JP2003270064A - トルク測定装置及びそれを使用したトルク測定方法 - Google Patents

トルク測定装置及びそれを使用したトルク測定方法

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JP2003270064A JP2002067592A JP2002067592A JP2003270064A JP 2003270064 A JP2003270064 A JP 2003270064A JP 2002067592 A JP2002067592 A JP 2002067592A JP 2002067592 A JP2002067592 A JP 2002067592A JP 2003270064 A JP2003270064 A JP 2003270064A
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秀隆 山内
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美彰 鹿島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面にブラシ毛を有する被測定体のトルクを
製造時に測定し、管理することができ、良好な品質のも
のを選別することができるトルク測定装置及びそれを使
用したトルク測定方法を提供する。 【解決手段】 トルク測定装置内でブラシ20は、基端
に第1モータ41が接続された回転支持軸43の先端に
その支軸21の一端を接続することで回転可能に支持さ
れている。回転体46は、ブラシ20のブラシ毛24が
接触されるようにブラシ20と対向配置されるととも
に、回転軸45を介して第2モータ42が接続されるこ
とにより回転可能とされている。回転支持軸43及び回
転軸45にはそれぞれ第1トルク検出器47及び第2ト
ルク検出器48が接続されており、これら第1トルク検
出器47及び第2トルク検出器48により、ブラシ20
及び回転体46の回転時に発生するトルクが測定されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成装置内
で使用されるクリーニングブラシ、帯電ブラシ、現像ブ
ラシ等のような表面にブラシ毛を有する被測定体がその
ブラシ毛を接触させながら回転するときのトルクを測定
するためのトルク測定装置及びそれを使用したトルク測
定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のクリーニングブラシ、帯電
ブラシ、現像ブラシ等には、基布及び同基布上に起毛さ
れたブラシ毛を備える帯状をなすベロア材を支軸の表面
に螺旋状をなすように巻回し、接着して形成されたロー
ル状ブラシ(以下、単にブラシとも記載する)が使用さ
れている。当該ブラシは、ブラシ毛の先端を感光ドラム
の表面に摺接させながら回転することにより、それぞれ
特有の機能を発揮するようになっている。例えば、帯電
ブラシならば、ブラシ毛の先端を感光ドラムの表面に摺
接させながら回転し、ブラシ毛の先端で放電を行うこと
により、感光ドラム表面に静電気を帯電させる機能を発
揮する。現像ブラシならば、ブラシ毛を介して感光ドラ
ム表面にトナーを供給し、感光ドラム表面の静電潜像を
現像する機能を発揮する。また、クリーニングブラシな
らば、ブラシ毛の先端で感光ドラム表面に残留するトナ
ーを掻き取って除去したり、感光ドラム表面に残留する
静電気をブラシ毛に通電させ、感光ドラム表面を除電さ
せたり等の機能を発揮する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ブラシは、ブラシ毛を感光ドラムの表面に接触させなが
ら回転するとき、ブラシと感光ドラムとの間の摩擦によ
りトルクを発生させる。そして、このトルクがブラシの
回転時に大きく変動すると、帯電ムラ、現像ムラ、除電
ムラ、トナーの除去ムラ等を発生させ、得られる転写画
像に不具合を発生させるおそれがあった。
【0004】また、このトルク値が大きい場合には、ブ
ラシの回転時に加わる負荷が大きくなってブラシを回転
させるギアの滑り、破損等が発生したり、あるいは感光
ドラムの傷付き、トナーの過剰供給等が発生したり等し
て得られる転写画像に不具合を発生させるおそれがあっ
た。さらには、トルク値が小さい場合、例えば感光ドラ
ムの回転に応じて従動回転するように構成されたブラシ
では、回転時に感光ドラムへの滑りを発生させ、その機
能を十分に発揮できないという不具合を発生させるおそ
れがあった。
【0005】従って、上記のような不具合の発生を抑
え、良好な転写画像を得るためには、ブラシのトルクを
管理し、同トルクが所定範囲となるようにブラシを製造
する必要がある。しかし、現在のところ、同ブラシの相
手部材へのトルクを予め測定するための測定装置は提案
されておらず、ブラシを画像形成装置に内装して実際に
使用するまでは不具合の有無を判別することができない
という問題があった。
【0006】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、表面にブラシ毛を有する被測定体のトルク
を製造時に測定し、管理することができ、良好な品質の
ものを選別することができるトルク測定装置及びそれを
使用したトルク測定方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載のトルク測定装置の発明は、表面
にブラシ毛を有し、回転可能に支持された被測定体に対
向して配置され、同被測定体のブラシ毛の先端が接触す
る回転体と、前記被測定体及び回転体のうち少なくとも
一方を回転させるための回転駆動源と、前記被測定体の
ブラシ毛の先端を回転体に接触させながら回転駆動源に
より被測定体及び回転体のうち少なくとも一方を回転さ
せた状態で、少なくとも被測定体のトルクを測定するた
めのトルク測定器とを備えることを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項2に記載のトルク測定装置の発明
は、請求項1に記載の発明において、前記被測定体及び
回転体のうち少なくとも一方を所定方向へ回転させたと
きに測定されたトルクと、当該所定方向と逆方向へ回転
させたときに測定されたトルクとのトルク差に基づいて
被測定体のブラシ毛の斜毛状態を測定可能に構成したこ
とを特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載のトルク測定装置の発明
は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記
被測定体と回転体とを互いに接近及び離間可能とするこ
とにより、ブラシ毛の先端が回転体に対して接触する接
触量を表すニップ量を調整可能に構成したことを特徴と
するものである。
【0010】請求項4に記載のトルク測定装置の発明
は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明にお
いて、前記被測定体及び回転体のうち少なくとも一方の
回転数が10〜300rpmであることを特徴とするも
のである。
【0011】請求項5に記載のトルク測定装置の発明
は、請求項1に記載の発明において、前記回転駆動源に
より被測定体及び回転体の両方を同じ方向へ回転させる
ことを特徴とするものである。
【0012】請求項6に記載のトルク測定方法の発明
は、請求項1に記載のトルク測定装置を使用し、被測定
体及び回転体のうち少なくとも一方を回転駆動源によっ
て回転させ、被測定体のブラシ毛の先端を回転体に接触
させ、少なくとも被測定体のトルクをトルク測定器で測
定するものである。
【0013】請求項7に記載のトルク測定方法の発明
は、請求項6に記載の発明において、前記ブラシ毛は導
電性繊維より形成され、当該ブラシ毛に電圧を印可させ
た状態でトルクを測定するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明をブラシ毛を有す
る被測定体として画像形成装置で使用するロール状ブラ
シに具体化した一実施形態を、図面に基づいて説明す
る。
【0015】まず、画像形成装置について説明する。図
5は画像形成装置を概念的に示した図である。画像形成
装置内において被接触体としての感光ドラム11は支持
軸11aにより回転可能に支持され、その表面において
帯電可能に構成されている。感光ドラム11の周囲には
その上方位置から回転方向に向かって順番に帯電部1
2、露光部13、現像部14、転写部16、クリーニン
グ部18が配設されている。この感光ドラム11は回転
時に帯電部12でその表面が帯電されるとともに、露光
部13により静電潜像が形成された後、現像部14から
微細粉粒体としてのトナー15が供給される。そして、
転写部16により感光ドラム11及び転写部16間に供
給された記録用紙17にトナー15による可視像が転写
される。この後、クリーニング部18で感光ドラム11
の表面に残留するトナー15が除去されるとともに、残
留する電荷が消去されて除電される。
【0016】前記帯電部12、現像部14及びクリーニ
ング部18には帯電ブラシ12a、現像ブラシ14a及
びクリーニングブラシ18aがそれぞれ内装されてい
る。これら帯電ブラシ12a、現像ブラシ14a及びク
リーニングブラシ18aはロール状ブラシより形成され
ている。ロール状ブラシより形成された帯電ブラシ12
a、現像ブラシ14a及びクリーニングブラシ18a
は、それぞれの表面を感光ドラム11の表面に摺接させ
ながら回転することができるように各部内に回転可能に
支持されている。そして、感光ドラム11の表面に摺接
しながら回転することにより、帯電ブラシ12aならば
帯電、現像ブラシ14aならばトナー15の供給、クリ
ーニングブラシ18aならばトナー15の除去及び除電
といったそれぞれ特有の機能を発揮するようになってい
る。
【0017】次いで、ロール状ブラシの構成について説
明する。図3及び図4に示すように、ロール状ブラシ2
0(以下、単にブラシ20とも記載する)はアルミニウ
ム、ステンレス鋼等の金属製の丸棒よりなる支軸21
と、同支軸21の表面に接合された帯状をなすベロア材
22とから構成されている。このベロア材22は、織布
よりなる基布23と、同基布23に対してその表面で起
毛するようにパイル織りで織り込まれた複数本のブラシ
毛24とを備えている。当該ブラシ20は、支軸21の
表面に接着剤を塗布し、その上にベロア材22を螺旋状
をなすように巻回することによりロール状に形成されて
いる。
【0018】ベロア材22において、基布23を形成す
る糸には動摩擦係数が低く、耐摩耗性と適度な耐熱性を
有し、接着剤で接着可能な繊維よりなる糸を用いること
が好ましい。このような繊維としては、超高分子量ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、アラミド樹
脂、ポリエステル、ナイロン、アクリル樹脂、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)等よりなる合成繊維、レ
ーヨン等よりなる半合成繊維、綿等よりなる天然繊維等
が挙げられる。
【0019】ブラシ毛24は、耐久性、柔軟性が高く、
耐摩耗性に優れるとともに、摺動性の良い複数本の繊維
を撚糸加工することにより形成されている。このような
繊維としては、超高分子ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリアミド、アラミド樹脂、ポリエステル、ナイロ
ン、アクリル樹脂、PET、フッ素樹脂等よりなる合成
繊維、レーヨン等よりなる半合成繊維が挙げられる。前
記フッ素樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、エチレン
−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリ
フッ化ビニリデン(PVDF)等が挙げられる。
【0020】前に挙げた、帯電ブラシ12a、クリーニ
ングブラシ18a等のように、ブラシ20が帯電機能、
除電機能等を必要とする場合、ブラシ毛24には前に挙
げた繊維に導電性を付与した導電性繊維が用いられてい
る。繊維に導電性を付与する方法には、原糸段階におい
て導電性物質を練り込む又は溶融紡糸法等により1本の
繊維中に導電性物質が練り込まれた導電性部分と導電性
物質を練り込まない非導電性部分とを有する複層構造に
する方法と、紡糸後に導電性物質を含む加工液によって
繊維表面を被覆する方法とがある。また、導電性物質と
しては、銀、銅、ニッケル等の金属、酸化亜鉛、酸化錫
等の金属化合物、炭素等の微粒子が挙げられる。
【0021】また、画像形成装置内でブラシ20のブラ
シ毛24を接触させる相手部材が感光ドラム11等のよ
うに回転又は移動する場合、ブラシ毛24を斜毛させて
もよい。この場合、ブラシ20と相手部材との間に発生
する摩擦トルクを軽減するため、ブラシ毛24をその先
端部が相手部材の回転方向又は移動方向へ斜めに延びる
ように斜毛させることが好ましい。また、相手部材が回
転又は移動せず、ブラシ20のみが回転する場合には、
摩擦トルクを軽減するため、ブラシ毛24をその先端部
がブラシ20の回転方向と逆方向へ斜めに延びるように
斜毛させることが好ましい。
【0022】前記基布23の裏面には合成樹脂製のコー
ティング層25が設けられている。該コーティング層2
5は、例えばスチレン−ブタジエン共重合ゴム等のゴム
系溶剤型接着剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ
メタクリル酸メチル等の接着性樹脂、高分子エマルショ
ン等の合成樹脂よりなるコーティング剤より形成されて
いる。このコーティング剤が基布23を形成する織布の
織り目に含浸されることにより、基布23のほつれが防
止されるとともに、ブラシ毛24の基端部と基布23と
が接合されている。また、コーティング剤に前に挙げた
導電性物質を混合することにより、コーティング層25
に導電性を付与してもよい。
【0023】当該ブラシ20は、ベロア材22のブラシ
毛24の先端部を感光ドラム11の表面に摺接させなが
ら回転することにより、前に挙げたような特有の機能を
発揮する。そして、同ブラシ20がブラシ毛24の先端
部を感光ドラム11に摺接させながら回転するとき、ブ
ラシ20には感光ドラム11への摩擦トルクが発生す
る。
【0024】このブラシ20の摩擦トルクは、好ましく
は0.01〜5kg・cmである。摩擦トルクが0.0
1kg・cm未満の場合、感光ドラム11に対しブラシ
20のブラシ毛24が滑ったり、位置ずれしたり等して
十分に接触することができず、帯電ムラ、除電ムラ、ト
ナー15等の除去ムラ等が発生して得られる転写画像に
不具合を生じるおそれがある。また、摩擦トルクが5k
g・cmより大きいと、感光ドラム11が傷付いたり、
ブラシ20又は感光ドラム11を回転させるギアが破損
したりする等の障害を生じるおそれがある。
【0025】上記のような転写画像の不具合の発生、障
害の発生等を回避するため、ブラシ20は、その製造時
において予めトルク測定装置で摩擦トルクを測定され、
その測定された摩擦トルクが所定値内のものだけが選別
されて使用される。このブラシ20の摩擦トルクを測定
するトルク測定装置について説明する。
【0026】図1に示すように、トルク測定装置の図示
しない基台上の一側部(図1中で左上部)には回転駆動
源を構成する第1モータ41及び第2モータ42が互い
に並列して配設されている。これらのうち、第1モータ
41には金属棒より形成された回転支持軸43の基端が
接続されている。そして、同回転支持軸43が第1モー
タ41の作動時に所定方向(図1中の矢印方向)へ回転
される。また、第1モータ41はその回転方向を切換可
能に構成されており、回転支持軸43を所定方向と逆方
向へ回転させることも可能である。
【0027】前記第2モータ42は第1モータ41と同
様にその回転方向を切換可能に構成されている。この第
2モータ42には金属棒より形成された回転軸45の基
端が接続されている。当該回転軸45は、その長さが前
記回転支持軸43の長さよりも長くなるように形成され
るとともに、回転支持軸43と平行に延びるように配置
されている。そして、当該回転軸45は、その先端が図
示しない支持台に回転可能に支持されることにより、第
2モータ42の作動時に回転支持軸43の回転方向と同
方向又は逆方向へ回転される。
【0028】前記回転支持軸43の先端には接続部材4
4が取付けられている。前記ブラシ20は、その支軸2
1の一端が接続部材44を介して回転支持軸43の先端
に接続されることによって回転支持軸43で支持されて
いる。また、ブラシ20の支軸21の他端は、図示しな
い支持台に支持されている。そして、第1モータ41の
作動時には、接続部材44を介して回転支持軸43の回
転が支軸21に伝達されることにより、ブラシ20が支
軸21を中心に回転される。
【0029】前記回転軸45上の中間部分において、先
端寄りの箇所には円筒状をなす回転体46が取付けられ
ている。同回転体46は、前記ブラシ20と平行に延
び、かつその外周面にブラシ20のブラシ毛24が接触
されるように対向配置されている。当該回転体46は第
2モータ42の作動時に回転軸45を中心に回転され
る。そして、前記第1モータ41及び第2モータ42の
うち少なくとも一方を作動させたとき、ブラシ毛24が
接触された状態でブラシ20及び回転体46のうち少な
くとも一方が回転され、ブラシ20と回転体46との間
に摩擦が発生する。
【0030】前記回転支持軸43上で第1モータ41と
接続部材44との間にはトルク測定器を構成する第1ト
ルク検出器47が接続されている。また、回転軸45上
で第2モータ42と回転体46との間にはトルク測定器
を構成する第2トルク検出器48が接続されている。そ
して、ブラシ20及び回転体46のうち少なくとも一方
が回転され、ブラシ20と回転体46との間に摩擦が発
生したときのトルクが第1トルク検出器47及び第2ト
ルク検出器48のうち少なくとも一方で測定される。こ
の測定されるトルクには、ブラシ20及び回転体46の
回転時に回転支持軸43及び回転軸45に発生した回転
力による回転トルクと、ブラシ20と回転体46との間
に発生した摩擦力による摩擦トルクとがある。前記第1
トルク検出器47及び第2トルク検出器48は、回転ト
ルク及び摩擦トルクの両方を測定できるように構成され
ている。なお、回転トルクは、第1モータ41及び第2
モータ42による駆動力(駆動トルク)の値と摩擦トル
クの値との差によって算出される。
【0031】上記の第1モータ41、第2モータ42、
回転支持軸43、回転軸45、回転体46、第1トルク
検出器47、第2トルク検出器48等により、トルク測
定装置が構成されている。同トルク測定装置では、前記
回転体46を画像形成装置内での相手部材、つまり感光
ドラム11と想定して、ブラシ20の感光ドラム11へ
の摩擦トルクが測定される。従って、回転体46は、感
光ドラム11と同じ材料で同じサイズとなるように形成
することが好ましい。
【0032】当該トルク測定装置において、第2モータ
42は第1モータ41に対して接近及び離間可能に構成
されている。これに伴って、第2モータ42に接続され
た回転軸45と同回転軸45に接続された回転体46及
び第2トルク検出器48は、それぞれが回転支持軸43
と回転支持軸43に接続されたブラシ20及び第1トル
ク検出器47に対して接近及び離間可能である。そし
て、ブラシ20に対して回転体46を接近又は離間させ
ることにより、ブラシ20の回転体46へのブラシ毛2
4の接触量が調整される。
【0033】図2に実線及び2点鎖線で示すように、ブ
ラシ毛24の接触量は、ブラシ毛24の先端部が回転体
46と重なり合う部分の長さをニップ量(H)とし、同
ニップ量(H)で設定される。同ニップ量(H)は、測
定されるブラシ20の使用条件に合わせて適宜調整さ
れ、様々なブラシ20の使用条件を想定して0.2〜4
mmとすることが好ましい。
【0034】前記第1モータ41及び第2モータ42
は、測定されるブラシ20の使用条件及び使用状況に合
わせて、回転数の調整、回転方向の切り換えが行われ
る。また、モータの駆動力によるブラシ20及び回転体
46の回転と、駆動力を伝達せずにブラシ20及び回転
体46を空転させることによる従動回転とを切り換える
ことも可能である。そして、ブラシ20及び回転体46
の回転数は、様々なブラシ20の使用条件を想定して1
0〜300rpmとすることが好ましい。この実施形態
では相手部材を感光ドラム11と想定し、回転する感光
ドラム11にブラシ20が回転しながら接触する使用状
況に合わせるため、ブラシ20及び回転体46の両方を
互いに同方向へ回転させ、摩擦トルクを測定している。
【0035】さて、図1に示すトルク測定装置でブラシ
20の摩擦トルクを測定するときには、まずニップ量
(H)が設定される。同ニップ量(H)を所定値に設定
した後、回転体46をブラシ20に接近させると、図2
中に実線で示すように、ブラシ毛24の先端部が回転体
46の外周面に接触される。この状態で、回転体46の
外周面にはブラシ毛24からの反力が加わる。
【0036】ブラシ毛24からの反力が加えられたま
ま、ブラシ20及び回転体46を互いに同方向へ回転さ
せると、ブラシ20と回転体46との間には回転方向と
逆方向へ摺動抵抗が発生する。この摺動抵抗を回転数に
応じ、回転支持軸43及び回転軸45を介して第1トル
ク検出器47及び第2トルク検出器48で測定した値が
摩擦トルクの値として計測される。また、第1トルク検
出器47及び第2トルク検出器48ではブラシ20及び
回転体46の回転トルクも同時に計測される。この後、
計測された摩擦トルク及び回転トルクの値、回転数に応
じた摩擦トルク及び回転トルクの変動値、測定時間に応
じた摩擦トルク及び回転トルクの変化等が考慮される。
そして、これらの値からブラシ20を実際に画像形成装
置で使用した場合の、例えばブラシ20を回転させるた
めに必要なモータの駆動力、感光ドラムに対する摺動抵
抗、転写画像への不具合の発生の有無、ブラシ20の耐
久性等が推定又は評価される。
【0037】前記の実施形態によって発揮される効果に
ついて、以下に記載する。・ 実施形態のロール状ブラ
シのトルク測定装置によれば、画像形成装置内で使用さ
れる場合の感光ドラム11を想定して回転体46を設
け、同回転体46にブラシ20を接触させ、回転させる
ことによってトルクを測定している。このため、製造さ
れたブラシ20を画像形成装置に内装することなく、感
光ドラム11へのトルクを予め測定することができる。
従って、製造時において、ブラシ20の感光ドラム11
へのトルクを予め測定し、管理することにより、不具合
を発生させるおそれのあるブラシ20を排除することが
可能であり、良好な品質のブラシ20のみを選別するこ
とができる。
【0038】・ また、回転体46はブラシ20に対し
て接近及び離間可能に構成されている。このため、ブラ
シ20に対して回転体46を接近又は離間させることに
より、回転体46へ接触したブラシ毛24の先端部が回
転体46と重なり合う部分の長さ、つまりニップ量
(H)を調整することができる。従って、ニップ量を変
化させたときのブラシ20のトルクを測定し、管理する
ことができ、ニップ量を変化させたときに不具合を発生
させるおそれのあるブラシ20を排除することが可能で
あり、より良好な品質のブラシ20を選別することがで
きる。さらに、ブラシ20の画像形成装置内での使用条
件に合わせてニップ量(H)を調整することにより、感
光ドラム11に対する接触状態を正確に再現することが
でき、画像形成装置で使用した場合の推定又は評価を正
確なものとすることができる。
【0039】・ また、ブラシ20及び回転体46の回
転数は、様々なブラシ20の使用条件を想定して10〜
300rpmとされている。従って、回転数を変化させ
たときのブラシ20のトルクを測定し、管理することが
でき、回転数を変化させたときに不具合を発生させるお
それのあるブラシ20を排除することが可能であり、さ
らに良好な品質のブラシ20を選別することができる。
加えて、ブラシ20を画像形成装置内で使用するときの
回転数に合わせることも可能であり、画像形成装置内で
使用した場合の推定又は評価をより正確なものとするこ
とができる。
【0040】・ また、実施形態のトルク測定装置では
回転体46及びブラシ20の両方が回転されて摩擦トル
クが測定されている。このため、ブラシ20及び回転体
46を回転させたときのブラシ20のトルクを測定し、
管理することができ、双方を回転させたときに不具合を
発生させるおそれのあるブラシ20を排除することが可
能であり、良好な品質のブラシ20を確実に選別するこ
とができる。加えて、画像形成装置で使用するときに感
光ドラム11に接触されながら回転する状況を正確に再
現することができ、推定又は評価を確実なものとするこ
とができる。
【0041】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 実施形態のトルク測定装置を用い、ブラシ毛24の
斜毛状態を測定してもよい。斜毛状態を測定するときに
は、例えば図2に示すように、回転体46が停止された
状態でブラシ20が時計方向へ回転されてトルクが測定
される。続いて、回転体46が停止された状態でブラシ
20が反時計方向へ回転されて摩擦トルクが測定され
る。その後、時計方向へ回転されたときのトルクと、反
時計方向へ回転されたときのトルクとのトルク差が算出
される。そして、同トルク差に基づいてブラシ毛24の
基布23に対する斜毛状態が評価される。
【0042】ブラシ20が時計方向へ回転されたときに
は、ブラシ毛24がブラシ20の回転方向と逆方向へ延
びるように斜毛されていることから、トルク差が小さな
値として測定される。これとは逆に、ブラシ20が反時
計方向へ回転されたときには、トルク差が大きな値とし
て測定される。このように、トルク差の値を考慮するこ
とにより、ブラシ毛24の斜毛方向を判別することが可
能である。また、各トルク差を比較することにより、斜
毛の度合いを判別することが可能である。例えば、各ト
ルク差が若干の違いであれば斜毛の度合いが小さいこと
を判別することができ、各トルク差が大きく異なるので
あれば斜毛の度合いが大きいことを判別することができ
る。従って、ブラシ毛24の基布23に対する斜毛状態
を数値化して判別しやすくすることができ、正確な評価
を行うことができる。
【0043】・ 実施形態のトルク測定装置を用い、帯
電雰囲気下でブラシ20の摩擦トルクの測定を行っても
よい。帯電雰囲気下で測定を行うときには、まず回転軸
45又はブラシ20の支軸21の両端に導線を介して給
電機構が接続される。その後、当該給電機構により、ブ
ラシ20及び回転体46のうち少なくとも一方に電圧を
印加して静電気を帯電させる。このとき、ブラシ20が
ブラシ毛24を導電性繊維で形成することによって導電
性が付与されたブラシ20であるならば、ブラシ20及
び回転体46の両方を帯電させてもよいし、いずれか一
方のみを帯電させてもよい。ブラシ20が絶縁性のブラ
シ20であるならば、回転体46のみを帯電させればよ
い。そして、実施形態と同様に摩擦トルク及び回転トル
クの値、回転数に応じた摩擦トルク及び回転トルクの変
動値、測定時間に応じた摩擦トルク及び回転トルクの変
化等が測定される。
【0044】このように構成した場合、ブラシ毛24に
静電気を帯電させたときのブラシ20のトルクを測定
し、管理することができ、静電気を帯電させたときに不
具合を発生させるおそれのあるブラシ20を排除するこ
とが可能であり、良好な品質のブラシ20を選別するこ
とができる。また、帯電ブラシ12a、クリーニングブ
ラシ18a等のように導電性を付与されたブラシ20の
場合、帯電ムラ、除電ムラの発生等も推測することがで
き、導電性のブラシ20に対する画像形成装置で使用し
た場合の推定又は評価を確実なものとすることができ
る。さらには、ブラシ20と回転体46とが同じ極性に
なるように帯電させた場合には、帯電ブラシ12aとし
て使用するときの評価を、ブラシ20と回転体46とが
異なる極性になるように帯電させた場合には、クリーニ
ングブラシ18aとして使用するときの評価をそれぞれ
行うことができる。また、この場合には回転体46を金
属等の導電材料で形成することにより、ブラシ20の電
気抵抗値、通電性、除電性等の測定を行うことも可能で
ある。
【0045】・ 実施形態では被測定体をロール状ブラ
シとしたが、これに限らず、その表面上でブラシ毛が起
毛された形態のものであればいずれであってもよく、例
えば帯状をなすブラシ体等としてもよい。
【0046】・ ロール状ブラシは実施形態で挙げた帯
電ブラシ12a、現像ブラシ14a及びクリーニングブ
ラシ18aに限らず、画像形成装置に内装されたロール
状ブラシであればいずれであってもよい。このようなロ
ール状ブラシとしては、例えば転写部16に設けられる
転写ローラや感光ドラム11にステアリン酸亜鉛等より
なる潤滑材を塗布するための塗布ブラシ等が挙げられ
る。なお、ロール状ブラシを塗布ブラシとした場合、こ
れに対する相手部材は図示しない転写ベルトとなる場合
がある。また、転写ベルトのように相手部材が感光ドラ
ム11以外の場合には、ブラシ20がその相手部材に接
触されたときと同じ条件になるように、回転体46の材
料、サイズ等が決定される。
【0047】・ トルク測定器は、必ずしも第1トルク
検出器47及び第2トルク検出器48の2つを接続する
必要はなく、ブラシ20の相手部材へのトルクを測定す
るのであれば、いずれか一方のみとしてもよい。また、
トルク測定器をいずれか一方のみとする場合、ブラシ2
0の評価をより正確なものとするため、第1トルク検出
器47を回転支持軸43に接続することが好ましい。
【0048】・ 回転駆動源としては、必ずしも第1モ
ータ41及び第2モータ42の2つを接続する必要はな
く、ブラシ20又は回転体46のいずれか一方のみを回
転させるのであれば、第1モータ41又は第2モータ4
2を省略してもよい。あるいは、第1モータ41又は第
2モータ42のいずれかでブラシ20及び回転体46の
両方を回転させてもよい。また、ブラシ20の評価をよ
り正確なものとするには、少なくとも第1モータ41を
設けることが好ましい。
【0049】・ 実施形態のトルク測定装置では、ブラ
シ20に対して回転体46を接近及び離間させるように
構成したが、これに限らず回転体46に対してブラシ2
0を接近及び離間させるように構成してもよい。
【0050】・ 実施形態のトルク測定装置では、第1
モータ41及び第2モータ42を互いに並列に配設した
が、これに限らず例えば回転軸45の他端に第2モータ
42を接続する等、第1モータ41及び第2モータ42
を対称に配設してもよい。
【0051】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 ・ 前記被測定体は、基布及び同基布上に起毛されたブ
ラシ毛を備える帯状のベロア材を支軸の周面に巻回して
形成され、画像形成装置内で前記ブラシ毛を被接触体に
接触させた状態で回転可能に支持されて使用されるロー
ル状ブラシであることを特徴とする請求項1から請求項
5のいずれかに記載のトルク測定装置。このように構成
した場合、画像形成装置内で使用されるロール状ブラシ
のトルクを予め測定することができる。
【0052】・ 前記被測定体のブラシ毛に電圧を印加
して静電気を帯電させるための給電機構を備えることを
特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のト
ルク測定装置。このように構成した場合、ブラシ毛に静
電気を帯電させた状態でトルクを測定することができ
る。
【0053】・ 前記ニップ量が0.2〜4mmである
ことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記
載のトルク測定装置。このように構成した場合、接触量
を変化させたときのトルクをより有効に測定することが
できる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1又は請求項6に
記載の発明によれば、表面にブラシ毛を有する被測定体
のトルクを製造時に測定し、管理することができ、良好
な品質のものを選別することができる。
【0055】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、ブラシ毛の斜毛状態を数
値化して判別しやすくすることができ、斜毛状態の正確
な評価を行うことができる。
【0056】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、ニップ量を
変化させたときのトルクを測定し、管理することがで
き、ニップ量を変化させたときに不具合を発生させるお
それのあるものを排除することができる。
【0057】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
から請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、
回転数を変化させたときのトルクを測定し、管理するこ
とができ、回転数を変化させたときに不具合を発生させ
るおそれのあるものを排除することができる。
【0058】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、ブラシ毛が接触された箇
所が回転するものに対するトルクを測定し、管理するこ
とができ、双方を回転させたときに不具合を発生させる
おそれのあるものを排除し、良好な品質のものを確実に
選別することができる。
【0059】請求項7に記載の発明によれば、請求項6
に記載の発明の効果に加えて、静電気を帯電させたとき
のトルクを測定し、管理することができ、静電気を帯電
させたときに不具合を発生させるおそれのあるものを排
除し、より良好な品質のものを選別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のトルク測定装置を示す斜視図。
【図2】 ブラシを回転体に接触させた状態を示す側面
図。
【図3】 ロール状ブラシを製造する状態を示す分解斜
視図。
【図4】 ベロア材を示す斜視図。
【図5】 画像形成装置を示す概念図。
【符号の説明】
20…被測定体としてのロール状ブラシ、24…ブラシ
毛、41…回転駆動源を構成する第1モータ、42…回
転駆動源を構成する第2モータ、46…回転体、47…
トルク測定器を構成する第1トルク検出器、48…トル
ク測定器を構成する第2トルク検出器。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/10 G03G 21/00 314 (72)発明者 鹿島 美彰 愛知県知立市牛田町裏新切43番地1 槌屋 ティスコ 株式会社内 (72)発明者 横濱 敬祐 愛知県知立市牛田町裏新切43番地1 槌屋 ティスコ 株式会社内 Fターム(参考) 2F051 AA15 AB06 BA03 2H077 AD05 FA16 FA22 FA25 2H134 GA01 HB01 HB02 HB19 KD04 KD12 KD16 KG08 2H171 FA30 GA21 QB04 QB07 QB35 QB47 QC23 QC25 TA07 UA03 UA05 UA07 UA11 UA22 XA05 2H200 FA16 GA23 GB13 GB50 HB07 HB45 HB47 MA02 MA20 MC03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にブラシ毛を有し、回転可能に支持
    された被測定体に対向して配置され、同被測定体のブラ
    シ毛の先端が接触する回転体と、 前記被測定体及び回転体のうち少なくとも一方を回転さ
    せるための回転駆動源と、 前記被測定体のブラシ毛の先端を回転体に接触させなが
    ら回転駆動源により被測定体及び回転体のうち少なくと
    も一方を回転させた状態で、少なくとも被測定体のトル
    クを測定するためのトルク測定器とを備えることを特徴
    とするトルク測定装置。
  2. 【請求項2】 前記被測定体及び回転体のうち少なくと
    も一方を所定方向へ回転させたときに測定されたトルク
    と、当該所定方向と逆方向へ回転させたときに測定され
    たトルクとのトルク差に基づいて被測定体のブラシ毛の
    斜毛状態を測定可能に構成したことを特徴とする請求項
    1に記載のトルク測定装置。
  3. 【請求項3】 前記被測定体と回転体とを互いに接近及
    び離間可能とすることにより、ブラシ毛の先端が回転体
    に対して接触する接触量を表すニップ量を調整可能に構
    成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    トルク測定装置。
  4. 【請求項4】 前記被測定体及び回転体のうち少なくと
    も一方の回転数が10〜300rpmであることを特徴
    とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のトルク
    測定装置。
  5. 【請求項5】 前記回転駆動源により被測定体及び回転
    体の両方を同じ方向へ回転させることを特徴とする請求
    項1に記載のトルク測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のトルク測定装置を使用
    し、被測定体及び回転体のうち少なくとも一方を回転駆
    動源によって回転させ、被測定体のブラシ毛の先端を回
    転体に接触させ、少なくとも被測定体のトルクをトルク
    測定器で測定するトルク測定方法。
  7. 【請求項7】 前記ブラシ毛は導電性繊維より形成さ
    れ、当該ブラシ毛に電圧を印可させた状態でトルクを測
    定する請求項6に記載のトルク測定方法。
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