JP2003281668A - 課金用の通信端末装置、外部サーバ及び通信システム、並びに課金方法 - Google Patents

課金用の通信端末装置、外部サーバ及び通信システム、並びに課金方法

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JP2003281668A
JP2003281668A JP2002087310A JP2002087310A JP2003281668A JP 2003281668 A JP2003281668 A JP 2003281668A JP 2002087310 A JP2002087310 A JP 2002087310A JP 2002087310 A JP2002087310 A JP 2002087310A JP 2003281668 A JP2003281668 A JP 2003281668A
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成 野波
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グローバルネットワーク(インターネット)
を利用しつつ極力低コストで且つ精度良く、家庭内等に
おける機器もしくはエネルギ使用に対する使用料金を求
めて課金することが可能となる課金用の通信システムを
提供する。 【解決手段】 グローバルネットワークを介して外部サ
ーバ4と接続された通信端末装置1が、課金対象の機器
やエネルギの設定使用量ごとに使用量信号が入力する
と、外部サーバ4にアクセスして自己の識別情報を含む
機器エネルギ使用情報を送信し、外部サーバ4は、受信
した機器エネルギ使用情報に基づいて通信端末装置1ご
とに機器やエネルギの使用量を算出するとともに、この
機器やエネルギの使用量の情報、及び、顧客ごとに通信
端末装置1と料金単価とを対応付けた顧客情報に基づい
て、顧客に請求する使用料金を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器もしくはエネ
ルギの使用料金を顧客に対して請求する場合に用いる課
金用の通信端末装置、外部サーバ及び通信システム、並
びに課金方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電力、ガス、水道などのエネルギの使用
量については、一般に人手(検針員)によって検針さ
れ、この検針結果に基づいて使用料金を顧客に請求して
いる。また、各メータの指針値を自動的に読み取り、そ
の検針データを電話線や無線等の通信回線を用いて検針
センターに送信して検針センターで集計する自動検針シ
ステムも一部実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のうち検針員の場合は、コスト(人件費)がかか
るとともに、読み取りミスによるヒューマンエラーが発
生するおそれがある。一方、後者の自動検針システムに
おいては、メータごとに通信端末が必要であるため、通
信機器のコストが高くなる不利がある。さらに、この自
動検針では、電力メータ以外の例えばガスメータ等が電
池駆動であり、消費電力を抑制する必要があるため、高
頻度の検針ができない不都合もある。
【0004】なお、上記エネルギの使用量を算出(集
計)する場合の問題点は、エネルギ以外の各種機器の使
用量、例えば、コピー機でのコピー枚数、カラオケ端末
機での演奏回数、給茶機での給茶回数などの使用量を算
出(集計)する場合にも同様に発生する。
【0005】ところで、近年、家庭などへの高速インタ
ーネット(グローバルネットワークの一例)の接続環境
が整いつつあり、例えば家庭内の情報端末からインター
ネットを利用して、外部サーバとの間で家庭内などにお
けるエネルギ使用量の情報を双方向通信することが考え
られる。しかし、その場合、一般には外部サーバ側から
端末側を一意に認識できることが必要であるが、ネット
ワークアドレスは有限であり、全ての端末がグローバル
アドレスを持つことは不可能であるため、例えば、プラ
イベートなネットワーク上に、情報端末と内部サーバを
設置するようにシステム構成したり、あるいは、VPN
(Virtual Private Network)
技術を用いて、仮想的にインターネット上で情報端末に
プライベートアドレスを設定するようにシステム構成す
る必要がある。ただし、プライベートなネットワーク上
に情報端末と内部サーバを設置するには自前でネットワ
ークインフラを整備する必要があり、また、VPN技術
を利用した仮想的なプライベートネットワークでは、高
価なVPN装置を情報端末とネットワーク間、及び、ネ
ットワークと外部サーバの間に夫々設置する必要があ
り、いずれの場合もコストアップに繋がっていた。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、グローバルネットワークを利用し
つつ極力低コストで且つ精度良く、家庭内等における機
器もしくはエネルギ使用に対する使用料金を求めて課金
することが可能となる課金用の通信端末装置、外部サー
バ、及び通信システム、並びに課金方法を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る通信端末装置の第一の特徴構成は、特許
請求の範囲の欄の請求項1に記載した如く、課金用の外
部サーバとグローバルネットワークを介して接続され、
課金対象の機器もしくはエネルギの使用量を計測する使
用量計測装置から設定使用量ごとに出力される使用量信
号が入力するのに伴い、前記外部サーバにアクセスし
て、自己の識別情報を含む機器エネルギ使用情報を前記
外部サーバに送信する点にある。
【0008】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載した如く、上記第一の特徴構成に加え
て、前記使用量計測装置が計測する複数種類の機器もし
くはエネルギの使用量に係る複数の使用量信号が入力
し、前記機器エネルギ使用情報に、前記使用量信号に係
る機器もしくはエネルギの種類を識別可能な情報が含ま
れる点にある。
【0009】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項3に記載した如く、上記第一又は第二の特徴構
成に加えて、前記使用量計測装置が、前記使用量信号と
してパルス信号を出力するガスメータ、電力メータ、及
び水道メータのうちの少なくとも何れか1つである点に
ある。
【0010】同第四の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項4に記載した如く、上記第一から第三のいずれ
かの特徴構成に加えて、前記機器エネルギ使用情報に、
前記使用量計測装置から前記使用量信号が入力した時点
の時刻情報を含ませる点にある。
【0011】同第五の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項5に記載した如く、上記第一から第四のいずれ
かの特徴構成に加えて、前記機器エネルギ使用情報を一
時蓄積する蓄積部を備え、その蓄積部に蓄積した前記機
器エネルギ使用情報の夫々を一定時間間隔で順次送信す
るか、あるいは、複数の前記機器エネルギ使用情報を一
括して送信するように構成されている点にある。
【0012】同第六の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項6に記載した如く、上記第一から第五のいずれ
かの特徴構成に加えて、新たに送信する前記機器エネル
ギ使用情報を、過去に送信した前記機器エネルギ使用情
報と共に送信するように構成されている点にある。
【0013】同第七の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項7に記載した如く、上記第一から第六のいずれ
かの特徴構成に加えて、グローバルネットワーク側から
不可視であるか、あるいは、外部からの接続要求に応答
しないように構成されている点にある。
【0014】前記目的を達成するための本発明に係る課
金用の外部サーバの第一の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項8に記載した如く、グローバルネットワー
クを介して接続された一又は複数の課金用の通信端末装
置からアクセス可能に構成され、課金対象の機器もしく
はエネルギの使用量を計測する使用量計測装置から設定
使用量ごとに出力される使用量信号が前記通信端末装置
に入力されるに伴い、前記通信端末装置の夫々からアク
セスされて送信される前記通信端末装置の識別情報を含
む機器エネルギ使用情報を受信して、その受信した前記
機器エネルギ使用情報に基づいて前記通信端末装置の識
別情報ごとに前記機器もしくはエネルギの使用量を算出
し、顧客の識別情報に前記通信端末装置の識別情報と前
記機器もしくはエネルギの単位使用量当たりの料金情報
とを対応付けた顧客情報、及び、前記通信端末装置の識
別情報ごとに算出した前記機器もしくはエネルギの使用
量に基づいて、前記顧客に請求する前記機器もしくはエ
ネルギの使用料金を算出するように構成されている点に
ある。
【0015】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項9に記載した如く、上記第一の特徴構成に加え
て、前記通信端末装置から受信した前記機器エネルギ使
用情報にその受信時点の時刻情報を対応付け、その時刻
情報を対応付けた前記機器エネルギ使用情報に基づい
て、設定課金期間における前記機器もしくはエネルギの
使用量を算出するように構成されている点にある。
【0016】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項10に記載した如く、上記第一又は第二の特徴
構成に加えて、異なる事業者が提供する複数種類の機器
もしくはエネルギに係る前記使用量信号が一つの前記通
信端末装置に入力する場合に、前記顧客に請求する前記
機器もしくはエネルギに対する使用料金を各事業者別に
算出するように構成されている点にある。
【0017】前記目的を達成するための本発明に係る課
金用の通信システムの特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項11に記載した如く、上記第一から第七のいず
れかの特徴構成の通信端末装置と、上記第一から第三の
いずれかの特徴構成の外部サーバとが、グローバルネッ
トワークを介して接続されてなる点にある。
【0018】前記目的を達成するための本発明に係る課
金方法の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項12
に記載した如く、上記第三の特徴構成の外部サーバが算
出した各事業者別の前記機器もしくはエネルギに対する
使用料金を前記顧客から集金し、その顧客から集金した
各事業者別の使用料金を各事業者に送金するとともに、
各事業者から代行手数料を徴収する点にある。
【0019】以下に上記特徴構成による作用並びに効果
を説明する。本発明に係る課金用の通信端末装置の第一
の特徴構成によれば、課金対象の機器もしくはエネルギ
使用量を計測する使用量計測装置から設定使用量ごとに
出力される使用量信号が入力するのに伴い、グローバル
ネットワークを介して接続された課金用の外部サーバに
対してアクセスして、自己の識別情報を含む機器エネル
ギ使用情報を前記外部サーバに送信する。すなわち、機
器もしくはエネルギが設定量使用されるごとに使用量計
測装置から使用量信号が入力するのに応じて、課金用の
通信端末装置が、課金用の外部サーバにアクセスして自
己の識別情報を含む機器エネルギ使用情報を送信する。
【0020】従って、機器もしくはエネルギの使用量の
情報を、人手によらず、機器もしくはエネルギが設定量
使用されたごとに使用量計測装置から出力する使用量信
号によって入手するので、ヒューマンエラーによる精度
低下のおそれがなく、しかも、上記使用量信号の入力に
応じて、グローバルネットワークを介して課金用の外部
サーバにアクセスして自己の識別情報等を送信する機能
を備えるだけで、端末側で上記使用量信号を計数した
り、それに基づいて使用量を算出する等の演算処理を行
わないので、課金用の通信端末装置の構成を簡素化する
ことができる。よって、グローバルネットワークを利用
しつつ極力低コストで且つ精度良く、家庭内等における
機器もしくはエネルギの使用料金を求めて課金すること
が可能となる課金用の通信端末装置が得られる。
【0021】同第二の特徴構成によれば、使用量計測装
置が使用量を計測する複数種類の機器もしくはエネルギ
について、各機器もしくはエネルギの設定使用量ごとに
使用量計測装置から出力される使用量信号が入力するの
に伴い、前記通信端末装置が、前記外部サーバにアクセ
スして、自己の識別情報に加えて前記使用量信号に係る
機器もしくはエネルギの種類を識別可能な情報を含む機
器エネルギ使用情報を前記外部サーバに送信する。従っ
て、使用量を計測する機器もしくはエネルギの種類が複
数の場合において、機器もしくはエネルギの種類を識別
可能な情報を機器エネルギ使用情報に含ませて外部サー
バに送信することで、機器もしくはエネルギの種類別に
使用量を算出することが可能となる課金用の通信端末装
置の好適な実施形態が得られる。
【0022】同第三の特徴構成によれば、前記使用量計
測装置としてのガスメータ、電力メータ、及び水道メー
タのうちの少なくとも何れか1つから出力されるパルス
信号が前記使用量信号として前記通信端末装置に入力す
る。すなわち、上記パルス出力タイプの各メータは、ガ
ス、電力又は水道の設定使用量ごとにパルス信号を出力
すればよいので、メータ内部の回路が簡単になり、ま
た、通信端末装置側からメータ側に電力を供給すれば、
メータ側に電力供給手段を持つことも不要となる。従っ
て、使用量計測装置としてパルス出力タイプの上記メー
タを使用することで、課金用の端末側におけるエネルギ
の使用量の計測のための構成を簡素化することができる
課金用の通信端末装置の好適な実施形態が得られる。
【0023】同第四の特徴構成によれば、前記通信端末
装置が、前記使用量計測装置から前記使用量信号が入力
した時点の時刻情報を含ませた前記機器エネルギ使用情
報を、外部サーバに送信する。すなわち、上記使用量信
号が入力した時点の時刻情報によって、機器もしくはエ
ネルギが何時どのような頻度で使用されたかが判る。従
って、上記機器もしくはエネルギの使用時刻、頻度に基
づいて、例えば設定期間ごとでの機器もしくはエネルギ
の使用量を算出して、設定期間ごとでの使用料金を正確
に計算して課金することが可能となる課金用の通信端末
装置の好適な実施形態が得られる。
【0024】同第五の特徴構成によれば、課金用の通信
端末装置が、蓄積部に一時蓄積した機器エネルギ使用情
報の夫々を一定時間間隔で課金用の外部サーバに順次送
信するか、あるいは、機器エネルギ使用情報を複数蓄積
したのち、その複数の機器エネルギ使用情報を一括して
送信する。すなわち、使用量信号が短時間に多数回入力
するような場合に、入力する使用量信号のタイミングで
外部サーバにアクセスして機器エネルギ使用情報を送信
すると、外部サーバ側で受信する機器エネルギ使用情報
が集中して適正に受信されないおそれがあるので、通信
端末装置側で機器エネルギ使用情報をいったん一時蓄積
した後、送信間隔を一定時間間隔にして外部サーバに送
信したり、複数の機器エネルギ使用情報を一括して送信
する。従って、通信端末装置側で機器エネルギ使用情報
の発生頻度が大きく変化したとしても、外部サーバへ送
信される機器エネルギ使用情報の送信間隔が一定時間間
隔に調整されるか、または、複数同時送信により送信コ
ネクションに関わるデータ量のオーバーヘッドを低減で
きるので、外部サーバ側での機器エネルギ使用情報の受
信を適正に行うことが可能となる課金用の通信端末装置
の好適な実施形態が得られる。
【0025】同第六の特徴構成によれば、課金用の通信
端末装置が、新たに送信する機器エネルギ使用情報を、
過去に送信した機器エネルギ使用情報と共に課金用の外
部サーバに送信する。すなわち、課金用の通信端末装置
側から外部サーバに機器エネルギ使用情報を送信して
も、ネットワークや各装置における種々の通信エラーに
より、機器エネルギ使用情報が外部サーバで受信されな
い場合が考えられるので、過去に送信した機器エネルギ
使用情報を再度送信して、外部サーバ側で機器エネルギ
使用情報の受信もれが極力発生しないようにする。従っ
て、課金用の通信端末装置側から送信する機器エネルギ
使用情報を外部サーバ側で受信もれなく受信することが
可能となる課金用の通信端末装置の好適な実施形態が得
られる。また、外部サーバにおいて、再送信された過去
の送信データと、外部サーバに記録されている受信済み
の送信データとの照合をとることにより、適正な課金用
の通信端末装置であるか否かについての簡便な認証チェ
ックの機能が働き、悪意のある端末からの偽の送信デー
タを排除することも可能になる。
【0026】同第七の特徴構成によれば、課金用の通信
端末装置がグローバルネットワーク側から不可視である
ためにグローバルネットワークから接続要求ができない
か、あるいは、課金用の通信端末装置に対して外部から
接続要求しても、課金用の通信端末装置にアクセスする
ことができない。すなわち、課金用の通信端末装置は自
己から発呼する場合を除いて外部との通信を開始しな
い。そのため、課金用の通信端末装置がグローバルネッ
トワークを介して課金用の外部サーバにアクセスして前
記機器エネルギ使用情報を送信することはできるが、逆
に課金用の外部サーバ側から課金用の通信端末装置にア
クセスすることはできない。また、課金用の通信端末装
置に対し、不正・不当な接続要求があったとしても課金
用の通信端末装置は通信を開始しないため、誤って機器
エネルギ使用情報を漏洩することもない。
【0027】本発明に係る課金用の外部サーバの第一の
特徴構成によれば、課金対象の機器もしくはエネルギの
使用量を計測する使用量計測装置から設定使用量ごとに
出力される使用量信号が一又は複数の課金用の通信端末
装置に入力するのに伴い、外部サーバがグローバルネッ
トワークを介して接続された課金用の通信端末装置の夫
々からのアクセスにより、上記課金用の通信端末装置の
夫々から送信される前記通信端末装置の識別情報を含む
機器エネルギ使用情報を受信し、その受信した機器エネ
ルギ使用情報に基づいて上記通信端末装置の識別情報ご
とに機器もしくはエネルギの使用量を算出し、さらに、
顧客の識別情報に前記課金用の通信端末装置の識別情報
と前記機器もしくはエネルギの単位使用量当たりの料金
情報とを対応付けた顧客情報、及び、前記通信端末装置
の識別情報ごとに算出した前記機器もしくはエネルギの
使用量に基づいて、前記顧客に請求する前記機器もしく
はエネルギの使用料金を算出する。
【0028】すなわち、課金用の外部サーバがグローバ
ルネットワークを介して課金用の各通信端末装置を特定
できない場合であっても、課金用の通信端末装置側から
のアクセスにより、機器もしくはエネルギの設定使用量
を示す機器エネルギ使用情報を通信端末装置側から受信
して、その受信した機器エネルギ使用情報に基づいて各
通信端末装置ごとに機器もしくはエネルギの使用量を算
出し、さらに、料金支払い者である顧客と各通信端末装
置との対応付け、及び機器もしくはエネルギの単位使用
量当たりに使用料金を用いて、顧客に請求する前記機器
もしくはエネルギの使用料金を算出する。従って、課金
用の外部サーバが、各通信端末装置ごとの機器もしくは
エネルギの使用量を算出するとともに、顧客に請求する
使用料金を算出するので、課金用の通信端末装置側に演
算処理部を備える必要がなく、通信端末装置の構成を簡
素化しながら、課金用の外部サーバにおいて、上記機器
もしくはエネルギの使用量と使用料金の算出を能率良く
行うことができる。よって、グローバルネットワークを
利用しつつ極力低コストで且つ精度良く、家庭内等にお
ける機器もしくはエネルギの使用料金を求めて課金する
ことが可能となる課金用の外部サーバが得られる。
【0029】同第二の特徴構成によれば、外部サーバが
課金用の通信端末装置から機器エネルギ使用情報を受信
したときに、機器エネルギ使用情報に対応付けた受信時
点の時刻情報によって、課金用の通信端末装置から機器
エネルギ使用情報を何時どのような頻度で受信したかが
判るので、この受信時点の時刻情報付きの機器エネルギ
使用情報に基づいて、設定課金期間における機器もしく
はエネルギの使用量を算出する。従って、課金用の通信
端末装置から受信した時点の時刻情報を対応付けた機器
エネルギ使用情報によって、設定課金期間での機器もし
くはエネルギの使用量を算出して、設定課金期間での使
用料金を正確に計算して課金することが可能となる課金
用の外部サーバの好適な実施形態が得られる。
【0030】同第三の特徴構成によれば、異なる事業者
が提供する複数種類の機器もしくはエネルギが設定量使
用されるごとに使用量計測装置から出力される使用量信
号が一つの課金用の通信端末装置に入力する場合に、外
部サーバは、上記各機器もしくはエネルギを提供する事
業者と、上記通信端末装置が対応付けられている顧客の
情報に基づいて、顧客に請求する機器もしくはエネルギ
に対する使用料金を各事業者別に算出する。従って、異
なる事業者が提供する複数種類の機器もしくはエネルギ
の使用量信号を一つの課金用の通信端末装置に入力する
ことにより、各事業者の提供する機器もしくはエネルギ
毎に別々の課金用の通信端末装置を用意する場合に比べ
設備を簡素化することができるとともに、顧客に請求す
る使用料金は各事業者別に算出するので、各事業者に顧
客から集金すべき使用料金を明示することが可能となる
課金用の外部サーバの好適な実施形態が得られる。
【0031】本発明に係る課金用の通信システムの特徴
構成によれば、上記第一から第七のいずれかの特徴構成
の課金用の通信端末装置と、上記第一から第三のいずれ
かの特徴構成の課金用の外部サーバとが、グローバルネ
ットワークを介して接続されている。従って、グローバ
ルネットワークを利用しつつ極力低コスト且つ精度良
く、家庭内等における機器もしくはエネルギの使用料金
を求めて課金することが可能となる課金用の通信システ
ムが得られる。
【0032】本発明に係る課金方法によれば、上記第三
の特徴構成の外部サーバが算出した各事業者別の前記機
器もしくはエネルギに対する使用料金を前記顧客から集
金し、その顧客から集金した各事業者別の使用料金を各
事業者に送金するとともに、各事業者から代行手数料を
徴収する。すなわち、代行手数料を徴収する条件の下
で、例えば、複数の事業者のうちの一人が自己に対する
使用料金と共に他の事業者に対する使用料金を顧客から
集金したり、あるいは、事業者以外の者が、各事業者に
対する使用料金を顧客から集金し、その代行して集金し
た各事業者別の料金を各事業者に送金するような種々の
代行集金が可能である。従って、前記課金用の外部サー
バで得られる料金算出情報に基づいて各事業者別の機器
もしくはエネルギの使用料金を集金する場合に、各事業
者が個別に顧客から使用量料金を集金するよりも、各事
業者の集金の手間及び顧客の支払の手間が共に少なくて
済む代行集金が可能となる課金方法が得られる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明に係る課金用の通信端末装
置と、外部サーバと、通信システムの実施形態を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、例えばマンショ
ンなどの集合住宅の各戸に設置した複数台の課金用の通
信端末装置1がプライベートネットワークを構成し、こ
のプライベートネットワークがルータ2を経由して、グ
ローバルネットワークの一例であるインターネットに接
続されている。即ち、ルータ2に、グローバルアドレス
(インターネットアドレス)が割り付けられている。
尚、上記プライベートネットワーク内には、パソコン等
の他の通信端末3も接続されている。一方、インターネ
ットには、課金用の外部サーバとしてのセンターサーバ
4が接続されている。なお、上記インターネットに接続
する通信回線及びインターネットを構成する通信回線
は、電話線、ADSL(非対称デジタル加入者線)、ケ
ーブルテレビ、光通信ケーブルなどの有線回線、及び、
無線回線が使用できる。
【0034】そして、本発明に係る課金用の通信システ
ムは、上記通信端末装置9と、上記センターサーバ4と
が、インターネットを介して接続されて構成されてい
る。
【0035】次に、上記通信端末装置1とセンターサー
バ4の構成について説明する。通信端末装置1は、図2
に示すように、時刻情報を出力する計時装置8と、イン
ターネットを介して接続された前記センターサーバ4に
対してアクセス(端末発呼)して、センターサーバ4と
の間で送信及び受信動作を実行する通信インターフェー
ス部9とを備えている。そして、前記通信端末装置1
が、課金対象の機器もしくはエネルギの使用量を計測す
る使用量計測装置101から設定使用量ごとに出力され
る使用量信号が入力するのに伴い、前記センターサーバ
4にアクセスして、自己(通信端末装置1)の識別情報
を含む機器エネルギ使用情報を前記センターサーバ4に
送信するように構成されている。
【0036】一方、前記センターサーバ4は、インター
ネットを介して接続された一又は複数の前記課金用の通
信端末装置1からのアクセス(端末発呼)可能に構成さ
れ、前記使用量計測装置101から設定使用量ごとに出
力される使用量信号が前記通信端末装置1の夫々に入力
するのに伴い、前記通信端末装置1の夫々から送信され
る前記通信端末装置1の識別情報を含む機器エネルギ使
用情報を受信して、その受信した前記機器エネルギ使用
情報に基づいて前記通信端末装置1の識別情報ごとに前
記機器もしくはエネルギの使用量を算出し、さらに、前
記センターサーバ4は、顧客の識別情報に前記通信端末
装置1の識別情報と前記機器もしくはエネルギの単位使
用量当たりの料金情報とを対応付けた顧客情報、及び、
前記通信端末装置1の識別情報ごとに算出した前記機器
もしくはエネルギの使用量に基づいて、前記顧客に請求
する前記機器もしくはエネルギの使用料金を算出するよ
うに構成されている。
【0037】前記通信端末装置1は、外部からの接続要
求に応答しないように構成されるとともに、グローバル
ネットワーク(インターネット)を介しての認識が不能
に(グローバルネットワーク側から不可視であるよう
に)構成されている。すなわち、各通信端末装置1に
は、前記ルータ2が管理するプライベートアドレスが割
り付けられているが、グローバルアドレス(インターネ
ットアドレス)は割り付けられていない。なお、前記セ
ンターサーバ4のインターネットアドレスは、通信端末
装置1内のサーバアドレス記憶部11Aに記憶されてい
る。
【0038】前記通信端末装置1には、前記使用量計測
装置101が計測する複数種類の機器もしくはエネルギ
の使用量に係る複数の前記使用量信号が入力する。具体
的には、前記使用量計測装置101が、先ず、前記使用
量信号としてパルス信号を出力するガスメータ5、電力
メータ6及び水道メータ7からなる。即ち、上記各メー
タからのパルス信号は、ガス、電力又は水道が設定量使
用されるごとに出力される。そのため、前記機器エネル
ギ使用情報には、前記使用量信号の機器もしくはエネル
ギの種類(ガス、電力又は水道)を識別可能な情報が含
まれている。さらに、前記使用量計測装置101が、前
記使用量信号としてカウンタ信号を出力する、給茶機1
3の給茶回数を計数するカウンタ13A、コピー機14
のコピー枚数を計数するカウンタ14A、及びカラオケ
装置15の演奏回数を計数するカウンタ15Aによって
構成されている。尚、上記各メータからのパルス信号及
び各カウンタからのカウンタ信号は、通信端末装置1内
の外部情報取得部12によって受け取られる。
【0039】上記ガス、電力又は水道を提供する事業者
は一般に異なる。即ち、ガスについてはガス会社であ
り、電力については電力会社であり、また、水道につい
ては市等の地方自治体が供給している場合が多い。ま
た、給茶機13、コピー機14、及びカラオケ装置15
についても各機器の提供者は異なる。従って、この実施
形態では、異なる事業者が提供する複数種類の機器(給
茶機13、コピー機14、及びカラオケ装置15)とエ
ネルギ(ガス、電力又は水道)に係る前記使用量信号が
一つの前記通信端末装置1に入力している。
【0040】前記計時装置8が出力する時刻情報は、絶
対的な時刻、具体的には日本標準時における時刻情報で
あり、例えば、2002年2月19日、12時00分
0.6秒は、2002/2/19,12:00:00.
6のように表記する。前記通信端末装置1は、前記機器
エネルギ使用情報の送信時に、インターネットを介して
基準時情報(日本標準時)を取り込み、計時装置8が、
前記基準時情報(日本標準時)に基づいて時刻情報を調
時可能に構成されている。因みに、このインターネット
を利用した調時方法は、インターネット上に接続された
コンピュータの時刻合わせに用いられ、NTP(Net
work Time Protocol)と呼ばれる。
【0041】そして、前記通信端末装置1は、前記機器
エネルギ使用情報に、前記使用量計測装置101(ガス
メータ5、電力メータ6、水道メータ7及び各機器のカ
ウンタ13A,14A,15A)から前記使用量信号が
入力した時点の時刻情報(前記計時装置8の時刻情報)
を含ませる。
【0042】前記通信端末装置1には、各通信端末装置
1同士を区別して特定するための識別情報(通信端末I
D)が付され、この通信端末IDは、前記通信端末装置
1内のID記憶部11Bに記憶されている。通信端末I
Dは、具体的には、製造メーカー、機種名、及び、製品
シリアル番号を一意に表わすものであり、例えば、ZF
912376のように表記される。
【0043】次に、前記センターサーバ4側に送信され
る前記機器エネルギ使用情報の例を、ガスメータ5、電
力メータ6及び水道メータ7からのパルス(メータの種
別は、ガスをG、電力をE、水道をWで表わす)が通信
端末装置1に入力する場合について図3に示す。例え
ば、1番目の機器エネルギ使用情報は、2002年2月
19日、12時00分0.6秒に、通信端末IDがZF
912376である通信端末装置1に、水道メータから
パルスが入力したことを示す機器エネルギ使用情報であ
る。2番目の機器エネルギ使用情報は、2002年2月
19日、12時00分35.4秒に、通信端末IDがF
S531058である通信端末装置1に、電力メータか
らパルスが入力したことを示す機器エネルギ使用情報で
ある。5番目の機器エネルギ使用情報は、2002年2
月19日、12時00分50.3秒に、通信端末IDが
EF009245である通信端末装置1に、ガスメータ
からパルスが入力したことを示す機器エネルギ使用情報
である。
【0044】そして、前記外部情報取得部12が受け取
った機器エネルギ使用情報は、イベント記録部10にい
ったん記録され、前記ガスメータ5、電力メータ6及び
水道メータ7のパルス信号が入力した時点の前記計時装
置8の時刻情報が付された後、通信端末装置1に送り出
される。ここで、上記送信される機器エネルギ使用情報
のデータについて、CSV(Comma Separa
ted Value)形式で記述した例を説明する。・
1番目の機器エネルギ使用情報は、「ZF91237
6,2002/2/19,12:00:0.6,wpu
lse,on」のように表わされる。・2番目の機器エ
ネルギ使用情報は、「FS531058,2002/2
/19,12:00:35.4,epulse,on」
のように表わされる。・5番目の機器エネルギ使用情報
は、「EF009245,2002/2/19,12:
00:50.3,gpulse,on」のように表わさ
れる。なお、上記機器エネルギ使用情報は、CSV形式
以外の別のデータ形式、例えばXML(Extensi
ble Markup Language)で記述して
もよい。そして、上記CSV形式やXMLで記述した機
器エネルギ使用情報を、例えばHTTP(Hypert
ext Transfer Protocol)を用い
て、通信端末装置1(Webクライアント側)が、外部
サーバ4(Webサーバ)に、HTTPリクエストでア
クセスし、外部サーバ4(Webサーバ)からHTTP
レスポンスを受信する。なお、外部サーバ4(Webサ
ーバ)では、受け取ったデータをセパレータ(CSVで
はコンマ、XMLではタグ)で項目ごとに分離し、SQ
L(Structured Querty Langu
age)にてデータベースにストアする。
【0045】前記通信端末装置1が、前記機器エネルギ
使用情報を一時蓄積する蓄積部(送信バッファ9A)を
備え、その蓄積部(送信バッファ9A)に蓄積した前記
機器エネルギ使用情報を一定時間間隔で順次、センター
サーバ4に送信するように構成されている。そして、送
信バッファ9Aに貯まった機器エネルギ使用情報を送信
する間隔は、各通信端末装置1からのアクセスが輻輳し
ないように、前記通信端末装置1の識別情報(IDデー
タ)に関連付けられている。具体的には、全ての通信端
末装置1が15分に1回はアクセスするとして、以下の
式で求まる数値を毎時分とするタイミングでアクセスす
る。
【0046】
【数1】15・n+IDデータを数値化した値を15で
割った剰余(n=0〜3)
【0047】さらに、通信エラー等による機器エネルギ
使用情報の受信もれを防止するために、前記通信端末装
置1が、新たに送信する機器エネルギ使用情報を、過去
に送信した機器エネルギ使用情報と共に送信するように
構成されている。具体的には、毎回の機器エネルギ使用
情報の送信において、今回送信する新たな機器エネルギ
使用情報に加えて、前回と前前回に送信した機器エネル
ギ使用情報を送信する。従って、1つの機器エネルギ使
用情報は3回送信されることになる。以下、連続する3
回の送信回数での機器エネルギ使用情報の例を説明す
る。1回目で、A、B,C(Aは前前回送信済みデー
タ、Bは前回送信済みデータ、Cは今回送信するデー
タ)の機器エネルギ使用情報が送信され、2回目で、
B,C,D(Bは前前回送信済みデータ、Cは前回送信
済みデータ、Dは今回送信するデータ)の機器エネルギ
使用情報が送信され、3回目で、C,D,E(Cは前前
回送信済みデータ、Dは前回送信済みデータ、Eは今回
送信するデータ)の機器エネルギ使用情報が送信された
とする。上記のように通信端末装置1から送信された機
器エネルギ使用情報のデータが、そのままセンターサー
バ4で受信された場合は、データCは3回連続して受信
されるので、センターサーバ4では、データCを正しい
機器エネルギ使用情報として採用する。なお、他のデー
タA,B,D,Eについても、上記の1回目よりも前及
び4回目以降の送信と合わせて、3回連続して受信され
れば、正しい機器エネルギ使用情報として採用する。
【0048】一方、上記機器エネルギ使用情報の送信デ
ータが、そのままセンターサーバ4で受信されない場
合、例えば、3回目の受信データ(正しいデータは、
C,D,E)がX,D,Eの場合は、センターサーバ4
はデータCを3回連続して受信していないので、データ
Cを正しい機器エネルギ使用情報としては採用しない。
なお、この場合、1回目と2回目の受信データの内容か
ら、送信データCが途中でデータXに変化したと推定さ
れるので、例えば、センターサーバ4が通信端末装置1
にデータの再送信を要求し、再送信により受信したデー
タがC,D,Eであれば、センターサーバ4はデータC
を3回受信したとして、正しい機器エネルギ使用情報と
して採用するような処置も可能である。また、条件を緩
和して、連続する3回の機器エネルギ使用データの受信
において、2回以上(3回又は2回)同じデータを受信
した場合に、正しい機器エネルギ使用情報として採用す
るような処置も可能である。
【0049】前記センターサーバ4が通信端末装置1か
ら受信した前記機器エネルギ使用情報にはエネルギの種
類(ガス、電力、水道)の情報が含まれ、センターサー
バ4は各通信端末装置9の識別情報(給湯器ID)ごと
に、各エネルギの使用量を算出する。そのため、センタ
ーサーバ4は、各通信端末装置1から受信した前記機器
エネルギ使用情報(図3参照)を、先ず通信端末装置9
の通信端末IDに対応させて、エネルギの種類別に分け
て保存する。図4に、通信端末IDがXC260095
の通信端末装置1に、電力エネルギの使用データ(電力
メータからのパルス入力)を対応させた例を示す。尚、
図示はしないが、ガス及び水道の使用データについて
も、同様に通信端末IDに対応させて保存する。
【0050】次に、図5に示すように、上記通信端末I
Dに対応させて保存した各エネルギ別の使用データを設
定課金期間(例えば、1月間)で集計して、各通信端末
IDごとに設定課金期間での各エネルギの使用量を算出
し、この算出結果を、センターサーバ4に備えた使用量
ファイル4Aに保存する(図1参照)。
【0051】一方、センターサーバ4に備えた顧客ファ
イル4B(図1参照)には、図6に示すように、顧客名
(甲、乙など)、顧客の識別情報(顧客ID)に、通信
端末IDと、電気、ガス、水道の各エネルギの料金(単
価)を対応させた顧客情報が保存されている。
【0052】そこで、センターサーバ4は、上記使用量
ファイル4Aに保存している設定課金期間(例えば、2
002年2月)での各通信端末IDごとの各エネルギの
使用量データと、顧客ファイル4Bに保存している顧客
情報(顧客IDと、通信端末IDと、各エネルギの単価
の対応データ)とに基づいて、図7に示すように、各顧
客に請求する設定課金期間でのエネルギ使用料金を算出
し、この算出結果を、センターサーバ4に備えた請求額
ファイル4Cに保存する(図1参照)。
【0053】そして、上記請求額ファイル4Cに保存さ
れている各顧客ごとの設定課金期間での各エネルギ別の
使用料金のデータに基づいて顧客から使用料金を請求し
て回収することになる。この場合の料金回収形態の1つ
では、上記請求額ファイル4C内のデータが各エネルギ
を提供する事業者側に送られ、各事業者は上記使用料金
のデータに基づいて各顧客に対して個別に使用料金を請
求して回収する。さらに、料金回収の手間を軽減するこ
とができる好適な料金回収形態として、センターサーバ
4が算出した各事業者別の前記機器もしくはエネルギに
対する使用料金を前記顧客から集金し、その顧客から集
金した各事業者別の使用料金を各事業者に送金するとと
もに、各事業者から代行手数料を徴収する課金方法が採
用できる。顧客から上記料金を回収する者は、前記複数
の機器もしくはエネルギを提供する事業者のうちの一人
の事業者(ガス事業者など)であってもよいし、あるい
は、上記各事業者とは別の回収専門の業者であってもよ
い。
【0054】〔別実施形態〕次に、別実施形態について
説明する。上記実施形態では、課金用の各通信端末装置
1にグローバルアドレス(インターネットアドレス)が
割り付けられていない構成としたが、課金用の各通信端
末装置1にグローバルアドレス(インターネットアドレ
ス)が割り付けられていてもよい。この場合、インター
ネット側から各通信端末装置1を認識することが可能で
あるが、そもそも各通信端末装置1は外部からの接続要
求に応答しないよう構成されているので、その効果に影
響を与えるものではない。
【0055】上記実施形態では、マンションなどの集合
住宅の各戸に設置した複数台の課金用の通信端末装置1
を、ルータ2を経由してグローバルネットワーク(イン
ターネット)に接続したが、例えば1戸建の各住宅に設
置した各課金用の通信端末装置1を備える場合には、I
SP(Internet Service Provi
der)を経由して、グローバルネットワーク(インタ
ーネット)に接続する構成でもよい。なお、課金用の通
信端末装置1は、上記実施形態のように、独立の通信端
末装置1(通信アダプタ)の形態ではなく、例えば、図
8に示すように、各家庭等に設置されている給湯器20
に内蔵させた通信装置21の形態でもよい。
【0056】上記実施形態では、CSV形式やXMLで
記述した機器エネルギ使用情報をHTTPを用いて、通
信端末装置1(Webクライアント)から、外部サーバ
4(Webサーバ)に、HTTPリクエストでアクセス
し、外部サーバ4(Webサーバ)から、HTTPレス
ポンスを受信するようにしたが、HTTP以外のプロト
コルを用いて、送受信することも可能である。例えば、
XMLで記述した機器エネルギ使用情報をFTP(Fi
le Transfer Protocol)で送信す
る。この場合に、通信端末装置1はFTPクライアント
であり、外部サーバ4はFTPサーバである。FTPで
は、ファイルの送受信完了を通知することができる。ま
た、XMLで記述した機器エネルギ使用情報をSMTP
(Simple Mail Transfer Pro
tocol)で送信する。この場合に、通信端末装置1
はSMTPクライアントであり、外部サーバ4はSMT
Pサーバである。FTPでは、ファイルの送受信完了を
通知することができる。SMTPでは、添付ファイル形
式で送ることも可能である。
【0057】上記実施形態では、使用量計測装置101
が、ガスメータ5、電力メータ6、及び水道メータ7の
3つからなるように構成したが、これら3つのメータの
うちの少なくとも何れか1つであればよい。なお、使用
量計測装置101が、上記3つのメータのうちの1つで
ある(例えば、ガスメータ)場合は、前記機器エネルギ
使用情報には、エネルギの種類を識別可能な情報(エネ
ルギ種別)は含まれない。従って、外部サーバ4が上記
機器エネルギ使用情報に基づいて求めたエネルギ使用量
のデータは、予め定まったエネルギ(例えばガス)の使
用量のデータになる。
【0058】上記実施形態では、使用量計測装置101
が、ガス、電力及び水道等のエネルギの使用量、給茶機
での給茶回数、コピー機でのコピー枚数、カラオケ端末
機での演奏回数などの機器の使用量を計測する場合につ
いて説明したが、上記機器・エネルギ以外の使用量の他
に、例えば、玄関ドアロックセンサ、窓開閉センサ、在
室センサ、ガス漏れセンサ、監視カメラなどのセキュリ
ティ機器の作動回数を使用量として計測して、そのセキ
ュリティ機器の使用に係る使用量信号を課金用の通信端
末装置1に入力する構成でもよい。
【0059】上記実施形態では、課金用の通信端末装置
1が、前記機器エネルギ使用情報に、使用量計測装置1
01から前記使用量信号が入力した時点の時刻情報(前
記計時装置8の時刻情報)を含ませるようにしたが、こ
れ以外に、外部サーバ4が、通信端末装置1から受信し
た前記機器エネルギ使用情報にその受信時点の時刻情報
(サーバ4側の時刻情報)を対応付け、その時刻情報を
対応付けた前記機器エネルギ使用情報に基づいて、設定
課金期間における前記機器もしくはエネルギの使用量を
算出するように構成することも可能である。
【0060】上記実施形態では、課金用の通信端末装置
1が、蓄積部9Aに蓄積した前記機器エネルギ使用情報
の夫々を一定時間間隔で順次送信するように構成した
が、これ以外に、蓄積部9Aに蓄積した複数の前記機器
エネルギ使用情報を一括して送信するように構成するこ
とも可能である。
【0061】上記実施形態では、計時装置8の時刻情報
が、絶対的な時刻(具体的には日本標準時の時刻情報)
であるように構成したが、絶対時刻ではなく、課金用の
通信端末装置1と外部サーバ4との間でだけ通用する相
対時刻(例えば、ある時刻からの経過時間や、数値が時
間に対応付けられているカウンタの計数値)の情報であ
ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る課金用の通信システムの全体構成
【図2】課金用の通信端末装置の構成を示すブロック図
【図3】外部サーバ側に送信されるエネルギ使用情報の
データ例を示す図
【図4】通信端末装置別に保存されるエネルギ使用情報
のデータ例を示す図
【図5】設定課金期間での通信端末装置別のエネルギ使
用量データを示す図
【図6】顧客情報を示す図
【図7】設定課金期間での顧客ごとのエネルギ使用料金
を示す図
【図8】別実施形態に係る課金用の通信システムの全体
構成図
【符号の説明】
1 通信端末装置 4 外部サーバ 5 ガスメータ 6 電力メータ 7 水道メータ 9A 蓄積部 101 使用量計測装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野波 成 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 藤井 元 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 山田 卓広 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA07 AA08 AA09 AB02 BB01 BB09 BB10 BB20 BC01 BC02 BC04 CC03 CC09 CC14 CC20 CD11 DD02 DE06 GG01 GG09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 課金用の外部サーバとグローバルネット
    ワークを介して接続され、 課金対象の機器もしくはエネルギの使用量を計測する使
    用量計測装置から設定使用量ごとに出力される使用量信
    号が入力するのに伴い、前記外部サーバにアクセスし
    て、自己の識別情報を含む機器エネルギ使用情報を前記
    外部サーバに送信する課金用の通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記使用量計測装置が計測する複数種類
    の機器もしくはエネルギの使用量に係る複数の使用量信
    号が入力し、 前記機器エネルギ使用情報に、前記使用量信号に係る機
    器もしくはエネルギの種類を識別可能な情報が含まれる
    請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記使用量計測装置が、前記使用量信号
    としてパルス信号を出力するガスメータ、電力メータ、
    及び水道メータのうちの少なくとも何れか1つである請
    求項1又は2記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記機器エネルギ使用情報に、前記使用
    量計測装置から前記使用量信号が入力した時点の時刻情
    報を含ませる請求項1〜3のいずれかに記載の通信端末
    装置。
  5. 【請求項5】 前記機器エネルギ使用情報を一時蓄積す
    る蓄積部を備え、その蓄積部に蓄積した前記機器エネル
    ギ使用情報の夫々を一定時間間隔で順次送信するか、あ
    るいは、複数の前記機器エネルギ使用情報を一括して送
    信するように構成されている請求項1〜4のいずれかに
    記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】 新たに送信する前記機器エネルギ使用情
    報を、過去に送信した前記機器エネルギ使用情報と共に
    送信するように構成されている請求項1〜5のいずれか
    に記載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】 グローバルネットワーク側から不可視で
    あるか、あるいは、外部からの接続要求に応答しないよ
    うに構成されている請求項1〜6のいずれかに記載の通
    信端末装置。
  8. 【請求項8】 グローバルネットワークを介して接続さ
    れた一又は複数の課金用の通信端末装置からアクセス可
    能に構成され、 課金対象の機器もしくはエネルギの使用量を計測する使
    用量計測装置から設定使用量ごとに出力される使用量信
    号が前記通信端末装置に入力されるに伴い、前記通信端
    末装置の夫々から送信される前記通信端末装置の識別情
    報を含む機器エネルギ使用情報を受信して、その受信し
    た前記機器エネルギ使用情報に基づいて前記通信端末装
    置の識別情報ごとに前記機器もしくはエネルギの使用量
    を算出し、 顧客の識別情報に前記通信端末装置の識別情報と前記機
    器もしくはエネルギの単位使用量当たりの料金情報とを
    対応付けた顧客情報、及び、前記通信端末装置の識別情
    報ごとに算出した前記機器もしくはエネルギの使用量に
    基づいて、前記顧客に請求する前記機器もしくはエネル
    ギの使用料金を算出するように構成されている課金用の
    外部サーバ。
  9. 【請求項9】 前記通信端末装置から受信した前記機器
    エネルギ使用情報にその受信時点の時刻情報を対応付
    け、その時刻情報を対応付けた前記機器エネルギ使用情
    報に基づいて、設定課金期間における前記機器もしくは
    エネルギの使用量を算出するように構成されている請求
    項8記載の外部サーバ。
  10. 【請求項10】 異なる事業者が提供する複数種類の機
    器もしくはエネルギに係る前記使用量信号が一つの前記
    通信端末装置に入力する場合に、前記顧客に請求する前
    記機器もしくはエネルギに対する使用料金を各事業者別
    に算出するように構成されている請求項8又は9記載の
    外部サーバ。
  11. 【請求項11】 請求項1〜7のいずれかに記載の通信
    端末装置と、請求項8〜10のいずれかに記載の外部サ
    ーバとが、グローバルネットワークを介して接続されて
    なる課金用の通信システム。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の外部サーバが算出し
    た各事業者別の前記機器もしくはエネルギに対する使用
    料金を前記顧客から集金し、その顧客から集金した各事
    業者別の使用料金を各事業者に送金するとともに、各事
    業者から代行手数料を徴収する課金方法。
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