JP2003269544A - 伝動ベルト - Google Patents

伝動ベルト

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JP2003269544A
JP2003269544A JP2003055970A JP2003055970A JP2003269544A JP 2003269544 A JP2003269544 A JP 2003269544A JP 2003055970 A JP2003055970 A JP 2003055970A JP 2003055970 A JP2003055970 A JP 2003055970A JP 2003269544 A JP2003269544 A JP 2003269544A
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JP
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phr
belt
rubber
transmission belt
power transmission
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Pending
Application number
JP2003055970A
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English (en)
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Frank Joseph Feuerborn
ジョセフ フオイァーボーン フランク
Darren Blaine Moncrief
ブレイン モンクリフ ダラン
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Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
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Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/20V-belts, i.e. belts of tapered cross-section with a contact surface of special shape, e.g. toothed
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31826Of natural rubber

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より長い寿命を有するとともに、過酷な条件
に耐えることができ、かつ様々な変わりやすい湿潤/乾
燥条件のもとで性能を発揮しなければならない高品質の
ベルトを提供すること。 【解決手段】 (1)テンション部、(2)クッション
部、および(3)前記のテンション部とクッション部と
の間に配置された耐負荷部を有し、かつ(a)100重
量部のゴム、および(b)約1重量部から約175重量
部までの木粉を含むエラストマー組成物を含有する伝動
ベルト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木粉を含有するゴ
ム組成物を特徴とする伝動ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車産業界における最近の開発によ
り、より大きいエンジン出力がよりコンパクトなエンジ
ン区画で得られている。その結果、このようなエンジン
における伝動ベルトは、より大きい負荷のもと、大きい
張力および高温で機能することが要求されている。この
ような環境では、これらの過酷な条件に耐えることがで
きる高品質のベルトが、より長い寿命のベルトに対する
消費者の要求とともに要求されている。ベルトはまた、
様々な変わりやすい湿潤/乾燥条件のもとで性能を発揮
しなければならない。したがって、産業界ではこの要求
に応える新しい改善されたベルトが求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】過酷な条件に耐えるこ
とができる高品質のベルトが、より長い寿命のベルトに
対する消費者の要求とともに要求されている。ベルトは
また、様々な変わりやすい湿潤/乾燥条件のもとで性能
を発揮しなければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、木粉を含有す
るゴム組成物を特徴とする伝動ベルトを提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】添付された図により、本発明の実
施形態が示される。開示されるエンドレス伝動ベルト
は、(1)テンション部、(2)クッション部、および
(3)前記のテンション部とクッション部との間に配置
された耐負荷部を有し、かつ(a)100重量部のゴ
ム、および(b)約1重量部から約175重量部までの
木粉を含むエラストマー組成物を含有する。
【0006】「部」、「質量部」および「phr」に対
する本明細書中での参照は「百質量部のゴムあたりの重
量部」を意味することを理解しなければならない。
【0007】本発明は、新しい改善された伝動ベルトに
関する。本発明の伝動ベルトは、伝動ベルトの3つの従
来タイプの設計に従って具体化され得る。第1の設計で
は、クッション部は、布で表面加工され、粉砕された短
い繊維で強化されたクッション部であるか、またはフロ
ック処理された短い繊維で表面加工されたクッション部
を有する成形ゴムである。第2の設計では、クッション
部は、ゴム被覆布の層または繊維強化材料の層を基材と
して有する切断端または布製の無外被ベルトを有する。
第3の設計は、1つ以上の織物外被で包まれる織物外被
ベルトである。
【0008】次に図1を参照する。この図面は、参照数
字20によって一般的に示される本発明のエンドレス伝
動ベルト構造体またはベルトを例示する。ベルト20
は、この分野で知られている技術に従って、関連するsh
eave(ベルト車)で使用されるように特に構成されてい
る。ベルトは、短い中心の駆動装置、運動器具、自動車
の駆動装置、農業用器具、いわゆるトルク感知駆動装
置、変動するベルト張力の衝撃負荷をベルトが受ける用
途、ベルトが様々な速度で使用される用途、ベルトがそ
の張力制御のためにバネ荷重を受ける用途などにおける
使用に特に適している。
【0009】ベルト20は、テンション部21、クッシ
ョン部23、およびテンション部21とクッション部2
3との間に配置された耐負荷部25を含む。ベルト20
は、必要な場合には、リブ29の駆動面28に接着され
た内側層または内部布層27を有し得る。図1のベルト
20は裏布30を有する。裏布30は、二方向織物、不
織布、織布または編物であり得る。裏布層30は、摩
擦、浸せき、塗布、コーティングまたは積層化すること
ができる。
【0010】図1のベルトによれば、布表面層27は、
二方向織物、不織布、織布または編物から作製すること
ができる。好ましい布層27は不織である。
【0011】表面層27で使用される布は、ナイロン
(4,6−ナイロン、6,6−ナイロン、および6−ナ
イロンなど)、ポリエステル/レーヨン、綿、綿/レー
ヨン、ポリエステル、綿/ポリエステル、ナイロン/ポ
リエステル、綿/ナイロン、Lycra(商標)(セグ
メント型ポリウレタン)、アラミド、レーヨンなどを含
む従来の様々な材料から作製することができる。好まし
くは、布はポリエステル/レーヨンから作製される。
【0012】耐負荷部25は、この分野で十分に知られ
ている技術に従ってエラストマーマトリックス33に埋
め込まれている耐負荷コード31またはフィラメントの
形態で耐負荷手段を有する。コード31またはフィラメ
ントは、この分野で知られ、かつ使用されている任意の
好適な材料から作製することができる。そのような材料
の代表的な例には、様々なアラミド、ガラス繊維、ナイ
ロン、ポリエステル、綿、スチール、炭素繊維およびポ
リベンゾオキサゾールが挙げられる。
【0013】図1のベルト20の駆動面28には多数の
V字型溝が付けられている。他の実施形態によれば、本
発明のベルトには、ベルトの駆動面が、平坦、単V字型
溝付き、および同期型の場合もあるベルトも含まれるこ
とをここでは意図している。同期型の代表的な例には、
台形状または曲線状の歯を有するベルトが含まれる。歯
の設計は、例えば、米国特許第5,209,705号お
よび同第5,421,789号に示されるようならせん
状の偏り歯設計を有することができる。
【0014】図1のベルト20は駆動面28を1つ有す
る。しかし、ベルトが、両面ベルトのように2つの駆動
面(示されず)を有し得ることが本明細書中では考えら
れる。そのような場合、一方または両方の駆動面は、本
明細書中に記載されるように布を伴い得る。好ましく
は、ベルト20は駆動面を1つ有する。
【0015】テンション部21およびクッション部23
ならびに耐負荷部25において使用されるエラストマー
組成物は同じであってもよく、または異なってもよい。
【0016】図2を参照すると、別の実施形態によるエ
ンドレス伝動ベルト50が示されている。図1のベルト
20と同様に、ベルト50は、テンション部51、クッ
ション部53、およびテンション部51とクッション部
53との間に配置された耐負荷部55を含む。図1のベ
ルト20とは異なり、図2のベルト50は布層を駆動面
57に有しない。図2のベルト50は複数のリブ59ま
たはV字形および1つの裏布60を有する。耐負荷部5
5は、エラストマーマトリックス63に埋め込まれてい
る耐負荷コード61またはフィラメントの形態で耐負荷
手段を有する。クッション部53に配置されるエラスト
マーコンパウンドは、負荷ファイバー65であるとして
例示される。
【0017】テンション部および/またはクッション部
および/または耐負荷部において使用されるエラストマ
ー組成物は100部のゴムを含有する。そのようなゴム
は、エチレンα−オレフィンゴム、シリコーンゴム、ポ
リクロロプレン、ポリブタジエン、エピクロロヒドリン
ゴム、アクリロニトリルゴム、水素化アクリロニトリル
ゴム、不飽和カルボン酸エステルグラフト化水素化ニト
リルブタジエンエラストマーの亜鉛塩、天然ゴム、合成
シス−1,4−ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン
ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレンメタク
リラート共重合体およびターポリマー、塩素化ポリエチ
レン、クロロスルホン酸化ポリエチレン、アルキル化ク
ロロスルホン酸化ポリエチレン、トランス−ポリオクテ
ナマー、ポリアクリルゴム、非アクリル化シス−1,4
−ポリブタジエン、ポリウレタン、およびそれらの混合
物からなる群から選択することができる。好ましいゴム
は、EPDM、水素化アクリロニトリルゴム、天然ゴ
ム、ポリブタジエンおよびスチレン−ブタジエンゴムで
ある。
【0018】エチレン−α−オレフィンエラストマーに
は、エチレンおよびプロピレンの両ユニットから構成さ
れる共重合体(EPM)、エチレンおよびブテンの両ユ
ニットから構成される共重合体、エチレンおよびペンテ
ンの両ユニットから構成される共重合体、またはエチレ
ンおよびオクテンの両ユニットから構成される共重合体
(EOM)、ならびにエチレンおよびプロピレンの両ユ
ニットと不飽和成分とから構成されるターポリマー(E
PDM)、エチレンおよびブテンの両ユニットと不飽和
成分とから構成されるターポリマー、エチレンおよびペ
ンテンの両ユニットと不飽和成分とから構成されるター
ポリマー、エチレンおよびオクテンの両ユニットと不飽
和成分とから構成されるターポリマー、ならびにそれら
の混合物が含まれる。ターポリマーの不飽和成分とし
て、任意の適切な非共役ジエンを使用することができ、
これには、例えば、1,4−ヘキサジエン、ジシクロペ
ンタジエンまたはエチリデンノルボルネン(ENB)が
含まれる。本発明において好ましいエチレン−α−オレ
フィンエラストマーは、約35重量%から約90重量%
のエチレンユニット、約65重量%から約5重量%のプ
ロピレンユニットまたはオクテンユニット、および0重
量%から10重量%の不飽和成分を含有する。より好ま
しい実施形態において、エチレン−α−オレフィンエラ
ストマーは約50重量%から約70重量%のエチレンユ
ニットを含有し、最も好ましい実施形態において、エチ
レン−α−オレフィンエラストマーは約55重量%から
約65重量%のエチレンユニットを含有する。最も好ま
しいエチレン−α−オレフィンエラストマーはEPDM
である。
【0019】エラストマー組成物はまた、約1重量部か
ら約175重量部の木粉を含有する。好ましくは、木粉
の含有量は約50重量部から約125重量部であり、よ
り好ましくは約55重量部から約85重量部である。好
適な木粉は、平均粒子サイズが約40メッシュから20
0メッシュ(米国標準ふるい)の範囲内にある。好適な
木粉は、American Wood Fibersか
ら入手することができる。様々な木粉が好適であり、こ
れには、マツ、オーク、トネリコおよび他の木から作製
される粉が含まれる。
【0020】木粉を含む1つの実施形態が本明細書中で
は言及されているが、本発明はそのように限定されな
い。粒子サイズに関して木粉の一般的な好適な特徴を有
する粉末化されたセルロース系材料またはセルロース粉
末はどれも好適である。そのような粉末化されたセルロ
ース系材料またはセルロース粉末には、スイッチ・ブレ
ード・グラスの植物もみ殻、植物茎または他の好適な成
分、イネのもみ殻、麻繊維、サイザル麻、コムギのもみ
殻、亜麻、コカナッツの殻、他のナッツの殻、および他
の草または植物の繊維から作製される粉末または粉が含
まれるが、これらに限定されない。
【0021】好ましい実施形態によれば、ゴムおよび木
粉を含有するゴム組成物は、ベルトのクッション部にお
いて使用される。
【0022】従来のカーボンブラックもまた組成物に含
めることができる。そのようなカーボンブラックは、1
phrから30phrまでの範囲にある従来の量で使用
される。使用され得るカーボンブラックの代表的な例に
は、そのASTM呼称のN110、N121、N24
2、N293、N299、S315、N326、N33
0、M332、N339、N343、N347、N35
1、N358、N375、N550、N582、N63
0、N624、N650、N660、N683、N75
4、N762、N907、N908、N990およびN
991によって知られているカーボンブラックが挙げら
れる。
【0023】従来の酸受容体をゴムと木粉との混合物に
存在させることができる。酸受容体は、ゴムの耐熱性を
改善することが知られている。代表的な酸受容体には、
ペンタエリスリトール、酸化マグネシウム、リサージ
(PbO)、鉛丹(Pb34)、ジタール(dytha
l)(二塩基性フタル酸鉛)、トライマル(trima
l)(三塩基性マレイン酸鉛)、エポキシ樹脂、エポキ
シ化オイル、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、ア
ルミン酸カルシウム六水和塩、マグネシウムヒドラタラ
ート、酸化マグネシウム−酸化アルミニウムの固溶体、
およびそれらの混合物が挙げられる。酸化マグネシウム
−酸化アルミニウムの固溶体は、一般にはMg0.7Al
0.31.15によって表される。好適な酸化マグネシウム
−酸化アルミニウム固溶体の例には、KW−2000お
よびKW−2100(ともに協和化学工業株式会社から
市販されている)などがある。使用される場合、用いら
れる酸受容体の量は約1phrから約50phrまでの
範囲であり、好ましくは約2phrから約20phrま
での範囲である。
【0024】ゴム組成物は、様々な構成ゴムを様々な一
般的に使用されている添加剤物質(例えば、硬化補助剤
および加工添加剤など、例えば、オイル、粘着付与樹脂
を含む樹脂および可塑剤、充填剤、顔料、脂肪酸、ワッ
クス、酸化防止剤およびオゾン亀裂防止剤など)と混合
することなどの、ゴム配合分野で一般に知られている方
法によって配合されることが当業者によって容易に理解
される。上記に述べられた添加剤が選択され、そして従
来的な量で一般には使用される。粘着付与剤樹脂の典型
的な量は、使用される場合には、約0.5phrから約
10phrを構成し、通常的には約1phrから約5p
hrを構成する。加工補助剤の典型的な量は約1phr
から約50phrを構成する。そのような加工補助剤に
は、例えば、ポリエチレングリコール、ナフテン酸、お
よび/またはパラフィン系加工オイルを挙げることがで
きる。酸化防止剤の典型的な量は約1phrから約5p
hrを構成する。代表的な酸化防止剤はトリメチルジヒ
ドロキノリンである。ステアリン酸を含み得る脂肪酸の
典型的な量は、使用される場合には、約0.5phrか
ら約3phrを構成する。ワックスの典型的な量は約1
phrから約5phrを構成する。多くの場合、微結晶
性ワックスおよびカルナウバワックスが使用される。可
塑剤の典型的な量は、使用される場合には、1phrか
ら100phrを構成する。そのような可塑剤の代表的
な例には、セバシン酸ジオクチル、塩素化パラフィンな
どが挙げられる。
【0025】カーボンブラック以外の様々な充填剤およ
び/または強化剤を、本発明の伝動ベルトを作製する場
合、ゴム組成物の強度および一体性を増大するために添
加することができる。強化剤の例には、シリカがある。
シリカは、100部のゴムに基づく重量比で、約0部か
ら80部までの量で、好ましくは約10部から20部ま
での量で本発明の組成物において使用することができ
る。
【0026】エラストマー組成物はまた、他の繊維また
はフロック(flock)を全体に分布させることがで
きる。これは特に、図2に示されるように、エラストマ
ーがベルトのクッション部で使用される場合である。エ
ラストマー全体に分布させられる繊維またはフロックは
任意の好適な材料であり得るが、好ましくは非金属の繊
維であり、例えば、綿であり、またはケブラー、ナイロ
ン、ポリエステル、PTFE、ガラス繊維などを含む好
適な合成材料から作製される繊維などである。それぞれ
の繊維は、0.001インチから0.050インチ
(0.025mmから1.3mm)の範囲の直径、およ
び0.001インチから0.5インチ(0.025mm
から12.5mm)の範囲の長さを有し得る。繊維は、
1phrから50phrの範囲の量で使用することがで
きる。好ましくは、繊維は、1phrから20phrの
範囲の量で存在させることができる。
【0027】上記に加えて、固体の無機滑剤をエチレン
α−オレフィンエラストマーおよびポリブタジエン付加
物の混合物に存在させることができる。そのような滑剤
の代表的な例には、二硫化モリブデン、PTFE、二セ
レン化モリブデン、グラファイト、三酸化アンチモン、
二硫化タングステン、タルク、雲母、二セレン化タング
ステンおよびそれらの混合物が挙げられる。そのような
固体無機滑剤の量は、使用される場合には、一般に1p
hrから25phrの範囲である。
【0028】木粉を含有するゴム組成物は、イオウ、U
V硬化系または過酸化物硬化系によって架橋することが
できる。使用され得る十分に知られている種類の過酸化
物には、過酸化ジアシル、ペルオキシエステル、過酸化
ジアルキルおよびペルオキシケタールが含まれる。具体
的な例には、過酸化ジクミル、n−ブチル−4,4−ジ
(t−ブチルペルオキシ)バレラート、1,1−ジ(t
−ブチルペルオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン、1,1−ジ(t−ブチルペルオキシ)シクロ
ヘキサン、1,1−ジ(t−アミルペルオキシ)シクロ
ヘキサン、エチル−3,3−ジ(t−ブチルペルオキ
シ)ブチラート、エチル−3,3−ジ(t−アミルペル
オキシ)ブチラート、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、t−ブチルクミル
ペルオキシド、α,α’−ビス(t−ブチルペルオキ
シ)ジイソプロピルベンゼン、ジ−t−ブチルペルオキ
シド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペル
オキシ)ヘキシン−3、過安息香酸t−ブチル、4−メ
チル−4−t−ブチルペルオキシ−2−ペンタノン、お
よびそれらの混合物が挙げられる。好ましい過酸化物は
α,α’−ビス(t−ブチルペルオキシ)ジイソプロピ
ルベンゼンである。過酸化物の典型的な量は、(過酸化
物の活性な部分に基づいて)1phrから12phrま
での範囲である。好ましくは、過酸化物の量は2phr
から6phrまでの範囲である。
【0029】架橋助剤がフリーラジカル架橋反応時に存
在する。架橋助剤は、改善された加硫特性を達成するた
めにフリーラジカル開始剤と一緒に使用されるモノ官能
性および多官能性の不飽和有機化合物である。代表的な
例には、有機アクリラート、有機メタクリラート、ジビ
ニルエステル、ジビニルベンゼン、ビス−マレイミド、
トリアリルシアヌラート、ポリアルキルエーテルおよび
ポリアルキルエステル、α,β−不飽和有機酸の金属
塩、ならびにこれらの混合物が含まれる。
【0030】架橋助剤は様々なレベルで存在させること
ができる。一般的に言えば、架橋助剤は0.1phrか
ら40phrまでの範囲の量で存在する。好ましくは、
架橋助剤は2phrから15phrまでの範囲の量で存
在する。
【0031】上記のように、架橋助剤の1つのクラスは
アクリラートおよびメタクリラートである。そのような
架橋助剤の代表的な例には、二官能性、三官能性、四官
能性および五官能性のアクリラート、二官能性、三官能
性、四官能性および五官能性のメタクリラート、ならび
にそれらの混合物が含まれる。そのような架橋助剤の具
体的な例には、1,3−ブチレングリコールジアクリラ
ート、1,3−ブチレングリコールジメタクリラート、
1,4−ブタンジオールジアクリラート、1,4−ブタ
ンジオールジメタクリラート、1,6−ヘキサンジオー
ルジアクリラート、1,6−ヘキサンジオールジメタク
リラート、アクリル酸2−ヘノキシエチル、アルコキシ
ル化ジアクリレート、アルコキシル化ノニルフェノール
アクリレート、メタクリル酸アリル、カプロラクトンア
クリレート、シクロヘキサンジメタノールジアクリレー
ト、シクロヘキサンジメタノールメタクリラート、ジエ
チレングリコールジアクリラート、ジエチレングリコー
ルジメタクリラート、ジペンタエリスリトールペンタア
クリラート、ジプロピレングリコールジアクリラート、
ジ−トリメチロールプロパンテトラアクリラート、エト
キシル化トリメチロールプロパントリアクリラート、エ
トキシル化ビスフェノールAジメタクリラート、エトキ
シル化ノニルフェノールアクリラート、エトキシル化テ
トラブロモビスフェノールAジアクリラート、エトキシ
ル化ビスフェノールAジアクリラート、エトキシル化ビ
スフェノールジメタクリラート、エトキシル化トリメチ
ロールプロパントリアクリラート、エトキシル化ビスフ
ェノールAジアクリラート、エトキシル化グリコールジ
メタクリラート、メタクリル酸グリシジル、高度プロポ
キシル化グリセリルトリアクリラート、アクリル酸イソ
ボルニル、メタクリル酸イソボルニル、アクリル酸イソ
デシル、メタクリル酸イソデシル、アクリル酸イソオク
チル、アクリル酸ラウリル、メトキシポリエチレングリ
コールモノメタクリラート、メトキシポリエチレングリ
コールモノメタクリラート、ネオペンチルグリコールジ
アクリアラート、ネオペンチルグリコールジメタクリラ
ート、アクリル酸オクチルデシル、ペンタアクリラート
エステル、ペンタエリトリトールテトラアクリラート、
ペンタエリトリトールトリアクリラート、ポリエチレン
グリコールジアクリラート、ポリエチレングリコールジ
メタクリラート、プロポキシル化グリセリルトリアクリ
ラート、プロポキシル化ネオペンチルグリコールジアク
リラート、プロポキシル化アリルメタクリラート、プロ
ポキシル化グリセリルトリアクリラート、プロポキシル
化トリメチロールプロパントリアクリラート、プロポキ
シル化トリメチロールプロパントリアクリラート、アク
リル酸ステアリル、メタクリル酸ステアリル、テトラエ
チレングリコールジアクリラート、テトラエチレングリ
コールジメタクリラート、アクリル酸テトラヒドロフル
フリル、メタクリル酸テトラヒドロフルフリル、アクリ
ル酸トリデシル、メタクリル酸トリデシル、トリエチレ
ングリコールジアクリラート、トリエチレングリコール
ジメタクリラート、三官能性アクリラートエステル、三
官能性メタクリラートエステル、トリメチロールプロパ
ントリアクリラート、トリメチロールプロパントリアク
リラート、トリメチロールプロパントリメタクリラー
ト、トリプロピレングリコールジアクリラート、トリプ
ロピレングリコールジアクリラート、トリス(2−ヒド
ロキシエチル)イソシアヌラートトリアクリラート、ト
リス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌラートトリア
クリラート、およびトリス(2−ヒドロキシエチル)イ
ソシアヌラートトリメタクリラートが挙げられる。
【0032】α,β−不飽和有機酸の金属塩には、アク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、エタク
リル酸、ビニルアクリル酸、イタコン酸、メチルイタコ
ン酸、アコニット酸、メチルアコニット酸、クロトン
酸、α−メチルクロトン酸、ケイ皮酸および2,4−ジ
ヒドロキシケイ皮酸の金属塩が挙げられる。金属は、亜
鉛、カドミウム、カルシウム、マグネシウム、ナトリウ
ムまたはアルミニウムであり得る。二アクリル酸亜鉛お
よび二メタクリル酸亜鉛が好ましい。
【0033】エラストマー組成物はイオウ加硫剤で硬化
させることができる。好適なイオウ加硫剤の例には、元
素イオウ(遊離イオウ)またはイオウ供与性加硫剤(例
えば、アミンジスルフィド、ポリマー状のポリスルフィ
ドまたはイオウオレフィン付加物)が挙げられる。好ま
しくは、イオウ加硫剤は元素イオウである。イオウ加硫
剤の量は、残留する成分および使用される特定タイプの
イオウ加硫剤に依存して変化する。一般的に言えば、イ
オウ加硫剤の量は約0.1phrから約8phrの範囲
であり、約1.0phrから約3phrの範囲が好まし
い。
【0034】促進剤を、加硫のために必要とされる時間
および/または温度を制御するために使用することがで
きる。当業者には知られているように、1つの促進剤を
使用することができ、この場合、促進剤は約0.2ph
rから約3.0phrの範囲の量で存在する。あるい
は、ゴム素材の性質を活性化および改善するために、2
つ以上の促進剤の組合せを使用することができ、そのよ
うな組合せは、より多くの量(0.3phrから約3.
0phr)で一般には使用される主促進剤と、より少な
い量(0.05phrから約1.50phr)で一般に
は使用される副促進剤とからなる。これらの促進剤の組
合せは、最終的な性質に対して相乗的な効果をもたらす
ことが知られており、いずれかの促進剤を単独で使用す
ることによってもたらされる効果よりもわずかながら良
好である。普通の加工温度によって影響を受けず、通常
の加硫温度で満足すべき硬化をもたらす遅効性促進剤も
また使用されることが知られている。好適なタイプの促
進剤には、アミン、ジスルフィド、グアニジン類、チオ
ウレア類、チアゾール類、チウラム類、スルフェンアミ
ド、ジチオカルバマートおよびキサンタートが含まれ
る。好適である具体的な化合物の例には、ジエチルジチ
オカルバミン酸亜鉛、4,4’−ジチオモルホリン、
N,N−ジメチル−S−tert−ブチルスルフェンジ
チオカルバマート、テトラメチルチウラムジスルフィ
ド、2,2’−ジベンゾチアジルジスルフィド、ブチル
アルデヒドアニリンメルカプトベンゾチアゾール、N−
オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフェンア
ミドが含まれる。好ましくは、促進剤はスルフェナンア
ドである。
【0035】スコーチ遅延剤として知られている種類の
配合物質が広く使用される。無水フタル酸、サリチル
酸、酢酸ナトリウムおよびN−シクロヘキシルチオフタ
ルイミドが知られている遅延剤である。遅延剤は、一般
には、約0.1phrから0.5phrまでの範囲の量
で使用される。
【0036】ゴム組成物の混合は、ゴム混合分野の当業
者に知られている方法によって達成され得る。例えば、
成分は1段階で混合することができるが、典型的には、
少なくとも2段階で、すなわち、少なくとも1つの非生
産的段階、その後の生産的混合段階で混合される。加硫
剤を含む最終的な硬化性物は、先行する非生産的混合段
階での混合温度よりも低い温度で、すなわち、最終的な
温度で混合が典型的には行われる「生産的」混合段階と
従来的には呼ばれる最終段階で典型的には混合される。
【0037】ベルトにおいて使用されるゴム組成物の硬
化は、一般には、約160℃から190℃までの範囲に
ある従来の温度で行われる。好ましくは、硬化は、約1
70℃から180℃までの範囲にある温度で行われる。
【0038】当業者には知られているように、伝動ベル
トはドラム装置で組み立てることができる。最初に、裏
材がシートとしてドラムに付けられる。次に、任意のテ
ンション部がシートとして付けられ、続いて、コード部
材または引張り部材(耐負荷部)がドラムにらせん状に
付けられる。その後、クッション部が付けられ、続い
て、場合により布が付けられる。組み立てられた積層体
または板状物は、その後、当業者に知られている様式で
硬化処理され、ベルトに切断される。
【0039】本発明は、下記の非限定的な実施例によっ
てさらに例示される。
【0040】実施例I 表1に示されるように様々な量の木粉および綿を含有す
る標準的な過酸化物硬化EPDMベルトコンパウンドの
様々なサンプルを調製した。
【0041】 表1 サンプル組成 サンプル番号 1 2 3 4 5 6 木粉(phr) 100 100 100 0 0 50 木粉サイズ(メッシュ) 60 100 140 0 0 60 綿(phr) 0 0 0 26 0 13 実施例II 実施例Iのサンプルを使用して作製された硬化後の試料
を、SAE J2432に従って湿潤状態および乾燥状
態における摩擦係数について試験した。結果を表2に示
す。
【0042】表2 摩擦係数 サンプル 乾燥時 湿潤時 1 1.076 0.764 2 1.098 0.786 3 1.220 0.8332 4 1.589 0.793 5 2.677 0.562 6 1.273 0.795 表2のデータから明らかであるように、木粉を含有する
サンプル1、2および3は、綿のみを含有するサンプル
4、または綿も木粉も含有しないサンプル5よりも小さ
い乾燥摩擦係数を示した。この結果は非常に驚くべきこ
とであり、予想外のことである。自動車用途における伝
動ベルトに対する使用には、多くの場合、2未満の乾燥
摩擦係数が必要である。いくつかの用途では、1.5未
満の乾燥摩擦係数が要求される。木粉を含有するサンプ
ルはそれぞれ、1.5未満の乾燥摩擦係数を示してい
る。綿の半分を50部の木粉で置き換えると、サンプル
4と比較して、サンプル6については摩擦係数の驚くほ
ど実質的な改善が得られた。
【0043】表2のデータからさらに明らかであるよう
に、木粉を含有するサンプル1、2および3は、綿のみ
を含有するサンプル4、または綿も木粉も含有しないサ
ンプル5に対する湿潤摩擦係数よりも大きい湿潤摩擦係
数を示した。この結果もまた非常に驚くべきことであ
り、予想外のことである。自動車用途における伝動ベル
トに対する使用には、多くの場合、0.35よりも大き
い湿潤摩擦係数が必要である。いくつかの用途では、
0.7よりも大きい湿潤摩擦係数が要求される。木粉を
含有するサンプルはそれぞれ、0.7よりも大きい湿潤
摩擦係数を示している。
【0044】本発明および本発明を実施する方法の現在
の例示的な実施形態を例示および説明してきたが、本発
明は、それ以外にも、添付された請求項の範囲内で様々
に具体化および実施され得ることが理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のエンドレス伝動ベルトの1つ
の実施形態を例示する部分断面図である。
【図2】図2は、本発明のエンドレス伝動ベルトの1つ
の実施形態を例示する部分断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16G 5/20 F16G 5/20 A (71)出願人 590002976 1144 East Market Stre et,Akron,Ohio 44316− 0001,U.S.A. (72)発明者 フランク ジョセフ フオイァーボーン アメリカ合衆国 68502 ネブラスカ州 リンカン ハリソン アヴェニュー 2240 (72)発明者 ダラン ブレイン モンクリフ アメリカ合衆国 68516 ネブラスカ州 リンカン コリスター ロード 7350 Fターム(参考) 4J002 AC01W AC03W AC06W AC08W AC09W BB06W BB07W BB15W BB24W BG01W BG10W BL01W BN14W CH04W CK02W CP03W GM01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドレス伝動ベルトであって、(1)
    テンション部、(2)クッション部、および(3)前記
    のテンション部とクッション部との間に配置された耐負
    荷部を有することを特徴とし、(a)100部のゴム、
    および(b)1部から175部までのセルロース粉末を
    含むエラストマー組成物を含有することを特徴とするエ
    ンドレス伝動ベルト。
  2. 【請求項2】 乾燥摩擦係数が2.0未満であることを
    特徴とする、請求項1に記載のエンドレス伝動ベルト。
  3. 【請求項3】 湿潤摩擦係数が0.35を越えることを
    特徴とする、請求項1に記載のエンドレス伝動ベルト。
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