JP2003273883A - 無線通信装置、無線通信方法、およびこれらを用いた無線通信システム - Google Patents

無線通信装置、無線通信方法、およびこれらを用いた無線通信システム

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JP2003273883A JP2002072283A JP2002072283A JP2003273883A JP 2003273883 A JP2003273883 A JP 2003273883A JP 2002072283 A JP2002072283 A JP 2002072283A JP 2002072283 A JP2002072283 A JP 2002072283A JP 2003273883 A JP2003273883 A JP 2003273883A
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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明では、一端末に対する負荷を軽減すると
共に各端末の移動に対応して、長時間ネットワークを維
持することが可能な無線通信装置、無線通信方法、およ
びこれらを用いた無線通信システムを提供する。 【解決手段】親機のバッテリ残量が一定値以下となった
場合や親機との距離が離れて通信が切断された子機が発
生した場合など、必要に応じて、ネットワーク内の各子
機のバッテリ残量や各端末の位置関係を調査し、バッテ
リ残量が多い子機や各端末と無線通信接続を行うのに適
した位置関係にある子機など、ネットワークの維持に適
した端末を新たな親機とするネットワークを再接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信装置、無線通
信方法、およびこれらを用いた無線通信システムに関
し、特に近距離無線通信を用いてネットワークを構築す
ることが可能な無線通信装置、無線通信方法、およびこ
れらを用いた無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットやイントラネットなど、
パソコンやPDAなどの情報処理端末間でデータの送受
信を行うネットワークが様々な場面で構築され、利用さ
れている。
【0003】また、携帯電話やPDA、ノートパソコン
などの通信端末に設けられた、IrDAやBlueto
othなどの無線通信方式を用いてネットワークを構築
することも多い。
【0004】ここで、例えば、Bluetoothを用
いて構成した無線ネットワークとして、図1(a)に示
すように、1台の親機1が複数の子機2と一対一で接続
し(Point to Point接続)、相互にデー
タ通信を行うピコネットが挙げられる。
【0005】このピコネットでは、最初に親機となった
無線通信装置が一貫して親として動作し、ネットワーク
が破棄されるまでネットワークの制御を行う。
【0006】このため、例えば、複数の携帯電話の間で
Bluetoothを用いて無線接続してチャットを行
う場合、最初に接続を開始した携帯電話が親となり、チ
ャットが終了するまでの間、その端末は親として動作す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このピコネ
ットは、最初に親となった端末(親機)を中心に、他の
端末(子機)と親機とがPoint to Point
接続したネットワークであるため、親機への通信負荷が
非常に高くなり、親機における電力の消費は他の端末に
比べて激しくなる。
【0008】また、上記のチャットの例では、親機が接
続を中断するとネットワークが破棄されるため、チャッ
トが強制終了される。
【0009】そこで本発明では、一端末に対する負荷を
軽減すると共に各端末の移動に対応して、長時間ネット
ワークを維持することが可能な無線通信装置、無線通信
方法、およびこれらを用いた無線通信システムを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明における無線通信
装置では、自端末を親機として他の無線通信装置と近距
離無線通信機能を用いてネットワークを形成する無線通
信装置において、自端末と子機である無線通信装置との
位置関係を測定する位置関係測定部と、位置関係から通
信形態の切り替えのタイミングを判断する切り替えタイ
ミング判断部と、無線通信装置にネットワークを形成す
る各端末と該無線通信装置との位置関係を示す位置関係
情報の通知を要求し、該無線通信装置から通知された位
置関係情報を受信する位置関係情報処理部と、位置関係
情報を用いて切り替え対象先の無線通信装置を選定する
切り替え対象端末決定部と、切り替え対象先の無線通信
装置を新たな親機とする通信形態に切り替える通信形態
切り替え処理部とを具備する。
【0011】また、自端末のバッテリ残量を測定するバ
ッテリ残量測定部と、無線通信装置にバッテリ残量を示
すバッテリ情報の通知を要求し、該無線通信装置から通
知されたバッテリ情報を受信するバッテリ情報処理部
と、をさらに具備し、判断部は、位置関係およびバッテ
リ残量から通信形態の切り替えのタイミングを判断し、
切り替え対象端末決定部は、位置関係情報及びバッテリ
情報を用いて切り替え対象先の無線通信装置を選定す
る。
【0012】また、本発明における無線通信装置では、
自端末を子機として他の無線通信装置と近距離無線通信
機能を用いてネットワークを形成する無線通信装置にお
いて、自端末とネットワークを形成する各端末との位置
関係を測定する位置関係測定部と、位置関係測定部によ
り測定された位置関係を親機である無線通信装置に通知
する位置関係情報処理部と、無線通信装置からの指示に
応じて自端末を親機とする通信形態に切り替える通信形
態切り替え処理部とを具備する。
【0013】また、自端末のバッテリ残量を測定するバ
ッテリ残量測定部と、バッテリ残量測定部により測定さ
れたバッテリ残量を親機である無線通信装置に通知する
バッテリ情報処理部とをさらに具備する。
【0014】次に、本発明における無線通信方法では、
自端末を親機として他の無線通信装置と近距離無線通信
機能を用いてネットワークを形成する無線通信方法にお
いて、自端末と子機である無線通信装置との位置関係を
測定し、位置関係から通信形態の切り替えのタイミング
を判断し、無線通信装置にネットワークを形成する各端
末と該無線通信装置との位置関係を示す位置関係情報の
通知を要求し、位置関係情報を用いて切り替え対象先の
無線通信装置を選定し、切り替え対象先の無線通信装置
を新たな親機とする通信形態に切り替える。
【0015】また、自端末のバッテリ残量を測定し、位
置関係およびバッテリ残量から通信形態の切り替えのタ
イミングを判断し、無線通信装置に位置関係情報及び該
無線通信装置のバッテリ残量を示すバッテリ情報の通知
を要求し、位置関係情報及びバッテリ情報を用いて切り
替え対象先の無線通信装置を選定する。
【0016】また、本発明における無線通信方法では、
自端末を子機として他の無線通信装置と近距離無線通信
機能を用いてネットワークを形成する無線通信方法にお
いて、自端末とネットワークを形成する各端末との位置
関係を測定し、位置関係を親機である無線通信装置に通
知し、無線通信装置からの指示に応じて自端末を親機と
する通信形態に切り替える。
【0017】また、自端末のバッテリ残量を測定し、位
置関係情報及びバッテリ残量を示すバッテリ情報を親機
である無線通信装置に通知する。
【0018】本発明における無線通信システムでは、親
機である無線通信装置と子機である複数の無線通信装置
とを近距離無線通信機能を用いて接続したネットワーク
を形成する無線通信システムにおいて、親機と子機との
位置関係を測定し、該位置関係を用いて通信形態を切り
替えるタイミングを判別する手段と、子機と親機及び他
の子機との位置関係を測定し、該位置関係を示す位置関
係情報を該親機に通知する手段と、位置関係情報を用い
て親機に切り替える切り替え対象先の子機を選定する手
段と、切り替え対象先の子機にネットワークを形成する
無線通信装置の識別子を送信する手段と、切り替え対象
先の子機を親機とするネットワークを接続する手段とを
具備する。
【0019】また、親機のバッテリ残量を測定する手段
と、子機のバッテリ残量を測定し、該バッテリ残量を示
すバッテリ情報を該親機に通知する手段とをさらに具備
し、通信形態を切り替えるタイミングの判別は、親機と
子機との位置関係及び該親機のバッテリ残量を用いて判
別し、位置関係情報及びバッテリ情報を用いて切り替え
対象先の子機を選定する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明における無線通信
システムの構成を示す概念図であり、図2は、本発明に
関する無線通信装置の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0021】本発明における無線通信システムでは、図
1(a)に示すように、一台の無線通信装置1を親機と
し、他の無線通信装置2−1、2−2、2−3を子機と
して構築したネットワークにおいて、例えば、親機であ
る無線通信装置1のバッテリ残量が減少し、子機である
無線通信装置2−1のバッテリ残量がネットワーク内で
最も多くなると、図1(b)に示すように、無線通信装
置2−1を親機としたネットワークを構築するように構
成されている。
【0022】そして、図2に示すように、本発明におけ
る無線通信装置10には、他の無線通信装置と無線通信
を行う近距離無線通信部11、動力源であるバッテリ1
2、バッテリ12の電気残量を測定するバッテリ残量測
定部13、バッテリの電気残量についての情報を処理す
るバッテリ情報処理部14、他の無線通信装置との位置
関係を測定する位置関係測定部15、位置関係に関する
情報を処理する位置関係情報処理部16、親機と子機の
通信機能の切り替えるタイミングを判別する切り替えタ
イミング判別部17、新たな親機とする子機を決定する
切り替え対象端末決定部18、子機と親機との間で通信
形態の切り替え処理を行う通信形態切り替え処理部1
9、無線通信装置全体の制御を行う制御部20が設けら
れている。
【0023】ここで、近距離無線通信部11はBlue
toothの通信モジュールであり、他のBlueto
oth通信モジュールを実装した端末とBluetoo
thの仕様に従って無線で通信することができる。
【0024】また、バッテリ情報処理部14は、親機の
場合、一定時間ごとに自端末のバッテリ残量をバッテリ
残量測定部13を用いて測定し、また、子機にバッテリ
残量を要求して、その応答を受信する。
【0025】一方子機の場合、親機からバッテリ残量通
知の要求を受信すると自端末のバッテリ残量をバッテリ
残量測定部13を用いて測定して親機に送信する。
【0026】位置関係測定部15は、近距離無線通信部
11、すなわちBluetoothを用いてデバイス探
索を行うことにより、自端末を中心とする通信範囲内に
ネットワークを形成する端末が何台含まれているかとい
う自端末と他の端末との位置関係を測定する。
【0027】位置関係情報処理部16は、親機の場合、
一定時間ごとに自端末と他の端末との位置関係を位置関
係測定部15を用いて測定し、また、子機に位置関係情
報を要求して、その応答を受信する。
【0028】一方子機の場合、親機から位置関係情報通
知要求を受信すると自端末と他の端末と位置関係を位置
関係測定部15を用いて測定して親機に送信する。
【0029】切り替えタイミング判別部17は、バッテ
リ残量測定部104により測定されたバッテリ残量、も
しくは位置関係測定部15により測定された位置関係情
報を基に親機を子機の通信機能へ切り替えるタイミング
を判別する。
【0030】切り替え対象端末決定部18は、バッテリ
残量処理部105により得られた子機のバッテリ残量、
もしくは位置関係情報処理部16により得られた子機の
位置関係情報を基に親機を子機の通信機能へ切り替える
対象先の端末を決定する。
【0031】通信形態切り替え処理部19は、切り替え
タイミング判別部17で親機を子機の通信機能へ切り替
えるタイミングであると判別され、切り替え対象端末決
定部18により切り替えの対象先の端末が決定すると、
その対象先の子機と親機との間で通信形態の切り替え処
理を行う。
【0032】ここで、親機の通信形態とは、各子機と通
信を行う形態のことであり、子機の通信形態とは、親機
と通信を行う形態のことである。
【0033】なお、本実施の形態では、無線通信の手段
としてBluetooth方式を用いているが、通信手
段はBluetooth方式に限られるものではなく、
他の方式で無線通信を行ってもよい。
【0034】また、識別子としては、携帯電話機の電話
番号や個々の装置に設けられているID、IPアドレス
など、ネットワークに接続している個々の端末を識別す
ることが可能な情報を用いる。
【0035】図3は本発明における通信形態の切り替え
方法において、バッテリ残量に基づいて親機と子機の通
信形態を切り替える手順を示したフローチャートであ
る。
【0036】図3において本実施の形態では、まず、端
末1を親機、端末2及び端末3を子機とするネットワー
クを接続する。
【0037】そして、親機は一定時間ごとに自端末のバ
ッテリ残量を測定し(ステップ100)、親機の切り替
えを行うか判断する(ステップ101)。
【0038】ここで、バッテリ残量が一定値を越え、ま
たはバッテリ残量の減少値が一定値未満であると、通信
形態を切り替えるタイミングでないと判断し(ステップ
101でNO)、端末1を親機、端末2及び端末3を子
機としたネットワークを維持する。
【0039】また、バッテリ残量が一定値以下、または
バッテリ残量の減少値が一定値以上であると、通信形態
を切り替えるタイミングと判断し(ステップ101でY
ES)、親機は子機へバッテリ情報を要求する(ステッ
プ102)。
【0040】子機は、バッテリ残量を測定して(ステッ
プ103)、親機にバッテリ情報を通知し(ステップ1
04)、親機では、通知されたバッテリ情報からバッテ
リ残量の最も多い子機を通信形態の切り替え対象先とし
て選定する(ステップ105)。
【0041】ここで、本実施の形態では、端末2のバッ
テリ残量が最も多く、通信形態の切り替え対象先として
選定したとする。
【0042】そして、切り替え対象先の子機である端末
2へ通信形態切り替えを要求し(ステップ106)、端
末2では、切り替えに同意するかの判断を行う(ステッ
プ107)。
【0043】ここで、切り替えに同意する(ステップ1
07でYES)と、通信形態の切り替え要求に応答し
(スッテプ108)、親機は切り替え対象先の子機へネ
ットワークを形成する端末の識別子を送信する(ステッ
プ109)。
【0044】そして、切り替え対象先の子機からネット
ワーク切断要求を受信すると(ステップ110)、各子
機にネットワーク切断要求を送信して(ステップ11
0)ネットワークを切断する。
【0045】切り替え対象先の子機である端末2は、ネ
ットワークの切断をきっかけとして、ネットワークを形
成する端末の内の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ112)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ113)と、ネットワークを形成す
る端末の内の他の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ114)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ115)ことにより、自端末(端末
2)を親とするネットワークを再接続する。
【0046】また、この再接続に伴って、端末1の通信
形態を親機としての通信形態から子機としての通信形態
に、端末2の通信形態を子機としての通信形態から親機
として通信形態へ、それぞれ通信形態を切り替える。
【0047】なお、本実施の形態では、切り替え要求に
対して同意する場合のみ応答を行っているが、この同意
は、切り替え対象先の端末を利用している人物の判断の
みならず、親機として機能するに十分な条件を端末が有
している場合には自動的に応答するように構成すること
もできる。
【0048】また、一定時間内に切り替え要求に対する
応答が得られない場合は、同意が得られなかったと判断
して、次にバッテリ残量の多い子を切り替え先として選
定し、新たに選定された端末に通信形態切り替え要求を
送信するように構成することもできる。
【0049】本実施の形態では、バッテリ残量の多い子
機を新たな親機とするため、バッテリ切れに伴うネット
ワークの切断を防止し、同じ端末で構成するネットワー
クを長時間維持することができる。
【0050】また、切り替え対象先の端末から同意を得
た後に切り替えを行うため、対象先の端末で情報量の多
いアプリケーションを使用している場合や、親機として
機能するために十分な能力を有していない場合など、親
機として動作するには適していない場合は、切り替えを
拒否することが可能となり、適切な端末を親機としたネ
ットワークを形成することができる。
【0051】第1の実施の形態では、切り替え対象先の
端末で同意を得た後に、切り替えを行っているが、同意
を得ることなく切り替えを行うことも可能で、この方法
について、以下、第2の実施の形態を用いて説明する。
【0052】図4は本発明における通信形態の切り替え
方法において、バッテリ残量に基づいて親機と子機の通
信形態を切り替える手順を示したフローチャートであ
る。
【0053】図4において本実施の形態では、まず、端
末1を親機、端末2及び端末3を子機とするネットワー
クを接続する。
【0054】そして、親機は一定時間ごとに自端末のバ
ッテリ残量を測定し(ステップ200)、親機の切り替
えを行うか判断する(ステップ201)。
【0055】ここで、バッテリ残量が一定値を越え、ま
たはバッテリ残量の減少値が一定値未満であると、通信
形態を切り替えるタイミングでないと判断し(ステップ
201でNO)、端末1を親機、端末2及び端末3を子
機としたネットワークを維持する。
【0056】また、バッテリ残量が一定値以下、または
バッテリ残量の減少値が一定値以上であると、通信形態
を切り替えるタイミングと判断し(ステップ201でY
ES)、親機は子機へバッテリ情報を要求する(ステッ
プ202)。
【0057】子機は、バッテリ残量を測定して(ステッ
プ203)、親機にバッテリ情報を通知し(ステップ2
04)、親機では、通知されたバッテリ情報からバッテ
リ残量の最も多い子機を通信形態の切り替え対象先とし
て選定する(ステップ205)。
【0058】ここで、本実施の形態では、端末2のバッ
テリ残量が最も多く、通信形態の切り替え対象先として
選定したとする。
【0059】そして、切り替え対象先の子機である端末
2へ、通信形態切り替え命令を送信し(ステップ20
6)、また、ネットワークを形成する端末の識別子を送
信する(ステップ207)。
【0060】そして、切り替え対象先の子機からネット
ワーク切断要求を受信すると(ステップ208)、各子
機にネットワーク切断要求を送信して(ステップ20
9)ネットワークを切断する。
【0061】切り替え対象先の子機である端末2は、ネ
ットワークの切断をきっかけとして、ネットワークを形
成する端末の内の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ210)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ211)と、ネットワークを形成す
る端末の内の他の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ212)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ213)ことにより、自端末(端末
2)を親とするネットワークを再接続する。
【0062】また、この再接続に伴って、端末1が親か
ら子へ、端末2が子から親へ、それぞれ通信形態を切り
替える。
【0063】本実施の形態では、バッテリ残量の多い子
機を新たな親機とするため、バッテリ切れに伴うネット
ワークの切断を防止し、同じ端末で構成するネットワー
クを長時間維持することができる。
【0064】また、切り替え対象先の端末からの同意を
必要としない為、対象先の端末を利用しているユーザに
負担をかけることなく、適切な端末を親機としたネット
ワークを形成することができる。
【0065】ところで、図5(a)に示すように、親機
である無線通信装置1は、子機である各無線通信装置2
と無線通信を用いてPoint to Point接続
することにより、ネットワークを形成している。
【0066】このため、例えば、図5(b)に示すよう
に、親機である無線通信装置1が移動すると、この移動
に伴って親機と接続するための通信範囲が移動し、通信
範囲外となった子機である無線通信装置2−1は、ネッ
トワークとの接続が強制的に切断される。
【0067】そこで、第3の実施の形態として、図5
(c)に示すように、各端末と通信を行うことが可能な
子機を親機に切り替える無線通信方法について説明す
る。
【0068】図6は本発明における通信形態の切り替え
方法において、各端末の位置関係に基づいて親機と子機
の通信形態を切り替える手順を示したフローチャートで
ある。
【0069】図6において本実施の形態では、まず、端
末1を親機、端末2及び端末3を子機とするネットワー
クを接続する。
【0070】そして、親機は一定時間ごとに自端末の位
置関係を測定し(ステップ300)、親機の切り替えを
行うか判断する(ステップ301)。
【0071】ここで、すべての子機が親機の通信範囲内
にあると、通信形態を切り替えるタイミングでないと判
断し(ステップ301でNO)、端末1を親機、端末2
及び端末3を子機としたネットワークを維持する。
【0072】また、いずれかの子機の位置が親機の通信
範囲外にあると、通信形態を切り替えるタイミングと判
断し(ステップ301でYES)、親機は子機へ位置関
係情報を要求する(ステップ302)。
【0073】子機は、位置関係を測定して(ステップ3
03)、親機に位置関係情報を通知し(ステップ30
4)、親機では、通知された位置関係情報から通信範囲
内にネットワークを形成する端末が最も多く含まれる端
末を通信形態の切り替え対象先として選定する(ステッ
プ305)。
【0074】ここで、本実施の形態では、端末2の通信
範囲内にネットワークを形成する端末が最も多く含ま
れ、この端末2を通信形態の切り替え対象先として選定
したとする。
【0075】そして、切り替え対象先の子機である端末
2へ通信形態切り替えを要求し(ステップ306)、端
末2では、切り替えに同意するかの判断を行う(ステッ
プ307)。
【0076】ここで、切り替えに同意する(ステップ3
07でYES)と、通信形態の切り替え要求に応答し
(スッテプ308)、親機は切り替え対象先の子機へネ
ットワークを形成する端末の識別子を送信する(ステッ
プ309)。
【0077】そして、切り替え対象先の子機からネット
ワーク切断要求を受信すると(ステップ310)、各子
機にネットワーク切断要求を送信して(ステップ31
1)ネットワークを切断する。
【0078】切り替え対象先の子機である端末2は、ネ
ットワークの切断をきっかけとして、ネットワークを形
成する端末の内の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ312)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ313)と、ネットワークを形成す
る端末の内の他の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ314)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ315)ことにより、自端末(端末
2)を親とするネットワークを再接続する。
【0079】また、この再接続に伴って、端末1の通信
形態を親機としての通信形態から子機としての通信形態
に、端末2の通信形態を子機としての通信形態から親機
として通信形態へ、それぞれ通信形態を切り替える。
【0080】本実施の形態では、ネットワークを形成す
る端末が通信範囲内に最も多く存在する子機を新たな親
機とするため、端末の移動に伴うネットワークの切断を
防止し、同じ端末で構成するネットワークを長時間維持
することができる。
【0081】また、切り替え対象先の端末から同意を得
た後に切り替えを行うため、切り替え対象先の子機が親
機として動作するには適していない場合は、切り替えを
拒否することが可能となり、適切な端末を親機としたネ
ットワークを形成することができる。
【0082】第3の実施の形態では、切り替え対象先の
端末で同意を得た後に、切り替えを行っているが、同意
を得ることなく切り替えを行うことも可能で、この方法
について、以下、第4の実施の形態を用いて説明する。
【0083】図7は本発明における通信形態の切り替え
方法において、各端末の位置関係に基づいて親機と子機
の通信形態を切り替える手順を示したフローチャートで
ある。
【0084】図7において本実施の形態では、まず、端
末1を親機、端末2及び端末3を子機とするネットワー
クを接続する。
【0085】そして、親機は一定時間ごとに自端末の位
置関係を測定し(ステップ400)、親機の切り替えを
行うか判断する(ステップ401)。
【0086】ここで、すべての子機が親機の通信範囲内
にあると、通信形態を切り替えるタイミングでないと判
断し(ステップ401でNO)、端末1を親機、端末2
及び端末3を子機としたネットワークを維持する。
【0087】また、いずれかの子機の位置が親機の通信
範囲外にあると、通信形態を切り替えるタイミングと判
断し(ステップ401でYES)、親機は子機へ位置関
係情報を要求する(ステップ402)。
【0088】子機は、位置関係を測定して(ステップ4
03)、親機に位置関係情報を通知し(ステップ40
4)、親機では、通知された位置関係情報から通信範囲
内にネットワークを形成する端末が最も多く含まれる子
機を通信形態の切り替え対象先として選定する(ステッ
プ405)。
【0089】ここで、本実施の形態では、端末2の通信
範囲内にネットワークを形成する端末が最も多く含ま
れ、この端末2を通信形態の切り替え対象先として選定
したとする。
【0090】そして、切り替え対象先の子機である端末
2へ、通信形態切り替え命令を送信し(ステップ40
6)、また、ネットワークを形成する端末の識別子を送
信する(ステップ407)。
【0091】そして、切り替え対象先の子機からネット
ワーク切断要求を受信すると(ステップ408)、各子
機にネットワーク切断要求を送信して(ステップ40
9)ネットワークを切断する。
【0092】切り替え対象先の子機である端末2は、ネ
ットワークの切断をきっかけとして、ネットワークを形
成する端末の内の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ410)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ411)と、ネットワークを形成す
る端末の内の他の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ412)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ413)ことにより、自端末(端末
2)を親とするネットワークを再接続する。
【0093】また、この再接続に伴って、端末1が親か
ら子へ、端末2が子から親へ、それぞれ通信形態を切り
替える。
【0094】本実施の形態では、通信範囲内にネットワ
ークを形成する端末が最も多く含まれている子機を新た
な親機とするため、端末の移動に伴うネットワークの切
断を防止し、同じ端末で構成するネットワークを長時間
維持することができる。
【0095】また、切り替え対象先の端末からの同意を
必要としない為、対象先の端末を利用しているユーザに
負担をかけることなく、適切な端末を親機としたネット
ワークを形成することができる。
【0096】ところで、第1乃至第4の実施の形態で
は、バッテリ情報または位置関係情報に基づいて親機と
子機との通信形態の切り替えを行っているが、バッテリ
情報及び位置関係情報からもっと適切な子機を新たな親
機とするように構成することも可能である。
【0097】そこで、第5の実施の形態として、バッテ
リ情報及び位置関係情報から新たな親機となる子機の選
定し、選定された子機を親機に切り替える無線通信方法
について説明する。
【0098】図8は本発明における通信形態の切り替え
方法において、各端末のバッテリ残量及び位置関係に基
づいて親機と子機の通信形態を切り替える手順を示した
フローチャートである。
【0099】図8において本実施の形態では、まず、端
末1を親機、端末2及び端末3を子機とするネットワー
クを接続する。
【0100】そして、親機は、一定時間ごとに自端末の
バッテリ残量及び位置関係を測定し(ステップ50
0)、親機の切り替えを行うか判断する(ステップ50
1)。
【0101】ここで、すべての子機が親機の通信範囲内
にあると共に、バッテリ残量が一定値を越え、またはバ
ッテリ残量の減少値が一定値未満であると、通信形態を
切り替えるタイミングでないと判断し(ステップ501
でNO)、端末1を親機、端末2及び端末3を子機とし
たネットワークを維持する。
【0102】また、いずれかの子機の位置が親機の通信
範囲外にある、またはバッテリ残量が一定値以下、バッ
テリ残量の減少値が一定値以上であると、通信形態を切
り替えるタイミングと判断し(ステップ501でYE
S)、親機は子機へ、バッテリ情報及び位置関係情報を
要求する(ステップ502)。
【0103】子機は、バッテリ残量及び位置関係を測定
して(ステップ503)、親機にバッテリ情報及び位置
関係情報を通知し(ステップ504)、親機では、通知
されたバッテリ情報及び位置関係情報から、通信範囲内
にネットワークを形成する端末が最も多く含まれる端末
の中で最もバッテリ残量の多い端末を通信形態の切り替
え対象先として選定する(ステップ505)。
【0104】ここで本実施の形態では、通信範囲内にネ
ットワークを形成する端末を最も多く含む端末の中で最
もバッテリ残量の多い端末として、端末2を通信形態の
切り替え対象先として選定したとする。
【0105】そして、切り替え対象先の子機である端末
2へ通信形態切り替えを要求し(ステップ506)、端
末2では、切り替えに同意するかの判断を行う(ステッ
プ507)。
【0106】ここで、切り替えに同意する(ステップ5
07でYES)と、通信形態の切り替え要求に応答し
(スッテプ508)、親機は切り替え対象先の子機へネ
ットワークを形成する端末の識別子を送信する(ステッ
プ509)。
【0107】そして、切り替え対象先の子機からネット
ワーク切断要求を受信すると(ステップ510)、各子
機にネットワーク切断要求を送信して(ステップ51
1)ネットワークを切断する。
【0108】切り替え対象先の子機である端末2は、ネ
ットワークの切断をきっかけとして、ネットワークを形
成する端末の内の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ512)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ513)と、ネットワークを形成す
る端末の内の他の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ514)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ515)ことにより、自端末(端末
2)を親とするネットワークを再接続する。
【0109】また、この再接続に伴って、端末1の通信
形態を親機としての通信形態から子機としての通信形態
に、端末2の通信形態を子機としての通信形態から親機
として通信形態へ、それぞれ通信形態を切り替える。
【0110】本実施の形態では、ネットワークを形成す
る端末が通信範囲内に最も多く存在する子機の中で最も
バッテリ残量の多い端末を新たな親機とするため、親機
の切り替えに伴ってネットワークが切断されることを防
止することが可能で、同じ端末で構成するネットワーク
を長時間維持することができる。
【0111】また、通信範囲内に多くの端末が存在する
子機の中でバッテリの残量が十分な端末を新たな親機と
することにより、親機のバッテリ残量低下に伴うネット
ワークの再接続の回数を抑えることが可能で、ネットワ
ークを再接続するための処理やバッテリの消費を抑える
ことができる。
【0112】そして、切り替え対象先の端末から同意を
得た後に切り替えを行うため、切り替え対象先の子機が
親機として動作するには適していない場合は、切り替え
を拒否することが可能となり、適切な端末を親機とした
ネットワークを形成することができる。
【0113】第6の実施の形態では、切り替え対象先の
端末で同意を得た後に、切り替えを行っているが、同意
を得ることなく切り替えを行うことも可能で、この方法
について、以下、第6の実施の形態を用いて説明する。
【0114】図9は本発明における通信形態の切り替え
方法において、各端末のバッテリ残量及び位置関係に基
づいて親機と子機の通信形態を切り替える手順を示した
フローチャートである。
【0115】図9において本実施の形態では、まず、端
末1を親機、端末2及び端末3を子機とするネットワー
クを接続する。
【0116】そして、親機は、一定時間ごとに自端末の
バッテリ残量及び位置関係を測定し(ステップ60
0)、親機の切り替えを行うか判断する(ステップ60
1)。
【0117】ここで、すべての子機が親機の通信範囲内
にあると共に、バッテリ残量が一定値を越え、またはバ
ッテリ残量の減少値が一定値未満であると、通信形態を
切り替えるタイミングでないと判断し(ステップ601
でNO)、端末1を親機、端末2及び端末3を子機とし
たネットワークを維持する。
【0118】また、いずれかの子機の位置が親機の通信
範囲外にある、またはバッテリ残量が一定値以下、バッ
テリ残量の減少値が一定値以上であると、通信形態を切
り替えるタイミングと判断し(ステップ601でYE
S)、親機は子機へ、バッテリ情報及び位置関係情報を
要求する(ステップ602)。
【0119】子機は、バッテリ残量及び位置関係を測定
して(ステップ603)、親機にバッテリ情報及び位置
関係情報を通知し(ステップ604)、親機では、通知
されたバッテリ情報及び位置関係情報から、通信範囲内
にネットワークを形成する端末が最も多く含まれる端末
の中で最もバッテリ残量の多い端末を通信形態の切り替
え対象先として選定する(ステップ605)。
【0120】ここで本実施の形態では、通信範囲内にネ
ットワークを形成する端末を最も多く含む端末の中で最
もバッテリ残量の多い端末として、端末2を通信形態の
切り替え対象先として選定したとする。
【0121】そして、切り替え対象先の子機である端末
2へ、通信形態切り替え命令を送信し(ステップ60
6)、また、ネットワークを形成する端末の識別子を送
信する(ステップ607)。
【0122】そして、切り替え対象先の子機からネット
ワーク切断要求を受信すると(ステップ608)、各子
機にネットワーク切断要求を送信して(ステップ60
9)ネットワークを切断する。
【0123】切り替え対象先の子機である端末2は、ネ
ットワークの切断をきっかけとして、ネットワークを形
成する端末の内の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ610)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ611)と、ネットワークを形成す
る端末の内の他の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ612)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ613)ことにより、自端末(端末
2)を親とするネットワークを再接続する。
【0124】また、この再接続に伴って、端末1が親か
ら子へ、端末2が子から親へ、それぞれ通信形態を切り
替える。
【0125】本実施の形態では、ネットワークを形成す
る端末が通信範囲内に最も多く存在する子機の中で最も
バッテリ残量の多い端末を新たな親機とするため、親機
の切り替えに伴ってネットワークが切断されることを防
止することが可能で、同じ端末で構成するネットワーク
を長時間維持することができる。
【0126】また、ネットワークを形成する端末が通信
範囲内に最も多く存在する子機の中で最もバッテリ残量
の多い端末を新たな親機とするため、バッテリ残量の低
下に伴うネットワークの再接続の回数を抑えることが可
能なため、ネットワークを再接続するための処理やバッ
テリの消費を抑えることができる。
【0127】そして、切り替え対象先の端末からの同意
を必要としない為、対象先の端末を利用しているユーザ
に負担をかけることなく、適切な端末を親機としたネッ
トワークを形成することができる。
【0128】次に、子機が親機の通信範囲外となり、ネ
ットワークとの接続が強制的に切断された子機が発生す
ると、各端末と通信を行うことが可能な子機を親機に切
り替える無線通信方法について説明する。
【0129】図10は本発明における通信形態の切り替
え方法において、各端末の位置関係に基づいて親機と子
機の通信形態を切り替える手順を示したフローチャート
である。
【0130】図10において本実施の形態では、まず、
端末1を親機、端末2乃至4を子機とするネットワーク
を接続する。
【0131】そして、ネットワークとの接続が強制的に
切断された子機が発生する(ステップ700)と、親機
を切り替えるタイミングであると判断し、親機はネット
ワークと接続している子機へ位置関係情報を要求する
(ステップ701)。
【0132】ここで、本実施の形態では、端末4がット
ワークから接続が強制的に切断されたとする。
【0133】位置関係情報を要求された子機は、位置関
係を測定して(ステップ702)、親機に位置関係情報
を通知し(ステップ703)、親機では、通知された位
置関係情報から、通信範囲内にネットワークを形成する
端末(ネットワークから強制的に接続が切断された端末
を含む)が最も多く含まれる端末を通信形態の切り替え
対象先として選定する(ステップ704)。
【0134】本実施の形態では、端末2の通信範囲内に
ネットワークを形成する端末が最も多く含まれ、この端
末2を通信形態の切り替え対象先として選定したとす
る。
【0135】そして、切り替え対象先の子機である端末
2へ通信形態切り替えを要求し(ステップ705)、端
末2では、切り替えに同意するかの判断を行う(ステッ
プ706)。
【0136】ここで、切り替えに同意する(ステップ7
06でYES)と、通信形態の切り替え要求に応答し
(スッテプ707)、親機は切り替え対象先の子機へ接
続が強制的に切断された端末を含めたネットワークを形
成する端末の識別子を送信する(ステップ708)。
【0137】そして、切り替え対象先の子機からネット
ワーク切断要求を受信すると(ステップ709)、各子
機にネットワーク切断要求を送信して(ステップ71
0)ネットワークを切断する。
【0138】切り替え対象先の子機である端末2は、ネ
ットワークの切断をきっかけとして、ネットワークを形
成する端末の内の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ711)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ712)と、ネットワークを形成す
る端末の内の他の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ713)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ714)。
【0139】そして、ネットワークとの接続が強制的に
切断された端末に接続要求を送信し(ステップ71
5)、その端末から無線通信接続の応答を受ける(ステ
ップ716)ことにより、自端末(端末2)を親とし、
ネットワークとの接続が強制的に切断された端末(端末
4)を含むネットワークを再接続する。
【0140】また、この再接続に伴って、端末1の通信
形態を親機としての通信形態から子機としての通信形態
に、端末2の通信形態を子機としての通信形態から親機
として通信形態へ、それぞれ通信形態を切り替える。
【0141】本実施の形態では、ネットワークとの接続
が強制的に切断された端末が発生すると、接続が強制的
に切断された端末を含めたネットワークを形成する端末
が、通信範囲内に最も多く存在する子機を新たな親機と
するため、端末の移動に伴うネットワークの切断を防止
し、同じ端末で構成するネットワークを長時間維持する
ことができる。
【0142】また、切り替え対象先の端末から同意を得
た後に切り替えを行うため、切り替え対象先の子機が親
機として動作するには適していない場合は、切り替えを
拒否することが可能となり、適切な端末を親機としたネ
ットワークを形成することができる。
【0143】第7の実施の形態では、切り替え対象先の
端末で同意を得た後に、切り替えを行っているが、同意
を得ることなく切り替えを行うことも可能で、この方法
について、以下、第8の実施の形態を用いて説明する。
【0144】図11は本発明における通信形態の切り替
え方法において、各端末の位置関係に基づいて親機と子
機の通信形態を切り替える手順を示したフローチャート
である。
【0145】図11において本実施の形態では、まず、
端末1を親機、端末2乃至4を子機とするネットワーク
を接続する。
【0146】そして、ネットワークとの接続が強制的に
切断された子機が発生する(ステップ800)と、親機
を切り替えるタイミングであると判断し、親機はネット
ワークと接続している子機へ位置関係情報を要求する
(ステップ801)。
【0147】ここで、本実施の形態では、端末4がット
ワークから接続が強制的に切断されたとする。
【0148】位置関係情報を要求された子機は、位置関
係を測定して(ステップ802)、親機に位置関係情報
を通知し(ステップ803)、親機では、通知された位
置関係情報から、通信範囲内にネットワークを形成する
端末(ネットワークから強制的に接続が切断された端末
を含む)が最も多く含まれる端末を通信形態の切り替え
対象先として選定する(ステップ804)。
【0149】本実施の形態では、端末2の通信範囲内に
ネットワークを形成する端末が最も多く含まれ、この端
末2を通信形態の切り替え対象先として選定したとす
る。
【0150】そして、切り替え対象先の子機である端末
2へ通信形態切り替え命令を送信する(ステップ80
5)と共に、接続が強制的に切断された端末を含めたネ
ットワークを形成する端末の識別子を送信する(ステッ
プ806)。
【0151】また、切り替え対象先の子機からネットワ
ーク切断要求を受信すると(ステップ807)、各子機
にネットワーク切断要求を送信して(ステップ808)
ネットワークを切断する。
【0152】切り替え対象先の子機である端末2は、ネ
ットワークの切断をきっかけとして、ネットワークを形
成する端末の内の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ809)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ810)と、ネットワークを形成す
る端末の内の他の任意の一の端末に接続要求を送信し
(ステップ811)、その端末から無線通信接続の応答
を受ける(ステップ812)。
【0153】そして、ネットワークとの接続が強制的に
切断された端末に接続要求を送信し(ステップ81
3)、その端末から無線通信接続の応答を受ける(ステ
ップ814)ことにより、自端末(端末2)を親とし、
ネットワークとの接続が強制的に切断された端末(端末
4)を含むネットワークを再接続する。
【0154】また、この再接続に伴って、端末1が親か
ら子へ、端末2が子から親へ、それぞれ通信形態を切り
替える。
【0155】本実施の形態では、ネットワークとの接続
が強制的に切断された端末が発生すると、接続が強制的
に切断された端末を含めたネットワークを形成する端末
が、通信範囲内に最も多く存在する子機を新たな親機と
するため、端末の移動に伴うネットワークの切断を防止
し、同じ端末で構成するネットワークを長時間維持する
ことができる。
【0156】また、切り替え対象先の端末からの同意を
必要としない為、対象先の端末を利用しているユーザに
負担をかけることなく、適切な端末を親機としたネット
ワークを形成することができる。
【0157】
【発明の効果】本発明では、親として設定された端末
が、自端末のバッテリ残量や他の端末との位置関係に応
じて、ネットワーク内で子として設定された端末のバッ
テリ情報や他の端末との位置関係を基に次の親となる端
末を決めて通信形態を切り替えるため、ネットワークを
形成する端末間で負荷の分散が可能となり、ネットワー
クの構築時間を延ばすことができる。
【0158】また、通信端末の移動により子機が親機の
通信範囲外に出て接続が切断されても、親機の切り替え
により自動的に再接続されるため、堅牢なネットワーク
通信も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における無線通信システムの構成を示
す概念図
【図2】 本発明に関する無線通信装置の構成を示す概
略ブロック図
【図3】 第1の実施の形態における通信形態の切り替
え方法の手順を示したフローチャート
【図4】 第2の実施の形態における通信形態の切り替
え方法の手順を示したフローチャート
【図5】 本発明における無線通信システムの構成を示
す概念図
【図6】 第3の実施の形態における通信形態の切り替
え方法の手順を示したフローチャート
【図7】 第4の実施の形態における通信形態の切り替
え方法の手順を示したフローチャート
【図8】 第5の実施の形態における通信形態の切り替
え方法の手順を示したフローチャート
【図9】 第6の実施の形態における通信形態の切り替
え方法の手順を示したフローチャート
【図10】 第7の実施の形態における通信形態の切り
替え方法の手順を示したフローチャート
【図11】 第8の実施の形態における通信形態の切り
替え方法の手順を示したフローチャート
【符号の説明】
1、2…無線通信装置 10…無線通信装置 11…近距離無線通信部 12…バッテリ 13…バッテリ残量測定部 14…バッテリ情報処理部 15…位置関係測定部 16…位置関係情報処理部 17…切り替えタイミング判別部 18…切り替え対象端末決定部 19…通信形態切り替え処理部 20…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 俊哉 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 永濱 健太郎 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 松谷 寛 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 Fターム(参考) 5K027 AA11 FF14 GG03 5K033 AA09 CB01 DA01 DA17 DB25 EA07 EB06 EC01 EC02 5K067 AA21 BB02 BB21 BB36 EE02 EE12 EE35 FF19 KK05

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自端末を親機として他の無線通信装置と
    近距離無線通信機能を用いてネットワークを形成する無
    線通信装置において、 前記自端末と子機である前記無線通信装置との位置関係
    を測定する位置関係測定部と、 前記位置関係から通信形態の切り替えのタイミングを判
    断する切り替えタイミング判断部と、 前記無線通信装置に前記ネットワークを形成する各端末
    と該無線通信装置との位置関係を示す位置関係情報の通
    知を要求し、該無線通信装置から通知された前記位置関
    係情報を受信する位置関係情報処理部と、 前記位置関係情報を用いて切り替え対象先の無線通信装
    置を選定する切り替え対象端末決定部と、 切り替え対象先の前記無線通信装置を新たな親機とする
    通信形態に切り替える通信形態切り替え処理部とを具備
    することを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記自端末のバッテリ残量を測定するバ
    ッテリ残量測定部と、 前記無線通信装置にバッテリ残量を示すバッテリ情報の
    通知を要求し、該無線通信装置から通知された前記バッ
    テリ情報を受信するバッテリ情報処理部と、をさらに具
    備し、 前記判断部は、前記位置関係および前記バッテリ残量か
    ら通信形態の切り替えのタイミングを判断し、 前記切り替え対象端末決定部は、前記位置関係情報及び
    前記バッテリ情報を用いて切り替え対象先の無線通信装
    置を選定することを特徴とする請求項1記載の無線通信
    装置。
  3. 【請求項3】 自端末を子機として他の無線通信装置と
    近距離無線通信機能を用いてネットワークを形成する無
    線通信装置において、 前記自端末とネットワークを形成する各端末との位置関
    係を測定する位置関係測定部と、 前記位置関係測定部により測定された位置関係を親機で
    ある前記無線通信装置に通知する位置関係情報処理部
    と、 前記無線通信装置からの指示に応じて前記自端末を親機
    とする通信形態に切り替える通信形態切り替え処理部と
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  4. 【請求項4】 自端末のバッテリ残量を測定するバッテ
    リ残量測定部と、 前記バッテリ残量測定部により測定されたバッテリ残量
    を親機である前記無線通信装置に通知するバッテリ情報
    処理部とをさらに具備することを特徴とする請求項3記
    載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記切り替えタイミング判別部は、 子機である前記無線通信装置が親機である前記無線通信
    装置の通信範囲外となったとき、通信形態を切り替える
    べきタイミングであると判別することを特徴とする請求
    項1又は2記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記切り替え対象端末決定部は、 前記ネットワークを形成する前記端末が通信範囲内に最
    も多く含まれる前記無線通信装置を前記切り替え対象先
    の無線通信装置として決定することを特徴とする請求項
    1又は2記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記切り替え対象端末決定部は、 前記ネットワークを形成する前記無線通信装置が通信範
    囲内に最も多く含まれる子機の中で最もバッテリ残量の
    多い該無線通信装置を切り替え対象先の無線通信装置と
    して決定することを特徴とする請求項2記載の無線通信
    装置。
  8. 【請求項8】 前記通信形態切り替え処理部は、 切り替え対象先の前記無線通信装置に通信形態の切り替
    え要求を通知し、 前記無線通信装置が切り替えに同意した後に、前記ネッ
    トワークを形成する端末の識別子を切り替え対象先の前
    記無線通信装置に通知し、 前記識別子を通知した後に前記ネットワークを切断し、 切り替え対象先の前記無線通信装置を親機とする通信形
    態に切り替えることを特徴とする請求項1又は2記載の
    無線通信装置。
  9. 【請求項9】 前記通信形態切り替え処理部は、 切り替え対象先の前記無線通信装置に通信形態の切り替
    えを命令し、 前記ネットワークを形成する端末の識別子を通知し、 前記識別子を通知した後に前記ネットワークを切断し、 切り替え対象先の前記無線通信装置を親機とする通信形
    態に切り替えることを特徴とする請求項1又は2記載の
    無線通信装置。
  10. 【請求項10】 前記通信形態切り替え処理部は、 親機である前記無線通信装置のネットワークからの切断
    をきっかけとして、自端末を親機とする通信形態に切り
    替えることを特徴とする請求項3又は4記載の無線通信
    装置。
  11. 【請求項11】 自端末を親機として他の無線通信装置
    と近距離無線通信機能を用いてネットワークを形成する
    無線通信方法において、 前記自端末と子機である前記無線通信装置との位置関係
    を測定し、 前記位置関係から通信形態の切り替えのタイミングを判
    断し、 前記無線通信装置に前記ネットワークを形成する各端末
    と該無線通信装置との位置関係を示す位置関係情報の通
    知を要求し、 前記位置関係情報を用いて切り替え対象先の無線通信装
    置を選定し、 切り替え対象先の前記無線通信装置を新たな親機とする
    通信形態に切り替えることを特徴とする無線通信方法。
  12. 【請求項12】 前記自端末のバッテリ残量を測定し、 前記位置関係および前記バッテリ残量から通信形態の切
    り替えのタイミングを判断し、 前記無線通信装置に前記位置関係情報及び該無線通信装
    置のバッテリ残量を示すバッテリ情報の通知を要求し、 前記位置関係情報及び前記バッテリ情報を用いて切り替
    え対象先の無線通信装置を選定することを特徴とする請
    求項11記載の無線通信方法。
  13. 【請求項13】 自端末を子機として他の無線通信装置
    と近距離無線通信機能を用いてネットワークを形成する
    無線通信方法において、 前記自端末とネットワークを形成する各端末との位置関
    係を測定し、 前記位置関係を親機である前記無線通信装置に通知し、 前記無線通信装置からの指示に応じて前記自端末を親機
    とする通信形態に切り替えることを特徴とする無線通信
    方法。
  14. 【請求項14】 前記自端末のバッテリ残量を測定し、 前記位置関係情報及び前記バッテリ残量を示すバッテリ
    情報を親機である無線通信装置に通知することを特徴と
    する請求項13記載の無線通信方法。
  15. 【請求項15】 通信形態を切り替えるタイミングの判
    断は、 前記無線通信装置が前記自端末の通信範囲外となったと
    き、通信形態を切り替えるタイミングであると判別する
    ことを特徴とする請求項11又は12記載の通信方法。
  16. 【請求項16】 切り替え対象先の前記無線通信装置
    は、 前記ネットワークを形成する前記端末が通信範囲内に最
    も多く含まれる無線通信装置であることを特徴とする請
    求項11又は12記載の無線通信方法。
  17. 【請求項17】 切り替え対象先の前記無線通信装置
    は、 前記ネットワークを形成する前記端末が通信範囲内に最
    も多く含まれる無線通信装置の中で最もバッテリ残量が
    多いことを特徴とする請求項12記載の無線通信方法。
  18. 【請求項18】 通信形態の切り替えは、 切り替え対象先の前記無線通信装置に通信形態の切り替
    え要求を通知し、 前記無線通信装置が切り替えに同意すると、前記ネット
    ワークを形成する前記端末の識別子を切り替え対象先の
    前記無線通信装置に通知し、 前記識別子を通知した後に前記ネットワークを切断し、 切り替え対象先の前記無線通信装置を親機とする通信形
    態に切り替えることを特徴とする請求項11又は12記
    載の無線通信方法。
  19. 【請求項19】 通信形態の切り替えは、 切り替え対象先の前記無線通信装置に通信形態の切り替
    え命令を通知し、 前記ネットワークを形成する前記端末の識別子を切り替
    え対象先の前記無線通信装置に通知し、 前記識別子を通知した後に前記ネットワークを切断し、 切り替え対象先の前記無線通信装置を親機とする通信形
    態に切り替えることを特徴とする請求項11又は12記
    載の無線通信方法。
  20. 【請求項20】 通信形態の切り替えは、 親機である前記無線通信装置のネットワークからの切断
    をきっかけとして、自端末を親機とする通信形態に切り
    替えることを特徴とする請求項13又は14記載の無線
    通信方法。
  21. 【請求項21】 親機である無線通信装置と子機である
    複数の無線通信装置とを近距離無線通信機能を用いて接
    続したネットワークを形成する無線通信システムにおい
    て、 前記親機と前記子機との位置関係を測定し、該位置関係
    を用いて通信形態を切り替えるタイミングを判別する手
    段と、 前記子機と前記親機及び他の子機との位置関係を測定
    し、該位置関係を示す位置関係情報を該親機に通知する
    手段と、 前記位置関係情報を用いて親機に切り替える切り替え対
    象先の子機を選定する手段と、 前記切り替え対象先の子機に前記ネットワークを形成す
    る前記無線通信装置の識別子を送信する手段と、 前記切り替え対象先の子機を親機とするネットワークを
    接続する手段とを具備することを特徴とする無線通信シ
    ステム。
  22. 【請求項22】 前記親機のバッテリ残量を測定する手
    段と、 前記子機のバッテリ残量を測定し、該バッテリ残量を示
    すバッテリ情報を該親機に通知する手段とをさらに具備
    し、 通信形態を切り替える前記タイミングの判別は、前記親
    機と前記子機との前記位置関係及び該親機の前記バッテ
    リ残量を用いて判別し、 前記位置関係情報及び前記バッテリ情報を用いて前記切
    り替え対象先の子機を選定することを特徴とする請求項
    21記載の無線通信システム。
  23. 【請求項23】 通信形態を切り替える前記タイミング
    の判断は、 前記親機の通信範囲外に前記子機が出た場合に通信形態
    を切り替えるタイミングであることを判別することを特
    徴とする請求項21又は22記載の無線通信システム。
  24. 【請求項24】 前記切り替え対象先の子機の選定は、 前記ネットワークを形成する無線通信装置が通信範囲内
    に最も多く含まれる子機を選定することを特徴とする請
    求項21又は22記載の無線通信システム。
  25. 【請求項25】 前記切り替え対象先の子機の選定は、 前記ネットワークを形成する無線通信装置が通信範囲内
    に最も多く含まれる子機の中で最もバッテリ残量が多い
    子機を選定することを特徴とする請求項22記載の無線
    通信システム。
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