JP2003274404A - ブロックノイズ除去装置 - Google Patents

ブロックノイズ除去装置

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JP2003274404A
JP2003274404A JP2002067288A JP2002067288A JP2003274404A JP 2003274404 A JP2003274404 A JP 2003274404A JP 2002067288 A JP2002067288 A JP 2002067288A JP 2002067288 A JP2002067288 A JP 2002067288A JP 2003274404 A JP2003274404 A JP 2003274404A
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JP2002067288A
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English (en)
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Ryuhei Amano
隆平 天野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ブロックノイズを除去すること
ができるブロックノイズ除去装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 AD変換後のデジタル信号から参照画素
領域内の各画素の画素値を獲得するとともに、上記参照
画素領域内において水平方向に隣接する画素間の差分絶
対値を算出する周辺画素情報生成手段、各差分絶対値に
基づいて、上記注目画素に対して左側および右側のうち
予め定められた側にある隣接画素と上記注目画素との境
界位置がブロック境界であるか否かを判定するブロック
境界判定手段、上記境界位置がブロック境界であると判
定された場合、上記注目画素と上記隣接画素との差分絶
対値およびそれらの画素値の大小関係に基づいて、注目
画素を含む水平ライン上における上記境界位置付近の所
用数からなる補正対象画素の画素値を補正する画素値補
正手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ブロックノイズ
除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DVDに用いられているMPEG圧縮等
のように、ブロック単位で符号化/復号化を行う場合、
復号時の誤差レベルがブロック単位毎に異なることに起
因してブロック境界にノイズ(ブロックノイズ)が発生
することがある。そこで、ブロック境界が予め分かって
いる場合に、ブロック境界付近の前後複数の画素の画素
値を平滑化することにより、ブロックノイズを復号時に
低減させるための技術(以下、第1の従来技術という)
が既に開発されている。この第1の従来技術について説
明する。
【0003】図1は、MPEG2(NTSC用)の原画
像に対する符号化時の画素数とブロック単位を表してい
る。
【0004】MPEG2(NTSC用)の原画像は、水
平画素数が704、垂直画素数が480であり、符号化
単位ブロックの大きさは8画素×8画素である。
【0005】図2は、ブロック境界を示している。
【0006】ここでは、2つの横方向に隣り合うブロッ
クB(M,N)、ブロックB(M+1,N )の境界を示している。
【0007】図3は、図2のブロック境界付近の画素P
m-4,n 〜P m+5,n の信号レベル(黒丸)と、平滑化後の
信号レベル(白丸)とを示している。
【0008】ブロック境界付近の画素P m-4,n 〜P
m+5,n の平滑前の信号レベル(黒丸)からわかるよう
に、平滑化前においては、ブロック境界位置を挟む2つ
の画素P m, n 、P m+1,n のレベル差が大きいため、ブロ
ック境界位置でブロックノイズが発生する。
【0009】ブロック境界付近の画素P m-4,n 〜P
m+5,n の平滑後の信号レベル(白丸)からわかるよう
に、平滑化後においては、ブロック境界部での画素のレ
ベル差が低減されるため、ブロックノイズが発生しなく
なる。
【0010】さらに、従来技術として、ブロック境界が
不明確な場合でも、ブロック境界を検出し、検出したブ
ロック境界付近の前後複数の画素の画素値を平滑化する
ことにより、ブロックノイズを復号時に低減させるため
の技術(第2の従来技術)も既に開発されている(特開
2000−50275号公報参照)。ただし、この第2
の従来技術では、ブロック境界を検出するためには、検
出対象となる映像データのブロックサイズが分かってい
る必要がある。また、第2の従来技術では、画像本来の
輪郭情報(特に、水平、垂直方向の輪郭)が存在する場
合、正確なブロック境界位置の検出は困難である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、MPEG圧
縮された映像の復号後の映像信号がアナログ信号として
入力される機器の中には、液晶プロジェクタのように入
力されたアナログ信号をA/D変換器によってデジタル
信号に変換した後、デジタル信号処理を行うものがあ
る。
【0012】このような機器においては、A/D変換器
のサンプリング周波数によっては、A/D変換後のブロ
ックサイズが、復号時のブロックサイズと異なる場合が
あるので、上記第2の従来技術においてもブロック境界
を検出することができず、ブロックノイズを除去できな
いという問題がある。
【0013】この発明は、ブロック単位で符号化された
後に復号化され、さらにその後にDA変換されたアナロ
グ信号が入力され、アナログ入力信号をデジタル信号に
変換するAD変換器を備えた機器において、ブロックノ
イズを除去することができるブロックノイズ除去装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、所定の大きさのブロック単位で符号化された後に復
号化され、さらにその後にDA変換されたアナログ信号
が入力され、アナログ入力信号をデジタル信号に変換す
るAD変換器を備えた機器におけるブロックノイズ除去
装置において、AD変換器のサンプリングクロック数に
基づいて、AD変換後のデジタル信号に対する符号化単
位ブロックの水平方向サイズを推定し、推定結果に基づ
いて、注目画素をほぼ中心とする、ブロック境界判定に
必要な参照画素領域を決定するブロックサイズ推定手
段、ブロックサイズ推定手段によって決定された参照画
素領域に基づいて、AD変換後のデジタル信号から上記
参照画素領域内の各画素の画素値を獲得するとともに、
上記参照画素領域内において水平方向に隣接する画素間
の差分絶対値を算出する周辺画素情報生成手段、周辺画
素情報生成手段によって算出された各差分絶対値に基づ
いて、上記注目画素に対して左側および右側のうち予め
定められた側にある隣接画素と上記注目画素との境界位
置がブロック境界であるか否かを判定するブロック境界
判定手段、ブロック境界判定手段によって上記境界位置
がブロック境界であると判定された場合、上記注目画素
と上記隣接画素との差分絶対値およびそれらの画素値の
大小関係に基づいて、注目画素を含む水平ライン上にお
ける上記境界位置付近の所用数からなる補正対象画素の
画素値を補正する画素値補正手段を備えていることを特
徴とする。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、ブロックサイズ推定手段は、推定され
た符号化単位ブロックの水平方向サイズと、あらかじめ
定められた参照画素領域の垂直方向サイズとに基づい
て、参照画素領域を決定するものであることを特徴とす
る。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2
に記載の発明において、ブロック境界判定手段は、周辺
画素情報生成手段によって算出された差分絶対値のうち
の水平位置が同じものどうしの差分絶対値群毎にLPF
処理を施し、各LPF処理結果に基づいて、上記境界位
置がブロック境界であるか否かを判定するものであるこ
とを特徴とする。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
に記載の発明において、画素値補正手段は、ブロック境
界判定手段によって上記境界位置がブロック境界である
と判定された場合、上記注目画素と上記隣接画素との差
分絶対値に基づいて、各補正対象画素に対する補正量の
大きさを、上記境界から遠ざかるほど小さくなるように
決定し、上記注目画素と上記隣接画素との画素値の大小
関係に基づいて各補正対象画素に対する補正量の加減方
向を決定し、決定された補正量の大きさおよび加減方向
に基づいて、各補正対象画素の画素値を補正することを
特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図4〜図12を参照して、
この発明の実施の形態について説明する。
【0019】〔1〕ブロックノイズ除去装置の全体的な
構成の説明
【0020】図4は、液晶プロジェクタ内に設けられた
ブロックノイズ除去装置の構成を示している。
【0021】ADC1には、ADC1によるAD変換後
のデジタル信号の水平画素数が、液晶プロジェクタの液
晶パネルに応じた水平画素数となるような周波数のサン
プリングクロックが与えられる。ADC1は、与えられ
たサンプリングクロックに基づいて、液晶プロジェクタ
に入力されるアナログ入力信号をデジタル信号に変換す
る。ここでアナログ入力信号は、8×8のブロック単位
で符号化された後に復号化され、さらにその後にDA変
換された信号である。
【0022】ブロックサイズ推定部2は、ADC1のサ
ンプリングクロック数に基づいて、注目画素をほぼ中心
とする、ブロック境界の判定に必要な参照画素領域を決
定し、参照画素領域情報として出力する。
【0023】ADC1によって得られたデジタル信号
は、周辺画素情報生成部3に送られる。周辺画素情報生
成部3には、ブロックサイズ推定部2から出力される参
照画素領域情報も送られる。
【0024】周辺画素情報生成部3は、参照画素領域情
報に基づいて、ADC1によって得られたデジタル信号
から参照画素領域内の各画素の画素値を獲得するととも
に、上記参照画素領域内において水平方向に隣接する画
素間の差分絶対値と、予め定められた規則に基づいて各
種の差分絶対値の最大値とを算出して出力する。また、
注目画素とその右隣の画素との大小関係を表す符号(そ
れらの差分の符号)を出力する。
【0025】周辺画素情報生成部3からブロック境界判
定部4には、各差分絶対値が送られる。周辺画素情報生
成部3からブロックノイズ補正量制御部5には、注目画
素とその右隣の画素との差分絶対値と、各種の差分絶対
値の最大値とが送られる。周辺画素情報生成部3からブ
ロックノイズ除去部(画素値補正部)6には、参照画素
領域に対して決定される参照画素領域内の画素値補正対
象領域の画素値が送られるとともに注目画素とその右隣
の画素との差分の符号が送られる。
【0026】ブロック境界判定部4には、ブロックサイ
ズ推定部2から出力される参照画素領域情報も送られ
る。ブロック境界判定部4は、参照画素領域内の各差分
絶対値に基づいて、注目画素とその右隣の画素との境界
(ブロック境界判定対象位置)がブロック境界であるか
否かを判定する。ブロック境界判定部4による判定結果
は、ブロックノイズ除去部6に送られる。
【0027】ブロックノイズ補正量制御部5には、ブロ
ックサイズ推定部2から出力される参照画素領域情報も
送られる。ブロックノイズ補正量制御部5は、注目画素
とその右隣の画素との差分絶対値と各種の差分絶対値の
最大値とに基づいて、ブロックノイズの補正量を算出す
る。ブロックノイズ補正量制御部5によって算出された
ブロックノイズの補正量は、ブロックノイズ除去部6に
送られる。
【0028】ブロックノイズ除去部6には、ブロックサ
イズ推定部2から出力される参照画素領域情報も送られ
る。ブロックノイズ除去部6は、ブロック境界判定部4
によってブロック境界判定対象位置がブロック境界であ
ると判定された場合、ブロックノイズ補正量制御部5に
よって算出された補正量および注目画素とその右隣の画
素との差分値の符号に基づいて、画素値補正対象領域の
画素値を補正する。
【0029】〔2〕ブロックサイズ推定部2の動作の説
【0030】ここでは、アナログ入力信号が、図1に示
すMPEG2のNTSC用の映像信号である場合を例に
とって説明する。
【0031】上述したように、液晶パネルの水平画素数
は予めわかっているので、これに応じてADC1による
AD変換後のデジタル信号に要求される水平画素数が決
まる。AD変換後のデジタル信号に要求される水平画素
数が決まれば、ADC1に与えられるサンプリングクロ
ックの周波数(サンプリングクロック数)が決まる。ブ
ロックサイズ推定部2は、まず、ADC1によって得ら
れるデジタル信号に対する符号化単位ブロックの水平方
向サイズを推定する。そして、推定したブロックの水平
方向サイズに基づいて、参照画素領域情報を生成する。
【0032】図5(a)は復号時のブロックの水平方向
サイズを、図5(b)はAD変換後のデジタル信号に要
求される水平画素数が1024の場合に推定されるブロ
ックの水平方向サイズを、図4(c)はAD変換後のデ
ジタル信号に要求される水平画素数が1280の場合に
推定されるブロックの水平方向サイズを、それぞれ示し
ている。
【0033】ブロックの水平方向サイズは、{(復号時
のブロックの水平方向サイズ)×(AD変換後のデジタ
ル信号に要求される水平画素数)÷(原画像の水平画素
数)}の値によって決定される。
【0034】復号時のブロックの水平方向サイズを8、
原画像の水平画素数を704とすると、AD変換後のデ
ジタル信号に要求される水平画素数が1024の場合に
は、ブロックの水平方向サイズは、11〜12画素と推
定される。また、AD変換後のデジタル信号に要求され
る水平画素数が1280の場合には、ブロックの水平方
向サイズは14〜15画素と推定される。
【0035】推定されたブロックの水平画素数をXとす
ると、参照画素領域は、水平画素数が(2X+2)で、
垂直画素数が10〜20の大きさの領域となる。垂直画
素数を大きくするほどブロック境界の判定精度が高くな
る。
【0036】以下の説明では、説明を簡単にするため
に、推定されたブロックの水平画素数Xを6とし、参照
画素領域の水平画素数を14とする。また、参照画素領
域の垂直画素数を3とする。つまり、参照画素領域は、
図7に示すように、注目画素をほぼ中央に含み、水平画
像数が14で垂直ライン数が3の大きさの領域となる。
【0037】〔3〕周辺画素情報生成部3についての説
【0038】図6は、周辺画素情報生成部3の構成を示
している。周辺画素情報生成部3は、遅延部31、差分
絶対値算出部32ならびに最大値検出部33を備えてい
る。
【0039】遅延部31は、ブロックサイズ推定部2か
ら送られてくる参照画素領域情報に基づいて、参照画素
領域(上記例では3行14列の領域)内の各画素の画素
値をパラレルに出力する。
【0040】差分絶対値算出部32は、遅延部31から
得られる参照画素領域内の各画素の画素値に基づいて、
各水平ライン毎に、水平方向に並ぶ隣接画素間の差分絶
対値を算出するとともに各差分絶対値に対応する差分結
果の符号を生成する。
【0041】たとえば、図7に示すように、参照画素領
域の画素および画素値を、P[-6,-1]〜P[+7,+1]で表すと
する。P[0,0]が注目画素である。
【0042】ライン0(注目ライン)での隣接画素間の
差分絶対値を、D0[0] 〜D0[12]で表すとする。ここで、
D0[0] =|P[-6,0] −P[-5,0] |である。また、ライン
−1(注目ラインより1ライン上のライン)での隣接画
素間の差分絶対値を、Dm[0]〜Dm[12]で表すとする。さ
らに、ライン+1(注目ラインより1ライン下のライ
ン)での隣接画素間の差分絶対値を、Dp[0] 〜Dp[12]で
表すとする。
【0043】最大値検出部33は、差分絶対値算出部3
2から得られる各差分絶対値に基づいて、次のような各
種の最大値を算出する。なお、図7に示すように、領域
A とは、D0[1] 〜D0[5] 、Dm[1] 〜Dm[5] 、Dp[1] 〜Dp
[5] を含む左側領域をいい、領域B とは、D0[7] 〜D0[1
1] 、Dm[7] 〜Dm[11]、Dp[7] 〜Dp[11]を含む左側領域
をいう。
【0044】D0_MAX _A : 領域A内のD0[1] 〜D0
[5] のうちの最大値( この例では、D0[4] ) D0_MAX _B : 領域B内のD0[7] 〜D0[11]のうちの最
大値( この例では、D0[10]) D0_MAX : 領域A、Bの範囲内のD0[1] 〜D0[11]のう
ちの最大値( この例では、D0[4] ) D0_MAX −1: D0_MAX の左側に隣接する差分絶対値
( この例では、D0[3]) D0_MAX +1: D0_MAX の右側に隣接する差分絶対値
( この例では、D0[5])
【0045】Dm[max] : D0_MAX の位置に対応するラ
イン−1上の差分絶対値( この例では、Dm[4] ) Dm[max-1] : Dm[max] の左側に隣接する差分絶対値(
この例では、Dm[3] ) Dm[max+1] : Dm[max] の右側に隣接する差分絶対値(
この例では、Dm[5] )
【0046】Dp[max] : D0_MAX の位置に対応するラ
イン+1上の差分絶対値( この例では、Dp[4] ) Dp[max-1] : Dp[max] の左側に隣接する差分絶対値(
この例では、Dp[3] ) Dp[max+1] : Dp[max] の右側に隣接する差分絶対値(
この例では、Dp[5] )
【0047】Dm_MAX : D0_MAX が存在する領域内(
この例では領域A)で最大となるDm値( この例では、Dm
[1] ) Dp_MAX : D0_MAX が存在する領域内( この例では領
域A)で最大となるDp値( この例では、Dp[4] )
【0048】〔4〕ブロック境界判定部4についての説
【0049】図8は、ブロック境界判定部4の構成を示
している。
【0050】ブロック境界判定部4は、LPF41、最
大値検出部42および判定部43を備えている。
【0051】LPF41は、参照画素領域において周辺
画素情報生成部3によって算出された差分絶対値D0[0]
〜D0[12],Dm[0] 〜Dm[12],Dp[0] 〜Dp[12]に対して垂
直方向にLPF処理を行う。
【0052】つまり、図9に示すように、3つのライン
の同じ水平位置の差分絶対値に対してLPF処理を行っ
て、DF[0] 〜DF[12]を得る。たとえば、DF[0] =(Km・
Dm[0] +K0・D0[0] +Kp・Dp[0] )となる。Km,K0,Kp
はLPFのタップ係数である。
【0053】最大値検出部42は、LPF41から得ら
れるLPF処理後の各差分絶対値DF[0] 〜DF[12]に基づ
いて、次のような最大値を算出する。なお、図9に示す
ように、領域Aoutとは、DF[1] 〜DF[2] を含む領域を、
領域Ain とは、DF[3] 〜DF[5] を含む領域を、領域Bin
とは、DF[7] 〜DF[9] を含む領域を、領域Boutとは、DF
[10]〜DF[11]を含む領域を、それぞれ言う。
【0054】DF_MAX _in: 領域Ain および領域Bin
の範囲で最大となるDF値 DF_MAX _Aout: 領域Aoutの範囲で最大となるDF値 DF_MAX _Bout: 領域Boutの範囲で最大となるDF値
【0055】判定部43は、LPF41によって得られ
たLPF処理後の各差分絶対値DF[0] 〜DF[12]と、最大
値検出部42によって得られた各種最大値DF_MAX _i
n,DF_MAX _Aout,DF_MAX _Boutとに基づいて、注
目画素P[0,0]とその右隣の画素P[+1,0] との境界( ブロ
ック境界判定対象位置) が、ブロック境界であるか否か
を判定する。
【0056】つまり、判定部43は、次式(1) の条件を
満たしているか否かを判定し、次式(1) の条件を満たし
ている場合に、上記ブロック境界判定対象位置が、ブロ
ック境界であると判定する。
【0057】DF[6] >DF_MAX _in かつ DF[0] >MAX _Aout かつ DF[12]>DF_MAX _Bout …(1)
【0058】上記ブロック境界判定対象位置が、ブロッ
ク境界であると判定した場合には、判定値”1”の信号
を、ブロック境界でないと判定した場合には、判定値”
0”の信号を出力する。
【0059】〔5〕ブロックノイズ補正量制御部5につ
いての説明
【0060】図10は、ブロックノイズ補正量制御部5
の構成を示している。
【0061】ブロックノイズ補正量制御部5は、ゲイン
算出部51、ゲイン補正部52および補正量算出部53
を備えている。
【0062】ゲイン算出部51は、ブロック境界判定対
象位置(注目画素P[0,0]とその右隣の画素P[+1,0] との
境界)の差分絶対値D0[6] と、予め定められた差分絶対
値−ゲイン特性とに基づいて、ブロックノイズ補正量を
制御するためのゲインを算出する。
【0063】予め定められた差分絶対値−ゲイン特性
は、図10に示すように、差分絶対値D0[6] が所定の閾
値以下ではゲインGが一定値となり、差分絶対値D0[6]
が所定の閾値を越えるとゲインGが上記一定値から徐々
に低下する特性を有している。
【0064】ゲイン補正部52は、周辺画素情報生成部
3から得られる各種最大値に基づいて、ゲイン算出部5
1から得られるゲインGを補正する。
【0065】つまり、ゲイン補正部52は、まず、次式
(2) ,(3)の条件を全て満たしているか否かを判定する。
【0066】Dm[max] ≧Dm_MAX かつ Dp[max] ≧Do_MAX …(2)
【0067】{ Dm[max-1]<Dm[max] >Dm[max+1] かつ
D0 _MAX −1<D0_MAX >D0_MAX +1かつDp[max-1]
<Dp[max] >Dp[max+1] }または { Dm[max-1]<Dm[max] ≦Dm[max+1] かつD0 _MAX −
1<D0_MAX ≦D0_MAX +1かつDp[max-1]<Dp[max]
≦Dp[max+1] } または { Dm[max-1]≧Dm[max] >Dm[max+1] かつD0 _MAX −
1≧D0_MAX >D0_MAX +1かつDp[max-1]≧Dp[max]
>Dp[max+1] } …(3)
【0068】そして、式(2),(3) の条件を全て満たして
いる場合には、ゲイン補正部52は、上記ブロック境界
判定対象位置以外に境界成分( 映像中の輪郭成分) が存
在する可能性があると判断し、ゲイン算出部51から得
られるゲインGを低減または0にする。式(2),(3) の条
件の少なくとも一方の条件を満たしていない場合には、
ゲイン補正部52は、ゲイン算出部51から得られるゲ
インGをそのまま出力する。ゲイン補正部52から出力
されるゲインをG’で表すことにする。
【0069】補正量算出部53は、ブロック境界判定対
象位置の差分絶対値D0[6] に、ゲイン補正部52によっ
て得られるゲインG’を乗算し、その乗算結果(G’×
D0[6] )を補正量として出力する。
【0070】〔6〕ブロックノイズ除去部6についての
説明
【0071】図11は、ブロックノイズ除去部6の構成
を示している。
【0072】ブロックノイズ除去部6は、カウンタ6
1、画素位置別補正量選択部62、加算器63およびセ
レクタ64を備えている。
【0073】カウンタ61には、ブロック境界判定部4
からの判定結果(判定値”1”または”0”)が入力す
る。判定値が”1”の場合には、補正対象領域画素数に
応じた数値のカウントを開始する。補正対象領域画素数
は、ブロックサイズ推定部2によって求められたブロッ
クの水平画素数と同じ数に設定される。また、補正対象
領域画素は、注目画素およびその前後の画素からなり、
この例では、P[-2,0],P[-1,0],P[0,0],P[+1,0],P[+2,
0],P[+3,0]に設定されている。
【0074】したがって、この例では、カウンタ61
は、判定値が”1”の場合には、1〜6までの数字を順
次カウントし、カウント値が6になると、その次は初期
値0に戻る。なお、判定値が”0”の場合には、カウン
タ61はカウント動作を行わない。
【0075】画素位置別補正量選択部62は、カウンタ
61のカウント値に基づいて、処理対象画素の位置を決
定し、これによりその画素に対応する補正量を決定する
ための係数の絶対値を決定する。これは、ブロック境界
判定位置から遠い画素ほど補正量を減少させるためであ
る。この例では、P[-2,0],P[-1,0],P[0,0],P[+1,0],P[+
2,0],P[+3,0]それぞれに対する係数K1,K2,K3,K4,K5,K6
の絶対値は、1/8,1/4,1/2,1/2,1/4,1/8 に決定される。
【0076】また、ブロック境界判定位置の隣接画素差
分値(P[0,0]-P[+1,0]) の符号に基づいて、各処理対象
画素に対応する係数の符号を決定する。これは、ブロッ
ク境界判定位置を境として、右側と左側とでは補正量の
加減算が逆になるからである。この例では、ブロック境
界判定位置の隣接画素差分値(P[0,0]-P[+1,0]) の符号
が正(+) の場合には、ブロック境界判定位置の左側の画
素に対する補正量には−を付加し、ブロック境界判定位
置の隣接画素差分値(P[0,0]-P[+1,0]) の符号が負(-)
の場合には、ブロック境界判定位置の右側の画素に対す
る補正量に−を付加する。
【0077】そして、各処理対象画素に対する補正量
を、ブロックノイズ補正量制御部5から送られてくる補
正量に、その処理対象画素に対応する係数Ki(i=1,2,…
6)を乗算することにより生成する。
【0078】加算器63は、周辺画素情報生成部3から
送られてくる補正対象画素の画素値P[-2,0],P[-1,0],P
[0,0],P[+1,0],P[+2,0],P[+3,0]に、画素位置別補正量
選択部62によって生成された対応する補正量を加算す
る。
【0079】セレクタ64には、周辺画素情報生成部3
から送られてくる補正対象画素の画素値P[-2,0],P[-1,
0],P[0,0],P[+1,0],P[+2,0],P[+3,0]と、加算器63に
よって算出された補正対象画素の補正画素値とが入力す
る。セレクタ64は、カウンタ61のカウンタ値が0の
場合には、周辺画素情報生成部3から送られてくる補正
対象画素の画素値P[-2,0],P[-1,0],P[0,0],P[+1,0],P[+
2,0],P[+3,0]をそのまま出力する。カウンタ61のカウ
ンタ値が0以外の場合には、セレクタ64は、そのカウ
ント値に応じた画素に対応する補正画素値を出力する。
【0080】図12に示すように、注目画素P[0,0]とそ
の右隣の画素P[+1,0] との境界のブロック境界判定対象
位置がブロック境界であると判定された場合には、補正
対象画素の画素値P[-2,0],P[-1,0],P[0,0],P[+1,0],P[+
2,0],P[+3,0]は、次のように補正される。
【0081】 (a)P[0,0]−P[+1,0] <0の場合( P'[0,0] =P[0,0]+G'×D0[6]/2 P'[-1,0]=P[-1,0] +G'×D0[6]/4 P'[-2,0]=P[-2,0] +G'×D0[6]/8 P'[+1,0]=P[+1,0] − G' ×D0[6]/2 P'[+2,0]=P[+2,0] −G'×D0[6]/4 P'[+3,0]=P[+3,0] −G'×D0[6]/8
【0082】 (b)P[0,0]−P[+1,0] ≧0の場合( P'[0,0] =P[0,0]−G'×D0[6]/2 P'[-1,0]=P[-1,0] −G'×D0[6]/4 P'[-2,0]=P[-2,0] −G'×D0[6]/8 P'[+1,0]=P[+1,0] + G' ×D0[6]/2 P'[+2,0]=P[+2,0] +G'×D0[6]/4 P'[+3,0]=P[+3,0] +G'×D0[6]/8
【0083】上記実施の形態では、水平方向のブロック
境界を判定して、その境界部でのブロックノイズを除去
しているが、同様な方法によって垂直方向のブロック境
界を判定して、その境界部でのブロックノイズを除去す
ることもできる。垂直方向のブロック境界を判定して、
その境界部でのブロックノイズを除去する場合には、ブ
ロックサイズ推定部2では、まず、次のようにしてブロ
ックの垂直方向サイズを推定する。
【0084】つまり、ブロックの垂直方向サイズは、
{(復号時のブロックの垂直方向サイズ)×(AD変換
後のデジタル信号に要求される垂直画素数)÷(原画像
の垂直画素数)}の値によって決定される。復号時のブ
ロックの垂直方向サイズを8、原画像の垂直画素数を4
80とすると、AD変換後のデジタル信号に要求される
垂直画素数が480の場合には、ブロックの垂直方向サ
イズは、8画素と推定される。
【0085】そして、推定したブロックの垂直方向サイ
ズに基づいて、参照画素領域情報を生成する。つまり、
推定されたブロックの垂直画素数をYとすると、参照画
素領域は、垂直画素数が(2Y+2)で、水平画素数が
33程度の大きさの領域となる。水平画素数を大きくす
るほどブロック境界の判定精度が高くなる。
【0086】なお、この発明は、液晶プロジェクタの
他、デジタルTV、PDP表示装置、有機ELディスプ
レイを備えた表示装置等にも適用することができる。
【0087】
【発明の効果】この発明によれば、ブロック単位で符号
化された後に復号化され、さらにその後にDA変換され
たアナログ信号が入力され、アナログ入力信号をデジタ
ル信号に変換するAD変換器を備えた機器において、ブ
ロックノイズを除去することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】MPEG2(NTSC用)の画像データを示す
模式図である。
【図2】図1の画像データのブロック境界を示す模式図
である。
【図3】図2のブロック境界付近の画素P m-4,n 〜P
m+5,n の信号レベル(黒丸)と、平滑化後の信号レベル
(白丸)とを示すグラフである。
【図4】液晶プロジェクタ内に設けられたブロックノイ
ズ除去装置の構成を示すブロック図である。
【図5】アナログ入力信号に対するブロックの水平サイ
ズ、推定された液晶パネルの水平画素数が1024の場
合に推定されるブロックの水平サイズおよび推定された
液晶パネルの水平画素数が1280の場合に推定される
ブロックの水平サイズをそれぞれ示す模式図である。
【図6】周辺画素情報生成部3の構成を示すブロック図
である。
【図7】参照画素領域の画素の画素値、差分絶対値算出
部32から得られる各差分絶対値および最大値検出部3
3によって得られる各種の最大値を示す模式図である。
【図8】ブロック境界判定部4の構成を示すブロック図
である。
【図9】LPF41によって得られるLPF処理後の絶
対差分値および最大値検出部42によって得られる各種
の最大値を示す模式図である。
【図10】ブロックノイズ補正量制御部5の構成を示す
ブロック図である。
【図11】ブロックノイズ除去部6の構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】注目画素P[0,0]とその右隣の画素P[+1,0] と
の境界のブロック境界判定対象位置がブロック境界であ
ると判定された場合の補正対象画素を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 ADC 2 ブロックサイズ推定部 3 周辺画素情報生成部 4 ブロック境界判定部 5 ブロックノイズ補正量制御部5 6 ブロックノイズ除去部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC01 CE02 CE05 CH08 5C021 PA34 PA57 PA85 PA86 RB08 YA01 YC08 YC10 5C059 KK03 LA01 MA00 MA21 PP25 SS13 TA68 TB08 TC02 TC42 TD05 TD12 UA02 UA12 5C077 LL02 MP01 MP08 PP02 PP43 PP47 PP68 PQ08 PQ12 PQ20 PQ25 5C078 AA04 BA53 CA21 DA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の大きさのブロック単位で符号化さ
    れた後に復号化され、さらにその後にDA変換されたア
    ナログ信号が入力され、アナログ入力信号をデジタル信
    号に変換するAD変換器を備えた機器におけるブロック
    ノイズ除去装置において、 AD変換器のサンプリングクロック数に基づいて、AD
    変換後のデジタル信号に対する符号化単位ブロックの水
    平方向サイズを推定し、推定結果に基づいて、注目画素
    をほぼ中心とする、ブロック境界判定に必要な参照画素
    領域を決定するブロックサイズ推定手段、 ブロックサイズ推定手段によって決定された参照画素領
    域に基づいて、AD変換後のデジタル信号から上記参照
    画素領域内の各画素の画素値を獲得するとともに、上記
    参照画素領域内において水平方向に隣接する画素間の差
    分絶対値を算出する周辺画素情報生成手段、 周辺画素情報生成手段によって算出された各差分絶対値
    に基づいて、上記注目画素に対して左側および右側のう
    ち予め定められた側にある隣接画素と上記注目画素との
    境界位置がブロック境界であるか否かを判定するブロッ
    ク境界判定手段、 ブロック境界判定手段によって上記境界位置がブロック
    境界であると判定された場合、上記注目画素と上記隣接
    画素との差分絶対値およびそれらの画素値の大小関係に
    基づいて、注目画素を含む水平ライン上における上記境
    界位置付近の所用数からなる補正対象画素の画素値を補
    正する画素値補正手段、 を備えていることを特徴とするブロックノイズ除去装
    置。
  2. 【請求項2】 ブロックサイズ推定手段は、推定された
    符号化単位ブロックの水平方向サイズと、あらかじめ定
    められた参照画素領域の垂直方向サイズとに基づいて、
    参照画素領域を決定するものであることを特徴とする請
    求項1に記載のブロックノイズ除去装置。
  3. 【請求項3】 ブロック境界判定手段は、周辺画素情報
    生成手段によって算出された差分絶対値のうちの水平位
    置が同じものどうしの差分絶対値群毎にLPF処理を施
    し、各LPF処理結果に基づいて、上記境界位置がブロ
    ック境界であるか否かを判定するものであることを特徴
    とする請求項1および2のいずれかに記載のブロックノ
    イズ除去装置。
  4. 【請求項4】 画素値補正手段は、ブロック境界判定手
    段によって上記境界位置がブロック境界であると判定さ
    れた場合、上記注目画素と上記隣接画素との差分絶対値
    に基づいて、各補正対象画素に対する補正量の大きさ
    を、上記境界から遠ざかるほど小さくなるように決定
    し、上記注目画素と上記隣接画素との画素値の大小関係
    に基づいて各補正対象画素に対する補正量の加減方向を
    決定し、決定された補正量の大きさおよび加減方向に基
    づいて、各補正対象画素の画素値を補正することを特徴
    とする請求項1、2および3のいずれかに記載のブロッ
    クノイズ除去装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005531195A (ja) * 2002-06-25 2005-10-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ブロック歪を検知する方法
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US8644639B2 (en) 2008-11-06 2014-02-04 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for reduction of block noise
CN114360453A (zh) * 2021-12-09 2022-04-15 青岛信芯微电子科技股份有限公司 一种噪声去除方法、装置、显示设备、芯片及介质

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