JP2003275001A - 靴 - Google Patents

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JP2003275001A
JP2003275001A JP2002086783A JP2002086783A JP2003275001A JP 2003275001 A JP2003275001 A JP 2003275001A JP 2002086783 A JP2002086783 A JP 2002086783A JP 2002086783 A JP2002086783 A JP 2002086783A JP 2003275001 A JP2003275001 A JP 2003275001A
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JP
Japan
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spats
shoe
opening
storage
shoes
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Application number
JP2002086783A
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English (en)
Inventor
Shinichi Sawada
晋一 澤田
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YSgear Co Ltd
Original Assignee
YSgear Co Ltd
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動二輪車に乗る人やスキーなどのウインタ
ースポーツをする人等は、それに適した靴を履いたと
き、その人の臑部分を風雨や雪等から守るためにスパッ
ツが用いられる。この場合、スパッツを靴に収納するこ
とができ、スパッツを収納した状態でもその靴は通常使
用が可能な手段を提供するものである。 【解決手段】 開口部を開閉自在な装置によって閉じ内
部に靴を履く人の臑を覆うスパッツの収納室を形成した
収納部を備えた靴であり、また靴のかかと上方の月型部
の外側に前記開口部が上向き状態になるように前記収納
部を設ける。更に靴べろの上面側に前記開口部が下向き
状態になるように前記収納部を設ける。更に前記収納室
の開口部外側又は内側にスパッツの基部が取り付けられ
てなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、靴を履く人の臑を
覆うスパッツの収納部を備えた靴に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車に乗る人やスキーなどのウイ
ンタースポーツをする人等は、それに適した靴を履いた
とき、その人の臑部分を風雨や雪等から守るためにスパ
ッツが用いられる。この場合、着用した衣服に一体的に
形成されたスパッツを使用するものや、衣服とは別個の
スパッツを用いる場合等様々である。
【0003】スパッツが衣服に一体的に形成されたもの
では、そのスパッツの収納も衣服と一緒に行えるためス
パッツのみの収納は必要ないが、しかしスパッツが別個
の場合には、そのスパッツを使用しない場合にはそれを
保管しておく必要があり、時としてその収納場所に困る
ことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
後者の場合に鑑みて、スパッツを靴に収納することがで
き、スパッツを収納した状態でもその靴は通常使用が可
能な手段を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、開口部を開閉
自在な装置によって閉じ内部に靴を履く人の臑を覆うス
パッツの収納室を形成した収納部を備えた靴を提供す
る。
【0006】本発明はまた、開口部を開閉自在な装置に
よって閉じ内部に靴を履く人の臑を覆うスパッツの収納
室を形成した収納部を備え、靴のかかと上方の月型部の
外側に前記開口部が上向き状態になるように前記収納部
を設けてなる靴を提供する。
【0007】本発明はまた、開口部を開閉自在な装置に
よって閉じ内部に靴を履く人の臑を覆うスパッツの収納
室を形成した収納部を備え、靴べろの上面側に前記開口
部が下向き状態になるように前記収納部を設けてなる靴
を提供する。
【0008】本発明はまた、上記のいずれかにおいて、
前記収納室の開口部外側又は前記収納室の開口部内側に
前記スパッツの基部が取り付けられ、前記収納部に前記
スパッツを前記開口部から取り出し自在に収納してなる
靴を提供する。
【0009】本発明はまた、上記のいずれかにおいて、
靴の左右部又は靴のかかと上方の月型部には、前記スパ
ッツの下部を係止する係止部を設けてなる靴を提供す
る。
【0010】本発明は、上記の構成によって、スパッツ
は靴の一部に設けた収納部に収納できるため、使用する
靴と関係づけた収納となり、スパッツが紛失したりスパ
ッツを探したり等の問題もない。そして、スパッツは、
基部の左右に広がる布状をなして左右端部が重ね合わさ
れる接合部を備えた構成にすることによって、収納部へ
の収納のし易さと収納部から取り出して臑に当てること
の容易さを備えることとなる。
【0011】また、本発明によって、スパッツの収納部
は、靴のべろや月型部に設けた収納部に収納するため、
収納した状態でも通常通り靴の使用ができ、必要なとき
にはスパッツの取り出しも容易である。
【0012】また、本発明によって、スパッツの基部を
収納部又はその近傍に取り付けることによって、スパッ
ツの下部の保持が安定し、臑に取り付けたときの安定性
確保が向上する。
【0013】また、本発明によって、スパッツの下端部
を靴に設けた係止部に係止することによって、靴とスパ
ッツとが一体化でき、スパッツの下端部からの風雨や雪
等の侵入防止効果を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本願発明の実施の形態につ
いて説明する。図1乃至図6は本発明の実施形態を示
す。図1は靴のべろに収納部を設けた靴からスパッツを
取り出した状態の説明図、図2は図1の靴のスパッツを
臑に取り付けた状態の説明図、図3は靴のべろに設けた
収納部にスパッツを収納した状態を断面で示す説明図、
図4は靴のべろに設けた収納部からスパッツを取り出し
た状態を断面で示す説明図、図5は靴のかかと上方の月
型部にスパッツ収納部を設けた靴の説明図、図6は靴に
設けた係止部にスパッツの下端部を係止した状態の説明
図である。
【0015】以下に、本発明の実施形態を図に基づいて
説明する。本発明に適用される靴1は、自動二輪車に乗
る人やスキー等のウインタースポーツをする人が履くも
の、或いはその他の用途において履かれるものであり、
通常、内側のライニング2は履いた人の足のフィット性
が良好なように柔軟性に富む素材で構成されており、ま
た、靴1の外皮を形成する部分3やべろ4は、形状維持
が可能な強度を保ち耐水性と柔軟性を備えている。そし
て、靴1の底5は、柔軟性と強度を保ちつつ耐磨耗性を
有する材質で構成され、土踏まず6の前方部分の表底7
とかかと8の下面にはスリップ抑制の突起が形成されて
いる。べろ4の左右のフラップ9には靴紐10が通され
る環状部11と靴紐10が係止される爪12が複数設け
られている。
【0016】靴べろ4は、発泡材4Bを耐水生の表皮4
Aで覆った構成であり、べろ4の表側、即ち上面側に
は、開口部13が下向き状態になるように収納部14が
設けられている。収納部14は、べろ4の先端部とその
左右部分で表皮4Aに縫合した耐水性のカバー部材15
によって開口部13が下向き状態になるように形成され
ている。開口部13は、べろ4とカバー部材15の対抗
部分にそれぞれ設けた面ファスナ17、18の接合と分
離によって開閉される。
【0017】16は靴1を履く人の臑を覆うためのスパ
ッツである。スパッツ16は、収納部14の開口部13
の外側前方(靴1の先寄り)位置にその基部19をべろ
4に縫合しており、広げた状態では基部19から左右に
広がる1枚の布状をなしており、靴1を履く人の臑を覆
うように臑に巻いた状態で、左右端部が重ね合わされる
接合部20を備えている。この接合部20は、それぞれ
左右端部の上下位置に設けた面ファスナによって接合と
分離が自在な構成である。
【0018】スパッツ16は、使用されないときには図
3に示すように、収納部14内の収納室に収納される構
成である。この収納状態において、収納部14の開口部
13を閉じるために、面ファスナ18に対応してスパッ
ツ16の基部19には面ファスナ21が設けられてい
る。これによって、スパッツ16を収納部14に収納し
たとき、面ファスナ18と面ファスナ21とを接合する
ことによって、図3のように収納部14の開口部13は
閉じられ、スパッツ16を収納部14に収納した状態を
保持できる。
【0019】スパッツ16を使用するときには、面ファ
スナ18と面ファスナ21との接合を解除して収納部1
4からスパッツ16を引き出す。カバー部材15をべろ
4に安定させるために面ファスナ17と面ファスナ18
とを接合する。この状態を図4に示す。
【0020】スパッツ16のべろ4への取り付けは、ス
パッツ16の基部19を収納室14の開口部13の内側
においてべろ4の上面に縫合にて取り付ける構成でもよ
い。
【0021】図2には収納部14から取り出したスパッ
ツ16を靴1を履いた人の臑に巻いた状態を示す。スパ
ッツ16の下端はべろ4の外側を覆って靴1の中に入り
込んだ状態である。スパッツ16に基部19はべろ4に
取り付けられているため、スパッツ16の上方へのずれ
も制限される。
【0022】雨や雪が靴1内に侵入しないようにするた
めには、スパッツ16の下端が靴1の外側を覆う状態に
形成することもできる。この場合、スパッツ16の下端
が靴1の外側を覆った状態を保つために、靴1の左右部
及び靴1のかかと8上方の月型部23には、スパッツ1
6の下部に設けた係止穴(図示せず)に係止する係止部
24を設ける。これによって、スパッツ16の下部が靴
1に被さった状態を保ち、風雨や雪等が靴1内へ侵入し
難い状態を保つことができる。係止部24は、靴1の左
右部又は月型部23の何れかに設けた場合でもよい。ス
パッツ16の前側は、基部19がべろ4に取り付けられ
ているため、スパッツ16の上方へのずれが制限され
る。
【0023】スパッツ16は、臑への取り付けの安定の
ために、その上端縁16Aにはゴムが設けられ、それに
よって上端縁16Aは伸縮自在である。収納部14の開
口部13を閉じる開閉自在な装置として、面ファスナ1
7、18、21に代わって、突起部がばね性の受け側に
弾性係合する周知のホック装置であってもよい。
【0024】図5には他の実施形態を示している。これ
は、スパッツ16の収納部14を靴1のかかと上方の月
型部23の外側に、上記のようなカバー部材15でもっ
て開口部13が上向き状態になるように収納部14を形
成し、その上端開口部13には、スライダー26を左右
にスライドすることによって開口部13を開閉する周知
のスライド式ファスナ25を設けている。このファスナ
25を開けることによって、収納部14からスパッツ1
6を取り出すことができる。
【0025】図5の構成の靴1において、スパッツ16
の基部19を収納部14内で月型部23又はカバー部材
15に縫合しておくことによって、スパッツ16を取り
出して臑に当てて使用する場合、スパッツ16の後側の
下端部が靴1に保持された状態となるため、スパッツ1
6の上方へのずれを制限できる。この場合も、係止部2
4を靴1の左右部に設けてスパッツ16の左右下端部を
係止することによってスパッツ16の下端部の保持が安
定する。
【0026】図6には、スパッツ16が靴1に取り付け
られていない形態の場合を示す。この場合もスパッツ1
6の下端部の係止穴(図示せず)を係止部24に係止す
ることによって、スパッツ16の保持が安定する。スパ
ッツ16を使用しない場合には、上記のように、べろ4
に形成した収納部14、または月型部23の外側に形成
した収納部14へ収納することができる。
【0027】上記のように、靴1の一部にスパッツ16
の収納部14を形成することによって、スパッツの保管
と使用性が向上する。また、スパッツ16の基部19を
収納部16又はその近傍に取り付けることによって、ス
パッツ16の下部の保持が安定し、臑に取り付けたとき
の安定性確保が向上する。そして、スパッツは、基部の
左右に広がる布状をなして左右端部が重ね合わされる接
合部を備えた構成にすることによって、収納部への収納
のし易さと収納部から取り出して臑に当てることの容易
さを備えることとなる。
【0028】本発明は、上記実施形態に限定されず、本
発明の技術的範囲を逸脱しないかぎり種種の変更が考え
られ、それに係る種種の実施形態を包含するものであ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明は、上記の構成によって、スパッ
ツは靴の一部に設けた収納部に収納できるため、使用す
る靴と関係づけた収納となり、スパッツが紛失したりス
パッツを探したり等の問題もなく、スパッツの保管と使
用性が向上する。
【0030】また、本発明によって、スパッツの収納部
は、靴のべろや月型部に設けた収納部に収納するため、
収納した状態でも通常通り靴の使用ができ、必要なとき
にはスパッツの取り出しも容易である。
【0031】スパッツの収納部は、靴べろの上面側に設
けた場合は、その開口部が下向き状態になるようにし、
また靴の月型部に設けた場合は、その開口部が上向き状
態になるようにしたことによって、スパッツの収納及び
取り出しの容易さと、スパッツによる臑の保護機能とを
達成できる。
【0032】また、スパッツの基部を収納室の開口部外
側又は開口部内側に取り付けたことによって、スパッツ
を取り出した状態でスパッツの下端部がその基部によっ
て上方へのずれが制限され、臑に取り付けたときの安定
性確保が向上する。
【0033】また、本発明によって、スパッツの下端部
を靴に設けた係止部に係止することによって、靴とスパ
ッツとが一体化でき、スパッツの下端部からの風雨や雪
等の侵入防止効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の靴のべろに収納部を設けた靴からスパ
ッツを取り出した状態の説明図である。
【図2】図1の靴のスパッツを臑に取り付けた状態の説
明図である。
【図3】本発明の靴のべろに設けた収納部にスパッツを
収納した状態を断面で示す説明図である。
【図4】本発明の靴のべろに設けた収納部からスパッツ
を取り出した状態を断面で示す説明図である。
【図5】本発明の靴の月型部にスパッツ収納部を設けた
靴の説明図である。
【図6】本発明の靴に設けた係止部にスパッツの下端部
を係止した状態の説明図である。
【符号の説明】
1……靴 4……べろ 8……かかと 13…収納部の開口部 14…収納部 15…カバー部材 16…スパッツ 17、18、21…面ファスナ 19…スパッツの基部 20…接合部 23…月型部 24…係止部 25…スライド式ファスナ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を開閉自在な装置によって閉じ内
    部に靴を履く人の臑を覆うスパッツの収納室を形成した
    収納部を備えた靴。
  2. 【請求項2】 開口部を開閉自在な装置によって閉じ内
    部に靴を履く人の臑を覆うスパッツの収納室を形成した
    収納部を備え、靴のかかと上方の月型部の外側に前記開
    口部が上向き状態になるように前記収納部を設けてなる
    靴。
  3. 【請求項3】 開口部を開閉自在な装置によって閉じ内
    部に靴を履く人の臑を覆うスパッツの収納室を形成した
    収納部を備え、靴べろの上面側に前記開口部が下向き状
    態になるように前記収納部を設けてなる靴。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかにおい
    て、前記収納室の開口部外側又は前記収納室の開口部内
    側に前記スパッツの基部が取り付けられ、前記収納部に
    前記スパッツを前記開口部から取り出し自在に収納して
    なる靴。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかにおい
    て、靴の左右部又は靴のかかと上方の月型部には、前記
    スパッツの下部を係止する係止部を設けてなる靴。
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