JP2003279597A - 電子式電力量計 - Google Patents

電子式電力量計

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JP2003279597A
JP2003279597A JP2002087511A JP2002087511A JP2003279597A JP 2003279597 A JP2003279597 A JP 2003279597A JP 2002087511 A JP2002087511 A JP 2002087511A JP 2002087511 A JP2002087511 A JP 2002087511A JP 2003279597 A JP2003279597 A JP 2003279597A
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power
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JP2002087511A
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English (en)
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Junichi Kobayashi
潤一 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続工事を必要としない補助装置を着脱可能
に設けた電子式電力量計において、電力需要家宅によっ
て選択された料金メニューに対応する。 【解決手段】 電子式電力量計11は、電力量を計量す
る計量手段17と、この計量手段17が計量した電力量
を出力する出力手段25と、電源を供給する電源部23
とを備えた装置本体11と、この装置本体11に着脱可
能に設けられ、前記出力手段25に着脱可能に設けられ
前記電力量を受信する受信手段41と、前記電源部23
に着脱可能に設けられ前記電源部23が供給する電源を
入力する電源入力部43と、前記受信手段41が受信し
た電力量を記憶する記憶手段37と、この記憶手段37
が記憶した電力量を外部装置へ送信する手段とを備えた
補助装置13とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、需要家宅にて使用
された電力量を測定する電子式電力量計に関し、特に電
子式電力量計の内部に着脱可能に設けられた補助装置に
より、電子式電力量計の測定した電力量を外部装置に送
信する電子式電力量計に関する。
【0002】
【従来の技術】電力会社等の管理する電力供給設備より
各電力需要家宅に対して電力が供給されているが、この
供給された電力量は、各電力需要家宅に設置された電子
式電力量計によって計量される。この電子式電力量計に
よって計量された情報は、需要家宅を巡回する検針員に
よって検針され、集計される。近年、需要家宅の電力使
用量等の情報は、無線通信や電話回線等の通信インフラ
を利用して電力会社の上位端末装置へ集計される。この
自動検針システムにより、更なる検針作業の効率化が図
られている。
【0003】図4は従来の電話回線等の外部通信インフ
ラを利用した電力の自動検針システムを模式的に示した
ものである。電力需要家宅に設置された電子式電力量計
11は、電力需要家宅にて使用された電力量やその時間
帯等の各種情報を計量する。この電子式電力量計11
は、通信線101と電源線103で内部上位端末105
に接続されており、通信線101を介して情報を送信す
る。内部上位端末105は所望の情報が入力されたこと
を確認すると、この情報を通信装置107へ通信線10
2を介して送信する。通信装置107は所望の情報が入
力されると電話回線等の外部通信インフラ109を介し
て電力会社の上位端末111へ情報を送信する。電子式
電力量計11の情報は内部上位端末105、通信装置1
07等を介して上位端末111へと送信される。上位端
末111では各需要家宅の使用電力量が集計され、需要
家宅毎に結ばれた電力使用契約に基づいて電力の使用料
金が算出される。
【0004】また、近年、電力自由化の拡大により、各
需要家宅が契約可能な料金メニューが多様化しており、
この料金メニューに対応した電子式電力量計11が需要
家宅に設置されるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記電子
式電力量計では、無線あるいは有線の通信インフラへ接
続するため、無線あるいは有線の通信装置を電子式電力
量計とは別に電子式電力量計の近傍に設置する必要があ
る。このため通信インフラと通信装置との間の接続工事
のみならず、通信装置と電子式電力量計との設置工事も
必要になる。また、需要家宅の変更した契約内容に伴っ
て料金メニューが変更されると、その都度料金メニュー
に対応した電子式電力量計の取替え、ならびに設置工事
が必要となり、電力需要家宅だけでなく電子式電力量計
の製造業者への負担も大きくなる。
【0006】そこで本発明は、接続工事を必要としない
補助装置を着脱可能に設けることにより、電力需要家宅
によって選択された料金メニューに対応できる電子式電
力量計を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、請求項1に記載の電子式電力量計は、需
要家の使用した電力量を計量する電子式電力量計におい
て、前記電力量を計量する計量手段と、この計量手段が
計量した電力量を出力する出力手段と、電源を供給する
電源部とを備えた装置本体と、この装置本体に着脱可能
に設けられ、前記出力手段が出力した電力量を受信する
受信手段と、前記電源部から供給される電源を入力する
電源入力部と、前記受信手段が受信した電力量を記憶す
る記憶手段と、この記憶手段が記憶した電力量を外部装
置へ送信する手段とを備えた補助装置とを具備したこと
を特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載の電子式電力量計
は、請求項1において、前記受信手段は前記出力手段と
着脱可能に接続され、前記電源入力部は前記電源部と着
脱可能に接続されることを特徴とする。
【0009】さらに、請求項3に記載の電子式電力量計
は、請求項1において、前記装置本体に、前記補助装置
の記憶手段とは別に第2の記憶手段が設けられ、前記補
助装置が取り外されたとき、前記計量手段の計量した電
力量を前記第2の記憶手段に記憶させることを特徴とす
る。
【0010】さらに、請求項4に記載の電子式電力量計
は、請求項1において、前記装置本体から前記補助装置
へ電源を供給する電源接触部が前記装置本体の中心より
左側に設けられることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施の形態に係る電
子式電力量計11、補助装置13、無線通信装置子機5
1およびハンドヘルドターミナル(HHT)61の構成
を示すブロック図である。
【0013】まず、電子式電力量計11の構造ならびに
動作について説明する。この電子式電力量計11には、
図2に示されるように本体に空隙部が設けられており、
補助装置13がこの空隙部に着脱可能に内蔵される。こ
こで、電子式電力量計11の内部構成において、補助装
置13とそれ以外の部分を分けて説明する際に、補助装
置13以外の部分を本体11とする。電子式電力量計1
1は、変電所等の電力供給設備29から需要家宅の負荷
31へ電力が供給される際に、負荷31側の使用した電
力使用量を計量する装置であり、基本的に補助装置13
が内蔵された状態で動作する。
【0014】電子式電力量計11の内部には、本体側の
各部の動作を制御するCPU15、このCPU15と接
続され、電力供給設備29から供給される電力を需要家
宅の負荷31に供給するとともに需要家宅の負荷31に
て使用された電力量を計量する計量部17、CPU15
と接続され、CPU15の処理した情報等を表示する表
示部21、CPU15と接続され、補助装置13との間
で情報を送受信する出力手段としての通信接触部(イン
ターフェース)25、CPU15と接続され、補助装置
13へ電源を供給する電源接触部(インターフェース)
27が設けられている。さらに、図2に示されるよう
に、本体11には補助装置13を着脱可能に内蔵するた
めの空隙部が設けられている。
【0015】CPU15は中央演算処理装置で構成さ
れ、記憶部19に記憶された各動作プログラムを実行す
ることにより各部を動作指示する。CPU15は各部よ
り入力された情報に基づき計算、判断、制御等の処理を
行い、電子式電力量計11を動作させる。
【0016】記憶部19は読出しと書込みが可能な半導
体メモリであるRAMや、読出し専用のメモリであるR
OMで構成される。記憶部19のRAMにはCPU15
で各種プログラムを実行する際に必要となるデータが一
時的に記憶され、ROMには各種プログラムが記憶され
ている。
【0017】計量部17は、電力供給設備29から需要
家宅の負荷31へ配電線を介して電力が供給される際
に、需要家宅の使用した電力量を計量する。
【0018】表示部21は電子式電力量計11の表面側
に設置され、液晶ディスプレイ(LCD)等で構成され
る。表示部21はCPU15と接続され、計量部17が
計量した使用電力量等の各種情報を表示する。
【0019】補助装置13の通信接触部41は本体11
に設けられた通信接触部25と着脱可能な構造であり、
この通信接触部41は、本体11の通信接触部41と接
続された状態で、計量部17が計量した使用電力に関す
る情報を受信する。
【0020】補助装置13の電源接触部43は、本体1
1に設けられた電源接触部27と着脱可能な構造であ
る。この電源接触部27および電源接触部43を介し
て、本体11の電源部23から補助装置13の電源部3
9へ電力を供給する。
【0021】電子式電力量計11の外部には、電力を供
給する電力供給設備29(変電所等)が設けられ、この
電力供給設備29から各需要家の負荷31に電力が供給
されている。そして、各需要家の負荷31で使用される
電力量は電子式電力量計11にて計量される。
【0022】次に本体11に内蔵された補助装置13に
ついて説明する。補助装置13の内部には、補助装置1
3の各部の動作を制御するためのプログラムを実行する
とともに各種情報を処理するCPU33、外部の装置と
無線により情報を送受信する無線通信部35、CPU3
3が実行するプログラムや、各種情報を記憶する記憶部
37、補助装置13の各部に電源を供給する電源部3
9、通信接触部25と接続され本体11と情報をやり取
りする通信接触部41、本体11の電源接触部27と接
続され電源部23の電源を補助装置13の各部に供給す
る電源接触部43が設けられている。
【0023】CPU33は補助装置13の各部と接続さ
れ、CPU33自体は中央演算処理装置で構成されてい
る。CPU33は記憶部37に記憶された各動作プログ
ラムを実行することにより補助装置13の各部を動作さ
せる動作指示を行う。
【0024】無線通信部35はCPU33と接続されて
おり、各動作はCPU33によって制御される。無線通
信部35は無線により外部の無線通信装置子機51へ情
報を送信するアンテナやこのアンテナの動作を制御する
アンテナ制御部から構成される。無線通信部35はCP
U33より動作指示が入力されると、アンテナを介して
外部の無線通信装置子機51に情報を無線送信し、ま
た、外部の無線通信装置子機51から無線送信された情
報をアンテナを介して受信し、CPU33へ入力させ
る。
【0025】記憶部37は読出しと書込みが可能な半導
体メモリであるRAMや、読出し専用のメモリであるR
OMで構成される。記憶部37のRAMにはCPU33
で各種プログラムを実行する際に必要となるデータが一
時的に記憶され、ROMには各種プログラム自体が記憶
されている。また、本体11のCPU15で処理された
電力量等の情報は、記憶部19だけでなく、通信接触部
25と通信接触部41とを介して補助装置13側の記憶
部37にも記憶される。
【0026】電源部39は補助装置13の各部と接続さ
れ、各部に電源を供給する。
【0027】通信接触部41は本体11の通信接触部2
5と着脱可能な構造となっており、通信接触部25を介
して記憶部19に記憶されている情報等を補助装置13
へ入力する。この入力された情報等は、補助装置13の
記憶部37に記憶される。本体11の通信接触部25お
よび補助装置13の通信接触部41により、本体11の
CPU15と補助装置13のCPU33との間で情報を
送受信することにより、本体12と補助装置13とで各
種情報を共有化する。
【0028】電源接触部43は本体11の電源接触部2
7と着脱可能な構造となっており、本体11の電源部2
3の電源を補助装置13の電源部39に供給することに
より、電源を補助装置13の各部に供給することができ
る。
【0029】次に無線通信装置子機51とハンドヘルド
ターミナル61(以下HHT61)について説明する。
これら無線通信装置子機51とHHT61は、電子式電
力量計11と無線通信を行うことにより、電子式電力量
計11の計量した電力量等の情報を受信する。
【0030】無線通信装置子機51は電子式電力量計1
1の計量した電力量等に関する情報を無線通信によって
受信する。無線通信装置子機51の内部には、各部の動
作を制御するためのプログラムを実行するとともに各種
情報を処理するCPU53、CPU53と接続され補助
装置13に設けられた無線通信部35と無線により情報
を送受信する無線通信部55、HHT61の通信接触部
67と接続されCPU53にて処理された情報を送受信
する通信接触部57、各部に電源を供給する電源部59
が設けられている。
【0031】次にHHT61の内部の構成について説明
する。HHT61の内部には、各部の動作を制御するC
PU63、このCPU63で処理された情報を記憶する
記憶部65、無線通信装置子機51の通信接触部57と
接続され情報を送受信する通信接触部67、CPU63
で処理された情報を表示する表示部69、CPU63で
処理された情報を紙に印字する印字部71、HHT61
を操作するための各種ボタン等で構成される操作部7
3、HHT61の各部に電源を供給する電源部75が設
けられている。
【0032】次に電子式電力量計11の外観について図
2を参照しながら説明する。図2は本発明の実施の一形
態に係る電子式電力量計11の外観を示す斜視図であ
る。この電子式電力量計11には補助装置13を内蔵す
るための空隙部が設けられており、この空隙部に補助装
置13が着脱自在に内蔵される。さらに、この補助装置
13の露出部分は、ケースカバー77によって覆われ保
護される。これにより、電子式電力量計11は従来の一
体型のものとほとんど変わらない外観を保つことがで
き、需要家の美観を損ねない。また、補助装置13は電
力会社の提供する各種電力サービスに対応させることが
できるので、例えば需要家宅が新しい電力サービスに契
約変更した場合には、補助装置13のみを取りかえるこ
とにより対応が完了する。具体的には、電力会社が新し
い電力サービスを供給する際に、このサービスに対応し
たプログラムデータを記憶させた補助装置13を開発、
製造する。電力会社が各需要家宅から新しい電力サービ
スに変更したいとの連絡を受けると、このサービスに対
応した補助装置13を需要家宅の電子式電力量計11に
設置する。この補助装置13の設置が終了すると、需要
家宅の電子式電力量計11は新しい電力サービスに対応
でき、需要家宅の要求に応えることができる。電力会社
としては、新たに電子式電力量計11を開発、製造する
必要がなく、各電力サービスに対応させるために必要な
プログラム等を記憶させた補助装置13のみを開発、製
造するだけでよいので、コストの削減と開発、製造期間
の短縮が図れる。また、需要家宅にとっても、短期間で
新しい電力サービスに変更できるという利点がある。
【0033】次に図1を参照しながら電子式電力量計1
1の動作について説明する。電力会社の管理する電力供
給設備29は、送電線を介して各需要家宅に電力を供給
する。この送電線は、各需要家宅に設置された電子式電
力量計11の計量部17と接続されており、電力はこの
計量部17を介して各需要家宅の負荷31へと供給され
る。なお、電子式電力量計11の動作に必要な電力は、
計量部17よりも上流側から取出すことにより利用され
る。これにより、計量部17は通常需要家宅の負荷31
にて使用された電力量のみを計量する。電子式電力量計
11の各部の動作に必要な電源の一例として、電子式電
力量計11に内蔵された電源部23や補助装置13に内
蔵された電源部39を用いるようにしてもよい。
【0034】次に需要家宅で使用された電力量を計量す
る計量部17の動作について説明する。計量部17で
は、需要家宅の電力使用量を計量するため、電力供給設
備29から負荷31へ供給された電力量を計量する。こ
の電力量に関する情報は、記憶部19に記憶される。こ
の記憶部19へ記憶された電力量の情報は、時間帯毎の
使用電力量の情報として表示部21に表示される。例え
ば負荷31に供給された電力量を1時間ごとに積算表示
することにより、需要家宅の1日の電力使用状況を表示
部21に表示させることができる。また、記憶部19に
記憶された電力の使用量、時間帯毎の使用電力量の情報
は、通信接触部25ならびに通信接触部41を介して補
助装置13の記憶部37に送信され、記憶される。
【0035】次に検針員により各需要家宅で使用された
電力量の検針作業について説明する。検針員は各需要家
宅を巡回し、所持した無線通信装置子機51とHHT6
1とを操作することにより検針する。具体的には、検針
員がHHT61ならびに無線通信装置子機51を操作す
ると、無線通信装置子機51の無線通信部55から電子
式電力量計11の無線通信部35に対して起動信号が送
信される。ここで、起動信号とは、電子式電力量計11
と無線通信を行うために、予め無線送信しておく信号で
ある。この起動信号が無線通信部35にて受信される
と、無線通信部35はCPU33に対して起動指示を出
力する。CPU33はこの起動指示を検知すると、無線
通信部35を動作させて記憶部37に記憶されている情
報を無線通信装置子機51の無線通信部55へ送信させ
る。ここで、送信される情報は、計量部17で計量さ
れ、記憶部37に記憶された需要家宅の電力の使用量や
電力を使用した時間帯毎の使用電力量の情報である。
【0036】無線通信装置子機51は、電子式電力量計
11から送信された情報を無線通信部55にて受信する
と、通信接触部57と通信接触部67とを介してHHT
61のCPU63へ入力する。この入力された情報は表
示部69に表示されることにより、検針員自身の視覚を
通じて所望する情報であるか否か確認される。この情報
が、所望する需要家宅の電力使用量に関する情報であっ
た場合、記憶部65に記憶され、検針作業が終了する。
【0037】以上が無線通信部35を備えた補助装置1
3を電子式電力量計11の空隙部に内蔵することによ
り、検針員による無線通信を利用した検針作業への対応
を可能とした電子式電力量計11の第1の実施の形態で
ある。
【0038】このような第1の実施の形態によれば、補
助装置13は電子式電力量計11の空隙部に着脱可能に
設けられ、本体11の通信接触部25と補助装置13の
通信接触部41は接触方式により接続され、さらに、本
体11の電源接触部27と補助装置13の電源接触部4
3も同様に接触方式で接続される。従って、補助装置1
3を本体11に内蔵したり取り外す際に、配線の着脱の
必要が無くなり、さらに本体11の空隙部に補助装置1
3を装着すると本体11の通信接触部25、電源接触部
27がそれぞれ補助装置13の通信接触部41、電源接
触部43と接続されるため、容易に作業が行える。この
ため、特に専門の知識がなくとも、補助装置13の取り
付け作業等が容易に行うことができ、補助装置13の交
換や保守時には、電子式電力量計11に補助装置13の
装着後、この補助装置13の部分を覆い保護するケース
カバー77をネジ止めするのみで良い。
【0039】また、補助装置13の電源接触部43を介
して電源を供給する本体11の電源接触部27は、補助
装置13の電力量を需要家宅の負担とさせないため、電
子式電力量計11の1次側に接続する必要がある。この
ため、電源接触部27は、電子式電力量計11の左側に
位置する1次側端子と一体で構成することが、コスト削
減につながることから電子式電力量計11の左側に設け
られている。
【0040】第1の実施の形態の電子式電力量計11に
よれば、補助装置13が着脱可能に設けられるので、接
続工事を必要とせず、電力需要家宅によって選考された
料金メニューに対応できる。また、電力会社側から新た
な料金メニュー等のサービスを提供する際に、記憶部3
7に記憶される情報量が拡大してしまった場合にも、記
憶部37の記憶容量を増大した補助装置13を製造する
だけで対応することができるので設備投資の低減化を図
ることが可能となり、需要家宅の要求に対応することが
できる。
【0041】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。図3は電子式電力量計11によって計量された
需要家宅の電力量等の情報を有線通信インフラ83を利
用して上位端末85へ収集するシステムを示すブロック
図である。図3の電子式電力量計11については、補助
装置13に無線通信部35に代わって有線通信部81が
設けられていること以外は第1の実施の形態で説明した
もの共通の構成であるため、説明を省略する。補助装置
13に設けられた有線通信部81は外部の有線通信イン
フラ83と接続されている。有線通信インフラ83とし
てアナログ電話回線、デジタル電話回線、光ケーブル等
が用いられる。この有線通信インフラ83は上位端末8
5の有線通信部89と接続されており、電子式電力量計
11の電力量等の情報が送信される。
【0042】上位端末85は、各部の動作を制御するた
めのプログラムを実行するCPU87、有線通信インフ
ラ83と接続され、各種情報を受信するとともにCPU
87へ出力する有線通信部89、この有線通信部89の
受信した各種情報を記憶するとともにCPU87にて実
行されるプログラムを記憶している記憶部91、CPU
87で処理された情報を表示する液晶ディスプレイから
なる表示部93、CPU87で処理された情報を印字す
るサーマルヘッド等からなる印字部95、各部を動作さ
せるための入力手段でありキーボードやマウス等からな
る操作部97、各部に電源を供給する電源部99から構
成される。
【0043】この上位端末85の有線通信部89に電力
量等の情報が入力されると、CPU87にて所望の需要
家宅の使用電力量に関する情報か否か判定され、この判
定の結果、使用電力量であるときには記憶部91に記憶
される。記憶部91に記憶された情報にもとづいて、使
用電力量に応じた電力使用料金が算出され、各需要家宅
への電力使用料金の請求が行われる。
【0044】以上第2の実施の形態により、電子式電力
量計11の空隙部に有線通信方式の自動検針システムに
対応した補助装置13を内蔵することにより、電子式電
力量計11とは別に通信装置等を設ける必要がなく、各
需要家宅での電力使用量に関する情報を収集することが
できる。
【0045】第2の実施の形態における電子式電力量計
11によれば、補助装置13が着脱可能に設けられるの
で、有線通信インフラとの接続工事を必要とせず、電力
需要家宅によって選考された料金メニューに対応でき
る。
【0046】また、電子式電力量計11が計量した電力
量に関する情報の検針方法として、検針員が補助装置1
3を電子式電力量計11から取り外して直接回収するよ
うにしてもよい。補助装置13の記憶部37には、検針
作業に必要な需要家宅の使用電力量等に関する情報が記
憶されているので、回収した後にまとめて情報を収集す
ることができる。補助装置13を直接回収することによ
り、例えば補助装置13の不具合等を早期に発見するこ
とができるという効果がある。また、補助装置13の直
接回収に関し、同補助装置13を交換するようにしても
良い。
【0047】
【発明の効果】 以上説明したように本発明によれば、
電子式電力量計に接続工事を必要としない補助装置を着
脱可能に設けることにより、電力需要家宅によって選択
された料金メニューに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る電子式電力
量計、無線通信装置子機、HHTを模式的に示すブロッ
ク図。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係る電子式電力
量計の外観を示す斜視図。
【図3】 本発明の第2の実施の形態に係る電子式電力
量計、上位端末を模式的に示すブロック図。
【図4】 従来の電子式電力量計を用いた自動検針シス
テムを模式的に示すブロック図。
【符号の説明】
11…電子式電力量計、13…補助装置、15、33、
53、63、87…CPU、17…計量部、19、3
7、65、91…記憶部、21、69、93…表示部、
23、39、59、75、99、103…電源部、2
5、41、57、67…通信接触部、27、43…電源
接触部、29…電力供給設備、31…負荷、35、55
…無線通信部、39…電源部、51…無線通信装置子
機、61…ハンドヘルドターミナル(HHT)、71、
95…印字部、73、97…操作部、77…ケースカバ
ー、81…有線通信部、83…有線通信インフラ、85
…上位端末、89…有線通信部、101…通信線、10
5…内部上位端末、107…通信装置、109外部通信
インフラ、111…外部上位端末

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 需要家の使用した電力量を計量する電子
    式電力量計において、 前記電力量を計量する計量手段と、この計量手段が計量
    した電力量を出力する出力手段と、電源を供給する電源
    部とを備えた装置本体と、 この装置本体に着脱可能に設けられ、前記出力手段が出
    力した電力量を受信する受信手段と、前記電源部から供
    給される電源を入力する電源入力部と、前記受信手段が
    受信した電力量を記憶する記憶手段と、この記憶手段が
    記憶した電力量を外部装置へ送信する手段とを備えた補
    助装置とを具備したことを特徴とする電子式電力量計。
  2. 【請求項2】 前記受信手段は前記出力手段と着脱可能
    に接続され、前記電源入力部は前記電源部と着脱可能に
    接続されることを特徴とする請求項1に記載の電子式電
    力量計。
  3. 【請求項3】 前記装置本体に、前記補助装置の記憶手
    段とは別に第2の記憶手段が設けられ、前記補助装置が
    取り外されたとき、前記計量手段の計量した電力量を前
    記第2の記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項
    1に記載の電子式電力量計。
  4. 【請求項4】 前記装置本体から前記補助装置へ電源を
    供給する電源接触部が前記装置本体の中心より左側に設
    けられることを特徴とする請求項1に記載の電子式電力
    量計。
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