JP2003282205A - マルチアダプタおよびアダプタケーブル - Google Patents

マルチアダプタおよびアダプタケーブル

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JP2003282205A
JP2003282205A JP2002084107A JP2002084107A JP2003282205A JP 2003282205 A JP2003282205 A JP 2003282205A JP 2002084107 A JP2002084107 A JP 2002084107A JP 2002084107 A JP2002084107 A JP 2002084107A JP 2003282205 A JP2003282205 A JP 2003282205A
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adapter
cable
connectors
communication terminal
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JP2002084107A
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Inventor
Hiroaki Fukuchi
弘明 福地
Takashi Kuroda
隆 黒田
Wataru Kakigi
柿木  渉
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】共用できる構成を多くし、共用できない各通信
端末用の構成をアタッチメントとして選択的に組み合わ
せるマルチアダプタとアダプタケーブルを提供すること
にある。 【解決手段】マルチアダプタにおいて、1つのホルダケ
ース内に通信方式の異なる複数の通信端末用インターフ
ェイスコネクタ32、33、34とジャックコネクタ3
1を装備し、それぞれのコネクタを他のコネクタの接続
を妨げないように配置し、ジャックコネクタ31とそれ
ぞれの通信端末用インターフェイスコネクタ32、3
3、34との間に通信可能に電気的配線を形成すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ、ファクシミリ等の情報処理装置とデジタル携帯
電話機、PHS(Personal Handypho
ne System)等の移動体通信端末を接続し、通
信するために用いられるマルチアダプタおよびアダプタ
ケーブルに関する。
【0002】
【従来技術】従来、デジタル携帯電話機、PHS等の通
信機器に装備されているインターフェイスは、通信方式
によりコネクタの形状、制御線の数等が異なっており、
1つの通信機器に対し、その通信機器専用のコネクタを
有するアダプタケーブルを必要としていた。
【0003】このアダプタケーブルは、通信端末と情報
処理機器間のI/OインターフェイスカードやUSBイ
ンターフェイス機器用ケーブルコネクタ(以下、接続コ
ネクタという)と通信端末用コネクタとを両端に接続し
たケーブルをいう。
【0004】通信端末と情報処理機器等の間のI/Oイ
ンターフェイスカードやUSBインターフェイス機器
は、情報処理機器と通信端末の間のデータ変換を行う回
路手段を内部に有し、上記接続コネクタに対応して接続
可能なジャックコネクタを有し、情報処理機器に装着し
た上記インターフェイス機器と通信端末とをアダプタケ
ーブルで接続することにより、インターネット等のデー
タ通信も可能にしたものである。
【0005】図4は従来の各種アダプタケーブルを示す
図である。
【0006】図4(a)は従来の情報処理機器(パーソ
ナルコンピュータ(以下、「PC」という))用のPC
カード−PHS用アダプタケーブルを示す図である。
【0007】図4(a)において、ケーブル11の一端
側にはPCカード用のインターフェイスコネクタ13が
設けられ、他端側にはPHS用12P(ピン)コネクタ
32が設けられ、コネクタ13とコネクタ32はケーブ
ル11により一体に形成されるものである。
【0008】図4(b)は、従来のPCカード−Cdm
aOne(code division multip
le access One)用アダプタケーブルを示
す図である。図4(b)において、ケーブル11の一端
側にはPCカード用のインターフェイスコネクタ13が
設けられ、他端側にはCdmaOne用18P(ピン)
コネクタ41が設けられ、コネクタ13とコネクタ41
はケーブル11により一体に形成されたものである。
【0009】図4(c)は、従来のPCカード−PHS
用アダプタケーブルを示す図である。図4(c)におい
て、ケーブル11の一端側にはPCカード用のインター
フェイスコネクタ13が設けられ、他端側にはPHS用
16P(ピン)コネクタ34が設けられ、コネクタ13
とコネクタ34はケーブル11により一体に形成される
ものである。
【0010】図4(d)は、従来のPCカード−PDC
(Personal Digital Cellula
r)用アダプタケーブルを示す図である。図4(d)に
おいて、ケーブル11の一端側にはPCカード用のイン
ターフェイスコネクタ13が設けられ、他端側にはPD
C用コネクタ33が設けられ、コネクタ13とコネクタ
33はケーブル11により一体に形成されるものであ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記図4(a)〜
(d)に示すように、従来、各通信機器には専用のコネ
クタが設けられているため、それぞれのアダプタケーブ
ルは、ある特定の通信方式の通信機器でのみ利用可能
で、他の方式の通信機器を利用しようとしたとき、これ
とは別のアダプタケーブルを用意する必要があった。更
に別の通信方式の通信機器を使用する場合にはまた別の
アダプタケーブルを用意する必要があり、通信機器の種
類が増えるとそれに伴いアダプタケーブルの種類も増え
るもので、それらを管理して使用することに多大な時間
を要するという問題があった。
【0012】また、個々の通信方式に対応して専用のア
ダプタケーブルを必要とすることから、特定の通信機器
毎に専用のアダプタケーブルを備える必要があり、アダ
プタケーブルの保管スペースの確保が難しくなるという
問題もある。
【0013】また、図4に例示したアダプタケーブル
は、インターフェイスコネクタを備えた一端側は共用で
きる構造であるにもかかわらず、他端側が共用になって
いないので、それぞれの通信機器毎に異なるアダプタケ
ーブルを設けなければならず、共用することができなか
った。このため、使い勝手の悪いものとなっていた。
【0014】一方、情報処理機器として、携帯電話機、
PHS等複数の携帯端末に使用できるとされているイン
ターフェイス装置として、たとえば、PCカード、US
B信号変換回路を具備したインターフェイス装置は、P
DC、PHS、Cdma One等に共通に使えるもの
であるが、アダプタケーブルについては上で述べたと同
様に、各通信端末毎に個々にアダプタケーブルを必要と
するものである。
【0015】本発明の目的は、共用できる構成を多く
し、共用できない各通信機器用の構成をアタッチメント
として選択的に組み合わせるマルチアダプタとアダプタ
ケーブルを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、以下の解決手段を採用する。
【0017】第1発明は、マルチアダプタにおいて、1
つのホルダケース内に通信方式の異なる複数の通信端末
用インターフェイスコネクタとジャックコネクタを装備
し、それぞれのコネクタを他のコネクタの接続を妨げな
いように配置し、ジャックコネクタとそれぞれの通信端
末用インターフェイスコネクタとの間に通信可能に電気
的配線を形成することを特徴とする。
【0018】第2発明は、第1発明のマルチアダプタに
おいて、前記複数の通信端末用インターフェイスコネク
タとジャックコネクタが、前記各コネクタ間の電気的配
線を設けたプリント基板上に該基板と平行な方向に搭載
されていることを特徴とする。
【0019】第3発明は、第1発明のマルチアダプタに
おいて、前記複数の通信端末用インターフェイスコネク
タが、各コネクタとジャックコネクタの間の電気的配線
を設けたプリント基板上に該基板と平行な方向に搭載さ
れ、前記ジャックコネクタが前記プリント基板に対し直
交方向に搭載されていることを特徴とする。
【0020】第4発明は、第1発明のマルチアダプタお
よびアダプタケーブルにおいて、前記マルチアダプタと
情報処理装置を接続するアダプタケーブルの一端側を特
定の通信端末用インターフェイスコネクタとし、前記マ
ルチアダプタには少なくとも前記特定の通信端末用イン
ターフェイスコネクタを受けるジャックコネクタと他の
通信端末用インターフェイスコネクタを搭載したことを
特徴とする。
【0021】第5発明は、アダプタケーブルにおいて、
マルチアダプタ接続用コネクタと情報処理装置接続用コ
ネクタを同一規格のコネクタとしたことを特徴とする。
【0022】第6発明は、第5発明のアダプタケーブル
において、前記情報処理装置接続用コネクタを、PCカ
ードインターフェイスコネクタまたはUSBコネクタと
したことを特徴とする。
【0023】以上のように構成することにより、本発明
のマルチアダプタおよびアダプタケーブルは、各通信端
末用の異なるインターフェースに、1個のマルチアダプ
タを共用することができ、また、アダプタケーブルの一
端側のコネクタを特定の通信端末用コネクタとすること
により、マルチアダプタを用いるまでもなく、最小限必
要なアダプタケーブルのみで通信端末と情報処理機器を
接続することができる。さらに、アダプタケーブルの情
報処理機器側のコネクタを、極めて汎用性のあるPCカ
ードインターフェイスコネクタまたはUSBコネクタと
したので、汎用性良く情報処理機器に接続することがで
きるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下図面に
基づいて詳細に説明する。
【0025】(第1実施例)図1は、本発明のマルチア
ダプタとアダプタケーブル、およびマルチアダプタの内
部構造についての第1実施例の構成図である。
【0026】図1(a)の例は、アダプタケーブル10
と、異なる3種類の通信端末用コネクタ32、33およ
び34を備えたマルチアダプタ30の組み合わせ構造を
示す。
【0027】このうち、アダプタケーブル10は、ケー
ブル11と、ケーブル11の一端側に設けられたケーブ
ルアダプタとしてのPCカード用インターフェイスコネ
クタ13と、ケーブル11の他端側に設けたケーブルア
ダプタとしてのケーブルコネクタ14とから構成され
る。
【0028】PCカード用インターフェイスコネクタ1
3は、パーソナルコンピュータのカードスロットに、P
HS、PDC等のデータ通信アダプタカードを装着した
状態において、そのカードに接続するコネクタ形状にな
っている。PCカード用インターフェイスコネクタ13
とケーブルコネクタ14はオス型のためロック解除ボタ
ンを有する。
【0029】マルチアダプタ30は、図1(b)に示す
内部構造を有し、図1(a)に示す外部構造を有する。
内部構造としては、プリント配線基板38の略同一面上
の3方に、異なる3種類(PDC、PHS12P、PH
S16P)のインターフェイスを有する通信用インター
フェイスコネクタ32、33および34を設け、同じく
プリント配線基板38の略同一面上の残りの1方にジャ
ックコネクタ31を有する。ジャックコネクタ31はア
ダプタケーブル10のケーブルコネクタ14と接続する
構造となっている。
【0030】ジャックコネクタ31の接続ピンは、PH
S12Pコネクタ32の接続ピンと、PHS16Pコネ
クタ34の接続ピンと、PDCコネクタ33の接続ピン
とプリント配線基板の配線構造によって共通に接続され
る。
【0031】プリント基板上の配線パターンは、各コネ
クタが接続される通信端末毎にそれぞれ機能するよう配
線されている。
【0032】これら通信端末用インターフェイスコネク
タは、基板面と略同一面上の3方に凸設したが、さらに
他の通信端末用インターフェイスコネクタを、この面と
直角の面上に基板から凸設することも可能である。
【0033】それぞれの通信端末用インターフェイスコ
ネクタは、通信端末を装着した時、相互に邪魔にならな
い距離離間して配置され、1つのコネクタが接続されて
いる時は、それ以外のコネクタはその接続を妨げず、ロ
ックボタンを解除する動作も妨げない空間構造をとる。
【0034】このアダプタ30に装着できる通信端末
は、基本的には1機種を予定しているが、各コネクタに
1機で合計3機まで装着可能となっている。
【0035】この実施例のマルチアダプタでは通信端末
用インターフェイスコネクタの数は3個であるが、構造
上は4個以上の任意数に設定可能である。
【0036】このプリント基板38の他の例としては、
パーソナルコンピュータの出力信号を各通信端末用の通
信信号に変換する信号変換回路を搭載することもでき
る。その際、PCカードは必要としなくなり、USB接
続により直接パーソナルコンピュータに接続することが
可能となる。
【0037】マルチアダプタ30の外部構造は、図1
(b)のプリント配線基板38と各コネクタ31〜34
を固定するホルダケース37で構成される。ホルダケー
ス37の各コネクタにはロック解除ボタンを設ける。具
体的には、ジャックコネクタ31はメス型で、PHS1
2Pコネクタ32、PDCコネクタ33およびPHS1
6Pコネクタ34はそれぞれロック解除ボタン42、4
3および44を有する。
【0038】この場合、プリント基板により各コネクタ
の電気接続を実現しているが、各コネクタ同士を直接ケ
ーブルで接続しても良い。
【0039】(使用時)パーソナルコンピュータのカー
ドスロットルに装着したPHS、PDC等のデータ通信
アダプタカードにPCカード用インターフェイスコネク
タ13を装着し、ケーブル11の他端に設けたケーブル
コネクタ14を、マルチアダプタ30のジャックコネク
タ31に装着する。
【0040】この状態で、任意の通信端末用のコネク
タ、例えば、PHS12Pコネクタ32をPHS12P
のメス型コネクタに装着する。これでPHSが使用可能
となる。
【0041】(第1実施例の効果)従来、異なるインタ
ーフェイス規格を持つ通信端末でデータ通信を行う場
合、各通信端末、この例の場合、12ピンPHS、16
ピンPHS、PDC用のアダプタケーブルが都合3本必
要であったが、本発明の第1実施例の場合、各通信端末
に共通に使えるアダプタケーブル10と、各通信端末に
選択的に使用できるマルチアダプタ30のみでよいこと
になるので、必要な部品数が少なくなり、使いまわしも
可能となる。
【0042】また、基板上で電気的配線を行うので、複
雑な配線を個々にする必要がなくなり、信頼性の向上と
ともに組立上発生する不良を低減する効果がある。ケー
ブルの両端は同じケーブルコネクタを使用しているので
部品の共通化がはかれる。さらに、マルチアダプタとア
ダプタケーブルが分離構造をとっているため、搬送時、
ケーブルに負担をかけにくく耐久性が高くなる。
【0043】1台のマルチアダプタで複数の規格の通信
端末でのデータ通信が可能となる。
【0044】(第2実施例)図2は、共通仕様のアダプ
タケーブル10と、複数種類の通信用インターフェイス
コネクタおよびジャックコネクタとを備えたマルチアダ
プタ40とを示す第2実施例の構成図である。
【0045】図2(a)は、PCカード用インターフェ
イスコネクタ13とケーブルコネクタ14とをケーブル
11で接続した共通仕様のアダプタケーブル10と、プ
リント配線基板の面と略同一面上の4方に、異なる4種
類(PDC、PHS12P、PHS16P、Cdma
One)のインターフェイスを有する通信用インターフ
ェイスコネクタ32、33、34および41と、前記コ
ネクタ搭載面に直角に配置されたジャックコネクタ31
を有するマルチアダプタ40とを示す構成図である。こ
の図2(a)のマルチアダプタ40の図は図2(b)の
側面図である。
【0046】図2(b)は、図2(a)のマルチアダプ
タ40の右側から見た平面図である。
【0047】図2(c)は、図2(b)の側面図であ
り、図2(b)のマルチアダプタをその下側から紙面に
沿って見た図である。
【0048】ジャックコネクタ31は4つのコネクタ搭
載面に直角に配置され、ジャックコネクタ31の各端子
と4機種の通信端末用インターフェイスコネクタの端子
は内部でプリント配線基板の配線パターンを介して接続
されている。
【0049】ジャックコネクタとプリント配線板との接
続は、基板対基板のコネクタを介しても良く、直接リー
ドを半田付けしても良く、また、ケーブルを介して接続
しても良い。
【0050】通信端末用インターフェイスコネクタは、
略同一面上の4方に凸設したが、さらに他の通信端末用
インターフェイスコネクタを、この面に直角のジャック
コネクタ31搭載面とは異なる面上に凸設することも可
能である。
【0051】マルチアダプタ40に装着できる通信端末
は、基本的には1機種を予定しているが、各コネクタ毎
に1台で都合4機まで装着可能である。
【0052】その場合、同時に使用することはないが、
パーソナルコンピュータ側にどのタイプの通信端末で通
信を行うかの選択が必要となり、また、相互干渉を防ぐ
手段も必要となる。
【0053】このプリント基板の他の例としては、パー
ソナルコンピュータの出力信号を各通信端末用の通信信
号に変換する信号変換回路を搭載することもできる。そ
の際、USB接続により直接パーソナルコンピュータに
接続することが可能となる。
【0054】それぞれの通信端末用インターフェイスコ
ネクタは、通信端末を装着した時、相互に邪魔にならな
い距離離間し、1つのコネクタが接続されている時は、
それ以外のコネクタはその接続を妨げず、ロックボタン
を解除する動作も妨げない空間構造をとる。
【0055】通信端末用インターフェイスコネクタの数
は相互の間隔を確保できる範囲で任意に設定可能であ
る。
【0056】以上説明した事項以外は上記第1実施例の
ものと同様に構成する。
【0057】これにより、1台のアダプタで異なる4つ
のインターフェイス規格を持つ移動体通信端末でのデー
タ通信を可能とする。
【0058】(第2実施例の効果)本発明の第2実施例
は、異なるインターフェイス規格を持つ通信端末でデー
タ通信を行う場合、複数の通信アダプタケーブルを用意
する必要がなくなる。また、基板上で電気的配線を行う
ので、複雑な配線を個々にする必要がなくなり、信頼性
の向上とともに組立上発生する不良を低減する効果があ
る。ケーブルの両端は同じケーブルコネクタを使用して
いるので部品の共通化がはかれる。さらに、マルチアダ
プタとアダプタケーブルが分離構造をとっているため、
搬送時、ケーブルに負担をかけにくく耐久性が高くな
る。
【0059】1台のマルチアダプタで最大4台の異なる
規格の通信端末でのデータ通信が可能となる。他の効果
は前記第1実施例と同じになる。
【0060】(第3実施例)図3は、本発明のマルチア
ダプタおよびアダプタケーブルにおける第3実施例の構
成図である。
【0061】図3は、PCカード用インターフェイスコ
ネクタ13とPDCオスコネクタ61とをケーブル11
で接続したアダプタケーブル60と、PHS12Pコネ
クタ32、CdmaOneコネクタ41およびPHS1
6Pコネクタ34の3つの通信端末用インターフェイス
コネクタと、ジャックコネクタにPDCメスコネクタ5
1を使用したマルチアダプタ50とを示す。
【0062】アダプタケーブル60は、一端にPDCオ
スコネクタ61が設けられているので、マルチアダプタ
50を用いなくても、単独でPDCアダプタケーブルと
して使用できる。
【0063】PDCメスコネクタ51の端子とPHS1
2Pコネクタ32、CdmaOneコネクタ41および
PHS16Pコネクタ34の端子とは、プリント配線基
板の配線パターンによってそれぞれ動作可能に接続され
ている。
【0064】アダプタケーブル60のみを使用すると、
PDCオスコネクタ61を介してPDCを接続すること
ができる。さらに、PDCオスコネクタ61にアダプタ
50のPDCメスコネクタ51を接続すると、PHS1
2Pコネクタ32、PHS16Pコネクタ34、Cdm
aOneコネクタ41にPHSやCdmaOneを接続
することができる。
【0065】アダプタケーブル60の一端に使用するコ
ネクタは、PHS12Pコネクタ32、CdmaOne
コネクタ41、PHS16Pコネクタ34のいずれのコ
ネクタを選択してもよい。選択をしたときには、ジャッ
クコネクタを選択した種類のメスコネクタとし、通信端
末用インターフェイスコネクタを選択した種類以外の通
信端末用インターフェイスコネクタとする。
【0066】以上説明した事項以外は上記第1実施例の
ものと同様である。
【0067】(第3実施例の効果)本発明の第3実施例
は、ケーブル単体でひとつのアダプタケーブルとして使
用できるので、マルチアダプタ使用時には、前記実施例
1および2のものと比べて使用できる通信端末の種類が
一つ増える。4つの通信端末用インターフェイスコネク
タをもつマルチアダプタと比較すると部品点数が少なく
なり、コストダウンできる。他の効果は前記第1実施例
と同じになる。
【0068】(第4実施例)本発明の第4実施例を説明
する。
【0069】各通信端末用インターフェイスコネクタを
複数の異なるプリント配線基板上に設け、これら異なる
プリント配線基板を、基板と基板とを接続するコネクタ
等により電気的に接続し、1つのホルダケースに収納す
る。
【0070】(第4実施例の効果)本発明の第4実施例
は、特定の1枚のプリント配線基板に規制されずに複数
の通信端末用インターフェイスコネクタを任意の方向に
配置することができる。
【0071】(他の実施の形態)上記実施例には開示さ
れていない他の実施の形態として、下記がある。 上記アダプタの通信端末用インターフェイスコネクタ
またはアダプタケーブルのケーブルコネクタとして、第
3世代携帯電話方式IMT−2000(W−CDMA)
のインターフェイスコネクタを用いることができる。
【0072】但し、「IMT―2000」はInter
national MobileTelecommun
ications 2000を意味し、「W−CDM
A」はWideband Code Division
Multiple Access(広帯域符号分割多
元接続方式)を意味する。
【0073】このコネクタの特徴は、SMT対応、同軸
付10Pインターフェイスコネクタであり、形状はEI
AJ規格に準拠、USB規格に準拠し、信号10極でR
F1極の複合コネクタである。 上記アダプタケーブルにおいて、PCカードインター
フェイスコネクタの代わりに、USBインターフェイス
プラグコネクタを用いることができる。USB仕様に対
応するパーソナルコンピュータはUSBを標準装備して
いるWindows(登録商標)98SE/Me/20
00等を搭載のPC/AT互換機となる。
【0074】(他の実施の形態の効果)上記は、高速デ
ータ通信、活線挿抜を可能にし、より使い勝手がよくな
る。
【0075】上記は、一般的に必要であったPCカー
ドが不要になり、その結果PCカードスロットを使わず
にデータ通信が行える。また、パーソナルコンピュータ
本体の電源が入っている状態でも、自由に着脱が可能に
なる。さらに、一般的なモデムで多く用いられている制
御方式(ATコマンド)を採用しているため、特別な設
定が不要になる。
【0076】
【発明の効果】本発明のマルチアダプタおよびアダプタ
ケーブルによれば、1台のマルチアダプタで複数の規格
の通信端末でのデータ通信が可能となる。また、各通信
端末に共通に使えるアダプタケーブルと、各通信端末に
選択的に使用できるマルチアダプタのみで使用できるこ
ととなり、必要な部品数が少なくなり、使いまわしも可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチアダプタとアダプタケーブルに
おける第1実施例の構成図である。
【図2】本発明のマルチアダプタとアダプタケーブルに
おける第2実施例の構成図である。
【図3】本発明のマルチアダプタとアダプタケーブルに
おける第3実施例の構成図である。
【図4】従来の各種アダプタケーブルを示す図である。
【符号の説明】
10、60 アダプタケーブル 11 ケーブル 13 PCカード用インターフェイスコネクタ 14 ケーブルコネクタ 30、40、50 マルチアダプタ 31 ジャックコネクタ 32 PHS12Pコネクタ 33 PDCコネクタ 34 PHS16Pコネクタ 37、52 ホルダケース 38 プリント配線基板 41 CdmaOneコネクタ 42〜44 ロック解除ボタン 51 PDCメスコネクタ 61 PDCオスコネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿木 渉 京都府長岡京市天神二丁目26番10号株式会 社村田製作所内 Fターム(参考) 5K023 AA07 NN06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのホルダケース内に通信方式の異な
    る複数の通信端末用インターフェイスコネクタとジャッ
    クコネクタを装備し、それぞれのコネクタを他のコネク
    タの接続を妨げないように配置し、ジャックコネクタと
    それぞれの通信端末用インターフェイスコネクタとの間
    に通信可能に電気的配線を形成することを特徴とするマ
    ルチアダプタ。
  2. 【請求項2】 前記複数の通信端末用インターフェイス
    コネクタとジャックコネクタが、前記各コネクタ間の電
    気的配線を設けたプリント基板上に該基板と平行な方向
    に搭載されていることを特徴とする請求項1記載のマル
    チアダプタ。
  3. 【請求項3】 前記複数の通信端末用インターフェイス
    コネクタが、各コネクタとジャックコネクタの間の電気
    的配線を設けたプリント基板上に該基板と平行な方向に
    搭載され、前記ジャックコネクタが前記プリント基板に
    対し直交方向に搭載されていることを特徴とする請求項
    1記載のマルチアダプタ。
  4. 【請求項4】 前記マルチアダプタと情報処理装置を接
    続するアダプタケーブルの一端側を特定の通信端末用イ
    ンターフェイスコネクタとし、前記マルチアダプタには
    少なくとも前記特定の通信端末用インターフェイスコネ
    クタを受けるジャックコネクタと他の通信端末用インタ
    ーフェイスコネクタを搭載したことを特徴とする請求項
    1記載のマルチアダプタおよびアダプタケーブル。
  5. 【請求項5】 マルチアダプタ接続用コネクタと情報処
    理装置接続用コネクタを同一規格のコネクタとしたこと
    を特徴とするアダプタケーブル。
  6. 【請求項6】 前記情報処理装置接続用コネクタを、P
    CカードインターフェイスコネクタまたはUSBコネク
    タとしたことを特徴とする請求項5記載のアダプタケー
    ブル。
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