部材の動き、センサユ
ニットに加えられる外力などのように、物理的な状態お
よび状態変化を意味し、通電の有無のような電気的な状
態ではない。
【0057】図4は、光センサユニット23の外観を示
す斜視図である。エリアセンサユニット22は、図4に
示すように、ラインセンサユニット21の一端に装着さ
れている。エリアセンサユニット22は、エリアセンサ
25を保護し、かつ開閉可能に構成されるエリアセンサ
カバー26を備えている。
【0058】エリアセンサカバー26は、図4に示すよ
うに、所定の開閉方向31、すなわちエリアセンサ25
が配置されているエリアセンサユニット22のケーシン
グ表面に平行な方向にエリアセンサカバー26を移動す
ることによって開閉を行う。エリアセンサカバー26
は、ユーザが手動で開閉できるように構成されている。
したがって、ユーザは、エリアセンサカバー26を自由
に開閉することができる。
【0059】また、たとえばユーザが操作キー10から
エリアセンサカバー26の開閉を指示すると、制御装置
5は、操作キー10からの開閉指示に基づいて、エリア
センサカバー26を開閉させる。このように、エリアセ
ンサカバー26の開閉は自動的に行われる。したがっ
て、ユーザはエリアセンサカバー26の開閉を手動で行
う手間を省くことができ、利便性が向上する。なお、エ
リアセンサカバー26の開閉指示は、専用のキー操作で
行うようにしてもよいし、別の動作を指示するためのキ
ー操作と兼用させて行うようにしてもよい。たとえば、
エリアセンサカバー26が閉じた状態で、ユーザによっ
て送信キーが押下された場合、エリアセンサカバー26
を開く動作と送信動作とを連動するようにしてもよい。
【0060】上述したエリアセンサカバー26が開いて
いる状態が、制御装置5によって検出された場合、制御
装置5の検出結果に基づいて、エリアセンサ25が選択
される。被写体を読み取る場合、ユーザはエリアセンサ
カバー26を開ける。制御装置5は、ユーザが上記のよ
うな操作をしたときに、その操作を検出してエリアセン
サ25を選択する。したがって、ユーザはセンサの種類
の選択操作を操作パネルから行う手間を省くことがで
き、利便性が向上する。
【0061】また、ファクシミリ装置本体20に対する
エリアセンサユニット22の位置が変化したことが、制
御装置5によって検出される。エリアセンサユニット2
2の位置が変化したことが、制御装置5によって検出さ
れた場合、制御装置5の検出結果に基づいて、エリアセ
ンサ25が選択される。ファクシミリ装置1において、
エリアセンサユニット22は、図4に示すように、ライ
ンセンサユニット21と相互に分離可能に構成されてい
るとともに、所定の回転軸線まわりに回転方向32に沿
って回転可能に構成されている。
【0062】ここで、ファクシミリ装置本体20に対す
るエリアセンサユニット22の位置の変化の一例とし
て、ラインセンサユニット21に対してエリアセンサユ
ニット22が回転した場合について、以下に説明する。
【0063】エリアセンサユニット22が、ラインセン
サユニット21に対して回転方向32に回転したこと
が、制御装置5によって検出された場合、制御装置5の
検出結果に基づいて、エリアセンサ25が選択される。
被写体を読み取る場合、ユーザはエリアセンサユニット
22のエリアセンサ25が被写体の方向に向くように、
エリアセンサユニット22を回転させる。制御装置5
は、ユーザが上記のような操作をしたときに、その操作
を検出してエリアセンサ25を選択する。
【0064】したがって、ユーザはセンサの種類の選択
操作を操作パネルから行う手間を省くことができ、利便
性が向上する。
【0065】ファクシミリ装置1において、制御装置5
によってエリアセンサ25が選択され、ユーザがエリア
センサ25を用いて被写体を撮影する場合、エリアセン
サ25から読み込まれた被写体の画像データが表示装置
12に表示される。したがって、ユーザは表示装置12
に表示された被写体の画像データの撮影範囲を確認しな
がら撮影することができ、利便性が向上する。
【0066】また、ユーザによって操作キー10からセ
ンサの種類が入力された場合、操作キー10から入力さ
れたセンサの種類に基づいて、用いるセンサが選択され
る。したがって、ユーザが望んでいないセンサが制御装
置5によってすでに選択されている場合でも、ユーザは
操作キー10から所望のセンサの種類を入力することに
よって、用いるセンサを容易に変更することができる。
【0067】また、従来のファクシミリ装置では、選択
されたセンサが読み取った画像データを画像記憶装置に
記憶する動作と前記画像データを送信する動作とが、送
信キーの押下に基づいて、連続的に行われている。これ
に対し、本実施形態では、制御装置5によって選択され
たセンサが読み取った画像データの記憶動作の開始を操
作キー10によって指示された場合、前記センサが読み
取った画像データは、操作キー10からの指示に基づい
て、画像記憶装置15に記憶される。
【0068】画像記憶装置15に記憶された画像データ
を送信する前に、表示装置12に表示させることによっ
て、ユーザは送信しようとする画像データを確認するこ
とができる。これによって、利便性が向上する。
【0069】なお、光センサユニット23は、ファクシ
ミリ装置本体20と接続コード40を介して接続されて
いなくてもよい。すなわち、光センサユニット23をコ
ードレスハンドスキャナとして使用することが可能であ
る。
【0070】図5は、光センサユニット23をコードレ
スハンドスキャナとして使用する場合のファクシミリ装
置本体20および光センサユニット23の外観を示す斜
視図である。光センサユニット23をコードレスハンド
スキャナとして使用する場合、光センサユニット23お
よびファクシミリ装置本体20は、互いに通信を行うた
めの無線通信手段を備えていればよい。無線通信手段
は、たとえば赤外線通信を行う。このとき、ラインセン
サ24またはエリアセンサ25が読み取った画像データ
などは、赤外線通信によって、ファクシミリ装置本体2
0に送信され、画像記憶装置15に記憶される。ここ
で、光センサユニット23は、ファクシミリ装置本体2
0から離れた場所でもユーザが原稿あるいは被写体の読
み取り指示などの各種入力操作を行えるように、読取キ
ー27、メモリLED(LightEmitting Diode)28お
よび消去キー29を備えて構成される。
【0071】読取キー27は、ラインセンサ24による
原稿の読み取り開始、および原稿の読み取り停止の指
示、あるいはエリアセンサ25による被写体の読み取り
の指示をファクシミリ装置1に入力するときに用いられ
る。また、読取キー27は、キーを押下するとキー自体
が点灯する自照式のキーであるため、ユーザにとって見
易く、操作し易い。メモリLED28は、ラインセンサ
24またはエリアセンサ25が読み取った画像データが
画像記憶装置15に記憶されている場合に点灯する。し
たがって、ユーザは画像記憶装置15における画像デー
タの有無を一目で確認することができる。消去キー29
は、画像記憶装置15に記憶されている画像データを消
去するときに用いられる。
【0072】また、光センサユニット23がファクシミ
リ装置本体20と通信を行うための通信手段を備えてい
ない場合は、光センサユニット23自体に、ラインセン
サ24またはエリアセンサ25が読み取った画像データ
を記憶する記憶装置を備えるようにする。光センサユニ
ット23に記憶装置を備えた場合、読取キー27が押下
され、ラインセンサ24あるいはエリアセンサ25が読
み取った画像データは、一旦、光センサユニット23の
記憶装置に記憶される。その後、光センサユニット23
をファクシミリ装置本体20の所定の位置に置くと、光
センサユニット23の記憶装置に記憶されている画像デ
ータが、ファクシミリ装置本体20に備えられた接続コ
ネクタ30を介して画像記憶装置15に送られ、記憶さ
れる。また、消去キー29を押下すると、光センサユニ
ット23の記憶装置に記憶されている画像データが消去
される。
【0073】図6は、ファクシミリ装置1において、用
いるセンサの選択処理を示すフローチャートである。ま
ず、ステップS1において処理を開始し、ステップS2
に進む。ステップS2では、制御装置5が、エリアセン
サカバー26が開いているか否かを判断する。ステップ
S2において、エリアセンサカバー26が開かれた状態
であると制御装置5が判断した場合は、ステップS7に
進み、エリアセンサカバー26が閉じられた状態である
と制御装置5が判断した場合は、ステップS3に進む。
【0074】ステップS3では、制御装置5が、光セン
サユニット23がファクシミリ装置本体20から取り外
され、かつエリアセンサユニット22とラインセンサユ
ニット21とが分離している状態(以下、第1状態とす
る。)、またはエリアセンサユニット22とラインセン
サユニット21とが分離し、かつエリアセンサユニット
22がファクシミリ装置本体20から取り外された状態
(以下、第2状態とする。)であるか否かを判断する。
【0075】ステップS3において、第1状態、あるい
は第2状態であると制御装置5が判断した場合は、ステ
ップS7に進み、第1状態および第2状態ではないと制
御装置5が判断した場合は、ステップS4に進む。
【0076】ステップS4では、制御装置5が、ファク
シミリ装置本体20に対するエリアセンサユニット22
の位置が変化したか否かを判断する。ステップS4にお
いて、エリアセンサユニット22の位置が変化したと制
御装置5が判断した場合は、ステップS7に進み、エリ
アセンサユニット22の位置が変化していないと制御装
置5が判断した場合は、ステップS5に進む。
【0077】ステップS5では、制御装置5が、光セン
サユニット23がファクシミリ装置本体20から取り外
され、かつエリアセンサユニット22とラインセンサユ
ニット21とが分離していない状態(以下、第3状態と
する。)であるか否かを判断する。ステップS5におい
て、第3状態であると制御装置5が判断した場合は、ス
テップS9に進み、第3状態ではないと制御装置5が判
断した場合は、ステップS6に進む。ステップS6で
は、画像読取装置14に備えられ、かつ送信する原稿を
保持する読取給紙部に、送信する原稿が準備されている
か否かを判断する。ステップS6において、画像読取装
置14の読取給紙部に、送信する原稿が準備されている
と判断した場合はステップS9に進み、画像読取装置1
4の読取給紙部に、送信する原稿が準備されていないと
判断した場合はステップS2に戻る。
【0078】ステップS7では、制御装置5が、用いる
センサとしてエリアセンサ25を選択する。次いで、ス
テップS8では、ステップS7で選択されたエリアセン
サ25を用いて読み取った画像データを表示装置12に
表示する。ステップS9では、制御装置5が、用いるセ
ンサとして、ラインセンサ24を選択する。
【0079】ステップS8またはステップS9におい
て、用いるセンサが選択されると、ステップS10に進
む。ステップS10では、ユーザによって操作キー10
の送信キーが押下されたか否かを判断する。ステップS
10において、ユーザによって操作キー10の送信キー
が押下されたと判断した場合は、ステップS14に進
み、操作キー10の送信キーがユーザによって押下され
ていないと判断した場合は、ステップS11に進む。
【0080】ステップS11では、ユーザによって操作
キー10からセンサの種類が入力されたか否かを判断す
る。ステップS11において、ユーザによって操作キー
10からセンサの種類が入力されたと判断した場合は、
ステップS12に進み、ユーザによって操作キー10か
らセンサの種類が入力されていないと判断した場合は、
ステップ2に戻る。
【0081】ステップS12では、ユーザによって操作
キー10から入力されたセンサの種類に基づいて、用い
るセンサを制御装置5が選択する。ただし、ユーザによ
って操作キー10から入力されたセンサの種類が変更さ
れた場合は、常に新しく入力された種類のセンサに変更
される。
【0082】次に、ステップS13では、ユーザによっ
て操作キー10の送信キーが押下されたか否かを判断す
る。ステップS13において、ユーザによって送信キー
が押下されたと判断した場合は、ステップS14に進
む。また、ステップS13において、ユーザによって送
信キーが押下されていないと判断した場合は、操作キー
10から入力されるセンサの種類が変更になった場合で
も対応できるように、ステップS2からステップS6ま
での処理は行わず、ユーザによって操作キー10の送信
キーが押下されるまで、操作キー10から入力された種
類のセンサを用いるセンサとして、待機する。
【0083】ステップS14では、制御装置5が選択し
たセンサで読み取った画像データを画像記憶装置15に
記憶し、記憶した画像データを電話回線網2を介して相
手先に送信する。画像データの送信後は、ステップS1
5に進み、処理を終了する。
【0084】以上のように本実施形態によれば、ステッ
プS2、ステップS3、ステップS4、ステップS5に
おいて、エリアセンサユニット22およびラインセンサ
ユニット21の機械的状態が、制御装置5によって検出
され、制御装置5の検出結果に基づいて、どちらか1つ
のセンサが選択される。したがって、ユーザはセンサの
種類の選択操作を操作パネルから行う手間を省くことが
でき、利便性が向上する。
【0085】また、従来のファクシミリ装置では、選択
されたセンサが読み取った画像データを画像記憶装置に
記憶する動作と前記画像データを送信する動作とが、送
信キーの押下に基づいて、連続的に行われている。これ
に対し、本実施形態のファクシミリ装置1では、ステッ
プS7あるいはステップS9において選択されたセンサ
を用いて読み取った画像データの記憶動作の開始が、操
作キー10によって指示された場合、前記選択されたセ
ンサが読み取った画像データは、操作キー10からの指
示に基づいて、画像記憶装置15に記憶される。
【0086】したがって、画像記憶装置15に記憶され
た画像データを送信する前に、表示装置12に表示させ
ることによって、ユーザは送信しようとする画像データ
を確認することができる。
【0087】ステップS8では、ユーザが、選択された
エリアセンサ25を用いて被写体を撮影する場合、エリ
アセンサ25から読み込まれた被写体の画像データが表
示装置12に表示される。したがって、ユーザは、表示
装置12に表示された画像データの撮影範囲を確認しな
がら撮影することができ、利便性が向上する。
【0088】ステップS11において、ユーザによって
操作キー10からセンサの種類が入力された場合、操作
キー10から入力されたセンサの種類に基づいて、用い
るセンサが選択される。したがって、ユーザが望んでい
ないセンサが制御装置5によってすでに選択されている
場合でも、ユーザは操作キー10から所望のセンサの種
類を入力することによって、用いるセンサを容易に変更
することができる。
【0089】本発明は、上述した構成に限定されるわけ
ではなく、たとえばラインセンサユニット21およびエ
リアセンサユニット22が、ファクシミリ装置本体20
からそれぞれ脱着可能に構成されていてもよい。このと
き、制御装置5は、ラインセンサユニット21およびエ
リアセンサユニット22のファクシミリ装置本体20か
らの脱着状態を検出する。ラインセンサユニット21が
ファクシミリ装置本体20から取り外されている状態
が、制御装置5によって検出された場合、制御装置5の
検出結果に基づいて、ラインセンサ24が選択される。
【0090】また、エリアセンサユニット22がファク
シミリ装置本体20から取り外されている状態が、制御
装置5によって検出された場合、制御装置5の検出結果
に基づいて、エリアセンサ25が選択される。
【0091】ここで、ラインセンサユニット21および
エリアセンサユニット22がファクシミリ装置本体20
から取り外されている場合、制御装置5は、センサを選
択することができない。このような場合は、表示装置1
2に、「センサを選択して下さい。」などのメッセージ
を表示するか、あるいは、いずれか一方のユニットが取
り外されると、他方のユニットは取り外すことができな
いように構成しておけばよい。
【0092】このような構成であっても、前述の効果と
同様の効果が得られる。本発明は、ファクシミリ装置に
限らず、複数のセンサユニットを備える画像処理装置で
あれば、同様に実施可能である。
【0093】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、状態検出
手段の検出結果に基づいて、用いるセンサが選択される
ので、ユーザはセンサの種類の選択操作を操作パネルか
ら行う手間を省くことができ、利便性が向上する。
【0094】また本発明によれば、エリアセンサカバー
の開閉状態を検出する状態検出手段の検出結果に基づい
て、エリアセンサが選択されるので、ユーザはセンサの
種類の選択操作を操作パネルから行う手間を省くことが
でき、利便性が向上する。
【0095】また本発明によれば、ユーザは、エリアセ
ンサカバーを自由に開閉することができる。
【0096】また本発明によれば、エリアセンサカバー
の開閉は自動的に行われるので、ユーザはエリアセンサ
カバーの開閉動作を手動で行う手間を省くことができ、
利便性が向上する。
【0097】また本発明によれば、エリアセンサユニッ
トの位置が変化したことを検出する状態検出手段の検出
結果に基づいて、エリアセンサが選択されるので、ユー
ザはセンサの種類の選択操作を操作パネルから行う手間
を省くことができ、利便性が向上する。
【0098】また本発明によれば、原稿を読み取るため
に、ユーザがラインセンサユニットを画像処理装置本体
から取り外したことが状態検出手段によって検出された
場合、ラインセンサユニットの画像処理装置本体からの
脱着状態を検出する状態検出手段の検出結果に基づい
て、ラインセンサが選択される。また、被写体を読み取
るために、ユーザがエリアセンサユニットを画像処理装
置本体から取り外したことが状態検出手段によって検出
された場合、エリアセンサユニットの画像処理装置本体
からの脱着状態を検出する状態検出手段の検出結果に基
づいて、エリアセンサが選択される。これによって、ユ
ーザはセンサの種類の選択操作を操作パネルから行う手
間を省くことができ、利便性が向上する。
【0099】また本発明によれば、被写体を読み取るた
めに、ユーザが光センサユニットを画像処理装置本体か
ら取り外し、エリアセンサユニットとラインセンサユニ
ットとを分離させたこと、あるいはユーザがエリアセン
サユニットとラインセンサユニットとを分離させ、エリ
アセンサユニットを画像処理装置本体から取り外したこ
とが状態検出手段によって検出された場合、状態検出手
段の検出結果に基づいて、エリアセンサが選択される。
また、原稿を読み取るために、ユーザが光センサユニッ
トを画像処理装置本体から取り外し、エリアセンサユニ
ットとラインセンサユニットとが分離されていないこと
が状態検出手段によって検出された場合、状態検出手段
の検出結果に基づいて、ラインセンサが選択される。こ
れによって、ユーザはセンサの種類の選択操作を操作パ
ネルから行う手間を省くことができ、利便性が向上す
る。
【0100】また本発明によれば、ユーザが、エリアセ
ンサを用いて被写体を撮影する場合、エリアセンサから
読み込まれた被写体の画像データが表示手段に表示され
るので、ユーザは、表示手段に表示された画像データの
撮影範囲を確認しながら撮影することができ、利便性が
向上する。
【0101】また本発明によれば、ユーザが望んでいな
いセンサが制御手段によってすでに選択されている場合
でも、ユーザはセンサ選択手段から所望のセンサの種類
を入力することによって、用いるセンサを容易に変更す
ることができる。
【0102】また本発明によれば、画像記憶手段に記憶
された画像データを送信する前に、表示手段に表示させ
ることによって、ユーザは送信しようとする画像データ
を確認することができ、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるファクシミリ装置
1の構成を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置1の外観を示す斜視図であ
る。
【図3】ファクシミリ装置本体20から光センサユニッ
ト23を取り外したときのファクシミリ装置1の外観を
示す斜視図である。
【図4】光センサユニット23の外観を示す斜視図であ
る。
【図5】光センサユニット23をコードレスハンドスキ
ャナとして使用する場合のファクシミリ装置本体20お
よび光センサユニット23の外観を示す斜視図である。
【図6】ファクシミリ装置1において、用いるセンサの
選択処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 電話回線網 3 網制御装置 4 モデム 5 制御装置 6 ハンドセット 7 コードレス用制御回路 8 アンテナ 9 記憶装置 10 操作キー 11 ダイヤルキー 12 表示装置 13 印刷装置 14 画像読取装置 15 画像記憶装置 20 ファクシミリ装置本体 21 ラインセンサユニット 22 エリアセンサユニット 23 光センサユニット 24 ラインセンサ 25 エリアセンサ 26 エリアセンサカバー
フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AB04 BA03 BB02 BC20 CA21 CB01 CB15 EA02 5C062 AA02 AA30 AA37 AB17 AB33 AC02 AC22 AC58 AD02 AD05 AD06 AE15 BA00 5C072 AA01 BA20 EA07 FA20 FB30 PA02 PA04 RA20 UA11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射光を電気信号に変換する受光素子が
    配置され、画像データを読み取るセンサを備える複数の
    センサユニットと、 前記複数のセンサユニットのそれぞれに関する機械的状
    態を検出する状態検出手段と、 前記画像データを記憶する画像記憶手段と、 前記状態検出手段の検出結果に基づいて、用いるセンサ
    を選択し、選択されたセンサが読み取った画像データを
    前記画像記憶手段に記憶させる制御手段とを備えること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 入射光を電気信号に変換する複数個の受
    光素子が直線状に並べられて配置され、画像データを読
    み取るラインセンサを備えるラインセンサユニットと、 複数個の受光素子が平面状に並べられて配置され、画像
    データを読み取るエリアセンサを備えるエリアセンサユ
    ニットと、 前記ラインセンサユニットおよびエリアセンサユニット
    に関する機械的状態を検出する状態検出手段と、 前記画像データを記憶する画像記憶手段と、 前記状態検出手段の検出結果に基づいて、用いるセンサ
    を選択し、選択されたセンサが読み取った画像データを
    前記画像記憶手段に記憶させる制御手段とを備えること
    を特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記エリアセンサユニットは、エリアセ
    ンサを保護し、かつ開閉可能に構成されるエリアセンサ
    カバーを備え、 前記状態検出手段は、前記エリアセンサカバーの開閉状
    態を検出し、 前記状態検出手段が、前記エリアセンサカバーが開いて
    いる状態を検出した場合、前記制御手段はエリアセンサ
    を選択することを特徴とする請求項2記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記エリアセンサカバーは、ユーザが手
    動で開閉できるように構成されていることを特徴とする
    請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記エリアセンサカバーの開閉を指示す
    る開閉指示手段と、 前記開閉指示手段からの開閉指示に基づいて、前記エリ
    アセンサカバーを開閉させるカバー駆動手段とをさらに
    備えることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記エリアセンサユニットは、画像処理
    装置本体に対して変位可能に構成され、 前記状態検出手段は、画像処理装置本体に対する前記エ
    リアセンサユニットの位置が変化したことを検出し、 前記状態検出手段が、前記エリアセンサユニットの位置
    が変化したことを検出した場合、前記制御手段はエリア
    センサを選択することを特徴とする請求項2〜5のいず
    れか1つに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ラインセンサユニットおよびエリア
    センサユニットは、画像処理装置本体からそれぞれ脱着
    可能に構成され、 前記状態検出手段は、前記ラインセンサユニットおよび
    エリアセンサユニットの前記画像処理装置本体からの脱
    着状態を検出し、 前記状態検出手段が、前記ラインセンサユニットが前記
    画像処理装置本体から取り外されている状態を検出した
    場合、前記制御手段はラインセンサを選択し、 前記状態検出手段が、前記エリアセンサユニットが前記
    画像処理装置本体から取り外されている状態を検出した
    場合、前記制御手段はエリアセンサを選択することを特
    徴とする請求項2〜6のいずれか1つに記載の画像処理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記ラインセンサユニットおよびエリア
    センサユニットは、画像処理装置本体からそれぞれ脱着
    可能に構成されるとともに、相互に分離可能な光センサ
    ユニットを構成し、 前記状態検出手段は、前記ラインセンサユニットおよび
    エリアセンサユニットの前記画像処理装置本体からの脱
    着状態、前記光センサユニットの前記画像処理装置本体
    からの脱着状態、および前記エリアセンサユニットと前
    記ラインセンサユニットとの分離状態を検出し、 前記状態検出手段が、前記光センサユニットが画像処理
    装置本体から取り外され、かつ前記エリアセンサユニッ
    トと前記ラインセンサユニットとが分離している状態を
    検出した場合、および前記エリアセンサユニットと前記
    ラインセンサユニットとが分離し、かつ前記エリアセン
    サユニットが画像処理装置本体から取り外された状態を
    検出した場合、前記制御手段はエリアセンサを選択し、 前記状態検出手段が、前記光センサユニットが前記画像
    処理装置本体から取り外され、かつ前記エリアセンサユ
    ニットと前記ラインセンサユニットとが分離していない
    状態を検出した場合、前記制御手段はラインセンサを選
    択することを特徴とする請求項2〜6のいずれか1つに
    記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記エリアセンサを用いて読み取った画
    像データを表示する表示手段をさらに備えることを特徴
    とする請求項2〜8のいずれか1つに記載の画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】 用いるセンサの種類をユーザが入力す
    るために操作するセンサ選択手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記センサ選択手段から入力されたセ
    ンサの種類に基づいて、用いるセンサを選択することを
    特徴とする請求項2〜9のいずれか1つに記載の画像処
    理装置。
  11. 【請求項11】 前記選択されたセンサが読み取った画
    像データの記憶動作の開始を指示する画像記憶指示手段
    をさらに備え、 前記制御手段は、前記画像記憶指示手段からの指示に基
    づいて、前記画像データを前記画像記憶手段に記憶させ
    ることを特徴とする請求項2〜10のいずれか1つに記
    載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017200696A (ja) * 2017-08-17 2017-11-09 株式会社東芝 情報読取装置、及び区分システム

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JP2017200696A (ja) * 2017-08-17 2017-11-09 株式会社東芝 情報読取装置、及び区分システム

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