JP2003274650A - スイッチング電源装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置

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JP2003274650A
JP2003274650A JP2002071198A JP2002071198A JP2003274650A JP 2003274650 A JP2003274650 A JP 2003274650A JP 2002071198 A JP2002071198 A JP 2002071198A JP 2002071198 A JP2002071198 A JP 2002071198A JP 2003274650 A JP2003274650 A JP 2003274650A
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reactor
switching
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power supply
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Takeshi Uematsu
武 上松
Koichi Imai
考一 今井
Koji Kawasaki
浩司 川崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力電圧のリップルが抑制された並列運転方
式によるスイッチング電源装置を提供する。 【解決手段】 並列接続された複数のスイッチング回路
部10,20と、スイッチング回路部10,20にそれ
ぞれ対応する並列接続された複数の出力リアクトル3
1,32と、スイッチング回路部10,20の動作を制
御する制御回路40とを備え、制御回路40は、出力リ
アクトル31に流れるリアクトル電流IL1が定格電流
MAXを超えたことに応答してスイッチング回路部1
0による電力伝送を停止させ、出力リアクトル32に流
れるリアクトル電流IL2が定格電流IMAXを超えた
ことに応答してスイッチング回路部20による電力伝送
を停止させる。これにより、出力電圧Voに含まれるリ
ップルが抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装
置に関し、さらに詳細には、並列運転を行うスイッチン
グ電源装置をデジタル制御する制御回路及びこれを用い
たスイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スイッチング電源装置は、コ
ンピュータ、家電製品、自動車等、様々な製品において
用いられている。代表的なスイッチング電源装置は、ス
イッチング回路を用いて直流入力を一旦交流に変換し、
出力回路を用いて再びこれを直流に変換する装置(DC
/DCコンバータ)であり、これによって入力電圧とは
異なる電圧を持った直流出力を得ることができる。
【0003】このようなスイッチング電源装置において
は、制御回路によって出力電圧が検出され、これに基づ
いてスイッチング回路によるスイッチング動作が制御さ
れる。これにより、スイッチング電源装置が駆動すべき
負荷には安定した動作電圧が供給されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来より、負荷に対し
てより多くの電力を安定的に供給する方法として、複数
のスイッチング電源装置を並列接続する、いわゆる並列
運転方式が知られている。並列運転方式を用いた場合、
並列接続したスイッチング電源装置の数に比例した出力
電流を負荷に供給することができるため、CPU(中央
処理装置)やDSP(デジタル・シグナル・プロセッ
サ)等、特に低電圧・大電流が要求される負荷の駆動に
適している。
【0005】一方、近年においては、回路規模の縮小等
を目的として、スイッチング電源装置に用いる制御回路
の一部若しくは全部をデジタル化する試みが数多くなさ
れている。
【0006】しかしながら、本発明者らの研究によれ
ば、並列運転方式によるスイッチング電源装置をデジタ
ル制御した場合、出力電圧にリップルが発生しやすいこ
とが判明した。つまり、スイッチング電源装置を単独で
用いた場合には、制御回路の動作周波数を高めることに
よって出力電圧のリップルを十分に抑制することが可能
であるものの、並列運転方式によるスイッチング電源装
置においては、制御回路の動作周波数を高めてもリップ
ルが十分に低減されないことが判明した。
【0007】したがって、本発明の目的は、並列運転方
式によるスイッチング電源装置をデジタル制御する制御
回路であって、出力電圧のリップルを抑制することが可
能な制御回路を提供することである。
【0008】また、本発明の他の目的は、出力電圧のリ
ップルが抑制された並列運転方式によるスイッチング電
源装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
複数のスイッチング回路部及びこれら複数のスイッチン
グ回路部にそれぞれ対応する複数の出力リアクトルが並
列接続されたスイッチング電源装置を制御する制御回路
であって、前記複数の出力リアクトルのうち所定の出力
リアクトルに流れるリアクトル電流が所定の電流値を超
えたことに応答して、前記複数のスイッチング回路部の
うち前記所定の出力リアクトルに対応するスイッチング
回路部による電力伝送を停止させることを特徴とする制
御回路によって達成される。
【0010】本発明の好ましい実施態様においては、前
記制御回路が、前記スイッチング電源装置の出力電圧ま
たはこれに対応する電圧と基準電圧とを比較するコンパ
レータと、クロック信号に応答して前記コンパレータの
出力をラッチする複数のラッチ回路であって前記複数の
スイッチング回路部にそれぞれ対応する複数のラッチ回
路とを含んでいる。
【0011】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記複数の出力リアクトルのうち所定の出力リアク
トルに流れるリアクトル電流が前記所定の電流値を超え
たことに応答して、前記複数のラッチ回路のうち前記所
定の出力リアクトルに対応するラッチ回路の保持値を固
定する手段をさらに備える。
【0012】本発明の前記目的はまた、並列接続された
複数のスイッチング回路部と、前記複数のスイッチング
回路部にそれぞれ対応する並列接続された複数の出力リ
アクトルと、前記複数のスイッチング回路部の動作を制
御する制御回路とを備えるスイッチング電源装置であっ
て、前記制御回路は、前記複数の出力リアクトルのうち
所定の出力リアクトルに流れるリアクトル電流が所定の
電流値を超えたことに応答して、前記複数のスイッチン
グ回路部のうち前記所定の出力リアクトルに対応するス
イッチング回路部による電力伝送を停止させることを特
徴とするスイッチング電源装置によって達成される。
【0013】本発明の好ましい実施態様においては、前
記制御回路が、基準電圧に基づいて前記スイッチング電
源装置の出力電圧をデルタシグマ変調しこれをラッチす
る複数のラッチ回路と、前記複数の出力リアクトルのう
ち所定の出力リアクトルに流れるリアクトル電流が前記
所定の電流値を超えたことに応答して、前記複数のラッ
チ回路のうち前記所定の出力リアクトルに対応するラッ
チ回路の保持値を固定する手段とを備える。
【0014】本発明によれば、並列運転方式によるスイ
ッチング電源装置のリップルを抑制することが可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施態様について詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
るスイッチング電源装置の回路図である。
【0017】図1に示すように、本実施態様にかかるス
イッチング電源装置は、入力電源端子1に供給される入
力電圧Vinを降圧して出力電圧Voを生成し、これを
出力電源端子2に供給する装置であり、入力コンデンサ
3と、スイッチング回路部10、20と、出力回路部3
0と、制御回路40とを備えて構成される。すなわち、
本実施態様にかかるスイッチング電源装置は、並列運転
方式によるスイッチング電源装置であり、出力電源端子
2には、CPU等、大電流を必要とする直流負荷4が接
続される。
【0018】スイッチング回路部10はスイッチ素子1
1及び12を備え、スイッチング回路部20はスイッチ
素子21及び22を備えている。スイッチ素子11及び
21は、いずれも入力コンデンサ3と出力回路部30と
の間に直列に接続されており、スイッチ素子12はスイ
ッチ素子11と出力回路部30の接続点とグランドとの
間に接続され、スイッチ素子22はスイッチ素子21と
出力回路部30の接続点とグランドとの間に接続されて
いる。これらスイッチ素子11及び12は、制御回路4
0による制御のもと所定のデッドタイムを介して交互に
オン状態とされ、同様に、スイッチ素子21及び22
は、制御回路40による制御のもと所定のデッドタイム
を介して交互にオン状態とされる。
【0019】出力回路部30は、出力リアクトル31、
32と、出力コンデンサ33と、リアクトル電流検出回
路34、35とを備えている。出力リアクトル31は、
スイッチング回路部10と出力電源端子2との間に直列
に接続されており、出力リアクトル32は、スイッチン
グ回路部20と出力電源端子2との間に直列に接続され
ている。また、出力コンデンサ33は、出力電源端子2
とグランドとの間に接続されている。さらに、リアクト
ル電流検出回路34は出力リアクトル31に対して直列
に接続され、出力リアクトル31に流れるリアクトル電
流IL1に基づいて検出電圧VL1を生成する。同様
に、リアクトル電流検出回路35は出力リアクトル32
に対して直列に接続され、出力リアクトル32に流れる
リアクトル電流IL2に基づいて検出電圧VL2を生成
する。これら検出電圧VL1、V は、出力電圧Vo
とともに制御回路40に供給される。
【0020】図2は、制御回路40の回路図である。
【0021】図2に示すように、制御回路40は、コン
パレータ41〜43と、アンドゲート44,45と、ラ
ッチ回路46,47と、ドライバ回路50とを備えてい
る。
【0022】コンパレータ41は、反転入力端子(−)
及び非反転入力端子(+)を備え、反転入力端子(−)
にはリアクトル電流検出回路34による検出電圧VL1
が供給され、非反転入力端子(+)には定格値V
IMAXが供給されている。同様に、コンパレータ42
は、反転入力端子(−)及び非反転入力端子(+)を備
え、反転入力端子(−)にはリアクトル電流検出回路3
5による検出電圧VL2が供給され、非反転入力端子
(+)には定格値VIMAXが供給されている。ここで
定格値VIMAXとは、出力リアクトル31または32
の定格電流IMAXに対応する電圧値(出力リアクトル
31または32に定格電流IMAXが流れた場合に、リ
アクトル電流検出回路34または35より得られる検出
電圧値に相当する電圧)である。したがって、コンパレ
ータ41については、出力リアクトル31に流れるリア
クトル電流IL1が定格電流IMAXを超えるとその出
力がローレベル(L)となり、コンパレータ42につい
ては、出力リアクトル32に流れるリアクトル電流I
L2が定格電流IMAXを超えるとその出力がローレベ
ル(L)となる。その他の場合においては、コンパレー
タ41及び42の出力は常にハイレベル(H)である。
【0023】コンパレータ43も反転入力端子(−)及
び非反転入力端子(+)を備えており、反転入力端子
(−)には出力電圧Voが供給され、非反転入力端子
(+)には基準電圧Vrefが供給されている。ここで
基準電圧Vrefとは出力電圧Voの目標値であり、し
たがって、出力電圧Voが目標値を下回るとコンパレー
タ43の出力はハイレベル(H)となり、出力電圧Vo
が目標値を上回るとコンパレータ43の出力はローレベ
ル(L)となる。
【0024】アンドゲート44は、コンパレータ41か
らの出力及びコンパレータ43からの出力を受けて論理
積演算を行い、その結果をラッチ回路46のデータ入力
端子(D)に供給する。同様に、アンドゲート45は、
コンパレータ42からの出力及びコンパレータ43から
の出力を受けて論理積演算を行い、その結果をラッチ回
路47のデータ入力端子(D)に供給する。
【0025】ラッチ回路46は、データ入力端子(D)
に供給されるアンドゲート44からの出力を、クロック
端子(C)に供給されるクロック信号CLKの立ち上が
りエッジに同期してラッチし、その値をデータ出力端子
(Q)より出力する。一方、ラッチ回路47は、データ
入力端子(D)に供給されるアンドゲート45からの出
力を、クロック端子(C)に供給されるクロック信号C
LKの立ち下がりエッジに同期してラッチし、その値を
データ出力端子(Q)より出力する。したがって、ラッ
チ回路46の出力(46out)とラッチ回路47の出
力(47out)の位相は、互いに180度ずれること
になる。ラッチ回路46,47からのこれら出力(46
out、47out)はドライバ回路50に供給され
る。
【0026】ドライバ回路50は、バッファ51,53
とインバータ52,54からなる。バッファ51、イン
バータ52、バッファ53及びインバータ54の出力で
ある駆動信号S11,S12,S21,S22は、それ
ぞれスイッチ素子11,12,21,22に供給され、
これらスイッチ素子11,12,21,22は、対応す
る駆動信号S11,S12,S21,S22がハイレベ
ル(H)である場合にオン状態となり、ローレベル
(L)である場合にオフ状態となる。
【0027】特に限定されるものではないが、制御回路
40を構成する各要素のうち、コンパレータ41〜4
3、アンドゲート44,45及びラッチ回路46,47
については、大きなドライブ能力を必要としないことか
ら、これらを1つの半導体チップ上に集積することが好
ましい。
【0028】次に、本実施態様にかかるスイッチング電
源装置の動作について説明する。
【0029】本実施態様にかかるスイッチング電源装置
は、PWM制御による一般的なスイッチング電源装置と
は異なり、いわゆるデルタシグマ変調方式により制御が
行われる。よく知られているように、PWM制御によれ
ばスイッチング周波数を一定としつつ、デューティを調
節することによって出力電圧Voの安定化が図られる
が、図3に示すように、デルタシグマ変調による制御に
おいては、出力電圧Voに応じ、連続する複数クロック
周期においてスイッチ素子11(21)をオン状態(ス
イッチ素子12(22)をオフ状態)に維持し、或い
は、連続する複数クロック周期においてスイッチ素子1
1(21)をオフ状態(スイッチ素子12(22)をオ
ン状態)に維持することによって出力電圧Voの安定化
が図られる。したがって、スイッチング回路部10,2
0に対するスイッチング周波数は一定とならず、このた
めクロック信号CLKの周波数を十分に高く設定しない
と出力電圧Voに大きなリップルが発生してしまう。
【0030】具体的には、出力リアクトル31(32)
のリアクタンスをL、出力コンデンサ33のキャパシタ
ンスをCとした場合、クロック信号CLKの周波数fc
の値としては、少なくとも次式を満たす必要がある。
【0031】
【数1】 ここで、本実施態様にかかるスイッチング電源装置にお
いては、上述のとおり、出力リアクトル31に流れるリ
アクトル電流IL1が定格電流IMAXを超えるとコン
パレータ41の出力がローレベル(L)となり、出力リ
アクトル32に流れるリアクトル電流IL2が定格電流
MAXを超えるとコンパレータ42の出力がローレベ
ル(L)となることから、スイッチング回路部10より
供給されるリアクトル電流IL1とスイッチング回路部
20より供給されるリアクトル電流IL2に生じたアン
バランスによって一方の電流値が定格電流IMAXを超
えた場合、対応するコンパレータ41または42の出力
がローレベル(L)に固定されてしまう。このため、対
応するラッチ回路46または47に保持される値は、出
力電圧Voのレベルに関わらずローレベル(L)となる
ので、対応するスイッチング回路部10または20にお
いては、スイッチ素子11(21)がオフ状態に固定さ
れ、スイッチ素子12(22)がオン状態に固定される
ことになる。
【0032】これにより、対応するスイッチング回路部
10または20からは電力の伝送が行われなくなるの
で、リアクトル電流は減少する。そして、リアクトル電
流が定格電流IMAX以下に戻ると、コンパレータ41
または42の出力は再びハイレベル(H)となり、通常
動作に復帰する。
【0033】以上の動作により、本実施態様にかかるス
イッチング電源装置においては、リアクトル電流IL1
とリアクトル電流IL2のアンバランスが抑制されるこ
とから、これに起因するリップルを低減することが可能
となる。
【0034】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0035】例えば、上記実施態様においては、スイッ
チング回路部及び出力リアクトルを2組設けてこれらを
並列接続しているが、本発明において並列に設けられる
スイッチング回路部及び出力リアクトルの数としては2
組に限定されるものではなく、3組以上のスイッチング
回路部及び出力リアクトルを用いてこれらを並列接続し
ても構わない。
【0036】また、上記各実施態様にかかるスイッチン
グ電源装置においては、コンパレータ43にて出力電圧
Voと基準電圧Vrefとを直接比較することによっ
て、現在の出力電圧Voと目標値との比較を行っている
が、抵抗を用いた分圧回路により出力電圧Voを分圧
し、得られた電圧と基準電圧Vrefとを比較すること
によって、現在の出力電圧Voと目標値との比較を行っ
ても構わない。
【0037】さらに、上記各実施態様にかかるスイッチ
ング電源装置においては、コンパレータ41〜43を用
いてアナログ電圧値の比較を行っているが、A/Dコン
バータを用いて検出電圧VL1、VL2及び出力電圧V
oをデジタル値に変換するとともに、定格値VIMAX
及び基準電圧Vrefとしてデジタル値を用いることに
よって、デジタル的な比較を行っても構わない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非常に簡単な方法によって、並列運転方式によるスイッ
チング電源装置のリップルを抑制することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施態様にかかるスイッチン
グ電源装置の回路図である。
【図2】制御回路40の回路図である。
【図3】図2に示す制御回路40の動作を示すタイミン
グ図である。
【符号の説明】
1 入力電源端子 2 出力電源端子 3 入力コンデンサ 4 負荷 10,20 スイッチング回路部 11,12,21,22 スイッチ素子 30 出力回路部 31,32 出力リアクトル 33 出力コンデンサ 34,35 リアクトル電流検出回路 40 制御回路 41〜43 コンパレータ 44,45 アンドゲート 46,47 ラッチ回路 50 ドライバ回路 51,53 バッファ 52,54 インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 浩司 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5H730 AA16 AS01 AS04 BB14 BB57 BB82 BB88 EE13 FD01 FD51 FF01 FF06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスイッチング回路部及びこれら複
    数のスイッチング回路部にそれぞれ対応する複数の出力
    リアクトルが並列接続されたスイッチング電源装置を制
    御する制御回路であって、前記複数の出力リアクトルの
    うち所定の出力リアクトルに流れるリアクトル電流が所
    定の電流値を超えたことに応答して、前記複数のスイッ
    チング回路部のうち前記所定の出力リアクトルに対応す
    るスイッチング回路部による電力伝送を停止させること
    を特徴とする制御回路。
  2. 【請求項2】 前記制御回路が、前記スイッチング電源
    装置の出力電圧またはこれに対応する電圧と基準電圧と
    を比較するコンパレータと、クロック信号に応答して前
    記コンパレータの出力をラッチする複数のラッチ回路で
    あって前記複数のスイッチング回路部にそれぞれ対応す
    る複数のラッチ回路とを含んでいることを特徴とする請
    求項1に記載の制御回路。
  3. 【請求項3】 前記複数の出力リアクトルのうち所定の
    出力リアクトルに流れるリアクトル電流が前記所定の電
    流値を超えたことに応答して、前記複数のラッチ回路の
    うち前記所定の出力リアクトルに対応するラッチ回路の
    保持値を固定する手段をさらに備えることを特徴とする
    請求項2に記載の制御回路。
  4. 【請求項4】 並列接続された複数のスイッチング回路
    部と、前記複数のスイッチング回路部にそれぞれ対応す
    る並列接続された複数の出力リアクトルと、前記複数の
    スイッチング回路部の動作を制御する制御回路とを備え
    るスイッチング電源装置であって、前記制御回路は、前
    記複数の出力リアクトルのうち所定の出力リアクトルに
    流れるリアクトル電流が所定の電流値を超えたことに応
    答して、前記複数のスイッチング回路部のうち前記所定
    の出力リアクトルに対応するスイッチング回路部による
    電力伝送を停止させることを特徴とするスイッチング電
    源装置。
  5. 【請求項5】 前記制御回路が、基準電圧に基づいて前
    記スイッチング電源装置の出力電圧をデルタシグマ変調
    しこれをラッチする複数のラッチ回路と、前記複数の出
    力リアクトルのうち所定の出力リアクトルに流れるリア
    クトル電流が前記所定の電流値を超えたことに応答し
    て、前記複数のラッチ回路のうち前記所定の出力リアク
    トルに対応するラッチ回路の保持値を固定する手段とを
    備えることを特徴とする請求項4に記載のスイッチング
    電源装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005304210A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Renesas Technology Corp 電源ドライバ装置及びスイッチング電源装置
JP2009065802A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Toyota Motor Corp スイッチング電源装置

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