JP2003273926A - マルチキャスト通信システム - Google Patents

マルチキャスト通信システム

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JP2003273926A JP2003004221A JP2003004221A JP2003273926A JP 2003273926 A JP2003273926 A JP 2003273926A JP 2003004221 A JP2003004221 A JP 2003004221A JP 2003004221 A JP2003004221 A JP 2003004221A JP 2003273926 A JP2003273926 A JP 2003273926A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントホストで課金情報あるいは認証
失敗の情報を知ることができるようにする。 【解決手段】 クライアントホスト3とルーティング装
置2との間のマルチキャスト制御パケットであるIGM
PまたはMLDに基づいたプロトコルのパケットに、課
金に関する情報あるいはクライアントホスト3の認証失
敗の理由に関する情報を追加し、ルーティング装置2か
らクライアントホスト3に、課金情報あるいは認証の失
敗理由を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、コンピュータなど
の複数のネットワークホストとルータやスイッチなどで
構成するネットワーク通信において、マルチキャスティ
ングを利用する通信技術に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチキャスティングは、あるグループ
内で、1台のホストから複数のホスト、または複数のホ
ストから複数のホストに同じ情報を送信する技術であ
る。インターネット上でマルチキャストを実現するに
は、特別のIPアドレスが付与されたパケットを用い、
そのようなパケットを受信したマルチキャスト・ルータ
あるいはスイッチ(以下、「ルーティング装置」と総称
する)が、そのグループに参加しているホスト(これを
「クライアントホスト」という)にそのパケットを配信
する。クライアントホストとルーティング装置との間の
インターフェースにはデータ転送用とは別のマルチキャ
スト制御IGMP(Internet Group Management Protoc
ol)パケットが用いられ、例えばクライアントホストが
マルチキャスト・グループへ参加あるいは離脱するとき
には、その旨のIGMPメッセージをルーティング装置
に送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のマルチ
キャストプロトコルでは、クライアントホストがルーテ
ィング装置から受け取ることのできる制御情報は非常に
限定されている。例えばビデオデータや音楽データなど
を配信する情報配信サービスではマルチキャストデータ
への課金が行われるが、従来はクライアントホストに課
金に関する情報を知らせる手段がなく、クライアントホ
ストでは、課金された料金どころか、課金が行われるか
どうかさえ知ることが困難であった。また、認証が必要
なマルチキャストグループに参加する場合、何らかの事
情により認証が失敗しても、その理由をクライアントホ
ストに通知することはできなかった。
【0004】本発明は、このような課題を解決し、クラ
イアントホストで課金情報あるいは認証失敗の情報を知
ることができるマルチキャスト通信システムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点によ
ると、ネットワークに接続されたルーティング装置と、
このルーティング装置を介して前記ネットワークに接続
される1以上のクライアントホストとを備え、前記1以
上のクライアントホストはそれぞれ、マルチキャストグ
ループへの参加あるいは離脱を要求するマルチキャスト
制御パケットを前記ルーティング装置に送信する要求手
段を含み、前記ルーティング装置は、マルチキャストグ
ループ毎に特定のアドレスが付与されたマルチキャスト
データをネットワークから受け取り、それをそのマルチ
キャストグループに参加しているクライアントホストに
配信する配信手段を含むマルチキャスト通信システムに
おいて、前記ルーティング装置は、配信するマルチキャ
ストデータが課金対象であってクライアントホストが課
金対象のマルチキャストデータの受信を開始するとき
に、課金開始を示す情報をマルチキャスト制御パケット
に追加してそのクライアントホストにネットワークレイ
ヤプロトコルにより通知する手段を含み、前記1以上の
クライアントホストはそれぞれ、前記マルチキャスト制
御パケットからネットワークレイヤプロトコルにより課
金開始を認識する手段を含むことを特徴とするマルチキ
ャスト通信システムが提供される。
【0006】「課金処理」は、自身ですべての課金処理
を行うことに限定されるものではなく、ネットワーク内
に設けられた他の手段に課金処理を要求する処理および
その課金処理の情報を受け取る処理を含む。
【0007】本発明の第二の観点によると、ネットワー
クに接続されたルーティング装置と、このルーティング
装置を介して前記ネットワークに接続される1以上のク
ライアントホストとを備え、前記1以上のクライアント
ホストはそれぞれ、認証を必要とするマルチキャストグ
ループへの参加を要求するために、そのマルチキャスト
グループを識別する情報と自己を識別するクライアント
情報とを追加したマルチキャスト制御パケットを前記ル
ーティング装置に送信する手段を含み、前記ルーティン
グ装置は、マルチキャストグループ毎に特定のアドレス
が付与されたマルチキャストデータをネットワークから
受け取り、それをそのマルチキャストグループに参加し
ているクライアントホストに配信する配信手段を含むマ
ルチキャスト通信システムにおいて、前記ルーティング
装置は、各クライアントホストからの認証を必要とする
マルチキャストグループへの参加を要求するマルチキャ
スト制御パケットに対してそのクライアントホストの認
証を行った結果、認証が失敗したときには、その理由を
示す情報をマルチキャスト制御パケットに追加して、対
応するクライアントホストにネットワークレイヤプロト
コルにより通知する手段を含み、前記1以上のクライア
ントホストはそれぞれ、前記マルチキャスト制御パケッ
トからネットワークレイヤプロトコルにより認証失敗の
理由を認識する手段を含むことを特徴とするマルチキャ
スト通信システムが提供される。
【0008】「認証処理」は、自身ですべての認証処理
を行うことに限定されるものではなく、ネットワーク内
に設けられた他の手段に認証処理を要求する処理および
その認証結果を受け取る処理を含む。
【0009】本発明の第三の観点によると、ネットワー
クに接続されたルーティング装置と、このルーティング
装置を介して前記ネットワークに接続される1以上のク
ライアントホストとを備え、前記1以上のクライアント
ホストはそれぞれ、マルチキャストグループへの参加あ
るいは離脱を要求するマルチキャスト制御パケットを前
記ルーティング装置に送信する要求手段を含み、前記ル
ーティング装置は、マルチキャストグループ毎に特定の
アドレスが付与されたマルチキャストデータをネットワ
ークから受け取り、それをそのマルチキャストグループ
に参加しているクライアントホストに配信する配信手段
を含むマルチキャスト通信システムにおいて、前記1以
上のクライアントホストはそれぞれ、受信したマルチキ
ャストデータにかかった料金の情報を要求する情報をマ
ルチキャスト制御パケットに追加して前記ルーティング
装置にネットワークレイヤプロトコルにより送信する手
段を含み、前記ルーティング装置は、クライアントホス
トからの料金情報を要求するマルチキャスト制御パケッ
トに対して、配信するマルチキャストデータが課金対象
であるときに行われる課金処理による課金情報を追加し
たマルチキャスト制御パケットをネットワークレイヤプ
ロトコルで返送する手段を含み、前記1以上のクライア
ントホストはそれぞれ、返送されたマルチキャスト制御
パケットからネットワークレイヤプロトコルにより課金
情報を認識する手段をさらに含むことを特徴とするマル
チキャスト通信システムが提供される。
【0010】以上の各観点におけるルーティング装置お
よびクライアントホスト装置は、それ自体で独立に実施
できる。本発明は、そのようなルーティング装置あるい
はクライアントホスト装置を包含する。また、本発明
は、以上の観点で示したルーティング装置またはクライ
アントホスト装置の動作を実現するためのコンピュータ
プログラムおよびそのようなコンピュータプログラムが
記録された記録媒体を包含する。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、本発明の主要な特徴につい
て説明する。マルチキャストコンテンツへのアクセス
(コンテンツの受信要求、終了)に同期してユーザ課金
処理を行う技術は従来なかった。ここでマルチキャスト
コンテンツへのアクセスとは、ネットワーク処理で言う
ところのマルチキャストグループへの参加・離脱を意味
する。従来は、マルチキャトへのアクセスとは別の通信
を行い、ユーザが本当にコンテンツを受信しているかど
うかにかかわらず、課金処理を行ってしまうことがあっ
た。このため、本発明では、ユーザのコンテンツに対す
るアクセスと同期して課金処理を行い、ユーザのコンテ
ンツ受信と同時に課金が可能なようにし、より安全なコ
ンテンツ配信サービスを行うことを可能とする。
【0012】本発明では、マルチキャストコンテンツへ
のアクセスの際にユーザ認証が失敗した結果の理由をネ
ットワークレイヤ(IP、IGMPなどと同じレイヤ)
で伝送するが、これは従来であれば、アプリケーション
レイヤで行われていたものである。しかし、アプリケー
ションレイヤはIPレイヤよりも上位層であり、より複
雑な処理シーケンスを必要とするため、情報の伝送処理
そのものに時間がかかるだけでなく、装置内での処理付
加も大きく実行速度が低くなる。これに対して、本発明
では、認証に失敗した理由の情報をネットワークレイヤ
のIGMPなどのパケットに運ばせることにより、高速
伝送、装置での単純処理化を図ることができる。
【0013】次に、図面を参照して本発明の実施形態を
詳しく説明する。なお、以下の実施例においてはネット
ワークレイヤプロトコルの一例としてIGMP(Interna
l Group Manegement Protocol)を用いる場合について説
明するが、本発明はIGMP以外のIGMPv2、IG
MPv3、MLD(Multicast Listener Discovery)、I
GAP(IGMP for user Authentication Protocol)等
のIGMPまたはMLDに基づいたプロトコルを用いて
も同様に実現可能である。
【0014】図1は本発明を実施するマルチキャスト通
信システムの基本的な構成例を示し、以下に説明する各
実施形態に共通するものである。ここでは、ビデオデー
タなどの情報配信サービスを行うマルチキャストグルー
プを例に説明する。このマルチキャスト通信システム
は、IPネットワーク1に接続されたルーティング装置
2と、このルーティング装置2を介してIPネットワー
ク1に接続される1以上のクライアントホスト3とを備
える。また、IPネットワーク1内には、情報を配信す
る情報配信サーバ11と、ルーティング装置2からの要
求により課金処理を行う課金サーバ12と、ルーティン
グ装置2からの要求によりクライアントホスト3の認証
を行うRADIUSなどの認証サーバ13が設けられ
る。
【0015】情報配信サーバ11は、マルチキャスト用
のIPアドレスが付与されたパケットによりIPネット
ワーク1内に情報を送信する。マルチキャスト用のIP
アドレスには、そのパケットがマルチキャストデータで
あることを示す領域と、マルチキャストグループを識別
する領域とが設けられる。ルーティング装置2は、この
ようなIPアドレスのパケットを受け取ると、そのパケ
ットをそのマルチキャストグループに参加しているクラ
イアントホスト3に配信する。
【0016】クライアントホスト3がマルチキャストグ
ループに参加あるいは離脱するには、IGMPパケット
により、ルーティング装置2にその旨を通知する。ルー
ティング装置2は、例えば物理ポート番号、ユーザI
D、パスワード、クライアントホストのIDアドレス、
あるいはそれらの組み合わせ等により個々のクライアン
トホスト3を識別し、そのクライアントホスト3がどの
マルチキャストグループに参加しているかを管理する。
【0017】また、ルーティング装置2は、認証を必要
とするマルチキャストグループへの参加をクライアント
ホスト3から要求されたときには、そのクライアントホ
スト3を認証するための情報を認証サーバ13に送り、
認証結果を認証サーバ13から受け取る。マルチキャス
トグループが有料であるとき(ルーティング装置2から
認証サーバ13への認証要求の前に有料かどうかの判断
を行っても良い)には、認証サーバ13によるクライア
ントホスト3の認証後にルーティング装置2から課金サ
ーバ12に課金処理を要求し(認証サーバ13から課金
サーバ12に課金処理を要求しても良いが、その場合に
は認証要求と認証終了要求がルーティング装置2から認
証サーバ13に送られる)、課金サーバ12は、クライ
アントホスト3毎または受信している課金対象のサービ
ス毎に、受信データ量(または日毎、週毎、月毎等の受
信回数)に応じた課金処理を行う。
【0018】ここではルーティング装置2の要求に応じ
て課金サーバ12が課金処理を行う例を示したが、課金
データベースを各ルーティング装置2に設け、それぞれ
で課金処理を行うこともできる。また、課金処理の前に
クライアントホストの認証を行うことが基本であるが、
利用形態によっては、認証が不要な場合もありうる。
【0019】第一実施例 図2ないし図5は本発明の第一実施例を説明する図であ
り、図2はクライアントホストによるマルチキャストグ
ループへの参加および離脱のフローチャート、図3はル
ーティング装置のクライアントホストに対する処理のフ
ローチャート、図4は課金情報をクライアントホストに
通知するためのタイミングシーケンス、図5は課金開始
情報を格納できるIGMPメッセージフォーマットを示
す。
【0020】クライアントホスト3は、IGMPパケッ
トを用いて、マルチキャストグループへの参加またはマ
ルチキャストグループからの離脱をルーティング装置2
に要求する。ルーティング装置2は、クライアントホス
ト3からのIGMPパケットを処理し、IPネットワー
ク1からのマルチキャストデータが受信されると、それ
をそのマルチキャストグループに参加しているすべての
クライアントホスト3に配信する。ルーティング装置2
とIPネットワーク1との間のプロトコルについては説
明を省略する。
【0021】クライアントホスト3からの要求が課金対
象の有料マルチキャストグループへの参加であるときに
は、ルーティング装置2は、課金処理を開始するととも
に、クライアントホスト3にその要求したマルチキャス
トデータを送信する。このときルーティング装置2は、
最初のマルチキャストデータをクライアントホスト3に
向けて送出するのと同時、あるいはその前後に、課金開
始を告げる情報をIGMPメッセージに追加したIGM
Pパケットを送出する。クライアントホスト3は、課金
開始を告げる情報が追加されたIGMPパケットを受信
することにより、これから課金が開始されること、また
は課金が開始されたことを認識する。この課金開始の情
報をユーザに知らせるためには、例えば、受信した課金
開始情報をクライアントホスト3のモニタ画面等に表示
する。なお、図3のステップS18NOの場合には、情
報配信サーバ11に向けてデータの配信を要求するよう
にすることも出来る。
【0022】課金開始を示す情報をIGMPパケットで
送受信するには、これまでのIGMPメッセージフォー
マットを例えば図5に示すように拡張する必要がある。
この拡張されたIGMPメッセージフォーマットでは、
従来のIGMPv2のプロトコルで使用する8バイトの
メッセージフォーマットに加え、1バイトの「Versio
n」および3バイトの「Report Type」が付け加えられて
いる。「Version」は従来は先頭の4ビットにあったも
のを8ビットに拡張して移動したものである。課金開始
の情報は例えば0x66で示され、「Report Type」に格納
される。
【0023】第二実施例 図6ないし図9は本発明の第二実施例を説明する図であ
り、図6はクライアントホストによるマルチキャストグ
ループへの参加および離脱のフローチャート、図7はル
ーティング装置のクライアントホストに対する処理のフ
ローチャート、図8は認証失敗情報をクライアントホス
トに通知するためのタイミングシーケンス、図9は認証
を行うための情報を格納できるIGMPメッセージフォ
ーマットを示す。
【0024】クライアントホスト3は、認証を必要とす
るマルチキャストグループへの参加を要求するため、そ
のマルチキャストグループを識別する情報と自己を識別
するクライアント情報とを追加したIGMPパケットを
ルーティング装置2に送出する。クライアント情報に
は、ユーザアカウントおよびユーザパスワードが含まれ
る。ルーティング装置2は、クライアントホスト3から
のIGMPパケットを処理し、RADIUSなどの認証
サーバ13にクライアントホスト3のユーザ認証を要求
する。クライアントホスト3が認証された後は、そのマ
ルチキャストグループのデータがIPネットワーク1か
ら受信される毎に、クライアントホスト3に配信する。
【0025】クライアントホスト3の認証に失敗した場
合、ルーティング装置2は、その失敗した理由の情報を
追加したIGMPパケットをクライアントホスト3に送
出する。クライアントホスト3は、このIGMPパケッ
トを受信することで、認証に失敗した理由を知ることが
できる。認証に失敗した理由をユーザに知らせるために
は、例えば、IGMPパケットによりコードで通知され
た理由を文章に変換してクライアントホスト3のモニタ
画面等に表示する。なお、図7のステップS49NOの
場合には、情報配信サーバ11に向けてデータの配信を
要求するようにすることも出来る。
【0026】クライアント情報あるいは認証失敗理由の
情報をIGMPパケットで送受信するには、図9に示す
ように、IGMPメッセージフォーマットに「User Acc
ount」および「Password or Reason」の領域を追加す
る。クライアント情報は「UserAccount」および「Passw
ord or Fail Reason」の領域に格納し、認証に失敗した
理由は、「Report Type」と、さらに情報が必要な場合
には「Password or Fail Reason」とに格納する。例え
ば、参加することが許可されていないマルチキャストグ
ループに参加しようとしたときには、理由0x77を 「Rep
ort Type」に格納する。
【0027】第三実施例 図10ないし図12は本発明の第三実施例を説明する図
であり、図10はクライアントホストによるマルチキャ
ストグループへの参加および離脱のフローチャート、図
11はルーティング装置のクライアントホストに対する
処理のフローチャート、図13は課金情報をクライアン
トホストに通知するためのタイミングシーケンスを示
す。
【0028】クライアントホスト3は、IGMPパケッ
トを用いてマルチキャストグループに参加し、マルチキ
ャストデータを取得する。課金対象となる有料のマルチ
キャストデータを受信するときには、その受信開始時、
受信している途中、あるいは受信を終了した後に、IG
MPメッセージに課金情報要求を示す情報を追加したI
GMPパケットをルーティング装置2に送信することが
できる。
【0029】ルーティング装置2は、そのようなIGM
Pパケットを受信すると、自己が管理する課金情報デー
タベースあるいはIPネットワーク1内の課金データベ
ースサーバ12からそのクライアントホスト3の課金情
報を引き出し、その情報を追加したIGMPパケットを
クライアントホスト3に送信する。これにより、クライ
アントホスト3は課金情報を取得することができる。な
お、図11のステップS70NOの場合には、情報配信
サーバ11に向けてデータの配信を要求するようにする
ことも出来る。
【0030】なお、上述した第一、第二、第三実施例に
おける各IGMPパケットのメッセージフォーマットと
して、図5や図9に示したIGMPv2に基づくメッセ
ージフォーマットの代わりに、図13や図14に示すI
GAPメッセージフォーマットを用いることも可能であ
る。
【0031】また、IGMPv2に基づくメッセージフ
ォーマットの場合、認証処理に関する情報や課金処理に
関する情報は、上述したパケットフォーマットの中の
「Report Type」以外でも、「Type」、「Version」、
「User Account」などのフィールドに格納して伝送する
ことが可能である。
【0032】また、IGAPメッセージフォーマットの
場合。認証処理に関する情報や課金処理に関する情報
は、パケットフォーマットの中の「Type」、「Versio
n」、「Report Type」、「User Account」、「Messag
e」、「Aux Type」、「Aux Data」などの各フィールド
に格納して伝送することが可能であるが、通常は、「Us
er Account」フィールドか「Message」フィールドか「A
ux Data」フィールドに格納することが好ましい。
【0033】また、IGAPメッセージフォーマットの
場合、課金開始の情報として、Accounting Action Resu
lt Messages: 0x11(Accounting Start), 0x12 (Account
ingStop)、認証失敗理由の情報として、Vendor Specifi
c Authentication Messages: 0x31(Unknown User Accou
nt), 0x32(Unknonwn Group Address), 0x33(Requestto
participate in a multicast group rejected), 0x41(I
nvalid Group Address)、課金情報として、Vendor Spec
ific Accounting Messages: 0x31(Notification of cha
rge-free), 0x32(Notification of excess time)等を用
いることが可能である。
【0034】次に、本発明を実現するためのクライアン
トホスト(端末)3とルーティング装置(ルータ)2の
内部構成について、図15を参照しながら更に詳細に説
明する。
【0035】図15に示すように、端末3は課金処理部
51、認証失敗処理部52、コンテンツ受信要求部5
3、コンテンツ受信・処理部54を有する。このうち、
課金処理部51と認証失敗処理部52は本発明により新
たに追加された機能ブロックであり、コンテンツ受信要
求部53は本発明により一部変更を要する機能ブロック
であるが、コンテンツ受信・処理部54については既存
のものでよい。
【0036】一方、ルータ2は課金処理部61、ユーザ
認証処理部62、要求受信部63、データ転送処理部6
4を有する。このうち、課金処理部61は本発明により
新たに追加された機能ブロックであり、ユーザ認証処理
部62と要求受信部63は本発明により一部変更を要す
る機能ブロックであるが、データ転送処理部64につい
ては既存のものでよい。
【0037】端末3とルータ2の間の処理では、コンテ
ンツデータ配信74以外は、ネットワークレイヤのプロ
トコルであるIGMPv2、IGMPv3、MLD、I
GAPなどのマルチキャストアクセスプロトコルを使用
する。ただし、IGMPv2、IGMPv3、MLDを
使用する場合には、認証に必要な情報、課金に関する情
報をこれらのプロトコルに付加する必要がある。IGA
Pは、IGMPv2にこれらの情報を付加して作られた
プロトコルである。
【0038】まず、端末について説明する。既存の端末
(装置)では、クライアントの認証をする機能をIGM
Pのネットワークレイヤで行う技術の提案は存在した
が、認証失敗した場合、その理由を処理する機能は存在
しなかった。従来の技術では、ユーザ認証に必要な情報
をIGMPのJoinパケット(視聴要求パケット)に
付加して伝送し、認証成功、または、失敗の結果が返っ
てくるだけであった。
【0039】本発明の端末3では、認証失敗した理由を
処理する「認証失敗処理部52」を追加することによ
り、ユーザ認証失敗理由がネットワーク側からネットワ
ークレイヤのプロトコル(たとえばIGAP)で、端末
3に送られてくる場合に、処理することが可能となる。
IGAPは、既存マルチキャストアクセスプロトコルI
GMPを拡張して、認証と課金処理を可能にするプロト
コルである。
【0040】また、端末3に新しく「課金処理部51」
を追加することにより、マルチキャストコンテンツにア
クセスする際に行われるユーザ認証処理後、ユーザがコ
ンテンツ受信要求パケットJoinで要求したマルチキ
ャストコンテンツの受信に対する課金処理の結果(開始
または、終了)を知らせる情報が、ネットワークレイヤ
のパケットで伝送されることにより、高速に伝送でき、
かつ、装置内での処理を単純化させることが可能にな
る。
【0041】端末3の実装の仕方として、端末3のコン
テンツ受信要求部53に、認証失敗処理部52を組み込
むことも可能であり、その場合、コンテンツ受信要求部
53を改造することになる。また、端末3の別の実装の
仕方として、端末3のコンテンツ受信要求部53に、課
金処理部51を組み込むことも可能であり、その場合
も、コンテンツ受信要求部53を改造することになる。
【0042】次にルータ2について説明する。既存のル
ータ(装置)では、ユーザの端末装置からのマルチキャ
ストコンテンツに対するアクセス(コンテンツの受信開
始・終了要求)に対してユーザを認証する技術の提案は
存在したが、ユーザ認証に失敗した場合、その理由を処
理し、その失敗した理由を端末装置に伝送する機能は存
在しなかった。認証に成功後、ルータ2のユーザ認証処
理部62が、データ転送処理部64を制御して、情報配
信サーバ(コンテンツサーバ)11から配信されてくる
マルチキャストコンテンツを端末3に配信する。
【0043】本発明のルータ2によれば、ユーザからの
マルチキャストへの受信要求パケット(ネットワークレ
イヤのIGMPなどのパケット)が要求受信部63に届
くと、要求受信部63はユーザ認証処理部62にユーザ
認証に必要なユーザ認証情報を送る(たとえば、Rad
ius認証では、Radiusプロトコルを使用して、
認証処理が行われる)。ユーザ認証処理部62は外部
(リモート)に存在する認証サーバ(ユーザ認証サー
バ)13に認証伺を伺い、認証結果を受ける(図中71
のシーケンス)。その認証結果を端末装置に送る。この
際に認証に失敗した場合、その理由を同時に情報として
IGMPなどのパケットに付加することにより、端末は
ネットワークレイヤ層のIGMPなどの処理の枠組み
で、高速に認証失敗した理由を判断することが可能とな
る。
【0044】このユーザ認証失敗理由の伝送処理は、ユ
ーザ認証処理部62に新たに認証失敗理由処理機能を付
加することにより、可能になる。認証失敗理由として
は、たとえば、パスワードが間違っている、サービスし
ていないコンテンツに対してアクセスしたなどの情報を
送ることができる。
【0045】また、本発明のルータ2では、ルータ2に
課金処理部61を追加することにより、ユーザ認証処理
部62でのユーザ認証後、ユーザ認証処理部62からユ
ーザ認証が成功したことを課金処理部61に伝えてもら
うことにより、課金処理部61は外部の課金サーバ12
に課金処理を行わせることができる(図中72のシーケ
ンス)。課金処理の結果(課金開始、終了、金額)をル
ータ2の課金処理部61から、端末3の課金処理部51
をIGMPなどのネットワークレイヤのパケットを使っ
て伝送することにより、高速で、且つ、単純な処理でそ
れらの情報を伝えることが可能となる。
【0046】また、本発明のルータ2では、ネットワー
クレイヤのパケット(たとえばIGMP)などを利用し
て端末3から課金情報取得を要求される場合、ルータ2
は、課金処理部61でこれを処理することが可能とな
る。この端末3からのこのような要求に対して、リモー
トにある課金サーバ12に問い合わせることにより、課
金情報(たとえば、今月の課金詳細情報)を取得し、ル
ータ2から端末3に、IGMPなどのネットワークレイ
ヤのパケットを使って伝送することにより、高速で、且
つ、単純な処理でそれらの情報を伝えることが可能とな
る。
【0047】なお、リモートにある課金サーバ12は、
ルータ2に格納されていてもかまわない。また、リモー
トにある認証サーバ13は、ルータ2に格納されていて
もかまわない。
【0048】また、ルータ2から端末3に、認証処理結
果と課金開始の情報を同じネットワークレイヤのパケッ
トに格納して伝送してもかまわない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
有料のマルチキャストデータを受信する場合に、課金開
始情報あるいは現在の課金の情報をクライアントホスト
で知ることができる。また、クライアントホストの認証
を行う場合に、認証が失敗してもその理由をクライアン
トホストが知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するマルチキャスト通信システム
の基本的な構成例を示すブロック構成図。
【図2】本発明の第一実施例を説明する図であり、クラ
イアントホストによるマルチキャストグループへの参加
および離脱のフローチャート。
【図3】ルーティング装置のクライアントホストに対す
る処理のフローチャート。
【図4】課金情報をクライアントホストに通知するため
のタイミングシーケンス。
【図5】課金開始情報を格納できるIGMPメッセージ
フォーマット。
【図6】本発明の第二実施例を説明する図であり、クラ
イアントホストによるマルチキャストグループへの参加
および離脱のフローチャート。
【図7】ルーティング装置のクライアントホストに対す
る処理のフローチャート。
【図8】認証失敗情報をクライアントホストに通知する
ためのタイミングシーケンス。
【図9】認証を行うための情報を格納できるIGMPメ
ッセージフォーマット。
【図10】本発明の第三実施例を説明する図であり、ク
ライアントホストによるマルチキャストグループへの参
加および離脱のフローチャート。
【図11】ルーティング装置のクライアントホストに対
する処理のフローチャート。
【図12】課金情報をクライアントホストに通知するた
めのタイミングシーケンス。
【図13】本発明で用いることが可能なIGAPメッセ
ージフォーマットの一例を示す図。
【図14】本発明で用いることが可能なIGAPメッセ
ージフォーマットの他の例を示す図。
【図15】本発明のクライアントホスト(端末)とルー
ティング装置(ルータ)の内部構成例を示すブロック
図。
【符号の説明】
1 IPネットワーク 2 ルーティング装置 3 クライアントホスト 11 情報配信サーバ 12 課金サーバ 13 認証サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 孝子 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 安藤 大介 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA08 HB08 LD06

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されたルーティング
    装置と、このルーティング装置を介して前記ネットワー
    クに接続される1以上のクライアントホストとを備え、 前記1以上のクライアントホストはそれぞれ、マルチキ
    ャストグループへの参加あるいは離脱を要求するマルチ
    キャスト制御パケットを前記ルーティング装置に送信す
    る要求手段を含み、 前記ルーティング装置は、マルチキャストグループ毎に
    特定のアドレスが付与されたマルチキャストデータをネ
    ットワークから受け取り、それをそのマルチキャストグ
    ループに参加しているクライアントホストに配信する配
    信手段を含むマルチキャスト通信システムにおいて、 前記ルーティング装置は、配信するマルチキャストデー
    タが課金対象であってクライアントホストが課金対象の
    マルチキャストデータの受信を開始するときに、課金開
    始を示す情報をマルチキャスト制御パケットに追加して
    そのクライアントホストにネットワークレイヤプロトコ
    ルにより通知する手段を含み、 前記1以上のクライアントホストはそれぞれ、前記マル
    チキャスト制御パケットからネットワークレイヤプロト
    コルにより課金開始を認識する手段を含むことを特徴と
    するマルチキャスト通信システム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークレイヤプロトコルは、
    IGMP(InternalGroup Manegement Protocol)または
    MLD(Multicast Listener Discovery)に基づいたプロ
    トコルであることを特徴とする請求項1記載のマルチキ
    ャスト通信システム。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続されたルーティング
    装置と、このルーティング装置を介して前記ネットワー
    クに接続される1以上のクライアントホストとを備え、 前記1以上のクライアントホストはそれぞれ、認証を必
    要とするマルチキャストグループへの参加を要求するた
    めに、そのマルチキャストグループを識別する情報と自
    己を識別するクライアント情報とを追加したマルチキャ
    スト制御パケットを前記ルーティング装置に送信する手
    段を含み、 前記ルーティング装置は、マルチキャストグループ毎に
    特定のアドレスが付与されたマルチキャストデータをネ
    ットワークから受け取り、それをそのマルチキャストグ
    ループに参加しているクライアントホストに配信する配
    信手段を含むマルチキャスト通信システムにおいて、 前記ルーティング装置は、各クライアントホストからの
    認証を必要とするマルチキャストグループへの参加を要
    求するマルチキャスト制御パケットに対してそのクライ
    アントホストの認証を行った結果、認証が失敗したとき
    には、その理由を示す情報をマルチキャスト制御パケッ
    トに追加して、対応するクライアントホストにネットワ
    ークレイヤプロトコルにより通知する手段を含み、 前記1以上のクライアントホストはそれぞれ、前記マル
    チキャスト制御パケットからネットワークレイヤプロト
    コルにより認証失敗の理由を認識する手段を含むことを
    特徴とするマルチキャスト通信システム。
  4. 【請求項4】 前記ネットワークレイヤプロトコルは、
    IGMP(InternalGroup Manegement Protocol)または
    MLD(Multicast Listener Discovery)に基づいたプロ
    トコルであることを特徴とする請求項3記載のマルチキ
    ャスト通信システム。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続されたルーティング
    装置と、このルーティング装置を介して前記ネットワー
    クに接続される1以上のクライアントホストとを備え、 前記1以上のクライアントホストはそれぞれ、マルチキ
    ャストグループへの参加あるいは離脱を要求するマルチ
    キャスト制御パケットを前記ルーティング装置に送信す
    る要求手段を含み、 前記ルーティング装置は、マルチキャストグループ毎に
    特定のアドレスが付与されたマルチキャストデータをネ
    ットワークから受け取り、それをそのマルチキャストグ
    ループに参加しているクライアントホストに配信する配
    信手段を含むマルチキャスト通信システムにおいて、 前記1以上のクライアントホストはそれぞれ、受信した
    マルチキャストデータにかかった料金の情報を要求する
    情報をマルチキャスト制御パケットに追加して前記ルー
    ティング装置にネットワークレイヤプロトコルにより送
    信する手段を含み、 前記ルーティング装置は、クライアントホストからの料
    金情報を要求するマルチキャスト制御パケットに対し
    て、配信するマルチキャストデータが課金対象であると
    きに行われる課金処理による課金情報を追加したマルチ
    キャスト制御パケットをネットワークレイヤプロトコル
    で返送する手段を含み、 前記1以上のクライアントホストはそれぞれ、返送され
    たマルチキャスト制御パケットからネットワークレイヤ
    プロトコルにより課金情報を認識する手段をさらに含む
    ことを特徴とするマルチキャスト通信システム。
  6. 【請求項6】 前記ネットワークレイヤプロトコルは、
    IGMP(InternalGroup Manegement Protocol)または
    MLD(Multicast Listener Discovery)に基づいたプロ
    トコルであることを特徴とする請求項5記載のマルチキ
    ャスト通信システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続されたルーティング
    装置と、このルーティング装置を介して前記ネットワー
    クに接続される1以上のクライアントホストとを備えた
    マルチキャスト通信システムにおけるクライアントホス
    ト装置であって、 マルチキャストグループへの参加あるいは離脱を要求す
    るマルチキャスト制御パケットを前記ルーティング装置
    に送信する要求手段と、 前記ルーティング装置が、マルチキャストグループ毎に
    特定のアドレスが付与されたマルチキャストデータをネ
    ットワークから受け取り、それをそのマルチキャストグ
    ループに参加しているクライアントホストに配信するマ
    ルチキャストデータを受信する手段と、 前記ルーティング装置が、配信するマルチキャストデー
    タが課金対象であってクライアントホストが課金対象の
    マルチキャストデータの受信を開始するときに、課金開
    始を示す情報をマルチキャスト制御パケットに追加して
    そのクライアントホストにネットワークレイヤプロトコ
    ルにより通知したマルチキャスト制御パケットからネッ
    トワークレイヤプロトコルにより課金開始を認識する手
    段を含むことを特徴とするクライアントホスト装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータ製品を、請求項7記載のク
    ライアントホスト装置として機能させるためのプログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のプログラムが記録された
    記録媒体。
  10. 【請求項10】 ネットワークに接続されたルーティン
    グ装置と、このルーティング装置を介して前記ネットワ
    ークに接続される1以上のクライアントホストとを備え
    たマルチキャスト通信システムにおけるルーティング装
    置であって、 前記1以上のクライアントホストがそれぞれ送信した、
    マルチキャストグループへの参加あるいは離脱を要求す
    るマルチキャスト制御パケットを受信する手段と、 マルチキャストグループ毎に特定のアドレスが付与され
    たマルチキャストデータをネットワークから受け取り、
    それをそのマルチキャストグループに参加しているクラ
    イアントホストに配信する配信手段と、 配信するマルチキャストデータが課金対象であってクラ
    イアントホストが課金対象のマルチキャストデータの受
    信を開始するときに、課金開始を示す情報をマルチキャ
    スト制御パケットに追加してそのクライアントホストに
    ネットワークレイヤプロトコルにより通知する手段を含
    むことを特徴とするルーティング装置。
  11. 【請求項11】 コンピュータ製品を、請求項10記載
    のルーティング装置として機能させるためのプログラ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のプログラムが記録さ
    れた記録媒体。
  13. 【請求項13】 ネットワークに接続されたルーティン
    グ装置と、このルーティング装置を介して前記ネットワ
    ークに接続される1以上のクライアントホストとを備え
    たマルチキャスト通信システムにおけるクライアントホ
    スト装置であって、 認証を必要とするマルチキャストグループへの参加を要
    求するために、そのマルチキャストグループを識別する
    情報と自己を識別するクライアント情報とを追加したマ
    ルチキャスト制御パケットを前記ルーティング装置に送
    信する手段と、 前記ルーティング装置が、マルチキャストグループ毎に
    特定のアドレスが付与されたマルチキャストデータをネ
    ットワークから受け取り、それをそのマルチキャストグ
    ループに参加しているクライアントホストに配信するマ
    ルチキャストデータを受信する手段と、 前記ルーティング装置が、各クライアントホストからの
    認証を必要とするマルチキャストグループへの参加を要
    求するマルチキャスト制御パケットに対してそのクライ
    アントホストの認証を行った結果、認証が失敗したとき
    には、その理由を示す情報をマルチキャスト制御パケッ
    トに追加して、対応するクライアントホストにネットワ
    ークレイヤプロトコルにより通知したマルチキャスト制
    御パケットからネットワークレイヤプロトコルにより認
    証失敗の理由を認識する手段を含むことを特徴とするク
    ライアントホスト装置。
  14. 【請求項14】 コンピュータ製品を、請求項13記載
    のクライアントホスト装置として機能させるためのプロ
    グラム。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のプログラムが記録さ
    れた記録媒体。
  16. 【請求項16】 ネットワークに接続されたルーティン
    グ装置と、このルーティング装置を介して前記ネットワ
    ークに接続される1以上のクライアントホストとを備え
    たマルチキャスト通信システムにおけるルーティング装
    置であって、 前記1以上のクライアントホストがそれぞれ送信した、
    認証を必要とするマルチキャストグループへの参加を要
    求するために、そのマルチキャストグループを識別する
    情報と自己を識別するクライアント情報とを追加したマ
    ルチキャスト制御パケットを受信する手段と、 マルチキャストグループ毎に特定のアドレスが付与され
    たマルチキャストデータをネットワークから受け取り、
    それをそのマルチキャストグループに参加しているクラ
    イアントホストに配信する配信手段と、 各クライアントホストからの認証を必要とするマルチキ
    ャストグループへの参加を要求するマルチキャスト制御
    パケットに対してそのクライアントホストの認証を行っ
    た結果、認証が失敗したときには、その理由を示す情報
    をマルチキャスト制御パケットに追加して、対応するク
    ライアントホストにネットワークレイヤプロトコルによ
    り通知する手段を含むことを特徴とするルーテイング装
    置。
  17. 【請求項17】 コンピュータ製品を、請求項16記載
    のルーティング装置として機能させるためのプログラ
    ム。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のプログラムが記録さ
    れた記録媒体。
  19. 【請求項19】 ネットワークに接続されたルーティン
    グ装置と、このルーティング装置を介して前記ネットワ
    ークに接続される1以上のクライアントホストとを備え
    たマルチキャスト通信システムにおけるクライアントホ
    スト装置であって、 マルチキャストグループへの参加あるいは離脱を要求す
    るマルチキャスト制御パケットを前記ルーティング装置
    に送信する要求手段と、 前記ルーティング装置が、マルチキャストグループ毎に
    特定のアドレスが付与されたマルチキャストデータをネ
    ットワークから受け取り、それをそのマルチキャストグ
    ループに参加しているクライアントホストに配信するマ
    ルチキャストデータを受信する手段と、 受信したマルチキャストデータにかかった料金の情報を
    要求する情報をマルチキャスト制御パケットに追加して
    前記ルーティング装置にネットワークレイヤプロトコル
    により送信する手段と、 前記ルーティング装置が、クライアントホストからの料
    金情報を要求するマルチキャスト制御パケットに対し
    て、配信するマルチキャストデータが課金対象であると
    きに行われる課金処理による課金情報を追加したマルチ
    キャスト制御パケットをネットワークレイヤプロトコル
    で返送したマルチキャスト制御パケットからネットワー
    クレイヤプロトコルにより課金情報を認識する手段を含
    むことを特徴とするクライアントホスト装置。
  20. 【請求項20】 コンピュータ製品を、請求項19記載
    のクライアントホスト装置として機能させるためのプロ
    グラム。
  21. 【請求項21】 請求項20記載のプログラムが記録さ
    れた記録媒体。
  22. 【請求項22】 ネットワークに接続されたルーティン
    グ装置と、このルーティング装置を介して前記ネットワ
    ークに接続される1以上のクライアントホストとを備え
    たマルチキャスト通信システムにおけるルーティング装
    置であって、 前記1以上のクライアントホストがそれぞれ送信した、
    マルチキャストグループへの参加あるいは離脱を要求す
    るマルチキャスト制御パケットを受信する手段と、 マルチキャストグループ毎に特定のアドレスが付与され
    たマルチキャストデータをネットワークから受け取り、
    それをそのマルチキャストグループに参加しているクラ
    イアントホストに配信する配信手段と、 前記1以上のクライアントホストがそれぞれ、受信した
    マルチキャストデータにかかった料金の情報を要求する
    情報をマルチキャスト制御パケットに追加して前記ルー
    ティング装置にネットワークレイヤプロトコルにより送
    信したマルチキャスト制御パケットを受信する手段と、 クライアントホストからの料金情報を要求するマルチキ
    ャスト制御パケットに対して、配信するマルチキャスト
    データが課金対象であるときに行われる課金処理による
    課金情報を追加したマルチキャスト制御パケットをネッ
    トワークレイヤプロトコルで返送する手段を含むことを
    特徴とするルーティング装置。
  23. 【請求項23】 コンピュータ製品を、請求項22記載
    のルーティング装置として機能させるためのプログラ
    ム。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のプログラムが記録さ
    れた記録媒体。
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