JP2003275107A - 蓋自動開閉装置および蓄熱、蓄冷、発熱体を付けた容器 - Google Patents
蓋自動開閉装置および蓄熱、蓄冷、発熱体を付けた容器Info
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- JP2003275107A JP2003275107A JP2002085914A JP2002085914A JP2003275107A JP 2003275107 A JP2003275107 A JP 2003275107A JP 2002085914 A JP2002085914 A JP 2002085914A JP 2002085914 A JP2002085914 A JP 2002085914A JP 2003275107 A JP2003275107 A JP 2003275107A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 容器の内容物が冷めにくく、または温みぬく
く、衛生的、品質保持可能なおいしい内容物と簡易な熱
源、冷却源を提供する。 【解決手段】容器に蓋を付け、容器を傾けたとき、重し
が移動することにより、その重しをその蓋の力点に働か
せ、蓋の支点を経由して蓋の作用点に動作させて蓋を自
動的に大きく開け、そして容器を戻したときその重しが
戻り、自動的に閉める。その一連の動作がくりかえされ
る。このときいっさい手で蓋に触らなくてよい。容器に
蓄熱、蓄冷体などによる着脱可能な簡便、簡易な熱、冷
却源を付け、容器の内容物を温め、または冷やす。
く、衛生的、品質保持可能なおいしい内容物と簡易な熱
源、冷却源を提供する。 【解決手段】容器に蓋を付け、容器を傾けたとき、重し
が移動することにより、その重しをその蓋の力点に働か
せ、蓋の支点を経由して蓋の作用点に動作させて蓋を自
動的に大きく開け、そして容器を戻したときその重しが
戻り、自動的に閉める。その一連の動作がくりかえされ
る。このときいっさい手で蓋に触らなくてよい。容器に
蓄熱、蓄冷体などによる着脱可能な簡便、簡易な熱、冷
却源を付け、容器の内容物を温め、または冷やす。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、容器に取り付ける
蓋と保温容器、保冷容器に関するものである。
蓋と保温容器、保冷容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的には例えばコーヒ等は口にカップ
を付け、飲み、そしてテーブルの上に置く動作またはス
トローで吸い込む、冷たくするため氷を入れるという動
作で実用上十分であった。
を付け、飲み、そしてテーブルの上に置く動作またはス
トローで吸い込む、冷たくするため氷を入れるという動
作で実用上十分であった。
【0003】しかし、例えば熱いコーヒは冷めやすく、
冷えたビールは温くなって、まずくなり、また香りが逃
げ、また埃っぽい場所では埃、議論に熱中すれば話し相
手の唾が入り不衛生になる。氷を入れると水ぽっくな
る。また空気で酸化されやすい。ストローで吸い込むに
は肺活量が必要という欠点があった。また熱は必然的に
高い所から低いところに移動する。
冷えたビールは温くなって、まずくなり、また香りが逃
げ、また埃っぽい場所では埃、議論に熱中すれば話し相
手の唾が入り不衛生になる。氷を入れると水ぽっくな
る。また空気で酸化されやすい。ストローで吸い込むに
は肺活量が必要という欠点があった。また熱は必然的に
高い所から低いところに移動する。
【0004】真の嗜好者、清潔好きな者、花粉症等の患
者において、この欠点は障害である。
者において、この欠点は障害である。
【0005】この改善策として、手で蓋を被せると熱
源、冷却源の供給の方法がある。しかしいちいち手で着
脱するのは面倒であり、また相手に不快感を与えてしま
う。従来の熱源、冷却源は装置が複雑、大袈裟になって
しまった。
源、冷却源の供給の方法がある。しかしいちいち手で着
脱するのは面倒であり、また相手に不快感を与えてしま
う。従来の熱源、冷却源は装置が複雑、大袈裟になって
しまった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、煩雑、冷めやすさ、温さ、異物の混入、香りの霧
散、複雑、大袈裟等の点である。
点は、煩雑、冷めやすさ、温さ、異物の混入、香りの霧
散、複雑、大袈裟等の点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前期の課題を
解決可能とするため、容器を傾けることにより自動的に
蓋を大きく開け、傾きを戻すと自動的に閉すると簡易な
熱、冷却供給源を最も主要な特徴とする。
解決可能とするため、容器を傾けることにより自動的に
蓋を大きく開け、傾きを戻すと自動的に閉すると簡易な
熱、冷却供給源を最も主要な特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】容器を傾けることによる蓋の開閉
と簡易な熱、冷却供給あるいは遊び心という目的を、最
小の部品点数、シンプルさで実現した。
と簡易な熱、冷却供給あるいは遊び心という目的を、最
小の部品点数、シンプルさで実現した。
【0009】
【実施例】図1は、本発明装置を容器の外側に取り付け
た1実施例の斜視図であって、容器5の側面に付いてい
る取っ手7を掴んで容器5を口元に運び、傾けると容器
5の開口部を覆っていて、開口部の形状に合った蓋4が
大きく開き、中の物体を食せる。もちろん調味料などの
保存容器にも付けてよいし、開閉蓋が必要な全ての容器
に付けてもよい。蓋の材質は重し9を軽くするためなら
軽量なもの例えば発砲スチロール等が望ましい。保温、
保冷が目的なら蓋4、容器5は断熱性を有するのが望ま
しい。重しは質量があるものなら何でも良いがサイズを
小型にしたいなら比重の大きいもの、例えば金属、鉄、
鉛類などがよい。形状は滑らすものならどういうもので
も良いが、転がすものなら球、円柱などがよい。容器の
断面は円形でも、円形以外でもよい。蓋取り付け部1が
支点3で自在に回転するようにロッド等を挿入し外皮2
で支持する。手で蓋4が開けられるよう蓋4に取っ手6
をつけてもよい。
た1実施例の斜視図であって、容器5の側面に付いてい
る取っ手7を掴んで容器5を口元に運び、傾けると容器
5の開口部を覆っていて、開口部の形状に合った蓋4が
大きく開き、中の物体を食せる。もちろん調味料などの
保存容器にも付けてよいし、開閉蓋が必要な全ての容器
に付けてもよい。蓋の材質は重し9を軽くするためなら
軽量なもの例えば発砲スチロール等が望ましい。保温、
保冷が目的なら蓋4、容器5は断熱性を有するのが望ま
しい。重しは質量があるものなら何でも良いがサイズを
小型にしたいなら比重の大きいもの、例えば金属、鉄、
鉛類などがよい。形状は滑らすものならどういうもので
も良いが、転がすものなら球、円柱などがよい。容器の
断面は円形でも、円形以外でもよい。蓋取り付け部1が
支点3で自在に回転するようにロッド等を挿入し外皮2
で支持する。手で蓋4が開けられるよう蓋4に取っ手6
をつけてもよい。
【0010】図2は本発明装置を容器の内側に取り付け
た1実施例の斜視図である。図3は図1の断面図であ
り、蓋4に容器5内部が負圧にならないようにして蓋を
開きやすいようにする空気貫通穴13を設けてもよい。
た1実施例の斜視図である。図3は図1の断面図であ
り、蓋4に容器5内部が負圧にならないようにして蓋を
開きやすいようにする空気貫通穴13を設けてもよい。
【0011】図4,5,6は容器5を傾け、戻したとき
蓋を開閉する力、動作を説明したものである。重し9が
その重し9の力を蓋取り付け部1に伝える連結棒8と接
続される。連結棒8と蓋取り付け部1との接続点10は
蓋取り付け部1と連結棒8が鉛直面に回転出来るように
例えばロッド等を挿入し接続する。連結棒8が蓋取り付
け部1とが接触しないように連結棒8の全体または一部
を湾曲させてもよい。重し9と連結棒8の接続点は重し
が固定でも回転可能でもよいが、重しの力を伝えやすい
回転が望ましい。この場合は重しの回転軸を鉛直面と直
角に設定する。11は外皮2に接続固定された蓋取り付
け部1の支持体である。また蓋取り付け部1と蓋4は一
体化してもよいし、分離出来るようにしてもよい。容器
5をθ度傾けたとき重り9が停止している場合、重り9
のある位置の鉛直点0には重り9の重さW1と連結棒8
の重心W2を逆比例に内分した力k1(内分率)×W2
が加わる(W0)。その力W0は滑り斜面(外皮2の底
面)に鉛直な成分P1と連結棒8に平行な成分P2に分
力出来る。連結棒8のもう一方の端01には連結棒8の
重心W2を逆比例に内分した力(1−k1)×W2とP
2が加わる。蓋取り付け部1と蓋の支点3の右側(図で
ローマ字の1)のモーメントは蓋取り付け部1の右側の
重心W3と01点に加わる力のモーメントの和である。
蓋の支点3の左側(図でローマ字の2)のモーメントは
蓋4の重心と蓋取り付け部1の左側の重心との和W4の
モーメントである。さらに傾けると重り9は移動し、そ
のとき斜面に平行にP×1μ1(滑り抵抗数)またμ2
(転がり抵抗係数)が抗力0P3として働き0P2の力
の大きさと方向を変える。一般にμ1>μ2である。重
し9の形状は転がりを利用するなら断面が円形、滑りを
利用するなら接触抵抗が小さい形状が望ましい。また重
し9が滑りやすいように滑り面との間に滑りやすい材
質、例えばフッ素樹脂などを挟む、滑り面に油類をひい
てもよい。蓋4の開閉具合を調整するため例えば渦巻き
バネ(復元力のあるものなら何でもよい)14の力を蓋
の支点3の右側または左側に働くように設定し、支点3
の左右のモーメントを増減してもよい。(蓋の支点3の
左側のモーメント)>(蓋の支点3の右側のモーメン
ト)なら蓋4は閉まったままである。(蓋の支点3の左
側のモーメント)=(蓋の支点3の右側のモーメント)
なら蓋4はその状態を維持する。(蓋の支点3の左側の
モーメント)<(蓋の支点3の右側のモーメント)なら
蓋4は一気に開く。ストッパー12の位置で重り9は停
止し、蓋は開き終わる。ストッパーの位置または連結棒
8と蓋取り付け部1の接続位置を変えれば蓋の最大開き
角度を変えられる。この時、蓋4と連結棒8の開き角度
θ2を180度未満にすれば、容器の傾きを戻したとき
重しの力と蓋の自重で連結点10はそのまま回らないで
反対方向に回り戻り蓋は閉まる。またストッパーの位置
はこれ以外に突起状のものを連結棒8の部分12−2、
蓋取り付け部1の部分12−1、蓋4の部分に12−
4、支持体の部分12−3、斜面の部分12−5につけ
てもよい。また重しが戻り始める時、蓋の左側の重心W
3のモーメントと重しの戻り力のモーメントの和が右側
の重心W2のモーメントより大きければ蓋は閉まる。θ
2が180度以上ならばバネ14の復元力で蓋を確実に
戻るように設定しても良い。容器5の傾きを戻したと
き、蓋の自重で蓋が閉め始まるように蓋の重心、蓋の最
大開き角度を設定してもよい。また蓋の所望の開閉速度
を得るためにバネを付けても良い。
蓋を開閉する力、動作を説明したものである。重し9が
その重し9の力を蓋取り付け部1に伝える連結棒8と接
続される。連結棒8と蓋取り付け部1との接続点10は
蓋取り付け部1と連結棒8が鉛直面に回転出来るように
例えばロッド等を挿入し接続する。連結棒8が蓋取り付
け部1とが接触しないように連結棒8の全体または一部
を湾曲させてもよい。重し9と連結棒8の接続点は重し
が固定でも回転可能でもよいが、重しの力を伝えやすい
回転が望ましい。この場合は重しの回転軸を鉛直面と直
角に設定する。11は外皮2に接続固定された蓋取り付
け部1の支持体である。また蓋取り付け部1と蓋4は一
体化してもよいし、分離出来るようにしてもよい。容器
5をθ度傾けたとき重り9が停止している場合、重り9
のある位置の鉛直点0には重り9の重さW1と連結棒8
の重心W2を逆比例に内分した力k1(内分率)×W2
が加わる(W0)。その力W0は滑り斜面(外皮2の底
面)に鉛直な成分P1と連結棒8に平行な成分P2に分
力出来る。連結棒8のもう一方の端01には連結棒8の
重心W2を逆比例に内分した力(1−k1)×W2とP
2が加わる。蓋取り付け部1と蓋の支点3の右側(図で
ローマ字の1)のモーメントは蓋取り付け部1の右側の
重心W3と01点に加わる力のモーメントの和である。
蓋の支点3の左側(図でローマ字の2)のモーメントは
蓋4の重心と蓋取り付け部1の左側の重心との和W4の
モーメントである。さらに傾けると重り9は移動し、そ
のとき斜面に平行にP×1μ1(滑り抵抗数)またμ2
(転がり抵抗係数)が抗力0P3として働き0P2の力
の大きさと方向を変える。一般にμ1>μ2である。重
し9の形状は転がりを利用するなら断面が円形、滑りを
利用するなら接触抵抗が小さい形状が望ましい。また重
し9が滑りやすいように滑り面との間に滑りやすい材
質、例えばフッ素樹脂などを挟む、滑り面に油類をひい
てもよい。蓋4の開閉具合を調整するため例えば渦巻き
バネ(復元力のあるものなら何でもよい)14の力を蓋
の支点3の右側または左側に働くように設定し、支点3
の左右のモーメントを増減してもよい。(蓋の支点3の
左側のモーメント)>(蓋の支点3の右側のモーメン
ト)なら蓋4は閉まったままである。(蓋の支点3の左
側のモーメント)=(蓋の支点3の右側のモーメント)
なら蓋4はその状態を維持する。(蓋の支点3の左側の
モーメント)<(蓋の支点3の右側のモーメント)なら
蓋4は一気に開く。ストッパー12の位置で重り9は停
止し、蓋は開き終わる。ストッパーの位置または連結棒
8と蓋取り付け部1の接続位置を変えれば蓋の最大開き
角度を変えられる。この時、蓋4と連結棒8の開き角度
θ2を180度未満にすれば、容器の傾きを戻したとき
重しの力と蓋の自重で連結点10はそのまま回らないで
反対方向に回り戻り蓋は閉まる。またストッパーの位置
はこれ以外に突起状のものを連結棒8の部分12−2、
蓋取り付け部1の部分12−1、蓋4の部分に12−
4、支持体の部分12−3、斜面の部分12−5につけ
てもよい。また重しが戻り始める時、蓋の左側の重心W
3のモーメントと重しの戻り力のモーメントの和が右側
の重心W2のモーメントより大きければ蓋は閉まる。θ
2が180度以上ならばバネ14の復元力で蓋を確実に
戻るように設定しても良い。容器5の傾きを戻したと
き、蓋の自重で蓋が閉め始まるように蓋の重心、蓋の最
大開き角度を設定してもよい。また蓋の所望の開閉速度
を得るためにバネを付けても良い。
【0012】図7は連結棒8内に細長い穴を設け連結部
10をスライド、移動させるようにしたもので容器を傾
けないで取っ手6を持ち蓋だけを開けられるようにもし
たものである。図8は連結棒8の代わりに転がり抵抗μ
2を積極的に使用するため、折れ、曲がりやすく、捻れ
にくいチェーン状の連結帯15で自在に回転する重り9
と蓋取り付け部1を接続したものである。既存の容器に
脱着出来るようにコの字形の金具16を本装置に設定
し、容器5の側壁を挟み、より確実に留めるためと側壁
の厚さに応じてネジ17でさらに固定しても良い。金具
16にバネ作用を持たせ適度の強さで側壁を挟んでもよ
い。また蓋4を容器の大きさに合わせて取り替えられる
よう蓋4と取り付け部1をピン18を使って分離着脱出
来るようにしてもよい。容器を水平に置いたときより確
実に蓋が閉まり、安定するよう滑り面19を少し斜めに
設定してもよいし、容器の底20を斜め形状にしてもよ
い。また底が斜めのアダプター20−1を容器5にはか
してもよい。重しが戻るとき重しの力が蓋取り付け部1
に伝わらないのでバネの復元力または蓋の自重で蓋4を
閉じるようにする。飲みやすいよう容器の上面開口部2
1を斜めにしてもよい。蓋4が容器5により密閉、密着
するよう金具16の出っ張りが当たる蓋の部分に窪み4
−1を付けても良い
10をスライド、移動させるようにしたもので容器を傾
けないで取っ手6を持ち蓋だけを開けられるようにもし
たものである。図8は連結棒8の代わりに転がり抵抗μ
2を積極的に使用するため、折れ、曲がりやすく、捻れ
にくいチェーン状の連結帯15で自在に回転する重り9
と蓋取り付け部1を接続したものである。既存の容器に
脱着出来るようにコの字形の金具16を本装置に設定
し、容器5の側壁を挟み、より確実に留めるためと側壁
の厚さに応じてネジ17でさらに固定しても良い。金具
16にバネ作用を持たせ適度の強さで側壁を挟んでもよ
い。また蓋4を容器の大きさに合わせて取り替えられる
よう蓋4と取り付け部1をピン18を使って分離着脱出
来るようにしてもよい。容器を水平に置いたときより確
実に蓋が閉まり、安定するよう滑り面19を少し斜めに
設定してもよいし、容器の底20を斜め形状にしてもよ
い。また底が斜めのアダプター20−1を容器5にはか
してもよい。重しが戻るとき重しの力が蓋取り付け部1
に伝わらないのでバネの復元力または蓋の自重で蓋4を
閉じるようにする。飲みやすいよう容器の上面開口部2
1を斜めにしてもよい。蓋4が容器5により密閉、密着
するよう金具16の出っ張りが当たる蓋の部分に窪み4
−1を付けても良い
【0013】図9は連結帯8のうちの一つを表したもの
で、上下の短板22が自在に回転出来るようにロッド2
3で繋げたものである。図10も連結帯8のうちの一つ
を表したもので、比較的硬質の板状24例えばプラスチ
ックのものの中間に複数の筋25を入れ、薄くして曲が
りやすくしたものである。図11はひも状の連結体26
を使用したもので力の向きを変える滑車27を経由して
蓋と重し9を接続する。戻るとき重しの力は伝わらない
ので引っ張りバネ14−1で蓋を戻す。また製作容易の
ために蓋または蓋の周辺部28と支持体11との接続部
までを一体成形化し、屈伸、曲がる所を、図10の25
のように溝を掘ってもよい。もちろん蝶番29を付けて
もよい。連結体8を付け、蓋の最大開度が固定位置のス
トッパー12で調整出来るよう、連結体8の全長を変え
るため連結体8を2分割し片方を他方に所望の長さに挿
入出来るようにし、また重し9の蓋取り付け部1に加わ
る力をμ1(滑り抵抗係数)とμ2(転がり抵抗係数)
で調整出来るよう、球体の重し9の軸を所望の角度に傾
けるよう回転し、動かないようネジ17で固定してもよ
い。図12は重し9を連結体15上を転がすもので、蓋
に加わる力は従来の約半分になる。連結体は15以外に
重し9を保持できる、布、帯、ひも状のものでもよい。
図13は図12のa-a部の断面図で重し9を両側から保
持する支持体30の上部を重し9が飛び出さいようにす
ぼめてある。また重し9に全周にわたり溝9−1を掘
り、そこに連結体15、布、帯、ひも状のもの、を入れ
転がしてもよい。蓋は支持体と保温材を合わせ持つ単
体、図11のように上部を支持体としそれに保温材を付
けた2層もの、図12のように下部を支持体としそれに
保温材を付けた2層もの、保温材を支持体でサンドイッ
チ状に挟んだ3層もの、支持体を保温材でサンドイッチ
状に挟んだ3層ものがある。
で、上下の短板22が自在に回転出来るようにロッド2
3で繋げたものである。図10も連結帯8のうちの一つ
を表したもので、比較的硬質の板状24例えばプラスチ
ックのものの中間に複数の筋25を入れ、薄くして曲が
りやすくしたものである。図11はひも状の連結体26
を使用したもので力の向きを変える滑車27を経由して
蓋と重し9を接続する。戻るとき重しの力は伝わらない
ので引っ張りバネ14−1で蓋を戻す。また製作容易の
ために蓋または蓋の周辺部28と支持体11との接続部
までを一体成形化し、屈伸、曲がる所を、図10の25
のように溝を掘ってもよい。もちろん蝶番29を付けて
もよい。連結体8を付け、蓋の最大開度が固定位置のス
トッパー12で調整出来るよう、連結体8の全長を変え
るため連結体8を2分割し片方を他方に所望の長さに挿
入出来るようにし、また重し9の蓋取り付け部1に加わ
る力をμ1(滑り抵抗係数)とμ2(転がり抵抗係数)
で調整出来るよう、球体の重し9の軸を所望の角度に傾
けるよう回転し、動かないようネジ17で固定してもよ
い。図12は重し9を連結体15上を転がすもので、蓋
に加わる力は従来の約半分になる。連結体は15以外に
重し9を保持できる、布、帯、ひも状のものでもよい。
図13は図12のa-a部の断面図で重し9を両側から保
持する支持体30の上部を重し9が飛び出さいようにす
ぼめてある。また重し9に全周にわたり溝9−1を掘
り、そこに連結体15、布、帯、ひも状のもの、を入れ
転がしてもよい。蓋は支持体と保温材を合わせ持つ単
体、図11のように上部を支持体としそれに保温材を付
けた2層もの、図12のように下部を支持体としそれに
保温材を付けた2層もの、保温材を支持体でサンドイッ
チ状に挟んだ3層もの、支持体を保温材でサンドイッチ
状に挟んだ3層ものがある。
【0014】図14はこの装置をより簡単、安価に製作
する1例で1枚の板を切断、折り曲げ、穴を開けて各部
を作成したものである。31は連結体取り付け用穴であ
る。容器5の側壁に長さ調節付きバンド32で留めても
よい。またロッドの代わりに蓋取り付け部1の挿入穴の
部分を突出させ外皮2の穴の所に回転できるようはめ込
んでもよい。図15は容器5にはめ込む輪33を形成し
たものである。
する1例で1枚の板を切断、折り曲げ、穴を開けて各部
を作成したものである。31は連結体取り付け用穴であ
る。容器5の側壁に長さ調節付きバンド32で留めても
よい。またロッドの代わりに蓋取り付け部1の挿入穴の
部分を突出させ外皮2の穴の所に回転できるようはめ込
んでもよい。図15は容器5にはめ込む輪33を形成し
たものである。
【0015】図16、17は保温用熱源を示した斜視図
と断面図である。外部(コンロなど)で容器5の内容物
より高い温度に熱せられた蓄熱材35を、断熱、保温材
34−1で覆われたお椀状の容器34に入れ、容器34
の上面に設定された突起もの38または永久磁石39で
容器5の底面(適度に熱を伝えやすいもの)に接続、固
定する。容器5の側壁は断熱性を有するまたは断熱材4
3で覆われているが望ましい。保温材は複数層34−2
に設けてもよい。蓄熱体35は軽く、熱容量が大きく、
融点の高いものが望ましい。例えばアルミニューム等が
ある。蓄熱材、体も複数層35−1、34−2に設けて
もよい。容器34が着脱出来るように例えば既存の容器
5が突起の受け38−1が無い、磁石が付かない材質の
場合は突起の受け38−1、鉄片39−1などを付けた
アダプター40を容器5の底面に固定する。または突起
38−1、鉄片39−1を容器5の底面に直に接着して
もよい。また容器34の容器5の底面と接する部分が磁
石がくっつく材質のものなら容器5に磁石を接着しても
よい。アダプター40を着脱可能にする場合は突片41
のネジで締め、固定してもよい。蓄熱材35が容器34
に触れないようにするためロッド37を容器34の底に
固定し、そのロッドに熱絶縁性を持つ貫通穴の開いたス
ペーサー42を、貫通穴の開いた蓄熱材35を、そして
熱流を調整する貫通穴の開いた熱流調整板36を挿入し
ても良い。熱流板36は貫通穴の面積が違う数枚のもの
を用意し、好みの温度で使い分けてもよい。熱流板36
の下面にスペーサー用の突起を設けてもよい。蓄熱体の
代わりに発熱体例えば炭、練炭、熾きなどを使っても良
い。また容器5内の内容物の温度より、冷凍庫などで蓄
熱体(蓄冷体)35の温度を低くすれば保冷容器にな
る。
と断面図である。外部(コンロなど)で容器5の内容物
より高い温度に熱せられた蓄熱材35を、断熱、保温材
34−1で覆われたお椀状の容器34に入れ、容器34
の上面に設定された突起もの38または永久磁石39で
容器5の底面(適度に熱を伝えやすいもの)に接続、固
定する。容器5の側壁は断熱性を有するまたは断熱材4
3で覆われているが望ましい。保温材は複数層34−2
に設けてもよい。蓄熱体35は軽く、熱容量が大きく、
融点の高いものが望ましい。例えばアルミニューム等が
ある。蓄熱材、体も複数層35−1、34−2に設けて
もよい。容器34が着脱出来るように例えば既存の容器
5が突起の受け38−1が無い、磁石が付かない材質の
場合は突起の受け38−1、鉄片39−1などを付けた
アダプター40を容器5の底面に固定する。または突起
38−1、鉄片39−1を容器5の底面に直に接着して
もよい。また容器34の容器5の底面と接する部分が磁
石がくっつく材質のものなら容器5に磁石を接着しても
よい。アダプター40を着脱可能にする場合は突片41
のネジで締め、固定してもよい。蓄熱材35が容器34
に触れないようにするためロッド37を容器34の底に
固定し、そのロッドに熱絶縁性を持つ貫通穴の開いたス
ペーサー42を、貫通穴の開いた蓄熱材35を、そして
熱流を調整する貫通穴の開いた熱流調整板36を挿入し
ても良い。熱流板36は貫通穴の面積が違う数枚のもの
を用意し、好みの温度で使い分けてもよい。熱流板36
の下面にスペーサー用の突起を設けてもよい。蓄熱体の
代わりに発熱体例えば炭、練炭、熾きなどを使っても良
い。また容器5内の内容物の温度より、冷凍庫などで蓄
熱体(蓄冷体)35の温度を低くすれば保冷容器にな
る。
【0016】図18は外部電源で蓄熱材35を熱するも
ので、面発熱体44、またはコイル状に蓄熱体に巻かれ
た線状発熱体45例えばニクロム線などに、ある温度で
電流を確実に遮断するもの例えば温度ヒューズ46と温
度により電流を入り切れするもの、例えばバイメタル4
7を経由して電気を供給するものである。蓄熱体の温度
を感知出来る場所、位置に設定された温度ヒューズ46
とバイメタル47はまず設定された温度になるとバイメ
タルが開き電気の供給を止める。それでも温度上昇が止
まらない場合はバイメタルより遅く、温度ヒューズが溶
けて確実に電気の供給を止める。温度ヒューズの設定温
度はこの装置に損傷を与える温度以下である。外部との
電源接続部49は簡単に着脱できるようプラグ受け組立
が望ましい。蓄熱体35の下面にスペーサー用の突起3
5−3を設けてもよい。また電気ポットのように容器5
と本熱源装置を一体化し一つの容器としてもよい。図1
9は図18の電気回路図である。発熱体が発熱している
のが分かるよう表示灯48を発熱体と並列に付けてもよ
い。
ので、面発熱体44、またはコイル状に蓄熱体に巻かれ
た線状発熱体45例えばニクロム線などに、ある温度で
電流を確実に遮断するもの例えば温度ヒューズ46と温
度により電流を入り切れするもの、例えばバイメタル4
7を経由して電気を供給するものである。蓄熱体の温度
を感知出来る場所、位置に設定された温度ヒューズ46
とバイメタル47はまず設定された温度になるとバイメ
タルが開き電気の供給を止める。それでも温度上昇が止
まらない場合はバイメタルより遅く、温度ヒューズが溶
けて確実に電気の供給を止める。温度ヒューズの設定温
度はこの装置に損傷を与える温度以下である。外部との
電源接続部49は簡単に着脱できるようプラグ受け組立
が望ましい。蓄熱体35の下面にスペーサー用の突起3
5−3を設けてもよい。また電気ポットのように容器5
と本熱源装置を一体化し一つの容器としてもよい。図1
9は図18の電気回路図である。発熱体が発熱している
のが分かるよう表示灯48を発熱体と並列に付けてもよ
い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の蓋開閉装置
は容器を傾けて注ぐという主目的に付随して、蓋が自動
的に開閉するためいっさい煩わしさがなく、冷めにく
く、または温まず、衛生的などの効用をもたらす。また
本発明の熱源装置は熱を蓄えたならそのまま、またはコ
ードを外してどこにでも持って行け、望みの目的を果た
せる。
は容器を傾けて注ぐという主目的に付随して、蓋が自動
的に開閉するためいっさい煩わしさがなく、冷めにく
く、または温まず、衛生的などの効用をもたらす。また
本発明の熱源装置は熱を蓄えたならそのまま、またはコ
ードを外してどこにでも持って行け、望みの目的を果た
せる。
【図1】自動蓋開閉装置を付けた容器の斜視図である。
【図2】自動蓋開閉装置を付けた容器の斜視図である。
【図3】内部の機構を説明した図である。
【図4】力の働きを説明した図である。
【図5】力の働きを説明した図である。
【図6】力の働きを説明した図である。
【図7】内部の機構を説明した図である。
【図8】内部の機構を説明した図である。
【図9】連結体の機構を説明した図である。
【図10】連結体の機構を説明した図である。
【図11】内部の機構を説明した断面図である。
【図12】内部の機構を説明した断面図である
【図13】内部の機構を説明した断面図である
【図14】製作法を説明した斜視図である。
【図15】取り付け法を説明した斜視図である。
【図16】熱源装置の斜視図である。
【図17】熱源装置の断面図である。
【図18】熱源装置の断面図である。
【図19】熱源装置の電気回路図である。
1 蓋取り付け部
2 外皮
3 支点
3−1 ロッド
4 蓋
4−1 窪み
5 容器
6 取っ手
7 取っ手
8 連結体
9 重し
9−1 溝
10 接続部
11 支持体
12、12−1〜5 ストッパー
13 空気穴
14 バネ
14−1 バネ
15 連結体
16 取り付け金具
17 ネジ
18 止めネジ
19 滑り面
20 底面
20−1 アダプター
21 容器の上面
22 短片
23 接続ロッド
24 板
25 溝
26 ひも
27 滑車
28 蓋の構造物
29 溝
30 側壁
31 取り付け穴
32 バンド
33 支持輪
34 容器
34−1 保温材
34−2 保温材
35 蓄熱体、蓄冷体
35−1 保温材
35−2 保温材
35−3 突起
36 熱流調整板
37 支持ロッド
38 引っかけ金具
38−1 引っかけ穴
39 永久磁石
39−1 磁石
39−1 鉄片
40 取り付けアダプター
41 突片
42 熱絶縁板
43 保温材
44 発熱体
45 発熱体
46 温度ヒューズ
47 バイメタル
48 表示ランプ
49 プラグ
Claims (3)
- 【請求項1】 容器の蓋に容器を傾けたとき重しの力を
働かせて蓋を開け、容器の傾きを戻したとき蓋を閉める
蓋開閉装置。 - 【請求項2】 容器に蓄熱体または発熱体または蓄冷体
を取り付けた保温または保冷容器。 - 【請求項3】 請求項2の容器に請求項1の蓋開閉装置
を付けた容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085914A JP2003275107A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 蓋自動開閉装置および蓄熱、蓄冷、発熱体を付けた容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085914A JP2003275107A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 蓋自動開閉装置および蓄熱、蓄冷、発熱体を付けた容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003275107A true JP2003275107A (ja) | 2003-09-30 |
Family
ID=29207214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002085914A Pending JP2003275107A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 蓋自動開閉装置および蓄熱、蓄冷、発熱体を付けた容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003275107A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016018139A1 (en) * | 2014-08-01 | 2016-02-04 | Kuang Ling Siew Kuan Choong Siow | A dispenser cap |
CN112401687A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-02-26 | 杨培才 | 一种倾倒自锁防烫水壶 |
-
2002
- 2002-03-26 JP JP2002085914A patent/JP2003275107A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016018139A1 (en) * | 2014-08-01 | 2016-02-04 | Kuang Ling Siew Kuan Choong Siow | A dispenser cap |
CN107406175A (zh) * | 2014-08-01 | 2017-11-28 | 光麟·萧光忠·萧 | 分配器盖 |
CN112401687A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-02-26 | 杨培才 | 一种倾倒自锁防烫水壶 |
CN112401687B (zh) * | 2020-12-16 | 2022-09-13 | 广东海利集团有限公司 | 一种倾倒自锁防烫水壶 |
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