JP2003275808A - H形鋼圧延用幅調整ロール - Google Patents

H形鋼圧延用幅調整ロール

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JP2003275808A
JP2003275808A JP2002074606A JP2002074606A JP2003275808A JP 2003275808 A JP2003275808 A JP 2003275808A JP 2002074606 A JP2002074606 A JP 2002074606A JP 2002074606 A JP2002074606 A JP 2002074606A JP 2003275808 A JP2003275808 A JP 2003275808A
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JP
Japan
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roll
sleeve
roll shaft
width
flange portion
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JP2002074606A
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English (en)
Inventor
Takenobu Tsuyuki
武信 津行
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロールの組替えに要する工数を大幅に削減
し、生産効率を向上させるH形鋼圧延用幅調整ロールを
提供する。 【解決手段】 ロール軸の中央部に突起部を形成し、突
起部の外周部に中間スリーブを焼嵌めにより固着してフ
ランジ部を形成したロール軸と、前記フランジ部を挟ん
で配置され、ロール軸とキーを介して軸方向に移動可能
に嵌着され、中間スリーブのロール軸心からの外径より
大なる外径に形成したロールスリーブと、前記中間スリ
ーブの外周部にネジ結合された幅調整用ナットと、前記
フランジ部とロールスリーブの側面間に挿入され、中間
スリーブのロール軸心からの外径より小なる外径に形成
したスペーサと、ロールスリーブおよびスペーサをフラ
ンジ部に締結させる複数組のボルト・ナットから構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、H形鋼圧延用ユニ
バーサルミル水平ロールやエッジャーロールにおけるロ
ール幅調整ロールに関する。
【0002】
【従来の技術】H形鋼の圧延において、ユニバーサルミ
ルの水平ロールおよびエッジャーロールが広く用いられ
ている。図4は従来の水平スリーブロールの一例を示す
一部断面正面図である。図4において、ユニバーサルミ
ル水平ロール31は、ロールスリーブ33を強靱なロー
ル軸32の外周に焼嵌め固定して構成される。ロールス
リーブ33は耐摩耗性、耐焼付性、耐肌荒れ性等に優れ
る外層と、強靱な内層が金属的接合されており例えば遠
心鋳造法により製造される。異常圧延時の軸方向すべり
を防止するため、ロール軸32の焼嵌め面の中央部にオ
ーバーハング34を設ける。35は被圧延材料のH形鋼
であり、ウエブ35aおよびフランジ部35bを圧延に
より所定の寸法に形成する。
【0003】図5は従来のH形鋼圧延用エッジャーロー
ルの一例を示す正面図である。図5において、エッジャ
ーロール41は、ロール軸を含めて胴部と一体に形成し
た一体型ロールである。43はH形鋼であり、エッジャ
ーロール41ではフランジ部43bの先端部分のエッジ
ングが主な圧延となる。エッジャーロール41の胴径は
それ程大きくなく、さらに胴径とジャーナル部径との径
差がユニバーサルミル水平ロールに比べ小さいため、ロ
ールの製造上から一体型ロールが多く使用されている。
また、耐摩耗性向上を目的として、H形鋼と接触する部
分を耐摩耗材料で形成したスリーブをロール軸に焼嵌め
により固定したスリーブ焼嵌め式のエッジャーロールも
用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4のユニバーサルミ
ル水平ロールは、H形鋼の圧延によってロールスリーブ
33の側壁33aが摩耗すると同時に肌荒れを起こし、
この量がH形鋼35の製品寸法の許容公差を越えると改
削を行なう必要がある。特に仕上げスタンド用ロールで
は、側壁33aの勾配が非常に小さいため、1〜3回使
用しただけで他の小さいサイズのH形鋼までサイズダウ
ンが必要となる。
【0005】また、図5のエッジャーロールの場合、主
としてフランジ部43bの先端部分における摩耗が問題
になり、ロールカリバー底42bおよび側壁42aの摩
耗が圧延製品寸法の許容公差を越えると改削または他の
サイズのH形鋼までサイズダウンしなければならない。
【0006】このように改削やサイズダウンを実施する
には、ロールの組み替えを必要とし、無効削量の増大の
ためロール原単位が高くなるとともに、多大の加工時間
と工数を要すため生産効率を低下させるという問題があ
る。また、製品シリーズ毎にロール幅寸法の異なるロー
ルを準備する必要があるため、ロールの保有数が多くな
り不経済となる。
【0007】本発明の目的は、これらの問題を解決し、
ロールの組替えに要する工数を大幅に削減し、生産効率
を向上させるH形鋼圧延用幅調整ロールを提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のH形鋼圧延用幅
調整ロールは、ロール軸の中央部にリブ状の突起部を形
成し、突起部の外周部に中空円筒状の中間スリーブを焼
嵌めにより一体的に固着してフランジ部を形成したロー
ル軸と、前記フランジ部を挟むように左右一対で配置さ
れるとともに、ロール軸とキーを介して軸方向に移動可
能に嵌着され、中間スリーブのロール軸心からの外径よ
り大なる外径に形成したロールスリーブと、前記中間ス
リーブの外周部にネジ結合されロールスリーブ同士の幅
を調整する幅調整用ナットと、前記フランジ部とロール
スリーブの側面間に挿入され、中間スリーブのロール軸
心からの外径より小なる外径に形成した複数割りのスペ
ーサと、ロールスリーブおよびスペーサをフランジ部に
締結させる複数組のボルト・ナットから構成されること
を特徴とする。
【0009】前記本発明において、ロールスリーブが内
スリーブと外スリーブを焼嵌めにより一体的に固着して
なることを特徴とする。
【0010】また、本発明は、ロールスリーブとロール
軸とはキーを介して軸方向に移動可能に嵌着するととも
に、複数組のボルト・ナットの適正な締付けによってロ
ール軸に形成したフランジ部側面とスペーサ及びロール
スリーブ間に側圧を付与し、この側圧による摩擦抵抗ト
ルクと前記キーとの両方によって圧延時のトルクに対し
て耐え得るようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】ロールスリーブの内面にキー溝を有するととも
に、軸方向締め付け用ボルト・ナットの係合孔を数個設
けることにより、圧延負荷およびモーター回転トルクの
比較的に低い仕上スタンドにおいては、従来のスリーブ
焼嵌め式ロールと同様のスリーブ材質で強度的に耐用可
能である。そして、所定の厚さの複数割りスペーサを交
換もしくは挿入することにより、両ロールスリーブの外
側面間距離すなわちロール幅を圧延スタンドから取り外
さずにスタンドに組込んだ状態で容易に調整できる。
【0012】圧延条件的に厳しくロールスリーブ内面の
キー溝底R部あるいはボルト孔からの割損の危険性のあ
る粗スタンド用ロールなどにおいては、強靱性を有する
材料からなる中空円筒状の内スリーブに耐摩耗性などに
優れた材料からなる中空円筒状の外スリーブを焼嵌めに
より一体的に固着してなる2重構造のスリーブをロール
スリーブとして使用することにより強度的に耐用可能な
幅調整ロールを提供できる。
【0013】また、複数組のボルト・ナットにて軸方向
に適切な締付けトルクで締結することにより、中央のフ
ランジ側面とスペーサおよびロールスリーブ間に側圧が
付与されることから、この側圧による摩擦抵抗トルクに
よって噛み込み時などの衝撃トルクが緩和され、キー溝
底R部あるいはボルト孔部からの割れに対する安全性が
向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を以下図面に基づ
き詳細に説明する。
【0015】(実施例1)図1および図2は、本発明の
H形鋼圧延用幅調整ロールの第1の実施形態を示す。図
1は一部断面正面図、図2は図1中のA−A矢視図であ
る。図1および図2において、H形鋼圧延用幅調整ロー
ル1は、ユニバーサルミル水平用仕上げスタンドロール
として用いる。
【0016】ロール軸2は中実であり強靱性を有する鋼
材などの合金材料からなる。ロール軸2の中央部にリブ
状の突起部7を一体形成する。突起部7の外周部に後述
のロールスリーブ3の外径より小さい外径の中間スリー
ブ8を焼嵌めにより一体的に固着させてフランジ部を形
成する。この中間スリーブ8はフランジ部を一体的に形
成することに比べれば、ロール軸2の材料費を軽減でき
る利点を有する。また、中間スリーブ8の外周面に雄ネ
ジを刻設し、この雄ネジに左右のロールスリーブ3の外
側面間距離を変位させるための幅調整用ナット9を螺合
する。
【0017】また、ロール軸2にはモーター回転トルク
をロールスリーブ3に伝達するためのキー溝6を円周2
箇所、左右で計4箇所設ける。ロール軸2の中央部に形
成されたリブ状突起部7に、ロールスリーブ3およびス
ペーサ4を軸方向に締結するためのボルト・ナット10
の係合孔を円周6箇所設ける。
【0018】ロールスリーブ3は、強靱な材料からなる
内層の外周に耐摩耗性、耐焼付性、耐肌荒れ性などに優
れた材料からなる外層を形成した複合スリーブからな
る。ロールスリーブ3は、被圧延材料であるH形鋼12
と接触する左右一対のスリーブで、突起部7と中間スリ
ーブ8から構成されるフランジ部を挟むように配置され
る。
【0019】ロールスリーブ3の内周部に、ロール軸2
の外周に設けたキー溝6と対応するように円周2箇所に
キー溝を設け、断面L字形のキー5を嵌合することによ
り、ロールスリーブ3とロール軸2を係合させる。そし
て、ロール軸方向に外れないようにロールスリーブ3と
キー5を止めネジ11で締結する。また、ロールスリー
ブ3の内層部分にロール軸方向に締結するためのボルト
・ナット10の係合孔を円周6箇所に設ける。
【0020】スペーサ4は、一対の2つ割りのリング状
体であり、ボルト・ナット10と干渉する部分は逃がし
加工を施す。このため、ロール幅調整時のスペーサ4の
交換若しくは挿入の作業は、ロールを圧延スタンドから
取り外さずにスタンドに組込んだ状態で実施することが
可能である。スペーサ4は、複数割りであればよく2つ
割りには限定されない。
【0021】幅調整用ナット9は、中間スリーブ8の外
周面に螺合させる。ナット9の外周にはナット9を回転
させるための回転棒を係合する孔を数箇所設ける。この
ナット9は、ロール幅調整時に両ロールスリーブ3を外
側に押し拡げて調整するとともに、スケールなどがスペ
ーサ4の挿入部分に侵入することを防止する。さらに圧
延冷却水の侵入を防ぎ、スペーサ4の挿入部分の錆び発
生を防止するために、このナット9の側面あるいは外径
面にOリングなどのシール部材を装着してもよい。
【0022】以上の構成において、本発明のH形鋼圧延
用幅調整ロール1の組立て手順を説明する。まず、ロー
ル軸2のリブ状突起部7の外周に中間スリーブ8を焼嵌
めによって一体的に固着し、フランジ部を形成する。ま
た、左右一対のロールスリーブ3の内周部に設けた円周
2箇所のキー溝には断面L字形のキー5を嵌合し、軸方
向に外れないように止めネジ11で固定する。
【0023】次に、幅調整用ナット9を中間スリーブ8
の外周部に左右2個螺合させる。そして、ロールスリー
ブ3の内周面に突設したキー5とロール軸2の外周面に
設けたキー溝6とを嵌合し、左右一対のロールスリーブ
3の側面とフランジ部側面との間の隙間が所定の値とな
るようにロールスリーブ3を軸方向に嵌入する。
【0024】その後、ロールスリーブ3の側面とフラン
ジ部側面との間の隙間に、所定の厚さの2つ割りスペー
サ4を挿入し、各々のスペーサ4および左右のロールス
リーブ3をロール軸2のフランジ部に6組のボルト・ナ
ット10により軸方向に固く締結する。最後に幅調整用
ナット9をロールスリーブ3の側面に密着するまで回転
棒を使って回転し、廻り止めのため止めネジで中間スリ
ーブ8に固定する。このようにして、本発明のH形鋼圧
延用幅調整ロールを組立ることができる。
【0025】本実施例の場合、ボルト・ナット10のサ
イズはM24を使用しており、1本あたりの締付力10
tを付与するために、約70kg・mの締付トルクで組
立てを行なった。ロールスリーブ3の側壁の摩耗量があ
る一定の量に達すると、両ロールスリーブ3の外側面間
距離すなわちロール幅を変更もしくは調整する。そのロ
ール幅調整方法は以下の手順による。
【0026】まず、6組のボルト・ナット10を当初締
結時のトルク以上の回転トルクで緩める。次に幅調整用
ナット9の外周面に設けた回転棒用係合孔に回転棒を差
込み、両ロールスリーブ3の外側面間距離が離間する方
向にナット9を回転させる。その量は所定の値よりやや
多めに開けておく必要がある。そして、ナット9を両方
とも一旦中央部まで戻しておき、所定の厚さの2つ割り
スペーサ4を左右のロールスリーブ3とフランジ部両側
面との間に挿入かもしくは交換する。
【0027】その後、6組のボルト・ナット10を所定
の締付トルクにて締め付けるとともに、幅調整用ナット
9をロールスリーブ3側面に密着するまで回転させ、止
めネジにて中間スリーブ8に固定する。これにより、圧
延スタンドから取り外すことなくロール幅の調整を容易
に行なうことができる。
【0028】本実施例においては、ユニバーサルミル水
平用仕上げスタンドロールであるので圧延荷重、竪ロー
ルから負荷される側圧あるいはモーターの回転トルクな
どの負荷条件がそれほど厳しくない。また、6組のボル
ト・ナット10の締結において、1本あたりの締付力約
10tを付与するように高い締付力で組立てを行なって
いる。このため、ロールスリーブ3はロール軸2に一体
的に強固に固定され、ロール軸2と同軸的かつ一体回転
可能となり、ロールスリーブ3とスペーサ4およびフラ
ンジ部側面との間の側圧による摩擦抵抗トルクによって
圧延中の衝撃トルクが緩和され、キー溝R部あるいはボ
ルト孔部からの割損を防止することができる。
【0029】(実施例2)図3は、本発明のH形鋼圧延
用幅調整ロールの第2の実施形態を示す。図3は一部断
面正面図であり、同一部分は前記図1および図2と同一
の符号で示す。図3において、H形鋼圧延用幅調整ロー
ル21は圧延条件の比較的に厳しい粗スタンドあるいは
連続ミルの仕上げ前スタンドなどに用いられる。
【0030】ロールスリーブ3は実施例1同様、左右一
対で配置され、例えば高クロム特殊鋼あるいはハイス系
合金などの高耐摩耗材からなる。高クロム特殊鋼の場
合、耐摩耗性、耐肌荒れ性などに優れるが靱性がやや低
いため、ロールスリーブ3の内面に、実施例1のように
キー溝などを設けると、この部分の応力集中によってク
ラックが発生し割損を招きやすい。
【0031】このため、強靭性を有する材料からなる中
空円筒状の内スリーブ22を、外スリーブとなるロール
スリーブ3の内面に焼嵌めて一体的に固着させるいわゆ
る2重スリーブ構造とした。この構造により、ロールス
リーブ3が高クロム特殊鋼の単一材料でもロールスリー
ブ3のすべりおよび割損に対する安全性が高い幅調整ロ
ールを提供できる。ロールスリーブ3とロール軸2とを
一体回転させる手段としてキーを用いているが、キー以
外のスプライン形式など公知手段を採用してもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、ロール幅調整の作業は
ロールをスタンドに組み込んだ状態で実施することが可
能であるとともに、ロール組立て構造が比較的簡単であ
り、容易かつ安価に製作できる。また、耐摩耗性、耐焼
き付き性および耐肌荒れ性に富むとともに、耐事故性に
優れたロールの提供が可能であり、ロール組替えに要す
る時間と工数とを大幅に改善できるため、生産効率およ
び生産性の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のH形鋼圧延用幅調整ロールの第1の
実施形態を示す。
【図2】 図1中のA−A矢視図を示す。
【図3】 本発明のH形鋼圧延用幅調整ロールの第2の
実施形態を示す。
【図4】 従来のユニバーサルミル水平ロールの一例を
示す。
【図5】 従来のエッジャーロールの一例を示す。
【符号の説明】
1 H形鋼圧延用幅調整ロール、 2 ロール軸、 3
ロールスリーブ、4 スペーサ、 5 キー、 6
キー溝、 7 突起部、8 中間スリーブ、 9 幅調
整用ナット、 10 ボルト・ナット、11 止めネ
ジ、 12 H形鋼、 21 H形鋼圧延用幅調整ロー
ル、22 内スリーブ、31 ユニバーサルミル水平ロ
ール、 32 ロール軸、33 ロールスリーブ、33
a 側壁、 34 オーバーハング、 35 H形鋼、
35a ウエブ、35b フランジ部、 41 エッ
ジャーロール、 42 カリバー部、42a 側壁、
42b カリバー底、 43 H形鋼、 43a ウエ
ブ、43b フランジ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール軸の中央部にリブ状の突起部を形
    成し、突起部の外周部に中空円筒状の中間スリーブを焼
    嵌めにより一体的に固着してフランジ部を形成したロー
    ル軸と、前記フランジ部を挟むように左右一対で配置さ
    れるとともに、ロール軸とキーを介して軸方向に移動可
    能に嵌着され、中間スリーブのロール軸心からの外径よ
    り大なる外径に形成したロールスリーブと、前記中間ス
    リーブの外周部にネジ結合されロールスリーブ同士の幅
    を調整する幅調整用ナットと、前記フランジ部とロール
    スリーブの側面間に挿入され、中間スリーブのロール軸
    心からの外径より小なる外径に形成した複数割りのスペ
    ーサと、ロールスリーブおよびスペーサをフランジ部に
    締結させる複数組のボルト・ナットから構成されること
    を特徴とするH形鋼圧延用幅調整ロール。
  2. 【請求項2】 ロールスリーブが内スリーブと外スリー
    ブを焼嵌めにより一体的に固着してなることを特徴とす
    る請求項1に記載のH形鋼圧延用幅調整ロール。
  3. 【請求項3】 ロールスリーブとロール軸がキーを介し
    て軸方向に移動可能に嵌着するとともに、複数組のボル
    ト・ナットの締付けによってロール軸に形成したフラン
    ジ部側面とスペーサ及びロールスリーブ間に側圧を付与
    し、この側圧による摩擦抵抗トルクと前記キーとの両方
    によって圧延時のトルクに対して耐え得るようにしたこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のH形鋼圧延用
    幅調整ロール。
JP2002074606A 2002-03-18 2002-03-18 H形鋼圧延用幅調整ロール Pending JP2003275808A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009195928A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Jtekt Corp 多段圧延機のバックアップロール装置

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