JP2003269199A - 車両の運転制御装置 - Google Patents

車両の運転制御装置

Info

Publication number
JP2003269199A
JP2003269199A JP2002072395A JP2002072395A JP2003269199A JP 2003269199 A JP2003269199 A JP 2003269199A JP 2002072395 A JP2002072395 A JP 2002072395A JP 2002072395 A JP2002072395 A JP 2002072395A JP 2003269199 A JP2003269199 A JP 2003269199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling
road
drive signal
slope
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002072395A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Hayashi
政道 林
Takao Tazawa
孝雄 田澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2002072395A priority Critical patent/JP2003269199A/ja
Publication of JP2003269199A publication Critical patent/JP2003269199A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 勾配道路を走行中の運転特性を向上した車両
の運転制御装置を提供すること。 【解決手段】 コントローラ3に道路勾配角を検出する
勾配センサ4車速を検出する速度センサ5の検出値を入
力し、コントローラ3に内蔵されたCPU7は、道路勾
配角と走行速度の両条件に合った駆動信号を演算し、こ
の駆動信号回転モータ2に出力する。これにより回転モ
ータ2が駆動してアクセルペダル1に外力を付与するの
で、例えば長い下り坂を走行中における不用意な速度の
出し過ぎを抑制したり、同程度の勾配角の下り坂を走行
する場合でも、低速時に比べて高速時の外力が大きくな
るように回転モータ2を駆動制御する等、勾配道路を走
行中の運転特性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四輪自動車(電気
自動車を含む)や自動二輪車等の車両の運転制御装置に
係り、特に、運転者が手動または足踏み操作するアクセ
ル操作具の操作感触を改善した車両の運転制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車の運転は平坦な道路を走行
する場合を想定しているため、急勾配の上り坂を走行中
に駆動力が不足したり、下り坂を走行中にエンジンブレ
ーキがかかりにくい等の不都合を生じることがある。
【0003】従来より、このような坂道走行中に懸念さ
れる不都合を解消するために、道路の勾配を認識してフ
ィードバック制御するようにした運転制御装置が種々提
案されている。かかる既知の運転制御装置は、道路の勾
配を勾配センサ等によって検出し、その検出信号に基づ
いてエンジンの回転数や自動変速機の変速比等を制御す
るものであり、制御特性を道路の勾配状態に適した特性
に切り換えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の運転制御装置は、運転者が足踏み操作するアク
セルペダルの操作力について全く考慮しておらず、運転
者は平坦な道路と坂道を走行する場合も同様の足踏み操
作力を感得するため、例えば長い下り坂を走行中に下り
勾配に馴れてしまった場合、不用意にアクセルペダルを
踏み込んで速度を出し過ぎてしまうという問題があっ
た。
【0005】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、勾配道路を走行中の
運転特性を向上した車両の運転制御装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による車両の運転制御装置では、運転者が手
動または足踏み操作するアクセル操作具と、このアクセ
ル操作具に外力を付与するアクチュエータと、このアク
チュエータの駆動を制御する制御手段と、道路の勾配を
検出する勾配検出手段とを備え、前記制御手段は前記勾
配検出手段の検出信号を入力して道路勾配に応じた駆動
信号を演算し、前記アクチュエータはこの駆動信号に応
じた外力を前記アクセル操作具に付与する構成とした。
【0007】このように構成された車両の運転制御装置
によれば、アクセル操作具を手動または足踏み操作する
運転者は、アクチュエータからアクセル操作具に与えら
れる外力を感得することにより、例えば長い下り坂を走
行中における不用意な速度の出し過ぎを抑制できる等、
勾配道路を走行中の運転特性を向上することができる。
ここで、アクチュエータはアクセル操作具に外力を付与
するのであれば、回転モータやリニアモータあるいはソ
レノイド等の公知のものを用いることができるが、種々
の外力を生成できるという点から回転モータが特に好ま
しい。
【0008】上記の構成において、アクチュエータから
アクセル操作具に付与される外力は道路勾配角に応じて
適宜設定可能であり、例えば上り勾配の道路を走行する
場合、上り勾配の傾斜角に拘わらず外力をゼロにしてア
クセル操作具の操作力を変更しなくても良いが、上り道
路の勾配角の増加に伴って外力をマイナス方向に大きく
し、アクセル操作具の操作力を軽くするようにしても良
い。一方、下り勾配の道路を走行する場合、下り道路の
勾配角の増加に伴って外力を大きくすれば、運転者はこ
の外力をアクセル操作具を介して感得することにより、
下り勾配の道路を走行中であることを確実に認識するこ
とができる。その際、制御手段が下り勾配の傾斜角度に
比例(傾斜角度と駆動信号を一次関数の関係とした場
合)した駆動信号をアクチュエータに出力すれば、駆動
信号の演算が容易になって好ましい。
【0009】また、上記の構成において、車両の走行速
度を検出する車速検出手段を備え、制御手段がこの車速
検出手段の検出信号に基づいて駆動信号を可変制御する
ように構成することが好ましく、このような構成を採用
すると、運転者は道路勾配と走行速度の両条件に応じた
外力をアクセル操作具から感得することができるため、
例えば同程度の勾配角の下り坂を走行する場合に、低速
時に比べて高速時の外力が大きくなるようにアクチュエ
ータを駆動制御すれば、より運転状況に適合した制御を
実行することができる。
【0010】また、上記の構成において、アクセル操作
具の操作状態を検出するアクセル操作検出手段を備え、
制御手段がこのアクセル操作検出手段の検出信号に基づ
いて駆動信号を可変制御する構成を採用すると、例えば
勾配角がほぼ一定の長い下り坂を走行中にアクセル操作
具を急操作して加速する場合に、アクセル操作具の急操
作を操作量の変化率という形でアクセル操作検出手段に
よって検出して外力を大きくすることにより、運転者は
下り坂での速度の出し過ぎをより確実に認識することが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明すると、図1は第1の実施形態例に係る車
両の運転制御装置を示すブロック図、図2は道路勾配角
と車速および駆動信号の関係を示す説明図である。
【0012】図1に示すように、本実施形態例に係る車
両の運転制御装置は、運転席の足下付近に回動可能に支
持されたアクセルペダル(アクセル操作具)1と、アク
セルペダル1の回転軸に図示せぬ減速歯車列を介して連
結された回転モータ(アクチュエータ)2と、回転モー
タ2の駆動を制御するコントローラ(制御手段)3と、
走行道路の勾配角を検出する勾配センサ4と、車両の走
行速度を検出する速度センサ5とを備えている。なお、
勾配センサ4は水平線に対する車両の傾斜角を検出する
ものであるが、勾配センサ4を用いる代わりにエンジン
の負荷を検出し、その検出値に基づいて走行道路の勾配
を算出することも可能である。
【0013】アクセルペダル1は運転者によって足踏み
操作されるもので、図示せぬ戻しばねによって復帰方向
へ付勢されている。回転モータ2はコントローラ3から
出力される駆動信号によってアクセルペダル1に所望の
外力を付与するもので、この外力としては、アクセルペ
ダル1の足踏み操作力を増減するものや、アクセルペダ
ル1に連続的なクリック感触を付与するもの等、種々の
形態を採用することが可能である。
【0014】コントローラ3には入力部6、CPU7、
メモリ8、出力部9等が内蔵されており、勾配センサ4
と速度センサ5の検出信号は入力部6を介してCPU7
に入力され、CPU7は両センサ4,5の検出値とメモ
リ8の記憶内容とに基づいて回転モータ2の駆動信号を
演算し、この駆動信号を出力部9を介して回転モータ2
に出力する。
【0015】図2に示すように、メモリ8には道路勾配
角と車速および駆動信号の関係を示す内容が記憶されて
おり、道路勾配角は勾配センサ4によって求められ、車
速は速度センサ5によって求められる。駆動信号は道路
勾配角と車速の両条件によって変化し、走行道路が下り
坂の場合における道路勾配角と駆動信号の関係は、走行
速度が例えば30Km/h未満の時に図中の(I)で示
す特性に沿って変化し、走行速度が30〜60Km/h
の範囲内にある時に図中の(II)で示す特性に沿って変
化し、走行速度が60Km/hを越えた時に図中の(II
I)で示す特性に沿って変化する。一方、走行道路が上
り坂の場合、道路勾配角と駆動信号の関係は、走行速度
に拘わらず図中の(IV)で示す特性に沿って変化する。
【0016】次に、このように構成された運転制御装置
の動作を説明する。車両の走行中、勾配センサ4と速度
センサ5の検出信号はそれぞれ入力部6を介してCPU
7に入力され、CPU7は両センサ4,5の検出値とメ
モリ8の記憶内容(図2参照)に基づいて回転モータ2
の駆動信号を演算し、この駆動信号を出力部9を介して
回転モータ2に出力するため、回転モータ2が駆動信号
に応じた外力をアクセルペダル1に付与する。
【0017】例えば、ほぼ平坦な道路を走行する場合、
走行速度に拘わらず駆動信号は±0であるから、CPU
7から回転モータ2に駆動信号は出力されず、運転者は
通常の操作力でアクセルペダル1を足踏み操作すること
になる。
【0018】また、下り勾配の道路を走行する場合、駆
動信号は走行速度と道路勾配角に応じて変化する。例え
ば、走行速度が30Km/h未満の場合、駆動信号は道
路勾配角に応じて図2の(I)で示す特性に沿って変化
し、下り勾配角がある角度(θ1)を越えると(+)方
向に僅かずつ大きくなる。走行速度が30〜60Km/
hになると、駆動信号は道路勾配角に応じて図2の(I
I)で示す特性に沿って変化し、下り勾配角がある角度
(θ2)を越えると(+)方向に緩やかに大きくなる。
走行速度が60Km/h以上になると、駆動信号は道路
勾配角に応じて図2の(III)で示す特性に沿って変化
し、下り勾配角がある角度(θ3)を越えると(+)方
向に急激に大きくなる。ここで、θ1とθ2およびθ3
の関係はθ1>θ2>θ3となる。また、駆動信号と外
力の大きさはある指数関数によって対応づけられ、例え
ば外力が連続的なクリック感触である場合は、駆動信号
が(+)方向に大きくなるのに伴ってアクセルペダル1
に大きなクリック感触を付与し、外力がトルクである場
合は、駆動信号が(+)方向に大きくなるのに伴ってア
クセルペダル1の足踏み操作力を重くする。したがっ
て、例えば長い下り坂を走行中にその道路勾配角が大き
くなると、運転者はアクセルペダル1からの外力によっ
て下り勾配であることを感得することができ、特に、高
速で走行中は道路勾配角が小さくても大きな外力を感得
するため、運転者はアクセルペダル1の踏み込み過ぎを
確実に認識することができ、それによって不用意な速度
の出し過ぎを未然に防止することができる。
【0019】一方、上り勾配の道路を走行する場合、走
行速度に拘わらず駆動信号は道路勾配角に応じて図2の
(IV)で示す特性に沿って変化し、上り勾配角がある角
度(θ4)を越えると(−)方向に大きくなる。したが
って、駆動信号が(−)方向に大きくなるのに伴ってア
クセルペダル1の足踏み操作力を軽くするような外力を
付与すれば、例えば長い上り坂を走行中であっても、そ
の道路勾配角が大きくなるにつれてアクセルペダル1の
足踏み操作力が軽くなるため、運転者は急勾配の上り坂
でも軽い操作力でアクセルペダル1を足踏み操作するこ
とができる。
【0020】上記した第1の実施形態例に係る車両の運
転制御装置によれば、走行中の道路勾配角に応じて回転
モータ2からアクセルペダル1に所望の外力が付与され
るので、運転者は例えば長い下り坂を走行中でも不用意
な速度の出し過ぎを抑制できる等、勾配道路を走行中の
運転特性を向上することができる。また、制御手段とし
てのコントローラ3に勾配センサ4の検出信号だけでな
く、車両の走行速度を検出する速度センサ5の検出信号
も入力し、両センサ4,5の検出値に応じて回転モータ
2への駆動信号を可変制御するようにしたので、例えば
同程度の勾配角の下り坂を走行する場合に、低速時に比
べて高速時の外力が大きくなるようにアクチュエータを
駆動制御する等、より運転状況に適合した制御を実行す
ることができる。
【0021】図3は第2の実施形態例に係る車両の運転
制御装置を示すブロック図であり、図1,2に対応する
部分には同一符号を付してある。
【0022】本実施形態例が前述した第1の実施形態例
と相違する点は、アクセルペダル1の足踏み操作量をロ
ータリエンコーダ10によって検出し、このロータリエ
ンコーダ10の検出値に応じて駆動信号を可変制御する
ようにしたことにあり、それ以外の構成は基本的に同様
である。すなわち、CPU7は勾配センサ4と速度セン
サ5およびロータリエンコーダ10の検出信号をそれぞ
れ入力部6を介して入力し、ロータリエンコーダ10の
検出信号からアクセルペダル1の足踏み操作状態を判別
し、その判別結果を加味して回転モータ2の駆動信号を
演算するように構成されている。
【0023】より具体的に説明すると、第2の実施形態
例では、単位時間当たりのアクセルペダル1の足踏み操
作量の変化を加味してCPU7が回転モータ2の駆動信
号を演算するようになっており、例えば、ある走行速度
と道路勾配角の条件下でアクセルペダル1の操作量の変
化率に対応して駆動信号を変化させる関数がCPU7に
プログラムされている。ここで、ロータリエンコーダ1
0はアクセルペダル1の足踏み操作に連動して連続的な
パルス信号を出力するため、例えば単位時間当たりのパ
ルス信号をカウントすることにより、アクセルペダル1
の足踏み操作状態を判断することができる。なお、ロー
タリエンコーダ10を回転モータ2と同軸上に取り付け
ても良く、また、ロータリエンコーダ10の代わりにロ
ータリボリューム(可変抵抗器)を用いてアクセルペダ
ル1の足踏み操作状態を検出することも可能である。
【0024】CPU7は、アクセルペダル1の足踏み操
作量の変化率がほとんど変わらない場合、両センサ4,
5の検出信号と図2に示す特性を参照して駆動信号を求
め、この駆動信号を回転モータ2に出力する。この場合
の動作は第1の実施形態例と同じであるため、ここでは
重複説明を省略する。これに対し、アクセルペダル1が
急激に足踏み操作された場合、CPU7は走行速度に応
じて駆動信号を可変制御する。例えば、走行速度が30
Km/h未満の低速走行時、駆動信号はアクセルペダル
1の急激な足踏み操作によって変化しないが、走行速度
が30Km/h以上になると、アクセルペダル1の急激
な足踏み操作に伴って駆動信号は変化し、回転モータ2
に(+)方向の大きな駆動信号が出力される。したがっ
て、例えば勾配角がほぼ一定の長い下り坂を走行中にア
クセルペダル1を急激に踏み込むと、その踏み込み量の
変化率がロータリエンコーダ10で検出されて駆動信号
が可変され、回転モータ2からアクセルペダル1に踏み
込み操作力を重くするような外力が与えられるので、運
転者は下り坂で無意識に速度を出し過ぎてしまうことが
なくなる。
【0025】なお、上記各実施形態例において、回転モ
ータ(アクチュエータ)2からアクセルペダル(アクセ
ル操作具)1に付与される外力の種類や大きさは道路勾
配角に応じて適宜設定可能であり、例えば上り勾配の道
路を走行する場合は、無意識のうちに速度を出し過ぎる
危険性が少ないため、上り勾配の傾斜角に拘わらず外力
をゼロにしてアクセルペダル1の操作力を変更しなくて
も良い。また、下り勾配の道路を走行する場合について
も、下り勾配の傾斜角度に応じて駆動信号を段階的にあ
るいは比例(一次関数)的に変化させても良く、特に、
下り勾配の傾斜角度に比例した駆動信号を回転モータ2
に出力するようにすれば、簡単な比例式を駆動信号を演
算できるという利点がある。
【0026】また、上記各実施形態例では、速度センサ
5の検出信号に基づいて下り勾配走行時の速度を低・中
・高速の3段階に分け、これら各段階毎に道路勾配角と
駆動信号の変化特性を異ならせた場合について説明した
が、例えば走行速度が45Km/h未満の時は道路勾配
角に拘わらず駆動信号を出力せず、走行速度が45Km
/hを越えた時だけ道路勾配角に応じた駆動信号を出力
する等、道路勾配角と車速および駆動信号の関係は適宜
設定可能である。
【0027】さらに、上記各実施形態例では、本発明に
よる車両の運転制御装置をガソリン自動車に適用した場
合について説明したが、電気自動車や自動二輪車等の他
の車両にも適用可能であり、また、アクセル操作具も足
踏み操作式のアクセルペダルに限定されず、自動二輪車
のスロットルグリップのような手動操作式であっても良
い。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0029】道路勾配を勾配検出手段で検出して走行中
の道路勾配角に応じた駆動信号を演算し、アクチュエー
タがこの駆動信号に応じた外力をアクセル操作具に付与
するようにしたので、例えば長い下り坂を走行中でも運
転者は不用意な速度の出し過ぎを抑制できる等、勾配道
路を走行中の運転特性を向上することができる。
【0030】また、勾配検出手段に加えて車速を検出す
る車速検出手段を用い、これら両検出手段の検出信号に
基づいて駆動信号を可変制御すると、運転者は道路勾配
と走行速度の両条件に応じた外力をアクセル操作具から
感得することができるため、例えば同程度の勾配角の下
り坂を走行する場合に、低速時に比べて高速時の外力が
大きくなるようにアクチュエータを駆動する等、より運
転状況に適合した制御を実行することができる。
【0031】さらに、アクセル操作具の操作状態を検出
するアクセル操作検出手段を追加し、このアクセル操作
検出手段の検出信号に基づいて駆動信号を可変制御する
ようにすると、例えば勾配角がほぼ一定の長い下り坂を
走行中にアクセル操作具を急操作して加速する場合に、
アクセル操作具の急操作を操作量の変化率という形でア
クセル操作検出手段によって検出して外力を大きくする
ことにより、運転者は下り坂での速度の出し過ぎをより
確実に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態例に係る車両の運転制御装置を
示すブロック図である。
【図2】道路勾配角と車速および駆動信号の関係を示す
説明図である。
【図3】第2の実施形態例に係る車両の運転制御装置を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 アクセルペダル(アクセル操作具) 2 回転モータ(アクチュエータ) 3 コントローラ(制御手段) 4 勾配センサ 5 速度センサ 6 入力部 7 CPU 8 メモリ 9 出力部 10 ロータリエンコーダ(アクセル操作検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D037 EB16 3G065 CA21 DA04 FA09 GA11 GA46 GA49 JA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者が手動または足踏み操作するアク
    セル操作具と、このアクセル操作具に外力を付与するア
    クチュエータと、このアクチュエータの駆動を制御する
    制御手段と、道路の勾配を検出する勾配検出手段とを備
    え、 前記制御手段は前記勾配検出手段の検出信号を入力して
    道路勾配に応じた駆動信号を演算し、前記アクチュエー
    タはこの駆動信号に応じた外力を前記アクセル操作具に
    付与することを特徴とする車両の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記制御手段
    は前記勾配検出手段の検出信号である下り勾配の傾斜角
    度に比例した前記駆動信号を前記アクチュエータに出力
    することを特徴とする車両の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の記載において、車両
    の走行速度を検出する車速検出手段を備え、前記制御手
    段は前記車速検出手段の検出信号に基づいて前記駆動信
    号を可変制御することを特徴とする車両の運転制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、前記アクセル
    操作具の操作状態を検出するアクセル操作検出手段を備
    え、前記制御手段は前記アクセル操作検出手段の検出信
    号に基づいて前記駆動信号を可変制御することを特徴と
    する車両の運転制御装置。
JP2002072395A 2002-03-15 2002-03-15 車両の運転制御装置 Withdrawn JP2003269199A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002072395A JP2003269199A (ja) 2002-03-15 2002-03-15 車両の運転制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002072395A JP2003269199A (ja) 2002-03-15 2002-03-15 車両の運転制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003269199A true JP2003269199A (ja) 2003-09-25

Family

ID=29202402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002072395A Withdrawn JP2003269199A (ja) 2002-03-15 2002-03-15 車両の運転制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003269199A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010127929A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Magneti Marelli Spa 角度位置センサを提供されるハンドルコントロール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010127929A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Magneti Marelli Spa 角度位置センサを提供されるハンドルコントロール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1785647B1 (en) Saddle riding-type vehicle and speed change control device for stepless speed changer
JP6034874B2 (ja) 電動車両の回生ブレーキ制御システム
US5915801A (en) Regenerative brake controller for controlling value of regenerative braking torque simulating engine braking torque
US4969103A (en) Speed control apparatus for an automotive vehicle with creep control
US7509193B2 (en) Method and device for limiting the driving speed of a motor vehicle
JP6014159B2 (ja) 電動車両の回生ブレーキ制御システム
US20090171546A1 (en) Control device for straddle-type vehicle and vehicle equipped with the same
JPH09267790A (ja) 補助動力付き自転車の回生制御装置
JP2001025109A (ja) 電気自動車のモータトルク制御装置
EP2705973A2 (en) Straddle-type electric vehicle, power unit, and method for controlling power unit
JP2007046774A (ja) 無段変速機の制御装置及びそれを備えた車両
JP7070325B2 (ja) 車両の制御装置
JP2017044081A (ja) 車両の出力制御システムおよびその出力制御方法
US20020104705A1 (en) Steering wheel assembly with integrated brake and throttle controls
JP2585055B2 (ja) 変速機のクリープトルク制御装置
JP4608266B2 (ja) 定速走行自動車の登坂路制御方法
JP2003269199A (ja) 車両の運転制御装置
JP3230422B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
JP3228094B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
JPH0577662A (ja) 自動車の走行制御装置
JPH1178818A (ja) 車両のブレーキ制御装置
JPH1137276A (ja) 車両駆動力制御装置
JPH0599014A (ja) 路面摩擦係数の検出方法
JP3536430B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JP2709939B2 (ja) 車両用自動変速機のシフト制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050118

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20070816

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070828

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070925