JP2003265493A - 骨プレートおよびネジ保持機構 - Google Patents
骨プレートおよびネジ保持機構Info
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- JP2003265493A JP2003265493A JP2003067286A JP2003067286A JP2003265493A JP 2003265493 A JP2003265493 A JP 2003265493A JP 2003067286 A JP2003067286 A JP 2003067286A JP 2003067286 A JP2003067286 A JP 2003067286A JP 2003265493 A JP2003265493 A JP 2003265493A
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/80—Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates
- A61B17/8033—Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates having indirect contact with screw heads, or having contact with screw heads maintained with the aid of additional components, e.g. nuts, wedges or head covers
- A61B17/8042—Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates having indirect contact with screw heads, or having contact with screw heads maintained with the aid of additional components, e.g. nuts, wedges or head covers the additional component being a cover over the screw head
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- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/70—Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
- A61B17/7059—Cortical plates
Abstract
(57)【要約】
【課題】 隣接する脊椎の動き、応力、または動的負荷
の共有を可能にしながら、骨への骨固定プレートの能動
的な、堅い固定を可能にする骨固定プレートアセンブリ
を提供すること。 【解決手段】 本発明は、脊椎の隣接する骨の固定のた
めに、少なくとも１つの骨ネジを利用する、骨プレート
アセンブリを提供し、この骨プレートアセンブリは、以
下：基部プレートであって、基部プレートを通って延び
る少なくとも１つの開口を含む、基部プレート；および
プレート上に取り付けられ、そしてプレート上を、開口
に対してロック位置とアンロック位置との間で可動であ
り、そして骨ネジが基部プレートから緩むことを防止す
るための、ネジ保持手段、を備える。
の共有を可能にしながら、骨への骨固定プレートの能動
的な、堅い固定を可能にする骨固定プレートアセンブリ
を提供すること。 【解決手段】 本発明は、脊椎の隣接する骨の固定のた
めに、少なくとも１つの骨ネジを利用する、骨プレート
アセンブリを提供し、この骨プレートアセンブリは、以
下：基部プレートであって、基部プレートを通って延び
る少なくとも１つの開口を含む、基部プレート；および
プレート上に取り付けられ、そしてプレート上を、開口
に対してロック位置とアンロック位置との間で可動であ
り、そして骨ネジが基部プレートから緩むことを防止す
るための、ネジ保持手段、を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨固定プレートア
センブリに関する。より詳細には、本発明は、ネジの転
位を防ぐ機構に関する。
センブリに関する。より詳細には、本発明は、ネジの転
位を防ぐ機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】脊椎固定は、脊椎障害、骨折を処置する
ことで、そして脊椎固定術のための共通のアプローチに
なってきた。脊椎固定のために用いられる共通のデバイ
スは、骨固定プレートアセンブリである。代表的な骨固
定プレートアセンブリは、複数の貫通開口を備えた、比
較的平坦な、矩形プレートを有する。骨ネジのようなフ
ァスナーが、骨固定プレートアセンブリを固定するため
に利用される。これらのネジは、固定されるべき骨（単
数または複数）に骨固定プレートを固定するために強固
に締め付けられる。当該技術分野に現存する骨固定プレ
ートの多くの例がある（例えば、特許文献１〜７参
照）。これらの参照される特許は、骨固定プレート技術
に関する技術分野の一般的状態を示す例として引用され
る。一般に、これらのタイプのデバイスは、任意の骨
（単数または複数）の固定に利用され得るが、特に、頸
部、腰部および／または胸部領域に関する脊椎の固定に
適している。
ことで、そして脊椎固定術のための共通のアプローチに
なってきた。脊椎固定のために用いられる共通のデバイ
スは、骨固定プレートアセンブリである。代表的な骨固
定プレートアセンブリは、複数の貫通開口を備えた、比
較的平坦な、矩形プレートを有する。骨ネジのようなフ
ァスナーが、骨固定プレートアセンブリを固定するため
に利用される。これらのネジは、固定されるべき骨（単
数または複数）に骨固定プレートを固定するために強固
に締め付けられる。当該技術分野に現存する骨固定プレ
ートの多くの例がある（例えば、特許文献１〜７参
照）。これらの参照される特許は、骨固定プレート技術
に関する技術分野の一般的状態を示す例として引用され
る。一般に、これらのタイプのデバイスは、任意の骨
（単数または複数）の固定に利用され得るが、特に、頸
部、腰部および／または胸部領域に関する脊椎の固定に
適している。
【０００３】内部固定または平板固定の基礎は、前側面
または内側面から脊椎に接近すること、および罹患した
脊椎に骨固定プレートを確実にマウントするためにネジ
を用いることである。このアプローチは、外傷、腫瘍、
および変性状態の場合に共通して用いられる。しばし
ば、骨固定プレートの適用に加え、移植片材料が、隣接
する脊椎を一緒に永久的に融合するための試みにおいて
組み合わせられ得る。この移植片材料は、患者身体内の
他の骨または死体骨から得た骨移植片から構成され得
る。
または内側面から脊椎に接近すること、および罹患した
脊椎に骨固定プレートを確実にマウントするためにネジ
を用いることである。このアプローチは、外傷、腫瘍、
および変性状態の場合に共通して用いられる。しばし
ば、骨固定プレートの適用に加え、移植片材料が、隣接
する脊椎を一緒に永久的に融合するための試みにおいて
組み合わせられ得る。この移植片材料は、患者身体内の
他の骨または死体骨から得た骨移植片から構成され得
る。
【０００４】このような骨固定プレートの使用にともな
う共通の問題は、骨ネジが、これらが固定される骨から
「緩む」または抜ける傾向にあることである。この問題
は、主に、身体および脊椎の通常の動きに起因して起こ
る。脊椎は、非常に動的な実体であって、かつ定常的に
動いているので、この問題は、脊椎のような高応力の領
域で特に関係がある。一度ネジが緩くなり、そして骨か
ら抜けると、ネジ頭部が、骨固定プレートの表面より上
になり、そして骨から完全に抜けることさえあり得る。
これは、脊髄固定プレートアセンブリの位置の近傍にあ
る血管およびその他の重要な構造物の数および近接度に
より、多くの潜在的に重要な問題を起こす。
う共通の問題は、骨ネジが、これらが固定される骨から
「緩む」または抜ける傾向にあることである。この問題
は、主に、身体および脊椎の通常の動きに起因して起こ
る。脊椎は、非常に動的な実体であって、かつ定常的に
動いているので、この問題は、脊椎のような高応力の領
域で特に関係がある。一度ネジが緩くなり、そして骨か
ら抜けると、ネジ頭部が、骨固定プレートの表面より上
になり、そして骨から完全に抜けることさえあり得る。
これは、脊髄固定プレートアセンブリの位置の近傍にあ
る血管およびその他の重要な構造物の数および近接度に
より、多くの潜在的に重要な問題を起こす。
【０００５】ネジが骨から抜けることを防ぐか、および
／またはネジが骨固定プレートの表面から緩むかまたは
抜けることを防ぐ試みにおいて、多くの多様な設計が提
起されてきた。例えば、特許文献１は、噛み合わせネジ
を取り込む前頸部平板固定システムを開示している。噛
み合わせネジは、頸部プレートを脊椎に固定するために
用いられる骨ネジの頭部に係合する。この噛み合わせネ
ジは、骨ネジの上に位置し、そして骨ネジの頭部に対し
て駆動され、骨ネジをプレートに堅く固定する。しか
し、この噛み合わせ機構が働くためには、骨ネジの頭部
間の距離が最小限に保たれなければならず、そのことに
よって、この骨固定プレートの可能な適用が制限されて
いる。さらに、特許文献１は、骨ネジが傾くことを許容
するが、複数のネジが正確に同じ角度で傾かないと（こ
れを行うのは非常に困難である）、噛み合わせネジは、
両方の骨ネジ頭部に適切に接触することができない。
／またはネジが骨固定プレートの表面から緩むかまたは
抜けることを防ぐ試みにおいて、多くの多様な設計が提
起されてきた。例えば、特許文献１は、噛み合わせネジ
を取り込む前頸部平板固定システムを開示している。噛
み合わせネジは、頸部プレートを脊椎に固定するために
用いられる骨ネジの頭部に係合する。この噛み合わせネ
ジは、骨ネジの上に位置し、そして骨ネジの頭部に対し
て駆動され、骨ネジをプレートに堅く固定する。しか
し、この噛み合わせ機構が働くためには、骨ネジの頭部
間の距離が最小限に保たれなければならず、そのことに
よって、この骨固定プレートの可能な適用が制限されて
いる。さらに、特許文献１は、骨ネジが傾くことを許容
するが、複数のネジが正確に同じ角度で傾かないと（こ
れを行うのは非常に困難である）、噛み合わせネジは、
両方の骨ネジ頭部に適切に接触することができない。
【０００６】骨固定ネジが、骨から緩むこと、または脱
落するようになることを防ぐ機構の別の例が、特許文献
２に提示されている。この特許文献２は、骨固定プレー
トにネジすじがあり、そして、骨係合ネジすじ、および
骨固定プレートにあるネジすじ穴に相補的である骨ネジ
の頭部近傍のネジすじ部分の両方をもつ骨ネジと組み合
わせて用いられる機構を開示する。この機構では、ネジ
が、骨固定プレートに堅く固定される。しかし、骨固定
プレートと骨との間に間隙を残したまま、骨固定プレー
トに骨ネジを噛み合わせる可能性がある。この問題は、
骨の劣った固定または固定の完全な失敗さえ生じ得る。
落するようになることを防ぐ機構の別の例が、特許文献
２に提示されている。この特許文献２は、骨固定プレー
トにネジすじがあり、そして、骨係合ネジすじ、および
骨固定プレートにあるネジすじ穴に相補的である骨ネジ
の頭部近傍のネジすじ部分の両方をもつ骨ネジと組み合
わせて用いられる機構を開示する。この機構では、ネジ
が、骨固定プレートに堅く固定される。しかし、骨固定
プレートと骨との間に間隙を残したまま、骨固定プレー
トに骨ネジを噛み合わせる可能性がある。この問題は、
骨の劣った固定または固定の完全な失敗さえ生じ得る。
【０００７】骨ネジが骨から抜けることを防ぐために用
いられる種々のその他の機構は、ネジに係合し、かつ噛
み合うカム、および適切な力がそれに付与されるとき外
側に拡張し、骨固定プレートにある穴に係合する拡張頭
部ネジの使用を含む。これら特定の設計のすべては、そ
れらの適用において、破損の可能性を含むか、または正
確に働くために特別の正確さおよび配置を必要とする欠
点を有する。
いられる種々のその他の機構は、ネジに係合し、かつ噛
み合うカム、および適切な力がそれに付与されるとき外
側に拡張し、骨固定プレートにある穴に係合する拡張頭
部ネジの使用を含む。これら特定の設計のすべては、そ
れらの適用において、破損の可能性を含むか、または正
確に働くために特別の正確さおよび配置を必要とする欠
点を有する。
【０００８】骨固定プレートから骨ネジが緩むことを防
ぐ別の装置が示されている（例えば、特許文献８参
照）。特許文献８は、多くの貫通孔を有する骨固定プレ
ート、各々が拡張した頭部を有する対応する数のネジ、
および周りに骨係合ネジすじおよび頭部とネジすじ部分
との間の非ネジすじ部分を規定する細長いシャフト部
分、および各々が貫通穴をもつ対応する数のネジ緩み防
止部材を備える、骨の内部固定のためのシステムを開示
する。このネジ緩み防止部材は、骨プレートの孔内に位
置し、そして最初は、それを貫通する細長いネジシャフ
トを摺動可能に受け入れるサイズである挿入物である。
固定プレートの適用の間、骨ネジは、骨固定プレート孔
を通って進み、そしてネジ緩み防止部材がプレート孔内
に位置して下にある骨に骨固定プレートをねじ込む。そ
の後、この装置は、ネジ緩み防止部材の孔を収縮させる
に十分加熱され、それによって、固定プレートとネジス
ジ部分との間に位置するネジシャフトの非ネジすじ部分
を捕獲する。ネジ緩み防止カラー（ｃｏｌｌａｒ）部材
が固定プレートの孔内に固定化される。カラー部材およ
び固定プレートは、下にある骨への固定の後、互いに固
定された関係になる。
ぐ別の装置が示されている（例えば、特許文献８参
照）。特許文献８は、多くの貫通孔を有する骨固定プレ
ート、各々が拡張した頭部を有する対応する数のネジ、
および周りに骨係合ネジすじおよび頭部とネジすじ部分
との間の非ネジすじ部分を規定する細長いシャフト部
分、および各々が貫通穴をもつ対応する数のネジ緩み防
止部材を備える、骨の内部固定のためのシステムを開示
する。このネジ緩み防止部材は、骨プレートの孔内に位
置し、そして最初は、それを貫通する細長いネジシャフ
トを摺動可能に受け入れるサイズである挿入物である。
固定プレートの適用の間、骨ネジは、骨固定プレート孔
を通って進み、そしてネジ緩み防止部材がプレート孔内
に位置して下にある骨に骨固定プレートをねじ込む。そ
の後、この装置は、ネジ緩み防止部材の孔を収縮させる
に十分加熱され、それによって、固定プレートとネジス
ジ部分との間に位置するネジシャフトの非ネジすじ部分
を捕獲する。ネジ緩み防止カラー（ｃｏｌｌａｒ）部材
が固定プレートの孔内に固定化される。カラー部材およ
び固定プレートは、下にある骨への固定の後、互いに固
定された関係になる。
【０００９】その他のタイプの挿入物またはカラー部材
が、種々の理由（例えば、特許文献９および１０に示さ
れるようなもの）のために骨固定プレートとともに用い
られてきた。特許文献９は、スリーブが骨固定プレート
に提供される開口に配置される骨固定プレートを開示し
ている。ネジは、スリーブを通り、そして下にある骨内
に配置される。ネジを締めることによって、スリーブが
骨固定プレートとの関係でその場にクランプ固定され、
固定プレートがネジと堅く連結して留まることを確実に
する。
が、種々の理由（例えば、特許文献９および１０に示さ
れるようなもの）のために骨固定プレートとともに用い
られてきた。特許文献９は、スリーブが骨固定プレート
に提供される開口に配置される骨固定プレートを開示し
ている。ネジは、スリーブを通り、そして下にある骨内
に配置される。ネジを締めることによって、スリーブが
骨固定プレートとの関係でその場にクランプ固定され、
固定プレートがネジと堅く連結して留まることを確実に
する。
【００１０】特許文献１０は、固定プレートの少なくと
も１つの穴に配置された方向調節リングを有する骨固定
プレートを開示している。ネジスジ付の骨ネジの挿入お
よび締め付けに際し、この方向調節リングのエッジを拘
束することは、穴内の係合を強要し、この方向調節リン
グをその中に堅く固定および保持する。
も１つの穴に配置された方向調節リングを有する骨固定
プレートを開示している。ネジスジ付の骨ネジの挿入お
よび締め付けに際し、この方向調節リングのエッジを拘
束することは、穴内の係合を強要し、この方向調節リン
グをその中に堅く固定および保持する。
【００１１】構築された最近のシステムのその他の例
は、小さな止めネジまたは噛み合わせネジを利用する。
その他は、ネジに係合する大きなカバーまたはカムを利
用し、ネジをプレートに噛み合わせかつ保持するための
機構を達成する（例えば、特許文献４参照）。特許文献
４は、ある距離だけ緩む場合でさえ、プレート中および
骨中に留まり得るように長い止めネジを開示する。この
ネジはさらに緩み得、その結果、この骨ネジは、プレー
ト中の穴に侵入するための隙間（ｃｌｅａｒａｎｃｅ）
を有する（図１９を参照のこと）。この結果、ネジがプ
レートを貫通し、そして脊椎に対する不必要な負荷を生
じ、これは、骨ネジに抗し、そして骨からプレートを持
ち上げようとする傾向を生じる。
は、小さな止めネジまたは噛み合わせネジを利用する。
その他は、ネジに係合する大きなカバーまたはカムを利
用し、ネジをプレートに噛み合わせかつ保持するための
機構を達成する（例えば、特許文献４参照）。特許文献
４は、ある距離だけ緩む場合でさえ、プレート中および
骨中に留まり得るように長い止めネジを開示する。この
ネジはさらに緩み得、その結果、この骨ネジは、プレー
ト中の穴に侵入するための隙間（ｃｌｅａｒａｎｃｅ）
を有する（図１９を参照のこと）。この結果、ネジがプ
レートを貫通し、そして脊椎に対する不必要な負荷を生
じ、これは、骨ネジに抗し、そして骨からプレートを持
ち上げようとする傾向を生じる。
【００１２】特許文献７は、ネジが緩むことを防ぐ別の
タイプの機構を開示している。特許文献７は、その中
に、プレートに一体化され、そしてプレート中に機械加
工されるタブの使用を開示している。このタブは、ネジ
を覆うために屈曲されなけばならず、それが緩むことを
防ぐ。外科医が、ネジ位置を変えるか、または固定する
ことを必要とする場合、ネジに接近する前に、タブを屈
曲して元に戻す必要がある。その結果、金属中に応力が
生じ、そしてほとんどの場合、潜在的にプレートの交換
を必要とする。
タイプの機構を開示している。特許文献７は、その中
に、プレートに一体化され、そしてプレート中に機械加
工されるタブの使用を開示している。このタブは、ネジ
を覆うために屈曲されなけばならず、それが緩むことを
防ぐ。外科医が、ネジ位置を変えるか、または固定する
ことを必要とする場合、ネジに接近する前に、タブを屈
曲して元に戻す必要がある。その結果、金属中に応力が
生じ、そしてほとんどの場合、潜在的にプレートの交換
を必要とする。
【００１３】別の例が、特許文献６に見出される。特許
文献６は、カム機構を利用して一度に３つのセットのネ
ジを噛み合わせるための、その装置の使用を開示してい
る。カムのローブ（ｌｏｂｅ）が３つのネジに係合しな
ければならないまさにその場所にそれが停止することを
保証するために、プレート中のネジすじおよびカム上の
ネジすじが、注意深く制御され、ネジスジが正確に同じ
に始まるようにタイミングを合わせなければならない。
文献６は、カム機構を利用して一度に３つのセットのネ
ジを噛み合わせるための、その装置の使用を開示してい
る。カムのローブ（ｌｏｂｅ）が３つのネジに係合しな
ければならないまさにその場所にそれが停止することを
保証するために、プレート中のネジすじおよびカム上の
ネジすじが、注意深く制御され、ネジスジが正確に同じ
に始まるようにタイミングを合わせなければならない。
【００１４】最後に、骨プレートおよびネジガイド機構
の別の例が、特許文献５に開示されている。特許文献５
は、基部プレートを含む骨プレートを開示し、ここで
は、その中に保持プレートもまた提供される。この保持
プレートは、基部プレートに固定して取り付け可能であ
り、そしてこの保持プレートが、各々の骨ネジの少なく
とも一部分を覆う。この保持プレートは、それを通って
位置する止めネジ開口中に挿入される止めネジで、基部
プレートに固定される。従って、この発明は、基部プレ
ートおよび骨内に骨ネジを保持するため別個のネジを必
要とする。
の別の例が、特許文献５に開示されている。特許文献５
は、基部プレートを含む骨プレートを開示し、ここで
は、その中に保持プレートもまた提供される。この保持
プレートは、基部プレートに固定して取り付け可能であ
り、そしてこの保持プレートが、各々の骨ネジの少なく
とも一部分を覆う。この保持プレートは、それを通って
位置する止めネジ開口中に挿入される止めネジで、基部
プレートに固定される。従って、この発明は、基部プレ
ートおよび骨内に骨ネジを保持するため別個のネジを必
要とする。
【００１５】
【特許文献１】米国特許第５，３６４，３９９号明細書
【００１６】
【特許文献２】米国特許第５，６０１，５５３号明細書
【００１７】
【特許文献３】米国特許第６，０１７，３４５号明細書
【００１８】
【特許文献４】米国特許第６，１５２，９２７号明細書
【００１９】
【特許文献５】米国特許第６，２３５，０３４号明細書
【００２０】
【特許文献６】米国特許第６，１３９，５５０号明細書
【００２１】
【特許文献７】米国特許第６，２５８，０８９Ｂ１号明
細書
細書
【００２２】
【特許文献８】米国特許第５，５７８，０３４号明細書
【００２３】
【特許文献９】米国特許第４，３８８，９２１号明細書
【００２４】
【特許文献１０】米国特許第５，６０７，４２８号明細
書
書
【００２５】
【発明が解決しようとする課題】従って、隣接する脊椎
の動き、応力、または動的負荷の共有を可能にしなが
ら、骨への骨固定プレートの能動的な、堅い固定を可能
にする骨固定プレートアセンブリの必要性が存在する。
より詳細には、ネジが緩むことを防ぐ、プレート中に構
築された単純な可逆的噛み合わせ機構を提供する骨固定
プレートアセンブリの必要性が存在する。さらに、ネジ
が骨プレートから緩むのを維持および／または防ぐ機構
の必要性が存在する。
の動き、応力、または動的負荷の共有を可能にしなが
ら、骨への骨固定プレートの能動的な、堅い固定を可能
にする骨固定プレートアセンブリの必要性が存在する。
より詳細には、ネジが緩むことを防ぐ、プレート中に構
築された単純な可逆的噛み合わせ機構を提供する骨固定
プレートアセンブリの必要性が存在する。さらに、ネジ
が骨プレートから緩むのを維持および／または防ぐ機構
の必要性が存在する。
【００２６】
【発明を解決するための手段】本発明は、脊椎の隣接す
る骨の固定のために、少なくとも１つの骨ネジを利用す
る、骨プレートアセンブリを提供し、この骨プレートア
センブリは、以下：基部プレートであって、該基部プレ
ートを通って延びる少なくとも１つの開口を含む、基部
プレート；および該プレート上に取り付けられ、そして
該プレート上を、該開口に対してロック位置とアンロッ
ク位置との間で可動であり、そして該骨ネジが該基部プ
レートから緩むことを防止するための、ネジ保持手段、
を備える。
る骨の固定のために、少なくとも１つの骨ネジを利用す
る、骨プレートアセンブリを提供し、この骨プレートア
センブリは、以下：基部プレートであって、該基部プレ
ートを通って延びる少なくとも１つの開口を含む、基部
プレート；および該プレート上に取り付けられ、そして
該プレート上を、該開口に対してロック位置とアンロッ
ク位置との間で可動であり、そして該骨ネジが該基部プ
レートから緩むことを防止するための、ネジ保持手段、
を備える。
【００２７】１つの実施形態において、上記基部プレー
トが、第一端部および第二端部によって規定される長手
方向軸をさらに備え、該軸に沿った長さは、隣接する椎
骨間にまたがるために十分であり、該基部プレートは、
上部表面および下部表面をさらに備え、該下部表面は、
上記骨と係合するよう適合されている。
トが、第一端部および第二端部によって規定される長手
方向軸をさらに備え、該軸に沿った長さは、隣接する椎
骨間にまたがるために十分であり、該基部プレートは、
上部表面および下部表面をさらに備え、該下部表面は、
上記骨と係合するよう適合されている。
【００２８】１つの実施形態において、上記基部プレー
トは、上記長手方向軸を横切る方向に湾曲しており、上
記骨プレートを上記椎骨の曲率に順応させる。
トは、上記長手方向軸を横切る方向に湾曲しており、上
記骨プレートを上記椎骨の曲率に順応させる。
【００２９】１つの実施形態において、上記少なくとも
１つの開口が、円形の穴、孔、スロット、および多角形
の開口部からなる群より選択される。
１つの開口が、円形の穴、孔、スロット、および多角形
の開口部からなる群より選択される。
【００３０】１つの実施形態において、上記骨が、上記
プレートの上記上部表面および下部表面の少なくとも１
つに配置される少なくとも１つの内部凹部を含む。
プレートの上記上部表面および下部表面の少なくとも１
つに配置される少なくとも１つの内部凹部を含む。
【００３１】１つの実施形態において、上記骨固定プレ
ートの上記端部の間に配置される、上記少なくとも１つ
の開口が、骨固定プレートの上記長手方向軸に沿って配
置される。
ートの上記端部の間に配置される、上記少なくとも１つ
の開口が、骨固定プレートの上記長手方向軸に沿って配
置される。
【００３２】１つの実施形態において、上記細長いスロ
ットが、上記基部プレートの上記長手方向軸に対して実
質的に鋭角で配置されている。
ットが、上記基部プレートの上記長手方向軸に対して実
質的に鋭角で配置されている。
【００３３】１つの実施形態において、上記開口が、外
側縁部を含む。
側縁部を含む。
【００３４】１つの実施形態において、上記外側縁部
が、この外側縁部に機械加工される少なくとも１つの溝
をさらに備える。
が、この外側縁部に機械加工される少なくとも１つの溝
をさらに備える。
【００３５】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が、ワッシャ、リング、クリップ、およびディスクか
らなる群より選択される挿入物としてさらに規定され
る。
段が、ワッシャ、リング、クリップ、およびディスクか
らなる群より選択される挿入物としてさらに規定され
る。
【００３６】１つの実施形態において、上記挿入物が、
中心軸およびこの中心軸と異なる軸を有する開口部を含
む。
中心軸およびこの中心軸と異なる軸を有する開口部を含
む。
【００３７】１つの実施形態において、上記挿入物が、
上記ロック位置とアンロック位置との間で、上記中心軸
の周囲で回転可能であり、ロック位置にある場合に、挿
入物の上記開口部が、上記基部プレートの上記開口と異
なる中心軸を有し、そしてアンロック位置にある場合
に、挿入物の開口部が、基部プレートの開口と同軸であ
る。
上記ロック位置とアンロック位置との間で、上記中心軸
の周囲で回転可能であり、ロック位置にある場合に、挿
入物の上記開口部が、上記基部プレートの上記開口と異
なる中心軸を有し、そしてアンロック位置にある場合
に、挿入物の開口部が、基部プレートの開口と同軸であ
る。
【００３８】１つの実施形態において、上記挿入物が、
上記基部プレートの上記開口の上記外側縁部に沿って位
置する、上記少なくとも１つの溝と係合するためのタブ
を備える。
上記基部プレートの上記開口の上記外側縁部に沿って位
置する、上記少なくとも１つの溝と係合するためのタブ
を備える。
【００３９】１つの実施形態において、上記タブが、上
記少なくとも１つの溝と係合して、上記ロック位置およ
びアンロック位置を提供する。
記少なくとも１つの溝と係合して、上記ロック位置およ
びアンロック位置を提供する。
【００４０】１つの実施形態において、上記挿入物が、
上記開口内に配置された上記ネジの一部を部分的にブロ
ックし、これによって上記ロック位置を規定する。
上記開口内に配置された上記ネジの一部を部分的にブロ
ックし、これによって上記ロック位置を規定する。
【００４１】１つの実施形態において、上記挿入物が、
上記開口内に配置された上記ネジの一部をブロックせ
ず、これによって、上記アンロック位置を規定する。
上記開口内に配置された上記ネジの一部をブロックせ
ず、これによって、上記アンロック位置を規定する。
【００４２】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が、上記基部プレートの外側表面と同一平面上にあ
る。
段が、上記基部プレートの外側表面と同一平面上にあ
る。
【００４３】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が、上記ロック位置において上記ネジと係合し、そし
てネジのあらゆる動きを防止する。
段が、上記ロック位置において上記ネジと係合し、そし
てネジのあらゆる動きを防止する。
【００４４】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が、上記ネジから間隔を空けて配置され、ネジ保持手
段が上記ロック位置にある間に、ネジが自由に回動する
ことを可能にする。
段が、上記ネジから間隔を空けて配置され、ネジ保持手
段が上記ロック位置にある間に、ネジが自由に回動する
ことを可能にする。
【００４５】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が、上記開口内において、上記基部プレートに取り外
し可能に取り付けられており、開口が、半径方向に外向
きに陥凹した溝を含む壁によって規定される。
段が、上記開口内において、上記基部プレートに取り外
し可能に取り付けられており、開口が、半径方向に外向
きに陥凹した溝を含む壁によって規定される。
【００４６】１つの実施形態において、上記ネジ保持機
構が、上記溝の内部にあり、そしてネジ保持機構が、上
記開口の溝に挿入されるために折り畳み可能である、Ｃ
字型ワッシャである。
構が、上記溝の内部にあり、そしてネジ保持機構が、上
記開口の溝に挿入されるために折り畳み可能である、Ｃ
字型ワッシャである。
【００４７】別の局面において、本発明は、基部プレー
トの開口に配置するためのデバイスを提供し、このデバ
イスは、上記ネジが基部プレートから緩むことを防止す
るために、プレート上に取り付け可能であり、そしてプ
レート上を、開口に対してロック位置とアンロック位置
との間で可動であるネジ保持手段を含む。
トの開口に配置するためのデバイスを提供し、このデバ
イスは、上記ネジが基部プレートから緩むことを防止す
るために、プレート上に取り付け可能であり、そしてプ
レート上を、開口に対してロック位置とアンロック位置
との間で可動であるネジ保持手段を含む。
【００４８】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が、ワッシャ、リング、クリップ、およびディスクか
らなる群より選択される挿入物として規定される。
段が、ワッシャ、リング、クリップ、およびディスクか
らなる群より選択される挿入物として規定される。
【００４９】１つの実施形態において、上記挿入物が、
中心軸および中心軸とは異なる軸を有する開口部を含
む。
中心軸および中心軸とは異なる軸を有する開口部を含
む。
【００５０】１つの実施形態において、上記挿入物が、
上記中心軸の周囲を、上記ロック位置とアンロック位置
との間で回転可能である。
上記中心軸の周囲を、上記ロック位置とアンロック位置
との間で回転可能である。
【００５１】１つの実施形態において、上記挿入物が、
上記基部プレートの上記開口の外側縁部に沿って位置す
る少なくとも１つの溝に係合するための、タブを備え、
タブが、少なくとも１つの溝に係合して、ロック位置お
よびアンロック位置を提供する。
上記基部プレートの上記開口の外側縁部に沿って位置す
る少なくとも１つの溝に係合するための、タブを備え、
タブが、少なくとも１つの溝に係合して、ロック位置お
よびアンロック位置を提供する。
【００５２】１つの実施形態において、上記挿入物が、
上記開口内に配置された上記ネジの一部分を部分的にブ
ロックし、これによって上記ロック位置を規定する。
上記開口内に配置された上記ネジの一部分を部分的にブ
ロックし、これによって上記ロック位置を規定する。
【００５３】１つの実施形態において、上記挿入物が、
上記開口内に配置された上記ネジの一部分をブロックせ
ず、これによって、上記アンロック位置を規定する。
上記開口内に配置された上記ネジの一部分をブロックせ
ず、これによって、上記アンロック位置を規定する。
【００５４】１つの実施形態において、上記溝が、上記
開口内に偏心開口部を有し、そして開口部が、上記アン
ロック位置において、上記ネジ保持機構の上記開口部と
整列する。
開口内に偏心開口部を有し、そして開口部が、上記アン
ロック位置において、上記ネジ保持機構の上記開口部と
整列する。
【００５５】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が、上記ネジと係合し、そしてネジのあらゆる動きを
防止する。
段が、上記ネジと係合し、そしてネジのあらゆる動きを
防止する。
【００５６】１つの実施形態において、上記ネジ保持機
構が、ネジ保持機構が上記ロック位置にある間に、上記
ネジが自由に回動することを可能にする。
構が、ネジ保持機構が上記ロック位置にある間に、上記
ネジが自由に回動することを可能にする。
【００５７】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が、上記基部プレートの上記開口内に取り外し可能に
取り付けられている。
段が、上記基部プレートの上記開口内に取り外し可能に
取り付けられている。
【００５８】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が、上記ロック位置にある場合に、上記ネジを、上記
基部プレートの上部表面の下に維持する。
段が、上記ロック位置にある場合に、上記ネジを、上記
基部プレートの上部表面の下に維持する。
【００５９】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段がＣ字型である。
段がＣ字型である。
【００６０】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段がＵ字型である。
段がＵ字型である。
【００６１】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が上記中心軸の周囲で圧縮可能である。
段が上記中心軸の周囲で圧縮可能である。
【００６２】別の局面において、本発明は、基部プレー
トの開口内に配置されるためのスナップリングを提供
し、このスナップリングは、プレート上に取り付け可能
であり、そしてネジが基部プレートから緩むことを防止
するために、プレート上を、開口に対してロック位置と
アンロック位置との間で可動であるネジ保持手段を備え
る。
トの開口内に配置されるためのスナップリングを提供
し、このスナップリングは、プレート上に取り付け可能
であり、そしてネジが基部プレートから緩むことを防止
するために、プレート上を、開口に対してロック位置と
アンロック位置との間で可動であるネジ保持手段を備え
る。
【００６３】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が、外側円筒形部分、および上記開口の外側縁部に係
合するための半径方向の外向きに延びるフランジを備え
る。
段が、外側円筒形部分、および上記開口の外側縁部に係
合するための半径方向の外向きに延びるフランジを備え
る。
【００６４】１つの実施形態において、上記外側円筒形
部分が、中心軸を有し、そして外側円筒形部分上に位置
する間隙を有する。
部分が、中心軸を有し、そして外側円筒形部分上に位置
する間隙を有する。
【００６５】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が、上記外側円筒形部分の上記中心軸とは異なる中心
軸を有する開口部を含む。
段が、上記外側円筒形部分の上記中心軸とは異なる中心
軸を有する開口部を含む。
【００６６】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が、上記間隙から１８０°離れて位置する少なくとも
１つの溝をさらに備え、少なくとも１つの溝が、上記基
部プレート上の伸長部と係合し、そして上記スナップリ
ングを上記中心軸の周囲で回転させた後に、スナップリ
ングを適所に固定する。
段が、上記間隙から１８０°離れて位置する少なくとも
１つの溝をさらに備え、少なくとも１つの溝が、上記基
部プレート上の伸長部と係合し、そして上記スナップリ
ングを上記中心軸の周囲で回転させた後に、スナップリ
ングを適所に固定する。
【００６７】別の局面において、本発明は、基部プレー
トの開口内に配置されるためのデバイスを提供し、この
デバイスは、開口がポケットを含み、デバイスがプレー
ト上に取り付け可能であり、そしてネジが基部プレート
から緩むことを防止するための、プレート上を、開口に
対してロック位置とアンロック位置との間で可動である
ネジ保持手段を備える。
トの開口内に配置されるためのデバイスを提供し、この
デバイスは、開口がポケットを含み、デバイスがプレー
ト上に取り付け可能であり、そしてネジが基部プレート
から緩むことを防止するための、プレート上を、開口に
対してロック位置とアンロック位置との間で可動である
ネジ保持手段を備える。
【００６８】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が、外側円筒形部分を備える。
段が、外側円筒形部分を備える。
【００６９】１つの実施形態において、上記外側円筒形
部分が中心軸を含み、上記デバイスが、中心軸の周囲で
圧縮可能である。
部分が中心軸を含み、上記デバイスが、中心軸の周囲で
圧縮可能である。
【００７０】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が、上記外側円筒形部分の上記中心軸とは異なる中心
軸を有する開口部を含む。
段が、上記外側円筒形部分の上記中心軸とは異なる中心
軸を有する開口部を含む。
【００７１】１つの実施形態において、上記開口のポケ
ットが、上記円筒形部分に対してわずかに大きな周囲を
有する盲穴、上記ネジ保持手段を内部に取り付けるため
のアンダーカット、および球状シートであって、これを
通って延びる開口を有する、球状シート、およびロッキ
ングタブを含む。
ットが、上記円筒形部分に対してわずかに大きな周囲を
有する盲穴、上記ネジ保持手段を内部に取り付けるため
のアンダーカット、および球状シートであって、これを
通って延びる開口を有する、球状シート、およびロッキ
ングタブを含む。
【００７２】１つの実施形態において、上記球状シート
および開口が、上記ネジを収容するように上記プレート
中に機械加工されている。
および開口が、上記ネジを収容するように上記プレート
中に機械加工されている。
【００７３】１つの実施形態において、ネジの挿入の間
に、上記上記部分および開口が、上記ネジ保持手段上に
位置する上記開口部と整列する。
に、上記上記部分および開口が、上記ネジ保持手段上に
位置する上記開口部と整列する。
【００７４】１つの実施形態において、上記周囲部分お
よびそれを通る開口が、上記盲穴の中心軸とは異なる中
心軸を有する。
よびそれを通る開口が、上記盲穴の中心軸とは異なる中
心軸を有する。
【００７５】別の局面において、本発明は、脊椎の隣接
する椎骨の固定のために、少なくとも１つの骨ネジを利
用する、骨プレートアセンブリであって、この骨プレー
トアセンブリは、以下：基部プレートであって、基部プ
レートを通って延びる少なくとも１つの開口を含み；こ
こで少なくとも１つの開口が、それを通って延びる穴を
有する細長いスロットである、基部プレート；スロット
の長さに沿った距離の球状シートを形成し、ネジが穴に
通って入ることを可能にする、壁；およびプレート上に
取り付けられ、そして骨ネジが基部プレートから緩むこ
とを防止するために、プレート上を、開口に対してロッ
ク位置とアンロック位置との間で可動である、ネジ保持
手段、を備える。
する椎骨の固定のために、少なくとも１つの骨ネジを利
用する、骨プレートアセンブリであって、この骨プレー
トアセンブリは、以下：基部プレートであって、基部プ
レートを通って延びる少なくとも１つの開口を含み；こ
こで少なくとも１つの開口が、それを通って延びる穴を
有する細長いスロットである、基部プレート；スロット
の長さに沿った距離の球状シートを形成し、ネジが穴に
通って入ることを可能にする、壁；およびプレート上に
取り付けられ、そして骨ネジが基部プレートから緩むこ
とを防止するために、プレート上を、開口に対してロッ
ク位置とアンロック位置との間で可動である、ネジ保持
手段、を備える。
【００７６】１つの実施形態において、上記少なくとも
１つの開口が、上記ネジ保持手段が上記ロック位置にあ
る間に、上記ネジの上記スロットの距離に沿った長手軸
方向の動きを可能にする。
１つの開口が、上記ネジ保持手段が上記ロック位置にあ
る間に、上記ネジの上記スロットの距離に沿った長手軸
方向の動きを可能にする。
【００７７】１つの実施形態において、上記ネジが、円
筒形ネジ頭部を備える。
筒形ネジ頭部を備える。
【００７８】１つの実施形態において、上記少なくとも
１つの開口が、他のバリエーションの球状頭部の周囲で
回転し得ることなく、上記ネジが並進することを可能に
する。
１つの開口が、他のバリエーションの球状頭部の周囲で
回転し得ることなく、上記ネジが並進することを可能に
する。
【００７９】別の局面において、本発明は、基部プレー
トの開口内に配置されるための挿入物を提供しこの挿入
物は、プレート上に取り付け可能であり、そして骨ネジ
が基部プレートから緩むことを防止するために、プレー
ト上を開口に対してロック位置とアンロック位置との間
でスライドにより可動であるネジ保持手段を備え、ここ
で、ネジ保持手段が、底部、頂部、および２つの側部を
備え、底部が球状の形状の凹部を有し、頂部が、実質的
にＵ字型の内側表面を形成する第一の凹部、および第一
の表面に対して半径方向の外向きにさらに弓状に延びる
第二の表面を有し、そして側部が、基部プレートの開口
内に位置するアンダーカットと係合するために、半径方
向に延びるリップ手段を有する。
トの開口内に配置されるための挿入物を提供しこの挿入
物は、プレート上に取り付け可能であり、そして骨ネジ
が基部プレートから緩むことを防止するために、プレー
ト上を開口に対してロック位置とアンロック位置との間
でスライドにより可動であるネジ保持手段を備え、ここ
で、ネジ保持手段が、底部、頂部、および２つの側部を
備え、底部が球状の形状の凹部を有し、頂部が、実質的
にＵ字型の内側表面を形成する第一の凹部、および第一
の表面に対して半径方向の外向きにさらに弓状に延びる
第二の表面を有し、そして側部が、基部プレートの開口
内に位置するアンダーカットと係合するために、半径方
向に延びるリップ手段を有する。
【００８０】１つの実施形態において、上記側部が、上
記基部プレートの上記開口内に延びる突出部上に作動可
能に係合する切れ込みをさらに備える。
記基部プレートの上記開口内に延びる突出部上に作動可
能に係合する切れ込みをさらに備える。
【００８１】別の局面において、本発明は、脊椎の隣接
する椎骨の固定のために、少なくとも１つの骨ネジを利
用する、骨プレートアセンブリを提供し、この骨プレー
トアセンブリは、以下：基部プレートであって、基部プ
レートを通って延びる少なくとも１つの開口を含み、少
なくとも開口が、それを通って延びる穴を有する細長い
スロットである、基部プレート；ネジが穴に通って入る
ことを可能にするために、スロットの長さに沿った距離
の球状シートを形成する壁であって、穴の内部に延びる
少なくとも１つの突出部、および基部プレートの開口の
内部に位置する少なくとも１つのアンダーカットを備え
る、壁；およびプレート上に取り付け可能であり、そし
て骨ネジが基部プレートから緩むことを防止するため
に、プレート上を、開口に対してロック位置とアンロッ
ク位置との間でスライドにより可動である、ネジ保持手
段であって、ここで、ネジ保持手段が、底部、頂部、お
よび２つの側部を備え、底部が、球状の形状の凹部を有
し、頂部が、実質的にＵ字型の内側表面を形成する第一
の凹部、および第一の表面に対して半径方向の外向きに
さらに弓状に延びる第二の表面を有し、そして側部が、
基部プレートの開口内に位置するアンダーカットと係合
するために、半径方向に延びるリップ手段を有する、ネ
ジ保持手段を備える。
する椎骨の固定のために、少なくとも１つの骨ネジを利
用する、骨プレートアセンブリを提供し、この骨プレー
トアセンブリは、以下：基部プレートであって、基部プ
レートを通って延びる少なくとも１つの開口を含み、少
なくとも開口が、それを通って延びる穴を有する細長い
スロットである、基部プレート；ネジが穴に通って入る
ことを可能にするために、スロットの長さに沿った距離
の球状シートを形成する壁であって、穴の内部に延びる
少なくとも１つの突出部、および基部プレートの開口の
内部に位置する少なくとも１つのアンダーカットを備え
る、壁；およびプレート上に取り付け可能であり、そし
て骨ネジが基部プレートから緩むことを防止するため
に、プレート上を、開口に対してロック位置とアンロッ
ク位置との間でスライドにより可動である、ネジ保持手
段であって、ここで、ネジ保持手段が、底部、頂部、お
よび２つの側部を備え、底部が、球状の形状の凹部を有
し、頂部が、実質的にＵ字型の内側表面を形成する第一
の凹部、および第一の表面に対して半径方向の外向きに
さらに弓状に延びる第二の表面を有し、そして側部が、
基部プレートの開口内に位置するアンダーカットと係合
するために、半径方向に延びるリップ手段を有する、ネ
ジ保持手段を備える。
【００８２】１つの実施形態において、上記ネジ保持手
段が上記ロック位置にある間に、上記少なくとも１つの
開口が、上記スロットの距離に沿った、上記ネジの長手
軸方向の動きを可能にする。
段が上記ロック位置にある間に、上記少なくとも１つの
開口が、上記スロットの距離に沿った、上記ネジの長手
軸方向の動きを可能にする。
【００８３】１つの実施形態において、上記少なくとも
１つの突出部が、ロック位置において、上記ネジ保持手
段の切れ込みに作動可能に係合する。
１つの突出部が、ロック位置において、上記ネジ保持手
段の切れ込みに作動可能に係合する。
【００８４】１つの実施形態において、上記ネジが、円
筒形ネジ頭部を備える。
筒形ネジ頭部を備える。
【００８５】１つの実施形態において、上記少なくとも
１つの開口が、他のバリエーションの球状頭部の周囲で
回転し得ることなく、上記ネジが並進することを可能に
する。
１つの開口が、他のバリエーションの球状頭部の周囲で
回転し得ることなく、上記ネジが並進することを可能に
する。
【００８６】別の局面において、本発明は、脊椎の隣接
する骨の固定のために、少なくとも１つの骨ネジを利用
する、骨プレートアセンブリを提供し、この骨プレート
アセンブリは、以下：基部プレートであって、基部プレ
ートを通って延びる少なくとも１つの穴；骨ネジを収容
するための、少なくとも１つの穴内に作動可能に係合し
た挿入手段；および挿入手段内に取り付けられ、そして
骨ネジが基部プレートから緩むことを防止するために、
挿入手段内を、挿入手段に対してロック位置とアンロッ
ク位置との間で可動であるネジ保持手段、を備える。
する骨の固定のために、少なくとも１つの骨ネジを利用
する、骨プレートアセンブリを提供し、この骨プレート
アセンブリは、以下：基部プレートであって、基部プレ
ートを通って延びる少なくとも１つの穴；骨ネジを収容
するための、少なくとも１つの穴内に作動可能に係合し
た挿入手段；および挿入手段内に取り付けられ、そして
骨ネジが基部プレートから緩むことを防止するために、
挿入手段内を、挿入手段に対してロック位置とアンロッ
ク位置との間で可動であるネジ保持手段、を備える。
【００８７】（発明の要旨）本発明によれば、脊椎の隣
接する椎骨の固定のための、少なくとも１つの骨ネジを
利用する、骨プレートアセンブリが提供され、これは、
基部プレートであって、それを通って延びる少なくとも
１つの開口を有する基部プレート、およびこのプレート
上に取り付けられ、かつ骨ネジがこの基部プレートから
緩むことを防ぐために、このプレート上で、開口に対し
てロック位置とアンロック位置との間を移動可能である
ネジ保持機構を備える。本発明はまた、基部プレートの
開口中への配置のためのデバイスを提供し、これは、プ
レート上に取り付け可能であり、かつネジがこの基部プ
レートから緩むことを防ぐために、このプレート上で、
開口に対してロック位置とアンロック位置との間を移動
可能であるネジ保持機構を備える。さらに、本発明は、
基部プレートの開口中への配置のためのスナップリング
を提供し、これは、プレート上に取り付け可能であり、
かつ骨ネジがこの基部プレートから緩むことを防ぐため
に、このプレート上で、開口に対してロック位置とアン
ロック位置との間を移動可能であるネジ保持機構を備え
る。また、本発明は、基部プレートの開口中への配置の
ためのデバイスを提供し、ここで、この開口はポケット
を備え、このデバイスは、プレート上に取り付け可能で
あり、かつネジがこの基部プレートから緩むことを防ぐ
ために、このプレート上で、開口に対してロック位置と
アンロック位置との間を移動可能であるネジ保持機構を
備える。最後に、本発明は、脊椎の隣接する椎骨の固定
のための少なくとも１つの骨ネジを利用する骨プレート
アセンブリを提供し、これは、それを通って延びる少な
くとも１つの開口を有する基部プレートを備え、ここ
で、少なくとも１つの開口は、それを通って延びる穴、
およびこのスロットの長さに沿った距離の球状シート
（ｓｅａｔ）を形成する壁を有する細長いスロットであ
り、ネジがこの穴およびプレート上に取り付け可能であ
り、かつ骨ネジがこの基部プレートから緩むことを防ぐ
ために、このプレート上で、開口に対してロック位置と
アンロック位置との間を移動可能であるネジ保持機構を
通って侵入することを可能にする。
接する椎骨の固定のための、少なくとも１つの骨ネジを
利用する、骨プレートアセンブリが提供され、これは、
基部プレートであって、それを通って延びる少なくとも
１つの開口を有する基部プレート、およびこのプレート
上に取り付けられ、かつ骨ネジがこの基部プレートから
緩むことを防ぐために、このプレート上で、開口に対し
てロック位置とアンロック位置との間を移動可能である
ネジ保持機構を備える。本発明はまた、基部プレートの
開口中への配置のためのデバイスを提供し、これは、プ
レート上に取り付け可能であり、かつネジがこの基部プ
レートから緩むことを防ぐために、このプレート上で、
開口に対してロック位置とアンロック位置との間を移動
可能であるネジ保持機構を備える。さらに、本発明は、
基部プレートの開口中への配置のためのスナップリング
を提供し、これは、プレート上に取り付け可能であり、
かつ骨ネジがこの基部プレートから緩むことを防ぐため
に、このプレート上で、開口に対してロック位置とアン
ロック位置との間を移動可能であるネジ保持機構を備え
る。また、本発明は、基部プレートの開口中への配置の
ためのデバイスを提供し、ここで、この開口はポケット
を備え、このデバイスは、プレート上に取り付け可能で
あり、かつネジがこの基部プレートから緩むことを防ぐ
ために、このプレート上で、開口に対してロック位置と
アンロック位置との間を移動可能であるネジ保持機構を
備える。最後に、本発明は、脊椎の隣接する椎骨の固定
のための少なくとも１つの骨ネジを利用する骨プレート
アセンブリを提供し、これは、それを通って延びる少な
くとも１つの開口を有する基部プレートを備え、ここ
で、少なくとも１つの開口は、それを通って延びる穴、
およびこのスロットの長さに沿った距離の球状シート
（ｓｅａｔ）を形成する壁を有する細長いスロットであ
り、ネジがこの穴およびプレート上に取り付け可能であ
り、かつ骨ネジがこの基部プレートから緩むことを防ぐ
ために、このプレート上で、開口に対してロック位置と
アンロック位置との間を移動可能であるネジ保持機構を
通って侵入することを可能にする。
【００８８】本発明のその他の利点は、それが、添付の
図面と組み合わせて考慮されるとき、以下の詳細な説明
を参照してより良く理解されるようになるとき、容易に
認識される。
図面と組み合わせて考慮されるとき、以下の詳細な説明
を参照してより良く理解されるようになるとき、容易に
認識される。
【００８９】
【発明の実施の形態】本発明に従って構成される骨プレ
ートアセンブリは、概して、図面中参照番号１０によっ
て示される。一般に、骨プレートアセンブリ１０は、そ
れを通って延びる少なくとも１つの開口１４を有する基
部プレート１２、およびネジ保持機構１６を備える。骨
プレートアセンブリ１０は、複数の骨、そしてより詳細
には隣接する椎骨の固定のために、少なくとも１つの骨
ネジ１８を利用する。本発明の鍵となる特徴は、骨プレ
ートアセンブリ１０のみならず、ネジ保持機構１６にも
ある。このネジ保持機構１６は、骨ネジ１８がその基部
プレート１２の開口１４内および骨内の固定された位置
から緩むことを防ぐ。骨プレートアセンブリ１０および
ネジ保持機構１６の両方の多くの実施形態があるが、そ
れらはすべて、ネジ１８が挿入され、そして基部プレー
ト１２内でかつ骨中のその固定位置になった後、骨ネジ
１８の少なくとも一部分を被い得る共通の特徴を有して
いる。
ートアセンブリは、概して、図面中参照番号１０によっ
て示される。一般に、骨プレートアセンブリ１０は、そ
れを通って延びる少なくとも１つの開口１４を有する基
部プレート１２、およびネジ保持機構１６を備える。骨
プレートアセンブリ１０は、複数の骨、そしてより詳細
には隣接する椎骨の固定のために、少なくとも１つの骨
ネジ１８を利用する。本発明の鍵となる特徴は、骨プレ
ートアセンブリ１０のみならず、ネジ保持機構１６にも
ある。このネジ保持機構１６は、骨ネジ１８がその基部
プレート１２の開口１４内および骨内の固定された位置
から緩むことを防ぐ。骨プレートアセンブリ１０および
ネジ保持機構１６の両方の多くの実施形態があるが、そ
れらはすべて、ネジ１８が挿入され、そして基部プレー
ト１２内でかつ骨中のその固定位置になった後、骨ネジ
１８の少なくとも一部分を被い得る共通の特徴を有して
いる。
【００９０】本発明は、種々の分野内で多くの適用を有
している。本発明の適用の大部分は、医療分野を含む
が、本発明、特に、ネジ保持機構１６は、機械技術分
野、自動車分野、およびその他の関連する産業のよう
な、医療セッティングの外側の任意のその他の分野で利
用され得る。好ましくは、本発明は、任意の骨、特に椎
骨の固定に有用である。
している。本発明の適用の大部分は、医療分野を含む
が、本発明、特に、ネジ保持機構１６は、機械技術分
野、自動車分野、およびその他の関連する産業のよう
な、医療セッティングの外側の任意のその他の分野で利
用され得る。好ましくは、本発明は、任意の骨、特に椎
骨の固定に有用である。
【００９１】本発明の骨プレートアセンブリ１０、およ
びネジ保持機構１６はすべて、当業者に公知の任意の適
切な材料から構築され得る。好ましくは、骨プレートア
センブリ１０およびネジ保持機構１６は、それらが利用
される使用および環境に適合する適切な材料から構築さ
れる。骨プレートアセンブリ１０およびネジ保持機構１
６の両方は、金属材料から構成され、これらの材料とし
ては、制限されないで、チタン、ステンレス鋼、および
当業者に公知である任意のその他の金属合金が挙げられ
る。さらなる材料もまた、単独または本明細書に記載の
金属材料と組み合わせて利用され得る。例えば、種々の
プラスチックが利用され得る。しかし、代表的には、本
発明を構築するために用いられる任意の材料は、非常に
強く、非反応性で、かつ生物学的系に対して非抗原性で
あるべきである。しかし、本発明が、生物学的系の外側
で利用される場合、先に記載の特徴は必ずしも要求され
ない。
びネジ保持機構１６はすべて、当業者に公知の任意の適
切な材料から構築され得る。好ましくは、骨プレートア
センブリ１０およびネジ保持機構１６は、それらが利用
される使用および環境に適合する適切な材料から構築さ
れる。骨プレートアセンブリ１０およびネジ保持機構１
６の両方は、金属材料から構成され、これらの材料とし
ては、制限されないで、チタン、ステンレス鋼、および
当業者に公知である任意のその他の金属合金が挙げられ
る。さらなる材料もまた、単独または本明細書に記載の
金属材料と組み合わせて利用され得る。例えば、種々の
プラスチックが利用され得る。しかし、代表的には、本
発明を構築するために用いられる任意の材料は、非常に
強く、非反応性で、かつ生物学的系に対して非抗原性で
あるべきである。しかし、本発明が、生物学的系の外側
で利用される場合、先に記載の特徴は必ずしも要求され
ない。
【００９２】本明細書で用いられる用語「開口」または
「複数の開口」１４は、制限されないで、任意の環状の
穴、長方形の穴、スロット、細長いスロット、貫通穴、
空隙、および任意のその他の同様の開口部が含まれるこ
とを意味する。この開口１４は、少なくともネジ１８の
シャフトを、そして好ましくはネジ頭部２０全体に適応
するに十分大きい。開口１４は、ネジ１８およびネジ頭
部２０のサイズにぴったりである必要は必ずしもない。
この開口１４は、ネジ頭部２０より大きくても良いが、
また、基部プレート１２上にその中に位置する、球状の
シートまたはその他の類似の機械加工された部分を有
し、ネジがこの開口１４を完全に通過することを防ぐ。
さらに、この開口１４は、細長いスロットであり得、こ
こで、ネジ１８は、このスロット内を摺動し得るが、ま
たネジ保持機構１６に適応し得、ネジ１８がその固定位
置から緩むことを防ぐ。
「複数の開口」１４は、制限されないで、任意の環状の
穴、長方形の穴、スロット、細長いスロット、貫通穴、
空隙、および任意のその他の同様の開口部が含まれるこ
とを意味する。この開口１４は、少なくともネジ１８の
シャフトを、そして好ましくはネジ頭部２０全体に適応
するに十分大きい。開口１４は、ネジ１８およびネジ頭
部２０のサイズにぴったりである必要は必ずしもない。
この開口１４は、ネジ頭部２０より大きくても良いが、
また、基部プレート１２上にその中に位置する、球状の
シートまたはその他の類似の機械加工された部分を有
し、ネジがこの開口１４を完全に通過することを防ぐ。
さらに、この開口１４は、細長いスロットであり得、こ
こで、ネジ１８は、このスロット内を摺動し得るが、ま
たネジ保持機構１６に適応し得、ネジ１８がその固定位
置から緩むことを防ぐ。
【００９３】基部プレート１２のサイズおよび形状は変
化し得る。この基部プレート１２は、図７に示されるよ
うに湾曲され、脊椎柱の湾曲に適合し得る。あるいは、
この基部プレート１２は、完全に平坦であり得る。この
基部プレート１２は、脊椎柱の骨と同程度に小さいか、
または大腿骨と同程度に大きくてもよい。位置および使
用に従って、この基部プレート１２のサイズおよび形状
は変化し得る。この基部プレート１２はまた、基部プレ
ート１２の上部表面１３を通り、かつ下部表面１５を通
って延びる少なくとも１つの開口１４を備える。この上
部表面１３は、骨ネジ１８の最初の挿入位置であり、そ
してその上では任意の骨表面と触れることはない。下部
表面１５は、脊椎柱に最も近く、そして代表的には、骨
プレート１２が固定される骨の表面に触れる。基部プレ
ート１２上に位置する開口１４の数は、設計、位置およ
び所望される固定の厳格さによって変動し得る。例え
ば、図７に示される実施形態は、その上に位置する５つ
の開口１４を備える。この基部プレート１２は、３つの
球状シートおよび２つのスロットポケットを備えた複数
の貫通穴ポケットを有し、その中で移動ネジ運動を可能
にする。当業者にとっては、これら２つの改変例を組み
合わせ、多くのその他の構成を提供し得る。従って、本
発明は、本明細書に記載のこれら実施形態に制限される
ものではない。注意すべきは、図面は、頸部領域のため
の骨プレートアセンブリ１０を示し、そして長軸平面お
よび移動平面の両方で湾曲していることである。しか
し、本発明のその他の平面は、必要に応じて、または当
業者によって設計されるように、平坦または湾曲して、
ネジ保持機構１６を利用し得る。
化し得る。この基部プレート１２は、図７に示されるよ
うに湾曲され、脊椎柱の湾曲に適合し得る。あるいは、
この基部プレート１２は、完全に平坦であり得る。この
基部プレート１２は、脊椎柱の骨と同程度に小さいか、
または大腿骨と同程度に大きくてもよい。位置および使
用に従って、この基部プレート１２のサイズおよび形状
は変化し得る。この基部プレート１２はまた、基部プレ
ート１２の上部表面１３を通り、かつ下部表面１５を通
って延びる少なくとも１つの開口１４を備える。この上
部表面１３は、骨ネジ１８の最初の挿入位置であり、そ
してその上では任意の骨表面と触れることはない。下部
表面１５は、脊椎柱に最も近く、そして代表的には、骨
プレート１２が固定される骨の表面に触れる。基部プレ
ート１２上に位置する開口１４の数は、設計、位置およ
び所望される固定の厳格さによって変動し得る。例え
ば、図７に示される実施形態は、その上に位置する５つ
の開口１４を備える。この基部プレート１２は、３つの
球状シートおよび２つのスロットポケットを備えた複数
の貫通穴ポケットを有し、その中で移動ネジ運動を可能
にする。当業者にとっては、これら２つの改変例を組み
合わせ、多くのその他の構成を提供し得る。従って、本
発明は、本明細書に記載のこれら実施形態に制限される
ものではない。注意すべきは、図面は、頸部領域のため
の骨プレートアセンブリ１０を示し、そして長軸平面お
よび移動平面の両方で湾曲していることである。しか
し、本発明のその他の平面は、必要に応じて、または当
業者によって設計されるように、平坦または湾曲して、
ネジ保持機構１６を利用し得る。
【００９４】先に述べたように、開口１４は、基部プレ
ート１２の所望の設計によりサイズが変化する。例え
ば、開口１４は、ネジ１８および骨プレートアセンブリ
１０の調節の実質的な余裕（ｍａｒｇｉｎ）および適正
な位置決めを可能にする細長いスロットであり得る。そ
の結果、ネジ１８は、スロット内を、ネジ保持機構１６
に沿って自由に摺動するようにされ得る。骨プレートア
センブリ１０内の開口１４の間隔および配向は、本明細
書に記載の開口１４の種々の組み合わせにおいて配置さ
れるネジ１８間の所望の負荷分担配置を達成するように
設計かつ選択され得る。すなわち、この骨プレートアセ
ンブリ１０は、各ネジ１８により担持される負荷が所望
の様式で分配され得るように、特定の適用に仕立てるこ
とができ、これには、骨プレートアセンブリ１０が骨に
固定された後に負荷をシフトすることが含まれる。この
骨プレートアセンブリ１０は、上記で先に記載の先行技
術デバイスの欠点を招くことなく、それが利用される動
的環境に適用し得る。
ート１２の所望の設計によりサイズが変化する。例え
ば、開口１４は、ネジ１８および骨プレートアセンブリ
１０の調節の実質的な余裕（ｍａｒｇｉｎ）および適正
な位置決めを可能にする細長いスロットであり得る。そ
の結果、ネジ１８は、スロット内を、ネジ保持機構１６
に沿って自由に摺動するようにされ得る。骨プレートア
センブリ１０内の開口１４の間隔および配向は、本明細
書に記載の開口１４の種々の組み合わせにおいて配置さ
れるネジ１８間の所望の負荷分担配置を達成するように
設計かつ選択され得る。すなわち、この骨プレートアセ
ンブリ１０は、各ネジ１８により担持される負荷が所望
の様式で分配され得るように、特定の適用に仕立てるこ
とができ、これには、骨プレートアセンブリ１０が骨に
固定された後に負荷をシフトすることが含まれる。この
骨プレートアセンブリ１０は、上記で先に記載の先行技
術デバイスの欠点を招くことなく、それが利用される動
的環境に適用し得る。
【００９５】骨プレートアセンブリ１０の開口１４は、
基部プレート１２中に詳細に設計され、かつその中に機
械加工され、骨プレートアセンブリ１０の開口１４を通
って延びる骨ネジ１８に対してネジ保持機構１６の挿入
を可能にする。開口１４は、所望の設計に従い、そして
利用されるネジ保持機構１６のタイプに従って機械加工
される。従って、管状またはディスク形状のネジ保持機
構１６が利用されるならば、適切な開口１４が、その特
定のタイプのネジ保持機構１０に適応するために、骨プ
レートアセンブリ１０中に機械加工される。あるいは、
開口１４は、ネジ保持機構１６に適応するように特に設
計された挿入物とともに使用するために設計され得る。
ネジ保持機構１６のためのそのような挿入物を以下に記
載する。
基部プレート１２中に詳細に設計され、かつその中に機
械加工され、骨プレートアセンブリ１０の開口１４を通
って延びる骨ネジ１８に対してネジ保持機構１６の挿入
を可能にする。開口１４は、所望の設計に従い、そして
利用されるネジ保持機構１６のタイプに従って機械加工
される。従って、管状またはディスク形状のネジ保持機
構１６が利用されるならば、適切な開口１４が、その特
定のタイプのネジ保持機構１０に適応するために、骨プ
レートアセンブリ１０中に機械加工される。あるいは、
開口１４は、ネジ保持機構１６に適応するように特に設
計された挿入物とともに使用するために設計され得る。
ネジ保持機構１６のためのそのような挿入物を以下に記
載する。
【００９６】このネジ保持機構１６は、ネジ１８がその
固定された位置から緩むことを防ぎ得る任意の構造であ
り得る。基本的に、このネジ保持機構１６は、ネジ１８
の少なくとも一部分を、そしてより特定すればネジ頭部
２０を部分的に覆い、ネジ１８が、骨内のその固定位置
から、および骨プレートアセンブリ１０の基部プレート
１２内をそれを通って延びる開口１４内から緩むことを
防ぐ。このネジ保持機構１６の種々の実施形態を本明細
書に記載する。
固定された位置から緩むことを防ぎ得る任意の構造であ
り得る。基本的に、このネジ保持機構１６は、ネジ１８
の少なくとも一部分を、そしてより特定すればネジ頭部
２０を部分的に覆い、ネジ１８が、骨内のその固定位置
から、および骨プレートアセンブリ１０の基部プレート
１２内をそれを通って延びる開口１４内から緩むことを
防ぐ。このネジ保持機構１６の種々の実施形態を本明細
書に記載する。
【００９７】本発明の１つの実施形態では、ネジ保持機
構１６は、開口１４内で回転し得る金属ディスクであ
る。このディスクは、ディスクを通じてドリルで開けら
れたより小さな周縁穴２２を、この穴が骨プレートアセ
ンブリ上に位置する開口１４のより大きな外径に対して
中心から離れるように含む（図１Ａおよび１Ｂを参照の
こと）。ディスクが開口１４の外径の中心の周りに回転
するならば、そのときは、小穴２２は、この小穴２２が
開口１４の外径と同じ中心上にないのでその位置を変え
る（図１Ｂを参照のこと）。その結果、このディスク
は、開口１４の外径の中心の周りにディスクを単に回転
させることにより、ロック位置（図１Ｂ）から噛み合わ
されない位置（図１Ａ）に変化する。その噛みあわされ
た位置では、このディスクまたはネジ保持機構１６は、
ネジ頭部２０の少なくとも一部分を部分的に覆い、ネジ
頭部２０が緩むことを防ぐ。その一方、噛み合わせられ
ない位置では、このネジ保持機構１６は、ネジ頭部２０
への容易な接近を可能にし、それを基部プレート１２か
ら、そしてその中の固定された骨位置から移動させる。
ネジ保持機構１６内に位置する穴２２は、ネジ頭部２０
と配列された位置から、その中のネジ頭部２０の少なく
とも一部分を部分的に覆う非配列位置に変化する。
構１６は、開口１４内で回転し得る金属ディスクであ
る。このディスクは、ディスクを通じてドリルで開けら
れたより小さな周縁穴２２を、この穴が骨プレートアセ
ンブリ上に位置する開口１４のより大きな外径に対して
中心から離れるように含む（図１Ａおよび１Ｂを参照の
こと）。ディスクが開口１４の外径の中心の周りに回転
するならば、そのときは、小穴２２は、この小穴２２が
開口１４の外径と同じ中心上にないのでその位置を変え
る（図１Ｂを参照のこと）。その結果、このディスク
は、開口１４の外径の中心の周りにディスクを単に回転
させることにより、ロック位置（図１Ｂ）から噛み合わ
されない位置（図１Ａ）に変化する。その噛みあわされ
た位置では、このディスクまたはネジ保持機構１６は、
ネジ頭部２０の少なくとも一部分を部分的に覆い、ネジ
頭部２０が緩むことを防ぐ。その一方、噛み合わせられ
ない位置では、このネジ保持機構１６は、ネジ頭部２０
への容易な接近を可能にし、それを基部プレート１２か
ら、そしてその中の固定された骨位置から移動させる。
ネジ保持機構１６内に位置する穴２２は、ネジ頭部２０
と配列された位置から、その中のネジ頭部２０の少なく
とも一部分を部分的に覆う非配列位置に変化する。
【００９８】本発明の別の実施形態では、ネジ保持機構
１６’は、図２Ａおよび２Ｂに示されるようなスナップ
リングである。このリングは、半径方向に外側に向かっ
て延びるフランジ２６を備えた外側円筒部分２４を備え
る。穴または開口２２’は、ネジ保持機構１６を通じ
て、その穴または開口２２’の中心点が、外側円筒形部
分２４の中心点とは異にした位置でドリルで開けられ
る。次いで、このリングは、裂かれ間隙２８を形成し、
そして実質的に「Ｃ」字型であるネジ保持機構１６’を
作製する。その結果、このリングの基部プレート１２の
機械加工された開口１４中への配置が、間隙２８が減少
するように単にリングを押し込むことによっておこる。
次いで、リングを開口１４中に取り付け、そして圧力を
リングから取り除くと、リングが跳ねて開く。ここで、
リングは、開口１４内に固定され、そして取り付けられ
る。このリングはまた、リング上で裂け目から形成され
た間隙２８から１８０゜に位置したノッチまたは溝３０
を含み得る。このノッチまたは溝３０は、基部プレート
１２上の伸長部４１に適合して、かつ作動可能に係合
し、それが、その噛みあわされた位置に回転した後、ネ
ジ保持機構１６’を適切な位置に保持し、そしてネジ頭
部２０が緩むことを防ぐ。
１６’は、図２Ａおよび２Ｂに示されるようなスナップ
リングである。このリングは、半径方向に外側に向かっ
て延びるフランジ２６を備えた外側円筒部分２４を備え
る。穴または開口２２’は、ネジ保持機構１６を通じ
て、その穴または開口２２’の中心点が、外側円筒形部
分２４の中心点とは異にした位置でドリルで開けられ
る。次いで、このリングは、裂かれ間隙２８を形成し、
そして実質的に「Ｃ」字型であるネジ保持機構１６’を
作製する。その結果、このリングの基部プレート１２の
機械加工された開口１４中への配置が、間隙２８が減少
するように単にリングを押し込むことによっておこる。
次いで、リングを開口１４中に取り付け、そして圧力を
リングから取り除くと、リングが跳ねて開く。ここで、
リングは、開口１４内に固定され、そして取り付けられ
る。このリングはまた、リング上で裂け目から形成され
た間隙２８から１８０゜に位置したノッチまたは溝３０
を含み得る。このノッチまたは溝３０は、基部プレート
１２上の伸長部４１に適合して、かつ作動可能に係合
し、それが、その噛みあわされた位置に回転した後、ネ
ジ保持機構１６’を適切な位置に保持し、そしてネジ頭
部２０が緩むことを防ぐ。
【００９９】上記に記載され、そして図２Ａ、図２Ｂお
よび図４に示されるネジ保持機構１６’は、その中に位
置する開口１４中に機械加工されたポケット３２を有す
る基部プレート１２’とともに用いられる（図４を参照
のこと）。このポケット３２は、その上にネジ保持機構
１６’を取り付け、かつ固定するための場所として供さ
れる。このポケット３２は、それ自身の軸の周りでネジ
保持機構１６’の回転を可能にする。その中に機械加工
されたポケット３２は、基本的には、ネジ保持機構１
６’の円筒部分よりわずかに大きい盲穴である。このポ
ケット３２は、上記のように、円筒形アンダーカット３
４および噛み合わせタブ３６をさらに備える。球状部分
３８および開口部４０は、プレート中に機械加工され、
ネジ１８を受容し得る。この球状部分３８および開口部
４０は、ネジ保持機構１６’内に位置する穴または開口
２２’が、ネジ挿入の間に、球状部分３８内に位置する
開口部４０と整列するように位置決めされる。この球状
部分３８の開口部４０は、基部プレート１２’上に位置
する開口１４’とは中心が異なる。基部プレート１２’
のこの実施形態は、図３Ａおよび図３Ｂに詳細にさらに
図示および示される。
よび図４に示されるネジ保持機構１６’は、その中に位
置する開口１４中に機械加工されたポケット３２を有す
る基部プレート１２’とともに用いられる（図４を参照
のこと）。このポケット３２は、その上にネジ保持機構
１６’を取り付け、かつ固定するための場所として供さ
れる。このポケット３２は、それ自身の軸の周りでネジ
保持機構１６’の回転を可能にする。その中に機械加工
されたポケット３２は、基本的には、ネジ保持機構１
６’の円筒部分よりわずかに大きい盲穴である。このポ
ケット３２は、上記のように、円筒形アンダーカット３
４および噛み合わせタブ３６をさらに備える。球状部分
３８および開口部４０は、プレート中に機械加工され、
ネジ１８を受容し得る。この球状部分３８および開口部
４０は、ネジ保持機構１６’内に位置する穴または開口
２２’が、ネジ挿入の間に、球状部分３８内に位置する
開口部４０と整列するように位置決めされる。この球状
部分３８の開口部４０は、基部プレート１２’上に位置
する開口１４’とは中心が異なる。基部プレート１２’
のこの実施形態は、図３Ａおよび図３Ｂに詳細にさらに
図示および示される。
【０１００】図４は、本発明の別の実施形態を示す。こ
の実施形態は、図２および図３に示される実施形態と類
似である。図４は、ネジ保持機構１６’’が、骨ネジ１
８がそれを通って延びる基部プレート１２’’の開口１
４’’内に取り付けられる、骨プレートアセンブリ１
０’’の拡大図を示す。図４は、その噛み合わせられた
位置にあるネジ保持機構１６’’を示す。その中に示さ
れるように、ネジ保持機構１６’’の一部分が、ネジ頭
部２０の少なくとも一部分を覆い、それによって、ネジ
１８が基部プレート１２’’および骨内の固定位置から
緩むことを防ぐ。しかし、この特定の実施形態では、図
２および図３に図示された実施形態とは異なり、ネジ保
持機構１６’’上に位置する２つの噛み合わせタブ４０
がある。これらの噛み合わせタブ４０は、噛み合わせタ
ブ４０に係合し、かつそれと対合するために、基部プレ
ート１２’’の外径または開口１４’’上に位置する対
応する溝４２を有する。この溝４２は、エンドミルまた
は当業者に公知のその他の類似のデバイスを利用して、
基部プレート１２’’中に単に機械加工される。
の実施形態は、図２および図３に示される実施形態と類
似である。図４は、ネジ保持機構１６’’が、骨ネジ１
８がそれを通って延びる基部プレート１２’’の開口１
４’’内に取り付けられる、骨プレートアセンブリ１
０’’の拡大図を示す。図４は、その噛み合わせられた
位置にあるネジ保持機構１６’’を示す。その中に示さ
れるように、ネジ保持機構１６’’の一部分が、ネジ頭
部２０の少なくとも一部分を覆い、それによって、ネジ
１８が基部プレート１２’’および骨内の固定位置から
緩むことを防ぐ。しかし、この特定の実施形態では、図
２および図３に図示された実施形態とは異なり、ネジ保
持機構１６’’上に位置する２つの噛み合わせタブ４０
がある。これらの噛み合わせタブ４０は、噛み合わせタ
ブ４０に係合し、かつそれと対合するために、基部プレ
ート１２’’の外径または開口１４’’上に位置する対
応する溝４２を有する。この溝４２は、エンドミルまた
は当業者に公知のその他の類似のデバイスを利用して、
基部プレート１２’’中に単に機械加工される。
【０１０１】図４は、相対的に固定され、そしてデバイ
スを固定化するネジ保持機構１６’’を示しているが、
このネジ保持機構は、改変され得るかまたは変動され
て、噛み合わせの程度のバリエーションを可能にし得
る。例えば、１つのバリエーションは、ネジ保持機構１
６’’を、ネジ頭部２０の頂部を超えて、その上でネジ
頭部２０と全く接触することなく、回転することを可能
にする。このようなネジ保持機構１６’’は、ネジ１８
を、ネジ頭部２０が自由に回動（ｐｉｖｏｔ）すること
を可能にしたまま、基部プレート１２’’から緩むこと
を防ぐ。球状であるネジ頭部２０が自由であるとき、そ
れは、その中の基部プレート１２’’の球状シート３８
内を回転し得る。このような球状ネジ１８を図５に示
す。別のバリエーションは、ネジ保持機構１６’’を、
ネジ頭部２０に直接係合し、そしてそれに完全に接触さ
せることを含む。従って、ネジ保持機構１６’’は、全
く動かないで、ネジ１８を固定位置に噛み合わせ、そし
て固定化する。ネジ保持機構１６’’は、本明細書に記
載の、任意のネジ保持機構１６’’および骨プレートア
センブリ１０のために調節され得る。さらなるバリエー
ションは、ネジ保持機構１６’’とネジ１８を部分的に
のみ噛み合わせるか、または固定化することを含む。従
って、ネジ保持機構１６’’が基部プレート１２’’上
の種々の位置に変わるとき、ネジ保持機構１６’’によ
って、ほんの部分的な動きであるか、全く動きがないこ
とを可能にする。
スを固定化するネジ保持機構１６’’を示しているが、
このネジ保持機構は、改変され得るかまたは変動され
て、噛み合わせの程度のバリエーションを可能にし得
る。例えば、１つのバリエーションは、ネジ保持機構１
６’’を、ネジ頭部２０の頂部を超えて、その上でネジ
頭部２０と全く接触することなく、回転することを可能
にする。このようなネジ保持機構１６’’は、ネジ１８
を、ネジ頭部２０が自由に回動（ｐｉｖｏｔ）すること
を可能にしたまま、基部プレート１２’’から緩むこと
を防ぐ。球状であるネジ頭部２０が自由であるとき、そ
れは、その中の基部プレート１２’’の球状シート３８
内を回転し得る。このような球状ネジ１８を図５に示
す。別のバリエーションは、ネジ保持機構１６’’を、
ネジ頭部２０に直接係合し、そしてそれに完全に接触さ
せることを含む。従って、ネジ保持機構１６’’は、全
く動かないで、ネジ１８を固定位置に噛み合わせ、そし
て固定化する。ネジ保持機構１６’’は、本明細書に記
載の、任意のネジ保持機構１６’’および骨プレートア
センブリ１０のために調節され得る。さらなるバリエー
ションは、ネジ保持機構１６’’とネジ１８を部分的に
のみ噛み合わせるか、または固定化することを含む。従
って、ネジ保持機構１６’’が基部プレート１２’’上
の種々の位置に変わるとき、ネジ保持機構１６’’によ
って、ほんの部分的な動きであるか、全く動きがないこ
とを可能にする。
【０１０２】本発明の別の実施形態は、基部プレート１
２’’’を、開口１４が、今やスロット４４の長さを伸
張した球状シート４８を備えた壁４６を有するスロット
４４にあるように、改変することを含む。この設計は、
異なるバリエーションを可能にする。例えば、スロット
４４を、スロット４４がスロット４４の長さに沿ってサ
イズが変わるように機械加工し得る。このスロット４４
は、ネジ１８およびそのネジ頭部２０と適応するに十分
大きくあり得るが、球状シート４８は、このネジ１８が
基部プレート１２’’’を完全に通過することを可能に
しない。次いで、スロット４４を、別の端部と適応させ
るためにわずかにより大きくし、その中でネジ保持機構
１６’’’と適応さえる。操作においては、ネジ１８
を、スロット４４の１つの端部に挿入し、そしてその中
に固定する。次いで、ネジ保持機構１６’’’を、別の
端部でスロット４４中に取り付ける。次に、噛み合わせ
位置または噛み合わせてない位置が所望されるか否かに
依存して、ネジ保持機構１６’’’を適切に回す。ある
いは、スロット４４の設計を、ネジ１８がネジ保持機構
１６’’’の開口部２２中に挿入されることを可能にす
るように変化させ得る。いずれの実施形態においても、
ネジ１８は、球状シート４８およびスロット４４の長さ
を移動し得る。さらに、ネジ保持機構１６’’’が、ロ
ック位置になるとき、ネジ１８は、なおそれがその長手
方向軸に沿って移動することを可能にしながら、緩むこ
とが防止される。これらの実施形態は、図６Ａ、図６
Ｂ、および図６Ｃ中により詳細にされに示される。
２’’’を、開口１４が、今やスロット４４の長さを伸
張した球状シート４８を備えた壁４６を有するスロット
４４にあるように、改変することを含む。この設計は、
異なるバリエーションを可能にする。例えば、スロット
４４を、スロット４４がスロット４４の長さに沿ってサ
イズが変わるように機械加工し得る。このスロット４４
は、ネジ１８およびそのネジ頭部２０と適応するに十分
大きくあり得るが、球状シート４８は、このネジ１８が
基部プレート１２’’’を完全に通過することを可能に
しない。次いで、スロット４４を、別の端部と適応させ
るためにわずかにより大きくし、その中でネジ保持機構
１６’’’と適応さえる。操作においては、ネジ１８
を、スロット４４の１つの端部に挿入し、そしてその中
に固定する。次いで、ネジ保持機構１６’’’を、別の
端部でスロット４４中に取り付ける。次に、噛み合わせ
位置または噛み合わせてない位置が所望されるか否かに
依存して、ネジ保持機構１６’’’を適切に回す。ある
いは、スロット４４の設計を、ネジ１８がネジ保持機構
１６’’’の開口部２２中に挿入されることを可能にす
るように変化させ得る。いずれの実施形態においても、
ネジ１８は、球状シート４８およびスロット４４の長さ
を移動し得る。さらに、ネジ保持機構１６’’’が、ロ
ック位置になるとき、ネジ１８は、なおそれがその長手
方向軸に沿って移動することを可能にしながら、緩むこ
とが防止される。これらの実施形態は、図６Ａ、図６
Ｂ、および図６Ｃ中により詳細にされに示される。
【０１０３】本発明の先に記載された実施形態のいずれ
においても、ネジ１８が緩まないようにすることが重要
である。さらにネジ１８の動きまたは部分的な動きはま
た、望ましい。なぜなら、治癒プロセスの間に骨移植片
の負荷を可能にするからである。半剛性固定の場合、骨
ネジ１８は、脊椎の治癒プロセスの間にプレートに対し
ていくらか動き得る。このことにより、半剛性固定が脊
椎の変性疾患の処置に好ましいことが示唆される。移植
片が疾患の部位（層板または椎骨本体）に移植された場
合、いくらか回転可能なネジ１８の存在は、移植片の連
続的負荷を確実にする。この連続的な負荷により、移植
片の応力遮蔽が避けられ、これは、続いて、融合の速度
および脊椎への移植片の取り込みを増大させる。
においても、ネジ１８が緩まないようにすることが重要
である。さらにネジ１８の動きまたは部分的な動きはま
た、望ましい。なぜなら、治癒プロセスの間に骨移植片
の負荷を可能にするからである。半剛性固定の場合、骨
ネジ１８は、脊椎の治癒プロセスの間にプレートに対し
ていくらか動き得る。このことにより、半剛性固定が脊
椎の変性疾患の処置に好ましいことが示唆される。移植
片が疾患の部位（層板または椎骨本体）に移植された場
合、いくらか回転可能なネジ１８の存在は、移植片の連
続的負荷を確実にする。この連続的な負荷により、移植
片の応力遮蔽が避けられ、これは、続いて、融合の速度
および脊椎への移植片の取り込みを増大させる。
【０１０４】本発明により可能である負荷共有の機構が
少なくとも２つ存在する。ネジ頭部は、球状シート３８
において回旋可能であるか、またはネジ１８は、特許文
献３に記載のように、スロットに沿って並進することが
できる。いずれの方法も、脊椎において移植片を負荷す
る異なる方法を提供する。頭部２０を用いて回旋させる
ことは、ネジ１８に取り付けられた椎骨体がネジ頭部２
０の周りで回旋し、従って、治癒プロセスの間に椎骨体
の角度を変化させることを必要とする。移動負荷は、椎
骨がプレートの長軸に沿って単にスライドすることによ
り負荷されたままになり、それによって脊椎の整列を維
持することを可能にする。本発明の骨プレートアセンブ
リ１０は、ネジをプレートに硬く固定することによっ
て、両方の技術を行い得るか、または両方を妨げ得る。
従って、本発明の無数の選択肢および改変が可能であ
る。
少なくとも２つ存在する。ネジ頭部は、球状シート３８
において回旋可能であるか、またはネジ１８は、特許文
献３に記載のように、スロットに沿って並進することが
できる。いずれの方法も、脊椎において移植片を負荷す
る異なる方法を提供する。頭部２０を用いて回旋させる
ことは、ネジ１８に取り付けられた椎骨体がネジ頭部２
０の周りで回旋し、従って、治癒プロセスの間に椎骨体
の角度を変化させることを必要とする。移動負荷は、椎
骨がプレートの長軸に沿って単にスライドすることによ
り負荷されたままになり、それによって脊椎の整列を維
持することを可能にする。本発明の骨プレートアセンブ
リ１０は、ネジをプレートに硬く固定することによっ
て、両方の技術を行い得るか、または両方を妨げ得る。
従って、本発明の無数の選択肢および改変が可能であ
る。
【０１０５】本発明の別の改変は、ネジ頭の回転が、外
科手術手順または治癒プロセスの間に必要でない実施形
態である。このことは、骨折が生じ、プレートが破片を
整列させて保持するにすぎないように働き、動きが治癒
プロセスに対しておそらく不利益である場合であり得
る。これらの特定の場合において、プレート１
２’’’’における球状シート３８は、簡単に並べられ
た穴２１により置き換えられ、ネジ頭２０はまた、本質
的には円筒形であるように変更される。さらに、この同
じ概念は、移動の局面に与えられ得る。頚部または外傷
が平版固定される特定の場合において、プレート１
２’’’’上に１以上のネジ１８が、球状頭部２０の周
りで回転しないようにして、並進し得ることは望ましく
あり得る。従って、球状壁スロットが、矩形壁により置
き換えられると、頭部２０は、複数の平面において回転
しないようにされ得るが、なお、ネジ保持機構１
６’’’’により緩まないようにされる。球状シート３
８が簡単なポケット２１で置き換えられた実施形態は、
図８および９にさらに示される。機械ネジ１８は、図１
０にさらに示される。
科手術手順または治癒プロセスの間に必要でない実施形
態である。このことは、骨折が生じ、プレートが破片を
整列させて保持するにすぎないように働き、動きが治癒
プロセスに対しておそらく不利益である場合であり得
る。これらの特定の場合において、プレート１
２’’’’における球状シート３８は、簡単に並べられ
た穴２１により置き換えられ、ネジ頭２０はまた、本質
的には円筒形であるように変更される。さらに、この同
じ概念は、移動の局面に与えられ得る。頚部または外傷
が平版固定される特定の場合において、プレート１
２’’’’上に１以上のネジ１８が、球状頭部２０の周
りで回転しないようにして、並進し得ることは望ましく
あり得る。従って、球状壁スロットが、矩形壁により置
き換えられると、頭部２０は、複数の平面において回転
しないようにされ得るが、なお、ネジ保持機構１
６’’’’により緩まないようにされる。球状シート３
８が簡単なポケット２１で置き換えられた実施形態は、
図８および９にさらに示される。機械ネジ１８は、図１
０にさらに示される。
【０１０６】ネジ保持機構１６’’’’’および骨プレ
ートアセンブリ１０’’’’’に位置する関連するスロ
ットになった開口１４の別の改変は、図１１Ａ、１１
Ｂ、および１１Ｃに示される。この特定の実施形態にお
いて、円筒形ネジ頭部２０は、基部プレート１
２’’’’’に沿ってスロット１４’’’’’内を並進
する。このネジ保持機構１６’’’’’は、ネジ１８が
開口１４’’’’’を通って、緩まないようにする。
ートアセンブリ１０’’’’’に位置する関連するスロ
ットになった開口１４の別の改変は、図１１Ａ、１１
Ｂ、および１１Ｃに示される。この特定の実施形態にお
いて、円筒形ネジ頭部２０は、基部プレート１
２’’’’’に沿ってスロット１４’’’’’内を並進
する。このネジ保持機構１６’’’’’は、ネジ１８が
開口１４’’’’’を通って、緩まないようにする。
【０１０７】骨プレートアセンブリ１２’’’’’およ
び本発明のネジ保持機構１６’’’’’の両方の別の実
施形態は、図１６、１７、１８、１９および２０に示さ
れる。本明細書中に開示された本発明の他の実施形態の
ように、この実施形態は、ネジ１８が基部プレート１２
から緩まないようにするために、ネジ頭部２０の一部が
ネジ保持機構１６の一部を覆うことを可能にするという
概念に基づいている。しかし、ネジ保持機構１
６’’’’’を回転させて、ネジ頭部２０の少なくとも
一部を覆う代わりに、ネジ保持機構１６’’’’’は、
基部プレート１２’’’’’の開口１４’’’’’の側
壁５１に沿って機械加工された溝５０に沿って滑る。
び本発明のネジ保持機構１６’’’’’の両方の別の実
施形態は、図１６、１７、１８、１９および２０に示さ
れる。本明細書中に開示された本発明の他の実施形態の
ように、この実施形態は、ネジ１８が基部プレート１２
から緩まないようにするために、ネジ頭部２０の一部が
ネジ保持機構１６の一部を覆うことを可能にするという
概念に基づいている。しかし、ネジ保持機構１
６’’’’’を回転させて、ネジ頭部２０の少なくとも
一部を覆う代わりに、ネジ保持機構１６’’’’’は、
基部プレート１２’’’’’の開口１４’’’’’の側
壁５１に沿って機械加工された溝５０に沿って滑る。
【０１０８】図１６から２０に例示された基部プレート
アセンブリ１２’’’’’’の実施形態は、基部プレー
ト１２’’’’’’を備える脊椎の隣接椎骨を固定する
ための少なくとも１つの骨ネジ１８を利用する。この基
部プレート１２’’’’’’は、これ全体を通して延び
ている少なくとも１つの開口１４を備える。代表的に
は、この開口１４’’’’’’は、全体を通して延びて
いる穴４９およびネジ１８がこの穴４９に入ることを可
能にするスロット５２の長さに沿った球状シート５２を
形成する壁５１を有する細長スロットである。この壁５
１は、穴４９に延びた少なくとも１つの突出部５６およ
び基部プレート１２’’’’’’の開口１
４’’’’’’内に位置した少なくとも１つのアンダー
カット５８を備える。骨プレートアセンブリ１
０’’’’’’はまた、ネジ保持機構１６’’’’’’
を備え、これは、ネジ１８が基部プレート１
２’’’’’’から緩まないようにするための開口１
４’’’’’’に対して、ロック位置と、アンロック位
置との間で基部プレート１２’’’’’’上に取り付け
可能であり、かつスライド可能に移動可能である。この
ネジ保持機構１６’’’’’’は、底部６０、頂部６２
および２つの側部６４を備える。底部６０は、球状に形
作られた凹部６６を有する。頂部６２は、第１の凹部６
３を有する。この凹部６３は、実質的にＵ字型の内面６
３および第１の表面６３に対して実際にさらに放射状に
外向きに延びた第２の面６５を形成する。側部６４は、
ネジ保持機構１６の中心から放射状に延びたリップ機構
６８を有する。このリップ機構６８は、基部プレート１
２’’’’’’の開口１４’’’’’’内に位置した下
部切り込み５８を係合するためのものである。側部６４
は、基部プレート１２’’’’’’の開口１
４’’’’’’内の突出部５６を作動可能に係合する少
なくとも１つの切れ込み７０をさらに備える。開口１
４’’’’’’内に位置した小さく丸い切れ込み７２が
存在する。これは、ロック位置とアンロック位置との間
でネジ保持機構１６’’’’’’を移動するための開口
１４’’’’’’内に機器を配置して固定するために用
いられる。
アセンブリ１２’’’’’’の実施形態は、基部プレー
ト１２’’’’’’を備える脊椎の隣接椎骨を固定する
ための少なくとも１つの骨ネジ１８を利用する。この基
部プレート１２’’’’’’は、これ全体を通して延び
ている少なくとも１つの開口１４を備える。代表的に
は、この開口１４’’’’’’は、全体を通して延びて
いる穴４９およびネジ１８がこの穴４９に入ることを可
能にするスロット５２の長さに沿った球状シート５２を
形成する壁５１を有する細長スロットである。この壁５
１は、穴４９に延びた少なくとも１つの突出部５６およ
び基部プレート１２’’’’’’の開口１
４’’’’’’内に位置した少なくとも１つのアンダー
カット５８を備える。骨プレートアセンブリ１
０’’’’’’はまた、ネジ保持機構１６’’’’’’
を備え、これは、ネジ１８が基部プレート１
２’’’’’’から緩まないようにするための開口１
４’’’’’’に対して、ロック位置と、アンロック位
置との間で基部プレート１２’’’’’’上に取り付け
可能であり、かつスライド可能に移動可能である。この
ネジ保持機構１６’’’’’’は、底部６０、頂部６２
および２つの側部６４を備える。底部６０は、球状に形
作られた凹部６６を有する。頂部６２は、第１の凹部６
３を有する。この凹部６３は、実質的にＵ字型の内面６
３および第１の表面６３に対して実際にさらに放射状に
外向きに延びた第２の面６５を形成する。側部６４は、
ネジ保持機構１６の中心から放射状に延びたリップ機構
６８を有する。このリップ機構６８は、基部プレート１
２’’’’’’の開口１４’’’’’’内に位置した下
部切り込み５８を係合するためのものである。側部６４
は、基部プレート１２’’’’’’の開口１
４’’’’’’内の突出部５６を作動可能に係合する少
なくとも１つの切れ込み７０をさらに備える。開口１
４’’’’’’内に位置した小さく丸い切れ込み７２が
存在する。これは、ロック位置とアンロック位置との間
でネジ保持機構１６’’’’’’を移動するための開口
１４’’’’’’内に機器を配置して固定するために用
いられる。
【０１０９】開口１４’’’’’’は、スロットの距離
に沿ってネジ１８の長手軸方向の並進を可能にする一方
で、ネジ保持機構１６’’’’’’は、ロック位置にあ
る。突出部５６は、ロック位置でネジ保持機構１
６’’’’’’の切れ込み７０を作動可能に係合する。
さらに、基部プレート１２’’’’’’の他の実施形態
と同様に、開口１４’’’’’’は、ネジ１８が、他の
改変の球状頭部の周りで回転し得ずに、並進することを
可能にする。
に沿ってネジ１８の長手軸方向の並進を可能にする一方
で、ネジ保持機構１６’’’’’’は、ロック位置にあ
る。突出部５６は、ロック位置でネジ保持機構１
６’’’’’’の切れ込み７０を作動可能に係合する。
さらに、基部プレート１２’’’’’’の他の実施形態
と同様に、開口１４’’’’’’は、ネジ１８が、他の
改変の球状頭部の周りで回転し得ずに、並進することを
可能にする。
【０１１０】操作の際に、図１６〜２０に例示された上
記の実施形態は、まず、骨に対してプレートを配置し、
基部プレート１２’’’’’を通って、骨に挿入された
骨ネジ１８を挿入し、硬く締めることにより進められ
る。次いで、小さな機器が、ネジ保持機構１
６’’’’’’の後ろ側のスロット５４に導入され、切
れ込み７０が延びている突出部５６を係合するまでネジ
１８の頂点に対してネジ保持機構１６’’’’’’を押
し込む。
記の実施形態は、まず、骨に対してプレートを配置し、
基部プレート１２’’’’’を通って、骨に挿入された
骨ネジ１８を挿入し、硬く締めることにより進められ
る。次いで、小さな機器が、ネジ保持機構１
６’’’’’’の後ろ側のスロット５４に導入され、切
れ込み７０が延びている突出部５６を係合するまでネジ
１８の頂点に対してネジ保持機構１６’’’’’’を押
し込む。
【０１１１】本発明のさらなる改変は、ネジ１８が緩ま
ないように、実質的にＵ字型をした開口部を有するネジ
保持機構１６’’’’’’’を備える。このネジ保持機
構１６’’’’’’’は、ネジ１８がその位置から緩ま
ないように、ネジ頭部２０の少なくとも１つの部分をブ
ロックするため、またはネジ頭部２０の少なくとも一部
および／もしくはネジ開口部を覆うために動かされ得
る。このようなネジ保持機構１６’’’’’’’は、図
１２および１３に示される。図１３において、ネジ保持
機構１６’’’’’’’は、そのロック位置にある。
ないように、実質的にＵ字型をした開口部を有するネジ
保持機構１６’’’’’’’を備える。このネジ保持機
構１６’’’’’’’は、ネジ１８がその位置から緩ま
ないように、ネジ頭部２０の少なくとも１つの部分をブ
ロックするため、またはネジ頭部２０の少なくとも一部
および／もしくはネジ開口部を覆うために動かされ得
る。このようなネジ保持機構１６’’’’’’’は、図
１２および１３に示される。図１３において、ネジ保持
機構１６’’’’’’’は、そのロック位置にある。
【０１１２】先に言及したように、本発明の改変は、追
加された挿入物７４が、基部プレート１２のいずれの型
内にも配置されることを含む。この挿入物７４は、適切
な機械加工された溝、タブ、伸長部、球状シート、およ
びいずれの型のネジ保持機構１６にも適合することが必
要な他の特徴を有する。利用されるネジ保持時機構１６
の型に依存して、機械加工される挿入物７４の型、形
状、設計およびサイズが変化する。機械加工される挿入
物７４の利点は、この挿入物７４が、基部プレート１２
全体を機械加工するのとは対照的に、応じて機械加工さ
れることである。この基部プレート１２は、穴７６を提
供し、そこに挿入物７４が配置されるように打ち抜かれ
るか、切断されるか、または形成されることが必要であ
るに過ぎない。これは、現在既にある基部プレート１２
との適合性を増し、形成され得るネジ保持機構１６、機
械加工される挿入物７４、および基部プレート１２の種
々の組み合わせをもまた増大させる。この改変は、図２
１にさらに例示され、ここで図２１Ａは、丸穴７６を有
する基部プレート１２を示し、図２１Ｂは、挿入物７４
を示し、そして図２１Ｃは、ネジ保持機構１６を示す。
加された挿入物７４が、基部プレート１２のいずれの型
内にも配置されることを含む。この挿入物７４は、適切
な機械加工された溝、タブ、伸長部、球状シート、およ
びいずれの型のネジ保持機構１６にも適合することが必
要な他の特徴を有する。利用されるネジ保持時機構１６
の型に依存して、機械加工される挿入物７４の型、形
状、設計およびサイズが変化する。機械加工される挿入
物７４の利点は、この挿入物７４が、基部プレート１２
全体を機械加工するのとは対照的に、応じて機械加工さ
れることである。この基部プレート１２は、穴７６を提
供し、そこに挿入物７４が配置されるように打ち抜かれ
るか、切断されるか、または形成されることが必要であ
るに過ぎない。これは、現在既にある基部プレート１２
との適合性を増し、形成され得るネジ保持機構１６、機
械加工される挿入物７４、および基部プレート１２の種
々の組み合わせをもまた増大させる。この改変は、図２
１にさらに例示され、ここで図２１Ａは、丸穴７６を有
する基部プレート１２を示し、図２１Ｂは、挿入物７４
を示し、そして図２１Ｃは、ネジ保持機構１６を示す。
【０１１３】本出願全体を通じて、種々の刊行物が著者
および年度により参照されている。他方、米国特許は、
その番号により参照されている。これらの刊行物の完全
な記載が以下に挙げられる。これらの刊行物および特許
の開示は、本発明が属する技術水準を記載するために、
それらの全体が、本明細書中に参考として援用される。
および年度により参照されている。他方、米国特許は、
その番号により参照されている。これらの刊行物の完全
な記載が以下に挙げられる。これらの刊行物および特許
の開示は、本発明が属する技術水準を記載するために、
それらの全体が、本明細書中に参考として援用される。
【０１１４】本発明は、例示的な様式で記載され、用い
られている用語は、限定ではなく、記載するための言葉
の性質にあることが意図されることが理解されるべきで
ある。
られている用語は、限定ではなく、記載するための言葉
の性質にあることが意図されることが理解されるべきで
ある。
【０１１５】明らかに、本発明の多くの変更および改変
が上記の教示に鑑みて可能である。従って、これらの変
更および改変が、添付の特許請求の範囲の範囲内で、本
発明は、具体的に記載されたものとは別の方法で実施さ
れ得ることが理解されるべきである。
が上記の教示に鑑みて可能である。従って、これらの変
更および改変が、添付の特許請求の範囲の範囲内で、本
発明は、具体的に記載されたものとは別の方法で実施さ
れ得ることが理解されるべきである。
【０１１６】本発明は、脊椎の隣接する骨の固定のため
の少なくとも１つの骨ネジを利用する骨プレートアセン
ブリを提供する。この骨プレートアセンブリは、プレー
ト全体に延びた少なくとも１つの開口を有する基部プレ
ートおよびプレート上に取り付けられ、そして骨ネジが
基部プレートから緩まないようにするために、開口に対
してロック位置と、アンロック位置との間で移動可能な
ネジ保持機構を備える。本発明はまた、基部プレートの
開口に配置するためのデバイスを提供する。このデバイ
スは、プレート上に取り付け可能であり、そして骨ネジ
が基部プレートから緩まないようにするために、開口に
対してロック位置とアンロック位置との間でプレート上
を移動可能なネジ保持機構を備える。さらに、本発明
は、基部プレートの開口に配置するためのスナップリン
グを提供する。このスナップリングは、プレート上に取
り付け可能であり、そして骨ネジが基部プレートから緩
まないようにするために、開口に対してロック位置とア
ンロック位置との間でプレート上を移動可能なネジ保持
機構を備える。また、本発明は、基部プレートの開口に
配置するためのデバイスを提供する。ここでこの開口
は、ポケットを備える。最後に、本発明は、骨プレート
アセンブリを提供し、この骨プレートアセンブリは、こ
のアセンブリ全体に延びた少なくとも１つの開口を備え
る。ここで、この開口は、アセンブリ全体に延びた１つ
の穴、およびこのスロットの長さに沿った距離で球状シ
ートを形成する壁を有する細長スロットであり、ネジが
穴およびロック位置と、アンロック位置との間でのプレ
ートに取り付けられ、移動可能なネジ保持機構から入る
ことを可能にする。
の少なくとも１つの骨ネジを利用する骨プレートアセン
ブリを提供する。この骨プレートアセンブリは、プレー
ト全体に延びた少なくとも１つの開口を有する基部プレ
ートおよびプレート上に取り付けられ、そして骨ネジが
基部プレートから緩まないようにするために、開口に対
してロック位置と、アンロック位置との間で移動可能な
ネジ保持機構を備える。本発明はまた、基部プレートの
開口に配置するためのデバイスを提供する。このデバイ
スは、プレート上に取り付け可能であり、そして骨ネジ
が基部プレートから緩まないようにするために、開口に
対してロック位置とアンロック位置との間でプレート上
を移動可能なネジ保持機構を備える。さらに、本発明
は、基部プレートの開口に配置するためのスナップリン
グを提供する。このスナップリングは、プレート上に取
り付け可能であり、そして骨ネジが基部プレートから緩
まないようにするために、開口に対してロック位置とア
ンロック位置との間でプレート上を移動可能なネジ保持
機構を備える。また、本発明は、基部プレートの開口に
配置するためのデバイスを提供する。ここでこの開口
は、ポケットを備える。最後に、本発明は、骨プレート
アセンブリを提供し、この骨プレートアセンブリは、こ
のアセンブリ全体に延びた少なくとも１つの開口を備え
る。ここで、この開口は、アセンブリ全体に延びた１つ
の穴、およびこのスロットの長さに沿った距離で球状シ
ートを形成する壁を有する細長スロットであり、ネジが
穴およびロック位置と、アンロック位置との間でのプレ
ートに取り付けられ、移動可能なネジ保持機構から入る
ことを可能にする。
【０１１７】
【発明の効果】本発明によれば、隣接する脊椎の動き、
応力、または動的負荷の共有を可能にしながら、骨への
骨固定プレートの能動的な、堅い固定を可能にする骨固
定プレートアセンブリが提供される。
応力、または動的負荷の共有を可能にしながら、骨への
骨固定プレートの能動的な、堅い固定を可能にする骨固
定プレートアセンブリが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図１Ａ】本発明のネジ保持機構の１つの実施形態の上
面図である。ここで、図１Ａは、噛み合わせ位置にある
ネジ保持機構を示す。
面図である。ここで、図１Ａは、噛み合わせ位置にある
ネジ保持機構を示す。
【図１Ｂ】本発明のネジ保持機構の１つの実施形態の上
面図である。図１Ｂは、噛み合わせ位置にないネジ保持
機構を示す。
面図である。図１Ｂは、噛み合わせ位置にないネジ保持
機構を示す。
【図２Ａ】本発明のネジ保持機構の別の実施形態の図で
あり、図２Ａは上面図である。
あり、図２Ａは上面図である。
【図２Ｂ】本発明のネジ保持機構の別の実施形態の図で
あり、図２Ｂは斜視図である。
あり、図２Ｂは斜視図である。
【図３Ａ】図３Ａは、本発明の骨プレートアセンブリの
実施形態の断面図であり、ネジ保持機構なしの骨プレー
トアセンブリ内のポケットの機械加工と位置を示す。
実施形態の断面図であり、ネジ保持機構なしの骨プレー
トアセンブリ内のポケットの機械加工と位置を示す。
【図３Ｂ】図３Ｂは、骨プレートアセンブリの同じ実施
形態の上面図である。
形態の上面図である。
【図４】骨プレートアセンブリの実施形態を示し、この
アセンブリは、開口を有する基部プレートおよびこの基
部プレートの開口内に取り付けられたネジ保持機構を備
え、ここで、骨ネジが貫通して延び、そしてネジ保持機
構が噛み合わせ位置にあって、ネジが基部プレートから
緩むことを防いでいる。
アセンブリは、開口を有する基部プレートおよびこの基
部プレートの開口内に取り付けられたネジ保持機構を備
え、ここで、骨ネジが貫通して延び、そしてネジ保持機
構が噛み合わせ位置にあって、ネジが基部プレートから
緩むことを防いでいる。
【図５】本発明とともに代表的に利用され得る球状頭部
を供えた骨ネジの側面図である。
を供えた骨ネジの側面図である。
【図６Ａ】本発明の骨プレートアセンブリの実施形態の
種々の図を示し、ここで、図６Ａは、噛み合わせ位置に
あるネジ保持機構と適応するスロット開口を備えた骨プ
レートアセンブリの斜視図である。
種々の図を示し、ここで、図６Ａは、噛み合わせ位置に
あるネジ保持機構と適応するスロット開口を備えた骨プ
レートアセンブリの斜視図である。
【図６Ｂ】図６Ｂは、この骨プレートアセンブリの斜視
断面図であり、ここで、ネジ保持機構は噛み合わせ位置
にある。
断面図であり、ここで、ネジ保持機構は噛み合わせ位置
にある。
【図６Ｃ】図６Ｃは、骨プレートアセンブリの、そして
より詳細には、それを通って延びる開口の断面図であ
る。
より詳細には、それを通って延びる開口の断面図であ
る。
【図７Ａ】本発明の骨プレートアセンブリであって、そ
れを通って延びる５つの開口を有する実施形態の種々の
図を示し、ここで、図７Ａは上面図である。
れを通って延びる５つの開口を有する実施形態の種々の
図を示し、ここで、図７Ａは上面図である。
【図７Ｂ】本発明の骨プレートアセンブリであって、そ
れを通って延びる５つの開口を有する実施形態の種々の
図を示し、ここで図７Ｂはアセンブリの屈曲を示す側面
図である。
れを通って延びる５つの開口を有する実施形態の種々の
図を示し、ここで図７Ｂはアセンブリの屈曲を示す側面
図である。
【図７Ｃ】本発明の骨プレートアセンブリであって、そ
れを通って延びる５つの開口を有する実施形態の種々の
図を示し、図７Ｃは斜視図である。
れを通って延びる５つの開口を有する実施形態の種々の
図を示し、図７Ｃは斜視図である。
【図８】骨ネジを含む基部プレートの開口の拡大断面図
であり、ここで、球状シートが簡単なポケットで置き換
えられる。
であり、ここで、球状シートが簡単なポケットで置き換
えられる。
【図９】本発明の骨プレートアセンブリの拡大断面図で
あり、ネジ保持機構およびそれを通じて延びるネジなし
で、基部プレートの開口を詳細に示す図である。
あり、ネジ保持機構およびそれを通じて延びるネジなし
で、基部プレートの開口を詳細に示す図である。
【図１０】図８および図９に示された骨プレートアセン
ブリの実施形態とともに使用するために特に適してい
る、本発明で利用されるネジの斜視図である。
ブリの実施形態とともに使用するために特に適してい
る、本発明で利用されるネジの斜視図である。
【図１１Ａ】本発明の骨プレートアセンブリの実施形態
の種々の斜視図であり、開口がスロットであり、そして
円筒形のネジが、基部プレート中のスロット開口の長軸
距離に沿って移動する。
の種々の斜視図であり、開口がスロットであり、そして
円筒形のネジが、基部プレート中のスロット開口の長軸
距離に沿って移動する。
【図１１Ｂ】本発明の骨プレートアセンブリの実施形態
の種々の斜視図であり、開口がスロットであり、そして
円筒形のネジが、基部プレート中のスロット開口の長軸
距離に沿って移動する。
の種々の斜視図であり、開口がスロットであり、そして
円筒形のネジが、基部プレート中のスロット開口の長軸
距離に沿って移動する。
【図１１Ｃ】本発明の骨プレートアセンブリの実施形態
の種々の斜視図であり、開口がスロットであり、そして
円筒形のネジが、基部プレート中のスロット開口の長軸
距離に沿って移動する。
の種々の斜視図であり、開口がスロットであり、そして
円筒形のネジが、基部プレート中のスロット開口の長軸
距離に沿って移動する。
【図１２】ネジ保持機構の実施形態であり、ここで、こ
のネジ保持機構は、実質的に「Ｕ」字型である。
のネジ保持機構は、実質的に「Ｕ」字型である。
【図１３】骨プレートアセンブリの実施形態の斜視断面
図であり、ここで、図１２で詳細に示されるネジ保持機
構が、骨ネジと組み合わせて示され、ここで、このネジ
保持機構は、ロック位置にある。
図であり、ここで、図１２で詳細に示されるネジ保持機
構が、骨ネジと組み合わせて示され、ここで、このネジ
保持機構は、ロック位置にある。
【図１４】本発明の骨プレートアセンブリおよびネジ保
持機構の実施形態を示すエンジニアリングダイアグラム
を示す図である。
持機構の実施形態を示すエンジニアリングダイアグラム
を示す図である。
【図１５】本発明の骨プレートアセンブリおよびネジ保
持機構の実施形態を示すエンジニアリングダイアグラム
を示す図である。
持機構の実施形態を示すエンジニアリングダイアグラム
を示す図である。
【図１６】実質的に「Ｕ」字型である、本発明のネジ保
持機構の別の実施形態を示す図である。
持機構の別の実施形態を示す図である。
【図１７】図１６に示されるネジ保持機構の実施形態を
示すエンジニアリングダイアグラムを示す図である。
示すエンジニアリングダイアグラムを示す図である。
【図１８】本発明の骨プレートアセンブリの実施形態の
図であり、ここで、このアセンブリは、図１６に示され
るネジ保持機構を利用する。
図であり、ここで、このアセンブリは、図１６に示され
るネジ保持機構を利用する。
【図１９】図１８に示される骨プレートアセンブリの別
の実施形態の図であり、ここで、中央ネジ保持機構は、
噛み合わせ位置にあり、その一方、その他のネジ保持機
構は噛み合っていない位置にある。
の実施形態の図であり、ここで、中央ネジ保持機構は、
噛み合わせ位置にあり、その一方、その他のネジ保持機
構は噛み合っていない位置にある。
【図２０】図１８および図１９に示される骨プレートア
センブリ上に位置する開口の拡大図である。
センブリ上に位置する開口の拡大図である。
【図２１Ａ】本発明の骨プレートアセンブリの別の実施
形態の図であり、ここで、図２１Ａは、図２１Ｂに示さ
れるような挿入物と適応する穴を有する基部プレートの
斜視図である。
形態の図であり、ここで、図２１Ａは、図２１Ｂに示さ
れるような挿入物と適応する穴を有する基部プレートの
斜視図である。
【図２１Ｂ】本発明の骨プレートアセンブリの別の実施
形態の図であり、これは、挿入物と適応する穴を有する
基部プレートを示す。
形態の図であり、これは、挿入物と適応する穴を有する
基部プレートを示す。
【図２１Ｃ】本発明の骨プレートアセンブリの別の実施
形態の図であり、これは、ネジ保持機構を示す。
形態の図であり、これは、ネジ保持機構を示す。
１０ 骨プレートアセンブリ
１２ 基部プレート
１８ 骨ネジ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(71)出願人 503096007
7850 Ｓｔａｇｅ Ｈｉｌｌｓ Ｂｏｕｌ
ｅｖａｒｄ， Ｓｕｉｔｅ 105， Ｂａ
ｒｔｌｅｔｔ， Ｔｅｎｎｅｓｓｅｅ
38133， Ｕｎｉｔｅｄ Ｓｔａｔｅｓ
ｏｆ Ａｍｅｒｉｃａ
(72)発明者 マーク リケルソフ
アメリカ合衆国 テネシー 38133， バ
ートレット， ステージ ヒルズ ブール
バード 7850， スイート 105
(72)発明者 ジェイ アダムス
アメリカ合衆国 テネシー 38133， バ
ートレット， ステージ ヒルズ ブール
バード 7850， スイート 105
Ｆターム(参考） 4C060 LL14 LL15
Claims (61)
- 【請求項１】 脊椎の隣接する骨の固定のために、少な
くとも１つの骨ネジを利用する、骨プレートアセンブリ
であって、以下：基部プレートであって、該基部プレー
トを通って延びる少なくとも１つの開口を含む、基部プ
レート；および該プレート上に取り付けられ、そして該
プレート上を、該開口に対してロック位置とアンロック
位置との間で可動であり、そして該骨ネジが該基部プレ
ートから緩むことを防止するための、ネジ保持手段、を
備える、骨プレートアセンブリ。 - 【請求項２】 前記基部プレートが、第一端部および第
二端部によって規定される長手方向軸をさらに備え、該
軸に沿った長さは、隣接する椎骨間にまたがるために十
分であり、該基部プレートは、上部表面および下部表面
をさらに備え、該下部表面は、前記骨と係合するよう適
合されている、請求項１に記載の骨プレートアセンブ
リ。 - 【請求項３】 前記基部プレートは、前記長手方向軸を
横切る方向に湾曲しており、前記骨プレートを前記椎骨
の曲率に順応させる、請求項２に記載の骨プレートアセ
ンブリ。 - 【請求項４】 前記少なくとも１つの開口が、円形の
穴、孔、スロット、および多角形の開口部からなる群よ
り選択される、請求項１に記載の骨プレートアセンブ
リ。 - 【請求項５】 前記骨が、前記プレートの前記上部表面
および下部表面の少なくとも１つに配置される少なくと
も１つの内部凹部を含む、請求項３に記載の骨プレート
アセンブリ。 - 【請求項６】 前記骨固定プレートの前記端部の間に配
置される、前記少なくとも１つの開口が、該骨固定プレ
ートの前記長手方向軸に沿って配置される、請求項３に
記載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項７】 前記細長いスロットが、前記基部プレー
トの前記長手方向軸に対して実質的に鋭角で配置されて
いる、請求項３に記載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項８】 前記開口が、外側縁部を含む、請求項４
に記載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項９】 前記外側縁部が、該外側縁部に機械加工
される少なくとも１つの溝をさらに備える、請求項８に
記載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項１０】 前記ネジ保持手段が、ワッシャ、リン
グ、クリップ、およびディスクからなる群より選択され
る挿入物としてさらに規定される、請求項１に記載の骨
プレートアセンブリ。 - 【請求項１１】 前記挿入物が、中心軸および該中心軸
と異なる軸を有する開口部を含む、請求項１０に記載の
骨プレートアセンブリ。 - 【請求項１２】 前記挿入物が、前記ロック位置とアン
ロック位置との間で、前記中心軸の周囲で回転可能であ
り、該ロック位置にある場合に、該挿入物の前記開口部
が、前記基部プレートの前記開口と異なる中心軸を有
し、そして該アンロック位置にある場合に、該挿入物の
該開口部が、該基部プレートの該開口と同軸である、請
求項１１に記載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項１３】 前記挿入物が、前記基部プレートの前
記開口の前記外側縁部に沿って位置する、前記少なくと
も１つの溝と係合するためのタブを備える、請求項１０
に記載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項１４】 前記タブが、前記少なくとも１つの溝
と係合して、前記ロック位置およびアンロック位置を提
供する、請求項１３に記載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項１５】 前記挿入物が、前記開口内に配置され
た前記ネジの一部を部分的にブロックし、これによって
前記ロック位置を規定する、請求項１に記載の骨プレー
トアセンブリ。 - 【請求項１６】 前記挿入物が、前記開口内に配置され
た前記ネジの一部をブロックせず、これによって、前記
アンロック位置を規定する、請求項１に記載の骨プレー
トアセンブリ。 - 【請求項１７】 前記ネジ保持手段が、前記基部プレー
トの外側表面と同一平面上にある、請求項１に記載の骨
プレートアセンブリ。 - 【請求項１８】 前記ネジ保持手段が、前記ロック位置
において前記ネジと係合し、そして該ネジのあらゆる動
きを防止する、請求項１に記載の骨プレートアセンブ
リ。 - 【請求項１９】 前記ネジ保持手段が、前記ネジから間
隔を空けて配置され、該ネジ保持手段が前記ロック位置
にある間に、該ネジが自由に回動することを可能にす
る、請求項１に記載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項２０】 前記ネジ保持手段が、前記開口内にお
いて、前記基部プレートに取り外し可能に取り付けられ
ており、該開口が、半径方向に外向きに陥凹した溝を含
む壁によって規定される、請求項１に記載の骨プレート
アセンブリ。 - 【請求項２１】 前記ネジ保持機構が、前記溝の内部に
あり、そして該ネジ保持機構が、前記開口の該溝に挿入
されるために折り畳み可能である、Ｃ字型ワッシャであ
る、請求項２０に記載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項２２】 基部プレートの開口に配置するための
デバイスであって、前記ネジが該基部プレートから緩む
ことを防止するために、プレート上に取り付け可能であ
り、そして該プレート上を、該開口に対してロック位置
とアンロック位置との間で可動であるネジ保持手段を含
む、デバイス。 - 【請求項２３】 前記ネジ保持手段が、ワッシャ、リン
グ、クリップ、およびディスクからなる群より選択され
る挿入物として規定される、請求項２２に記載のデバイ
ス。 - 【請求項２４】 前記挿入物が、中心軸および該中心軸
とは異なる軸を有する開口部を含む、請求項２３に記載
のデバイス。 - 【請求項２５】 前記挿入物が、前記中心軸の周囲を、
前記ロック位置とアンロック位置との間で回転可能であ
る、請求項２４に記載のデバイス。 - 【請求項２６】 前記挿入物が、前記基部プレートの前
記開口の外側縁部に沿って位置する少なくとも１つの溝
に係合するための、タブを備え、該タブが、少なくとも
１つの溝に係合して、該ロック位置およびアンロック位
置を提供する、請求項２３に記載のデバイス。 - 【請求項２７】 前記挿入物が、前記開口内に配置され
た前記ネジの一部分を部分的にブロックし、これによっ
て前記ロック位置を規定する、請求項２２に記載のデバ
イス。 - 【請求項２８】 前記挿入物が、前記開口内に配置され
た前記ネジの一部分をブロックせず、これによって、前
記アンロック位置を規定する、請求項２２に記載のデバ
イス。 - 【請求項２９】 前記溝が、前記開口内に偏心開口部を
有し、そして該開口部が、前記アンロック位置におい
て、前記ネジ保持機構の前記開口部と整列する、請求項
２３に記載のデバイス。 - 【請求項３０】 前記ネジ保持手段が、前記ネジと係合
し、そして該ネジのあらゆる動きを防止する、請求項２
２に記載のデバイス。 - 【請求項３１】 前記ネジ保持機構が、該ネジ保持機構
が前記ロック位置にある間に、前記ネジが自由に回動す
ることを可能にする、請求項２２に記載のデバイス。 - 【請求項３２】 前記ネジ保持手段が、前記基部プレー
トの前記開口内に取り外し可能に取り付けられている、
請求項２２に記載のデバイス。 - 【請求項３３】 前記ネジ保持手段が、前記ロック位置
にある場合に、前記ネジを、前記基部プレートの上部表
面の下に維持する、請求項２２に記載のデバイス。 - 【請求項３４】 前記ネジ保持手段がＣ字型である、請
求項２２に記載のデバイス。 - 【請求項３５】 前記ネジ保持手段がＵ字型である、請
求項２２に記載のデバイス。 - 【請求項３６】 前記ネジ保持手段が前記中心軸の周囲
で圧縮可能である、請求項２２に記載のデバイス。 - 【請求項３７】 基部プレートの開口内に配置されるた
めのスナップリングであって、該プレート上に取り付け
可能であり、そしてネジが該基部プレートから緩むこと
を防止するために、該プレート上を、該開口に対してロ
ック位置とアンロック位置との間で可動であるネジ保持
手段を備える、スナップリング。 - 【請求項３８】 前記ネジ保持手段が、外側円筒形部
分、および前記開口の外側縁部に係合するための半径方
向の外向きに延びるフランジを備える、請求項３７に記
載のスナップリング。 - 【請求項３９】 前記外側円筒形部分が、中心軸を有
し、そして該外側円筒形部分上に位置する間隙を有す
る、請求項３８に記載のスナップリング。 - 【請求項４０】 前記ネジ保持手段が、前記外側円筒形
部分の前記中心軸とは異なる中心軸を有する開口部を含
む、請求項３７に記載のスナップリング。 - 【請求項４１】 前記ネジ保持手段が、前記間隙から１
８０°離れて位置する少なくとも１つの溝をさらに備
え、該少なくとも１つの溝が、前記基部プレート上の伸
長部と係合し、そして前記スナップリングを前記中心軸
の周囲で回転させた後に、該スナップリングを適所に固
定する、請求項４０に記載のスナップリング。 - 【請求項４２】 基部プレートの開口内に配置されるた
めのデバイスであって、該開口がポケットを含み、該デ
バイスが該プレート上に取り付け可能であり、そしてネ
ジが該基部プレートから緩むことを防止するための、該
プレート上を、該開口に対してロック位置とアンロック
位置との間で可動であるネジ保持手段を備える、デバイ
ス。 - 【請求項４３】 前記ネジ保持手段が、外側円筒形部分
を備える、請求項４２に記載のデバイス。 - 【請求項４４】 前記外側円筒形部分が中心軸を含み、
前記デバイスが、該中心軸の周囲で圧縮可能である、請
求項４２に記載のデバイス。 - 【請求項４５】 前記ネジ保持手段が、前記外側円筒形
部分の前記中心軸とは異なる中心軸を有する開口部を含
む、請求項４２に記載のデバイス。 - 【請求項４６】 前記開口のポケットが、前記円筒形部
分に対してわずかに大きな周囲を有する盲穴、前記ネジ
保持手段を内部に取り付けるためのアンダーカット、お
よび球状シートであって、これを通って延びる開口を有
する、球状シート、およびロッキングタブを含む、請求
項４２に記載のデバイス。 - 【請求項４７】 前記球状シートおよび開口が、前記ネ
ジを収容するように前記プレート中に機械加工されてい
る、請求項４６に記載のデバイス。 - 【請求項４８】 ネジの挿入の間に、前記前記部分およ
び開口が、前記ネジ保持手段上に位置する前記開口部と
整列する、請求項４７に記載のデバイス。 - 【請求項４９】 前記周囲部分およびそれを通る開口
が、前記盲穴の中心軸とは異なる中心軸を有する、請求
項４８に記載のデバイス。 - 【請求項５０】 脊椎の隣接する椎骨の固定のために、
少なくとも１つの骨ネジを利用する、骨プレートアセン
ブリであって、以下：基部プレートであって、該基部プ
レートを通って延びる少なくとも１つの開口を含み；こ
こで該少なくとも１つの開口が、それを通って延びる穴
を有する細長いスロットである、基部プレート；該スロ
ットの長さに沿った距離の球状シートを形成し、該ネジ
が該穴に通って入ることを可能にする、壁；および該プ
レート上に取り付けられ、そして該骨ネジが該基部プレ
ートから緩むことを防止するために、該プレート上を、
該開口に対してロック位置とアンロック位置との間で可
動である、ネジ保持手段、を備える、骨プレートアセン
ブリ。 - 【請求項５１】 前記少なくとも１つの開口が、前記ネ
ジ保持手段が前記ロック位置にある間に、前記ネジの前
記スロットの距離に沿った長手軸方向の動きを可能にす
る、請求項５０に記載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項５２】 前記ネジが、円筒形ネジ頭部を備え
る、請求項５１に記載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項５３】 前記少なくとも１つの開口が、他のバ
リエーションの球状頭部の周囲で回転し得ることなく、
前記ネジが並進することを可能にする、請求項５０に記
載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項５４】 基部プレートの開口内に配置されるた
めの挿入物であって、該プレート上に取り付け可能であ
り、そして骨ネジが該基部プレートから緩むことを防止
するために、該プレート上を該開口に対してロック位置
とアンロック位置との間でスライドにより可動であるネ
ジ保持手段を備え、ここで、該ネジ保持手段が、底部、
頂部、および２つの側部を備え、該底部が球状の形状の
凹部を有し、該頂部が、実質的にＵ字型の内側表面を形
成する第一の凹部、および該第一の表面に対して半径方
向の外向きにさらに弓状に延びる第二の表面を有し、そ
して該側部が、該基部プレートの該開口内に位置するア
ンダーカットと係合するために、半径方向に延びるリッ
プ手段を有する、挿入物。 - 【請求項５５】 前記側部が、前記基部プレートの前記
開口内に延びる突出部上に作動可能に係合する切れ込み
をさらに備える、請求項５４に記載の挿入物。 - 【請求項５６】 脊椎の隣接する椎骨の固定のために、
少なくとも１つの骨ネジを利用する、骨プレートアセン
ブリであって、以下：基部プレートであって、該基部プ
レートを通って延びる少なくとも１つの開口を含み、該
少なくとも開口が、それを通って延びる穴を有する細長
いスロットである、基部プレート；該ネジが該穴に通っ
て入ることを可能にするために、該スロットの長さに沿
った距離の球状シートを形成する壁であって、該穴の内
部に延びる少なくとも１つの突出部、および該基部プレ
ートの該開口の内部に位置する少なくとも１つのアンダ
ーカットを備える、壁；および該プレート上に取り付け
可能であり、そして骨ネジが該基部プレートから緩むこ
とを防止するために、該プレート上を、該開口に対して
ロック位置とアンロック位置との間でスライドにより可
動である、ネジ保持手段であって、ここで、該ネジ保持
手段が、底部、頂部、および２つの側部を備え、該底部
が、球状の形状の凹部を有し、該頂部が、実質的にＵ字
型の内側表面を形成する第一の凹部、および該第一の表
面に対して半径方向の外向きにさらに弓状に延びる第二
の表面を有し、そして該側部が、該基部プレートの該開
口内に位置するアンダーカットと係合するために、半径
方向に延びるリップ手段を有する、ネジ保持手段を備え
る、骨プレートアセンブリ。 - 【請求項５７】 前記ネジ保持手段が前記ロック位置に
ある間に、前記少なくとも１つの開口が、前記スロット
の距離に沿った、前記ネジの長手軸方向の動きを可能に
する、請求項５６に記載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項５８】 前記少なくとも１つの突出部が、ロッ
ク位置において、前記ネジ保持手段の切れ込みに作動可
能に係合する、請求項５６に記載の骨プレートアセンブ
リ。 - 【請求項５９】 前記ネジが、円筒形ネジ頭部を備え
る、請求項５６に記載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項６０】 前記少なくとも１つの開口が、他のバ
リエーションの球状頭部の周囲で回転し得ることなく、
前記ネジが並進することを可能にする、請求項５６に記
載の骨プレートアセンブリ。 - 【請求項６１】 脊椎の隣接する骨の固定のために、少
なくとも１つの骨ネジを利用する、骨プレートアセンブ
リであって、以下：基部プレートであって、該基部プレ
ートを通って延びる少なくとも１つの穴；該骨ネジを収
容するための、該少なくとも１つの穴内に作動可能に係
合した挿入手段；および該挿入手段内に取り付けられ、
そして該骨ネジが該基部プレートから緩むことを防止す
るために、挿入手段内を、該挿入手段に対してロック位
置とアンロック位置との間で可動であるネジ保持手段、
を備える、骨プレートアセンブリ。
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|---|---|---|---|
| US10/095,720 US6695846B2 (en) | 2002-03-12 | 2002-03-12 | Bone plate and screw retaining mechanism |
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