JP2003273437A - 光半導体モジュール用パッケージ - Google Patents

光半導体モジュール用パッケージ

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JP2003273437A
JP2003273437A JP2002072507A JP2002072507A JP2003273437A JP 2003273437 A JP2003273437 A JP 2003273437A JP 2002072507 A JP2002072507 A JP 2002072507A JP 2002072507 A JP2002072507 A JP 2002072507A JP 2003273437 A JP2003273437 A JP 2003273437A
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optical semiconductor
frame
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Seiichi Hashimoto
誠一 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減して組立が簡単容易になると
ともに、高周波対応が可能で、放熱特性に優れた光半導
体モジュールが得られるパッケージを提供する。 【解決手段】 本発明の光半導体モジュール用パッケー
ジ10は、フレーム部11とベース部13とがMIM
(Metal Injection Molding)法あるいはCIM(Ceram
ic Injection Molding)法により一体的に形成されてい
る。そして、底板となるベース部13の一部には切欠部
13aが形成されていて、この切欠部13aに基板14
が接合されている。基板14は、上基板14aと、下基
板14bと、これらの上基板14aと下基板14bとの
間に多数のペルチェ素子14cが配列されている。これ
により、半導体レーザで発生した熱をペルチェ素子14
cを介して素早く系外に放熱することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信装置などに
使用する高出力の光半導体素子(例えば、半導体レー
ザ)と光ファイバとの結合器である光半導体モジュール
を収容するパッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの急速な発展に伴
って、大容量のデータ(情報)を高速に伝送する必要性
が益々増大している。そこで、既に敷設されている光フ
ァイバー網を使用してデータ(情報)を伝送すると、デ
ータ(情報)の高速伝送が可能になることから、ここ数
年において、光ファイバー網の利用が急激に増加するよ
うになった。この場合、1本の光ファイバに異なる波長
の光を通してチャネルを多重化する、いわゆるWDM
(Wavelength Division Multiplexing:波長分割多重)
あるいはDWDM(Dense Wavelength Division Multip
lexing:高密度波長分割多重)等の広帯域の光ネットワ
ーク技術を利用することにより、大容量のデータを双方
向で高速伝送することが可能になる。
【0003】ここで、光ファイバ中を転送するデータ
(情報)は、レーザー光を変調した信号であり、これは
光半導体モジュールと呼ばれる半導体レーザー等を収容
した電子装置から発信される。また、光ファイバを用い
てデータ(情報)を伝送する中間地点で信号強度を増幅
する、いわゆる光アンプにもこの光半導体モジュールが
用いられている。ところで、半導体レーザーの発振波長
は温度によって大きく影響を受けるので、半導体レーザ
ーの動作時には、その温度を厳密に制御することが不可
欠となる。この温度制御には、通常、多数のペルチェ素
子を搭載した電子クーラー(TEC:Thermo Electric
Cooler)と呼ばれる電子デバイスが使用されている。
【0004】そして、半導体レーザー、TEC等の電子
部品を収容する容器は、一般的にはパッケージと呼ば
れ、図4〜図6に示すような構造となっている。なお、
図4はパッケージに用いられる構成部品を示しており、
図5はこれらの構成部品を組み立てる状態を示してい
る。そして、図6はこれらの構成部品を組み立てた状態
のパッケージの断面を示している。ここで、光半導体モ
ジュール用パッケージ20を形成する主要な構成部品
は、フレーム21と、窓ホルダ22と、底板となるベー
ス23と、シールリング24と、セラミックフィードス
ルー25,25と、一対のリード26,26と、カバー
(図示せず)とからなる。
【0005】この場合、フレーム21、ベース23、セ
ラミックフィードスルー25、リード26、シールリン
グ24およびAgCu合金からなるロウ材(図示せず)
を、図5(a)に示すような配置構成になるように、図
示しないカーボン製あるいはアルミナ製の治具に配置し
た。ついで、この治具を40%の水素(H2)を含む窒
素(N2)ガスの雰囲気のリフロー炉中で、移動速度が
30mm/分のベルト上に配置し、最高温度が900℃
で20分間加熱されるようなリフロー条件(昇温プロフ
ァイル)で加熱処理した。
【0006】これにより、フレーム21の一側壁に窓ホ
ルダ22がロウ付けされ、フレーム21の下面に底板と
なるベース23がロウ付けされて固着される。また、フ
レーム21の一対の側壁に形成された切欠部にセラミッ
クフィードスルー25,25がロウ付けにより固着され
る。さらに、これらのセラミックフィードスルー25,
25の上に一対のリード26,26がロウ付けされ、こ
れらのリード26,26の上にシールリング24がロウ
付けされる。そして、TEC27、半導体レーザー(図
示せず)等の電子部品、あるいは光学系等をフレーム2
1内に収容、固定する。この後、フレーム21内を窒素
ガスの雰囲気にし、最後にシールリング24にカバー
(図示せず)を溶接してパッケージ20が形成される。
これと同時に、光半導体モジュールも形成されることと
なる。
【0007】なお、セラミックフィードスルー25は所
定の配線25aを有するセラミック材により形成されて
いる。例えば、酸化アルミニウム(Al23)とバイン
ダーからなるグリーンシートを所定の形状に形成すると
ともに、所定の配線25aを施したものを焼結すること
により形成されている。この場合、半導体レーザーとベ
ース23との間にTEC27を配置するようにして、半
導体レーザーで発生した熱を能動的に外部に放出するよ
うにしている。このため、ベース23は高熱伝導性材料
であるCuWが用いられることが多い。また、フレーム
21、窓ホルダ22およびシールリング24は熱膨張係
数が小さいコバール(Kovar)と呼ばれるFeNiCo
合金が使用される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にして形成される光半導体モジュールにおいては、部品
点数が多いとともに、それぞれの部品に加工を施す必要
があるため、材料コストが高価になるという問題を生じ
た。また、各部品を高温度でロウ付けにより組み立て、
かつ部品点数も多いために、組立歩留まりが低いという
問題を生じた。また、高温での作業が必要であるため、
これらを組み立てる装置も高価になり、得られたパッケ
ージも必然的に高価になるという問題も生じた。
【0009】また、外部との電気的な入出力をセラミッ
クフィードスルー25,25を用いて行うようにしてい
るため、パターンピッチを細かくすることに限界があっ
て、高周波化に対応することが困難であるという問題も
生じた。さらに、セラミックフィードスルー25,25
を用いた場合には、光半導体モジュールの内部の配線が
複雑になるという問題も生じた。さらに、CuW材料よ
りなるベース23の下面にヒートシンクを接合して、半
導体レーザで発生した熱を外部に放熱するようにしてい
るため、放熱効率が悪く、素早く外部に放熱することが
困難であるという問題も生じた。
【0010】そこで、本発明は上記の如き問題点を解決
するためになされたものであって、部品点数を削減して
組立が簡単容易になるとともに、高周波対応が可能で、
放熱特性に優れた光半導体モジュールが得られるパッケ
ージを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光半導体モジュール用パッケージは、ベー
ス部の中央部に切欠部を備え、この切欠部に冷却素子を
搭載した基板が接合されていることを特徴とする。この
ように、冷却素子搭載した基板(なお、この基板は、冷
却素子を直接搭載した基板あるいは冷却素子を搭載した
ユニットを搭載した基板も含む)がベース部の中央部に
形成された切欠部に接合されていると、この基板上に直
接半導体レーザ素子を搭載することが可能となる。これ
により、半導体レーザで発生した熱を冷却素子を介して
素早く系外に放熱することが可能となる。そして、冷却
素子を搭載した基板の表面に半導体レーザに接続される
電子回路を備えるようにすると、高周波対応が可能にな
るとともに、半導体レーザと電子回路との接続が容易に
なる。
【0012】この場合、フレーム部とベース部とがMI
M(Metal Injection Molding)法あるいはCIM(Cer
amic Injection Molding)法により一体的に形成されて
いると、セラミックフィードスルーやリード等を別途形
成する必要がなくなるので、部品点数を削減することが
可能となる。これにより、この種の光半導体モジュール
用パッケージの組立が簡単容易になるとともに、構造が
簡単で安価な光半導体モジュール用パッケージを提供す
ることが可能となる。
【0013】そして、冷却素子を搭載した基板上に電子
回路に接続されたコネクタを備えるようにすると、外部
回路との入出力コードの接続が容易になる。そして、冷
却素子を搭載する基板は一対の基板であって、この基板
の一方面上に半導体レーザーを載置するとともに、この
基板の他方面上にヒートシンクを搭載するようにする
と、半導体レーザで発生した熱を冷却素子およびヒート
シンクを介して素早く外部に放出することが可能になっ
て、放熱特性に優れた光半導体モジュールとすることが
可能になる。
【0014】なお、この種のパッケージのフレームの一
側壁にはレーザー光を透過させるガラス材あるいはセラ
ミック材等からなる窓を備えるようにしているが、別途
作製された窓ホルダを接合する工程が必要になるため好
ましくない。このため、本発明においては、窓ホルダを
フレームと一体的に形成するようにしている。これによ
り、この種のパッケージの製造が、簡単、容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】ついで、本発明の光半導体モジュ
ール用パッケージの実施の形態を図1〜図3に基づいて
説明する。なお、図1は、本実施の形態のパッケージの
概略構成を示す断面図である。また、図2は、本実施の
形態のパッケージの概略構成を示す斜視図であり、図2
(a)は一体的に形成されたパッケージを示す斜視図で
あり、図2(b)はこのパッケージに基板を取り付ける
状態を示す斜視図であり、図2(c)はパッケージに基
板を取り付けた状態を示す斜視図である。さらに、図3
は本実施の形態のパッケージに高周波コネクタを取り付
けた例を示す斜視図である。
【0016】本発明の光半導体モジュール用パッケージ
10は、図1および図2に示すように、略箱形形状のフ
レーム部11と、略円筒形状の窓ホルダ部12と、フレ
ーム部11の底板となるべース部13とが、CIM(Ce
ramic Injection Molding)法あるいはMIM(Metal I
njection Molding)法により一体的に形成された成形体
を、還元性雰囲気で焼結することにより形成されてい
る。そして、底板となるベース部13の一部には切欠部
13aが形成されていて、この切欠部13aに基板14
が半田付けにより接合されている。ここで、基板14
は、上基板14aと、下基板14bと、これらの上基板
14aと下基板14bとの間に多数のペルチェ素子14
c(P型半導体化合物素子とN型半導体化合物素子とか
らなる)が配列されている。
【0017】このように上基板14aと下基板14bと
の間に多数のペルチェ素子14cが配列された基板14
は電子クーラー(TEC:Thermo Electric Cooler)と
呼ばれる電子デバイスである。なお、基板14の上基板
14aおよび下基板14bは、例えばアルミナ(Al2
3)、窒化アルミナ(AlN)、炭化珪素(SiC)
などのセラミック材により構成されており、これらの基
板14a,14b上に、銅(Cu)メッキとエッチング
により電極パターンが形成されている。これにより、P
型半導体化合物素子とN型半導体化合物素子とがP,
N,P,Nの順に電気的に直列に接続されて、電子クー
ラー(TEC)が形成されることとなる。
【0018】この場合、図3に示すように、基板14の
上基板14aの上面に、予め、レーザ発振用の電子回路
およびこの電子回路に接続された高周波コネクタ(例え
ば、SMAコネクタ)15、あるいは図示しないレーザ
駆動用、ペルチェ素子用、レーザの温度制御用の電源回
路あるいは電子回路に接続されたフレキシブルコード用
コネクタ等が配設されている。また、基板14の下基板
14bの下面には、図示しないヒートシンクがグリース
を介してねじ止めにより接合されている。これにより、
半導体レーザ素子にて発生した熱は、基板14を介して
ヒートシンクより効率よく放熱することができるように
なる。
【0019】ここで、フレーム部11と、窓ホルダ部1
2と、べース部13とからなるパッケージ10は、低熱
伝導性で低熱膨張率の両方の性質を有するセラミック材
で形成されており、熱膨張率は2ppm/K以上で10
ppm/K以下で、熱伝導率は10W/m・K以下、好
ましくは5W/m・K以下のものを用いている。これら
の低熱伝導性で低熱膨張率の両方の性質を有するセラミ
ック材としては、酸化ジルコニウム(ZrO2)、ムラ
イト(3Al23−2SiO2)、ステアライト(Si
O−MgO)、コージエライト(2MgO−2Al
23)、フォステライト(2MgO−SiO2)から選
ばれた1つ以上を主成分とするものである。
【0020】また、これらに酸化アルミニウム(Al2
3)あるいは酸化マグネシウム(Mg23)等の一般
的なセラミック材を加えて、他の部品と熱膨張率を近似
させるようにしたものを用いてもよい。なお、パッケー
ジ10のフレーム部11の上部には、タングステン
(W)、銅−タングステン(CuW)、銅−モリブデン
(CuMo)、窒化アルミニウム(AlN)などの低熱
膨張率で高熱伝導性を有する材料により形成されたカバ
ー(図示せず)がロウ付けにより接合されることとな
る。
【0021】ついで、上述のような構成となるパッケー
ジ10の具体な作製例を、製造工程順に以下に、詳細に
説明する。まず、平均粒径が2μmのアルミナ(Al2
3)粉末とジルコニア(ZrO2)粉末を原料粉末とし
て用いた。そして、アルミナが57モル%でジルコニア
が43モル%の混合比になるように混合してセラミック
混合物とした。このセラミック混合物に、ポリスチレン
(PS)、ポリプロピレン(PP)などの熱可塑性樹脂
とワックスが混合された混合バインダーを、60質量%
添加して混合、混練した。このとき、混合バインダーが
均一に分散されるように、加圧式ニーダーを用いて、1
70℃で2時間混合、混練を行った。
【0022】ついで、この混練物をペレタイザにかけて
ペレット状にした後、射出成型機のホッパ内にペレット
状の混練物を導入し、図2(a)に示すような所定形状
のフレーム11部と、窓ホルダ部12と、べース部13
とからなるパッケージ10になるように射出成形してグ
リーン体とした。なお、べース部13の一部(この場合
は中央部)には切欠部13aが形成されるようにした。
なお、上述のように、セラミック混合物に熱可塑性樹脂
などのバインダーを混合し、これを射出成形してグリー
ン体とする方法をCIM(Ceramic Injection Moldin
g)法という。
【0023】ついで、得られたグリーン体を脱バインダ
炉内に配置した後、この脱バインダ炉内を窒素ガスで置
換した。この後、1分間に0.25℃の昇温速度で脱バ
インダ炉内を加熱し、550℃の温度を120分間維持
した。これにより、グリーン体内に存在していたバイン
ダが除去されてブラウン体となる。このブラウン体を室
温まで冷却した後、焼結炉に移して、大気中で1分間に
5℃の昇温速度で加熱し、最終的に1550℃の温度を
2時間維持した。これにより、ブラウン体は焼結され
て、図2(a)に示すようなパッケージ10が得られ
る。これを室温まで炉冷した後、焼結されたパッケージ
10を焼結炉から取り出した。
【0024】ついで、図2(b)に示すように、上基板
14aと下基板14bとの間にP型半導体化合物素子
と、N型半導体化合物素子からなるペルチェ素子14c
が交互に配列されて、直列接続となるように導電接続さ
れて構成された基板14(電子クーラー(TEC:Ther
mo Electric Cooler)という)を用意する。この場合、
基板14の上基板14aの上面には、図示しないレーザ
発振用の配線およびこの配線に接続された高周波コネク
タ(例えば、SMAコネクタ)15(図3参照)、ある
いは図示しないレーザ駆動用、ペルチェ素子用、レーザ
の温度制御用の配線およびこの配線に接続されたフレキ
シブルコード用コネクタ等が配設されている。
【0025】この後、図2(c)に示すように、パッケ
ージ10のべース部13の中央の切欠部13a上に基板
14を配置し、切欠部13aの周縁部と基板14の上基
板14aとをPbSn合金により半田付けして一体化し
た。これにより、図1に示すように、べース部13の中
央の切欠部13a上に基板14が一体化されたパッケー
ジ10が形成されることとなる。
【0026】なお、切欠部13aの周縁部と基板14の
上基板14aとをPbSn合金により半田付けするに際
しては、カーボン製あるいはアルミナ製の治具内にべー
ス部13の中央の切欠部13a上にPbSn合金からな
る半田材(図示せず)を介して基板14を配置した後、
この治具を窒素(N2)ガスの雰囲気のリフロー炉中
で、移動速度が30mm/分のベルト上に配置し、最高
温度が250℃で20分間加熱されるようなリフロー条
件(昇温プロファイル)で加熱処理することにより接合
されることとなる。
【0027】最後に、上述のようにして作製したパッケ
ージ10内に半導体レーザー、レンズ系などからなるレ
ーザ装置を固定する。この後、レンズの光軸を調整し、
パッケージ10の上部にカバーを配置し、これらを電気
溶接することにより、光半導体モジュールが形成され
る。なお、下基板14bの下面にシリコーングリースを
介して図示しないヒートシンクを配置し、このヒートシ
ンクをねじ止めにより下基板14bに取り付けることに
より、放熱特性に優れた光半導体モジュールとすること
が可能になる。
【0028】
【発明の効果】上述したように、本発明においては、フ
レーム部11とベース部13とがCIM(Ceramic Inje
ction Molding)法により一体的に形成された成形体の
焼結体を光半導体モジュール用パッケージとしているの
で、セラミックフィードスルーやリード等を別途形成す
る必要がなくなる。これにより、部品点数を削減するこ
とが可能となり、この種の光半導体モジュール用パッケ
ージの組立が簡単容易になるとともに、構造が簡単で安
価な光半導体モジュール用パッケージを提供することが
可能となる。
【0029】なお、上述した実施の形態においては、一
体成型のパッケージをCIM(Ceramic Injection Mold
ing)法に作製する例について説明したが、本発明の一
体成型のパッケージは、CIM法に代えてMIM(Meta
l Injection Molding)法により製造するようにしても
良い。この場合、原材料としてFeNiCo粉末、Cu
W粉末等を用いるようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のパッケージの概略構成を示す断面図
である。
【図2】 本発明のパッケージの概略構成を示す斜視図
であり、図2(a)は一体的に形成されたパッケージを
示す斜視図であり、図2(b)はこのパッケージに基板
を取り付ける状態を示す斜視図であり、図2(c)はパ
ッケージに基板を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図3】 本発明のパッケージに高周波コネクタを取り
付けた例を示す斜視図である。
【図4】 従来例のパッケージに用いられる構成部品を
示す斜視図である。
【図5】 図4の構成部品を用いてパッケージを組み立
てる状態を示す斜視図である。
【図6】 図4の構成部品を用いて組み立てた状態のパ
ッケージの概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10…パッケージ、11…フレーム部、12…窓ホルダ
部、13…ベース部、13a…切欠部、14…基板、1
4a…上基板、14b…下基板、14c…ペルチェ素
子、20…パッケージ、21…フレーム、22…窓ホル
ダ、23…ベース、24…シールリング、25…セラミ
ックフィードスルー、25a…配線、26…リード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザを備えた光半導体モジュー
    ルを収容するフレーム部と、該フレーム部の底板となる
    ベース部とからなる光半導体モジュール用パッケージで
    あって、 前記ベース部の一部に切欠部を備え、該切欠部に冷却素
    子を搭載した基板が接合されていることを特徴とする光
    半導体モジュール用パッケージ。
  2. 【請求項2】 前記フレーム部と前記ベース部とがMI
    M(Metal Injection Molding)法あるいはCIM(Cer
    amic Injection Molding)法により一体的に形成された
    成形体の焼結体であることを特徴とする請求項1に記載
    の光半導体モジュール用パッケージ。
  3. 【請求項3】 前記冷却素子を搭載した基板の表面には
    前記半導体レーザに接続される電子回路を備えるように
    したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    光半導体モジュール用パッケージ。
  4. 【請求項4】 前記冷却素子を搭載した基板上に前記電
    子回路に接続されたコネクタを備えるようにしたことを
    特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光
    半導体モジュール用パッケージ。
  5. 【請求項5】 前記冷却素子を搭載する基板は一対の基
    板であって、当該基板の一方面上に前記光半導体モジュ
    ールを載置するとともに、当該基板の他方面上にヒート
    シンクを搭載するようにしたことを特徴とする請求項1
    から請求項4のいずれかに記載の光半導体モジュール用
    パッケージ。
  6. 【請求項6】 前記フレームの一側壁に光を透過する窓
    材を固定する窓ホルダを備えるとともに、該窓ホルダは
    前記フレームと一体的に形成されていることを特徴とす
    る請求項1から請求項5のいずれかに記載の光半導体モ
    ジュール用パッケージ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7520683B2 (en) 2004-09-06 2009-04-21 Opnext Japan, Inc. Optical module
CN111082306A (zh) * 2019-11-13 2020-04-28 海南师范大学 一种半导体激光阵列及其封装方法

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