JP2003283484A - 信号処理装置およびその方法と通信システム - Google Patents

信号処理装置およびその方法と通信システム

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JP2003283484A
JP2003283484A JP2002079550A JP2002079550A JP2003283484A JP 2003283484 A JP2003283484 A JP 2003283484A JP 2002079550 A JP2002079550 A JP 2002079550A JP 2002079550 A JP2002079550 A JP 2002079550A JP 2003283484 A JP2003283484 A JP 2003283484A
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JP
Japan
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signal
digital signal
data
encryption key
circuit
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Application number
JP2002079550A
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Akiko Hirakawa
晶子 平川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度の高い暗号化をデジタル信号に施して伝
送可能な信号処理装置を提供する。 【解決手段】 送信部25が、暗号鍵データを用いてベ
ースバンド信号S24を暗号化してHD−SDI信号S
3を生成する。当該HD−SDI信号S3には、暗号化
に用いた暗号鍵データを識別する暗号鍵番号信号が多重
化されている。受信部31は、当該暗号鍵番号信号を基
に暗号鍵データを特定し、当該特定した暗号鍵データを
用いてHD−SDI信号S3の復号を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信頼性の高い手法
でデジタル信号を暗号化して伝送可能な信号処理装置、
その方法およびそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】送信側で所定の暗号鍵データを用いてデ
ジタル信号を暗号化して送信し、受信側で当該暗号鍵デ
ータを用いて復号を行う通信システムがある。このよう
な、通信システムでは、例えば、暗号が不正に解読され
ないように、複数の暗号鍵データを切り換えて使用す
る。従来では、例えば、送信側と受信側が共通の複数の
暗号鍵データ、並びに当該複数の暗号鍵データを切り換
えて使用する順番および時期などを示す共通の切換手順
データを保持し、送信側と受信側の双方が上記切換手順
データを基に上記複数の暗号鍵データを切り換えて使用
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の通信システムでは、送信側および受信側が、予
め保持している固定的な切換手順データを基に、暗号鍵
データを切り換えるため、切換手順データが第三者によ
って不正に取得され、暗号が不正に解読されてしまう場
合があるという問題がある。
【0004】本発明は、上述した従来技術に鑑みてなさ
れ、デジタル信号に強度の高い暗号化を施して伝送可能
な信号処理装置、その方法および通信システムを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、第1の発
明の信号処理装置は、暗号鍵データを用いて第1のデジ
タル信号を暗号化して第2のデジタル信号を生成する暗
号化回路と、前記暗号鍵データを識別する暗号鍵識別信
号を出力する識別信号出力回路と、前記第2のデジタル
信号と前記出力された暗号鍵識別信号とを関連付けて送
信用の第3のデジタル信号を生成する信号生成回路とを
有する。
【0006】第1の発明の信号処理装置の作用は以下の
ようになる。暗号化回路が、暗号鍵データを用いて第1
のデジタル信号を暗号化して第2のデジタル信号を生成
する。また、識別信号出力回路が、前記暗号鍵データを
識別する暗号鍵識別信号を出力する。そして、信号生成
回路が、前記第2のデジタル信号と前記出力された暗号
鍵識別信号とを関連付けて送信用の第3のデジタル信号
を生成する。
【0007】また、第1の発明の信号処理装置は、好ま
しくは、前記暗号化回路は、複数の前記暗号鍵データを
切り換えて使用して前記暗号化を行う。また、第1の発
明の信号処理装置は、好ましくは、前記第1のデジタル
信号が、水平走査および垂直走査によりイメージ表示を
行うための信号である場合に、前記暗号化回路は、前記
第1のデジタル信号のフレーム、フィールドおよびライ
ンのうち少なくとも一つを単位として、前記暗号鍵デー
タを切り換えて前記暗号化を行う 。また、第1の発明
の信号処理装置は、好ましくは、前記信号生成回路は、
前記第2のデジタル信号に前記暗号鍵識別信号を多重化
して前記第3のデジタル信号を生成する。
【0008】また、第1の発明の信号処理装置は、好ま
しくは、前記第1のデジタル信号が、水平走査および垂
直走査によりイメージ表示を行うための信号である場合
に、前記信号生成回路は、前記第2のデジタル信号の垂
直ブランキング期間または水平ブランキング期間に、前
記暗号鍵識別信号を多重化して前記第3のデジタル信号
を生成する。また、第1の発明の信号処理装置は、好ま
しくは、乱数を発生して前記暗号鍵データを生成する暗
号鍵生成回路をさらに有する。また、第1の発明の信号
処理装置は、好ましくは、前記暗号鍵生成回路は、前記
第3のデジタル信号の受信側と共通の元鍵データを用い
て前記乱数を発生して前記暗号鍵データを生成する。
【0009】また、第1の発明の信号処理装置は、好ま
しくは、前記暗号化回路は、フィードバックされた鍵系
列データを用いて新たな鍵系列データを生成するブロッ
ク暗号回路と、前記ブロック暗号回路で生成された鍵系
列データと前記第1のデジタル信号とを用いて演算を行
って前記第2のデジタル信号を生成する演算回路とを有
する。また、第1の発明の信号処理装置は、好ましく
は、前記暗号化回路は、フィードバックされた鍵系列デ
ータを用いて新たな鍵系列データを生成するブロック暗
号回路と、前記ブロック暗号回路で生成された鍵系列デ
ータと前記第1のデジタル信号とを用いて演算を行って
前記第2のデジタル信号を生成する演算回路とを有し、
前記識別信号出力回路は、初期値データを識別する初期
値識別信号をさらに出力し、前記信号生成回路は、初期
値識別信号を前記第2のデジタル信号にさらに関連付け
て前記第3のデジタル信号を生成し、前記ブロック暗号
回路は、前記初期値データを、前記鍵系列データの初期
値として用いる。
【0010】また、第1の発明の信号処理装置は、好ま
しくは、前記ブロック暗号回路は、複数の前記初期値デ
ータを切り換えて使用して前記鍵系列データを生成す
る。また、第1の発明の信号処理装置は、好ましくは、
前記第1のデジタル信号が、水平走査および垂直走査に
よりイメージ表示を行うための信号である場合に、前記
ブロック暗号化回路は、前記第1のデジタル信号のフレ
ーム、フィールドおよびラインのうち少なくとも一つを
単位として、前記初期値データを切り換えて前記鍵系列
データを生成する。また、第1の発明の信号処理装置
は、好ましくは、前記デジタル信号は、ベースバンド信
号であり、前記信号生成回路は、複数ビットを単位とし
たパラレル形式の前記第3のデジタル信号を生成し、前
記信号処理装置は、前記パラレル形式の前記第3のデジ
タル信号を、受信側で用いられる同期パターンを含むシ
リアル形式の信号に変換する変換回路をさらに有する。
【0011】第2の発明の信号処理装置は、暗号鍵デー
タを用いて第1のデジタル信号を暗号化して第2のデジ
タル信号が生成され、前記暗号鍵データを識別する暗号
鍵識別信号と前記第2のデジタル信号とを関連付けて生
成された第3のデジタル信号が受信された場合に、前記
第3のデジタル信号から前記暗号鍵識別信号と前記第2
のデジタル信号とを分離する分離回路と、前記暗号鍵識
別信号を基に前記暗号鍵データを特定する暗号鍵特定回
路と、前記特定された暗号鍵データを用いて、前記第2
のデジタル信号を復号して前記第1のデジタル信号を生
成する復号回路とを有する。
【0012】第2の発明の信号処理装置の作用は以下の
ようになる。分離回路が、受信された第3のデジタル信
号から前記暗号鍵識別信号と前記第2のデジタル信号と
を分離する。そして、暗号鍵特定回路が、前記暗号鍵識
別信号を基に前記暗号鍵データを特定する。そして、復
号回路が、前記特定された暗号鍵データを用いて、前記
第2のデジタル信号を復号して前記第1のデジタル信号
を生成する。
【0013】また、第2の発明の信号処理装置は、好ま
しくは、前記暗号鍵特定回路は、前記暗号鍵識別信号に
基づいて、複数の前記暗号鍵データを切り換えて前記暗
号鍵データの特定を行う。また、第2の発明の信号処理
装置は、好ましくは、前記第1のデジタル信号が、水平
走査および垂直走査によりイメージ表示を行うための信
号である場合に、前記暗号鍵特定回路は、前記第1のデ
ジタル信号のフレーム、フィールドおよびラインのうち
少なくとも一つを単位として、前記暗号鍵データを切り
換えて前記暗号鍵データの特定を行う。
【0014】第3の発明の信号処理方法は、信号処理装
置が行う信号処理方法であって、暗号鍵データを用いて
第1のデジタル信号を暗号化して第2のデジタル信号を
生成し、前記第2のデジタル信号と、前記暗号鍵データ
を識別する暗号鍵識別信号とを関連付けて送信用の第3
のデジタル信号を生成する。
【0015】第3の発明の信号処理方法では、信号処理
装置が、暗号鍵データを用いて第1のデジタル信号を暗
号化して第2のデジタル信号を生成する。そして、当該
信号処理装置が、前記第2のデジタル信号と、前記暗号
鍵データを識別する暗号鍵識別信号とを関連付けて送信
用の第3のデジタル信号を生成する。
【0016】第4の発明の信号処理方法は、信号処理装
置が行う信号処理方法であって、暗号鍵データを用いて
第1のデジタル信号を暗号化して第2のデジタル信号が
生成され、前記暗号鍵データを識別する暗号鍵識別信号
と前記第2のデジタル信号とを関連付けて生成された第
3のデジタル信号が受信された場合に、前記第3のデジ
タル信号から前記暗号鍵識別信号と前記第2のデジタル
信号とを分離し、前記暗号鍵識別信号を基に前記暗号鍵
データを特定し、前記特定された暗号鍵データを用い
て、前記第2のデジタル信号を復号して前記第1のデジ
タル信号を生成する。
【0017】第4の発明の信号処理方法では、信号処理
装置が、受信された第3のデジタル信号から前記暗号鍵
識別信号と前記第2のデジタル信号とを分離する。そし
て、当該信号処理装置が、前記暗号鍵識別信号を基に前
記暗号鍵データを特定する。そして、当該信号処理装置
が、前記特定された暗号鍵データを用いて、前記第2の
デジタル信号を復号して前記第1のデジタル信号を生成
する。
【0018】第5の発明の通信システムは、送信装置と
受信装置とを有する通信システムであって、前記送信装
置は、暗号鍵データを用いて第1のデジタル信号を暗号
化して第2のデジタル信号を生成する暗号化回路と、前
記暗号鍵データを識別する暗号鍵識別信号を出力する識
別信号出力回路と、前記第2のデジタル信号と前記出力
された暗号鍵識別信号とを関連付けて送信用の第3のデ
ジタル信号を生成する信号生成回路と、前記第3のデジ
タル信号を送信する送信回路とを有し、前記受信装置
は、前記第3のデジタル信号を受信する受信回路と、前
記受信された第3のデジタル信号から前記暗号鍵識別信
号と前記第2のデジタル信号とを分離する分離回路と、
前記暗号鍵識別信号を基に前記暗号鍵データを特定する
暗号鍵特定回路と、前記特定された暗号鍵データを用い
て、前記第2のデジタル信号を復号して前記第1のデジ
タル信号を生成する復号回路とを有する。
【0019】第5の発明の通信システムの作用は以下の
ようになる。前記送信装置において、暗号化回路が、暗
号鍵データを用いて第1のデジタル信号を暗号化して第
2のデジタル信号を生成する。そして、識別信号出力回
路が、前記暗号鍵データを識別する暗号鍵識別信号を出
力する。そして、信号生成回路が、前記第2のデジタル
信号と前記出力された暗号鍵識別信号とを関連付けて送
信用の第3のデジタル信号を生成する。そして、送信回
路が、前記第3のデジタル信号を送信する。そして、受
信装置の受信回路が、前記第3のデジタル信号を受信す
る。そして、分離回路が、前記受信された第3のデジタ
ル信号から前記暗号鍵識別信号と前記第2のデジタル信
号とを分離する。そして、暗号鍵特定回路が、前記暗号
鍵識別信号を基に前記暗号鍵データを特定する。そし
て、復号回路が、前記特定された暗号鍵データを用い
て、前記第2のデジタル信号を復号して前記第1のデジ
タル信号を生成する。
【0020】また、第6の発明の通信システムは、デジ
タル信号を暗号化して送信する送信装置と、前記暗号化
されたデジタル信号を受信して復号し、当該復号したデ
ジタル信号を暗号化してシリアル伝送路を介して送信す
る受信装置と、前記シリアル伝送路を介して受信した暗
号化されたデジタル信号を復号して出力する出力装置と
を有し、前記受信装置は、前記送信装置から受信した第
1のデジタル信号を暗号鍵データを用いて暗号化して第
2のデジタル信号を生成する暗号化回路と、前記暗号鍵
データを識別する暗号鍵識別信号を出力する識別信号出
力回路と、前記第2のデジタル信号と前記出力された暗
号鍵識別信号とを関連付けて送信用の第3のデジタル信
号を生成する信号生成回路と、前記第3のデジタル信号
を前記シリアル伝送路を介して送信する送信回路とを有
する。また、前記出力装置は、前記第3のデジタル信号
を受信する受信回路と、前記受信された第3のデジタル
信号から前記暗号鍵識別信号と前記第2のデジタル信号
とを分離する分離回路と、前記暗号鍵識別信号を基に前
記暗号鍵データを特定する暗号鍵特定回路と、前記特定
された暗号鍵データを用いて、前記第2のデジタル信号
を復号して前記第1のデジタル信号を生成する復号回路
と、前記復号された前記第1のデジタル信号に応じた出
力を行う出力手段とを有する。
【0021】
【発明の実施の形態】〔本発明の背景技術〕図11は、
本発明の背景技術に係わる通信システム401の全体構
成図である。図11に示すように、通信システム401
は、例えば、送信装置2、受信装置403およびプロジ
ェクタ装置404を有する。通信システム401では、
例えば、送信装置2は複数の映画館に映画などのベース
バンド信号を配信するサービスセンタ内に配設され、受
信装置403は映画館内の管理室に配設され、プロジェ
クタ装置404は例えばスクリーンの裏などに配設され
ている。
【0022】データ処理システム401では、例えば、
映像生成装置などの外部装置からイメージ(映像)やオ
ーディオ(音声)などのコンテンツ信号や補助信号など
のベースバンド信号S5が送信装置2に入力される。そ
して、送信装置2において、ベースバンド信号S5がエ
ンコーダ11でエンコードされ、続いて暗号化部12で
暗号化され、それによって得られたベースバンド信号S
2が受信装置403に無線あるいは有線で送信される。
そして、受信装置403において、受信部21で受信さ
れたベースバンド信号S2が、記憶部22に格納され、
その後、記憶部22から読み出されて復号部23で復号
される。当該復号によって得られたベースバンド信号S
23が、デコーダ24でデコードされた後に、送信部2
5でHD−SDI(Higt Definition bitSeiral Digital
Interface)信号S403に変換され、シリアル伝送ラ
インを介して、プロジェクタ装置404に送信される。
そして、プロジェクタ装置404において、受信部43
1で受信されたHD−SDI信号S403が映像信号S
31に変換され、プロジェクタ処理部32によって映像
信号S31に応じた映像が出力部33から出力される。
【0023】しかしながら、上述した従来の通信システ
ム401では、送信装置2から受信装置403に送信さ
れるベースバンド信号S2は暗号化されているが、受信
装置403からプロジェクタ装置404に送信されるH
D−SDI信号S403は暗号化されていない。そのた
め、HD−SDI信号S403が、第三者によって不正
に取得されてしまう場合がある。
【0024】上述した問題を解決するために、受信装置
403の送信部425において、暗号化したHD−SD
I信号S403をプロジェクタ装置404に送信し、プ
ロジェクタ装置404の受信部431において、上記暗
号化されたHD−SDI信号S403を復号することも
考えられる。ここで、HD−SDI信号は、SMPTE
(Society of Motion Picture and Television Engineer
s)292Mに規定されている信号であり、ベースバンド
のシリアル信号であるため送信側でパラレル/シリアル
変換を行い、受信側でシリアル/パラレル変換を行う。
【0025】この場合に、受信側のシリアル/パラレル
変換の同期信号として用いられるデータにEAV(End
of Active Video )、SAV(Start of Active Video
)がある。EAVおよびSAVは、図12に示すよう
に、それぞれ10ビットのC(Cb,Cr)信号と、1
0ビットのY信号とで構成され、それぞれ20ビットの
4つの信号1,2,3,4で規定されている。そして、
当該信号内の「3FF 3FF 000 000 00
0 000」の60ビットが、同期パターンとして、受
信側でのシリアル/パラレル変換の同期の検出に用いら
れている。しかしながら、既存のアルゴリズムを用いて
HD−SDI信号S403を暗号化した場合に、暗号化
されたHD−SDI信号S403内に当該同期パターン
が生じてしまい、受信側での同期処理を適切に行えない
場合があるという問題がある。
【0026】また、HD−SDI規格では、EAV、S
AVおよびAncillary Data Flag のような特定の決めら
れた位置でしか使用が許可されていない図13に示す禁
止コードが規定されており、当該禁止コードについても
上述したのと同様の問題がある。
【0027】上述した問題を解決するために、既存の暗
号アルゴリズム以外の記同期パターンを発生しない新た
な暗号アルゴリズムを開発し、当該暗号アルゴリズムを
用いてHD−SDI信号S403を暗号化することも考
えられるが、この場合には、暗号の強度を保証するのが
非常に困難であり、脆弱性が見つかった場合に他のアル
ゴリズムに変更することも容易ではない。
【0028】以下、本発明の実施形態に係わる通信シス
テムについて説明する。第1実施形態 図1は、本実施形態の通信システム1の全体構成図であ
る。図1に示すように、通信システム1は、例えば、送
信装置2、受信装置3およびプロジェクタ装置4を有す
る。通信システム1では、例えば、送信装置2は複数の
映画館に映画などのベースバンド信号を配信するサービ
スセンタ内に配設され、受信装置3は映画館内の管理室
に配設され、プロジェクタ装置4は例えばスクリーンの
裏などに配設されている。送信装置2は、例えば、エン
コーダ11、暗号化部12および送信部13を有する。
受信装置3は、例えば、受信部21、記憶部22、復号
部23、デコーダ24および送信部25を有する。プロ
ジェクタ装置4は、例えば、受信部31、プロジェクタ
処理部32および出力部33を有する。送信装置2から
受信装置3へは有線あるいは無線でデジタルのベースバ
ンド信号が伝送され、受信装置3からプロジェクタ装置
4へはシリアル伝送路を介してデジタルのベースバンド
信号(本発明のデジタル信号)がシリアル形式で伝送さ
れる。通信システム1では、後述するように、受信装置
3からプロジェクタ装置4に暗号化されたHD−SDI
信号S3が送信され、受信側の復号に用いられる暗号鍵
データおよび初期値データを識別する暗号鍵番号信号お
よび初期値番号信号がHD−SDI信号S3に多重化し
て送信されるなどの特徴を有している。
【0029】通信システム1では、例えば、映像生成装
置などの外部装置からイメージ(映像)やオーディオ
(音声)などのコンテンツ信号や補助信号などのベース
バンド信号S5が送信装置2に入力される。そして、送
信装置2において、ベースバンド信号S5がエンコーダ
11でエンコードされ、続いて暗号化部12で暗号化さ
れ、それによって得られたベースバンド信号S2が受信
装置3に送信される。そして、受信装置3において、受
信部21で受信されたベースバンド信号S2が、記憶部
22に格納され、その後、記憶部22から読み出されて
復号部23で復号される。当該復号によって得られたベ
ースバンド信号S23が、デコーダ24でデコードされ
た後に、送信部25で初期値データおよび暗号鍵データ
を用いて暗号化され、当該暗号化されたHD−SDI(H
igt Definition bit Seiral Digital Interface)信号S
3が、シリアル伝送路を介してシリアル形式でプロジェ
クタ装置4に送信される。通信システム1では、上記暗
号化に用いられた暗号鍵データおよび初期値データを識
別する暗号鍵番号信号および初期値番号信号がHD−S
DI信号S3に多重化される。
【0030】そして、プロジェクタ装置4において、受
信部31において受信されたHD−SDI信号S3が復
号されて映像信号S31が生成され、プロジェクタ処理
部32によって映像信号S31に応じた映像が出力部3
3から出力される。このとき、受信部31において、H
D−SDI信号S3に多重化された暗号鍵番号信号およ
び初期値番号信号を基に暗号鍵データおよび初期値デー
タが特定され、当該特定された暗号鍵データおよび初期
値データを用いて、HD−SDI信号S3が復号され
る。本実施形態では、HD−SDI信号S3は、イメー
ジ信号、オーディオ信号および補助信号の全てをビット
信号に置き換え、同期パターンを付けることで、多様な
信号を混在させて送信し、受信側でそれを組み合わせ可
能なシリアル信号である。
【0031】通信システム1では、上述したように、送
信部25から受信部31に、送信部25における暗号化
に用いた暗号鍵データおよび初期値データを識別する暗
号鍵番号信号および初期値番号信号を送信することで、
送信部25において暗号鍵データおよび初期値データを
柔軟に変更することが可能になり、暗号の強度を高める
ことができる。
【0032】以下、図1に示す送信部25および受信部
31の構成を中心に通信システム1の構成および動作を
詳細に説明する。図2は、図1に示す送信部25および
受信部31の構成図である。 〔送信部25〕図2に示すように、送信部25は、例え
ば、ビット変換回路41、暗号化回路42、検出処理回
路43、ビット変換回路44、P/S変換回路45、鍵
/初期値生成回路311、補助信号生成回路312およ
びマルチプレクサ313を有し、暗号化されたHD−S
DI信号S3を送信する。ここで、送信部25が第1の
発明の信号処理装置に対応し、暗号化回路42が本発明
の暗号化回路に対応し、検出処理回路43が本発明の信
号処理回路に対応し、鍵/初期値生成回路311が本発
明の暗号鍵生成回路に対応し、補助信号生成回路312
が本発明の識別信号出力回路に対応し、マルチプレクサ
313が本発明の信号生成回路に対応している。
【0033】ビット変換回路41は、デコーダ24から
20ビットのベースバンド信号S24を入力し、これを
120ビットのベースバンド信号S41に変換し、ベー
スバンド信号S41を暗号化回路42および検出処理回
路43に出力する。
【0034】暗号化回路42は、例えば、共通鍵ブロッ
ク暗号AES(Advanced EncryptionStandard)を用い、
ISO08372で規定されたOFB(Out FeedBack)モ
ードで、ベースバンド信号S41を暗号化してベースバ
ンド信号S42を生成し、ベースバンド信号S42を検
出処理回路43に出力する。
【0035】図3は、図2に示す暗号化回路42の構成
図である。図3に示すように、暗号化回路42は、例え
ば、M系列発生回路61、加算回路62、乱数発生回路
64および加算回路66を有する。M系列発生回路61
は、M系列信号S61を生成して加算回路62に出力す
る。加算回路62は、図2に示すビット変換回路41か
ら入力したベースバンド信号S41と、攪拌用のM系列
信号S61との排他的論理和(EXOR)演算を行って
ベースバンド信号S62を生成して加算回路66に出力
する。
【0036】乱数発生回路64は、図3に示すように、
レジスタ67およびブロック暗号回路68を有する。ブ
ロック暗号回路68は、レジスタ67に記憶されたデー
タS67と、鍵/初期値生成回路311から入力した暗
号鍵データS63bとを基にブロック暗号化処理を行
い、その結果であるデータS68の上位所定ビットが抽
出されて加算回路66に出力される。レジスタ67に
は、後述するように鍵/初期値生成回路311が出力し
た初期値データS63aが初期値として格納され、その
後、データS68が逐次、格納される。
【0037】加算回路66は、データS68の上位所定
ビットと、ベースバンド信号S62との排他的論理和演
算を行ってベースバンド信号S42を生成して図2に示
す検出処理回路43に出力する。
【0038】検出処理回路43は、ベースバンド信号S
42内で、後述するP/S変換回路45で付加される同
期パターンと一致する部分を所定の検出単位、例えば1
0ビットを単位として検出する。そして、検出処理回路
43は、ベースバンド信号S42内の当該検出した部分
に続く所定長の部分を、ベースバンド信号S41の対応
する部分としたベースバンド信号S43を生成する。な
お、本実施形態では、検出処理回路43で、受信部31
における同期検出に用いられる同期パターンとして、
「3FF 3FF 000 000 000000」を
例示する。
【0039】図4は検出処理回路43における処理の一
例を説明するための図、図5は、当該処理を説明するた
めのフローチャートである。図4に示すように、検出処
理回路43は、120ビットのベースバンド信号S4
1,S42を、10ビットのモジュールを単位として処
理を行い、120ビットのベースバンド信号S43を生
成する。図4において、nを0≦n≦11を満たす整数
とした場合に、X〔n〕,E〔n〕,Y〔n〕は、それ
ぞれベースバンド信号S41,S42,S43を構成す
る10ビットのモジュールである。なお、検出処理回路
43は、フラグデータflagを保持し、その初期値と
して論理値「0」を設定している。検出処理回路43
は、0≦n≦11を満たす整数nを初期値「0」から順
に「11」になるまでインクリメントし、各モジュール
について図5に示す処理を順に行う。
【0040】以下、図5に示す各ステップについて説明
する。 ステップST1:検出処理回路43が、フラグデータf
lagが論理値「1」を示すか否かを判断し、論理値
「1」を示す場合にステップST2の処理に進み、論理
値「0」を示す場合にステップST4の処理に進む。
【0041】ステップST2:検出処理回路43が、ベ
ースバンド信号S43のモジュールY〔n〕として、入
力したベースバンド信号S41のモジュールX〔n〕を
選択して出力する。 ステップST3:検出処理回路43が、フラグデータf
lagに論理値「0」を設定する。
【0042】ステップST4:検出処理回路43が、ベ
ースバンド信号S43のモジュールY〔n〕として、入
力したベースバンド信号S42の暗号化されたモジュー
ルE〔n〕を選択して出力する。 ステップST5:検出処理回路43が、モジュールE
〔n〕が「0」であるか否かを判断し、「0」であると
判断した場合にステップST6の処理に進み、「0」で
ないと判断した場合に処理を終了する。すなわち、検出
処理回路43は、モジュールE〔n〕が、同期パターン
の一部である10ビットの論理値「0」と一致するか否
かを判断する。検出処理回路43が、フラグデータfl
agに論理値「1」を設定する。
【0043】上述したように、検出処理回路43は、ベ
ースバンド信号S42について、10ビット単位で、同
期パターンの一部(本発明の部分同期パターン)である
10ビットの論理値「0」が含まれるかを検出し、含ま
れると検出した場合に、フラグデータflagを論理値
「1」にする。また、検出処理回路43は、フラグデー
タflagが論理値「1」を示す場合に、ベースバンド
信号S43のモジュールY〔n〕として、暗号化された
ベースバンド信号S42のモジュールE〔n〕ではな
く、暗号化されていないベースバンド信号S41のモジ
ュールX〔n〕を出力する。これにより、ベースバンド
信号S42内に同期パターン「3FF 3FF 000
000 000 000」が生じても、ベースバンド
信号S43には当該同期パターンが含まれない。
【0044】ビット変換回路44は、検出処理回路43
から入力した120ビットのベースバンド信号S43を
20ビットのベースバンド信号S44に変換し、ベース
バンド信号S44を多重化回路313に出力する。
【0045】また、HD−SDI規格として、図13に
示す禁止コードが規定されている。当該禁止コードは、
EAV,SAVや補助データフラグのように特定の位置
でしか使用が許可されていない。従って、検出処理回路
43は、暗号化されたベースバンド信号S42内に当該
禁止コードが現れないように、前述した処理を行っても
よい。
【0046】図6は、鍵/初期値生成回路311および
鍵/初期値生成・特定回路323を説明するための図で
ある。図6に示すように、鍵/初期値生成回路311
は、鍵生成用乱数発生器330および初期値生成用乱数
発生器331を有する。鍵生成用乱数発生器330およ
び初期値生成用乱数発生器331は、単数の乱数発生器
で実現してもよい。鍵生成用乱数発生器330は、元鍵
データSEED1を入力して、乱数を発生して暗号鍵デ
ータを順次生成し、生成順に、暗号鍵データと、それを
識別する16ビットの鍵番号データとを対応付けて示す
鍵番号/鍵リストデータ350を生成して保持する。初
期値生成用乱数発生器331は、元鍵データSEED2
を入力して、乱数を発生して初期値データを順次生成
し、生成順に、初期値データと、それを識別する16ビ
ットの初期値番号データとを対応付けて示す初期値番号
/初期値リストデータ351を生成して保持する。本実
施形態では、元鍵データSEED1,SEED2は、後
述するように、受信部31でも共用され、例えば、図示
しない制御回路から出力される。鍵/初期値生成回路3
11は、鍵番号/鍵リストデータ350および初期値番
号/初期値リストデータ351内で所定のパターンで特
定した初期値データS63aおよび暗号鍵データS63
bを暗号化回路42に出力する。また、鍵/初期値生成
回路311は、暗号化回路42に出力した初期値データ
S63aおよび暗号鍵データS63bに対応する初期値
番号データS311aおよび鍵番号データS311bを
補助信号生成回路312に出力する。また、鍵/初期値
生成回路311は、例えば、ベースバンド信号S41の
フレーム、フィールドおよびラインの少なくとも一つを
単位として、暗号鍵データS63bおよび初期値データ
S63aを切り換えて暗号化回路42に出力する。これ
により、暗号鍵データS63bおよび初期値データS6
3aを、フレーム、フィールドおよびラインの少なくと
も一つを単位として有効化できる。なお、この場合に、
暗号鍵番号データS311bおよび初期値番号データS
311aを格納した後述する補助パケット信号S312
(本発明の暗号鍵識別信号および初期値識別信号)は、
これらを用いて暗号化を行ったフレームの直前の垂直ブ
ランキング期間に多重化される。これにより、HD−S
DI信号S3内の補助パケット信号S312が多重化さ
れた位置によって、受信側で暗号鍵データS63bおよ
び初期値データS63aを更新するタイミングを特定で
きる。
【0047】補助信号生成回路312は、SMPTE2
91Mで規定され、後段のマルチプレクサ313におい
てベースバンド信号S44の水平ブランキング期間また
は垂直ブランキング期間内に挿入され、初期値番号デー
タS311aおよび鍵番号データS311bを含む補助
(Ancillary) データパケットの補助バケット信号S31
2を生成する。
【0048】SMPTE291Mでは、補助データパケ
ットとして、タイプ1およびタイプ2が規定されてい
る。本実施形態では、例えば、タイプ2の補助データパ
ケットを用いる。図7は、SMPTE291Mのタイプ
2の補助データパケットのフォーマットを説明するため
の図である。図7に示すように、タイプ2の補助データ
パケットは、補助データフラグ、データID(DI
D)、2次デ−タID(SDID)、データカウント
(DC)、UDW(User Data Words) 、並びにチェック
サムのフィールドから構成される。補助データフラグ
は、”000h 3FFh 3FFh”の固定値であ
る。DID,SDID、DC,UDWの有効データ長8
ビットであり、9ビット目が1〜8ビット目までの偶数
ビットのパリティであるevenパリティとなり、10
ビット目が9ビット目の反転値となる。チェックサム
は、1〜9ビット目までがDIDおよびUDWのチェッ
クサム値となり、10ビット目が9ビット目の反転値と
なる。DCの有効データは、当該補助データパケット内
のUWDの数を示している。本実施形態では、鍵番号デ
ータS311bを格納する補助データパケットのDID
の有効データ値が「51h」であり、SDIDの有効デ
ータ値が「01h」である。また、UWDの有効データ
長が8ビットであり、鍵番号データS311bが16ビ
ットであるため、鍵番号データS311bを2つのUD
W1およびUDW2に分けて格納する。具体的には、鍵
番号データS311bのLSB側8ビットをUDW1の
下位8ビットに格納し、鍵番号データS311bのMS
B側8ビットをUDW2の下位8ビットに格納し、UD
W1,UDW2の各々の9ビット目には1〜8ビットま
でのevenパリティを格納し、10ビット目には9ビ
ット目の反転値を格納する。このとき、補助データパケ
ット内に2つのUDW1およびUDW2を格納するた
め、DCの有効データ値は「02h(=2)」となる。
【0049】また、初期値番号データS311aを格納
する補助データパケットのDIDの有効データ値が「5
1h」であり、SDIDの有効データ値が「02h」で
ある。また、UWDの有効データ長が8ビットであり、
初期値番号データS311aが16ビットであるため、
初期値番号データS311aを2つのUDW1およびU
DW2に分けて格納する。具体的には、初期値番号デー
タS311aのLSB側8ビットをUDW1の下位8ビ
ットに格納し、初期値番号データS311aのMSB側
8ビットをUDW2の下位8ビットに格納し、UDW
1,UDW2の各々の9ビット目には1〜8ビットまで
のevenパリティを格納し、10ビット目には9ビッ
ト目の反転値を格納する。このとき、補助データパケッ
ト内に2つのUDW1およびUDW2を格納するため、
DCの有効データ値は「102h(=2)」となる。
【0050】補助信号生成回路312は、上述したよう
に、初期値番号データS311aおよび鍵番号データS
311bをそれぞれ格納した補助パケット信号S312
を生成し、これをマルチプレクサ313に出力する。
【0051】マルチプレクサ313は、ベースバンド信
号S44と、初期値番号データS311aを格納した補
助データパケットS312と、鍵番号データS311b
を格納した補助パケット信号S312とを入力する。マ
ルチプレクサ313は、ベースバンド信号S44の水平
ブランキング期間または垂直ブランキング期間に、補助
パケット信号S312を多重化してベースバンド信号S
313を生成し、これをP/S変換回路45に出力す
る。
【0052】P/S変換回路45は、パラレル形式のベ
ースバンド信号S313をシリアル形式のHD−SDI
信号S3に変換し、これをプロジェクタ装置4に送信す
る。P/S変換回路45は、S/P変換回路51の同期
処理で用いられる上記同期パターンをHD−SDI信号
S3内に挿入する。
【0053】以下、上述した図2に示す送信部25の動
作例を説明する。図1に示すデコーダ24からのベース
バンド信号S24が図2に示すビット変換回路41に入
力され、ビット変換回路41において、20ビットのベ
ースバンド信号S24が120ビットのベースバンド信
号S41に変換される。そして、ビット変換回路41か
ら、暗号化回路42および検出処理回路43に、ベース
バンド信号S41が出力される。そして、暗号化回路4
2において、鍵/初期値生成回路311から入力した初
期値データS63aおよび暗号鍵データS63bを用い
て、ベースバンド信号S41が暗号化されてベースバン
ド信号S42が生成され、検出処理回路43に出力され
る。そして、検出処理回路43において、図4および図
5を用いて説明した処理が行われ、これによって生成さ
れたベースバンド信号S43がビット変換回路44に出
力される。そして、ビット変換回路44において、12
0ビットのベースバンド信号S43が20ビットのベー
スバンド信号S44に変換され、マルチプレクサ313
に出力される。上述した処理とは独立して鍵/初期値生
成回路311において以下に処理が行われる。すなわ
ち、図6に示す鍵/初期値生成回路311の鍵生成用乱
数発生器330が、元鍵データSEED1を入力して、
乱数を発生して暗号鍵データを順次生成し、生成順に、
暗号鍵データと、それを識別する16ビットの鍵番号デ
ータとを対応付けて示す鍵番号/鍵リストデータ350
を生成して保持する。また、初期値生成用乱数発生器3
31が、元鍵データSEED2を入力して、乱数を発生
して初期値データを順次生成し、生成順に、初期値鍵デ
ータと、それを識別する16ビットの初期値番号データ
とを対応付けて示す初期値番号/初期値リストデータ3
51を生成して保持する。そして、鍵/初期値生成回路
311が、鍵番号/鍵リストデータ350および初期値
番号/初期値リストデータ351内で所定のパターンで
特定した初期値データS63aおよび暗号鍵データS6
3bを暗号化回路42に出力する。また、鍵/初期値生
成回路311が、暗号化回路42に出力した初期値デー
タS63aおよび暗号鍵データS63bに対応する初期
値番号データS311aおよび鍵番号データS311b
を補助信号生成回路312に出力する。
【0054】そして、補助信号生成回路312が、初期
値番号データS311aおよび鍵番号データS311b
を含む補助データパケットの補助パケット信号S312
を生成し、これをマルチプレクサ313に出力する。そ
して、マルチプレクサ313が、ベースバンド信号S4
4の水平ブランキング期間または垂直ブランキング期間
に、補助パケット信号S312を多重化してベースバン
ド信号S313を生成し、これをP/S変換回路45に
出力する。そして、P/S変換回路45が、パラレル形
式のベースバンド信号S313をシリアル形式のHD−
SDI信号S3に変換し、これをプロジェクタ装置4に
送信する。このとき、P/S変換回路45は、S/P変
換回路51の同期処理で用いられる上記同期パターンを
HD−SDI信号S3内に挿入する。
【0055】〔受信部31〕図2に示すように、受信部
31は、例えば、S/P変換回路51、ビット変換回路
52、復号回路53、検出処理回路54、ビット変換回
路55、デマルチプレクサ321、鍵/初期値番号抽出
回路322および鍵/初期値生成・特定回路323を有
し、HD−SDI信号S3を受信する。ここで、受信部
31が第2の発明の信号処理装置に対応し、復号回路5
3が本発明の復号回路に対応し、検出処理回路54が本
発明の信号処理回路に対応し、デマルチプレクサ321
が本発明の分離回路に対応し、鍵/初期値生成・特定回
路323が本発明の暗号鍵特定回路に対応している。
【0056】S/P変換回路51は、受信したHD−S
DI信号S3を、当該HD−SD信号S3内の同期パタ
ーンを基に同期処理を行って、パラレル形式のベースバ
ンド信号S51に変換し、ベースバンド信号S51をデ
マルチプレクサ321に出力する。デマルチプレクサ3
21は、S/P変換回路51から入力したベースバンド
信号S51を、ベースバンド信号S44と補助バケット
信号S312とに分離し、ベースバンド信号S44をビ
ット変換回路52に出力し、補助パケット信号S312
を鍵/初期値番号抽出回路322に出力する。ビット変
換回路52は、20ビットのベースバンド信号S44を
120ビットのベースバンド信号S52に変換し、ベー
スバンド信号S52を復号回路53および検出処理回路
54に出力する。
【0057】復号回路53は、例えば、共通鍵ブロック
暗号AESを用い、ISO08372で規定されたOF
Bモードで、ベースバンド信号S52を復号してベース
バンド信号S53を生成し、ベースバンド信号S53を
検出処理回路54に出力する。復号回路53は、前述し
た暗号化回路42と同じ構成を有している。
【0058】図8は、図2に示す復号回路53の構成図
である。図8に示すように、復号回路53は、例えば、
M系列発生回路71、加算回路72、乱数発生回路74
および加算回路76を有する。M系列発生回路71は、
M系列信号S71を生成して加算回路72に出力する。
加算回路72は、図2に示すビット変換回路52から入
力したベースバンド信号S52と、攪拌用のM系列信号
S71との排他的論理和(EXOR)演算を行ってベー
スバンド信号S72を生成して加算回路76に出力す
る。
【0059】乱数発生回路74は、図8に示すように、
レジスタ77およびブロック復号回路78を有する。ブ
ロック復号回路78は、レジスタ77に記憶されたデー
タS77と、鍵/初期値番号特定回路323から入力し
た暗号鍵データS63bとを基にブロック復号処理を行
い、その結果であるデータS78の上位所定ビットが抽
出されて加算回路66に出力される。レジスタ77に
は、後述するように鍵/初期値生成・特定回路323が
出力した初期値データS73aが初期値として格納さ
れ、その後、データS78が逐次、格納される。
【0060】加算回路76は、データS78の上位所定
ビットと、ベースバンド信号S72との排他的論理和演
算を行ってベースバンド信号S72を生成して図2に示
す検出処理回路54に出力する。
【0061】検出処理回路54は、ベースバンド信号S
52内に,同期パターン「3FF3FF 000 00
0 000 000」の一部である部分同期パターン
(10ビットの論理値「0」)が含まれているか否かを
上記検出単位、例えば10ビットを単位として検出す
る。そして、検出処理回路54は、ベースバンド信号S
53内の前記検出した部分に対応する部分に続く所定長
の部分を、ベースバンド信号S52内の対応する部分と
したベースバンド信号S54を生成する。
【0062】図9は検出処理回路54における処理の一
例を説明するための図、図10は、当該処理を説明する
ためのフローチャートである。図9に示すように、検出
処理回路54は、120ビットのベースバンド信号S5
2,S53を、10ビットのモジュールを単位として処
理を行い、120ビットのベースバンド信号S54を生
成する。図9において、nを0≦n≦11を満たす整数
とした場合に、Y〔n〕,D〔n〕,X〔n〕は、それ
ぞれベースバンド信号S52,S53,S54を構成す
る10ビットのモジュールである。なお、検出処理回路
54は、フラグデータflagを保持し、その初期値と
して論理値「0」を設定している。検出処理回路54
は、0≦n≦11を満たす整数nを初期値「0」から順
に「11」になるまでインクリメントし、各モジュール
について図10に示す処理を順に行う。
【0063】以下、図10に示す各ステップについて説
明する。 ステップST11:検出処理回路54が、フラグデータ
flagが論理値「1」を示すか否かを判断し、論理値
「1」を示す場合にステップST12の処理に進み、論
理値「0」を示す場合にステップST14の処理に進
む。
【0064】ステップST12:検出処理回路54が、
ベースバンド信号S54のモジュールX〔n〕として、
入力したベースバンド信号S52のモジュールY〔n〕
を選択して出力する。 ステップST13:検出処理回路54が、フラグデータ
flagに論理値「0」を設定する。
【0065】ステップST14:検出処理回路54が、
ベースバンド信号S54のモジュールX〔n〕として、
入力したベースバンド信号S53の復号化されたモジュ
ールD〔n〕を選択して出力する。 ステップST15:検出処理回路54が、モジュールY
〔n〕が「0」であるか否かを判断し、「0」であると
判断した場合にステップST16の処理に進み、「0」
でないと判断した場合に処理を終了する。すなわち、検
出処理回路43は、モジュールY〔n〕が、部分同期パ
ターンである10ビットの論理値「0」と一致するか否
かを判断する。検出処理回路54が、フラグデータfl
agに論理値「1」を設定する。
【0066】上述したように、検出処理回路54は、ベ
ースバンド信号S52について、10ビット単位で部分
同期パターンを検出し、部分同期パターンが検出された
場合に、フラグデータflagを論理値「1」にする。
また、検出処理回路54は、フラグデータflagが論
理値「1」を示す場合に、ベースバンド信号S54のモ
ジュールX〔n〕として、復号化されていないベースバ
ンド信号S52のモジュールY〔n〕を出力する。これ
により、ベースバンド信号S54として、図4に示す元
のベースバンド信号S41が得られる。
【0067】ビット変換回路55は、検出処理回路54
から入力した120ビットのベースバンド信号S54を
20ビットのベースバンド信号S31に変換して出力す
る。
【0068】鍵/初期値番号抽出回路322は、補助パ
ケット信号S312の図7に示す補助データパケットの
UDWに格納された初期値番号データS311aおよび
暗号鍵番号データS311bを抽出し、これらを鍵/初
期値生成・特定回路323に出力する。
【0069】図6に示すように、鍵/初期値生成・特定
回路323は、鍵生成用乱数発生器340および初期値
生成用乱数発生器341を有する。鍵生成用乱数発生器
340および初期値生成用乱数発生器341は、単数の
乱数発生器で実現してもよい。鍵生成用乱数発生器34
0は、前述した元鍵データSEED1を入力して、乱数
を発生して暗号鍵データを順次生成し、生成順に、暗号
鍵データと、それを識別する16ビットの鍵番号データ
とを対応付けて示す鍵番号/鍵リストデータ360を生
成して保持する。初期値生成用乱数発生器341は、前
述した元鍵データSEED2を入力して、乱数を発生し
て初期値データを順次生成し、生成順に、初期値鍵デー
タと、それを識別する16ビットの初期値番号データと
を対応付けて示す初期値番号/初期値リストデータ36
1を生成して保持する。本実施形態では、元鍵データS
EED1,SEED2は、前述したように、送信部25
でも共用される。鍵/初期値生成・特定回路323は、
鍵番号/鍵リストデータ360内の暗号鍵データのう
ち、鍵/初期値番号抽出回路322から入力した暗号鍵
番号データS311bに対応する暗号鍵データS63b
を特定し、これを復号部53に出力する。また、鍵/初
期値生成・特定回路323は、初期値番号/初期値リス
トデータ361内の暗号鍵データのうち、鍵/初期値番
号抽出回路322から入力した初期値番号データS31
1aに対応する初期値データS63aを特定し、これを
復号部53に出力する。
【0070】以下、図2に示す受信部31の動作例を説
明する。そして、S/P変換回路51が、送信部25か
ら受信したHD−SDI信号S3を、当該HD−SD信
号S3内の同期パターンを基に同期処理を行って、パラ
レル形式のベースバンド信号S51に変換し、ベースバ
ンド信号S51をS/P変換回路51に出力する。デマ
ルチプレクサ321が、ベースバンド信号S51をベー
スバンド信号S44と補助パケット信号S312とに分
離し、ベースバンド信号S44をビット変換回路52に
出力し、補助パケット信号S312を鍵/初期値番号抽
出回路322に出力する。そして、ビット変換回路52
が、20ビットのベースバンド信号S44を120ビッ
トのベースバンド信号S52に変換し、ベースバンド信
号S52を復号回路53および検出処理回路54に出力
する。
【0071】そして、復号回路53が、鍵/初期値生成
・特定回路323から入力した初期値データS63aお
よび暗号鍵データS63bを用いて、ベースバンド信号
S52を復号してベースバンド信号S53を生成し、ベ
ースバンド信号S53を検出処理回路54に出力する。
そして、検出処理回路54が、図9および図10を用い
て説明した処理を行って、ベースバンド信号S54を生
成し、これをビット変換回路55に出力する。そして、
ビット変換回路55が、120ビットのベースバンド信
号S54を20ビットのベースバンド信号S31に変換
して図1に示すプロジェクタ処理部32に出力する。
【0072】また、上述した処理とは別に、鍵/初期値
番号抽出回路322が、補助パケット信号S312の図
7に示す補助データパケットのUDWに格納された初期
値番号データS311aおよび暗号鍵番号データS31
1bを抽出し、これらを鍵/初期値生成・特定回路32
3に出力する。
【0073】図6に示す鍵/初期値生成・特定回路32
3の鍵生成用乱数発生器340が、前述した元鍵データ
SEED1を入力して、乱数を発生して暗号鍵データを
順次生成し、生成順に、暗号鍵データと、それを識別す
る16ビットの鍵番号データとを対応付けて示す鍵番号
/鍵リストデータ360を生成して保持する。また、初
期値生成用乱数発生器341が、前述した元鍵データS
EED2を入力して、乱数を発生して初期値データを順
次生成し、生成順に、初期値鍵データと、それを識別す
る16ビットの初期値番号データとを対応付けて示す初
期値番号/初期値リストデータ361を生成して保持す
る。そして、鍵/初期値生成・特定回路323が、鍵番
号/鍵リストデータ360内の暗号鍵データのうち、鍵
/初期値番号抽出回路322から入力した暗号鍵番号デ
ータS311bに対応する暗号鍵データS63bを特定
し、これを復号部53に出力する。また、鍵/初期値生
成・特定回路323が、初期値番号/初期値リストデー
タ361内の暗号鍵データのうち、鍵/初期値番号抽出
回路322から入力した初期値番号データS311aに
対応する初期値データS63aを特定し、これを復号部
53に出力する。
【0074】以下、図1に示す通信システム1の全体動
作例を説明する。例えば、映像生成装置などの外部装置
からイメージ(映像)やオーディオ(音声)などのコン
テンツ信号や補助信号などのベースバンド信号S5が送
信装置2に入力される。そして、送信装置2のエンコー
ダ11において、ベースバンド信号S5がエンコーダ1
1でエンコードされてベースバンド信号S12が生成さ
れ、ベースバンド信号S12が送信部13に出力され
る。
【0075】そして、送信部13が、ベースバンド信号
S12を変調して生成したベースバンド信号S2を、有
線あるいは無線方式で受信装置3に送信する。ベースバ
ンド信号S2は、受信装置3の受信部21で受信され、
受信部21で復調されたベースバンド信号S21が記憶
部22を介して復号部23に出力される。そして、復号
部23において、ベースバンド信号S21が復号されて
ベースバンド信号S23が生成され、ベースバンド信号
S23がデコーダ24に出力される。
【0076】そして、デコーダ24において、ベースバ
ンド信号S23がデコードされてベースバンド信号S2
4が生成され、送信部25に出力される。そして、送信
部25において前述した動作が行われて、暗号化された
HD−SDI信号S3がシリアル伝送路を介してプロジ
ェクタ装置4に送信される。そして、プロジェクタ装置
4の受信部31において、前述した動作が行われ、HD
−SDI信号S3が復号されて映像信号S31が生成さ
れ、これがプロジェクタ処理部32に出力される。そし
て、プロジェクタ処理部32によって映像信号S31に
応じた映像が出力部33から出力される。
【0077】以上説明したように、通信システム1によ
れば、受信装置3からプロジェクタ装置4に送信される
ベースバンド信号自体が暗号化されているため、送受信
されているコンテンツデータが不正に取得されることを
回避できる。また、通信システム1によれば、送信部2
5の暗号化で用いた初期値データS63aを識別する初
期値番号データS311aと暗号鍵データS63bを識
別する暗号鍵番号データS311bとをHD−SDI信
号S3内に多重化させて送信部25から受信部31に送
信するため、送信部25において使用する初期値データ
S63aおよび暗号鍵データS63bを自由に切り換え
ることができ、暗号解読を困難にできる。また、通信シ
ステム1によれば、初期値番号データS311aおよび
暗号鍵番号データS311bをHD−SDI信号S3内
に多重化しているため、これらのデータを伝送するため
の他の通信機能を必要とせず、システム構成を簡単化で
きる。
【0078】また、通信システム1によれば、ベースバ
ンド信号S41のライン、フィールド、フレーム単位
で、暗号化回路42の暗号化に用いる初期値データS6
3aおよび暗号鍵データS63bの更新周期を変更で
き、暗号解読をさらに困難にできる。
【0079】また、通信システム1によれば、受信装置
3の送信部25で既存の暗号アルゴリズムを基にベース
バンド信号を暗号化して送信しても、受信装置3の復号
部23のS/P変換回路51で同期処理に用いられる同
期パターンがベースバンド信号S3内の不当な位置に生
じてしまうことを回避できる。そのため、プロジェクタ
装置4のS/P変換回路51における同期検出を正確に
行うことができる。また、通信システム1では、上述し
たように、既に強度が保証されている既存の暗号アルゴ
リズムを使用することができ、新規にアルゴリズムを開
発する必要がない。また、使用している暗号アルゴリズ
ムに脆弱性がみつかった場合や、パイレーツ対策とし
て、禁止コードの発生を抑制する新規の暗号アルゴリズ
ムを用いた場合でも、他の既存の暗号アルゴリズムに変
更するだけで、新たな暗号アルゴリズムの開発が不要で
ある。
【0080】また、通信システム1によれば、プロジェ
クタ装置4がHD−SDI信号の通信に対応している場
合に、受信部31を基板上に搭載し、当該基板をプロジ
ェクタ装置4に装着するだけで、復号機能をプロジェク
タ装置4に追加できる。これは、プロジェクタ装置4
が、他の出力装置などであっても同様である。
【0081】また、通信システム1によれば、P/S変
換回路45としてソニー株式会社製のCXG8001 を使用す
ることが可能である。また、S/P変換回路51とし
て、ソニー株式会社製のCXG8002 を使用することが可能
である。さらに、ソニー株式会社製のMultiplex/De-Mul
tiplexデバイスCXD9000 をマルチプレクサ313、デマ
ルチプレクサ321として使用することが可能である。
また、上記デバイスを暗号化回路42および検出処理回
路43の前段、並びに復号回路53および検出処理回路
54の後段にも使用することができる。
【0082】また、通信システム1によれば、簡単な構
成でプロジェクタ装置4に復号機能を持たせることがで
きる。また、通信システム1によれば、プロジェクタ機
能と映像配信機器機能とを分離したため、例えば、映画
館などで、スクリーン裏に配置されたプロジェクタ内に
コンテンツデータを保存しておく必要がなく、スクリー
ンとは離れた場所に一元的にコンテンツデータを管理す
ることが可能となる。すなわち、コンテンツデータを物
理的にセキュアな部屋などに保存することが可能とな
り、より安全性を増すことができる。なお、従来のシス
テムでは、プロジェクタの設置される場所に、暗号化し
た状態でコンテンツデータを保存している。すなわち、
各スクリーン裏に配置されたプロジェクタ装置内にコン
テンツデータが存在し、1つの映画館に複数のスクリー
ンがある場合、コンテンツデータ保存個所が多数存在す
ることになる。
【0083】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。例えば、上述した実施形態では、受信装置からプロ
ジェクタ装置に送信されるHD−SDI信号の暗号およ
び復号方式として、OFBモードを用いた場合を例示し
たが、本発明では、暗号化方式は、特に限定されず、C
FB(Cipher FeedBack) モードを用いてもよい。
【0084】また、上述した実施形態では、送信部25
および受信部31の暗号化方式として、共通鍵ブロック
暗号のAESを挙げていたが、AES以外にもDES(D
ataEncryption Standard)やトリプルDESなどの共通
鍵暗号も同じように使用してもよい。なお、この場合に
は、60ビットのベースバンド信号を用いて暗号化処理
および復号処理を行う。
【0085】また、上述した実施形態では、受信装置お
よびプロジェクタ装置に本発明を適用した場合を例示し
たが、送信側と受信側とで共通あるいは対応した暗号鍵
を用いて処理を行う通信装置であれば、その他の通信装
置(信号処理装置)にも本発明を適用可能である。な
お、本発明のベースバンド信号は、映像信号の他に、音
声信号や制御信号などの信号でもよい。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
伝送されるデジタル信号に強度な暗号化を施すことが可
能な信号処理装置、その方法およびそのシステムを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態の通信システム
の全体構成図である。
【図2】図2は、図1に示す受信装置の送信部(HD−
SDI)およびプロジェクタ装置の受信部(HD−SD
I)の構成図である。
【図3】図3は、図2に示す暗号化回路の構成図であ
る。
【図4】図4は、図2に示す送信部の検出処理回路にお
ける処理の一例を説明するための図である。
【図5】図5は、図4に示す処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】図6は、図2に示す鍵/初期値生成回路および
鍵/初期値生成・特定回路を説明するための図である。
【図7】図7は、SMPTE291Mのタイプ2の補助
データパケットのフォーマットを説明するための図であ
る。
【図8】図8は、図2に示す復号回路の構成図である。
【図9】図9は、図2に示す受信部の検出処理回路にお
ける処理の一例を説明するための図である。
【図10】図10は、図9に示す処理を説明するための
フローチャートである。
【図11】図11は、従来技術に係わる通信システムの
全体構成図である。
【図12】図12は、HD−SDI信号内の同期信号を
説明するための図である。
【図13】図13は、HD−SDI信号の禁止コードを
説明するための図である。
【符号の説明】
1…通信システム、2…送信装置、3…受信装置、4…
プロジェクタ装置、11…エンコーダ、12…暗号化
部、13…送信部、21…受信部、22…記憶部、23
…復号部、24…デコーダ、25…送信部、31…受信
部、32…プロジェクタ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C063 AA01 AB03 AB05 AC01 AC05 AC10 CA23 CA36 DA07 DA13 DB02 DB03 5C064 BA07 BB02 BC06 BC17 BC22 BC23 BD02 BD08 BD09 CA14 CB02 CC01 CC04 5J104 AA12 AA16 DA00 PA07

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】暗号鍵データを用いて第1のデジタル信号
    を暗号化して第2のデジタル信号を生成する暗号化回路
    と、 前記暗号鍵データを識別する暗号鍵識別信号を出力する
    識別信号出力回路と、 前記第2のデジタル信号と前記出力された暗号鍵識別信
    号とを関連付けて送信用の第3のデジタル信号を生成す
    る信号生成回路とを有する信号処理装置。
  2. 【請求項2】前記暗号化回路は、複数の前記暗号鍵デー
    タを切り換えて使用して前記暗号化を行う請求項1に記
    載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】前記第1のデジタル信号が、水平走査およ
    び垂直走査によりイメージ表示を行うための信号である
    場合に、 前記暗号化回路は、前記第1のデジタル信号のフレー
    ム、フィールドおよびラインのうち少なくとも一つを単
    位として、前記暗号鍵データを切り換えて前記暗号化を
    行う請求項2に記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】前記信号生成回路は、前記第2のデジタル
    信号に前記暗号鍵識別信号を多重化して前記第3のデジ
    タル信号を生成する請求項1に記載の信号処理装置。
  5. 【請求項5】前記第1のデジタル信号が、水平走査およ
    び垂直走査によりイメージ表示を行うための信号である
    場合に、 前記信号生成回路は、 前記第2のデジタル信号の垂直ブランキング期間または
    水平ブランキング期間に、前記暗号鍵識別信号を多重化
    して前記第3のデジタル信号を生成する請求項4に記載
    の信号処理装置。
  6. 【請求項6】乱数を発生して前記暗号鍵データを生成す
    る暗号鍵生成回路をさらに有する請求項1に記載の信号
    処理装置。
  7. 【請求項7】前記暗号鍵生成回路は、前記第3のデジタ
    ル信号の受信側と共通の元鍵データを用いて前記乱数を
    発生して前記暗号鍵データを生成する請求項6に記載の
    信号処理装置。
  8. 【請求項8】前記暗号化回路は、 フィードバックされた鍵系列データを用いて新たな鍵系
    列データを生成するブロック暗号回路と、 前記ブロック暗号回路で生成された鍵系列データと前記
    第1のデジタル信号とを用いて演算を行って前記第2の
    デジタル信号を生成する演算回路とを有する請求項1に
    記載の信号処理装置。
  9. 【請求項9】前記暗号化回路は、フィードバックされた
    鍵系列データを用いて新たな鍵系列データを生成するブ
    ロック暗号回路と、前記ブロック暗号回路で生成された
    鍵系列データと前記第1のデジタル信号とを用いて演算
    を行って前記第2のデジタル信号を生成する演算回路と
    を有し、 前記識別信号出力回路は、初期値データを識別する初期
    値識別信号をさらに出力し、 前記信号生成回路は、初期値識別信号を前記第2のデジ
    タル信号にさらに関連付けて前記第3のデジタル信号を
    生成し、 前記ブロック暗号回路は、前記初期値データを、前記鍵
    系列データの初期値として用いる請求項1に記載の信号
    処理装置。
  10. 【請求項10】前記ブロック暗号回路は、複数の前記初
    期値データを切り換えて使用して前記鍵系列データを生
    成する請求項9に記載の信号処理装置。
  11. 【請求項11】前記第1のデジタル信号が、水平走査お
    よび垂直走査によりイメージ表示を行うための信号であ
    る場合に、 前記ブロック暗号回路は、前記第1のデジタル信号のフ
    レーム、フィールドおよびラインのうち少なくとも一つ
    を単位として、前記初期値データを切り換えて前記鍵系
    列データを生成する請求項10に記載の信号処理装置。
  12. 【請求項12】前記信号生成回路は、複数ビットを単位
    としたパラレル形式の前記第3のデジタル信号を生成
    し、 前記信号処理装置は、 前記パラレル形式の前記第3のデジタル信号を、受信側
    で用いられる同期パターンを含むシリアル形式の信号に
    変換する変換回路をさらに有する請求項1に記載の信号
    処理装置。
  13. 【請求項13】受信側で用いられる同期パターンの一部
    を構成する部分同期パターンと一致する部分を前記第2
    のデジタル信号内で検出し、前記第2のデジタル信号内
    の当該検出した部分に続く所定長の部分を、前記第1の
    デジタル信号内の対応する部分とした第4のデジタル信
    号を生成する信号処理回路をさらに有し、 前記信号生成回路は、前記第4のデジタル信号と前記暗
    号鍵識別信号とを関連付けて前記第3のデジタル信号を
    生成する請求項1に記載の信号処理装置。
  14. 【請求項14】暗号鍵データを用いて第1のデジタル信
    号を暗号化して第2のデジタル信号が生成され、前記暗
    号鍵データを識別する暗号鍵識別信号と前記第2のデジ
    タル信号とを関連付けて生成された第3のデジタル信号
    が受信された場合に、 前記第3のデジタル信号から前記暗号鍵識別信号と前記
    第2のデジタル信号とを分離する分離回路と、 前記暗号鍵識別信号を基に前記暗号鍵データを特定する
    暗号鍵特定回路と、 前記特定された暗号鍵データを用いて、前記第2のデジ
    タル信号を復号して前記第1のデジタル信号を生成する
    復号回路とを有する信号処理装置。
  15. 【請求項15】前記暗号鍵特定回路は、前記暗号鍵識別
    信号に基づいて、複数の前記暗号鍵データを切り換えて
    前記暗号鍵データの特定を行う請求項14に記載の信号
    処理装置。
  16. 【請求項16】前記第1のデジタル信号が、水平走査お
    よび垂直走査によりイメージ表示を行うための信号であ
    る場合に、 前記暗号鍵特定回路は、前記第1のデジタル信号のフレ
    ーム、フィールドおよびラインのうち少なくとも一つを
    単位として、前記暗号鍵データを切り換えて前記暗号鍵
    データの特定を行う請求項15に記載の信号処理装置。
  17. 【請求項17】前記第1のデジタル信号が、水平走査お
    よび垂直走査によりイメージ表示を行うための信号であ
    る場合に、 前記分離回路は、前記第2のデジタル信号の垂直ブラン
    キング期間または水平ブランキング期間に多重化された
    前記暗号鍵識別信号を分離する請求項14に記載の信号
    処理装置。
  18. 【請求項18】前記暗号鍵特定回路は、前記第3のデジ
    タル信号の送信側で用いられた元鍵データを用いて乱数
    を発生させて前記暗号鍵データを生成し、当該生成した
    暗号鍵データを、前記送信側と共通の暗号鍵識別データ
    と対応付けて管理する請求項14に記載の信号処理装
    置。
  19. 【請求項19】前記復号回路は、フィードバックされた
    鍵系列データを用いて新たな鍵系列データを生成するブ
    ロック復号回路と、 前記ブロック暗号回路で生成された鍵系列データを用い
    て、前記第2のデジタル信号を復号して前記第1のデジ
    タル信号を生成する演算回路とを有する請求項14に記
    載の信号処理装置。
  20. 【請求項20】初期値データを識別する初期値識別信号
    がさらに前記第2のデジタル信号に関連付けられて前記
    第3のデジタル信号が生成されている場合に、 前記分離回路は、前記第3のデジタル信号から前記初期
    値信号をさらに分離し、 前記暗号鍵特定回路は、前記初期値識別信号を基に初期
    値データを特定し、 前記ブロック暗号回路は、前記特定された初期値データ
    を、前記鍵列データの初期値として用いて前記鍵系列デ
    ータを生成する請求項19に記載の信号処理装置。
  21. 【請求項21】前記暗号鍵特定回路は、前記初期値識別
    信号に基づいて、複数の前記初期値データを切り換えて
    特定する請求項20に記載の信号処理装置。
  22. 【請求項22】前記第1のデジタル信号が、水平走査お
    よび垂直走査によりイメージ表示を行うための信号であ
    る場合に、 前記暗号鍵特定回路は、前記第1のデジタル信号のフレ
    ーム、フィールドおよびラインのうち少なくとも一つを
    単位として、前記初期値データを切り換えて前記特定す
    る請求項21に記載の信号処理装置。
  23. 【請求項23】所定の同期パターンを含むシリアル形式
    の前記第3のデジタル信号を受信した場合に、当該第3
    のデジタル信号を当該第3の信号処理装置に含まれる同
    期パターンを基にシリアル形式に変換して前記分離回路
    に供給する変換回路をさらに有する請求項14に記載の
    信号処理装置。
  24. 【請求項24】前記同期パターンの一部を構成する部分
    同期パターンと一致する部分を前記第2のデジタル信号
    内で検出し、前記第1のデジタル信号内の前記検出した
    部分に対応する部分に続く所定長の部分を、前記第2の
    デジタル信号内の対応する部分としたデジタル信号を生
    成する信号処理回路をさらに有する請求項14に記載の
    信号処理装置。
  25. 【請求項25】信号処理装置が行う信号処理方法であっ
    て、 暗号鍵データを用いて第1のデジタル信号を暗号化して
    第2のデジタル信号を生成し、 前記第2のデジタル信号と、前記暗号鍵データを識別す
    る暗号鍵識別信号とを関連付けて送信用の第3のデジタ
    ル信号を生成する信号処理方法。
  26. 【請求項26】複数の前記暗号鍵データを切り換えて使
    用して前記暗号化を行う請求項25に記載の信号処理方
    法。
  27. 【請求項27】フィードバックされた鍵系列データを用
    いて新たな鍵系列データを生成し、 前記生成された鍵系列データと前記第1のデジタル信号
    とを用いて演算を行って前記第2のデジタル信号を生成
    する請求項25に記載の信号処理方法。
  28. 【請求項28】初期値データを識別する初期値識別信号
    を前記第2のデジタル信号にさらに関連付けて前記第3
    のデジタル信号を生成し、 前記初期値データを、前記鍵系列データの初期値として
    用いて前記鍵系列データを生成する請求項27に記載の
    信号処理方法。
  29. 【請求項29】複数の前記初期値データを切り換えて使
    用して前記鍵系列データを生成する請求項28に記載の
    信号処理方法。
  30. 【請求項30】信号処理装置が行う信号処理方法であっ
    て、 暗号鍵データを用いて第1のデジタル信号を暗号化して
    第2のデジタル信号が生成され、前記暗号鍵データを識
    別する暗号鍵識別信号と前記第2のデジタル信号とを関
    連付けて生成された第3のデジタル信号が受信された場
    合に、 前記第3のデジタル信号から前記暗号鍵識別信号と前記
    第2のデジタル信号とを分離し、 前記暗号鍵識別信号を基に前記暗号鍵データを特定し、 前記特定された暗号鍵データを用いて、前記第2のデジ
    タル信号を復号して前記第1のデジタル信号を生成する
    信号処理方法。
  31. 【請求項31】前記暗号鍵識別信号に基づいて、複数の
    前記暗号鍵データを切り換えて前記暗号鍵データの特定
    を行う請求項30に記載の信号処理方法。
  32. 【請求項32】前記第3のデジタル信号の送信側で用い
    られた元鍵データを用いて乱数を発生させて前記暗号鍵
    データを生成し、 当該生成した暗号鍵データを、前記送信側と共通の暗号
    鍵識別データと対応付けて管理する請求項30に記載の
    信号処理方法。
  33. 【請求項33】フィードバックされた鍵系列データを用
    いて新たな鍵系列データを生成し、 前記生成された鍵系列データを用いて、前記第2のデジ
    タル信号を復号して前記第1のデジタル信号を生成する
    請求項30に記載の信号処理方法。
  34. 【請求項34】初期値データを識別する初期値識別信号
    がさらに前記第2のデジタル信号に関連付けられて前記
    第3のデジタル信号が生成されている場合に、 前記第3のデジタル信号から前記初期値信号をさらに分
    離し、 前記初期値識別信号を基に初期値データを特定し、 前記特定された初期値データを、前記鍵列データの初期
    値として用いて前記鍵系列データを生成する請求項33
    に記載の信号処理方法。
  35. 【請求項35】前記初期値識別信号に基づいて、複数の
    前記初期値データを切り換えて特定する請求項34に記
    載の信号処理方法。
  36. 【請求項36】送信装置と受信装置とを有する通信シス
    テムであって、 前記送信装置は、 第1のデジタル信号を暗号鍵データを用いて暗号化して
    第2のデジタル信号を生成する暗号化回路と、 前記暗号鍵データを識別する暗号鍵識別信号を出力する
    識別信号出力回路と、 前記第2のデジタル信号と前記出力された暗号鍵識別信
    号とを関連付けて送信用の第3のデジタル信号を生成す
    る信号生成回路と、 前記第3のデジタル信号を送信する送信回路とを有し、 前記受信装置は、前記第3のデジタル信号を受信する受
    信回路と、 前記受信された第3のデジタル信号から前記暗号鍵識別
    信号と前記第2のデジタル信号とを分離する分離回路
    と、 前記暗号鍵識別信号を基に前記暗号鍵データを特定する
    暗号鍵特定回路と、 前記特定された暗号鍵データを用いて、前記第2のデジ
    タル信号を復号して前記第1のデジタル信号を生成する
    復号回路とを有する通信システム。
  37. 【請求項37】デジタル信号を暗号化して送信する送信
    装置と、 前記暗号化されたデジタル信号を受信して復号し、当該
    復号したデジタル信号を暗号化してシリアル伝送路を介
    して送信する受信装置と、 前記シリアル伝送路を介して受信した暗号化されたデジ
    タル信号を復号して出力する出力装置とを有し、 前記受信装置は、 前記送信装置から受信した第1のデジタル信号を暗号鍵
    データを用いて暗号化して第2のデジタル信号を生成す
    る暗号化回路と、 前記暗号鍵データを識別する暗号鍵識別信号を出力する
    識別信号出力回路と、 前記第2のデジタル信号と前記出力された暗号鍵識別信
    号とを関連付けて送信用の第3のデジタル信号を生成す
    る信号生成回路と、 前記第3のデジタル信号を前記シリアル伝送路を介して
    送信する送信回路とを有し、 前記出力装置は、 前記第3のデジタル信号を受信する受信回路と、 前記受信された第3のデジタル信号から前記暗号鍵識別
    信号と前記第2のデジタル信号とを分離する分離回路
    と、 前記暗号鍵識別信号を基に前記暗号鍵データを特定する
    暗号鍵特定回路と、 前記特定された暗号鍵データを用いて、前記第2のデジ
    タル信号を復号して前記第1のデジタル信号を生成する
    復号回路と、 前記復号された前記第1のデジタル信号に応じた出力を
    行う出力手段とを有する通信システム。
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