JP2003264812A - ポイント集計システムおよび受信端末装置 - Google Patents

ポイント集計システムおよび受信端末装置

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JP2003264812A
JP2003264812A JP2002364086A JP2002364086A JP2003264812A JP 2003264812 A JP2003264812 A JP 2003264812A JP 2002364086 A JP2002364086 A JP 2002364086A JP 2002364086 A JP2002364086 A JP 2002364086A JP 2003264812 A JP2003264812 A JP 2003264812A
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Kazumi Mizuguchi
和美 水口
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ADC Technology Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子番組ガイド(EPG)を利用して更に多
彩なサービスを提供すると共に、こうしたサービスの利
用を喚起することを目的とする。 【解決手段】 リモコンのEPGキーが押されると、R
AMに累積されたEPGに関わる情報が画像表示装置2
に出力される。EPG50が画像表示装置2の画面の上
部4/5ほどに表示され、残る1/5の欄60にはサー
ビス情報が表示されている。この欄60には、アンケー
ト、コマーシャル、物販、検索サービスが表示されてお
り、ユーザーはこれらの中から所望のサービスを選ぶ
と、そのサービスを受けられると共に、これら各サービ
スに対応して設定されているポイントを得ることができ
る。従って、これらのサービスの利用を喚起することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子番組ガイドを
利用したポイント集計システムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン装置などの画像表示装置
に、表形式で放送番組を表示し、利用者が所望の番組を
選択したり、ビデオ録画予約したりできるようにしたシ
ステム(以下、EPG(Electronic Program Guide)と
いう)が実現されている。
【0003】このEPGは、地上波放送のようなアナロ
グ放送でも行なわれているが、放送衛星や通信衛星を用
いて行なわれているデジタル放送においては、チャンネ
ル数が非常に多いため、特に重要な技術となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このEPG
を利用して更に多彩なサービスを提供するためになされ
たもので、請求項1に記載のポイント集計システム(以
下、単にシステムともいう)は、こうしたサービスの利
用を喚起することを目的としている。
【0005】また請求項2に記載のポイント集計システ
ムは、特典が付与されるポイントが貯まったことをユー
ザーが知ることができる様にすることを目的としてい
る。請求項3に記載のポイント集計システムは、ケーブ
ルテレビに適用した場合の態様を提案するものである。
【0006】また請求項4に記載のポイント集計システ
ムは、番組の検索を行なう毎にポイントが累積するよう
にすることを目的としている。また更に、請求項5に記
載のポイント集計システムは、請求項4と同様の効果を
奏すると共に、番組の検索に必要な情報を、放送信号で
送らなくても良いようにすることを目的としている。
【0007】そして請求項6に記載のポイント集計シス
テムは、番組の検索サービスで検索した番組の放送開始
時間などを視覚的に確認できるようにすることを目的と
している。請求項7に記載のポイント集計システムは、
番組ガイド情報に広告効果を付与すると共に、これの停
止をも可能にすることを目的としている。
【0008】請求項8から10にいずれか記載のポイン
ト集計システムは、有料放送の料金(いわゆる受信料、
聴取料など)の未納を防止することを目的としている。
請求項11に記載のポイント集計システムは、有料放送
の料金の未納を検出する手段の一例を提案するものであ
る。
【0009】請求項12に記載のポイント集計システム
は、電子番組ガイドで番組を選択するたびにポイントが
貯まるようにすることを目的としている。請求項13に
記載のポイント集計システムは、電子番組ガイドで番組
を選択した際にユーザーがもらえるポイントを分かり易
くすることを目的としている。
【0010】請求項14に記載のポイント集計システム
は、人が多く集まる所で用いた場合により多くのポイン
トを得られるようにすることを目的としている。請求項
15に記載のポイント集計システムは、通信販売で商品
を購入するたびにポイントが貯まるようにすることを目
的としている。
【0011】請求項16に記載のポイント集計システム
は、コマーシャルメッセージを見たり聞いたりするたび
にポイントが貯まるようにすることを目的としている。
請求項17に記載のポイント集計システムは、本システ
ムによって提供される特典を例示するものである。
【0012】請求項18に記載のポイント集計システム
は、ユーザーによる指示を着実に受信できるようにする
ことを目的としている。請求項19に記載のポイント集
計システムは、電子番組ガイドを介して番組の録画が行
なわれるたびにポイントが貯まるようにすることを目的
としている。
【0013】請求項20に記載のポイント集計システム
は、録画装置から離れた箇所においても電子番組ガイド
を介して番組の録画が可能にすることを目的としてい
る。請求項21に記載のポイント集計システムは、様々
なサービスを1つのポイント累積手段で一元累積できる
ようにすることを目的としている。
【0014】請求項22に記載の本発明は、請求項1か
ら21にいずれか記載のポイント集計システムに用いら
れる受信端末装置を提供するものである。請求項23に
記載の本発明は、請求項22に記載の受信端末を簡素に
構成することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めになされた本発明の請求項1に記載のポイント集計シ
ステムは、放送番組のガイドをするための番組ガイド情
報を画像表示装置に出力する番組ガイド表示手段と、所
定値まで累積すると特典が付与されるポイントが予め設
定されたサービスを案内するサービス情報、を外部から
取得するサービス情報取得手段と、前記サービス情報取
得手段が取得したサービス情報を前記画像表示装置に表
示するサービス情報表示手段と、該サービス情報表示手
段により表示されたサービス情報を利用する旨の指示を
ユーザーから受けるためのサービス指定手段と、前記サ
ービス指定手段により前記指示を受けたサービスを前記
ユーザーに対して提供するサービス提供手段と、前記サ
ービス提供手段によってサービスが提供されると、該サ
ービスに設定されている前記ポイントを該サービスを利
用したユーザーごとに累積していくポイント累積手段と
を備えたことを特徴とする。
【0016】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載のポイント集計システムにおいて、前記ポイント加算
手段による累積値が予め定められた値に達すると、該値
に累積値が達したことを前記ユーザーに報知する報知手
段を備えたことを特徴とする。
【0017】請求項3に記載の本発明は、請求項1また
は2に記載のポイント集計システムにおいて、当該ポイ
ント集計システムが、ホスト局と受信端末とを双方向通
信回線で接続して前記放送番組を受信端末に供給するケ
ーブルテレビ放送において用いられるものであり、前記
サービス情報取得手段が、前記双方向通信回線により前
記ホスト局から前記サービス情報を取得するものであ
り、前記サービス提供手段が、前記サービス指定手段に
よって、ユーザーからサービス情報を利用する旨の指示
を前記双方向通信回線を介して受けると、該双方向通信
回線により前記ホスト局から前記受信端末へサービスを
提供するものであることを特徴とする。
【0018】請求項4に記載の本発明は、請求項1から
3にいずれか記載のポイント集計システムにおいて、前
記サービス情報取得手段が、少なくとも、番組を検索す
るサービスの前記サービス情報と、前記番組ガイド情報
と、番組を検索するための情報とを含む放送信号を外部
から受信するチューナであり、前記番組ガイド表示手段
が、前記サービス情報取得手段により外部から受信され
た前記番組ガイド情報を前記画像表示装置に出力するも
のであり、前記サービス提供手段が、前記サービス指定
手段によって、前記サービスとして番組の検索が指定さ
れると前記チューナが受信した該サービスに必要な情報
から検索を行なうものであり、前記ポイント累積手段
が、前記サービス提供手段により番組の検索が行なわれ
ると、番組の検索に対して設定された前記ポイントを累
積するものであることを特徴とする。
【0019】請求項5に記載の本発明は、請求項1から
3にいずれか記載のポイント集計システムにおいて、前
記サービス情報取得手段が、少なくとも、番組を検索す
るサービスの前記サービス情報と、番組を選択するため
の電子番組ガイドと、を含む放送信号を外部から受信す
るチューナであり、前記サービス提供手段が、番組を検
索するための情報が予め記憶され、前記サービス指定手
段によって、前記サービスとして番組の検索が指定され
ると、該番組を検索するための情報に基づき検索を行な
い、該検索の結果を前記ユーザーに送信する番組検索サ
ーバであり、前記ポイント累積手段が、前記番組検索手
段により番組の検索が行なわれると、番組の検索に対し
て設定された前記ポイントを累積するものであることを
特徴とする。
【0020】請求項6に記載の本発明は、請求項4また
は5に記載のポイント集計システムにおいて、前記サー
ビス提供手段によって検索された番組を、前記番組ガイ
ド表示手段により表示された番組ガイド情報において識
別可能に表示することを特徴とする。
【0021】請求項7に記載の本発明は、請求項1から
6にいずれか記載のポイント集計システムにおいて、前
記番組ガイド表示手段が、前記番組ガイド情報を前記画
像表示装置に表示する際に、該画像表示装置に広告を表
示する広告表示手段と、該広告表示手段による広告の表
示を、前記ユーザーの指示に応じて停止させる広告停止
手段とを備えたことを特徴とする。
【0022】請求項8に記載の本発明は、請求項1から
7にいずれか記載のポイント集計システムにおいて、前
記放送番組の少なくとも一部が、有料放送であり、前記
ユーザーが前記有料放送の料金を納付したか否かを検出
する納付検出手段と、該納付検出手段により前記ユーザ
ーが料金を納付していないことが検出された場合には、
前記サービス提供手段によるサービスの提供が受けられ
ないようにするサービス制限手段とを備えたことを特徴
とする。
【0023】請求項9に記載の本発明は、請求項1から
7にいずれか記載のポイント集計システムにおいて、前
記放送番組の少なくとも一部が、有料放送であり、前記
ユーザーが前記有料放送の料金を納付したか否かを検出
する納付検出手段と、該納付検出手段により前記ユーザ
ーが料金を納付していないことが検出された場合には、
前記番組ガイド情報による番組の選択ができないように
する番組選択制限手段とを備えたことを特徴とする。
【0024】請求項10に記載の本発明は、請求項1か
ら7にいずれか記載のポイント集計システムにおいて、
前記放送番組の少なくとも一部が、有料放送であり、前
記ユーザーが前記有料放送の料金を納付したか否かを検
出する納付検出手段と、該納付検出手段により、前記ユ
ーザーが料金を納付していない場合には、前記特典が受
けられないようにする特典制限手段とを備えたことを特
徴とする。
【0025】請求項11に記載の本発明は、請求項8か
ら10にいずれか記載のポイント集計システムにおい
て、前記有料放送の料金が納付されると、料金を受領し
た旨を示す受領情報を、前記制限手段に送信する受領情
報送信手段を備え、前記納付検出手段が、前記受領情報
を受信することにより料金の納付を検出するものである
ことを特徴とする。
【0026】請求項12に記載の本発明は、請求項1か
ら11にいずれか記載のポイント集計システムにおい
て、前記放送番組が、0点以上のポイントが予めそれぞ
れ設定されたものであり、前記サービス提供手段が、前
記サービスとして、少なくとも、前記番組ガイド表示手
段に表示された番組情報の中から放送番組の選択を提供
するものであり、前記ポイント累積手段が、前記サービ
ス提供手段により番組の選択が行なわれると、各番組に
対して設定された前記ポイントを累積するものであるこ
とを特徴とする。
【0027】請求項13に記載の本発明は、請求項12
に記載のポイント集計システムにおいて、前記番組ガイ
ド表示手段が、前記放送番組に予め設定された前記ポイ
ントの内、0点よりも大きなポイントを、対応する番組
と共に前記番組ガイド情報として前記画像表示装置に出
力するものであることを特徴とする。
【0028】請求項14に記載の本発明は、請求項12
または13に記載のポイント集計システムにおいて、前
記放送番組に設定された各ポイントが、該放送番組が表
示される装置が設置される箇所に応じ変化され、該箇所
に集まる人の数が多いほど高くされることを特徴とす
る。
【0029】請求項15に記載の本発明は、請求項1か
ら14にいずれか記載のポイント集計システムにおい
て、前記サービス提供手段が、前記サービスとして、少
なくとも通信販売を行なうものであることを特徴とす
る。
【0030】請求項16に記載の本発明は、請求項1か
ら15にいずれか記載のポイント集計システムにおい
て、前記サービス提供手段が、前記サービスとして、少
なくともコマーシャルメッセージの配信を行なうもので
あることを特徴とする。
【0031】請求項17に記載の本発明は、請求項1か
ら16にいずれか記載のポイント集計システムにおい
て、前記特典として、商品購入権、商品引換券、有料番
組の無料視聴権、インターネット有料サイトの無料利用
権、電話の無料利用権、割引券、現金、航空券の少なく
とも1つが付与されることを特徴とする。
【0032】請求項18に記載の本発明は、請求項1か
ら17にいずれか記載のポイント集計システムにおい
て、前記サービス指定手段が、前記ユーザーからの指示
の少なくとも一部を、当該サービス指定手段から前記サ
ービス提供手段への通信回線が空いているときに該サー
ビス提供手段へ送信するものであることを特徴とする。
【0033】請求項19に記載の本発明は、請求項1か
ら18にいずれか記載のポイント集計システムにおい
て、前記サービス情報取得手段が、少なくとも、番組を
録画するサービスの前記サービス情報と、番組を選択す
るための電子番組ガイドと、該電子番組ガイドに含まれ
る各番組の開始時刻、終了時刻、および放送チャンネル
と、を外部から受信する受信部であり、前記サービス指
定手段が、電子番組ガイドに表示された番組を選択する
ことにより番組を録画するサービスの指定を受けるもの
であり、前記サービス提供手段が、前記サービス指定手
段によって、前記サービスとして番組の録画が指定さ
れ、かつ該録画の対象となる番組が前記ユーザーにより
入力されると、当該サービス指定手段に有線または無線
にて接続された録画装置に、前記受信部が受信した、該
番組に対応する開始時刻、終了時刻、および放送チャン
ネルに基づいて録画予約を行なうものであることを特徴
とする。
【0034】請求項20に記載の本発明は、請求項19
に記載のポイント集計システムにおいて、前記画像表示
装置が、無線電話装置に設けられた表示装置であり、前
記サービス情報取得手段が、前記無線電話装置の備える
アンテナを介して外部から、少なくとも、番組を録画す
るサービスの前記サービス情報と、番組を選択するため
の電子番組ガイドと、該電子番組ガイドに含まれる各番
組の開始時刻、終了時刻、および放送チャンネルと、を
受信する受信部であり、前記サービス指定手段が、前記
無線電話装置に設けられ、数字、記号などが付されたキ
ーであり、前記サービス提供手段が、前記キーによっ
て、前記サービスとして番組の録画の指定、該録画の対
象となる番組の入力、および電話番号が入力されると、
該電話番号にて特定される録画装置に、前記受信部が受
信した、該番組に対応する開始時刻、終了時刻、および
放送チャンネルに基づいて録画予約を行なうものである
ことを特徴とする。
【0035】請求項21に記載の本発明は、請求項1か
ら20にいずれか記載のポイント集計システムにおい
て、前記サービス提供手段が、サービスごとに設けら
れ、各サービスが利用された旨の情報を前記ポイント累
積手段に送信するものであり、前記ポイント累積手段
が、前記各サービス提供手段から送信された、各サービ
スが利用された旨の情報をユーザー毎に累積するもので
あることを特徴とする。
【0036】請求項22に記載の本発明は、請求項1か
ら21にいずれか記載のポイント集計システムにて用い
られる受信端末装置であって、少なくとも前記サービス
情報取得手段、前記サービス情報表示手段、および前記
サービス指定手段を備えたことを特徴とする。
【0037】請求項23に記載の本発明は、請求項22
に記載の受信端末装置において、外部に設けられた前記
サービス提供手段から、サービスの提供を受け、外部に
設けられた前記ポイント累積手段に、該サービスに設定
されている前記ポイントを累積させることを特徴とす
る。
【0038】
【発明の実施の形態および発明の効果】請求項1に記載
のポイント集計システムは、番組ガイド情報(例えばE
PG)が表示される画像表示装置に、サービス情報表示
手段によってサービス情報が表示される。このサービス
情報は、ポイントが予め設定されたサービスを案内する
もので、このポイントが所定値まで累積すると特典が付
与される。なおサービス情報は、サービス情報取得手段
によって外部から取得される。
【0039】こうして表示されたサービス情報から、ユ
ーザーがサービス指定手段を用いて指定すると、そのサ
ービスがサービス提供手段によってユーザーに提供され
る。サービスがユーザーに提供されると、ポイント累積
手段が、そのサービスに設定されているポイントをユー
ザー毎に累積していく。
【0040】このように、請求項1に記載のポイント集
計システムによれば、サービスを利用する毎に、ポイン
トが累積されていくので、サービス情報にて案内される
サービスの利用を喚起することができる。また、サービ
ス情報は、EPGなどの番組ガイド情報が表示される画
像表示装置に出力されるため、ユーザーは頻繁にサービ
ス情報を目にすることになる。
【0041】なお、サービス情報取得手段が取得するサ
ービスは複数種類あっても構わない。この場合には、サ
ービスごとに異なるポイントが設定されていても構わな
いし、すべて同じポイントであっても良い。このように
サービスが複数ある場合には、サービス指定手段は、複
数のサービスのいずれを利用するかの指示をユーザーか
ら受けるものにすると良い。
【0042】また請求項2に記載のポイント集計システ
ムでは、ポイント加算手段による累積値が予め定められ
た値に達すると、該値に累積値が達したことをユーザー
に報知する報知手段を備えている。なお、予め定められ
た値は複数設定できるようにしても構わない。
【0043】このような請求項2に記載のポイント集計
システムにおいて、「予め定められた値」として、特典
が得られるポイントを設定しておけば、ユーザーは報知
手段によって為される報知動作により、その特典が付与
されるポイントが貯まったことを知ることができる。
「予め定められた値」として切りのいい数字(例えば、
100、500、1000、…)にしておけば、ユーザ
ーはこれらの数字だけポイントが貯まったことを知るこ
とができる。また、次のような態様にしても良い。すな
わち、ポイントが増える毎にそのときのポイントの累積
値を画像表示装置に表示する。これは例えば、ポイント
の最小単位が1ならば、1、2、3、…を「予め定めら
れた値」として設定したことに相当する。こうすれば、
ユーザーは画像表示装置を見ていれば、現在累積されて
いるポイントの値を知ることができる。
【0044】請求項3に記載のポイント集計システム
は、本発明をケーブルテレビ放送に適用したものであ
る。このケーブルテレビ放送では、ホスト局と受信端末
とが双方向通信回線で接続されている。そしてこの双方
向通信回線により、サービス情報取得手段が、ホスト局
からサービス情報を取得する。また同じ双方向通信回線
を介して、サービス提供手段が、サービス指定手段によ
って、ユーザーからサービス情報を利用する旨の指示を
受けると、この双方向通信回線により受信端末から前記
ホスト局へサービスを提供するものとなっている。
【0045】このようにケーブルテレビ放送では双方向
通信が容易に可能であるため、本発明の適用対象として
非常に適している。請求項4に記載のポイント集計シス
テムでは、サービス情報取得手段が、サービス情報と、
番組ガイド情報とを含む放送信号を外部から受信するチ
ューナとして構成されている。すなわち、番組ガイド情
報、サービス情報は、放送信号として、当該システムに
送信されてくる。番組ガイド表示手段は、この放送信号
中の番組ガイド情報を画像表示装置に表示する。そして
サービス情報の中には「番組の検索」が含まれており、
この「番組の検索」に必要な情報も放送信号として送ら
れて来る。ここで「番組の検索」としては、番組名を直
接指定したり、分野(例えば、ニュース、スポーツ、教
養)から絞りこんだり、出演者名から絞りこんだりな
ど、様々な態様が考えられる。検索結果は、その番組が
放送される時刻とチャンネルを表示したり、番組名を直
接指定しない場合には番組名を表示したり、視覚的に表
示したり(請求項6を参照)するなどが考えられる。
【0046】サービス指定手段によって、「番組の検
索」が指定されると、サービス提供手段は、チューナが
受信した「番組の検索」に必要な情報を用いて番組の検
索を行なう。そしてポイント累積手段は、「番組の検
索」が行なわれると、これに対して設定されたポイント
を累積していく。
【0047】このような請求項4に記載のポイント集計
システムによれば、番組を検索するだけでポイントを貯
めていくことができる。請求項5に記載のポイント集計
システムは、請求項4に記載したシステムに似ている
が、チューナ(サービス情報取得手段)が受信する放送
信号の中に、「番組の検索」が含まれていない点が異な
る。ただしサービス指定手段にて「番組の検索」を指定
するのは可能であり、これが指定されると、番組検索手
段が「番組の検索」に必要な情報に基づき番組検索サー
バが検索を行ない、検索の結果を前記ユーザーに送信す
る。番組検索サーバには「番組の検索」に必要な情報が
予め記憶されている。「番組の検索」が行なわれると、
番組の検索に対して設定されたポイントがポイント累積
手段により累積されるのは、請求項4のシステムと同様
である。
【0048】つまりこのシステムでは、番組検索サーバ
に「番組の検索」に必要な情報が予め記憶されているの
で、放送信号を送信する側が、この情報を送信する必要
が無い。従って、請求項5に記載のポイント集計システ
ムによれば、放送信号を単純にすることができる。
【0049】請求項6に記載のポイント集計システムで
は、サービス提供手段によって検索された番組を、番組
ガイド表示手段により表示された番組ガイド情報におい
て識別可能に表示するようにされている。このようなシ
ステムによれば、検索した番組を視覚的に表示させるこ
とができる。また、この番組ガイド情報により録画予約
が可能にされていれば、その録画予約操作も簡単であ
る。すなわち、録画したい番組を「番組の検索」サービ
スを用いて検索し、この結果、視覚的に識別表示される
番組を指定すれば、予約ができ、その番組が何日の何チ
ャンネルの何時から始まるかを、ユーザーが意識する必
要が無い。
【0050】請求項7に記載のポイント集計システムは
広告表示手段を備えている。これは、番組ガイド表示手
段が番組ガイド情報を画像表示装置に表示する際に、広
告も表示する。ただしこうすると、番組を提供する側、
サービスを提供する側、特典を付与する側にとって不都
合な広告が表示される場合がある。またこれら3者の中
に、広告を出すこと自体を嫌がる者がいる場合もある。
【0051】そこでこのシステムでは、更に広告停止手
段を備えており、この広告停止手段が、広告の表示をユ
ーザーの指示に応じて停止する。すなわち、ユーザーの
意志により広告を表示させたり表示させなかったりする
ことができる。従って、請求項7に記載のシステムによ
れば、番組ガイド情報に広告効果を付与すると共に、こ
れの停止をも可能となる。
【0052】請求項8に記載のポイント集計システム
は、放送番組の少なくとも一部が有料放送である場合の
システムである。この有料放送の料金をユーザーが納付
したか否かを納付検出手段にて検出する。「ユーザーが
料金を納付していない」と検出された場合にはサービス
制限手段が、サービス提供手段によるサービスの提供を
ユーザーが受けられないようにする。
【0053】すなわち、納付をしていないユーザーは、
たとえ本システムを利用していても、サービス(例え
ば、後述する通信販売、番組の検索、番組の録画予約、
アンケートの参加など)を利用できなくなる、というペ
ナルティを受ける。従って、請求項8に記載のシステム
によれば、有料放送の料金の未納を防止できる。
【0054】請求項9に記載のポイント集計システム
は、請求項8のシステムと同様、納付検出手段を備えて
おり、これにより「ユーザーが料金を納付していない」
と検出された場合には番組選択制限手段が、番組ガイド
情報による番組の選択ができないようにする。
【0055】従って、請求項9に記載のシステムによっ
ても、有料放送の料金の未納を防止できる。なお、全て
の番組の選択ができないようにしてもよいが、その有料
番組を選択することのみができないようにしてもよい。
いずれにしても、電子番組ガイドを用いることなく番組
を選択することができないようにしておくとこのシステ
ムは一層効果的である。
【0056】また、請求項12のように番組を選択した
だけでポイントが付与されるように構成すると、「番組
の選択」はサービスの1つとなるので、この場合の請求
項9に記載のシステムは請求項8に記載のシステムと見
なすこともできる。請求項10に記載のポイント集計シ
ステムは、請求項8のシステムと同様、納付検出手段を
備えており、これにより「ユーザーが料金を納付してい
ない」と検出された場合には特典制限手段が、特典が受
けられないようにする。
【0057】ここで、特典が受けられないようにする手
法としては、サービスを利用してもポイントが得られな
い、ポイントが必要量、貯まっても特典が付与されな
い、等が考えられる。従って、請求項10に記載のシス
テムによっても、有料放送の料金の未納を防止できる。
【0058】これら請求項8〜10に記載のシステムで
用いられる納付検出手段は、請求項11に記載のように
実現することが考えられる。すなわち、納付検出手段
を、受領情報を受信することにより料金の納付を検出す
るものとする。ここで受領情報とは、ユーザーから料金
を受領した旨を示す情報であり、有料放送の料金が納付
されると受領情報送信手段によって制限手段(すなわち
サービス制限手段、番組選択制限手段、特典制限手段の
内の対応するもの)に送信される。
【0059】ここで、料金の受領先としては、有料番組
を放送する放送局が挙げられる。また、銀行や郵便局等
の金融機関の口座からの自動引落により料金を支払う場
合にはこれらの金融機関を料金の受領先としてもよい。
受領情報を制限手段に送信する方法としては、請求項3
のようにケーブルテレビとして構成されており、そのユ
ーザーの持っている受信端末に番組選択制限手段が設け
られている場合には、双方向通信回線を用いて受信端末
に送信することが挙げられる。また、後述するようにイ
ンターネットにてサービス提供手段からユーザーにサー
ビスが提供されており、このサービスを制限するサービ
ス制限手段に受領情報を送信する場合には、放送局から
サービス提供手段に、受領情報を送信することが挙げら
れる。
【0060】磁気カードやICカード(以下、カードと
言う)に受領情報を記録し、カードを郵送等でユーザー
に送ることも考えられる(この場合もここでは送信と呼
ぶことにする)。ユーザーがこのカードを受信端末に差
し込むと、受信端末に設けられた納付手段が「このユー
ザーは料金を支払った」と検出し、サービスの提供や番
組の選択が可能になるようにしてもよい。
【0061】請求項12に記載のポイント集計システム
は、放送番組にそれぞれ0点以上のポイントが予め設定
されている。そして番組ガイド表示手段に表示された番
組情報の中から放送番組を選択すると、各番組に対して
設定されたポイントが累積される。
【0062】このようなポイント集計システムによれ
ば、番組ガイド情報で番組を選択するたびにポイントを
ためることができる。なお、ポイントを番組毎に設定す
るといっても全ての番組を互いに異なるポイントにする
必要はもちろんない。むしろ、全ての番組に同じポイン
ト(この場合は0点は含まれない)を設定してもよい。
この場合には「番組の選択」というサービスを受けさえ
すれば、選択した番組に関わらず一定のポイントがもら
えることになる。
【0063】請求項13に記載のポイント集計システム
は、放送番組に予め設定された前記ポイントの内、0点
よりも大きなポイントを、対応する番組と共に番組ガイ
ド情報として画像表示装置に出力する。つまりこのポイ
ント集計システムでは、番組を選択すると何点ポイント
がもらえるかについて、番組ガイド情報が出力された画
像表示装置を見ることに知ることができる。なお、設定
されたポイントが0点である番組(つまり選択してもポ
イントをもらえない番組)についてはポイントを表示し
なくてもよいし、「0点」「0」または「ゼロ」等と表
示してもよい。
【0064】このようなポイント集計システムによれ
ば、電子番組ガイドで番組を選択した際にユーザーがも
らえるポイントが非常に分かり易い。請求項14に記載
のポイント集計システムは、放送番組に設定された各ポ
イントが、放送番組が表示される装置が設置された箇所
が人が多く集まる場所であるほど高くされる。ここで
「放送番組が表示される装置」としては、画像表示装置
すなわち番組ガイド情報が表示される装置でもよいし、
別の表示装置でもよい。
【0065】装置が設置された箇所が、人が多く集まる
所であるか否かは、その装置を設置する際に、装置を利
用する側がポイントを付与する側に申請し、それをポイ
ントを付与する側が認定することにより行なうとよい。
例えば、病院の待合室、空港の待合室、駅の待合室、街
中などは「人が多く集まる」と判定できる。また、その
装置に画像処理装置を設けるなどしてどの程度の人数、
その装置の画像を見ているかを検出し「人が多い」と判
定されたら自動的にポイントを高くし、逆に「人が少な
い」と判定されたら自動的にポイントが低くなるように
してもよい。
【0066】このようなポイント集計システムによれ
ば、人が多く集まる所で用いた場合により多くのポイン
トを得ることができる。なお、人が多く集まる箇所は、
チャンネルが固定され、その装置の電源が入れられたま
まにされることも珍しくない。こうした場合に、各番組
に異なるポイントが予め設定されているならば、番組の
変化と共に次々にポイントがもらえるようにしてもよい
し、初めにそのチャンネルを表示させるために選択され
た番組のポイントのみをもらえるようにしてもよい。
【0067】請求項15に記載のポイント集計システム
は、サービス提供手段が、サービスとして通信販売を行
なう。このシステムによれば、ユーザーがこのシステム
を利用して通信販売により商品を購入するたびにポイン
トをためることができる。請求項16に記載のポイント
集計システムは、サービス提供手段が、サービスとし
て、コマーシャルメッセージの配信を行なうようにされ
ている。ここでコマーシャルメッセージ(以下、CMと
もいう)とは、テレビジョンで放送されるCM映像、新
聞広告、車内吊り広告、駅に貼り出される広告などを指
す。配信されたCMは、番組ガイド情報が出力される画
像表示装置に表示される(新聞広告や車内吊り広告の場
合はこれらを映像信号にしたものを画像表示装置に表示
させる)のが望ましいが、これ以外の装置に出力させて
も良い。例えば、サービスとして新聞広告の配信を受け
る場合には、別途入力された番号へFAXとして配信す
ることが考えられる。また、画像表示装置に表示させる
場合に、この画像表示装置にスピーカなどがついていれ
ば、CM映像に合せた音声(および/または音楽。以下
「音声」で代表させる)を同時に出力させても良いし、
あるいはラジオで放送されるCM音声を配信し、これを
スピーカから出力させても良い。
【0068】このシステムによれば、CMの配信を受け
るたびにポイントが貯まるので、CMを見る(または聞
く)よう、ユーザーに喚起することができる。こうして
サービスの利用をして貯めたポイントが所定値に達した
場合に付与される特典としては、請求項17に記載のよ
うに、商品購入権、商品引換券、有料番組の無料視聴
権、インターネット有料サイトの無料利用権、電話(携
帯電話、PHSも含むものとする)の無料利用権、割引
券、現金、航空券の少なくとも1つとするとよい。これ
らの内、有料番組の無料視聴権、インターネット有料サ
イトの無料利用権、電話の無料利用権、および現金は、
当該システムの中に「特典付与手段」とでも言うべきも
のを構成することも可能である。例えば、現金の場合に
は、ユーザーから指定された口座に振り込むことが考え
られる。また、請求項15のようにサービスとして通信
販売が提供可能にされていれば、商品購入権も当該シス
テムにて付与することが可能となる。これには例えば、
所定のポイント数が貯まったら、それに応じた金額を通
信販売で用いることが可能となるようにすることが考え
られる。
【0069】また、これらの特典の中からユーザーが好
みの特典を選べるようにすると一層よい。こうすれば、
サービスの利用を更に強く喚起することができる。な
お、これらに挙げた特典の内の1つを含んでいれば、こ
れ以外の特典を付与できるように構成してももちろん良
い。
【0070】ところで、サービスの中には、請求項4に
記載した本発明のように、放送する側からユーザー側
(サービス情報取得手段)への単方向通信で実現できる
ものもあるが、双方向通信で行なう必要のあるものも多
い。また、ポイントの累積については、ユーザー側の受
信端末で行なうことも考えられるが、何れは累積結果
を、特典を付与する者に通知する必要がある。
【0071】このようにユーザー側から 放送する側や
サービス提供手段や特典を付与する側に何かを送信する
必要がある場合に、その通信回線が混んでいると、受け
取る側に送信内容が着実に伝わらない恐れがある。これ
を解決するのが請求項18に記載の本発明である。すな
わち請求項18に記載のポイント集計システムでは、サ
ービス指定手段が、ユーザーからの指示の少なくとも一
部については、サービス指定手段からサービス提供手段
への送信を、通信回線が空いているとき(例えば、深
夜、早朝)に行なうものとなっている。
【0072】このようにすれば、サービス指定手段から
サービス提供手段へ、送信内容を着実に伝えることがで
きる。なお、前述の請求項4に記載した本発明の場合
は、サービス提供手段の少なくとも一部がユーザー側に
あるため、サービス指定手段からこのサービス提供手段
への回線(配線)が混むことは考えにくい。従って、こ
のサービス指定手段に関しては随時、サービス提供手段
に送信内容を伝えて構わない。
【0073】請求項19に記載のポイント集計システム
は、電子番組ガイドを用いて番組の録画を行なうと、ポ
イントが溜まるようにされている。このために、サービ
ス情報取得手段は、番組を録画するサービスのサービス
情報と、番組を選択するための電子番組ガイドと、電子
番組ガイドに含まれる各番組の開始時刻、終了時刻、お
よび放送チャンネルと、を外部から受信する受信部とし
て構成され、サービス指定手段は、電子番組ガイドに表
示された番組を選択することにより番組を録画するサー
ビスの指定を受けるものとされている。
【0074】そしてサービス提供手段が、サービス指定
手段によって、サービスとして番組の録画が指定され、
かつ該録画の対象となる番組がユーザーにより入力され
ると、当該サービス指定手段に有線または無線にて接続
された録画装置に録画予約を行なうものとなっている。
この録画予約は、受信部が受信した、該番組に対応する
開始時刻、終了時刻、および放送チャンネルに基づいて
行なわれる。
【0075】このようなポイント集計システムによれ
ば、電子番組ガイドを介して番組の録画が行なわれるた
びにポイントが貯まる。なお、受信部(サービス情報取
得手段)は、電子番組ガイドに含まれる各番組の終了時
刻の代わりにその番組の放送時間を受信するものとして
もよい。また、録画する番組に応じてもらえるポイント
が異なるようにしてもよい。この場合には、録画したと
きにもらえるポイントがゼロの番組、すなわち録画して
もポイントをもらえない番組を設定してもよい。
【0076】請求項20に記載のポイント集計システム
は、携帯電話、PHS(Personal Handyphone Syste
m)、またはこれらを内蔵したPDA(Personal Degita
l Asistant:携帯情報端末と呼ばれる物)などの無線電
話装置から、電子番組ガイドを用いて番組の録画を行な
うと、ユーザーがポイントを得ることができるシステム
である。すなわちこのシステムでは、画像表示装置が、
こうした無線電話装置に設けられた表示装置として構成
され、サービス情報取得手段が、無線電話装置の備える
アンテナを介して外部から、少なくとも、番組を録画す
るサービスのサービス情報と、番組を選択する電子番組
ガイドと、電子番組ガイドに含まれる各番組の開始時
刻、終了時刻、および放送チャンネルと、を受信する受
信部として構成されている。
【0077】そしてサービス指定手段が、無線電話装置
に設けられ、数字、記号などが付されたキーとして構成
され、サービス提供手段が、無線電話装置のキーによっ
て、サービスとして番組の録画の指定、録画の対象とな
る番組の入力、および電話番号が入力されると、電話番
号にて特定される録画装置に録画予約を行なうものとし
て構成されている。
【0078】ここで、電話番号にて特定される録画装置
とは、その電話番号により電話回線が繋がる家または部
屋に設置された録画装置を意味する。この録画装置に
は、サービス提供手段からの発呼を受けて、そのサービ
ス提供手段の送信信号に応じて録画予約を行なうインタ
フェースおよび構成が備えられているものとする。
【0079】このようなポイント集計システムによれ
ば、録画装置から離れた箇所においても電子番組ガイド
を介して番組の録画予約が可能となる。そしてこの録画
予約によりユーザーはポイントを得ることができる。な
お、携帯電話やPHSを内蔵していないPDAは、携帯
電話やPHSに接続して使用する際に、PDAの備える
表示装置に番組ガイド情報を表示し、前記と同様の処理
を行なえば、請求項20の本発明と同様の効果を奏する
ものとなる。
【0080】請求項21に記載のポイント集計システム
では、サービス提供手段が、サービスごとに設けられ、
それら各サービスが利用された旨の情報をポイント累積
手段に送信するようにされている。そしてポイント累積
手段は、各サービス提供手段から送信された、各サービ
スが利用された旨の情報を、サービス毎にではなくユー
ザー毎に累積する。例えば、サービスとして、番組の検
索、通信販売、CMの視聴が提供される場合、これら3
つのサービスのいずれを行なっても1つのポイント累積
手段で一元的に累積される。
【0081】こうすると、色々なサービスで得たポイン
トを合算することができ、ユーザーにとって非常に有利
である。請求項22に記載の受信端末装置は、少なくと
もサービス情報取得手段、サービス情報表示手段、およ
びサービス指定手段を備えている。従って、当該受信端
末装置が適用される前記システムに対応してユーザーが
享受すべき利便性を提供するものとなる。
【0082】請求項23に記載の受信端末装置は、外部
に設けられたサービス提供手段から、サービスの提供を
受け、外部に設けられたポイント累積手段に、そのサー
ビスに設定されているポイントを累積させる。請求項1
8の説明で触れたように、受信端末にポイント累積手段
を設け、受信端末にてポイントを累積することも考えら
えれるが、請求項23のようにすると、受信端末の構成
を簡素にすることができる。
【0083】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。 [第1実施例]まず、図1は本発明のポイント集計シス
テムを適用した一実施例の概略説明図である。本実施例
では、番組ガイド情報としてEPGが画像表示装置2に
表示される。このEPGは、通信衛星4からの放送電波
に重畳されて送信されて来る。なお、画像表示装置2
は、画像を表示するだけでなく音声を出力することも可
能に構成されているものとする。
【0084】当該システムのユーザー(利用者)は、パ
ラボラアンテナ6にてこの放送電波を受信させ、受信端
末8(本発明の受信端末装置に相当)にて番組やEPG
を画像表示装置2に表示させる。なお符号10はユーザ
ーが番組を視聴したり、EPGを表示させたり、後述す
るサービス利用をしたりするための赤外線をユーザーの
操作に応じて発するリモコンである。受信端末8は、電
話回線12にてインターネットに接続されており、同じ
くインターネットに接続されている番組検索サーバ1
4、コマーシャル・物販サーバ16、ポイント管理サー
バ18との間で交信が可能にされている。番組検索サー
バ14は、放送局20と接続されており、ここから番組
のサーチに必要な情報の供給を受けている。なおインタ
ーネットと受信端末8の接続には接続業者が介在するが
本図では省略している。また、リモコン10には、チャ
ンネルなどを指定するための数字キー、画像表示装置2
の画面に出力されたカーソル(後述)や識別表示箇所
(後述)を画面上で上下左右に移動させるための矢印キ
ー(↑↓←→の4種類ある)、カーソルが位置する箇所
に表示されている処理などを実行させたり指定したりす
るための実行キー、EPGを画像表示装置2の画面に表
示させるEPGキー、受信端末8に別途接続されたビデ
オデッキに録画を行なわせる予約(以下、単に録画予約
という)を行なうための予約キー、サービス指定キー
(後述)などを備えている。
【0085】図2に、受信端末8の内部の概略ブロック
図を示す。受信端末8は、パラボラアンテナ6にて受信
した電波から特定の電波を抽出するチューナ24と、チ
ューナ24にて抽出された電波の復調、スクランブルの
解除など(以下、単に解読という)を行なう解読装置2
6と、こうして解読された受信信号から映像情報、音声
情報を取り出すトランスポート28と、トランスポート
28にて取り出された映像情報をデコードするMPEG
映像デコーダ30と、トランスポート28にて取り出さ
れた音声情報をデコードするMPEGオーディオデコー
ダ32と、解読装置26にて解読された受信信号からE
PGの表示などに必要なデータを取り出すデータ抽出部
34と、ハードディスクドライブ(本図ではHDDと記
載)36へのデータの書き込み及び読み出しを制御する
HDDコントローラ38と、リモコン10からの赤外線
信号を受信して電気信号に返還するリモコン用インタフ
ェース(本図ではI/Fと記載)40と、電話回線12
を介して授受されるデータの変調及び復調を行なうモデ
ム46と、これら各部と接続され、後述する様々な処理
を実行するデータ処理部48とを備えている。なお、デ
ータ処理部48は、CPU(Central Processing Unit
)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read
Only Memory)などを有するコンピュータシステムとし
て実現されている。
【0086】データ処理部48によって実行される処理
について以下に示す。まず図3は、受信端末8に電源が
投入されると起動する受信端末初期化処理の概略を示す
フローチャートである。なお、この処理を実現するプロ
グラムはデータ処理部48内のROMに記憶されてい
る。また、受信端末8は画像表示装置2に接続されてい
るものとする。本処理が起動されるとまず、S110に
て当該データ処理部48が初期化ずみか否かを判定す
る。ここで初期化とはポイント集計を行なうか否かの登
録をデータ処理部48に対して行なうことである。初期
化が既に行なわれていれば本処理を終了し、行なわれて
いなければS120に進む。S120ではポイント集計
を行なうか否かを、ユーザーに問い合わせる。具体的に
は、「マイレージ・サービスを登録しますか 1.登録
する 2.登録しない」というメッセージをMPEG映
像デコーダ30を介して画像表示装置2に出力する(ポ
イント集計のことをこのシステムでは、航空会社が行な
っているマイレージ・プログラムになぞらえてマイレー
ジと呼んでいる。マイレージ・プログラムは、飛行した
マイル数の積算値に応じて航空券などの特典がもらえる
ものであるが、ここではサービスを利用する毎にもらえ
るポイントに応じ、商品購入権が付与され、これにより
ショッピングが行なえるようにされている)。この表示
を見てユーザーはリモコン10の数字キーの1または2
を押す。
【0087】続くS130では、ユーザーがどちらを選
択したかを判定する。2、すなわち「登録しない」が選
択された場合にはS190に飛ぶ。一方1、すなわち
「登録する」が選択された場合にはS140に進み、ユ
ーザーから電話番号の入力を受け付ける。具体的には、
「お使いの電話、携帯またはPHSの番号を入れて下さ
い」というメッセージをMPEG映像デコーダ30を介
して画像表示装置2に出力する。なおこの番号の入力を
受ける主旨は、ユーザーに固有の番号を入れてもらうこ
とにある。従って、メッセージにもあるように携帯電話
の番号やPHSの番号でもよく、また10桁もしくは1
1桁のユニークな数字であれば任意の数字でも構わな
い。但しここではこれらを総じて電話番号と呼ぶことに
する。なお電話番号の入力には、リモコン10の数字キ
ーを用いる。
【0088】続くS150では、ユーザーから暗証番号
(ここでは4桁)の入力を受け付ける。具体的には「暗
証番号を入れて下さい」というメッセージをMPEG映
像デコーダ30を介して画像表示装置2に出力する。暗
証番号の入力には、リモコン10の数字キーを用いる。
こうして入力された内容、つまり電話番号および暗証番
号をモデム46を介して電話回線12にて、ポイント管
理サーバ18に送信する(S160)。これを受け取っ
たポイント管理サーバ18は、電話番号と暗証番号とか
ら、ポイント集計で用いるユーザーに固有の番号(以
下、登録番号という)を算出し、入力内容を送信してき
た受信端末8に送信する。S170では、ポイント管理
サーバ18から送信されてきた登録番号をモデム46を
介して受信する。
【0089】そしてS180にて登録番号を画像表示装
置2に表示する。具体的には「あなたのマイレージ番号
は123456789です」というメッセージをMPE
G映像デコーダ30を介して画像表示装置2に出力す
る。ここで“123456789”は登録番号の一例で
ある。そしてS190にて、初期化ずみである旨を登録
し、本処理を終了する。この登録は、ポイント集計をユ
ーザーが利用する場合(S130:YES)には、登録
番号などを暗号化して成るファイルをハードディスクド
ライブ36に作製することによって為され、ポイント集
計をユーザーが利用しない場合(S130:NO)に
は、その旨が記録されたファイルがハードディスクドラ
イブ36に作製されることにより為される。前後するが
S110では、これらのファイルがハードディスクドラ
イブ36内に存在するかどうかによって受信端末8が初
期化ずみか否かを判定している。つまり、受信端末初期
化処理は、1台の受信端末8においては一度のみ実行さ
れる。
【0090】こうして初期化が終了した受信端末8は、
パラボラアンテナ6にて通信衛星4からの放送電波を受
信し、リモコン10にて指定されたチャンネルの番組を
画像表示装置2に出力すると共に、その放送電波に重畳
されているEPGに関わる情報をデータ抽出部34にて
取り出してデータ処理部48内のRAMに累積してい
く。そしてリモコン10のEPGキーが押されると、R
AMに累積されたEPGに関わる情報をMPEG映像デ
コーダ30を介して画像表示装置2に出力する。この様
子を図4に示す。
【0091】図4に示すように、EPGキーが押される
と、EPG50が画像表示装置2の画面の上部4/5ほ
どに表示される。EPG50には、各チャンネルの内容
が放送順に縦方向に並べられ、更にこれが複数チャンネ
ル分(本図では4チャンネル分)横方向に並列されてい
る。欄52には各番組が放送される時刻の目安が表示さ
れており、欄54には各チャンネル名が表示されてい
る。本図では空欄になっているが、欄54の下方にある
各欄には、そのチャンネルで放送される番組の名前、出
演者、内容などが表示されている。EPG50を表示す
る処理が本発明の番組ガイド表示手段に相当する。この
EPG50を用いて所望の番組を受信させたり、ビデオ
に録画予約を行なったりすることができる。例えば、B
チャンネルで8時から始まる番組の録画予約をするに
は、その番組が表示されている欄56を識別表示させ
(本図では斜線で示している)、予約キーを押すだけで
完了する。なお、識別表示される欄を変更するには、矢
印キーを用いる。本図の状態から例えば「↑」の矢印キ
ーを押すと、欄56の識別表示が解除され、代わりにB
チャンネルの7時から始まる番組が識別表示される。ま
た本図の状態から「→」の矢印キーを押すと、欄56の
識別表示が解除され、代わりにCチャンネルの8時から
始まる番組が識別表示される。
【0092】この画面の残る1/5の部分60には、サ
ービス情報が表示されている(以下、この部分60をサ
ービス情報欄60という)。サービス情報欄60には、
アンケート、コマーシャル、物販、検索サービスが表示
されており、ユーザーはこれらの中から所望のサービス
を選ぶと、そのサービスを受けられると共に、これら各
サービスに対応して設定されているポイントを得ること
ができる。ここでポイントは、アンケートが2点、コマ
ーシャルが3点、物販が4点、検索サービスが1点と設
定されているものとする。このサービス情報欄60を表
示する処理が本発明のサービス情報表示手段に相当し、
このサービス情報欄60に関わる情報を放送信号から抽
出する処理がサービス情報取得手段に相当する。
【0093】なお、「アンケート」とは当該システムを
運営する組織や、当該システムに加盟している会社など
が主催するアンケートに参加するものである。また「コ
マーシャル」とは、当該システムに加盟している会社が
宣伝やイベントをお知らせなどを目的として製作した映
像(および/または音声。以下、単にコマーシャル映像
という)を画像表示装置2にて視聴するものである。
「物販」とは、画像表示装置2を表示された商品をオン
ラインで購入する通信販売の一種である。「検索サービ
ス」とは、ユーザーが所望の番組を検索するためのサー
ビスであり、番組名を直接指定したり、分野(例えば、
ニュース、スポーツ、教養)から絞りこんだり、出演者
名から絞りこんだり、検索する期間を指定することなど
が可能にされている。
【0094】サービスを選ぶには、まずサービス指定キ
ーを押す。するとサービス情報欄60にカーソル62が
表示され、これを「←」「→」の矢印キーで移動させる
ことができる。所望のサービスにカーソル62を位置さ
せ、実行キーを押すと、そのサービスの提供を要求した
ことになる。この指定を行なう処理が本発明のサービス
指定手段に相当する。サービスを選択した際にデータ処
理部48が行なうサービス選択処理のフローチャートを
図5(a)に示す。本処理は、サービス情報欄60にカ
ーソル62が表示された状態で実行キーが押されると起
動する。
【0095】本処理が起動すると、まずS210にて、
現在カーソル62が表示されている位置から選択された
サービスを判定する。そしてS220にて、ポイント管
理サーバ18に、選択内容、登録番号を送信する。する
と、そのサービスに対応したサーバから、サービスに応
じた映像(サービスによってはこれに加えて(或はこれ
に代えて)音声。以下、映像で代表させる)や情報が送
信されて来る。この内、映像はMPEG方式でコーディ
ングされて送信される。S230ではこれを受信し、M
PEG映像デコーダ30および/またはMPEGオーデ
ィオデコーダ32にてデコードして画像表示装置2に出
力し、本処理を終了する。なお、後述するようにS22
0にてポイント管理サーバ18に送信を行なうと、ポイ
ント管理サーバ18は更に別途そのサービスを提供する
サーバに送信をし、そのサーバからのデータをS230
で受信することになるため、S220からS230に至
るには所定の時間がかかる。この時間の長さは提供を受
けるサービスの内容による。また、S230内では通
常、そのサービスを提供するサーバと受信端末8との間
でデータのやり取りを行なう。
【0096】S220にて受信端末8から送信された情
報を受け取ったポイント管理サーバ18が行なうポイン
ト管理処理の概略を図5(b)に示す。ポイント管理サ
ーバ18は、規模が大きく、放送信号の受信および処理
に関わる構成を備えておらず、複数の受信端末8へのデ
ータ配信機能を備えている点を除けば、受信端末8と同
様、コンピュータシステムとして実現されている。本処
理ではまずS310にて、受信端末8からの情報に応じ
そのサービスを提供するサーバを選択する。例えば、受
信端末8からサービスとして「検索サービス」を提供す
る旨の指示を受信した場合には番組検索サーバ14を選
択し、「コマーシャル」または「物販」を提供する旨の
指示を受信した場合にはコマーシャル・物販サーバ16
を選択し、「アンケート」を提供する旨の指示を受信し
た場合にはポイント管理サーバ18自らを選択する。
【0097】続くS320では、S310にて選択した
サーバにサービスの提供を要請する信号を電話回線を介
して発する。そしてS330にて、そのサーバから「サ
ービスを提供した」旨の信号を電話回線12を介して受
信する。これはそのサービスが実際にユーザーに提供さ
れたことを確認するためのものである。なお、S320
からS330に至るには、選択したサーバにサービスの
提供を要請(S320)してから、そのサーバがサービ
スを提供し、その旨の信号をポイント管理サーバ18が
受信する(S330)ための時間が掛かる。また、ユー
ザーがサービスとして「アンケート」を提供する場合に
は、S320およびS330の処理の代わりに、ポイン
ト管理サーバ18自らがアンケートのためのデータを受
信端末8に送信する。
【0098】S330にて「サービスを提供した」旨の
信号を受信すると、その提供されたサービスに応じたポ
イントを、そのサービスの提供を求めてきた受信端末8
の登録番号毎、つまりユーザー毎に累積する(S34
0)。このS340の処理が本発明のポイント累積手段
に相当する。そしてS350にてポイント報知処理を行
なうと本処理を終了する。
【0099】S320にてポイント管理サーバ18か
ら、サービスの提供を要請されたサーバが行なう処理の
概略を、「検索サービス」が指定された場合を例にとり
図5(c)に示す。前述のようにこのサービスは番組検
索サーバ14にて実行される。番組検索サーバ14は、
ポイント管理サーバ18と同様、コンピュータシステム
として実現されている。本処理ではまずS410にて、
検索サービスに必要な情報を受信端末8に電話回線12
を介して送信する。検索サービスに必要な情報には、検
索項目の入力を促す画像のデータ、入力されたデータを
番組検索サーバ14に返送するための制御用のデータな
どが含まれている。
【0100】続くS420では、受信端末8からユーザ
ーが入力した検索項目を電話回線12を介して受信す
る。検索項目としては、番組名、分野、出演者の内のど
れを指定するか、指定されたものの中で何を検索する
か、どの期間から検索するかといった情報が挙げられ
る。具体的には、「今週の番組の中からスイヨウエイガ
ゲキジョウ(番組名)を検索」「今日の番組の中から分
野がスポーツである番組を検索」「今月の番組の中から
フジワラノリコが出演する番組を検索」といった内容と
なる。こうして検索項目を受信端末8から受信すると、
S430にて検索を実行する。前述したように番組検索
サーバ14は、放送局20から供給された検索サービス
に必要な情報を大量に保持しており、この中から、S4
20で受信した検索項目に合致する番組を検索する。そ
してS440にて、検索結果をその検索項目を送信して
きた受信端末8に電話回線12を介して送信する。S4
10〜S440が本発明のサービス提供手段に相当す
る。こうしてサービスの提供が終了するとその旨をS4
50にてポイント管理サーバ18に送信し、本処理を終
了する。
【0101】なお、S420で番組検索サーバ14が受
信する検索項目は、受信端末8において次のようにして
作製される。すなわち、画像表示装置2の画面に表示さ
れる選択肢(数字付き)の中から数字キーと実行キーを
用いて指定したり、画面に表示された数字および50音
表の中から矢印キーと実行キーを用いて所望の文字を指
定してこれを並べることにより指定したりする。検索期
間や分野の指定は前者の方法により行なわれ、番組名、
出演者などの指定は後者の方法にて行なわれる。また、
S440にて送信された検索結果は、画像表示装置2の
画面にその番組が表示できるようにEPG50が適宜上
下左右にスクロールされ、その番組が識別表示されるこ
とにより出力される。なお、検索項目に該当する番組が
複数ある場合には、その内の一番最初に放送される番組
が表示される。それでも該当する番組が複数ある場合に
は、その内、EPG50上で最も左に位置する番組が表
示される。こうして検索サービスが行なわれると、この
サービスに対して設定されているポイントである「1」
がS340で加算される。
【0102】なお、サービスとして「物販」が指定され
た場合には、コマーシャル・物販サーバ16が通信販売
のための処理を実行する。この処理を検索サービス処理
と比較すると、「検索サービスに必要な情報」の代わり
に「商品カタログに相当する画像情報」を受信端末8に
送信し、検索項目の代わりに所望の商品の指示する信号
を受信し、検索を実行する代わりにその商品の販売会社
またはその商品の配達を委託された会社に商品の発送を
依頼し、信販会社に購入代金および購入者の情報を送信
する。そして通信販売を行なった旨をポイント管理サー
バ18に送信する。S340では、「物販」に対して設
定されているポイントである「4」が加算される。
【0103】また、サービスとして「コマーシャル」が
指定された場合には、コマーシャル・物販サーバ16が
コマーシャル映像の提供のための処理を実行する。この
処理を検索サービス処理と比較すると、「検索サービス
に必要な情報」の代わりに「コマーシャル映像のメニュ
ー(どのコマーシャル映像を見たいかをユーザーが指定
するための画像情報)」を受信端末8に送信し、検索項
目の代わりに所望のコマーシャルを指定する信号を受信
し、検索を実行する代わりにコマーシャル映像を受信端
末8に送信する。そしてコマーシャル映像の提供を行な
った旨をポイント管理サーバ18に送信する。S340
では、「コマーシャル」に対して設定されているポイン
トである「3」が加算される。
【0104】サービスとして「アンケート」が指定され
た場合には、ポイント管理サーバ18がアンケートのた
めの処理を実行する。この処理を検索サービス処理と比
較すると、「検索サービスに必要な情報」の代わりに
「アンケート内容を画像化したもの」を受信端末8に送
信し、検索項目の代わりにアンケートの回答を受信す
る。そしてS340では、「アンケート」に対して設定
されているポイントである「2」が追加される。
【0105】ここで、S350で実行されるポイント報
知処理について説明する。本処理ではまずS510に
て、累積されたポイントが、特典の付与を受けられる値
に達しているか否かを判定する。ここで特典としては、
「物販」での商品購入権となっており、100点で10
00円、450点で5000円、800点で10000
円分の購入権が付与される。達していなければ本処理を
終了し、達している場合はS520に進み、そのポイン
トにより付与可能な特典に関する情報を受信端末8に電
話回線12を介して送信する。例えば、累積されたポイ
ントが450点あれば、「おめでとうございます 45
0点貯まりました (1)1000円分のショッピング
(100点) (2)5000円分のショッピング(4
50点)(3)更にポイントを貯める」と画像表示装置
2に表示させる映像情報が送信される。この処理が本発
明の報知手段に相当する。受信端末8側では、指定した
サービスの提供が終了した後に、この映像が画像表示装
置2に表示されることになる。
【0106】これを見たユーザーは、リモコン10の数
字キーと実行キーを用いて、1〜3の何れかを指定す
る。S530ではこの信号を受け取って、何れが選択さ
れたかをS540にて判定する。3、つまり「特典を行
使しない」が選択された場合は本処理を終了し、1また
は2が選択された場合にはS550に進む。ここでは仮
に1、つまり「1000円分のショッピング」が選択さ
れたものとして説明を続ける。S550では、この「1
000円分のショッピング」という特典を設定する。具
体的には、このユーザーの登録番号とそのユーザーが1
000円分の購入権を獲得した旨をコマーシャル・物販
サーバ16に電話回線12を介して送信し、次回、この
ユーザーが「物販」を利用した場合に1000円分の買
い物(または割引)ができるようにすると共に「100
0円分、無料でご利用いただけます」と画像表示装置2
に表示されるようにする。
【0107】そしてS560にて、行使した特典分のポ
イントを累積されたポイントから減算し、本処理を終了
する。ここでは、450点貯まった状態から100点分
を行使したので、残りは350点となる。図1、図2の
ように構成され、図3、図5、図6のような処理が行な
われる本発明によれば、検索サービス、コマーシャル、
物販、アンケートといったサービスを利用する毎に、ポ
イントが累積されていくので、サービス情報欄60に表
示されたサービスの利用を喚起することができる。特
に、コマーシャルを視聴してもポイントが貯まるのでそ
のコマーシャルの広告主にとっても、宣伝を効率的に行
なうことができる。ユーザーにとっても、所望のコマー
シャルを好きなときに見ることができるので、便利であ
る。また、サービス情報欄60は、EPG50と同じ画
面に表示されるされるため、ユーザーは頻繁にサービス
情報を目にすることになり、サービスの利用を強く喚起
することができる。
【0108】しかも、累積されたポイントが100点、
450点、800点に達すると、その旨がポイント報知
処理および受信端末8によって画像表示装置2に表示さ
れるため、ユーザーはポイントの累積値に注意をしたり
自己管理をしたりしなくとも特典が付与される分だけポ
イントが貯まったことを知ることができる。
【0109】そしてサービスとして検索サービスを選択
した場合、検索された番組がEPG50に視覚的に表示
されるので非常に便利である。また、番組検索サービス
に必要な情報は、番組検索サーバ14に記憶されている
ので、通信衛星4から送信されて来る放送信号にこの情
報を重畳する必要が無い。従って、放送信号が複雑化せ
ず、検索サービスを実現するための受信動作も短時間で
済む。
【0110】ポイント管理サーバ18に累積されるポイ
ントは、前記4種のサービスに共通して累積することが
できるので、いずれのサービスで得たポイントも合算す
ることができ、ユーザーにとって非常に有利である。 [第2実施例]第1実施例では、サービス情報欄60に
表示されたサービスを利用するとポイントがもらえた
が、例えば、EPG50を利用するだけで、0.1点も
らえるようにしてもよい。この際、その番組が放送され
る時刻に応じてポイントを変えても良い。例えば、いわ
ゆるゴールデンアワー(夜7〜9時)はポイントが高
く、反対に深夜や早朝はポイントが低い、というように
することが考えられる。また、この逆にしてもよい。
【0111】この場合に画像表示装置2に表示されるE
PG50′を図7に示す。本図に示すようにEPG5
0′では、各番組に、その番組を選択したときにユーザ
ーがもらえるポイントが表示されている。例えば、欄5
6の番組を選択すると0.2点のポイントをもらうこと
ができる。このようにすれば、ユーザーは番組を選択す
るだけでポイントを貯めることができるし、ポイントを
付与する側(例えば、その番組のスポンサー)にとって
は、その番組を見るための動機をユーザーに与えること
ができる。
【0112】なお、このように放送時刻に応じてポイン
トを変えるのを、前述の番組サーチの場合に行なっても
良い。すなわち、検索された番組が放送されるのがゴー
ルデンアワーであればポイントを高くし、早朝または深
夜であればポイントを低くしても良い。
【0113】またこのEPG50′には、広告欄64が
あり、ここに広告が表示されている。これにより、EP
G50′を配信するためのコストや特典を付与するため
のコストをまかなうことができる。また、このEPG5
0′を操作するリモコン10′には広告表示キーが備え
られており、これを押すと広告欄64を消去して、図4
のEPG50と同様、Dチャンネルが表示される。これ
により、より多くの番組の情報を見たいユーザーの要求
に答えることができる。また、EPG50′に広告を表
示するのは好ましくないと考える放送局等の要求にも答
えることができる。なお、消去した広告欄64は、広告
表示キーを再度押すと表示される。また、広告欄64を
見てくれたユーザーには更にポイントが加算されるよう
にしてもよい。これには例えば、広告欄64を消去する
と、番組毎に表示されるポイントが0.05ずつ減らす
ことが考えられる。
【0114】[第3実施例]また、第1実施例のポイン
ト集計システムでは、EPG50を利用して録画予約を
行なうことが可能にされていたが、この録画予約をする
とポイントがもらえるようにしてもよい。この場合にも
第2実施例と同様、番組に応じてもらえるポイントが異
なるようにしてもよい。このポイントは、単にその番組
を選択した場合にもらえる値と同じでもよいし、異なる
値でもよい。
【0115】また、これを発展させて、受信端末から離
れた箇所に存在するビデオデッキなどの録画装置に録画
予約を行なうことができるようにしてもよい。この概念
図を図8に示す。本図に示すシステムでは、インターネ
ットのサイトを閲覧する機能を備えた携帯電話70を用
いて、遠隔地にあるビデオデッキ72に予約録画を行な
うことが可能にされている。
【0116】まず携帯電話70から、インターネットの
接続業者(図示しない)を介して放送局20を呼び出
す。実際には接続業者との接続を確保した上で、放送局
20のURLを送信する。放送局20はインターネット
を介して、携帯電話70に録画予約サービスをするため
の簡易EPGのデータを送信する。すると、携帯電話7
0の表示部74に[表1]のような表示が為される。
【0117】
【表1】
【0118】この画面の上から2行目に表示されている
のは現在の日付と時刻である。携帯電話70の操作者
が、矢印キー76等を用いて「>」で示すカーソルを画
面上で移動させ、所望のチャンネルの左に位置させ、実
行キー78を押すと、携帯電話70の表示部74に[表
2]のような表示が為される。
【0119】
【表2】
【0120】これらの表示が簡易EPGである。放送局
30から送られて来る簡易EPGのデータには、[表
1][表2]に表示されている情報の他、各番組の放送
開始時刻、放送終了時刻が含まれている。更に操作者
は、矢印キー76等を適宜操作して、所望の番組の左に
「>」を位置させ、実行キー78を押す。すると、その
番組の録画予約がされたことがインターネットを介して
放送局20に送信され、ポイント管理サーバ18にて携
帯電話70のユーザーのポイントが加算される。なお、
《もどる》の左に「>」を位置させて実行キー78を押
すと、[表1]の画面に戻る。また[表2]で左右の矢
印キー(図8において実行キー78の左右両側にあるキ
ー)を操作すると、[表1]の表示を経ることなく、2
チャンネル以外のチャンネルに関する[表2]に対応し
た表示がなされる。チャンネルを間違えた場合にはこれ
らの操作の内のいずれかをする。
【0121】一方、携帯電話70は、選択された番組の
チャンネル、放送開始時刻、および放送終了時刻を記憶
した上で、一旦、回線を切る。そして電話回線80およ
びビデオデッキ72に接続された録画予約コントローラ
82に電話を掛ける。携帯電話70は、録画予約コント
ローラ82が電話回線を開くのを待って、先ほど記憶し
た番組のチャンネル、放送開始時刻、および放送終了時
刻を送信する。録画予約コントローラ82は、これらの
データを受け取ると、携帯電話70に対し受取完了を示
す信号を送信する。この信号を受け取った携帯電話70
は回線を切る。
【0122】録画予約コントローラ82は、携帯電話7
0から受け取ったデータに基づいてビデオデッキ72に
予約録画を行なう。このように構成すれば、遠隔地から
ビデオデッキ72に録画予約を行なうことができ、それ
に応じてポイントを貯めることができる。
【0123】なお、携帯電話70の代わりにPHSを用
いてもよい。また、これらの無線電話機に高精細な表示
部(例えば、TFT液晶表示装置)を使用可能であれ
ば、簡易EPGに代えて、図4または図7に示したよう
なEPG50またはEPG50′を表示させてもよい。
携帯電話70の表示部74ではなく、携帯電話70に接
続されたノート型パソコンやPDAの表示部に簡易EP
G(または本格的なEPG)を表示し、ここから録画予
約ができるようにしてもよい。
【0124】また、録画予約コントローラ82はビデオ
デッキ72に有線で接続されないものとしてもよい。例
えば、携帯電話70から受信したデータに従って、ビデ
オデッキ72を遠隔操作する赤外線信号を発し、指定さ
れた番組を録画してもよい。具体的には、携帯電話70
から送られて来た放送開始時刻になったらビデオデッキ
72の電源を入れ、携帯電話70から送られて来たチャ
ンネルにビデオデッキ72をセットし、録画を開始す
る。そして携帯電話70から送られて来た放送終了時刻
になったら録画を停止し、ビデオデッキ72の電源を切
る、という赤外線信号を発してもよい。また、録画予約
コントローラ82をページャ(いわゆるポケットベル
(登録商標))として構成すると、電話回線80に接続
されている必要もなくなる。この場合には、例えば、携
帯電話70が録画予約コントローラ82に予め設定され
たページャの番号および録画に必要な情報を送信する
と、録画予約コントローラ82がビデオデッキ72を操
作して録画予約を行なうようにする。
【0125】なお、チャンネル、放送開始時刻、放送終
了時刻としてGコードを送信してもよい。また、携帯電
話70から録画予約コントローラ82に送信する際の電
話(またはページャ)の番号は、予め携帯電話70に設
定しておいてもよいし、送信の都度、変えられるように
してもよい。前者のようにすると、携帯電話70の操作
が簡素になるという利点がある。一方、後者のようにす
ると、別の箇所にある複数のビデオデッキ72に録画予
約を行なうことが可能となる。そしてどのビデオデッキ
72に予約しても、携帯電話70のユーザーはポイント
を受け取ることができる。
【0126】[第4実施例]第1実施例では、インター
ネットを介してサービスの配信やポイントの集計を行な
い、EPG50や番組の提供は通信衛星4にて行なった
が、これを全てケーブルテレビ放送を利用して行なって
もよい。これの概念図を図9に示す。このケーブルテレ
ビ放送(以下、CATVとも言う)では、放送局20′
と受信端末8′とが下りケーブル66および上りケーブ
ル68にてそれぞれ接続されている。すなわちこのケー
ブルテレビ放送では、放送局20′および受信端末8′
(ひいてはユーザー)との間で双方向通信が可能に構成
されている。ケーブル66、68としては、同軸ケーブ
ルや光ケーブルを用いることができる。受信端末8′は
第1実施例で説明した受信端末8と異なり、CATVコ
ンバータとしての機能を備えている。なお、実際には分
岐・分配器、中継器などが必要だが本図では省略してい
る。
【0127】そして放送局20′からは、本来の放送番
組の他に、EPG50のための信号やサービス情報欄6
0のための信号も、下りケーブル66を介して送信され
て来る。リモコン(図示せず)のEPGキーを押すと、
画像表示装置2′に図4と同様、EPG50やサービス
情報欄60が表示される。なお、番組検索に用いられる
「検索サービスに必要な情報」、物販に用いられる「商
品カタログに相当する画像情報」、サービスとして「コ
マーシャル」が指定された場合に用いられる「コマーシ
ャル映像のメニュー」および「コマーシャル映像」など
は、常に下りケーブル66を介して受信端末8′に送ら
れている。例えば、サービス情報欄60から「物販」が
選択されると「商品カタログに相当する画像情報」が画
像表示装置2′の画面に表示される。矢印キーや実行キ
ーを操作してサービス情報欄60からサービスを選ぶ
と、そのサービスが選ばれた旨を示す信号が上りケーブ
ル68を介して放送局20′に伝送され、放送局20′
にてそのポイントが集計される。
【0128】このようにケーブルテレビ放送では、双方
向通信を容易に行なうことができるため、本発明の適用
対象として非常に適している。なお、このように上りケ
ーブル68を用いない態様にしてもよい。これには、放
送に用いられていない周波数帯域に上り方向の信号を載
せ、ケーブルの途中に設けられる中継器を、上り信号を
も増幅可能なものにする。こうすると上りケーブル68
が不要となる。
【0129】[第5実施例]放送局20が有料放送を行
なう場合には、その受信料の徴収に本発明のシステムを
応用することもできる。例えば、あるユーザーが受信料
を支払っていない場合には、放送局20がポイント管理
サーバ18に対して、そのユーザーが受信料を払ってい
ない旨の信号(以下、非受領信号という)を送信し、受
信料を払ったら受領信号を送信する。ポイント管理サー
バ18は、非受領信号を受信すると、受領信号を受け取
るまで、たとえそのユーザーがサービスを利用してもポ
イントをそのユーザーに付与しないようにする。こうす
ると、このユーザーにはポイントが付与されない、とい
う罰が与えられることになるので、受信料の支払いを促
すことができる。
【0130】また、放送局20が非受領信号をポイント
管理サーバ18ではなく、番組検索サーバ14やコマー
シャル・物販サーバ16に送信し、これらのサーバが提
供するサービスを受けられないようにしてもよい。こう
すると、このユーザーにはEPGを使えなかったり、有
料番組を見られない、という罰が与えられることになる
ので、受信料の支払いを促すことができる。
【0131】また、EPG50を通信衛星4から送信す
るのではなく、ユーザーから要求がある都度、インター
ネットを介して配信するようにすると次のようなことも
可能となる。すなわち、受信料を払わないユーザーに対
しては、要求があってもEPGを配信しないようにした
り、配信はするがEPGを用いてその有料番組を選択で
きないようにする。こうすると、このユーザーにはEP
Gを使えなかったり、有料番組を見られない、という罰
が与えられることになるので、受信料の支払いを促すこ
とができる。
【0132】[第6実施例]ユーザーが受けるサービス
の内、アンケートへの参加のように、ユーザーが結果を
すぐに知る必要のないものについては、ユーザーの回答
等を受信端末が一旦記憶し、電話回線12やインターネ
ットの接続業者が空いているときに受信端末8からの信
号を送信するようにしてもよい。こうすると、時間が掛
かる可能性はあるものの、ポイント管理サーバ18など
がアンケートの回答を着実に受信することができる。
【0133】[その他]以上、本発明を適用した実施例
について説明してきたが、本発明はこれらの実施例に何
等限定されるものではなく様々な態様で実施しうる。例
えば、受信端末8と各種サーバとの接続は、インターネ
ットを介して行なったが、専用の回線を用いて直接接続
したり、電波などを用いて接続したりしてもよい。
【0134】また、インターネットへの接続は電話回線
12以外の回線を用いても良い。例えば、ISDN、携
帯電話、PHSを用いて接続しても良い。番組検索に必
要な情報を、番組検索サーバ14に記憶させたが、通信
衛星4から送られて来るようにしても良い。この場合に
は、この情報を受信端末8が受信するのに時間が掛かる
ことが予想されるが、反面、検索動作を受信端末8内で
行なうことになり、番組検索サーバ14とデータのやり
取りをしなくて済むため、瞬時で検索が終了する。この
場合のポイントの累積は、検索を実行する都度、その旨
をポイント管理サーバ18に送信して、検索サービスに
対応するポイントが累積されるようにすると良い。ま
た、検索サービスが指定されると、その指定がポイント
管理サーバ18、番組検索サーバ14を介して放送局2
0に送信され、通信衛星4から受信端末8に送信される
ようにしてもよい。
【0135】サービス情報欄60からサービスを選択す
る際、カーソル62で指定したが、サービス名の文字を
変色させることにより指定しても良い。サービスとし
て、アンケート、コマーシャル、物販、検索サービスの
4種類を提供するものを挙げたが、これ以外のサービス
を提供し、それらについてもポイントが累積されるよう
にしても良い。
【0136】また、特典も、商品購入権以外のものにし
ても良い。例えば、商品引換券、有料番組の無料視聴
権、インターネット有料サイトの無料利用権、電話の無
料利用権、割引券、現金、航空券などが考えられる。当
然ではあるが、無料視聴権や無料利用権は視聴期限や利
用総時間が限られたものとする。またこれら複数の特典
の内から選択できるようにしても良い。商品引換券、割
引券、および航空券については、これらを指定すると郵
送されて来るようにすることが考えられる。
【0137】通信衛星4から受信したEPGに関わる情
報を、データ処理部48内のRAMに保存したがハード
ディスクドライブ36に保存しても良い。また、通信衛
星4ではなく、放送衛星を用いたものや、地上波のシス
テムに適用しても良い。サービスの選択や検索項目は、
赤外線を用いたリモコン10により指定したが、これ以
外の構成を用いても良い。例えば、受信端末8にPHS
親機を設け、リモコンをPHS端末とし、これにて前記
のような指定が行なえるようにしても良い。また、受信
端末8と画像表示装置2を別体としたが、一体に構成し
ても良い。この場合には画像表示装置2にPHS親機を
設けても良い。
【0138】各サーバへの接続に電話回線12、携帯電
話、PHSなど各種回線を選択できるようにしても良
い。また、ポイントの累積をポイント管理サーバ18に
て行なったが、受信端末8で行なうようにしてもよい。
この場合には、受信端末8がサービスの提供を受け取る
ごとに、そのサービスに設定されているポイントを加算
していき、ある程度貯まったら、ユーザーに報知をした
り、ポイント管理サーバ18(或はこれに類するもの)
に送信したりすると良い。また、受信端末8がICカー
ドなどの記録媒体にポイントを記録していき、これを受
けたい特典の指定と共にポイント管理サーバ18などに
郵送すると、その特典が受けられるようにしても良い。
【0139】ポイントの値をユーザーの属性に応じて変
更してもよい。ここで「ユーザーの属性」とは、ユーザ
ーの所得、性別などである。属性の判定は、受信端末8
等を購入した際にポイントを付与する側に申請すること
により行なうとよい。そして例えば、所得の多い人が利
用した場合にはポイントを多くしたり、逆に少なくした
りすることが考えられる。また、属性に応じてポイント
を変えるのではなく、特典を変えてもよい。
【0140】また、録画予約をするためのデータとし
て、各番組の開始時刻、終了時刻、および放送チャンネ
ルを送信するようにしたが、これに加えて放送日を送信
してもよい。こうすれば、翌日以降の番組の予約を行な
うこともできる。なお、翌日以降の番組が表示されるE
PGを表示させるには、リモコン10に「翌日」キーな
どを設け、これを押すと表示されるようにすることが考
えられる。そして「翌日」キーを2回押すと明後日のE
PGが表示され、別途設けられた「前日」キーを押すと
その前日のEPGに戻るようにしておくとよい。なお、
[表2]に示した簡易EPGの場合は、《もどる》を模
して《翌日》という欄を設け、この欄の左に「>」を位
置させて実行キー78を押すと、同じチャンネルの翌日
の簡易EPGが表示されるようにすることが考えられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のポイント集計システムを適用した一
実施例の概略説明図である。
【図2】 本実施例で用いられる受信端末8の内部の概
略ブロック図である。
【図3】 受信端末8にて実行される受信端末初期化処
理のフローチャートである。
【図4】 EPG50およびサービス情報欄60が画像
表示装置2に出力された様子を示す説明図である。
【図5】 受信端末8にて実行されるサービス選択処
理、ポイント管理サーバ18にて実行されるポイント管
理処理、番組検索サーバ14にて実行される検索サービ
ス処理の各フローチャートである。
【図6】 ポイント管理サーバ18にて実行されるポイ
ント報知処理のフローチャートである。
【図7】 選択する番組に応じて異なるポイントが付与
される場合に適したEPG50′を示す説明図である。
【図8】 携帯電話70を用いて録画予約を行なうポイ
ント集計システムを示す概念図である。
【図9】 本発明のケーブルテレビ放送に適用した場合
を示す概念図である。
【符号の説明】
2…画像表示装置 4…通信衛星 6…パラボラアンテナ 8…受信端末 10…リモコン 12…電話回線 14…番組検索サーバ 16…コマーシャル・物販サーバ 18…ポイント管理サーバ 20…放送局 24…チューナ 26…解読装置 28…トランスポート 30…MPEG映像デコーダ 32…MPEGオーディオデコーダ 34…データ抽出部 36…ハードディスクドライブ 38…HDDコントローラ 46…モデム 48…データ処理部 60…サービス情報欄

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送番組のガイドをするための番組ガイ
    ド情報を画像表示装置に出力する番組ガイド表示手段
    と、 所定値まで累積すると特典が付与されるポイントが予め
    設定されたサービスを案内するサービス情報、を外部か
    ら取得するサービス情報取得手段と、 前記サービス情報取得手段が取得したサービス情報を前
    記画像表示装置に表示するサービス情報表示手段と、 該サービス情報表示手段により表示されたサービス情報
    を利用する旨の指示をユーザーから受けるためのサービ
    ス指定手段と、 前記サービス指定手段により前記指示を受けたサービス
    を前記ユーザーに対して提供するサービス提供手段と、 前記サービス提供手段によってサービスが提供される
    と、該サービスに設定されている前記ポイントを該サー
    ビスを利用したユーザーごとに累積していくポイント累
    積手段と、 を備えたことを特徴とするポイント集計システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のポイント集計システム
    において、 前記ポイント加算手段による累積値が予め定められた値
    に達すると、該値に累積値が達したことを前記ユーザー
    に報知する報知手段を備えたことを特徴とするポイント
    集計システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のポイント集計
    システムにおいて、 当該ポイント集計システムが、 ホスト局と受信端末とを双方向通信回線で接続して前記
    放送番組を受信端末に供給するケーブルテレビ放送にお
    いて用いられるものであり、 前記サービス情報取得手段が、 前記双方向通信回線により前記ホスト局から前記サービ
    ス情報を取得するものであり、 前記サービス提供手段が、 前記サービス指定手段によって、ユーザーからサービス
    情報を利用する旨の指示を前記双方向通信回線を介して
    受けると、該双方向通信回線により前記ホスト局から前
    記受信端末へサービスを提供するものであることを特徴
    とするポイント集計システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3にいずれか記載のポイン
    ト集計システムにおいて、 前記サービス情報取得手段が、 少なくとも、番組を検索するサービスの前記サービス情
    報と、前記番組ガイド情報と、番組を検索するための情
    報とを含む放送信号を外部から受信するチューナであ
    り、 前記番組ガイド表示手段が、 前記サービス情報取得手段により外部から受信された前
    記番組ガイド情報を前記画像表示装置に出力するもので
    あり、 前記サービス提供手段が、 前記サービス指定手段によって、前記サービスとして番
    組の検索が指定されると前記チューナが受信した該サー
    ビスに必要な情報から検索を行なうものであり、 前記ポイント累積手段が、 前記サービス提供手段により番組の検索が行なわれる
    と、番組の検索に対して設定された前記ポイントを累積
    するものであることを特徴とするポイント集計システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1から3にいずれか記載のポイン
    ト集計システムにおいて、 前記サービス情報取得手段が、 少なくとも、番組を検索するサービスの前記サービス情
    報と、番組を選択するための電子番組ガイドと、を含む
    放送信号を外部から受信するチューナであり、 前記サービス提供手段が、 番組を検索するための情報が予め記憶され、前記サービ
    ス指定手段によって、前記サービスとして番組の検索が
    指定されると、該番組を検索するための情報に基づき検
    索を行ない、該検索の結果を前記ユーザーに送信する番
    組検索サーバであり、 前記ポイント累積手段が、 前記番組検索手段により番組の検索が行なわれると、番
    組の検索に対して設定された前記ポイントを累積するも
    のであることを特徴とするポイント集計システム。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載のポイント集計
    システムにおいて、 前記サービス提供手段によって検索された番組を、前記
    番組ガイド表示手段により表示された番組ガイド情報に
    おいて識別可能に表示することを特徴とするポイント集
    計システム。
  7. 【請求項7】 請求項1から6にいずれか記載のポイン
    ト集計システムにおいて、 前記番組ガイド表示手段が、前記番組ガイド情報を前記
    画像表示装置に表示する際に、該画像表示装置に広告を
    表示する広告表示手段と、 該広告表示手段による広告の表示を、前記ユーザーの指
    示に応じて停止させる広告停止手段とを備えたことを特
    徴とするポイント集計システム。
  8. 【請求項8】 請求項1から7にいずれか記載のポイン
    ト集計システムにおいて、 前記放送番組の少なくとも一部が、有料放送であり、 前記ユーザーが前記有料放送の料金を納付したか否かを
    検出する納付検出手段と、 該納付検出手段により前記ユーザーが料金を納付してい
    ないことが検出された場合には、前記サービス提供手段
    によるサービスの提供が受けられないようにするサービ
    ス制限手段と、 を備えたことを特徴とするポイント集計システム。
  9. 【請求項9】 請求項1から7にいずれか記載のポイン
    ト集計システムにおいて、 前記放送番組の少なくとも一部が、有料放送であり、 前記ユーザーが前記有料放送の料金を納付したか否かを
    検出する納付検出手段と、 該納付検出手段により前記ユーザーが料金を納付してい
    ないことが検出された場合には、前記番組ガイド情報に
    よる番組の選択ができないようにする番組選択制限手段
    と、 を備えたことを特徴とするポイント集計システム。
  10. 【請求項10】 請求項1から7にいずれか記載のポイ
    ント集計システムにおいて、 前記放送番組の少なくとも一部が、有料放送であり、 前記ユーザーが前記有料放送の料金を納付したか否かを
    検出する納付検出手段と、 該納付検出手段により、前記ユーザーが料金を納付して
    いない場合には、前記特典が受けられないようにする特
    典制限手段と、 を備えたことを特徴とするポイント集計システム。
  11. 【請求項11】 請求項8から10にいずれか記載のポ
    イント集計システムにおいて、 前記有料放送の料金が納付されると、料金を受領した旨
    を示す受領情報を、前記制限手段に送信する受領情報送
    信手段を備え、前記納付検出手段が、 前記受領情報を受信することにより料金の納付を検出す
    るものであることを特徴とするポイント集計システム。
  12. 【請求項12】 請求項1から11にいずれか記載のポ
    イント集計システムにおいて、 前記放送番組が、 0点以上のポイントが予めそれぞれ設定されたものであ
    り、 前記サービス提供手段が、 前記サービスとして、少なくとも、前記番組ガイド表示
    手段に表示された番組情報の中から放送番組の選択を提
    供するものであり、 前記ポイント累積手段が、 前記サービス提供手段により番組の選択が行なわれる
    と、各番組に対して設定された前記ポイントを累積する
    ものであることを特徴とするポイント集計システム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のポイント集計シス
    テムにおいて、 前記番組ガイド表示手段が、 前記放送番組に予め設定された前記ポイントの内、0点
    よりも大きなポイントを、対応する番組と共に前記番組
    ガイド情報として前記画像表示装置に出力するものであ
    ることを特徴とするポイント集計システム。
  14. 【請求項14】 請求項12または13に記載のポイン
    ト集計システムにおいて、 前記放送番組に設定された各ポイントが、該放送番組が
    表示される装置が設置される箇所に応じ変化され、該箇
    所に集まる人の数が多いほど高くされることを特徴とす
    るポイント集計システム。
  15. 【請求項15】 請求項1から14にいずれか記載のポ
    イント集計システムにおいて、 前記サービス提供手段が、 前記サービスとして、少なくとも通信販売を行なうもの
    であることを特徴とするポイント集計システム。
  16. 【請求項16】 請求項1から15にいずれか記載のポ
    イント集計システムにおいて、 前記サービス提供手段が、 前記サービスとして、少なくともコマーシャルメッセー
    ジの配信を行なうものであることを特徴とするポイント
    集計システム。
  17. 【請求項17】 請求項1から16にいずれか記載のポ
    イント集計システムにおいて、 前記特典として、商品購入権、商品引換券、有料番組の
    無料視聴権、インターネット有料サイトの無料利用権、
    電話の無料利用権、割引券、現金、航空券の少なくとも
    1つが付与されることを特徴とするポイント集計システ
    ム。
  18. 【請求項18】 請求項1から17にいずれか記載のポ
    イント集計システムにおいて、 前記サービス指定手段が、 前記ユーザーからの指示の少なくとも一部を、当該サー
    ビス指定手段から前記サービス提供手段への通信回線が
    空いているときに該サービス提供手段へ送信するもので
    あることを特徴とするポイント集計システム。
  19. 【請求項19】 請求項1から18にいずれか記載のポ
    イント集計システムにおいて、 前記サービス情報取得手段が、 少なくとも、番組を録画するサービスの前記サービス情
    報と、番組を選択するための電子番組ガイドと、該電子
    番組ガイドに含まれる各番組の開始時刻、終了時刻、お
    よび放送チャンネルと、を外部から受信する受信部であ
    り、 前記サービス指定手段が、 電子番組ガイドに表示された番組を選択することにより
    番組を録画するサービスの指定を受けるものであり、 前記サービス提供手段が、 前記サービス指定手段によって、前記サービスとして番
    組の録画が指定され、かつ該録画の対象となる番組が前
    記ユーザーにより入力されると、当該サービス指定手段
    に有線または無線にて接続された録画装置に、前記受信
    部が受信した、該番組に対応する開始時刻、終了時刻、
    および放送チャンネルに基づいて録画予約を行なうもの
    であることを特徴とするポイント集計システム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のポイント集計シス
    テムにおいて、 前記画像表示装置が、 無線電話装置に設けられた表示装置であり、 前記サービス情報取得手段が、 前記無線電話装置の備えるアンテナを介して外部から、
    少なくとも、番組を録画するサービスの前記サービス情
    報と、番組を選択するための電子番組ガイドと、該電子
    番組ガイドに含まれる各番組の開始時刻、終了時刻、お
    よび放送チャンネルと、を受信する受信部であり、 前記サービス指定手段が、 前記無線電話装置に設けられ、数字、記号などが付され
    たキーであり、 前記サービス提供手段が、 前記キーによって、前記サービスとして番組の録画の指
    定、該録画の対象となる番組の入力、および電話番号が
    入力されると、該電話番号にて特定される録画装置に、
    前記受信部が受信した、該番組に対応する開始時刻、終
    了時刻、および放送チャンネルに基づいて録画予約を行
    なうものであることを特徴とするポイント集計システ
    ム。
  21. 【請求項21】 請求項1から20にいずれか記載のポ
    イント集計システムにおいて、 前記サービス提供手段が、 サービスごとに設けられ、各サービスが利用された旨の
    情報を前記ポイント累積手段に送信するものであり、 前記ポイント累積手段が、 前記各サービス提供手段から送信された、各サービスが
    利用された旨の情報をユーザー毎に累積するものである
    ことを特徴とするポイント集計システム。
  22. 【請求項22】 請求項1から21にいずれか記載のポ
    イント集計システムにて用いられる受信端末装置であっ
    て、 少なくとも前記サービス情報取得手段、前記サービス情
    報表示手段、および前記サービス指定手段を備えたこと
    を特徴とする受信端末装置。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の受信端末装置にお
    いて、 外部に設けられた前記サービス提供手段から、サービス
    の提供を受け、 外部に設けられた前記ポイント累積手段に、該サービス
    に設定されている前記ポイントを累積させることを特徴
    とする受信端末装置。
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