JP2003281690A - 交通情報提示方法と装置 - Google Patents

交通情報提示方法と装置

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JP2003281690A JP2002081146A JP2002081146A JP2003281690A JP 2003281690 A JP2003281690 A JP 2003281690A JP 2002081146 A JP2002081146 A JP 2002081146A JP 2002081146 A JP2002081146 A JP 2002081146A JP 2003281690 A JP2003281690 A JP 2003281690A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路形状を表す形状ベクトルと対にして交通
情報を提示する場合に、形状ベクトルのノードの設定仕
方に依存せずに交通情報を表すことができる交通情報提
示方法を提供する。 【解決手段】 旅行時間情報の対象区間P〜Qを含む道
路形状の形状ベクトルをノード1〜10の位置情報で表す
データ列情報と、前記交通情報の対象区間の始端P及び
終端Qを前記形状ベクトルの基準ノード1からの距離X
m、Ymで表した交通情報とを対にして提供する。形状
ベクトルのノード1〜10がどのように設定されていると
きでも、交通情報を支障なく表示することができ、汎用
性を持つ交通情報の生成・提示が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旅行時間情報や渋
滞情報などの交通情報を提示する提示方法と、その方法
を実施する装置に関し、特に、道路形状を形状ベクトル
データ列で表す場合に適した交通情報の表示方法を提供
するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、カーナビなどに交通情報提供サー
ビスを実施しているVICS(道路交通情報通信システ
ム)は、道路情報を収集・編集し、FM多重放送やビー
コンを通じて、渋滞情報や、経路の所要時間を表す旅行
時間情報などの交通混雑情報を伝送している。
【0003】現行のVICS情報では、交通の現在情報
を次のように表現している。交通の混雑状況は、渋滞
(一般道:≦10km/h・高速道:≦20km/
h)、混雑(一般道:10〜20km/h・高速道:2
0〜40km/h)、閑散(一般道:≧20km/h・
高速道:≧40km/h)及び不明の4段階に区分して
表示している。渋滞状況を表す渋滞情報は、リンク全体
が同一混雑状況の場合、「リンク番号+状態(渋滞/混
雑/閑散/不明)」と表示され、また、リンク内の一部
だけが渋滞しているときは、「リンク番号+渋滞先頭距
離(リンク始端からの距離)+渋滞末尾距離(リンク始
端からの距離)+状態(渋滞)」と表示される。この場
合、渋滞がリンク始端から始まるときには、渋滞先頭距
離が0xffと表示される。リンク内に異なる混雑状態が共
存する場合は、各混雑状況がこの方法でそれぞれ記述さ
れる。また、各リンクの旅行時間を表すリンク旅行時間
情報は、「リンク番号+旅行時間」と表示される。
【0004】このようにVICS交通情報は、リンク番
号で道路を特定して交通情報を表示しており、この交通
情報の受信側は、リンク番号に基づいて自己の地図にお
ける該当する道路の交通状況を把握している。しかし、
送信側・受信側が共通のリンク番号やノード番号を用い
て地図上の位置を特定する方式は、道路の新設や変更が
ある度にリンク番号やノード番号を新設したり、修正し
たりする必要があり、それに伴い、各社のデジタル地図
のデータも更新しなければならないため、そのメンテナ
ンスに多大な社会的コストが掛かることになる。
【0005】こうした点を改善するため、本発明の発明
者等は、特願平11−214068号等において、送信
側が、道路形状の上に複数のノードを任意に設定して、
このノードの位置をデータ列で表した「形状ベクトルデ
ータ列」を伝送し、受信側が、その形状ベクトルデータ
列を用いてマップマッチングを行い、デジタル地図上の
道路を特定する方式を提案し、また、特願平11−24
2166号において、上記「道路形状データ」の伝送デ
ータ量を削減しても、受信側でのマップマッチングを正
確に実施できるように、道路種別、道路番号、道路区間
内のノードの交差リンク数、交差リンク角度、交差点名
などの「道路付加情報」を併せて伝送する方式を提案し
ている。
【0006】また、特願2000−375320号で
は、こうした方式における交通情報の伝達方法について
提案している。この方法では、交通情報として2地点間
の旅行時間を伝える場合に、図6に示すように、その2
つの地点を基準点(P4、Px)に設定し、この基準点間
の旅行時間を図7に示すデータで伝達する。図7(a)
は、この2つの基準点を含む道路区間を特定するための
ノード列情報である。図7(b)は、道路付加情報であ
る。図7(c)は、旅行時間を表示する所要時間情報で
あり、始端側ノード番号(P4)、終端側ノード番号
(Px)及びその間の旅行時間が記述される。この情報
を受信した受信側では、ノード列情報及び道路付加情報
を用いて、マップマッチングで道路区間を特定し、所要
時間情報から、基準点間の旅行時間を認識することがで
きる。
【0007】ただ、形状ベクトルデータ列を用いて道路
形状を伝達する方式は、共通のリンク番号やノード番号
を設定する必要がないと言う優れた効果を備えている反
面、データ量が多くなると言う不利な点を抱えている。
そのため、データの生成に時間が掛かり、例えば、事故
が発生したときに、事故位置を含む道路区間の形状ベク
トルデータ列を生成していると、従来方式に比べて、情
報の提供が遅れることになる。また、データ量の多さ
は、データ伝送量を増やし、伝送負担を重くすることに
なる。
【0008】これに対して、データ生成の所要時間に伴
う不利は、各道路区間の形状ベクトルデータ列のデータ
を予め生成し、蓄積しておくことで解消することがで
き、事故が発生したときに、蓄積しているデータの中か
ら、事故発生位置を含む道路区間の形状ベクトルデータ
列を選択して使用することにより、速やかな情報提供が
可能になる。
【0009】また、形状ベクトルデータ列のデータ量を
削減する方法については、本発明の発明者等は、これま
で幾つか提案している。特願2001−134318号
では、道路形状を等間隔にリサンプルしてサンプリング
点(ノード)を設定し、このノードの位置データに統計
的処理を施して±0付近に集中するデータに変換し、こ
れを可変長符号化してデータを圧縮する方式を提案して
いる。ここでは、統計的処理として、着目するノードj
の位置データを隣接ノードとの偏角θjで表したり、ま
た、この偏角θjと予測統計値S(例えば、S=θj-1
るいはS=(θj-1+θj-2)/2)との差分で表したり
する処理を例示している。また、特願2001−200
80号では、道路形状を等間隔にリサンプルし、ノード
の位置データをフーリエ係数近似により圧縮する方式を
提案している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各道路区間の
形状ベクトルデータ列のデータを予め作り置いたり、道
路形状を等間隔にリサンプルして圧縮した形状ベクトル
データ列のデータを生成したりする場合には、前述する
特願2000−375320号で提案した交通情報の伝
達方式、即ち、2つの基準点を設定して、基準点間の交
通情報を表す方式、は馴染まない。何故なら、図8に示
すように、交通情報を表そうとする区間Aの始端P及び
終端Qが、予め作成されて保持されている形状ベクトル
データ列のノード1、2、‥、10や、道路形状を等間
隔にリサンプルしたときのノードに一致する保証が無い
からである。また、この形状ベクトルデータ列の中に始
端P及び終端Qを無理にノードとして加えると、形状ベ
クトルデータ列のデータ量が増えてしまうことになる。
【0011】本発明は、こうした問題点を解決するもの
であり、道路形状を表す形状ベクトルと対にして交通情
報を提示する場合に、形状ベクトルのノードの設定仕方
に依存せずに交通情報を表すことができる交通情報提示
方法を提供し、また、その方法を実施する装置を提供す
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の交通情
報提示方法では、交通情報の対象区間を含む道路形状の
形状ベクトルを表すデータ列情報と、前記交通情報の対
象区間の始端及び終端を前記形状ベクトルのノードから
の距離で表した交通情報とを対にして提供するようにし
ている。
【0013】また、本発明の交通情報提供装置には、対
象区間の交通情報を収集する交通情報収集手段と、前記
対象区間を含む道路形状の形状ベクトルをデータ列情報
に変換し、前記交通情報を、前記形状ベクトルのノード
からの距離により対象区間の始端及び終端を特定した交
通情報に変換する情報変換手段とを設け、情報変換手段
が変換した形状ベクトルのデータ列情報と交通情報とを
対にして提供するように構成している。
【0014】また、本発明の交通情報受信装置には、道
路形状を表す形状ベクトルのデータ列情報と前記形状ベ
クトルのノードからの距離により対象区間の始端及び終
端が特定された交通情報とを受信する情報受信手段と、
前記形状ベクトルを自己の地図上で特定するために前記
データ列情報を用いてマップマッチングを行い、特定し
た形状ベクトルのノードからの距離により交通情報の対
象区間の始端及び終端を自己の地図上で特定する区間確
定手段とを設けている。
【0015】そのため、形状ベクトルのノードがどのよ
うに設定されているときでも、交通情報を支障なく表示
することができ、汎用性を持つ交通情報の生成・提示が
可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態における交通情
報の表示方法について、図1を用いて説明する。道路形
状の上には、この道路の形状ベクトルデータ列のデータ
を形成するためのノード1、2、‥、10が設定されて
いる。この道路上で交通情報を表そうとする区間が地点
Pと地点Qとの間であり、交通情報がP〜Q間の旅行時
間であるとすると、地点P及び地点Qを形状ベクトルの
基準点1からの相対距離Xメートル(m)、Ymで表
し、P〜Q間の旅行時間を(X〜Ym間の旅行時間=Z
秒)と言う形で表す。
【0017】図2(c)は、この方式で旅行時間情報を
表して情報提供する場合のデータ構成例を示している。
また、図2(a)は、この旅行時間情報を提供する区間
が含まれた道路形状を表す形状ベクトルデータ列のデー
タ構成例を示しており、この図2(a)の形状ベクトル
データ列と図2(c)の旅行時間情報とが対の形で受信
側に提供される。また、図2(b)は、形状ベクトルを
等間隔にリサンプルして圧縮符号化した場合の形状ベク
トルデータ列のデータ構成例を示しており、この場合に
は、図2(b)の形状ベクトルデータ列と図2(c)の
旅行時間情報とが対の形で受信側に提供される。
【0018】いずれの場合も、旅行時間情報(図2
(c))では、形状ベクトルデータ列のデータ(図2
(a)(b))に含まれる、形状ベクトルを一意に表す
「形状ベクトルデータ識別番号」が、「参照形状ベクト
ル列番号」として記述され、旅行時間を表す始端側基準
ノードPa及び終端側基準ノードPbが、それぞれ、そ
の形状ベクトルの基準点ノードからの相対距離La、L
bで表され、また、旅行時間情報は、「始端〜終端間の
旅行時間 T1」として表される。なお、形状ベクトル
データ列のデータには、図7の場合と同様に、道路付加
情報を加えても良い。
【0019】図3は、この旅行時間情報を生成する装置
と、この旅行時間情報を受信して利用する装置とから成
る交通情報提供システムの一例を示している。ここで
は、旅行時間を計測する区間が予め決められているもの
として説明する。このシステムは、センサA(超音波車
両センサ)25、センサB(AVIセンサ)26及びセンサ
C(プローブカー)27を用いて旅行時間を計測する旅行
時間計測装置20と、送信用の形状ベクトルデータ列及び
旅行時間情報を生成して送信する送信側装置10と、送信
された情報を受信するカーナビ等の受信側装置30とから
成る。
【0020】旅行時間計測装置20は、各センサ25、26、
27から取得したデータを処理するセンサ処理部A(2
2)、センサ処理部B(23)及びセンサ処理部C(24)
と、各センサ処理部22、23、24で処理されたデータを用
いて旅行時間情報の元データを生成する旅行時間情報算
出部21とを備えている。
【0021】送信側装置10は、旅行時間計測装置20から
旅行時間情報を収集する旅行時間情報収集部11と、収集
された旅行時間情報を基に図2の形状ベクトルデータ列
及び旅行時間のデータを生成する送信用情報変換部12
と、旅行時間計測区間が規定された旅行時間計測区間定
義テーブル14と、送信用情報変換部12が形状ベクトルデ
ータ列を生成するために参照するデジタル地図データベ
ース15と、送信用情報変換部12で変換された情報を送信
する情報送信部13とを備えている。
【0022】受信側装置30は、送信側装置10から提供さ
れた情報を受信する情報受信部31と、デジタル地図デー
タベース35のデータを用いて形状ベクトルのマップマッ
チングを行い、旅行時間情報の対象区間を決定するマッ
プマッチング及び区間確定部32と、受信した旅行時間情
報をリンクコストテーブル36の対象区間のデータに反映
させる旅行時間情報反映部33と、GPSアンテナ38やジ
ャイロ39を用いて自車位置を判定する自車位置判定部37
と、自車位置から目的地までのルート探索等にリンクコ
ストテーブル36を活用する情報活用部34と、ルート探索
結果に基づいて音声での案内を行うガイダンス装置40と
を備えている。
【0023】なお、送信側装置10の旅行時間情報収集部
11、送信用情報変換部12、及び情報送信部13の各機能
は、送信側装置10に内蔵されたコンピュータにプログラ
ムで規定した処理を行わせて実現することができ、ま
た、受信側装置30の情報受信部31、マップマッチング及
び区間確定部32、旅行時間情報反映部33、自車位置判定
部37及び情報活用部34の各機能は、受信側装置30に内蔵
されたコンピュータ(CPU)にプログラムで規定した
処理を行わせて実現することができる。図4では、デジ
タル地図データベース15に蓄積されている地図データを
図4(a)に、旅行時間計測区間定義テーブル14のデー
タを図4(b)に、また、旅行時間計測装置20から出力
される旅行時間情報の元データを図4(c)に示してい
る。
【0024】図5のフロー図は、このシステムの送信用
装置10及び受信側装置30の動作を示している。送信側装
置10の旅行時間情報収集部11は、旅行時間計測装置20か
ら図4(c)の旅行時間情報を収集する(ステップ
1)。送信用情報変換部12は、旅行時間計測区間定義テ
ーブル14から、収集された旅行時間情報に該当する旅行
時間情報提供区間を選出する(ステップ2)。1つの旅
行時間情報提供区間Vを対象として(ステップ3)、そ
の旅行時間情報提供区間Vを含む道路の地図データをデ
ジタル地図データベース15から取得して形状ベクトルを
生成し(ステップ4)、この形状ベクトルの基準ノード
を設定した後(ステップ5)、旅行時間情報提供区間の
始端及び終端を基準ノードからの相対位置で表現し(ス
テップ6)、図2(c)の旅行時間情報を生成する(ス
テップ7)。形状ベクトルデータは、前述する符号化手
法等を適用して不可逆圧縮した後(ステップ8)、相対
位置データを補正する(ステップ9)。この処理を旅行
時間情報提供区間Vの全てについて実行する(ステップ
10、ステップ11)。情報送信部13は、送信用情報変換部
12で生成されたデータを送信データに変換して(ステッ
プ12)、データ送信する(ステップ13)。こうして送信
側装置10からは、図2の(a)と(c)、または図2の
(b)と(c)のデータが送信される。
【0025】なお、相対位置データの補正方法(ステッ
プ9)については、本発明の発明者等が(H13−31
17)で提案している。データ量の削減を目的として、
形状ベクトルに含まれるノードの位置を相対的に表示し
て符号化する場合に、累積誤差が蓄積する。この累積誤
差は、形状ベクトルが長い距離を有し、かつ、国道24
6号や国道1号のように「なだらかな形状」の場合に蓄
積し易い。それを防ぐため、形状ベクトルとして、交差
する道路等で一旦曲げ、また本線に戻すように形状を抽
出し、この交差点部分を基準ノードに設定して、累積誤
差をキャンセルする。また、受信側では、受信データを
復号化して得た形状ベクトルの基準ノード間の距離と、
自己の地図データの形状ベクトルにおける基準ノード間
の距離とを比較することにより、相対位置を補正する。
【0026】なお、旅行時間情報提供区間が予め決まっ
ている場合には、各旅行時間情報提供区間に関してステ
ップ4〜ステップ6、ステップ8〜ステップ9の処理を
事前に実施して生成したデータを蓄積し、旅行時間情報
の生成時に、作り置かれたデータの中から該当するデー
タを選択して利用することが可能である。
【0027】一方、受信側装置30は、図5のフロー図に
示すように、情報受信部31がデータを受信すると(ステ
ップ20)、各旅行時間情報提供区間Vについて(ステッ
プ21)、マップマッチング及び区間確定部32が、自己の
デジタル地図データベース35の地図データに対するマッ
プマッチングを行い、形状ベクトルに対応する道路区間
を特定し(ステップ22)、相対位置データを補正した後
(ステップ23)、旅行時間情報から旅行時間情報提供区
間の始端及び終端の位置を確定する(ステップ24)。旅
行時間情報反映部33は、この旅行時間情報提供区間の旅
行時間情報を自システムのリンクコスト等に反映させる
(ステップ25)。こうした処理が全ての旅行時間情報提
供区間について実行される(ステップ26、ステップ2
7)。情報活用部34は、提供された旅行時間を活用して
所要時間表示やルートガイダンスを実行する(ステップ
28)。
【0028】このように、交通情報を提供する区間の始
端及び終端を、形状ベクトルの基準ノードからの距離で
表すことにより、形状ベクトルの表し方に依存せずに、
交通情報を伝達することができる。
【0029】ここでは、交通情報として旅行時間を表す
場合について例示したが、この旅行時間を渋滞/混雑/
閑散にランク付けし、渋滞表現により交通情報を提供す
ることも勿論可能である。また、ここでは、形状ベクト
ルの基準ノードからの距離により交通情報提供区間の始
端及び終端を表す場合について説明したが、形状ベクト
ルにおける交通情報提供区間の最寄りのノードを起点に
して、交通情報提供区間の始端及び終端の距離を表すよ
うにしても良い。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の交通情報提示方法及び装置は、道路形状を表す形状ベ
クトルのデータと対にして交通情報を提供する場合に、
形状ベクトルのノードがどのように設定されているとき
でも、交通情報を支障なく表示することができ、汎用性
を持つ交通情報の生成・提示が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における交通情報の表示方法
を示す模式図
【図2】本発明の実施形態の形状ベクトルデータと交通
情報とのデータ構成図
【図3】本発明の実施形態における交通情報提示システ
ムの構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施形態の交通情報を生成する元デー
タのデータ構成図
【図5】本発明の実施形態における交通情報提示システ
ムの動作を示すフロー図
【図6】従来の交通情報の表示方法を示す模式図
【図7】従来の形状ベクトルデータと交通情報とのデー
タ構成図
【図8】従来の交通情報の表示における問題点を説明す
る説明図
【符号の説明】
10 送信側装置 11 旅行時間情報収集部 12 送信用情報変換部 13 情報送信部 14 旅行時間計測区間定義テーブル 15 デジタル地図データベース 20 旅行時間計測装置 21 旅行時間情報算出部 22 センサ処理部A 23 センサ処理部B 24 センサ処理部C 25 センサA(超音波車両センサ) 26 センサB(AVIセンサ) 27 センサC(プローブカー) 30 受信側装置 31 情報受信部 32 マップマッチング及び区間確定部 33 旅行時間情報反映部 34 情報活用部 35 デジタル地図データベース 36 リンクコストテーブル 37 自車位置判定部 38 GPSアンテナ 39 ジャイロ 40 ガイダンス装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB03 HC05 HC08 HC31 HC32 HD03 HD23 HD30 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC09 AC13 AC19 5H180 AA01 BB04 CC12 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF32 FF40

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交通情報の対象区間を含む道路形状の形
    状ベクトルを表すデータ列情報と、前記交通情報の対象
    区間の始端及び終端を前記形状ベクトルのノードからの
    距離で表した交通情報とを対にして提供することを特徴
    とする交通情報提示方法。
  2. 【請求項2】 前記交通情報の中に、前記対象区間の旅
    行時間の情報を含めて提供することを特徴とする請求項
    1に記載の交通情報提示方法。
  3. 【請求項3】 前記交通情報の中に、前記対象区間の渋
    滞情報を含めて提供することを特徴とする請求項1に記
    載の交通情報提示方法。
  4. 【請求項4】 前記ノードとして、前記形状ベクトルの
    始端を構成する基準ノードを選択することを特徴とする
    請求項1に記載の交通情報提示方法。
  5. 【請求項5】 前記ノードとして、前記対象区間の始端
    及び終端に最も近い前記形状ベクトルのノードを選択す
    ることを特徴とする請求項1に記載の交通情報提示方
    法。
  6. 【請求項6】 対象区間の交通情報を収集する交通情報
    収集手段と、 前記対象区間を含む道路形状の形状ベクトルをデータ列
    情報に変換し、前記交通情報を、前記形状ベクトルのノ
    ードからの距離により前記対象区間の始端及び終端を特
    定した交通情報に変換する情報変換手段とを備え、前記
    情報変換手段が変換した前記形状ベクトルのデータ列情
    報と前記交通情報とを対にして提供することを特徴とす
    る交通情報提供装置。
  7. 【請求項7】 道路形状を表す形状ベクトルのデータ列
    情報と前記形状ベクトルのノードからの距離により対象
    区間の始端及び終端が特定された交通情報とを受信する
    情報受信手段と、 前記形状ベクトルを自己の地図上で特定するために前記
    データ列情報を用いてマップマッチングを行い、特定し
    た前記形状ベクトルのノードからの距離により前記交通
    情報の対象区間の始端及び終端を自己の地図上で特定す
    る区間確定手段とを備えることを特徴とする交通情報受
    信装置。
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