JP2003277237A - 蓄光型メークアップ化粧料 - Google Patents

蓄光型メークアップ化粧料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ツヤに優れる被膜形成性メークアップ化粧料
を提供する。 【解決手段】 1)蓄光性顔料と2)クエン酸アセチル
トリブチルとを被膜形成性の化粧料に含有させる。被膜
形成性メークアップ化粧料としては美爪化粧料が好適に
例示できる。蓄光性顔料としては、希土類賦活ボロンア
ルミン酸塩が好ましく例示できる。具体的には、酸化ス
トロンチウム、アルミナ、無水硼酸等の複合酸化物に酸
化ユーロピウム、酸化ジスプロシウム、酸化カルシウム
などを少量添加して賦活化した蓄光性顔料画工的に例示
できる。又、この様な化粧料に於ける被膜形成剤として
は、ニトロセルロース、コロジオン、フタル酸アルキッ
ド樹脂、アルキルアクリレートポリマー或いはアルキル
メタクリレートポリマー等が例示できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料に関し、更
に詳細には被膜形成メークアップ化粧料に好適な化粧料
に関する。
【0002】
【従来の技術】メークアップ化粧料において、被膜形成
を必須とするものは少なくない。これは、演色性のある
化粧料を皮膚上或いは生体部位上に固定するのに被膜形
成剤が有用であることと、被膜形成剤の作り出す被膜が
演色効果に好ましいツヤを創出するが故である。この様
な被膜形成剤と化粧料組成物が作る化粧被膜のツヤは、
被膜形成剤と可塑剤の組み合わせによって大きく左右さ
れることが既に知られている。特に、この時、可塑剤が
果たす役割は大きいと言われている。可塑剤は通常被膜
に腰を持たせる意味で使用されるが、この様な目的で好
ましく使用される可塑剤としては、フタル酸のジエステ
ルとクエン酸アセチルトリブチルとが知られている。こ
の様な可塑剤を使用することにより、膜の物理的特性は
向上するものの、被膜のツヤなどは損なわれる傾向にあ
り、かかる可塑剤使用下に於けるツヤの向上手段の開発
が望まれていた。又、一方、その他の化粧料の成分の被
膜のツヤ或いは透明性への影響等については、これまで
あまり検討が為されていない。従って、クエン酸アセチ
ルトリブチルを可塑剤に用い、それと蓄光性顔料とを組
み合わせることにより、著しくツヤの優れる被膜が得ら
れることも全く知られていなかった。又、1)蓄光性顔
料と2)クエン酸アセチルトリブチルとを含有すること
を特徴とする、ネイルカラーなどの被膜形成性のメーク
アップ化粧料も全く知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、ツヤに優れる被膜形成性メー
クアップ化粧料を提供することを課題とする。
【0004】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
はツヤに優れる被膜形成性メークアップ化粧料を求め
て、鋭意研究努力を重ねた結果、クエン酸アセチルトリ
ブチルを可塑剤として用い、蓄光性顔料とを組み合わせ
ることにより、著しくツヤの優れる被膜が得られること
を見いだし、発明を完成させるに至った。即ち、本発明
は、以下に関する技術に関するものである。 (1)1)蓄光性顔料と2)クエン酸アセチルトリブチ
ルとを含有することを特徴とする、被膜形成性のメーク
アップ化粧料。 (2)蓄光性顔料が、希土類賦活ボロンアルミン酸塩で
あることを特徴とする、(1)に記載のメークアップ化
粧料。 (3)蓄光性顔料の含有量が0.1〜5質量%であるこ
とを特徴とする、(1)又は(2)に記載のメークアッ
プ化粧料。 (4)美爪化粧料であることを特徴とする、(1)〜
(3)何れか1項に記載の化粧料。 (5)更に、ニトロセルロース、フタル酸アルキッド樹
脂及びアルキルアクリレート樹脂から選ばれる1種乃至
は2種以上を含有することを特徴とする、(1)〜
(4)何れか1項に記載のメークアップ化粧料。以下、
本発明について更に詳細に説明を加える。
【0005】
【発明の実施の形態】(1)本発明の化粧料の必須成分
である蓄光性顔料 本発明の被膜形成性化粧料は、蓄光性顔料を含有するこ
とを特徴とする。ここで、本発明で言う、蓄光性顔料と
は、紫外光、可視光、赤外光等の光を吸収し、顔料於け
る電子を励起させ、光がなくなった後、基底状態に電子
が戻る際に、可視光を含む光としてエネルギー放出する
特性を有する顔料であって、古くはストロンチウムなど
の放射性元素を含む複合体が知られており、近年におい
ては、例えば硫化亜鉛や希土類賦活ボロンアルミン酸塩
等の非放射性顔料が開発されている。本発明の化粧料に
於いては、これらの何れもが使用可能であるが、環境配
慮の面から非放射性顔料が好ましく、その中でも蓄光量
が著しく大きい、希土類賦活ボロンアルミン酸塩が特に
好ましい。この様な希土類賦活ボロンアルミン酸塩とし
ては、基本母結晶として、SrAlを用い、これ
をボロンやユーロピウム等の希土類を少量添加したもの
が広く使用されている。又、これとは異なり、酸化スト
ロンチウム、アルミナ、無水硼酸等の複合酸化物に酸化
ユーロピウム、酸化ジスプロシウム、酸化カルシウム等
を少量添加して賦活化した蓄光性顔料も開発されてい
る。本発明のメークアップ化粧料ではこれらの何れもが
使用可能であるが、特に後者の酸化ストロンチウム、ア
ルミナ、無水硼酸等の複合酸化物に酸化ユーロピウム、
酸化ジスプロシウム、酸化カルシウムなどを少量添加し
て賦活化した蓄光性顔料が特に好ましい。これは、この
様な顔料を用いた場合に、クエン酸アセチルトリブチル
を可塑剤として含む被膜のツヤを向上させる作用に優れ
るからである。この様な酸化ストロンチウム、アルミ
ナ、無水硼酸等の複合酸化物に酸化ユーロピウム、酸化
ジスプロシウム、酸化カルシウムなどを少量添加して賦
活化した蓄光性顔料には既に市販されているものが存在
し、この様な市販品を利用することができる。この様な
市販品の内、好ましいものとしては、ケミテック株式会
社より市販されている、「ケミテックピカリコ」(登録
商標)シリーズのCP−05、CP−10、CP−20
或いはCP−30が好ましく例示できる。これらは放出
光のスペクトルが異なるが、基本的には、酸化ストロン
チウム、アルミナ、無水硼酸等の複合酸化物に酸化ユー
ロピウム、酸化ジスプロシウム、酸化カルシウム等を少
量添加して賦活化した顔料である。本発明のメークアッ
プ化粧料に於いては、かかる蓄光性顔料は唯一種を含有
させることもできるし、二種以上を組み合わせて含有さ
せることもできる。本発明の化粧料に於ける、かかる蓄
光性顔料の、好ましい含有量は、化粧料全量に対して、
0.05〜10質量%であり、更に好ましくは、0.1
〜5質量%である。これは多すぎるとツヤ感よりも、燐
光感により、奇異なイメージを醸し出す場合があり、少
なすぎるとツヤ感が付与できない場合があるからであ
る。
【0006】(2)本発明の化粧料の必須成分であるク
エン酸アセチルトリブチル 本発明の化粧料は。上記蓄光性顔料以外に、クエン酸ア
セチルトリブチルを含有することを特徴とする。クエン
酸アセチルトリブチルは、クエン酸の水酸基をアセチル
基で抑え、3つのカルボキシル基をブチル基で抑えた構
造を有する。このものは、樹脂被膜の可塑剤として使用
されるものであり、これを加えることにより樹脂被膜は
脆弱性を克服し、腰の強い被膜となる。本発明の化粧料
に於いては、かかるクエン酸アセチルトリブチルの好ま
しい含有量は、1〜15質量%であり、更に好ましくは
5〜10質量%である。又、樹脂に対する割合として
は、クエン酸アセチルトリブチル:樹脂の比は、1:1
0〜1:1が好ましく、更に好ましくは、1:5〜1:
2である。これはクエン酸アセチルトリブチルが多すぎ
ると、被膜を形成しない場合があり、少なすぎると可塑
性が得られず、脆弱な被膜になる場合があるからであ
る。又、本発明の被膜形成性メークアップ化粧料に於い
て、かかるクエン酸アセチルトリブチルが可塑性を発揮
し、且つ、前記蓄光性顔料との組合せによってツヤ付与
効果を発揮できる被膜形成剤としては、化粧料で使用さ
れている被膜形成剤であれば特段の限定なく例示できる
が、特に好ましくは、ニトロセルロース、コロジオン、
フタル酸アルキッド樹脂、アルキルアクリレートポリマ
ー或いはアルキルメタクリレートポリマー等が例示でき
る。これらは唯一種を用いることもできるし、二種以上
を組み合わせて用いることもできる。特に好ましいもの
は、ニトロセルロース、フタル酸アルキッド樹脂及びア
ルキルアクリレート樹脂から選ばれる1種乃至は2種以
上が好ましく例示できる。かかる樹脂の好ましい含有量
は、総量で1〜30質量%が好ましく、15〜27質量
%が更に好ましい。これは少なすぎると、好ましい強度
の被膜が得られない場合があり、多すぎると製品系に於
ける粘度が高くなりすぎ、使用性が損なわれる場合があ
るからである。
【0007】(3)本発明の被膜形成性メークアップ化
粧料 本発明の被膜形成性メークアップ化粧料は、上記必須成
分である、蓄光性顔料とクエン酸アセチルトリブチル及
び被膜形成剤とを含有するものであり、例えば、ネール
カラー、ペディキュア、ネールコート等が好ましく例示
できる。これ以外にも、マスカラ、アイライナーなどが
適用可能である。本発明の化粧料に於いては、これらの
成分以外にも、マスカラ、アイライナー等が適用可能で
ある。本発明の化粧料に於いては、これらの成分以外
に、通常化粧料で使用される任意の成分を含有すること
ができる。かかる人の成分としては、例えば、スクワラ
ン、ワセリンやマイクロクリスタリンワックス等のよう
な炭化水素類、ホホバ油、カルナウバワックス、オレイ
ン酸オクチルドデシルやセチルイソオクタネート等のエ
ステル類、オリーブ油、椰子油等のトリグリセライド
類、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイ
ン酸、リチノレイン酸等の脂肪酸、オクタデシルアルコ
ールやオレイルアルコール等の高級アルコール類、ポリ
エチレングリコール、グリセリンや1,3−ブタンジオ
ール、1,2−ペンタンジオール、イソプレングリコー
ル、ジプロピレングリコール等の多価アルコール類、ポ
リキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油、脂肪酸モノグリセライド等の非イオ
ン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、ア
ルキル硫酸塩、スルホコハク酸エステル等のアニオン界
面活性剤、ジアルキルアンモニウム塩などのカチオン界
面活性剤、アルキルベタイン等の両性界面活性剤、エタ
ノール、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収
剤、抗酸化剤類等が例示できる。これらの内、好ましい
形態としては、ジプロピレングリコールを4〜10重量
%含有する形態及び/又はフェノキシエタノールを0.
2〜1重量%含有する形態が例示できる。これらの内、
特に好ましいものは増粘剤或いはゲル化剤であって、有
機溶剤系で増粘乃至はゲル化作用を発揮するものであ
り、かかる増粘、ゲル化剤としては、デキストリン脂肪
酸エステル或いは有機変性ベントナイト等が好ましく例
示できる。この様な増粘、ゲル化剤の好ましい含有量
は、総量でで化粧料全量に対して、0.05〜10質量
%であり、更に好ましくは、0.1〜5質量%である。
これは多すぎると粘度が高くなりすぎ使用性を損なう場
合があり、少ないと増粘、ゲル化作用を発揮せず、安定
性向上に寄与しない場合があるからである。本発明の化
粧料はこれらの必須成分、任意の成分を常法に従って処
理することにより製造することができる。
【0008】
【実施例】以下に、実施例を挙げて、本発明について更
に詳細に説明を加えるが、本発明が、かかる実施例にの
み限定されないことは、言うまでもない。
【0009】<実施例1>以下に示す処方に従って、本
発明の被膜形成性メークアップ化粧料である。ネールカ
ラーを作成した。即ち、処方成分を良く混合し、ロール
掛けして本発明の被膜形成性メークアップ化粧料である
化粧料1を得た。同時に、このもののクエン酸アセチル
トリブチルを酢酸エチルに置換した対照例1、フタル酸
ジエチルに置換した比較例2及びクエン酸アセチルトリ
ブチルと硫化亜鉛を酢酸エチルに置換した対照例3、フ
タル酸ジエチルと虹彩箔に置換した比較例3も同様に作
成した。これらのサンプルをドクターブレードを用いて
20ミルの厚さで白黒板上に引き、乾燥させて被膜を作
成した。この被膜のツヤを肉眼により、スコア5:非常
によい、スコア4:良い、スコア3:やや良い、スコア
2:やや悪い、スコア1:悪い、スコア0:非常に悪い
の基準で評価し、膜の腰の強さを、針で膜を擦過し、そ
の剥がれ方で、スコア5:腰が非常に強い、スコア4:
腰が強い、スコア3:腰がやや強い、スコア2:やや脆
弱、スコア1:脆弱、スコア0:非常に脆弱の基準で判
定した。結果を表1に示す。これより、本発明の化粧料
は、クエン酸アセチルトリブチルと蓄光性顔料の組合せ
により優れた被膜特性とツヤを具現化していることがわ
かる。かかる効果は、この2成分の相乗効果であること
も明白である。 (処方) 酢酸エチル 30 重量部 酢酸ブチル 30 重量部 イソプロパノール 8 重量部 ニトロセルロース 14 重量部 フタル酸アルキッド樹脂 7 重量部 アルキルアクリレートポリマー 3 重量部 クエン酸アセチルトリブチル 7 重量部 赤色226号 0.01重量部 二酸化チタン 0.39重量部 硫化亜鉛 0.3重量部 有機変性ベントナイト 0.3重量部
【0010】
【表1】
【0011】<実施例2〜5>実施例1の化粧料1の蓄
光性顔料の種類を変えて、ツヤがどの様に変わるかを、
化粧料1を対照に比較検討した。比較の基準は、スコア
5:化粧料1に比して良い、スコア4:化粧料1に比し
てやや良い、スコア3:化粧料1と同程度、スコア2:
化粧料1の方がやや良い、であった。結果を表2に示
す。これより、本発明の被膜形成性メークアップ化粧料
では、蓄光性顔料として、希土類賦活ボロンアルミン酸
塩が好ましいことがわかる。 (処方) 酢酸エチル 30 重量部 酢酸ブチル 30 重量部 イソプロパノール 8 重量部 ニトロセルロース 14 重量部 フタル酸アルキッド樹脂 7 重量部 アルキルアクリレートポリマー 3 重量部 クエン酸アセチルトリブチル 7 重量部 赤色226号 0.01重量部 二酸化チタン 0.49重量部 蓄光性顔料* 0.3重量部 有機変性ベントナイト 0.3重量部 *詳細は表2に記す。
【0012】
【表2】
【0013】<実施例6〜8>実施例2の化粧料2の蓄
光性顔料である「ケミテック・ピカリコCP−05」の
量を変え、ツヤがどの様に変わるかを、化粧料1を対照
に比較検討した。比較の基準は、スコア5:化粧料1に
比し良い、スコア4:化粧料1に比しやや良い、スコア
3:化粧料1と同程度、スコア2:化粧料1の方がやや
良い、スコア1:化粧料1の方が良いであった。結果を
表3に示す。これより、蓄光性顔料の好ましい含有量
は、0.05〜10質量%であり、更に好ましくは0.
1〜5質量%であることがわかる。 酢酸エチル** 酢酸ブチル 30 重量部 イソプロパノール 8 重量部 ニトロセルロース 14 重量部 フタル酸アルキッド樹脂 7 重量部 アルキルアクリレートポリマー 3 重量部 クエン酸アセチルトリブチル 7 重量部 赤色226号 0.01重量部 二酸化チタン 0.39重量部 「ケミテック・ピカリコCP−05」** 有機変性ベントナイト 0.3重量部
【0014】
【表3】
【0015】<実施例9>実施例2の化粧料2のクエン
酸アセチルトリブチルの量を変えて、ツヤがどの様に変
わるかを、化粧料1を対照に比較検討した。比較の基準
は、スコア5:化粧料1に比し良い、スコア4:化粧料
1に比しやや良い、スコア3:化粧料1と同程度、スコ
ア2:化粧料1の方がやや良い、スコア1:化粧料1の
方が良い、であった。結果を表4に示す。これより、ク
エン酸アセチルトリブチルの好ましい含有量は、1〜1
5質量%であり、更に好ましくは5〜10質量%である
ことがわかる。 酢酸エチル*** 酢酸ブチル 30 重量部 イソプロパノール 8 重量部 ニトロセルロース 14 重量部 フタル酸アルキッド樹脂 7 重量部 アルキルアクリレートポリマー 3 重量部 クエン酸アセチルトリブチル*** 赤色226号 0.01重量部 二酸化チタン 0.39重量部 「ケミテック・ピカリコCP−05」 0.3重量部 有機変性ベントナイト 0.3重量部
【0016】
【表4】
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ツヤに優れる被膜形成
性メークアップ化粧料を提供することができる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB151 AB152 AB212 AB242 AB442 AC102 AC352 AC371 AC372 AC862 AD091 AD092 AD261 AD262 BB23 CC14 CC28 EE03 EE07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1)蓄光性顔料と2)クエン酸アセチル
    トリブチルとを含有することを特徴とする、被膜形成性
    のメークアップ化粧料。
  2. 【請求項2】 蓄光性顔料が、希土類賦活ボロンアルミ
    ン酸塩であることを特徴とする、請求項1に記載のメー
    クアップ化粧料。
  3. 【請求項3】 蓄光性顔料の含有量が0.1〜5質量%
    であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のメー
    クアップ化粧料。
  4. 【請求項4】 美爪化粧料であることを特徴とする、請
    求項1〜3何れか1項に記載の化粧料。
  5. 【請求項5】 更に、ニトロセルロース、フタル酸アル
    キッド樹脂及びアルキルアクリレート樹脂から選ばれる
    1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする、請求
    項1〜4何れか1項に記載のメークアップ化粧料。
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