JP2003271839A - 数珠つなぎ状取引の成立を判定する装置と方法 - Google Patents

数珠つなぎ状取引の成立を判定する装置と方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】物品、サービス、金銭等の取引に関して、取引
機会を増大させ、取引効率を向上させる。 【解決手段】顧客の識別情報と、取引の対象となる受領
物と提供物からなる顧客の取引情報と、を収集し、収集
した顧客識別情報と顧客の取引情報から3者以上の顧客
の間において、数珠つなぎ状取引が成立するかどうかを
コンピュータプログラムによって探し出し、探し出され
た数珠つなぎ状取引を、その数珠つなぎ状取引に関わる
顧客に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客の取引情報か
ら3者以上の顧客の間において数珠つなぎ状の取引が成
立するかどうかを判定する装置および方法に関する。
【0002】ここで、本発明において重要な取引形態で
ある数珠つなぎ状取引について説明する。数珠つなぎ状
取引とは、3者以上の者が取引に関わり、それぞれの者
が提供物と受領物を示し、それぞれの者がそれぞれの提
供物を、その提供物と合致する受領物を示している者に
渡し、それぞれの者がそれぞれの受領物を、その受領物
と合致する提供物を示している者から受け取ることによ
って、取引に関わる全ての者がそれぞれ提供物と受領物
の交換を行う取引である。
【0003】さらに、数珠つなぎ状取引について、図を
用いて説明する。例えば図6は3者の間における数珠つ
なぎ状取引の例を示している。3者(顧客A,B,C)
の提供物と受領物は図5のとおりであり、図6のよう
に、顧客Aが顧客Cに雑誌Aを、顧客Cが顧客Bに小説
Cを、顧客Bが顧客Aに漫画Bを渡すことにより、この
3者は、ぞれぞれ、提供物をその提供物と合致する受領
物を示している者に渡し、かつ、受領物をその受領物と
合致する提供物を示している者から受け取り、3者の全
てが同時に取引を達成している。このように、3者以上
の者が提供物を渡す相手と受領物を受け取る相手が異な
るものの、図5、6によって示される取引のように、提
供物と受領物の連鎖によって、取引に関わる各々の者
が、提供物と受領物の交換を達成できる取引を、数珠つ
なぎ状取引と呼ぶ。
【0004】
【従来の技術】従来、取引は、専ら2者の間で提供物と
受領物が合致する時に行われている。例えば、八百屋で
の取引においては、図1のように、販売者(八百屋)と
客との2者の間で取引が行われ、販売者は取引の対象と
して、野菜・果物などを提供物とし、提供物の価値に相
当する金銭を受領物としており、一方客は、取引の対象
として、野菜・果物などを受領物とし、受領物に相当す
る金銭を提供物としており、販売者と客の間で互いの提
供物と受領物が一致するとき、取引が行われる。
【0005】また、例えば、特開2001−32547
0に開示されているように、インターネット上での物品
交換による取引においては、顧客が物品交換サイトにア
クセスし、各々が提供物を登録し、登録された物品の一
覧を閲覧し、希望の物品が登録されていれば、取引を希
望し、希望物品の所有者が同意すれば、取引が成立す
る。この取引においても、物品交換サイトに登録した2
者の間で取引が行われ、取引の対象として、各々の登録
物品が各々の提供物であり、相手の提供物が受領物とな
っている。例えば、図2のように、顧客Aの提供物がテ
レビ、受領物がラジカセであり、顧客Bの提供物がラジ
カセ、受領物がテレビである場合、顧客Aと顧客Bの2
者の間で互いの提供物と受領物が一致するので、取引が
行われる。
【0006】また、例えば、古本屋においては、図3
(a)のように、客は、受領物として所望の古本、提供
物として受領物の古本に相当する金銭であり、販売者
(古本屋)は、提供物として古本、受領物として提供物
の古本に相当する金銭であり、販売者(古本屋)と客の
間で提供物と受領物が一致するとき、取引が行われる。
【0007】さらに、所持している古本を持ち込んで、
古本屋に買い取ってもらう者の場合、図3(b)のよう
に、古本を古本屋に買い取ってもらう者の提供物は古本
であり、受領物は古本に相当する金銭であり、古本屋は
前述の古本を客に売却する場合と反対に、受領物は古本
であり、提供物は古本に相当する金銭となる。古本を古
本屋に買い取ってもらう者と古本屋の間で提供物と受領
物が一致するとき、取引は成立する。
【0008】また、取引の対象が無形のものを含む場
合、例えばサービスである場合も、従来の取引は専ら2
者の間で互いの提供物と受領物が合致する時に行われて
いる。たとえば、宅配便においては、図4のように、宅
配業者は、物品の運送サービスを提供物とし、運送サー
ビスに相当する金銭を受領物としており、客は、物品の
運送サービスを受領物とし、運送サービスに相当する金
銭を提供物としている。このように、従来の様々な取引
は、専ら2者の間で互いの提供物と受領物が合致する時
に行われていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、2者の間における取引は、以下に述べる例の場合
のようなときに、取引が効率的でない、もしくは、取引
機会が低減している、という課題があった。
【0010】例えば、図5のように、それぞれ相異なる
古本を所持している3者の取引の場合について考える。
図5に記載されているように、顧客Aの提供物(所有し
ている古本)が雑誌Aであり、顧客Bの提供物(所有し
ている古本)が漫画Bであり、顧客Cの提供物(所有し
ている古本)が小説Cであったとする。更に、顧客Aの
希望する受領物が漫画B、顧客Bの希望する受領物が小
説C、顧客Cの希望する受領物が雑誌Aであったとす
る。上記の3者が、同時に同一場所に集合することがあ
れば、図6のように、顧客Aが顧客Cに雑誌Aを、顧客
Bが顧客Aに漫画Bを、顧客Cが顧客Bに小説Cを渡す
ことで、3者の提供物と受領物とがそれぞれ合致し、数
珠つなぎ状に取引が成立する。しかしながら、従来の2
者の間による取引では、図7(a)のように、顧客Aと
顧客Bの間において、顧客Aの希望する受領物(漫画
B)を顧客Bが提供することはできるが、顧客Bが希望
する受領物(小説C)を顧客Aが提供することができな
いので、互いの提供物と受領物が一致せず、取引が成立
しない。同様に、図7(b)のように、顧客Bと顧客C
との間においても、提供物と受領物が互いに一致しない
ので、取引は成立しない。また、同様に、図7(c)の
ように、顧客Cと顧客Aとの間においても、提供物と受
領物が互いに一致しないので、取引は成立しない。
【0011】このような場合、従来では、顧客A、顧客
B、顧客Cは、それぞれ、古本屋にて自分の提供物を売
却して、金銭を得て、その後、金銭を支払って、自分の
受領物を購入することにより、希望の受領物を入手した
りするが、提供物の売却と受領物の購入が別々に行われ
るため、取引の効率が低く、また、このような場合、提
供物の売却と受領物の購入が一度に行われず、売却と購
入の過程に金銭が介在し、また、取引を仲介する古本屋
も介在するため、売却と購入の過程で、中間マージンが
発生し、その分、提供物に相当する金銭が低減し、受領
物を入手するに至らなくなり、取引機会が減少する。
【0012】このように、従来の2者おける取引おいて
は、3者以上の者が関る取引において、提供物の提供と
受領物の受領が別々に行われるため、取引効率が低下
し、取引機会が減少するという問題があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような状
況を鑑みてなされたものであり、3者以上の者が関る取
引において、取引機会を増大させ、取引の効率を向上さ
せるものである。すなわち、本発明の装置は、顧客の識
別情報を有する顧客識別情報データベースと、顧客の取
引の対象となる受領物と提供物の情報を有する顧客の取
引情報データベースと、該取引情報データベースから、
3者以上の顧客の間において数珠つなぎ状取引が成立す
るかどうか探し出すコンピュータプログラムと、該コン
ピュータプログラムを稼動させるコンピュータシステム
と、を有することを特徴とする数珠つなぎ状取引の成立
を判定する装置である。
【0014】また、本発明の方法は、顧客の取引の対象
となる受領物と提供物の情報を有する顧客の取引情報デ
ータベースから、3者以上の顧客の間において数珠つな
ぎ状取引が成立するかどうかをコンピュータプログラム
によって判定することを特徴とする、数珠つなぎ状取引
の成立を判定する方法である。
【0015】また、本発明の装置は、顧客の識別情報を
有する顧客識別情報データベースと、顧客の取引の対象
となる受領物と提供物の情報を有する顧客の取引情報デ
ータベースと、該取引情報データベースから、3者以上
の顧客の間において数珠つなぎ状取引が成立するかどう
か探し出すコンピュータプログラムと、該コンピュータ
プログラムを稼動させるコンピュータシステムと、を有
することを特徴とする数珠つなぎ状取引の成立を判定す
る装置であって、更に、顧客の識別情報と取引の対象と
なる受領物と提供物の情報を有する顧客の取引情報とを
収集する手段と、収集した該情報をデータベースとして
管理する手段と、該数珠つなぎ状取引の成立を判定する
装置によって成立判定された数珠つなぎ状取引を、該数
珠つなぎ状取引に関る顧客に通知する手段と、を備える
装置である。
【0016】また、本発明の方法は、顧客の取引の対象
となる受領物と提供物の情報を有する顧客の取引情報デ
ータベースから、3者以上の顧客の間において数珠つな
ぎ状取引が成立するかどうかをコンピュータプログラム
によって判定することを特徴とする、数珠つなぎ状取引
の成立を判定する方法であって、更に、顧客の識別情報
と取引の対象となる受領物と提供物の情報を有する顧客
の取引情報とを収集する工程と、収集した該情報をデー
タベースとして管理する工程と、該数珠つなぎ状取引の
成立を判定する方法によって成立判定された数珠つなぎ
状取引を、該数珠つなぎ状取引に関る顧客に通知する工
程と、を更に備えた方法である。
【0017】これらの方法、装置を用いることにより、
3者以上の顧客の間において、数珠つなぎ状取引の成立
を増大させ、一般経済活動における、取引の効率化もし
くは取引機会の増大がなされる。
【0018】
【発明の実施の形態】図8は、本発明に従って構築され
たインターネット上の取引サイトの構成例の概略図であ
る。取引サイト1は、顧客登録を行ったり、顧客から取
引情報の収集を行ったり、その他、各種の取引サイトの
サービスを統合的に提供するホームページ7を有し、顧
客から収集した顧客情報を管理するための、顧客情報デ
ータベース5、顧客から収集した取引情報を管理するた
めの取引情報データベース6を有し、取引情報から、3
者以上の間で数珠つなぎ状の取引が成立するかどうか判
定するプログラム8を有し、これらの情報を物理的に記
憶するデータ格納装置5を有し、顧客情報の登録、取引
情報の登録、取引可否の判定、ホームページデータの送
信などを、統合的にコントロールするCPU2やRAM
3を有し、通信網9への接続に必要なネットワークイン
ターフェース4を有する。
【0019】取引サイト1は、ネットワークインターフ
ェース4を介してインターネットなどの通信網9に接続
されており、通信網9を介して、顧客端末10と接続さ
れている。
【0020】顧客情報データベース5は、顧客の個人情
報を含むデータベースであり、例えば、顧客ID、顧客
名、年齢、性別、連絡先、パスワードなどの個人情報の
項目からなる。顧客情報データベース5は、個人情報を
一元的に保管・管理するためのものである。
【0021】取引情報データベース6は、顧客が取引の
対象として希望する、提供物(差し出す物)の情報と受
領物(受け取る物)の情報と、例えば、顧客IDなど顧客
を特定する情報等からなる。取引情報データベース6
は、顧客の希望する取引情報を一元的に保管・管理する
ためのものである。
【0022】ホームページ7は、顧客の希望に応じて、
顧客情報の登録や取引情報の登録を行うことができるよ
うな構成をとり、HTMLのようなWebページ記述言
語によって記述されており、例えばインターネットのよ
うな通信網9を介して顧客にアクセスされ、顧客端末に
送信される。
【0023】取引成立判定プログラム8は、顧客の必要
に応じて、もしくは、取引サイトの一連の動作の中で必
要に応じて実行され、取引情報データベース6から、3
者以上の顧客の間で、数珠つなぎ状取引が成立するかど
うか判定する。
【0024】アクセス手段11は、顧客端末10にあっ
て、取引サイト1にアクセスする手段である。例えば、
顧客端末10はパーソナルコンピュータであり、また例
えば、アクセス手段11は、パーソナルコンピュータ上
で動作するWebブラウザである。
【0025】図9(a)に顧客情報データベース5の構
造の例を示す。例えば、顧客情報として、顧客ID、顧
客名、年齢、性別、メールアドレス、住所、電話番号、
パスワードなどの項目からなる。顧客情報データデータ
ベースは、取引に関る顧客の情報を保存・管理するもの
である。
【0026】図9(b)に取引情報データベース6の構
造の例を示す。例えば、取引情報として、顧客ID、取
引提供物、取引受領物などの項目からなり、取引提供物
と取引受領物の項目は、大分類、中分類、小分類、数
量、備考などの項目に分けてもよい。取引情報データデ
ータベースは、登録された顧客が取引を希望する取引の
対象(受領物と提供物)に関する情報を保存・管理する
ものである。
【0027】図10は、顧客端末10から取引サイト1
へアクセスし、顧客情報登録を行う処理の流れ(フロー
チャート)の一例である。顧客端末側は、まず、取引サ
イトに接続する。これは、例えば、顧客端末10(パー
ソナルコンピュータ)上のアクセス手段11(Webブ
ラウザー)で、取引サイト1のホームページ7にアクセ
スすることに相当する。次に、取引サイト側は、顧客端
末からのアクセスに応答して、サービスメニュー画面を
送信する。次に、顧客端末側は、取引サイトより送信さ
れたサービスメニュー画面を受信する。次に、顧客端末
側は、サービスメニュー画面内で顧客登録メニュー画面
を選択する。これに伴い、顧客登録メニュー要求が取引
サイト側へ送信される。次に、取引サイトは、顧客登録
メニュー要求を受信し、顧客登録画面を顧客端末側へ送
信する。次に、顧客端末側は、顧客登録画面を受信す
る。顧客登録画面はた例えば、図13のようになってい
る。顧客は、顧客登録画面にしたがって、顧客情報を入
力する。顧客は、顧客情報の入力を終えると、顧客情報
を取引サイトに送信する。取引サイトは、顧客端末から
送信された顧客情報を受信する。取引サイトは、顧客情
報を顧客情報データベースに登録する。次に、取引サイ
トは、顧客情報を受信し登録が完了した旨を通知するた
めの顧客情報受信確認画面を、顧客端末側へ送信する。
顧客端末側は、顧客情報受信確認画面を受信する。これ
で、顧客情報登録処理が終了する。
【0028】図11は、顧客端末から取引サイトへアク
セスし、取引情報登録を行う処理の流れ(フローチャー
ト)の一例である。顧客端末側は、まず、取引サイトに
接続する。次に、取引サイト側は、顧客端末からのアク
セスに応答して、サービスメニュー画面を送信する。次
に、顧客端末側は、取引サイトより送信されたサービス
メニュー画面を受信する。次に、顧客端末側は、サービ
スメニュー画面内で取引情報登録メニュー画面を選択す
る。これに伴い、取引情報登録メニュー画面要求が取引
サイト側へ送信される。次に、取引サイトは、取引情報
登録メニュー画面要求を受信し、取引情報登録メニュー
画面を顧客端末側へ送信する次に、顧客端末側は、取引
情報登録画面を受信する。取引情報登録画面は、例えば
図14のようになっている。顧客は、取引情報登録画面
にしたがって、取引の対象となる提供物と受領物、提供
物と受領物の属するカテゴリ、備考等の補足的な事柄な
ど、取引情報を入力する。顧客は取引情報の入力を終え
ると、取引情報を取引サイトへ送信する。取引サイト
は、顧客端末がから送信された取引情報を受信する。取
引サイトは、取引情報を取引情報データベースに登録す
る。次に、取引サイトは、取引情報を受信し登録が完了
した旨を通知するための取引情報受信確認画面を、顧客
端末側へ送信する。また、この時、新たに取引情報が登
録され、新たな取引の成立の可能性が生じるため、取引
成立判定プログラムを実行させて、新しく取引が成立す
るかどうか判定する。顧客端末側は、取引情報受信確認
画面を受信する。これで、取引情報登録処理が終了す
る。
【0029】図12は取引成立判定プログラムの処理の
流れ(フローチャート)の一例である。取引成立判定プ
ログラムについて、図12を用いて説明する。
【0030】取引成立判定プログラムは、まず、数珠つ
なぎ状の取引の出発点となる取引対象の提供物Aを定め
る。これは、本実施例においては、新規に登録された取
引情報の提供物Aに相当する。
【0031】次に、数珠つなぎ状の取引の出発点となる
新規登録取引情報における顧客(0)の提供物Aに合致
する受領物Aが取引情報データベース内に存在するがど
うか検索する。合致する受領物Aが存在しない場合、数
珠つなぎ状の取引は成立しないので、取引成立判定プロ
グラムは終了する。
【0032】合致する受領物Aが存在する場合、受領物
Aを登録した顧客(1)の提供物Bに合致する受領物B
が取引情報データベース内に存在するかどうか検索す
る。合致する受領物Bが存在しない場合、数珠つなぎ状
の取引は成立しないので、取引成立判定プログラムは終
了する。
【0033】合致する受領物Bが存在する場合、受領物
Bを登録した顧客(2)の提供物Cに合致する受領物C
が取引情報データベース内に存在するかどうか検索す
る。合致する受領物Cが存在しない場合、数珠つなぎ状
の取引は成立しないので、取引成立判定プログラムは終
了する。
【0034】合致する受領物Cが存在する場合、合致す
る受領物Cを登録した顧客(3)は、提供物Aを登録し
た顧客(0)と一致するかどうか調べる。顧客(3)と
顧客(0)が同一であった場合、顧客(0)、顧客
(1)、顧客(2)の3者の間で、数珠つなぎ状の取引
が成立している。このとき、例えば、取引成立通知を顧
客(0)、顧客(1)、顧客(2)に対して行う。
【0035】顧客(3)と顧客(0)が同一顧客でなか
った場合、顧客(3)の提供物Dに合致する受領物Dが
取引情報データベース内に存在するかどうか検索する。
合致する受領物Dが存在しない場合、数珠つなぎ状の取
引は成立しないので、取引成立判定プログラムは終了す
る。
【0036】合致する受領物Dが存在する場合、合致す
る受領物Dを登録した顧客(4)は、提供物Aを登録し
た顧客(0)と一致するかどうか調べる。顧客(4)と
顧客(0)が同一であった場合、顧客(0)、顧客
(1)、顧客(2)、顧客(3)の4者の間で、数珠つ
なぎ状の取引が成立している。このとき、例えば、取引
成立通知を顧客(0)、顧客(1)、顧客(2)、顧客
(3)に対して行う。
【0037】顧客(4)と顧客(0)が同一顧客でなか
った場合、顧客(4)の提供物Eに合致する受領物Eが
取引情報データベース内に存在するかどうか検索する。
合致する受領物Eが存在しない場合、数珠つなぎ状の取
引は成立しないので、取引成立判定プログラムは終了す
る。
【0038】合致する受領物Eが存在する場合、合致す
る受領物Eを登録した顧客(5)は、提供物Aを登録し
た顧客(0)と一致するかどうか調べる。顧客(5)と
顧客(0)が同一であった場合、顧客(0)、顧客
(1)、顧客(2)、顧客(3)、顧客(4)の5者の
間で、数珠つなぎ状の取引が成立している。このとき、
例えば、取引成立通知を顧客(0)、顧客(1)、顧客
(2)、顧客(3)、顧客(4)に対して行う。
【0039】同様にして、数珠つなぎ状の取引が成立す
るかどうか順次検索していき、数珠つなぎ状取引が成立
するか、もしくは、数珠つなぎ状取引が成立しないか、
どちらかの判定がでるまで、検索を続けていく。
【0040】図15は、取引成立通知画面の一例であ
る。成立した数珠つなぎ状の取引に関る顧客の名前、顧
客ID、取引対象となる提供物と受領物、連絡先などの
一覧が記述されている。
【0041】以上、本発明の一実施形態について、図面
を用いて説明した。しかしながら、本発明は上記実施形
態に限定されるものではない。本発明は、古本業界、中
古車販売業界などをはじめとして、一般経済活動におけ
るあらゆる取引に適用が可能であり、従来の2者間での
取引を超えて、新しい取引形態を提供するものである。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
物品、サービス、金銭等のあらゆる交換・取引に関し
て、取引機会を増大させ、取引効率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来取引の一例の模式図
【図2】従来取引の一例の模式図
【図3】従来取引の一例の模式図
【図4】従来取引の一例の模式図
【図5】3者以上の者が関る取引の場合
【図6】本発明に係る取引の一例の模式図
【図7】従来取引の一例の模式図
【図8】取引サイトの構成例の概略図
【図9】各データベース5の構造の例を示す図
【図10】取引サイトが顧客端末からの要求に応じて顧
客情報登録を行う処理の流れ図
【図11】取引サイトが顧客端末からの要求に応じて顧
客取引情報登録を行う処理の流れ図
【図12】顧客取引情報データベースから、3者以上の
者の間で、数珠つなぎ状取引が成立するかどうか判定す
るプログラムの処理の流れ図
【図13】顧客情報登録画面の一例の示す図
【図14】取引情報登録画面の一例を示す図
【図15】取引通知画面の一例を示す図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客の識別情報を有する顧客識別情報デー
    タベースと、顧客の取引の対象となる受領物と提供物の
    情報を有する顧客の取引情報データベースと、該取引情
    報データベースから、3者以上の顧客の間において数珠
    つなぎ状取引が成立するかどうか探し出すコンピュータ
    プログラムと、該コンピュータプログラムを稼動させる
    コンピュータシステムと、を有することを特徴とする数
    珠つなぎ状取引の成立を判定する装置。
  2. 【請求項2】顧客の取引の対象となる受領物と提供物の
    情報を有する顧客の取引情報データベースから、3者以
    上の顧客の間において数珠つなぎ状取引が成立するかど
    うかをコンピュータプログラムによって判定することを
    特徴とする、数珠つなぎ状取引の成立を判定する方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の装置であって、顧客の識
    別情報と、取引の対象となる受領物と提供物の情報を有
    する顧客の取引情報と、を収集する手段と、収集した該
    情報をデータベースとして管理する手段と、請求項1に
    記載の数珠つなぎ状取引の成立を判定する装置によって
    成立判定された数珠つなぎ状取引を、該数珠つなぎ状取
    引に関る顧客に通知する手段と、を更に備える装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の方法であって、顧客の識
    別情報と、取引の対象となる受領物と提供物の情報を有
    する顧客の取引情報と、を収集する工程と、収集した該
    情報をデータベースとして管理する工程と、請求項2に
    記載の数珠つなぎ状取引の成立を判定する方法によって
    成立判定された数珠つなぎ状取引を、該数珠つなぎ状取
    引に関る顧客に通知する工程と、を更に備えた方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172420A (ja) * 2004-11-16 2006-06-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 取引支援方法および装置
JP2018068766A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 株式会社ミクシィ 情報処理装置,情報処理装置の制御方法及び制御プログラム

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