JPH1070710A - 多重化装置及び多重化方法 - Google Patents

多重化装置及び多重化方法

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JPH1070710A
JPH1070710A JP24568296A JP24568296A JPH1070710A JP H1070710 A JPH1070710 A JP H1070710A JP 24568296 A JP24568296 A JP 24568296A JP 24568296 A JP24568296 A JP 24568296A JP H1070710 A JPH1070710 A JP H1070710A
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JP
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data
multiplexing
circuit
packet
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JP24568296A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Seto
浩昭 瀬戸
Masakazu Ohashi
正和 大橋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、多重化装置及び多重化方法につい
て、送信装置の回路規模を軽減し得るようにする。 【解決手段】本発明は、多重化部において、多重化され
たパケツトデータに格納されている識別子を第1の識別
手段によつて識別し、次いで識別された識別子を比較手
段によつて予め用意した複数種類の比較用識別子と比較
し、続いて処理手段によつて識別子と比較用識別子との
比較結果に基づいて対応するパケツトデータに対して所
定の処理を実行するようにしたことにより、従来の多重
化装置のような複数の入力部においてそれぞれパケツト
データに対して所定の処理を実行せずに、多重化部にお
いてパケツトデータに対する所定の処理を一括して実行
することにより多重化装置の回路を簡易に構成すること
ができ、かくして送信装置の回路規模を軽減し得る多重
化装置及び多重化方法を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図3) 発明が解決しようとする課題(図4〜図6) 課題を解決するための手段(図1及び図2) 発明の実施の形態(図1及び図2) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は多重化装置及び多重
化方法に関し、例えばデイジタル放送システムに適用し
て好適なものである。
【0003】
【従来の技術】近年、映像データ及び音声データの圧縮
符号化方式としてMPEG2(MovingPicture Experts
Group Phase 2)と呼ばれる方式がある。このMPEG
2方式は、ITU−T(International Telecommunicat
ion Union-Telecommunication Standardization Secto
r:国際電気通信連合電気通信標準化部門)等の機関に
よつて標準化(例えば勧告、H.222.0 等)され、映像デ
ータ及び音声データを圧縮符号化し、これを多重化処理
して蓄積及び伝送する目的で規格化されている。
【0004】実際にこのMPEG2方式では、圧縮符号
化した映像データ及び音声データを多重化処理するデー
タ形式としてプログラムストリーム(PS:Program Strea
m )と呼ばれるデータ形式(以下、これをPSデータ形
式と呼ぶ)と、トランスポートストリーム(TS:Transpo
rt Stream )と呼ばれるデータ形式(以下、これをTS
データ形式と呼ぶ)とが規定されている。因みに、PS
データ形式は、多重化処理された映像データ及び音声デ
ータを所定のデイジタル蓄積媒体に蓄積する場合に適用
され、TSデータ形式は、多重化された映像データ及び
音声データを伝送する場合に適用される。
【0005】ここで例えばTSデータ形式では、圧縮符
号化された映像データ及び音声データがそれぞれ所定ブ
ロツク毎にパケツト(以下、これをTS(Transport St
ream)パケツトと呼ぶ)化され、この結果得られる各T
Sパケツトを時分割多重することによりTSパケツト列
(いわゆるトランスポートストリーム)を形成するよう
に規定されている。なお図3に示すように、TSパケツ
ト1は、ヘツダ部及びデータ部から構成されており、ヘ
ツダ部には同期バイトやパケツト識別子(以下、これを
PID(Packet identification )と呼ぶ)及びその他
の各種パケツト制御データが格納され、データ部には圧
縮符号化された映像データ又は音声データが格納されて
いる。因みに、同期バイトはTSパケツト1の開始を示
すデータであり、PIDはTSパケツト1に格納されて
いる情報の内容を示すデータである。
【0006】ところで、近年、上述したようなMPEG
2方式を用いて映像データ及び音声データを圧縮符号化
して多重化処理し、これを地上波、衛星波又はケーブル
等を利用して放送するデイジタル放送システムが考えら
れている。このようなデイジタル放送システムでは、圧
縮符号化した映像データ及び音声データをそれぞれ上述
したようにTSパケツト化して多重化処理することによ
り、1つの回線で複数のテレビジヨン番組を放送し得る
と考えられる。
【0007】すなわちこのデイジタル放送システムを実
際にDVB(Digital Video Broadcasting)等のデイジ
タルテレビジヨン放送に適用し、例えば伝送媒体として
放送衛星を使用すると、通常、放送衛星には約20〜30程
度のトランスポンダが搭載されており、1つのトランス
ポンダ当たり約30数〔Mbps〕程度の帯域を有する。従つ
て1つのトランスポンダが36〔Mbps〕程度の帯域を有す
ると仮定すると共に、1つのチヤンネルのテレビジヨン
番組当たり4〔Mbps〕程度の帯域を使用すると仮定する
と、1つのトランスポンダ当たり次式(1)
【数1】 によつて表すように9つのチヤンネルのテレビジヨン番
組を同時に放送し得ると考えられる。なおこれを多チヤ
ンネル化(又は多重化)と呼ぶ。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで図4は、この
ようなデイジタル放送システムの送信装置5の一構成例
を示すものであり、この送信装置5では、各チヤンネル
にそれぞれ対応する各データ出力部6A〜6Nからそれ
ぞれテレビジヨン番組に応じた映像データD1A〜D1
N及び音声データD2A〜D2N並びに番組情報データ
D3A〜D3Nを対応する符号化装置7A〜7Nに供給
し、各符号化装置7A〜7Nにおいてそれぞれ対応する
映像データD1A〜D1N及び音声データD2A〜D2
N並びに番組情報データD3A〜D3NをMPEG2方
式で圧縮符号化して多重化処理すると共に、このように
して得られた多重化処理されたデータを順次所定ブロツ
ク毎にTSパケツト化することによりトランスポートス
トリームD4A〜D4Nを形成して多重化装置8に供給
するようになされている。
【0009】これにより送信装置5では、多重化装置8
において各トランスポートストリームD4A〜D4Nを
多重化処理することにより1つのトランスポートストリ
ームD5に変換して変調器9に供給すると共に、当該変
調器9においてトランスポートストリームD5を所定方
式で変調し、このようにして得られた送信信号S1をア
ンテナ10を介して放送衛星(図示せず)に向けて送信
し得るようになされている。かくしてこの送信装置5で
は、複数(N個)のテレビジヨン番組を放送衛星を介し
て同時に放送し得るようになされている。
【0010】ところで図5に示すように、多重化装置8
は、各符号化装置7A〜7Nに対応する複数の入力部1
1A〜11Nを有し、各入力部11A〜11Nはそれぞ
れ所定の処理回路(図示せず)と、メモリ(図示せず)
とから構成されている。この場合多重化装置8では、各
トランスポートストリームD4A〜D4Nがそれぞれ対
応する入力部11A〜11Nのメモリに供給され、当該
メモリにおいてそれぞれ対応するトランスポートストリ
ームD4A〜D4NをTSパケツト単位で順次書き込む
と共に、多重化部12によつて各メモリをそれぞれ制御
することにより所定の順番で順次メモリからTSパケツ
トを読み出す。このようにして読み出された各TSパケ
ツトは、それぞれ対応する処理回路を介して所定の処理
がなされた後、TSパケツトデータD6A〜D6Nとし
て順次多重化部12に読み込まれることにより多重化処
理される。
【0011】ここで実際上図6に示すように、各符号化
装置7A〜7Nは、それぞれ各トランスポートストリー
ムD4A〜D4Nを多重化装置8に供給する場合、各ト
ランスポートストリームD4A〜D4Nにそれぞれ含ま
れるTSパケツトTS1〜TS9をそれぞれ異なるタイ
ミングで多重化装置8に供給する。従つて多重化装置8
は、通常、各入力部11A〜11Nのメモリに順次到着
したTSパケツトTS1〜TS9をその到着した順番で
順次多重化部12に読み込むようにして多重化処理する
ことによりトランスポートストリームD5を形成する。
【0012】ところでこのようなデイジタル放送システ
ムでは、テレビジヨン番組の放送方式として、例えばテ
レビジヨン番組を暗号化処理して(スクランブルをかけ
て)放送すると共に、このテレビジヨン番組の視聴が許
可(契約)された特定の視聴者に暗号化処理したテレビ
ジヨン番組を復号化処理する鍵(例えば、復号化機能を
有する受信器)を予め与えることにより、当該特定の視
聴者のみがテレビジヨン番組を視聴し得るようにする方
式が考えられる。すなわちこのようなデイジタル放送シ
ステムでは、送信装置5の各符号化装置7A〜7N又は
多重化装置8の各入力部11A〜11Nにおいてそれぞ
れTSパケツト単位で当該TSパケツトに格納されてい
る圧縮符号化された映像データ及び音声データ並びに番
組情報データを暗号化処理し、この後これらを多重化処
理して送信することにより暗号化処理されたテレビジヨ
ン番組を放送し得ると考えられる。
【0013】ところがこのような場合には、各符号化装
置7A〜7N又は多重化装置8の各入力部11A〜11
N毎にそれぞれTSパケツト単位で当該TSパケツトに
格納されている圧縮符号化された映像データ及び音声デ
ータ並びに番組情報データを暗号化処理する所定の暗号
化処理回路を設ける必要があり、各符号化装置7A〜7
N又は多重化装置8の各入力部11A〜11Nの回路構
成が煩雑になり、この結果として送信装置5の回路構成
が煩雑になる問題が生じる。これに加えてこの送信装置
5では、各符号化装置7A〜7N毎又は多重化装置8の
各入力部11A〜11N毎に順次暗号化処理を実行する
ことになり、当該暗号化処理に対する管理が煩雑になる
問題が生じる。
【0014】またこのようなデイジタル放送システムに
おいては、通常、送信装置5において各テレビジヨン番
組にそれぞれ応じたPIDを当該テレビジヨン番組に対
応するTSパケツトに格納し、このTSパケツトを多重
化処理して送信すると共に、受信側において各種PID
に基づいて各テレビジヨン番組毎にそれぞれ対応するT
Sパケツトを選別して復号化処理することにより各テレ
ビジヨン番組を正しく再生し得るようになされている。
【0015】ところがこのようなデイジタル放送システ
ムでは、多重化装置8に当該デイジタル放送システムの
外部からもトランスポートストリームが供給されること
が考えられており、このような場合には、各符号化装置
7A〜7Nからそれぞれ多重化装置8に供給されるトラ
ンスポートストリームD4A〜D4Nに含まれるTSパ
ケツトと、外部から多重化装置8に供給されるトランス
ポートストリームに含まれるTSパケツトとのそれぞれ
PIDが重複し、受信側において各テレビジヨン番組毎
にそれぞれ対応するTSパケツトを正しく選別し難くな
ることが考えられる。
【0016】従つてこのような問題を解決する方法とし
て、多重化装置8の各入力部11A〜11Nにそれぞれ
PID変換テーブル及びこれを制御する周辺回路を設
け、これによりTSパケツトに格納されているPIDを
必要に応じて任意のPIDに変換する方法が考えられ
る。
【0017】しかしながらMPEG2方式のTSパケツ
トに格納されるPIDは、13ビツトのデータ量を有する
ことにより、各PID変換テーブルは、13ビツトのデー
タ量を入出力し得るように次式(2)
【数2】 によつて表されるような比較的大きな回路規模となり、
多重化装置8の各入力部11A〜11Nのそれぞれ回路
規模が大きくなり、この結果として送信装置5の回路構
成が煩雑になる問題が生じる。
【0018】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、送信装置の回路規模を軽減し得る多重化装置及び多
重化方法を提案しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、多重化装置において、多重化され
たパケツトデータに格納されている識別子を識別する第
1の識別手段と、当該第1の識別手段により識別された
識別子を、予め用意した複数種類の比較用識別子と比較
する比較手段と、当該比較手段による比較結果に基づい
て対応するパケツトデータに対して所定の処理を実行す
る処理手段とを多重化部に設けるようにする。
【0020】また本発明においては、多重化方法におい
て、多重化されたパケツトデータに格納されている識別
子を識別する第1のステツプと、当該識別された識別子
を、予め用意した複数種類の比較用識別子と比較する第
2のステツプと、識別子と比較用識別子との比較結果に
基づいて対応するパケツトデータに対して所定の処理を
実行する第3のステツプとを設けるようにする。
【0021】従つて本発明では、多重化装置において、
多重化されたパケツトデータに格納されている識別子を
識別する第1の識別手段と、当該第1の識別手段により
識別された識別子を、予め用意した複数種類の比較用識
別子と比較する比較手段と、当該比較手段による比較結
果に基づいて対応するパケツトデータに対して所定の処
理を実行する処理手段とを多重化部に設けるようにした
ことにより、従来の多重化装置のように複数の入力部に
おいてそれぞれパケツトデータに対して所定の処理を実
行する場合に比べて多重化装置全体の回路規模を軽減す
ることができ、多重化装置の回路を簡易に構成すること
ができる。
【0022】また本発明では、多重化装置の多重化部に
おいて、多重化されたパケツトデータに格納されている
識別子を識別し、次いで識別された識別子を予め用意し
た複数種類の比較用識別子と比較し、続いて識別子と比
較用識別子との比較結果に基づいて対応するパケツトデ
ータに対して所定の処理を実行するようにしたことによ
り、従来の多重化装置のような複数の入力部においてそ
れぞれパケツトデータに対して所定の処理を実行せず
に、多重化部においてパケツトデータに対する所定の処
理を一括して実行することができ、多重化装置の回路を
簡易に構成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0024】図4の対応部分に同一符号を付して示す図
1において、20は全体としてデイジタル放送システム
の送信装置を示し、多重化装置21の構成を除いて図4
に示すデイジタル放送システムの送信装置5と同様に構
成されている。
【0025】この場合図2に示すように、多重化装置2
1は、各符号化装置7A〜7Nからそれぞれ対応する入
力部22A〜22NにトランスポートストリームD4A
〜D4Nが供給される。各入力部22A〜22Nは、そ
れぞれメモリ23A〜23Nからなり、供給されたトラ
ンスポートストリームD4A〜D4NをそれぞれTSパ
ケツト単位で対応するメモリ23A〜23N内に順次格
納すると共に、各メモリ23A〜23NのTSパケツト
の格納状況を格納信号S10として多重化部24の読出
し制御回路25に供給する。
【0026】読出し制御回路25は、格納信号S10に
基づいて各メモリ23A〜23NのそれぞれTSパケツ
トの格納状況を判別すると共に、当該判別結果に基づい
て各メモリ23A〜23Nにそれぞれ読出し制御信号S
11を供給することにより各メモリ23A〜23Nから
それぞれ所定の順番でTSパケツトをTSパケツトデー
タD10A〜D10Nとして順次読み出す。このように
して各メモリ23A〜23Nからそれぞれ読み出された
TSパケツトデータD10A〜D10Nは、順次PID
識別回路30及びTSパケツト処理回路31に供給され
る。
【0027】これに加えて読出し制御回路25は、各メ
モリ23A〜23NからそれぞれTSパケツトデータD
10A〜D10Nを読み出したタイミングで、当該TS
パケツトデータD10A〜D10NのPIDの格納位置
を示す(TSパケツトデータD10A〜D10Nの先頭
からPIDの先頭までのデータビツト数を示す)タイミ
ング信号S12をPID識別回路30及びTSパケツト
処理回路31に供給する共に、当該TSパケツトデータ
D10A〜D10Nのデータ部の先頭位置を示す(TS
パケツトデータD10A〜D10Nの先頭から、圧縮符
号化された映像データ、音声データ又は番組情報データ
が格納されたデータ部の先頭までのデータビツト数を示
す)タイミング信号S15をTSパケツト処理回路31
に供給する。さらに読出し制御回路25は、各メモリ2
3A〜23NからそれぞれTSパケツトデータD10A
〜D10Nを読み出したタイミングで、TSパケツトデ
ータD10A〜D10Nが読み出されたメモリ23A〜
23Nを表すメモリ識別信号S16を入力部識別回路3
2に供給する。
【0028】これにより入力部識別回路32は、入力さ
れたメモリ識別信号S16に基づいて当該メモリ識別信
号S16が表すメモリ23A〜23Nを有する入力部2
2A〜22Nを識別し、当該識別結果を入力部識別信号
S17としてTSパケツト処理回路31に供給する。
【0029】この場合TSパケツト処理回路31は、各
入力部22A〜22N毎にそれぞれ排他的論理和演算の
繰返し回数(以下、これを処理内容と呼ぶ)が指定され
たデータテーブルが設けられており、入力部識別回路3
2から供給された入力部識別信号S17に基づいてTS
パケツトデータD10A〜D10Nが読み出されたメモ
リ23A〜23Nを有する入力部22A〜22Nを判別
し、当該判別結果に基づいてデータテーブル内を検索
し、この判別結果が示す入力部22A〜22Nに対応す
る処理内容を選定する。
【0030】またPID識別回路30は、入力されたT
SパケツトデータD10A〜D10Nに格納されている
PID(以下、これを格納PIDと呼ぶ)をタイミング
信号S12に基づいて識別し、当該識別した格納PID
を抽出してこれをPIDデータD11としてPID比較
回路35に供給する。
【0031】ここでPID登録回路36は、各入力部2
2A〜22Nのメモリ23A〜23Nから順次読み出さ
れる複数のTSパケツトデータD10A〜D10Nのう
ち、暗号化処理対象のTSパケツトデータD10A〜D
10Nに格納されている全てのPID(以下、これを比
較用PIDと呼ぶ)が比較用PIDデータD15とし
て、送信装置20全体を制御する制御部(例えば、CPU:
Central Processing Unit )37から予め供給されてお
り、各PIDデータD15が表す比較用PIDを所定の
登録用データテーブルに予め登録している。これにより
PID登録回路36は、PID比較回路35にPIDデ
ータD11が供給されたタイミングで、登録用データテ
ーブルに登録している全ての比較用PIDを比較用PI
DデータD16としてPID比較回路35に供給する。
【0032】これによりPID比較回路35は、PID
識別回路30から供給されたPIDデータD11が表す
格納PIDを、PID登録回路36から供給された比較
用PIDデータD16が表す複数の比較用PIDと比較
し、各比較用PIDの中に格納PIDと一致するものが
あるときには、当該格納PIDが格納されているTSパ
ケツトデータD10A〜D10Nが暗号化処理対象のT
SパケツトデータD10A〜D10Nであると判断し、
この判断結果を表す例えば論理「H」レベルに応じた制
御信号S20をTSパケツト処理回路31に供給する。
また各比較用PIDの中に格納PIDと一致するものが
ないときには、当該格納PIDが格納されているTSパ
ケツトデータD10A〜D10Nが暗号化処理対象外の
TSパケツトデータD10A〜D10Nであると判断
し、この判断結果を表す例えば論理「L」レベルに応じ
た制御信号S21をTSパケツト処理回路31に供給す
る。
【0033】かくしてTSパケツト処理回路31は、ま
ず制御信号S20(論理「H」レベル)が入力された場
合には、読出し制御回路25から供給されるタイミング
信号S15に基づいて当該制御信号S20に対応するT
SパケツトデータD10A〜D10Nのデータ部を識別
し、当該データ部に格納されている圧縮符号化された映
像データ、音声データ又は番組情報データを、このTS
パケツトデータD10A〜D10Nに対応する処理内容
に応じて排他的論理和演算を所定回数だけ繰り返すこと
により暗号化処理する。このようにしてこのTSパケツ
ト処理回路31は、当該暗号化処理したTSパケツトデ
ータD10A〜D10Nを変調器9に供給するようにな
されている。またこのTSパケツト処理回路31は、制
御信号S21(論理「L」レベル)が入力された場合に
は、当該制御信号S21に対応するTSパケツトデータ
D10A〜D10Nをこのデータ部に格納されている圧
縮符号化された映像データ、音声データ又は番組情報デ
ータを暗号化処理せずに変調器9に供給するようになさ
れている。
【0034】かくして多重化装置21は、各入力部22
A〜22Nのメモリ23A〜23Nにそれぞれ供給され
たTSパケツトデータD10A〜D10Nを所定の順番
で順次多重化部24に読み込むようにして当該TSパケ
ツトデータD10A〜D10Nを多重化処理すると共
に、多重化処理したTSパケツトデータD10A〜D1
0Nを必要に応じて暗号化処理して変調器9に供給し得
るようになされている。
【0035】またTSパケツト処理回路31は、データ
テーブルに加え、各入力部22A〜22Nにそれぞれ対
応させて複数のPID変換テーブルが設けられていると
共に、各PID変換テーブルを制御する1つの周辺回路
が設けられており、各入力部22A〜22Nにそれぞれ
デイジタル放送システムの外部からトランスポートスト
リームD4A〜D4Nが供給されたとき、各トランスポ
ートストリームD4A〜D4Nにそれぞれ含まれるTS
パケツトデータD10A〜D10NのPIDを任意のP
IDに変換処理し得るようになされている。
【0036】すなわちTSパケツト処理回路31は、入
力部識別回路32から供給される入力部識別信号S17
に基づいて各PID変換テーブルを検索し、当該入力部
識別信号S17が示す入力部22A〜22Nに応じたP
ID変換テーブルを選定すると共に、当該入力部識別信
号S17に基づいてこれに対応する処理内容(暗号化処
理の排他的論理和演算の繰返し回数)を選定する。
【0037】これによりTSパケツト処理回路31は、
まずメモリ23A〜23Nから供給されたTSパケツト
データD10A〜D10NのPIDをタイミング信号S
12に基づいて識別し、このPIDを当該TSパケツト
データD10A〜D10Nに対応するPID変換テーブ
ルに基づいて任意のPIDに変換処理する、この後TS
パケツト処理回路31は、PIDを変換処理したTSパ
ケツトデータD10A〜D10Nのデータ部をタイミン
グ信号S15に基づいて識別し、当該データ部に格納さ
れている圧縮符号化された映像データ、音声データ又は
番組情報データを、このTSパケツトデータD10A〜
D10Nに対応する処理内容に応じて排他的論理和演算
を所定回数だけ繰り返すことにより暗号化処理する。か
くしてTSパケツト処理回路31は、PIDを変換処理
し、かつ暗号化処理したTSパケツトデータD10A〜
D10Nを変調器9に供給する。
【0038】ここで多重化装置21に例えば8つの入力
部22A〜22Nが設けられている場合、TSパケツト
処理回路31に設けられる各PID変換テーブル全体の
回路規模は次式(3)
【数3】 で表される。また従来の多重化装置8(図5)に例えば
8つの入力部11A〜11N(図5)が設けられ、これ
ら各入力部11A〜11NにそれぞれPID変換テーブ
ルを用いたとすると各PID変換テーブル全体の回路規
模は次式(4)
【数4】 で表されるように、実施例の場合と同じ回路規模とな
る。
【0039】しかしながら、従来の多重化装置8(図
5)では、各入力部11A〜11NにそれぞれPID変
換テーブルと共に、これを制御する周辺回路を設ける必
要があるのに対して、実施例の多重化装置21のTSパ
ケツト処理回路31では、各PID変換テーブルに対し
て1つの周辺回路を設け、当該周辺回路によつて各PI
D変換テーブルを一括して制御することにより、各PI
D変換テーブル及び周辺回路の回路規模を全体として軽
減し得、かくして多重化装置21の回路を簡易に構成し
得るようになされている。
【0040】以上の構成において、この多重化装置21
では、読出し制御回路25によつて各入力部22A〜2
2Nのメモリ23A〜23Nからそれぞれ所定の順番で
TSパケツトデータD10A〜D10Nを順次読み出し
たタイミングで、入力部識別回路32によつて当該TS
パケツトデータD10A〜D10Nが読み出されたメモ
リ23A〜23Nを有する入力部22A〜22Nを識別
させることにより当該識別結果に基づいてTSパケツト
処理回路31の処理内容を変化させる。
【0041】またメモリ23A〜23Nから読み出され
たTSパケツトデータD10A〜D10Nに格納されて
いる格納PIDを、PID識別回路30によつて識別し
て抽出してPID比較回路35に供給することにより、
当該PID比較回路35において格納PIDと複数の登
録PIDとを比較してこの比較結果に応じた制御信号S
20又はS21をTSパケツト処理回路31に供給す
る。これによりTSパケツト処理回路31において制御
信号S20が入力された場合には、当該制御信号S20
に対応するTSパケツトデータD10A〜D10Nに対
して、当該TSパケツトデータD10A〜D10Nに対
応する処理内容に基づいて暗号化処理を実行し、制御信
号S21が入力された場合には、当該制御信号S21に
対応するTSパケツトデータD10A〜D10Nを暗号
化処理を実行せずに変調器9に供給する。かくしてこの
多重化装置21では、必要に応じてTSパケツトデータ
D10A〜D10Nに対して暗号化処理を実行すること
ができる。
【0042】従つてこの多重化装置21においては、多
重化部24に各入力部22A〜22N毎にそれぞれ処理
内容(排他的論理和演算の繰返し回数)が指定されたデ
ータテーブルを有するTSパケツト処理回路31を設
け、当該TSパケツト処理回路31によつて、多重化処
理された暗号化処理対象のTSパケツトデータD10A
〜D10Nに対する暗号化処理を実行するようにしたこ
とにより、従来の多重化装置8(図5)のように複数の
入力部11A〜11N(図5)においてそれぞれTSパ
ケツトデータに対して所定の暗号化処理回路を実行する
場合に比べて多重化装置21全体の回路規模を軽減する
ことができ、かくして多重化装置21の回路を簡易に構
成することができる。
【0043】またこの多重化装置21では、TSパケツ
ト処理回路31において、多重化処理されたTSパケツ
トデータD10A〜D10Nに対して必要に応じて暗号
化処理を実行するようにしたことにより、従来の多重化
装置8(図5)のような各入力部11A〜11N(図
5)においてそれぞれTSパケツトデータに対して暗号
化処理回路を実行せずに、当該暗号化処理を多重化部2
4において一括して実行することができ、暗号化処理の
管理を簡易にし得る。
【0044】さらにこの多重化装置21では、TSパケ
ツト処理回路31の処理内容を入力部22A〜22N毎
にそれぞれ変化させるようにして、各チヤンネルにそれ
ぞれ対応するテレビジヨン番組毎の圧縮符号化された映
像データ及び音声データ並びに番組情報データの暗号化
の手法を変化させるようにしたことにより、暗号化処理
された映像データ及び音声データ並びに番組情報データ
(TSパケツトデータD10A〜D10N)を容易には
解読し難くすることができる。
【0045】さらにこの多重化装置21では、TSパケ
ツト処理回路31に複数のPID変換テーブル及び周辺
回路を設けるようにしたことにより、従来の多重化装置
8(図5)において各入力部11A〜11N(図5)に
それぞれPID変換テーブル及び周辺回路を設けるよう
にした場合に比べて回路を簡易に構成することができ
る。
【0046】以上の構成によれば、多重化部24に、メ
モリ23A〜23Nから読み出されて多重化処理された
TSパケツトデータD10A〜D10Nに格納されてい
る格納PIDを識別して抽出するPID識別回路30
と、当該抽出された格納PIDを複数の比較用PIDと
比較するPID比較回路35と、当該PID比較回路3
5の比較結果に基づいて対応するTSパケツトデータD
10A〜D10Nに対して暗号化処理を実行するTSパ
ケツト処理回路31とを設けるようにしたことにより、
従来の多重化装置8(図5)のように複数の入力部11
A〜11N(図5)においてそれぞれTSパケツトデー
タに対して所定の暗号化処理回路を実行する場合に比べ
て多重化装置21全体の回路規模を軽減させて多重化装
置21の回路を簡易に構成することができ、かくして送
信装置の回路規模を軽減し得る多重化装置を実現するこ
とができる。
【0047】また、メモリ23A〜23Nから読み出さ
れて多重化処理されたTSパケツトデータD10A〜D
10Nに格納されている格納PIDを識別して抽出し、
当該抽出した格納PIDを複数の比較用PIDと比較
し、続いて格納PIDと複数の比較用PIDとの比較結
果に基づいて対応するTSパケツトデータD10A〜D
10Nに対して暗号化処理を実行するようにしたことに
より、従来の多重化装置8(図5)のような各入力部1
1A〜11N(図5)においてそれぞれTSパケツトに
対する暗号化処理を実行せずに、多重化部24において
TSパケツトデータに対して暗号化処理を一括して実行
することにより多重化装置21の回路を簡易に構成する
ことができ、かくして送信装置の回路規模を軽減し得る
多重化方法を実現することができる。
【0048】なお上述の実施例においては、TSパケツ
ト処理回路31において各入力部22A〜22N毎にそ
れぞれ処理内容が指定されたデータテーブルを設けるよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、所定数づつの入力部22A〜22N毎にそれぞれ処
理内容が指定されたデータテーブル等のように少なくと
も1つの処理内容が指定されたデータテーブルを設ける
ようにしても良い。
【0049】また上述の実施例においては、TSパケツ
ト処理回路31が入力部識別回路32から供給される入
力部識別信号S17に基づいて暗号化処理の処理内容を
変化させるようにした場合について述べたが、本発明は
これに限らず、TSパケツト処理回路31が入力部識別
回路32から供給される入力部識別信号S17に基づい
てTSパケツトデータD10A〜D10Nのヘツダ部の
所定のデータの書換える等のようにこの他種々の処理を
実行するように処理内容を変化させるようにしても良
い。
【0050】さらに上述の実施例においては、TSパケ
ツト処理回路31においてTSパケツトデータD10A
〜D10Nのデータ部に格納されている圧縮符号化され
た映像データ、音声データ又は番組情報データに対して
排他的論理和演算を行うことにより暗号化処理を実行す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、素因数分解を原理とするRSA(Rivest-Shamir-
Adleman )暗号方式、ウイリアムス暗号方式、ラビン暗
号方式及び逆数暗号方式並びに誤り訂正符号を原理とす
るマクリース暗号方式等のようにこの他種々の暗号方式
を用いて暗号化処理を実行するようにしても良い。
【0051】さらに上述の実施例においては、TSパケ
ツト処理回路31においてTSパケツトデータD10A
〜D10NのPIDを任意のPIDに変換処理した後、
当該TSパケツトデータD10A〜D10Nに対して暗
号化処理を実行するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、TSパケツト処理回路31にお
いてTSパケツトデータD10A〜D10Nに対して暗
号化処理を実行した後、当該TSパケツトデータD10
A〜D10NのPIDを任意のPIDに変換処理するよ
うにしても良い。
【0052】さらに上述の実施例においては、TSパケ
ツト処理回路31に各入力部22A〜22Nにそれぞれ
対応させて複数のPID変換テーブルを設けるようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、デイ
ジタル放送システムの外部から供給されるトランスポー
トストリームの受け取りを1つの入力部において行うよ
うにし、当該1つの入力部にだけPID変換テーブルを
設けるようにしても良い。これにより実施例の多重化装
置21に比べてさらにPID変換テーブルの回路規模を
軽減させることができる。
【0053】さらに上述の実施例においては、本発明を
デイジタル放送システムの送信装置20に用いられる多
重化装置21に適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、MPEG2方式を適用した
この他種々の送信装置及び送受信装置並びに記録装置及
び記録再生装置に用いられる多重化装置に適用するよう
にしても良い。
【0054】さらに上述の実施例においては、多重化さ
れたパケツトデータD10A〜D10Nに格納されてい
る識別子を識別する第1の識別手段として、PID識別
回路30を適用するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、多重化されたパケツトデータD
10A〜D10Nに格納されている識別子を識別するこ
とができれば、この他種々の構成でなる第1の識別手段
を適用するようにしても良い。
【0055】さらに上述の実施例においては、第1の識
別手段30により識別された識別子を、予め用意した複
数種類の比較用識別子と比較する比較手段としてPID
比較回路35を適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、第1の識別手段30により
識別された識別子を、予め用意した複数種類の比較用識
別子と比較することができれば、この他種々の構成でな
る比較手段を適用するようにしても良い。
【0056】さらに上述の実施例においては、比較手段
35による比較結果に基づいて対応するパケツトデータ
D10A〜D10Nに対して所定の処理を実行する処理
手段としてTSパケツト処理回路31を適用するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、比
較手段35による比較結果に基づいて対応するパケツト
データD10A〜D10Nに対して所定の処理を実行す
ることができれば、この他種々の構成でなる処理手段を
適用するようにしても良い。
【0057】さらに上述の実施例においては、パケツト
データD10A〜D10Nが供給される各チヤンネルを
識別する第2の識別手段として入力部識別手段32を適
用するようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、パケツトデータD10A〜D10Nが供給さ
れる各チヤンネルを識別することができれば、この他種
々の構成でなる第2の識別手段を適用するようにしても
良い。
【0058】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、多重化装
置において、多重化されたパケツトデータに格納されて
いる識別子を識別する第1の識別手段と、当該第1の識
別手段により識別された識別子を、予め用意した複数種
類の比較用識別子と比較する比較手段と、当該比較手段
による比較結果に基づいて対応するパケツトデータに対
して所定の処理を実行する処理手段とを多重化部に設け
るようにしたことにより、従来の多重化装置のように複
数の入力部においてそれぞれパケツトデータに対して所
定の処理を実行する場合に比べて多重化装置全体の回路
規模を軽減させて多重化装置の回路を簡易に構成するこ
とができ、かくして送信装置の回路規模を軽減し得る多
重化装置を実現することができる。
【0059】また多重化装置の多重化部において、多重
化されたパケツトデータに格納されている識別子を識別
し、次いで識別された識別子を予め用意した複数種類の
比較用識別子と比較し、続いて識別子と比較用識別子と
の比較結果に基づいて対応するパケツトデータに対して
所定の処理を実行するようにしたことにより、従来の多
重化装置のような複数の入力部においてそれぞれパケツ
トデータに対して所定の処理を実行せずに、多重化部に
おいてパケツトデータに対する所定の処理を一括して実
行することにより多重化装置の回路を簡易に構成するこ
とができ、かくして送信装置の回路規模を軽減し得る多
重化方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデイジタル放送システムに用いられる
送信装置の一実施例を示すブロツク図である。
【図2】本発明の多重化装置の一実施例を示すブロツク
図である。
【図3】TSパケツトの構造を示す概略図である。
【図4】デイジタル放送システムに用いられる送信装置
の回路構成を示すブロツク図である。
【図5】多重化装置の回路構成を示すブロツク図であ
る。
【図6】多重化装置における多重化処理の説明に供する
概略図である。
【符号の説明】
1……TSパケツト、5、20……送信装置、8、21
……多重化装置、11A〜11N、22A〜22N……
入力部、23A〜23N……メモリ、24……多重化
部、25……読出し制御回路、30……PID識別回
路、31……TSパケツト処理回路、32……入力部識
別回路、35……PID比較回路、36……PID登録
回路、37……制御部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数チヤンネルから供給される、所定デー
    タが所定ブロツク毎に識別子が格納されてパケツト化さ
    れることにより形成されたパケツトデータを、順次多重
    化する多重化装置において、 多重化された上記パケツトデータに格納されている上記
    識別子を識別する第1の識別手段と、 上記第1の識別手段により識別された上記識別子を、予
    め用意した複数種類の比較用識別子と比較する比較手段
    と、 上記比較手段による比較結果に基づいて対応する上記パ
    ケツトデータに対して所定の処理を実行する処理手段と
    を具えることを特徴とする多重化装置。
  2. 【請求項2】上記処理手段は、 上記比較手段の上記比較結果に基づいて上記パケツトデ
    ータに対して暗号化処理を実行することを特徴とする請
    求項1に記載の多重化装置。
  3. 【請求項3】上記パケツトデータが供給される各上記チ
    ヤンネルを識別する第2の識別手段を有し、 上記処理手段は、上記第2の識別手段による識別結果に
    基づいて上記処理の内容を変化させることを特徴とする
    請求項1に記載の多重化装置。
  4. 【請求項4】複数チヤンネルから供給される、所定デー
    タが所定ブロツク毎に識別子が格納されてパケツト化さ
    れることにより形成されたパケツトデータを、順次多重
    化する多重化方法において、 多重化された上記パケツトデータに格納されている上記
    識別子を識別する第1のステツプと、 識別された上記識別子を、予め用意した複数種類の比較
    用識別子と比較する第2のステツプと、 上記識別子と上記比較用識別子との比較結果に基づいて
    対応する上記パケツトデータに対して所定の処理を実行
    する第3のステツプとを具えることを特徴とする多重化
    方法。
  5. 【請求項5】上記第3のステツプでは、 上記識別子と上記比較用識別子との上記比較結果に基づ
    いて対応する上記パケツトデータに対して暗号化処理を
    実行することを特徴とする請求項4に記載の多重化方
    法。
  6. 【請求項6】上記第3のステツプでは、 上記パケツトデータが供給される各上記チヤンネルを識
    別し、当該識別結果に基づいて上記処理の内容を変化さ
    せることを特徴とする請求項4に記載の多重化方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003073759A1 (fr) * 2002-02-28 2003-09-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil de transmission d'images et procede de transmission d'images
US6804259B1 (en) 1999-04-27 2004-10-12 Nec Corporation Digital broadcast receiver

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6804259B1 (en) 1999-04-27 2004-10-12 Nec Corporation Digital broadcast receiver
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