JP2003279872A - 光スイッチング素子 - Google Patents

光スイッチング素子

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JP2003279872A
JP2003279872A JP2002086956A JP2002086956A JP2003279872A JP 2003279872 A JP2003279872 A JP 2003279872A JP 2002086956 A JP2002086956 A JP 2002086956A JP 2002086956 A JP2002086956 A JP 2002086956A JP 2003279872 A JP2003279872 A JP 2003279872A
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optical
switching element
light
gear
path
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JP2002086956A
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Ryosuke Nakamura
亮介 中村
Shuji Koeda
周史 小枝
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡易であり、光の光路の切り換えを容易
かつ確実に行うことができ、また、導光路の位置決めを
容易、迅速、確実かつ精度良く行うことができる光スイ
ッチング素子を提供する。 【解決手段】光スイッチング素子1は、光(光束)、す
なわち、光信号の光路を切り換える素子(装置)であ
り、光ファイバ51〜56が設けられる基板2と、基板
2に対して回転可能に設けられた歯車3とを備えてい
る。基板2の上面23には、各光ファイバ51〜56を
それぞれ位置決めする6つの溝22が形成されている。
歯車3の上面32には、反射鏡41および42が設けら
れている。また、光スイッチング素子1は、モータと、
モータの駆動力を伝達する動力伝達機構とを有してい
る。歯車3には、動力伝達機構の歯車が噛合しており、
モータが駆動すると、歯車3が回転するようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光の光路を切り換
える光スイッチング素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、複数のWDM(Wavelength Div
ision Multiplexing:波長分割多重)回線同士を接続す
る中継部には、光ファイバ(導光路)で導かれた光信号
(光)の経路(光路)を切り換える装置が設けられる。
【0003】前記装置のうちでも、光信号を電気信号に
変換することなく、光信号のまま、その経路を切り換え
ることができる光スイッチング素子が注目を浴びてい
る。
【0004】この光スイッチング素子には、光を導くた
めの複数の光ファイバが設けられ、その際、所定の冶具
を用いて、光スイッチング素子に対し、前記光ファイバ
の位置決めを行う。
【0005】しかしながら、従来の光スイッチング素子
では、前記光ファイバの位置決めに手間と時間がかかる
とともに、その正確性にも欠ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、構造
が簡易であり、光の光路の切り換えを容易かつ確実に行
うことができる光スイッチング素子を提供することにあ
り、また、他の目的は、当該光スイッチング素子に対
し、導光路の位置決めを容易、迅速、確実かつ精度良く
行うことができる光スイッチング素子を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(16)の本発明により達成される。
【0008】(1) 光の光路を切り換えるスイッチン
グ素子であって、光を導く複数の導光路が設けられる基
部と、前記基部に対して回転可能に設けられ、光の光路
を変更する複数の光学部品を有する回転板とを備え、前
記回転板を回転させて前記光学部品の位置を変更するこ
とにより、光の光路を、前記光学部品を経由する場合と
前記光学部品を経由しない場合とに切り換えるよう構成
されていることを特徴とする光スイッチング素子。
【0009】(2) 前記基部は、前記導光路の設置面
を有しており、前記回転板の回転中心軸は、前記設置面
に対して略垂直である上記(1)に記載の光スイッチン
グ素子。
【0010】(3) 前記光学部品は、反射鏡である上
記(1)または(2)に記載の光スイッチング素子。
【0011】(4) 前記反射鏡の反射面は、前記回転
板に対して略垂直である上記(3)に記載の光スイッチ
ング素子。
【0012】(5) 光の光路を切り換えるスイッチン
グ素子であって、光を導く複数の導光路が設けられる基
部と、前記基部に対して回転可能に設けられ、その回転
中心軸が前記基部の導光路の設置面に対して略平行であ
り、光を反射させる反射部と、光を透過させる透過窓部
とを有する回転板とを備え、前記回転板を回転させて、
光の光路上に、前記反射部または前記透過窓部を位置さ
せることにより、光の光路を切り換えるよう構成されて
いることを特徴とする光スイッチング素子。
【0013】(6) 前記透過窓部は、前記回転板に形
成された開口である上記(5)に記載の光スイッチング
素子。
【0014】(7) 平面視において、前記回転板と光
の光路とのなす角が略45°である上記(5)または
(6)に記載の光スイッチング素子。
【0015】(8) 前記基部に対し、前記導光路を位
置決めする位置決め手段を有する上記(1)ないし
(7)のいずれかに記載の光スイッチング素子。
【0016】(9) 光の光路を切り換えるスイッチン
グ素子であって、光を導く複数の導光路が設けられる基
部と、前記基部に対して回転可能に設けられ、光の光路
を変更する光学部品を有する回転板と、前記基部に対
し、前記導光路を位置決めする位置決め手段とを備え、
前記回転板を回転させて前記光学部品の位置を変更する
ことにより、光の光路を、前記光学部品を経由する場合
と前記光学部品を経由しない場合とに切り換えるよう構
成されていることを特徴とする光スイッチング素子。
【0017】(10) 前記基部は、前記導光路の設置
面を有しており、前記回転板の回転中心軸は、前記設置
面に対して略垂直である上記(9)に記載の光スイッチ
ング素子。
【0018】(11) 前記光学部品は、反射鏡である
上記(9)または(10)に記載の光スイッチング素
子。
【0019】(12) 前記反射鏡の反射面は、前記回
転板に対して略垂直である上記(11)に記載の光スイ
ッチング素子。
【0020】(13) 前記位置決め手段は、前記基部
に設けられた溝である上記(8)ないし(12)のいず
れかに記載の光スイッチング素子。
【0021】(14) 前記回転板は、歯車である上記
(1)ないし(13)のいずれかに記載の光スイッチン
グ素子。
【0022】(15) 前記回転板を複数有する上記
(1)ないし(14)のいずれかに記載の光スイッチン
グ素子。
【0023】(16) 前記導光路は、光ファイバであ
る上記(1)ないし(15)のいずれかに記載の光スイ
ッチング素子。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光スイッチング素
子を添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明
する。
【0025】図1は、本発明の光スイッチング素子の第
1実施形態を示す斜視図、図2および図3は、それぞ
れ、図1に示す光スイッチング素子の他の状態を示す斜
視図である。なお、図1〜図3中の光(光束)について
は、図が煩雑になるのを避けるため、光軸のみを示す。
【0026】図1に示す光スイッチング素子1は、光
(光束)、すなわち、光信号の光路を切り換える素子
(装置)である。
【0027】図1に示すように、光スイッチング素子1
は、光(光束)を導く複数の光ファイバ(導光路)、本
実施形態では6つの光ファイバ51〜56が設けられる
基板(基部)2と、基板2に対して回転可能に設けら
れ、光の光路を変更する複数の反射鏡(光学部品)、本
実施形態では2つの反射鏡41および42を有する歯車
(回転板)3とを備えている。
【0028】基板(基部)2の平面視での形状(図1中
上側から見たときの形状)は、四角形をなしている。
【0029】この基板2の上面(図1中上側の面)23
は、各光ファイバ(導光路)51〜56の設置面、すな
わち、各光ファイバ51〜56の端部がそれぞれ設置さ
れる設置面を構成している。
【0030】基板2の上面23には、平面視での形状が
四角形の凹部21が形成されている。
【0031】なお、前記基板2や凹部21の形状は、そ
れぞれ、図示の形状に限定されない。
【0032】また、基板2の上面23には、基板2(光
スイッチング素子1)に対し、各光ファイバ51〜56
をそれぞれ位置決めする6つの溝(位置決め手段)22
が形成されている。溝22は、基板2の3つの辺にそれ
ぞれ2つずつ配置されている。
【0033】各溝22は、それぞれ、基板2の外側の縁
部から内側の縁部(凹部21)まで延在しており、各溝
22の横断面での形状は、それぞれ、V字状をなしてい
る。
【0034】光スイッチング素子1の製造の際は、各光
ファイバ51〜56は、それぞれ、対応する溝22に設
置(固定)される。この際、各光ファイバ51〜56
は、それぞれ、対応する溝22によって位置決めされ、
これにより、容易、確実かつ正確に、目的の位置(適正
な位置)に設置される。
【0035】前記溝22の数、位置、横断面形状、寸
法、パターン等は、例えば、設置される光ファイバの
数、位置、形状、寸法等の諸条件に応じて、適宜設定さ
れる。
【0036】この基板2の凹部21には、円板状の歯車
(回転板)3が、その回転中心軸(回転軸)31を中心
として、正逆両方向に回転可能に設置されている。
【0037】歯車3は、その回転中心軸31が基板2の
上面23に対して略垂直になるような姿勢、すなわち、
歯車3と基板2とが略平行(歯車3の上面32と基板2
の上面23とが略平行)になるような姿勢で設置されて
いる。
【0038】この歯車3の上面(図1中上側の面)32
には、2つの反射鏡(光学部品)41および42がそれ
ぞれ設けられている。
【0039】各反射鏡41および42は、それぞれ、そ
の反射面411および421が歯車3(歯車3の上面3
2)に対して略垂直になるように、所定の位置に立設さ
れている。
【0040】前記反射鏡の数、位置、姿勢、反射鏡の反
射面の角度等は、例えば、設置される光ファイバの数や
位置、光路の切換パターン等の諸条件に応じて、適宜設
定される。
【0041】なお、歯車3、反射鏡41および42は、
それぞれ、別部材であってもよく、また、歯車3、反射
鏡41および42が、一体的に(一部材で)形成されて
いてもよい。
【0042】また、歯車3、反射鏡41および42の形
状は、それぞれ、図示の形状に限定されない。
【0043】また、光スイッチング素子1は、図示しな
いモータ(駆動源)と、モータの駆動力を伝達する図示
しない動力伝達機構とを有している。
【0044】前記歯車3には、前記動力伝達機構の歯車
が噛合しており、前記モータが駆動すると、歯車3が回
転するようになっている。すなわち、前記モータが正方
向に回転(正転)すると、歯車3は、所定方向に回転
し、また、前記モータが逆方向に回転(逆転)すると、
歯車3は、前記と逆方向に回転するようになっている。
【0045】なお、本発明では、歯車3が一方向にのみ
回転するように構成されていてもよい。
【0046】次に、各部材の製造方法の一例を説明す
る。 [基板2の製造]母材として、例えば、単結晶シリコン基
板(シリコン基板)を用意し、そのシリコン基板に、例
えば、フォトリソグラフィー法で、凹部21および各溝
22等を形成するための所定パターンのエッチング用の
マスクを複数組(製造する基板2の個数分)形成する。
【0047】次に、前記シリコン基板に対し、異方性エ
ッチングを施し、凹部21および各溝22等を形成す
る。これにより、ウェハ上に基板2が複数(多数)形成
される。
【0048】次に、エッチング用のマスクを除去し、前
記ウェハ上に複数形成された基板2を、互いに分離し
(切り出し)、複数の基板2を得る。
【0049】このように、マイクロマニシング技術によ
り、基板2に、容易、かつ精度良く、凹部21および各
溝22を形成することができる。
【0050】[歯車3の製造]母材として、例えば、単結
晶シリコン基板(シリコン基板)を用意し、そのシリコ
ン基板に、例えば、フォトリソグラフィー法で、歯車3
を形成するための所定パターンのエッチング用のマスク
を複数組(製造する歯車3の個数分)形成する。
【0051】次に、前記シリコン基板に対し、垂直エッ
チングを施し、歯車3を形成する。これにより、ウェハ
上に歯車3が複数(多数)形成される。
【0052】次に、エッチング用のマスクを除去し、歯
車3に、例えば、電鋳等の電界メッキ(電気メッキ)に
て、例えば、ニッケル等の金属製の反射鏡41および4
2を形成する。
【0053】この場合、反射鏡41および42の表面
に、例えば、金等の高反射率の反射膜を形成し、それ
(その表面)を反射面411および421とするのが好
ましい。これにより、反射鏡41および42の反射率が
高くなり、反射鏡41および42における光の損失を低
減することができる。
【0054】次に、前記ウェハ上に複数形成され、反射
鏡41および42が設けられた歯車3を、互いに分離し
(切り出し)、複数の歯車3を得る。
【0055】このように、マイクロマニシング技術によ
り、容易、かつ精度良く、反射鏡41および42が設け
られた歯車3を製造することができる。
【0056】次に、光スイッチング素子1の作用を説明
する。この光スイッチング素子1は、図1、図2および
図3に示す3つの状態をとり得るようになっている。
【0057】まず、図1に示す状態においては、光ファ
イバ51から出射した光の光路上に、反射鏡41が位置
し、光ファイバ52から出射した光の光路上には、反射
鏡41および42のいずれも位置しない。すなわち、反
射鏡41は、光ファイバ51から出射した光の光路上に
位置し、反射鏡42は、光ファイバ51から出射した光
の光路上と光ファイバ52から出射した光の光路上との
いずれからも退避した位置に位置する。
【0058】この場合は、図1に示すように、光ファイ
バ51から出射した光は、反射鏡41(反射鏡41の反
射面411)で反射し(その光路が変更され)、光ファ
イバ53へ入射し、光ファイバ52から出射した光は、
直進し、光ファイバ55へ入射する。
【0059】次に、歯車3が、例えば、図1中の時計回
りに所定量(所定角度)回転すると、光スイッチング素
子1は、図2に示す状態になる。
【0060】図2に示す状態においては、光ファイバ5
1から出射した光の光路上に、反射鏡41および42の
いずれも位置せず、光ファイバ52から出射した光の光
路上にも、反射鏡41および42のいずれも位置しな
い。
【0061】この場合は、図2に示すように、光ファイ
バ51から出射した光は、直進し、光ファイバ56へ入
射し、光ファイバ52から出射した光も、直進し、光フ
ァイバ55へ入射する。
【0062】次に、歯車3が、例えば、図2中の時計回
りに所定量回転すると、光スイッチング素子1は、図3
に示す状態になる。
【0063】図3に示す状態においては、光ファイバ5
1から出射した光の光路上に、反射鏡41および42の
いずれも位置せず、光ファイバ52から出射した光の光
路上には、反射鏡42が位置する。
【0064】この場合は、図3に示すように、光ファイ
バ51から出射した光は、直進し、光ファイバ56へ入
射し、光ファイバ52から出射した光は、反射鏡42
(反射鏡42の反射面421)で反射し、光ファイバ5
4へ入射する。
【0065】次に、歯車3が、例えば、図3中の時計回
りに所定量回転すると、光スイッチング素子1は、図1
に示す状態に戻る。
【0066】以上のように、この光スイッチング素子1
では、前述した3つの状態に切り換えることができる。
【0067】すなわち、光ファイバ51から出射した光
の光路を、反射鏡41を経由する場合と、反射鏡41お
よび42のいずれも経由しない場合とに切り換えること
ができ、また、光ファイバ52から出射した光の光路
を、反射鏡42を経由する場合と、反射鏡41および4
2のいずれも経由しない場合とに切り換えることができ
る。
【0068】以上説明したように、この光スイッチング
素子1によれば、光の光路の切り換えを容易かつ確実に
行うことができ、また、構造が簡易である。
【0069】特に、歯車3に2つの反射鏡41および4
2が設けられているので、光の光路の切り換えは、その
歯車3の駆動(回転)のみで行うことができ、制御が容
易である。
【0070】また、基板2には、各光ファイバ51〜5
6の位置決め用の溝22が設けられているので、製造の
際は、各光ファイバ51〜56は、それぞれ、対応する
溝22によって位置決めされ、これにより、容易、確実
かつ正確に、目的の位置(適正な位置)に設置される。
【0071】また、各光ファイバ51〜56は、それぞ
れ、正確に、目的の位置に設置されるので、光を、一方
の光ファイバから他方の光ファイバへ効率良く伝送する
ことができる。
【0072】また、回転板として歯車3が用いられてい
るので、歯車3の回転中心軸31に、動力伝達機構の歯
車と噛合する歯車を別途設ける必要がない。これによ
り、部品点数を削減することができ、構造を簡素化する
ことができる。
【0073】また、反射鏡の数、位置、姿勢、反射鏡の
反射面の角度等の諸条件を変更することにより、光路の
切換パターンを任意に設定することができる。
【0074】例えば、光ファイバ51から出射する光
を、光ファイバ53〜56のうちの任意の1つ、2つ、
3つ、または、すべてに入射させることができるように
構成することができる。
【0075】同様に、光ファイバ52から出射する光
を、光ファイバ53〜56のうちの任意の1つ、2つ、
3つ、または、すべてに入射させることができるように
構成することができる。
【0076】なお、本実施形態では、光が反射鏡で反射
して略90°曲がるように構成されているが、本発明で
は、光の曲がる角度は、90°には限定されない。
【0077】また、本発明では、光の光路を変更する光
学部品は、反射鏡に限らず、例えば、プリズム等を用い
てもよい。
【0078】次に、本発明の光スイッチング素子の第2
実施形態について説明する。図4は、本発明の光スイッ
チング素子の第2実施形態を示す斜視図、図5および図
6は、それぞれ、図4に示す光スイッチング素子の他の
状態を示す斜視図である。なお、図4〜図6中の光(光
束)については、図が煩雑になるのを避けるため、光軸
のみを示す。
【0079】以下、第2実施形態の光スイッチング素子
1について、前述した第1実施形態との相違点を中心に
説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
【0080】図4に示すように、第2実施形態の光スイ
ッチング素子1は、光(光束)を導く複数の光ファイバ
(導光路)、本実施形態では8つの光ファイバ51〜5
8が設けられる基板(基部)2と、基板2に対して回転
可能に設けられた複数の歯車(回転板)、本実施形態で
は2つの歯車3aおよび3bとを備えている。
【0081】基板2の上面23には、基板2(光スイッ
チング素子1)に対し、各光ファイバ51〜58をそれ
ぞれ位置決めする8つの溝(位置決め手段)22が形成
されている。溝22は、基板2の4つの辺にそれぞれ2
つずつ配置されている。
【0082】そして、この基板2の凹部21には、円板
状の2つの歯車(回転板)3aおよび3bが、それぞ
れ、その回転中心軸(回転軸)31aおよび31bを中
心として、正逆両方向に回転可能に設置されている。
【0083】歯車3aの上面(図4中上側の面)32a
には、光の光路を変更する複数の反射鏡(光学部品)、
本実施形態では、2つの反射鏡41aおよび42aがそ
れぞれ設けられている。
【0084】また、歯車3bの上面(図4中上側の面)
32bには、光の光路を変更する複数の反射鏡(光学部
品)、本実施形態では、2つの反射鏡41bおよび42
bがそれぞれ設けられている。
【0085】これら歯車3aと歯車3bとは、噛合し、
連動するようになっている。そして、前記歯車3aに
は、図示しない動力伝達機構の歯車が噛合しており、図
示しないモータが駆動すると、歯車3aおよび3bがと
もに回転するようになっている。
【0086】なお、前記動力伝達機構の歯車は、歯車3
bに噛合していてもよいことは、言うまでもない。
【0087】次に、光スイッチング素子1の作用を説明
する。この光スイッチング素子1は、図4、図5および
図6に示す3つの状態をとり得るようになっている。
【0088】まず、図4に示す状態においては、光ファ
イバ51から出射した光の光路上に、反射鏡41aが位
置し、光ファイバ52から出射した光の光路上には、反
射鏡41bが位置する。
【0089】この場合は、図4に示すように、光ファイ
バ51から出射した光は、反射鏡41a(反射鏡41a
の反射面411a)で反射し(その光路が変更され)、
光ファイバ53へ入射し、光ファイバ52から出射した
光は、反射鏡41b(反射鏡41bの反射面411b)
で反射し、光ファイバ54へ入射する。
【0090】次に、歯車3aが、例えば、図4中の反時
計回りに所定量(所定角度)回転すると、これに連動し
て、歯車3bが、図4中の時計回りに所定量回転し、光
スイッチング素子1は、図5に示す状態になる。
【0091】図5に示す状態においては、光ファイバ5
1から出射した光の光路上に、反射鏡42aが位置し、
光ファイバ52から出射した光の光路上には、反射鏡4
2bが位置する。
【0092】この場合は、図5に示すように、光ファイ
バ51から出射した光は、反射鏡42a(反射鏡42a
の反射面421a)で反射し、光ファイバ58へ入射
し、光ファイバ52から出射した光は、反射鏡42b
(反射鏡42bの反射面421b)で反射し、光ファイ
バ57へ入射する。
【0093】次に、歯車3aが、例えば、図5中の反時
計回りに所定量回転すると、これに連動して、歯車3b
が、図5中の時計回りに所定量回転し、光スイッチング
素子1は、図6に示す状態になる。
【0094】図6に示す状態においては、光ファイバ5
1から出射した光の光路上に、反射鏡41aおよび42
aのいずれも位置せず、光ファイバ52から出射した光
の光路上にも反射鏡41bおよび42bのいずれも位置
しない。
【0095】この場合は、図6に示すように、光ファイ
バ51から出射した光は、直進し、光ファイバ56へ入
射し、光ファイバ52から出射した光も、直進し、光フ
ァイバ55へ入射する。
【0096】次に、歯車3aが、例えば、図6中の反時
計回りに所定量回転すると、これに連動して、歯車3b
が、図6中の時計回りに所定量回転し、光スイッチング
素子1は、図4に示す状態に戻る。
【0097】以上のように、この光スイッチング素子1
では、前述した3つの状態に切り換えることができる。
【0098】すなわち、光ファイバ51から出射した光
の光路を、反射鏡41aを経由する場合と、反射鏡42
aを経由する場合と、反射鏡41aおよび42aのいず
れも経由しない場合とに切り換えることができ、また、
光ファイバ52から出射した光の光路を、反射鏡41b
を経由する場合と、反射鏡42bを経由する場合と、反
射鏡41bおよび42bのいずれも経由しない場合とに
切り換えることができる。
【0099】この光スイッチング素子1によれば、前述
した第1実施形態の光スイッチング素子1と同様の効果
が得られる。なお、本発明では、歯車(回転板)は、3
つ以上設けられていてもよい。
【0100】次に、本発明の光スイッチング素子の第3
実施形態について説明する。図7は、本発明の光スイッ
チング素子の第3実施形態を示す平面図、図8は、図7
に示す光スイッチング素子の歯車の側面図、図9は、図
7に示す光スイッチング素子の他の状態を示す平面図で
ある。なお、図7および図9中の光(光束)について
は、図が煩雑になるのを避けるため、光軸のみを示す。
【0101】以下、第3実施形態の光スイッチング素子
1について、前述した第1実施形態との相違点を中心に
説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
【0102】図7に示すように、第3実施形態の光スイ
ッチング素子1は、基板(基部)2に対して回転可能に
設けられた複数の歯車(回転板)、本実施形態では2つ
の歯車3cおよび3dを備えている。
【0103】すなわち、基板2の凹部21には、円板状
の2つの歯車(回転板)3cおよび3dが、それぞれ、
その回転中心軸(回転軸)31を中心として、正逆両方
向に回転可能に設置されている。
【0104】各歯車3cおよび3dは、それぞれ、その
回転中心軸31が基板2の上面23に対して略平行にな
るような姿勢、すなわち、歯車3cおよび3dと基板2
(基板2の上面23とが略平行)とが略垂直になるよう
な姿勢で設置されている。
【0105】また、平面視において、歯車3cと光の光
路とのなす角(角度)θ1と、歯車3dと光の光路との
なす角(角度)θ2は、それぞれ、略45°に設定され
ている。
【0106】図8に示すように、歯車3cは、光を反射
させる反射部33と、光を透過させる透過窓部34とを
有している。
【0107】歯車3cにおける反射部33と透過窓部3
4の割合は、図示例では、略半分ずつ(中心角で略18
0°ずつ)であるが、これに限定されるものではない。
【0108】反射部33においては、歯車3cの側面
(表面)35が反射面を構成している。
【0109】これにより、歯車3cに新たに反射鏡を設
ける工程を必要とせず、容易に製造することができる。
【0110】また、透過窓部34は、歯車3cに形成さ
れた開口(貫通孔)で構成されている。
【0111】なお、反射部33は、前記の構成に限ら
ず、例えば、反射部33として、歯車3cの側面35
に、金等の高反射率の反射膜を設けてもよい。
【0112】また、透過窓部34は、前記の構成に限ら
ず、例えば、透過窓部34として、光透過性を有する
(実質的に透明な)部材を設けてもよい。
【0113】また、例えば、歯車3cを光透過性を有す
る(実質的に透明な)構成材料で形成し、歯車3cの側
面の所定部分に反射部として反射膜を設け、その残部を
透過窓部としてもよい。歯車3dの構造は、前記歯車3
cと同様であるので、その説明を省略する。
【0114】図7に示すように、前記歯車3cは、光フ
ァイバ51の凹部21側への延長線と、光ファイバ53
の凹部21側への延長線と、光ファイバ56の凹部21
側への延長線との交差点(交点)61に位置するように
配置されている。
【0115】また、前記歯車3dは、光ファイバ52の
凹部21側への延長線と、光ファイバ54の凹部21側
への延長線と、光ファイバ55の凹部21側への延長線
との交差点(交点)62に位置するように配置されてい
る。
【0116】また、光スイッチング素子1は、図示しな
い第1のモータ(第1の駆動源)と、第1のモータの駆
動力を伝達する図示しない第1の動力伝達機構と、図示
しない第2のモータ(第2の駆動源)と、第2のモータ
の駆動力を伝達する図示しない第2の動力伝達機構とを
有している。
【0117】前記歯車3cには、前記第1の動力伝達機
構の歯車が噛合しており、前記第1のモータが駆動する
と、歯車3cが回転するようになっている。
【0118】また、前記歯車3dには、前記第2の動力
伝達機構の歯車が噛合しており、前記第2のモータが駆
動すると、歯車3dが回転するようになっている。
【0119】次に、光スイッチング素子1の作用を説明
する。歯車3cが回転すると、その反射部33と透過窓
部34とが、交互に、光の光路上に位置し、同様に、歯
車3dが回転すると、その反射部33と透過窓部34と
が、交互に、光の光路上に位置する。
【0120】歯車3cの透過窓部34が光の光路上に位
置しているときは、図7に示すように、光ファイバ51
から出射した光は、透過窓部34を通過し、直進し、光
ファイバ56へ入射する。
【0121】逆に、歯車3cの反射部33が光の光路上
に位置しているときは、図9に示すように、光ファイバ
51から出射した光は、反射部(反射面)33で反射し
(その光路が変更され)、光ファイバ53へ入射する。
【0122】このように、光の光路上に前記歯車3cの
反射部33または透過窓部34を位置させることによ
り、光の光路を切り換えることができる。
【0123】また、歯車3dの透過窓部34が光の光路
上に位置しているときは、図7に示すように、光ファイ
バ52から出射した光は、透過窓部34を通過し、直進
し、光ファイバ55へ入射する。
【0124】逆に、歯車3dの反射部33が光の光路上
に位置しているときは、図9に示すように、光ファイバ
52から出射した光は、反射部(反射面)33で反射し
(その光路が変更され)、光ファイバ54へ入射する。
【0125】このように、光の光路上に前記歯車3dの
反射部33または透過窓部34を位置させることによ
り、光の光路を切り換えることができる。
【0126】前記歯車3cと歯車3dとは、それぞれ、
独立して制御することができるので、この光スイッチン
グ素子1では、4つの状態に切り換えることができる。
【0127】この光スイッチング素子1によれば、前述
した第1実施形態の光スイッチング素子1と同様の効果
が得られる。
【0128】そして、この光スイッチング素子1では、
歯車3cに新たに反射鏡を設ける工程を必要としないの
で、前述した第1実施形態に比べ、製造工程数が少な
く、容易に製造することができる。なお、本発明では、
歯車(回転板)は、3つ以上設けられていてもよい。
【0129】以上、本発明の光スイッチング素子を、図
示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有
する任意の構成のものに置換することができる。
【0130】また、本発明では、前記各実施形態の任意
の2以上の構成(特徴)を適宜組み合わせてもよい。
【0131】本発明の光スイッチング素子の用途は、特
に限定されないが、本発明は、例えば、複数のWDM
(Wavelength Division Multiplexing:波長分割多重)
回線同士を接続する中継部において、光ファイバ(導光
路)で導かれた光の光路を切り換える装置等に適用する
ことができる。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光(光束)、すなわち、光信号の光路の切り換えを容易
かつ確実に行うことができ、構造が簡易であり、容易に
製造することができる。
【0133】また、位置決め手段を有するので、製造の
際は、各導光路は、位置決め手段により位置決めされ、
これにより、容易、確実かつ正確に、目的の位置(適正
な位置)に設置される。
【0134】また、前記位置決め手段により、各導光路
は、正確に、目的の位置に設置されるので、光を、一方
の導光路から他方の導光路へ効率良く伝送することがで
きる。
【0135】また、回転板として歯車が用いられている
場合には、動力伝達機構の歯車と噛合する歯車を別途設
ける必要がなく、これにより、部品点数を削減すること
ができ、構造を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光スイッチング素子の第1実施形態
を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す光スイッチング素子の他の状態を
示す斜視図である。
【図3】 図1に示す光スイッチング素子の他の状態を
示す斜視図である。
【図4】 本発明の光スイッチング素子の第2実施形態
を示す斜視図である。
【図5】 図4に示す光スイッチング素子の他の状態を
示す斜視図である。
【図6】 図4に示す光スイッチング素子の他の状態を
示す斜視図である。
【図7】 本発明の光スイッチング素子の第3実施形態
を示す平面図である。
【図8】 図7に示す光スイッチング素子の歯車の側面
図である。
【図9】 図7に示す光スイッチング素子の他の状態を
示す平面図である。
【符号の説明】
1・・・光スイッチング素子、2・・・基板、21・・
・凹部、22・・・溝、23・・・上面、3・・・歯
車、31・・・回転中心軸、32・・・上面、33・・
・反射部、34・・・透過窓部、35・・・側面、4
1、42・・・反射鏡、411、421・・・反射面、
51〜58・・・光ファイバ、61、62・・・交差点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H041 AA14 AA15 AA18 AB13 AC01 AZ01 AZ05 AZ08 2H043 AA02 AA17 AA25 AB05 AB09 BB05 CD03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光の光路を切り換えるスイッチング素子
    であって、 光を導く複数の導光路が設けられる基部と、 前記基部に対して回転可能に設けられ、光の光路を変更
    する複数の光学部品を有する回転板とを備え、 前記回転板を回転させて前記光学部品の位置を変更する
    ことにより、光の光路を、前記光学部品を経由する場合
    と前記光学部品を経由しない場合とに切り換えるよう構
    成されていることを特徴とする光スイッチング素子。
  2. 【請求項2】 前記基部は、前記導光路の設置面を有し
    ており、 前記回転板の回転中心軸は、前記設置面に対して略垂直
    である請求項1に記載の光スイッチング素子。
  3. 【請求項3】 前記光学部品は、反射鏡である請求項1
    または2に記載の光スイッチング素子。
  4. 【請求項4】 前記反射鏡の反射面は、前記回転板に対
    して略垂直である請求項3に記載の光スイッチング素
    子。
  5. 【請求項5】 光の光路を切り換えるスイッチング素子
    であって、 光を導く複数の導光路が設けられる基部と、 前記基部に対して回転可能に設けられ、その回転中心軸
    が前記基部の導光路の設置面に対して略平行であり、光
    を反射させる反射部と、光を透過させる透過窓部とを有
    する回転板とを備え、 前記回転板を回転させて、光の光路上に、前記反射部ま
    たは前記透過窓部を位置させることにより、光の光路を
    切り換えるよう構成されていることを特徴とする光スイ
    ッチング素子。
  6. 【請求項6】 前記透過窓部は、前記回転板に形成され
    た開口である請求項5に記載の光スイッチング素子。
  7. 【請求項7】 平面視において、前記回転板と光の光路
    とのなす角が略45°である請求項5または6に記載の
    光スイッチング素子。
  8. 【請求項8】 前記基部に対し、前記導光路を位置決め
    する位置決め手段を有する請求項1ないし7のいずれか
    に記載の光スイッチング素子。
  9. 【請求項9】 光の光路を切り換えるスイッチング素子
    であって、 光を導く複数の導光路が設けられる基部と、 前記基部に対して回転可能に設けられ、光の光路を変更
    する光学部品を有する回転板と、 前記基部に対し、前記導光路を位置決めする位置決め手
    段とを備え、 前記回転板を回転させて前記光学部品の位置を変更する
    ことにより、光の光路を、前記光学部品を経由する場合
    と前記光学部品を経由しない場合とに切り換えるよう構
    成されていることを特徴とする光スイッチング素子。
  10. 【請求項10】 前記基部は、前記導光路の設置面を有
    しており、 前記回転板の回転中心軸は、前記設置面に対して略垂直
    である請求項9に記載の光スイッチング素子。
  11. 【請求項11】 前記光学部品は、反射鏡である請求項
    9または10に記載の光スイッチング素子。
  12. 【請求項12】 前記反射鏡の反射面は、前記回転板に
    対して略垂直である請求項11に記載の光スイッチング
    素子。
  13. 【請求項13】 前記位置決め手段は、前記基部に設け
    られた溝である請求項8ないし12のいずれかに記載の
    光スイッチング素子。
  14. 【請求項14】 前記回転板は、歯車である請求項1な
    いし13のいずれかに記載の光スイッチング素子。
  15. 【請求項15】 前記回転板を複数有する請求項1ない
    し14のいずれかに記載の光スイッチング素子。
  16. 【請求項16】 前記導光路は、光ファイバである請求
    項1ないし15のいずれかに記載の光スイッチング素
    子。
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