JP2003270034A - 音情報解析方法、装置、プログラム、および記録媒体 - Google Patents
音情報解析方法、装置、プログラム、および記録媒体Info
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- JP2003270034A JP2003270034A JP2002072368A JP2002072368A JP2003270034A JP 2003270034 A JP2003270034 A JP 2003270034A JP 2002072368 A JP2002072368 A JP 2002072368A JP 2002072368 A JP2002072368 A JP 2002072368A JP 2003270034 A JP2003270034 A JP 2003270034A
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Abstract
の音源から発生した音かを判別する。 【解決手段】 音源位置推定部12は、任意に配置され
た複数のマイクロホン111〜11Mにより収音された信
号を用いて音源の位置を推定する。指向性形成部13は
その推定された音源位置に対して感度が高くなり、それ
以外の位置に対して感度が低くなるような指向性を形成
して、音源から発生される音を低雑音で収音する。音種
推定部14は指向性形成部13からの出力の音信号がど
のような音であるかを推定する。時刻・音種・音源位置
記憶部15はこの音種推定結果と音源位置推定結果を音
の発生時刻とともに記憶する。音種空間分布作成部16
は、時刻・音源位置・音種記憶部15に記憶された音源
位置、音種から、各位置に対する音源の検出回数を、音
種ごとに累積し、音種の検出回数の空間分布を作成す
る。
Description
び装置に関する。
ルで収音した信号から、周波数スペクトルやケプストラ
ムを求め、その特徴から音の種類を判別していた。
スペクトルやケプストラムにおいて異なった特徴を持た
なければ音を区別することができないため、同一種類の
音が複数個存在する場合に、どの音源から発生した音か
を判別できないという問題がある。例えば、複数の人が
参加している会議の様子を解析しようとした場合、発言
者を識別することができないため、誰が発言しているか
という重要な情報を得ることができない。
在する場合でも、どの音源から発生した音かを判別する
ことができる音情報解析方法および装置を提供すること
である。
は音源位置推定手段と指向性形成手段と音種推定手段と
時刻・音源位置・音種記憶手段と音種空間分布作成手段
を有する。
数の収音手段の各々で収音された収音信号から音源位置
を推定する。指向性形成手段は、前記収音信号を信号処
理して、前記推定音源位置に対して感度が高くなるよう
に、指向性を形成する。音種推定手段は、指向性形成手
段の出力信号から音の種類を推定する。時刻・音源位置
・音種記憶手段は、前記推定音源位置と前記推定音種と
を時刻とともに記憶する。音種空間分布作成手段は、時
刻・音源位置・音種記憶手段で記憶された音源位置、音
種から、各位置に対する音源の検出回数を、音種ごとに
累積し、音種の検出回数の空間分布を作成する。
することと、周波数スペクトルやケプストラムといった
音響的な特徴による音の種類の識別を組み合わせること
で、同一種類の音が複数個存在する場合でも、どの音源
から発生した音かを判別することができる。
は、音種の検出回数の空間分布から、それぞれの音種に
ついて、検出の集中している範囲を1つまたは複数個設
定して、それぞれ同一音源の存在する範囲として識別
し、その範囲内に検出があった時刻を範囲ごとに記録し
て、音源種類ごとの検出の時間分布を作成する音源種類
時間分布作成手段をさらに有する。
る場合でも、位置情報を使ってどの音源から発生した音
かを判別することが可能となる。
は、指向性形成手段の出力信号を記憶する音信号記憶手
段と、音信号記憶手段で記憶されている信号から、音源
種類時間分布手段で検出された区間を切り出すことで、
同一音源から発生した音の区間のみを出力する音信号切
り出し手段をさらに有する。
音源から発せられた音のみを出力することができ、長時
間ある音データから必要な部分のみを選んで聞くことが
可能となる。
は、撮像手段で撮像された映像を記憶する映像記憶手段
と、映像記憶手段で記憶されている映像から、音源種類
時間分布手段で検出された区間を切り出すことで、同一
音源から発生した音の区間のみの映像を出力する映像切
り出し手段をさらに有する。
区間の映像のみを出力することができ、長時間ある映像
から必要な部分のみを選んで見ることが可能となる。
て図面を参照して説明する。
析装置のブロック図である。
ホン111〜11Mと、音源位置推定部12と、指向性形
成部13と、音種推定部14と、時刻・音種・音源位置
記憶部15と、音種空間分布作成部16と、音源種類時
間分布作成部17とにより構成される。
複数のマイクロホン111〜11Mにより収音された信号
を用いて音源の位置を推定する。指向性形成部13はそ
の推定された音源位置に対して感度が高くなり、それ以
外の位置に対して感度が低くなるような指向性を形成し
て、音源から発生される音を低雑音で収音する。音種推
定部14は指向性形成部13からの出力の音信号がどの
ような音であるか(例えば、音声、機器騒音、拍手、机
をたたく音など)を推定する。時刻・音種・音源位置記
憶部15はこの音種推定結果と音源位置推定結果を音の
発生時刻とともに記憶する。音種空間分布作成部16
は、時刻・音源位置・音種記憶部15に記憶された音源
位置、音種から、各位置に対する音源の検出回数を、音
種ごとに累積し、音種の検出回数の空間分布を作成す
る。音源種類時間分布作成部17は、この音種の検出回
数の空間分布から、それぞれの音種について、検出の集
中している範囲を1つまたは複数個決定して、それぞれ
を同一音源の存在する範囲として識別し、この範囲内に
検出があった時刻を範囲ごとに記録して、音源種類ごと
の検出の時間分布を作成する。
ている。任意に配置された複数のマイクロホン111〜
11Mの出力に、遅延量di(x, y, z)とゲインgi(x,
y, z)をそれぞれ遅延器411〜41M、ゲイン回路42
1〜42Mで与え、加算器43で加算することにより、走
査位置(x, y, z)に鋭い指向性を形成する。指向性走
査部46は、遅延量とゲインを変化させることにより、
この指向性を音源が存在可能な範囲で走査する。走査位
置(x, y, z)の場合に、i番目のマイクロホン11iに
与えられる遅延量di(x, y, z)は、走査位置(x, y,
z)から発せられた音が各遅延器出力において互いに同
位相となるように、走査位置(x, y, z)とi番目のマイ
クロホン位置(xi, yi, zi)と音速cより式(1)およ
び式(2)を用いて求められる。
ませることができないという因果性を満足させるため
に、遅延量di(x, y, z)が必ず正となるように与えら
れる定数であり、ri(x, y, z)は走査位置(x, y, z)
とi番目のマイクロホン位置(xi,yi, zi)間の距離であ
る。
目のマイクロホン11iに与えられるゲインgi(x, y,
z)は、信号対雑音比が最大となり、各走査位置から加
算器43までのゲインが一定となるように、式(3)で
与えられる。
は残響時間(s)である。
器43の出力y(x, y, z)は、各マイクロホンで受音さ
れた信号xi(t)に遅延量di(x, y, z)とゲインg
i(x, y,z)を与え、加算した信号であり、式(4)で
表される。
音された信号であり、tは時刻である。
6の出力信号y(t, x, y, z)の短時間平均パワーを走
査位置ごとに計算する。走査位置ごとに計算されたパワ
ーP(x, y, z)(パワー分布)は式(5)で表される。
ための平均時間であり、0.1〜1s程度の値である。
指向性を向けた場合に収音された音のパワーであるの
で、その位置にある音源のパワーの推定値となってい
る。すなわち、パワー分布のうち、大きいパワーを有す
る位置には音源があり、最大パワー位置検出部45によ
り、大きいパワーの位置を検出することにより音源位置
の推定が可能となる。
ている。指向性形成部13は、各マイクロホン111〜
11Mで収音された信号を、各遅延器511〜51Mによ
り遅延させ、フィルタ521〜52Mによりフィルタリン
グしてから、加算器53により加算することで、音源位
置推定部12で推定された音源位置に対する感度が高く
なるよう指向性を形成する。遅延量およびフィルタ係数
は、遅延量・フィルタ係数計算部54で計算される。
延量di(xt, yt, zt)は、各マイクロホン111〜11M
で観測された信号が互いに同位相となるように、音源位
置(xt, yt, zt)とi番目のマイクロホン位置(xi, yi,
zi)と音速cより、式(6)を用いて求められる。
ませることができないという因果性を満足させるため
に、遅延量di(xt, xt, zt)が必ず正となるように与え
られる定数である。
り求められた音源位置近傍の感度が高くなるように求め
られ、例えば、特許願2000―118069「収音方
法および収音装置」の方法により求めることができる。
まず、目的音源範囲に分布(一様分布、正規分布等)す
る仮想目的音源を仮定し、仮想目的音源から指向性形成
部13の出力までの直接波成分の応答から目的音信号の
劣化量を求める。次に、マイクロホン間で相関がない雑
音を仮定し、指向性形成部13の出力における信号対雑
音のパワー比を求める。劣化量が目的音源範囲の感度の
高さの評価基準となり、信号対雑音のパワー比が目的音
源範囲外の感度の低さの評価基準となるので、この2つ
の評価基準のバランスのとれたフィルタを求めることに
より、目的音源近傍の感度を高くし、その他の位置の音
(雑音、反射音)を抑圧するフィルタ係数を求めること
ができる。
る。音種推定部14は、指向性形成部13の出力信号を
帯域分割フィルタ61で帯域分割し、その信号のパワー
を帯域ごとにパワー計算部621〜62Pで求め、判定部
64でそのパワー比から音の種類を判定する。指向性形
成部13では、目的音源に対して感度が高くなるよう指
向性が形成されているので、目的音以外の雑音や反射音
が抑圧されており、マイクロホン1本で受音した信号よ
りも音の種類を判別しやすい信号となっている。音の種
類を判定するための条件は音種判定パラメータ63によ
りあらかじめ設定しておく。例えば、帯域ごとに求めら
れた信号のパワーをQ1(t)〜QP(t)、帯域数P=3とし
た場合に、式(7)に示す条件を満たしたときに音声と
判定するといった条件であり、周波数スペクトルの特徴
より音種ごとにあらかじめ定数を決めておく。
れるため、式(7)は帯域ごとのパワー比P―1個でパ
ワー分布が特定されることを意味する。ここでは、全帯
域にわたるパワーの違いの自由度を認めるため必ずしも
P個でなくともよい。なお、各々パワーの上限と下限が
あるため式(7)で規定する条件は2×(P―1)個と
なる。
類を、時刻とともに、時刻・音源位置・音種記憶部15
に記憶する。音種空間分布作成部16では、記憶された
音源位置、音の種類から、各位置に対する音源の検出回
数を、音種ごとに累積し、音種の検出回数の空間分布を
作成する。例えば、この空間分布は図7に示すようにな
り、それぞれの位置に対し、どのような音の種類が検出
されたかを知ることができる。音源種類時間分布作成部
17では、音種空間分布作成部16で得られた音種の検
出回数の空間分布から、それぞれの音種について、検出
の集中している範囲を1つまたは複数個設定して、それ
ぞれを同一音源の存在する範囲として識別する。この範
囲は、例えば図7に示す破線の円のようになる。次に、
この範囲内に検出があった時刻を範囲ごとに記録して、
図8のような、音源種類ごとの検出の時間分布を作成す
る。これにより、同一種類の音が複数個存在する場合で
も、位置情報を使ってどの音源から発生した音かを判別
することが可能となる。
音源位置を推定することと、周波数スペクトルなどの音
響的な特徴による音の種類の識別を組み合わせること
で、同一種類の音が複数個存在する場合でも、どの音源
から発生した音かを判別することができる。
析装置のブロック図である。
施形態に、音信号記憶部21と音信号切り出し部22が
追加された構成である。
出力信号を記憶する。操作者は、音種空間分布作成部1
6で作成された音種空間分布(図7)と、音源種類時間
分布作成部17で作成された音源種類時間分布(図8)
より、取り出したい音の時刻または音源種類を指定す
る。音信号切り出し部22は、指定された時刻の音信
号、または音源種類時間分布作成部17で作成された音
源種類時間分布をもとに、指定された音源が検出された
区間の音信号だけを音信号記憶部21から切り出し、出
力する。
音源から発せられた音のみを出力することができ、長時
間ある音データから、要な部分のみを選んで聞くことが
可能となる。
録しておけば、特定の人の発言だけを取り出すことや、
会議室全体の流れを音源種類時間分布から判断し、必要
な部分を取り出して聞くことができる。また、手術室の
音を本発明により解析記録しておけば、どのような時刻
にどのような医療行為が行われたかを知ることや、特定
の医師の発言を取り出したりすることが可能となる。
施形態と同じであるので説明を省略する。
析装置のブロック図である。
施形態に、テレビカメラ31と映像記憶部32と映像切
り出し部33が追加された構成である。
記憶部32で記憶する。操作者は、音種空間分布作成部
16で作成された音種空間分布(図7)と、音源種類時
間分布作成部17で作成された音源種類時間分布(図
8)より、取り出したい音の時刻または音源種類を指定
する。映像切り出し部33は、指定された時刻の映像、
または音源種類時間分布作成部17で作成された音源種
類時間分布をもとに、指定された音源が検出された区間
の映像だけを映像記憶部32から取り出し、出力する。
区間の映像のみを出力することができ、長時間ある映像
から、必要な部分のみを選んで見ることが可能となる。
録しておけば、特定の人が発言している場面だけを取り
出すことや、会議全体の流れを音源種類時間分布から判
断し、必要な分を取り出して見ることや、発言者の切り
替わり時の映像のみを見出して取り出すことができる。
また、手術室の音と映像を本発明により解析記録してお
けば、どのような時刻にどのような医療行為が行われた
かを知ることや、特定の医師が発言した場面のみを取り
出したりすることが可能となる。
施形態と同じであるので説明を省略する。
のハードウェアにより実現されるもの以外に、その機能
を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り
可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録された
プログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行
するものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な
記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁
気ディスク、CD―ROM等の記録媒体、コンピュータシス
テムに内蔵されるハードディスク装置等の記憶装置を指
す。さらに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
インターネットを介してプログラムを送信する場合のよ
うに、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの
(伝送媒体もしくは伝送波)、その場合はサーバとなる
コンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一
定時間プログラムを保持しているものも含む。
複数の収音手段を用いて音源位置を推定することと、周
波数スペクトルなどの音響的な特徴による音の種類の識
別を組み合わせることで、同一種類の音が複数個存在す
る場合でも、どの音源から発生した音かを判別すること
ができる。
ロック図である。
ロック図である。
ロック図である。
部12のブロック図である。
13のブロック図である。
4のブロック図である。
る。
Claims (13)
- 【請求項1】 任意に配置された複数の収音手段の各々
で収音された収音信号から、音源位置を推定する音源位
置推定段階と、 前記収音信号を信号処理して、前記推定音源位置に対し
て感度が高くなるように、指向性を形成する指向性形成
段階と、 前記指向性形成段階で得られた出力信号から音の種類を
推定する音種推定段階と、 前記推定音源位置と前記推定音種とを時刻とともに記憶
する時刻・音源位置・音種記憶段階と、 前記時刻・音源位置・音種記憶段階で記憶された音源位
置、音種から、各位置に対する音源の検出回数を、音種
ごとに累積し、音種の検出回数の空間分布を作成する音
種空間分布作成段階を有する音情報解析方法。 - 【請求項2】 前記音種の検出回数の空間分布から、そ
れぞれの音種について、検出の集中している範囲を1つ
または複数個設定して、それぞれを同一音源の存在する
範囲として識別し、その範囲内に検出があった時刻を範
囲ごとに記録して、音源種類ごとの検出の時間分布を作
成する音源種類時間分布作成段階とをさらに有する、請
求項1に記載の音情報解析方法。 - 【請求項3】 前記指向性形成段階の出力信号を記憶す
る音信号記憶段階と、 前記音信号記憶段階で記憶されている信号から、前記音
源種類時間分布作成段階において検出された区間を切り
出すことで、同一音源から発生した音の区間のみを出力
する音信号切り出し段階とをさらに有する、請求項2に
記載の音情報解析方法。 - 【請求項4】 撮像手段で撮像された映像を記憶する映
像記憶段階と、 前記映像記憶段階で記憶されている映像から、前記音源
種類時間分布作成段階において検出された区間を切り出
すことで、同一音源から発生した音の区間のみの映像を
出力する映像切り出し段階とをさらに有する、請求項2
または3に記載の音情報解析方法。 - 【請求項5】 任意に配置された複数の収音手段の各々
で収音された収音信号から、音源位置を推定する音源位
置推定手段と、 前記収音信号を信号処理して、前記推定音源位置に対し
て感度が高くなるように、指向性を形成する指向性形成
手段と、 前記指向性形成手段の出力信号から音の種類を推定する
音種推定手段と、 前記推定音源位置と前記推定音種とを時刻とともに記憶
する時刻・音源位置・音種記憶手段と、 前記時刻・音源位置・音種記憶段階で記憶された音源位
置、音種から、各位置に対する音源の検出回数を、音種
ごとに累積し、音種の検出回数の空間分布を作成する音
種空間分布作成手段とを有する音情報解析装置。 - 【請求項6】 前記音種の検出回数の空間分布から、そ
れぞれの音種について、検出の集中している範囲を1つ
または複数個設定して、それぞれを同一音源の存在する
範囲として識別し、その範囲内に検出があった時刻を範
囲ごとに記録して、音源種類ごとの検出の時間分布を作
成する音源種類時間分布作成手段をさらに有する、請求
項5に記載の音情報解析装置。 - 【請求項7】 前記指向性形成手段の出力信号を記憶す
る音信号記憶手段と、 前記音信号記憶手段で記憶されている信号から、前記音
源種類時間分布作成手段で検出された区間を切り出すこ
とで、同一音源から発生した音の区間のみを出力する音
信号切り出し手段とをさらに有する、請求項6に記載の
音情報解析装置。 - 【請求項8】 撮像手段で撮像された映像を記憶する映
像記憶手段と、 前記映像記憶手段で記憶されている映像から、前記音源
種類時間分布作成手段で検出された区間を切り出すこと
で、同一音源から発生した音の区間のみの映像を出力す
る映像切り出し手段とをさらに有する、請求項6または
7に記載の音情報解析装置。 - 【請求項9】 前記音源位置推定手段は、前記複数の収
音手段の各々で収音された収音信号を遅延する遅延手段
と、各遅延手段の出力信号にゲインを与えるゲイン手段
と、各ゲイン手段の出力を加算する加算手段と、各走査
位置が発せられた音が各遅延手段出力において同位相と
なるように各遅延手段の遅延量を制御し、また各走査位
置に対する信号対雑音比が最大となるように各ゲイン回
路のゲインを制御する指向性走査手段と、前記加算手段
の出力信号の短時間平均パワーを走査位置ごとに算出す
るパワー計算手段と、該パワー計算手段で算出された短
時間平均パワーのうち最大のパワーの位置を音源位置と
推定し、出力する最大パワー位置検出手段を含む、請求
項5から8のいずれか1項に記載の音情報解析装置。 - 【請求項10】 前記指向性形成手段は、前記複数の収
音手段の各々で収音された収音声信号を遅延する遅延手
段と、各遅延手段の出力信号をフィルタリングするフィ
ルタ手段と、各フィルタ手段の出力を加算する加算手段
と、前記音源位置推定手段で推定された音源位置に対す
る感度が高くなるように、前記各遅延手段の遅延量と前
記各フィルタ手段のフィルタ係数を計算する遅延量・フ
ィルタ係数算出手段を含む、請求項5から9のいずれか
1項に記載の音情報解析装置。 - 【請求項11】 前記音種推定手段は、前記指向性形成
手段の出力信号を帯域分割する帯域分割フィルタと、各
帯域の信号のパワーを計算するパワー計算手段と、音の
種類を判定するための条件が設定されている音種判定パ
ラメータと、前記各パワー計算手段の得られたパワーと
の比と、前記音種判定パラメータに設定されている条件
から音の種類を判定する判定手段を含む、請求項5から
10のいずれか1項に記載の音情報解析装置。 - 【請求項12】 請求項1から4に記載の音情報解析方
法をコンピュータに実行させるための音情報解析プログ
ラム。 - 【請求項13】 請求項1から4に記載の音情報解析方
法をコンピュータに実行させるための音情報解析プログ
ラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002072368A JP2003270034A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 音情報解析方法、装置、プログラム、および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002072368A JP2003270034A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 音情報解析方法、装置、プログラム、および記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003270034A true JP2003270034A (ja) | 2003-09-25 |
Family
ID=29202383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002072368A Pending JP2003270034A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 音情報解析方法、装置、プログラム、および記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003270034A (ja) |
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