JP2003274198A - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法及び画像処理装置

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JP2003274198A
JP2003274198A JP2002076855A JP2002076855A JP2003274198A JP 2003274198 A JP2003274198 A JP 2003274198A JP 2002076855 A JP2002076855 A JP 2002076855A JP 2002076855 A JP2002076855 A JP 2002076855A JP 2003274198 A JP2003274198 A JP 2003274198A
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Japan
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screen
image
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color
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JP2002076855A
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Ryuichi Ishizuka
隆一 石塚
Mari Kodama
真里 児玉
Yasushi Nishide
康司 西出
Joji Sunada
浄ニ 砂田
Satoru Yoshikawa
悟 芳川
Naomi Yara
直美 屋良
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/52Circuits or arrangements for halftone screening

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  • Color, Gradation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 階調再現性が要求される画像と細線再現性が
要求される画像のが混在しているときに、低コストでか
つ迅速にそれぞれの画像を適正に処理可能とする。 【解決手段】 スクリーン処理部42では、混在タイプ
のスクリーン処理が設定されると、CMYの各色版の画
像信号を処理するときに、スクリーン周波数の低い三角
波58Aをコンパレータ60に入力し、K版の画像信号
を処理するときに、スクリーン周波数の高い三角波58
Bをコンパレータ60に入力する。これにより、CMY
の各色は滑らかな階調の画像を形成し、K色は細線重視
の画像を形成するため、階調重視の画像と細線重視の画
像が混在していても、それぞれの画像を高品質で記録紙
に形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理端末上で
各種アプリケーション等によって作成された画像データ
又は描画命令に対して画像処理を行うときの画像処理方
法及び画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高精度のカラープリンタ等の出力
装置が普及しており、高精度の印刷出力が要求されるD
TP(Desktop Publishing)の分野においても、パーソ
ナルコンピュータやワークステーション等の処理装置上
で、画像の作成、加工、編集等を行うことにより作成し
たページレイアウトを用いて、印刷版を露光するための
フィルムの作成に先立って、校正等を行うときに用いら
れている。
【0003】このようなカラープリンタでは、階調表現
に所謂スクリーン処理が行われている。スクリーン処理
は、多値化データを2値化データに変換することであ
り、これにより、印刷用の製版フィルム等に用いること
ができる網点画像が得られる。
【0004】スクリーン処理においては、階調数を大き
くして滑らかな階調で画像等を表現するときには、スク
リーン周波数を比較的低く(スクリーン線数を少なく)
し、また、スクリーン周波数を比較的高くすることによ
り、中間階調の細線再現性を高くすることができる。
【0005】すなわち、写真画像等の階調表現が重要な
画像に対しては、比較的低いスクリーン周波数でのスク
リーン処理を行うことが好ましく、線画等の高解像度が
要求される画像に対しては、比較的高いスクリーン周波
数でのスクリーン処理が好ましい。
【0006】ところで、カラープリンタには、印刷機能
の中に、スクリーン処理を行うときのスクリーン線(ス
クリーンでの周波数)の切換が可能なものがあり、例え
ば、自然画や写真画像などの階調再現が重要な画像に用
いる階調重視スクリーン(階調重視モード)と、文字や
地図などの細線の再現が重要となる画像に用いる細線重
視スクリーン(細線重視モード)と、を切り換えるよう
にしたものがある。
【0007】しかし、このようなスクリーン線の切換機
能では、同一のページ上に細線再現が重要となる画像
と、階調再現が重要となる画像が混在するときには、何
れか一方にしか対応させることができないという問題が
ある。
【0008】ここから、特開2001−53969号公
報では、ページ内の任意の領域の画像データをサンプリ
ングして、各画像モード(階調重視モード、細線重視モ
ード)で再現したときの画像の再現性を、元データと比
較して、該当する領域に対して最適なモード(スクリー
ン線数)を自動的に選択する提案が成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案を実施するためには、画像のサンプリングと最適な画
像モードを選択可能とするために、複雑なハードウェア
を設ける必要があり、コスト上昇につながってしまう。
または、複雑なソフトウェア処理を行う必要があるため
に、生産性が低下してしまうという問題も生じる。
【0010】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、階調再現性を損ねることなく、細線再現性を向上
させることにより、印刷出力した画像の品質向上を図る
ことができる画像処理方法及び画像処理装置を提案する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、画像処理端末から入力される画像データ又
は描画命令に基づいて画像処理を行うときに、スクリー
ン周波数を低くした階調重視のスクリーン処理及びスク
リーン周波数を高くした細線重視のスクリーン処理を行
う画像処理方法であって、前記画像データをCMYKの
各色の画像信号に分割して、それぞれの画像信号に対し
てスクリーン処理を行うときに、前記CMYKの何れか
少なくとも1色と他の色との間で前記スクリーン周波数
を切り換えてスクリーン処理を行うことを特徴とする。
【0012】この発明によれば、画像データをCMYK
の各色の画像信号に分割して、それぞれの画像信号に対
してスクリーン処理を行うときに、何れか少なくとも1
色の画像信号に対して、細線重視のスクリーン処理を行
う。
【0013】これにより、細線重視のスクリーン処理し
た色は、高解像度となり、また、それ以外の色は、滑ら
かな階調となり、カラー画像を形成する色によって細線
重視の画像と階調重視の画像を合わせて形成することが
可能となる。
【0014】また、請求項2に係る発明は、前記K色の
画像信号をスクリーン処理するときのスクリーン周波数
を高くすると共に、前記CMYの各色の画像信号をスク
リーン処理するときのスクリーン周波数を低くしている
ことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、K色の画像に対しての
み、細線重視のスクリーン処理を行い、CMYの各色に
対しては、階調重視のスクリーン処理を行う。
【0016】一般に、階調再現が重要となる画像は、C
MYの各色が多用されており、ここからCMYの各色の
階調が滑らかとなるようにスクリーン処理を行うことに
より、高品質のカラー画像を形成することができる。ま
た、文字や地図等の画像は、K色が用いられていること
が多く、ここから、K色に対しては、高精度で画像が形
成されるようにスクリーン処理を行うことにより、文字
や地図上の細線がつぶれるのを確実に防止することがで
きる。
【0017】したがって、自然画や写真画像などの階調
再現性が重視される画像と文字や地図等の細線の再現性
が重視される画像が、1ページ中に混在していても、そ
れぞれの画像を適正にスクリーン処理して高品質に仕上
げることができる。
【0018】このような本発明に適用される画像処理装
置は、画像処理端末から入力される画像データ又は描画
命令に基づいて画像処理する画像処理装置であって、階
調重視用に設定されたスクリーン周波数でスクリーン処
理を行う階調重視スクリーン処理手段と、細線重視用に
前記スクリーン周波数よりも高く設定されたスクリーン
周波数でスクリーン処理を行う細線重視スクリーン処理
手段と、階調重視、細線重視又は階調重視と細線重視の
混合処理の何れかに設定する設定手段と、前記設定手段
によって混合処理が設定されたときに前記画像データを
分解したCMYKの各色の画像信号の何れか少なくとも
1色の画像信号に対して前記細線重視スクリーン処理手
段でスクリーン処理すると共に他の色の画像信号に対し
て前記階調重視スクリーン処理手段でスクリーン処理す
るように選択する選択手段と、を含むことができる。
【0019】これにより、階調重視の画像と細線重視の
画像が混在していても、低コストで、かつ迅速に、それ
ぞれの画像を高品質に仕上げることができると。
【0020】このような本発明の画像処理装置では、、
前記選択手段が、前記K色の画像データのみを前記細線
重視スクリーン処理手段でスクリーン処理するように選
択するものであっても良い。
【0021】また、選択手段は、細線重視の色が設定さ
れているときには、該当する色のスクリーン処理を細線
重視で行い、他の色のスクリーン処理を階調重視で行う
ものであっても良く、これにより、K色以外の色で文字
や地図等が形成されていても、適正な処理が可能とな
る。
【0022】また、本発明の画像処理装置は、前記設定
手段を前記画像処理端末に設けることができる。
【0023】さらに、本発明の画像処理装置は、前記選
択手段が、前記階調重視用に設定されているスクリーン
周波数及び前記細線重視用に設定されているスクリーン
周波数のスクリーン信号を発生する発振手段と、スクリ
ーン処理する色の画像信号に合わせて前記発振手段から
出力するスクリーン周波数を切り変える切換手段と、を
含むものであっても良い。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に適
用したネットワーク10の概略構成を示している。この
ネットワーク10は、本発明を適用した画像処理装置と
して設けられているプリントサーバ12と、画像処理端
末として設けられている複数のクライアント端末14と
が、通信回線16を介してネットワーク接続されてい
る。
【0025】また、プリントサーバ12には、印刷出力
装置としてプリンタ18が接続されており、プリントサ
ーバ12は、クライアント端末14から出力される印刷
ジョブを受信すると、この印刷ジョブに応じた印刷出力
を実行する。なお、以下では、画像処理装置をプリント
サーバとして用いて説明するが、本発明の画像処理装置
は、これに限らずクライアント端末14とネットワーク
接続されたファイルサーバ等の各種の中間サーバに設け
て画像処理を行なうものであっても良い。
【0026】プリントサーバ12及びクライアント端末
14には、ネットワークインターフェイス(ネットワー
クI/F)20、22が設けられており、このネットワ
ークI/F20、22を介してそれぞれが通信回線16
に接続している。また、プリントサーバ12は、Ethern
et(R)などの双方向インターフェイス(双方向I/
F)24を備えており、この双方向I/F24を介して
プリンタ18に接続している。このプリントサーバ12
に接続するプリンタ18は複数でも良く、使用する双方
向I/F24も複数ないし複数種類でも良い。
【0027】なお、複数のクライアント端末14とプリ
ントサーバ12のネットワーク接続は、Apple Talk(ア
ップルトーク)、Ethernet(R)(イーサーネット、例
えばEthernet(R) Talkなど)等のLAN(Local Are
a Network)接続を適用してもよく、また、WAN(Wid
e Area Network)接続を適用してもよい。すなわち、任
意のネットワークプロトコルによる接続を適用すること
ができる。
【0028】このようなプリントサーバ12は、パーソ
ナルコンピュータ(PC)に所定の機能を備えたPCI
ボードを追加するなどして構成することができる。ま
た、プリントサーバ12は、キーボード、マウス等の入
力デバイスやCRTディスプレイやLCDディスプレイ
等の表示デバイスを備えており、表示デバイスに表示し
た画像に対する処理及び表示画像を印刷出力するWYS
IWYG機能を備えたものであっても良い。
【0029】プリントサーバ12には、プリンタ18を
制御するプリントコントローラ26と共に画像処理部2
8が設けられている。画像処理部28は、クライアント
端末14から印刷ジョブとして入力される画像データや
描画データなどのジョブデータに基づいてラスタデータ
を生成するRIP処理を行なう。
【0030】また、プリントサーバ12では、入力され
た印刷ジョブを処理待ちキューに格納すると共に、処理
待ちキューに格納している印刷ジョブを順に読み出し
て、画像処理(RIP処理)を実行し、画像処理されて
プリンタ18へ出力されるデータ(ラスタデータ)を印
刷待ちキューに格納して、この印刷待ちキューからプリ
ンタ18へ順に出力する。また、プリントサーバ12で
は、印刷処理が指定されていないか印刷処理の実行がで
きないジョブを保持キューに格納して保持する一般的構
成となっている。なお、このようなプリントサーバ12
は、従来公知の種々の構成を用いることができ、本実施
の形態では、詳細な説明を省略する。
【0031】一方、クライアント端末14は、各種のア
プリケーション30を備えており、アプリケーション3
0を用いて、画像の作成、加工、編集等の画像処理や文
書作成等を行う。また、作成した画像データ又は描画デ
ータと各種の処理指示とを印刷ジョブとしてプリントサ
ーバ12へ送信することにより、プリントサーバ12
は、この印刷ジョブに対して指定された画像処理を施し
てプリンタ18へ出力する。これにより、印刷ジョブに
応じた印刷物が得られる。
【0032】また、プリントサーバ12には、印刷機能
設定部32が設けられており、印刷ジョブ等のジョブを
受信すると、印刷ジョブで指定されている各種の印刷機
能の設定を行う。なお、プリントサーバ12では、従来
公知の各種の印刷機能の設定が可能となっており、印刷
機能設定部32では、印刷ジョブで指定されている印刷
機能を判断し、それぞれの印刷機能が画像処理部28及
びプリンタコントローラ26で実行されるように設定す
るが、本実施の形態では、詳細な説明を省略する。
【0033】一方、クライアント端末14には、プリン
トサーバ12に設けられている各種の印刷機能の設定を
行うためのドライバソフト40(プリンタドライバ)が
組み込まれており、クライアント端末14では、アプリ
ケーション30によって作成された画像データや描画命
令に対する印刷処理等の依頼を行うときに、ドライバソ
フト40を用いることにより、プリントサーバ12に設
けられている各種の印刷機能の設定を行うことができる
ようになっている。
【0034】ところで、プリントサーバ12では、スク
リーン処理が可能となっており、これにより、階調重視
の写真モードと、細線重視の地図モードの切換が可能と
なっている。
【0035】これに合わせて、クライアント端末14で
は、ドライバソフト40を用いて、モード選択が可能と
なっている。すなわち、スクリーンタイプの選択が可能
となっている。
【0036】図2には、クライアント端末14上でスク
リーンタイプの切り換えを行うためのユーザインターフ
ェイスの一例とする設定ダイアログ34を示している。
この設定ダイアログ34は、例えば印刷処理を指定した
状態でスクリーンタイプを選択することにより表示され
る。
【0037】この設定ダイアログ34には、スクリーン
タイプとして「階調重視(写真モード)」と、「細線重
視(地図モード)」の選択が可能となっている。また、
設定ダイアログ34では、スクリーンタイプとして「混
合タイプ」の選択も可能となっている。なお、ユーザイ
ンターフェイスとしては、これに限るものではなく、任
意の構成を適用することができる。また、本実施の形態
では、クライアント端末14で選択及び設定を行うよう
にしているが、プリントサーバ12上で選択及び設定が
可能であっても良い。
【0038】一方、記録紙上に画像を形成するとの中間
濃度の表現には、万線と網点があり、スクリーン処理に
は、万線スクリーン処理と網線スクリーン処理がある。
【0039】本発明は、何れのスクリーン処理を用いる
ものであっても良く、以下では、万線スクリーン処理
と、網線スクリーン処理のそれぞれについて説明する。
【0040】図3には、万線スクリーン処理を可能とす
るスクリーン処理部42の機能ブロック図を示してい
る。
【0041】プリントサーバ12は、印刷キュー44
に、画像データとしてCMYKの各色(以下、C版、M
版、Y版及びK版とする)のラスタデータが保持し、セ
レクタ46を介してプリンタ18へ出力される。また、
プリントサーバ12には、選択手段48が形成されてお
り、この選択手段48が、セレクタ46へC版、M版、
Y版及びK版の選択信号50を順次出力する。
【0042】これにより、セレクタ46は、選択信号5
0がK版を選択するものであれば、印刷キュー44に保
持しているK版のラスタデータ(画像データ)を出力
し、選択信号50がC版を選択するものであれば、C版
のラスタデータ(画像データ)を出力するようになって
いる。すなわち、セレクタ46は、選択手段48から入
力される選択信号50に基づいてC版、M版、Y版及び
K版の画像データを順次出力する。なお、出力順序は予
め設定されていても良く、また、プリンタ18の出力要
求に応じたものであっても良く、さらには、任意の順序
で出力するものであっても良い。
【0043】一方、プリンタ18には、D/A変換器5
2が設けられており、プリントサーバ12から出力され
る画像データが、D/A変換器52に入力される。これ
により、デジタル信号の画像データは、D/A変換器5
2によってアナログ信号に変換される。
【0044】また、プリンタ18には、アナログ三角波
を発生するアナログ三角波ジェネレータ54(以下「三
角波ジェネレータ54」とする)及びセレクタ56が設
けられている。
【0045】図4に示すように、三角波ジェネレータ5
4は、所定のスクリーン周波数の三角波58を出力す
る。このとき、三角波ジェネレータ54は、三角波58
として階調重視する三角波58Aと、細線を重視する三
角波58Bの出力するようになっている。また、三角波
ジェネレータ54は、例えば階調を重視する三角波58
Aの周期を3画素で1サイクルとなるようにし、細線を
重視する三角波58Bの周期を2画素で1サイクルとな
るようにしている。すなわち、階調を重視する三角波5
8Aのスクリーン周波数が、細線重視の三角波58Bの
スクリーン周波数よりも低くなっている。
【0046】図3に示すように、三角波ジェネレータ5
4は、セレクタ56に接続しており、これにより、セレ
クタ58に、三角波58Aと三角波58Bが入力され
る。
【0047】また、プリンタ18には、コンパレータ
(比較器)60が設けられており、セレクタ56は、三
角波ジェネレータ54から入力される三角波58A、5
8Bの何れか一方をコンパレータ60へ出力する。ま
た、コンパレータ60には、D/A変換器52からアナ
ログ信号に変換された画像データ(画像信号62)が入
力されるようになっている。
【0048】これにより、コンパレータ58は、三角波
58(58A、58B)に応じた画像信号(画像出力信
号64)を出力する。プリンタ18は、この画像出力信
号64に応じて、図示しない記録紙上に画像を形成す
る。
【0049】すなわち、図5(A)、図5(B)及び図
6(A)、図6(B)に示すように、コンパレータ60
は、画像信号62が三角波58を越えたときに、画像出
力信号64を出力(オン)する。これにより、画像信号
62が、スクリーン処理部42で、三角波58のスクリ
ーン周波数に応じてスクリーン処理されて、画像出力信
号64として出力される。
【0050】図3に示すように、セレクタ46には、プ
リントサーバ12に設けている選択手段48が接続して
おり、選択手段48は、セレクタ56に、三角波58
A、58Bを切り換えるスクリーン設定信号66を出力
する。セレクタ56は、このスクリーン設定信号66に
よってコンパレータ60へ出力する三角波58を切り変
える。すなわち、セレクタ56は、選択手段48から入
力されるスクリーン設定信号66に応じたスクリーン周
波数の三角波58を出力する。
【0051】一方、選択手段48は、クライアント端末
14で設定されたスクリーンタイプに基づいて、選択信
号50及びスクリーン設定信号66を出力するようにな
っている。
【0052】ここで、選択手段48は、スクリーンタイ
プが階調重視に設定されているときには、スクリーン周
波数の低い三角波56Aがコンパレータ56へ出力され
るようにスクリーン設定信号66を出力し、スクリーン
タイプが、細線重視に設定されているときには、スクリ
ーン周波数の高い三角波56Bがコンパレータ56へ出
力するようにスクリーン設定信号66を出力する。
【0053】これにより、スクリーンタイプが階調重視
に設定されていると、図5(D)に示す30%ベタの画
像に対しては、図5(C)の紙面左側に示すように、比
較的太い幅の帯状のスクリーンパターンに合わせた画像
出力信号64が得られる。また、図5(E)に示す1do
tラインが30%の画像に対しては、図5(C)の紙面
右側に示すように、間引かれたスクリーンパターンに合
わせた画像出力信号64が得られる。
【0054】また、スクリーンタイプが細線重視に設定
されていると、図6(D)に示す30%ベタの画像に対
しては、図6(C)の紙面左側に示すように、細幅のス
クリーンパターンに合わせた画像出力信号64が得られ
る。また、図6(E)に示す1dotラインが30%の画
像に対しては、図6(C)の紙面右側に示すように、細
幅のスクリーンパターンに合わせてかつ間引かれること
のない画像出力信号64が得られる。
【0055】なお、図5(A)〜図5(D)は、一例と
して600dpiで万線200線の階調重視スクリーンを
示し、図6(A)〜図6(C)は、一例として600dp
iで万線300線の細線重視スクリーンを示している。
【0056】一方、選択手段48は、スクリーンタイプ
が混合タイプに設定されているときには、セレクタ46
へC版、M版及びY版の選択信号50を出力するときに
は、セレクタ56から三角波58Aが出力されるように
スクリーン設定信号66を出力し、セレクタ46へK版
の選択信号50を出力するときには、セレクタ56から
三角波58Bが出力されるようにスクリーン設定信号6
6を出力するようにしている。
【0057】これにより、プリントサーバ12では、C
MYの各色の階調が滑らかで、かつ、K色が高精度で記
録されるようにしている。
【0058】以下に、本実施の形態の作用の一つとし
て、ネットワーク10上でのプリントサーバ12を用い
た印刷処理の概略と、スクリーン処理部42でのスクリ
ーン処理の概略を説明する。
【0059】ネットワーク10では、クライアント端末
14で、アプリケーション30を用いて作成、加工、編
集等の処理が行われた画像データないし描画命令が印刷
ジョブとしてプリントサーバ12へ出力される。
【0060】プリントサーバ12では、クライアント端
末14から出力されたジョブを受信すると、このジョブ
が印刷ジョブであると、印刷機能設定部32で、印刷機
能の読み込み及び設定を行う。また、画像処理部28で
は、印刷ジョブの画像データ又は描画命令からラスタデ
ータを作成するRIP処理を行う。
【0061】画像処理部28で生成されたラスタデータ
は、所定のタイミングでプリンタ18へ出力される。こ
れにより、プリンタ18は、印刷ジョブの画像データ又
は描画命令に基づいた印刷出力を行う。
【0062】ところで、クライアント端末14では、ド
ライバソフト40を用いてスクリーンタイプの設定が可
能となっている。また、スクリーンタイプとしては、階
調重視スクリーン(写真モード)、細線重視スクリーン
(地図モード)に加えて、混合タイプの選択が可能とな
っている。
【0063】プリントサーバ12では、クライアント端
末14でスクリーンタイプが設定されていると、設定さ
れたスクリーンタイプに基づいたスクリーン処理を行っ
て、記録紙に画像を形成する。
【0064】図7には、プリントサーバ12とプリンタ
18との間に形成されているスクリーン処理部42での
スクリーン処理の概略を示している。
【0065】このフローチャートは、スクリーンタイプ
が設定されることにより、画像データをプリントサーバ
12からプリンタ18へ出力するときに実行され、最初
のステップ100では、設定されているスクリーンタイ
プが、混合タイプであるか否かを確認する。
【0066】このときに、スクリーンタイプが混合タイ
プではなく、階調重視(写真モード)か細線重視(地図
モード)であるときには、ステップ100で否定判定し
て、ステップ102へ移行し、階調重視に設定されてい
るか否かを確認する。
【0067】ここで、階調重視に設定さされているとき
には、ステップ102で肯定判定してステップ104へ
移行し、階調重視スクリーン用の三角波58(58A)
を出力するように設定する。すなわち、スクリーンタイ
プを階調重視に設定して処理を行う。
【0068】選択手段48は、スクリーンタイプが階調
重視に設定されると、スクリーン周波数が低い三角波5
8Aを選択するように、セレクタ56へスクリーン設定
信号66を出力し、セレクタ56は、三角波ジェネレー
タ54から入力される三角波58A、58Bから三角波
58Aを選択してコンパレータ60へ出力する。
【0069】これにより、コンパレータ60は、A/D
変換器52から入力される画像信号62を、三角波58
Aでスクリーン処理して、画像出力信号64を出力す
る。
【0070】この画像出力信号64に基づいて、記録紙
に画像を形成して出力することにより、記録紙には、C
MYKの各色の階調が滑らかな画像が形成される。
【0071】一方、スクリーンタイプが細線重視に設定
されているときには、ステップ102で否定判定されて
ステップ106へ移行する。このステップ106では、
細線重視スクリーン用の三角波58(58B)を出力す
るように設定する。すなわち、スクリーンタイプを細線
重視に設定して処理を行う。
【0072】選択手段48は、スクリーンタイプが細線
重視に設定されると、スクリーン周波数が高い三角波5
8Bを選択するように、セレクタ56へスクリーン設定
信号66を出力し、セレクタ56は、三角波ジェネレー
タ54から入力される三角波58A、58Bから三角波
58Bを選択してコンパレータ60へ出力する。
【0073】これにより、コンパレータ60は、A/D
変換器52から入力される画像信号62を、三角波58
Bでスクリーン処理して、画像出力信号64を出力す
る。
【0074】この画像出力信号64に基づいて、記録紙
に画像を形成して出力することにより、記録紙には、C
MYKの各色が高解像度で記録されて、細かい文字や線
等に潰れ等が生じることのない画像が形成される。
【0075】これに対して、スクリーンタイプとして、
混合タイプが選択されていると、ステップ100で肯定
判定してステップ108へ移行する。このステップ10
8では、画像データを出力するときに、CMYの各色
(C版、M版及びY版)の画像データを出力するときに
は、階調重視に設定し、K色(K版)の画像データを出
力するときには、細線重視に設定する。
【0076】このように、混合タイプが設定されている
と、選択手段48は、セレクタ46へC版、M版及びY
版の画像データを選択する選択信号50を出力するとき
に、スクリーン周波数の低い三角波58Aを用いてスク
リーン処理するようにスクリーン設定信号66をセレク
タ56へ出力し、K版の画像データを選択する選択信号
50をセレクタ46へ出力するときに、スクリーン周波
数の高い三角波58Bを用いてスクリーン処理するよう
にスクリーン設定信号66をセレクタ56へ出力する。
【0077】これにより、コンパレータ60は、A/D
変換器52から入力されるC版、M版及びY版の画像信
号62に対しては、三角波58Aでスクリーン処理し
て、画像出力信号64を出力し、A/D変換器52から
入力されるK版の画像信号62に対しては、三角波58
Bでスクリーン処理して、画像出力信号64を出力す
る。
【0078】このようにして出力される画像信号64に
基づいて、記録紙に画像を形成して出力することによ
り、記録紙には、CMYの各色が滑らかな階調で記録さ
れると共に、K色が高解像度で記録される。すなわち、
CMYを用いて形成されるカラー画像は、滑らかな階調
で高品質に形成され、K色で単色の文字や細線などは、
高解像度で形成される。
【0079】これにより、同一のページ上に細線再現が
重要となる文字や地図などの画像と、階調再現が重要と
なる自然画や写真画像などが混在するときにも、それぞ
れの画像を高品質で形成することができる。
【0080】一般に、階調再現が重要となる画像は、C
MYの各色が多用されており、ここからCMYの各色の
階調が滑らかとなるようにスクリーン処理を行うことに
より、高品質のカラー画像を形成することができる。ま
た、文字や地図等の画像は、K色が用いられていること
が多く、ここから、K色に対しては、高精度で画像が形
成されるようにスクリーン処理を行うことにより、文字
や地図上の細線がつぶれるのを確実に防止することがで
きる。
【0081】このとき、プリントサーバ12とプリンタ
18の間に形成されているスクリーン処理部42は、複
雑なハードウェアを必要とせず、また、複雑な画像処理
を必要としないために、低コストでかつ迅速に処理する
ことができる。
【0082】次に、図8乃至図10を参照しながら網点
スクリーン処理の概略を説明する。
【0083】図8には、網点スクリーン処理を可能とす
るスクリーン処理部70の機能ブロック図を示してい
る。なお、以下で説明するスクリーン処理部70で、前
記したスクリーン処理部42と同一の部品には、同一の
符号を付与して、その説明を省略する。
【0084】スクリーン処理部70には、階調重視スク
リーン処理部72と、細線重視スクリーン処理部74が
設けられており、セレクタ46から出力される画像デー
タは、階調重視スクリーン処理部72と細線重視スクリ
ーン処理部74のそれぞれに入力される。
【0085】階調重視スクリーン処理部72は、例え
ば、図9(B)に示す30%ベタ画像に対しては、図9
(A)の紙面左側に示す網点画像が得られ、図9(C)
に示す30%dotラインの画像に対しては、図9(A)
の紙面右側に示す網点画像が得られる。
【0086】また、細線重視スクリーン処理部74は、
例えば、図10(B)に示す30%ベタ画像に対して
は、図10(A)の紙面左側に示す比較的細かい網点画
像が得られ、図10(C)に示す30%dotラインの画
像に対しても、図10(A)の紙面右側に示すように細
かな網点画像が得られる。なお、図9(A)は網点85
線を示し、図10(A)は網点150線を示している。
【0087】このような階調重視スクリーン処理部72
としては、スクリーン周波数の低い三角波(例えば三角
波58A)を用いた従来公知の階調重視スクリーン処理
を行う一般的構成を適用でき、また、細線重視スクリー
ン処理部74としては、スクリーン周波数の高い三角波
(例えば三角波58B)を用いた従来公知の階調重視ス
クリーン処理を行う一般的構成を適用できるので、ここ
では、詳細な説明を省略する。
【0088】一方、プリンタ18には、セレクタ76が
設けられており、このセレクタ76に、階調重視スクリ
ーン処理部72でスクリーン処理された画像信号78A
と、細線重視スクリーン処理部74でスクリーン処理さ
れた画像信号78Bが入力される。
【0089】また、セレクタ76には、選択手段48が
接続しており、この選択手段48から出力されるスクリ
ーン設定信号66が、セレクタ76に入力される。これ
により、セレクタ76は、スクリーン設定信号66に応
じて画像信号78A、78Bの何れか一方を選択して、
画像出力信号80として出力するようになっている。こ
れにより、プリンタ18は、この画像出力信号60に応
じて、図示しない記録紙上に画像を形成する。
【0090】ここで、選択手段48は、スクリーンタイ
プが階調重視に設定されているときには、階調重視スク
リーン処理部72から出力される画像信号78Aが、画
像出力信号80として出力されるように、セレクタ76
へスクリーン設定信号66を出力し、スクリーンタイプ
が、細線重視に設定されているときには、細線重視スク
リーン処理部74から出力される画像信号78Bが、画
像出力信号80として出力されるように、セレクタ76
へスクリーン設定信号66を出力する。
【0091】また、選択手段48は、スクリーンタイプ
が混合タイプに設定されているときには、セレクタ46
へC版、M版及びY版の選択信号50を出力するときに
は、セレクタ76が、階調重視スクリーン処理部72か
ら入力される画像信号78Aを、画像出力信号80とし
て出力するようにスクリーン設定信号66を出力し、セ
レクタ46へK版の選択信号50を出力するときには、
セレクタ76が、細線重視スクリーン処理部74から入
力される画像信号78Bを、画像信号80として出力す
るようにスクリーン設定信号66を出力するようにして
いる。
【0092】このように構成されているスクリーン処理
部70においても、スクリーンタイプとして、階調重視
が設定されているときには、階調再現性を向上させた画
像の記録が可能となり、また、細線重視が設定されてい
るときには、細線の再現を向上させた画像記録が可能と
なる。
【0093】また、スクリーン処理部70では、スクリ
ーンタイプとして混合タイプが選択されていると、選択
手段48が、セレクタ46へC版、M版及びY版の画像
データを選択する選択信号50を出力するときに、階調
重視スクリーン処理部72から出力される画像信号78
Aが、画像信号80として出力されるようにスクリーン
設定信号66を出力し、K版の画像データを選択する選
択信号50をセレクタ46へ出力するときに、細線重視
スクリーン処理部74でスクリーン処理された画像信号
78Bが画像出力信号80として出力されるようにスク
リーン設定信号66を出力する。
【0094】これにより、画像出力信号80に基づいて
形成される画像は、CMYの各色が滑らかな階調で記録
されると共に、K色が高解像度で記録される。すなわ
ち、CMYを用いて形成されるカラー画像は、滑らかな
階調で高品質に形成され、K色で単色の文字や細線など
は高解像度で形成される。
【0095】したがって、同一のページ上に細線再現が
重要となる文字や地図などの画像と、階調再現が重要と
なる自然画や写真画像などが混在するときにも、それぞ
れの画像を高品質で形成することができる。
【0096】なお、以上説明した本実施の形態は、本発
明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形
態では、プリントサーバ12とプリンタ18の間でスク
リーン処理部42、70を形成するように説明したが、
これに限るものではなく、例えばプリントサーバ12に
形成して、スクリーン処理部42、70で処理した画像
データをプリンタ18へ出力するものであっても良い。
【0097】また、本実施の形態では、K版の画像信号
に対して細線重視でスクリーン処理を行い、C版、M版
及びY版に対しては、階調重視のスクリーン処理を行う
ように説明したが、細線重視でスクリーン処理する色及
び色の数はこれに限るものではなく、例えば、文字等を
形成している色を細線重視でスクリーン処理するように
設定及び選択できるようにしても良い。これにより、C
MYの何れかで文字等の細線を形成した画像に対しても
高品質の画像が得られるように画像処理することができ
る。
【0098】さらに、本実施の形態では、ネットワーク
10のプリントサーバ12ないしプリンタ18に本発明
を適用して説明したが、本発明はこれに限るものではな
く、ネットワークに接続されている任意の構成の画像処
理装置に適用することができる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、階
調重視の画像と細線重視の画像が混在していても、それ
ぞれの画像を高品質で仕上げることができるという優れ
た効果が得られる。また、本発明では、階調重視の画像
と細線重視の画像のそれぞれを高品質で仕上げるため
の、コスト上昇を抑えて迅速な画像処理が可能となるよ
うにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に適用したネットワークの概略
構成図である。
【図2】 ユーザインターフェイスの一例とした設定ダ
イアログの概略図である。
【図3】 万線スクリーン処理を行うスクリーン処理部
の一例を示す機能ブロック図である。
【図4】 (A)は階調重視でスクリーン処理を行うと
きの三角波の一例を示す概略図、(B)は細線重視でス
クリーン処理を行うときの三角波の一例を示す概略図で
ある。
【図5】 (A)から(C)は階調重視の万線スクリー
ン処理を示し、(A)はコンパレータに入力される画像
信号と三角波の一例を示す線図、(B)はコンパレータ
から出力される画像出力信号の一例を示す線図、(C)
は階調重視スクリーンの一例を示す概略図であり、ま
た、(D)は30%のベタ画像のアプリケーション上で
編集しているときの表示画像の一例を示す概念図、
(E)は30%1dotラインの画像のアプリケーション
上で編集しているときの表示画像の一例を示す概念図で
ある。
【図6】 (A)から(C)は細線重視の万線スクリー
ン処理を示し、(A)はコンパレータに入力される画像
信号と三角波の一例を示す線図、(B)はコンパレータ
から出力される画像出力信号の一例を示す線図、(C)
は細線重視スクリーンの一例を示す概略図であり、ま
た、(D)は30%のベタ画像のアプリケーション上で
編集しているときの表示画像の一例を示す概念図、
(E)は30%1dotラインの画像のアプリケーション
上で編集しているときの表示画像の一例を示す概念図で
ある。
【図7】 スクリーンタイプの設定に基づいたスクリー
ン処理の一例を示す流れ図である。
【図8】 網点スクリーン処理を行うスクリーン処理部
の一例を示す機能ブロック図である。
【図9】 (A)は階調重視の網点スクリーンの一例を
示す概略図であり、(B)は30%のベタ画像のアプリ
ケーション上で編集しているときの表示画像の一例を示
す概念図、(C)は30%1dotラインの画像のアプリ
ケーション上で編集しているときの表示画像の一例を示
す概念図である。
【図10】 (A)は細線重視の網点スクリーンの一例
を示す概略図であり、(B)は30%のベタ画像のアプ
リケーション上で編集しているときの表示画像の一例を
示す概念図、(C)は30%1dotラインの画像のアプ
リケーション上で編集しているときの表示画像の一例を
示す概念図である。
【符号の説明】 10 ネットワーク 12 プリントサーバ(画像処理装置) 14 クライアント端末(画像処理端末) 18 プリンタ(画像処理装置) 28 画像処理部 34 設定ダイアログ(設定手段) 40 ドライバソフト(設定手段) 42、70 スクリーン処理部 48 選択手段 54 三角波ジェネレータ(発振手段) 56、76 セレクタ(切換手段、選択手段) 58(58A、58B) 三角波 60 コンパレータ(階調重視スクリーン処理手段、
細線重視スクリーン処理手段) 62 画像信号 64、80 画像信号 72 階調重視スクリーン処理部(階調重視スクリー
ン処理手段) 74 細線重視スクリーン処理部(細線重視スクリー
ン処理手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西出 康司 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 砂田 浄ニ 大阪府大阪市中央区安土町3丁目5番12号 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 芳川 悟 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 屋良 直美 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA16 CB01 CB07 CB16 CE13 CE16 5C077 LL08 MP06 MP08 NN04 NN19 PP33 TT08 5C079 HB03 LA31 LC14 NA05 PA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理端末から入力される画像データ
    又は描画命令に基づいて画像処理を行うときに、スクリ
    ーン周波数を低くした階調重視のスクリーン処理及びス
    クリーン周波数を高くした細線重視のスクリーン処理を
    行う画像処理方法であって、 前記画像データをCMYKの各色の画像信号に分割し
    て、それぞれの画像信号に対してスクリーン処理を行う
    ときに、前記CMYKの何れか少なくとも1色と他の色
    との間で前記スクリーン周波数を切り換えてスクリーン
    処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記K色の画像信号をスクリーン処理す
    るときのスクリーン周波数を高くすると共に、前記CM
    Yの各色の画像信号をスクリーン処理するときのスクリ
    ーン周波数を低くしていることを特徴とする請求項1に
    記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 画像処理端末から入力される画像データ
    又は描画命令に基づいて画像処理する画像処理装置であ
    って、 階調重視用に設定されたスクリーン周波数でスクリーン
    処理を行う階調重視スクリーン処理手段と、 細線重視用に前記スクリーン周波数よりも高く設定され
    たスクリーン周波数でスクリーン処理を行う細線重視ス
    クリーン処理手段と、 階調重視、細線重視又は階調重視と細線重視の混合処理
    の何れかに設定する設定手段と、 前記設定手段によって混合処理が設定されたときに前記
    画像データを分解したCMYKの各色の画像信号の何れ
    か少なくとも1色の画像信号に対して前記細線重視スク
    リーン処理手段でスクリーン処理すると共に他の色の画
    像信号に対して前記階調重視スクリーン処理手段でスク
    リーン処理するように選択する選択手段と、 を含むことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段が、前記K色の画像データ
    のみを前記細線重視スクリーン処理手段でスクリーン処
    理するように選択することを特徴とする請求項3に記載
    の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記設定手段を前記画像処理端末に設け
    ていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記選択手段が、前記階調重視用に設定
    されているスクリーン周波数及び前記細線重視用に設定
    されているスクリーン周波数のスクリーン信号を発生す
    る発振手段と、 スクリーン処理する色の画像信号に合わせて前記発振手
    段から出力するスクリーン周波数を切り変える切換手段
    と、 を含むことを特徴とする請求項3から請求項5の何れか
    に記載の画像処理装置。
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