JP2003276747A - 容器のキャップ装置 - Google Patents

容器のキャップ装置

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JP2003276747A
JP2003276747A JP2002078575A JP2002078575A JP2003276747A JP 2003276747 A JP2003276747 A JP 2003276747A JP 2002078575 A JP2002078575 A JP 2002078575A JP 2002078575 A JP2002078575 A JP 2002078575A JP 2003276747 A JP2003276747 A JP 2003276747A
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Kazuo Uejima
一夫 上島
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Shirouma Science Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、キャップを容器首部にね
じ込み装着しただけではキャップが緩み易く、締めトル
クを高くして装着した場合でも輸送中又は製造ライン上
において振動によりキャップが緩む場合があり、特に多
条ねじの場合に緩み易いという課題があった。 【解決手段】 容器首部1にキャップ10をねじ
込み装着する容器のキャップ装置において、前記容器首
部1に最終ねじ込みピッチ間隔に相当する巾Wを有する
容器側突起4を複数個設ける一方、前記キャップ10に
その最終ねじ込み段階において前記複数個の容器側突起
4を乗り越えるキャップ側突起13を設けてなる容器の
キャップ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャップの装着完
了状態を確認することができる容器のキャップ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、容器首部1にキャップ10をねじ
込み装着する容器のキャップ装置は、図5に示すよう
に、キャップ天板11を容器開口部3に当接させて装着
を完了したり、キャップスカート部12の先端を容器肩
部2に当接させて装着を完了したりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば、キャ
ップ天板11を容器開口部3に当接させて装着を完了し
ているものでは、キャップ天板11が容器開口部3に当
接するまで装着完了の感触がないために、キャップの装
着完了位置が判り難く、キャップ10を装着完了しない
場合や、きつく締めすぎる場合があった。また、キャッ
プ10を容器首部1にねじ込み装着しただけではキャッ
プ10が緩み易く、締めトルクを高くして装着した場合
でも輸送中又は製造ライン上において振動によりキャッ
プが緩む場合があり、特に多条ねじの場合に緩み易いと
いう課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記課
題を解決するために、容器首部にキャップをねじ込み装
着する容器のキャップ装置において、前記容器首部に最
終ねじ込みピッチ間隔に相当する巾を有する容器側突起
を複数個設ける一方、前記キャップにその最終ねじ込み
段階において前記複数個の容器側突起を乗り越えるキャ
ップ側突起を設けてなる容器のキャップ装置を提供する
ものである。本発明によれば、キャップ側突起がキャッ
プの最終ねじ込み段階において複数個の容器側突起を乗
り越えることによって、キャップの最終ねじ込み完了状
態であることを複数回の乗り越えの感触により確認する
ことができるのみならず、一旦装着するとキャップ側突
起が容器側突起を複数回乗り越えないとキャップが緩ま
ないから、装着したキャップに緩み止め機能を付与する
ことができる。
【0005】また、本発明は、前記キャップ側突起を複
数個設けた請求項1に記載の容器のキャップ装置を提供
するものである。本発明によれば、複数個のキャップ側
突起が同時に容器側突起を乗り越えるように設けると、
乗り越え抵抗が大きくなるからキャップ側突起1個当り
の乗り越え抵抗を小さくすることができ、一方、複数個
のキャップ側突起が個々に夫々別の容器側突起を乗り越
えるように設けると、容器側突起の間隔に対して乗り越
えの間隔を短くすることができるから、より確実にキャ
ップの最終ねじ込み状態であることを確認することがで
きる。
【0006】また、本発明は、容器首部にキャップをね
じ込み装着する容器のキャップ装置において、前記容器
首部に最終ねじ込みピッチ間隔に相当する巾を有する容
器側突起を設ける一方、前記キャップにその最終ねじ込
み段階において前記容器側突起を乗り越える複数個のキ
ャップ側突起を設けてなる容器のキャップ装置を提供す
るものである。本発明によれば、キャップ側突起がキャ
ップの最終ねじ込み段階において複数個の容器側突起を
乗り越えることによって、キャップの最終ねじ込み完了
状態であることを複数回の乗り越えの感触により確認す
ることができるのみならず、一旦装着するとキャップ側
突起が容器側突起を複数回乗り越えないとキャップが緩
まないから、装着したキャップに緩み止め機能を付与す
ることができる。
【0007】また、本発明は、前記容器側突起を複数個
設けた請求項3に記載の容器のキャップ装置を提供する
ものである。本発明によれば、複数個のキャップ側突起
が同時に容器側突起を乗り越えるように設けると、乗り
越え抵抗が大きくなるからキャップ側突起1個当りの乗
り越え抵抗を小さくすることができ、一方、複数個のキ
ャップ側突起が別々に容器側突起を乗り越えるように設
けると、キャップ側突起の間隔に対して乗り越えの間隔
を短くすることができるから、より確実にキャップの最
終ねじ込み状態であることを確認することができる。
【0008】また、本発明は、前記容器側突起を縦リブ
状に設けた請求項1乃至4のいずれかに記載の容器のキ
ャップ装置を提供するものである。本発明によれば、縦
リブ状により容器側突起を最終ねじ込みピッチ間隔に相
当する巾に設けることができる。
【0009】また、本発明は、前記容器側突起と前記キ
ャップ側突起の少なくとも一方が弾力性を有する請求項
1乃至5のいずれかに記載の容器のキャップ装置を提供
するものである。本発明によれば、容器側突起又はキャ
ップ側突起の弾力性によりキャップ側突起が容器側突起
を弾性的に乗り越えるから、キャップの閉開装着操作を
スムースに行うことができる。
【0010】また、本発明は、前記容器側突起又は前記
キャップ側突起を円周状に配列して設けた請求項1乃至
6のいずれかに記載の容器のキャップ装置を提供するも
のである。本発明によれば、容器側突起又はキャップ側
突起を円周状に配列したから、キャップが最終ねじ込み
段階までねじ込まれたときに、キャップ側突起が容器側
突起を確実に乗り越えることができる。
【0011】また、本発明は、前記容器側突起又は前記
キャップ側突起を螺旋状に配列して設けた請求項1乃至
6のいずれかに記載の容器のキャップ装置を提供するも
のである。本発明によれば、突起の巾を狭くしてもねじ
込みに従って螺旋状に進むキャップ側突起が螺旋状に配
列した複数個の容器側突起を乗り越えるようにすること
ができる。
【0012】また、本発明は、前記容器側突起を容器首
部のねじ部の上方に設け、前記キャップ側突起をキャッ
プ内周のねじ部の上方に設けた請求項1乃至8のいずれ
かに記載の容器のキャップ装置を提供するものである。
本発明によれば、キャップ側突起がキャップの天板の近
くに位置するから、キャップ側突起が容器側突起を乗り
越える感触を伝わり易くすることができる。
【0013】また、本発明は、前記容器側突起を容器首
部のねじ部の下方に設け、前記キャップ側突起をキャッ
プ内周のねじ部の下方に設けた請求項1乃至9のいずれ
かに記載の容器のキャップ装置を提供するものである。
本発明によれば、キャップ側突起をキャップ内周のねじ
部の下方に設けたから、キャップ側突起に弾力性を与え
易く、キャップの閉開栓操作をスムースに行うことがで
きる。
【0014】また、本発明は、前記容器首部と前記キャ
ップのねじ部が多条ねじからなる請求項1乃至10のい
ずれかに記載の容器のキャップ装置を提供するものであ
る。本発明によれば、容器首部とキャップのねじ部が多
条ねじからなるから、キャップを少ない回転操作で素早
く軽く装着することができるようにすることができると
共に、複数回乗り越えたキャップ側突起と容器側突起に
より多条ねじ故に緩み易いキャップの緩みを防止するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図示する実
施例に基づいて説明する。図1又は図3に示す実施例に
おいて、本発明に係る容器のキャップ装置は、使用時に
は、キャップ10を外し容器首部1からアルミシール7
を剥がし、内容物を容器開口部3から出して使用し、使
用後はアルミシール7のない状態でも緩みを生じること
なく、キャップ10を装着して密封しようとするもので
あるが、アルミシール7は本発明において必ずしも必要
な構成ではない。そして、本発明は、容器首部1にキャ
ップ10をねじ込み装着する容器のキャップ装置におい
て、容器首部1には最終ねじ込みピッチ間隔に相当する
巾Wを有する容器側突起4を複数個設ける一方、キャッ
プ10にはその最終ねじ込み段階において複数個の容器
側突起4を乗り越えるキャップ側突起13を設けてあ
る。
【0016】図1又は図2に記載の実施例では、容器首
部1には、キャップ10をねじ込み装着するように容器
ねじ部5を設けてあると共に、容器ねじ部5の上方に最
終ねじ込みピッチ間隔に相当する巾Wの環状体6を設け
てあり、該環状体6に複数個の容器側突起4を円周状に
配列して設けてある。容器側突起4は、弾力性を有する
小さな凸状の合成樹脂からなり、キャップ側突起13が
容器側突起4を弾性的に軽く乗り越えることができるよ
うに構成してある。図示の実施例の場合、容器側突起4
は、巾Wに縦リブ状に設けてあり、キャップ10の装着
時に軽く当接してクリック式に乗り越えることができる
ようにしてある。最終ねじ込みピッチ間隔Wは、容器の
用途、キャップのねじ込み回転数等に対応して適宜に設
定することができ、ねじピッチの1/2以下、若しくは
1/4以下にすることが好ましい。
【0017】図1に記載の実施例において、キャップ1
0は、合成樹脂の一体成形品から構成され、キャップ外
筒部16と、キャップ外筒部16内に設けたキャップ天
板11と、キャップ天板11に設けたキャップ内筒部1
5とからなり、キャップ内筒部15の内周に容器ねじ部
5に螺合するキャップねじ部14を設けてあると共に、
キャップねじ部14の上方に複数個のキャップ側突起1
3を円周状に所定間隔に配列して設けてある。
【0018】実施例の場合、キャップ天板11が容器開
口部3に当接して装着操作が終了する前の最終ねじ込み
段階において、キャップ側突起13が複数個の容器側突
起4を乗り越えることができるように構成してある。キ
ャップ側突起13の複数回のクリック式の乗り越えによ
り、使用者は確実にキャップ10の装着完了状況を確認
することができる。また、実施例の場合、キャップ側突
起13は、図2に示すように、半球状をなし、キャップ
10の装着方向及び開放方向にスムースに容器側突起4
を乗り越えるように構成している。尚、キャップ側突起
13又は容器側突起4はその高さや形状を適宜に設定す
ることにより、乗り越え抵抗を適宜に可変に設定するこ
とができる。
【0019】容器開口部3には、出荷時に、アルミシー
ル7を高周波溶着してあり、容器首部1にキャップ10
をねじ込み装着してある。一方、使用者がキャップ10
を緩めるにはキャップ側突起13が複数の容器側突起4
を乗り越えなければならないようにしたから、輸送時等
の振動によってキャップ10が緩むことを充分に防ぐこ
とができる。
【0020】また、図3又は図4に記載の実施例では、
前記実施例の環状体6と同様の構造からなる環状体8
は、容器首部1の容器ねじ部5の下方に設けてあり、該
環状体8には複数の容器側突起4を円周状に配列して設
けてある。また、キャップ側突起13は、キャップ内筒
部15の内周にキャップねじ部14の下方に位置して円
周状に複数個配列して設けてある。また、キャップ内筒
部15には、キャップねじ部14の下方のスカート部1
7の肉厚を薄くして弾力性を付与し、キャップ側突起1
3が弾性的に容器側突起4を乗り越えることができるよ
うに構成してある。その他の構成は、図1に記載の実施
例と同じである。
【0021】上記図示の実施例では、容器側突起4及び
キャップ側突起13をそれぞれ複数個設けてあるが、容
器側突起を円周状に複数個設けると共にキャップ側突起
13を1箇所に設けてキャップ側突起13が複数個の容
器側突起4を乗り越えるようにすることも勿論でき、ま
た、キャップ側突起13を円周状に複数個設けると共に
容器側突起4を1箇所に設けて複数のキャップ側突起1
3が容器側突起4を乗り越えるように構成することも勿
論できる。
【0022】また、容器側突起4又はキャップ側突起1
3は、図示の実施例のように円周状に配列して設ける場
合に限らず、容器側突起4又はキャップ側突起13を螺
旋状に配列して設けることもできる。キャップ側突起1
3はキャップ10のねじ込みに従って螺旋状に進むか
ら、容器側突起4又はキャップ側突起13を螺旋状に配
列することにより、容器側突起4の巾Wを狭くしてもキ
ャップ側突起13が複数個の容器側突起4を乗り越える
ようにすることができる。
【0023】また、容器側突起4を円周状に配列して設
け、キャップ側突起13を螺旋状に配列して設けること
により、キャップ10をねじ込んでいくに従って、容器
側突起4を乗り越えるキャップ側突起13の数が増える
ようにして、乗り越え抵抗を始めは軽く装着完了時に最
も重くなるように構成することもできる。
【0024】実施例の場合、ねじ部は1条ねじで構成し
てあるが、2条ねじ、3条ねじ等の多条ねじにすること
も可能である。多条ねじの場合、例えば、最初の係合状
態から1条ねじでは1.5回転で装着が完了するのに対
して、2条ねじでは1回転、3条ねじでは半回転でねじ
込み装着を完了するように構成することができるから、
キャップの着脱が便利である半面、ねじピッチが大きく
なるからそれだけ緩み易くなる。しかるに、本発明にお
いては、多条ねじの場合であっても、キャップ10は、
複数回乗り越えたキャップ側突起13と容器側突起4の
乗り越え抵抗により緩み難いから、多条ねじでも確実に
装着することができる。
【0025】また、容器側突起4又はキャップ側突起1
3は、円周状に全周にわたって設ける場合に限らず、容
器側突起4を容器首部1の一部に複数個設け、キャップ
側突起13をねじの条数分だけ等間隔に設けることによ
り、キャップ10をどの向きから装着しても確実にキャ
ップ側突起13が容器側突起4を乗り越えるように構成
することも可能である。また、容器側突起4とキャップ
側突起13を容器ねじ部5とキャップねじ部14の上下
側2箇所に共に設けることができることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上の通り、本発明に係る容器のキャッ
プ装置によれば、容器首部にキャップをねじ込み装着す
る容器のキャップ装置において、前記容器首部に最終ね
じ込みピッチ間隔に相当する巾を有する容器側突起を複
数個設ける一方、前記キャップにその最終ねじ込み段階
において前記複数個の容器側突起を乗り越えるキャップ
側突起を設けてなる構成を有することにより、キャップ
側突起がキャップの最終ねじ込み段階において複数個の
容器側突起を乗り越えることによって、キャップの最終
ねじ込み完了状態であることを複数回の乗り越えの感触
により確認することができるのみならず、一旦装着する
とキャップ側突起が容器側突起を複数回乗り越えないと
キャップが緩まないから、装着したキャップに緩み止め
機能を付与することができる効果がある。
【0027】また、本発明は、前記キャップ側突起を複
数個設けた構成を有することにより、複数個のキャップ
側突起が同時に容器側突起を乗り越えるように設ける
と、乗り越え抵抗が大きくなるからキャップ側突起1個
当りの乗り越え抵抗を小さくすることができ、一方、複
数個のキャップ側突起が個々に夫々別の容器側突起を乗
り越えるように設けると、容器側突起の間隔に対して乗
り越えの間隔を短くすることができるから、より確実に
キャップの最終ねじ込み状態であることを確認すること
ができる効果がある。
【0028】また、本発明は、容器首部にキャップをね
じ込み装着する容器のキャップ装置において、前記容器
首部に最終ねじ込みピッチ間隔に相当する巾を有する容
器側突起を設ける一方、前記キャップにその最終ねじ込
み段階において前記容器側突起を乗り越える複数個のキ
ャップ側突起を設けてなる構成を有することにより、キ
ャップ側突起がキャップの最終ねじ込み段階において複
数個の容器側突起を乗り越えることによって、キャップ
の最終ねじ込み完了状態であることを複数回の乗り越え
の感触により確認することができるのみならず、一旦装
着するとキャップ側突起が容器側突起を複数回乗り越え
ないとキャップが緩まないから、装着したキャップに緩
み止め機能を付与することができる効果がある。
【0029】また、本発明は、前記容器側突起を複数個
設けた構成を有することにより、複数個のキャップ側突
起が同時に容器側突起を乗り越えるように設けると、乗
り越え抵抗が大きくなるからキャップ側突起1個当りの
乗り越え抵抗を小さくすることができ、一方、複数個の
キャップ側突起が別々に容器側突起を乗り越えるように
設けると、キャップ側突起の間隔に対して乗り越えの間
隔を短くすることができるから、より確実にキャップの
最終ねじ込み状態であることを確認することができる効
果がある。
【0030】また、本発明は、前記容器側突起を縦リブ
状に設けた構成を有することにより、縦リブ状により容
器側突起を最終ねじ込みピッチ間隔に相当する巾に設け
ることができる効果がある。
【0031】また、本発明は、前記容器側突起と前記キ
ャップ側突起の少なくとも一方が弾力性を有する構成を
有することにより、容器側突起又はキャップ側突起の弾
力性によりキャップ側突起が容器側突起を弾性的に乗り
越えるから、キャップの閉開装着操作をスムースに行う
ことができる効果がある。
【0032】また、本発明は、前記容器側突起又は前記
キャップ側突起を円周状に配列して設けた構成を有する
ことにより、容器側突起又はキャップ側突起を円周状に
配列したから、キャップが最終ねじ込み段階までねじ込
まれたときに、キャップ側突起が容器側突起を確実に乗
り越えることができる効果がある。
【0033】また、本発明は、前記容器側突起又は前記
キャップ側突起を螺旋状に配列して設けた構成を有する
ことにより、突起の巾を狭くしてもねじ込みに従って螺
旋状に進むキャップ側突起が螺旋状に配列した複数個の
容器側突起を乗り越えるようにすることができる効果が
ある。
【0034】また、本発明は、前記容器側突起を容器首
部のねじ部の上方に設け、前記キャップ側突起をキャッ
プ内周のねじ部の上方に設けた構成を有することによ
り、キャップ側突起がキャップの天板の近くに位置する
から、キャップ側突起が容器側突起を乗り越える感触を
伝わり易くすることができる効果がある。
【0035】また、本発明は、前記容器側突起を容器首
部のねじ部の下方に設け、前記キャップ側突起をキャッ
プ内周のねじ部の下方に設けた構成を有することによ
り、キャップ側突起をキャップ内周のねじ部の下方に設
けたから、キャップ側突起に弾力性を与え易く、キャッ
プの閉開栓操作をスムースに行うことができる効果があ
る。
【0036】また、本発明は、前記容器首部と前記キャ
ップのねじ部が多条ねじからなる構成を有することによ
り、キャップを少ない回転操作で素早く軽く装着するこ
とができるようにすることができると共に、複数回乗り
越えたキャップ側突起と容器側突起により多条ねじ故に
緩み易いキャップの緩みを防止することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明容器のキャップ装置の一実施例の要部
の左半分を示す一部縦断正面図
【図2】 その要部の詳細を示す一部縦断正面図
【図3】 他の実施例の要部の左半分を示す一部縦断正
面図
【図4】 その要部の詳細を示す一部縦断正面図
【図5】 従来の容器のキャップ装置の要部の左半分を
示す一部縦断正面図
【符号の説明】
1 容器首部 2 容器肩部 3 容器開口部 4 容器側突起 5 容器ねじ部 6 環状体 7 アルミシール 8 環状体 10 キャップ 11 キャップ天板 12 キャップスカート部 13 キャップ側突起 14 キャップねじ部 15 キャップ内筒部 16 キャップ外筒部 17 スカート部 W 最終ねじ込みピッチ間隔に相当する巾

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器首部にキャップをねじ込み装着する
    容器のキャップ装置において、前記容器首部に最終ねじ
    込みピッチ間隔に相当する巾を有する容器側突起を複数
    個設ける一方、前記キャップにその最終ねじ込み段階に
    おいて前記複数個の容器側突起を乗り越えるキャップ側
    突起を設けてなる容器のキャップ装置。
  2. 【請求項2】 前記キャップ側突起を複数個設けた請求
    項1に記載の容器のキャップ装置。
  3. 【請求項3】 容器首部にキャップをねじ込み装着する
    容器のキャップ装置において、前記容器首部に最終ねじ
    込みピッチ間隔に相当する巾を有する容器側突起を設け
    る一方、前記キャップにその最終ねじ込み段階において
    前記容器側突起を乗り越える複数個のキャップ側突起を
    設けてなる容器のキャップ装置。
  4. 【請求項4】 前記容器側突起を複数個設けた請求項3
    に記載の容器のキャップ装置。
  5. 【請求項5】 前記容器側突起を縦リブ状に設けた請求
    項1乃至4のいずれかに記載の容器のキャップ装置。
  6. 【請求項6】 前記容器側突起と前記キャップ側突起の
    少なくとも一方が弾力性を有する請求項1乃至5のいず
    れかに記載の容器のキャップ装置。
  7. 【請求項7】 前記容器側突起又は前記キャップ側突起
    を円周状に配列して設けた請求項1乃至6のいずれかに
    記載の容器のキャップ装置。
  8. 【請求項8】 前記容器側突起又は前記キャップ側突起
    を螺旋状に配列して設けた請求項1乃至6のいずれかに
    記載の容器のキャップ装置。
  9. 【請求項9】 前記容器側突起を容器首部のねじ部の上
    方に設け、前記キャップ側突起をキャップ内周のねじ部
    の上方に設けた請求項1乃至8のいずれかに記載の容器
    のキャップ装置。
  10. 【請求項10】 前記容器側突起を容器首部のねじ部の
    下方に設け、前記キャップ側突起をキャップ内周のねじ
    部の下方に設けた請求項1乃至9のいずれかに記載の容
    器のキャップ装置。
  11. 【請求項11】 前記容器首部と前記キャップのねじ部
    が多条ねじからなる請求項1乃至10のいずれかに記載
    の容器のキャップ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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