JP2003274781A - ペット用キャリア - Google Patents
ペット用キャリアInfo
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- JP2003274781A JP2003274781A JP2003114987A JP2003114987A JP2003274781A JP 2003274781 A JP2003274781 A JP 2003274781A JP 2003114987 A JP2003114987 A JP 2003114987A JP 2003114987 A JP2003114987 A JP 2003114987A JP 2003274781 A JP2003274781 A JP 2003274781A
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- Granted
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- Housing For Livestock And Birds (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
ことにとどまらず、キャリアケースそのものを使用し
て、ペットのシャンプー等の洗浄やトリミングなどが行
えるようにし、かつ、そのための用具収納部も備えたペ
ット用キャリアを提供しようとする。 【解決手段】手提げを設けたペット用キャリア蓋部
(5)の長さ方向の両側面に腕が入る穴を開口し、か
つ、天面の適当な位置にノズル用開口(6)を設けてシ
ャワーノズル(2)を挿通することにより、キャリア内
部へ給水可能な構造とし、さらに、キャリア本体(1)
底部には排水用の穴(4)を設けたことを特徴とする、
ペット用キャリア。
Description
行、運搬するたけにとどまらず、安全に洗浄するための
ペット用キャリアに関するものである。 【0002】 【従来の技術】 【特許文献1】実用新案登録第3068087 【特許文献2】特開平9−266920 【特許文献3】特開2003−47357ペット、とり
わけ犬猫などのペット用キャリアにあっては、たとえば
上記特許文献1の実用新案登録第3068087号「ペ
ット用キャリーケース」の技術に見られるように、携行
するペットの出し入れをいかに容易にするか、という点
に重点が置かれていた。この先行技術にあっては、キャ
リーケース蓋部にヒンジを設けることによって、蓋の開
閉を容易にしようとするアイデアである。また、ペット
の洗浄という面に関しては特定の面積を要する比較的大
規模な装置が発明されているか、あるいは洗浄の際、ペ
ットの一部水除け具などが考えられている。例えば、上
記特許文献2の特開平9−266920号「動物洗浄器
具」にあっては、折りたたみが可能で、作業場所の制約
を受けない洗浄器具の技術が開示されている。さらに、
上記特許文献3の特開2003−47357「動物洗浄
装置」にあっては、メッシュ状台板に犬を立てて、下か
らの回転シャワー装置によって動物を洗浄する装置の技
術が開示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】これには、次のような
欠点があった。 (イ)洗面台や浴室に工事や加工が必要で、費用と手間
がかかった。 (ロ)洗面台等での洗浄はペットが足を滑らせケガをす
る恐れがあり、また犬特有のブルブル(体をふるわせる
行為)によって室内や飼主が汚れてしまう。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】ペット用キャリア本体
(1)の内部にシャワーノズル(2)を取付け、水道や
給水ホースなどにつなげ、水または温水をキャリア内部
に注入可能に構成する。キャリア上部に、人の腕が入る
穴(3)を開口し、キャリア底部分には排水用の穴
(4)を形成する。本発明は以上の構成よりなるペット
洗浄のためのキャリアである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の他の実施例につい
て説明する。 (イ)キャリア本体(1)蓋部にノズル用開口を設け、
別に形成したシャワーノズル(2)を、前記蓋部裏面か
らホース側を表に出すように挿脱自在に形成する。尚、
このシャワーノズルは本発明キャリアに一体のものとし
て据付形成しても、また着脱可能に別体として形成して
もよい。 (ロ)人の腕が入る穴(3)を前記蓋部の縦の長さ方向
もしくは横方向、側面部分にあける。 (ハ)キャリア本体底部分に排水用の穴(4)をあけ
る。図示しないが、排水用の穴(4)はツマミを左右に
ひねる事により止水排水の切替が可能な部品で形成さ
れ、排水時には排水用の穴(4)が網状になっており、
ペットの毛が網にひっかかり、流れだすのを防ぐ。止水
時は一定の水量に水を溜めることが可能で、ペットを水
に浸したまま洗浄することも可能である。 (ニ)尚、図示しないが、同蓋部の前方ないし後方に
は、ペットの呼吸を楽にするため、例えば線条の開口を
数段設けるなどして、ダクト部を形成してもよい。 (ホ)本発明キャリアはペットの洗浄を可能にしようと
するものであるため、本体、蓋部ともに透過色にて形成
する事が望ましいが、半透明で装飾デザインを施すな
ど、本発明の目的に照らし、その機能を逸脱しない範囲
においてのデザイン変更が可能である。 (ヘ)蓋部の取外しが可能に形成することによりキャリ
ア洗浄時、またキャリアへのペットの出し入れが容易と
なる。 (ト)また、本発明の他の実施例として、図4に示すよ
うに縦の長さ方向片側に、給水ホース、シャワーノズ
ル、付属のゴム手袋(11)などを収納できる横収納部
(7)を設けた構成としてもよく、またこの横収納部
(7)は、キャリア本体との着脱が可能なように別体と
して形成してもよい。 (チ)図示しないが、キャリア携行時には底部にキャス
ターを数個取付ける事もでき、特に地面での長時間にわ
たる携行を容易にする事が可能である。 (リ)図示しないが、キャリア携行時にはキャリア縦の
長さ両方向、または横方向にショルダーヒモを取外し可
能に形成することで、より携行が容易となる。 (ヌ)本発明は携行時や扱いやすさから考え、プラスチ
ック製が望ましいが、他に、金属、木製、ステンレス、
ブリキなど、軽量でまた、製造原価やユーザー側から考
えると安価であるとなお、よい。 (ル)また、図8に示すように蓋部の腕が入る穴(3)
には、あらかじめ取外し可能なゴム手袋(11)を取付
ける事により、腕を水やペットに直接触れる事なく洗浄
する事が可能である。 (ヲ)図示しないが、キャリア本体(1)内側、底面
に、小さな凹凸が多数ついたゴム製などのマットを敷く
事により、ペット洗浄時、ペットの足裏のドロ汚れなど
を容易に落とす事が可能である。 (ワ)さらに図5に示すようにキャリア本体(1)の底
部に、引出し式の網状のスノコ(8)もしくは、排水用
の穴(4)付トレイを、両者交換可能に形成すること
で、長時間のペットの携行や特に気温が高い時などは、
底部をスノコ(8)に交換する事により、ペットを安全
に携行する事が可能である。 (カ)キャリア本体(1)底部分に、給水ホース、シャ
ワーノズル、付属のゴム手袋などを収納できる下収納部
(9)を形成してもよい。またこの下収納部(9)は、
キャリア本体との着脱が可能となるように別体として形
成してもよい。 (ヨ)図7に示す実施例では、キャリア本体(1)底部
に付属のスノコ(8)を装着した状態で上記(カ)の実
施例で、下収納部(9)を取付け、さらに下収納部
(9)に温風送風機(10)をつなげることにより、キ
ャリア本体(1)底部からスノコ(8)を通して温風を
キャリア内に送る事により、ペットの乾燥を早めること
が可能である。 (タ)本発明のキャリアを車両などの座席に載せるとき
は、図9に示すようなキャリア本体の長辺側側面に、シ
ートベルト通し(12)を形成して、ここにシートベル
トを通して、座席にキャリアを固定することにより、ペ
ットおよびキャリアを携行する者にとってもより安全で
あると考えられる。 (レ)また、図10に示すように、キャリア本体の長辺
側側面に、背負いバンド(13)を設け、人の両腕をと
おしてキャリアを背中に背負うことも可能であり、また
キャリアを人の胸の前でかかえるようにしてもよい。 本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、
シャワー部分にホースをつなげてからキャリアにペット
を納め、水またはお湯をだし、穴から腕を入れてペット
を洗浄する。 【0006】 【発明の効果】楽にペットを洗浄でき室内を汚す心配が
なくペットにとっても安全である。
図である。 【図3】本発明の使用例である。 【図4】本発明の他の実施例を示す、一部を透過した側
面図である。 【図5】本発明のスノコ(8)を装着した実施例の断面
である。 【図6】本発明の下収納部(9)を装着した実施例であ
る。 【図7】本発明の温風送風機(10)を装着した実施例
である。 【図8】本発明のゴム手袋(11)を装着した実施例で
ある。 【図9】本発明のシートベルト通し(12)を設けた実
施例である。 【図10】本発明の背負いバンド(13)を設けた実施
例である。 【符号の説明】 1 キャリア本体、2 シャワーノズル、3 腕が入る
穴、4 排水用の穴、5 蓋部、6 ノズル用開口、7
横収納部、8 スノコ、9 下収納部、10温風送風
機、11 ゴム手袋、12 シートベルト通し、13
背負いバンド
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】ペット用キャリア本体(1)内にシャワー
ノズル(2)を取付け、人の腕が入る穴(3)を形成
し、キャリア本体底部には、排水用の穴(4)を設けた
ことを特徴とするペット洗浄用キャリア。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003114987A JP3554932B2 (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | ペット用キャリア |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003114987A JP3554932B2 (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | ペット用キャリア |
Publications (2)
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JP3554932B2 JP3554932B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=29208639
Family Applications (1)
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JP2003114987A Expired - Fee Related JP3554932B2 (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | ペット用キャリア |
Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018042492A (ja) * | 2016-09-14 | 2018-03-22 | ス カン,エゥイ | ペットドライルーム |
JP2019042459A (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-22 | 千里 田淵 | 拡大鏡付き洗濯容器 |
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US7073462B1 (en) * | 2004-12-11 | 2006-07-11 | Jeremy Layman | Organizer for taking dogs for walks |
-
2003
- 2003-03-11 JP JP2003114987A patent/JP3554932B2/ja not_active Expired - Fee Related
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