JP2003271516A - 電子メールシステム - Google Patents

電子メールシステム

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JP2003271516A
JP2003271516A JP2002073503A JP2002073503A JP2003271516A JP 2003271516 A JP2003271516 A JP 2003271516A JP 2002073503 A JP2002073503 A JP 2002073503A JP 2002073503 A JP2002073503 A JP 2002073503A JP 2003271516 A JP2003271516 A JP 2003271516A
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JP2002073503A
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English (en)
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Yasuhiko Okabe
康彦 岡部
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】メール送信時、宛先確認をサーバ側で行うこと
によりメール利用者に宛先確認を意識させずに行い、確
実にメールアドレスを得る。 【解決手段】電子メールを送信した際に受信先メールサ
ーバ018が管理しているアドレスに対しての検索を送
信元メールサーバ009が行い、その検索結果から判断
して行うため、送信可否をメール送信者に即座に知らせ
る。送信不可の場合は代替アドレステーブル013を参
照してエラーのレスポンス情報を代替機器に送信し、メ
ールが送信できないことを知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール交換を
行う際の宛先確認とエラー時の宛先修正及びメール再送
方式に関わり、特に電子メールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子メールシステムでは、宛先ア
ドレスが正常に送信できるか否かは、リアルタイムで分
かる事ができず、電子メール送信後に宛先不明などのエ
ラーレスポンスが返ってきた時点で気づく事になる。ま
た、エラーレスポンスが返ってくるタイミングよって
は、数日後に気づく事になり情報の伝達遅延となる。例
えば、送信者が会社先から重要書類を含む電子メールを
送信し、正常に送信できたと思い込んで翌日から休暇を
とった場合である。これでは送信者が送信エラーを気づ
くのは休暇後になってしまう。
【0003】これを解決する手段として特開平9−20
0256号公報では、送信前段階で宛先メールアドレス
がメールサーバに登録されているか否かを検索し、その
結果をクライアント側に通知した上で送信処理を行う技
術が提案されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のメール
システムにおいて、例えば、特開平9−200256号
公報の技術では、メール送信前段階にてクライアント側
でメールアドレスを入力し、そのメールアドレスをもと
に宛先確認を行うため、送信者は宛先確認の結果を待っ
てメール送信する必要があった。それにより、クライア
ント側で宛先確認処理とメール送信処理と2つの処理を
要してしまう。また、各メールサーバに以前送信したメ
ールアドレスを一時的に格納しておくデータベースを用
意しておき、そのデータベースを参照することで宛先メ
ールアドレスの存在確認を行うこの技術では、宛先のメ
ールアドレスが変更されてしまった場合、更新するタイ
ミングによっては変更された宛先メールアドレスが一時
的に格納しているデータベースに反映されず、実際は宛
先が無くなっているのに宛先有効の旨の結果を送信者に
通知してしまう可能性があった。
【0005】本発明の目的は、メール利用者が送信した
電子メールを、クライアントではなくサーバ側で、宛先
確認を行う事でメール利用者には意識させない送信操作
と、宛先確認をメール送信の際に宛先メールサーバに対
して行うため、確実にメールアドレスの有効性を得る事
ができる。これにより、送信可能なアドレスに対してメ
ールを送信した際の送信者の処理は、メールを送信する
処理のみで良い。また、宛先確認の結果を代替機器に対
して送信する際は、代替機器ごとの特定した形式で送信
できるので、代替機器に適したサイズで早期に知らせる
事が可能であり、更に、メール修正を行う場合は、修正
箇所のみをサーバに送信するだけでメール再送信を可能
にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係わる電子メールシステムは、以下の機能
を具備する。
【0007】送信者が送信した電子メールから受信者メ
ールアドレスを取り出す手段と、前記受信者メールアド
レスから受信者メールサーバのアドレスを特定する手段
と、前記受信者メールサーバのアドレスに問い合わせる
手段と、前記受信者メールサーバで前記受信者メールア
ドレスを検索する手段と、検索結果から正常であるか異
常であるかを判断する手段とを備えることにより、宛先
確認を送信者メールサーバで行う構成となる。
【0008】事前に代替機器のアドレスをメールサーバ
に登録しておく手段と、宛先確認の結果を送信する際に
前記代替機器のアドレスを特定する手段と、前記代替機
器へ送信する情報ファイルの形式を決定する手段と、前
記情報ファイルを決定した形式で作成する手段と、前記
情報ファイルを前記代替機器へ送信する手段とを備える
ことにより宛先確認の結果を代替機器に対して送信する
ことができる。
【0009】初回の電子メール送信の際に送信者メール
サーバで電子メール本体を保存しておく手段と、代替機
器にて送信者メールサーバから送信されてきた情報ファ
イルに対して修正を行い、訂正情報を作成する手段と、
前記訂正情報を代替機器から送信者メールサーバへ送信
する手段と、前記訂正情報を送信者メールサーバで解析
する手段と、解析した情報をもとに送信者メールサーバ
で保存してある電子メールに対して修正する手段と、修
正した電子メールをもとに再度メール送信処理を行う手
段とを備えることにより、メール修正を行うことができ
る。
【0010】また、電子メールの送信者にとっては、電
子メールを送信する処理をした後に、電子メール情報に
異常があることを表示させ、送信者側端末からの訂正を
受付ける処理をし、訂正情報と作成してあった電子メー
ル情報とを用いて、再度電子メール情報を作成し、前記
再度作成された電子メールを送付する電子メールの訂正
方法は使いやすい電子メール機能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明に関わる電子メールシステ
ムの構成図である。
【0013】送信者メールサーバ009は、他と電子情
報を遣り取りするための通信制御部008と、各情報を
作成するための情報作成機能部011と、代替機器情報
などを登録しておく代替アドレステーブル013と、電
子メール本体を格納しておく一時格納ディスク014
と、前記代替アドレステーブル013と前記一時格納デ
ィスク014を管理するデータベース管理部012を備
えており、各機能を以下に説明する。
【0014】送信者メールサーバ009の通信制御部0
08は、一般的な電子メールの送受信処理と、メールク
ライアント001および代替機器004へサーバレスポ
ンス006を送信する機能と、前記代替機器004から
受信する訂正情報007を判断する機能と、DNS(D
omainNameSystem)変換機能部010よ
り特定された受信者メールサーバ018へ受信者メール
アドレスをサーバ要求015として送信する機能と、前
記受信者メールサーバ018からの検索結果をサーバレ
スポンス016として受信する機能と、受信した検索結
果が正常であるか否かを判断する機能と、正常である場
合は一時格納ディスク014に格納してある電子メール
の送信処理を行う機能を備える。
【0015】送信者メールサーバ009のデータベース
管理部012では、代替アドレステーブル013へ検索
を行い代替機器004の決定および前記代替機器004
へ送信するためのレスポンス情報作成方針の決定を行う
機能と、一時格納ディスク014へメールクライアント
001で受信した電子メールの格納を行う機能を備え
る。ここでの代替機器004の決定は代替アドレステー
ブルに登録されてある優先順位をもとに行う。例えば、
携帯電話に送信する事を第1優先として決めた場合、そ
の携帯電話のアドレスに対して送信可否チェックを行
う。送信不可能と判断した場合は、第2優先として決め
ている代替機器のアドレスに対して同じく送信可否チェ
ックを行い、送信可能となるまで優先順位のレベルを下
げて繰り返す。全てのアドレスに対して送信不可となっ
た場合は、電子メールの送信元であるメールクライアン
ト001をレスポンス情報の送信対象とする。ここでの
送信可否チェックとは、登録されたアドレスがメールア
ドレスである場合は、そのアドレス先であるメールサー
バに問い合わせて、そのメールサーバ自身が管理してい
るアドレスに登録されているか否かのチェックを行う事
である。また、ポケットベル(登録商標)やFAXなど
の識別番号である場合は、送信可否チェックは行わず送
信可と見なして代替アドレスに決定する。
【0016】送信者メールサーバ009の代替アドレス
テーブル013では、サーバレスポンス006であるレ
スポンス情報の作成方針およびレスポンス情報の送信先
である代替機器004を登録しておくテーブルであり、
例えば携帯端末にレスポンス情報を作成する場合、電子
メール本体に添付されてあったファイル等は送信者メー
ルサーバ009の一時格納ディスク014にそのまま格
納しておき、エラーとなった受信者メールアドレスや送
信しようとしている電子メールのヘッダ情報などを送信
者自身で決めた送信内容で登録しておく。また、代替機
器004の登録は複数可能であり電子メールを送受信で
きる機器の他にポケットベル、FAX等の識別番号も登
録可能である。携帯電話・ノートPC・PDA等の場合
は、各機器で使われているメールアドレスを対象とし、
またFAXの場合は電話番号を登録しておく。
【0017】送信者メールサーバ009の一時格納ディ
スク014は、メールクライアント001から受信した
電子メールを格納しておくディスクである。ここで格納
された電子メールを利用して送信処理および電子メール
の突き合わせ処理が行われる。
【0018】送信者メールサーバ009の情報作成機能
部011は、サーバレスポンス006の作成と訂正情報
007を解読して一時格納ディスク014に格納してあ
る電子メールに対して訂正情報007を反映する機能を
備える。サーバレスポンス006の作成は、データベー
ス管理部012より決定されたレスポンス情報作成方針
に基づいて作成を行い、その際に必要な情報は一時格納
ディスク014に格納してある電子メールより取得す
る。ここでFAX宛に送信する場合は、普段一般のFA
Xで使用されている圧縮方式(MMR(Modifie
dMR)圧縮など)により画像に置き換えて作成する。
【0019】以上が送信者メールサーバ009で備えて
いる機能である。
【0020】受信者メールサーバ018は、他との電子
情報を遣り取りする通信制御部017と、検索条件を作
成するメールアドレス検索部019と、検索条件をもと
にメールアドレス管理テーブル021に対して検索を行
うデータベース管理部020を備えており、各機能を以
下に説明する。
【0021】受信者メールサーバ018の通信制御部0
17は、送信者メールサーバ009からの送信されたサ
ーバ要求015(受信者メールアドレス)の受信と、受
信したサーバ要求015が送信者メールサーバ009自
身で管理しているメールアドレスであるか否かの確認
と、メールアドレス検索部019に検索要求を渡す処理
と、その検索要求に対する検索結果をメールアドレス検
索部019より受けて、その検索結果をサーバレスポン
ス016として送信者メールサーバ009に送信する機
能を備える。
【0022】受信者メールサーバ018のメールアドレ
ス検索部019は、通信制御部017からの検索要求を
受ける処理と、通信制御部017で受信した受信者メー
ルアドレスの一致を条件とした検索条件の作成と、その
検索条件をデータベース管理部020に渡す処理と、デ
ータベース管理部020からの検索条件に対する検索結
果を受ける処理と、その受けた検索結果からレスポンス
情報を作成する処理と、そのレスポンス情報をサーバレ
スポンス016として通信制御部017に渡す処理機能
を備える。
【0023】受信者メールサーバ018のデータベース
管理部020では、メールアドレス検索部019からの
検索条件を受ける処理と、その検索条件をもとにメール
アドレス管理テーブル021に対して検索を行う処理
と、検索を行った結果を検索結果としてメールアドレス
検索部019に渡す処理機能を備える。
【0024】受信者メールサーバ018のメールアドレ
ス管理テーブル021には、受信者メールサーバ018
自身で管理しているメールアドレスが登録されており、
一般的なメールサーバが有する管理テーブルであれば良
い。
【0025】以上が受信者メールサーバ018で備えて
いる機能である。
【0026】代替機器004では、決定された代替機器
004によって受信方法が異なるが、メール送受信機能
を備えている場合は、受信機能よりサーバレスポンス0
06(レスポンス情報ファイル)の受信を行い、送信機
能により訂正情報007の送信を行う。ポケットベルや
FAXなどは、サーバレスポンス006の受信のみと
し、電子メール送信の正常または異常を早期に知らせる
事を目的とする。
【0027】以上が図1に示す本発明における電子メー
ルシステムの各構成の説明である。
【0028】次に、図5に示す一時格納ディスク014
の格納形態の説明を以下に行う。
【0029】一時格納ディスク014の構成は、一時格
納ディレクトリ501と、その配下に複数のディレクト
リ502で構成される。前記一時格納ディレクトリ50
1とは1日の電子メールを保存しており日付によるディ
レクトリ名で構成される。前記一時格納ディレクトリ5
01配下のディレクトリ502とは1件の電子メールを
保存しており、メール1件ごとに付けられるMessa
ge−IDをディレクトリ名とする。Message−
IDとは、電子メールを一意的に区別するために電子メ
ールソフトやメッセージ転送エージェントが付加する識
別番号(ホスト名や日付などからなる)である。該当す
る電子メールを取り出す際はMessage−IDを検
索条件とする。
【0030】以上が図5に示す一時格納ディスク014
の格納形態である。
【0031】次に、図6に示すDNS(DomainN
ameSystem)変換機能部010の処理形態の説
明を行う。
【0032】DNS(DomainNameSyste
m)変換機能部010は、メールクライアント001か
ら受信した電子メール(601)のヘッダ情報(60
2)より受信者メールアドレス(603)を抽出し、前
記受信者メールアドレス(603)からDNS(Dom
ainNameSystem)サーバ(604)により
受信者メールサーバ018のアドレス(605)を特定
する。ここで行う「名前解決」の方法としては、一般メ
ールサーバが行っている処理であれば良い。
【0033】以上が図6に示すDNS(DomainN
ameSystem)変換機能部010の処理形態であ
る。
【0034】次に、図7に示す受信者メールサーバ01
8の処理形態の説明を行う。
【0035】送信者メールサーバ009から受信者メー
ルサーバ018へ送信するサーバ要求015は、Mes
sage−ID(701)と送信者メールサーバ009
のアドレス(702)および受信者メールアドレス(7
03)で構成される。また、受信者メールサーバ018
から送信者メールサーバ009へのサーバレスポンス0
15は、検索結果(704)とMessage−ID
(701)と送信者メールサーバ009のアドレス(7
02)および受信者メールアドレス(703)で構成さ
れる。
【0036】メールアドレス検索部019では、送信者
メールサーバ009からのサーバ要求015より受信者
メールアドレスを抽出し、抽出した受信者メールアドレ
スを検索条件としたSQL文を作成する。
【0037】データベース管理部020では、前記SQ
L文をもとにメールアドレス管理テーブル021へ検索
を行い、その検索結果を受け取る。ここでの検索方式は
前記SQL文をデータベースに対して発行する一般的な
検索処理であれば良い。
【0038】メールアドレス検索部019は、データベ
ース管理部020で検索した結果と、サーバ要求015
の情報よりサーバレスポンス016を作成する。
【0039】通信制御部017は、メールアドレス検索
部019によって作成されたサーバレスポンス016を
送信者メールサーバ009へ送信する。
【0040】以上が図7に示す受信者メールサーバ01
9の処理形態である。
【0041】次に、図8に示す代替アドレステーブル0
13の記録方式について説明を行う。
【0042】代替アドレステーブル013は、代替アド
レスを記録しておくSub−Address(801)
と、メール送信者が優先して代替アドレスに送信したい
場合に優先順位を記録しておくPriority(80
2)と、代替アドレスに対して送信するレスポンス情報
の構成を記録しておくResponse(803)と、
備考欄としてrefrence column(80
4)とで構成される。Response(803)に
は、正常レスポンスの情報の構成を記録しておくNor
mal(805)と、異常レスポンスの情報の構成を記
録しておくError(806)とで構成される。
【0043】代替アドレステーブル013は、メール送
信者が代替アドレスに対してメール送信結果の情報を送
信したい場合に、事前に送信者メールサーバ009に記
録しておく必要がある。代替アドレステーブル013の
記録方法としては、送信者メールサーバ009の管理者
メールアドレス宛に電子メールをある特定の題名として
送信し、その電子メールの本文に代替アドレステーブル
013に記録する内容を書き込むと、送信者メールサー
バ009のデータベース管理部012はその記録された
情報をもとに代替アドレステーブル013に記録する。
【0044】以上が図8に示す代替アドレステーブル0
13の記録方式である。
【0045】次に、図9に示す情報作成機能部011で
の管理表の説明を以下に行う。
【0046】管理表とは、メールクライアント001お
よび代替機器004に送信するサーバレスポンス006
を作成する際や、代替機器004からの訂正情報007
より電子メールを修正するのに必要な情報を抽出する場
合に参照する。情報作成機能部011は、サーバレスポ
ンス006を作成中に文中に制御文字901が書かれて
いると判断した場合は、管理表より該当する制御文字9
01を参照し、それに対応する取得情報902を得る。
取得情報902とは、メールヘッダから取得する際の情
報を記録しておく。情報作成機能部011は、メールヘ
ッダに対するIDとして%headerや制御文字に対
するIDとして%Control_informati
onなどの各情報に対するIDを管理しており、この管
理表で情報の対応付けを行っている。
【0047】以上が図9に示す情報作成機能部011で
の管理表の説明である。
【0048】次に、図10に示すサーバレスポンス00
6の作成方式について説明する。
【0049】情報作成機能部011はサーバレスポンス
006を作成する際に定型文を用いて作成する。定型文
とは正常のサーバレスポンス006を作成する場合は定
型文1001を用いて作成し、異常のサーバレスポンス
006を作成する場合は定型文1002を用いて作成す
る。定型文中に書かれている制御文字は、図9で示して
いる管理表を利用して、該当する電子メールよりヘッダ
情報を取得し、その情報を1003や1004のように
反映し、サーバレスポンス006を作成する。定型文は
情報作成機能部011にて管理しており、送信者メール
サーバ009に予め登録しておく。
【0050】以上が図10に示すサーバレスポンス00
6の作成方式である。
【0051】次に、図11に示す訂正情報007からの
電子メール修正処理方式について説明する。
【0052】情報作成機能部011は代替機器004か
ら送信されてくる訂正情報007を解読し、修正する情
報を図9で示した管理表を用いて取得する。例として、
図11で示すように情報作成機能部011は「修正
後:」を区切値として抜き出した情報を、管理表の取得
情報902を参照し、メールヘッダの「To:」の情報
と置き換える事を判断する。また、同じく訂正情報00
7から「制御情報(変更不可):」を区切値として抜き
出した情報を、管理表の取得情報902を参照し、Me
ssage−IDである事を識別する。前記Messa
ge−IDをもとに一時格納ディスク014に格納して
ある電子メール本体を取り出し、メールのヘッダ情報の
「To:」と置き換える。これにより宛先のヘッダ情報
である「To:」が変更され、受信者メールアドレスを
修正する事が可能となる。
【0053】以上が図11に示す訂正情報007からの
電子メール修正処理方式である。
【0054】次に、図2〜図4のフローチャートの詳細
な説明を行う。
【0055】図2は、送信者メールサーバ009におけ
る処理のフローチャートを示している。
【0056】ステップ102では、メールクライアント
001からの電子メールの受信を行う処理を示してお
り、通信制御部008で、メールクライアント001か
らの電子メール本体をクライアント要求005として受
信する。
【0057】ステップ103では、通信制御部008で
受信したクライアント要求005(電子メール本体)
を、データベース管理部012により一時格納ディスク
014へ、図5で示した形式で格納する。また、ステッ
プ104にて、通信制御部008で受信したクライアン
ト要求005(電子メール本体)のヘッダ情報を読み取
り、DNS(DomainNameSystem)変換
機能部010により、図6で示したように読み取ったヘ
ッダ情報から受信者メールアドレスを抽出し、送信先で
ある受信者メールサーバ018のアドレスを特定する。
【0058】ステップ105では、DNS(Domai
nNameSystem)変換機能部010で特定され
た受信者メールサーバ018のアドレスに対して、通信
制御部008により受信者メールアドレスをサーバ要求
015として送信する。
【0059】ステップ201は、受信者メールサーバ0
18の処理であり後述にて説明する。
【0060】ステップ107で、受信者メールサーバ0
18からのサーバレスポンス016を送信者メールサー
バ009の通信制御部008により受信し、さらに、ス
テップ108にて受信したサーバレスポンス016(検
索結果)が正常レスポンスか異常レスポンスかを判定す
る。ここで、正常と判定した場合は、ステップ109に
て電子メールの送信を行う。本説明では異常レスポンス
の場合で以下説明を行う。
【0061】ステップ110では、異常レスポンスであ
る旨を知らせるためにデータベース管理部012により
代替アドレステーブル013を参照し、ステップ111
にて代替アドレスが記録されているか否かを判定する。
ここで記録されていない場合は、メールクライアント0
01を送信先対象とし、前記代替アドレスが記録されて
いる場合は、同じく代替アドレステーブル013に記録
されているPriority(802)により送信先を
決定する。ステップ112での代替アドレスへの送信可
否チェックについては前述しているとおりである。例と
して携帯端末(図8のindex[1])を代替アドレ
スとして以下説明を行う。
【0062】ステップ116では、情報作成機能部01
1により携帯端末用のレスポンス情報作成ファイルを作
成する。レスポンス情報作成ファイルの作成方針は、代
替アドレステーブル013に記録されているRespo
nse(803)に基づいて作成を行う。携帯端末に対
してのError(806)の作成方針は、メールヘッ
ダとなっているため、これらの情報によりレスポンス情
報ファイルを作成する。メールヘッダは、一時格納ディ
レクトリ014に格納されている該当の電子メールをも
とにして作成され、また、定型文および制御情報は、情
報作成機能部011により作成される。これらの作成さ
れた情報からレスポンス情報ファイルを図10に示した
ように作成する。作成された前記レスポンス情報ファイ
ルは、通信制御部008で、サーバレスポンス006と
して代替機器004へ送信される。
【0063】ステップ401は、代替機器004での処
理であり後述にて説明する。
【0064】ステップ117では、通信制御部008が
代替機器004から受け取る情報が、訂正情報007で
あるか否かの判断を、訂正情報007に記述されてくる
制御情報からMessage−IDを取得し、取得した
Mesage−IDが一時格納ディスク014で管理し
ている電子メールに存在するか否かで行う。訂正情報0
07とは、ステップ116で代替機器004へ送信した
サーバレスポンス006(レスポンス情報ファイル)中
に記述してある受信者メールアドレス等に対し、送信者
自身が訂正したものである。ここで訂正情報が無い場合
は、ステップ118にて処理終了となる。ここでは訂正
情報007を受信した場合として以下説明を行う。
【0065】ステップ119では、代替機器004から
受信した訂正情報007を、図11に示したように解読
を行う。訂正情報007から修正情報を取り出すための
区切値は、図9に示した管理表を用いて行い、図9の区
切値903により修正情報を取り出す。取り出した修正
情報に対応する図9の取得情報902と一時格納ディス
ク014に格納してある該当の電子メールのヘッダ内容
を突き合わせて訂正情報007を電子メールに反映し、
その後、電子メールにて送信者メールサーバ009での
一連の処理を再度行う。
【0066】以上が送信者メールサーバ009での処理
である。
【0067】図3は、受信者メールサーバ018におけ
る処理のフローチャートを示している。
【0068】ステップ202では、受信者メールサーバ
018の通信制御部017により送信者メールサーバか
らのサーバ要求015(受信者メールアドレス)を受信
する。
【0069】ステップ203で、メールアドレス検索部
019によりステップ202で受信した受信者メールア
ドレスをもとに、受信者メールサーバ018自身で管理
しているメールアドレスに対して受信者メールアドレス
が管理されているか否かを確認するための検索条件を作
成する。作成された検索条件をデータベース管理部02
0に渡す。
【0070】データベース管理部020では、メールア
ドレス検索部019からの検索条件を受けて、メールア
ドレス管理テーブル021に対し検索を行い、その検索
結果をメールアドレス検索部019へ返す。ここでのメ
ールアドレス管理テーブル020とは一般メールサーバ
がメールアドレスを管理しているテーブルであれば問題
ない。
【0071】メールアドレス検索部019では、データ
ベース管理部020からの検索結果を受け取り、その検
索結果の内容により正常レスポンスあるいは異常レスポ
ンスを作成する。受信者メールアドレスが登録されてい
る結果である場合は正常レスポンスを作成し、そうでな
い場合は異常レスポンスを作成する。ここでは異常レス
ポンスであった場合として以下説明を行う。
【0072】作成された異常レスポンスを通信制御部0
17に渡し、ステップ204にて、通信制御部017に
より、異常レスポンスをサーバレスポンス016とし
て、送信者メールサーバ009に送信する。
【0073】以上が受信者メールサーバ018での処理
である。
【0074】図4は、メールクライアント001と代替
機器004における処理のフローチャートを示してい
る。
【0075】ステップ303で、送信者メールサーバ0
09から送信されたサーバレスポンス006(レスポン
ス結果ファイル)を受信する。ここでは異常である場合
のレスポンス結果ファイルで以下説明を行う。
【0076】ステップ305にて、メール送信者がレス
ポンス結果ファイルに訂正を行い、訂正情報007を作
成する。レスポンス結果ファイルに訂正を行う際は、図
10に示すように本文中に指示された範囲内での訂正を
可能とする。
【0077】ステップ306では、ステップ305で作
成した訂正情報007を送信者メールサーバ008へ送
信する。
【0078】以上がメールクライアント001および代
替機器004での訂正情報作成処理である。
【0079】
【発明の効果】本発明の電子メールシステムによれば、
従来、メールアドレス記述ミスあるいは受信者メールア
ドレスの削除/変更は、送信した結果がエラーとなって
初めて宛先ミスである事が判明していたが、電子メール
を送信した際に受信先メールサーバが管理しているメー
ルアドレスに対しての検索を送信者メールサーバが行
い、その検索結果より判断して送信を行うため、送信可
否をメール送信者に即座に知らせる事ができる。また、
送信可否を代替機器に送信する事を可能とし、例えばメ
ールアドレス記述ミスであった場合は、そのメールアド
レスの修正箇所のみを送信者メールサーバに送信する事
で、送信者メールサーバは、最初に送信した電子メール
本体と修正内容を突き合わせて修正し、再送信する処理
を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる電子メールシステムの構成図で
ある。
【図2】本発明に関わる電子メールシステムの送信者メ
ールサーバを示すフローチャートである。
【図3】本発明に関わる電子メールシステムの受信者メ
ールサーバを示すフローチャートである。
【図4】本発明に関わる電子メールシステムのクライア
ント処理および代替機器処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】電子メールを一時的に格納する一時格納ディレ
クトリの格納形態を示す図である。
【図6】本発明に関わる電子メールシステムのDNS
(DomainNameSystem)変換機能部の処
理形態を示す図である。
【図7】本発明に関わる電子メールシステムの受信者メ
ールサーバにおけるメールアドレス検索の処理形態を示
す図である。
【図8】本発明に関わる電子メールシステムの代替アド
レステーブルの記録内容を示す図である。
【図9】本発明に関わる情報作成機能部での管理表の記
録内容を示す図である。
【図10】本発明に関わる定型文およびレスポンス結果
ファイル作成例である。
【図11】本発明に関わる送信者メールサーバでの電子
メール修正方式を示す図である。
【符号の説明】
001 … メールクライアント 002 … 送受信部 003 … 入力部 004 … 代替機器 005 … クライアント要求 006 … サーバレスポンス 007 … 訂正情報 008 … 通信制御部 009 … 送信者メールサーバ 010 … DNS(DomainNameSyst
em)変換機能部 011 … 情報作成機能部 012 … データベース管理部 013 … 代替アドレステーブル 014 … 一時格納ディスク 015 … サーバ要求 016 … サーバレスポンス 017 … 通信制御部 018 … 受信者メールサーバ 019 … メールアドレス検索部 020 … データベース管理部 021 … メールアドレス管理テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信者端末が送信した電子メールから受信
    者メールアドレスを取り出す手段と、前記受信者メール
    アドレスから受信者メールサーバのアドレスを特定する
    手段と、前記受信者メールサーバのアドレスに問い合わ
    せる手段と、前記受信者メールサーバで前記受信者メー
    ルアドレスを検索する手段と、検索結果から正常である
    か異常であるかを判断する手段と、を具備することを特
    徴とする電子メールシステム。
  2. 【請求項2】事前に代替機器のアドレスをメールサーバ
    に登録しておく手段と、宛先確認の結果を送信する際に
    前記代替機器のアドレスを特定する手段と、前記代替機
    器へ送信する情報ファイルの形式を決定する手段と、前
    記情報ファイルを決定した形式で作成する手段と、前記
    情報ファイルを前記代替機器へ送信する手段と、を具備
    することを特徴とする電子メールシステム。
  3. 【請求項3】電子メール送信の際に送信者メールサーバ
    で電子メールを保存する手段と、代替機器にて送信者メ
    ールサーバから送信されてきた情報ファイルに対して修
    正を行い、訂正情報を作成する手段と、前記訂正情報を
    代替機器から送信者メールサーバへ送信する手段と、前
    記訂正情報を送信者メールサーバで解析する手段と、解
    析した情報をもとに送信者メールサーバで保存してある
    電子メールに対して修正する手段と、修正した電子メー
    ルをもとに再度メール送信処理を行う手段と、を具備す
    ることを特徴とする電子メールシステム。
  4. 【請求項4】送信者側機器から送信した電子メールから
    受信者メールアドレスを取り出す機能と、前記受信者メ
    ールアドレスから受信者メールサーバのアドレスを特定
    する機能と、前記受信者メールサーバのアドレスに問い
    合わせをする機能と、前記受信者メールサーバからアド
    レスが正常であるか異常であるかのレスポンスを受付け
    る機能と、正常である場合には電子メールを送付し、異
    常である場合には送信者側機器に異常であることを通知
    する機能と、をコンピュータに実現させることを特徴と
    する電子メール用プログラム。
  5. 【請求項5】電子メールを送信する処理をした後に、電
    子メール情報に異常があることを表示させ、送信者側端
    末からの訂正を受付ける処理をし、訂正情報と作成して
    あった電子メール情報とを用いて、再度電子メール情報
    を作成し、前記再度作成された電子メールを送付するこ
    とを特徴とする電子メールの訂正方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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